目次 2 1) 牛体温監視システム開発背景 2) システム利用イメージ 3) システム全体構想 4) 牛体温監視システムのポイント 5) 牛体温監視システム機器構成 6) スマートフォンで るユーザポータル画面通知メール要観察牛リスト / 在籍牛リスト / 牛舎 牛房リスト画面遷移在籍牛リスト グラ

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1 牛体温監視システム ご紹介 ICT 技術を活用した牛の健康管理

2 目次 2 1) 牛体温監視システム開発背景 2) システム利用イメージ 3) システム全体構想 4) 牛体温監視システムのポイント 5) 牛体温監視システム機器構成 6) スマートフォンで るユーザポータル画面通知メール要観察牛リスト / 在籍牛リスト / 牛舎 牛房リスト画面遷移在籍牛リスト グラフ表示畜舎概況在籍牛個別計測データ詳細画面横表示期間指定表示 / グラフ比較表示在籍牛個別計測データ詳細画面縦表示メモ機能 / 発熱や分娩時のルーメン温の変化 7) システム導 構成 ( 例 ) 8) 費用について 9) ご利用について X) 問合せ先

3 1) 牛体温監視システム開発背景 年 年 2 富士通 Akisai( 秋彩 ) の畜産業向け牛歩 SaaS 牛 産管理 SaaS 経営管理 SaaSのご紹介のために近畿 2 府 4 県の畜産農家様を新規訪問いたしました 2013 年 3 牛プロジェクト始動 現場からの問題点として M 牧場様 ( 兵庫県 ) 牛の死亡 疾病による年間医療費が多く 産費負担になる為体温を自動測定し変化を通知できるシステムが出来ないか? 用牛 1500 頭を超える規模で が直腸温測定を うのにはかなりの労 を費やしていて困っている N 牧場様 ( 奈良県 ) 牛歩 ( 万歩計 ) 利用でも 微弱発情により判断できない牛もあり体温変化により発情発 も出来るのでは? 肥育農家 ( 用牛 ) 向けに 市場で購 直後の素牛 (6 か ) から成牛まで 期 (3 年 ) の牛の体温を常時自動測定し 体温の異常変化を通知する早期発病発 システムとして開発を い疾病対策とすることで肥育における治療費のコストダウンを図り 経営効率化の 援を う このシステムをクラウドサービスとして提供し データを確実に保全し最新の環境下で利用して頂く事を目的とする その後 繁殖農家 酪農家の発情発 にも応用して利用用途を広げる

4 2) システム利用イメージ 4 Microsoft Azure クラウド 維持 運営 牛舎 牛個体温度 DB 無線温度センサ 測定データを 5 分毎にデータベースに蓄積 畜産農家 通報メール グラフ表示 自動測定温度を無線送信 終端受信装置 (GW) アンテナ受信装置 中継装置 体温変化に伴う通報で対象牛の確認

5 3) システム全体構想 5 牛の胃 ( 第 胃 : ルーメン ) の中に無線温度センサーを留置し 内部温度を 5 分毎に測定 胃内部から無線送信された温度データは牛舎内アンテナ受信装置 中継装置を経由 終端受信装置からインターネットを経由して クラウド上のデータセンターに送信 & 蓄積する 収集データから機械学習の分析により個体毎の体温変化を監視し 低温 高温のある個体情報をメールにより通知する また クラウドサービスにより農家では体温状況をパソコン スマートフォン タブレットでどこにいても確認が出来る 異常な体温変化や給 回数を確認し 早期に疾病対策として獣医に診察を依頼することにより 農家経営効率化の 援を う の中で体温を て 波を発 します

