Regulations for Manufacturing Control and Quality Control of Ethical Extract Products in Kampo Medicine (Oriental Medicine) Formulations

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1 第 18 回静岡健康 長寿学術フォーラム健康長寿社会へのアプローチ ~ 超高齢社会を支える健康長寿科学とセルフケア Ⅱ~ 静岡 グランシップ会議ホール 風 平成 25 年 11 月 1 日 セッション Ⅰ 補完代替医療 - 漢方 サプリメント - 漢方の標準化及び補完代替医療との関係 袴塚高志 国立医薬品食品衛生研究所生薬部 本資料は 上記 第 18 回静岡健康 長寿学術フォーラム における講演スライドの一部を改変したものです

2 講演の概要 健康長寿社会へのアプローチ ~ 超高齢社会を支える健康長寿科学とセルフケア Ⅱ~ セッション Ⅰ 補完代替医療 - 漢方 サプリメント - 漢方の標準化及び補完代替医療との関係 1. 漢方と補完代替医療の関係 正規医療としての漢方医学 2. 生薬 漢方製剤の国内標準化 標準化による品質確保 ( 日本薬局方及び承認基準 ) 3. おわりに 漢方のセルフケアへの貢献

3 東アジアの伝統医学 源は共通 古代中国医学 Ancient Chinese Medicine 各国で独自に発展 中医学 Traditional Chinese Medicine (TCM) 韓医学 Traditional Korean Medicine 漢方医学 Kampo Medicine 中国韓国日本

4 漢方医学の起源と発展 紀元前 20 世紀 中国 日本 紀元前 3 世紀 1 世紀 8 世紀 16 世紀 古典的文献 中国伝統医学 輸入 漢方医学 19 世紀 現代 西洋医学

5 国民健康保険制度における漢方医療 日本人の医療費は ほとんどすべてが漢方医療も含めて国民健康保険でカバーされている 148 の医療用漢方処方が国民健康医療保険の薬価基準に収載されている

6 日本薬局方における生薬 漢方製剤の標準化 第 16 改正日本薬局方 第 16 改正第一追補 第 16 改正英語版 現行日本薬局方 ( 第 16 改正 + 第一追補 ) 生薬 ( 原料 ) 漢方処方エキス ( 配合剤 ) [ 漢方製剤の売り上げの 60% に相当 ]

7 日本における漢方医学の立場 国民医療保険でカバーされている 公定書 ( 局方 ) で標準化されている 漢方医学は日本の正規医療である 日本の医療システムにおいて 漢方医学は補完代替医療に分類されるべきではない CAM is a group of diverse medical and health care systems, practices, and products that are not presently considered to be part of conventional medicine. [National Center for Complementary and Alternative Medicine, NIH]

8 漢方処方の利用調査 過去に使用していた 8% 使用したことがない 2% 現在使用している 89% 2011 年の日本漢方生薬製剤協会の報告によれば 日本の医師のほぼ 90% が漢方処方を使用している

9 講演の概要 健康長寿社会へのアプローチ ~ 超高齢社会を支える健康長寿科学とセルフケア Ⅱ~ セッション Ⅰ 補完代替医療 - 漢方 サプリメント - 漢方の標準化及び補完代替医療との関係 1. 漢方と補完代替医療の関係 正規医療としての漢方医学 2. 生薬 漢方製剤の国内標準化 標準化による品質確保 ( 日本薬局方及び承認基準 ) 3. おわりに 漢方のセルフケアへの貢献

10 漢方製剤の有効性 安全性及び品質確保 医薬品の三大要素 有効性 安全性 品質 漢方製剤の有効性 安全性は長い臨床経験により保証されている 古くから臨床適用されてきた処方と同等の品質であることが前提 ( 成書に従い調製された標準湯剤との同等性 )

11 多成分系としての漢方製剤 個々の生薬の成分パターン 混合 煎出 エキス化 単一成分 西洋薬 ( 合成品 ) 漢方エキス製剤の複雑な成分パターン

12 天然物である原料生薬が包含する漢方製剤の品質確保における問題点 多成分系であるため 全成分の把握が困難 活性本体の特定が困難 産地 天候 収穫時期等による成分含量や形態のばらつき 虫害や微生物汚染の発生 規定外部位や異物の混入 不安定な成分や揮発性成分の損失 加工条件の不均質性

13 漢方製剤の製造工程と品質確保 原料生薬の品質管理 製造工程の品質管理 最終製品の品質管理 原料生薬 調合生薬 エキス粉末 顆粒剤 最終製品 切裁 秤量 調合 抽出 ろ過 乾燥 混合 造粒 充填 包装 賦形剤 包装資材

