How to Exercise ブラさない練習 E-1. しっかりしたホールドをする E-2. シャッターボタン半押しを習得する E-3. 手ブレ補正機能を使う E-4. スポーツモード ( 高速シャッター ) を選択する E-5. 呼吸法を取り入れる ( タイミング ) E-6. ISO 感度を上

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あきひさたなせ
5 years ago
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1 ピンボケよさようなら! [ テキスト P 32, 47 ] 高速シャッターを切る f 16 f 8 f 4 f 2 1/60 1/250 1/1000 1/4000 1/4 1/15 1/60 1/250 明るいとき暗いとき 1/8 1/30 1/125 1/500 ISO 200 1/15 1/60 1/250 1/1000 ISO 400 カメラの露出をオートで撮っているときは撮影する人が設定を変えない限りカメラ側で明るさを調節しています例えばそれが f 8 1/250 秒だとします撮影者が 1/1000 秒に変えると絞りは自動的に f 4 になるわけです絞りが開くということは孔が大きくなりピントの合う範囲 ( 前後 ) が少なくなるということですがブレない写真の方が良いに決まっていますでもレンズの明るさの許容量を越えては撮れませんシーンモードのスポーツとか高速シャッターもこの原理を利用しているのです条件が暗くなると明るいときの設定では撮れませんその状況が 1/15 秒だとすれば手持ち撮影はかなり厳しくなりますよほどカメラブレを起こさない自信のある人だけの世界になりますところが ISO 感度を上げるとシャッタースピードを上げることができますむやみやたらに上げると画像が粗くなってしまいますカメラブレを起こさない程度に上げましょう撮影する被写体 ( 写そうとしているもの ) が近い距離 ( カメラに付属のストロボで 3m) にある場合はストロボ ( フラッシュ ) を当てる事ができますがそれ以上遠くのものはストロボは届きません ISO 感度を上げても手ブレが起きるような場合は三脚にセットし動かないようにして撮影する必要がありますコンパクトデジタルカメラではセルフタイマーをセットして撮影しましょう無風では 10 秒くらいもし風があったら押さえておいて 2 秒などと工夫してみてください一眼レフカメラではレリーズを使って撮影しましょうセッティングして 3 秒 ~5 秒は待ちましょう ( 無風状態 ) 何故ならセッティングした後まだ三脚は微妙に動いているからですこれを見ることができるパーツとしてストロボホットシューに取り付けることができる水準器が便利です水準器の中の水が動いているときはブレているということです連写機能を使う連写機能を使うと動いているものが連続して撮影されます子供の運動会ペットなど何枚か撮影した中から気に入ったものだけを選び残りの写真は消去すればよいわけです撮影は予測して早め早めにすることがコツですカメラにはタイムラグがあると前述しました今その瞬間というときにシャッターを押したのでは遅いのです連写機能を使いながら先へ先へと撮りますこれも練習が必要です最初は動く車の後部動物のおしり鳥が去った後の空だけかもし r ませんが予測して待ち構えると成功します 21

2 How to Exercise ブラさない練習 E-1. しっかりしたホールドをする E-2. シャッターボタン半押しを習得する E-3. 手ブレ補正機能を使う E-4. スポーツモード ( 高速シャッター ) を選択する E-5. 呼吸法を取り入れる ( タイミング ) E-6. ISO 感度を上げる E-7. ストロボを発光する E-8. 連写し一枚をセレクトする E-9. 三脚を使う ( セルフタイマー利用 )( レリーズ利用 ) E-10. その他青い字は自分自身の練習ですこの練習は自分のものになります黒字はカメラ側の設定ですコツをつかめば簡単にできるものですできているかどうかを判断するのは画像を拡大してみれば一目瞭然ですコツコツ練習すれば誰にでもできるようになりますスローシャッターに挑戦 ( 静止画像 ) シャッタースピードモード状況場所採点 1/30~1/125 秒日陰暗いが周りの反射光が入った状態 C 1/15~1/60 秒雨天薄暗い状態 B 1/8~1/15 秒室内ストロボを使わず手持ち撮影がギリギリ A 4 秒 ~1/4 秒夜景必ず三脚が必要手持ち撮影は無理何度もトライし A ランクになるように練習しましょうきっと少ない時間でできるようになりますよ動いているものに挑戦置きピンシャッターを切るポイント 1. シャッターにはタイムラグがある 2. シャッター半押しとシャッター全押し ( 半押ししていない状態から切ること ) では違う 3. シャッターを切るポイントに置きピンをしておく 4. シャッタースピード優先にする ( スポーツモード ) 5. 連写する 6. 近い距離ならストロボを発光する 7. 流し撮りをする ( 高等テクニック ) 8. その他 22 資料 : 畠山高

