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1 第 3 章民間航空機就航に伴う諸条件 1 空域条件民航機の運航方式等運航条件については 後出の 第 6 章民間航空機の運航条件 で検討整理しているため ここでは 主に民航機の運航に伴う進入表面 転移表面 水平表面 ( 以下 制限表面 という ) にかかる物件 ( 以下 障害物件 という ) について検討整理する (1) 制限表面及び障害物件の概要国内の公共用飛行場における制限表面は 航空法等の規定に基づき 国土交通大臣 ( 自衛隊が設置する飛行場にあっては防衛大臣 ) により告示されている 一方 米軍が設置 管理する国内の飛行場は航空法の対象外のため 制限表面の告示はされておらず 関連法規として米国航空法 (FAR:Federal Aviation Regulations) の適用が想定されるが 明確ではない そのため 岩国空港における制限表面については 次項 (2) に示す制限表面を想定して検討を進めた結果 民航機の運航にあたり 現滑走路においては支障物件が存在するものの 沖合移設後の滑走路については支障物件が存在しないことが確認された なお 現滑走路については 岩国日米協議会での確認事項として 飛行の安全上許す限り工場及び市街地の上空を飛行しないとされており 滑走路北側を使用する場合は 飛行の安全上可能な限り 発進時には工場上空を避け直ちに東旋回して海上に出ており 着陸時にも工場上空飛行を避け 今津川河口から進入している (2) 岩国基地周辺の障害物件に関する検討ア検討の概要岩国基地は いわゆる飛行場としての機能を有しているが 米軍が管理する軍用の飛行場であるので 航空法は適用されておらず 制限表面に関する告示も行われていない しかし 米軍の制限区域運用が ICAO 基準で進入表面を設定したときと同様の投影面であることから ICAO 基準に準拠して制限表面を設定し 岩国空港の支障物件を検討する なお 新滑走路端の標高を TP+3.0m 米軍の進入表面開始位置を滑走路端から 60m 勾配は1/50と仮定して検討する 本検討は後述のとおり 同基地の現施設並びに沖合移設計画の着陸帯規模等を 航空法等で定める制限表面の規定に適用させて制限表面図を作成し 制限表面と周辺の物件との関係を既存資料を基に机上検討するとともに 併せて現地踏査を行い その現地調査の結果から判明した新たな該当物件については 現地において簡易測量を行って 制限表面に抵触又は近接していると思われる建造物の位置と その抵触状況に関する実態を把握した 39

2 イ検討の前提条件 ( ア ) 滑走路及び着陸帯の規模 滑走路の規模 着陸帯の規模 長さ 2,440m 幅 60m 長さ 2,560m 幅 450m 航空法で定める着陸帯の等級は 表 に示すとおり 航空法施行規則第 75 条第 2 項において 陸上飛行場に対しては 滑走路の長さによって設定されており その着陸帯の等級は 上記の滑走路によって 2,150m 以上 2,550m 未満 の B 級 に該当することになる また 航空法で定める着陸帯の幅は 航空法施行規則第 79 条第 1 項第 3 号において 着陸帯の等級別に 滑走路の縦方向の中心線から着陸帯の長辺までの距離によって設定されており 着陸帯の等級 B 級 に対しては 計器用 では 150m 以上 ( 全幅で 300m 以上 ) 非計器用 では 75m 以上 ( 全幅で 150m 以上 ) となっている 一方 防衛省の 飛行場及び航空保安施設の設置及び管理の基準に関する訓令 ( 昭和 33 年 12 月 3 日 防衛庁訓令第 105 号 ) による陸上飛行場の設置基準では 2,100m 以上 2,500m 未満の等級は b 級 となり その着陸帯の幅は 計器用 のみを対象にして 450m と定められている なお 着陸帯の規格が 精密進入を行う計器用 であるのか あるいは 精密進入を行わない非計器用 であるのかは 第一義として進入方式の別によって区分されるものであり 前者は 計器着陸装置を利用して行う着陸 又は精密進入レーダーを用いてする着陸誘導に従って行う着陸の用に供する もので 後者は それ以外の着陸の用に供する ものが該当し 着陸帯の幅は その進入方式の区分に対応して所要の幅を確保するものである 岩国基地においては GCA(Ground Controlled Approach) によって 精密進入レーダーを用いてする着陸誘導に従って行う着陸 が可能であり また ILS VORTAC の整備とこれを利用する進入方式の設定 が行われるものと想定しており 精密進入を行う計器用 として供されることになる 40

3 ( イ ) 制限表面の規格検討の対象とする制限表面としては 進入表面 転移表面及び水平表面を対象とすることとし それぞれの制限表面の規格は 前述した着陸帯の等級と着陸帯の幅の区分を 航空法第 2 条及び航空法施行規則で定める表 の規定内容と 防衛省の基準から 次に示すとおりとすることとした 制限表面の概念図は 図 に示すとおりである 進入表面長さ 3,000m 勾配 1/50 内側底辺の幅 450m 外側底辺の幅 1,200m 転移表面勾配 1/7 高さは滑走路の標高 +45m まで 水平表面半経 3,500m 高さは標点の標高 +45m なお 制限表面で最も厳しいものは 航空機の飛行経路に近接する進入表面及び転移表面であり この両制限表面に抵触する物件が存在する場合には 飛行場としての機能に重大な障害をもたらすことになるので 両制限表面の上に出る高さの建造物 植物その他の物件 ( 以下 障害物件 という ) は 原則として設置し 植栽し 又は留置してはならないことになっている また 水平表面に関しても 原則として障害物件が存在してはならないことになっているが 滑走路中心線の延長線で 2 分される範囲の内 何れか一方の水平表面が確保される場合には 残る一方の障害物件は国土交通大臣が航空機の運航に対して著しい障害とならないと認めた場合に限り残置される場合がある ( 注 ) 公共用飛行場の周辺空域に対する障害物件の制限に関しては 航空法第 49 条に規定されている また 自衛隊飛行場についても自衛隊法第 107 条第 2 項において 航空法第 49 条を準用すべく規定されており 自衛隊飛行場の周辺空域に対する障害物件の制限が法的に出来るようになっている すなわち 防衛庁長官の名による物件制限の告示 ( 庁訓第 19 条による告示 ) があった後においては 公共用飛行場と同等の法的規制が課せられることになっている 41

