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1 第三十一款 関連者等に係る利子等の課税の特例 一国外支配株主等に係る負債の利子等の課税の特例 ( 過少資本税制 ) 1 負債利子等の損金不算入額の計算内国法人が 平成 4 年 4 月 1 日以後に開始する各事業年度において 当該内国法人に係る国外支配株主等又は資金供与者等に負債の利子等を支払う場合において 当該事業年度の当該内国法人に係る国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債に係る平均負債残高が当該事業年度の当該内国法人に係る国外支配株主等の資本持分の3 倍に相当する金額を超えるときは 当該内国法人が当該事業年度において当該国外支配株主等及び資金供与者等に支払う負債の利子等の額のうち その超える部分に対応する金額 ( 次の表の左欄に掲げる場合の区分に応じそれぞれ同表の右欄に掲げる金額をいう ) は 当該内国法人の当該事業年度の所得の金額の計算上 損金の額に算入しない ただし 当該内国法人の当該事業年度の総負債 ( 負債の利子等の支払の基因となるものに限る 一において同じ ) に係る平均負債残高が当該内国法人の自己資本の額の3 倍に相当する金額以下となる場合は この限りでない ( 措法 66の51 措令 39の131) 1 イに掲げる金額からロに掲げる金額を控除した残額がハに掲げる金額以下である場合 当該内国法人が当該事業年度において当該内国法人に係る国外支配株主等及び資金供与者等に支払う4の3 負債の利子等 の( 一 ) 又は に掲げる費用 (4の2の 又は ( 三 ) に掲げる場合において これらの資金に係る負債の利子が当該利子の支払を受ける者の課税対象所得に含まれるときに 支払うものに限る ) の金額 (2において 課税対象所得に係る保証料等の金額 という ) に イに掲げる金額からハに掲げる金額を控除した残額 (1において 平均負債残高超過額 という ) をロに掲げる金額で除して得た割合を乗じて計算した金額当該内国法人の当該事業年度の当該国外支配株主等及び資金供与者等に対するイ負債に係る平均負債残高資金供与者等に対する4の4 国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債 ロに掲げる負債 ( 当該負債の利子が当該利子の支払を受ける者の課税対象所得に含まれるものに係るものに限る ) に係る平均負債残高 ハ 当該内国法人の当該事業年度に係る国外支配株主等の資本持分に 3( 当該内国法人が3 類似内国法人の比率の適用 の適用を受ける場合には3に掲げる倍数 注 2において同じ ) を乗じて計算した金額 次に掲げる金額の合計額 2 1のイに掲げる金額から 1のロに掲げる金額を控除した残額が1のハに掲げる金額を超える場合 イ 当該内国法人が当該事業年度において当該国外支配株主等及び資金供与者等に支払う負債の利子等の額から課税対象所得に係る保証料等の金額を控除した残額に 平均負債残高超過額から1のロに掲げる金額を控除した残額を1のイに掲げる金額から1のロに掲げる金額を控除した残額で除して得た割合を乗じて計算した金額 ロ 課税対象所得に係る保証料等の金額 注 1 当該内国法人の当該事業年度の総負債に係る平均負債残高から当該内国法人の当該事業年度に係る自己資本の額に3を乗じて得た金額を控除した残額が 当該内国法人の当該事業年度に係る平均負債残高超過額よりも少ない場合における1の表については 次による ( 措法 66の5 11 措令 39の132) 1 当該内国法人の当該事業年度の総負債に係る平均負債残高から当該内国法人の当該事業年度に係る自己資本の額に3を乗じて得た金額を控除した残額 ( 以下 総負債平均負債残高超過額 という ) がロに掲げる金額以下である場合 当該内国法人が当該事業年度において当該内国法人に係る国外支配株主等及び資金供与者等に支払う4の3 負債の利子等 の( 一 ) 又は に掲げる費用 (4の2の 又は ( 三 ) に掲げる場合において これらの資金に係る負債の利子が当該利子の支払を受ける者の課税対象所得に含まれるときに 支払うものに限る ) の金額 (2において 課税対象所得に係る保証料等の金額 という ) に 総負債平均負債残高超過額をロに掲げる金額で除して得た割合を乗じて計算した金額当該内国法人の当該事業年度の当該国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債に係イる平均負債残高

2 ロ 資金供与者等に対する4の4 国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債 に掲げる負債 ( 当該負債の利子が当該利子の支払を受ける者の課税対象所得に含まれるものに係るものに限る ) に係る平均負債残高 次に掲げる金額の合計額 当該内国法人が当該事業年度において当該国外支配株主等及び資金供与者等に支払う負 2 総負債平均負債残額超過額が1のロに掲げる金額を超える場合 イ 債の利子等の額から課税対象所得に係る保証料等の金額を控除した残額に 総負債平均負債残高超過額から1のロに掲げる金額を控除した残額を1のイに掲げる金額から1のロに掲げる金額を控除した残額で除して得た割合を乗じて計算した金額 ロ 課税対象所得に係る保証料等の金額 注 2 1を適用する場合において 当該事業年度において当該国外支配株主等及び資金供与者等に支払う負債の利子等の額は 当該事業年度において費用として計上される金額によるものとする ( 措法 66の511 措令 39の133) 注 3 当該内国法人に係る国外支配株主等が2 以上ある場合における1の適用については 国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債に係る平均負債残高 国外支配株主等の資本持分又は国外支配株主等及び資金供与者等に支払う負債の利子等の額は それぞれ国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債に係る平均負債残高 国外支配株主等の資本持分又は国外支配株主等及び資金供与者等に支払う負債の利子等の額を合計した金額によるものとする ( 措法 66の511 措令 39の134) 注 4 国内において事業を行う外国法人が支払う負債の利子等に関することは省略した ( 編者 ) ( 国外支配株主等に係る負債の利子等の課税の特例の不適用 ) (1) 1は 当該内国法人の当該事業年度に係る1に掲げる超える部分に対応するものとして計算した金額 (1の表の 1 又は2に掲げる金額 2 特定債券現先取引等に係る負債がある場合の負債利子の損金不算入 又は2の注 1の適用がある場合には これらにより読み替えて適用する1の表の1 又は2に掲げる金額 をいう ) が当該内国法人の当該事業年度に係る二の1 支払利子等の損金不算入額の計算 に掲げる超える部分の金額を下回る場合には 適用しない ( 措法 66の54 措令 39の1311) 注 (1) は平成 24 年度改正により追加された部分で 改正規定は平成 25 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度から適用される ( 平 24 改法附 28 平 24 改措令附 1Ⅴ) ( 社債発行差金等 ) (2) 法人が その発行した社債のうち国外支配株主等又は資金供与者等の有するものにつき 第二十七款の三の1 金銭債務に係る債務者の償還差益又は償還差損の益金又は損金算入 に掲げる満たない部分の金額につき損金の額に算入した額は 1に掲げる 当該事業年度において当該国外支配株主等及び資金供与者等に支払う負債の利子等の額 に含まれることに留意する ( 措通 66の5-5) ( 短期の前払利息 ) (3) 法人が 各事業年度において 国外支配株主等又は資金供与者等に支払った支払利息のうち第一款の四の10の (11) 短期の前払費用 によりその支払った日を含む事業年度の損金の額に算入された前払利息の額は 1に掲げる 当該事業年度において当該国外支配株主等及び資金供与者等に支払う負債の利子等の額 に含まれることに留意する ( 措通 66の5-6) ( 原価に算入した負債の利子等 ) (4) 法人が 国外支配株主等又は資金供与者等に支払う負債の利子等の額につき固定資産その他の資産の取得価額に算入した場合又は繰延資産として経理した場合であっても 当該事業年度において当該国外支配株主等又は資金供与者等に支払うものは 1に掲げる 当該事業年度において当該国外支配株主等及び資金供与者等に支払う負債の利子等の額 に含まれることに留意する ( 措通 66の5-8) ( 原価に算入した負債の利子等の調整 ) (5) 法人が 国外支配株主等又は資金供与者等に支払う負債の利子等の額のうちに固定資産その他の資産の取得価額又は繰延資産の金額 ( 以下 (4) において 固定資産の取得価額等 という ) に含めたため直接当該事業年度の損金の額に算入されていない部分の金額 ( 以下 (4) において 原価算入額 という ) がある場合において 当該負債の利子等の額のうちに1により損金の額に算入されないこととなった金額 ( 以下 (4) において 損金不算入額 という ) があるときは 当該事業年度の確定申告書において 当該原価算入額のうち損金不算入額から成る部分の金額を限度と

