Microsoft Word - 5章 doc

Transcription

1 5 章管路の被害状況 5. 本章の記述内容本章では 導 送 の被害について記述する 本報告書における調査対象都市のうち 管路の被害があった事業体の調査結果についてまとめる 管路被害状況の調査対象事業体を図 5.. に示す 佐賀東部水道企業団 基山町 中津市 宇佐市 佐賀市 神埼市みやき町吉野ヶ里町上峰町久留米市 大分県 佐賀県 福岡県 日田市 九重町 由布市 別府市 小国町 南小国町 玉名市 菊池市合志市大津町 大津菊陽水道企業団産山村阿蘇市 竹田市 豊後大野市 長崎県 雲仙市 熊本市 菊陽町益城町 西原村 南阿蘇村 高森町 高千穂町 南島原市 宇土市宇城市 御船町甲佐町美里町 山都町 五ヶ瀬町 延岡市 熊本県 宮崎県 美郷町 人吉市 凡例 : 管路被害状況の調査対象 出水市 鹿児島県 図 5.. 管路被害状況の調査対象事業体 48

2 管種区分を表 5..~ 表 5..2 に示す 表 5.. 本章で取り扱う管種区分 ( 管路延長の項で使用 ) 管種継手種類等表記 鋳鉄管印籠継手を含む全ての継手 C IP ダクタイル鉄管 鋼管 耐震継手 D IP ( 耐震 ) 上記以外 D IP ( ) 溶接継手 S P ( 溶接 ) 上記以外 S P ( ) 塩化ビニル管 R R ロング継手を含む全ての継手 V P ポリエチレン管 融着継手 P E ( 融着 ) 上記以外 P E ( ) 石綿セメント管 コンクリート管 鉛管 ステンレス管 表 5..2 本章で取り扱う管種区分 ( 被害状況の項で使用 ) 管種継手種類等表記 鋳鉄管印籠継手を含む全ての継手 C IP ダクタイル鉄管 鋼管 耐震継手 D IP ( 耐震 ) 上記以外 D IP ( ) 溶接継手 S P ( 溶接 ) 上記以外 S P ( ) 塩化ビニル管 R R ロング継手を含む全ての継手 V P ポリエチレン管融着継手を含む全ての継手 P E 石綿セメント管 コンクリート管 鉛管 ステンレス管 49

3 5.2 被害の概要 ( 管路被害があった全事業体 ) 5.2. 導 送 の延長 現地調査及びアンケート調査を行った事業体のうち 管路の被害があっ た事業体における水道事業及び簡易水道事業の導 送 の管種別 管路延長を表 5.2. 及び図 5.2. に示す 導 送 の延長は合計で約,865km となっている 県別でみると 熊本県が約 6,84km 福岡県が約,436km 大分県が約,59km 佐賀県が約,km 長崎県が約 725km 鹿児島県が約 69km 宮崎県が約 2 km となっている 管種別でみると 塩化ビニル管が約 5,377km ダクタイル鉄管 ( ) が約 3,826km ダクタイル鉄管 ( 耐震 ) が約,2km 鋼管 ( ) が約 43km ポリ エチレン管 ( ) が約 47km 鋳鉄管が約 28km ポリエチレン管 ( 融着 ) が 約 23km 鋼管 ( 溶接 ) が 2km が 9km となっている 表 5.2. 導 送 の管種別管路延長 ( 管路被害があった全事業体 ) 事業体名 注 ) 熊本県熊本市 注 2) 益城町 5 塩化ビニ 耐震溶接ル管 (VP) 融着 [ 単位 :m] 6 強 9,23 628,32,88,586 68,829 3,863 4,54 3,724 49,4 62,8 3,44, ,94 37,526,5 65,538 9,942 5,77 7,72 232,449 阿蘇市 6 弱 63 4,768 4, , ,78 9,58 387,32 南阿蘇村 6 強 4,77 75, ,5 23 7,228 6,58 西原村 7 3,837 9,82 2, 68,656 2,793 2,793 89,236 宇城市 6 強 2,7 9,728 78,32 4 5, ,896 5,34 2,69,29 398,425 御船町 6 弱 43,522 4,945 7,546 6,725 3,695 96,433 大津菊陽水道企業団 6 強 2,66 38,77 53,666 8,33 43,29 8,53 33,798 2,59 4,396 菊池市 6 強 3, ,263 7, ,67 942,66 3,346 37,58 山都町 6 弱,684 6,2 2,23 342,88,932 89, ,798 甲佐町 5 強,32 7,26 2,284 9,76 5,47 3,662,95 22,7 宇土市 6 強,2 2,7 4,6 6 8,2 46,8 8,478 3,84 4,59 99,765 合志市 6 強 4,78 2,996 54, ,3,8 2 32,54 高森町 5 強 2 2,789 9,58 54,824 4,828,279 92,32 ( 計 ) 26,46 698,35 2,42,839 68, ,96 2,72,439 7,55 244,55 33,967 6,84,256 大分県由布市 6 弱 3,722 5,783 8,89 259,98 4,439 7, ,425 別府市 6 弱 7,72 9, ,454 89,78 6,23 27,22 5, ,76 九重町 5 強 29,27 2,4 84,664 4,264 2,89 ( 計 ),643 9,435 45,58,73 35,874 3,46 23,6 5,76,59,32 宮崎県高千穂町 5 強 33 7,796 34,92 45, ,5 5,9 2,24 福岡県久留米市 5 強 26,4 274,93 536,58 8,44 2,79 42,378 2,39 25,88 2,438,435,79 長崎県南島原市 5 強 6,99 3,6 25,9 5,5 664,923 2,34 2,663 5,82 725,5 佐賀県佐賀東部水道企業団 5 強,58 5, ,453 39,982 9,63 598,687,839,35 6,65,,264 鹿児島県出水市 4 8,26 8,942 93,5 3,55 4, , ,66 2,53 69,324 合 計 最大震度 鋳鉄管 () 出典水道統計 ( 平成 26 年度, 平成 27 年 3 月 3 日現在 ) 全国簡易水道統計 ( 平成 26 年度, 平成 27 年 3 月 3 日現在 ) ダクタイル鉄管 (DIP) 注 ) 熊本市の管路延長は熊本市上下水道局のアンケート調査資料 (H28) による 注 2) 益城町の管路延長は益城町水道課のマッピングデータ (H27 年度末 ) による 鋼管 (SP) 279,86,2,3 3,825,76 2,534 43,86 5,377, ,77 47,82 9,286,865,28 注 3) 全国簡易水道統計では ダクタイル鉄管 (DIP) の 耐震 と 鋼管 (SP) の 溶接 と ポリエチレン管 (PE) の 融着 と その 他 が区分されていないため ダクタイル鉄管 ( ) 鋼管 ( ) ポリエチレン管 ( ) に計上した 注 4) 過去の大震災の被害調査では主に φ 以上を対象とした統計がとられてきたが 水道統計及び全国簡易水道統計においては管種毎の口径別 管路延長が集計されていないため 本表では φ5 以下の管路延長も含まれている ただし 熊本市及び益城町の φ5 以下の延長は次の通り 熊本市 : 鋼管 ( ):km, 塩化ビニル管 :59km, ポリエチレン管 ( 融着 ):93km, ポリエチレン管 ( ):47km ポリエチレン管 (PE) 益城町 : 鋼管 ( ):.6km, 塩化ビニル管 :5km, ポリエチレン管 ( 融着 ):2.6km, ポリエチレン管 ( ):5.km, :.6km 合 計

4 管路延長 (km) 6, 5, 4, 3, 2,, 28,2 3, ,377 PE( ) 3% PE( 融着 ) 2% 23 VP 45% 2% 2% DIP( 耐震 ) 9% SP( ) 4% DIP( ) 32% 47 9 DIP( 耐震 ) DIP( ) SP( 溶接 ) SP( ) VP PE( 融着 ) PE( ) SP( 溶接 ) % 図 5.2. 管種別管路延長 ( 管路被害があった全事業体 ) 5

5 5.2.2 導 送 の被害状況現地調査及びアンケート調査を行った事業体のうち 管路被害があった事業体における導 送 の管種別被害件数を表 に 管種別被害率を表 に 管種別被害件数と被害率を図 に示す 管路の被害件数は合計で,7 件となっている 県別でみると 熊本県が,4 件 大分県が 54 件 佐賀県が 7 件 長崎県が 3 件 福岡県が 件 宮崎県が 件 鹿児島県が 件となっている 事業体別でみると 熊本市 263 件 益城町 23 件 阿蘇市 56 件 南阿蘇村 3 件 大津菊陽水道企業団 97 件 御船町 59 件 西原村 37 件 由布市 35 件 宇城市 27 件 別府市 8 件の順となっている ( 上位 事業体 ) 管種別でみると 塩化ビニル管が 6 62 件 鋼管 ( ) が 98 件 ダクタイル管 ( ) が 3 件 鋳鉄管が 5 件 鋼管 ( 溶接 ) が 8 件 ポリエチレン管 ( ) が 4 件 が 8 件となっている 表 導 送 の管種別被害件数 ( 管路被害があった全事業体 ) 事業体名 塩化ビニ 耐震溶接ル管 (VP) 融着 熊本県熊本市 6 強 [ 単位 : 件 ] 益城町 阿蘇市 6 弱 南阿蘇村 6 強 西原村 宇城市 6 強 御船町 6 弱 大津菊陽水道企業団 6 強 菊池市 6 強 山都町 6 弱 甲佐町 5 強 宇土市 6 強 合志市 6 強 高森町 5 強 ( 計 ) 大分県由布市 6 弱 別府市 6 弱 九重町 5 強 ( 計 ) 宮崎県高千穂町 5 強 - - 福岡県久留米市 5 強 長崎県南島原市 5 強 佐賀県佐賀東部水道企業団 5 強 5 7 鹿児島県出水市 4 合 計 最大震度 鋳鉄管 () ダクタイル鉄管 (DIP) 鋼管 (SP) ポリエチレン管 (PE) 注 ) 鋼管の被害は伸縮管 伸縮可とう管を含む なお 本表では溶接鋼管の被害のうちフランジや伸縮管等の漏水は鋼管 ( ) として集計した 注 2) 過去の大震災の被害調査では主に φ 以上を対象とした統計がとられてきたが 本報告では φ5 以下の被害を含めて集計した 合計 52

6 管路の平均被害率は.9 件 /km となっている 県別でみると 熊本県が.5 件 /km 大分県が.5 件 /km 佐賀県が. 件 /km 宮崎県が.5 件 /km 長崎県が.4 件 /km 鹿児島県が.2 件 /km 福岡県が. 件 /km となっている 事業体別でみると 益城町が.87 件 /km 南阿蘇村が.64 件 /km 西原村が.4 件 /km 阿蘇市が.4 件 /km 御船町が.3 件 /km 大津菊陽水道企業団が.24 件 /km 甲佐町が.3 件 /km 高森町が. 件 /km 由布市が.9 件 /km 熊本市が.8 件 /km となっている ( 上位 事業体 ) 管種別でみると 鋼管 ( ) が.48 件 /km 鋳鉄管が.8 件 /km 塩化ビニル管が.2 件 /km 鋼管 ( 溶接 ) が.7 件 /km ダクタイル管 ( ) が.3 件 /km ポリエチレン管 ( ) が.3 件 /km となっている 表 導 送 の管種別被害率 ( 管路被害があった全事業体 ) 事業体名 ダクタイル鉄管 (DIP) 鋼管 (SP) 塩化ビニポリエチレン管 (PE) 耐震溶接ル管 (VP) 融着 [ 単位 : 件 /km] 熊本県熊本市 6 強 益城町 阿蘇市 6 弱 南阿蘇村 6 強 西原村 宇城市 6 強 御船町 6 弱 大津菊陽水道企業団 6 強 菊池市 6 強 山都町 6 弱 甲佐町 5 強 宇土市 6 強 合志市 6 強 高森町 5 強 ( 計 ) 大分県由布市 6 弱 別府市 6 弱 九重町 5 強 ( 計 ) 宮崎県高千穂町 5 強 福岡県久留米市 5 強 長崎県南島原市 5 強 佐賀県佐賀東部水道企業団 5 強 鹿児島県出水市 全 体 最大震度 鋳鉄管 () 注 ) 鋼管の被害は伸縮管 伸縮可とう管を含む なお 本表では溶接鋼管の被害のうちフランジや伸縮管等の漏水は鋼管 ( ) として集計した 注 2) 過去の大震災の被害調査では主に φ 以上を対象とした統計がとられてきたが 本報告では φ5 以下の被害を含めて集計した 管路延長が著しく短いため被害率の算定対象から除外した (km 以下を対象外とした ) 全体 53