4 表 空港の規格と制限表面の範囲 種 類 ( 施行規則 75 条 -1) 陸上飛行場 着陸帯の等級 ( 施行規則 75 条 -2) A B C D E F G H a m m m m m m m m ( 滑走路長 ) (>2,550) (~2,150) (~1,800) (~1,500) (~1,280) (~1,080) (~900) (~500) 長 さ e 3,000m 内側底辺の長さ d 着陸帯の幅と同じ 精密進入を行う着陸帯 1,200m 進入区域 外側底辺 用 f ( 法 2 条 -6) の長さ 精密進入を 行わない着 750m 陸帯用 進入表面 ( 法 2 条精密進入を行う着陸帯 1/50 ー 7) の水平に対用 ( 施行規則 2 条ー 1) g する勾配 精密進入を行わない着 1/40 1/30~1/40 1/25 1/20 陸帯用 ( 施行規則 2 条 -2) 転移表面 勾 配 h 1/7 ( 法 2 条 -8) 半径の長さ i m m m m m m m m 水平表面 ( 施行規則 3 条 ) 4,000 3,500 3,000 2,500 2,000 1,800 1,500 1,000 ( 法 2 条ー 8) 標点からの高さ j 45m 延長進入表面 長 さ k 進入区域外底辺からの水平距離 12,000m 内側底辺の長さ f 進入区域の外側底辺の長さ ( 法 56 条 2-2) 勾 配 g 進入区域の勾配と同じ 精密進入を 行う着陸帯 1/50( 施行規則 96 条の2-1) 用 勾配 精密進入を l 行わない着 1/40 1/30 1/20 施行規則 96 条の2-2 陸帯用 円錐表面 精密進入を ( 法 56 条の2-3) 行う着陸帯 16,500m( 施行 96 条の2-1) 半径 用 m 精密進入を m m m m 行わない着 10,000 8,000 6,000 4,000 施行規則 96 条の2-2 陸帯用 外側水平表面 高 さ n 円錐表面の上縁と同じ ( 法 56 条の2-4) 半径の長さ o 24,000m( 施行規則 96 条の3) 注ー 1 延長進入表面 円錐表面 外側水平表面は 第 1 種空港及び政令で定める第 2 種空港について指定することが出来る 注ー 2 延長進入表面は 滑走路の両側の内 航空機の離陸及び着陸の安全を確保する為に必要な片側或いは両側に設定される 注ー 3 円錐表面及び外側水平表面は 上表に示された範囲の内 航空機の離陸及び着陸の安全を確保する為に必要な部分に設定される 注ー 4 水平表面 円錐表面及び外側水平表面については 空港の設置者の承認を受けたものは これらの上に突出する物件の設置が許され る 出典 : 空港土木施設設計基準 ( 平成元年 6 月 運輸省航空局 ) 出典 : 空港土木施設設計基準 ( 平成 17 年 4 月 SCOPE 国土交通省航空局監修 ) 42

5 制限表面の値 a. 2,440m b. 60m c. 2,560m d. 450m e. 3,000m f. 1,200m 図 制限表面概念図 43

6 ウ検討方法国土地理院発行の地形図を基に 岩国基地の現施設並びに沖合移設計画の着陸帯の位置を落とし 同位置に対応して 検討の前提条件で設定した検討対象の制限表面図を図 のとおり描き 既存の関係資料に基づいて 制限表面に抵触又は近接していると思われる物件に関する机上検討を行う 続いて 基地北側の進入表面 転移表面及び水平表面の各制限表面下に位置している区域に対して現地踏査を行って 各制限表面に抵触又は近接していると思われる煙突 送電線鉄塔及び工場内諸施設等の建造物を抽出し 机上検討の結果と合せて該当物件の整理を行う また 必要に応じて現地で簡易測量を行って補完しており 測量の方法は 現地において任意の測点を設け 同地点からトランシットを用いて該当物件の最頂部に対する仰角を測定し 測点と該当物件との水平距離に関しては 岩国市都市計画図 ( 縮尺 1/2,500 の国土基本図 以下 国土基本図 という ) に基づいて図上測定し その仰角と水平距離の関係を計算して 該当物件の最高標高を求めたものである なお 測点の地盤高 ( 標高 ) については 国土基本図に示されている既知点間の地盤高を基に 既知点間と測点との距離でもって按分して求めている エ制限表面障害物件に関する検討 ( ア ) 現滑走路に対する検討 a 制限表面下の概況国土地理院発行の地形図に基づく 岩国基地の現施設に対する制限表面は 図 の破線に示すとおりとなる 基地北側の進入表面下には 帝人岩国事業所や日本製紙岩国工場などの工場群が在り 煙突や工場プラント等の突出した建造物が散在している 一方 基地南側の進入表面下は 瀬戸内海の海上であるので障害となる物件は存在していない 転移表面下は 南側は瀬戸内海の海上で 中央の東西両側は大部分が基地内であるが 北側の進入表面に接する西側の部分は工場地帯に及んでいる 水平表面下は 東側は瀬戸内海の海上であるので 障害となる物件は存在していないが 西側は基地内と岩国市の市街地となっているので 制限表面に抵触する地形や建造物が数多く見られる b 障害物件の状況 進入表面下表 ( 表 及び図 を参照 ) 基地北側において明らかに抵触する物件としては 日本製紙岩国工場と帝 44

7 人岩国事業所の両煙突群が挙げられる 日本製紙岩国工場の煙突群は 着陸帯端より約 2,400m 付近に最大標高約 80m の煙突が 3 本 ( 物件 NO.2 3 4) あり 突出高は 最大で約 33m となっている 帝人岩国事業所は 着陸帯端より約 1,400m 付近に標高約 50m の煙突が 1 本 ( 物件 NO.25) あり 突出高は約 17m となっている また 日本製紙岩国工場には これらの煙突群以外に最大約 120m の煙突が構築されているが これらの煙突群は 進入表面の範囲より僅かに離れており区域外となっている 転移表面下 ( 表 及び図 を参照 ) 北側の進入表面に接する西側の区域では 帝人岩国事業所内に在る工場プラント ( 物件 NO.33) が 制限標高に対して約 12m 突出しているが それ以外で抵触又は近接していると思われる物件は見当たらない 水平表面下 ( 図 表 及び図 を参照 ) 表 のとおり滑走路近接には該当物件が存在しないが 基地の西側の区域は 岩国市の市街地となっているので多数の建造物があり その中でも明らかに抵触しているものとしては 図 のとおり灘町の東洋紡績岩国工場の煙突 (2 本 ) と 水平表面の外周部に位置する障害地形として 山手町三丁目付近の丘陵地と 尾津町の岩国短大付近の丘陵地の2 箇所が挙げられる ( イ ) 沖合移設滑走路に対する検討沖合移設計画は 海面埋立によって東側の沖合約 1km に平行に移動するものであり 国土地理院発行の地形図に基づくその制限表面は 図 の実線に示すとおりとなる 障害物件の状況について 表 及び図 に示す 沖合移設滑走路に対する制限表面は 新滑走路が現滑走路の東側の沖合約 1km に平行移動することに伴って 現滑走路に対する検討で障害物件として取り上げた進入表面及び転移表面下の該当物件は そのすべてが移設後の新滑走路に係る西側水平表面内に位置するが いずれも水平表面に突出することはない また 現在の西側の水平表面内における東洋紡績岩国工場内の 2 本の煙突と 障害地形となっている2 箇所の丘陵地は 図 のとおり移設後の新滑走路に係る水平表面の範囲外に位置することとなる 45

