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1 あらた AM ニュース 投資法人法制の改正の動向について 2012 年 5 月 はじめに 2012 年 3 月 7 日に金融審議会 投資信託 投資法人制度の見直しに関するワーキンググループ ( 以下 ワーキンググループといいます ) が開催されました ワーキンググループにより投資信託 投資法人法制の課題の把握 見直しの検討が行なわれ 2013 年度末までに投資信託 投資法人制度の整備が実施される予定です 今回は 投資信託 投資法人法制の見直しの検討のうち 投資法人制度の見直しについて主な論点 業界からの要望事項などの概要を解説します 改正の背景 2001 年に J リート市場が誕生して以来 J リートは不動産投資市場の活性化など様々な社会的 経済的役割を果たしてきましたが 2007 年夏のサブプライム問題 その後の 2008 年秋のリーマンショックに起因する世界的な金融危機は J リート市場にも波及し J リートにおいてもリファイナンスリスクが顕在化しました このような世界的な金融危機を 公的な信用補完による資金調達環境の改善や J リート間の合併促進に向けた法令改正等の対応などによって乗り越えましたが 信用収縮時における資金調達手段の制約など 財務上の課題なども明らかになりました このような J リートにおける現状の課題などを背景として 金融庁は 新成長戦略 を受け 2010 年 12 月に公表した 金融資本市場および金融産業の活性化などのアクションプラン の中で 国民が資産を安心して有効に活用できる環境整備 を図るための施策の一つとして 投資信託 投資法人制度の課題の把握 見直しの検討 を挙げ 現行法制の実態および課題などの把握を進め 有識者などの意見を踏まえつつ 幅広い観点から見直しを行い 2013 年度までに制度整備を実施する方針を示しました 投資法人に関する現状 課題と考えられる論点の概要 第 1 回ワーキンググループでは 事務局から投資法人に関する現状とその課題 主な論点の説明が行われました 投資法人の課題として 資金調達手段の多様化を含めた財務基盤の安定性の向上などや投資家からより信頼されるための運営や取引の透明性の確保などが挙げられ それらについて考えられる以下のような論点について説明が行われました

2 図表 1 投資法人に関する現状 課題と考えられる主な論点現状課題論点 不動産という原資産に裏付けられた商品ながら その投資口価格は金融市場の変動の影響を受けざるを得ない 運用体制に必要な人員 ノウハウの確保 投資物件の提供を含め リートの経営遂行上スポンサー企業への依存度が高まらざるを得ない リーマンショックのような金融逼迫時に 資金調達手段の制約など財務上の課題が顕在化 スポンサーによる信用補完などメリットもある反面 スポンサーの利益と投資家の利益が相反する懸念 出所 ) ワーキンググループの資料をもとに作成 資金調達手段の多様化を含めた財務基盤の安定性の向上など 投資家からより信頼されるための運営や取引の透明性の確保など 投資法人の簡素なガバナンス構造 導管体としての性格を踏まえた上で 資金調達手段など資本政策の多様化 新たな資金調達手段として ライツオファリング 転換投資法人債 種類投資口などが考えられるか 新たな資本政策手段として 無償減資 自己投資口取得などは考えられるか投資家利益に配慮した合併手続の見直し 投資家利益に配慮し 簡易合併制度の利用基準を発行可能投資口基準から資産規模基準へ見直してはどうか 運用や資本政策などに関するガバナンス体制についての見直し スポンサーから独立した意思決定を確保するため 投資法人役員会によるチェック機能をより広く活用してはどうか 資本政策の多様化にあたり 既存投資家との利益相反性が高い場合 既存投資家保護のため 新たな手段実施にかかわる投資主総会決議についてみなし賛成制度の見直しは必要ないかインサイダー取引規制の適用 公正な市場取引担保のために投資口をインサイダー取引規制の対象とする場合 会社関係者の範囲や重要事実はどうするか また 投資信託 投資法人法制の見直しにかかわる業界からの要望事項として 投資信託協会 不動産証券化協会から投資法人法制の見直しに関して以下のような要望が提出されています 図表 2 投資信託協会の要望事項 ( 最重要要望 ) 投資信託および投資法人に関する法律関係 ( 最重要要望 ) 金融商品取引法関係 ( 最重要要望 ) 税法関係 ( 重要要望 ) 投資信託および投資法人に関する法律関係 ( 重要要望 ) 税法関係 要望事項 無償減資を実施するための減資手続きの明確化 有償減資を実施するための減資手続きの明確化 自己投資口取得の解禁 増資時の空売り規制の導入 投資法人において 税法で定める配当要件 (90% 超配当要件 ) を満たした分配を行った場合には 当該投資法人の当該期に上げた収益については法人税の課税を免除し 分配後の投資法人に残された残余の未払い収益について法人税の支払が発生することなく内部積立を可能とすること 投資法人の資産譲渡益の内部留保を可能とする導管制要件の緩和 損金算入措置の導入 投資主割当増資 ( ライツイシュー ) の導入 短期投資法人債の発行条件の緩和 価格調査制度の廃止 UP-REIT に類似した不動産と投資口を交換した場合の圧縮記帳の導入 そのほかの要望事項 一般事務受託の委託内容変更に伴う投資主への通知の見直し 投資法人登録簿の変更届出の改善 投資法人の帳簿書類の見直し 資産運用会社における 運用報告書の交付 の適用除外 金融商品取引業者の帳簿書類の見直し出所 ) ワーキンググループの資料をもとに作成 PwC Page 2 of 6