6 4) 牛体温監視システムのポイント 6 手間要らずな自動検温システム! 〇牛の第 胃内の無線温度センサ装置から送信された温度データを 5 分毎にクラウドの個体別データベースに蓄積します〇牛の第 胃への投 後は出荷までメンテナンスフリーで自動検温〇体温変化をグラフで確認できます 出先でもスマホで確認〇急な発熱検知をメールで通報します 早期疾病対策が えます〇早期発 & 対策により治療費のコスト削減ができます〇直腸温検温にかかる労 の削減ができます 牛個体毎の健康状態を 目で把握! 〇個体毎の基本情報 血統 牛舎 牛房 ( 分場場所 ) を 元管理します〇個体毎に 1 年間の体温変化 ( 四季の変化 ) を保存 年間の環境変化による体温変動の確認にご利用いただけます 畜産農家経営を安定させコストを減少! 〇牛の資産を維持する事で収益の増加につながる 牛から成牛の肥育での病気 死亡を減少させる〇クラウドシステムの利用により導 運用費用を平均化 ( 額利用料 ) 〇 NOSAI の家畜共済掛 も事故率低下により共済掛率が下がり共済掛 のコストダウンに貢献します

7 5) 牛体温監視システム機器構成 7 終端受信装置 中継装置 無線温度センサ アンテナ受信装置 XYZ3 軸アンテナ

8 5) 牛体温監視システム 機器構成無線温度センサ 8 さ :111.0 mm 直径 : mm 重量 :127 g 伝播距離 : 15 m 電池寿命 : 約 5 6 年 ( 再利用不可 )

9 5) 牛体温監視システム 機器構成 XYZ3 軸アンテナ 9 1 波 が非常に い微弱無線の電波受信では偏波の影響をうけます そのため XY 方向の電波にはフェライトコイル Z 方向にはループアンテナをそれぞれ用意する事で様々な方向からの受信性能をもっています サイズ :180.0 mm x mm x 40.0 mm 重量 :450 g

10 5) 牛体温監視システム 機器構成アンテナ受信装置 10 XYZ3 軸アンテナの各々で無線温度センサの電波を受信し以降は 920MHz の特定 電 無線で中継します アンテナ受信装置 1 台には最大 4 機の XYZ3 軸アンテナを接続することが可能で無線温度センサ 50 台分を収容します サイズ :180.0 mm x mm x 45.0 mm 重量 :820 g(ac アダプタ含む )

11 5) 牛体温監視システム 機器構成中継装置 11 最大 8 ホップまでの中継が可能 半径 100m 以内での設置は 3 台終端受信装置 1 台につき 60 台設置可能です サイズ :180.0 mm x mm x 45.0 mm 重量 :460 g(ac アダプタ含む )

12 5) 牛体温監視システム 機器構成終端受信装置 12 1 台の終端受信装置を 1 ユニットとし 半径 2Km の範囲内の牛 2,000 頭を管理可能 中継装置 アンテナ受信装置を 元管理し 温度データをクラウドへ送信します サイズ :180.0 mm x mm x 45.0 mm 重量 :550 g(ac アダプタ含む )

13 6) スマートフォンで るユーザポータル画面 13 システムからのお知らせが表示されますログイン直後や他の機能画面から戻る際にも このポータル画面が表示されるため情報を 逃すことがありません お知らせには以下の項目があり ポータル画面に表示されます 1) 要観察の牛がいます 2) 分娩予定日の近い牛がいます 3) 移動完了 の済んでいない牛がいます 4) 開始指示が済んでいない牛がいます 5) 牛と関連付けが済んでいないセンサがあります 要観察の牛に関する情報はポータル画面にお知らせとして表示し登録されたメールアドレスにメールにて通知が われています

14 6) スマートフォンで る通知メール 14 ルーメン温が高い状態が続いていますルーメン温が低い状態が続いています : 普段のルーメン温と異なる高い状態や低い状態が継続している場合に通知します疾病 発情時の体温上昇 分娩前の体温低下の判断に有効な通知です 発熱を検知しました : 発情に伴う体温上昇とは異なる著しく高い体温を検知した場合に通知します この通知が到着するまでに対処しておくことが望ましい 低体温を検知しました : 過去の平均体温と比較し 低体温とみなす体温が継続している場合に通知します 外気温センサが欠測しています : 外気温センサからのデータを受信できなくなった場合に通知します概ね 設置から 5 6 年で電池交換が必要となります 発情の兆候があります ( 追加予定機能 ) : 前日の低体温と発情ステージに伴う体温上昇を検知し通知します 分娩の兆候があります ( 追加予定機能 ) : 分娩予定牛で分娩に伴う体温低下を検知し通知します