3 して 当該事業年度終了の時における固定資産の取得価額等を減額することができるものとする この場合において 当該原価算入額のうち損金不算入額から成る部分の金額は 当該損金不算入額に 当該事業年度において当該国外支配株主等又は資金供与者等に支払う負債の利子等の額のうちに当該固定資産の取得価額等に含まれている負債の利子等の額の占める割合を乗じた金額とすることができる ( 措通 66の5-9) 注この取扱いの適用を受けた場合には その減額した金額につき翌事業年度において決算上調整するものとする 2 特定債券現先取引等に係る負債がある場合の負債利子の損金不算入 1 負債利子等の損金不算入額の計算 を適用する場合において 当該内国法人は 当該内国法人に係る国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債のうちに特定債券現先取引等に係る負債があるときは 当該国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債に係る平均負債残高から特定債券現先取引等に係る平均負債残高 ((1) により計算した金額をいう ) を控除して計算した平均負債残高又は当該事業年度の総負債に係る平均負債残高から特定債券現先取引等に係る平均負債残高 ((2) により計算した金額をいう ) を控除して計算した平均負債残高を基礎として国外支配株主等の資本持分又は自己資本の額に係る各倍数 ((3) 又は (4) に掲げる倍数をいう ) を当該内国法人に係る国外支配株主等の資本持分又は当該内国法人の自己資本の額に係る各倍数とし 当該内国法人に係る国外支配株主等及び資金供与者等に支払う負債の利子等の額から特定債券現先取引等に係る負債の利子等の額 ((5) により計算した金額をいう ) を控除した金額を当該内国法人に係る国外支配株主等及び資金供与者等に支払う負債の利子等の額とすることができる この場合において 1 中 3 倍 とあるのは 2 倍 とする ( 措法 66の52) 注 1 2の適用を受ける場合における1の適用については 1の表の1 中 ) の金額 とあるのは ) の金額から 当該金額のうち特定債券現先取引等に係るものに 当該金額に係る負債に係る調整後平均負債残高 (2の(1) に掲げる調整後平均負債残高をいう 以下 1において同じ ) を当該金額に係る負債のうち特定債券現先取引等に係るものに係る平均負債残高で除して得た割合を乗じて計算した金額を控除した残額 と 同 1のイ中 平均負債残高 とあるのは 平均負債残高から調整後平均負債残高を控除した残額 と 同 1のロ中 平均負債残高 とあるのは 平均負債残高から当該負債に係る調整後平均負債残高を控除した残額 と 同 1のハ中 3( とあるのは 2( と 1の表の2のイ中 課税対象所得に係る保証料等の金額を控除した残額 とあるのは 2に掲げる特定債券現先取引等に係る負債の利子等の額及び課税対象所得に係る保証料等の金額の合計額を控除した残額 と 1の注 1 中 平均負債残高から とあるのは 平均負債残高から2の (2) に掲げる特定債券現先取引等に係るものに係る平均負債残高及び と 3を乗じて得た金額 とあるのは 2を乗じて得た金額の合計額 とする ( 措法 66の511 措令 39の139) 注 2 注 1により読み替えて準用される4の1の (1) 特殊の関係のあるものの意義 の 発行済株式 には その株式の払込み又は給付の金額の全部又は一部について払込み又は給付が行われていないものも含まれるものとする ( 措通 66の5-1) 注 3 非居住者又は他の外国法人が外国法人との間に出資関係を通じて注 1により読み替えて準用される4の1の (1) 特殊の関係のあるものの意義 に掲げる特殊の関係にあるかどうかを判定する場合の当該非居住者又は当該他の外国法人が直接又は間接に保有する株式には その株式の払込み又は給付の金額の全部又は一部について払込み又は給付が行われていないものが含まれるものとする ( 措通 66の5-2) ( 国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債に係る平均負債残高から控除する特定債券現先取引等に係る平均負債残高の計算 ) (1) 2に掲げる国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債に係る平均負債残高から控除する特定債券現先取引等に係る平均負債残高は 当該内国法人に係る国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債のうち 特定債券現先取引等に係るものに係る平均負債残高 ( 当該平均負債残高が当該特定債券現先取引等に係る資産に係る平均資産残高 当該事業年度の当該資産の帳簿価額の平均的な残高として合理的な方法により計算した金額をいう (2) において同じ を超える場合には 当該平均資産残高 (5) において 調整後平均負債残高 という ) とする ( 措法 66の52 措令 39の135) 注 (1) の帳簿価額は 当該内国法人がその会計帳簿に記載した資産又は負債の金額によるものとする ( 措法 66の511 措令 39の13 ) ( 総負債に係る平均負債残高から控除する特定債券現先取引等に係る平均負債残高の計算 ) (2) 2に掲げる当該事業年度の総負債に係る平均負債残高から控除する特定債券現先取引等に係る平均負債残高は 当該事業年度の総負債 ( 負債の利子等の支払の基因となるものに限る ) のうち 特定債券現先取引等に係るものに係る平均負債残高 ( 当該平均負債残高が当該特定債券現先取引等に係る資産に係る平均資産残高を超える場合には 当該平均資産残高 ) とする ( 措法 66の52 措令 39の136) ( 国外支配株主等の資本持分に係る倍数 ) (3) 2に掲げる国外支配株主等の資本持分に係る倍数は 国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債に係る平均負債残高から (1) に掲げる特定債券現先取引等に係る平均負債残高を控除して計算した平均負債残高を当該内国法人に係る国外支配株主等の資本持分で除して計算した倍数とする ( 措法 66の52 措令 39の137 前段 )

4 ( 自己資本の額に係る倍数 ) (4) 2に掲げる自己資本の額に係る倍数は 当該事業年度の総負債に係る平均負債残高から (2) に掲げる特定債券現先取引等に係る平均負債残高を控除して計算した平均負債残高を当該内国法人の自己資本の額で除して計算した倍数とする ( 措法 66の52 措令 39の137 後段 ) ( 負債の利子等の額から控除する特定債券現先取引等に係る負債の利子等の額の計算 ) (5) 2に掲げる国外支配株主等及び資金供与者等に支払う負債の利子等の額から控除する特定債券現先取引等に係る負債の利子等の額は 当該内国法人に係る国外支配株主等及び資金供与者等に支払う負債の利子等の額のうち特定債券現先取引等に係るものに 調整後平均負債残高を当該特定債券現先取引等に係る負債に係る平均負債残高で除して得た割合を乗じて計算した金額とする ( 措法 66の52 措令 39の138) ( 特定債券現先取引等に係る資産の帳簿価額の平均的な残高の意義 ) (6) (1) に掲げる 当該事業年度の当該資産の帳簿価額の平均的な残高として合理的な方法により計算した金額 とは 例えば 特定債券現先取引等に係る資産の帳簿価額の日々の平均残高又は各月末の平均残高等 その事業年度を通じた資産の帳簿価額の平均的な残高をいうものとする ( 措通 66の5-11) 注その事業年度の開始の時及び終了の時における特定債券現先取引等に係る資産の帳簿価額の平均額は 当該平均的な残高として合理的な方法により計算した金額に該当しない ( 特定債券現先取引等に係る平均負債残高の計算方法 ) (7) 2に掲げる特定債券現先取引等に係る負債は 現金担保付債券貸借取引により借り入れた債券又は債券現先取引により購入した債券のいずれかを 現金担保付債券貸借取引により貸し付ける場合又は債券現先取引により譲渡する場合のこれらの取引に係る借入金をいうのであるが その負債を計算するに当たっての平均負債残高は 例えば 同一銘柄毎に債券を区分し 現金担保付債券貸借取引及び債券現先取引に係る借入金又は貸付金の月末残高のうちいずれか少ない金額をもって特定債券現先取引等に係る負債の月末残高とし その事業年度における平均残高を特定債券現先取引等に係る平均負債残高としても差し支えないものとする ( 措通 66の5-12) 注 (2) に掲げる 当該事業年度の総負債 ( 負債の利子等の支払の基因となるものに限る ) のうち 特定債券現先取引等に係るものに係る平均負債残高 を計算する場合についても 同様とする 3 類似内国法人の比率の適用 1 負債利子等の損金不算入額の計算 を適用する場合において 当該内国法人は 当該内国法人に係る国外支配株主等の資本持分及び当該内国法人の自己資本の額に係る各倍数に代えて 当該内国法人と同種の事業を営む内国法人で事業規模その他の状況が類似するものの総負債の額の純資産の額に対する比率 ((1) に掲げる比率をいう ) に照らし妥当と認められる倍数を用いることができる ( 措法 66の53) ( 事業規模その他の状況が類似するものの総負債の額の純資産の額に対する比率 ) (1) 3に掲げる事業規模その他の状況が類似するものの総負債の額の純資産の額に対する比率は 3の適用を受けようとする内国法人 ( 以下 適用法人 という ) の当該事業年度終了の日以前 3 年内に終了した3の事業規模その他の状況が類似する内国法人の各事業年度のうちいずれかの事業年度終了の日における総負債 ( 負債の利子等の支払の基因となるものに限る ) の額 ( 当該適用法人が2の適用を受ける場合にあっては (2) に掲げる金額を控除した残額 ) の同日における資本金 法定準備金及び剰余金の合計額に対する比率とする この場合において 当該比率に小数点以下 2 位未満の端数があるときは これを切り上げるものとする ( 措法 66の53 措令 39の1310) ( 国外支配株主等に係る負債の利子等の課税の特例の類似法人の総負債の額から控除する金額 ) (2) (1) に掲げる国外支配株主等に係る負債の利子等の課税の特例の類似法人の総負債の額から控除する金額は (1) の総負債の額に係る事業年度終了の日における貸借対照表に計上されている次に掲げる金額のうちいずれか少ない金額とする ( 措法 66の53 措令 39の1310 措規 22の10の3) 債券現先取引等 ( 租税特別措置法第 42 条の2 第 1 項 外国金融機関等の債券現先取引等に係る利子の課税の特例 に規定する債券現先取引及び4の8 特定債券現先取引等 に掲げる現金担保付債券貸借取引をいう 以 ( 一 ) 下同じ ) に係る借入金 ( 利子の支払の基因となるものに限る 以下 ( 一 ) において同じ ) の金額 ( 当該債券現先取引等に係る借入金の金額が他の借入金の金額と区分されていない場合には 当該債券現先取引等に係る借

5 入金の金額を含む勘定科目に計上されている金額 ) 債券現先取引等に係る貸付金 ( 利子の受取の基因となるものに限る 以下 において同じ ) の金額 ( 当該 債券現先取引等に係る貸付金の金額が他の貸付金の金額と区分されていない場合には 当該債券現先取引等に係る貸付金の金額を含む勘定科目に計上されている金額 ) 4 用語の意義 次の表の左欄に掲げる用語の意義は それぞれ同表の右欄に掲げるところによる ( 措法 66の55) 1 国外支配株主等 所得税法第 2 条第 1 項第 5 号に規定する非居住者 ( 以下 非居住者 という ) 又は外国法人で 内国法人との間に 当該非居住者又は外国法人が特殊の関係のあるものをいう ( 特殊の関係のあるものの意義 ) (1) 上記に掲げる特殊の関係は 次に掲げる関係とする ( 措法 66の55Ⅰ 措令 39の1312) ( 一 ) 当該内国法人がその発行済株式又は出資 ( その有する自己の株式又は出資を除く ) の総数又は総額 ( 以下 発行済株式等 という ) の 50 以上の株式又は出資の数又は金額 ( 以下 1において 株式等 という ) を直接又は間接に保有される関係 当該内国法人と外国法人が同一の者 ( 当該者が個人である場合には 当該個人と第二章第一節の二の表の10の (1) 同族関係者の範囲 の表の( 一 ) に掲げる特殊の関係のある個人を含む ) によってそれぞれその発行済株式等の 50 以上の株式等を直接又は間接に保 有される場合における当該内国法人と当該外国法人の関係 (( 一 ) に掲げる関係に該当するものを除く ) ( 三 ) 当該内国法人と非居住者又は外国法人 (( 三 ) において 非居住者等 という ) との間に次に掲げる事実その他これに類する事実が存在することにより 当該非居住者等が当該内国法人の事業の方針の全部又は一部につき実質的に決定できる関係 (( 一 ) 又は に掲げる関係に該当するものを除く ) イ ロ ハ 当該内国法人がその事業活動の相当部分を当該非居住者等との取引に依存して行っていること 当該内国法人がその事業活動に必要とされる資金の相当部分を当該非居住者等からの借入れにより 又は当該非居住者等の保証を受けて調達していること 当該内国法人の役員の 1 以上又は代表する権限を有する役員が 当該外国法人の役 2 員若しくは使用人を兼務している者又は当該外国法人の役員若しくは使用人であった者であること ( 名義株がある場合の直接又は間接保有の株式 ) (2) 1に掲げる特殊の関係の有無の判定において 名義株は その実際の権利者が保有するものとしてその判定を行うことに留意する ( 措通 66の5-3) ( 実質的支配関係があるかどうかの判定 ) (3) (1) の ( 三 ) に掲げる その他これに類する事実 とは 例えば 次の表に掲げるような事実をいう ( 措通 66の5-4) ( 一 ) 法人が非居住者又は外国法人 ( 当該法人が外国法人の場合には 他の外国法人 ) から提供される事業活動の基本となる工業所有権 ( 特許権 実用新案権 意匠権及び商標権をいう ) ノーハウ等に依存してその事業活動を行っていること 法人の役員の 1 以上又は代表する権限を有する役員が非居住者又は外国法人 ( 当該 2 法人が外国法人の場合には 他の外国法人 ) によって実質的に決定されていると認められる事実があること

