2月20日議事録

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1 薬事 食品衛生審議会動物用医薬品等部会議事録 日時 : 平成 14 年 2 月 20 日 ( 水 14:00~17:00 場所 : 農林水産省第 1 特別会議室 出席者委員 青木 宙 明石博臣 赤堀文昭 岡本信明 澤田拓士 辻本 元 中川秀樹 平山紀夫 星 欽彌 前田昌子 山口惠三 山本 亮 吉川泰弘 吉倉 廣 吉田仁夫 : 座長 衛生課 栗本まさ子 大石弘司 角田隆則 鎌田晶子 松尾佳典 関口秀人 山本欣也 水産庁 小關良二 増田真人 松本聡司 動物医薬品検査所牧江弘孝田村豊 議事 { } は事務局の回答 Ⅰ 審議事項 (1) 動物用医薬品の製造 ( 輸入 ) 承認の可否 毒 劇薬等の指定及び再審査期間の指定について [ 新規審議 ] 水産用医薬品調査会関係 新効能動物用医薬品 ( 製造承認事項変更承認 ) 5イリド不活化ワクチン ビケン ( 財 ) 阪大微生物病研究会 15ページの薬理試験のところで 高い有効性があると確認された とあるが この 高い とはどういう意味か { フィッシャーの直接確率計算法により 統計学的な有意差が認められたということである 不適当であれば 表現を直し 資料を整備する } { 承認を可とし 薬事分科会に報告する 再審査期間は事項変更前と同様 平成 16 年 12 月 24 日までとする }

2 [ 継続審議 ] 動物用生物学的製剤調査会関係 新有効成分含有動物用医薬品 新動物用配合剤 ( 輸入承認 ) 1 フェロバックス 5 共立製薬 ( 株 ) 当日配付資料 2-2 の対象動物に対する注意と資料 1 の下の枠の対象動物に対する注意のどちらがより理解しやすいか 一昨日の再評価調査会で 資料 1 の注意事項で 注射後 2 ヶ月以降 とすると 注射後 2 ヶ月経ってから現れるということになる しかし 注射後現れて 2 ヶ月前後で消失する場合もあるし 消失しないで持続する場合もあるので この表現では適切ではないのではないかという指摘があった そこで 当日配付資料の資料 2-2 の 注射後およそ 2 ヶ月を経過した後に となったのであるが これについて 委員のご意見を頂きたい 資料 2-2 だと 2 ヶ月前後の更にその前後は関係ないというようにとれる いかに啓蒙するかという問題なので 適切な表現はないか 資料 1 だと 2 ヶ月以降 となっているので 2 ヶ月より後ということで 2 ヶ月より前は関係ないということになる 資料 2-2 だと 2 ヶ月経過 となっており 経過であるから注射後の経過をずっと追っているわけであり こちらの方が適切であると思う 2 ヶ月 は 2 か月 が正しい { 追加で説明させて頂くと 平成 14 年 1 月 30 日の動物用生物学的製剤調査会で この 2 月 という表現も議論された 文献情報では 3 か月が一番短かったが 3 か月以降ということでは十分でないので それより短い 2 か月とし 以降という言葉をつければ十分ではないかということになった 硬結は出る場合もあるし 出ない場合もある それが続いて腫瘤となってしまうもの 途中から腫瘤ができてしまうものなど様々である ここで表現したいのは 肉腫化したものが存在する傾向にあるような時に 獣医師の診察を受けてほしいというように指導してほしいということである } 1 か月以内などの早い時期の発生の報告はないのか { 報告はないが 実際にはわからない } 今回の記載事項は 獣医師に正確な情報を提供して対応してもらうためのものだと思う 文献データでは 3 か月から 2 年が多いということを 対象動物に対する注意 の副作用の項に入れ 猫においては不活化ワクチンの注射の後 約 3 か月から 2 年の間において まれに線維肉腫等の肉腫が発生するおそれがある とし 下の方の適用上の注意の項は 時期については書かないほうが 獣医師としては正確な対応がしやすいのではないか 資料 2-2 を読むのは獣医師であるという考え方であり あくまでも客観的にこういう報告があるということを表現したほうがよい 情報は 対象動物に対する注意 の副作用の項に入れ 適用上の注意の項には期間などは書かなくてもよいのではないか 肉腫は 2 か月以前は発生しないという考えでよいのか 文献情報では一番短くて 3 か月である 注意を喚起するという意味で 副作用の項と適用上の注意の項は別にした方がわかりやすい 硬結といっても注射痕もあるが 2 か月たっても消失しないようなものに注意する 注射後の注意を喚起するとうことで およそ 2 か月 という表現を入れた方がよい 2 か月経っても硬結があるのはおかしい 接種後の注射痕と肉腫の見分けは 獣医師でないとできない 何か月以降という日数を記載する必要はないが 注射後に硬結腫脹が持続する場合には獣医師の治療を受けるというようにしたほうがよい

