目次 1. はじめに 2 2. 事象の概要 3 3. 検討体制及び検討方針 検討体制 検討方針 4 4. 直接原因分析 事実関係に基づく時系列の整理 問題点の抽出 直接要因の分析 再発防止対策 ( 是正処置及び予防

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1 溶接事業者検査の一部未実施 に関する 根本的な原因を含む原因の究明及び再発防止対策の策定について 平成 24 年 1 月 20 日 財団法人発電設備技術検査協会

2 目次 1. はじめに 2 2. 事象の概要 3 3. 検討体制及び検討方針 検討体制 検討方針 4 4. 直接原因分析 事実関係に基づく時系列の整理 問題点の抽出 直接要因の分析 再発防止対策 ( 是正処置及び予防処置 ) 根本原因分析 分析の方法 組織要因の抽出 再発防止対策 ( 是正処置及び予防処置 ) 再発防止対策及びフォローアップ 再発防止対策 フォローアップ 類似事象の調査とこれまでの対策の有効性の評価 おわりに 21 添付資料添付資料 1 溶接事業者検査の実施フロー 22 添付資料 2 時系列の整理 23 添付資料 3 要因分析図 27 添付資料 4 直接原因分析に基づく再発防止対策 30 添付資料 5 根本原因分析に基づく再発防止対策 32 1

3 1. はじめに 平成 23 年 12 月 22 日 財団法人発電設備技術検査協会 ( 以下 協会 という ) は 原子力安全 保安院から 協会が九州電力株式会社から委託を受けて実施した玄海原子力発電所第 4 号機の低温再熱蒸気管の取替用配管に係る溶接事業者検査に関し 検査が一部未実施であったこと及び不適切な検査記録の修正を行っていたことについて厳重注意を受けるとともに 根本的な原因を含む原因の究明及び再発防止対策の策定を行い 平成 24 年 1 月 20 日までに報告するよう指示を受けた 本報告書は 上記の溶接事業者検査の一部未実施及び不適切な検査記録の修正について 事実関係の調査及び分析を実施し その結果判明した根本的な原因を含む原因及びそれらを踏まえた再発防止対策について取りまとめたものである 2

4 2. 事象の概要 協会は 九州電力株式会社 ( 以下 九州電力 という ) より 玄海原子力発電所 ( 以下 発電所 という )4 号機の第 11 回定期修繕工事の溶接事業者検査に係わる業務委託を受け その業務の一部として 低温再熱蒸気管修繕工事 ( 配管の取替 ) に係わる溶接事業者検査を実施した 低温再熱蒸気管の取替用配管は 九州電力から三菱重工業株式会社原動機事業本部 ( 高砂地区 )( 以下 三菱高砂 という ) に製造が発注され その協力会社である株式会社大阪特殊鋼管製造所 ( 以下 OTK という ) の徳島工場において製造され 溶接事業者検査の工場検査は平成 23 年 7 月から 8 月にかけて同工場において行われた 工場検査は 製造工程に従い 複数回に分けて溶接部の材料検査 開先検査 溶接作業検査 熱処理検査 浸透探傷試験 機械試験 耐圧試験及び外観検査が順次行われたが このうち熱処理検査において一部検査を実施せず また その後の検査工程においても先行検査の実施状況を確認せずに検査を完了した その後 検査記録の確認を行っていた三菱高砂において一部検査の未実施が発見され 協会に連絡があったが 協会は関連する検査記録の一部を不適切な方法で修正し 検査を完了したこととした その結果 平成 23 年 9 月末に独立行政法人原子力安全基盤機構による溶接安全管理審査が行われた際に 当該溶接事業者検査は適正に行われていたものとして審査が完了した 3

5 3. 検討体制及び検討方針 3-1. 検討体制 (1) 検討委員会溶接事業者検査の一部未実施及び不適切な検査記録の修正について 事実関係の調査を行うとともに 根本的な原因を含む原因の究明及び再発防止対策の策定を行うため 協会に検討委員会を設置した 検討委員会は 理事長をリーダーとして 溶接事業者検査業務に直接関係しない役員等により構成した 検討委員会は 次項の分析チームの報告を受けて 再発防止対策を決定するとともに その実施計画及びフォローアップ計画を策定した また 過去の類似事象を調査し これまでに執られた再発防止対策の有効性について評価を行った < 検討委員会構成メンバー > 委員長 : 佐々木宜彦 ( 理事長 ) 副委員長 : 藤冨正晴 ( 業務管理監 ) 委員 : 今永隆 ( 専務理事 事務局長 ) 戸根孝義 ( 理事 ISO 認証事業等担当 ) 吉田和夫 ( 常勤嘱託 前規格基準室長 ) 事務局 : 東信雄 ( 総務企画室長 ) (2) 分析チーム客観的な立場に立って 事実関係及び問題点を明らかにし また 根本原因を含む原因の調査及び再発防止対策の立案を行うため 検討委員会の下に分析チームを設置した 分析チームは 業務管理監をリーダーとして 溶接事業者検査の実施及び管理監督に携わらない検討委員会メンバーで構成した 分析チームメンバーには 必要な情報にアクセスする権限を与え 経営層や関連部門に対するインタビューを含めて関連する調査の実施及び対策の立案を委ねるとともに 根本原因分析及びその結果によって処遇上の不利益を被ることがないことを保証した < 分析チーム構成メンバー > リーダー : 藤冨正晴 ( 業務管理監 ) メンバー : 戸根孝義 ( 理事 ISO 認証事業等担当 ) 吉田和夫 ( 常勤嘱託 前規格基準室長 ) 事務局 : 東信雄 ( 総務企画室長 ) 3-2. 検討方針 (1) 基本方針分析チームにおいては 協会内の関係者からのインタビューを含めて事実関係の把握及び問題点の抽出を行うとともに 当該問題点について直接原因分析及び再発防止対策の検 4

