情報公開事業概要等

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1 平成 28 年度 事業状況報告書 公立学校共済組合

2 目 次 1 業務の内容 1 2 事務所の所在地 1 3 役員の状況 1 4 組合職員の定数及びその増減 1 5 組合の沿革 1 6 設立根拠法 1 7 主務大臣 1 8 運営審議会の概要 1 9 組合の概要 2 10 業務の実施状況 3 11 資金の調達状況 6 12 子会社及び関連会社並びに関連公益法人等 6 13 組合が対処すべき課題 7 表において 端数処理の関係で 百万円で表示した部分について一致しない場合がある

3 1 業務の内容 (1) 短期給付事業組合員の病気 負傷 出産 休業 災害 死亡及びその被扶養者の病気 負傷 出産 災害 死亡に対する療養費 手当金等の給付 (2) 長期給付事業組合員の退職 障害 死亡に対する年金 一時金の給付 (3) 福祉事業人間ドック 器官別検診等保健事業の実施 特定健康診査 特定保健指導の実施 病院 宿泊施設の設置及び運営 組合員の臨時の支出に対する貸付け等 2 事務所の所在地 主たる事務所 東京都千代田区神田駿河台 2 丁目 9 番 5 従たる事務所 47 箇所 ( 各都道府県教育委員会内 ) 3 役員の状況 (1) 役員の定数理事長 1 人理事 9 人以内監事 3 人 (2) 平成 29 年 3 月 3 1 日現在の役員の状況 役職名氏名任期経歴等理事長金森越哉 ~ 元文部科学審議官 理事関裕行 ~ 理事 髙橋伸也 ~ ( 辞任 ) 元独立行政法人日本芸術文化振興会理事 元公立学校共済組合本部事務局長 理事 ( 非常勤 ) 宇田貞夫 ~ 栃木県教育委員会教育長 理事 ( 非常勤 ) 関根郁夫 ~ 埼玉県教育委員会教育長 理事 ( 非常勤 ) 大橋明 ~ 渋谷区立渋谷本町学園校長 理事 ( 非常勤 ) 岡島真砂樹 ~ 日本教職員組合中央執行副委員長 理事 ( 非常勤 ) 清水秀行 ~ 日本教職員組合書記長 監事瀧田武彦 ~ 元山梨県教育委員会教育長 監事 ( 非常勤 ) 宮本久也 ~ 都立西高等学校校長 監事 ( 非常勤 ) 宇髙和馬 ~ 日本教職員組合書記次長 4 組合職員の定数及びその増減 4,647 人 ( 平成 2 8 年 4 月 1 日現在 ) 前年度比 1 人減 5 組合の沿革昭和 37 年 12 月 1 日に公立学校の職員並びに都道府県教育委員会及びその所管に属する教育機関 ( 公立学校を除く ) の職員をもって設立された 6 設立根拠法地方公務員等共済組合法 ( 昭和 37 年法律第 号 以下 法 という ) 7 主務大臣文部科学大臣 8 運営審議会の概要 (1) 委員定数 16 人 ( その内 組合員を代表する者である委員 8 人 ) (2) 審議事項 1 定款の変更 2 運営規則の作成及び変更 3 毎事業年度の事業計画並びに予算及び決算 4 重要な財産の処分及び重大な債務の負担 1

4 (3) 平成 29 年 3 月 3 1 日現在の運営審議会委員の状況 職名氏名任期区分 会長中井敬三 ~ 東京都教育委員会教育長 委員米田進 ~ 秋田県教育委員会教育長 委員山口千代己 ~ 三重県教育委員会教育長 委員 吉田育弘 ~ 奈良県教育委員会教育長 委員 下﨑邦明 ~ 広島県教育委員会教育長 委員田村壮児 ~ 高知県教育委員会教育長 委員古谷宏 ~ 佐賀県教育委員会教育長 委員林昭文 ~ 江東区立大島中学校校長 委員倉田亨 ~ 組合員代表 委員 渡辺春彦 ~ 組合員代表 委員 下坂千代子 ~ 組合員代表 委員小澤利野 ~ 組合員代表 委員朝野雅子 ~ 組合員代表 委員山木正博 ~ 組合員代表 委員原美紀 ~ 組合員代表 委員井上真登 ~ 組合員代表 (4) 運営審議会の開催状況 開催年月日主な議題 平成 27 年度決算について 平成 28 年 6 月 28 日 平成 29 年 3 月 24 日 任意継続掛金の算定の標準となる標準報酬月額の見直しについて 公立学校共済組合定款の一部変更について 公立学校共済組合南紀保養所の廃止について 公立学校共済組合旧東京宿泊所の跡地売却について 平成 29 年度事業計画及び予算について 9 組合の概要 (1) 組合員数等の状況 ( 平成 2 9 年 3 月 3 1 日現在 ) 一般組合員 943,227 人 船員一般組合員 533 人 継続長期組合員 5 人 任意継続組合員 21,546 人 被扶養者 769,831 人 年金受給者 1,127,879 人 (2) 組合の機構 公立学校共済組合定款及び運営規則の一部変更について 諮問機関執行機関監査機関 運営審議会 理事長 理事 監事 事務局 ( 補助機関 ) 本部 支部 直営病院 宿泊施設 2