3 確率は入れるのか 確率を入れ 3 か月から 2 年くらいのあいだに発生したという報告を入れる 1/1,000 から 1/10,000 の確率で 3 か月以降 2 年くらいの間に発生したとる ということを記載すれば ワクチンを扱う獣医師は意味がわかる 資料 2-2 のような書き方をすると 現場の人間から 2 か月以前の発生はないという証明ができるのかという論議が出てきてしまう 副作用の項には事実をはっきり書き 獣医師に対して情報を提供する 適用上の注意には期間まで書かなくても 接種した後に増殖性の異常を認めたときに対応するというようにした方がわかりやすい 資料 2-2 の文章だと 2 か月前に何かが起こらなければよいというようにも読める 2 か月を過ぎれば大丈夫というようにも見える 注射後 2~3 か月硬結が持続し それが肉腫になるのか そういう場合もあるし 硬結が一旦治まって 2~3 か月から半年から 1 年後に肉腫になることがある その両方を含んだ表現法はないか 線維肉腫については発症の機序がよくわかっていない 獣医師の対応もまだあいまいである ここではっきりと決めてしまうのも不自然である なるべく獣医師の判断に任せたほうがいいのではないか 硬結があった場合 獣医師はどのように対応するのか 病理組織学的検査で 線維性か肉腫かを判断する 文献の情報をきちんと入れて 後の対応の仕方を表現するということで 承認を頂いたものとする { 資料 2-2 の 対象動物に対する注意 の副作用の項に 3 か月から 2 年の間に肉腫が発生したという報告があることを記載し 適用上の注意の項の 注射後およそ 2 か月経過した後 を削除し 注射部位に硬結や腫瘤が認められた場合は という部分を 注射部位に硬結や腫瘤が持続的に認められた場合 とすることを条件に 承認を可とし 薬事分科会に報告する 再審査期間は新有効成分含有医薬品 新動物用配合剤ということで 6 年とする } [ 新規審議 ] 動物用生物学的製剤調査会関係 新動物用配合剤 ( 製造承認 ) 2 京都微研 ピッグウィン -EA ( 株 ) 微生物化学研究所 アクチノバシラスは アクチノミセスとバチラスのどちらに近いのか { 昔はヘモフィルスと言っていた } これは 2 種類が混ざっているのか 抗原は何か アクチノバシラスの方は有効抗原としては Apx という細菌毒素である 細胞外に出てくる蛋白か そうである 豚丹毒菌の方は 細胞表面の蛋白である

