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ふさこしもかさ
5 years ago
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1 平成 25 年度埼玉県建築物衛生管理研修会日時 : 平成 26 年 1 月 16 日 ( 木 ) 午後 2 時から場所 : 埼玉会館小ホール彩の国埼玉県保健医療部生活衛生課埼玉県のマスコットコバトン

3 1 開会平成 25 年度埼玉県建築物衛生管理研修会次第日時 : 平成 26 年 1 月 16 日 ( 木 ) 午後 2 時から場所 : 埼玉会館小ホール 2 挨拶埼玉県保健医療部生活衛生課長黒﨑嘉子 3 研修 (1) 平成 24 年度特定建築物立入検査の結果等について生活衛生課環境衛生ビル監視担当峯川治之主任 (2) ビルの室内空気環境と空調設備公益財団法人日本建築衛生管理教育センター村上三千博先生 (3) 質疑応答 4 閉会 - 1 -

4 排水受けの点検濁度給水管理特定建築物立入検査結果等について ( 平成 24 年度分 ) 1 (1) 特定建築物数興行場百貨店店舗事務所学校旅館その他計特定建築物数 ( 民間施設 ) (8) (170) (262) (256) (30) (46) (64) (836) ( 公的施設 ) (48) (0) (2) (149) (96) (2) (77) (374) 1 (2) 立入検査等実施数埼玉県生活衛生課実施分 ( さいたま市川越市を除く ) 特定建築物数 ( 民間施設 ) 興行場百貨店店舗事務所学校旅館その他計立入検査等数立入検査における指摘項目項目不適率 (%) 参考 : 全国不適率 (%) 項目不適率 (%) 参考 : 全国不適率 (%) 飲料水水質検査給水管理空気環境雑の用調水管理空気環境の測定飲料水水質基準の遵守浮遊粉じんの量給湯水水質検査一酸化炭素の含有率給湯水水質基準の遵守帳簿書類の備え付け二酸化炭素の含有率貯水槽の清掃温度貯湯槽の清掃相対湿度雑用水の残留塩素含有率検査気流雑用水の残留塩素含有率の遵守冷却塔への供給水雑用水の水槽の点検加湿装置への供給水雑用水の水質検査整冷却塔の汚れの点検のpH 値の遵守冷却塔の清掃臭気加湿装置の汚れの点検外観加湿装置の清掃大腸菌残留塩素の含有率検査そ排水設備の清掃の残留塩素含有率の遵守他定期清掃給湯水の残塩含有率検査ねずみ等の防除給湯水の残塩含有率の遵守

5 3 主な指摘事項年間管理計画帳簿書類空調管理設備給排水管理設備ねずみ等の防除届出 ( 変更届 ) 等 4 特定建築物の冷却塔水等におけるレジオネラ属菌の検査 ( 平成 25 年 7~8 月埼玉県生活衛生課実施 ) レジオネラ属菌の菌数 (CFU/100mL) 冷却塔水 ( 施設数 ) 修景水 ( 施設数 ) 検出限界値未満 ~100 未満 ~1,000 未満 0 0 1,000~10 万未満 1 0 施設数合計亜硝酸態窒素に係る水質基準の設定等について - 3 -

6 レジオネラ属菌 1 生息状況自然界 : 湿った土壌や池沼湖河川などの淡水に生息する人工環境水 : 冷却塔や給湯器加湿器など 20 以上の水が停滞または滞留する人工環境水に高率に生息する 2 感染経路レジオネラ属菌に汚染された水や土壌がエアロゾルとなり空中を浮遊し人がこれを吸入するなど経気道感染が主である 3 病原性レジオネラ菌は 50 数菌種が確認されている日本で発生したレジオネラ症の集団発生事例ではそのほとんどがレジオネラニューモフィラ ( L. pneumophila ) 血清群 1 型によるものである 4 レジオネラ症 (1) レジオネラ肺炎多臓器不全を起こし発病後 1 週間以内に死亡する劇症型から適正な抗生物質治療で治癒するものまで様々な移行型がある 7~10 日の潜伏期の後発熱全身倦怠頭痛咳などが始まるが劇症型の場合適切な治療が行わなければ発病後数日以内に死亡する (2) ポンティアック熱自然治癒型でインフルエンザに似た非肺炎熱性疾患で悪寒筋肉痛発熱などが見られる化学療法剤の投与なしでも治癒すると言われるが 1 つの集団内で 80~90% が罹患することがあるため社会活動が影響を受ける 5 レジオネラ症防止対策 (1) 人工環境水の温度がレジオネラ属菌の最も増殖しやすい 30 前後になることを避ける (2) 水の滞留を防ぐなど生物膜の発生を抑える (3) 定期的な清掃消毒を行うなど感染源となりうる設備機器類を計画的に維持管理し点検記録等を整備する 6 冷却塔管理基準 ( 建築物衛生法管理基準抜粋 ) (1) 供給する水は水道法第 4 条に規定する水質基準に適合する水を使用する (2) 冷却塔及び冷却水は使用開始時及び使用を開始した後 1 月以内ごとに 1 回定期にその汚れの状況を点検し必要に応じその清掃及び換水等を行う (3) 冷却塔冷却水の水管の清掃を 1 年以内ごとに 1 回定期に行う - 4 -