7 .6 2 被害率 ( 件 /km) 被害率被害件数 DIP( 耐震 ) 被害件数 ( 件 ) DIP( ) SP( 溶接 ) SP( ) VP PE( 融着 ) PE( ) 全体 図 管種別被害件数と被害率 ( 管路被害があった事業体 ) 54

8 5.3 熊本市の被害 5.3. 導 送 の延長 熊本市における導 送 の管種 口径別管路延長を表 5.3. に 管種別管路延長を図 5.3. に 口径別管路延長を図 示す 管種別ではダクタイル鉄管の延長が約 2,58km と最も長く 全体の 73% を占めている 次いで塩化ビニル管が約 4km で全体の 2% を占め ている 口径別管路延長は口径 mm から 5mm で約,633km となり 全体の 48% を占める 口径 (mm) 表 5.3. 導 送 の管種 口径別管路延長 ( 熊本市 ) 鋳鉄管 () ダクタイル鉄管 (DIP) 鋼管 (SP) 塩化ビニポリエチレン管 (PE) 耐震溶接ル管 (VP) 融着 [ 単位 :m] φ5 以下 ,643 58,795 92,649 46,992 5,48 45,25 φ ,73 φ 7,892 22,93 47,726 4,74,529 8,785 4, ,746 76,272 φ φ 8,33 8, ,97 2,894 8,62 94,522 4,83 9 9, ,45 φ φ5 3,574 6,54 452,224 4, ,267 88,498 4, ,625 φ2 8,65 43,643 68,24 6, ,255 φ25 5,559,39 55,498 9, ,74 φ3 4,99 43,554 55,859 2,876,45 7,633 φ35 5,438,27,3 3, ,66 φ4 9,53 22,87 6,595 4, ,99 φ45, , ,39 φ5 4,29 25,793 6,29 6,645,6 53,836 φ φ6 7,35 2,83 2,427 4, ,48 φ6 2,57 2,57 φ ,57 5, ,64 φ8 7,37 7,289 7,4 2,8 φ9 2,85 24, ,797 φ φ φ φ35 2,232 2,44 2,99 6,835 φ ,698 9,943 合計 9,23 628,32,88,586 68,829 3,863 4,54 3,724 49,4 62,8 3,44,26 備考 ) 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 ( H 2 8 ) による 合計 55

9 管路延長 (km) 2,,8,6,4,2, ,88 SP( ) 4% SP( 溶接 ) 2% PE( ) % PE( 融着 ) 3% VP 2% 4 2% DIP( 耐震 ) 8% DIP( ) 55% 3% DIP( 耐震 ) DIP( ) SP( 溶接 ) SP( ) VP PE( 融着 ) PE( ) 図 5.3. 管種別管路延長 ( 熊本市 ),8,6,634,4,2, φ65 5 以下 φ 8 φ~φ5 φ2~φ25 φ3~φ45 φ5~φ9 φ 以上 管路延長 (km) 図 口径別管路延長 ( 熊本市 ) 56

10 5.3.2 導 送 の被害状況 ( ) 導 送 の管路本体の被害状況 熊本市における導 送 の管種 口径別の被害件数と被害率を 表 に示す 管路本体の管種別被害件数と被害率を図 に 口 径別被害件数と被害率を図 に 継手漏水の管種別被害件数と被害 率を図 に 管体破損の管種別被害件数と被害率を図 に示す また 管路本体の被害箇所のプロット図を図 に 導 送水管の 管路本体の被害一覧及びの管路本体の被害一覧を 5. 管路被 害の一覧の表 5.. 及び表 5..2 に示す 導 送 の管路被害の概要を下記に示す 管路本体の被害件数は 合計 263 件であった 主な管種別の被害は ダクタイル鉄管 ( ) 72 件 (27%) 鋼管 ( ) 72 件 (27%) 塩化ビニル管 7 件 (27%) 鋳鉄管 3 6 件 ( 4%) 鋼管 ( 溶接 )8 件 (3%) であった 2 管路本体の主な管種の被害率は 鋼管 ( ).55 件 /km 鋳鉄管.4 件 /km 塩化ビニル管.8 件 /km 鋼管 ( 溶接 ).2 件 /km ダクタイル鉄管 ( ).4 件 /km であった 3 被害形態別では 継手漏水 管体破損 の要因があり 管種別の主な被害形態は ダクタイル管 ( ) 及び鋳鉄管では継手漏水 鋼管 ( 溶接 ) では経年劣化の進行に伴う管体被害による漏水 鋼管 ( ) 及び塩化ビニル管では継手漏水によるものが多数を占めた 57

11 表 導 送 の管種 口径別被害件数と被害率 ( 熊本市 ) 区分 管路本体 口径 ( m m ) 計 ( 件 ) φ65 5 以下 φ 8 管種 φ~φ5 φ2~φ25 φ3~φ45 φ5~φ9 φ 以上 口径 注 2) 管路延長 (km) 被害率 ( 件 /km) 注 ) 鋳鉄管ダクタイル鉄管 (DIP) 鋼管 (SP) 塩化ポリエチレン管 (PE) 管路延長被害率ビニル管計 ( 件 ) () 耐震溶接融着 (km) ( 件 /km) (VP) 注 3) 注 3) 4 注 3) 4 注 3) 継手漏水 被害形態 被害率 ( 件 /km) 管体破損 被害率 ( 件 /km) 被害率 ( 件 /km) 注 ) 鋼管の被害は伸縮管 伸縮可とう管を含む なお 本表では溶接鋼管の被害のうちフランジや伸縮管等の漏水は鋼管 ( ) として集計した 注 2) 過去の大震災の被害調査では主にφ 以上を対象とした統計がとられてきたが 本報告では φ5 以下の被害を含めて集計した 注 3) φ5 以下の延長は次の通り 鋼管 ( ):km, 塩化ビニル管 :59km, ポリエチレン管 ( 融着 ):93km, ポリエチレン管 ( ):47km 58

12 被害率 ( 件 /km) DIP( 耐震 ).4 DIP( ) 72.2 SP( 溶接 ) 8.55 SP( ) 管種 VP PE( 融着 ) : 被害率 : 被害件数 PE( ).8 図 管路本体の管種別被害件数と被害率 ( 熊本市 ) 合計 被害件数 ( 件 ) : 被害率 : 被害件数 被害率 ( 件 /km) 被害件数 ( 件 ) φ65 5 以下 φ 8 φ~φ5 φ2~φ25 φ3~φ45 φ5~φ9 φ 以上口径合計 口径図 管路本体の口径別被害件数と被害率 ( 熊本市 ) 59

13 : 被害率 : 被害件数 28 2 被害率 ( 件 /km) DIP( 耐震 ) DIP( ) SP( 溶接 ) SP( ) VP PE( 融着 ) 被害件数 ( 件 ) PE( ) 合計 管種 図 継手漏水の管種別被害件数と被害率 ( 熊本市 ) 被害率 ( 件 /km) DIP( 耐震 ) DIP( ).3 SP( 溶接 ) 2.8 SP( ) 管種.27 VP... PE( 融着 ) : 被害率 : 被害件数. 図 管体破損の管種別被害件数と被害率 ( 熊本市 ) PE( ) 合計 被害件数 ( 件 ) 6

14 備考 ) 国土地理院の電子地形図 ( タイル ) に熊本市上下水道局の埋設管の被害点等を追記して掲載 備考 2) 国土地理院都市圏活断層図 の断層位置を転記した 図 管路本体の被害箇所のプロット図 ( 熊本市 ) 6

15 ( 2 ) 導 送 の付属施設 設備の被害状況熊本市における付属施設 設備の復旧対応と口径 被害形態別被害件数を表 に示す 付属施設 設備の被害形態を図 に 復旧対応を図 に 口径別被害件数を図 5.3. に示す また 被害箇所のプロット図を図 5.3. に示す 付属施設 設備の被害一覧を 5. 管路被害の一覧の表 5..3 に示す 導 送 の付属施設 設備被害の概要を下記に示す 付属施設 設備には 28 件の被害があった このうちの被害が 4 件 ( 89%) を占めた 2 被害を受けた 4 件への対応は 撤去または取替が 37 件 ( 32%) 清掃が 37 件 ( 32%) であった また 一時的に 補修弁で閉止 28 件 ( 25% ) や 釘等での止水 の 2 件 ( % ) については 2 月現在も復旧が続けられている 3 が被害を受けた部位については 59 件の修繕報告書から フランジ部からの漏水 内部の破損 本体腐食による漏水などの発生が確認できた 東北地方太平洋沖地震を受けたの構造の見直しとの関係については 詳細調査が必要と考えられる 区分 付属施設 設備 口径 ( m m ) 計 ( 件 ) 被害形態 φ65 5 以下 φ 8 対応 φ~φ5 φ2~φ25 φ3~φ45 φ5~φ9 φ 以上 表 導 送 の付属施設 設備の 復旧対応と口径 被害形態別被害件数 ( 熊本市 ) 補修弁注 ) 閉止 釘等で注 ) 止水 清掃で止水 増し締め % 漏水 % 仕切弁漏水 % 消火栓漏水 % 撤去取替 計 ( 件 ) 注 ) からの漏水を一次的に止水したもの 2 次対応を含め H の修繕結果までを集計した 設置数 被害率 (%) 62

16 消火栓漏水 9% % 仕切弁漏水 2% 撤去取替 34% 補修弁閉止 23% 釘等で止水 9% 漏水 89% 増し締め 4% 清掃で止水 29% 図 付属施設 設備の 図 付属施設 設備の 被害形態 ( 熊本市 ) 復旧対応 ( 熊本市 ) φ65 5 以下 φ 8 φ~φ5 φ2~φ25 φ3~φ45 φ5~φ9 φ 以上 被害件数 口径 図 5.3. 付属施設 設備の口径別被害件数 ( 熊本市 ) 63

17 備考 ) 国土地理院の電子地形図 ( タイル ) に付属施設 設備の被害地点等を追記して掲載 備考 2) 国土地理院都市圏活断層図 の断層位置を転記した 図 5.3. 付属施設 設備の被害箇所プロット図 ( 熊本市 ) 64

18 ( 3 ) 水管橋の管路本体の被害状況熊本市における水管橋の管本体の管種 口径別の被害件数と被害率を表 に示す 管路本体の口径別被害件数と被害率を図 に 管種別被害件数と被害率を図 に示す また 被害箇所のプロット図を図 に示す 熊本市における水管橋の管路本体の被害一覧を 5. 管路被害の一覧の表 5..4 に示す 水管橋の被害の概要を下記に示す 水管橋の管路本体の被害は 33 件 被害を受けた水管橋数は 24 橋で 全て橋梁添架管の被害であった 2 水管橋の被害率は 3.7%( 被害 24 橋 / 全 645 橋 ) であった 3 伸縮管の被害は 件 ( 橋 ) となっており 管路本体の全被害件数 33 件に対して 33%( 被害を受けた水管橋数 24 橋に対しては 42%) を占めた 65