6 討を行い さらにそれらの背景にある根本原因分析及び再発防止対策の検討を行うこととした このうち 根本原因分析については 原子力安全 保安院の 根本原因分析に対する国の要求事項について ( 平成 19 年 1 月 25 日制定 ) 及び 事業者の根本原因分析実施内容を規制当局が評価するガイドライン ( 平成 19 年 8 月 27 日制定 平成 22 年 9 月 3 日改訂 ) に基づき 日本電気協会原子力規格委員会の 原子力発電所における安全のための品質保証規程 (JEAC ) の付属書 根本原因分析に関する要求事項 及び 原子力発電所における安全のための品質保証規程 (JEAC ) の適用指針 - 原子力発電所の運転段階 - (JEAG )[2011 年追補版 ]( 根本原因分析に係わる内容の充実 ) の附属書 -2 根本原因分析に関する要求事項 の適用指針 を参考して 検討を行うこととした (2) 検討内容分析チームにおいては 下記の事項について 調査 分析 検討等を実施した また 事実関係の調査については 協会が現に保有している資料や 協会内の関係者を対象とした 1 事実関係の調査 当該溶接事業者検査に関する法令 規格基準 ガイドライン等の関連図書 九州電力との委託契約及び九州電力が定めた要領書等の関連図書 協会が定めた溶接事業者検査に関する要領書等の関連図書 当該溶接事業者検査に関する検査記録等の関連図書 協会における過去の類似の事例等に関する資料 協会の組織運営 業務運営 コンプライアンス等に関する資料 直接当事者 管理層 経営層を含む関係者のインタビュー 2 直接原因分析と再発防止対策の検討 時系列の整理及び問題点の分析 直接要因の分析と再発防止対策の検討 3 根本原因分析と再発防止対策の検討 組織要因の分析と再発防止対策の検討 5

7 4. 直接原因分析 4-1. 事実関係に基づく時系列の整理 関係者へのインタビュー及び各種の記録に基づき 事実関係を調査した結果は 次のとおりであった なお 本件の溶接事業者検査の実施フローを添付資料 1に また 時系列の整理を添付資料 2に示す (1) 平成 23 年 8 月 18 日協会西日本支部の検査員 A が OTK の徳島工場において 低温再熱蒸気管の取替用配管の溶接事業者検査の一環として 熱処理検査及び浸透探傷試験を実施した 検査員 A は 溶接事業者検査計画書を確認し SCMV 材 ( クロムモリブデン鋼 ) の配管 2 本の溶接後熱処理と SUS 材 ( ステンレス鋼 ) の配管 2 本の溶接後熱処理 ( 固溶化熱処理 ) の検査を行うこととしていたところ OTK 職員から SUS 材の溶接後熱処理については三菱高砂からの特別要求であり参考記録であるとの説明があった このとき 三菱高砂の職員も立ち会っていたが 特段の発言はなかった これを受けて 検査員 A は 日本機械学会の 発電用原子力設備規格 / 溶接規格 ( 以下 JSME 溶接規格 という ) を確認したが SUS 材については溶接後熱処理が不要とされていたため 溶接事業者検査の対象外であると錯覚し 参考記録としての扱いで確認を行った このとき 検査員 A は SUS 材の溶接後熱処理が溶接事業者検査の対象外であるかどうかについて 協会関係者に問い合わせなかった また 溶接施工法を確認すれば SUS 材の溶接後熱処理も溶接事業者検査の対象であることを容易に確認できたにもかかわらず 検査員 A はその確認を怠った 検査員 A は 引き続き浸透探傷試験を完了してから当日の検査記録を作成した その際 SUS 材の熱処理検査に関する溶接後熱処理記録 ( 熱処理チャート ) の溶接事業者検査員欄及び工程管理記録の検査日記入欄に斜線を引き 溶接事業者検査を終了した 検査員 A は 要領書に従って 検査日報に工程管理記録の写しを添付し OTK の徳島工場から発電所に FAX で送信した この結果 SUS 材の熱処理検査が未実施となった (2) 平成 23 年 8 月 26 日協会西日本支部の検査員 B が OTK の徳島工場において 低温再熱蒸気管の取替用配管の溶接事業者検査の一環として 機械試験 耐圧試験及び外観検査を実施した 溶接事業者検査においては工程ごとに前工程の検査が終了していることを確認しなければならないが 検査員 B は 機械試験の実施に当たって直前の工程である浸透探傷試験が終了していることを確認すれば十分であると認識し 同時に行われた熱処理検査については確認を行わなかった また 前工程の検査の終了を確認するには 溶接事業者検査計画書と工程管理記録を照合する必要があるが 検査員 B はこの照合を行わなかった このとき 溶接事業者検査計画書を見ていれば 熱処理検査の一部が未実施であることを容易に確認できていた 次に 検査員 B は耐圧試験及び外観検査を実施した 最終工程である耐圧試験を実施するときは 念のために それまでの全ての検査が終了していることを確認することが適切 6

