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1 日本産業保健師会 2013 年度第 2 回研修会 第 12 次労働災害防止計画と 産業保健師への期待 平成 25 年 9 月 2 日 厚生労働省労働基準局安全衛生部労働衛生課主査穴見翠

2 トピックス 第 12 次労働災害防止計画 労働衛生の現状 メンタルヘルス対策について 治療と職業生活の両立支援について 健康診断等の取組みの一体的 効率的促進 産業保健活動への支援 産業保健分野に従事する保健師への期待

3 第 12 次労働災害防止計画

4 労働災害防止計画とは 労働災害を防止するために国が取り組む事項をまとめた中期計画 労働安全衛生法 ( 第 6 条 ) 厚生労働大臣は 労働政策審議会の意見をきいて 労働災害の防止のための主要な対策に関する事項その他労働災害の防止に関し重要な事項を定めた計画 ( 労働災害防止計画 ) を策定しなければならない 昭和 33 年に第 1 次計画が策定されて以降 5 年ごとに策定 第 12 次労働災害防止計画は平成 25 年 2 月 25 日付けで策定し 3 月 8 日に公示 ( 計画期間は平成 25 年 4 月 ~ 平成 30 年 3 月 ) 平成 24 年 6 月 ~ 平成 25 年 1 月にかけて労働政策審議会安全衛生分科会で議論し 平成 25 年 2 月 14 日に諮問 翌 15 日に答申 3

5 第 12 労働災害防止計画策定にあたっての考え方 社会 経済情勢の変化を踏まえて 選択と集中による対策の重点化 ( 絞り込み ) を図る これまでの計画で掲げてきた全体の目標に加え 新たに重点対策ごとの数値目標を設定重点対策ごとの数値目標を設定することで 目指すべき目標の明確化を図る 行政だけでなく 労働災害防止団体 業界団体 専門家 研究機関等 様々なリソースとの連携 活用により 対策の効率性 実効性を向上させる 事業者責任だけでなく 発注者 製造者等のより上流での取組を強化する 4

6 死傷者数および死亡者数(人)< 現状 > 労働災害発生件数の推移 労働災害は長期的には減少傾向にあるが 平成 21 年を底に 2 年連続増加 平成 24 年も前年比増が見込まれ 3 年連続増加が確実 400, , , , , , , , , , , , , ,240 休業 4 日以上の死傷者数 ( 人 ) 250, , , , , , ,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2, , ,725 3, ,302 3,326 3, , , , , ,635 2, ,953 2,318 2, , , , , , ,550 2, , , ,900 2,245 2, , ,316 2,414 2, , ,726 2,078 1, , , 元 昭和 平成 , , , , , ,918 1, ,750 1, , , ,378 1, , , ,356 1, ,291 1, , , , , ,958 1, ,576 1,093 ( 年 ) 重大災害の発生件数(件)出典 : 労災保険給付データ ( 労災非適用事業を含む ) 労働者死傷病報告 重大災害報告 死亡災害報告より作成 平成 23 年は 東日本大震災を直接の原因とする災害を除く

7 業種別の死傷災害 死亡災害の推移 第三次産業で死傷災害が増加 ( 特に社会福祉施設で大幅増 ) 業種 平成 14 年 平成 19 年 平成 20 年 平成 21 年 平成 22 年 平成 23 年 災害増減率 建設業 26,299 20,764 19,280 16,268 16,143 16, % 製造業 38,323 36,196 34,464 27,995 28,643 28, % 第三次産業 43,053 50,076 51,099 48,172 49,320 50, % 小売業 12,187 12,453 12,657 11,914 12,329 12, % 社会福祉施設 2,411 4,338 4,829 5,065 5,533 5, % 飲食店 3,725 4,055 4,055 4,015 4,021 4, % 陸上貨物運送事業 15,319 15,579 15,443 13,233 13,815 13, % 全業種合計 132, , , , , , % ( 出典 : 労働者死傷病報告 ( 平成 23 年の死傷者数は東日本大震災関連を除いた数 )) 災害増減率は 平成 14 年と比較した平成 23 年の増減率 死亡災害の半数は建設業 製造業で発生 業種 平成 14 年 平成 19 年 平成 20 年 平成 21 年平成 22 年 平成 23 年 災害増減率 建設業 607 (37%) 461(34%) 430 (34%) 371 (35%) 365 (31%) 342(33%) -43.7% 製造業 275 (17%) 264 (19%) 260 (21%) 186 (17%) 211 (18%) 182(18%) -33.8% 全業種合計 1,658 1,357 1,268 1,075 1,195 1, % ( 出典 : 死亡災害報告 ( 平成 23 年の死傷者数は東日本大震災関連を除いた数 )) 6

8 計画の背景 ( 社会情勢の変化 ) 第三次産業の労働者数の増大と労働災害の変化 産業構造の変化 ( 第三次産業の雇用者数の増大 ) や 製造業 建設業における安全衛生活動の充実により 製造業 建設業の災害が減少し 労働災害に占める第三次産業の割合が増大 健康対策では メンタルヘルス不調 過重労働による健康障害 受動喫煙 介護作業における腰痛などの対策の重要性が増大 67% 74% 死亡災害は 依然として半数以上が製造業と建設業で発生 64% 61% 56% 58% 第三次産業の割合増加 業種別構成はほぼ変わらず 7

9 計画の背景 ( 社会情勢の変化 ) リーマンショック後の経済減速の影響 リーマンショック ( 平成 20 年 9 月 ) 平成 21 年の労働災害件数大幅減 以降 3 年連続増 130, , , ,000 東日本大震災の復旧 復興工事の本格化と災害の増加 150, ,000 ( 単位 : 人 ) 労働災害による死傷者数の近年の推移 3 年連続増加 平成 11 年平成 12 年平成 13 年平成 14 年平成 15 年平成 16 年平成 17 年平成 18 年平成 19 年平成 20 年平成 21 年平成 22 年平成 23 年平成 24 年 長期的な建設需要の減少による技能労働者の減 東日本大震災後の建設需要の急増 建設業の死傷者数の推移 全国的な人材不足等により人材の質の維持や現場管理に支障 労働災害発生リスクの高まり ( 減少を続けてきた建設業の労働災害は東日本大震災が発生した平成 23 年以降は増加に転じている ) 23 年以降増加 平成 11 年平成 12 年平成 13 年平成 14 年平成 15 年平成 16 年平成 17 年平成 18 年平成 19 年平成 20 年平成 21 年平成 22 年平成 23 年平成 24 年 8

10 計画の背景 ( 社会情勢の変化 ) 非正規労働者等の増加と外部委託の広がり 非正規割合の増加 1 非正規労働者割合の急増 非正規労働者の 8 割以上が第三次産業に集中 現行の労働安全衛生法令が労働現場の実態にあったものとなっているか改めて点検する必要 2 障害者雇用の進展 障害者の心身の条件に応じた適正配置 障害の種類及び程度に応じた適切な安全衛生対策 障害者の法定雇用率引上げ (H25.4.1) により 更に増加見込み 3 外部委託が様々な業種に拡大 請負に伴い事業者間の責任分担が曖昧になること 請負事業者の権限だけでは十分な対策を講じることが困難となること 複数事業者の作業が同一の場で行われることによる災害の発生 などを防ぐため 発注者が担うべき責任のあり方を改めて検討 9

11 計画の背景 ( 社会情勢の変化 ) 高年齢労働者の増加と災害の増加 65 歳以上の高齢者人口は 過去 20 年間でほぼ倍増 労働災害に被災する高齢者の増加 60 歳以上の労働災害発生率は他の年代に比べて高い 高齢者は基礎疾患保有率も高く 勤務中の急な体調不良により労働災害が発生するリスクも高い 86% 83% 82% 77% 76% 58% 57% 56% 28% 28% 24% 14% 15% 21% 10

12 計画の背景 ( 社会情勢の変化 ) 行政に求められる更なる減量 効率化 行政 行政資源の集中と選択による効率化が必要 労働災害防止団体 業界団体との連携強化 専門家のより積極的な活用など 行政以外のリソースとの有機的連携が必要 社会全体の意識改革の必要性 関係政府機関 専門家 民間団体 労働災害防止団体 労働災害は 誰もが遭遇しうる身近なリスク であるという認識の醸成 安全衛生を巡る問題の可視化 どういう災害がどれだけ起こっているのか 不十分な取組がどのような結果を招くのか それを防ぐために 企業や労働者自身が何をすれば良いのか 業界や企業の安全衛生水準に関する情報 11

13 計画が目指す社会 計画が目指す社会像と全体目標 現状と課題 労働災害による被災者数 ( 平成 23 年 : 震災直接原因分除く ) 死亡者数 :1,024 人 ( 過去最少 ) 死傷者数 :117,958 人 (2 年連続増加 平成 24 年も増加 ) 労働災害は長期的には減少しているが 第三次産業では増加 ( 特に社会福祉施設は過去 10 年で2 倍以上 ) 死亡災害も減少しているが 依然 建設業 製造業で過半数を占め 割合が高い 国や労働災害防止団体などだけでなく 事業者 労働者 発注者 消費者など 全ての関係者が 働くことで生命が脅かされたり 健康が損なわれるようなことは 本来あってはならない という意識を共有し 安全や健康のためのコストは必要不可欠であることを正しく理解し それぞれが責任ある行動を取ることにより 誰もが安心して健康に働くことができる社会 を目指す 計画の目標 労働災害防止団体国 事業者労働者 安全衛生意識の共有 死亡災害の撲滅を目指して 労働災害による死亡者の数を死亡者の数を 15% % 以上減少させること ( 平成 29 年 / 平成 24 年比 ) 労働災害による休業 4 日以上の死傷者の数を 15% % 以上減少させること ( 平成 29 年 / 平成 24 年比 ) 発注者消費者 12