3 カメラの露出計の原理簡単露出調整テクニック [ テキスト P 34 ] カメラの露出計 ( 明るさを測るコンピュータ ) は予めカメラにセッティングされていますどのカメラもほとんど同じような露出計ですがカメラの精度が上がると高精度の露出計が内臓されていますカメラに内臓の露出計の原理を知れば露出をコントロールすることができますまず簡単な原理を知りましょう明るさのトーン ( 諧調 ) カメラの露出計のベースになっているトーンは黄色い矢印の部分 18% の反射率にほぼ統一されていますこれは少し濃い目のグレー ( 濃度 ) です真っ黒いものを撮っても真っ白いものを撮ってもカメラの露出計はグレーになってしまいますつまりカメラは黒いものも白いものも常にグレーに計ってしまいますそのままカメラのいいなりに撮ると黒も白もグレーのトーンに写ってしまうのですカラーの濃度もこれに準じてトーンが調整されてしまいますこの原理を知っていれば次のページのように応用ができますつまり黒いものは黒く白いものは白く撮りたいですね! もし赤いバラを撮ったとしましょうとろこが写ったバラはかなり明るい赤になってしまいます逆に白い雪を撮ったのに何だかグレーの雪になってしまっていませんか? この露出をコントロールするには撮影する皆さん自身が行う必要があります 23

4 露出計の原理を利用するコツ簡単露出調整テクニック [ テキスト P 34 ] 押したままシャッターボタン半押しシャッターを切る押したままシャッターボタン半押しシャッターを切る露出の原理を応用し上の図に示すように黒いものを黒く撮る場合は白っぽいものにシャッターボタンを半押しし露出とピントを合わせます半押ししたまま黒っぽいところでシャッターを切るとより黒く写りますこれは前ページのカメラの露出計の原理を応用したものです露出計はどんなものでもグレーにしようとしますそこで白いものでシャッターを半押ししますこのとき露出計は白いグレーに認識しますグレーの認識で黒いところでシャッターを切りますので黒く写るわけですこの逆に白く撮りたい場合は黒っぽいところでシャッター半押しし白いところで切りますこの方法はとても素早く露出をコントロールし撮ることができるものです特にコンパクトデジタルカメラに適しています実験 : 100 円ショップなどで黒い紙と白い紙が入った用紙を購入します最初は白い紙だけでシャッターを切ってみてください次に黒い紙だけでシャッターを切りますどうですか? どちらもグレーになっていませんか? 次に上の図のように白い紙の上で半押しし黒い紙の上でシャッターを切ってみてくださいどうですか? より黒く写りませんか? ( 注意 : それぞれの紙はフレーミングいっぱいになるようにしてください紙を置いた机などが入ってしまいますと露出も変わってしまいます ) この応用ですが女性の肌をより白く撮りたい場合黒い髪の部分でシャッター半押したまま顔全体をフレーミングしシャッターを切りますより白い美人に写りますこの撮影テクニックで注意したいところは半押しすることによって露出とピント ( フォーカス ) が合いますできるだけ写そうとしているものと露出をコントロールするものが同じような距離にあるもの選びましょう 24

ルの量黒を起こしている露出補正を使った撮影簡単露出調整テクニック補正スケールヒストグラム MENU から露出補正を出しますカメラによっては ± のキー ( ボタン ) がありますそのボタンを押すと図のようなスケールが出てきます EV と書かれたスケールを十字キーで 1 回押すごとに 1/3 絞り分 ( 孔 ) の明るさが変わりますこの場合リアルタイム