3 図表 3 不動産証券化協会の要望事項 投資対象資産の多様化 資金調達手法の多様化など 法制に関連が想定される税制改正事項 その他出所 ) ワーキンググループの資料をもとに作成 要望事項 海外不動産 インフラなどへの投資などの障害となることが想定される投信法上の株式の取得割合制限の撤廃が必要 コミットメント型新投資口予約権投資主割当増資( ライツオファリング ) を可能とする改正 自己投資口取得を可能とする改正 減資制度の導入 転換社債型新投資口予約権付投資法人債(CB) の発行を可能とする改正 税務と会計との取扱いの差異に起因する二重課税を防止する手法の導入 一定の内部留保を可能とするための措置などの導入 ( 投資法人が買換特例などを適用した場合の導管性要件の見直しの措置 ) 届出事務手続きなどにかかる規制緩和など 主な論点についての解説 事務局から提示された主な論点 業界からの要望事項の多くは 国土交通省主催の 投資家に信頼される不動産投資市場確立フォーラム や リート制度のグランドデザイン見直しなど不動産投資市場の課題と対応策を検討してきた 不動産投資市場戦略会議 での議論を踏まえたものとなっています 以下において 事務局から提示された主な論点 業界からの要望事項の概要について解説します (1) 資金調達 資本政策の多様化 現状 J リートの資金調達手段としては 金融機関からの借入れ 投資法人債の発行 投資口の公募増資 第三者割当増資に限られており また 自己投資口の取得も禁止されています 今回の投信法 ( 投資信託および投資法人に関する法律 ) の改正では 投資法人の簡素なガバナンス構造 導管体としての性質を踏まえた上で 以下のような資金調達 資本政策の多様化が検討されています 投資主割当増資 ( ライツオファリング ) ライツオファリングとは 株主全員に新株予約権を無償で割り当てることによる増資手法であり 株主は割り当てられた新株予約権を行使して金銭を払い込み 株式を取得します また 株主は新株予約権を行使せずに市場で売却することも可能です 既存株主の大幅な持分比率の低下を伴う公募増資や第三者割当増資に対し ライツオファリングは既存株主により配慮した増資手法といわれています 近年 日本の上場企業のライツオファリング活用を促進のために金融商品取引法等の改正など制度整備が進められています J リートでは 投信法上 禁止はされていないものの 会社法に規定されているような新株予約権に関する規定がないことなどから活用事例はありませんが 諸外国のリートでは 不況期の有効な資金調達手段としてライツオファリングが利用されています 転換投資法人債投信法では 会社法に規定されているような新株予約権や新株予約権付社債の規定がありません 一般的に転換社債は 利回り確定の社債としての安全性と値上がりが期待される株式としての性質を有するため 投資口価格が上昇する過程で転換権が行使できるメリットに着目するような投資家からの資金調達や転換権が行使されることにより借入比率を減少させることができる 普通社債よりも低利な資金調達が可能になるなど資金調達手段の多様化 財務改善に資する可能性があります 諸外国のリートでは 転換社債の発行が認められており不況期における資金調達方法として活用されています 自己投資口取得の解禁投信法では 原則として自己投資口の取得が禁止されています 諸外国のリート 日本においても株式会社では自己株式の取得が認められており 自己株式の取得により市場に流通する株式が減少し価格維持が期待される 自社の株式が割安であるというメッセージの伝達 増資時の希薄化対策など資本政策 配当政策に柔軟性を持たせることができます そのため J リートにおいても資本政策 配当性策を多様化するために 自己株式取得の解禁が投信法改正の論点として挙げられています PwC Page 3 of 6

4 減資制度投信法では 投資法人に関して会社法の減資に該当するような規定がないため 多額の不動産売却損 減損損失の発生などにより未処理損失が生じた場合 長期間にわたり利益配当が行えない恐れがあり そのことが資金調達を困難にする可能性があります このような事態を回避するために減資制度の導入が投信法改正の論点として挙げられています (2) 投資法人のガバナンス J リートでは 資産運用業務を外部の運用会社に委託して運営されます 諸外国では内部運用型のリートもあり それぞれにメリット デメリットがあると言われていますが 外部運用型のデメリットとして運用会社および運用会社の親会社であるスポンサーと投資家との利益相反の問題点が指摘されています そのため 運営や取引の透明性などを確保するために投資法人のガバナンスの見直しが論点として挙げられています 