8 図 制限表面図 想定 46

9 表 表 岩国飛行場現滑走路北側の制限表面に係る支障物件 物件の位置制限表面制限表面上に物件物件の物件の種類着陸帯端中心線からの制限高出る高さ又は番号標高種別との距離距離さ近接程度 No.1 送電線鉄塔 , 東進入表面 No.2 煙突 , 西進入表面 No.3 煙突 , 西進入表面 No.4 煙突 , 西進入表面 No.5 煙突 , 西進入表面 No.6 送電線鉄塔 , 西進入表面 No.7 送電線鉄塔 , 西進入表面 No.8 送電線鉄塔 , 西進入表面 No.9 送電線鉄塔 , 西進入表面 No.10 建物 ,035 0 西進入表面 No.11 送電線鉄塔 , 西進入表面 No.12 工場ホッパー , 西進入表面 No.13 工場ホッパー , 西進入表面 No.14 工場ホッパー , 西進入表面 No.15 送電線鉄塔 , 西進入表面 No.16 工場プラント , 西進入表面 No.17 煙突 , 西進入表面 No.18 送電線鉄塔 , 西進入表面 No.19 建物 , 西進入表面 No.20 工場ホッパー , 東進入表面 No.21 工場ホッパー , 西進入表面 No.22 送電線鉄塔 , 西進入表面 No.23 建物 , 西進入表面 No.24 煙突 1, 西進入表面 25.2 撤去済み No.25 煙突 , 西進入表面 No.26 送電線鉄塔 , 西進入表面 No.27 送電線鉄塔 , 西進入表面 No.28 工場ホッパー , 西進入表面 No.29 工場ホッパー , 西進入表面 No.30 送電線鉄塔 , 西進入表面 No.31 送電線鉄塔 , 西進入表面 No.32 送電線鉄塔 , 西進入表面 No.33 工場プラント , 西転移表面 No.34 送電線鉄塔 西転移表面 No.35 送電線鉄塔 西水平表面 No.36 送電線鉄塔 , 西水平表面 No.37 建物 , 西水平表面 No.38 煙突 , 西水平表面 No.39 送電線鉄塔 , 西水平表面 No.40 煙突 , 西水平表面 No.41 煙突 , 西水平表面 No.42 煙突 , 西制限表面外 No.43 煙突 , 西制限表面外 No.44 煙突 , 西制限表面外 現滑走路進入表面始点高 =+2.0m 47

10 48 図 3-1-3

11 表 表 岩国飛行場新滑走路北側の制限表面に係る支障物件 物件の位置制限表面制限表面上物件物件の物件の種類着陸帯端中心線からの制限高に出る高さ又番号標高種別との距離距離さは近接程度 No.24 煙突 西転移表面 33.2 撤去済み No.6 送電線鉄塔 ,984 1,255 西水平表面 No.8 送電線鉄塔 ,010 1,010 西水平表面 No.9 送電線鉄塔 , 西水平表面 No.10 建物 ,754 1,000 西水平表面 No.11 送電線鉄塔 , 西水平表面 No.12 工場ホッパー , 西水平表面 No.13 工場ホッパー , 西水平表面 No.14 工場ホッパー , 西水平表面 No.15 送電線鉄塔 , 西水平表面 No.16 工場プラント , 西水平表面 No.17 煙突 , 西水平表面 No.18 送電線鉄塔 , 西水平表面 No.19 建物 , 西水平表面 No.20 工場ホッパー , 西水平表面 No.21 工場ホッパー , 西水平表面 No.22 送電線鉄塔 , 西水平表面 No.23 建物 , 西水平表面 No.25 煙突 , 西水平表面 No.26 送電線鉄塔 ,236 1,045 西水平表面 No.27 送電線鉄塔 ,159 1,200 西水平表面 No.28 工場ホッパー ,499 1,255 西水平表面 No.29 工場ホッパー ,479 1,280 西水平表面 No.30 送電線鉄塔 ,089 1,350 西水平表面 No.31 送電線鉄塔 ,268 西水平表面 No.32 送電線鉄塔 ,315 西水平表面 No.33 工場プラント ,131 1,422 西水平表面 No.34 送電線鉄塔 ,425 西水平表面 No.35 送電線鉄塔 ,535 西水平表面 No.36 送電線鉄塔 ,560 西水平表面 No.37 建物 ,585 西水平表面 No.38 煙突 ,540 西水平表面 No.39 送電線鉄塔 ,570 西水平表面 No.40 煙突 ,605 西水平表面 No.41 煙突 ,610 西水平表面 No.1 送電線鉄塔 ,216 1,335 西制限表面外 No.2 煙突 ,192 1,336 西制限表面外 No.3 煙突 ,121 1,270 西制限表面外 No.4 煙突 ,104 1,260 西制限表面外 No.5 煙突 ,997 1,325 西制限表面外 No.7 送電線鉄塔 ,104 1,140 西制限表面外 No.42 煙突 ,976 1,570 西制限表面外 No.43 煙突 ,007 1,600 西制限表面外 No.44 煙突 ,044 1,600 西制限表面外 新滑走路進入表面始点高 =+3.0m 49

