各ブロックの設定した訓練主眼 東北 () 指揮体制の強化 指揮支援 ( 部 ) 隊長が付与された災害情報により道県大隊に活動指示するなど 指揮管理能力向上を目指した訓練 複数の都道府県大隊を統括する都道府県大隊長の指名や現地合同調整所 前進指揮所 救急現場指揮所による活動管理及び指揮系統の一本化を目

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1 各ブロックからの実施結果について 各ブロックの参加状況 ブロック開催県 実施日 消防機関参加規模 消防団 関係機関参加規模 被災地消防本部等 消防団 名東日本高速道路株式会社 名 隊 89 名 航空機 機総務省東北総合通信局 名日本赤十字社秋田県支部 0 名 緊急消防援助隊 陸上自衛隊 9 名能代市山本郡医師会 名 北 8 隊 7 名 航空機 7 機海上自衛隊 8 名能代市山本建設業協会 8 名 海 秋 0 月 日 ( 水 ) 合計 航空自衛隊 名能建会 名 道 田 ~ 0 隊 76 名 航空機 8 機海上保安庁 名秋田県建造物解体業協会 名 東 県 日 ( 木 ) 国土交通省東北地方整備局 名東北電力株式会社能代火力発電所 8 名 北 秋田地方気象台 名能代厚生医療センター 6 名 秋田県警察本部 8 名東日本救助犬ユニオン 8 名 秋田 DMAT 6 名能代市 名 秋田県ドクターヘリ 名秋田しらかみ看護学院 名 被災地消防本部等 消防団 名栃木県ドクターヘリ 6 名 8 隊 78 名 航空機 機陸上自衛隊 7 名日本赤十字社栃木県支部 6 名栃 0 月 7 日 ( 月 ) 関緊急消防援助隊航空自衛隊 名栃木県石油商業組合 名木 ~ 東 7 隊 00 名 航空機 機那須町 名東日本救助犬ユニオン 8 名県 8 日 ( 火 ) 合計栃木県警察本部 7 名国土交通省宇都宮国道事務所 名 0 隊 88 名 航空機 機栃木県 DMAT 6 名 被災地消防本部等 消防団 0 名国土交通省北陸地方整備局富山河川国道事務所 7 名 隊 8 名 航空機 機陸上自衛隊 7 名富山県建設業協会 名富 9 月 日 ( 金 ) 中緊急消防援助隊航空自衛隊 0 名全国災害救助犬協会 名山 ~ 部 00 隊 86 名 航空機 機富山県警察本部 7 名県 日 ( 土 ) 合計富山県 DMAT 9 名 隊 名 航空機 機富山県ドクターヘリ 名 被災地消防本部等 消防団 7 名国土交通省地方整備局 機 0 隊 名 航空機 機陸上自衛隊 60 名航空自衛隊 機奈 0 月 日 ( 土 ) 近緊急消防援助隊奈良県警察本部 名海上保安庁 機良 ~ 畿 隊 70 名 航空機 0 機大阪府警察本部 名和歌山県ドクターヘリ 機県 日 ( 日 ) 合計和歌山県警察本部 名 隊 60 名 航空機 機奈良県 DMAT 名 被災地消防本部等 消防団 6 名長崎県警察本部 6 名 7 隊 8 名 航空機 機陸上自衛隊 0 名 NPO 法人九州救助犬協会 名長 月 日 ( 土 ) 九緊急消防援助隊航空自衛隊 名崎 ~ 州 08 隊 767 名 航空機 機国土交通省九州整備局 0 名県 6 日 ( 日 ) 合計海上保安庁 8 名 隊 88 名 航空機 6 機九州各県 DMAT 8 名 資料

2 各ブロックの設定した訓練主眼 東北 () 指揮体制の強化 指揮支援 ( 部 ) 隊長が付与された災害情報により道県大隊に活動指示するなど 指揮管理能力向上を目指した訓練 複数の都道府県大隊を統括する都道府県大隊長の指名や現地合同調整所 前進指揮所 救急現場指揮所による活動管理及び指揮系統の一本化を目指した訓練 () 関係機関との連携強化 海上自衛隊艦艇による部隊輸送訓練 建設業協会のクレーン船や建造物解体業協会の重機等を活用する民間団体と連携した訓練 防災機関における相互の部隊特性の理解促進と 活動調整による相乗効果を発揮させる訓練 () 開催県 地のレベルアップに繋がる訓練の充実 