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2 目次 Ⅰ 固定資産の取得 1 固定資産の分類 1 2 固定資産の取得価額 3 3 固定資産の取得価額に算入すべきもの 4 4 固定資産の取得価額に算入しないことができるもの 5 5 未経過固定資産税相当額を支払った場合 6 Ⅱ 減価償却 1 償却方法 7 2 償却方法の変更 13 3 少額減価償却資産等 14 Ⅲ 資本的支出と修繕費 1 原則 16 2 区分の特例 17 Ⅳ 特別償却 1 特別償却の種類 19 2 主な特別償却 19 Ⅴ 圧縮記帳 1 圧縮記帳とは 24 2 圧縮記帳の種類 24 3 主な圧縮記帳制度 25 Ⅵ リース取引 1 リース取引の分類 34 2 リース取引の会計処理 35

3 3 リース取引の税務処理 37 Ⅶ 減損会計 1 減損会計とは 40 2 減損会計の処理 40 3 税務上の取り扱い 41 Ⅷ 資産除去債務 1 概要 44 2 資産除去債務の会計処理 44 3 税務上の取り扱い 45 Ⅸ 平成 23 年度税制改正 1 減価償却制度の改正 47 2 その他の主な改正事項 ( 固定資産関係 ) 48

4 Ⅰ 固定資産の取得 1 固定資産の分類 (1) 固定資産の分類固定資産とは 一般的に 1 年以上の長期にわたって使用又は利用する目的で保有する資産をいい 法人税法では 棚卸資産 有価証券及び繰延資産以外の資産のうち次に掲げるものと規定されている 1 土地 ( 土地の上に存する権利を含む ) 2 減価償却資産 3 電話加入権 4 上記の資産に準ずるもの (2) 減価償却資産減価償却資産とは 棚卸資産 有価証券及び繰延資産以外の資産のうち次に掲げるもの ( 事業の用に供していないもの及び時の経過によりその価値の減少しないものを除く ) をいう 1 建物及びその附属設備 ( 暖冷房設備 照明設備 通風設備 昇降機その他建物に附属する設備をいう ) 2 構築物 ( ドック 橋 岸壁 さん橋 軌道 貯水池 坑道 煙突その他土地に定着する土木設備又は工作物をいう ) 3 機械及び装置 4 船舶 5 航空機 6 車両及び運搬具 7 工具 器具及び備品 ( 観賞用 興行用その他これらに準ずる用に供する生物を含む ) 8 次に掲げる無形固定資産イ鉱業権 ( 租鉱権及び採石権その他土石を採掘し又は採取する権利を含む ) ロ漁業権 ( 入漁権を含む ) ハダム使用権ニ水利権ホ特許権ヘ実用新案権ト意匠権チ商標権リソフトウエアヌ育成者権ル営業権ヲ専用側線利用権ワ鉄道軌道連絡通行施設利用権カ電気ガス供給施設利用権 ~ 1 ~

5 ヨ熱供給施設利用権レ工業用水道施設利用権ソ電気通信施設利用権 9 次に掲げる生物 (7に該当するものを除く) イ牛 馬 豚 綿羊及びやぎロかんきつ樹 りんご樹 ぶどう樹 なし樹 桃樹 桜桃樹 びわ樹 くり樹 梅樹 かき樹 あんず樹 すもも樹 いちじく樹 キウイフルーツ樹 ブルーベリー樹及びパイナップルハ茶樹 オリーブ樹 つばき樹 桑樹 こりやなぎ みつまた こうぞ もう宗竹 アスパラガス ラミー まおらん及びホップ (3) 非減価償却資産土地等 電話加入権はもちろんのこと 本来は減価償却資産に該当するもののうち 次のようなものは減価償却できない 1 事業の用に供していないもの ( 稼働休止資産や建設中の資産が該当する ) 2 時の経過によりその価値の減少しないもの ( 書画骨とう等が該当する ) < 稼働休止資産基通 7-1-3> 稼働を休止している資産であっても その休止期間中必要な維持補修が行われており いつでも稼働し得る状態にあるものについては 減価償却資産に該当するものとする ( 注 ) 他の場所において使用するために移設中の固定資産については その移設期間がその移設のために通常要する期間であると認められる限り 減価償却を継続することができる < 建設中の資産基通 7-1-4> 建設中の建物 機械及び装置等の資産は減価償却資産に該当しないのであるが 建設仮勘定として表示されている場合であっても その完成した部分が事業の用に供されているときは その部分は減価償却資産に該当するものとする < 書画骨とう等基通 7-1-1> 書画骨とう ( 複製のようなもので 単に装飾的目的にのみ使用されるものを除く ) のように 時の経過によりその価値が減少しない資産は減価償却資産に該当しないのであるが 次に掲げるようなものは原則として書画骨とうに該当する 1 古美術品 古文書 出土品 遺物等のように歴史的価値又は希少価値を有し 代替性のないもの 2 美術関係の年鑑等に登載されている作者の制作に係る書画 彫刻 工芸品等 ( 注 ) 書画骨とうに該当するかどうかが明らかでない美術品等でその取得価額が 1 点 20 万円 ( 絵画にあっては 号 2 万円 ) 未満であるものについては 減価償却資産として取り扱うことができるものとする ~ 2 ~