6 ( 保有割合の計算の準用 ) (4) 第三十款の一の1の (4) 直接又は間接保有の株式等の保有割合の計算 及び同 1の (5) 間接保有の株式等の保有割合の意義 は (1) の ( 一 ) 及び の発行済株式等の 50 以上の株式等を直接又は間接に保有されるかどうかの判定について準用する ( 措法 66の5 11 措令 39の1313) 2 資金供与者等 内国法人に資金を供与する者及び当該資金の供与に関係のある者として次に掲げる者をいう ( 措法 66の55Ⅱ 措令 39の1314) ( 一 ) ( 三 ) 当該内国法人に係る国外支配株主等が第三者を通じて当該内国法人に対して資金を供与したと認められる場合における当該第三者当該内国法人に係る国外支配株主等が第三者に対して当該内国法人の債務の保証をすることにより 当該第三者が当該内国法人に対して資金を供与したと認められる場合における当該第三者当該内国法人に係る国外支配株主等から当該内国法人に貸し付けられた債券 ( 当該国外支配株主等が当該内国法人の債務の保証をすることにより 第三者から当該内国法人に貸し付けられた債券を含む ) が 他の第三者に 担保として提供され 債券現先取引で譲渡され 又は現金担保付債券貸借取引で貸し付けられることにより 当該他の第三者が当該内国法人に対して資金を供与したと認められる場合における当該第三者及び他の第三者 3 負債の利子等 負債の利子 ( 手形の割引料 第二十七款の三の1 金銭債務に係る債務者の償還差益又は償還差損の益金又は損金算入 に掲げる満たない部分の金額その他経済的な性質が利子に準ずるものを含む 以下 3において同じ ) 及び次に掲げる費用 ( 当該負債の利子及び次に掲げる費用で これらの支払を受ける者の課税対象所得に含まれるもの及び公共法人又は公益法人等に支払う負債の利子等を除く ) をいう ( 措法 66の55Ⅲ 措令 39の ) ( 一 ) 2 の に掲げる場合において 同 の内国法人が当該内国法人に係る国外支配株主等に支払う同 の債務の保証料 2の ( 三 ) に掲げる場合において 同 ( 三 ) の内国法人が当該内国法人に係る国外支配株主等に支払う同 ( 三 ) の債券の使用料若しくは同 ( 三 ) の債務の保証料又は同 ( 三 ) の第三者に支払う同 ( 三 ) の債券の使用料 4 国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債 ( 負債の利子の範囲 ) 3に掲げる 負債の利子 には 次に掲げるようなものを含むことに留意する ( 措通 66 の5-7) イ買掛金を手形によって支払った場合において 国外支配株主等又は資金供与者等に対して当該手形の割引料を負担したときにおけるその負担した割引料相当額ロ営業保証金 敷金その他これらに類する預り金の利子ハ金融機関の預金利息及び給付補塡備金繰入額 ( 給付補塡備金繰入額に準ずる繰入額を含む ) 国外支配株主等に対する負債 ( 負債の利子等の支払の基因となるものに限る ) 及び資金供与者等に対する2の表の ( 一 ) から ( 三 ) までに掲げる場合における当該 ( 一 ) から ( 三 ) までの資金に係る負債 ( 負債の利子等の支払の基因となるものに限る ) をいう ( 措法 66の55Ⅳ 措令 39の1318) ( 国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債 ) 4に掲げる 国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債 は 負債の利子等の支払の基因となるものに限られるのであるから 例えば 利子を付する預り敷金の額は 利子を付する期間に限り4に掲げる 国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債 に含まれることに留意する ( 措通 66の5-10)

7 5 平均負債残高負債の額の平均額 ( 当該事業年度の負債の帳簿価額の平均的な残高として合理的な方法により 計算した金額 ) をいう ( 措法 66 の 55Ⅴ 措令 39 の 1319) ( 帳簿価額 ) (1) 5の帳簿価額は 当該内国法人がその会計帳簿に記載した資産又は負債の金額によるものとする ( 措法 66の511 措令 39の13 ) 6 国外支配株主等の資本持分 ( 負債の帳簿価額の平均的な残高の意義 ) (2) 5に掲げる 当該事業年度の負債の帳簿価額の平均的な残高として合理的な方法により計算した金額 とは 例えば 負債の帳簿価額の日々の平均残高又は各月末の平均残高等 その事業年度を通じた負債の帳簿価額の平均的な残高をいうものとする ( 措通 66の5-13) 注その事業年度の開始の時及び終了の時における負債の帳簿価額の平均額は 当該平均的な残高として合理的な方法により計算した金額に該当しない 各事業年度の国外支配株主等の内国法人の純資産に対する持分 ( 当該内国法人の当該事業年度に係る自己資本の額に 当該事業年度終了の日において国外支配株主等の有する当該内国法人に係る直接及び間接保有の株式等が当該内国法人の発行済株式等のうちに占める割合を乗じて計算した金額 ) をいう ( 措法 66の55Ⅵ 措令 39の1320) ( 直接及び間接保有の株式等の意義 ) (1) 6に掲げる直接及び間接保有の株式等とは 当該内国法人に係る国外支配株主等が直接に保有する当該内国法人の株式等及び当該国外支配株主等が間接に保有する当該内国法人の株式等 ( 当該内国法人の発行済株式等に 次の表の左欄に掲げる場合の区分に応じそれぞれ同表の右欄に掲げる割合 同表の左欄に掲げる場合のいずれにも該当する場合には 同表の右欄に掲げる割合の合計割合 を乗じて計算した株式等をいう ) の総数又は合計額をいう ( 措法 66の511 措令 39の13 ) ( 一 ) 当該内国法人の株主等である他の内国法人の発行済株式等の全部又は一部が当該内国法人に係る国外支配株主等により保有されている場合当該内国法人と当該内国法人に係る国外支配株主等によりその発行済株式等の全部又は一部が保有されている他の内国法人との間に介在する1 又は2 以上の内国法人 ( 以下 6において 出資関連内国法人 という ) がいる場合であって 当該国外支配株主等 当該他の内国法人 出資関連内国法人及び当該内国法人が株式等の保有を通じて連鎖関係にある場合 当該国外支配株主等の当該他の内国法人に係る持株割合 ( 株主等の有する株式等がその発行済株式等のうちに占める 割合をいう 以下 (1) 及び 7 の (3) にお いて同じ ) に当該他の内国法人の当該 内国法人に係る持株割合を乗じて計算 した割合 ( 当該他の内国法人が 2 以上あ る場合には 当該 2 以上の他の内国法人 につきそれぞれ計算した割合の合計割 合 ) 当該国外支配株主等の当該他の内国法 人に係る持株割合 当該他の内国法人の 出資関連内国法人に係る持株割合 出資 関連内国法人の他の出資関連内国法人 に係る持株割合及び出資関連内国法人 の当該内国法人に係る持株割合を順次 乗じて計算した割合 ( 当該連鎖関係が 2 以上ある場合には 当該 2 以上の連鎖関 係につきそれぞれ計算した割合の合計 割合 ) ( 特殊の関係がある場合の国外支配株主等のみなし規定 ) (2) 当該内国法人と当該内国法人に係る国外支配株主等とが1の (1) 特殊の関係のあるも

8 のの意義 の に掲げる関係にある場合において 同 に掲げる同一の者が所得税法第 2 条第 1 項第 3 号に規定する居住者又は他の内国法人であるときは 当該同一の者を当該内国法人に係る国外支配株主等とみなして 6 及び (1) を適用するものとする ( 措法 66の5 11 措令 39の13 ) 7 自己資本の額 各事業年度の純資産の額 ((1) により計算した金額 ) をいう ( 措法 66の55Ⅶ) ( 純資産の額 ) (1) 7に掲げる純資産の額は 次の ( 一 ) に掲げる金額から に掲げる金額を控除した残額 ( 当該残額が当該内国法人の当該事業年度終了の日における資本金等の額 当該資本金等の額が資本金の額又は出資金の額に満たない場合には 当該資本金の額又は出資金の額 以下 (1) 及び (3) において 資本金等の額 という に満たない場合には 当該資本金等の額 ) とする ( 措令 39の13 ) ( 一 ) 当該内国法人の当該事業年度の総資産の帳簿価額 ( 固定資産の帳簿価額を損金経理により減額することに代えて剰余金の処分により積立金として積み立てている金額及び第七款の二十四の1 特別償却準備金方式による特別償却 により特別償却準備金として積み立てている金額 剰余金の処分により積立金として積み立てている金額に限る を控除した残額 ) の平均的な残高として合理的な方法により計算した金額当該内国法人の当該事業年度の総負債の帳簿価額の平均的な残高として合理的な方法により計算した金額 ( 帳簿価額 ) (2) (1) の帳簿価額は 当該内国法人がその会計帳簿に記載した資産又は負債の金額によるものとする ( 措法 66の511 措令 39の13 ) ( 自己資本の額を計算する場合の資本等の金額 ) (3) 当該内国法人と当該内国法人に係る国外支配株主等との間に当該内国法人の株主等である他の内国法人又は出資関連内国法人 ( 当該内国法人と当該他の内国法人との間にこれらの者と株式等の保有を通じて連鎖関係にある1 又は2 以上の内国法人をいう 以下同じ ) が介在している場合において 当該内国法人の当該事業年度終了の日における資本金等の額に当該他の内国法人又は出資関連内国法人の当該内国法人に係る持株割合を乗じて計算した金額が当該他の内国法人又は出資関連内国法人の同日における資本金等の額を超えるときは 当該内国法人に係る自己資本の額は 当該自己資本の額から その超える金額と当該他の内国法人又は出資関連内国法人の同日における当該内国法人に係る国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債の額とのいずれか少ない金額 ( 以下 控除対象金額 という ) を控除した残額とする ( 措法 66の511 措令 39の13 ) 注 (3) に掲げる場合において 出資関連内国法人が (3) に掲げる当該内国法人であるとした場合に当該出資関連内国法人に係る控除対象金額があるときは 当該出資関連内国法人の資本金等の額は 当該資本金等の額から当該控除対象金額を控除した残額とし 当該出資関連内国法人の国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債の額は 当該国外支配株主等及び資金供与者等に対する負債の額に当該控除対象金額を加算した金額とする ( 措法 66の511 措令 39の13 ) ( 総負債の範囲 ) (4) (1) の表の に掲げる総負債とは 外部負債たると内部負債たるとを問わないのであるから 貸倒引当金等だけではなく 税務計算上損金の額に算入されないものであっても 法人が損金経理により計上した税金未払金 各種引当金等も含むことに留意する ( 措通 66 の5-14) ( 保険会社の総負債 ) (5) 保険会社に係る (1) の表の に掲げる総負債の額には 支払備金 責任準備金及び配当準備金 ( 相互会社にあっては社員配当準備金 株式会社にあっては契約者配当準備金をい