現有計画を検証し 必要に応じて 緊急消防援助隊応援等実施計画 受援計画 地域防災計画 県内消防相互応援協定等の見直しに反映する訓練 () 地域の特性を活かした訓練 日本海中部地震で津波被害を経験していることから 津波災害対応に重点をおき 広範囲な災害現場対応や各機関による水難救助活動など陸 海 空における連携活動訓練 関東 中部 平成 8 年度緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練は 指揮運営 部隊管理能力の向上 と 災害対応力の更なる強化 を柱とし 図上訓練と実動訓練を一部連動させた訓練を 栃木県内複数の会場で同時並行的に実施 () 県庁が使用できないことを想定し 代替施設である富山県広域消防防災センターで消防応援活動調整本部図上訓練を実施 () 富山県東部地域の地形的特徴等 ( ア. 山岳部から急流河川が多い イ. 交通網が狭い地域で密集している ウ. 化学工業製品出荷額が多く 化学工場がある ) を考慮した実践的な訓練想定 () 富山県県内消防応援隊の迅速な応援活動及び緊急消防援助隊としての連携の強化を考慮した訓練を実施 近畿 奈良県南部で発生した直下型地震を想定するとともに 平成 年 9 月に台風 号による紀伊半島大水害被災県であることも含め 過去に発生した実災害を想定し 被災地の地理的特性を踏まえ 特殊装備小隊を含め限られた部隊で迅速 的確に対応できるかをコンセプトに 各防災関係機関との連携強化 受援計画及び広域消防相互応援協定の検証及び見直しを目的とし 五條市及び橿原市の 会場でブラインドによる実践的な訓練を実施 中四国 九州 () 鳥取県庁 被災地指揮支援本部 ( 中部 西部 ) 応援部隊の行動をリンクさせた図上訓練 () 後方支援会場及び夜間訓練会場を ヶ所 ( 東部 中部 西部 ) に分散 () 統合機動部隊到着前に 相互応援協定による地元消防団 県内応援隊 県境応援隊の初動活動訓練の実施 () 西日本で唯一輸送部隊を保有する航空自衛隊美保基地第 輸送航空隊をはじめ 第八管区海上保安本部 陸上自衛隊第 8 普通科連隊の西部地区に近接した重要関係機関との連携について検証 本県は有人離島を多く有することから 自衛隊輸送機による空輸での救助車両の輸送及びフェリーを活用した部隊進出訓練を実施 併せて ヘリを活用しての孤立者 ( 集落 ) を救助する訓練想定並びに過去に本県が経験した 長崎大水害 及び 雲仙普賢岳噴火災害 を教訓とし 瓦礫埋没建物救出訓練 土石流埋没家屋救出訓練 土石流埋没車両救出訓練 を統合機動部隊の訓練に盛り込んだ

3 各ブロックの訓練想定 東北 秋田県沖を震源とするマグニチュード 7.9 の地震が発生し 能代市では震度 6 弱の強い揺れを観測した この地震により 沿岸部には巨大な津波が押し寄せ 家屋の流出や火災等の災害が発生し 人的 物的ともに甚大な被害が発生した このため 秋田県広域消防相互応援協定に基づき 県内応援隊が被災地域へ出動し 消火 救助活動を実施した さらに 被害が甚大であり かつ 拡大の様相を呈していることから 緊急消防援助隊の応援を要請した 関東 平成 8 年 0 月 7 日 ( 月 )8 時 0 分頃 栃木県南部を震源とする震度 強の直下型地震 ( 前震 ) が発生するとともに那須岳が噴火を起こし 多くの登山者が負傷した その後 9 時 0 分頃 栃木県南部を震源とする震度 6 強の直下型地震 ( 本震 ) が発生し 県南部の複数の市町で甚大な被害が発生した このため 栃木県内消防機関は栃木県広域消防応援計画に基づき 被災地域へ県内応援隊を出動させるとともに 被害が甚大であり かつ 更なる拡大の様相を呈していることから 管轄消防機関及び栃木県内の消防力による対応では困難と判断し 緊急消防援助隊の応援要請を行った 中部 平成 8 年 9 月 日 ( 金 ) 午前 8 時 0 分 富山県東部を震源とする M6. の地震が発生し 