14 12 次防のポイント ポイント 1 重点対策ごとに数値目標を設定 2 第三次産業を最重点業種に位置づけ 3 死亡災害に対し重点を絞った取組を実施 内容 労働災害全体の減少目標に加え 第 12 次の計画では 重点対策ごとに数値目標を設定し 達成状況を踏まえて対策を展開 ( 目標の例 ) 重点業種ごとの数値目標 ( 小売業 20% 減など ) 重点疾病ごとの数値目標 ( メンタルヘルス対策取組率 80% 以上など ) 労働災害が増加し 全体に占める割合が高まっている第三次産業に焦点を当て 特に災害の多い 小売業 社会福祉施設 飲食店 小売業 社会福祉施設 飲食店 に対する集中的取組を実施 依然として死亡災害の半数以上を占める建設業 製造業に対して 墜落 転落災害 機械によるはさまれ 巻き込まれ災害 に重点を当てて取り組む 13

15 第 12 次労働災害防止計画の重点施策 1 労働災害 業務上疾病発生状況の変化に合わせた対策の重点化 労働災害件数を減少させるための重点業種 : 第三次産業 陸上貨物運送事業 重篤度の高い労働災害を減少させるための重点業種 : 建設業 製造業 重点疾病対策 : メンタルヘルス対策 過重労働対策過重労働対策 化学物質による健康障害防止対策化学物質による健康障害防止対策 腰痛対策 熱中症対策熱中症対策 受動喫煙防止対策 業種横断的な取組 : リスクアセスメントの普及 高年齢労働者対策高年齢労働者対策 非正規労働者対策 2 行政 労働災害防止団体 業界団体等の連携 協働による労働災害防止の取組 3 社会 企業 労働者の安全 健康に対する意識改革の促進 4 科学的根拠 国際動向を踏まえた施策推進 5 発注者 製造者 施設等の管理者による取組強化 6 東日本大震災 東京電力福島第一原子力発電所事故を受けた対応 14

16 業種 第 3 次産業 目標 死傷者数の減少小売業 :20% 以上社会福祉 :10% 以上飲食店 :20% 以上 重点業種対策 取組 小売業等の実態に即した安全衛生管理体制の構築を検討 小売業の大規模店舗 多店舗展開企業を重点として労働災害 防止意識を向上 小売業のバックヤードを中心として作業場を安全化 介護施設における腰痛 転倒防止対策を推進 陸上貨物運送事業 建設業 製造業 死傷者数を 10% 以上減少 死亡者数を 20% 以上減少 死亡者数を 5% 以上減少 荷役作業中の労働災害防止を徹底 足場 はしご 屋根等様々な場所からの墜落 転落災害対策 を推進 関係請負人まで安全衛生経費が確実に渡るよう発注者に要請 解体工事での安全の確保 アスベストばく露防止を徹底 機械設備の本質安全化 ( 機械そのものを安全にすること ) により 機械によるはさまれ 巻き込まれ災害を防止

17 重点とする健康確保 職業性疾病対策 メンタルヘルス 過重労働対策 現状と課題 精神障害の労災認定件数は増加 過重労働による脳 心臓疾患の労災認定件数は減少せず 脳 心臓疾患の労災認定件数 対策 目標 メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業場割合を 80% 以上 メンタルヘルス不調予防のための職場改善 管理監督者 労働者への教育 情報提供促進 パワーハラスメント対策の推進 ストレス要因を特定 評価し改善する手法の検討 ストレスチェック等の取組の促進 小規模事業場に対する支援の強化 モデルプログラム作成等による職場復帰支援 目標 週労働時間が60 時間以上の雇用者を 30% 以上減少 健康管理の徹底によるリスク低減 健康診断に基づく事後措置の徹底 働き方 休み方の見直しの推進 休日 休暇の付与 取得の促進 時間外労働の削減を推進 16

18 重点とする健康確保 職業性疾病対策 化学物質による健康障害防止対策 現状と課題 規制対象となっていない化学物質への対策が課題 対策 目標 化学物質製造者による危険有害性 SDSの交付割合を 80% 以上 有害性情報の集約化と 発がん性に着目した有害性評価 規制の加速 リスクアセスメントの実施促進と危険有害性表示 SDS の交付の促進 作業環境管理の徹底と改善 腰痛予防対策 現状と課題対策 腰痛は職業性疾病の 6 割を占め 特に介護施設で深刻 目標 社会福祉施設の休業 4 日以上の死傷者を 10% 以上減少 腰痛予防教育の強化 介護労働者の腰痛予防手法の普及 重量物取扱い業務の腰痛予防に資する規制の導入の検討 17

19 熱中症対策 重点とする健康確保 職業性疾病対策 現状と課題対策 熱中症による災害が増加傾向 目標 熱中症による休業 4 日以上の死傷者を 20% 以上減少 夏季の一定の時期の屋外作業について 必要な措置を義務づけることを検討 熱中症対策製品の機能の評価基準の策定 周知 受動喫煙防止対策 対策 目標 職場で受動喫煙を受けている労働者割合を 15% 以下 教育啓発及び事業者への効果的な支援の実施 禁煙 空間分煙等の措置の徹底 全体 5000 人以上 1000~4999 人 500~999 人 300~499 人 100~299 人 50~99 人 30~49 人 10~29 人 受動喫煙防止対策への取組状況 全面禁煙 空間分煙 18

20 業種横断的な取組 対策 リスクアセスメントの普及促進 導入が遅れている中小規模事業場への導入促進 化学物質 腰痛 熱中症等の労働衛生分野のリスクアセスメントの実施促進 高年齢労働者対策 職場の残存リスクの低減 ( 段差の解消 手すりの設置 必要な照明の確保など ) 身体機能低下を防ぐための運動の促進 基礎疾患等を有する労働者の健康管理 注意喚起 非正規労働者対策 非正規労働者に対する安全衛生活動や労働災害発生状況の実態把握と対策の検討 19

21 行政 災防団体 業界団体等の連携 協働による取組 専門的 技術的な業務に安全衛生分野の専門家が一層活用される仕組みの検討 労働災害防止団体の役割強化と支援 業界団体と連携し協調的に取組を実施 安全衛生管理に関する外部専門機関の育成と活用 産業医や産業保健専門職で構成された産業保健機関の質の向上と活用 安全衛生分野の専門家による専門機関の育成とその活用の仕組みの検討 社会 企業 労働者の安全 健康に対する意識改革の促進 取組が低調な経営トップに対する意識づけ 企業の労働環境水準を評価する指標を開発し 評価の高い企業を積極的に公表 法令違反により重大な労災を繰り返し改善しない企業への対応として 企業名を公表することを含め検討 災害事例等の情報提供の促進 大学教育への安全衛生教育の取り入れ方策の検討 五つ星企業! 20

22 科学的根拠 国際動向を踏まえた施策推進 労働安全衛生総合研究所等との連携による科学的根拠に基づく対策の推進 諸外国の最新の知見 同行を把握し 施策や規制の国際的整合性を担保 発注者 製造者 施設等の管理者による取組強化 発注者等による安全衛生への取組強化 過度に安価な発注により 受注者が安全衛生対策費を計上できなくならないよう 発注者による取組を強化 施設等の管理者が 第三者に施設を使用させる場合の責任の在り方を検討 製造段階での機械の安全対策の強化 製造者等による機械の本質安全化の措置を強化 機械の種類ごとの安全基準 企画を評価する仕組みの構築 機械の重大な欠陥により重篤な労働災害が発生した場合に 労働災害の内容 機械の製造者名を公表し 機械の回収 改善を行う制度を検討 労働者以外の人的 社会的影響を視野に 他省庁との施策の一層の連携 21

23 東日本大震災 東電福島第一原発事故を受けた対応 東日本大震災の復旧 復興工事対策 被災地の復旧復興工事 除染作業などにおける労働災害防止対策の着実な実施 新規就労者への確実な教育実施等 統括安全衛生管理の徹底 原子力発電所事故対策 建設業 製造業 その他 原発事故が発生した場合の体制を定期的に確認 廃炉作業従事者に対する被ばく防止 安全衛生管理の徹底 事故後の緊急作業従事者に対する長期的健康管理対策の着実な実施 除染作業 復旧復興作業従事者の被ばく防止対策の着実な実施 復旧復興工事における労働災害発生状況 墜落 転落はさまれ 巻き込まれ飛来 落下その他 平成 24 年 12 月末まで 計画の実施に向けた取組 中央省庁 都道府県 災防団体 事業者団体 ( 約 240 団体 ) に協力要請 (3 月 ) わかりやすいパンフレット (A5 版 ) を作成し 広く配布 各都道府県労働局において 局ごとに推進計画 ( 局版の 12 次防 ) を作成し 取組を推進 22

24 労働衛生の現状

25 昭和 35 年昭和 40 年昭和 45 年昭和 50 年昭和 55 年昭和 60 年昭和 63 年平成元年平成 5 年平成 6 年平成 7 年平成 8 年平成 9 年平成 10 年平成 11 年平成 12 年平成 13 年平成 14 年平成 15 年平成 16 年平成 17 年平成 18 年平成 19 年平成 20 年平成 21 年平成 22 年平成 23 年平成 24 年 35,000 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 業務上疾病者数の推移 注 ) 5 年間隔 厚生労働省 業務上疾病調

26 業務上疾病者数の推移 14,000 12,000 10,000 業務上疾病全体 年次別業務上疾病者数 平成 24 年 業務上疾病全体 7,743 人 負傷に起因する疾病 5,688 人 物理的因子による疾病 684 人 じん肺およびじん肺合併症 361 人 作業態様に起因する疾病 372 人 8,000 負傷に起因する疾病 6,000 負傷に起因する疾病 4,000 2,000 作業態様に起因する疾病 物理的因子による疾病 じん肺及びじん肺症 0 H 元 厚生労働省 業務上疾病調 じん肺健康管理実施結果調 25

27 一般定期健康診断結果 有所見率の推移 26

28 一般定期健康診断結果 ( 有所見率 H24) % 27

29 脳 心臓疾患の労災補償状況 H11 H11 H11 H11 H12 H12 H12 H12 H13 H13 H13 H13 H14 H14 H14 H14 H15 H15 H15 H15 H16 H16 H16 H16 H17 H17 H17 H17 H18 H18 H18 H18 H19 H19 H19 H19 H20 H20 H20 H20 H21 H21 H21 H21 H22 H22 H22 H22 H23 H23 H23 H23 H24 H24 H24 H24 認定認定認定認定うち死亡うち死亡うち死亡うち死亡 ( 件 )