19 口径 ( m m ) 被害形態 管種 φ65 5 以下 φ 8 φ~φ5 φ2~φ25 φ3~φ45 φ5~φ9 φ 以上 口径 計 ( 件 ) 鋳鉄管 () 表 水管橋の管路本体の管種 口径別の被害件数と被害率 ( 熊本市 ) 注 ) ダクタイル鉄管 (DIP) 鋼管 (SP) 塩化ビニルポリエチレン管 (PE) 被害を被害率計 ( 件 ) 受けた水管橋数耐震溶接管 (VP) 融着 (%) 水管橋数 % % % % % %.%.% % 継手漏水 9 管体破損 計 ( 件 ) 被害を受けた水管橋数 水管橋数 被害率 (%) %.%.% 3.% 4.7%.%.%.%.% 3.7% 鋼管の被害は伸縮管 伸縮可とう管を含む なお 水管橋本体が溶接鋼管の場合で端部の伸縮継手の漏水は鋼管 ( ) として集計した 66

20 図 水管橋 管路本体の口径別被害件数と被害率 熊本市 図 水管橋 管路本体の管種別被害件数と被害率 熊本市 67

21 ４ 水管橋の付属施設 設備の被害状況 熊本市における水管橋の付属施設 設備の復旧対応と口径別被害件数 を 表 に 示 す 付 属 施 設 設 備 の 口 径 別 被 害 件 数 と 被 害 率 を 図 に 復 旧 対 応 を 図 に 示 す ま た 被 害 箇 所 の プ ロ ッ ト 図 を 図 に 示 す 熊 本 市 に お け る 水 管 橋 の 付 属 施 設 設 備 の 被 害 一 覧 を 5. 管 路 被 害 の 一 覧 の 表 5..5 に 示す 表 水 管 橋 の 付 属 施 設 設 備 の 復 旧 対 応 と 口 径 別 被 害 件 数 熊 本 市 区分 補修弁 閉止注) 対応 φ65 5以下 撤去 取替 RFパッキン 取替 計 件 水管橋数 被害率 %) % φ 8 口 φ φ5 径 φ2 φ25 m φ3 φ45 m φ5 φ % % % 45.% % φ以上.% 口径.% % ( ) 付 属 施 設 設 備 清掃で 止水 計 件 注) からの漏水を一次的に止水したもの 2次対応を含めH28.2.3の修繕結果までを集計した % 9% 8 8 : 被害率 被害件数 6 7% 4 6% 2 5% 2.8% 2.5% 5 2% % φ2 φ25 φ65 5以下 % φ 8 φ φ5 % 6 2.% 合計 2.4% 8 φ5 φ9 2.6% 3.7% φ3 φ45 3% 8 φ以上 4% 被害件数 件 8% 被害率 2 9.% 口径 図 水 管 橋 付 属 施 設 設 備 の 口 径 別 被 害 件 数 と 被 害 率 熊 本 市 68

22 補修弁閉止 6% 清掃で止水 3% RFパッキン交換 6% 撤去取替 % 図 水管橋 付属施設 設備の復旧対応 熊本市 69

23 備考 国土地理院の電子地形図 タイル に 熊本市上下水道局の水管橋の被害地点等を追記して掲載 備考2 国土地理院 都市圏活断層図 の断層位置を転記した 図 水管橋 管本体 付属施設 設備 の被害箇所プロット図 熊本市 7

24 ９ 特徴的な管路被害 熊本市における特徴的な管路被害箇所を図 に示し それぞれの写真を写真 5.3. 写真 に示す 写真 5.3.8(配水 No.33) φ35 継手抜け 写真 5.3.9(配 No.34) φ35 管体被害 写真 消火栓破損(付 No.8) 消火栓漏水(配水 No.36) 写真 5.3.(配 No.89) φ2 DIP 継手抜け 写真 (付 No.94) フランジ漏水 写真 ,2 橋台部不同沈下φ8 SP 被害(導 送 No.3) 水管橋 用フランジ管の腐食(水管橋 No.7) 写真 付 No.85 φ7 仕切弁破損 写真 5.3.8(付 No.98) 破損 写真 5.3.5(導 送 No.3) φ8 SP 破損 写真 5.3.9(付 No.5) 破損 写真 5.3.(配 No.24) φ VP 継手抜け 写真 5.3.6(配水 No.76) φ35 SPφ6 ﾌﾗﾝｼﾞ漏水 備考 内のNo.は 導 送水管 表5.. 表5..2 付属設備 表5..3 水管橋 5..4 水管橋付属設備 表5..5の該当箇所を示す 備考2) 国土地理院の電子地形図 タイル に熊本市上下水道局の埋設管の被害点等を追記して掲載 備考3 国土地理院 都市圏活断層図 の断層位置を転記した 図 特徴的な管路被害箇所案内図 熊本市 7

25 伸縮可撓管タイボルト 付け根部から漏水 写真 5.3. φ8 鋼管 (溶接 )の管体破損 東区上沼山津橋右岸,導 送水 No.2 右岸の不同沈下 左岸の地割れ 写 真 橋 台 前 後 の 不 同 沈 下 と 付 近 の 地 割 れ 東 区 上 沼 山 津 橋,同 上 72

26 写 真 φ 8 鋼 管 (溶 接 )の 作 業 孔 準 備 復 旧 東 区 上 沼 山 津 橋 右 岸 平面図 破損 縦断図 ＳＰ8水管橋 GL 地震前 5cm沈下 川 破損 橋台 可撓管 図 φ 8 鋼 管 溶 接 の 被 害 箇 所 東 区 上 沼 山 津 橋 右 岸 73

27 写真 φ8 鋼管用フランジ管の腐食 東区上沼山津橋,水管橋付属 No.7 写 真 φ 8 鋼 管 溶 接 部 破 損 東 区 秋 津 町 沼 山 津,導 送 水 No.2 74

28 写 真 φ 35 鋼 管 (溶 接 ) 人 孔 管 フ ラ ン ジ 部 の 漏 水 東 区 画 図 町 下 無 田,配 水 No.76 写 真 φ 35 鋼 管 (溶 接 ) 人 孔 管 フ ラ ン ジ 部 補 修 状 況 東 区 画 図 町 下 無 田,同 上

29 写 真 写真 φ 35 鋳 鉄 管 管 体 被 害 西 区 上 熊 本 ３ 丁 目,No.33 φ 35 鋳 鉄 管 (A 形 )抜 け 出 し 東 区 沼 山 津 ３,配 水 No.34 76

30 写 真 5.3. φ 2 ダ ク タ イ ル 鉄 管 (A 形 )抜 け 出 し 中 央 区 紺 屋 阿 弥 陀 寺 町,配 水 No.89 写真 5.3. φ 塩 化 ビ ニ ル 管 抜 け 東 区 秋 津 2 丁 目,配 水 No.24 77

31 写 真 φ 25 塩 化 ビ ニ ル 管 の 管 体 破 損 東 区 上 沼 山 津 橋 右 岸 写 真 空 気 弁 フ ラ ン ジ 部 の 漏 水 東 区 秋 津 町 沼 山 津,付 属 No.94 78

32 写 真 φ 7 鋳 鉄 製 仕 切 弁 の 破 損 東 区 秋 津 町 沼 山 津, 付 属 N o. 8 5 写真 φ 7 仕 切 弁 破 損 部 の 補 修 状 況 東 区 秋 津 町 沼 山 津, 同 上 79

33 写 真 φ 5 消 火 栓 破 損 上 沼 山 津 付 近,付 属 No.8 写 真 φ 35 φ 鋳 鉄 管 の 消 火 栓 漏 水 東 区 沼 山 津 ４,配 水 No.36 8

34 写 真 写 真 空 気 弁 カ バ ー 部 破 損 東 区 健 軍 3 丁 目,付 属 No.98 空 気 弁 案 内 部 破 損 南 区 出 仲 間 9 丁 目,付 属 No.5 8

35 5.4 益城町の被害 5.4. 導 送 の延長 益 城 町 に お け る 導 送 配 水 管 の 管 種 口 径 別 管 路 延 長 を 表 5.4. に 示 す ま た 管 種 別 管 路 延 長 を 図 5.4. に 口 径 別 管 路 延 長 を 図 に示す 管 種 別 で は 塩 化 ビ ニ ル 管 の 延 長 が 約 6 6 k m と 最 も 長 く 全 体 の 7 を 占 め て い る 次 い で ダ ク タ イ ル 鉄 管 が 約 38km で 全 体 の 6 を 占 め ている 口 径 別 で は 口 径 mm か ら 5mm で 約 8km と な り 全 体 の 35% を 占 め て い る 次 い で 口 径 mm か ら 8mm で 約 69km で 全 体 の 3% 口 径 5mm 以 下 で 約 6km で 全 体 の 26%と な っ て い る 表 5.4. 導 送 の管種別管路延長 益城町 [単位 m] 口径 ダクタイル鉄管 DIP) 鋳鉄管 耐震 鋼管 SP) 溶接 塩化ビニ ル管 VP) ポリエチレン管 PE) 融着 合計 φ5以下 673 5,98 2,662 5,23,648 6,986 φ 29 3,47 7 6,498 4, ,88 φ8 3 3 φ 2,55 7, ,684, ,77 φ ,69 3 2,296,845 2,4 34,897 φ , ,789 φ25,363, ,9 φ3,7 3, ,88 φ35 2, 2, φ4 5,679 5, ,925 2,37 合計 5 5,94 37,526,5 65,538 9,942 5,77 7,72 232,449 備考 益城町水道課のマッピングデータ H27年度末 による 82

36 PE() 2% % DIP(耐震) 2% DIP() 6% PE(融着) 4% 2 SP() % 8 図 PE() PE(融着) 8 5 管種別管路延長 益城町 VP 5 DIP() DIP(耐震) 2 SP() 38 4 VP 7% 管 路 な し SP(溶接) 6 φ3 φ4 5% 69 5 φ φ5 35% % φ5以下 26% φ2 φ25 3% 6 φ 8 3% 2 2 図 口径別管路延長 益城町 83 φ3 φ4 φ2 φ25 φ 8 φ5以下 φ φ5 管路延長 km 4 管路延長 km 4%

37 5.4.2 導 送 の被害状況 益城町における導 送 の管種 口径別の被害件数と被害率を 表 に 示 す 管 路 本 体 の 管 種 別 被 害 件 数 と 被 害 率 を 図 に 口 径 別 被 害 件 数 と 被 害 率 を 図 に 継 手 漏 水 の 管 種 別 被 害 件 数 と 被 害 率 を 図 に 管 体 破 損 の 管 種 別 被 害 件 数 と 被 害 率 を 図 に 示 す ま た 管 路 本 体 の 被 害 箇 所 の プ ロ ッ ト 図 を 図 に 示 す 導 送 の管路被害の概要を下記に示す ① 管 路 本 体 の 被 害 件 数 は 合 計 23 件 で あ っ た 管 種 別 の 被 害 は 塩 化 ビ ニ ル 管 6 5 件 ( 8 % ) ダ ク タ イ ル 鉄 管 そ の 他 2 3 件 ( % ) 鋼 管 そ の 他 3 件 (6%) ポ リ エ チ レ ン 管 そ の 他 2 件 (%)で あ っ た ② 管 路 本 体 の 主 な 管 種 の 被 害 率 は 塩 化 ビ ニ ル 管. 件 /km ダ ク タ イ ル 鉄 管 そ の 他.6 件 /km ポ リ エ チ レ ン 管 そ の 他.39 件 /km であった 84

38 表 区分 管種 ダクタイル鉄管 DIP) 鋳鉄管 耐震 鋼管 SP) 溶接 塩化ビニ ル管 VP) ポリエチレン管 PE) 融着 合計 管路延長 (km) 被害率 件/km) φ φ φ m m φ2 φ φ3 φ 計 件 管路延長 km) ) φ5以下 口 径 ( 管 路 本 体 導 送 の管種 口径別被害件数と被害率 益城町 被害率 件/km) 継手漏水 被 害 形 態. 被害率 件/km) 管体破損. 被害率 件/km). 被害率 件/km) 注) 鋼管の被害は伸縮管 伸縮可とう管を含む なお 本表では溶接鋼管の被害のうちフランジや伸縮管等の漏水は鋼管 として集計した 注2 過去の大震災の被害調査では主にφ以上を対象とした統計がとられてきたが 本報告ではφ5以下の被害を含めて集計した 注3 φ5以下の延長は次の通り 鋼管.6km 塩化ビニル管 5km ポリエチレン管 融着 2.6km ポリエチレン管 5.km,.6km 管路延長が著しく短いため被害率の算定対象から除外した km以下を対象外とした