魚津市及び滑川市で震度 6 強を観測した この地震により 魚津市及び滑川市を中心に建物等の倒壊に伴う多数の被害及び負傷者が発生するとともに 火災も発生している また 河川堤防の決壊により建物が浸水し 要救助者が多数発生している 近畿 平成 8 年 0 月 日 ( 土 )9 時 00 分 奈良県中南部地域で震度 6 強を観測し 甚大な被害が発生したため 奈良県は緊急消防援助隊の出動を要請 中四国 平成 8 年 0 月 9 日 ( 土 ) 午前 9 時震源断層倉吉南方の推定断層 鳥取県東伯郡三朝町を震源とするM7. 及び震源断層鳥取県西部断層 鳥取県米子市を震源とするM 7.の連動した直下型地震が発生した 九州 平成 8 年 月 日 ( 土 )0 時 00 分頃から長崎県の島原半島を中心に雨が降り始め 長崎県雲仙市では局地的に強い雨となりつつある かかる状況の中 同日 09 時 00 分頃 長崎県島原半島に存在する雲仙地溝北縁断層帯を震源とするマグニチュード 7. の地震が発生し 雲仙市で震度 6 強 島原市 南島原市及び諫早市では震度 6 弱を観測した さらに 同日 09 時 0 分頃には 先の地震と連動する地震が雲仙地溝北縁断層帯を震源としマグニチュード 7. を観測した この地震により同日 09 時 分島原半島を中心とした有明海沿岸全域に津波警報が発表され 09 時 8 分に津波が島原半島北東部に到達し 各地で甚大な被害が発生した模様である また 局地的な豪雨となっている雲仙市の山間部では 土石流も発生している この地震 津波及び土石流により 人的 物的被害が甚大であり 一部の地域では火災も発生している なお 被害の全容は把握されておらず さらに人的 物的被害が拡大している模様である

4 各ブロックの重点推進事項に対する課題と対策 () 図上訓練課題 東北 広域消防本部における指揮支援隊の配置及び市町村等の振り分けについて検証していく必要がある 広域消防本部の構成市町村が多い場合に災害現場や災害種別が多くなることが考えられることから 本訓練では指揮支援本部に 隊の指揮支援隊を配置したが 指揮支援本部における指揮体制の一本化を図る必要があると感じた 対策必要に応じ指揮支援隊長を複数隊配置した場合 統括する指揮支援本部長を指名し 明確な指揮体制を確立する 今後 広域連合消防等における指揮支援隊の配置体系や指揮支援隊を複数配置した場合の指揮支援本部における指揮体制について検討していく 調整本部内での連携について 個々の名前表示がなかったことから調整している相手が誰かわからず 相互認識に時間を要し 調整に手間取った ネームプレートなどの着用により 所属班の表示のほか 機関名及び氏名を明示すれば連携度が向上する 受援においてコアになる県 ( 災対本部 ) が 役割ごとでスムーズに対応することができなかった 災害対策本部事務局の図上訓練を行うなど主になる職員の育成を強化していくことが必要 県内応援隊及び緊急消防援助隊の応援連絡 要請について その時機と災害に見合った応援隊の規模の判断が難しかった 部隊運用訓練の時間確保等の理由により 発災から応援要請 決定までの時間がタイトになってしまった ここに時間の余裕を持たせ 被災地消防 県災対本部及び消防庁災対本部とが相互に情報共有及び災害対応に関する相談等を十分に行い応援の判断をするべきであった また この部分についての訓練を重ねることで 応援要請の判断力を培うことができると考える 指揮本部のレイアウトについて, 効率の良い情報伝達 共有を行うためのテーブル ホワイトボード及びモニターの配置をする必要がある 各本部の環境 建物状況によってレイアウトは変わってくると思うが 環境及び状況に応じたレイアウトを工夫して設定し 効率の良い情報伝達 共有を図る必要がある 関東 日目の訓練について 指揮支援隊が つの会場の合計 9 都県大隊を指揮運営することは非常に困難であった そのため 訓練会場毎に指揮 