4 培養上清と書いてあるが分泌蛋白か いわゆる外毒素ではない 豚丹毒菌はグラム陽性か陰性か グラム陽性桿菌である 概要 38 ページの表で 頭羽数 となっているが これは正しいのか { 頭数 に改める } 免疫の持続は抗体価で判断しているのか { はい } 抗体価はどのように測定しているのか 抗原は何を用いているのか { ワクチンの品質検査において モルモットに注射後の血清抗体価を測定することとしている 豚丹毒は 申請書の 28 ページに ELISA の抗原について規定されている 水酸化ナトム抽出抗原で 感染防御抗原である 67kDa タンパクに対する単クローン抗体を用いてイムブロッティングを行ったとき単一のバンドを認める アクチノバシラスは 申請書の 29 ページの付記 17 で CF 抗原を設定している 全菌体である } 薬理試験において 豚に接種した場合 ELISA により抗体価を測定している 2 回目の注射をしてから 少なくとも 90 日出荷しないということか { はい } { 承認を可とし 薬事分科会に報告する 再審査期間は新動物用配合剤ということで 6 年とする } 動物用抗菌性物質製剤調査会関係 新効能動物用医薬品 ( 製造承認 ) 3 動物用アミペニックス三鷹製薬 ( 株 ) 38 ページ 表 7-2 の総合評価判定基準で 細菌学的効果判定が減少あるいは消失した とはどういう意味か { 表 7-3 で 細菌が消失するかどうかというところで 減少あるいは消失しているということである } 25 ページに 何をもって消失 減少とするかを書いてあるが 詳しくは書いていない 申請者が減少としているのをそのまま減少としているのか 人間の場合 一般的には 10 の二乗のオーダーで減少したものを減少とする 動物の場合には設定されていないのか {38 ページで 消失とは観察終了時に菌が検出されなかった場合 減少とは開始時と比べて菌数が 1 オーダー以上低下した場合というように判定している } 起因菌が減少 消失したというのはわかるが 効果判定が減少したとはどういう意味か 表 7-2 の中の表現は事務局が然るべく修正してほしい 一点は 動物用医薬品製造承認経過表の中で 適応症が細菌性皮膚感染症となっているが なぜ皮膚疾患にこだわっているのか もう一点は 血中濃度は 6 時間でほとんどなくなってしまう この抗生剤は 人体では長い間使われてきたものだが 通常継続的に抗菌作

5 用を持続させて3 日間で抗菌作用の効果判定ができるとするなら 血中濃度は一定に保たないといけないが なぜ1 日 1 回の投与でよいのか 基本的な理由がわからない 現場の人間として この製剤をなぜ今販売しなければならないのかわからない アンピシリンは耐性菌が多いが こういう使用法は耐性菌を増加させるのではないか 本剤がなぜ申請されたかということであるが 臨床の現場では人体用のペニシリン系抗菌薬が注射薬として使われている 使い勝手として 動物用でもこのようなものがあった方がよいということであった アンピシリンは確かに耐性菌が多い 特に Staphyloco aureus の9 割は ペニシリナーゼを産生するので 効かないということになるが ここで申請されてきている黄色ブドウ球菌にはほとんど効いている 大腸菌にも効いているし シュードモナスは一般的には効かないが ここで分離されいるものについては効いている そういう事実はあった 1 日 1 回の投与については ペニシリンについてはpost - a effectということがあり 球菌に対しては高濃度を投与すれば ある程度効果は持続すいう考え方がある また 1 回の投与法で 対照群と比べて有意の差をもって効いているという事実がある そういうことで 本剤の有効性が認められたという経過であった 効果は非常に疑問である 効能効果では この 3 種類の細菌に対する感染症と書くべきであり なぜ皮膚疾患にこだわっているのかがよくわからない 症例として皮膚疾患などといれるのであれば それはかまわない アンピシリンがこのような形で小動物を対象として承認されて市販されるようになれば 従来の使い方でこの承認された薬を動物薬として使用するようになるだろう 当然 皮膚疾患に限らず広範に使うことになる その時 使用説明書を見ると 1 日 1 回で効くということで使われるだろう 著効はいいのだが 菌が減少した場合 そこで打ち切られると おそらく耐性菌ができるという心配もある 現場としては非常に疑問である 従って この場合は対象疾患が皮膚感染症 こういう菌種に対して 1 日 1 回の使用で有意差をもって効果があった という論法でいくとそれを否定する理由はない { 平成 13 年 7 月に行われた動物用抗菌性物質製剤調査会で部会に上程して差し支えないというご判断をいただいたが 再審査期間は 2 年間あるので 有効菌種のペニシリナーゼ産生に関する資料を整備するということであった } 申請された細菌をチェックしやすいということで 皮膚病に限定したのではないか それから先ほどのご指摘でもあったが 小動物でのアンピシリン製剤はない 人体用を流用している PL 法のからみで 犬用があってもいいというような狙いではないか 使う側からみると 動物用のアンピシリンが限られた範囲の適応症しかないと 現場のとまどいがあるかもしれない それから 1 日 1 回の使用だと 耐性菌が心配である { 市販された後の使用は個々の獣医師のご判断ということになるが ご要望が多ければ メーカーのほうで考えていくということもあるだろう 少なくとも 2 年間は再審査期間ということで 耐性菌についても調査していくということになっている } 1 日 1 回使うというのは 獣医の臨床をやっているものにとってはナンセンスである バックグラウンドとして 大動物では 1 日 1 回しか打てないということでそういう形で承認されているという流れで 犬でもそのような形で申請されていると思う 農林水産省に申請があった時点で 大動物に対する抗生物質と小動物に対する抗生物質で判断を変えて 小動物の臨床での使い方に合った形で申請するようにやり直させた方がよい 今回はデータから否定することはできないが 今後はそのように指導してほしい ヒアリング段階あるいは最初に実験を組む段階で指導するということか はい 1 日 1 回で用法用量を厳守することと書いてあるが 厳守しない方がいい 例えば 外国でのアンピシリンの犬での使用法はだいたい決まっているが 日本ではこうだ