14 生薬 漢方製剤の品質確保 日本薬局方における規格設定 製造販売承認書における規格設定 製造販売承認基準の制定 漢方 GMPによる製造工程の管理 薬用植物 GAPによる栽培の管理

15 日本薬局方 官制 ( 厚生労働省 ) 解説書 ( 条文と注釈 ) ( 廣川書店 )

16 日本薬局方の役割 我が国の医薬品の品質を保証する法令 我が国の医薬品の品質を保証する判断基準を明確にするために必要な公的基準 承認審査での品質審査の基準 ( 行政 ) 監視指導での品質確保の標準書 ( 行政 ) 医薬品開発における品質規格の水準 ( 製薬企業 ) 保健衛生上重要な医薬品を規定する医薬品集

17 日本薬局方の構成 第 16 改正日本薬局方 ( 平成 23 年 3 月 24 日厚生労働省告示第 65 号 ) 告示 日本薬局方沿革略記 まえがき 通則 生薬総則 製剤総則 一般試験法 医薬品各条 ( 化学薬品等 生薬等 ) 参照スペクトル ( 紫外可視吸収 赤外吸収 ) 参考情報 附録 ( 原子量表 索引 ) 索引

18 日本薬局方の医薬品各条の規格項目 (1) 日本名 (9) 成分の含量規定 (17) (2) 英名 (10) 表示規定 (18) 強熱残分 灰分又は酸不溶性灰分 製剤試験及びその他の特殊試験 (3) ラテン名 (11) 製法 (19) 異性体比 (4) 日本名別名 (12) 性状 (20) 定量法又は成分の含量 (5) 構造式 (13) 確認試験 (21) 貯法 (6) 分子式及び分子量 (14) 示性値 (22) 有効期限 (7) 化学名 (15) 純度試験 (23) その他 (8) 基原 (16) 乾燥減量 強熱減量又は水分 生薬等の部で規定されている項目 ( 赤字は生薬等特有の項目 ) 青字は生薬等での規定が困難な項目

19 日本薬局方医薬品各条 ( 例 : 生薬等よりオウギ ) 日本名英名ラテン名日本名別名構造式 分子式及び分子量 化学名 基原 成分の含量規定 性状 確認試験 示性値 ( 融点 ) 純度試験 乾燥減量 強熱減量又は水分 強熱残分 灰分又は酸不溶性灰分 定量法又は成分の含量 貯法

20 日本薬局方医薬品各条 ( 例 : 生薬等より葛根湯エキス )

21 漢方処方エキスの局方収載 第 15 改正 ( 平成 18 年 4 月 1 日施行 ) 葛根湯 加味逍遥散 柴苓湯 大黄甘草湯 補中益気湯 苓桂朮甘湯第 15 改正第一追補 ( 平成 19 年 10 月 1 日施行 ) 桂枝茯苓丸 半夏厚朴湯第 15 改正第二追補 ( 平成 21 年 10 月 1 日施行 ) 牛車腎気丸 真武湯 八味地黄丸第 16 改正 ( 平成 23 年 4 月 1 日施行 ) 黄連解毒湯 柴胡桂枝湯 柴朴湯 芍薬甘草湯 十全大補湯 小柴胡湯 小青竜湯 釣藤散 麦門冬湯 無コウイ大建中湯 六君子湯第 16 改正第一追補 ( 平成 24 年 10 月 1 日施行 ) 当帰芍薬散 半夏瀉心湯 ( 平成 25 年 11 月現在 24 処方 )

22 日本薬局方の審議体制と生薬及び漢方処方エキスの局方収載原案作成に係る組織 医薬品医療機器総合機構 日本薬局方原案審議委員会 厚生労働省薬事 食品衛生審議会 日本薬局方部会 日本薬局方総合委員会 総合小委員会 化学薬品委員会 抗生物質委員会 生物薬品委員会 厚生労働科学研究 生薬等 (B) 委員会 生薬等 (A) 委員会 漢方処方の局方収載原案作成に関する WG 総合的項目及び既収載品目の審議 新規収載品目の審議

23 生薬 漢方製剤の品質確保 日本薬局方における規格設定 製造販売承認書における規格設定 製造販売承認基準の制定 漢方 GMPによる製造工程の管理 薬用植物 GAPによる栽培の管理