8 であったが 検査員 B はこの確認を行わなかった この場合も 溶接事業者検査計画書と工程管理記録を照合すれば 熱処理検査の一部が未実施であることは容易に確認できた 検査員 B は 当日の検査を終了した後 工程管理記録の写しを添付した検査日報を発電所に FAX で送信した 発電所は これを確認した後 検査員 B に指示をして OTK に終了刻印を打刻させた この結果 検査が一部未実施のまま 溶接事業者検査の全工程が終了した (3) 平成 23 年 9 月 12 日検査員 A は 三菱高砂の担当者から SUS 材の熱処理検査について 工程管理記録の検査日記入欄に斜線が引かれており かつ 溶接後熱処理記録 ( 熱処理チャート ) が添付されていない との電話連絡を受けた 検査員 A は 検査漏れがあったことを確認し 西日本支部の検査業務統括に報告した 検査業務統括は検査員 A から話を聞くとともに 検査員 A が参考記録として実施した検査員用のチェックシートを確認し また 当日の検査に立ち会っていた三菱高砂の担当者に電話連絡をして 正規の検査と同じ内容の確認が行われていたことを確認した 検査業務統括は OTK 徳島工場に連絡し 検査記録を持って西日本支部に来所されるよう依頼し 西日本支部において打合せを行った 打合せには 検査業務統括 検査員 A 及び OTK 職員の他 別件で来所していた三菱高砂の関係者が同席した 検査業務統括は SUS 材の熱処理検査は未実施ではなく 単純な捺印漏れであると判断し 打合せの席上で 検査員 A に指示をして OTK が持参した溶接後熱処理記録 ( 熱処理チャート ) の判定欄にあった斜線に取消線を入れ 所定の箇所に参考記録として確認した日を検査日として記入し 捺印させた 他方 発電所に写しを提出済みであった工程管理記録については 発電所の了解がなければ訂正できないことから 出張中で不在であった西日本支部長に電話連絡し 発電所への出張承認を取り付けた (4) 平成 23 年 9 月 13 日検査業務統括は 発電所を訪問し SUS 材の熱処理検査について 検査員 A が工程管理記録の検査日記入欄に誤って斜線を引いてしまったと説明し 当該箇所の処置についての判断を仰いだ このとき 検査業務統括は 溶接後熱処理記録 ( 熱処理チャート ) の修正は軽微な事項であると判断し 9 月 12 日に修正したことを説明しなかった これを受けて 発電所の担当者は 所内で検討した上で連絡することとした 発電所からの帰途 検査業務統括は西日本支部長及び本部の検査業務室長に電話で報告した しかし 溶接後熱処理記録 ( 熱処理チャート ) を 9 月 12 日に修正したことを発電所に説明していないことは 報告しなかった ( 検査業務室長は 翌日 検査業務統括からの報告内容について担当理事に報告した ) (5) 平成 23 年 9 月 14 日発電所の担当者から 検査業務統括に対し 本件は誤記として処理するとの電話連絡があった 検査業務統括は 工程管理記録の検査日記入欄の斜線に取消線を加えるとともに 参考記録として確認した日を検査日として記入し それらの訂正を 9 月 14 日に検査業務統括が行ったことを付記した 検査業務統括は 工程管理記録の誤記訂正を行ったことを 西日本支部長に報告した 7

9 (6) 平成 23 年 9 月 15 日検査業務統括は 検査業務室長に 前日までの経過について電話で報告した 検査業務室長は 本件について検査業務室で対応することとし 発電所の担当者と連絡をとった 発電所の担当者からは 本件は不適合案件としないことが伝えられた (7) 平成 23 年 9 月 16 日検査業務室長は 発電所を訪問し 溶接事業者検査に係る記録の誤記について と題する報告書を提出した (8) 平成 23 年 9 月 26 日検査業務室長は 本件について 専務理事及び総務企画室長に報告を行った 専務理事は 詳細な経過を常勤役員会で報告するよう 検査業務室長に指示した (9) 平成 23 年 9 月 27 日検査業務室長は 常勤役員会において 本件の詳細な経過及び発電所との協議結果について説明を行った 常勤役員会では 発電所が本件を誤記として処理するとの報告を受け 不適合処理をしないことを了承した この日の夕方 担当理事と検査業務室長が検査業務統括と電話で連絡をしていたところ 検査業務統括から 9 月 12 日に溶接後熱処理記録 ( 熱処理チャート ) を修正したことを 発電所には説明していない との報告があった しかし 担当理事及び検査業務室長は 溶接安全管理審査が始まっているので いまさら訂正はできないと考え 発電所に対しても 他の役員等に対しても その事実を報告しなかった (10) 平成 23 年 9 月 日発電所は 原子力安全基盤機構の溶接安全管理審査を受けた このとき 発電所は 検査記録の誤記を訂正したことを説明したが 特に問題とされることはなかった (11) 平成 23 年 11 月 14 日夕方 原子力安全 保安院から協会に対し 協会が実施した溶接事業者検査について原子力施設安全情報申告制度に基づく申告があったため 関係者から事情聴取を行うとの連絡があった (12) 平成 23 年 11 月 17 日常勤役員会が開催され 検査業務室長は 本件の経過について詳しい報告を行った このとき 9 月 13 日に検査業務統括が溶接後熱処理記録 ( 熱処理チャート ) の修正について発電所に説明しなかったことが 報告された 常勤役員会は 本件について詳細な調査を行うこととした (13) 平成 23 年 11 月 24 日理事長は 常勤役員会の調査結果を踏まえ 関係者に対して厳重な注意を行うとともに 全職員に対し 不適合案件の処理を的確に行う等 コンプライアンスの徹底を図るための 8