6 というと 遅れていると思われるだろう その辺りを 小動物臨床の現場に即した形で指導していただきたいというのが希望である 現実に 1 日 1 回注射を打ち その後注射を打てなければ 錠剤を飲ませて血中濃度を維持するということは可能である 今のご意見は 一般論として抗生物質ならどのように使わせるかということである 今回は注射薬として申請してきているので 効能が切れるときにもう一度病院に行きなさいというのか 後は獣医師の判断に任せるのか つまり実情に即していないということである 今後はそのあたりを考慮してほしい どういう薬の時は 何回に分けて投与しなければいけない ということか 人の場合 1 回法はむしろ副作用が少なくて効果があるというものが 特にフルオロキノロンなどで出てきている あるいはカルバペネム系などでは post-antibiotic effect 量を上げておいて 1 回にするということもある 今回の試験は 何回かに分けて投与した場合との比較がないのでなんとも言えないが 1 回が悪いと否定する理由もない 調査会の中で こういう方法を守らなければいけないというスタンスがあれば 従来法と比べて 1 回法がどうであるという比較をしなさい という形で助言しないといけない 現場に即したという形をどういうようにしたいのか 調査会でコメントがなくて この場でいきなりそのような話をされても非常にとまどう 確かに この申請を否定しなければいけない理由はない しかし 1 日 2 回投与した場合は 1 回よりもいい効果が出るだろう そうであれば 実際にはそういった形で臨床試験をするように指導してほしい アンピシリンの場合は 人間でも犬でも猫でも 1 日 2~3 回というのが普通の使い方であろうし 1 回の方がいいとは誰も言っていないと思うので 現在の妥当な使用法に即した形で申請してほしい このような使い方をする製剤が小動物になかったので 比較ができなかったということだが 欧米での使い方を参考にして助言をしたらどうかということはあっただろう 犬の細菌性皮膚感染症自体が非常に曖昧である 実際に 抗生剤を必要とするものが どれくらいあるか評価するのは難しい 今回は客観的なデータが出ているので それは認めざるを得ない これがアンピシリンの最初の承認であって 次に出てきたものは違う使い方をするようであればいいが やり方として これを変えた方がいい と言えば変えられるが 変えるのは難しい それはヒアリングの段階で言うべきであって 部会で言うべきではない 販売名が 動物用アミペニックス で 既に人体用は アミペニックス という製剤が販売されている 今まで人体用の アミペニックス を使っていたのが 動物用アミペニックス は 1 日 1 回で効くということで 人体用とどのように違うのかが明確でなく 現場は混乱するのではないか { 先ほどヒアリングの段階で指導すべきというご指摘があったが ヒアリングでも データを見て それが適切であれば調査会にかけるというのが基本的な姿勢である 現場でいかに使われているかということは ヒアリングの段階ではこちらは承知していないので そのようなことを指摘するように言われても困難である } ヒアリングの時既にあるデータがある { ある製剤を開発する時に どこまで試験の組み方を指導するかは やり方によっては申請者に過大な負担をかけるおそれがある 小動物の場合 人体用の製剤がかなり使用されているが できる限り動物用の製剤を開発してもらう方が望ましい 負担が大きくなり 人体用の製剤をそのまま使うという方向に向かってしまうことは好ましくないので これから検討が必要である この製剤は 2 年間再審査期間があり その間使用実態について 皮膚疾患に使われたものだけでなく 色々な形で使われたものについてもデータを集めて検討するよ