5 (3) 本部の組織 ( 平成 2 9 年 3 月 3 1 日現在 ) 総務課 支部連絡調整室 総務部 監査室 人事課 情報システムセンター 主計課 財務部 経理課 事務局長 資産運用課 年金部 年金企画課 審査課 年金サービスセンター 支給課 年金相談室 短期給付課 厚生部 福利課 宿泊施設課 病院部 病院課 建築課 10 業務の実施状況 (1) 短期給付事業組合員及びその被扶養者に対し 法第 5 3 条第 1 項に規定する短期給付並びに法第 5 4 条の規定による附加給付及び法附則第 1 7 条の規定に基づく一部負担金の額等の払戻しを行う 給付の種類 平成 28 年度 平成 27 年度 平成 26 年度 平成 25 年度 保健給付 227, , , ,400 休業給付 45,417 47,026 43,633 37,402 災害給付 附加給付 3,662 3,954 5,276 5,949 一部負担金払戻金等 3,608 3,878 4,062 4,401 合計 280, , , ,367 (2) 長期給付事業組合員及びその遺族に対し 法第 7 4 条に規定する長期給付及び厚生年金保険法 ( 昭和 29 年法律第 115 号 ) 附則第 29 条に規定する脱退一時金の給付を行う 給付の種類 平成 28 年度 平成 27 年度 平成 26 年度 平成 25 年度 退職給付 1,312,774 1,314,368 1,300,772 1,383,515 障害給付 15,754 14,300 14,053 14,258 遺族給付 291, , , ,296 合計 1,619,913 1,619,309 1,604,073 1,694,069 3

6 (3) 基礎年金支払事業単一共済者 ( 公務員の期間のみを有する者 ) 等に係る基礎年金裁定請求書の受理 審査 基礎年金の支払及び各種届出書の受理 審査事務を行う (4) 保健事業組合員及びその被扶養者の健康の保持増進 元気回復等に資する目的で 健診事業 ( 人間ドック及び器官別検診等 ) 宿泊施設の利用補助等を行う また 法第 条の 2 に規定する特定健康診査及び特定保健指導を行う 事業内容平成 28 年度平成 27 年度平成 26 年度平成 25 年度 健康管理事業特定健診等事業 10,609 10,361 10,076 9,690 ( 特定健診 保健指導 ) (1,330) (1,125) (874) (690) (( 特 ) 人間ドック等 ( )) (9,003) (9,015) (9,036) (8,851) ( その他 ) (276) (221) (166) (149) 健診事業 2,465 2,363 2,312 2,290 ( 人間ドック ) (1,163) (1,092) (1,099) (1,118) ( 器官別検診 ) (1,261) (1,231) (1,178) (1,140) ( 被扶養者健診 ) (41) (40) (35) (32) 健康づくり事業 その他 小計 13,550 13,125 12,754 12,305 一般事業保養関係 1,348 1,259 1,263 1,206 体育関係 教養 文化関係 へき地組合員関係 その他 小計 2,077 1,994 1,953 1,915 計 15,627 15,119 14,707 14,220 本部事業 合計 16,142 15,591 15,274 14, 歳から 74 歳までの組合員 任意継続組合員及び被扶養者を対象に実施した人間ドック及び器官別検診で特定健康診査の項目を包含するものをいう (5) 医療事業全国に 8 箇所の直営病院を設置 運営し 組合員及びその被扶養者のほか 地域住民の診療に当たるとともに 組合員の生活習慣病予防対策として人間ドック 一日健診等の健康管理事業を積極的に行う ( 単位 : 人 ) 患者数平成 28 年度平成 27 年度平成 26 年度平成 25 年度 入院患者数 713, , , ,274 外来患者数 1,201,733 1,270,181 1,273,073 1,307,188 項目平成 28 年度平成 27 年度平成 26 年度平成 25 年度収入 59,080 57,174 54,884 58,523 支出 59,991 59,252 56,724 56,326 当期利益金 911 2,078 1,840 2,197 4