管理を行う大隊長を指名し訓練を実施したが 大隊長に大きな負担をかけてしまい 十分な指揮 管理が行えないとの声も上がった 指揮支援隊が管理する大隊の数等が記された指揮運営マニュアルの制定が必要 悪天候で航空隊の訓練が中止となり 指揮支援隊 地上部隊の到着時間も予定より遅れた 指揮運営訓練と実動訓練をリンクさせて実施していたため 指揮運営訓練に大きな影響があり その対応に苦慮した 指揮運営訓練と実動訓練をリンクさせる難しさを痛感したが 実災害では当然ながらあり得ることであるため 航空隊による情報収集 指揮支援隊参集不能や地上部隊の到着遅延を想定した訓練を行う必要がある

5 6 実動訓練と図上訓練が連動するところにおいて 連動が難しく指揮支援隊の到着まで緊急消防援助隊が活動できていない状況が続いた 指揮支援隊が到着までの大隊の指揮及び管理について 指揮本部や指揮支援部隊長等で相互に連絡調整を行い 指揮者による大隊の部隊配置や大隊長の指揮支援本部長指名等の対応をとるべきであった 7 指揮命令系統を含め 情報伝達が調整本部 指揮本部 指揮支援本部間において かなり苦慮していたように感じた 情報伝達の連絡系統を明確化し 実災害では正確かつ素早い情報のやり取り また 各本部相互で緊密な意見交換が必要である 8 各本部で 発災直後は特に 情報の緊急度と重要度を素早く選別し 必要な情報を必要なセクションに速やかに伝達しなければ 初動対応で後手を踏むことになってしまう 各本部内で各人の役割分担をより明確化するとともに 情報を共有できるよう ソフト ハード両面の準備と 同じ想定での繰り返し訓練を行うことが必要 訓練のルールや者 見学者 訓練参加者 コントローラーの判別がしづらく 戸惑った 図上訓練として基本的なルールを訓練開始前に説明したが 事前に文書で周知する必要がある また ビブスを着用していたが プレイヤー兼コントローラーがいたことで判別がしづらかったものと思われる 前記同様 事前にビブス着用者の役割や全体レイアウトを周知しておくことが必要 中部 消防応援活動調整本部の整備今回 県庁ではなく 移動して運営となっていたが レイアウトを含め ハード面を整備しておく必要がある 有線回線 無線 パソコン コピー機 FA X 等の資機材について 必要な数を調査のうえ 受援計画において明示し すぐに準備ができる体制を整える 県内の消防応援について個別に応援要請を行っていたが 県域の被害状況を見ながら調整を行う機関 ( たとえば調整本部 ) で応援 受援を取りまとめ 割り振ることが必要 現在の県内消防応援隊の相互協定では 県内消防応援隊を調整する機関が明示されていない 他県の協定を参考にし 見直し等を検討する 近畿 消防応援活動調整本部設置運営訓練の会場スペースの関係で 情報共有及び活動調整等を円滑に行い ホワイトボードを効率よく使用できるような配置が困難であった 緊急消防援助隊に係る情報 ( 応援決定 出動部隊数等 ) の伝達漏れ等 県 災害対策本部と消防機関の間で情報共有が不完全であった 限られたスペースを有効活用したレイアウトや情報の伝達方法について検討を行う 情報の共有及び伝達漏れを防止するため 各本部員による情報収集個票のチェック体制の強化が必要になる 中四国 重点推進事項の改正項目 の 開催地のレベルアップにつながる図上訓練の充実 について鳥取県庁 被災地指揮支援本部 ( 中部 西部 ) 応援部隊の行動をリンクさせた図上訓練を計画していました 応援部隊の進出拠点もブラインドとし 図上訓練の中で指揮支援部隊長と消防庁によって決められた進出拠点へ向かうように考えていましたが 進出先について各県から 自県がどこに行くのかわからないと消防長がどこに視察に行っていいのかわからない 通行料の資金前渡で事務的に困る という問合せが殺到し 最終的に進出拠点 宿営地を参加県へ周知しました 全てブラインドとするのは難しいので 訓練と割り切る部分も必要である