7 う指導することは可能だと思う } その際 投与量を本当に守ったのか それとも もっと広げて考えたのかも調査するべきである { 何か薬を使用しようと思ったとき 必ずしもそれに適した承認品目があるとは限らないのが実態 そのようなときは 効能が承認されていなくても 獣医師の責任で使用することになるが この製剤についても そのようになることはあるだろう } 最初の段階で 臨床の状況はわからないから指摘できないということであったが その体制は変えた方がよい 今後は 小動物の薬であれば 小動物の臨床についてわかっている人間がヒアリングするという状況を作った方がいいのではないか { ヒアリングはあくまで事務局の審査であり 調査会では当然小動物の臨床の先生もいらっしゃる ヒアリングの段階では データに問題がなければ さらにデータを要求することはできない } 現場で 2 回打たなければいけないという理由もない 1 回で効けばよい この 3 種の細菌の感染が疑われる場合 第一選択でアンピシリンは使わない 心配なのは こういう製剤が出てくると 従来は人体用薬を使っていたのが 動物用は 1 日 1 回で効果があるんだという考え方で漫然と使っていって その中で耐性菌が増えていくことによって逆にアンピシリンが効かなくなるということである それを予防するために アンピシリンは一定の血中濃度を維持して使わなければならない 先ほど言われたような postantibiotic effect を期待するのであれば 新たに そういう話をしていかい 耐性菌を出さないということであれば 血中濃度を高く上げておいて 中途半端な濃度にしないということが重要である 皮膚疾患のような場合 1 回で効果があるのかどうかは非常に不安であるが きちんとしたデザインの実験で この結果では効いている 2 回法と比較するというデザインではなかったので ここではそれについて言及することはできない 今後 投与法について 日本ではなかったからということではなくて 諸外国に同様の製剤があるのであれば それを参考としてそれとの比較においてみるという形にすれば ヒアリングの段階でも指摘できるのではないか 動物薬メーカーは 一般的に今まで産業動物の方に目が向いていて 小動物の現場を必ずしもご存じない これからは小動物にも目を向けるように指導してもらえれば 今回のようなことはこれから少なくなるだろう だんだん動物専用の薬は増えると思われるが 指導の方をよろしくお願いする それでは承認ということでよろしいか { 承認を可とし 薬事分科会に報告する 再審査期間は 新効能動物用医薬品ということで 2 年とする } 動物用抗菌性物質製剤調査会 動物用医薬品残留問題調査会関係 新効能動物用医薬品 ( 輸入承認 ) 4 経口用ミコラル日本イーライリリー ( 株 ) ミコラル経口液日本全薬工業 ( 株 ) 資料の 54 ページで アイソトープを用いた試験を行っているが これは外国で行った試験か それとも国内で行った試験か { イーライリリー社が海外で行った試験である }