12 50 図 3-1-4

13 2 気象条件 (1) 地域概況と気候 岩国市は 県東端にあり北から東側は広島湾 東から南側は安芸灘に面している また 南から西そして北側にはおよそ 8km の間隔で標高 300~600m の丘陵が点在 し さらに標高 1,200m に及ぶ中国山地へと連なっている 岩国基地は 同市のほぼ中央部を流れる錦川の河口付近にあり 北側を錦川分流の 今津川 南側を同分流の門前川に挟まれた三角州に位置する 瀬戸内海地方特有の温暖な気候で 全国的にみて年間降水量はやや少なめ 日照時 間は逆にやや多めである なお ウェザーミニマム ( 最低気象条件 ) は 次のとおりとした ウェザーミニマム ウェザーミニマム条件値 ILS 進入不可条件周回進入不可条件横風制限風速 視程 800m 未満 雲高 200ft 未満視程 3200m 未満 雲高 600ft 未満小型プロペラ機目安値 15kt 未満ジェット機目安値 20kt 未満 ウェザーミニマム ( 最低気象条件 ): ある飛行場がどの程度の悪い気象条件まで使用でき るかを標準的に規定したもの 安全に離着陸できるための雲底の高さ の最小値 視程の最小値及び横風制限風速の最大値のことをいう (2) 風向分布 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 西高東低 ( シベリア気団 ) の冬型気圧配置の日が多いため 広島湾方面から北北東寄りの風が また錦川沿いからの西北西寄りの風が卓越している 西高東低 ( シベリア気団 ) の冬型気圧配置の日が多いため 広島湾方面から北北東寄りの風が また錦川沿いからの西北西寄りの風が卓越している ただし 上記高気圧が移動性となって日本海付近を覆う時には北東寄りの風もある 移動性高気圧が当地よりも北側を通れば北北東寄りの風が 南側を通れば南寄りの風が卓越している 移動性高気圧が当地付近か本州南岸を通過することが多いため 南寄りの風が卓越している また 上記高気圧が朝鮮半島 日本海 日本の東海上と北に片寄って通過した時は 北西寄り 北北東寄りの風も吹く 移動性高気圧が日本の南海上から覆うことが多いため 南寄りの風が卓越している 梅雨前線及び南高北低型の気圧配置により 南寄りの風がかなり卓越している 太平洋高気圧が日本の南東海上から覆い 海風により南寄りの風がかなり卓越している 51

14 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月春期夏期秋期冬期全年 太平洋高気圧が日本の南東海上から覆い 海風により南寄りの風が卓越している また オホーツク高気圧に覆われた時や台風が日本の南海上を通過した時は 北東寄りの風も卓越している 秋雨前線が西日本の南岸上に停滞しやすいため 北東寄りの風が卓越している また 台風が当地より東側を通過すれば西寄りの風が 西側を通過すれば南寄りの風が吹きやすい 移動性高気圧が中国大陸にある時は北西寄りの風が 日本海上を通過する時は北東寄りの風が卓越している 移動性高気圧の経路が中国大陸 本州付近 日本の東海上にぬけるコースが比較的多いため それぞれ北西寄り 静穏 北北東寄りの風が吹いている 西高東低 ( シベリア気団 ) の冬型気圧配置が多いため 錦川沿いから北西寄りの風がよく卓越している 移動性高気圧が当地より北側または南側を通過したことにより それぞれ北北東寄り 南寄りの風が卓越している 太平洋高気圧が日本の南東海上より覆うため 南寄りの風がかなり卓越している また オホーツク高気圧や台風の影響により北東寄りの風も吹くことがある 秋雨前線の影響で北東寄りの風が 移動性高気圧の移動 ( 中国大陸 日本付近 日本の東海上 ) により北西寄りから北東寄りに変わる風がよく卓越している 西高東低 ( シベリア気団 ) の冬型気圧配置の日が多いため 広島湾方面から北北東寄りの風 また錦川沿いからの北西寄りの風がよく卓越している 当地は 北側及び西北西から南西側には山地がある そのため年間を通して西寄りの風と北風は吹きにくい また北西から北北西側 ( 錦川沿い ) 北北東から南南西側 ( 広島湾から安芸灘 ) は開けている そのため年間を通して夏期は南寄りの風 その他の季節は北西寄りまたは北北東寄りの風が卓越している (3) ウインドカバレッジ ( ) 年間の風向 風速を考慮し 横風の影響を受けず離着陸できる確率を表したもの 15kt 未満 20kt 未満 全方向で各月 四季 全年ともほぼ 99% 以上と極めて良好である 8 月における SE-NE SSE-NNW は台風の影響で他方位よりやや低率である 全方向で各月 四季 全年ともほぼ 99% 以上と極めて良好である 12 月における SSE-NNW は季節風の影響で他方位よりやや低率である 52

15 (4) 雲高統計量 ( シーリング 5/8 以上 ) 雲量が5/8 以上の最低雲層の雲底の高さ又は鉛直視程をシーリングと呼んでいる これは地上からみて全天の5/8またはそれ以上が雲や視程障害となる現象 ( 上空の霧 煙霧等 ) で覆われている時 下層から上層へ観測していき 始めて全天の5/8 以上になる時点の雲の高度をいう 1 月冬型気圧配置により周回進入高度未満でのシーリングが7 回と比較的多い 冬型気圧配置及び低気圧通過による荒天により周回進入高度未満でのシー 2 月リングが7 回と比較的多い 低気圧通過により周回進入高度未満でのシーリングが7 回と比較的多く 3 月 ILS 進入高度未満も当月のみ2 回出現しており 年間を通じて雲高条件が最も悪い月である 4 月低気圧通過により周回進入高度未満でのシーリングが3 回出現している 5 月周回進入高度未満でのシーリングが1 回と極めて少ない 6 月梅雨期により周回進入高度未満でのシーリングが4 回出現している 7 月夏型の安定した天候により着陸進入限界高度内のシーリングは出現しない 7 月同様 夏型の安定した天候により着陸進入限界高度内のシーリングは出 8 月現しない 台風 秋雨前線により周回進入高度未満でのシーリングが2 回出現してい 9 月る 10 月周回進入高度未満でのシーリングが1 回と極めて少ない 11 月低気圧通過等により周回進入高度未満でのシーリングが 6 回出現している 12 月 春期 夏期 秋期 冬期 全年 弱い冬型で安定した天候により着陸進入限界高度内のシーリングは出現しない 低気圧通過等により周回進入高度未満でのシーリングが 13 回と冬期に次いで多い 夏型の安定した天候により周回進入高度未満のシーリングは 4 回と四季の中で最も少ない 台風 秋雨前線 低気圧の通過等により周回進入高度未満でのシーリングが 9 回出現している 冬型気圧配置により周回進入高度未満でのシーリングは 14 回と四季の中で最も多い 3カ年 15,271 回中 周回進入高度未満でのシーリングが40 回 (0.26%) と少なく 鉛直視程は極めて良好である 53

