03-1 地下水利用及び地盤沈下等の状況について(H28更新版）.docx

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あつとしうえや
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1 資料 3-1 大阪府域における地下水利用及び地盤沈下等の状況について 1 地下水の採取に係る規制別添チラシ参照 1 工業用水法及び建築物用地下水の採取の規制に関する法律ビル用水法工業用水法により製造業電気ガス熱供給業に用いる地下水の採取についてストレーナーの位置及び揚水機の吐出口の断面積について規制されてり現在大阪市及びその周辺地域泉州地域の一部が対象となっている表 1-1 工業用水法に基づく許可井戸揚水設備の状況単位 : 本区分平成 26 年 3 月 31 平成 26 年度平成 27 年 3 月 31 現在の井戸本数許可井戸廃止井戸現在の井戸本数大阪市域北摂地域東大阪地域泉州地域 1 1 合計平成 26 年度末現在の状況は表 1-1 のとおり井戸本数は 77 本で北摂地域が 59 本と最も多く大阪市域には許可を受けた井戸は無いまた大阪市域については建築物用地下水の採取の規制に関する法律いわゆるビル用水法により冷暖房用水洗便所等に用いる建築物用地下水の採取について規制されている 2 その他の条例による対策大阪府生活環境の保全等に関する条例により東大阪地域の一部を対象に給水人口 5, 人以上の水道事業に用いるものについて地下水の採取が規制されており平成 26 年度末現在規制対象になる地下水の採取はないまた枚方市東大阪市大東市摂津市島本町では独自の条例により地下水の採取について規制を設けている 1

2 2 地盤沈下の監視の現状地盤沈下の状況を把握するため大阪府域では大阪府条例による地下水揚水量の把握観測所を設置し地盤変動量の常時監視さらに水準測量による地盤変動状況の面的な把握を行っている 1 地下水揚水量の調査現在大阪府生活環境の保全等に関する条例では大阪府全域を対象に表 2-1 のとおり一定規模以上の井戸を所有する事業者に対して地下水の採取量報告を義務付けている地下水の採取量の推移は昭和 38 年 1963 年以降を見ると年々減少し平成 2 年 199 年以降ほぼ横ばいであったが平成 2 年 28 年から採取量報告の範囲を大阪府全域に広げたため増加しているなお平成 26 年 214 年の実績は約 268 千 3 であった表 2-1 大阪府条例による報告の内容対象となる規制等の対象規制等の内容用途全用途揚水機の吐出口の断面積揚水機が2 以上あるときは吐出口断面積の合水量測定器の設置計が6 平方センチメートルを超えか報告つ動力を用いるもの図 2-1 の推移採取量は条例改正に伴い 28 年平成 2 年から府内全域に対象を拡大し把握した用途別には表 2-2 のとおり昭和 5 年 1975 年ごろまでは工業用が最も多かったがそれ以降上水用が最も多くなり平成 26 年 214 年は約 155 千 3 と全体の 6 割近くを占めている 2

3 表 2-2 用途別のの推移単位 : 千 3 用途年度昭和平成 4 年 45 年 5 年 55 年 6 年 8 年 13 年 19 年 2 年 21 年 22 年 23 年 24 年 25 年 26 年全体工業用上水用その他注大阪府生活環境の保全等に関する条例に基づいて報告されたの集計結果平成 19 年までは平野部における採取量で平成 2 年以降は府全域での採取量である平成 26 年において地域別には北摂地域が約 12. 万 3 と全体の 5 割弱と最も多く続けて東大阪地区が多くなっている表 2-3 平成 26 年総括表単位 : 千 3 工業用上水用公共用農業用一般用合計大阪市北摂東大阪南河内堺市泉州総計地盤変動量の常時監視地盤変動量の状況を常時監視するため表 2-4 に示すとおり大阪市では 11 か所大阪府では 15 か所計 26 か所での常時監視を実施しておりそのうち大阪市では 4 か所大阪府では 11 か所計 15 か所で地盤変動量も監視している表 2-4 平成 26 年地盤変動量常時監視の状況設置主体地域地盤変動量観測所数観測井戸数観測所数観測井戸数大阪市大阪市北摂東大阪大阪府堺市泉州大阪計総計地盤変動量の観測所数はの観測所の内数 3