10 指示を行った 4-2. 問題点の抽出 主要な問題点 事象の分析に基づき 主要な問題点を 3 点抽出した その結果は 次のとおりである 問題点 Ⅰ 溶接事業者検査において 検査漏れが発生した 問題点 Ⅱ 溶接事業者検査において 検査漏れを防止するバリアが機能しなかった 問題点 Ⅲ 溶接事業者検査の検査漏れに対して 不適切な処置を行った 個別の問題点 主要な問題点について 時系列の整理及びそれぞれの事象の詳細を調査することにより 主要な問題点を発生させた個別の問題点を抽出した その結果は 次のとおりである なお 番号のローマ数字は 主要な問題点に関連づけたものである (1) 検査漏れの発生について 問題点 Ⅰ1 検査員 A は SUS 材の溶接後熱処理 ( 固溶化熱処理 ) が溶接事業者検査計画書に記載されている事項であることを確認したが JSME 溶接規格に規定がないことから 検査対象外の参考記録であると判断した 問題点 Ⅰ2 検査員 A は SUS 材の溶接後熱処理 ( 固溶化熱処理 ) が検査対象外であると判断した際 確信がなかったにもかかわらず 協会内の責任者や他の検査員に確認しなかった (2) バリア機能の喪失について 問題点 Ⅱ1 検査員 B は 検査員 A の次工程の検査を行ったが 検査員 A が担当した検査項目が全て終了していることを確認しなかった 問題点 Ⅱ2 検査員 B は 耐圧試験に先だって それ以前の全ての検査が終了していることを確認しなかった (3) 不適切な処置について 問題点 Ⅲ1 検査業務統括は 検査員が検査対象外であるとの認識をもって行った確 9

11 認であるにもかかわらず 検査としての有効性に疑問を抱かず 不適合として処理しな かった また 検査の一部が未実施のままで後工程の検査が行われたにもかかわらず 後工程の検査の有効性に疑問を抱かず 不適合として処理しなかった 問題点 Ⅲ2 検査業務統括は 問題が発生した後 西日本支部長及び検査業務室長に対して その詳しい経緯や正確な事実関係を報告していなかった 問題点 Ⅲ3 検査業務統括は 溶接後熱処理記録 ( 熱処理チャート ) について 検査員 A に指示をして 日付を遡った不適切な修正を行わせた 4-3. 直接要因の分析 主要な問題点及び個別の問題点の抽出に基づき それぞれの問題点の背景にある直接要因の分析を行った その結果は 次のとおりである なお 番号のローマ数字及び丸数字は 問題点の番号と関連づけたものである (1) 検査漏れの発生について 直接要因 Ⅰ1a 検査員 A は 検査会社における非破壊検査業務 原子力発電所の安全管理審査業務等を経た後 協会が採用した中堅の検査員である しかし 個別検査を中心に業務を行っていたため 溶接事業者検査についての体系的な理解が十分ではなかった この結果 溶接事業者検査計画書や溶接施工法に基づいて検査範囲を的確に判断する力量が備わっていなかった ( 力量の不足 ) 直接要因 Ⅰ1b 検査員 A は SUS 材の溶接後熱処理 ( 固溶化熱処理 ) の検査が未経験であったため 溶接事業者検査の対象であることについて的確な判断ができなかった また 西日本支部長は 検査内容に未経験の検査項目が含まれていることをチェックせず 事前に適切な助言や指導を行っていなかった ( 業務支援の不足 ) 直接要因 Ⅰ1c 溶接事業者検査において 検査員が誤解や錯覚をしないよう 検査内容を確実に確認させるための仕組みがなかった ( 要領書の不備 ) 直接要因 Ⅰ2 検査に関して少しでも疑問や不明な点が生じたときは 検査業務の責任者や経験豊富な検査員にその場で問い合わせ 確認する必要があった 検査員 A も 通常は頻繁に問い合わせを行っている しかし 当日は他の事項の問い合わせに時間がかかり 後工程である浸透探傷試験の実施時間に食い込んでいたこともあり 状況に流されて 基本動作である確認を怠った ( 基本動作の不徹底 ) (2) バリア機能の喪失について 直接要因 Ⅱ1a 検査員 B は 高度の専門的知識と経験を有する検査員であり 検査 10