39 被害件数 図 合計 PE() SP(溶接) 3 DIP() PE(融着) 5 SP() 管路本体の管種別被害件数と被害率 益城町 被害率.5 23 被害件数 図 合計 φ3 φ4 φ2 φ25 φ φ5 φ 8 4. φ5以下 被害率 件/km.59 管路本体の口径別被害件数と被害率 益城町 86 被害件数 件..39 管 路 な 23 し VP.5 被害件数 件.5 DIP(耐震) 被害率 件/km 被害率

40 被害件数 PE() 合計 6 PE(融着) DIP(耐震) 図 SP(溶接).68 管 路 な し VP DIP()..27 SP().5 被害件数 件.5 継手漏水の管種別被害件数と被害率 益城町 被害率 2 被害件数 5. 図 合計.22 PE() 7 PE(融着) VP SP(溶接) DIP() DIP(耐震). 管 路 な し SP().5 管体破損の管種別被害件数と被害率 益城町 87 被害件数 件.5 被害率 件/km 被害率 件/km 被害率

41 備 考 国 土 地 理 院 の 電 子 地 形 図 タ イ ル に 断 層 位 置 を 追 記 し て 掲 載 備 考 2 国 土 地 理 院 都 市 圏 活 断 層 図 の 断 層 位 置 を 転 記 し た 図 管本体の被害箇所プロット図 益城町 88

42 5.4.3 特徴的な管路被害 益 城 町 に お け る 特 徴 的 な 管 路 被 害 を 写 真 5.4. 写 真 に 示 す K 形 φ 5 K 形 φ 2 写 真 5.4. 断 層 横 断 部 の DIP K 形 φ 2,φ 5 2 条 配 管 抜 け 益 城 町 平 田 96 付 近 写 真 断 層 横 断 部 の DIP K 形 φ 抜 け 益 城 町 下 陳 7 付 近 89

43 写 真 写 真 DIP K 形 φ 35 継 手 抜 け 益 城 町 寺 迫 DIP K 形 φ 5 継 手 抜 け 益 城 町 水 道 セ ン タ ー 内 写 真 VPφ 継 手 抜 け 益 城 町 寺 迫 9

44 写 真 VP RR 継 手 φ 管 体 破 損 益 城 町 上 町 ) 写 真 写 真 VP RR 継 手 φ 継 手 抜 け 益 城 町 櫛 島 ) SP 橋 梁 添 架 管 破 損 益 城 町 木 山 9

45 益 城 町 に お け る 約 2m の 断 層 変 位 を 写 真 に 示 す 益 城 町 上 陣 5 3 付 近 図 の 断 層 出 現 位 置 は 都 市 圏 活 断 層 図 国 土 地 理 院 発 行 の 想 定 位 置 に 対 し て 約 5 m 離 れ て い た 約2m 写 真 約 2m の 断 層 変 位 益 城 町 上 陣 53 付 近 西原村小森 変 位 約 ｍ 益城町上陣 水 平 変 位 約 2ｍ 備 考 国 土 地 理 院 の 電 子 地 形 図 タ イ ル に 断 層 位 置 を 追 記 し て 掲 載 備 考 2 国 土 地 理 院 都 市 圏 活 断 層 図 の 断 層 位 置 を 転 記 し た 図 断層位置案内図 92

46 5.5 阿蘇市の被害 5.5. 導 送 の延長 阿蘇市の水道事業及び簡易水道事業における導 送 の管種別 管 路 延 長 一 覧 を 表 5.5. に 示 す ま た 水 道 事 業 及 び 簡 易 水 道 事 業 に お け る 導 送 配 水 管 の 管 種 別 管 路 延 長 を 図 5.5. 及 び 図 に 示 す 水 道 事 業 の 管 種 別 延 長 は 塩 化 ビ ニ ル 管 の 延 長 が 約 6 7 k m と 最 も 長 く 全 体 の 74 を 占 め て い る 次 い で ダ ク タ イ ル 鉄 管 そ の 他 が 39km で 全 体 の 7 を 占 め て い る 簡 易 水 道 事 業 の 管 種 別 延 長 も 塩 化 ビ ニ ル 管 の 延 長 が 約 3 2 k m と 最 も 長 く 全 体 の 8 を 占 め て い る 次 い で ポ リ エ チ レ ン 管 が 5 k m で 全 体 の 3 を 占 め て い る 表 5.5. 導 送 の管種別管路延長 阿蘇市 [単位 m] 分類 鋳鉄管 ダクタイル鉄管 DIP) 耐震 水道注１ 簡易水道注2) 合計 63 - 鋼管 SP) 溶接 39,385, ,768 塩化ビニル 管(VP) 8,63 67,279 5,83 3,788 4, ,67 ポリエチレン管(PE) 融着 合計 8,5, ,73 4,593 8,23 6,59 2,78 9,58 387,32 注１ 出典 水道統計 平成２６年度 平成2７年3月3日現在 注2 出典 簡易水道統計 平成２６年度 平成2７年3月3日現在 ダクタイル鉄管 耐震 鋼管 溶接 ポリエチレン管 融着 は分類されていない 注３ 水道統計 簡易水道統計とも 管種毎の口径別統計がないため口径別には区分しない 93

47 % PE() 4% DIP() 7% SP() 4% 2 VP 74% 図 5.5. % DIP % PE(融着) VP 32 SP 4% 8 VP 8% 図 PE 5 VP DIP SP 2 管路延長 ｋｍ PE 3% 水道事業における管種別管路延長 阿蘇市 PE() 9 SP() DIP() DIP(耐震) 2 4 SP(溶接) 管路延長 ｋm) 4 簡易水道事業における管種別管路延長 阿蘇市 94

48 5.5.2 導 送 の被害状況 阿 蘇 市 に お け る 導 送 配 水 管 の 管 種 別 の 被 害 件 数 と 被 害 率 を 表 及 び 図 に 示 す 表 導 送 配 水 管 の 管 種 口 径 別 の 被 害 件 数 と 被 害 率 阿 蘇 市 区分 管 路 本 体 ダクタイル鉄管 DIP) 鋳鉄管 管種 被害件数 件 耐震 - 管路延長 km) 被害率 件/km) - 溶接 5 4. 鋼管 SP).37 - 塩化ビニ ル管 VP) ポリエチレン管 PE) 融着 合計 注) 鋼管の被害は伸縮管 伸縮可とう管を含む なお 本表では溶接鋼管の被害のうちフランジや伸縮管等の漏水は鋼管 として集計した 注2 過去の大震災の被害調査では主にφ以上を対象とした統計がとられてきたが 本報告ではφ5以下の被害を含めて集計した 被害率 3. 被害件数 PE() PE(融着) 合計. 管 路 な し. VP.47 SP() 管 路.37 な 5 し SP(溶接).5 管 路 な し DIP(). 被害件数 件 3.5 DIP(耐震) 被害率 件/km 4. 図 導 送 配 水 管 の 管 種 口 径 別 の 被 害 件 数 と 被 害 率 阿 蘇 市 95

49 5.5.3 特徴的な管路被害 現地にて確認した特徴的な管路被害について以下に示す 阿 蘇 市 に お け る 特 徴 的 な 管 路 被 害 状 況 を 写 真 5.5. 写 真 に 示 す HIVP 布 設 位 置 写 真 5.5. 断 層 横 断 部 で の HIVPφ 被 害 阿 蘇 市 狩 尾 県 道 付 近 断層 写 真 及 び 写 真 断 層 横 断 部 に 埋 設 さ れ て い た DIP K 形 φ 3 漏 水 の 有 無 は 確 認 で き ず 阿 蘇 市 赤 水 346 付 近 96

50 写 真 写 真 水 管 橋 部 破 損 SPφ 25 赤 水 地 区 配 水 本 管 DIPφ 3 損 傷 漏 水 内 牧 地 区 97

51 5.6 南阿蘇村の被害 5.6. 導 送 の延長 南阿蘇村の水道事業及び簡易水道事業における導 送 の管種 別 管 路 延 長 一 覧 を 表 5.6. に 示 す ま た 水 道 事 業 及 び 簡 易 水 道 事 業 に お け る 導 送 配 水 管 の 管 種 別 管 路 延 長 を 図 及 び 図 に 示 す 水 道 事 業 の 管 種 別 延 長 は 塩 化 ビ ニ ル 管 の 延 長 が 約 3 k m と 最 も 長 く 全 体 の 69 を 占 め て い る 次 い で 鋳 鉄 管 が 約 5km で 全 体 の 26 を 占 め ている 簡 易 水 道 事 業 の 管 種 別 管 路 延 長 も 塩 化 ビ ニ ル 管 の 延 長 が 約 4 k m と 最 も 長 く 全 体 の 8 を 占 め て い る 次 い で ダ ク タ イ ル 鉄 管 が 約 k m で 全 体 の 8 を 占 め て い る 表 5.6. 導 送 の管種別管路延長 南阿蘇村 [単位 m] 分類 水道注１ 簡易水道注2) 合計 ダクタイル鉄管 DIP) 鋳鉄管 耐震 4,77 4, 溶接,43 75 鋼管 SP),43 塩化ビニル管 (VP) 2,5 29 4, ,5 ポリエチレン管(PE) 融着 272 8, ,956 43, ,228 6,58 注１ 出典 水道統計 平成２６年度 平成2７年3月3日現在 注2 出典 簡易水道統計 平成２６年度 平成2７年3月3日現在 ダクタイル鉄管 耐震 鋼管 溶接 ポリエチレン管 融着 は分類されていない 注３ 水道統計 簡易水道統計とも 管種毎の口径別統計がないため口径別には区分しない 98 合計

52 4 2 管路延長 ｋｍ 3 % 26% 8 6 DIP(耐震) 4% VP 69% 5 図 5.6. SP(溶接) SP() DIP(耐震) 水道事業における管種別管路延長 南阿蘇村 2 4 2% DIP 8% 8 6 VP 8% 4 図 PE VP SP DIP 7 2 管路延長 ｋｍ PE() DIP() PE(融着) 2 VP 4 簡易水道事業における管種別管路延長 南阿蘇村 99

53 5.6.2 導 送 の被害状況 南阿蘇村における導 送 の管種 口径別の被害件数と被害率 を 表 に 示 す 管 路 本 体 の 管 種 別 被 害 件 数 と 被 害 率 を 図 に 管 路 本 体 の 口 径 別 被 害 件 数 を 図 に 継 手 漏 水 の 管 種 別 被 害 件 数 と 被 害 率 を 図 に 管 体 破 損 の 管 種 別 被 害 件 数 と 被 害 率 を 図 に 示す ま た 管 路 本 体 の 被 害 箇 所 の プ ロ ッ ト 図 を 図 に 示 す 導 送 の管路被害の概要を下記に示す ① 管 路 本 体 の 被 害 件 数 は 合 計 3 件 で あ っ た 主 な 管 種 別 の 被 害 は 塩 化 ビ ニ ル 管 8 2 件 ( 8 % ) 鋳 鉄 管 8 件 8 % 鋼 管 そ の 他 5 件 ( 5 % ) ポ リ エ チ レ ン 管 そ の 他 2 件 (2%) ダ ク タ イ ル 鉄 管 そ の 他 件 (%)で あ っ た ② 管 路 本 体 の 主 な 管 種 の 被 害 率 は 鋳 鉄 管. 6 8 件 / k m 塩 化 ビ ニ ル 管. 6 5 件 /km ダ ク タ イ ル 鉄 管 そ の 他.9 件 /km で あ っ た