6 2 固定資産の取得価額 (1) 購入した場合購入した場合の取得価額は 次の合計額による 1 購入代価 引取運賃 荷役費 運送保険料 購入手数料 関税 ( 附帯税を除く ) その他購入のために要した費用 2 事業の用に供するために直接要した費用 (2) 自己で建設等した場合自己で建設等した場合の取得価額は 次の合計額による 1 原材料費 労務費 経費 2 事業の用に供するために直接要した費用 (3) 自己が生育させた場合自己が牛馬等を生育させた場合の取得価額は 次の合計額による 1 牛馬等の購入代価 引取運賃 荷役費 運送保険料 購入手数料 関税 ( 附帯税を除く ) その他購入のために要した費用 2 種付費 出産費 飼育費 労務費 経費 3 事業の用に供するために直接要した費用 (4) 自己が成熟させた場合自己が果樹等を成熟させた場合の取得価額は 次の合計額による 1 果樹等の購入代価 引取運賃 荷役費 運送保険料 購入手数料 関税 ( 附帯税を除く ) その他購入のために要した費用 2 種苗費 肥料費 労務費 経費 3 事業の用に供するために直接要した費用 (5) 適格合併等により移転を受けた場合適格合併 適格現物分配 ( 残余財産の分配に限る ) により移転を受けた場合の取得価額は 次の合計額による 1 被合併法人 現物分配法人の取得価額 ( 償却限度額計算の基礎となるべき金額 ) 2 事業の用に供するために直接要した費用 (6) 適格分割等により移転を受けた場合適格分割 適格現物出資 適格現物分配 ( 残余財産の分配を除く ) により移転を受けた場合の取得価額は 次の合計額による 1 分割法人 現物出資法人 現物分配法人の取得価額 ( 償却限度額計算の基礎となるべき金額 ) 2 事業の用に供するために直接要した費用 ~ 3 ~