24 セルフメディケーションにおける一般用医薬品のあり方について 一般用医薬品承認審査合理化等検討会中間報告書平成 14 年 11 月 8 日 I. はじめに II. 国民のニーズに対応した一般用医薬品の必要性 III. 一般用医薬品の役割の変化等 IV. 一般用医薬品の適正使用と関係者の役割 V. 提言ー具体的な方策 1. 求められる 一般用医薬品であるために (1) 国民のニーズを反映した一般用医薬品の範囲の見直し (2) スイッチOTC 薬の開発の促進と安全対策の充実 (3) 漢方薬 生薬の活用 (4) 剤型の多様化 2. 信頼され 安心して使用できる 一般用医薬品であるために (1) 安全対策 市販後調査の強化 (2) 再評価の推進 (3) 情報提供の拡充 3. 承認審査の流れの改善等 (1) 審査体制の整備 (2) 申請区分の見直し 添付資料の軽減化

25 セルフメディケーションにおける一般用医薬品のあり方について 一般用医薬品承認審査合理化等検討会中間報告書平成 14 年 11 月 8 日 [ 抜粋 ] V. 提言 - 具体的な方策 1. 求められる 一般用医薬品であるために (3) 漢方薬 生薬の活用 1) 一般用漢方処方の見直し一般用漢方製剤については 昭和 40 年代末に当時の厚生省より 210 処方について承認審査の内規が公表された その後 30 年ほどが経過する中で 生活環境の変化や急激な人口の高齢化に伴う疾病構造の変化等に伴い 210 処方が現在の様々な国民のニーズに合致しなくなってきた面もあることから 次のような事項について検討する必要がある (1) 処方の選別疾病構造の変化に対応した処方の追加 削除等 (2) 処方内容の改正各人の体質等 ( 証 という ) による しばり ( 制限 ) を必要に応じて明確化 また 効能 効果を現代に即した症状表現へ変更 追加する等 (3) 情報提供等漢方処方中の生薬の分量 ( 配合量 満量に対する比率 ) やエキス抽出溶媒の分かりやすい表示 一般用漢方処方で用いられている生薬については 品質確保や情報公開を目的として日本薬局方等への収載等 2) 生薬製剤の評価 ( 承認審査 ) について (1) 国内で長期間医薬品として使用されてきた生薬 (2) 国外で医薬品等として使用されてきたいわゆる西洋ハーブ

26 一般用漢方製剤承認基準の制定について 厚生労働省医薬食品局審査管理課長通知 ( 薬食審査発第 号 ) 平成 20 年 9 月 30 日 昭和 年厚生省一般用漢方処方承認審査内規 ( 旧基準 ) 日本の成書にある処方の中から一般用漢方処方としてふさわしい 210 処方を選定当該 210 処方の成分 分量 用法 用量 効能 効果の具体的な基準を公表昭和 50 年厚生省薬務局監修 一般用漢方処方の手引き 生活環境の変化や高齢化に伴う疾病構造及び社会構造の変化等 34 年ぶりの見直し 平成 20 年厚労省 一般用漢方製剤承認基準の制定について ( 新基準 ) 平成 21 年日本公定書協会監修 改訂一般用漢方処方の手引き

27 一般用医薬品の承認申請区分 申請区分 (1): 新有効成分含有医薬品 ( ダイレクトOTC) 申請区分 (2): 新投与経路医薬品申請区分 (3) (3)-1: 新効能医薬品 (3)-2: 新剤形医薬品 (3)-3: 新用量医薬品申請区分 (4): 新一般用有効成分含有医薬品 ( スイッチOTC) 申請区分 (5) (5)-1: 新一般用投与経路医薬品 (5)-2: 新一般用効能医薬品 (5)-3: 新一般用剤形医薬品 (5)-4: 新一般用用量医薬品申請区分 (6): 新一般用配合剤申請区分 (7) (7)-1: 類似処方一般用配合剤 (7)-2: 類似剤形一般用医薬品申請区分 (8): その他の一般用医薬品 ( 製造販売承認基準品目等 )

28 一般用漢方処方の手引き の改訂

29 新一般用漢方処方の手引き の発刊

30 一般用漢方製剤承認基準の制定及び改正に至る経緯 旧基準 一般用医薬品承認審査合理化等検討会 薬事 食品衛生審議会一般用医薬品部会 改正新基準 294 処方 セルフメディケーションにおける一般用医薬品のあり方について 一般用医薬品漢方処方に関する検討会 新基準 213 処方 類方 23 処方 新規 27 処方 新規 31 処方 一般用漢方処方の手引き 新 210 処方原案 新 210 処方案 改訂一般用漢方処方の手引き 追補版 一般用漢方 210 処方処方小委員会検討レポート 日本漢方生薬製剤協会一般用製剤委員会 一般用漢方処方の見直しを図るための調査研究 一般用漢方処方の見直しに資するための有用性評価 (EBM 確保 ) 手法及び安全性確保等に関する研究 厚生労働科学研究 漢方処方の同等性並びに品質確保等に関する研究 生薬及び漢方処方の有用性評価手法 安全性確保と国際調和に関する研究 厚生労働科学研究 新一般用漢方処方の手引き