54 表 区分 管種 耐震 鋼管 SP) 溶接 塩化ビニ ル管 VP) ポリエチレン管 PE) 融着 合計 φ5以下 φ m m φ φ ) 管 路 本 体 ダクタイル鉄管 DIP) 鋳鉄管 ( 口 径 導 送 の管種 口径別被害件数と被害率 南阿蘇村 φ2 φ 計 件 管路延長 km) 被害率 件/km) 継手漏水 被 害 形 態.68 3 被害率 件/km) 管体破損.63 被害率 件/km).84 被害率 件/km) 注) 鋼管の被害は伸縮管 伸縮可とう管を含む なお 本表では溶接鋼管の被害のうちフランジや伸縮管等の漏水は鋼管 として集計した 注2 過去の大震災の被害調査では主にφ以上を対象とした統計がとられてきたが 本報告ではφ5以下の被害を含めて集計した 管路延長が著しく短いため被害率の算定対象から除外した km以下を対象外とした

55 2. 2 被害率 PE() 合計 SP(溶接) DIP(耐震) 図 PE(融着) 管 路 な し VP 管 路 な し SP().5.64 管路本体の管種別被害件数と被害率 南阿蘇村 2 3 被害件数 図 φ2 φ25 φ φ5 φ 8 合計 4 φ5以下 被害件数 件 被害件数 件 被害件数 DIP() 被害率 件/km.68 管路本体の口径別被害件数 南阿蘇村 2

56 被害件数 5 図 PE() DIP(耐震) SP(溶接) 管 路 な し VP... 管 路 な し SP() 合計 PE(融着). 被害件数 件.5 DIP() 被害率 件/km 被害率 継手漏水の管種別被害件数と被害率 南阿蘇村 被害件数 5. 図 PE() SP() 合計 管 路 36 な し.28 PE(融着). SP(溶接). DIP().. 管 路 な し VP.5 被害件数 件.5 DIP(耐震) 被害率 件/km 被害率 管体破損の管種別被害件数と被害率 南阿蘇村 3

57 備 考 国 土 地 理 院 の 電 子 地 形 図 タ イ ル に 断 層 位 置 を 追 記 し て 掲 載 備 考 2 国 土 地 理 院 都 市 圏 活 断 層 図 の 断 層 位 置 を 転 記 し た 図 管本体の被害箇所プロット図 南阿蘇村 4

58 5.6.3 特徴的な管路被害 現地にて確認した特徴的な管路被害について以下に示す 南 阿 蘇 村 に お け る 特 徴 的 な 管 路 被 害 状 況 を 写 真 5.6. 写 真 に 示す 写 真 5.6. 及 び 写 真 VPφ 25 被 害 南 阿 蘇 村 河 陽 県 道 49 付 近 写 真 第 2 配水池 第 3 配水池送水管被害 管種 5

59 5.7 西原村の被害 5.7. 導 送 の延長 西原村の簡易水道事業における導 送 の管種別管路延長を表 5.7. 及 び 図 5.7. に 示 す 簡 易 水 道 事 業 の 管 種 別 延 長 は 塩 化 ビ ニ ル 管 の 延 長 が 約 69km と 最 も 長 く 全 体 の 7 7 を 占 め て い る 次 い で ダ ク タ イ ル 鉄 管 が 約 9 k m で 全 体 の を 占 め て い る 表 5.7. 導 送 配 水 管 の 管 種 別 管 路 延 長 西 原 村,簡 易 水 道 事 業 [単位 m] 鋳鉄管 () 3,837 ダクタイル鉄管 DIP 9,82 鋼管 (SP) 2 2, 塩化ビニル管 (VP) ポリエチレン管 PE) 68,656 2,793 合計 2,793 89,236 注１ 出典 簡易水道統計 平成２６年度 平成2７年3月3日現在 ダクタイル鉄管 耐震 鋼管 溶接 ポリエチレン管 融着 は分類されていない 注２ 簡易水道統計は管種毎の口径別統計がないため口径別には区分しない 8 PE 3% 3% 7 DIP % 69 SP 3% 5 4 VP 77% PE 図 5.7. VP SP DIP 管路延長 ｋｍ 6 4% 簡易水道事業における管種別管路延長 西原村 6

60 5.7.2 導 送 の被害状況 西原村における導 送 の管種 口径別の被害件数と被害率を 表 に 示 す 管 種 別 被 害 率 と 被 害 件 数 を 図 に 示 す ま た 管 路 本 体 の 被 害 箇 所 の プ ロ ッ ト 図 を 図 に 導 送 水 管 の 管 路 本 体 の 被 害 一 覧 及 び 配 水 管 の 管 路 本 体 の 被 害 一 覧 を 5. 管路被 害 の 一 覧 の 表 5..6 に 示 す 表 導 送 配 水 管 の 管 種 口 径 別 の 被 害 件 数 と 被 害 率 西 原 村 鋳鉄管 管種 口 φ65 5以下 径 φ 8 ( φ φ5 m m φ2 φ25 口径 ) 計 件 合計 管路延長 km) 被害率 件/km) 被 継手漏水 害 管体破損 形 態 合計 VP SP 図 DIP( PE( 被害率 被害率 6. 被害率 件/km) 管 路 本 体 ダクタイル 塩化ビニ ポリエチレ 鋼管 SP) 鉄管 DIP) ル管 VP) ン管 PE) 管路本体の管種別被害件数と被害率 西原村 7 被害件数 件 区分

61 写 真 西原村小森断層位置 変位 約１ｍ 備 考 国 土 地 理 院 の 電 子 地 形 図 タ イ ル に 熊 本 市 上 下 水 道 局 の 水 管 橋 の 被 害 地 点 等 を 追 記 し て 掲 載 備 考 2 国 土 地 理 院 都 市 圏 活 断 層 図 の 断 層 位 置 を 転 記 し た 図 管本体の被害箇所プロット図 西原村 8

62 5.7.3 特徴的な管路被害 西原村における特徴的な管路被害を写真 5.7. 写真 に示す 西原村小森 932 付近 写真 5.7. では断層が地表に出現し 継手が抜け出す被害が生 じた この断層の出現位置は 都市圏活断層図 国土地理院発行 の想定位置から約 m 離れていた 断層 写真 5.7. 断層部における DIP A 形φ2,φ25 2 条配管抜け被害 西原村小森 932 付近 写真 同 DIP A 形φ2 抜け被害状況 9

63 写真 SP ねじ継手φ4 被害状況 写真 VP TS 継手φ5 被害状況 写真 VP TS 継手 φ 管体被害状況

64 5.8 管路本体の被害箇所のプロット図 熊本市 益城町 南阿蘇村 西原村 備考 国土地理院の電子地形図 タイル に断層位置を追記して掲載 備考2 国土地理院 都市圏活断層図 の断層位置を転記した 図 5.8. 管路本体の被害箇所のプロット図 熊本市 益城町 南阿蘇村 西原村

65 5.9 本地震による管路等の被害のまとめ 過去の大地震との比較 １ 管路本体の平均被害率 熊本地震で管路の被害件数もしくは平均被害率が上位の 6 事業体及び過去の大地震にお ける 管路本体の事業体別の平均被害率を表 5.9. 及び図 5.9. に示す 本地震における熊本市の平均被害率は.6 件/km であり 東北地方太平洋沖地震の仙台 市とほぼ同じであり 他の大地震と比較して管路被害率は小さい傾向が見られた 益城町の平均被害率は.62 件/km 南阿蘇村は.64 件/km であり 兵庫県南部地震の西 宮市と同程度であった 西原村は.4 件/km であり 新潟中越沖地震の柏崎市と同程度で あった 大津菊陽水道企業団は.24 件/km であり 兵庫県南部地震の神戸市 新潟中越地 震の長岡市 能登半島地震の門前市とほぼ同じである それぞれ過去の被災事例と類似の 被害率を示していた 表 5.9. 管路本体の事業体別平均被害率 導 送 地震名 熊本地震[] 東北地方太平洋沖地震[2][3] 兵庫県南部地震[4] 新潟中越地震[5] 能登半島地震[6] 新潟中越沖地震[7] 事業体 被害件数 件 管路延長 km) 被害率 件/km) 熊本市 益城町 阿蘇市 南阿蘇村 西原村 大津菊陽水道企業団 仙台市 神戸市 芦屋市 西宮市 長岡市 門前市 柏崎市 , , ,76 4, , 注 ) 管路本体の被害には付属施設の被害は含まない 注 2) 過去の被害調査ではφ 以上を分析対象としているため 熊本地震における熊本市及び益城町の被害率はφ 以 上を対象に再集計した 熊本地震における熊本市及び益城町以外の事業体の被害率は 管路延長を口径別に集計 していないため φ65 以下の被害も含めて算出した 注 3) 仙台市の被害率は 上記文献を参照して基幹管路と配水支管の被害件数を合算して算出した また 仙台市の被害 件数には津波被害地区や警戒区域等の団地での被害は含まれていない 注 4) 柏崎市の被害率は 上記文献を参照し 付属施設の被害を除外して算出した 出典 [] 水道事業体に対するアンケート調査資料 27 年 2 月現在 [2] 平成 23 年 2 年 東日本大震災水道施設等現地調査団報告書 平成 23 年 9 月 厚生労働省健康局水道課 (社)日本水道協会 [3] 平成 23 年 2 年 東日本大震災における管本体と管路付属設備の被害調査報告書 平成 24 年 9 月 (社)日本水道協会 [4] 995 年兵庫県南部地震による水道管路の被害と分析 平成 8 年 5 月 (社)日本水道協会 [5] 新潟県中越地震水道被害調査報告書 平成 7 年 2 月 厚生労働省健康局水道課 [6] 平成 9 年 27 年 能登半島地震被害水道施設被害等調査報告書 平成 9 年 8 月 厚生労働省健康局水道課 [7] 平成 9 年 27 年 新潟県中越沖地震水道施設被害等調査報告書 平成 2 年 3 月 厚生労働省健康局水道課 2

66 長 岡 市 門 前 市 柏 崎 市 新潟中越沖地震.4.4 能登半島地震 新潟中越地震 被害率 (件/km) 益 城 町 阿 蘇 市 南 阿 蘇 村 熊本地震 図 5.9. 西 原 村 大 津 菊 陽 水 道 企 業 団 仙 台 市 東北地方太平洋沖地震 熊 本 市 T 神 戸 市 芦 屋 市 西 宮 市 兵庫県南部地震 2 管路本体の事業体別平均被害率 導 送 3 3

67 ２ 管路本体の口径別被害率 熊本市及び益城町と東北地方太平洋沖地震の仙台市 兵庫県南部地震の神戸市 芦屋市 西宮市の 3 都市平均値を比較した 口径別管路本体の被害率を表 図 に示す 熊本市の口径別の被害率は 口径が大きくなるにつれ被害率が小さくなり 過去の大地震 と同じ傾向がみられた 表 管路本体の口径別被害率 口径別被害率 件/km 地震名 事業体 熊 本 市.9 φ φ5.6 益 城 町 東北地方太平洋沖地震 仙 台 市 兵庫県南部地震 神戸 市等 熊本地震 φ φ2 φ25.4 φ3 φ45.5 φ5以上.4 注 過去の被害調査ではφ以上を分析対象としているため 熊本地震の被害率についてもφ以上を対象に再集計し た.5. 熊本市 益城町.5 仙台市 神戸市等 図 管路本体の口径別被害率 4 φ5以上 φ3 φ45 φ2 φ25 φ φ5. φ 被害率 件/km 2.