9 う ) の額は含まれるが 価格変動準備金は含まれないものとする ( 措通 66 の 5-15) ( 自己資本の額を計算する場合の総資産の帳簿価額及び総負債の帳簿価額 ) (6) (1) に掲げる 総資産の帳簿価額 及び 総負債の帳簿価額 は その会計帳簿に記載されているこれらの金額によるのであるから 税務計算上の否認金があっても 当該否認金の額は これらの額に関係させないことに留意する ( 措通 66の5-16) ( 総資産の帳簿価額の平均的な残高及び総負債の帳簿価額の平均的な残高の意義 ) (7) (1) の表の ( 一 ) に掲げる 当該事業年度の総資産の帳簿価額の平均的な残高として合理的な方法により計算した金額 とは 例えば 総資産の帳簿価額の日々の平均残高又は各月末の平均残高等 その事業年度を通じた総資産の帳簿価額の平均的な残高をいうものとする (1) の表の に掲げる 当該事業年度の総負債の帳簿価額の平均的な残高として合理的な方法により計算した金額 についても 同様とする ( 措通 66の5-17) 注その事業年度の開始の時及び終了の時における総資産の帳簿価額の平均額及び総負債の帳簿価額の平均額は 当該平均的な残高として合理的な方法により計算した金額に該当しない 8 特定債券現先取引等 ( 自己資本の額を計算する場合の資本金等の金額 ) (8) (1) に掲げる 資本金等の額 は 税務計算上の金額によるのであるから 例えば 税務計算上の払込否認金額がある場合には 当該払込否認金額を控除した金額によることに留意する ( 措通 66の5-18) 債券現先取引及び現金担保付債券貸借取引 ( 現金を担保として債券の借入れ又は貸付けを行う取引をいう ) で 次に掲げるいずれかの債券を 現金担保付債券貸借取引で貸し付ける場合又は債券現先取引で譲渡する場合の当該現金担保付債券貸借取引又は債券現先取引をいう ( 措法 66の55Ⅷ 措令 39の13 ) イ ロ 現金担保付債券貸借取引で借り入れた債券 債券現先取引で購入した債券 9 課税対象所得 内国法人にあっては各事業年度の所得をいう ( 措法 66の55Ⅸ) 注居住者 外国法人及び連結納税に関することは省略した ( 編者 ) ( 公益法人等又は人格のない社団等の自己資本の額及び国外支配株主等の資本持分 ) 当該内国法人が公益法人等又は人格のない社団等である場合における6に掲げる資本持分及び7に掲げる自己資本の額は 6 及び7にかかわらず 当該内国法人の当該事業年度に係る自己資本の額に 当該事業年度終了の日における総資産の価額のうちに占めるその営む収益事業に係る資産の価額の割合を乗じて計算した金額とする ( 措法 66の5 11 措令 39の13 ) 5 確定申告書等への添付 1 特定債券現先取引等に係る負債がある場合の負債利子の損金不算入に係る申告一の2 特定債券現先取引等に係る負債がある場合の負債利子の損金不算入 は 確定申告書等に同 2の適用を受ける旨を記載した書面並びに同 2により控除する特定債券現先取引等に係る負債に係る平均負債残高及び負債の利子等の額の計算に関する明細書 別表十七 ( 一 ) 同付表 の添付があり かつ その計算に関する書類を保存している場合に限り 適用する ( 措法 66の56) ( 申告記載等がない場合のゆうじょ規定 ) 税務署長は 1の書面若しくは明細書の添付のない確定申告書等の提出があり 又は1の書類を保存していなかった場合においても その添付又は保存がなかったことについてやむを得ない事情があると認めるときは 当該書面及び明細書並びに書類の提出があった場合に限り 一の2を適用することができる ( 措法 66の57)

10 2 類似内国法人の比率の適用に係る申告一の3 類似内国法人の比率の適用 は 確定申告書等に同 3の適用を受ける旨を記載した書面を添付し かつ その用いる倍数が妥当なものであることを明らかにする書類その他の資料 ( 以下 資料等 という ) を保存している場合に限り 適用する ( 措法 66の58) ( 申告記載等がない場合のゆうじょ規定 ) 税務署長は 一の3の適用を受ける旨を記載した書面の添付のない確定申告書等の提出があり 又はその用いる倍数が妥当なものであることを明らかにする資料等を保存していなかった場合においても その添付又は保存がなかったことについてやむを得ない事情があると認めるときは 当該記載をした書面及び当該資料等の提出があった場合に限り 同 3を適用することができる ( 措法 66の59) 6 関連規定の読替え 1 負債利子等の損金不算入額の計算 の適用がある場合には 次に掲げるところによる ( 措法 66の511 措令 39の13 ) 法人税法施行令第 22 条第 1 項及び第 2 項中 の額の合計額 とあるのは の額の合計額 ( 租税特別措置法第 66 条の5 第 1 項 国外支配株主等に係る負債の利子等の課税の特例 の規定により損金の額に算入されない金額がある場合には 当該金額を控除した残額 ) と 第 1 号に掲げる金額の とあるのは 第 1 号に掲げる金額 ( 租税特別措置法第 66 条の 5 第 1 項の規定により損金の額に算入されない金額がある場合には 租税特別措置法施行令第 39 条の13 第 1 項第 1 号 国外支配株主等に支払う負債の利子等の損金不算入額の計算 同条第 9 項の規定により読み替えて適用する場合を含む に規定する平均負債残高超過額に相当する金額 同条第 2 項の規定により同条第 1 項の規定を読み替えて適用する場合にあっては 同条第 2 項の規定により読み替えて適用する同号に規定する総負債平均負債残高超過額に相当する金額 を控除した残額 ) の と 同条第 5 項中 合計額 ( 以下 とあるのは 合計額 ( 租税特別措置法第 66 条の5 第 1 項の規定により損金の額に算入されない金額がある場合には 当該金額を控除した残額 以下 と の同条第 6 項 とあるのは の法第 23 条第 6 項 とする 注上記の読替え規定については 本書において全て表現している ( 編者 ) 二関連者等に係る純支払利子等の課税の特例 ( 創設 ) 注二は 平成 24 年度改正により創設された部分で 改正規定は 平成 25 年 4 月 1 日から適用される ( 平 24 改法附 1Ⅴ 平 24 改措令附 1Ⅴ) 1 支払利子等の損金不算入額の計算法人の平成 25 年 4 月 1 日以後に開始する各事業年度に関連者支払利子等の額がある場合において 当該法人の当該事業年度の関連者支払利子等の額の合計額から当該事業年度の控除対象受取利子等合計額を控除した残額 ( 以下 関連者純支払利子等の額 という ) が当該法人の当該事業年度の調整所得金額 ( 当該関連者純支払利子等の額と比較するための基準とすべき所得の金額として (11) 調整所得金額 に掲げる金額をいう ) の 50 に相当する金額を超えるときは 当該法人の当該事業年度の関連者支払利子等の額の合計額のうちその超える部分の金額に相当する金額は 当該法人の当該事業年度の所得の金額の計算上 損金の額に算入しない ( 措法 66の5の21) ( 関連者支払利子等の額 ) (1) 1において 関連者支払利子等の額 とは 法人の関連者等 ( 次に掲げる者をいう 以下 1において同じ ) に対する支払利子等 ((5) に掲げるその支払う負債の利子その他費用又は損失をいう ) の額で 当該関連者等の課税対象所得 ( 当該関連者等が個人又は法人のいずれかに該当するかに応じ それぞれ当該関連者等の所得税又は法人税の課税標準となるべき所得として (6) に掲げるものをいう 以下同じ ) に含まれないもののうち 特定債券現先取引等 ( 一の4の8 特定債券現先取引等 に掲げる特定債券現先取引等をいう ) に係るものとして (7) に掲げる金額以外の金額をいう ( 措法 66の5の2210) 当該法人との間に 特殊の関係のあるもの ( 一 ) ( 特殊の関係のあるものの意義 ) 上記に掲げる者は 次に掲げる者とする ( 措令 39の13の2810)

11 イ 2の法人のいずれか一方の法人が他方の法人の発行済株式又は出資 ( 自己が有する自己の株式又は出資を除く 以下 発行済株式等 という ) の総数又は総額の 50 以上の数又は金額の株式等を直接又は間接 に保有する関係 ロ 2 の法人が同一の者 ( 当該者が個人である場合には 当該個人と第二章第一節の二の表の 10 の (1) 同 族関係者の範囲 の表の ( 一 ) に掲げる特殊の関係にある個人 ) によってそれぞれその発行済株式等の総数又は総額の 50 以上の数又は金額の株式等を直接又は間接に保有される場合における当該 2の法人の関係 ( イに掲げる関係に該当するものを除く ) ハ次に掲げる事実その他これに類する事実が存在することにより 2 の法人のいずれか一方の法人が他方 の法人の事業の方針の全部又は一部につき実質的に決定できる関係 ( イ又はロに掲げる関係に該当するものを除く ) ( イ ) 当該他方の法人の役員の 1 以上又は代表する権限を有する役員が 当該一方の法人の役員若しくは 2 使用人を兼務している者又は当該一方の法人の役員若しくは使用人であった者であること ( ロ ) 当該他方の法人がその事業活動の相当部分を当該一方の法人との取引に依存して行っていること ( ハ ) 当該他方の法人がその事業活動に必要とされる資金の相当部分を当該一方の法人からの借入れにより 又は当該一方の法人の保証を受けて調達していること ニ個人 ( 当該個人と第二章第一節の二の表の10の (1) 同族関係者の範囲 の表の( 一 ) に掲げる特殊の関係にある個人を含む ) が当該法人の発行済株式等の総数又は総額の 50 以上の数又は金額の株式等を直接 又は間接に保有する関係ホ当該法人と個人との間に次に掲げる事実その他これに類する事実が存在することにより 当該個人が当該法人の事業の方針の全部又は一部につき実質的に決定できる関係 ( ニに掲げる関係に該当するものを除く ) ( イ ) 当該法人がその事業活動の相当部分を当該個人との取引に依存して行っていること ( ロ ) 当該法人がその事業活動に必要とされる資金の相当部分を当該個人からの借入れにより 又は当該個人の保証を受けて調達していること 当該法人に資金を供与する者及び当該資金の供与に関係のある者 ( 当該資金の供与に関係のある者の意義 ) 当該資金の供与に関係のある者は 次に掲げる者とする ( 措令 39の13の213) イ当該法人に係る関連者が第三者を通じて当該法人に対して資金を供与したと認められる場合における当該第三者ロ当該法人に係る関連者が第三者に対して当該法人の債務の保証をすることにより 当該第三者が当該法人に対して資金を供与したと認められる場合における当該第三者ハ当該法人に係る関連者から当該法人に貸し付けられた債券 ( 当該関連者が当該法人の債務の保証をすることにより 第三者から当該法人に貸し付けられた債券を含む ) が 他の第三者に 担保として提供され 債券現先取引 ( 租税特別措置法第 42 条の2 第 1 項 外国金融機関等の債券現先取引等に係る利子の課税の特例 に規定する債券現先取引をいう ) で譲渡され 又は現金担保付債券貸借取引 ( 現金を担保として債券の借入れ又は貸付けを行う取引をいう ) で貸し付けられることにより 当該他の第三者が当該法人に対して資金を供与したと認められる場合における当該第三者及び他の第三者 ( 特殊の関係の判定時期 ) (2) 1を適用する場合において その者が法人の関連者等に該当するかどうかの判定は 1の法人の各事業年度終了の時の現況によるものとする ( 措法 66の5の210 措令 39の13の214) ( 直接又は間接に保有するかどうかの判定 ) (3) (1) の表の ( 一 ) のニの場合において 個人が当該法人の発行済株式等の総数又は総額の 50 以上の数又は金額の株 式等を直接又は間接に保有するかどうかの判定は 当該個人の当該法人に係る直接保有の株式等の保有割合 ( 当該個人の有する当該法人の株式等の数又は金額が当該法人の発行済株式等の総数又は総額のうちに占める割合をいう ) と