12 漏れを防止するためのバリアの重要性を十分に認識しているべきであるが 前工程の確認を確実に行うという基本動作が身についていなかった ( 基本動作の不徹底 ) 直接要因 Ⅱ1b 溶接事業者検査実施要領には 前工程の検査が終了していることを確認するよう規定されていたが 前工程の範囲の規定が十分ではなかった また どのような方法で確認するかについて 規定していなかった チェックシートについても 同様であった ( 要領書の不備 ) 直接要因 Ⅱ2a 耐圧試験を実施するときは 念のために それ以前の全ての検査が終了していることを確認することが適切であるが 検査員 B は確認を行わなかった ( 基本動作の不徹底 ) 直接要因 Ⅱ2b 溶接事業者検査実施要領には 耐圧試験の実施前にそれまでの全ての検査が終了していることを確認することを規定していなかった チェックシートについても 同様であった ( 要領書の不備 ) (3) 不適切な処置について 直接要因 Ⅲ1a 検査業務統括は 検査が未実施ではなく 単なる捺印漏れ又は誤記であると安易に解釈し 不適合処置を行わなかった また 後工程の検査の不適合についても 気がつかなかった ( 不適合管理教育の不足 ) 直接要因 Ⅲ1b 溶接事業者検査不適合管理要領に 今回のような事案の取扱いについて明確に規定されていなかった ( 要領書の不備 ) 直接要因 Ⅲ2 検査業務統括は 検査が未実施ではなく 単なる捺印漏れ又は誤記であると安易に解釈し この程度の問題は顧客や協会内部に対して知らせる必要がないと判断した ( 基本動作の欠如 ) 直接要因 Ⅲ3 検査記録の誤記を訂正する場合のルールが不明確であった ( 要領書の不備 ) 4-4. 再発防止対策 ( 是正処置及び予防処置 ) 直接要因の分析に基づき 再発防止対策 ( 是正処置及び予防処置 ) の検討を行った その結果は 次のとおりである いずれの対策も 是正処置と予防処置を明確に区分できないため 再発防止対策として一括した なお 番号のローマ数字及び丸数字は 問題点及び直接要因の番号と関連づけたものである (1) 検査漏れの発生について 11

13 再発防止対策 Ⅰ1a 新卒採用者と同様に 中途採用者に対しても基礎的教育訓練を もれなく行うよう 研修制度の見直しを行う ( 力量の付与 ) ( 注 ) 力量評価の改善については 根本原因分析とその再発防止対策に記述した 再発防止対策 Ⅰ1b 全検査員について 検査工程やその内容を区分した検査経験リ ストを作成する これにより 未経験分野をなくすよう検査業務の指示を行う また 未経験項目の検査を行う場合には 事前に必要な指導を行う ( 業務支援の改善 ) 再発防止対策 Ⅰ1c 検査員が検査の指示があった後に検査内容 検査要領及び判定基準を確認すること及び検査員が検査記録の作成時に誤記 記入漏れ等がないことを溶接事業者検査計画書等により確認することを 溶接事業者検査実施要領に明記する ( 要領書の改訂 ) 再発防止対策 Ⅰ2 検査現場で判断に迷いが生じたときは 協会内の責任者や他の検査員に必ず確認するよう基本動作の徹底を図る ( 基本動作の徹底 ) (2) バリア機能の喪失について 再発防止対策 Ⅱ1a 全ての検査員に対して 検査漏れを防止するためのバリアの重要性を徹底し 前工程の確認を的確に実施するよう研修を実施する ( 教育訓練の徹底 ) ( 注 ) 確認の内容については 次項に記載した 再発防止対策 Ⅱ1b 溶接事業者検査実施要領に 前工程の確認の範囲は前回検査日における全ての検査とすることを明記する また 確認の方法は溶接事業者検査計画書と工程管理記録の照合によることを明記する チェックシートについても 同様の改訂を行う ( 要領書の改訂 ) 再発防止対策 Ⅱ2a 全ての検査員に対して 溶接事業者検査におけるバリアの重要性を徹底し 耐圧試験の実施前にそれまでの全ての検査が終了していることを確認するよう 研修を行う ( 教育訓練の徹底 ) 再発防止対策 Ⅱ2b 溶接事業者検査実施要領に 耐圧試験に先だってそれまでの全ての検査が終了していることを確認することを明記する また 確認の方法は溶接事業者検査計画書と工程管理記録の照合によることを明記する チェックシートについても 同様の改訂を行う ( 要領書の改訂 ) (3) 不適切な処置について 再発防止対策 Ⅲ1a 全検査員に対し 不適合の判断や不適合発生時の対応を徹底するため 研修を実施する ( 不適合管理教育の徹底 ) ( 注 ) 不適合処置の内容については 次項に記載した 12

14 再発防止対策 Ⅲ1b 溶接事業者検査不適合管理要領において 顧客に報告後に発見 された検査記録の誤記等については 必ず不適合とすることを明記する ( 要領書の改訂 ) 再発防止対策 Ⅲ2 全検査員に対して 不適合又は不適合となりうる問題が発生したときは 顧客や協会内部に対して 正確かつ迅速に報告を行うよう徹底する ( 基本動作の徹底 ) 再発防止対策 Ⅲ3 検査記録の誤記を訂正するときは 訂正日 訂正理由及び訂正者名を付記するよう 関連する要領書に明記する ( 要領書の改訂 ) 13