68 ３ 管路本体の管種別被害率 熊本地震の熊本市及び益城町 東北地方太平洋沖地震の仙台市 兵庫県南部地震の神戸 市 芦屋市 西宮市の 3 都市平均値を比較した 管種別の被害率を表 図 に 示す 塩化ビニル管をみると 熊本市は.5 件/km となっており 仙台市の.7 件/km と同程 度である 益城町は.68 件/km となっており 仙台市の.7 件/km よりも高いが 神戸市 等の.43 件/km よりも低い ダクタイル鉄管 をみると 熊本市は.4 件/km となっており 仙台市の.6 件/km と同程度である 益城町は.6 件/km となっており 神戸市等の.57 件/km と同程 度である 鋳鉄管をみると 熊本市は.4 件/km となっており 仙台市の.8 件/km よりも高いが 神戸市等の.5 件/km よりも低い 益城町は被害が無かったが 管路延長は.5km となっ ている 熊本市の全管種の被害率は 前述のとおり兵庫県南部地震時の神戸市と比べて小さく 東北地方太平洋沖地震の仙台市と同じ傾向が見られた これは 熊本市で積極的に進められている老朽管路の更新や耐震化の施策により 一般 的に耐震性が低く被害率が高い傾向がある石綿セメント管や塩化ビニル管の布設替が進め られた結果と考えられる 5

69 表 地震名 事業体名 熊 本 市 益 城 町 熊本地震 南 阿 蘇 村 東北地方 太平洋沖 地震 兵庫県 南部地震 西 原 村 仙 台 市 神戸市 芦屋市 西宮市 被害分析の範囲 鋳鉄管 () ダクタイル鉄管(DIP) 耐震 , 管路本体の管種別被害率 [上段 被害件数 件 中段 管路延長 km 下段 被害率 件/km ] 鋼管(SP) 塩化ビニ ポリエチレン管(PE) 合計 溶接 ル管(VP) 融着 , , , , , , 出典 熊本市 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 26 年 月現在 仙台市 平成 23 年 2 年 東日本大震災における管本体と管路付属設備の被害調査報告書 平成 24 年 9 月 (社)日本水道協会 神戸市 芦屋市 西宮市 995 年兵庫県南部地震による水道管路の被害と分析 平成 8 年 5 月 (社)日本水道協会 p 表 の集計値 p83 の記述より DIP 耐震 DIP の管路延長を分類した には石綿管を含んでおり被害率は.78 件/km であった 注 過去の被害調査ではφ 以上を分析対象としているため 熊本地震における熊本市及び益城町の被害率はφ 以上を対象に再集計した 熊本地震における熊本市及び益 城町以外の事業体の被害率は 管路延長を口径別に集計していないため φ65 以下の被害も含めて算出した 管路延長が著しく短いため被害率の算定対象から除外した km 以下を対象外とした 6

70 被害率(件/km) SP() VP PE(融着) PE() 管路本体の管種別被害率 7 管 路 な.5 し.6.7 神戸市等 仙台市 益城町 熊本市 管 路 な し.76 神戸市等 仙台市 益城町 熊本市 管 路 な し 神戸市等 仙台市 益城町 熊本市 図 管 路 な し 神戸市等 仙台市 益城町 熊本市 DIP(耐震) DIP() SP(溶接).5.7 管 路 な し 神戸市等 仙台市 益城町 熊本市 管 路 な し.62 神戸市等 仙台市 益城町 熊本市.47 管 路.2 な.7 し 神戸市等 仙台市 益城町 熊本市 神戸市等 仙台市 益城町 熊本市.4.6 神戸市等 仙台市 益城町 熊本市 神戸市等 仙台市 益城町 熊本市 全体

71 ４ 付属設備の被害率 熊本市と東北地方太平洋沖地震の仙台市の付属設備の被害率を比較した 付属設備の被 害率を表 図 に示す 東北地方太平洋沖地震の仙台市では付属設備被害の約７割をが占めたが 熊本市 でも付属設備の被害の約９割をが占め 東北地方太平洋沖地震と同様に被害 の割合が高い傾向が見られた また 仙台市と熊本市の全設置数に対する被害割合を示す被害率で比較すると 熊本市の被害率は 4.3%と仙台市の.5 の約 3 倍となり 東北地方太平洋沖地震と比べて の被害が高い割合で発生したことが分かる 表 付属施設 設備の被害率 熊本市 仙台市 付属設備の種類 被害数 件 設置数 基) 被害率 %) 被害数 件 設置数 基) 被害率 %) 4 2, % 56 3,63.54% 仕切弁 3 33,492.% 9 43,39.4% 消火栓 8,44.6% 7 4,76.5% 合計 28 54,552.23% 82 6,43.3% 出典 [] 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 26 年 月 [2] 平成 23 年 2 年 東日本大震災における管本体と管路付属設備の被害調査報告書 平成 24 年 9 月 (社)日本水道協会 5.% 熊本市 3.% 仙台市 2.%.% 図 付属施設 設備の被害率 8 合計 消火栓 仕切弁.% 被害率 %) 4.%

72 管路被害の一覧 熊本市の管路被害一覧 １ 管路本体 表 5.. 導 送水管の管路本体の被害一覧 熊本市 No. 導 送 区分 管種 口径 布設年度 被害 形態 導水管 DIP 5 2 導水管 SP 溶接 5 S57 経年劣化が進行した部位からの漏水 漏水補修金具で補修 3 導水管 SP 溶接 2 S5 フランジ部からの漏水 継輪等で補修 4 導水管 SP 溶接 25 H3 フランジ部からの漏水 溶接補修 5 導水管 SP 溶接 25 S45 フランジ部からの漏水 6 導水管 SP 溶接 25 S45 フランジ部からの漏水 漏水部を撤去し補修 7 導水管 SP 溶接 4 S62 8 導水管 SP 溶接 45 経年劣化が進行した部位からの漏水 溶接補修 9 導水管 SP 溶接 7 S45 経年劣化が進行した部位からの漏水 溶接補修 導水管 SP 溶接 7 S45 経年劣化が進行した部位からの漏水 溶接補修 送水管 SP 溶接 8 ルーズフランジ部からの漏水 2 送水管 SP 溶接 8 S54 想定以上の地盤沈下と経年劣化の可能性あり 伸縮可撓管タイボルト付け根部から漏水 3 送水管 SP 溶接 8 S45 被害状況 応急対応等 継手漏水 継手抜け 特殊押輪 継輪等で補修 管体破損 溶接部からの漏水 管体破損 溶接部からの漏水 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 9

73 表 5..2 の管路本体の被害一覧 熊本市 No. 導 送 区分 管種 口径 布設年度 被害 形態 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 2 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 3 S35 管体破損 直管割れ 漏水補修金具で補修 4 継手漏水 漏水補修金具部から漏水 漏水部撤去 継輪で補修 5 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 6 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 7 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 8 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 9 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 2 継手漏水 ねじ部割れ 漏水補修金具で補修 3 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 4 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 5 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 6 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 7 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 8 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 9 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 2 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 2 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 22 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 23 管体破損 直管部割れ 漏水補修金具で補修 24 S3 管体破損 直管割れ 継輪等で補修 25 5 継手漏水 継手抜け 漏水部撤去 継輪等で補修 26 5 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 27 5 継手漏水 継手抜け 栓止めで応急対応 28 5 管体破損 直管ヨコ割れ 継輪等で補修 29 5 管体破損 直管割れ 継輪等で補修 3 3 S34 管体破損 割丁字割れ 漏水補修金具で補修 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 2 被害状況 応急対応等

74 表 5..2 の管路本体の被害一覧 熊本市 No. 導 送 区分 管種 口径 布設年度 被害 形態 3 35 S34 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 S34 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 S34 管体破損 直管割れ 栓止め応急対応後 漏水部を撤去し補修 S43 継手漏水 普通押輪割れ 漏水補修金具で補修 S43 管体破損 割丁割れ 漏水補修金具 K形栓にて補修 S43 管体破損 FT割れ 漏水補修金具で補修 37 DIP S63 継手漏水 継手抜け 普通押輪 漏水部除去 継輪等で補修 38 DIP S63 継手漏水 継手抜け 普通押輪 漏水部除去 継輪等で補修 39 DIP S63 継手漏水 継手抜け 普通押輪 漏水部除去 継輪等で補修 4 DIP S54 4 DIP S54 42 DIP H3 継手漏水 継手抜け 普通押輪 漏水部除去 継輪等で補修 43 DIP S56 継手漏水 継手抜け 普通押輪 漏水補修金具で補修 44 DIP S56 継手漏水 継手抜け 普通押輪 漏水補修金具で補修 45 DIP S59 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 46 DIP H5 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 47 DIP S54 継手漏水 継手抜け 普通押輪 漏水部除去 継輪等で補修 48 DIP S54 継手漏水 継手抜け 普通押輪 漏水部除去 継輪等で補修 49 DIP S54 継手漏水 継手抜け 普通押輪 漏水部除去 継輪等で補修 5 DIP S54 継手漏水 継手抜け 普通押輪 漏水部除去 継輪等で補修 5 DIP S54 継手漏水 継手抜け 普通押輪 漏水部除去 継輪等で補修 52 DIP S54 継手漏水 継手抜け 普通押輪 漏水部除去 継輪等で補修 53 DIP S54 継手漏水 継手抜け 普通押輪 漏水補修金具で補修 54 DIP 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 55 DIP H6 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 56 DIP S62 継手漏水 継手 特殊押輪 抜け 継輪等で補修 57 DIP S62 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 58 DIP S62 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 59 DIP S62 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 6 DIP H3 継手漏水 継手抜け 普通押輪 漏水部除去 継輪等で補修 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 2 被害状況 応急対応等 経年劣化が進行した部位からの漏水 漏水部を撤去し継輪で補修 経年劣化が進行した部位からの漏水 漏水補修金具で補修

75 表 5..2 の管路本体の被害一覧 熊本市 No. 導 送 区分 管種 口径 布設年度 被害 形態 6 DIP S59 62 DIP S55 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 63 DIP 継手漏水 継手抜け 特殊押輪 漏水部除去 継輪等で補修 64 DIP S63 継手漏水 継手抜け 特殊押輪 継輪等で補修 65 DIP S55 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 66 DIP S55 継手漏水 継手抜け 特殊押輪 継輪等で補修 67 DIP S55 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 68 DIP S54 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 69 DIP S54 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 7 DIP S55 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 7 DIP S52 継手漏水 継手抜け 特殊押輪 漏水部除去 継輪等で補修 72 DIP S54 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 73 DIP H6 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 74 DIP S59 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 DIP S59 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 76 DIP S6 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 77 DIP S6 継手漏水 継手抜け 特殊押輪 継輪等で補修 78 DIP 5 S62 79 DIP 5 S58 継手漏水 フランジ部の漏水継輪等で補修 8 DIP 5 S52 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 8 DIP 5 S52 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 82 DIP 5 S52 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 83 DIP 5 S52 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 84 DIP 5 S52 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 85 DIP 5 S6 継手漏水 フランジ部の漏水継輪等で補修 86 DIP 5 H5 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 87 DIP 5 H7 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 88 DIP 2 S57 継手漏水 継手抜け 特殊押輪 継輪等で補修 89 DIP 2 S34 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 9 DIP 25 S48 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 22 被害状況 応急対応等 経年劣化が進行した部位からの漏水 漏水補修金具で補修 構造物の貫通管で直近に継手がなく漏水