30 メンタルヘルス対策について

31 精神障害の労災補償状況 業務との間に相当因果関係が認められる疾病については 労働者災害補償保険法に基づき 労災保険給付の対象となる 精神障害についての労災請求件数とその認定件数 ( 発病した精神障害が業務上のものと認められた件数 ) の推移は以下のとおり [ 件 ] 精神障害の労災件数が増加傾向にある 出典 : 厚生労働省労働基準局労災補償部調べ 30

32 自殺者の推移及びその原因 動機 [ 人 ] [%] 平成 24 年 27,858 人 出典 : 警察庁の調査 31

33 自殺者の推移及びその原因 動機 ( 単位 : 人 ) 自殺者数原因 動機特定者 家庭問題 健康問題 自殺の原因 動機経済 勤務問題男女問題生活問題 学校問題 その他 平成 24 年 27,858 20,615 4,089 13,629 5,219 2,472 1, ,535 平成 23 年 30,651 22,581 4,547 14,621 6,406 2,689 1, ,621 平成 22 年 31,690 23,572 4,497 15,802 7,432 2,590 1, ,533 平成 21 年 32,845 24,434 4,117 15,867 8,377 2,528 1, ,613 平成 20 年 32,249 23,490 3,912 15,153 7,404 2,412 1, ,538 出典 : 警察庁の調査 勤務問題を理由とする自殺者約 2,500 人 ( 平成 24 年 ) 32

34 過去 1 年間においてメンタルヘルス不調により連続 1 ヶ月以上休業又は退職した労働者がいる事業所 ( 事業規模別 ) 平成 23 年労働災害防止対策等重点調査 33

35 職業生活でのストレス等の状況 自分の仕事や職業生活に関することで 強い不安 悩み ストレスとなっていると感じる事項がある労働者の割合 [ % ] S 5 7 年 S 6 2 年 H 4 年 H 9 年 H 14 年 H 1 9 年 出典 : 労働者健康状況調査 ( 厚生労働省 ) 労働者の約 6 割が強い不安 悩み ストレスを感じている 34

36 長時間労働者に対する医師による面接指導制度 義務 労働者 月 100 時間超の時間外 休日労働を行い 疲労の蓄積があると認められるもの ( 申出 ) 努力義務 月 80 時間超の時間外労働を行い 疲労の蓄積があると認められるもの ( 申出 ) 事業場に定める基準に該当する者 1 面接指導の申出 5 事後措置の実施 ( 医師等からの意見を勘案し 必要があるとき ) 時間外労働の制限 作業の転換等の措置 事業者 3 面接指導の実施 2 面接指導の実施依頼 4 医師からの意見聴取 ( 医師が必要と判断した場合 ) 時間外労働の制限 作業の転換等について意見 医師( 産業医 地域産業保健センターの医師等) 35

37 長時間労働者に対する面接指導制度の認知度 % a. 事業場側 % b. 労働者側 人未満 50~299 人 300 人以上全体 50 人未満 50~299 人 300 人以上全体事業場の常用労働者数事業場の常用労働者数 独立行政法人労働安全衛生総合研究所 H22.5

38 メンタルヘルス対策の取組の現状 メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業場割合 H % ( 労働者健康状況調査報告 ) 10.1 ポイント向上 H % H % ( 労働者健康状況調査報告 ) 10.0 ポイント ( 労働災害防止対策等重点調査 ) 向上 H29 メンタルヘルス対策に取り組んでいる事業場の割合 80% ( 第 12 次労働災害防止計画 ) 取組の具体的内容 管理監督者への教育研修 情報提供 42.8% (H23) (34.5% ( H19 ) ) 職場復帰における支援 16.2% (H23) (18.0% ( H19 ) ) 事業所内の産業保健スタッフへの教育研修 情報提供 11.3% (H23) (12.1% ( H19 ) ) 取り組んでいない理由 必要性を感じない 48.4% (H23) (28.9% ( H19 ) ) 専門スタッフがいない 22.1% (H23) (44.3% ( H19 ) ) 取り組み方が分からない 20.1% (H23) (42.2% ( H19 ) ) 37

39 事業所規模別のメンタルヘルスケアの取組状況 平成 23 年労働災害防止対策等重点調査 38

40 事業所規模別のメンタルヘルスケアの取組状況

41 職場でのメンタルヘルス対策の推進 事業場での基本的取組事項 労働者の心の健康の保持増進のための指針 ( 平成 18 年公示第 3 号 ) に基づく取組の促進 衛生委員会等での調査審議 ( 心の健康づくり計画等 ) 事業場内体制の整備 ( 事業場内メンタルヘルス推進担当者の選任 ) ( セルフケア ラインによるケア 産業保健スタッフ 外部機関 ) 教育研修の実施 ( 一次予防 ) 職場環境等の把握と改善 ( 一次予防 ) 不調の早期発見 適切な対応 ( 二次予防 ) 職場復帰支援 ( 三次予防 ) 事業場の取組を支援する施策 Ⅰ 都道府県労働局 労働基準監督署による事業場に対する指導等の実施 メンタルヘルス対策の具体的な取組についてメンタルヘルス対策支援センターと連携した指導 助言 Ⅱ 全国の メンタルヘルス対策支援センター による事業場の取組支援 事業者 産業保健スタッフ等からの相談対応 個別事業場に訪問し助言 指導の実施 職場の管理監督者に対する教育の実施 職場復帰支援プログラムの作成支援 メンタルヘルス相談機関の登録 紹介 事業者 産業保健スタッフ 行政機関等とのネットワーク形成 Ⅲ その他メンタルヘルス対策の実施 働く人のメンタルヘルス ポータルサイト こころの耳 を通じた情報提供 ( アクセス数月 8 万件以上 ) 産業医等に対する研修の実施等 40

42 労働者の心の健康の保持増進のための指針 ( 概要 ) ( 平成 18 年 3 月 31 日健康保持増進のための指針公示第 3 号 ) 労働安全衛生法第 70 条の 2 第 1 項に基づき 厚生労働大臣が公表した指針 メンタルヘルスケアの原則的な実施方法を定めている 1 趣旨 2 メンタルヘルスケアの基本的考え方 3 衛生委員会等における調査審議 4 心の健康づくり計画の策定 5 4 つのメンタルヘルスケアの推進 セルフケア労働者自身がストレスに気づき対処すること ラインによるケア管理監督者が職場の具体的なストレス要因を把握し改善すること 産業保健スタッフによるケア産業医等の産業保健スタッフが セルフケア ラインによるケアの実施を支援するとともに 教育研修の企画 実施 情報の収集 提供等を行うこと 事業場外資源によるケアメンタルヘルスケアに関する専門機関を活用すること 6 メンタルヘルスケアの具体的進め方 メンタルヘルスケアを推進するための教育研修 情報提供 職場環境等の把握と改善 メンタルヘルス不調の気づきと対応 職場復帰における支援 7 メンタルヘルスに関する個人情報の保護への配慮 8 小規模事業場におけるメンタルヘルスケアの取組の留意事項 9 定義 41

43 趣旨 目的 メンタルヘルス対策支援センター事業の概要 地域での職場のメンタルヘルス対策の中核的機関として全国 47 都道府県に設置 ( 注 ) メンタルヘルス不調の予防から復職支援まで職場のメンタルヘルス対策を総合的に支援 事業内容 事業者 産業保健スタッフ等からの相談対応 個別事業場に訪問し助言 指導の実施メンタルヘ 職場の管理監督者に対する教育の実施ルス対策支援センタ- 職場復帰支援プログラムの作成支援 メンタルヘルス相談機関の登録 紹介 事業者 産業保健スタッフ 行政機関等とのネットワーク形成 活動実績 (H24 年度 ) 事業者等からの相談件数 事業場に対する訪問支援件数 メンタルヘルス相談機関の登録 紹介件数 助言 指導 管理監督者への教育 職場復帰支援プログラムの作成支援 登録機関 ( 累計 ) 紹介 24,616 件 23,450 件 6,071 件 920 件 39 機関 2,000 件 実績は延べ数 ( 注 ) 国の委託事業として医師等の相談員を配置している 支援の流れ 支援 予算額の推移 新成長戦略で メンタルヘルスに関する措置を受けられる職場の割合 100% が示される 事業者産業保健スタッフ 健康管理 労働者

44 ポータルサイトを通じた事業場への情報提供 働く人のメンタルヘルス ポータルサイト こころの耳 職場のメンタルヘルスに関する総合的な情報提供を実施 メンタルヘルスに関する基礎知識 事業場の取組事例 各種支援 助成制度 専門の相談機関や医療機関 統計情報 関係行政機関の情報等 職場のパワーハラスメントの予防 解決に向けたポータルサイト みんなでなくそう! 職場のパワーハラスメントあかるい職場応援団 職場のパワーハラスメントに関する情報提供を実施 パワーハラスメントに関する基礎知識活動実績の推移 事業場の取組事例 裁判事例 統計情報等 43

45 心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き (2004 年 10 月改訂 2009 年 3 月 2012 年 7 月 ) 1 基本的な考え方 円滑な職場復帰を行うためには 職場復帰支援プログラムの策定や関連規程の整備等により 休業の開始から通常業務への復帰までの流れを明確にすることが重要 策定された職場復帰支援プログラム等については 労働者 管理監督者等に周知すること 2 病気休業開始及び休業中の段階 休業中の労働者が不安に感じていることに関して十分な情報提供や相談対応を行うこと 職場復帰支援に関する事業場外資源や地域にある公的制度等を利用する方法もあることから これらについての情報を提供することも考えられること 3 職場復帰の決定までの段階 主治医による職場復帰の判断は 職場で求められる業務遂行能力まで回復しているか否かの判断とは限らないことに留意 より円滑な職場復帰を図る観点から 主治医に対し あらかじめ職場で必要とされる業務遂行能力の内容や勤務制度等に関する情報提供を行うこと 4 職場復帰後の段階 心の健康問題を抱えている労働者への対応はケースごとに柔軟に行う必要があることから 主治医との連携を図ること 職場復帰した労働者や当該者を支援する管理監督者 同僚労働者のストレス軽減を図るため 職場環境等の改善や 職場復帰支援への理解を高めるために教育研修を行うこと

