資料5－1

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みひなたかひ
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1 資料 5-1 盆栽庭木等の輸出検疫について横浜植物防疫所業務部輸出及び国内検疫担当金田昌士

2 本日の説明内容庭木盆栽の輸出動向庭木盆栽輸出検疫の流れ国別の輸出検疫条件まとめ及び関係情報

3 ( 件 ) 2,500 輸出検査申請件数の推移 2,000 1,500 1, 盆栽庭木 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年

4 ( 本 ) 45,000 40,000 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 盆栽輸出検査数量の推移 2003 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年

5 ( 本 ) 1,400,000 庭木輸出数量の推移 1,200,000 1,000, , , , , 年 2004 年 2005 年 2006 年 2007 年

6 2007 盆栽樹種別ランキング ( 数量 ) 1% 1% 1% 2% 2% 9% 18% 11% 25% 30% 1 カエデ属 2 マツ属 3 ツツジ属 4 ビャクシン属 5 シャリントウ属 6 モチノキ属 7 ボタン属 8 ボケ属 9 ニレ属 10 その他 6% 13% 2007 盆栽国別ランキング ( 数量 ) 4% 3% 5% 6% 14% 15% 20% 14% 1 オランダ 2 スペイン 3 イギリス 4 台湾 5 イタリア 6 ベルギー 7 ドイツ 8 フランス 9 チェコ 10 その他

7 1% 1% 2% 2% 2% 2% 7% 8% 2007 庭木樹種別ランキング ( 数量 ) 11% 64% 6% 5% 7% 1% 1% 4% 12% 2007 庭木国別ランキング ( 数量 ) 4% 15% 45% 1 オランダ 2 アメリカ 3 韓国 4 香港 5 台湾 6 イタリア 7 カナダ 8 イギリス 9 中国 10 その他 1 ボタン属 2 ドウダンツツジ属 3 カエデ属 4 イワナンテン属 5 マツ属 6 ミズキ属 7 モチノキ属 ( イヌツゲ ) 8 マキ属 9 ツツジ属 10 その他

8 輸出検疫の一般的説明病害虫の違い, 科学的原則に基づき各国が植物検疫を実施輸出検疫は輸出先国の検疫要求を満たすのが原則栽植用植物や庭木盆栽等の生植物の検疫条件は厳しい輸入許可証, 栽培地検査等手続きには時間が必要

9 検査申請植物栽培地検査を必要とするもの栽培地検査を必要としないもの栽培地検査申請書栽培地検査栽培地検査合格証明書植物等輸出検査申請書輸出検査輸出検査合格証明書

10 輸出先国別の検疫条件 1. EU 諸国向け一般盆栽 2. EU 諸国向け五葉松等の盆栽 3. EU 諸国向け苗木類 4. アメリカ合衆国向け盆栽 5. 韓国向け苗木類 6. 中国香港向け苗木等 7. 台湾向け苗木等

11 1 EU 諸国向け一般盆栽 1 少なくとも 2 年間公的登録公的登録されたされた盆栽園盆栽園で栽培管理栽培管理することすること 2 その間高さ 50 cm 以上の棚に置かれたかれた鉢で栽培栽培することすること 3 ヨーロッパに未発生未発生のさびのさび病の付着付着がないことをがないことを保証保証すること ( 検疫証明書に適用農薬適用農薬のそののその有効成分有効成分適用月日適用月日を記載 ) 4 年間少なくとも 6 回の公的検査公的検査が行われることわれること 5 上記の検査検査で有害動植物有害動植物が寄生寄生付着付着のないことをのないことを確認確認することすること 6 栽培土にはには有害動植物有害動植物がないこと ( 後述 ) 7 輸出前 2 週間以内に次のいずれかののいずれかの措置措置をとることをとること (a) 栽培土の除去 (b) 栽培土洗い落としとし消毒消毒したした栽培土栽培土に植替植替え (c) 適切な消毒消毒の実施及実施及びそのびその旨の検疫証明書検疫証明書へのへの記載 8 輸出検疫に合格合格したした盆栽盆栽へのへの封印 ( 登録園番号 ) 及び検疫証明書検疫証明書への記載 9 植物ごとにごとに適用適用されるされる個別個別の規定規定に抵触抵触しないこと < 以上 Council Directive 2000/29/EC>