8 概要の 62 ページの効果判定結果というところで 表 ⅩⅡ-1 で 実施機関で A は経口投与 B は強制経口投与という分け方で試験を行っている 結果として A ではほとんどが著効で有効はゼロ B では著効はゼロで全部有効となっている どのような考察がなされたのか { 概要書には載っていないが 申請書の資料の方で 実施施設の B ではウイルス性の呼吸器感染症が発生したため やや効果が低くなったという考察がされている } 投与の方法による違いについては 考察していないのか { そこまでは考察していない } 74 ページの用法用量というところで 経口または強制的に経口投与する という書き方であるが あえて 強制的に経口投与 とは記載しなくてもよいのではないか 経口投与 は 強制も通常の投与も含む このように書くと強制的に経口投与した方が効果があるように誤解される可能性もあるし 自分で飲める状態であれば 自分で飲ませるのが自然である 飲めないのを無理に飲ませるのは 生体にとって好ましい状態ではない 試験の成績で 強制経口投与の方がいいという結果が出ているのなら話は別であるが 強制経口投与は削除して 経口投与だけでよいと思う また 混和するものということで なぜ飲水が含まれていないのか 通常薬を投与する場合 水で投与するのが一番効果がある 子牛は下痢の合併症が多いが その場合は断乳する その時 どうやって飲ませればよいのか 通常の水もここに入れておくべきではないのか 経口補液という意味は ミネラルを含んだような液か 経口補液剤というものがある 用法用量について 一番最初に認可されたイタリアの例では飲水が入っている なぜ飲水をとったのか { 国内で行われた試験では症例として飲水投与がなかった } 試験の方法をみると 代用乳と混和し としか書いていない 乳も経口補液もない 試験はただ代用乳だけの試験である { ヒアリング指摘事項回答書 3 つめの 1 ページ 12 月 14 日のところで 一番下に最初 代乳等 と書いてあって その 等 とは何かとヒアリングで指摘している 回答では 代用乳を用いた強制経口投与ということを明確にした } 今のところで 代用乳を添加せず強制経口投与 となっているが これはただの水を用いたのか これは液剤なので 液剤を飲ませたということではないか 乳に混ぜなければいけない 補液剤でなければいけないということではなく あくまで液状にして飲みやすくするということではないのか そうすると 単純に水ではいけないのか { ヒアリング指摘事項で明確にしてほしいとの指摘をして それに回答してきているのであるから 飲水を加えても問題はないと考える } 是非 飲水を加えてほしい そうでないと使いづらい 飲水を使って飲ませて 同様な血中濃度が得られるとか体内動態であるというようなデータは欧米でないのか 生後 6 か月以内に投与するということであるが 液体を投与した場合に 第一胃に入るのか あるいは第三胃に直接入るのか 最終的に腸管で吸収されるのなら どちらでも同じかもしれないが 第一胃に入った場合は少し異なるのではないか なぜ強制経口投与になったかというと 自由に飲ませるとばらつきが出る可能性があるため しっかり飲ませるという形で試験を行うということでこのようになったのであろう それはわかるが 経口投与という表現ですべてが包含される あえて強制経口投与と書くと なぜ強調しているのか疑問に思う 食欲のないものに無理して投与してはいけないと注

9 意書きに書いてあるにもかかわらず 用法用量で強制経口投与という書き方はいかがなものか 飲水を加えていいかどうかは 単純に考えていいのではないか { 水だけで投与したデータは今手持ちではないが この場で飲水を加えた方がいいということであれば 加えても支障はないのではないか } 溶かし方によって 吸収も違ってくるだろう 実際に試験は行っていないが 大体同じだろうということでやるのか それとも吸排のデータがあれば それをもとに適用を拡大するのか 74 ページの国外における用法及び用量 添付資料 1 で 代用乳または飲水に添加し経口投与する となっている おそらくデータはあるのではないか なければ飲水を加えるのは難しいだろう 代用乳は 通常 生後 40~50 日までにしか与えない その後 どうやって飲ませるのか わざわざ代用乳を調達して飲ませるのか 現場では使いづらい データがないのに可とするのはどうか 先ほどの添付資料 1 で データが確認できればよいのではないか 強制経口投与にも 瓶などから飲ませるのと カテーテルを胃まで入れて飲ませるのと 2 種類ある すべて経口投与に含まれるので あえて加えなくてもよいのではないか 今回は データを取るときに条件を同じにしてばらつきを押さえるために強制経口投与したのであろう 表現上は経口投与だけでよいのではないか { 使用規制省令で 製剤の分類がかなり細かくなっている 飲水添加 飼料添加 強制経口投与という分類になっている } 強制という言葉が妥当ではない 人では監視下投与という しっかり飲んだことを確認するという方法がある 飲水投与の場合 投与量はどのように確認するのか { 飲むであろう量より少し少ない量の水に薬剤を溶き 全量飲ませる } { 用法用量の書き方としては 経口投与で十分わかるので 使用規制省令の分類との関係を検討することとしたい } 飲水添加の資料がなかった場合には その実験を加える 拡大解釈で飲水添加を加えるということはしないということでよいのか そうである 国内外の文献 実験系をチェックして 乳 代用乳 水 経口補液剤の 4 種類のデータが揃っていれば 問題はない もし欠落しているものがあれば それは除く 中途半端な拡大解釈はしないということでよろしいか { 海外のデータで 臨床試験成績はおそらくあるだろう それだけでもよろしいか } 臨床試験で効果があれば問題ない 希釈なしの投与はどうするのか データがなければ難しい { おそらく飲水に添加した場合と強制経口投与の臨床試験の成績はあるだろう データが揃ったところでお知らせをして それで了とさせて頂きたい } それを確認した上で承認ということでよろしいか