15 5. 根本原因分析 5-1. 分析の方法 根本原因分析に当たっては 直接原因分析において抽出された問題点及び直接要因を踏まえ 背景にある組織要因を検討した また その中から本件事象への影響が大きいと思われる主要な組織要因を抽出した 組織要因の分析に当たっては 次の3つの階層概念に区分して検討を行った 個別業務のプロセスに関わる組織要因の分析( 階層 1) 経営全体に関わる組織要因の分析( 階層 2) 組織風土などの全体の基礎となる組織要因の分析( 階層 3) 階層 1の分析に当たっては 次の3つの事項に関して検討を行った 溶接事業者検査の業務プロセスに関する事項 検査員の力量評価及び教育訓練に関する事項 要領書の制定 運用 管理に関する事項 階層 2の分析に当たっては 次の事項に関して検討を行った 品質マネジメントシステムの構築 運用に関する事項 階層 3の分析に当たっては 次の事項に関して検討を行った 協会の組織風土に関する事項 直接原因分析で抽出された問題点や直接要因と今回抽出した組織要因の関係を 添付資料 3の要因分析図に示す 組織要因の分析に基づいて それぞれの階層に関わる再発防止対策 ( 是正処置及び予防処置 ) の検討を行った 5-2. 組織要因の抽出 個別業務のプロセスに関わる組織要因の抽出 (1) 溶接事業者検査の業務プロセスに関する事項 組織要因 A 溶接事業者検査の業務プロセスにおいて バリア機能を確実に維持していくことを含めて 基本的な要求事項が守られているかどうかを点検する仕組みが構築されていなかった (2) 検査員の力量評価及び教育訓練に関する事項 14

16 組織要因 B 検査員の力量評価が 資格 経歴 検査実績等の形式要件に偏っており 検査の現場における意識レベル 基本動作 対応能力等の実際の活動に即した力量評価が不十分であった このため 検査経験の豊富な職員に対しては 基本動作の徹底を図るための教育訓練が不十分であった (3) 要領書の制定 運用 管理に関する事項 組織要因 C 検査員が常識的に理解していなければならない事項 ( 検査が終了しているかどうかを確認するときは 溶接事業者検査計画書と工程管理記録を照合すること等 ) については要領書に規定するまでもないと考え 要領書の中に 実際の要求事項を明確に規定していなかった 経営全体に関わる組織要因の抽出 (1) 品質マネジメントシステムの構築 運用に関する事項 組織要因 D 協会の業務は 検査業務 安全管理審査業務 製品認証業務 ISO 認証業務等に分かれている このため 不適合管理を含めてそれぞれ独立したマネジメントシステムによって運営されており トップマネジメントのコミットメントが不明確かつ不十分であった 組織風土などの全体の基礎となる組織要因の抽出 (1) 協会の組織風土に関する事項 組織要因 E 協会の業務は 検査を行う直接業務とその業務プロセスを管理する間接業務に分かれており 本部では両者が一体となって運営されているため多様な情報が共有されている しかし 支部 分室では本部からの情報伝達を一方通行で受けることが多く 双方向のコミュニケーションにより均質な情報を共有する風土が形成されていなかった また 支部 分室では 直接業務が中心であるため 検査員同士の内部コミュニケーションも十分ではなかった 5-3. 再発防止対策 ( 是正処置及び予防処置 ) 組織要因の分析に基づき 再発防止対策 ( 是正処置及び予防処置 ) の検討を行った その結果は 次のとおりである いずれの対策も 是正処置と予防処置を明確に区分できないため 再発防止対策として一括した なお 番号のアルファベットは 組織要因の番号と関連づけたものである 個別業務のプロセスに関わる再発防止対策 15

17 (1) 溶接事業者検査の業務プロセスに関する事項 再発防止対策 A 溶接事業者検査の業務プロセスについて特別監査を実施し バリア機能の維持を含む基本的な要求事項が確実に実行されているか 再点検を行う その結果に基づいて 業務プロセスに関する問題点を摘出し 必要な仕組みの再構築を行う (2) 検査員の力量評価及び教育訓練に関する事項 再発防止対策 B 検査員の力量を評価する仕組みを改善し 立会監視 ( 検査に精通した評価員が 検査現場での業務の遂行状況を監視するもの ) を実施する また 経験豊富な検査員を含め 基本動作の徹底を図るための研修を 定期的に実施する (3) 要領書の制定 運用 管理に関する事項 再発防止対策 C 溶接事業者検査に使用する要領書の再点検を行い 重要な要求事項については要領書に明確に規定するよう 見直しを行う 経営全体に関わる再発防止対策 (1) 品質マネジメントシステムの構築 運用に関する事項 再発防止対策 D 協会全体としての統一的な不適合管理ルールを確立し トップマネジメントをはじめとする経営層の関与を強化する 具体的には 検査のやり直しを要するような重大な不適合が発生したときや不適切な不適合処置があったときには 直ちに経営層に詳細な報告を行い その関与の下で処理を行う また 統合業務システムを導入して 個別業務の不適合情報を協会全体で一元管理する仕組みを確立し 情報の共有化とトップマネジメントによるコミットメントを強化する 組織風土などの全体の基礎となる事項 (1) 協会の組織風土に関する事項 再発防止対策 E 本部 支部 分室の垣根を取り払い 風通しのよい組織風土を確立する 具体的には 1 支部 分室における経営会議や業務会議の開催を定例化し 経営層 管理層と支部 分室職員の face-to-face の交流を拡大する 2 支部 分室に管理層や中核的要員を拡大配置し 本部 支部 分室による一体的管理体制を構築する 3 統合業務システムにより全職員の情報共有化を拡大する 等により 本部と支部 分室の間のコミュニケーションの改善を図る また 支部 分室内においても 4 管理層の検査業務を軽減し 管理業務に集中できるようにする 5 検査員の定例的なミーティングを開催する 等により職場管理の改善や情報交換の拡大を図る 16