16 (5) 視程統計量 ( ) 視程とは 遠方の物質の識別程度のこと ILS 進入視程未満周回進入視程未満視程条件の解説 1 月 1 回 (0.1%) 43 回 (3.4%) 年間を通してみると比較的良好 2 月 9 回 (0.8%) 66 回 (5.6%) いずれも 1 月よりやや多い 3 月 9 回 (0.7%) 75 回 (5.7%) いずれも2 月と大差ない ILS 進入視程未満は2 月 3 月 4 月 3 回 (0.2%) 86 回 (6.8%) に比べやや減少 周回進入視程未満は増加 5 月 2 回 (0.2%) 63 回 (5.0%) 6 月 1 回 (0.1%) 90 回 (7.1%) 年間を通して最も悪い 7 月 1 回 (0.1%) 44 回 (3.3%) 年間を通してみると比較的良好 8 月 4 回 (0.3%) 13 回 (1.0%) 年間を通して最も良い 9 月 3 回 (0.2%) 24 回 (1.9%) 年間を通してみると比較的良好 10 月 なし (0.0%) 26 回 (2.0%) 8 月に次いで良好 11 月 8 回 (0.6%) 28 回 (2.2%) 年間を通してみると比較的良好 12 月 2 回 (0.2%) 43 回 (3.4%) 年間を通してみると比較的良好 春期 14 回 (0.4%) 224 回 (5.8%) 低気圧の通過等により視程は四季を通じて最も悪い 夏期 6 回 (0.2%) 147 回 (3.8%) 梅雨の一時期を除き比較的良好 秋期 11 回 (0.3%) 78 回 (2.0%) 冬期 12 回 (0.3%) 152 回 (4.1%) 移動性高気圧等により視程は四季を通じて最も良い低気圧通過等の一時期を除き比較的良好 全年 43 回 (0.3%) 601 回 (3.9%) 良好 54

17 (6) 予想就航率航空機の離発着に係る就航率は 通常 当該空港の雲高及び視程並びに滑走路方向を横切る横風の出現状況等で推定でき 雲高 視程に関しては前記のとおり ILS と周回進入時の条件が定められている 横風条件は航空機の機種によって細かく設定されているが ここでは小型プロペラ機の目安値である 15kt 未満とジェット機の目安値 20kt 未満を条件に 岩国の月別 四季別 全年就航率を算出することとし 結果を下表に示した なお 雲高 視程の出現状況を高度 距離別に区分したものを参考までに次頁に掲載する ILS 進入時条件 : 視程 800m 以上 雲高 200ft 以上 15kt 未満 各月 四季 全年とも 99% 以上と極めて良好である 20kt 未満 各月 四季 全年とも 99% 以上と極めて良好である 周回進入時条件 : 視程 3,200m 以上 雲高 600ft 以上 15kt 未満 月別にみると 92.65~98.62% となり 4 月 6 月が 92% 台とやや低く 8 月 9 月が 98% 台とやや高い 季節別にみると 春期が 94.03% とやや低く 秋期が 97.93% と高いが 全年で 95.92% と就航率は良好である 20kt 未満 各月 四季 全年とも 15kt 未満の就航率とほとんど差はない なお 周回進入時の就航率は 雲高 視程とも ILS 進入時条件より厳しいため 全体的に低率となる 条件別予想就航率 期間: 平成 2 年 ~ 平成 4 年 7 時 ~21 時 視程 (m) 雲高 (ft) 横風 (kt) 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月春期夏期秋期冬期全年 800 以上 200 以上 20 未満 ,200 以上 600 以上 20 未満 ( 注 ) 1.ILS 進入不可条件 ( 視程 800m 未満 雲高 200ft 未満 ) 2. 周回進入不可条件 ( 視程 3,200m 未満 雲高 600ft 未満 ) 3. 横風制限風速 (20kt 未満 : ジェット機目安値 ) ( 注 ) 立地可能性調査 ( その 2) 報告書 - 航空気象調査編 -( 平成 6 年 3 月 ) による 調査対象期間 : 平成 2 年 1 月 1 日 ~ 平成 4 年 12 月 31 日 (3 カ年全日 7 時 ~21 時 ) 55

18 3 環境条件 (1) 民間航空機の離着陸騒音の影響ここでは 民航機のみの騒音予測を行う アウトプットは WECPNL* 1 コンター図とする 予測手法は 米国連邦航空局 (FAA) が開発した予測プログラム (INM)* 2 を使用する *1 WECPNL: うるささ指数 とも呼ばれ 音の大きさの感じ方が回数や昼と夜では異なることを考慮した評価量で 一般の騒音の大きさを表す騒音レベルとは異なる *2 INM バージョン 6.0C(2001 年 9 月提供開始 ) ア機材 便数 路線の設定 航空機の騒音は離着陸回数によるところが大きく 次表のとおり設定する 表 予測運航機材 便数 路線の設定 項目 内容 備考 便数 8 便 / 日 機材 中型ジェット (6 便 ) B767, A300 等 小型ジェット (2 便 ) B737, MD87 等 路線 東京 イ WECPNL 評価 上記設定数値を基に 入力条件を整理して WECPNL コンターを作成する ( ア ) 航空機騒音に係る環境基準について 航空機騒音に係る環境基準及び達成期間は 昭和 48 年 12 月 28 日付けの環境庁 告示第 154 号により定められており この達成が航空機騒音対策の目標とされて いる 環境基準 地域の類型 基準値 ( 単位 WECPNL) Ⅰ 専ら住居の用供される地域 70 以下 Ⅱ Ⅰ 以外の地域であって通常の生活を保全する必要がある地域 75 以下 環境基準の基準値は 当該告示における方法により測定 評価した値とされて いる 測定により観測された騒音のピークレベル及び機数から 次の計算式により 1 日ごとの値 ( 単位 WECPNL) を算出し その全ての値をパワー平均して行われる 算式 WECPNL = db(a)+log10n-27 ( 注 )db(a) とは 1 日のすべてのピークレベルをパワー平均したものをいい Nとは 午前 0 時から午前 7 時までの間の航空機の機数をN1 午前 7 時から午後 7 時までの間の航空機の機数をN2 午後 7 時から午後 10 時までの航空機の機数をN3 午後 10 時から午後 12 時までの間の航空機 56

19 の機数を N4 とした場合における次により算出した値をいう 1 日の機数 n=n2+n3+n4 1 日の加重機数 N=N2+3N3+10(N1+N4) 達成期間については 新設の飛行場については 直ちに 既設 ( 告示時点 ) の 飛行場については飛行場の区分 ( 第一種空港 第二種空港 第三種空港及び特定空港について表にまとめられている ) ごとに 直ちに 10 年を超える期間内に可及的速やかに などとされている 自衛隊等が使用する飛行場の周辺地域においては 平均的な離着陸回数及び機種並びに人家の密集度を勘案し 当該飛行場と類似の条件にある飛行場の区分 ( 環境庁告示の区分 ) に準じて環境基準が達成され 又は維持されるように努めるものとされている 環境基準に関して 岩国飛行場に近接する地域は Ⅱ 類型 (75WECPNL 以下 ) の指定区域となっており これを維持するものと考えるのが妥当である ( 図 参照 ) 57