10 { 以下のとおり申請書を検討 整備した上で各委員の了承を得ることを条件に 承認を可とし 薬事分科会に報告する 再審査期間は新効能動物用医薬品ということで 2 年とする (1) 本剤の用法は 代用乳 乳 経口補液に均一に混和して経口投与又は強制的に経口投与する とすると設定されているが 申請書の薬理試験は代用乳添加により 臨床試験は代用乳添加及び強制経口投与により また 残留試験は 代用乳添加により実施されている これらの申請書の添付資料からは 本剤の用法は 代用乳に均一に混和して経口投与又は強制的に経口投与する とすることが適当と考えられるが 代用乳 乳 経口補液に均一に混和して と設定した根拠を明確にするとともに 関係資料を整備すること (2) 本剤は 6 か月までの牛を対象としているが およそ 3 か月以降の乳牛には代用乳が使用されないため 飲水投与されることが多いと想定される また 概要の 3 ページのイタリアにおける用法では 飲水添加が設定されているので 想定される使用実態に合わせるため 関連資料を整備し 用法に飲水添加を追加することについて検討すること (3) 本剤の用法として 強制的に経口投与する が設定されているにもかかわらず 使用上の注意では 強制経口投与の対象とされると考えられる 食欲が著しく低下したり 廃絶した症例 には 十分な吸収が得られないため 使用しないこと とされており 矛盾している 本剤の用法としての強制経口投与についてその必要性等を再考すること } (2) 動物用抗生物質医薬品基準の一部改正案について 動物用抗菌性物質製剤調査会関係 特になし { 原案通り 薬事分科会に報告する } (3) 動物用医薬品の使用の規制に関する省令の一部改正案について 動物用医薬品残留問題調査会関係 { 用法が 代用乳 乳 経口補液に混和ということなので 飼料添加剤 強制経口投与剤という 2 種類を設定することとしているが 飲水添加剤についても 申請者による用法の整備とともに整備したい } 経口補液剤はどうか { 強制経口で与える場合 経口補液剤に混ぜて与えることを想定していた 直接経口で与えることが想定されるのであれば 強制経口投与剤は残しておいて 飲水添加剤という項目を作った方がよいと思う } 当日配付資料 No.4 の 2 枚目で 強制的に経口投与すること とあるが 薬物そのままも水に溶いてもいいと拡大解釈することはできる そうすればこのままでも問題はない { 自由に摂取するという意味の飲水添加剤を加えた方がいいのではないか } 飲水添加の場合も カテーテルで飲ませたり 瓶で飲ませたりすることもある 飼料添加ということであれば 必ず強制的というのも含まれる { 使用規制省令の中で飼料添加剤 飲水添加剤 強制経口投与剤の定義があるので それとの関連を検討して整備する }