15 6) スマートフォンで る要観察牛リスト / 在籍牛リスト牛舎 牛房リスト画面遷移 15 ポータル画面でタブを選択し 覧から在籍牛を選択すると個別状態画面が表示されます

16 6) スマートフォンで る在籍牛リスト グラフ表示 16 在籍牛を選択する際に 覧表示と切り替えてルーメン温のグラフ表示にすることで 24 時間の動きを て選択できます

17 6) スマートフォンで る畜舎概況 17 畜舎全体を予測体温と給 回数により俯瞰し グラフからいずれかの要素 ( 体温 給 回数 ) を選ぶとその要素に該当する在籍牛の 覧が表示され 覧から在籍牛を選択すると個別状態画面が表示されます

18 6) スマートフォンで る在籍牛個別計測データ詳細横表示 18 在籍牛 1 頭毎の詳細な体温や給 の状況を表示する画面です 最初に表示される画面では当日の現在までの体温と給 回数をグラフで表示します 給 回数はルーメン温の急激に下がった点を給 点としています ( 実際にはその少し前で給 しています ) 予測体温はルーメン温からクラウド AI の機械学習により 予測体温に換算してグラフ表示しています 当日以前の日付を指定し表示する 日付指定表示 期間を指定して表示する 期間指定表示 が出来 さらに 1 週間分のデータを重ね グラフ比較表示 など 当日から遡って状態変化を確認できます

19 6) スマートフォンで る期間指定表示 / グラフ比較表示 19 期間指定表示 期間を指定して温度変化を表示するため 時系列変化のタイミングを捉えることが出来るので発情発 だけでなく 疾病による発熱の始まった時期や治療によって発熱の収束するまでにかかった時間などを確認することが容易になります 指定可能期間は最 で 31 日間としています グラフ比較表示 最大 1 週間の範囲で日々の温度変化を重ね合せたグラフ表示が出来ます このグラフでは給餌や給 による体温変化から給餌の時間が 定であるか 現在の体温は普段と比較してその程度違っているかなど 牛個体毎の日々の変化を捉える際に威 を発揮します

20 6) スマートフォンで る在籍牛個別計測データ詳細縦表示 20 注目! 胃の中で常時計測することで 体温計では分からない給 回数がわかる 単に給 であっても ルーメン温が大きく変化する量の給 であったか そうでなかったかを判断できます 近年 酷暑が続く日が増え 暑さに弱い牛の為に 暑熱対策 を実施される農家さんも多いです しかし 個体毎にどの程度給 しているかの確認は難しく 給 回数の分かる胃診電信によりしっかり給 しているか 目瞭然です また 3 日平均 7 日平均の給 回数から体調の変化を捉える際の参考にしていただけます 注目!! 胃の中で常時計測することで 体温計では分からないルーメン温の上昇がわかる ルーメン温を変化させる要素で大きなものは給餌と給 です ルーメン温を上昇させる給餌ですが 牛房で群飼いしている場合など 実際にしっかりと餌を摂っているかの判断は難しいところがあります 牛群内での低ランクの牛の場合は自然とルーメン温の上昇が さい傾向が られます 群飼いの配置替えの際の参考としてもお使いいただけます

21 6) スマートフォンで るメモ機能 21 牛舎の柱にチョークで書いていたメモ書きをシステムに取り込むと情報の共有に繋がりさらに有用なデータになりました

22 ６ スマートフォンで る 発熱や分娩時のルーメン温の変化 22 発熱時のルーメン温 発熱を伴う疾病に罹患した場合 外 で判断出来る 動変化 滞 など が出現するより以前にルーメン温の上昇がみられます そのため 日々の牛舎での 回りでは 落とす 判断出来ない 可能性のある発熱を 検知可能 このケースでは抗 剤の投与により 回復しました 分娩時のルーメン温 １産目で分娩予定日を８日過ぎての分娩でした 胃診電信での検知は第 破 の２０時２１分の１４時間前 娩出は２２時４０分で無事誕 分娩２日前 分娩１日前 分娩当日 分娩後