46 心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き (2004 年 10 月改訂 2009 年 3 月 2012 年 7 月 ) メンタルヘルス不調により休業した労働者に対する職場復帰を促進するための事業場向けマニュアル 手引きによる職場復帰支援の流れ < 第 1 ステップ > 病気休業開始及び休業中のケア < 第 2 ステップ > 主治医による職場復帰可能の判断 管理監督者及び事業場内産業保健スタッフ等の役割 < 第 3 ステップ > 職場復帰の可否の判断及び職場復帰支援プランの作成 < 第 4 ステップ > 最終的な職場復帰の決定 プライバシーの保護 職場復帰 < 第 5 ステップ > 職場復帰後のフォローアップ 45

47 職場でのメンタルヘルス対策に関する国の取組 総合的な対策 労働者の心の健康の保持増進のための指針 ( 大臣公示 ) の策定 公表都道府県労働局 労働基準監督署による事業場に対する指導等の実施メンタルヘルス対策支援センターによる事業場の取組支援ポータルサイトを通じた事業場への情報提供 メンタルヘルス不調の未然防止 ( 一次予防 ) メンタルヘルス不調の早期発見と適切な対応 ( 二次予防 ) 職場復帰支援 ( 三次予防 ) 個別の対策 教育研修 情報提供 過重労働による健康障害防止対策 職場でのパワーハラスメント セクシャルハラスメント対策等 労働安全衛生法の改正 ( ストレスチェックと面接指導等の義務化 ) ( 国会提出 衆議院解散により廃案 ) 心の健康問題により休業した労働者の職場復帰支援の手引き の策定 公表 地域障害者職業センターにおけるリワーク支援等 46

48 参考 : 精神的健康の状況を把握するための検査 ( ストレスチェック ) と面接指導 < 平成 23 年国会提出改正案 ( イメージ ) 衆議院解散により廃案 > 医師 保健師がストレスチェックを実施 一般定期健康診断の 自覚症状 他覚症状の有無の検査 に併せて実施 別途実施も可能 ひどく疲れた 不安だ ゆううつだ 1 結果の通知 気づきの促進 1 労働者の同意を得て事業者に通知 労働者 2 面接の申出 労働者の意向を尊重 6 事後措置の実施 時間外労働の制限 作業の転換の措置 地域の機関 不利益な取扱いをしてはならない 面接指導後受診 直接受診 相談 申出後は事業者が対応 事業者 3 面接の実施依頼 5 医師からの意見聴取 時間外労働の制限 作業の転換について意見 4 面接指導の実施 医療機関 相談機関 保健所 精神保健福祉センター 民間団体 連携の促進 医師( 産業医 地域産業保健センターの医師)

49 精神疾患に関する医療計画目指すべき方向 医療計画について ( 平成 24 年 3 月 30 日付け医政発第 0330 第 28 号 ) 抜粋 2 医療連携体制について (2) 医療計画に定める以下の目的を達成するために 医療機能に着目した診療実施施設等の役割分担の明確化などを通じて 発症から診断 治療 地域生活 社会復帰までの支援体制を明示すること 1 住み慣れた身近な地域で基本的な医療支援を受けられる体制を構築すること 2 精神疾患の患者像に応じた医療機関の機能分担と連携により 適切に保健 福祉 介護 生活支援 就労支援等のサービスと協働しつつ 総合的に必要な医療を受けられる体制を構築すること 3 症状が多彩にもかかわらず自覚しにくい 症状が変化しやすい等のため 医療支援が届きにくいという特性を踏まえ アクセスしやすく 必要な医療を受けられるアクセスしやすく 必要な医療を受けられる体制を構築すること 4 手厚い人員体制や退院支援 地域連携の強化など 必要な時に入院し できる限り短期間で退院できる必要な時に入院し できる限り短期間で退院できる体制を構築すること 5 医療機関等が提供できる医療支援の内容や実績等についての情報を積極的に公開する提供できる医療支援の内容や実績等についての情報を積極的に公開することで 患者が医療支援を受けやすい環境を構築すること 48

50 精神疾患に関する医療計画イメージ うつ病の場合 機能 予防予防 うつ病の発症予防 アクセスアクセス 症状が出てから精神科医に受診できる機能 治療 ~ 回復 適切な医療サービスの提供退院に向けた支援を提供 回復 ~ 社会復帰 再発を予防して地域生活を維持社会復帰 ( 復職等 ) に向けた支援 外来医療や訪問診療等を提供 目標 うつ病の発症を防ぐ 症状が出てから精神科医に受診できるまでの期間を短縮する うつ病の可能性について判断ができる うつ病の正確な診断ができ うつ病の状態に応じた質の高い医療の提供 退院に向けて病状が安定するための支援を提供 できるだけ長く 地域生活を継続できる 社会復帰 ( 復職等 ) のための支援を提供 急変時にいつでも対応できる 保健所 精神保健福祉一般の医療機関 ( かかりつけの医師 ) 精センター等の保健 福祉神科病院 精神病床を有する一般病院 関係機関等の関係機関 ( 地域保精神科診療所 救急医療機関 薬局 保健 産業保健産業保健 学校保健健所 精神保健福祉センター 職場の産等 ) 業医等 精神科病院 精神病床を有する一般病院 精神科診療所 薬局 訪問看護ステーション等 精神科医療機関 薬局 障害福祉サービス事業所 相談支援事業所 介護サービス事業所 職場の産業医 ハローワーク 地域障害者職業センター等 医療機関に求められる事項 うつ病に関する知識の普及啓発 一次予防に協力する 地域保健 産業保健領域等と等との連携等 内科等身体疾患を担当する医師 ( 救急医 産業医を含む ) と精神科医との連携会議等 (GP 連携事業等 ) への参画 自殺未遂者やうつ病等に対する対応力向上のための研修等への参加 保健所等の地域 職域等の保健医療サービス等との連携等 うつ病とうつ状態を伴う他の疾患について鑑別診断できる うつ病の重症度を評価できる 重症度に応じて 薬物療法及び精神 療法等の非薬物療法を含む適切な精神科医療を提供でき 必要に応じて 他の医療機関と連携できる 医師 薬剤師 保健師 看護師 作業療法士 精神保健福祉士等の多職種チームによる支援体制 産業医等を通じた連携により 復職に必要な支援を提供等 うつ病に関連する施策 : うつ病に対する医療などの支援体制の強化 (G-P 連携事業 ) かかりつけ医等心の健康対応力向上研修事業 自殺未遂者 自殺者遺族ケア対策事業 認知行動療法研修事業等 患者の状況に応じて 適切な外来医療や訪問診療等を提供 生活習慣などの環境調整等に関する助言が できる 緊急時の対応体制や連絡体制の確保 ハローワーク 地域障害者職業センター等と連携により 就職 復職等に必要な支援を提供 産業医等を通じた連携により 就労継続に必要な支援を提供等 厚 労働省 平成 23 年 第 10 回医療計画の 直し等に関する検討会資料 49

51 第 12 次労働災害防止計画中のメンタルヘルス関係施策 ( 平成 25 年から平成 29 年までに 国が取り組む中長期的な計画 ) 労働災害防止計画 ~ 誰もが安心して健康に働くことができる社会を実現するために ~ 平成 29 年までにメンタルヘルス対策に取り組んでいる事業場の割合を 80% 以上とする メンタルヘルス不調予防のための職場改善の取組 管理監督者と労働者への教育研修 情報提供の推進 パワーハラスメント対策の推進 ストレスのリスクを特定 評価するリスクアセスメントのような新たな手法の検討 ストレスへの気づきと対応の促進 ストレスチェック等の取組の推進 事業場内での相談体制の整備 取組方策の分からない事業場への支援 特に取組が進んでいない小規模事業場に対する支援の強化 職場復帰対策の促進 事業場規模に応じた職場復帰支援モデルプログラムの作成 提供 メンタルヘルス不調者の職場復帰支援への支援措置の検討 充実 50

52 第 12 次労働災害防止計画中のメンタルヘルス関係施策 ( 平成 25 年から平成 29 年までに 国が取り組む中長期的な計画 ) 労働災害防止計画 ~ 誰もが安心して健康に働くことができる社会を実現するために ~ 平成 29 年までに週労働時間 60 時間以上の雇用者の割合を 30% 以上減少させる (H29/H23 比 ) 健康管理の徹底による労働者の健康障害リスクの低減 過労に伴う健康障害のリスクを大幅に低減 健診結果 事後措置実施結果の効果的な活用手法の開発及び実施促進 働き方 休み方の見直しの推進 疲労回復につながる休日 休暇の取得促進 時間外労働の削減の推進 51

53 治療と職業生活の 両立支援について

54 長期の治療を要する疾病 例えば 難病 がん 肝炎 糖尿病 原因不明で 治療方法が確立していない疾病 種類は多岐にわたり その態様もさまざま 患者数は 70 万人 ( 特定疾患 :56 疾患 ) 日本人の 3 割ががんで死亡し 生涯で 2 人に 1 人ががんに罹患 患者数は 152 万人 インターフェロン治療には週 1~3 回の通院が必要であり 体のだるさ 発熱などの副作用 患者数は 31 万人 ( ウイルス肝炎 ) 痛みなど自覚症状がない一方 放置すると失明 人工透析 足壊疽 ( えそ ) などの合併症に 有病者数は約 2,210 万人 疑われる 可能性を否定できない 者を含む 医療技術の進歩 医療提供体制の整備 等 根治療法は確立されていないが大幅な予後の改善 ( 一部の疾患 ) 5 年後生存率は 50% 以上に インターフェロン治療効果の飛躍的上昇 治療継続者の割合は 63.7% にとどまり 治療中断が課題 患者の しごと の支援が重要 生きがいを持ちつつ 生活の安定を確保 ただし 治療を阻害しないよう留意する必要 国民への啓発 難病情報センターにおける難病に関する総合的な情報提供 がん対策情報センターにおいてがんに関する情報提供を行うほか 普及啓発を推進 肝炎情報センターにおいて肝炎に関する情報提供を行うほか 普及啓発を推進 企業との連携による糖尿病予防啓発活動 ( スマートライフプロジェクト ) の展開 糖尿病患者による糖尿病患者のためのパンフレットの作成等 職場での取組みの推進 医療機関と事業主との連携の下 労働者の治療と職業生活の両立を図るための支援手法開発事業 事業場の産業保健担当者及び事業者に対する 専門的相談 研修等の支援 及び小規模事業場への産業医サービスの提供の事業 特に配慮を必要とする労働者に対する休暇制度の普及事業 相談支援 医療支援等の体制確保 難病相談 支援センターにおける患者等の日常生活における相談 支援 がん診療連携拠点病院に相談支援センターを設け患者等からの相談に対応 肝疾患診療連携拠点病院に肝疾患相談センターを設け患者等からの相談に対応 疾病の重症化予防のための食事指導の拠点 ( 栄養ケア ステーション ) の機能強化 糖尿病に関する地域の関係機関の連携による1 診療連携体制の確立 2 療養指導体制の充実 ハローワーク等での就労支援の取組みの推進 ハローワークにおけるきめ細かな職業相談 職業紹介の実施 難病患者を雇用する事業主への助成金の支給 トライアル雇用 ( 短期間の試行雇用 ) の実施 ジョブコーチによる職場適応の支援