6 受援側として 県 市 消防本部 ( 消防本部 ) が参加して図上訓練を実施した 主な課題は消防本部が市へ報告した災害事案が全て県へ報告されなかった点である 受身の情報収集を行うのか 攻めの情報収集を行うのか その考えの違いで対策も変わってくる 災害発生時には 早期にリエゾンの派遣を行い 情報伝達ルートの確保を行う 県の災害対策本部を設置する室内は非常に手狭である 訓練では 訓練参加機関の職員数を制限したが 実災害が発生した時には 参集者で十分な活動スペースを確保出来ないことが予想された 消防応援活動調整本部を災害対策本部と同場所に設置するのか 隣接した場所に設置するのか 受援計画の見直しを含め平時に決定し その場所に応じた機材の準備及び訓練の実施を行う 九州 関係機関との情報の共有 連携が円滑に行われなかった 常日頃から 顔の見える関係 の構築及び訓練実施前の十分な協議 説明が必要 各機関ごとに連絡調整を行う担当者を指名して情報の収集 情報の提供を行わせる 事業者が設置した航空機動態管理システムを有効に活用することができなかった 設置場所を航空運用調整班の近くにする必要があった 航空機動態管理システムに関する説明を十分に受けなかった 今後も図上訓練に参加するのであれば 事前説明をしっかりと行い 事業者もそれなりの服装で参加していただきたい 被災地名において 地元の人には理解できるが 県及び指揮支援隊には 何とよむのか 分からない地名が多々あった 実災害でも有り得ることであるため ふりがなを付ける習慣づけを行う 6

7 () 部隊進出 輸送 今回の訓練では栃木県南部が被災地であり 進出拠点の場所 規模等について 県境であったことから より考えさせらるものとなった 結果として高速道路のインターチェンジでの訓練は無事実行できたと思うが 果たしてあの場所が実災害においてベストであるのかどうかは疑問に感じる 実災害では多くの選択肢が必要になると思う よって今後更なる候補地の選定が必要である 進出拠点の佐野藤岡インターチェンジ出口で訓練会場の説明を受け誘導車により会場へ向かったが インターチェンジ出口で一時停車することにより 消防車両が滞留し一般車両へ迷惑をかけた インターチェンジ出口から多少離れたスペース的に余裕がある場所に設けるべき 天候の影響により艦艇での接岸が不可能となり 沖合で搭載ボートに隊員を乗せ替え揚陸した 搭載ボートでの接岸は 揚陸場所選定の選択が広がった 被災した港湾において天候や漁網等が障害となり 急遽 接岸が不可能になる場合が考えられる 艦艇との接岸岸壁状況の情報交信 接岸時の係留協力や緊急連絡手段の確保等 受入れ体制について検討していく必要がある 東北 進出拠点は各部隊が から 台で通過する隊もあったが 部隊によっては全ての車両が集まってから出発する隊もあった 那須インターチェンジの任務付与場所は車両 0 台が限界で 一般車両に迷惑をかけてしまうのではないかという場面もあった 今回はインターチェンジ南東側に待機スペースを設けていたが 災害によって部隊が 0 台以上の隊もあるので最初から待機スペースでの任務付与が良かったのではないかと思う 那須インターチェンジに限らず 他の進出拠点の任務付与場所を再検討する必要があるのではないかと感じる 関東 海上からの進出が主となる道県大隊にとって 海上自衛隊艦艇による輸送は 民間フェリーの代替としての役割は非常に大きく有意義であると感じた 現地到着後の活動を考えると 人員 装備及び車両を一つのパッケージとして輸送することが望ましく 艦艇の選択が今後の課題になってくる 海峡を跨ぐ隣道県及び海峡を有しているブロックでは 海上または空路での進出となることから 主となる民間フェリー以外にも複数の輸送方法の選択を考慮しておく必要があり 輸送可能な機関との関係を強固なものにするためにも継続的な訓練及び検証が必要である 進出拠点において各道県大隊に活動指示書を提示したが 被害状況に関する情報提供量が少なかった