12 2 EU 諸国向け五葉松等五葉松等の盆栽 1 ヒノキ属 (Chamaecyparis spp.) ビャクシン属 (Juniperus spp.) 及び五葉松 (Pinus parviflora)(p. pentaphylla ) 1EU 諸国の輸入可能期間輸入可能期間は次のとおりのとおり (2 年に一度期間一度期間の更新更新が行われるわれる 2008 年度は更新年度更新年度に当たるたる ) マツ属及属及びヒノキヒノキ属 :2007 年 1 月 1 日から 2008 年 12 月 31 日までのまでの間ビャクシン属 :2006 年 11 月 1 日から 2007 年 3 月 31 日及び 2007 年 11 月 1 日から 2008 年 3 月 31 日までのまでの間 2 輸入国の許可許可するする数量数量を超えないことえないこと 3 登録盆栽園のリストリスト及び当該園当該園の育成本数育成本数を毎年 EU 委員会に提出提出することすること 4 少なくとも 2 年間年 6 回対象病害虫対象病害虫の発生発生についてについて公的公的な検査検査を実施実施することすること特にビャクシンについてはについては盆栽盆栽の周囲周囲に存在存在するするボケボケ属サンザシサンザシ属マルメロマルメロ属ビャクシン属リンゴリンゴ属及属及びナシナシ属についてもについても検査検査を実施実施するする 5 4の検査検査で対象病害虫対象病害虫が発見発見されたされた場合場合は不合格不合格として EU 委員会に通報通報する ( 次年は登録登録できるできる )

13 2 EU 諸国向け五葉松等五葉松等の盆栽 2 6 盆栽鉢は地面地面からから少なくとも 50 cm 以上の棚上棚上またはまたは線虫線虫の侵入侵入しないしないコンクリート床に置かれることかれること 7 各盆栽にはには育成園育成園と植え付け年次年次がわかるようがわかるよう標識標識を付けることけること 8 各盆栽は育成園育成園からから輸出輸出されるまでのされるまでの間識別間識別できるようにすることできるようにすること 9 上記の要件要件の他 2000/29/ECに定めるめる規定 ( 一般盆栽に対するする規定規定と同様 ) に従うことうこと 10 輸入者は輸入数量輸入数量期日等期日等を関係機関関係機関に申告申告することすること 11 輸入後マツマツ属及属及びヒノキヒノキ属は 3ヶ月間月間ビャクシンビャクシン属は 4 月 1 日から 6 月 30 日までの間隔離栽培が必要必要であることであること 12 隔離栽培期間中対象病害虫が発見発見されたされた場合場合不合格不合格としてとして廃棄廃棄しそのその旨日本側に通報通報されるされるそのその場合場合にはには該当該当するする盆栽園盆栽園の登録登録は取り消されることされること < 以上 Council Directive 2002/887/EC 及び2006/915/EC> 13 ゴヨウマツ盆栽盆栽についてはについては輸出前輸出前に Gibberella circinata (Fusarium circinatum) を対象対象にしたにした検定検定が要求要求されることになったされることになった <Commission decision of 18 June 2007 (2007/433 EC) >

14 3 EU 諸国向け苗木類 1 少なくとも 1 年間公的登録公的登録されたされた園で栽培管理栽培管理することすること 2 年間少なくとも 2 回の公的検査公的検査が行われること ( 植物の種類種類によりにより適期適期に実施 ) 3 上記の検査検査で有害動植物有害動植物が寄生寄生付着付着のないことをのないことを確認確認することすること 4 栽培土にはには有害動植物有害動植物がないこと ( 後述 ) 5 輸出前 2 週間以内に次のいずれかののいずれかの措置措置をとることをとること (a) 栽培土の除去 (b) 栽培土洗い落としとし消毒消毒したした栽培土栽培土に植替植替え (c) 適切な消毒消毒の実施及実施及びそのびその旨の検疫証明書検疫証明書へのへの記載 6 植物ごとにごとに適用適用されるされる個別個別の規定規定に抵触抵触しないことしないこと

15 EU 諸国からの通報事例 (2005~ ) 計ベルギーフランスドイツオランダイギリス庭木盆栽その他ハダニ付着線虫付着形態別通報内容別回数国別

16 線虫対策 1 線虫汚染の無い栽培土 ( 鹿沼土ピートモスピートモス等 ) の使用又は栽培土栽培土の消毒 ( くん蒸またはまたは熱処理 ) 2 輸出前 2 週間以内にいずれかのいずれかの措置措置の実行 (a) 栽培土の完全完全な除去 (b) 栽培土洗い落としとし消毒消毒したした栽培土栽培土に植替植替え (c) 適切な消毒消毒の実施 ( 防疫官の確認確認追記 )