7 (7) その他の場合贈与 交換 代物弁済等により取得した場合の取得価額は 次の合計額による 1 取得のために通常要する金額 2 事業の用に供するために直接要した費用 3 固定資産の取得価額に算入すべきもの (1) 土地についてした防壁 石垣積み等の費用 ( 基通 7-3-4) 埋立て 地盛り 地ならし 切土 防壁工事その他土地の造成又は改良のために要した費用の額はその土地の取得価額に算入するのであるが 土地についてした防壁 石垣積み等であっても その規模 構造等からみて土地と区分して構築物とすることが適当と認められるものの費用の額は 土地の取得価額に算入しないで 構築物の取得価額とすることができる 上水道又は下水道の工事に要した費用の額についても 同様とする ( 注 ) 専ら建物 構築物等の建設のために行う地質調査 地盤強化 地盛り 特殊な切土等土地の改良のためのものでない工事に要した費用の額は 当該建物 構築物等の取得価額に算入する (2) 土地 建物等の取得に際して支払う立退料等 ( 基通 7-3-5) 法人が土地 建物等の取得に際し 当該土地 建物等の使用者等に支払う立退料その他立退きのた めに要した金額は 当該土地 建物等の取得価額に算入する (3) 土地とともに取得した建物等の取壊費等 ( 基通 7-3-6) 法人が建物等の存する土地 ( 借地権を含む ) を建物等とともに取得した場合又は自己の有する土地の上に存する借地人の建物等を取得した場合において その取得後おおむね 1 年以内に当該建物等の取壊しに着手する等 当初からその建物等を取り壊して土地を利用する目的であることが明らかであると認められるときは 当該建物等の取壊しの時における帳簿価額及び取壊費用の合計額 ( 廃材等の処分によって得た金額がある場合は 当該金額を控除した金額 ) は 当該土地の取得価額に算入する (4) 事後的に支出する費用 ( 基通 7-3-7) 新工場の落成 操業開始等に伴って支出する記念費用等のように減価償却資産の取得後に生ずる付随費用の額は 当該減価償却資産の取得価額に算入しないことができるものとするが 工場 ビル マンション等の建設に伴って支出する住民対策費 公害補償費等の費用 ( 一定のものを除く ) の額で当初からその支出が予定されているもの ( 毎年支出することとなる補償金を除く ) については たとえその支出が建設後に行われるものであっても 当該減価償却資産の取得価額に算入する (5) 借地権の取得価額 ( 基通 7-3-8) 借地権の取得価額には 土地の賃貸借契約又は転貸借契約 ( これらの契約の更新及び更改を含む ) ~ 4 ~

8 に当たり借地権の対価として土地所有者又は借地権者に支払った金額のほか 次に掲げるような金額を含むものとする ただし 1に掲げる金額が建物等の購入代価のおおむね 10% 以下の金額であるときは 強いてこれを区分しないで建物等の取得価額に含めることができる 1 土地の上に存する建物等を取得した場合におけるその建物等の購入代価のうち借地権の対価と認められる部分の金額 2 賃借した土地の改良のためにした地盛り 地ならし 埋立て等の整地に要した費用の額 3 借地契約に当たり支出した手数料その他の費用の額 4 建物等を増改築するに当たりその土地の所有者等に対して支出した費用の額 (6) 固定資産について値引き等があった場合 ( 基通 の 2) 法人の有する固定資産について値引き 割戻し又は割引があった場合には その値引き等のあった 日の属する事業年度の確定した決算において次の算式により計算した金額の範囲内で当該固定資産の 帳簿価額を減額することができるものとする < 算式 > ( 注 ) 値引き等の直前におけるその固定資産の帳簿価額値引き等の額 値引き等の直前におけるその固定資産の取得価額 1 当該固定資産が法又は措置法の規定による圧縮記帳の適用を受けたものであるときは 算式の分 母及び分子の金額はその圧縮記帳後の金額によることに留意する 2 当該固定資産についてその値引き等のあった日の属する事業年度の直前の事業年度から繰り越さ れた特別償却不足額 ( 特別償却準備金の積立不足額を含む ) があるときは 当該特別償却不足額 の生じた事業年度においてその値引き等があったものとした場合に計算される特別償却限度額を基 礎として当該繰り越された特別償却不足額を修正するものとする 4 固定資産の取得価額に算入しないことができるもの (1) 借入金の利子 ( 基通 の 2) 固定資産を取得するために借り入れた借入金の利子の額は たとえ当該固定資産の使用開始前の期間に係るものであっても これを当該固定資産の取得価額に算入しないことができるものとする ( 注 ) 借入金の利子の額を建設中の固定資産に係る建設仮勘定に含めたときは 当該利子の額は固定資産の取得価額に算入されたことになる (2) 固定資産の取得価額に算入しないことができる費用の例示 ( 基通 の 2) 次に掲げるような費用の額は たとえ固定資産の取得に関連して支出するものであっても これを固定資産の取得価額に算入しないことができる 1 次に掲げるような租税公課等の額イ不動産取得税又は自動車取得税 ~ 5 ~