また 支援情報共有ツールでは 調整本部運用訓練で入力した県内全域の被害状況を提供したが その中で訓練被災地の被害状況の情報が少なかった 進出拠点や支援情報共有ツールでの情報提供は 部隊運用訓練の一環として考え 被災全容イメージや到着前の調整を図るための事前情報として 明確な情報を提供することが望ましい 課題対策 設定した進出ルートに 実際に全面通行止め区間が発生し 進出拠点で進出経路の一部変更を指示した 消防団が先導した大隊は スムーズに変更した経路で進出できたが 他の大隊については 変更指示した経路以外で進出した大隊もあった 実災害において 進出ルートの変更は十分考えられることであり 広域的な災害現場へ進出する場合の消防団による先導の有効性が確認できた なお 先導の他 経路変更箇所への誘導員の配置など 迅速確実な現場到着につながる受援体制を心掛ける 7

8 6 0 ヘリコプター動態管理システムのメール機能活用ヘリベースとの無線通信設定に関するメールがヘリベース着陸間際であった 航空自衛隊 C-0 輸送機を使用した部隊進出訓練を実施した中で 実際に Ⅳ 型救助工作車又 活動隊員を機体に搭乗させるための手続きが多く 実際の災害で迅速に進出 輸送ができるのか課題が出た 航空自衛隊 C-0 輸送機への Ⅳ 型救助工作車積載は 本局でも初めての訓練であり 貴重な体験をさせていただいた 本訓練は自衛隊との調整が困難であると思慮されますが今後も継続訓練をお願いしたい メールの送受信に関するタイムラグを考慮する サーバーが不具合時は 利用ができない可能性があることを認識しなければならない 消防庁広域応援室長より平成 8 年 月 日付け消防広第 8 自衛隊航空機等による消防車両の輸送における留意事項について を参考に訓練を実施したが 今後 このような訓練を行い実績を積み さらに迅速に災害対応ができるよう自衛隊と連携していく必要がある 総務省消防庁等 国レベルでの調整を行うことでより円滑に実施できるものと考える 中部 高速道路での料金支払い時に消防車両による一般出口の渋滞が発生した 渋滞の列は本線車両付近までできてしまっていた 東海北陸自動車道上ではガソリンスタンドを有する SA が少なく 実災害時には長良川 SA ひるがの SA での渋滞 給油に係る時間を要するとともに 発災当初には被災地での給油も困難と考えられる インターチェンジ サービスエリアの混雑を避けるため 各県大隊の進出拠点到着時間を指定したが 到着の遅れ等で各県大隊が重なった 各県大隊は なるべく計画通りの動きとなるよう対応していただく 関係機関との調整を図る 近畿 九州 進出拠点出動時 進出ルートを つとしたが 実災害出動時は道路障害も考えられことから 複数の進出ルートを考える必要がある 県南部での訓練開催としたため ブロック内遠方からの参加県大隊については進出時間を要し 充分な訓練時間の確保ができなかった 自衛隊輸送機を活用した輸送訓練に向けて数か月前から調整 ( 車両の図面, 搭乗者の申請書等 ) を行っていたため 当日は航空自衛隊の方には速やかに対応していただいたが このようなやり取り等を考慮すると 実災害時において 速やかな対応 出動ができるのか少し不安がある また 自衛隊機が空港を使用することについても当初理解を得られなかった 通行障害を事前想定し 進出ルートを限定せず 複数のルートを選定しておく必要がある ブロック内輪番による開催のため 参加県大隊には理解をいただきながら 他大隊より先行出動等可能な限り訓練時間の確保に努める 事務手続きの簡素化に向けて 省庁レベルによる調整をお願いしたい 隊列が長い場合 信号での停車や一般車両の割り込みにより隊列が分断ることがあったため 大隊で進出する際には 小隊ごと等による移動の方がスムーズに進出できるのではないか 各県の応援等実施計画を見直す際に本意見を参考としていただきたい 8