12 当該個人の当該法人に係る間接保有の株式等の保有割合とを合計した割合により行うものとする ( 措法 66 の 5 の 2 10 措令 39 の 13 の 211) ( 間接保有の株式等の保有割合 ) (4) (3) に掲げる間接保有の株式等の保有割合とは 次の表の左欄に掲げる場合の区分に応じ それぞれ右欄に掲げる割合 ( 左欄に掲げる場合のいずれにも該当する場合には 右欄に掲げる割合の合計割合 ) をいう ( 措法 66の5の2 10 措令 39の13の212) (3) の当該法人の株主等である法人 ( 以下 (4) において 株主法人 という ) の発行済株式等の総数又は総額の 50 ( 一 ) 以上の数又は金額の株式等が (3) の個人により所有され ている場合 (3) の当該法人の株主法人 (( 一 ) に掲げる場合に該当する ( 一 ) の株主法人を除く ) と (3) の個人との間にこれらの者と発行済株式等の所有を通じて連鎖関係にある1 又は 2 以上の法人 ( 以下 において 出資関連法人 という ) が介在している場合 ( 出資関連法人及び当該株主法人がそれぞれその発行済株式等の総数又は総額の 50 以上の数又 は金額の株式等を当該個人又は出資関連法人 その発行済 株式等の総数又は総額の 50 以上の数又は金額の株式等が 当該個人又は他の出資関連法人によって所有されているものに限る によって所有されている場合に限る ) 当該株主法人の有する当該法人の株式等の数又は金額が当該法人の発行済株式等の総数又は総額のうちに占める割合 ( 当該株主法人が2 以上ある場合には 当該 2 以上の株主法人につきそれぞれ計算した割合の合計割合 ) 当該株主法人の有する当該法人の株式等の数又は金額が当該法人の発行済株式等の総数又は総額のうちに占める割合 ( 当該株主法人が2 以上ある場合には 当該 2 以上の株主法人につきそれぞれ計算した割合の合計割合 ) ( 支払利子等の意義 ) (5) (1) に掲げる支払利子等とは その支払う負債の利子 ( これに準ずるものとして 支払う手形の割引料 第一款の六の (2) リース取引の意義 に掲げるリース取引による同六 リース取引に係る所得の金額の計算 に掲げるリース資産の引渡しを受けたことにより支払うべき対価の額 1,000 万円に満たないものを除く のうちに含まれる利息に相当する金額 第二十七款の三の1 金銭債権に係る債務者の償還差益又は償還差額の益金又は損金算入 に掲げる満たない部分の金額その他経済的な性質が支払う利子に準ずるものを含む ) その他次に掲げる費用又は損失をいう ( 措法 66の5の210 措令 39の13の223) ( 一 ) (1) の のロに掲げる場合において 同ロの法人が当該法人に係る関連者に支払う同ロの債務の保証料 (1) の のハに掲げる場合において 同ハの法人が当該法人に係る関連者に支払う同ハの債券の使用料若しくは同ハの債務の保証料又は同ハの第三者に支払う同ハの債券の使用料 ( 三 ) 第二十三款の五 償還有価証券の調整差益又は調整差損の益金又は損金算入 に掲げる償還有価証券に係る同五に掲げる調整差損 ( 関連者等の課税対象所得の範囲 ) (6) (1) に掲げる関連者等の課税対象所得は 当該法人から支払利子等 ((1) に掲げる支払利子等をいう ) を受ける関連者等が次の左欄に掲げる者のいずれに該当するかに応じ それぞれ右欄に掲げる所得とする ( 措法 66の5の ⅠのⅡ 措令 39の13の24) ( 一 ) 居住者 ( 所得税法第 2 条第 1 項第 3 号 定義 に掲げる居住者をいう ) 非居住者 ( 所得税法第 2 条第 1 項第 5 号に掲げる居住者をいう ) 所得税法第 2 条第 1 項第 21 号に掲げる各種所得 ( 所得税に関する法令の規定により所得税を課さないこととされる所得を除く ) 所得税法第 164 条第 1 項 非居住者に対する課税の方法 各号に掲げる非居住者のいずれに該当するかに応じ当該非居住者の当該各号に定める国内源泉所得 ( 所得税に関する法令の規定により所得税を課さないこととされ 又は租税条約の規定により所得税を免除することとされる所得を除く )

13 ( 三 ) 内国法人 ( 四 ) 外国法人 各事業年度の所得 ( 法人税に関する法令の規定により法人税を課さないこととされる所得を除く ) 法人税法第 141 条 外国法人に係る各事業年度の所得に対する法人税の課税標準 各号に掲げる外国法人のいずれに該当するかに応じ当該外国法人の当該各号に定める国内源泉所得 ( 法人税に関する法令の規定により法人税を課さないこととされ 又は租税条約の規定により法人税を免除することとされる所得を除く ) ( 特定債券現先取引等の金額 ) (7) (1) に掲げる特定債券現先取引等の金額は 除外対象特定債券現先取引等 ( 関連者等との間で行う特定債券現先取引等で当該特定債券現先取引等に係る支払利子等の額 (1) に掲げる支払利子等の額をいう 以下 (7) において同じ が当該関連者等の課税対象所得に含まれないものをいう 以下 (7) 及び (8) において同じ ) に係る支払利子等の額に 当該除外対象特定債券現先取引等に係る調整後平均負債残高を当該除外対象特定債券現先取引等に係る負債に係る平均負債残高 ( 当該事業年度の当該負債の帳簿価額の平均的な残高として合理的な方法により計算した金額をいう ) で除して得た割合を乗じて計算した金額とする ( 措法 66の5の210 措令 39の13の25) 注 (7) の帳簿価額は当該法人がその会計帳簿に記載した資産又は負債の金額によるものとする ( 措法 66の5の210 措令 39の13の27) ( 調整後平均負債残高 ) (8) (7) に掲げる調整後平均負債残高とは 除外対象特定債券現先取引等に係る負債に係る平均負債残高 ( 当該平均負債残高が当該除外対象特定債券現先取引等に係る対応債券現先取引等 一の4の8 特定債券現先取引等 に掲げる場合における同 8のイの現金担保付債券貸借取引又は同 8のロの債券現先取引をいう に係る資産に係る平均資産残高 当該事業年度の当該資産の帳簿価額の平均的な残高として合理的な方法により計算した金額をいう を超える場合には 当該平均資産残高 ) をいう ( 措法 66の5の210 措令 39の13の26) 注 (8) の帳簿価額は当該法人がその会計帳簿に記載した資産又は負債の金額によるものとする ( 措法 66の5の210 措令 39の13の27) ( 直接又は間接保有の株式等の保有割合の計算 ) (9) (1) の表の ( 一 ) のイ及びロの場合において 一方の法人が他方の法人の発行済株式等の 50 以上の数又は金額の株 式又は出資を直接又は間接に保有するかどうかの判定は 当該一方の法人の当該他方の法人に係る直接保有の株式等の保有割合 ( 当該一方の法人の有する当該他方の法人の株式又は出資の数又は金額が当該他方の法人の発行済株式等のうちに占める割合をいう ) と当該一方の法人の当該他方の法人に係る間接保有の株式等の保有割合とを合計した割合により行うものとする ( 措法 66の5の210 措令 39の122 39の13の29) 注 (9) に掲げる間接保有の株式等の保有割合とは 次の表の左欄に掲げる場合の区分に応じ それぞれ同表の右欄に掲げる割合 ( 左欄に掲げる割合のいずれにも該当する場合には 右欄に掲げる割合の合計割合 ) をいう ( 措法 66の5の210 措令 39の123 39の13の29) 当該株主等である法人の有する当該他方の法人の株式又は出資 (9) に掲げる他方の法人の株主等である法人の発行済株式等のの数又は金額が当該他方の法人の発行済株式等の総数又は総額 50 ( 一 ) 以上の数又は金額の株式又は出資が (9) に掲げる一方の法人のうちに占める割合 ( 当該株主等である法人が2 以上ある場合に により所有されている場合は 当該 2 以上の株主等である法人につきそれぞれ計算した割合の合計割合 ) (9) に掲げる他方の法人の株主等である法人 (( 一 ) に掲げる場合に該当する ( 一 ) に掲げる株主等である法人を除く ) と (9) に掲げる一方の法人との間にこれらの者と発行済株式等の所有を通じて連鎖関係にある1 又は2 以上の法人 ( 以下 において 出資関連法人 という ) が介在している場合 ( 出資関連法人及び当該株 主等である法人がそれぞれその発行済株式等の総数又は総額の 50 以上の数又は金額の株式等を当該一方の法人又は出資関連法 人 その発行済株式等の総数又は総額の 50 以上の数又は金額の株 式等が当該一方の法人又は他の出資関連法人によって所有されているものに限る によって所有されている場合に限る ) 当該株主等である法人の有する当該他方の法人の株式等の数又 は金額が当該他方の法人の発行済株式等の総数又は総額のうち に占める割合 ( 当該株主等である法人が 2 以上ある場合には 当 該 2 以上の株主等である法人につきそれぞれ計算した割合の合 計割合 ) ( 控除対象受取利子等合計額 ) (10) 控除対象受取利子等合計額とは 1の法人 ( 以下 (10) において 適用対象法人 という ) の当該事業年度の受取利子等 ( その支払を受ける利子 これに準ずるものとして 支払を受ける手形の割引料 第一款の六の (2) リース