9 ロ特別土地保有税のうち土地の取得に対して課されるものハ新増設に係る事業所税二登録免許税その他登記又は登録のために要する費用 2 建物の建設等のために行った調査 測量 設計 基礎工事等でその建設計画を変更したことにより不要となったものに係る費用の額 3 いったん締結した固定資産の取得に関する契約を解除して他の固定資産を取得することとした場合に支出する違約金の額 (3) 埋蔵文化財の発掘費用 ( 基通 の 4) 法人が工場用地等の造成に伴い埋蔵文化財の発掘調査等をするために要した費用の額は 土地の取得価額に算入しないで その支出をした日の属する事業年度の損金の額に算入することができる ただし 文化財の埋蔵されている土地をその事情を考慮して通常の価額より低い価額で取得したと認められる場合における当該発掘調査等のために要した費用の額については この限りでない 5 未経過固定資産税相当額を支払った場合 年の途中で土地建物等の固定資産を取得した場合 前の所有者が負担した固定資産税のうち譲渡後の期間に対応する固定資産税相当額を 買主が負担すことが多いが 固定資産税は あくまでも 1 月 1 日現在の所有者に対し賦課決定されるものであり 年の途中で固定資産を取得した所有者には 納税義務は生じない したがって 税務上は 買主が負担した固定資産税相当額は 固定資産税そのものではなく 取得した固定資産につき 固定資産税を納付することなく利用できる対価 すなわち 取得した固定資産の対価であるという考え方をとっている また 買主は固定資産税相当額を売主に支払わなければ その固定資産を取得できない契約であるとすれば 固定資産税相当額の支出額は いわば 固定資産を取得するために要する費用であるという考え方もできる よって 固定資産税相当額を売買価額とは別に支払ったとしても その固定資産税相当額は 固定資産の取得価額に含めなければならず 租税公課として損金処理はできない ~ 6 ~

10 Ⅱ 減価償却 1 償却方法 (1) 償却の方法及び選定できる種類法人は 減価償却資産の取得時期及び種類に応じて定められた償却方法からいずれかを選定して届出る必要があるが 届出をしなかった場合は法定償却方法を選定したものとされる 1 平成 19 年 3 月 31 日以前に取得されたもの 資産の種類 選定できる償却方法 法定償却方法 建物 ( 平成 10 年 3 月 31 日 旧定率法 旧定額法 旧定率法 以前に取得 ) 建物 ( 平成 10 年 4 月 1 日以 旧定額法 旧定額法 後に取得 ) 有形減価償却資産 旧定率法 旧定額法 旧定率法 鉱業用減価償却資産 旧定率法 旧定額法 旧生 旧生産高比例法 産高比例法 無形減価償却資産 旧定額法 旧定額法 鉱業権 旧定額法 旧生産高比例法 旧生産高比例法 生物 旧定額法 旧定額法 国外リース資産 ( 平成 10 年 10 月 1 日から平成 20 年 3 月 31 日までの間に締結するリース契約に限る ) 旧国外リース期間定額法 旧国外リース期間定額法 2 平成 19 年 4 月 1 日以後に取得されたもの 資産の種類 選定できる償却方法 法定償却方法 建物 定額法 定額法 有形減価償却資産 定率法 定額法 定率法 鉱業用減価償却資産 定率法 定額法 生産高比 生産高比例法 例法 無形減価償却資産 定額法 定額法 鉱業権 定額法 生産高比例法 生産高比例法 生物 定額法 定額法 リース資産 ( 平成 20 年 4 月 1 日以後に締結する所有権移転外リース契約に限る ) リース期間定額法 リース期間定額法 ~ 7 ~

Microsoft Word - 取得価額.doc

Microsoft Word - 取得価額.doc 減価償却資産の取得価額 購入の場合の取得価額 本体価額 取得価額 + 引取運賃 荷役費 運送保険料 関税 + 購入手数料 + 据付費 試運転費用 +その他購入のために要した費用 ( ) 次の費用は取得価額に算入しないことができる 不動産所得税 自動車取得税 特別土地保有税のうち土地の取得に対して課されるもの 増設に係る事業所税 登録免許税その他登記又は登録のために要する費用 自社で建設 製作 製造した場合の取得価額

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