20 58 図 航空機騒音環境基準類型指定図(出典 岩国市の環境)

21 ( イ ) 評価条件の設定 a 運航機材 我が国で登録数の多い機種から 中型ジェットとして B 小型ジェッ トとして B を選定する なお 図 に示すとおり INM の騒音距離減衰のデータベースによると 民航機の騒音は軍用機に比べ小さい b 仮想ダイヤ 日当たり 8 便程度の定期便がある他の地方空港を参考とし 次のような条件 を想定する c 飛行経路 夜間 (19 時以降 ) に離着陸各々 1 便 ( 東京便 ) を運航する 他は昼間の時間帯に運航する 深夜早朝便 (22 時から翌朝 7 時 ) は想定しない 日当たり 8 便程度では WECPNL(75WECPNL 以上 ) コンターは滑走路近 傍からあまり広がらないことから離陸 着陸とも直線経路を飛行する条件を設定した d 滑走路利用比率通常 下記ケース1が想定されるが 念のため ケース2も仮定して検討を行った ケース1( 通常方式 ) 平成 12 年の岩国市役所における年間観測では 年間を平均すると西方向から風速 1.3m/s の風が卓越している 岩国飛行場の滑走路方位が RWY02/20 であることから 西方向からの横風が多いことになるが RWY20 の運用 ( 北北東方向 ) に相当する風向 (E~N~NE) が約 30% である 風速 1.3m/s が約 3 kts であることから 5kts 未満の追い風を許容すると RWY02 運用が 8 割程度になると想定される 滑走路利用比率 : 離着陸 80 % (RWY02) : 20 % (RWY20) ケース2( 南側優先滑走路方式 ) 飛行場の南側が開けていること 西風が卓越し平均風速も弱いことから 滑走路の南側の空域を優先的に利用 ( 離陸は RWY20 着陸は RWY02 を主として使用 ) する運用条件がよいと想定される この方式の場合 若干の便数は空港北側の空域を利用するものの 便宜的に全便数の 8 割は空港南側の空域を利用すると考える すなわち 出発機の 8 割は南側に向かって離陸し 到着機の 8 割は南側から着陸するものと仮定する 59

22 滑走路利用比率 : 離陸 着陸 20 % (RWY02) : 80 % (RWY20) 80 % (RWY02) : 20 % (RWY20) e 入力データ ( ケース 1) 表 入力データ ( ケース 1) 項目 航空機 RWY 運用 離陸 / 着陸 日当便数 1 B 離陸 運航数 昼間 夜間 重量区分 ( 路線 ) 2 着陸 離陸 着陸 B 離陸 東京 6 着陸 離陸 着陸 注 ) 重量区分は路線距離に応じて設定する 東京路線 :500NM 未満クラス f 入力データ ( ケース 2) 表 入力データ ( ケース 2) 項目航空機 RWY 運用離陸 / 着陸日当便数 1 B 離陸 運航数 昼間 夜間 重量区分 ( 路線 ) 2 着陸 離陸 着陸 B 離陸 東京 6 着陸 離陸 着陸 注 ) 重量区分は路線距離に応じて設定する 東京路線 :500NM 未満クラス 60

23 図 民航機と軍用機の航空機騒音の比較 (LAMAX: デシベル騒音値 ) 61 F18 は継続的な進入降下 通常の離陸上昇を想定 B767 は B B737 は B で国内線を想定

24 ( ウ )WECPNL コンターによる評価 INM によって計算された WECPNL 予測コンター図では 滑走路の運用方式 ( 滑走路利用比率 ) の違いはあまり見られない 沖合移設後に想定される滑走路位置に合わせて 5 万分の 1 地形図に WECPNL コンターを重ね合わせると ケース 1 では図 のとおり ケース 2 では図 のとおりとなる 本コンターは民航機種のみの評価であるが 環境基準として目安となる WECPNL75 のラインは どちらのケースにおいても海上または岩国基地内にある したがって 沖合移設後の滑走路にあって 新たな就航が予想される民間ジェット旅客機のみを対象として さらに機材 便数等を仮定した条件での予測レベルでは 基地周辺の市街地または工場地帯へは うるささの点では影響はほとんどない また 現在の基地周辺における航空機騒音観測地点において観測される WECPNL 評価上特に問題となるものではないと考えられる 62

25 図 WECPNL コンター ケース1 通常方式 63

26 図 WECPNL コンター ケース2 南側優先滑走路方式 64

27 (2) 民間航空機の誘導路走行中の騒音影響民間航空機の就航に伴う離着陸騒音による周辺地域 ( 市街地及び米軍施設 ) への影響は 前掲のように影響はないと推定できるとの結果を得ている ここでは 誘導路を走行中の民航機騒音の検討を行ったが 離着陸時の騒音に比べ騒音レベルは低く 問題ないものと考えられる ア航空機騒音の環境基準 ( 再掲 ) ( ア ) 航空機騒音の環境基準 ( 昭和 48 年 12 月 27 日環境庁告示第 154 号 ) 地域の類型 Ⅰ Ⅱ 基準値 (WECPNL) 70 以下 75 以下 注 )Ⅰ をあてはめる地域は専ら住居のように供される地域とし Ⅱ をあてはめる地域は Ⅰ 以外の地域であって通常の生活を保全する必要がある地域とする ( イ ) 航空機騒音環境基準類型指定 ( 再掲 ) 岩国飛行場に近接する地域は Ⅱ 類型の指定区域となっている ( 図 参照 ) イ誘導路等走行中の騒音影響わが国における航空機騒音の環境影響評価は 騒音の大きさが卓越している離着陸時における騒音の予測を行い WECPNL 値で評価することとなっている ここでは 誘導路走行中の航空機騒音についても概略予測を行い その影響を検討する 誘導路走行中の騒音を予測するモデルが存在しないことから 他空港において騒音レベルの実測を行い その距離減衰傾向から騒音予測を行う 実測は大阪国際空港で行い 航空機の位置を確認しながら騒音を計測することにより 音源と受音点との距離と騒音レベルの関係を求める ウ影響範囲と評価仮に誘導路騒音を WECPNL 単位で表現するとすれば 大阪国際空港における誘導路走行中の航空機騒音 (B767) 測定結果から類推したピークレベル及び 1 日 4 往復の環境基準値 75WECPNL ラインは誘導路の周囲 30m 程度と推測される したがって 誘導路と周辺地域との離隔距離を考慮すれば環境基準の維持に全く支障ないものと考えられる 65