11 薬剤によっては強制投与はあり得る これに関しては強制はいけないのかということは議論していない 経口の場合 自由に摂取する場合と強制的に飲まされる場合がある その時の担体として飲水の時もあれば 単味の時もあるというものを 縦につなごうとするから混乱が起こる 事務局に どういう表現が可能かを検討してもらうということで承認とする { 指摘事項を検討した上で 薬事分科会に報告する } (4) 動物用医薬品の再評価について 動物用医薬品再評価調査会関係 1 カルバドックス Codex で再評価される結果が出るまで こちらでは判断しないのか それとも 情報をきながら判断するのか {Codex の判断を待つつもりはないが その場合はここに書かない方がよいか } 再評価に指定する条件の一つとしてあげられるが これによって左右されるものではない ここで通れば薬事 食品衛生審議会薬事分科会までダイレクトにいくのか { 審議ではなく 報告である } { その後の手順をご説明すると 分科会に報告してご了承いただければ その後告示となる 再評価指定した段階で 承認をもっている業者から 引き続きこの製剤について販売を続けたいということであれば 再評価申請をして頂く その後 調査会 部会 薬事分科会と処理していく } チェックは入るのか { 今回の審議で すべての判断をするわけではない } その場合の調査会は 抗菌性物質製剤調査会か { まず 再評価調査会である } 資料 6 の 26 ページと 27 ページで 製造量と販売量が違っている { 在庫があったということである } そうだとは思うが 危ないからさっさと売ってしまえというようなことだと怖い { 数字については確認する } { 原案どおり 本成分を再評価指定することとし 薬事分科会に報告する } 2 酸化エチレン 現実に養蚕分野でどのくらい使われているのか {23 ページをご覧いただきたいが 大部分を全農が取り扱っている 全農に問い合わせたところ 4 製剤のうちカポックスについては全く使っていない エポンミニについても平成 12 年度までは在庫のみあったが 13 年度においては在庫もない おそらくほとんど使われていないと考えられる } これだけ見ると 日本では使われていないように見える

12 { 今回対象にしている成分はおそらくほとんど使われていないことを確認した } { 原案どおり 本成分を再評価指定することとし 薬事分科会に報告する } Ⅱ 報告事項 (5) 動物用医薬品の再評価について 動物用医薬品再評価調査会関係 1 ナリジクス酸 2 ピペロニルブトキサイド 3 アロエ 4 フェノール < 特に質疑なし > < 質疑結果 > 報告を了承した (6) 動物用医薬品の再審査について 動物用医薬品再評価調査会関係 1 オイルバックス NB 2 AC 2 オイルバックス NB 2 G 3 豚 Hpn3 価ワクチン 北研 4 馬鼻肺炎不活化ワクチン 日生研 5マリンサワー SP30 < 特に質疑なし> < 質疑結果 > 報告を了承した ( 財 ) 化学及血清療法研究所 ( 財 ) 化学及血清療法研究所 ( 社 ) 北里研究所 ( 株 ) 日生研株式会社 ( 株 ) 片山化学工業研究所 (7) 動物用医薬品の諮問 承認状況について < 特に質疑なし > < 質疑結果 > 報告を了承した Ⅲ その他 (1) オルビフロキサシンを含有する外用剤の取扱いについて < 特に質疑なし > < 質疑結果 > 原案を了承した (2) 薬事法の一部を改正する法律案について < 特に質疑なし > < 質疑結果 > 報告を了承した (3) 次回の開催予定は平成 14 年 5 月 22 日とした

審査結果 平成 26 年 2 月 7 日 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所 [ 申請年月日 ]

審査結果 平成 26 年 2 月 7 日 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所 [ 申請年月日 ] 審査報告書 平成 26 年 2 月 7 日 独立行政法人医薬品医療機器総合機構 承認申請のあった下記の医薬品にかかる医薬品医療機器総合機構での審査結果は 以下のとおりである 記 [ 販売名 ] 1 ヘプタバックス-Ⅱ 2 ビームゲン 同注 0.25mL 同注 0.5mL [ 一般名 ] 組換え沈降 B 型肝炎ワクチン ( 酵母由来 ) [ 申請者名 ] 1 MSD 株式会社 2 一般財団法人化学及血清療法研究所

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