55 治療と職業生活の両立等の支援 について 平成 22 年度 平成 23 年度 平成 24 年度 治療と職業生活の両立等の支援手法の開発 第三者がコーディネーターとして 企業 医療機関 労働者の情報共有 連携を促進することにより 治療と職業生活の両立を支援する手法について事例収集 調査研究 (1 脳 心臓疾患 2 精神疾患その他のストレス性疾患 3 腰痛その他の筋骨格系疾患 4 職業性がんその他の悪性新生物 ) 委託事業の成果をもとに 治療と職業生活の両立に関する課題 今後の支援のあり方について報告 平成 25 年度 ~ 委託事業 委託事業 委託事業 H24.2 治療と職業生活の両立等の支援に関する検討会 治療と職業生活の両立等の支援 を図るため 労働者 企業 産業医 産業保健スタッフ 医療機関などの関係者がどのように対応し 連携を図るべきか また それを促進するための支援策の在り方について検討 H24.6 H24.8 厚生労働省版提言型政策仕分け 疾患別の対策疾患別の対策 がん対策推進基本計画 肝炎対策基本指針 etc 報告書 ( 行政の役割 ) 社会的な認識向上 相談すべき機関の周知 実態把握 関係者がどう取り組むべきかを示したガイドライン マニュアル等の作成 周知 企業からの相談に対する支援体制の整備 両立支援に理解のある産業医 産業保健スタッフの育成 がん 肝炎拠点病院の相談支援センターの 就労に関する相談に対する支援体制の強化 医療機関から産業医等に対する患者情報の提供について インセンティブが働くよう検討 労災病院における両立支援の研究の継続

56 治療と職業生活の両立等の支援に関する検討会報告書概要 働く世代と病気の関係 脳 心臓疾患や精神疾患等の作業関連疾患の増加や 近年の医療技術の進歩等を背景に 治療を受けながら就労する労働者が存在治療を受けながら就労する労働者が存在し また 高齢化の急速な進展により 今後 支援を要する労働者も増加支援を要する労働者も増加することが考えられる 両立支援の現状 課題 一部の企業や医療機関では 取組が進められているが 労働者 企業 産業医 産業保健スタッフ 医療機関等の関係者の取組や連携が十分でない 具体的には 定期健康診断後のフォローアップが不十分 ( 治療開始の促し 治療中断に対するアプローチなど ) 疾病やその治療に関する知識 理解が不足 柔軟な雇用管理の取組が不十分 ( 時間単位の休暇制度 短時間勤務制度の導入など ) 医療機関での 職務内容や勤務時間などの患者の就業状況の考慮が不十分 企業側 ( 人事労務担当者 産業保健スタッフ ) と医療機関側の情報連携 共有が不十分

57 治療と職業生活の両立等の支援に関する検討会報告書概要 両立支援の在り方 労使双方にとって 人材育成を行ってきた労働者が 病気により休業 休職したとしても 職場復帰し 生き生きと働き続けることが重要 社会的にも 職業生活と私生活との両立という点で 育児 介護等と同様に ワーク ライフ バランスの観点からも重要 今後 関係者が個人のプライバシー保護に留意した上で 情報共有 連携を図りながら 取組を進めていくことが必要 行政も 既存の仕組み 施策を活用しつつ 縦割り行政を排除し 一元的な取組を進めることが必要 企業 ( 人事労務担当者 ) 産業医 産業保健スタッフ 医療機関 労働者 行政 労働安全衛生法上の措置を徹底し 疾病の早期発見 早期治療や重症化防止に努める 職場における疾病に対する理解を高め 治療と職業生活の両立に理解のある職場風土を形成するため 労働者 管理監督者の教育に努める 時間単位の有給休暇制度の導入など 柔軟な雇用管理の取組の推進 定期健康診断後のフォローアップや医療機関との連携など 人事労務担当者の補助 職場復帰や復帰後の治療と職業生活との両立に関する相談体制の整備 患者の就業状況を把握した上での 治療方針の決定 日頃からの疾病の予防 早期発見 重症化防止に努める 積極的な情報収集や 企業と医療機関の情報共有 連携への協力 両立支援についての 社会的な認識の向上 支援を要する労働者の規模やニーズ 関係者の取組状況等の実態把握 企業や労働者からの相談に対する支援体制の整備 関係者が取り組むべき方法を示したガイドライン マニュアル等の作成 好事例の収集等による 企業の自発的な取組を促進

58 治療と職業生活の両立等の支援対策 現状 課題 脳 心臓疾患や精神疾患等を抱える労働者が増加している一方で 近年の医療技術の進歩等が図られていることにより 今後 治療を受けながら就労する労働者が増加することが考えられる しかし 疾病を持つ労働者の中には 通院や治療と仕事の両立のための体制が不十分であることにより 復職 継続就労することが困難な場合があり 社会の活力の維持のためにも 両立支援のための職場環境や支援体制の整備が必要 < 医療機関 > 主治医医療スタッフ 患者の就業状況を把握した上での 治療方針の決定 < 事業者 > 人事労務担当者産業医産業保健スタッフ管理監督者 疾病の早期発見 早期治療 重症化予防の推進 適切な就業上の措置 労働者 管理監督者の教育 ( 疾病に対する理解推進 職場風土の形成 ) 柔軟な雇用管理の取組の推進 治療が必要な 労働者 家族 企業や労働者からの相談に対する支援体制の整備 ( 地域産業保健事業平成 25 年度委託事業 ) 労働者のニーズ 関係者の取組状況等の実態把握及び関係者が取り組むべき方法を示した手引きの作成 ( 平成 25 年度委託事業 )

59 1 趣旨 目的 治療と職業生活の両立支援対策事業 疾病を患った後も 治療を継続しながら就労しなければならない労働者が増えているが そのような労働者に対する適切な健康管理による職場復帰支援は 労働者の福祉の向上はもとより 事業者や社会にとっても 労働損失を避け 労働生産性を上げるための重要な対策となっている また 疾病を持つ労働者の中には 通院や治療と仕事の両立のための体制が不十分なことから 就労可能な健康状態にもかかわらず 復職 継続就労することが困難な場合があり 事業場における作業関連疾患をもつ労働者の職場環境整備や就労支援の整備が必要となっている 平成 24 年度厚生労働省提言型仕分けにおいても 長期にわたる治療等が必要な疾病を抱えた労働者の職場復帰や就労継続のための体制整備の必要性が指摘されている 本事業では 作業関連疾患等の疾病を抱えた労働者が就労を継続するための支援対策を推進することを目的とする 2 事業概要 平成 24 年度事業で作成した長期にわたる治療等が必要な作業関連疾患等の疾病を抱えた労働者の就労継続に関する手引きを活用した事例集を作成し 関係者に周知する 3 主な事業内容 < 平成 25 年度 > 長期にわたる治療が必要な作業関連疾患等の疾病を抱えた労働者の就労継続に関する事例等の調査 労働者の就労継続支援の手引きの作成 < 平成 26 年度 > 治療と職業生活の両立支援に関する事例集の作成 手引き 事例集の普及 ( 研修会の開催 ) < 平成 27 年度 > 治療と職業生活の両立支援対策に関する指針の作成 治療と職業生活の両立支援対策に関する指針の周知 ( 研修会の開催 ) 4 予算額 平成 25 年度予算額 12,713 千円

60 健康診断等の取組みの 一体的 効率的促進

61 高血圧疾患 0.6% 糖尿病 1.2% その他 42% 様々な主体が行う国民の健康づくりの取組み 死因別死亡割合 ( 平成 22 年 ) 生活習慣病 58% 脳血管疾患 10% 悪性新生物 30% 心疾患 16% 一般診療医療費 26.7 兆円 糖尿病 1.2 兆円 その他, 18.1 兆円 呼吸系疾患 2.1 兆円筋骨格系疾患等 2.0 兆円腎不全等 1.4 兆円その他の外因等 1.8 兆円等 一般診療医療費 ( 平成 21 年度 ) 生活習慣病 8.6 兆円 脳血管疾患 1.7 兆円虚血性心疾患 0.8 兆円高血圧性疾患 1.9 兆円 悪性新生物 3.0 兆円 ( 注 ) 国民医療費 ( 平成 21 年度 ) により作成 生活習慣病は死亡割合の約 6 割 一般診療医療費の約 3 割を占める ( 人口 10 万対 ) 出典 : 人口動態統計 (1947~2010 年 ) 我が国における死亡率の推移 ( 主な死因別 ) ( 主な死因と2010 年の死亡率 ) 我が国の疾病構造は感染症から生活習慣病へと変化 悪性新生物 ( がん ) 心疾患 ( 心臓病 ) 脳血管疾患 ( 脳卒中 )97.7 肺炎 94.1 結核 1.7 高確法 ( ) ( に基づく健診等労働安全衛生法による健診等健康増進法における保健事業 高齢者の医療の確保に関する法律 医療保険者 ( 実施義務あり ) 糖尿病等の生活習慣病に着目した 特定健診 保健指導 実施率 :43.3% 健診項目 : 腹囲 血圧 血糖 脂質 既往歴 ( 喫煙 服薬 ) 事業主 ( 雇用主 ) ( 実施義務あり ) 労働者の健康の保持増進のための健康診断 実施率 :88.3%( 事業所割合 ) 健診項目 : 特定健診の項目 + 業務歴 胸部エックス線検査 視力 聴力等 市町村 ( 努力義務あり ) がん検診 実施率 : 胃 (30%) ( 肺 (23%) ( 大腸 (24.8%) 子宮 (32%) ( 乳 (31.4%)) ( 健診項目 : 問診 部位 ( 胃 肺 乳 ) 毎のエックス線検査 細胞診 便潜血 40 歳 ~74 歳の被保険者等 5,200 万人 ( 受診義務なし ) 労働者 4,000 万人 ( 受診義務あり ) 40 歳以上の住民 ( )( 受診義務なし ) 胃 肺 大腸がん検診 7000 万人 乳がん :3700 万人 子宮がん 5100 万人 事業主健診のデータを特定健診として活用 市町村において特定健診とがん検診の同時実施に向けた連携 子宮がん検診は 20 歳以上の女性 60