28 (3) 民間航空機の大気質への影響航空機が飛行する場合と地上走行する場合及びエプロンに駐機作業中に発する排気がある 航空機の排気は 炭化水素 (HC) 一酸化炭素(CO) 窒素酸化物(NOx) 煤煙(SN) を含む燃焼ガスである 環境への影響に配慮して 国際基準 (ICAO 第 16 付属書 ) で排出量の測定及び計算方法が定められており 我が国においては 航空法の規定に相当する性能を要する航空機のみが運航できることになっている 航空法第 10 条 ( 耐空証明 ) 第 4 項第 3 号 ; 装備する発動機の種類及び出力の範囲その他の事項が国土交通省令で定められるものである航空機にあっては 国土交通省令で定める発動機の排出物の基準 航空法施行規則第 14 条では 排出物の基準を付属書第 3 にまとめており ICAO 第 16 付属書に定める測定 計算方法によるとしている 離着陸の飛行及び地上走行中の排気は 航空機自体が移動することから排気ガスの拡散は進む 一方 到着後次の出発まで駐機中の航空機は 電力またはエアコン供給の目的で補助動力装置 (APU) を稼働させるため 一個所に留まって排気ガスを排出している ア評価手法大気質については 民航機からの大気汚染物質排出量と背後圏からの大気汚染物質排出量を比較することにより評価することとする イ環境影響項目の選定本事業に係る環境影響の項目は 飛行場及びその施設の設置又は変更の事業に係る環境影響項目並びに当該項目に係る調査 予測及び評価を合理的に行うための手法を選定するための指針 環境の保全のための措置に関する指針等を定める省令 ( 平成 10 年 6 月 12 日 運輸省令第 36 号 ) の標準項目 ( 表 3-3-5) とし 航空機の運航にかかるものとして窒素酸化物とする 66

29 表 環境影響評価の項目の選定 環境影響要因の区分 工事の実施 土地又は工作物の存在及び供用 環境要素の区分 造成等の施工による一時的な影響 建設機械の稼働 資材及び機械の運搬に用いる車両の運行 飛行場の存在 航空機の運航 飛行場の施設の供用 環境の自然的構成要素の良好な状態の保持 大気環境 水環境 窒素酸化物 大気質 粉じん等 騒音 振動 水の汚れ 水質 土砂による水の濁り 土壌に係る環境その他の環境 地形及び地質 重要な地形及び地質 生物の多様性の確保及び自然環境の体系的保全 動物 重要な種及び注目すべき生息地 植物重要な種及び群落 生態系 地域を特徴づける生態系 人と自然との豊かな触れ合いの確保 景観 人と自然との触れ合いの活動の場 主要な眺望点及び景観資源並びに主要な眺望景観 主要な人と自然との触れ合いの活動の場 環境への負荷の量の程度 廃棄物等 建設工事に伴う副産物 備考 1. 印は 各欄に掲げる環境要素が 影響要因の区分の項に掲げる各要因により影響を受けるおそれがあるものであることを示す 2. この表において 粉じん等 とは 粉じん ばいじん及び自動車の運行又は建設機械の稼働に伴い発生する粒子状物質をいう 3. この表において 重要な地形及び地質 重要な種 及び 重要な種及び群落 とは それぞれ学術上又は希少性の観点から重要なものをいう 4. この表において 注目すべき生息地 とは 学術上若しくは希少性の観点から重要である生息地又は地域の象徴であることその他の理由により注目すべき生息地をいう 5. この表において 主要な眺望点 とは 不特定かつ多数の者が利用している景観資源を眺望する場所をいう 6. この表において 主要な眺望景観 とは 主要な眺望点から景観資源を眺望する場合の眺望される景観をいう 7. この表において 主要な人と自然との触れ合いの活動の場 とは 不特定かつ多数の者が利用している人と自然との触れ合いの活動の場をいう 出典 ) 飛行場及びその施設の設置又は変更の事業に係る環境影響評価の項目並びに当該項目に係る調査 予測及び評価を合理的に行うための手法を選定するための指針 環境の保全のための措置に関する指針等を定める省令 ( 平成 10 年 6 月 12 日 運輸省令第 36 号 ) 67

30 ウ航空機の運航に伴う排出量と環境への影響民間航空機の運航に伴う排出量は ICAO 第 16 付属書での基礎データを用いて求める 民間航空機の排ガス量 ( 窒素酸化物 ) は 運用モードごとに下記のとおりである 民間航空機の窒素ガス排出量 ( 単位 :kg/ 機 ) 運航モード 所要時間 ( 分 ) 中型ジェット 小型ジェット 地上走行 アイドリング時 離陸 上昇時 離陸 上昇 進入着陸時 合 計 上表より 離着陸 1 回当たりの排出量は 中型ジェット約 26.09kg/ 機 小型ジェット約 10.24kg/ 機となる したがって 年間の排出量は 1 日 4 往復 ( 中型ジェット3 往復 小型ジェット 1 往復 ) とすれば 以下のとおり 32.3t/ 年となる {26.09(kg/ 機 ) 3( 往復 )+10.24(kg/ 機 ) 1( 往復 )} 365( 日 ) 1,000(kg/t) 32.3t/ 年 岩国市における窒素酸化物の最近の年平均総排出量は約 3,100t( 出典 : 平成 18 年版山口県環境白書参考資料集 ) であることから 民航機の就航が及ぼす影響は小さいと考えられる 68

31 (4) 民航ターミナル地域の供用による影響ア航空機支援施設 ( ア ) 大気質 GSE( 航空機地上支援機材 ) 車両は 航空機の到着または出発の前後に活動するものである 駐機場が一般居住地から離れていること 1 日当たり4 回の活動であることから GSE 車両からの排気ガスによる大気質への影響は小さいものと考えられる ( イ ) 水質エプロンにおける油分排水発生の可能性は小さいものと考えられるが オイルトラップ等を設置し河川等への流出防止を行う ( ウ ) 騒音 振動一般的に GSE 車両は それほどの大型機材ではなく 基地周辺に大きな騒音や振動を発生するものではない イターミナル施設 ( ア ) 大気質旅客ターミナルビル等は 大気質に影響するような設備を必要としない ( イ ) 水質民航ターミナル地域周辺は 現在公共下水道の認可対象区域となっていないが 民間空港諸施設の整備 ( 建設 運用 ) に際しては 建築基準法及び水質汚濁防止法等に基づき排水処理を行うことから周辺地域への影響は発生しないと考えられる 民航ターミナル地域周辺が公共下水道の認可区域外となっている他空港の事例では ターミナル地域の規模にもよるが合併処理槽の設置が多い ( ウ ) 騒音 振動大気質と同様に 民航用ターミナル施設として特別に騒音 振動を発するような機能は計画されない (5) 生態系への影響民間航空機の就航は その性能 運用の形態等において現在の軍用機を中心とした実態とそれほど変わるものではない 1 日当たり4 往復程度では 生態系へ影響するほどには状況の変化はないと考えられる 69