7 1 概要きわめて低い濃度でも人体に影響これまでは硝酸態窒素との合計量として基準が定められていた平成 25 年 3 月の厚生科学審議会生活環境水道部会において了承された亜硝酸態窒素に係る水質基準等の見直しの方向性を踏まえ改正される 2 水質基準 0.04mg/L 以下であること現行では硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素として 10mg/L 以下であることが基準である 3 施行時期平成 26 年 4 月 1 日 ( 予定 ) - 5 -

8 資料 1-1 亜硝酸態窒素に係る水質基準の設定等について 1. 概要水質基準等については平成 15 年の厚生科学審議会答申において最新の科学的知見に従い逐次改正方式により見直しを行うこととされ厚生労働省では水質基準逐次改正検討会を設置し所要の検討を進めているところである平成 25 年 3 月開催の厚生科学審議会生活環境水道部会において了承された亜硝酸態窒素等に係る水質基準等の見直しの方向性を踏まえ次のとおり改正する (1) 水質基準の改正等について平成 25 年 7 月 22 日付けで内閣府食品安全委員会より通知された水道により供給される水の水質基準改正に係る食品健康影響評価 ( 亜硝酸態窒素 ) に基づき水質基準に関する省令 ( 平成 15 年厚生労働省令第 101 号 ) の一部を改正し亜硝酸態窒素に係る基準 (0.04mg/L) を追加するとともに水道法施行規則 ( 昭和 32 年厚生省令第 45 号 ) 水道施設の技術的基準を定める省令 ( 平成 12 年厚生省令第 15 号 ) 及び給水装置の構造及び材質の基準に関する省令 ( 平成 9 年厚生省令第 14 号 ) 並びに建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則 ( 昭和 46 年厚生省令第 2 号 ) についてそれぞれ所要の改正を行う ( 表 1) 表 1 亜硝酸態窒素に係る水質基準等の設定案水質基準薬品基準資機材材質基準水栓その他末端給給水装置浸出性水用具能基準末端以外の給水用具又は給水管検査回数等 ( 水道法施行規則建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則 ) 基準等 ( 案 ) 0.04 mg/l 以下であること mg/l 以下であること mg/l 以下であること mg/l 以下であること 0.04 mg/l 以下であること硝酸態窒素及び亜硝酸態窒素の項目と同等 - 6 -

9 加えて関連する検査方法に係る告示についてそれぞれ以下の改正を行う 1) 水質基準に関する省令の規定に基づき厚生労働大臣が定める方法 ( 平成 15 年厚生労働省告示第 261 号 ) ア水質基準項目の追加に係る検査方法の設定等亜硝酸態窒素に係る分析方法にイオンクロマトグラフ( 陰イオン ) による一斉分析法 ( 別表第 13) を設定する別表第 13 の 3 試料の採取及び保存の項にて試料に残留塩素が含まれている場合には試料 1Lにつきエチレンジアミン溶液 (50mg /ml)1ml を加えることとするただし亜硝酸態窒素の検査を行わない場合はエチレンジアミン溶液の添加を省略することができることとする表 1に掲げる亜硝酸態窒素に係る検水の濃度範囲を 0.004~0.4mg /Lとするイその他の事項ガスクロマトグラフ- 質量分析計を使用する別表 ( 別表第の2 29) について純度 v /v% 以上のヘリウムガスに限定していたキャリアーガスの種類を拡大し同程度の検出感度が得られるキャリアーガスの利用を認めるその他所要の改正 2) 資機材等の材質に関する試験 ( 平成 12 年厚生省告示第 45 号 ) 3 分析方法に規定する浸出液の分析方法に亜硝酸態窒素に係る分析方法としてイオンクロマトグラフ法を追加する 3) 給水装置の構造及び材質の基準に係る試験 ( 平成 9 年厚生省告示第 111 号 ) 第 2の 3 分析方法に規定する浸出液の分析方法に亜硝酸態窒素に係る分析方法としてイオンクロマトグラフ法を追加する (2) 水質管理目標設定項目に係る改正について水質管理目標設定項目のうちアンチモン及びその化合物ニッケル及びその化合物並びに農薬類の対象農薬リストに掲げる農薬のうち2 物質 ( トリクロルホン及びメコプロップ ) についてそれぞれ目標値を見直し健康局長通知水質基準に関する省令の制定及び水道法施行規則の一部改正等について ( 平成 15 年健発第号 ) を改正する ( 表 2) - 7 -