17 4 アメリカ合衆国向け盆栽 1 アメリカ合衆国合衆国に輸入輸入されるされる人工的人工的に萎縮萎縮されたされた植物 ( 以下盆栽 ) は以下以下の条件条件を満たし生産国生産国の政府機関政府機関によるによる植物検疫証明書植物検疫証明書の添付添付が必要必要 2 土壌を含め全てのての栽培基質栽培基質を出荷前出荷前に除去除去することすること 3 盆栽は次の要件要件に適合適合してして栽培栽培されたものであってされたものであって植物検疫証明書植物検疫証明書にそのにその旨追旨追があること (ⅰ) 栽培国の政府機関政府機関に登録登録されたされた苗木園苗木園の温室温室あるいはあるいは網室網室においてにおいて少なくとも 2 年間栽培されたことされたこと (ⅱ) 盆栽が栽培栽培されるされる温室温室またはまたは網室網室は全てのての換気及換気及び開口部開口部は開孔開孔 1.6 mm 未満の網がかけられていることがかけられていること (ⅲ) 盆栽は少なくとも 2 年間は消毒消毒されたされた培養基質培養基質で栽培栽培されることされること (ⅳ) 登録ほ場の温室温室またはまたは網室内網室内で地面地面から 50cm 以上の棚上棚上に置かれることかれること (ⅴ) 登録ほ場は植物防疫機関植物防疫機関によりにより 12ヶ月間月間に 1 回合衆国が定めるめる検疫病害虫検疫病害虫があるかどうかについて検査検査が行われることわれること 3 マツ属 ( 二葉又は三葉三葉マツ ) カラマツカラマツ属等属等の生植物生植物は輸入禁止輸入禁止 4 輸出前に U.S.D.A.( 輸入国の植物検疫機関 ) が発行発行するする輸入許可証 (Permit) の取得取得が必要必要

18 5 韓国向け苗木類苗木類苗木類苗木類 1 マツマツマツマツ属カラマツカラマツカラマツカラマツ属ヒマラヤスギヒマラヤスギヒマラヤスギヒマラヤスギ属等の生植物生植物生植物生植物は輸入禁止輸入禁止輸入禁止輸入禁止 2 輸入後輸入後輸入後輸入後果樹類及果樹類及果樹類及果樹類及び実を付けるけるけるける苗木苗木苗木苗木についてはについてはについてはについては隔離検査隔離検査隔離検査隔離検査が必要必要必要必要 3 土壌土壌土壌土壌の付着付着付着付着がないことがないことがないことがないこと 4 植物植物植物植物の培養資材培養資材培養資材培養資材にかかるにかかるにかかるにかかる規則規則規則規則が改正改正改正改正されたことにされたことにされたことにされたことに伴いからからからからは若干取若干取若干取若干取り扱いがいがいがいが変更変更変更変更されているされているされているされている (i) 輸出可能輸出可能輸出可能輸出可能な育成資材育成資材育成資材育成資材はピートモスピートモスピートモスピートモスココピートココピートココピートココピートコケコケコケコケ樹皮及樹皮及樹皮及樹皮及びこれらびこれらびこれらびこれらと混合混合混合混合されたされたされたされたバーミキュライトバーミキュライトバーミキュライトバーミキュライトやパーライトパーライトパーライトパーライト等で未使用未使用未使用未使用のものにのものにのものにのものに限る (ii) 育成資材育成資材育成資材育成資材は根回根回根回根回りのこんりのこんりのこんりのこん包資材包資材包資材包資材としてとしてとしてとして使用使用使用使用するするするする場合場合場合場合資材資材資材資材そのものそのものそのものそのものを輸出輸出輸出輸出するするするする場合場合場合場合ともにともにともにともに植物検疫植物検疫植物検疫植物検疫が必要必要必要必要

19 6 中国香港向け苗木等苗木等苗木等苗木等 (1) 中国向中国向中国向中国向け 1 マツマツマツマツ属の生植物生植物生植物生植物土砂粘土及粘土及粘土及粘土及びピートピートピートピートは輸入禁止輸入禁止輸入禁止輸入禁止 2 全てのてのてのての生植物生植物生植物生植物生植物生植物生植物生植物の部分部分部分部分は事前事前事前事前の輸入許可証輸入許可証輸入許可証輸入許可証の取得取得取得取得が必要必要必要必要 3 輸入実績輸入実績輸入実績輸入実績の無いものはいものはいものはいものは病害虫危険度解析病害虫危険度解析病害虫危険度解析病害虫危険度解析が必要必要必要必要 (2) 香港向香港向香港向香港向け 1 チャチャチャチャカンキツカンキツカンキツカンキツ属等属等属等属等の生植物生植物生植物生植物は輸入禁止輸入禁止輸入禁止輸入禁止 2 土砂粘土及粘土及粘土及粘土及びピートピートピートピートの付着付着付着付着がないことがないことがないことがないこと 3 輸出前輸出前輸出前輸出前に輸入許可輸入許可輸入許可輸入許可を取得取得取得取得し記載記載記載記載されたされたされたされた条件条件条件条件を満たすことたすことたすことたすこと注 : 香港向香港向香港向香港向け切り花の輸出検疫条件輸出検疫条件輸出検疫条件輸出検疫条件検疫証明書検疫証明書検疫証明書検疫証明書輸入許可書輸入許可書輸入許可書輸入許可書は不要不要不要不要ただしただしただしただしサクラサクラサクラサクラ切り枝等繁殖可能枝等繁殖可能枝等繁殖可能枝等繁殖可能なものはなものはなものはなものは検疫証明書検疫証明書検疫証明書検疫証明書許可書許可書許可書許可書が必要必要必要必要な事例事例事例事例ありありありあり