62 合調整従来の取扱い 従来の取扱い 老人保健法による健診等 基本健診 (40 歳以上 ) 市町村 歯周疾患検診 骨粗鬆症検診健康教育 健康相談等 市町村 がん検診 平成 10 年度に一般財源化した後は 法律に基づかない事業として市町村が実施 医療保険各法による健診等 健診等の努力義務医療保険者 ( 市町村国保 被用者保険 ) 労働安全衛生法による健診等 健診の実施義務その他の保健事業の努力義務事業者 ( 雇用主 ) 各種保健事業の取扱について ( 総括図 ) 平成 20 年度からの取扱い 健康増進法による保健事業 歯周疾患検診 骨粗鬆症検診健康教育 健康相談等 市町村 がん検診 ( 胃がん 肺がん 大腸がん 子宮がん 乳がん ) 市町村 高齢者医療法による健診 保健指導 糖尿病等の生活習慣病に着目した特定健康診査 特定保健指導 健診通知 ( 健康手帳 ) (40 歳以上 ) 他の保健事業も医療保険各法により努力義務 医療保険者 労働安全衛生法による健診等 健診の実施義務その他の保健事業の努力義務事業者 ( 雇用主 ) 保健指導の実施に当たって連携 健康増進計画 / 健診の実施等に関する指針 による総61

63 基本的な考え方 特定健康診査 特定保健指導の概要 内臓脂肪型肥満 ( メタボリックシンドローム ) に着目した健診及び保健指導を医療保険者に行わせることにより 生活習慣病の予防及び医療費の適正化を目指す 主な内容 医療保険者は 40 歳以上 74 歳以下の被保険者 被扶養者に対して特定健診を実施 健診の結果 一定の基準に当てはまる者に対して特定保健指導を実施 一定の基準一定の基準 : 腹囲が基準以上 ( 男性 85 cm 女性 90 cm ) でかつ 血糖 血圧 脂質の検査値が基準に当てはまる者 ( リスクの程度によって指導内容が変化 ( 喫煙者は指導レベル上昇 )) 平成 25 年度より 医療保険者ごとの達成状況に応じ 後期高齢者支援金の加算 減算を行う 特定健康診査の実施率 (24 年度の目標値 :70%) 特定保健指導の実施率 (24 年度の目標値 :45%) H20 と比べた H24 時点でのメタボリックシンドロームの該当者 予備群の減少率 (24 年度の目標値 :10%) ( 参考 ) 特定健診 保健指導の実績 20 年度 21 年度 22 年度 特定健診の実施率 38.9% 41.3% 43.3% 特定保健指導終了率 7.7% 12.3% 13.7% 22 年度は速報値 医療保険者に特定健康診査の実施を義務付け 一定の基準に該当する者 医療保険者に特定保健指導の実施を義務付け 生活習慣病のリスク要因の減少 生活習慣病に起因する医療費の減少 後期高齢者医療支援金の加算 減算 歳の医療保険加入者 = 約 5,600 万人 62

64 平成 22 年度特定健診 特定保健指導の実施状況 ( 速報値 ) 特定健康診査の保険者種別の実施率 平成 22 年度 ( 速報値 ) 平成 21 年度 ( 確報値 ) 平成 20 年度 ( 確報値 ) 全体 市町村国保 国保組合 全国健康保険協会 船員保険組合健保共済組合 43.3% 32.0% 38.6% 34.5% 34.7% 67.6% 70.9% 41.3% 31.4% 36.1% 31.3% 32.1% 65.0% 68.1% 38.9% 30.9% 31.8% 30.1% 22.8% 59.5% 59.9% 特定保健指導の保険者種類別の実施率 平成 22 年度 ( 速報値 ) 平成 21 年度 ( 確報値 ) 平成 20 年度 ( 確定値 ) 全体 市町村国保 国保組合 全国健康保険協会 船員保険組合健保共済組合 13.7% 20.9% 7.7% 7.3% 6.6% 14.8% 10.4% 12.3% 19.5% 5.5% 7.3% 5.8% 12.2% 7.9% 7.7% 14.1% 2.4% 3.1% 6.6% 6.8% 4.2% 63

65 一般定期健康診断実施状況 年事業場規模実施した 平成 2 2 年 有所見者の健診結果の医師の意見聴取 健診結果に基づく就業上の措置 健診結果の労働者への通知 保健指導の実施 実施していない 全体 88.3 (40.6) (29.1) (95.5) (38.2) 人以上 (93.4) (78.6) (99.8) (94.3) ~999 人 99.5 (84.1) (62.8) (99.6) (81.3) ~499 人 99.5 (76.1) (55.4) (98.4) (71.0) ~299 人 99.0 (72.1) (38.0) (97.8) (61.8) ~99 人 98.9 (58.8) (32.6) (95.9) (48.1) ~49 人 95.7 (37.7) (28.4) (95.4) (39.8) ~29 人 84.5 (35.6) (27.5) (95.3) (34.0) 平成 17 年 ( 全体 ) 健診実施後の措置内容 ( 複数回答 ) 78.5 (39.0) (26.8) (96.0) (34.9) 21.5 ( 単位 %) 実施した ( 平成 17 年 ) ( 平成 22 年労働安全衛生基本調査 ) 64

66 特定健康診査等の実施に関する再協力依頼について ( 依頼 ) ( 基発 0509 第 6 号 保発 0509 第 4 号平成 24 年 5 月 9 日付事業者団体 関係団体宛労働基準局長 保険局長連名通知 ) 1. 医療保険者への記録の写しの提供と個人情報保護との関係高齢者医療確保法第 27 条第 2 項及び第 3 項において 医療保険者は医療保険者は 加入者を使用している事業者又は使用していた事業者に対し 厚生労働省令で定めるところにより 安衛法その他の法令に基づき その事業者が保存している加入者に係る健康診断に関する記録の写しを提供するよう求めることができ これにより健康診断に関する記録の写しの提供を求められた事業者は事業者は厚生労働省令で定めるところにより その記録の写しを提供しなければならないその記録の写しを提供しなければならないとされている このことから 特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準第 2 条に定める項目に係る記録の写しについては 医療保険者からの提供の求めがあった場合に当該記録の写しを提供することは 法令に基づくものであるので 個人情報の保護に関する法律 ( 平成 15 年法律第 57 号 ) 第 23 条第 1 項第 1 号により第三者である医療保険者への提供は制限されておらず 事業者は当該記録の写しを提供しなければならない ( 注 1)

67 特定健康診査等の実施に関する再協力依頼について ( 依頼 ) ( 基発 0509 第 6 号 保発 0509 第 4 号平成 24 年 5 月 9 日付事業者団体 関係団体宛労働基準局長 保険局長連名通知 ) 2. 事業主の医療保険者への情報提供等による協力について 特定健康診査等の実施に関する協力依頼について ( 依頼 ) ( 平成 20 年 1 月 17 日付け基発第 号 保発第 号 )( 別添 1) のとおり (1) 定期健康診断時の服薬歴及び喫煙歴の聴取の実施並びに医療保険者への情報提供 (2) 定期健康診断の結果の情報提供等 (3) 労働者が特定保健指導を受ける機会の拡充についての配慮等について 改めて御協力と関係機関等への周知を願いたいこと

68 67 がん検診の受診機会 市区町村 がん検診 ( 健康増進法 ) + 職域加入者 がん検診 人間ドック + 職域被扶養者 がん検診 人間ドック + 個人で探して受診 がん検診 人間ドック 人間ドックの中でがん検診の検査項目も実施されている場合がある ( 仙台市内の検診受診者数に占める割合 ( 例 : 大腸がん検診 )) 個人受診 6.4% * 厚生労働科学研究費 受診率向上につながるがん検診の在り方や 普及啓発の方法の開発等に関する研究 班 + その他 ( 症状を感じ病院に行った時に受けた 等 )7.3% がん対策推進基本計画 ( 平成 24 年 6 月 8 日閣議決定 ) 抜粋 出典 : 第 29 回がん対策推進協議会資料一部改変 市区町村によるがん検診に加えて 職域のがん検診や 個人で受診するがん検診 さらに がん種によっては医療や定期健診の中でがん検診の検査項目が実施されていることについて その実態のより正確な分析を行う 受診率向上施策については これまでの施策の効果を検証した上で 検診受診の手続きの簡略化 効果的な受診勧奨の方法の開発 職域のがん検診との連携など より効果的 効率的な施策を検討する

69 事業所のがん検診 人間ドック実施率 年 平成 1 9 年 事業場規模 がん検診を実施した 人間ドックを実施した がん検診及び人間ドックを両方実施した ( 単位 %) 全体 人以上 ~4999 人 ~999 人 ~299 人 ~99 人 ~49 人 ~29 人 平成 14 年 ( 全体 ) がん検診または人間ドックを実施した ( 再掲 ) がん検診及び人間ドックをいずれも実施しなかった ( 平成 19 年労働者健康状況調査 ) 68