14 取引の意義 に掲げるリース取引による同六 リース取引に係る所得の金額の計算 に掲げるリース資産の引渡しを行ったことにより受けるべき対価の額のうちに含まれる利息に相当する金額 第二十三款の五 償還有価証券の調整差益又は調整差損の益金又は損金算入 に掲げる償還有価証券に係る同五に掲げる調整差益その他経済的な性質が支払を受ける利子に準ずるものを含む をいう ) の額から (7) に掲げる除外対象特定債券現先取引等に係る (8) に掲げる対応債券現先取引等に係る受取利子等の額を控除した金額 ( 当該適用対象法人に係る関連者等のうち所得税法第 2 条第 1 項第 3 号 定義 に規定する居住者 内国法人 所得税法第 164 条第 1 項 非居住者に対する課税の方法 第 1 号に掲げる非居住者又は法人税法第 141 条 外国法人に係る各事業年度の所得に対する法人税の課税標準 第 1 号に掲げる外国法人 ( 以下 (10) において 国内関連者等 という ) から受ける受取利子等の額にあっては 各国内関連者等の別に計算した当該控除した金額と 当該適用対象法人の当該適用事業年度の期間と同一の期間において当該各国内関連者等が非国内関連者等 ( 当該適用対象法人及び当該適用対象法人に係る他の国内関連者等以外の者をいう ) から受けた受取利子等の額とのうちいずれか少ない金額とする ) の合計額に 当該適用対象法人の当該事業年度の (1) に掲げる支払利子等の額 ((7) に掲げる金額を除く ) の合計額のうちに関連者支払利子等の額の合計額の占める割合を乗じて計算した金額とする ( 措法 66の5の23 21ⅠのⅡ 措令 39の131516) ( 調整所得金額 ) (11) 調整所得金額は 次の表の ( 一 ) に掲げる規定を適用せず かつ 当該事業年度において支出した寄附金の全額を損金の額に算入して計算した場合の当該事業年度の所得の金額に 当該事業年度の に掲げる金額を加算した金額から ( 三 ) に掲げる金額を控除した金額とする ( 措法 66の5の210 措令 39の13の21) ( 一 ) イ租税特別措置法第 52 条の3 第 5 項 第七款の二十四の2 特別償却準備金の益金算入 の1 均等取崩しによる益金算入 ロ同条第 6 項 同 2の2 特別償却対象資産を有しないこととなった場合 ハ租税特別措置法第 57 条の7 第 1 項 第十八款の三の7 関西国際空港用地整備準備金 ニ租税特別措置法第 59 条第 1 項 第二十九款の二の1 新鉱床探鉱費の特別控除 ホ同条第 2 項 同二の2 海外新鉱床探鉱費の特別控除 ヘ租税特別措置法第 59 条の2 第 1 項 第二十七款の九の1 対外船舶運航事業を営む法人の日本船舶による収入金額の課税の特例 ト同条第 5 項 同 1の (5) 認定を取り消された場合の所得金額の計算 チ租税特別措置法第 60 条第 1 項 第二十七款の十の1 沖縄の認定法人の所得の特別控除 リ租税特別措置法第 60 条の2 第 1 項 第二十七款の十一の1 国際戦略総合特別区域における指定特定事業法人の所得の特別控除 ヌ同条第 4 項 同 1の (6) 指定を取り消された場合の所得の金額の計算 ル租税特別措置法第 60 条の3 第 1 項 第二十七款の十二の1 認定研究開発事業法人等の所得の特別控除 ヲ同条第 4 項 同 1の (3) 認定を取り消された場合の所得の金額の計算 ワ租税特別措置法第 61 条の3 第 1 項 第十五款の六の1 農用地等を取得した場合の圧縮額の損金算入 カ租税特別措置法 66 条の5 第 1 項 一の1 負債利子等の損金不算入額の計算 ヨ租税特別措置法第 66 条の5の2 第 1 項 ( 同条第 8 項の規定により読み替えて適用する場合を含む ) 1 支払利子等の損金不算入額の計算 タ租税特別措置法第 66 条の5の3 第 1 項 三の1 超過利子額の損金算入 レ同条第 2 項 三の2 調整対象超過利子額の損金算入 ソ租税特別措置法第 66 条の7 第 3 項 第三十二款の二の (7) 法人税額から控除する特定外国子会社等の外国法人税額の益金算入 ツ租税特別措置法第 66 条の9の3 第 3 項 第三十二款の五の (7) 法人税額から控除する特定外国法人の外国法人税額の益金算入 ネ租税特別措置法第 67 条の12 第 1 項 第二十七款の十五の1の1 組合契約の特定組合員等である法人の組合等損失超過額の損金不算入 ナ同条第 2 項 同 1の2 前事業年度以前の組合等損失超過合計額の損金算入 ラ租税特別措置法第 67 条の13 第 1 項 第二十七款の十五の2の1 有限責任事業組合契約の組合員である法人の組合損失超過額の損金不算入

15 ( 三 ) ム同条第 2 項 同 2の2 前事業年度以前の組合損失超過合計額の損金算入 ウ租税特別措置法第 67 条の14 第 1 項 第二十七款の十六の1 特定目的会社の支払配当の損金算入 ヰ租税特別措置法第 67 条の15 第 1 項 第二十七款の十七の1 投資法人の支払配当の損金算入 ノ租税特別措置法第 68 条の3の2 第 1 項 第六章の五の1 特定目的信託の利益の分配の額の損金算入の特例 オ租税特別措置法第 68 条の3の3 第 1 項 第六章の六の1 特定投資信託の収益の分配の額の損金算入の特例 ク法人税法第 23 条 第二款の一 受取配当等の益金不算入 ヤ法人税法第 23 条の2 第二款の八 外国子会社から受ける配当等 マ法人税法第 33 条第 2 項 ( 法人税法施行令第 68 条第 1 項各号に掲げる資産につき当該各号に定める事実が生じたものに適用される場合に限る ) 第九款の二の2 評価換えを行った場合の資産の評価損の損金算入 ケ法人税法第 40 条 第十一款の一の4 法人税額から控除する所得税額の損金不算入 フ法人税法第 41 条 第十一款の一の5 法人税額から控除する外国税額の損金不算入 コ法人税法第 57 条第 1 項 第二十一款の一の1の1 前 9 年以内の繰越欠損金の損金算入 エ法人税法第 58 条第 1 項 第二十一款の二の1 前 9 年以内の災害による繰越損失金の損金算入 テ法人税法第 59 条第 1 項から第 3 項 第二十一款の三 会社更生等による債務免除等があった場合の欠損金の損金算入 ア法人税法第 62 条の5 第 5 項 第十一款の二の2の2 残余財産の確定の日の属する事業年度に係る事業税等の損金算入 イ二の1 支払利子等の損金不算入額の計算 に掲げる関連者純支払利子等の額ロ減価償却資産に係る償却費の額 ( 損金経理 第二節第三款の一の2 仮決算をした場合の中間申告書の記載事項等 の表の1に掲げる金額を計算する場合にあっては 同 2に掲げる期間に係る決算において費用又は損失として経理することをいう の方法又は当該事業年度の決算の確定の日までに剰余金の処分により積立金として積み立てる方法により特別償却準備金として積み立てた金額を含む ) で当該事業年度の所得の金額の計算上損金の額に算入される金額ハ金銭債券の貸倒れによる損失の額で当該事業年度の所得の金額の計算上損金の額に算入される金額 (12) 又は三の2 調整対象超過利子額の損金算入 の適用に係る第三十二款の一の1 内国法人に係る特定外国子会社等の課税対象金額の益金算入 に掲げる特定外国子会社等に係る同 1に掲げる課税対象金額若しくは同一の7 内国法人に係る特定外国子会社等の部分課税対象金額の益金算入 に掲げる部分課税対象金額又は同款の四の1 特殊関係株主等である内国法人に係る特定外国法人の課税対象金額の益金算入 に掲げる特定外国法人に係る同四の1に掲げる課税対象金額若しくは同四の6 特殊関係株主等である内国法人に係る特定外国法人の部分課税対象金額の益金算入 に掲げる部分課税対象金額 注連結納税に関することは省略した ( 編者 ) ( 外国子会社合算税制等の適用がある場合の二重課税の調整 ) (12) 法人の当該事業年度の1 支払利子等の損金不算入額の計算 に掲げる超える部分の金額のうちに当該法人に係る第三十二款の一の1 内国法人に係る特定外国子会社等の課税対象金額の益金算入 に掲げる特定外国子会社等又は同款の四の1 特殊関係株主等である内国法人に係る特定外国法人の課税対象金額の益金算入 に掲げる特定外国法人 ( 以下 (12) 及び (13) において 特定子法人 という ) に係る調整対象金額 ((13) に掲げる金額をいう 以下 (12) において同じ ) がある場合において 当該法人の当該事業年度 ((13) までにおいて 調整事業年度 という ) に当該特定外国子会社等に係る同款の一の1に掲げる課税対象金額若しくは同一の7 内国法人に係る特定外国子会社等の部分課税対象金額の益金算入 に掲げる部分課税対象金額 ( 当該課税対象金額に係る同一の1に掲げる適用対象金額又は当該部分課税対象金額に係る同一の7に掲げる部分適用対象金額の計算上 当該調整対象金額に係る関連者支払利子等の額が含まれるものに限る ) があるとき 又は当該特定外国法人に係る同款の四の1に掲げる課税対象金額若しくは同四の6 特殊関係株主等である内国法人に係る特定外国法人の部分課税対象金額の益金算入 に掲げる部分適用対象金額 ( 当該課税対象金額に係る同四の1に掲げる適用対象金額又は当該部分対象金額に係る同四の6に掲げる部分対象金額の計算上 当該調整対象金額に係る関連者支払利子等の額が含まれるものに限る ) があるときの当該法人の当該事業年度における1の適用については 1の超える部分の金額から調整対象金額のうち次の表に掲げる

16 金額 ( 次の表に掲げる金額のうちいずれか少ない金額とする ) を控除した残額とする ( 措法 66の5の28 措令 39 の13の21819) ( 一 ) 当該法人の調整事業年度における当該特定子法人に係る調整対象金額当該法人に係る特定外国子法人が次の表の左欄に掲げる法人のいずれに該当するかに応じ それぞれ同表の右欄に掲げる金額 当該法人の調整事業年度における当該特定外国子会社等の特定子法人事業年 イ 第三十二款の一の1に掲げる特定外国子会社等 度に係る第三十二款の一の1に掲げる課税対象金額又は同一の7に掲げる部分課税対象金額 ( 当該課税対象金額に係る同一の1に掲げる適用対象金額又は当該部分課税対象金額に係る同一の7に掲げる部分適用対象金額の計算上 当該調整対象金額に係る (13) の表の に掲げる金額が含まれるものに限る ) 当該法人の調整事業年度における当該特定外国法人の特定子法人事業年度に ロ 第三十二款の四の1に掲げる特定外国法人 係る第三十二款の四の1に掲げる課税対象金額又は同四の6に掲げる部分課税対象金額 ( 当該課税対象金額に係る同四の1に掲げる適用対象金額又は当該部分課税対象金額に係る同四の6に掲げる部分適用対象金額の計算上 当該調整対象金額に係る (13) の表の に掲げる金額が含まれるものに限る ) 注 1 特定子法人事業年度とは 当該法人に係る特定子法人の事業年度のうち当該事業年度終了の日の翌日から2か月を経過する日が当該法人の当該調整事業年度に含まれるものをいう ( 措令 39の13の2 ) 注 2 調整事業年度に係る特定子法人に係る調整対象金額を有する法人が当該調整事業年度に係る三の2 調整対象超過利子額の損金算入 に掲げる当該特定子法人に係る調整対象超過利子額を有する場合には (12) の表の のイ及びロに掲げる金額については 三の2により計算した金額 ( 当該特定子法人に係る部分に限る ) に相当する金額を控除した残額とする ( 措令 39の13の220) ( 調整対象金額 ) (13) (12) に掲げる調整対象金額は 調整事業年度における1に掲げる超える部分の金額に次の表の ( 一 ) に掲げる金額のうちに に掲げる金額の占める割合を乗じて計算した金額とする ( 措令 39の13の218) ( 一 ) 当該法人の当該調整事業年度における関連者支払利子等の額の合計額当該法人の当該調整事業年度における関連者支払利子等の額のうち 特定子法人の特定子法人事業年度の期間 ( 当該調整事業年度開始の日前の期間がある場合には 当該期間を除く ) 内に当該特定子法人に対して支払われたもの注特定子法人事業年度とは 当該法人に係る特定子法人の事業年度のうち当該事業年度終了の日の翌日から2か月を経過する日が当該法人の当該調整事業年度に含まれるものをいう ( 措令 39の13の2 ) ( 関連者等に係る純支払利子等の課税の特例の不適用 ) (14) 法人の当該事業年度に係る1に掲げる超える部分の金額が当該法人の当該事業年度に係る一の1 負債利子等の損金不算入額の計算 ( 一の2 特定債券現先取引等に係る負債がある場合の負債利子の損金不算入 により読み替えて適用する場合を含む ) に掲げる超える部分に対応する金額 ( 一の1の表の左欄に掲げる場合の区分に応じそれぞれ同表の右欄に掲げる金額 一の2 又は同 2の注 1の適用がある場合には これらにより読み替えて適用する場合を含む をいう ) 以下となる場合には 1は 適用しない ( 措法 66の5の27 措令 39の13の217) 2 適用除外 1は 次のいずれかに該当する場合には適用しない ( 措法 66の5の24) 1 2 当該法人の当該事業年度の関連者純支払利子等の額が 1,000 万円以下であるとき 当該法人の当該事業年度の関連者支払利子等の額の合計額が当該事業年度の支払利子等の額 ( 当該法人に係る関連者等に対する支払利子等の額で当該関連者等の課税対象所得に含まれるものを除く ) の合計額の 50 以下であると き 注連結納税に関することは省略した ( 編者 )