7 (6) 宿泊事業組合員及びその被扶養者の福祉の向上と健康の増進を目的として 39 箇所の宿泊施設 ( 宿泊所 29 及び保養所 10) を運営し 宿泊 会合 婚礼又は保養等の利用に供する ( 単位 : 人 ) 項目平成 28 年度平成 27 年度平成 26 年度平成 25 年度 宿 泊 宿泊所 564, , , ,352 保養所 114, , , ,456 計 679, , , ,808 宿泊外宿泊所 4,512,586 4,426,740 4,646,335 4,851,295 保養所 124, , , ,641 計 4,636,742 4,572,396 4,799,650 5,006,936 項目平成 28 年度平成 27 年度平成 26 年度平成 25 年度 収入 21,370 21,874 22,912 29,487 支出 21,639 23,193 23,373 24,405 当期利益金 269 1, ,082 (7) 住宅事業地方公共団体における教職員の福利厚生面の充実及び人事行政を円滑に行うための要請に応じて 地方公共団体が建設する教職員住宅に対して 共済組合の資金を投資する ( 単位 : 戸 百万円 ) 項目平成 28 年度平成 27 年度平成 26 年度平成 25 年度 戸数 投資額 (8) 貸付事業組合員の臨時の支出に対し 一般 住宅 住宅災害 教育 災害 医療 結婚 葬祭 高額医療及び出産貸付けの 10 種類の貸付けを行う 当年度新規貸付件数 ( 単位 : 件 ) 平成 28 年度 平成 27 年度 平成 26 年度 平成 25 年度 一般 3,751 4,585 5,459 6,324 住宅 住宅災害 教育 1,165 1,302 1,540 1,687 災 害 医 療 結婚 葬祭 高額医療 出産 計 5,699 6,963 8,148 9,494 5

8 当年度新規貸付金額 平成 28 年度平成 27 年度平成 26 年度平成 25 年度 一般 4,912 5,991 7,155 8,499 住宅 2,907 4,428 4,869 6,968 住宅災害 教 育 2,514 2,780 3,169 3,533 災 害 医療 結婚 葬祭 高額医療 出産 計 10,890 13,881 15,935 19, 資金の調達状況借入金及び国庫補助金等なし 12 子会社及び関連会社並びに関連公益法人等該当なし 6

9 13 組合が対処すべき課題 全般的事項 本部と支部等とが一体的に事業運営を推進するとともに 職員の意識改革やモチベーションの向上による組織の活性化を図る 個人番号 ( マイナンバー ) を用いた地方公共団体との情報連携に向け 引き続き準備を進めるとともに 個人番号を安全確実に管理するため 体制の点検等を行う 情報セキュリティを強化するため 情報セキュリティ対策に係る研修等を実施することにより職員の意識向上を図るとともに 情報セキュリティポリシーの改定作業を進める 短期給付事業 組合員数の減少及び世代交代に伴う標準報酬総額の減少による収入減少と高齢者医療制度への拠出金等が与える短期経理への影響を見据えつつ 的確な収支推計に基づき 安定した財政運営を図る 柔道整復施術療養費支給申請書に係る内容点検 ( 平成 29 年度から全支部導入 ) レセプトの内容点検及びジェネリック医薬品使用促進の取組を引き続き実施することにより 医療費適正化施策を推進する 長期給付事業 被用者年金一元化後の年金決定及び支給については 正確で迅速な処理を実施するため 適切なシステムの整備を行うとともに 本部及び支部職員の能力向上のための研修を行う 組合員 年金受給者等に対し 複雑な年金請求手続などについて 共済フォーラム及び年金フォーラムの広報誌 ホームページ 支部広報誌等を通じて分かりやすく丁寧に説明する 現行の長期給付業務処理システムから年金事務機械処理標準システムへの移行に向けた検討 準備を計画的に実施する 保健事業 保健事業検討委員会の検討結果に基づき新たな 保健事業実施に関するガイドライン を制定し より効果的かつ効率的に保健事業を推進する データ分析結果に基づき 組合員及び被扶養者の心身両面にわたる健康の保持増進及び疾病予防に取り組む 特定健康診査等第 3 期実施計画期間 ( 平成 30 年度 ~35 年度 ) における特定健康診査等実施計画を制定し 特定健康診査の受診率及び特定保健指導の実施率の目標達成へ向けての取組みを強化する 教職員のメンタルヘルス対策として 一次予防 ( 発症予防 ) を目的とした 心の健康チェック事業 を拡充し ストレスチェック制度実施後におけるメンタル事業全般の充実に取り組む 医療事業 第五期中期計画 ( 平成 29 年度 ~31 年度 ) を着実に実施することにより 経営改善及び財務体質の強化を図る 短期給付事業及び保健事業と連携し 組合員の健康増進のための職域貢献事業を推進する 特に保健事業と連携し メンタルヘルス関連事業の拡充を図る 宿泊事業 宿泊事業運営要綱 及び 宿泊施設の経営改善に関する方針 に基づき 各支部が策定する経営改善計画に沿って 経営改善に取り組む 運営継続が困難な施設に該当した場合は 支部が策定する抜本的な経営改善計画に沿って 継続的な事業展開が可能となるよう 経営改善に取り組む 貸付事業 貸付事業の安定的な事業継続に向け 貸付財源の確保 貸付利率の見直し等の要因を踏まえた上で新たな事業の枠組みについての検討を引き続き行う 7

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