具体的にはスポンサーから独立した意思決定を確保するために 投資法人役員会によるチェック機能を拡充することや 既存投資家との利益相反の可能性が高い政策を導入する場合 既存投資家保護のために当該投資主総会決議についてみなし賛成制度 1 の見直しが必要ではないかという論点が挙げられています また 投資口が証券市場に上場されていること 今回の改正において資金調達 資本政策の多様化が検討されていることなどを考慮し 公正な市場取引確保のために J リートの投資口についてインサイダー取引規制の対象とするべきではないかという論点も挙げられています 図表 4 内部運用 外部運用の主なメリット デメリットメリット 外部運用 内部運用 運用会社がスポンサーの子会社であるため スポンサーの協力を得やすい ( 例 : 運営管理能力 人材確保 物件供給機能 信用力など ) 税制上のメリットがある ( 自ら資産運用を行わないことから 導管体とみなされ 支払配当の損金算入が可能 ) 資産運用を内部で行うため 投資家の利益と相反する行為が起こりにくい 資産運用を内部で行うため 外部運用時にかかる運用会社が投資家の利益に沿った行動をするようにさせるためのコストがなく コストが低くなる可能性がある 出所 ) 投資家に信頼される不動産投資市場確立フォーラムとりまとめ の資料をもとに作成 デメリット 資産運用を外部の運用会社に行わせるため 投資家の利益と相反する行為が行われる可能性がある 資産運用を外部の運用会社に行わせるため 投資法人の設立コストや運用会社が投資家の利益に沿った行動をするようにさせるためのコスト ( たとえば 運用会社の業務を監視するコスト 運用会社へのインセンティブ報酬 ) がかかり 内部運用と比べコストが高くなる傾向がある 資産運用を内部で行ない スポンサーの子会社たる外部の運用会社が存在しないため スポンサーの協力が得にくい 自ら資産運用を行なうため 導管体としての性格が崩れ 税制上のメリットを受けられないおそれがある (3) 簡易合併制度の見直し J リートが吸収合併を行なう場合 吸収合併存続法人は 原則として投資主総会の決議が必要となりますが 吸収合併存続法人が 吸収合併消滅法人の投資主に対して交付する投資口数が 当該吸収合併存続会社の発行可能投資総口数から発行済投資口の総数を控除した口数を超えない場合は いわゆる簡易合併制度の利用により投資主総会の決議が不要なため 投資主の意向を反映する機会がない可能性があるという問題点の指摘があります そのため 投資主の利益保護の観点から 簡易合併制度の利用基準を発行可能投資口基準から資産規模基準へ見直すべきではないかという論点が挙げられています 1 投信法上 投資主が投資主総会に出席せず かつ 議決権を行使しないときは 当該投資主はその投資主総会に提出された議案について賛成するものとみなす旨を規約に定めることができます ( 投信法第 93 条第 1 項 ) また 議案に賛成するものとみなした投資主の有する議決権の数は 出席した投資主の議決権の数に算入されます ( 投信法第 93 条第 3 項 ) PwC Page 4 of 6

5 (4) 他法人の株式の取得割合制限の撤廃 J リートを含む不動産投資市場を活性化するためには 投資対象資産の拡大 多様化が必要であるといわれています そのため 投資対象として海外不動産 2 やインフラなどが検討されています このような投資対象を運用資産に組み込む場合には 直接 海外不動産などに投資するのではなく LPS や会社などのエンティティを介して間接的に投資を行うことが想定されるため 投信法上の株式の取得割合制限 3 や租税特別措置法上の株式 出資の取得制限 4 が障害となることが想定されます このような障害をなくし 運用資産を多様化するため他法人の株式の取得割合制限について改正が要望されています (5) 関連する税制改正事項 税務と会計との取扱の差異に起因する二重課税を防止する手法の導入投資法人は 90% 配当要件などの租税特別措置法の要件を満たすことにより 投資法人における課税は行われず 投資家と投資法人における二重課税が回避される仕組みになっています しかし 会計と税務の間に不一致が生じる場合 すなわち 会計上の利益と税務上の課税所得に差異が生じる場合には 導管性要件を充足できず投資法人において課税が生じてしまうリスクがあります 減損損失や合併時に生じる負ののれんが生じた場合の課税リスクについて 2009 年度税制改正により一定の対応が行われましたが 税務と会計の不一致に起因する課税リスクについて根本的な解消には至っていません また 今後 国際会計基準のコンバージェンスによる会計と税務の差異の拡大などにより課税リスクが生じる可能性があります このような観点から 税務と会計の不一致により生じる投資法人における課税リスクを根本的に解消し 安定性の高いスキーム構築に向けた法改正が要望されています 日本版 UP REIT 制度の導入米国においては UP REIT 制度 5 によって リートに不動産を譲渡する者に対し課税上の繰延べというインセンティブを付与する仕組みがあり 不動産をリートに拠出するインセンティブを促進したと言われています 日本においても 同様の効果が期待できる UP