23 7) システム導 構成 ( 例 ) 23 装置の構成 無線温度センサから無線で牛舎からのデータを管理棟にある終端受信装置を経由しクラウドへ送信する構成とする (100 頭の監視を想定 ) 無線温度センサ 100 個 アンテナ受信装置 2 3 台 中継装置 終端受信装置 1 2 台 1 台 5 分毎に温度の計測を ない そのタイミングでデータ発信する この例では 100 頭の牛のルーメン内に投 する 無線温度センサからの温度データを受信し 中継装置からの収集を待つ 牛舎 牛房の位置により 1 台で 50 頭までの処理が可能 通信範囲内にあるアンテナ受信装置から 温度データを収集し終端受信装置からの収集を待つ ( 設置位置により多段構成も可能 ) 中継装置から牛の温度データを収集し 都度でクラウドへ送信するゲートウェイの機能を持つ 最大 2000 頭まで処理が可能 動作期間 無線温度センサは 5 分に 1 回計測 送信を ない 5 6 年間の動作をする 素牛 (6 か 齢 ) から対象とする 肥育期間は 28 か 程度育てられるため 動作期間 3 年を考慮

24 8) 費用について 24 初期導 費用 ( 括 払い ) アンテナ受信装置 +XYZ3 軸アンテナ 中継装置 終端受信装置 専用投与器 クラウド利用環境設定費 上記の装置構成は 牛舎内の設置環境により別途お 積いたします ( 初期導 装置 + 設置 事 ) 法 様に関してはリース契約も可能です ( お客様のお取引リース会社様でご契約いただけます ) クラウド利用料 ( 額 払い ) クラウドシステム利用による 額契約 (1 頭あたり単価 利用頭数で契約 ) 々の 牛購 の増頭数の場合 ( 購 の翌 より追加し在籍頭数分の請求となります ) 々の出荷販売の減頭数の場合 ( 出荷 の前 までの在籍頭数分の請求となります ) 無線温度センサは無償提供 (24か のご利用期間とし 期間内での解約の場合は解約 が発 ) その他 インターネットを経由してクラウドへの送信が通信環境により利用出来ない場合があります インターネット通信回線費用 ( 機器 通信費等 ) はお客様のご負担となります 牛の個体情報のマスタ登録作業はお客様の作業となります (csv 形式での 括登録可能 ) アンテナ受信装置から終端受信装置までの無線通信には市販の無線機器はご利用になれません 実際の牛舎等環境を確認させていただいた上で 弊社の推奨構成装置をご提案致します

25 9) ご利用について 25 平成 30 年 1 より販売開始 無線温度センサ アンテナ受信装置 中継装置 終端受信装置は受注 産いたします 動物用医療機器製造販売業( 般 )[ 29 製販療 Ⅲ 第 138 号 ] 動物用医療機器製造業( 般 ) [ 29 製造療第 561 号 ] 動物用医療機器( 般 ) 届出番号 [ 29 動薬第 3278 号 ] は当社の登録商標第 号です システム機能強化と牛の 期 体試験継続実施を ってます ご利用開始までの手順 商談受付牧場 ( 牛舎 ) 設置下 初期導 装置の試算初期導 装置のお 積提出ご成約 ( 注文書 ) 初期導 装置の設置クラウド利用契約書クラウドシステム設定無線温度センサ納 牛にセンサ投 利用開始

26 X) お問合せ先 大阪市 区南堀江 4 丁目 25 番 15 号 TEL : ( 直通 ) ( 携帯 ) ビジネス統括部牛プロジェクトチーム 島 駒井 右原 武内