31 旧基準と新基準の比較 ( 例示 : 葛根湯 ) 葛根湯 [ 成分 分量 ] 葛根 4-8 麻黄 3-4 大棗 3-4 桂皮 2-3 芍薬 2-3 甘草 2 乾生姜 1 [ 用法 用量 ] 湯 [ 効能 効果 ] 感冒 鼻かぜ 頭痛 肩こり 筋肉痛 手や肩の痛み 旧基準 葛根湯新基準 [ 成分 分量 ] 葛根 4-8 麻黄 3-4 大棗 3-4 桂皮 2-3 芍薬 2-3 甘草 2 生姜 [ 用法 用量 ] 湯 [ 効能 効果 ] 体力中等度以上のものの次の諸症 : 感冒の初期 ( 汗をかいてないもの ) 鼻かぜ 鼻炎 頭痛 肩こり 筋肉痛 手や肩の痛み

32 生薬 漢方製剤の国内標準化と品質確保 漢方処方エキスの局方収載 一般用漢方製剤承認基準の制定 漢方製剤の品質確保 日本の医薬品としての漢方製剤の立ち位置の確保漢方製剤が保険医療上重要な医薬品として一般に認められていることを法令に明記し かつ 漢方製剤が今後も国内の正当な医療体系における医薬品であり続けるための枠組みを行政文書に示したものである 国際社会における漢方医学の独自性の確保国際社会において日本の文化たる漢方医学の独自性を堅持するために極めて重要である

33 講演の概要 健康長寿社会へのアプローチ ~ 超高齢社会を支える健康長寿科学とセルフケア Ⅱ~ セッション Ⅰ 補完代替医療 - 漢方 サプリメント - 漢方の標準化及び補完代替医療との関係 1. 漢方と補完代替医療の関係 正規医療としての漢方医学 2. 生薬 漢方製剤の国内標準化 標準化による品質確保 ( 日本薬局方及び承認基準 ) 3. おわりに 漢方のセルフケアへの貢献

34 おわりに一般用漢方処方がセルフケアにおいて貢献するために 1. 最重要課題としての品質確保 標準化の推進 ( 局方 局外生規 承認基準 ) 規制緩和 産業振興としての標準化 国際標準化への防波堤としての国内標準化 2. 安全性確保 体質に合った利用 不適正使用の回避 ( 安全に使うための確認票 ) 3. 新規効能効果の利用一般用漢方製剤承認基準の改正は現代の疾病構造に対応したもの 従来処方の効能効果拡大 現代特有の軽疾患に適する新規処方の収載

35 安全に使うための漢方処方確認票 厚労科学研究 [ 一般用医薬品における, 化学合成品等のリスク区分の見直しと漢方製剤の安全性確保に関する研究

36 新規効能効果の利用現代の疾病構造に対応した一般用漢方製剤承認基準の改正 1. 従来処方の効能効果拡大 芍薬甘草湯 ( こむらがえり ) 小青竜湯 ( アレルギー鼻炎 花粉症 ) 六味地黄丸 八味地黄丸 ( 残尿感 ) 2. 現代特有の軽疾患に適する新規処方 目のかゆみ 痛み ( 越婢加朮湯 ) 目の充血 ( 梔子柏皮湯 洗肝明目湯 明朗飲 ) 聴力低下 ( 滋腎通耳湯 ) 耳閉感 ( 柴蘇飲 ) 嗅覚異常 嗅覚障害 ( 麗沢通気湯 ) 歯周病 ( 甘露飲 )

37 ご清聴ありがとうございました 袴塚高志 国立医薬品食品衛生研究所生薬部 セッション Ⅰ 補完代替医療 - 漢方 サプリメント - 漢方の標準化及び補完代替医療との関係 第 18 回静岡健康 長寿学術フォーラム健康長寿社会へのアプローチ ~ 超高齢社会を支える健康長寿科学とセルフケア Ⅱ~ 静岡 グランシップ会議ホール 風 平成 25 年 11 月 1 日

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