70 受診率向上のための取組がん検診受診促進企業連携推進事業 ( がん検診企業アクション ) 企業の立場 1. 社員に対する役割 がん に対する理解の促進 ( 社員等への啓発 ) がんの早期発見に対する支援 ( 社員等のがん検診の推進 ) がんになった際のフォロー ( 社員等の福利厚生 ) 2. 社会に対する役割 がん についての普及啓発( がん検診 緩和ケア等 ) 3. その他の役割 がん患者等に対する支援 ( 関連製品の開発等 ) 事業内容 企業連携の推進 コンテンツ作成 Web 運営などによる情報発信の推進 事業者向け説明会等による意識啓発 職域健診におけるがん検診受診率の現状及び課題の把握 シンポジウム開催による推進パートナーとの認識共有 マスコミへの情報提供によるパブリシティ効果の向上 賛同団体 企業 817 団体 企業 (2012 年 4 月現在 ) 69

71 Smart Life Project( スマートライフプロジェクト ) 平成 20 年度から実施してきた すこやか生活習慣国民運動 を更に普及 発展させるため 幅広い企業連携を主体とした取組を Smart Life Project として立ち上げます 厚生労働省 運動への参画誘致運動への参画届出 / ロゴ使用届出 企業 団体 メディア 外食産業 フィットネスクラブ 食品会社 など それぞれの商品やサービスなどの企業活動を通じて 国民運動と健康づくり意識の浸透 各企業 団体の社員 職員向けの健康への意識啓発等を通じて 健康づくり意識を浸透 消費者 社員 職員 社会全体としての国民運動へ 70

72 背景 健康づくり大キャンペーンについて 日本再興戦略 ( 平成 25 年 6 月 14 日に閣議決定 ) <3つのアクションプラン> 1. 日本産業再興プラン 2. 戦略市場創造プランテーマ 1: 国民の 健康寿命 の延伸 1 効果的な予防サービスや健康管理の充実により 健やかに生活し 老いることができる社会 2 医療関連産業の活性化により 必要な世界最先端の医療等が受けられる社会 3 病気やけがをしても 良質な医療 介護へのアクセスにより 早く社会に復帰できる社会テーマ2: クリーン 経済的なエネルギー需給の実現テーマ3: 安全 便利で経済的な次世代インフラの構築テーマ4: 世界を惹きつける地域資源で稼ぐ地域社会の実現 3. 国際展開戦略 国民の健康寿命の延伸を図ることで 健やかで心豊かに生活できる活力ある社会を実現し 結果として社会保障制度を持続可能なものとするためには 特定健診やがん検診等の各種健 ( 検 ) 診制度による生活習慣病等をはじめとした疾病の予防 早期発見を図ること等が重要であり 日本再興戦略 のロードマップにおいても 健診受診率の向上 が目標として掲げられている

73

74 健康日本 21( 第二次 )( 平成 24 年 7 月 10 日 ) における目標 ( 抄 ) 2. 主要な生活習慣病の発症予防と重症化予防の徹底 我が国の主要な死亡原因であるがん及び循環器疾患への対策に加え 患者数が増加傾向にあり かつ 重大な合併症を引き起こすおそれのある糖尿病や 死亡原因として急速に増加すると予測される COPD への対策は 国民の健康寿命の延伸を図る上で重要な課題 具体的な目標 がん循環器疾患糖尿病 COPD COPD( 慢性閉塞性肺疾患 ) 目標項目 1 75 歳未満のがんの年齢調整死亡率の減少 (10 万人当たり ) 2 がん検診の受診率の向上 1 脳血管疾患 虚血性心疾患の年齢調整死亡率の減少 (10 万人当たり ) 2 高血圧の改善 ( 収縮期血圧の平均値の低下 ) 3 脂質異常症の減少 4 メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少 5 特定健康診査 特定保健指導の実施率の向上 1 合併症 ( 糖尿病腎症による年間新規透析導入患者数 ) の減少 2 治療継続者の割合の増加 3 血糖コントロール指標におけるコントロール不良者の割合の減少 (HbA1c がJDS 値 8.0%( %(NGSP 値 8.4%) 以上の者の割合の減少 ) 4 糖尿病有病者の増加の抑制 5 メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少 ( 再掲 ) 6 特定健康診査 特定保健指導の実施率の向上 ( 再掲 ) 1 COPD の認知度の向上

75 健康づくり大キャンペーン 別紙 いきいき健康大使いきいき健康大使 の任命 健康づくり推進本部健康づくり推進本部 の設置 を号令に健康づくり大キャンペーンを開始 平成 25 年秋 ( 健康増進普及月間 (9 月 ) ~) いきいき健康大使いきいき健康大使 の任命 各界で活躍するタレントが 各種健 ( 検 ) 診制度の枠を超えて各種イベントに参加 健康増進普及月間 (9 月 ) の取組 9 月 10 月に各自治体の創意工夫による各種イベントを実施 10 月 19 日に長野県佐久市 厚生労働省のコラボイベントを実施 健康づくり推進本部健康づくり推進本部 の設置 厚生労働大臣を本部長とする省内横断的組織の設置 平成 25 年度におけるその他の取組例 政府広報 政府広報 の実施を検討 職場の健康診断実施強化月間(9 月 ) における職域での集中的な周知 啓発 がん検診推進 50% 全国大会 (10 月 ) の開催 体験談コンテスト最優秀賞受賞者の大臣表彰 健康寿命を延ばそうアワード健康寿命を延ばそうアワード による好事例の大臣表彰 平成 26 年度もより一層効果的なキャンペーンを展開

76 一般定期健康診断等実施状況 0% 0% 0% 0% 10% 10% 10% 10% 20% 20% 20% 20% 30% 30% 30% 30% 40% 40% 40% 40% 50% 50% 50% 50% 60% 60% 60% 60% 70% 70% 70% 70% 80% 80% 80% 80% 90% 90% 90% 90% 100% 100% 100% 100% '10~29 '10~29 '10~29 '10~29 '30~49 '30~49 '30~49 '30~49 '50~99 '50~99 '50~99 '50~99 '100~299 '100~299 '100~299 '100~299 '300~499 '300~499 '300~499 '300~499 '500~999 '500~999 '500~999 '500~999 '1000 以上 '1000 以上 '1000 以上 '1000 以上平均平均平均平均健診健診健診健診意見聴取意見聴取意見聴取意見聴取就業上の措置就業上の措置就業上の措置就業上の措置保健指導保健指導保健指導保健指導 75 H22 労働安全衛生基本調査

77 職場における健康診断実施強化月間 期間 : 平成 25 年 9 月 1~30 日 ( 全国労働衛生週間準備月間 ) 対象 : 事業場指導等の重点事項 : ア健康診断の実施徹底イ健康診断実施後の事後措置の徹底ウ小規模事業場に対する地域産業保健事業の周知と活用の促進エ高齢者の医療の確保に関する法律 ( 昭和 57 年法律第 80 号 ) に基づく事業者から医療保険者への健康診断結果の情報提供に関する義務の周知

78 ~ 労働者 50 人未満の小規模事業場の方へ ~ 地域産業保健センターを利用していますか? 労働者数 50 人未満の小規模事業場の事業者が独自に医師を確保し 労働者に対する保健指導 健康相談などの産業保健サービスを十分に提供することは容易ではありません こういった小規模事業場の事業者とそこで働く人々が 充実した産業保健サービスを受けられるよう 都道府県ごとに地域産業保健センターが設けられ 以下の小規模事業場の事業者や そこで働く人を対象として以下の産業保健サービスを原則として無料で提供しています ご利用については 最寄りの都道府県労働局や労働基準監督署までお問い合わせください アイウエ 健康診断結果に基づく医師からの意見聴取脳 心臓疾患のリスクが高い労働者に対する保健指導メンタルヘルス不調の労働者に対する相談 指導長時間労働者に対する面接指導 < お願い > 医療保険者から求めがあった場合に 健康診断結果の提供をしなければなりません ( 提供は 個人情報保護法上の問題はありません ( 注 )) 医療保険者は 加入者が 労働安全衛生法の健康診断を受けた場合または受けることができる場合は 特定健康診査の全部または一部を行ったものとすることができることとなっており 医療保険者は 加入者を使用している事業者又は使用していた事業者に対し 事業者が保存している加入者に係る労働安全衛生法による労働者の健康診断に関する記録の写しを提供するよう求めることができます また これにより健康診断に関する記録の写しの提供を求められた事業者は その記録の写しを提供しなければならないとされています ( 高齢者医療確保法第 21 条第 1 項 第 27 条第 2 項及び第 3 項 ) ( 注 ) 特定健康診査及び特定保健指導の実施に関する基準第 2 条に定める項目に係る記録の写しについては 医療保険者からの提供の求めがあった場合に当該記録の写しを提供することは 法令に基づくものであるため 個人情報の保護に関する法律第 23 条第 1 項第 1 号により第三者である医療保険者への提供は制限されていません

79 産業保健活動への支援 78

80 産業保健への支援体制 産業保健事業の総合調整のための協議会 産業保健推進センター ( 連絡事務所 )(47) < 労働者健康福祉機構 > 産業医等に対する専門的 実践的研修 専門的な相談 情報提供 メンタルヘルス対策支援センター (47 47) < 国委託事業 > メンタルヘルス専門家 研修 相談 情報提供 地域産業保健センター (47) < 国委託事業 > 産業医 ( 保健師 ) 研修 相談 情報提供 研修 相談 情報提供 50 人以上の事業場 相談対応 訪問支援 管理監督者教育 健診結果の医師意見 脳心疾患保健指導 メンタル不調相談指導 長時間労働者面接指導 産業医 ( 専属 嘱託 ) 産業保健スタッフ 産業保健サービス 相談対応訪問支援管理監督者教育 産業保健サービス 50 人未満事業場 事業者 労働者 事業者 労働者