18 6. 再発防止対策及びフォローアップ 6-1. 再発防止対策 直接原因分析及び根本原因分析において策定した再発防止対策 ( 是正処置及び予防処置 ) は 17 項目であった 再発防止対策の実施項目は 次のとおりである 再発防止対策を確実に実施していくため 実施期日及び実施部署を決定した ( 添付資料 4 及び添付資料 5) (1) 溶接事業者検査の検査漏れの発生防止 1 検査員の研修制度の見直し 2 検査員の検査経歴管理と適切な業務指示の実施 3 検査内容の事前確認及び記録作成時の確認に関する要領書の改善 4 検査時に判断に迷いが生じた場合の協会への問い合わせの徹底 (2) 溶接事業者検査のバリア機能の維持 5 検査ごとの前工程の終了確認による検査漏れ防止の徹底 6 検査ごとの前工程の終了確認に関する要領書等の改善 7 耐圧試験前の全検査の終了確認による検査漏れ防止の徹底 8 耐圧試験前の全検査の終了確認に関する要領書等の改善 (3) 溶接事業者検査の不適切な処置の防止 9 不適合の判断や不適合発生時の適切な処理の徹底 10 溶接事業者検査の不適合管理要領の改善 11 不適合発生時の協会内部の報告と顧客への報告の徹底 12 検査記録の誤記訂正ルールの明確化 (4) 溶接事業者検査の業務プロセス等の改善 13 溶接事業者検査の業務プロセスに関する特別監査の実施 14 検査現場での立会監視の実施及び基本動作徹底のための定期的教育の実施 15 溶接事業者検査に関する要領書の再点検の実施 (5) 協会全体に関わる再発防止対策 16 統一的な不適合管理ルールの確立と経営層の関与の強化 17 内部コミュニケーションの改善等による風通しの良い組織風土の確立 6-2. フォローアップ 再発防止対策の有効性を検証し 必要に応じて見直しを行うため フォローアップを実施する 実施期日は それぞれの対策実施後 3 ヶ月 ~6 ヶ月以内とし 検証確認を行う部署は実施部署以外の部署とした ( 添付資料 4 及び添付資料 5) 17

19 7. 類似事象の調査とこれまでの対策の有効性の評価 (1) 類似事象の抽出 電気事業法に基づく検査制度が全面的に改正された平成 12 年 7 月以降を対象として 検査の一部未実施及び不適切な検査記録の修正を伴う事例の有無を調査した 抽出した事例は 平成 15 年度に発見された 1 件であり 改正前の電気事業法に基づく溶接検査に関するものであったが 今回の事例において参考とするべき再発防止対策が多く含まれているため 検討の対象とした (2) 事例の概要 協会は 電気事業法の指定検査機関制度廃止後の経過措置として 引き続き溶接検査を実施していた このうち 平成 12 年度に 2 回に分けて申請のあった同一発電所向けの機器について 1 回目は平成 13 年度 2 回目は平成 14 年度に工場検査を完了したが いずれについても一部の検査 ( 浸透探傷試験 ) が実施されなかった 協会の担当支部は 平成 15 年度に浸透探傷試験が検査漏れとなっていることを発見し 当該発電所において追加の浸透探傷試験を実施したが いずれも工場検査時に当時の検査員が検査を実施したかのように検査記録を作成した また 1 回目の申請分は既に合格証を発行済みであったが 検査が適正に行われていたように関係書類を改ざんした 2 回目の申請分は検査が適正に行われていたように関係書類を改ざんし 合格証を発行した 協会は 平成 16 年度に原子力安全 保安院にこの事実を報告し その指示を受けて 詳細な事実関係の調査及び再発防止対策の策定を行った (3) 再発防止対策の概要 本事例は極めて不適切なものであったため 協会内に特別チームを設置して調査を行い さらに外部有識者からなる評価委員会を設置して再発防止対策の評価を行った 再発防止対策の概要は次のとおりである 1 組織 体制面での対策協会役職員の意識改革を図り その行動原理を示す 行動規範 倫理綱領 を制定する 本部と支部における要員の適正配置 支部駐在役員制度の導入などにより 組織のフラット化とコミュニケーションの改善を図るための組織改正を実施する また 外部有識者から成る委員会を設置し 協会の行う一連の再発防止のための活動を定期的に評価する 2 仕組み面での対策協会の溶接検査規程類を改正し 検査プロセスで検出した不適合管理や是正措置に関する内容を充実する また 各職位の責任と役割を規定する協会職務権限規程の明確化と徹底を図るとともに 検査記録の厳格管理のための協会規程を新規に整備する さらに 内部監査の内容を充実し監査での指摘を確実に実行することや 品質マネジメント 18