10 表 2 アンチモンニッケル及び農薬類の目標値の見直し案項目現行目標値新目標値 ( 案 ) アンチモン及びその化合物 0.015mg/L 以下 0.02mg/L 以下ニッケル及びその化合物 0.01mg/L 以下 ( 暫定 ) 0.02mg/L 以下トリクロルホン (DEP)( 殺虫剤 ) 0.03mg/L 以下 0.005mg/L 以下メコプロップ (MCPP)( 除草剤 ) 0.005mg/L 以下 0.05mg/L 以下また平成 25 年 3 月開催の厚生科学審議会生活環境水道部会において了承された農薬類の目標値の見直し案のうち表 2 に掲げる 2 項目を除く農薬類 10 項目について新たに目標値を設定し上記の健康局長通知を改正する ( 表 3) 表 3 農薬類の目標値の設定案項目用途現行目標値新目標値 ( 案 ) オキサジクロメホン除草剤 mg/L 以下オリサストロビン殺虫剤殺菌剤 - 0.1mg/L 以下カズサホス殺虫剤 mg/L 以下グルホシネート除草剤植物成長調整剤 mg/L 以下殺虫剤 0.005mg/L 以下ジチオカルバメート系農薬 - 殺菌剤 ( 二硫化炭素として ) チアジニル殺虫剤殺菌剤 - 0.1mg/L 以下ピラクロニル除草剤 mg/L 以下フェントラザミド除草剤 mg/L 以下ベンゾビシクロン除草剤 mg/L 以下メタム ( カーバム ) 殺虫剤 mg/L 以下 2. 意見募集の実施等 1 水質基準の改正等について意見募集を行ったところ亜硝酸態窒素の水質基準項目への追加等について ( 案 ) 及び建築物における衛生的環境の確保に関する法律施行規則の一部を改正する省令案について ( 表 1 関係 ) に対しそれぞれ 24 件 1 件の意見が寄せられた 2 検査方法の告示の改正について意見募集を行ったところ 39 件の意見が - 8 -

11 寄せられた 3 水質管理目標設定項目に係る改正について意見募集を行ったところアンチモンニッケル及び農薬類の目標値の見直しについて ( 案 ) ( 表 2 関係 ) に対して4 件農薬類の目標値の設定について ( 案 ) ( 表 3 関係 ) に対して1 件の意見が寄せられた 4 給水装置及び水道用資機材等の浸出性能基準等の改正については貿易の技術的障害に関する協定 (TBT 協定 ) に基づき WTO へ通報し平成 25 年 9 月 23 日から 60 日間 ( 平成 25 年 11 月 22 日まで ) 加盟国からのコメントを受け付けたところ各国より内容に関する質問意見はなかった 3. 今後の予定 1(1) に掲げる省令及び告示並びに (2) に掲げる通知等の改正を行いいずれも平成 26 年 4 月 1 日から施行する - 9 -

13 ビルの室内空気環境と空調設備公益財団法人日本建築衛生管理教育センター村上三千博先生

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Microsoft Word - H29要綱_ docx

Microsoft Word - H29要綱_ docx 2. 貯水槽水道 1. 貯水槽水道 1. 貯水槽水道とは水道事業の用に供する水道及び専用水道以外の水道であって水道事業の用に供する水道から供給を受ける水のみを水源とするものをいう 2. 水道事業管理者は貯水槽水道の管理に関し必要があると認めるときは貯水槽水道の設置者に対し指導助言及び勧告を行うことができる 3. 水道事業管理者は貯水槽水道の利用者に対し貯水槽水道の管理等に関する情報提供を行うものとする