17 ( 確定申告書等への添付 ) (1) 2 は 確定申告書等に 2 適用除外 の適用がある旨を記載した書面及びその計算に関する明細書の添付があり かつ その計算に関する書類を保存している場合に限り 適用する ( 措法 66 の 5 の 25) ( 申告記載等がない場合のゆうじょ規定 ) (2) 税務署長は (1) の書面若しくは明細書の添付のない確定申告書等の提出があり 又は (1) の書類を保存していなかった場合においても その添付又は保存がなかったことについてやむを得ない事情があると認めるときは 当該書面及び明細書並びに書類の提出があった場合に限り 2 適用除外 を適用することができる ( 措法 66の5の26) 3 関連規定の読替え 1 支払利子等の損金不算入額の計算 の適用がある場合には 次に掲げるところによる ( 措法 66の5の210 措令 39 の13の2 ) 法人税法施行令第 22 条第 1 項中 合計額に とあるのは 合計額 ( 租税特別措置法第 66 条の5の2 第 1 項 同条第 8 項の規定により読み替えて適用する場合を含む 次項及び第 5 項において同じ 関連者等に係る支払利子等の損金不算入 の規定により損金の額に算入されない金額がある場合には 当該金額を控除した残額 ) に と 同条第 2 項中 合計額に とあるのは 合計額 ( 租税特別措置法第 66 条の5の2 第 1 項の規定により損金の額に算入されない金額がある場合には 当該金額を控除した残額 ) に と 同条第 5 項中 合計額 ( 以下 とあるのは 合計額 ( 租税特別措置法第 66 条の5の2 第 1 項の規定により損金の額に算入されない金額がある場合には 当該金額を控除した残額 以下 と の同条第 6 項 とあるのは の法第 23 条第 6 項 とする 注上記の読替え規定については 本書において全て表現している ( 編者 ) 三超過利子額の損金算入 ( 創設 ) 注三は 平成 24 年度改正により創設された部分で 改正規定は 平成 25 年 4 月 1 日から適用される ( 平 24 改法附 1Ⅴ 平 24 改措令附 1Ⅴ) 1 超過利子額の損金算入法人の各事業年度開始の日前 7 年以内に開始した事業年度において二の1 支払利子等の損金不算入額の計算 により損金の額に算入されなかった金額 (1 及び2 調整対象超過利子額の損金算入 により当該各事業年度前の事業年度の所得の金額の計算上損金の額に算入されたものを除く 以下 超過利子額 という ) がある場合には 当該超過利子額 (2 により当該各事業年度の所得の金額の計算上損金の額に算入されるものを除く ) に相当する金額は 当該法人の当該各事業年度の二の1に掲げる調整所得金額の 50 に相当する金額から同 1に掲げる関連者純支払利子等の額を控除した残額に相当する金額を限度として 当該法人の当該各事業年度の所得の金額の計算上 損金の額に算入する ( 措法 66の5の31) ( 被合併法人等の超過利子額 ) (1) 1の法人を合併法人とする適格合併が行われた場合又は当該法人との間に完全支配関係 ( 当該法人による完全支配関係又は第二章第一節の二の12の7の6 完全支配関係 に掲げる相互の関係に限る ) がある他の法人で当該法人が発行済株式若しくは出資の全部若しくは一部を有するもの ( 内国法人に限る (1) において 分配法人 という ) の残余財産が確定した場合において 当該適格合併に係る被合併法人又は当該分配法人 ( 以下 1において 被合併法人等 という ) の当該適格合併の日前 7 年以内に開始し 又は当該残余財産の確定の日の翌日前 7 年以内に開始した各事業年度 ( 以下 1において 前 7 年内事業年度 という ) において生じた超過利子額 ((2) 引継対象超過利子額の要件 に掲げる要件を満たしている場合における当該超過利子額に限る 以下 1において 引継対象超過利子額 という ) があるときは 当該適格合併に係る合併法人の当該適格合併の日を含む事業年度又は当該法人 ( 内国法人に限る (1) において 被分配法人 という ) の当該残余財産の確定の日の翌日を含む事業年度 ( 以下 1において 合併等事業年度 という ) 以後の各事業年度における1の適用については 当該前 7 年内事業年度において生じた引継対象超過利子額 ( 当該分配法人に株主等が2 以上ある場合には 当該引継対象超過利子額を当該分配法人の発行済株式又は出資 当該分配法人が有する自己の株式又は出資を除く の総数又は総額で除し これに当該被分配法人の有する当該分配法人の株式又は出資の数又は金額を乗じて計算した金額 ) は それぞれ当該引継対象超過利子額の生じた前 7 年内事業年度開始の日を含む当該合併法人又は被分配法人の各事業年度 ( 当該合併法人又は被分配法人の合併等事業年度開始の日以後に開始した当該合併法人等の当該前 7 年内事業年度において生じた引継対象超過利子額にあ

18 っては 当該合併等事業年度の前事業年度 ) において生じた超過利子額とみなす ( 措法 66の5の33) 注 1 連結納税に関することは省略した ( 編者 ) 注 2 (1) は 適格合併又は残余財産の確定の日が平成 25 年 4 月 1 日以後の日である場合の合併等事業年度以後の各事業年度 ( 平成 25 年 4 月 1 日以後に開始する各事業年度に限る ) において (1) を適用する場合について適用される ( 平 24 改法附 29) ( 引継対象超過利子額の要件 ) (2) (1) に掲げる引継対象超過利子額の要件は 適格合併又は残余財産の確定 ( 以下 (2) において 適格合併等 という ) に係る被合併法人等の前 7 年内事業年度において生じた超過利子額 ((1) により当該被合併法人等の超過利子額とみなされたものを含む ) に係る事業年度のうち最も古い事業年度 ( 次の左欄に掲げる超過利子額にあっては 右欄に掲げる事業年度 ) 以後の各事業年度の確定申告書に当該超過利子額に関する明細書の添付があることとする ( 措令 39の13の34) 当該適格合併等の前に当該被合併法人等となる法人を合併法人とする適格合併 ((2) において 直前適格合併 という ) が行われたこと又は当該被合併法人等となる法人 ( 内国法人に限る ) との間に完全支配関係がある他の法人 ( 内国法人に限る ) の残余財産が確定したことに基因して (1) により当該被合併法人等となる法人の超過利子額とみなされたもの 当該直前適格合併の日を含む事業年度又は当該残余財産の確定の日の翌日を含む事業年度 注連結納税に関することは省略した ( 編者 ) ( 被合併法人等前の最も古い事業年度開始の日が合併法人等よりも後である場合の適用 ) (3) (1) の合併法人又は被分配法人 ((3) において 合併法人等 という ) の合併等事業年度開始の日前 7 年以内に開始した各事業年度のうち最も古い事業年度 ( 当該合併等事業年度が当該合併法人等の設立の日を含む事業年度である場合には 当該合併等事業年度 ) 開始の日 ((3) において 合併法人等 7 年前事業年度開始日 という ) が (1) の適格合併又は残余財産の確定に係る被合併法人等の前 7 年内事業年度 ((3) において 被合併法人等前 7 年内事業年度 という ) で引継対象超過利子額が生じた事業年度のうち最も古い事業年度開始の日 ( 当該適格合併が法人を設立するものである場合にあっては 当該開始の日が最も早い被合併法人等の当該事業年度開始の日 (3) において 被合併法人等 7 年前事業年度開始日 という ) 後である場合には 当該被合併法人等 7 年前事業年度開始日から当該合併法人等 7 年前事業年度開始日の前日までの期間を当該期間に対応する当該被合併法人等 7 年前事業年度開始日に係る被合併法人等の被合併法人等前 7 年内事業年度ごとに区分したそれぞれの期間 ( 当該前日を含む期間にあっては 当該被合併法人等の当該前日を含む事業年度開始の日から当該合併法人等 7 年前事業年度開始日の前日までの期間 ) を当該合併法人等のそれぞれの事業年度とみなし 当該合併法人等の合併等事業年度が設立日 ( 当該合併法人等の設立の日をいう 以下 (3) において同じ ) を含む事業年度である場合において 被合併法人等 7 年前事業年度開始日が当該設立日以後であるときは 被合併法人等の当該設立日の前日を含む事業年度開始の日 ( 当該被合併法人等が当該設立日以後に設立されたものである場合には 当該設立日の1 年前の日 ) から当該前日までの期間を当該合併法人等の事業年度とみなして 三を適用する ( 措法 66の5の311 措令 39の13の35) 2 調整対象超過利子額の損金算入法人の各事業年度開始の日前 7 年以内に開始した事業年度において生じた超過利子額のうちに当該法人に係る第三十二款の一の1 内国法人に係る特定外国子会社等の課税対象金額の益金算入 に掲げる特定外国子会社等又は同款の四の1 特殊関係株主等である内国法人に係る特定外国法人の課税対象金額の益金算入 に掲げる特定外国法人(2 において 特定子法人 という ) に係る調整対象超過利子額 ((1) に掲げる金額をいう 以下 2において同じ ) がある場合において 当該法人の当該各事業年度 (2において 調整事業年度 という ) に当該特定外国子会社等に係る第三十二款の一の1に掲げる課税対象金額若しくは同款の一の7 内国法人に係る特定外国子会社等の部分課税対象金額の益金算入 に掲げる部分課税対象金額 ( 当該課税対象金額に係る同一の1に掲げる適用対象金額又は当該部分課税対象金額に係る同一の7に掲げる部分適用対象金額の計算上 当該調整対象超過利子額に係る関連者支払利子等の額 二の1の (1) 関連者支払利子等の額 に掲げる関連者支払利子等の額をいう 以下 2において同じ が含まれるものに限る ) があるとき 又は当該特定外国法人に係る第三十二款の四の1に掲げる課税対象金額若しくは同四の6 特殊関係株主等である内国法人に係る特定外国法人の部分課税対象金額の益金算入 に掲げる部分課税対象金額 ( 当該課税対象金額に係る同四の1に掲げる適用対象金額又は当該部分課税対象金額に係る同四の6に掲げる部分適用対象金額の計算上 当該調整対象超過利子額に係る関連者支払利子等の額が含まれるものに限る ) があるときは 当該調整対象超過利子額に相当する金額は 次の表に掲げる金額 ( 次の表に掲げる金額のうちいずれか少ない金額とする ) を限度として 当該法人の当該各事業年度の所得の