20 手法による継続的な業務改善活動を積極的に展開するとともに 検査員の資格更新制度の導入 検査要員の共有化の検討を行う 3 教育面での対策全役職員を対象として記録の厳正な取扱いの重要性を始めとする技術者としての倫理教育及び法令遵守教育を実施する 検査員には検査能力向上のための再教育訓練が必要で その際には 改正する協会溶接検査規程類の周知徹底に加えて それぞれの検査員の力量を把握して必要な追加研修を実施する また 管理職に対してもマネジメント能力を向上させるための教育を実施する さらに 今回の事案について各種の教育訓練の場で徹底的に事例研究を行う 4 職場風土面での対策協会を風通しが良くモラルの高い組織風土に改革するために 職場風土改善のための方針及び方策を検討する 職場風土改善委員会 ( 仮称 ) を設置するとともに 今回の事例について職場単位で自由に意見を述べる検討会などの場を設置することを検討する (4) 再発防止対策の実施状況 再発防止対策のうち旧法に基づく溶接検査に関するものは 平成 17 年度末に実施体制を解消したため 完了している また その他の対策については 原則として 現在までも引き継がれているか より改善された制度又はより包括的な制度に置き換えられている (5) 再発防止対策の有効性の評価 現在まで意図的な検査記録の改ざんは発生しておらず 当時の再発防止対策は概ね有効であったと考えられる しかし 今回 不適切な検査記録の修正が発生したことについては反省が必要であり 当時の再発防止対策が十分に機能しなかった点について分析を行った その結果は 以下のとおりである 1 組織 体制面での対策様々な組織改正を行ったが 本部と支部の間のコミュニケーションが大きく改善されたとは言えず 正確な情報の伝達や双方向のコミュニケーションが不十分であった このことについて 今回の再発防止対策に反映した 2 仕組み面での対策旧法に基づく溶接検査体制を解消した後 不適合管理及び検査記録の厳格管理の仕組みが 溶接事業者検査業務に十分に引き継がれなかった このことについて 今回の再発防止対策に反映した 3 教育面での対策力量評価及び教育訓練については 現在においてはさらに強化 改善されている しかし 今回の事例では 中堅職員やベテラン職員の現場での基本動作に問題があった 19

21 このため このことを含めた力量評価や教育訓練が必要であり 今回の再発防止対策に反映した 4 職場風土面での対策協会を 風通しが良く 経営層 管理層及び職員の間で十分なコミュニケーションが行われる組織風土に改革するためには さらに努力が必要であり 今回の再発防止対策に反映した 20

22 8. おわりに 本件については 平成 23 年 9 月 21 日に原子力安全 保安院に対して原子力施設安全情報申告制度に基づく申告が行われたことにより 原子力施設安全情報申告調査委員会において調査が行われ 平成 23 年 12 月 22 日に調査報告が公表された 同委員会の調査報告で指摘されているとおり 協会の検査業務において検査が一部未実施であったこと及び検査記録の不適切な修正を行ったことは 原子力施設の検査に携わる機関として重大な問題であり 原子力施設の安全性への信頼に係わる問題であった 協会においては 本件を深く反省し 徹底した再発防止対策に取り組むことにより 信頼の回復に努めていくこととする 21

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電線社 伸銅社 添付資料 1 の通り 添付資料 2 の通り 2. 今後の対応方針当社は 去る 10 月 30 日付で 本件に係る対策本部 ( 本部長 : 小野副社長執行役員 ) を設置して対応を進めております 今後も引き続き 両社の問題について できる限り早期に問題の解決が図られるよう 当社が主導的 各位 2017 年 11 月 23 日 会社名三菱マテリアル株式会社代表者名取締役社長竹内章 ( コード番号 5 7 1 1 東証第 1 部 ) 問合せ先総務部広報室長鈴木信行 ( 電話番号 03-5252- 5206) 当社子会社における不適合品への対応状況について 当社の連結子会社である三菱電線工業株式会社 ( 以下 電線社 ) 及び三菱伸銅株式会社 ( 以下 伸銅社 ) において 過去に製造販売した製品の一部について

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第 3 章 保険募集管理態勢の整備と内部監査 法令等遵守態勢の確認検査用チェックリスト とは別に 保険募集管理態勢の確認検査用チェックリスト により検証する構成がとられています これは 保険募集に関する法令等遵守の重要性が高く また 着目すべきポイントが多岐に渡っていることを反映したものとも考えられ 1 方針の策定 POINT 取締役は 保険募集に関する法令等遵守を重視し そのための取組みを進めることが求められる 取締役会は 経営方針に則った 保険募集管理方針 を定め 組織全体に周知させることが求められる 1 取締役の役割 責任 取締役は 保険募集に関する法令等の遵守の徹底が顧客の保護 保険会社への信頼の維持並びに業務の健全性及び適切性の確保のために必要不可欠であることを十分に認識し 保険募集に関する法令等の遵守を重視しているか

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