REIT 制度と類似した不動産と投資口を交換した場合の圧縮記帳の導入 すなわち オリジネーターが譲渡する不動産と当該不動産の譲渡を受ける投資法人の投資口との交換を行った場合において オリジネーター側が投資口の取得価額について圧縮記帳できるように租税特別措置法の改正が要望されています 一定の内部留保を確保するための措置 J リートでは 導管性を維持するために獲得した利益の大半を配当として投資家に分配するため内部留保の余地は限られています しかし 資金調達環境が悪化している場合 新たな資金調達は困難となるため手許資金の備えが財務安定性の観点から重要になります また 内部留保が確保された場合 再投資のために使用することも可能となります 諸外国では 導管性を確保した上で資産譲渡益の一部留保や株式配当による内部留保など一定の内部留保を可能とする措置が整備されています 財務安定性 運用の柔軟性を確保するために 資産譲渡益の内部留保を可能とする導管性要件の緩和 損金算入措置や買換特例などを利用した場合の導管性要件の見直しの措置が要望されています 今後のスケジュール ワーキンググループの今後のスケジュールは 中間論点整理 (2012 年 7 月 3 日予定 ) までに 投資信託 投資法人制度の改革の方向性を定めて 法改正等施策展開していくべき事項が絞り込まれる予定です その後 法改正事項を中心に詳細を議論しつつ 規制の横断化 規制の柔軟化といった法体系の整理を行い 2012 年末に最終報告が行われる予定です 年に東京証券取引所の上場規定が改正され 国土交通省の海外不動産鑑定評価ガイドラインが策定されたことにより J リートが海外不動産の取得を行うことは制度上可能となりましたが 実際に海外不動産を取得した事例は存在していません 3 投信法上 同一の法人が発行する株式について その議決権が 50% 超となるような場合において取得することが禁止されています ( 投信法第 194 条 ) 4 租税特別措置法上 他の法人の発行済株式又は出資の総数又は総額の 50/100 以上に相当する数又は金額の株式又は出資を有していないことが導管性要件の一つとして定められています ( 租税特別措置法第 67 条の 15 第 2 項ヘ ) 5 米国における UP-REIT とは リートが任意組合に資金拠出を行い執行組合員となり 不動産所有者が任意組合に不動産を現物出資すると同時に任意組合出資とリート投資口をいつでも交換できるプットオプション契約をリートと締結する tax スキーム ( 不動産投資市場戦略会議報告書 ) PwC Page 5 of 6

6 おわりに このように 今回の投信法改正では 誕生から 10 年以上が経過した J リートにおける様々な課題を幅広く検討し 投資法人法制について大幅な制度改正が検討されています 投資家をはじめとする市場関係者にとってより良い投資法人法制が整備され J リート市場を含むわが国の不動産投資市場の健全な発展に資することが望まれます 文中の意見にわたる部分は筆者の私見であることを申し添えます あらた監査法人ファイナンシャル サービス アシュアランス部お問い合わせフォーム あらた監査法人公認会計士ファイナンシャル サービス アシュアランス部マネージャー鈴木伸也 本冊子は概略的な内容を紹介する目的で作成されたもので プロフェッショナルとしてのアドバイスは含まれていません 個別にプロフェッショナルからのアドバイスを受けることなく 本冊子の情報を基に判断し行動されないようお願いします 本冊子に含まれる情報は正確性または完全性を ( 明示的にも暗示的にも ) 表明あるいは保証するものではありません また 本冊子に含まれる情報に基づき 意思決定し何らかの行動を起こされたり 起こされなかったことによって発生した結果について あらた監査法人 およびメンバーファーム 職員 代理人は 法律によって認められる範囲においていかなる賠償責任 責任 義務も負いません 2012 PricewaterhouseCoopers Aarata. All rights reserved. In this document, PwC refers to PricewaterhouseCoopers Aarata, which is a member firm of PricewaterhouseCoopers International Limited, each member firm of which is a separate legal entc 2012 PricewaterhouseCoopers Aarata. All rights reserved. In this document, PwC refers to PricewaterhouseCoopers Aarata, which is a member firm of PricewaterhouseCoopers International Limited, each member firm of which is a separate legal entity. PwC Page 6 of 6

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