19 金額の計算上 損金の額に算入する ( 措法 66の5の32 措令 39の13の33) ( 一 ) 当該法人の当該特定子法人に係る調整対象超過利子額当該法人に係る特定子法人が次の表の左欄に掲げる法人のいずれに該当するかに応じ それぞれ同表の右欄に掲げる金額 当該法人の当該調整事業年度における当該特定外国子会社等の特定子法人事業年 イ 第三十二款の一の1に掲げる特定外国子会社等 度に係る同一の 1 に掲げる課税対象金額又は同一の 7 に掲げる部分課税対象金額 ( 当該課税対象金額に係る同一の 1 に掲げる適用対象金額又は当該部分課税対象 金額に係る同一の7に掲げる部分適用対象金額の計算上 当該調整対象超過利子額に係る (1) の表の に掲げる金額が含まれるものに限る ) 当該法人の当該調整事業年度における当該特定外国法人の特定子法人事業年度に ロ 第三十二款の四の1に掲げる特定外国法人 係る同四の1に掲げる課税対象金額又は同四の6に掲げる部分課税対象金額 ( 当該課税対象金額に係る同四の1に掲げる適用対象金額又は当該部分課税対象金額に係る同四の6に掲げる部分適用対象金額の計算上 当該調整対象超過利子額に係る (1) の表の に掲げる金額が含まれるものに限る ) ( 調整対象超過利子額 ) (1) 調整対象超過利子額は 当該法人の超過利子額 ( 当該法人の対象事業年度に係るものに限る ) に 次の表の ( 一 ) に掲げる金額のうちに に掲げる金額の占める割合を乗じて計算した金額とする ( 措令 39の13の31) ( 一 ) 当該法人の当該対象事業年度に係る関連者支払利子等の額の合計額 当該法人の当該対象事業年度に係る関連者支払利子等の額のうち当該法人に係る特定子法人の特定子法人事業年度の期間 ( 当該対象事業年度終了の日後の期間がある場合には 当該期間を除く ) 内に当該特定子法人に対して支払われたもの 注 (1) に掲げる対象事業年度とは 当該法人に係る特定子法人の特定子法人事業年度 ( 当該法人の調整事業年度開始の日以後に開始するものを除く ) の期間内の日を含む当該法人の事業年度 ( 調整事業年度に該当するものを除く ) をいう ( 措令 39の13の32) ( 被合併法人等の超過利子額 ) (2) 2の法人を合併法人とする適格合併が行われた場合又は当該法人との間に完全支配関係 ( 当該法人による完全支配関係又は第二章第一節の二の12の7の6 完全支配関係 に掲げる相互の関係に限る ) がある他の法人で当該法人が発行済株式若しくは出資の全部若しくは一部を有するもの ( 内国法人に限る (2) において 分配法人 という ) の残余財産が確定した場合において 当該適格合併に係る被合併法人又は当該分配法人 ( 以下 2において 被合併法人等 という ) の当該適格合併の日前 7 年以内に開始し 又は当該残余財産の確定の日の翌日前 7 年以内に開始した各事業年度 ( 以下 2において 前 7 年内事業年度 という ) において生じた超過利子額 ((3) 引継対象超過利子額の要件 に掲げる要件を満たしている場合における当該超過利子額に限る 以下 2において 引継対象超過利子額 という ) があるときは 当該適格合併に係る合併法人の当該適格合併の日を含む事業年度又は当該法人 ( 内国法人に限る (2) において 被分配法人 という ) の当該残余財産の確定の日の翌日を含む事業年度 ( 以下 2において 合併等事業年度 という ) 以後の各事業年度における1の適用については 当該前 7 年内事業年度において生じた引継対象超過利子額 ( 当該分配法人に株主等が2 以上ある場合には 当該引継対象超過利子額を当該分配法人の発行済株式又は出資 当該分配法人が有する自己の株式又は出資を除く の総数又は総額で除し これに当該被分配法人の有する当該分配法人の株式又は出資の数又は金額を乗じて計算した金額 ) は それぞれ当該引継対象超過利子額の生じた前 7 年内事業年度開始の日を含む当該合併法人又は被分配法人の各事業年度 ( 当該合併法人又は被分配法人の合併等事業年度開始の日以後に開始した当該合併法人等の当該前 7 年内事業年度において生じた引継対象超過利子額にあっては 当該合併等事業年度の前事業年度 ) において生じた超過利子額とみなす ( 措法 66の5の33) 注 1 連結納税に関することは省略した ( 編者 ) 注 2 (2) は 適格合併又は残余財産の確定の日が平成 25 年 4 月 1 日以後の日である場合の合併等事業年度以後の各事業年度 ( 平成 25 年 4 月 1 日以後に開始する各事業年度に限る ) において (2) を適用する場合について適用される ( 平 24 改法附 29) ( 引継対象超過利子額の要件 ) (3) (2) に掲げる引継対象超過利子額の要件は 適格合併又は残余財産の確定 ( 以下 (3) において 適格合併等 と

20 いう ) に係る被合併法人等の前 7 年内事業年度において生じた超過利子額 ((2) により当該被合併法人等の超過利子額とみなされたものを含む ) に係る事業年度のうち最も古い事業年度 ( 次の左欄に掲げる超過利子額にあっては 右欄に掲げる事業年度 ) 以後の各事業年度の確定申告書に当該超過利子額に関する明細書の添付があることとする ( 措令 39の13の34) 当該適格合併等の前に当該被合併法人等となる法人を合併法人とする適格合併 ((3) において 直前適格合併 という ) が行われたこと又は当該被合併法人等となる法人 ( 内国法人に限る ) との間に完全支配関係がある他の法人 ( 内国法人に限る ) の残余財産が確定したことに基因して (2) により当該被合併法人等となる法人の超過利子額とみなされたもの 当該直前適格合併の日を含む事業年度又は当該残余財産の確定の日の翌日を含む事業年度 注連結納税に関することは省略した ( 編者 ) ( 被合併法人等前の最も古い事業年度開始の日が合併法人等よりも後である場合の適用 ) (4) (3) の合併法人又は被分配法人 ((4) において 合併法人等 という ) の合併等事業年度開始の日前 7 年以内に開始した各事業年度のうち最も古い事業年度 ( 当該合併等事業年度が当該合併法人等の設立の日を含む事業年度である場合には 当該合併等事業年度 ) 開始の日 ((4) において 合併法人等 7 年前事業年度開始日 という ) が (2) の適格合併又は残余財産の確定に係る被合併法人等の前 7 年内事業年度 ((4) において 被合併法人等前 7 年内事業年度 という ) で引継対象超過利子額が生じた事業年度のうち最も古い事業年度開始の日 ( 当該適格合併が法人を設立するものである場合にあっては 当該開始の日が最も早い被合併法人等の当該事業年度開始の日 (4) において 被合併法人等 7 年前事業年度開始日 という ) 後である場合には 当該被合併法人等 7 年前事業年度開始日から当該合併法人等 7 年前事業年度開始日の前日までの期間を当該期間に対応する当該被合併法人等 7 年前事業年度開始日に係る被合併法人等の被合併法人等前 7 年内事業年度ごとに区分したそれぞれの期間 ( 当該前日を含む期間にあっては 当該被合併法人等の当該前日を含む事業年度開始の日から当該合併法人等 7 年前事業年度開始日の前日までの期間 ) を当該合併法人等のそれぞれの事業年度とみなし 当該合併法人等の合併等事業年度が設立日 ( 当該合併法人等の設立の日をいう 以下 (4) において同じ ) を含む事業年度である場合において 被合併法人等 7 年前事業年度開始日が当該設立日以後であるときは 被合併法人等の当該設立日の前日を含む事業年度開始の日 ( 当該被合併法人等が当該設立日以後に設立されたものである場合には 当該設立日の1 年前の日 ) から当該前日までの期間を当該合併法人等の事業年度とみなして 三を適用する ( 措法 66の5の311 措令 39の13の35) 3 確定申告書等への添付 1 超過利子額の損金算入 及び2 調整対象超過利子額の損金算入 は 超過利子額に係る事業年度のうち最も古い事業年度 (1の(1) 又は2の (2) により当該法人の超過利子額とみなされた金額につき 1 又は2を適用する場合にあっては 1の (1) 又は2の (2) の合併等事業年度終了の日の翌日を含む事業年度 ) 以後の各事業年度の確定申告書に当該超過利子額に関する明細書の添付があり かつ 1 又は2の適用を受けようとする事業年度の確定申告書等に これらの適用を受ける金額の申告の記載及びその計算に関する明細書の添付がある場合に限り 適用する この場合において これらの適用を受ける金額は 当該申告に係るその適用を受けるべき金額に限るものとする ( 措法 66の5の38) ( 申告記載等がない場合のゆうじょ規定 ) (1) 税務署長は 3の記載又は添付がない確定申告書等の提出があった場合においても その記載又は添付がなかったことについてやむを得ない事情があると認めるときは 当該記載をした書類及び3の明細書の提出があった場合に限り 1 又は2を適用することができる ( 措法 66の5の39) ( 留保金額等との関係 ) (2) 1 及び2の適用を受けた法人の1 及び2により損金の額に算入される金額は 第二節第一款の二 特定同族会社の特別税率 の2 各事業年度の留保金額 及び同二の3 留保控除額 の適用については 同二の2 及び二の3に掲げる所得等の金額に含まれるものとする ( 措令 39の13の36) ( 利益積立金額との関係 ) (3) 1 及び2の適用を受けた法人の利益積立金額の計算については 1 及び2により損金の額に算入される金額は 第二章第一節の二の表の18 利益積立金額 の加算欄の1のイに掲げる所得の金額に含まれるものとする ( 措令

21 の 13 の 37) 4 関連規定の読替え 1 超過利子額の損金算入 及び2 調整対象超過利子額の損金算入 の適用がある場合には 次に掲げるところによる ( 措法 66の5の311 措令 39の13の38) 法人税法施行令第 22 条第 1 項中 合計額に とあるのは 合計額 ( 租税特別措置法第 66 条の5の3 第 1 項及び第 2 項 超過利子額の損金算入 の規定により損金の額に算入される金額がある場合には 当該金額を加算した金額 ) に と 同条第 2 項中 合計額に とあるのは 合計額 ( 租税特別措置法第 66 条の5の3 第 1 項及び第 2 項の規定により損金の額に算入される金額がある場合には 当該金額を加算した金額 ) に と 同条第 5 項中 合計額 ( 以下 とあるのは 合計額 ( 租税特別措置法第 66 条の5の3 第 1 項及び第 2 項の規定により損金の額に算入される金額がある場合には 当該金額を加算した金額 以下 と の同条第 6 項 とあるのは の法第 23 条第 6 項 とする 注上記の読替え規定については 本書において全て表現している ( 編者 )

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