32 (6) 建設工事中の環境影響見通しア騒音 振動本事業による影響要因としては 資材を運搬する車両から発生する騒音 振動及び工事中の建設機械から発生する騒音 振動が考えられる 本事業における工事は 約 9ha の範囲おいて 一定工事区間に分割して 土工 舗装工事及び建築工事を2 年程度の期間に施工することとなる なお 個々の施工単位周辺では 多数の施工機械類が継続的かつ同時稼動することのないよう 工程管理を行うことにより 工事中の建設機械から発生する騒音 振動の環境への影響を小さくするよう努めることとし 建設作業騒音に係る環境保全の基準又は目標は 特定建設作業に伴って発生する騒音 振動の規制基準とする 特定建設作業騒音に係る環境保全の基準又は目標基準値 騒音 :85dB 振動 :75dB また 民航ターミナル地域の整備に必要な建設機械及びその騒音パワーレベルを表 に 主要建設機械の基準点振動レベルを表 に示す ( ア ) 資材の搬入による騒音 振動 1 土工事の切盛土量は 極力場内でバランスをとることとするが 不足する土砂は場外からダンプトラックにて搬入する その搬入については 環境に影響を及ぼすことのないように搬入計画を立案し 工事を実施する 2 建設資材 ( コンクリート アスファルト合材 砕石等 ) についても ダンプトラックによる搬入となる 土工事と同様に 環境に影響を及ぼすことのないように搬入計画を立案し かつ 土工事と重複することのない計画とすることで 環境への影響を極力小さくするように努める 3 工事関係車両の運行にあたっては 法定積載量及び法定速度を厳守し 不必要な加減速を行わず かつ 交通安全にも留意した運行管理を行う ( イ ) 工事中の建設機械から発生する騒音 振動 1 現場管理を徹底して 騒音 振動発生の軽減を図る 2 工事用重機等は 施工工程管理のもと 一箇所に集中することなく 極力分散させて使用する 3 建設機械の使用に際しては 作業中は丁寧な運転に努め 建設機械に無理な負荷をかけないよう配慮する 4 工事用重機等の始業点検等 保守管理の徹底を図り 騒音 振動の低減に努 70

33 める 5 作業待ち時には 工事用重機等のエンジンをできるだけ停止させて 騒音 振動発生の軽減に努める 6 民家に近い事業区域界付近では 工事の円滑化を図ることにより極力短期間で終えるよう努めるとともに 低騒音 低振動型重機の使用や 必要最小限の機械での作業等により 騒音 振動の軽減に努め 不必要な高負荷をかけないように重機等を使用する 7 工事中 予測し得なかった著しい悪影響の発生が見られる場合は 必要に応じて 環境に及ぼす影響に係る調査を実施し 適切な措置を講ずる ( ウ ) 工事中騒音 振動のモニタリングと対策工事期間中にわたって 主要箇所に騒音計 振動計を設置し 連続的にモニタリングするとともに 環境保全目標を超える事態が発生した場合は 施工計画の見直し 資材運搬計画の見直し 仮囲い ( 遮音壁 ) の設置などの具体的な方策を講じる 71

34 72 図 騒音に係る環境基準の類型指定地域図(出典 岩国市の環境)

35 表 飛行場建設に必要な建設機械の騒音パワーレベル 73

36 表 主要機械の種類と基準点振動レベル 74

37 イ大気質建設工事中の大気質に及ぼす影響については 以下の環境保全対策を講じることにより 環境に及ぼす影響は小さいものと考えられる 1 工事により生じる裸地や法面等については 早期に緑化 法面処理 法面保護を行い 粉塵の発生防止に努める 2 乾燥した気象条件下では 必要に応じ 工事によって生じた裸地に散水を行う 3 工事用重機等の始業点検等 保守管理の徹底を図る 4 工事用重機等は 施工工程管理のもと 一箇所に集中することなく 極力分散させて使用する 5 工事関係車両の運行にあたっては 法定積載量および法定速度を厳守し 不必要な加減速を行わず かつ 交通安全にも留意した運行管理を行う 6 資材の搬入 搬出車両が工事区域外に出る場合には タイヤに付着した泥の洗浄 出入路周辺への散水を行う 7 土砂等の運搬時は 落下防止のためシートをかけるなどの対応をする 8 道路に落ちた土砂は 速やかに除去するものとする 9 工事中 予測し得なかった著しい悪影響の発生が見られる場合は 必要に応じ 環境に及ぼす影響に係る調査を実施し 適切な措置を講じる 75

38 ウ水質表 及び表 に水質汚濁に係る環境基準を 図 に岩国市における環境基準の類型指定状況を示す 建設工事中の水質に及ぼす影響としては 工事の実施に伴う一時的な影響としての降雨による濁水の発生が考えられるが 以下の環境保全対策を講じることにより 環境に及ぼす影響は十分に制御できるものと考えられる 1 工事に当っては 柵等の設置により土砂の流出を防止するほか 沈砂池等を整備し 工事中の降雨時の濁水の流出軽減を図る なお 適時 沈砂池の堆積土砂を浚渫して十分な容量を確保するように努める 2 工事によって生じる裸地や法面については 表面処理や表面保護を行い 土砂及び浮遊物質の発生 流出をできる限り少なくするように努める 3 工事用重機等の始業点検 保守管理を徹底し 油分等の流出を防止する 4 工事中 予測し得なかった著しい悪影響の発生が見られる場合は 必要に応じ 環境に及ぼす影響に係る調査を実施し 適切な措置を講ずる 76

39 表 水質汚濁に係る環境基準 ( その 1) 77

40 表 水質汚濁に係る環境基準 ( その 2) 78

41 図 (1) 利用者の利便性向上 a. 空港空白地域の解消岩国市を中心とする当該地域の空のアクセスは 道路距離で約 100km 弱にある広島空港と約 120km 隔たった山口宇部空港に依存し いわゆる 100km 圏内に空港を有しない空の空白地帯となっているため 空の交通整備による東京と地方の同時性の確保を図る必要がある 図 水質汚濁に係る環境基準の類型指定状況 79

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