5 ルの量黒を起こしている露出補正を使った撮影簡単露出調整テクニック補正スケールヒストグラム MENU から露出補正を出しますカメラによっては ± のキー ( ボタン ) がありますそのボタンを押すと図のようなスケールが出てきます EV と書かれたスケールを十字キーで 1 回押すごとに 1/3 絞り分 ( 孔 ) の明るさが変わりますこの場合リアルタイムヒストグラムを出しておいて補正するとグラフの山が液晶モニターの色濃度に比例して変わりますコツはヒストグラムの山が左側にも右側にも外れないようにすることです左の図は少し暗めにしていますので左側に寄っているのが分かりますね ±( 露出補正 ) ボタンがあるカメラが便利です直ぐに明るさを調整することができるからですハイエンドコンパクトや一眼レフではほとんどこちらの方法で露出しますまた撮影する被写体 ( 写そうとするもの ) がしっかり落ち着いてできるものであればオートやプログラムを外してマニュアル ( 絞りとシャッタースピードなどを自分で決める ) で撮影できるようになると尚一層個性的な写真が撮れるようになりますマニュアルにすると上の図のような補正は必要なくなりますオートやプログラムに設定したときだけ使われる補正ですコンパクトデジタルカメラはほとんどがオートかプログラムでできていますので前ページとこの補正の仕方が分かれば露出補正ができたようなものですヒストグラムの読み方白飛びを起こしているピつぶれ濃い部分が多い明るい部分が少ないクセ左は黒く右は白い両サイドから外れると黒つぶれ白飛びになっているのが分かる山の高さは写した写真の内容で黒っぽいピクセルが多いなどトーンの分布図ともいえる慣れるとこれによって露出を決めることができるようになるカメラで撮影したものが最終の場合 ( これでプリント依頼する ) はできるだけカメラで撮影した写真が適度な明るさになっていることが望ましいですまたフォトレタッチで完成させるという場合はほんの少し暗めに露出します何故ならデジタルカメラで撮影した写真は白飛びになるとデータがない状態となりますつまり白側が苦手なのです 25

光と反射の話光源は太陽と人口光だけですそれ以外は反射していきた光によって見えていますその素材や角度などによって反射してくる光の量 ( 反射率 ) が違います太陽人工光反射は物体の色や素材などによって反射する比率が違いますこれを反射率と呼んでいます

青色 50~5 灰色 ( グレー ) 60~20 外壁板張り ( 新 ) 40~50 黒 4 材料によって表面が違うため光が拡散されたり強く反射したり吸収されたりします材料には色彩がある場合が多くその色によっても反射率が違います反射率と露出この章で

液晶モニターで明るさヒストグラムで露出を見て 3. どのくらい明るく ( 暗く ) した方がよいかと考えて 4.

6 光と反射の話光源は太陽と人口光だけですそれ以外は反射していきた光によって見えていますその素材や角度などによって反射してくる光の量 ( 反射率 ) が違います太陽人工光反射は物体の色や素材などによって反射する比率が違いますこれを反射率と呼んでいます反射の比率を表した表が以下です材料反射率 (%) 鏡 93 すりガラス 30~40 白色ペイント 70~85 白い紙 30~91 黒い紙 1~10 白いシャツ 40~70 色彩反射率 (%) 白 80~70 黄色 70~30 赤色 35~10 緑色 60~12 青色 50~5 灰色 ( グレー ) 60~20 外壁板張り ( 新 ) 40~50 黒 4 材料によって表面が違うため光が拡散されたり強く反射したり吸収されたりします材料には色彩がある場合が多くその色によっても反射率が違います反射率と露出この章でカメラの露出計のお話をしましたカメラの露出計は一定ですがこの反射率や光の強さなどにも左右されますいやー難しいですねとおっしゃるかもしれませんがそこはデジタルカメラのすごいところ 1. まずはだいたいのところで撮影してみる 2. 液晶モニターで明るさヒストグラムで露出を見て 3. どのくらい明るく ( 暗く ) した方がよいかと考えて 4. 撮り直しする前のテスト撮影した画像は消去するこれで完璧です難しいことはもっともっと上手くなりたい人だけの世界です注意 : この +- 補正をした後でカメラは ±0 には戻してくれないので戻し忘れのないようにしてくださいりんごはなぜ赤いの? それはね赤以外の色を吸収し赤色だけを反射するからなんだよ! 不思議だね私たちは色や濃度を無意識に見ているけどこうして見てみると写真の原理が分かってくるようだね 26 資料 : 畠山高

ホワイトバランスをセットするホワイトバランス [ テキスト P 50 ] ホワイトバランスは白を出すための機能と前述しましたこれはフィルムカメラではあまり意識しなくてもよい機能でしたデジタルカメラでは色々な設定ができるのでこのホワイトバランスを ( 色温度 ) を意識した撮影をしてみましょう最初はカメラ任せのオートでも結構ですが慣れてきたらできるだけオートを外して