76 表 5..2 の管路本体の被害一覧 熊本市 No. 導 送 区分 管種 口径 布設年度 被害 形態 9 DIP 25 S48 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 92 DIP 25 S47 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 93 DIP 25 S46 継手漏水 継手抜け 普通押輪 漏水補修金具で補修 94 DIP H8 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 95 DIP H 継手漏水 継手抜け 特殊押輪 継輪等で補修 96 DIP H2 継手漏水 継手抜け 特殊押輪 継輪等で補修 97 DIP S6 継手漏水 継手抜け 普通押輪 漏水補修金具で補修 98 DIP 継手漏水 継手抜け 漏水部除去 継輪等で補修 99 DIP H2 継手漏水 継手抜け 普通押輪 継輪等で補修 DIP H2 継手漏水 継手抜け 普通押輪 漏水補修金具で補修 DIP S54 継手漏水 継手抜け 普通押輪 による漏水継輪等で補修 2 DIP 5 継手漏水 継手抜けによる漏水継輪等で補修 3 DIP 5 H8 継手漏水 継手抜け 特殊押輪 継輪等で補修 4 DIP 5 H5 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 5 DIP 5 H6 継手漏水 継手抜け 普通押輪 による漏水継輪等で補修 6 DIP 2 S63 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 7 DIP 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 8 PE 3 継手漏水 継手抜け ポリエチレン２層管等で補修 9 SP 25 管体破損 直管割れ ポリエチレン被覆管で補修 SP 25 管体破損 直管割れ ポリエチレン被覆管で補修 SP 25 管体破損 直管割れ ポリエチレン被覆管で補修 2 SP 4 S35 継手漏水 ねじ部割れ 漏水部を撤去し補修 3 SP 4 S35 継手漏水 継手抜け 漏水部を撤去し補修 4 SP 4 S54 継手漏水 ねじ部割れ 漏水部を撤去し補修 5 SP 4 S54 継手漏水 ねじ部割れ 漏水部を撤去し補修 6 SP 4 継手漏水 ねじ部割れ 漏水部を撤去し補修 7 SP 4 S63 継手漏水 ねじ部割れ 漏水部を撤去し補修 8 SP 4 継手漏水 ねじ部割れ 漏水部を撤去し補修 9 SP 4 継手漏水 ねじ部割れ 漏水部を撤去し補修 2 SP 4 S55 継手漏水 ねじ部割れ 塩ビライニング鋼管 ソケット等で補修 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 23 被害状況 応急対応等

77 表 5..2 の管路本体の被害一覧 熊本市 No. 導 送 区分 管種 口径 布設年度 被害 形態 2 SP 4 S47 継手漏水 ねじ部割れ ポリエチレン被覆管等で補修 22 SP 5 管体破損 直管部穴あき漏水補修金具で補修 23 SP 5 継手漏水 ねじ部割れ 漏水補修金具で補修 24 SP 5 S57 継手漏水 ねじ部割れ 漏水部を撤去し補修 25 SP 5 H3 継手漏水 ねじ部割れ 漏水補修金具で補修 26 SP 5 H5 継手漏水 ねじ部割れ 漏水部を撤去し補修 27 SP 5 S53 継手漏水 ねじ部割れ 漏水部を撤去し補修 28 SP 5 S63 継手漏水 ねじ部割れ 漏水補修金具で補修 29 SP 5 継手漏水 3 SP 5 S52 継手漏水 ねじ部割れ 漏水部を撤去し補修 3 SP 5 S53 管体破損 直管割れ 漏水補修金具で補修 32 SP 5 S62 継手漏水 ねじ部割れ ポリエチレン単層管 塩ビライニングﾞ鋼管で補修 33 SP 5 S53 管体破損 直管割れ 漏水補修金具で補修 34 SP 5 S29 管体破損 直管割れ 漏水補修金具で補修 35 SP 5 S29 継手漏水 ねじ部割れ 圧着ソケットで補修 36 SP 5 S6 継手漏水 ねじ部割れ 塩ビライニング鋼管で補修 37 SP 5 S62 継手漏水 ねじ部割れ 漏水補修金具で補修 38 SP 5 S62 継手漏水 ねじ部割れ 漏水補修金具で補修 39 SP 5 S62 継手漏水 ねじ部割れ 漏水補修金具で補修 4 SP 5 S62 継手漏水 ねじ部割れ 漏水補修金具で補修 4 SP 5 S59 管体破損 直管割れ 漏水補修金具で補修 42 SP 5 S59 継手漏水 ねじ部割れ 漏水補修金具で補修 43 SP 5 継手漏水 ねじ部割れ ポリエチレン被覆管で補修 44 SP 5 継手漏水 ねじ部割れ ポリエチレン被覆管で補修 45 SP 5 S46 継手漏水 ねじ部割れ ソケット等で補修 46 SP 5 H 継手漏水 ねじ部割れ 塩ビライニングﾞ鋼管等で補修 47 SP 5 H 継手漏水 ねじ部割れ 塩ビライニングﾞ鋼管 ソケット等で補修 48 SP 5 H 継手漏水 ねじ部割れ ポリエチレン被覆管等で補修 49 SP 5 H6 継手漏水 ねじ部割れ 塩ビライニング鋼管 ソケット等で補修 5 SP 5 S6 継手漏水 ねじ部割れ 継輪等で補修 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 24 被害状況 応急対応等 ねじ切り部割れによる漏水 漏水部を撤去し補修

78 表 5..2 の管路本体の被害一覧 熊本市 No. 導 送 区分 管種 口径 布設年度 被害 形態 5 SP 5 S6 継手漏水 ねじ部割れ 継輪等で補修 52 SP 5 S6 継手漏水 ねじ部割れ 塩ビライニング鋼管 ソケット等で補修 53 SP S56 継手漏水 ねじ部割れ 漏水補修金具で補修 54 SP 管体破損 直管割れ 漏水補修金具で補修 55 SP 継手漏水 ねじ部割れ 塩ビライニング鋼管 ソケット等で補修 56 SP 継手漏水 ねじ切部割れ 圧着ソケットで補修 57 SP 継手漏水 継手割れ 継輪等で補修 58 SP 継手漏水 ねじ部割れ 圧着ソケットで補修 59 SP S49 継手漏水 ねじ部割れ 漏水部を撤去し補修 6 SP S55 継手漏水 ねじ部割れ メカ帽で栓止めにて補修 6 SP S54 継手漏水 ねじ部割れ 漏水部撤去し単層ポリエチレン管等で補修 62 SP H5 継手漏水 ねじ部割れ 圧着ソケットで補修 63 SP S6 継手漏水 溶接部割れ ダクタイル鉄管K形継輪等で補修 64 SP 管体破損 直管割れ 漏水補修金具で補修 65 SP 継手漏水 ねじ部割れ 圧着ソケットで補修 66 SP 管体破損 直管割れ クランプで補修 67 SP 5 S45 継手漏水 ねじ部割れ 継輪等で補修 68 SP 5 S47 継手漏水 ねじ部割れ 圧着ソケットで補修 69 SP 5 S47 継手漏水 ねじ部割れ 圧着ソケットで補修 7 SP 5 S47 継手漏水 ねじ部割れ 継輪等で補修 7 SP 5 S6 継手漏水 継手抜け ソケット等で補修 72 SP 溶接 73 SP 溶接 継手漏水 ねじ部割れ 圧着ソケットで補修 74 SP 溶接 25 S45 継手漏水 フランジからの漏水溶接等で補修 SP 溶接 3 S46 76 SP 溶接 35 S57 継手漏水 77 VP 5 継手漏水 継手抜け ソケット等で補修 78 VP 6 継手漏水 継手割れ 漏水部を撤去し補修 79 VP 2 継手漏水 継手割れ 漏水部を撤去し補修 8 VP 25 S37 継手漏水 継手割れ ポリエチレン被覆管で補修 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 25 被害状況 応急対応等 経年劣化が進行した部位継輪等で補修 経年劣化が進行した部位溶接補修 φ6人孔管のフランジ部漏水 フランジ蓋取替え 補強金具設置

79 表 5..2 の管路本体の被害一覧 熊本市 No. 導 送 区分 管種 口径 布設年度 被害 形態 8 VP 3 継手漏水 継手割れ 漏水部を撤去し補修 82 VP 3 継手漏水 継手割れ 漏水部を撤去し補修 83 VP 3 管体破損 縦割れ 塩ビライニング鋼管 ソケット等で補修 84 VP 3 継手漏水 継手割れ 継輪等で補修 85 VP 3 継手漏水 継手割れ 継輪等で補修 86 VP 4 継手漏水 継手割れ 漏水部を撤去し補修 87 VP 4 S4 継手漏水 継手抜け ポリエチレン被覆管等で補修 88 VP 4 S47 管体破損 ＨＩ継手割れ ポリエチレン管 ２層 等で補修 89 VP 4 継手漏水 継手割れ 漏水補修金具で補修 9 VP 4 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 9 VP 4 継手漏水 継手割れ 継輪等で補修 92 VP 4 継手漏水 継手割れ 継輪等で補修 93 VP 4 継手漏水 継手割れ 漏水補修金具で補修 94 VP 5 継手漏水 継手割れ 漏水補修金具で補修 95 VP 5 H7 継手漏水 継手割れ 分水栓キャップ止め 96 VP 5 H8 継手漏水 継手割れ 漏水部を撤去し補修 97 VP 5 S45 継手漏水 継手割れによる漏水 漏水部を撤去し補修 98 VP 5 S48 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 99 VP 5 S48 継手漏水 継手割れ 継手漏水防止アダプター キャップで補修 2 VP 5 S43 継手漏水 継手割れ 漏水補修金具で補修 2 VP 5 継手漏水 継手割れ ソケット等で補修 22 VP 5 S46 継手漏水 HI継手割れ 継輪等で補修 23 VP 5 S46 継手漏水 継手割れ 継輪等で補修 24 VP 5 継手漏水 継手割れ 漏水補修金具で補修 25 VP 5 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 26 VP 5 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 27 VP 5 管体破損 直管割れ 栓止め後日仮設配管 28 VP 5 継手漏水 継手割れ ソケット等で補修 29 VP 5 継手漏水 継手抜け ポリエチレン被覆管等で補修 2 VP 5 継手漏水 継手割れ 漏水補修金具で補修 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 26 被害状況 応急対応等

80 表 5..2 の管路本体の被害一覧 熊本市 No. 導 送 区分 管種 口径 布設年度 被害 形態 2 VP 継手漏水 異形継手割れによる漏水 漏水部を撤去し補修 22 VP S45 管体破損 直管割れ 継輪等で補修 23 VP S5 継手漏水 ソケット抜け 漏水補修金具で補修 24 VP S47 継手漏水 継手抜け ドレッサー形ジョイント等で補修 25 VP S48 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 26 VP S48 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 27 VP 継手漏水 28 VP 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 29 VP 継手漏水 継手割れ 継輪等で補修 22 VP 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 22 VP 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 222 VP 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 223 VP 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 224 VP 継手漏水 継手割れ 漏水補修金具で補修 225 VP 継手漏水 継手割れ 漏水補修金具で補修 226 VP 継手漏水 継手割れ 漏水補修金具で補修 227 VP 継手漏水 ねじ部割れ ソケット等で補修 228 VP 継手漏水 継手割れ 継輪等で補修 229 VP 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 23 VP 管体破損 直管割れ 継輪等で補修 23 VP 継手漏水 継手割れ ドレッサー形ジョイント等で補修 232 VP 管体破損 直管割れ 継輪等で補修 233 VP 継手漏水 継手割れ ソケット等で補修 234 VP H8 継手漏水 ドレッサー形ジョイント抜け 漏水部を撤去し補修 235 VP H8 継手漏水 ドレッサー形ジョイント抜け 漏水部を撤去し補修 236 VP H8 継手漏水 継手割れ 漏水補修金具で補修 237 VP S5 継手漏水 継手割れ 漏水補修金具で補修 238 VP 管体破損 直管部割れ 漏水補修金具で補修 239 VP 継手漏水 継手抜け 漏水補修金具で補修 24 VP 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 27 被害状況 応急対応等 継手抜け 水路下部の漏水により修理困難 塩ビ管用メカ帽にて栓止め後日配管