81 産業保健推進センター ( 連絡事務所 ) ( 対象 : 産業医等の産業保健関係者 ) 1. 産業医等に対する研修その他の支援 2. 産業保健に関する専門的相談 3. 産業保健情報の収集提供等 4. 産業保健に関する広報啓発 5. 地域産業保健センターの支援 ( 独立行政法人労働者健康福祉機構法 ) 第 12 条機構は 第三条の目的を達成するため 次の業務を行う 一 ~ 二 ( 略 ) 三労働者の健康に関する業務を行う者に対して研修 情報の提供 相談その他の援助を行うための施設の設置及び運営を行うこと 四 ~ 九 ( 略 ) 2 ( 略 )

82 地域産業保健センター ( 対象 :50 人未満の小規模事業場 ) 1. 特定健康相談 1. 健診実施後の医師の意見聴取への対応 2. 脳心臓疾患のリスクが高い労働者の保健指導 3. メンタル不調を自覚する労働者に対する相談 指導 2. 長時間労働者に対する面接指導 ( 労働安全衛生法 ) 第 19 条の 3 国は 第十三条の二の事業場の労働者の健康の確保に資するため 労働者の健康管理等に関する相談 情報の提供その他の必要な援助を行うように努めるものとする ( 労働安全衛生規則 ) 第 15 条の 2 (1 項略 ) 2 事業者は 法第十三条第一項の事業場以外の事業場について 法第十三条の二に規定する者に労働者の健康管理等の全部又は一部を行わせるに当たつては 労働者の健康管理等を行う同条に規定する医師の選任 国が法第十九条の三に規定する援助として行う労働者の健康管理等に係る業務についての相談その他の必要な援助の事業の利用等に努めるものとする

83 趣旨 目的 メンタルヘルス対策支援センター事業の概要 地域での職場のメンタルヘルス対策の中核的機関として全国 47 都道府県に設置 ( 注 ) メンタルヘルス不調の予防から復職支援まで職場のメンタルヘルス対策を総合的に支援 事業内容 事業者 産業保健スタッフ等からの相談対応 個別事業場に訪問し助言 指導の実施メンタルヘ 職場の管理監督者に対する教育の実施ルス対策支援センタ- 職場復帰支援プログラムの作成支援 メンタルヘルス相談機関の登録 紹介 事業者 産業保健スタッフ 行政機関等とのネットワーク形成 活動実績 (H24 年度 ) 事業者等からの相談件数 事業場に対する訪問支援件数 メンタルヘルス相談機関の登録 紹介件数 助言 指導 管理監督者への教育 職場復帰支援プログラムの作成支援 登録機関 ( 累計 ) 紹介 24,616 件 23,450 件 6,071 件 920 件 39 機関 2,000 件 実績は延べ数 ( 注 ) 国の委託事業として医師等の相談員を配置している 支援の流れ 支援 予算額の推移 新成長戦略で メンタルヘルスに関する措置を受けられる職場の割合 100% が示される 事業者産業保健スタッフ 健康管理 労働者

84 ( 参考 ) 産業保健推進センター事業の見直し ( まとめ ) 見直し前 見直し後 実施主体 ( 独 ) 労働者健康福祉機構 事業概要 産業医等のレベルアップを図るための事業を実施 拠点 47 カ所 ( 都道府県ごと ) 現状の 3 分の 1 程度に計画的に集約 事業内容 専門的 実践的研修 窓口相談 情報提供 継続 通信方式 予約面談方式の相談 継続

85 産業保健を支援する事業の在り方に関する検討会 趣旨 国や独立行政法人労働者健康福祉機構が行う産業保健を支援する事業 ( 産業保健支援事業 ) については 平成 23 年に検討会で効果的 効率的な実施について検討が行われ 支援内容により支援を分けずに総合的に支援すること 三つの事業の統括的運営等の必要性について報告書がとりまとめられた 産業保健支援事業の今後の在り方について 産業保健の実態を踏まえてさらに検討を行うため 改めて検討会を開催 6 月中に報告書をとりまとめ 予算要求等に反映 1 産業保健推進センター事業 2 地域産業保健事業及び 3 メンタルヘルス対策支援事業 検討事項 (1) 産業保健支援事業の効果的 効率的な実施について (2) 産業保健支援事業の実施の体制について (3) その他 開催日程 第 1 回平成 25 年 4 月 22 日 ( 月 )17:00-18:30 第 2 回平成 25 年 5 月 9 日 ( 木 )17:00-18:30 第 3 回平成 25 年 6 月 18 日 ( 火 )10:00-12:00 参集者 相澤好治 学校法人北里研究所常任理事 ( 座長 ) 栗林正巳 日産自動車株式会社人事本部グローバル人財開発部安全健康管理室シニアスタッフ 土肥誠太郎三井化学株式会社本社健康管理室長 統括産業医 中板育美 公益社団法人日本看護協会常任理事 堀江正知 学校法人産業医科大学産業生態科学研究所所長 道永麻里 公益社団法人日本医師会常任理事 向澤茂 日本労働組合総連合会総合労働局雇用法制対策局部長 諸岡信裕 医療法人白帆会小川南病院理事長 院長 (50 音順 : 敬称略 )

86 報告書の主なポイント 1 課題 労働者数 50 人未満の小規模事業場の労働者の健康管理は不十分 また 事業者の行うメンタルヘルス対策や化学物質等の有害要因への対策など総合的な支援が十分でない 三事業のそれぞれの違いが利用者から見てわかりにくい 各事業が独立し 総合的な支援が提供できていない 地域産業保健事業及びメンタルヘルス対策支援事業は単年度ごとに調達を行っているため 事業運営が不安定であり 専門的な人材の確保が困難となっている 産業保健推進センターの体制の縮小により 事業実施機能が低下し 真に必要な研修 相談ができていないほか 医師会等関係機関との連携に支障をきたしている 2 今後の方向性 三事業を一元化して 心とからだの一元的相談などを ワンストップサービスとして支援を提供すべきである また 一元化後の事業は独立行政法人労働者健康福祉機構が実施主体となり 医師会が専門性を生かして積極的に関与して事業を実施する体制とするべきである 単年度の事業実施方式を改め 安定的 継続的に実施して 必要な人材の確保ができる方式にするべきである 事業の管理部門について効率化しつつ 各都道府県に事業実施の拠点を設置して 必要な人員 機能を確保すべきである また 地域の小規模事業場が利用しやすい事業とするため 地域の区域ごとに活動拠点を設置し ワンストップサービスを提供するべきである

87 産業保健三事業の一元化のイメージ < 現行 > 産業保健推進センター ( 連絡事務所 ) ( 平成 24 年度末までに 15 の都道府県に集約化 ) <47 都道府県で労働者健康福祉機構が実施 > 地域産業保健事業 < 国からの単年度ごとの委託により 39 都道府県で都道府県医師会 8 府県で労働者健康福祉機構が実施 それぞれ郡市区医師会が協力 > メンタルヘルス対策支援事業 < 国からの単年度ごとの委託により 47 都道府県で労働者健康福祉機構が実施 > 各事業の違いがわかりにくい 単年度事業は事業運営が不安定であり 専門的な人材の確保が困難 < 一元化後 > ( 新たな産業保健事業 ) <47 都道府県で労働者健康福祉機構が実施医師会が専門性を生かして積極的に関与 > ( 三事業の一元化及び実施体制等 ) 三事業を一元化して運営し 心とからだの健康対策の一元的相談等 ワンストップサービスとして総合的な支援を提供 単年度ごとの事業実施方式を改め 安定的 継続的な事業実施により 事業推進に必要な人材を確保 都道府県及び地域の区域ごとに活動の拠点を設置し 地域の小規模事業場を支援 ( 新たな事業における支援の対象 範囲 内容 ) 小規模事業場に対する支援は 総合的な労働衛生対策を進めるための支援とし 可能な限り実際に事業場を訪問して実施 中小企業の小規模事業場を 大企業の事業場より優先して支援の対象とするほか 継続した支援を求める事業者に対しては 適切な団体や専門家を紹介 労働基準行政機関や事業者団体等とも連携して 事業の周知に努める

88 産業保健分野に従事する 保健師への期待 87

89 日本産業保健師会へ期待すること 1 職能団体としての役割の確認と共有企業内の保健師は何のために仕事をしているのか? 労働者の健康と仕事との調和への援助 労働者の作業関連疾患の予防 労働生産性の維持 向上のための労働者の健康管理 2 産業保健分野の保健師の能力向上のための取組 保健師に期待される能力の明確化 共有化 職能団体として期待される役割の推進 ( 研修 仲間 ネットワークづくり等 )

90 企業内での産業保健活動において 保健師に期待すること ( 総論 ) 1 保健指導の専門家として 2 企業内の産業保健スタッフのかなめとして 3 地域のネットワーク活用の窓口として 4 事業者 労働者及び産業保健関係者から頼られる相談役として

91 第 12 次労働災害防止計画等を踏まえて産業保健分野の保健師に特に期待すること メンタルヘルス対策の推進 管理監督者 労働者への教育研修 情報提供 メンタルヘルス対策対策の企画立案 個別の労働者 管理監督者への支援 等 過重労働対策 健診結果 事後措置結果の効果的な活用 健康診断 事後措置等の実施促進 腰痛 熱中症対策 予防教育の普及 受動喫煙防止対策 教育啓発等 高年齢労働者対策 高齢労働者等基礎疾患を有する労働者への健康管理 指導の強化 < 産業保健活動の推進にあたって > 地域との連携 地域資源の活用 ( 産業保健事業の活用 地域の医療機関 保健所等との連携 )

92 労働衛生コンサルタント 労働衛生コンサルタントの名称を用いて 他人の求めに応じ報酬を得て 事業場の衛生について診断及び指導を行う 10 年以上の業務経験がある保健師は労働衛生コンサルタントの受験資格があり 筆記試験が一部免除される ( 安全衛生診断 ) 法第 80 条都道府県労働局長は 第 78 条第 1 項の規定による指示をした場合において 専門的な助言を必要とすると認めるときは 当該事業者に対し 労働安全コンサルタント又は労働衛生コンサルタントによる安全又は衛生に係る診断を受け かつ 安全衛生改善計画の作成について これらの者の意見を聴くべきことを勧奨することができる 91

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