4 代表的な観測井戸におけるの推移は図 2-2 のとおりであり昭和 6 年 1985 年ごろまでに各地域ともが上昇し地下水の採取規制等の効果によりが回復してきたと考えられるその後若干上昇傾向で推移していたが平成 1 年 1998 年ごろから東大阪地域の長瀬泉州地域の貝塚 2においてはは上昇傾向にありこの 1 年間に 1 以上上昇している図 2-2 の推移年 S S46.9 工工水水法法府条例 1977S52.12 工水法豊中生野 B 長瀬堺 B-3 岸和田 2 貝塚 2 北東摂大地阪域地指域定指定東大阪地域指定泉州地域指定 1 府内の地盤沈下観測所における観測結果 2 グラフは各年の 1 月から 12 月までの平均値の推移を示しています 3 年月は法令等の公布年月を示しています 4 堺 B-3 観測所は観測所の配置見直しにより 28 年度平成 2 年度より休止しています 3 地盤変動状況の把握大阪府全域を対象とした地盤変動状況の把握は昭和 38 年から現在の阪神地区地盤沈下調査連絡協議会の母体となった組織により定期的に大阪府全域及び阪神地域を対象とした水準測量データを収集している平成 27 年度 215 年の調査では表 2-5 に示すとおり合計 533 点における測量データを収集予定 4

5 代表的な水準測量点における推移は図 2-3 のとおりであり昭和 4 年代 1965 年 ~ に東大阪地域北摂地域において顕著な沈下が観測されているが昭和 5 年以降はほぼ横ばいとなっている表 2-5 地域別の水準測量地点数地域名北摂地域大阪市域東大阪地域南河内地域泉州地域全体実測点数図 2-3 地盤沈下の推移年累積沈下量 c 堺市美原区小平尾 TA55 岸和田市下野町 254 摂津市千里丘府 33 大東市浜町府 38 大阪市此花区酉島西 4 注阪神地区地盤沈下調査広域水準測量 1999 年から 29 年までは隔年実施それ以降は 3 ヵ年毎に測量実施の一環として測量したものの内主な地点の地盤沈下の推移を示しています 3 観測結果のまとめ 1 と地盤変動量の常時監視結果の推移図 2-4~ 図 2-8 は工業用水法に基づく取水規制開始後に大きく減少しその後は横ばいであるの減少とともに地盤沈下はほぼ横ばい傾向で推移しは上昇に転じたは近年において横ばいまたはわずかに上昇の傾向を示している地域がある 5

図 2-4 と累積沈下量の相関大阪市 4 35-5 -1 千3 3 25 2 15 1 西区此花区酉島沈下量港 C 港 ⅡC 観測所 -1-15 -2-25 c 累積沈下量 -2-3 5-3 -6 S1 15 2 25 3 35 4 45 5 55 6 H2 7 12 17 22-35 採取量データなし : 昭和 6 年まで港観測所昭和 61 年以降港 Ⅱ のデータを使用図 2-5

6 図 2-4 と累積沈下量の相関大阪市千西区此花区酉島沈下量港 C 港 ⅡC 観測所 c 累積沈下量 S H 採取量データなし : 昭和 6 年まで港観測所昭和 61 年以降港 Ⅱ のデータを使用図 2-5 と累積沈下量の相関北摂地域北摂地域 3 3, 25 25, 千3 2 地下水採取 15 量 3 1 2, 15, 1, 5, c 累積沈下量 -1 地下位 5 S H , -25 北摂地域 -6 S H 工水法地域指定地域指定経過措置終了系列 1 吹田観測所北摂地域摂津市吹田観測所吹田市泉町沈下量吹田観測所 -25 6

7 図 2-6 と累積沈下量の相関東大阪地域千 c 累積沈下量 S H 工水法地域指定東大阪地域南郷観測所大東市浜町沈下量南郷観測所 -4 図 2-7 と累積沈下量の相関堺市堺 A-1 8 堺市美原区小平尾沈下量堺 A-1 5 千 c 累積沈下量 -1 1 S H 堺観測所移設 -2 7

8 図 2-8 と累積沈下量の相関泉州北部地域千泉州北部地域岸和田第 3 観測所岸和田市下野町沈下量岸和田 3 観測所 c累積沈累下積量沈下c量 S H 工水法地域指定井戸深度別地域別の図 2-9 各地域別に地下水の採取量と井戸の深さについてとりまとめた大阪市内においては 3 以深の採取量が多くその他の地域ではそれより浅い深度からの採取量が多い特に東大阪地域及び南河内地域においては深度 3 までの不圧地下水と見られる地下水の採取量が多い 7, 図 2-9 井戸深度別 6, 3 5, 4, 3, 2, 1, ~3 31~6 61~1 11~15 151~2 21~25 251~3 3 以上井戸の深さ大阪市北摂東大阪南河内堺市泉州 8

平成 28 年度名古屋市における地盤沈下の状況平成 29 年 8 月名古屋市環境局

平成 28 年度名古屋市における地盤沈下の状況平成 29 年 8 月名古屋市環境局平成 28 年度名古屋市における地盤沈下の状況平成 29 年 8 月名古屋市環境局この報告書は東海三県地盤沈下調査会においてとりまとめられた平成 28 年における濃尾平野の地盤沈下の状況から本市分についてまとめたものです目次 1 水準測量による地盤沈下の状況 1 (1) 沈下域面積とその推移 1 (2) 水準点の沈下状況 2 (3) 累積沈下量 3 2 観測所における地下水位等の状況