20 7 台湾向け苗木等 1 カラタチ属キンカンキンカン属ナスナス科等科等の生植物生植物は輸入禁止輸入禁止 2 輸出されるされる苗木類苗木類にはには土及び砂の付着付着がないことがないこと 3 以下の病害虫病害虫の付着付着がないことがないこと (1) ジャガイモガ (Phthorimaea operculella) (2) ヤノネカイガラムシ (Unaspis yanonensis) (3) ナミクキセンチュウ (Ditylenchus dipsaci) (4) ミカンキイロアザミウマ (Frankliniella occidentalis) (5) ネダニ (Rhizoglyphus echinopus) (6) ニンジンサビバエ (Psila rosae) (7) サクラ胴枯病菌 (Valsaambiens)

21 植物防疫所の関係情報等植物防疫所の所在地連絡先植物防疫所のホームページ ( 輸出検査申請書等各種様式主要国への主要品目の輸出条件等

22 水島詫間坂出支所姫路高松舞鶴神戸植物防疫所浜田福岡支所福岡空港下関伊万里松山長崎八代鹿児島空港門司植物防疫所若松名瀬支所小松島志布志鹿児島支所植物防疫所の所在地所在地大分細島大阪支所関西空港支所和歌山岩国境港高知尾道広島支所七尾金沢伏木富山支所敦賀清水支所四日市那覇植物防疫事務所嘉手納平良石垣那覇空港新潟支所直江津名古屋植物防疫所留萌札幌支所小樽函館秋田酒田豊橋蒲郡衣浦南部中部空港支所青森室蘭苫小牧八戸宮古石巻塩釜支所小名浜釧路成田支所東京支所千葉羽田空港川崎横浜植物防疫所日立鹿島全国に 73 ヵ所 : 本所 5 所 : 支所 15 所 : 出張所 53 所連絡先 ( 本所 ) 横浜植物防疫所業務部輸出及び国内検疫担当電話 FAX 名古屋植物防疫所輸出及び国内検疫担当電話 FAX 神戸植物防疫所業務部輸出及び国内検疫担当電話 FAX 門司植物防疫所輸出及び国内検疫担当電話 FAX 那覇植物防疫事務所輸出及び国内検疫担当電話 FAX 植物防疫所ホームページ

23 植物防疫所のホームページ情報等

25 本日のまとめ輸出検疫は相手国の植物検疫条件を満たす必要盆栽庭木等は多くの国で輸入許可証, 栽培地検査等の厳しい措置要求輸出までに時間がかかることから, 事前に関係情報を入手して計画的に実施する必要栽培地検査輸出検査の詳細は植物防疫所に確認

6 月 5 日 ( 火 ) 石垣東京 ( 羽田 ) 90 9, % 6 月 5 日 ( 火 ) 大阪 ( 神戸 ) 沖縄 , % 6 月 5 日 ( 火 ) 沖縄大阪 ( 神戸 ) , % 6 月 5 日 ( 火 ) 名古屋 (

6 月 5 日 ( 火 ) 石垣東京 ( 羽田 ) 90 9, % 6 月 5 日 ( 火 ) 大阪 ( 神戸 ) 沖縄 , % 6 月 5 日 ( 火 ) 沖縄大阪 ( 神戸 ) , % 6 月 5 日 ( 火 ) 名古屋 ( 6 月 4 日 ( 月 ) 東京 ( 羽田 ) 宮古 87 9,700 84.4% 6 月 4 日 ( 月 ) 宮古東京 ( 羽田 ) 88 9,700 84.4% 6 月 4 日 ( 月 ) 東京 ( 羽田 ) 石垣 89 9,700 85.4% 6 月 4 日 ( 月 ) 石垣東京 ( 羽田 ) 90 9,700 85.4% 6 月 4 日 ( 月 ) 大阪 ( 神戸 ) 沖縄 3729 7,000