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1 ~ タックスヘイブン対策税制の範囲拡大について ~ 平成 29 年度税制改正により タックスヘイブン対策税制 ( 外国子会社合算税制 ) に関して改正が加 えられました 本ファームニュースでは平成 29 年度改正により改正により本税制の適用本税制の適用判定判定対象に加わることと なった 特定外国関係会社 の概念についてご説明いたします タックスヘイブン ( 租税回避地 ) とは 香港やシンガポール カリブ海のケイマン諸島など 日本の法定実効税率 ( 約 30%) に比べて著しく低い税率の国や地域をいい これらは日本の税務当局の調査や規制が届かないことが多いことから 日本国内の企業や富裕層の課税逃れの手段として利用されていることが問題となってきました そこで これらの国や地域に租税回避のため設立された外国関係会社 ( 1) の所得を日本の居住者や国内法人の収益とみなして日本国内で課税しようとしたのがタックスヘイブン対策税制です 平成 29 年度改正前は 租税負担割合 ( 2) が 20% 未満の国に所在する外国関係会社が一律に本税制の適用判定対象とされていました この 20% という税率は トリガー税率 と呼ばれ 20% 未満の国に所在する法人は例え実際に事業を行っている場合でもタックスヘイブン対策税制の適用対象となる可能性がある一方 20% 以上であれば実体のないペーパーカンパニー等であっても適用の対象外とされることなり制度の趣旨から問題がありました 平成 29 年度改正では外国関係会社のうち次のような租税回避リスクが高い会社を特定外国関係会 社として定義し その本店所在地国の租税負担割合が 20% 以上となる場合であっても 30% 未満の場合 には本税制の適用対象とされることになりました ( 措法 66 条の 62 二 ) ペーパーカンパニー 事実上のキャッシュボックス ブラックリスト国所在外国関係会社 なお 本税制による納税義務があるのは外国関係会社の 10% 以上の持分を保有している 又は外国関係会社との間に実質支配関係 ( 3) がある内国法人又は居住者などとなります また 上記に該当しない外国関係会社 ( 特定外国関係会社以外の外国関係会社 ) については経済活動基準等によって適用の有無を判定していくことになりますが 本ファームニュースでは割愛させて頂きます

2 ペーパーカンパニーとは次のいずれにも該当しない外国関係会社を言います (2) 実体基準主たる事業を行うに必要と認められる事務所等の固定施設を有している (2) 管理支配基準その本店所在地国において その事業の管理 支配等を自ら行っている < 例 1> 内国法人であるP 社が国外において事業を行うA 社の管理を目的として F 国 ( 租税負担割合 25%) に A 社を子会社とするS 社を設立しており S 社がA 社の管理のための事務所を賃借し 同社の役員がその事務所を使ってA 社の管理業務を行っている場合 株式 10% P 社 以上保有 S 社 A 社 事務所賃借 管理業務 この場合には S 社の主たる事業は A 社の管理ということとなり そのための固定施設を有してい ると考えられ実体基準に該当するため 例え S 社の資産が A 社の株式のみだったとしてもペーパ ーカンパニーに該当しないこととなります

3 < 例 2> < 例 1> における S 社が F 国において工業所有権を保有するだけの会社であり その工業所有権に 係る使用料が銀行口座に振り込まれているだけの状況で S 社が事務所を賃借している場合 株式 10% P 社 以上保有 S 社 工業所有権に係る使用料の受け取り 事務所賃借 この場合には S 社の主たる事業は工業所有権の保有であり 借りている事務所は主たる事業に必要のないものと考えられることから 実体基準に該当しないこととなります さらに S 社が P 社の事業計画に従って工業所有権を保有しているなど P 社から独立して事業を執行していないと認められる場合には管理支配基準にも該当しないこととなるため S 社はペーパーカンパニーに該当し P 社にタックスヘイブン対策税制が適用されることになります 事実上のキャッシュボックスとは 総資産の額に対する受取配当や受取利子などの受動的所得の割合が30% を超える会社をいいます このような会社は自ら事業を行いリスクを管理するのに必要な機能がほとんどないといえることからペーパーカンパニーと同様に特定外国関係会社に該当することになります

4 ただし セーフハーバー ( 4) として下記の算式によって求められる割合が 50% 超となる会社に限 ると規定されています 資産の額として貸借対照表に計上されている有価証券 + 貸付金 + 固定資産 ( 貸付の用に供しているもの ) + 無形資産等 貸借対照表に計上されている総資産額の帳簿価額 つまり 上記の算式で求められる割合が 50% 超となり かつ 受動的所得の総資産に占める割合が 30% 超となる という 2 つの基準を満たす場合にキャッシュボックスと呼ばれる会社に該当することと なります 租税に関する情報交換に関する国際的な取り組みへの協力が著しく不十分な国または地域に本店等を有する法人をブラックリスト国所在外国関係会社といい特定外国関係会社に該当することとなります なお該当する国または地域については財務大臣により指定され告示されるものとされています ( 1) 外国関係会社 居住者 内国法人等が発行済株式等の 50% 超を直接及び間接的に保有している外国法人 ( 措法 66 条の 6 2 一 ) ( 2) 租税負担割合 外国関係会社の各事業年度の所得に対して課される租税の額を その所得の金額で除して計算した割合 ( 措法令 39 の 17 の 2) ( 3) 実質支配関係 居住者又は内国法人 ( 居住者等 ) が外国法人の残余財産のおおむね全部を請求する権利を有する場合における当該居住者等と当該外国法人との間の関係その他政令で定める関係 ( 措法 66 条の 6 2 五 ) ( 4) セーフハーバー あらかじめ定められた一定のルールのもとで行動する限り 違法ないし違にならないとされる範囲をいいます 包括的に定められた規制に対して この範囲で行動する限り適法となるという一定の基準として示されるものになります

5 平成 29 年度税制改正によって租税負担割合が 20% 以上となる国に所在する会社についても その実態に応じてタックスヘイブン対策税制の対象に含まれることとなりました これに伴い税務当局員はペーパーカンパニーの要件である実体基準と管理支配基準に該当するかの判定のため その該当性をしめす資料の提供を求めることができることとなりました この資料を期限までに提出できなかった場合 当該基準に該当しないと推定されペーパーカンパニーとみなされる可能性がありますので注意が必要です ( 措法 66 の 63) 本紙に関するお問合せ 税務に関するご相談等は 下記までご連絡くださいませ 税理士法人 EOS 東京都港区西新橋 日比谷セントラルビル 5 階 TEL: FAX: accounting@epcs.co.jp

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平成 29 年度税制改正解説国際課税 ~ 外国子会社合算税制の改正 2 4. 外国子会社合算税制の適用フローチャート 改正前 合算課税の適用対象となる内国法人等の判定 用語解説 丸数字は左のフローチャートと対応 合算対象法人における判定 1 外国法人の株式を 10% 以上保有しているか? 合算所得な 平成 29 年度税制改正解説国際課税 ~ 外国子会社合算税制の改正 1 1. 外国子会社合算 ( タックスヘイブン対策 ) 税制の概要 軽課税国の外国子会社等を通じて日本国内における税負担の軽減を図る行為を防止するために 一定の要件を満たす外国子会社の所得を その株主である日本親会社の所得に合算して課税する制度です 2. 改正の背景 改正前の制度では以下のような問題点があるため 制度の総合的な見直しが行われることになりました

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