もっとも好ましい画像を残しましょうフォトレタッチで補正フォトレタッチで仕上げる場合は上記のカメラ設定した以外に微調整ができます大幅に調整すると画像が粗くなってしまいます写真画質を除外するのであれば面白く画像を変えることができます一眼レフなどの RAW 設定 RAW 画像で撮影する場合はこのホワイトバランスが大幅に違ったものでも RAW 現像でほぼ完璧に戻すことができますし

7 ホワイトバランスをセットするホワイトバランス [ テキスト P 50 ] ホワイトバランスは白を出すための機能と前述しましたこれはフィルムカメラではあまり意識しなくてもよい機能でしたデジタルカメラでは色々な設定ができるのでこのホワイトバランスを ( 色温度 ) を意識した撮影をしてみましょう最初はカメラ任せのオートでも結構ですが慣れてきたらできるだけオートを外して太陽光蛍光灯などにセットして撮影してみてくださいカメラで設定カメラで撮影後フォトレタッチをしないという場合はカメラ側でしっかりホワイトバランスしておく必要がありますカメラ任せで上手く行く場合とそうでないときがありますオートで上手くいかなければ晴れていれば太陽光 ( 晴天 ) 曇っていたら曇天などに変えて撮影しましょう撮影後は必ず画像確認しもっとも好ましい画像を残しましょうフォトレタッチで補正フォトレタッチで仕上げる場合は上記のカメラ設定した以外に微調整ができます大幅に調整すると画像が粗くなってしまいます写真画質を除外するのであれば面白く画像を変えることができます一眼レフなどの RAW 設定 RAW 画像で撮影する場合はこのホワイトバランスが大幅に違ったものでも RAW 現像でほぼ完璧に戻すことができますし画像が粗くなることも少なくて済みますそれでも撮影の時点でしっかり撮っている方が好ましいのは言うまでもありませんその分フォーカスと露出に神経を使いましょうホワイトバランスでもっとも意識する被写体人物を撮影する場合は人の顔や肌色に合わせます合わせるには露出とホワイトバランスが大切です露出は明るめホワイトバランスは状況に応じた設定晴天下では太陽光 ( 晴天 ) とかオートとかこの場合光の方向と顔にできる影にも気をつけましょう私は必ずテスト撮影してから本番撮影しています人物撮影については詳しく後述します夜景の撮影ではホワイトバランスにもっとも大きく影響します特に蛍光灯下ではグリーンの色被りが起き撮影の段階では補正ができないことが多くありますこのような色被りはレタッチソフトで簡単に補正することができますカメラでの設定はシーンモードの夜景などがある機種ではそちらをセレクトします温もりのある色にするにはあえてホワイトバランスを太陽光 ( 晴天 ) モードにすると少し赤味が戻ります 27

8 ホワイトバランスをコントロールするホワイトバランスオートホワイトバランス [ テキスト P 62 ] 本来ホワイトバランスは白を出すためのものですがイメージ写真や夕景などの場合は違いますこの場合イメージの赤色になって欲しかったのですが赤味を取り省かれてしまいましたホワイトバランスをオートにしているとより白に近づけようとする補正が働き変な色になってしまいました場合によってはこのホワイトバランスを使わないまたはこれを逆に利用するという考え方にします夕景 2800~3500K の色温度ですこの写真はホワイトバランス晴天モードにして撮影したものです夕景の色温度を 3500K と考えると晴天の色温度は 5300K で逆に色温度を上げることによって赤味を増したことになります太陽の近くの雲は赤く上空の薄い雲は朱色になっていますホワイトバランス晴天この写真はホワイトバランス曇天モードにして撮影したものです色温度は 6000K で晴天モードよりも色温度が高いためより一層赤味を増していますよく見ると上空の薄い雲も赤くなっているのが分かりますホワイトバランス曇天この写真はホワイトバランスに関係なくレンズの前にレッドエンハンスドフィルターを装着して撮影したものですフィルムカメラで条件があまり良くないときなどに赤味を助長させるためのフィルターとして使っているものです赤が全体に入り過ぎグラデーションがなく曇天モードに近い色ながら赤味をつけ過ぎた感じがしますレッドエンハンスドフィルター 28