81 表 5..2 の管路本体の被害一覧 熊本市 No. 導 送 区分 管種 口径 布設年度 被害 形態 24 VP 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 242 VP 5 継手漏水 継手抜け 栓止めで応急対応後 DIP(K)にて復旧 243 VP 5 継手漏水 継手抜け 栓止めで応急対応後 DIP(K)にて復旧 244 VP 5 継手漏水 継手抜け 栓止めで応急対応後 DIP(K)にて復旧 245 VP 5 継手漏水 継手抜け 栓止めで応急対応後 DIP(K)にて復旧 246 VP 5 継手漏水 継手割れ 漏水補修金具で補修 247 VP 5 継手漏水 継手割れ 漏水補修金具で補修 248 S59 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 249 継手漏水 継手抜け 継輪等で補修 25 2 H2 継手漏水 継手割れ 継輪等で補修 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 28 被害状況 応急対応等

82 ２ 付属施設 設備 表 5..3 No 被害種別 付属施設 設備の被害一覧 熊本市 被害状況 応急対応等 2次対応 時点 口径 布設年度 S6 H 付消火栓 2 3 付消火栓 ボール清掃により止水 H22 4 付消火栓 ボール清掃により止水 5 消火栓 ｽﾋﾟﾝﾄﾞﾙ増締め止水 6 消火栓 ケレップ不良取替 7 消火栓 ｽﾋﾟﾝﾄﾞﾙ増締め止水 8 消火栓 消火栓本体取替 H7 9 本体取替 H3 付消火栓 H S54 2 消火栓 H2 3 消火栓 消火栓本体取替 S5 4 ボール清掃により止水 5 H2 5 ボール清掃により止水 5 H2 6 ボール清掃により止水 5 S S54 8 本体取替 5 H 9 針金にて止水 5 S55 2 付消火栓 ボール清掃により止水 5 H3 清掃により止水 清掃により止水 取替 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 29

83 表 5..3 No 被害種別 付属施設 設備の被害一覧 熊本市 被害状況 応急対応等 2次対応 時点 口径 布設年度 2 付消火栓 清掃により止水 5 H3 22 付消火栓 清掃により止水 5 H9 23 小型 5 Ｈ9 24 取替 5 H8 25 仕切弁 仕切弁増閉め 2 S36 26 付消火栓 本体取替 2 S5 27 消火栓 消火栓本体取替 2 H H2 29 本体取替 2 S47 3 消火栓 補強金具止水 25 S63 3 消火栓 ｽﾋﾟﾝﾄﾞﾙ増締め止水 25 S52 32 撤去 3 S49 33 消火栓 ｽﾋﾟﾝﾄﾞﾙ増締め止水 3 H22 34 付消火栓 3 H2 35 消火栓 消火栓撤去 35 S S S5 38 撤去 4 S S48 4 撤去 (フランジ蓋) 4 S49 4 撤去 (フランジ蓋) 4 S49 42 針金にて止水 4 S49 43 撤去 4 S S59 45 爪楊枝にて止水 4 S48 46 爪楊枝にて止水 4 S S H2 49 取替 4 S59 5 ボール清掃により止水 4 S6 清掃により止水 (フランジ蓋) 取替 (フランジ蓋) (フランジ蓋) 取替 (フランジ蓋) 清掃により止水 清掃により止水 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 3

84 表 5..3 No 被害種別 付属施設 設備の被害一覧 熊本市 被害状況 応急対応等 2次対応 時点 口径 布設年度 5 ボール清掃により止水 4 S6 52 撤去 (フランジ蓋) 4 S63 53 撤去 (フランジ蓋) 45 S47 54 撤去 (フランジ蓋) 45 S47 55 取替 5 S53 56 取替 5 S53 57 針金にて止水 5 S5 58 針金にて止水 5 S S5 6 5 S5 6 釘にて止水 5 S5 62 釘にて止水 5 S S5 64 撤去 5 S49 65 取替 5 S H5 67 ボール清掃により止水 5 H H S5 7 撤去 6 S52 7 取替 6 S S S S5 6 S S45 77 ボール清掃により止水 6 S59 78 取替 6 S59 79 取替 6 S6 8 6 S6 清掃により止水 清掃により止水 (フランジ蓋取付) 清掃により止水 (フランジ蓋取付) 清掃により止水 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 3

85 表 5..3 No 被害種別 付属施設 設備の被害一覧 熊本市 被害状況 応急対応等 2次対応 時点 口径 布設年度 8 釘にて止水 清掃により止水 7 S63 82 釘にて止水 清掃により止水 7 S63 83 針金にて止水 7 S58 84 仕切弁 撤去後 溶接対応 S5 86 釘にて止水 8 S S S S55 9 取替 8 S55 9 取替 8 S55 92 ボール清掃にて止水 8 H H8 94 取替 8 H8 95 ボール清掃にて止水 8 H H8 97 ボール清掃にて止水 8 H8 98 取替 8 H27 99 清掃により止水 8 S58 8 S59 8 S H2 3 撤去(フランジ蓋) 8 S48 4 撤去(フランジ蓋) 8 S48 5 釘にて止水 8 S48 6 取替 8 S6 7 取替 9 H25 8 取替 9 S54 9 ボール清掃により止水 9 S54 9 S54 清掃により止水 清掃により止水 清掃により止水 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 32

86 表 5..3 No 被害種別 付属施設 設備の被害一覧 熊本市 被害状況 応急対応等 2次対応 時点 口径 布設年度 9 S S54 3 針金にて止水 9 S S S54 6 釘にて止水 9 S56 7 釘にて止水 9 S S56 9 仕切弁 流出バルブの不具合 閉止不可 対応なし 2 S43 2 清掃により止水 35 S57 2 清掃により止水 35 S57 22 ボール清掃にて止水 35 S S S57 25 清掃により止水 35 S57 26 清掃により止水 35 S58 27 清掃により止水 35 S58 28 取替 35 S58 取替 スピンドル増し締め 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 33

87 ３ 水管橋 管本体 表 5..4 No 導 送 被害種別 区分 水管橋 管本体の被害一覧 熊本市 管種 口径 布設年度 被害形態 被害状況 応急対応等 本体 ＣＩＰ 継手漏水 継手抜け クランプで補修 2 本体 ＳＰ 溶接 S58 管体破損 直管部割れよる漏水 クランプで補修 3 伸縮管 ＳＰ 溶接 5 S48 伸縮継手抜けによる漏水 漏水補修金具で補修 4 伸縮管 ＳＰ 溶接 5 S48 伸縮継手抜け 溶接で補修 5 本体 ＳＰ 溶接 5 S5 管体破損 直管割れ クランプで補修 6 本体 ＳＰ 溶接 5 S57 管体破損 直管割れ 漏水補修金具で補修 7 導水管 伸縮管 ＳＰ 溶接 25 S53 伸縮継手抜け ゴムパッキン取替で補修 8 伸縮管 ＳＰ 溶接 3 S53 伸縮継手抜け 溶接で補修ブラケット損傷 補修 9 本体 ＳＰ 溶接 3 S53 老朽部穴あき 溶接で補修 本体 ＳＰ 溶接 3 S53 老朽部穴あき 溶接で補修 本体 ＳＰ 溶接 3 S53 老朽部穴あき 溶接で補修 2 本体 ＳＰ 溶接 3 S53 老朽部穴あき 溶接で補修 3 伸縮管 ＳＰ 溶接 3 S53 伸縮継手抜け 溶接で補修 4 伸縮管 ＳＰ 溶接 3 H 伸縮継手抜け 分解 整備 再設置にて補修 5 本体 ＳＰ 溶接 3 S58 管体破損 直管割れ クランプで補修 6 本体 ＳＰ 3 S36 継手漏水 ハウジング形管継手抜け 漏水補修金具で補修 7 本体 ＳＰ 3 S36 継手漏水 ハウジング形管継手抜け 漏水補修金具で補修 8 本体 ＳＰ 3 S36 継手漏水 ハウジング形管継手抜け 漏水補修金具で補修 9 本体 ＳＰ 3 S36 継手漏水 ハウジング形管継手抜け 漏水補修金具で補修 2 本体 ＳＰ 3 S36 継手漏水 ハウジング形管継手抜け 漏水補修金具で補修 2 伸縮管 ＳＰ 溶接 5 S47 22 本体 ＳＰ 溶接 5 S57 23 伸縮管 ＳＰ 溶接 8 S54 24 本体 ＳＰ 5 S56 継手漏水 ねじ切り部割れ 塩ビライニング鋼管で補修 25 本体 ＳＰ S54 継手漏水 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 備考 2 伸縮管の被害の場合も水管橋本体の管種を記載した 34 伸縮継手抜けによる漏水 パッキンを取替えて補修 管体破損 直管割れ 溶接補修 伸縮継手抜け 溶接補修 ねじ切部の割れによる漏水 ポリエチレン管等で仮配管

88 表 5..4 No 導 送 被害種別 区分 水管橋 管本体の被害一覧 熊本市 管種 口径 布設年度 被害形態 被害状況 応急対応等 26 本体 ＳＰ 継手漏水 ねじ部割れ 圧着ソケットで補修 27 本体 ＳＰ S49 管体破損 添架管漏水 溶接により補修 28 本体 ＳＰ 継手漏水 ねじ部割れ 圧着ソケットで補修 29 本体 ＳＰ 管体破損 直管割れ 漏水防止金具で補修 3 本体 ＳＰ 5 S55 管体破損 ねじ継手鋼管割れ クランプで補修 3 伸縮管 ＳＰ 溶接 2 S49 添架管漏水 仕切弁締切りにより止水 32 伸縮管 ＳＰ 溶接 2 S53 添架管漏水 仕切弁締切りにより止水 33 伸縮管 ＳＰ 溶接 3 S46 伸縮継手抜け 溶接により補修 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 備考 2 伸縮管の被害の場合も水管橋本体の管種を記載した 35

89 ４ 水管橋 付属施設 設備 表 5..5 No 被害種別 水管橋 付属施設 設備の被害一覧 熊本市 被害状況 応急対応等 2次対応 口径 布設年度 被害要因 φ25取替 5 地震動 2 φ25取替 地震動 3 取替 地震動 4 撤去 地震動 5 清掃により止水 地震動 6 取替 5 S5 地震動 7 5 H 地震動 8 φ25取替 5 地震動 9 φ25取替 5 地震動 φ25取替 5 地震動 φ25取替 5 H2 地震動 2 取替 2 S57 地震動 3 清掃により止水 2 H3 地震動 4 取替 2 H3 地震動 5 添架ブラケット ブラケットの損傷補修 2 H23 液状化 6 フランジ部のRFパッキン交換 25 S6 地震動 7 撤去 溶接で止水 撤去 溶接により止水 上沼山津橋 8 S54 地震動 8 伸縮可とう管 伸縮可とう管の変位 橋 脚 橋台の沈下 8 S58 液状化 (フランジ蓋) 備考 熊本市上下水道局のアンケート調査資料 H28 による 36

90 5..2 西原村の管路被害一覧 表 5..6 導 送 の管路本体の被害一覧 西原村 No. 導 送 区分 管種 口径 被害形態 2 2 DIP 継手漏水 3 導水管 DIP 5 継手漏水 4 導水管 DIP 5 継手漏水 5 導水管 DIP 5 継手漏水 6 DIP 2 継手漏水 7 DIP 25 継手漏水 8 SP 4 9 送水管 SP 継手漏水 SP 継手漏水 送水管 SP 継手漏水 2 送水管 SP 継手漏水 3 SP 継手漏水 4 送水管 SP 継手漏水 5 送水管 SP 継手漏水 6 SP 継手漏水 7 送水管 SP 8 SP 5 9 SP 5 継手漏水 2 SP 5 2 VP 3 22 送水管 VP 4 継手漏水 23 VP 5 24 VP 5 25 VP 5 継手漏水 備考 西原村役場のアンケート調査資料 H28 による 37

91 表 5..6 導 送 の管路本体の被害一覧 西原村 No. 導 送 区分 管種 口径 被害形態 26 VP 5 27 VP 継手漏水 28 VP 継手漏水 29 VP 継手漏水 3 VP 継手漏水 3 VP 32 送水管 VP 管体破損 33 VP 管体破損 34 VP 5 継手漏水 35 VP 5 継手漏水 36 VP 37 PE( 4 管体破損 38