9 プレ設定に逆らうと色温度設定 ( プレ設定 ) プレ設定色温度効果日陰 7500K かなり青みを帯びる蛍光灯 ( 昼光色 ) 6500K 明るいやや青みの色合い曇天 ( 曇り ) 6000K やや青みがかかる太陽光晴天 5500K 太陽の光を受けて平均的な色合いになるフラッシュ 5000K 平均的な色あいになる蛍光灯 ( 昼白色 ) 5000K 太陽光のような色合い蛍光灯 ( 白色 ) 4200K ほんの少し赤みがある色合い蛍光灯 ( 温白色 ) 3500K やや赤色を帯びた色合い電球 3000K 赤色を帯びる蛍光灯 ( 電球色 ) 2800K かなり赤みを帯びた色合い左の表は各カメラに予め設定されているホワイトバランス ( 色温度 ) でひとつの目安として設定している朝夕の赤い太陽を撮影しようとしてホワイトバランスをオートにすると赤みがなくなってしまうそんなときは意図的に赤み ( 色温度が低い ) 側から青み側 ( 色温度が高い ) の設定 ( 晴天や曇天など ) で撮るとより一層赤みを増した写真を撮ることができるろうそく 2000K かなり赤味を帯びるオート PC が適正な色に補正上記の表からこのホワイトバランスモードを設定すると白色が白くなるということこの WB( ホワイトバランス ) を応用して朝夕の太陽が射光線のときは赤みを帯びて美しいものそれは色温度が 3000~3500 なのでそれよりも色温度を上げるとより一層赤くなるつまり色温度を高くすると赤みを増すことになる逆に蛍光灯 ( 昼白色 ) 5000K の状況下で色温度を電球 ( 3000K) で撮ると青みを増すことになるまた夜の赤提灯を撮るとき夜景モードやオート WB だと情緒がなくなってしまうが太陽光 WB で撮ると赤提灯らしい赤みを帯びた写真になる色温度 WB( 白色補正 ) 10000K 決められた色温度で撮ると白は白くなる晴天時に太陽光 WB で撮るプレ設定に準じて撮ると 6000k 決められた色温度より低くすると青みを増す晴天時に電球 WB で撮るプレ設定に準じて撮ると 3000K 3500K 決められた色温度よりも高くすると赤みを増す晴天時に日陰 WB で撮る資料 : 畠山高 29

10 写真も構図で決まる写真の上手さは構図で決まる [ テキスト P ] 写真もと書いたのは絵画や映画書道に生花音楽やスポーツにいたるまでこの構図によって創られています写真は簡単にシャッターボタンを押すと何か撮れますでも上手い写真にはちゃんとした理由があるんですそれはバランスとリズムの関係ですゴルフの選手がバランスの悪いスイングでは遠くに飛ばすことができません絵画も写真についてもバランスの悪い絵はずーと観ていることができないのですではどうしたら簡単にバランスの良い写真が撮れるのでしょうか? 一概には言えない深さがあるのですがもっとも分かりやすいのはメリハリをつけることですつまり主役と脇役の配分をすることですそれができるようになったら背景の整理ができるようになりましょうもうここまできたら只者ではありませんよこの画像はムラサキヤシオという花をまとめたものですが植生上木々に囲まれ鮮明に主役を主張することができなかった写真です背景が青空だったのに残念ですなんとか頑張って背景の青空にアップで撮りたかったものですこの写真を活かすには花一輪か二輪かでまとめた方がいいということが分かりますじっと見てみると息苦しさを感じますこちらの画像は同じ種類の花ですがまとまったものを木と合わせて画面配分したものです配分の先に奥行きがあり余裕を感じる写真ですこちらの写真は画面を整理したものです花の顔の向いた方に少し大めの空間を作りやや左側から右下を花が見るような画面の構成です背景のボケも非常に効果的で花だけに目がいきますこれはマクロ撮影と言って小さな花に近接 ( 接写 ) して撮ったものです花を撮影するときのポイントは雌しべにピントを合わせることですこの花はキバナミヤマオダマキという山に咲く花です 30

C-300ZOOM 取扱説明書

C-300ZOOM 取扱説明書画像のクォリティとサイズを変える ( 画質モード ) 撮影する画像の画質を設定しますプリント用パソコンでの加工用ホームページ用など用途に合わせて画質モードをお選びください設定可能なモードや記録サイズまたカードへの記録可能枚数については次頁の表をご参照ください数値は目安です静止画の画質設定画質モード特徴画質 TIFF 最高画質モードです非圧縮データとして保存されるのでプリントやパソコンで画像を加工する際に最適です