9 () 実動訓練 ( 映像伝送 無線統制 余震発生時の安全管理等を含む ) 課題対策複数の道県大隊で編成した救急現場指揮所救急現場指揮所における中隊長を指名し において 救急中隊長が指定されない指揮所中隊長は指揮宣言するなど 指揮体制の確立 もあり 救急小隊の活動管理が不十分な現場を目指した訓練が必要がある もあった 東北 津波災害現場における活動隊の安全管理体制の強化が必要である 統制波を使用した航空隊と陸上隊間の無線が 指揮支援隊長と道県大隊長間の無線交信と輻輳し 活動に遅延が生じた 余震による津波を考慮し PFD 装着や活動中における避難場所及び避難路の確認と隊員への周知 避難指示伝達要領の確認等を徹底するほか 逃げ遅れた場合の早期救出体制を確保する 状況によりヘリを上空に配置し監視体制を確保するなど 余震や余波に対応した万全な安全管理体制が必要となる 無線交信要領の統一や無線周波数の増幅 また省電力や携帯電話等の他の通信機器の活用を検討していく必要がある 航空自衛隊等の航空機にヘリ動態管理システムを試験配備し 航空運用調整班等で航空機関相互の情報共有を実施した その有効性が確認できたことから 全航空機関へ配備されることが望ましいと考える ヘリ動態管理システムが消防防災ヘリ以外の関係機関ヘリにも搭載できれば 他機関との情報共有として非常に有効であり 効果的な運用調整と活動支援が図られる ヘリコプター動態管理システムを活用した部隊運用 他県の主運用波と周波数が重なり 混信することが度々あった システムのマニュアル化や大規模災害発生時における関係機関からの協力体制 ( 人員の派遣 ) を確保する 他県と混信しない別の運用波 ( 県内波又は全国波 ) を調整本部に伝え 運用することも考慮する 一日目の訓練について 被災地指揮隊長から活動区域を示され救助活動の下命を受けた 救出した傷病者は応急救護所から DMAT 指示の下 救急隊により傷病者搬送が展開された この搬送活動の情報伝達で県大隊指揮隊及び DMAT との連携不足で どの傷病者がどの救急隊によりどの病院へ搬送されるか わからなくなる場面があった 人員の関係上 活動中に緊急消防援助隊動態情報システム等での情報共有が困難であった 搬送準備が整った救急隊は 指揮本部 ( 被災地か応援指揮隊 ) を経由してから搬送するとの調整を初動の時に調整を図る必要がある 緊急消防援助隊動態情報システム入力専用の人員の配置が必要である また 入力に時間がかかるため キーボードを配置してほしい 関東 緊急消防援助隊活動報告 ( 緊急消防援助隊の運用に関する要綱別記様式 ) を作成し指定された指揮支援隊に PC で報告しようとしたがアドレスがわからず電話で確認しなければいけなかった 緊急消防援助隊動態情報システムに別記様式 の入力ツールをインストールし 本システムで報告できるようにしてほしい ( 文章を入力するところ以外はドロップダウンリスト機能をつける等 ) 6 完全ブラインド型訓練であったため 資機材の増強 ( ジェットシューター 水槽 可搬ポンプ 火山対応の測定器 防毒マスク等 ) 事前対策がなかった 実際の緊急消防援助隊の出動と同じくある程度の情報は必要であり その方が訓練効果は高いと思われる 9

10 7 統合機動部隊指揮隊ともに消防活動用偵察システム ( 通称ドローン ) での被害状況の俯瞰的偵察を実施したところであり 画像伝送により全体を確認することができた しかしながら現場での活用に留まり 消防庁等への映像配信ができない 通信支援小隊 ( 無線中継車 ) の増隊により 消防活動用偵察システムの映像を消防庁等へ配信することができることから 増強配備等を強く要望するとともに訓練において有用性を検証していく必要がある 8 緊急地震速報の警報が発せられた際 警笛と拡声器で大隊指揮隊から周知したが 建物内での活動隊員への周知方法 退避場所等の明確な指示が必要 JDR( 国際緊急援助隊 ) 等では 緊急退避要領が周知されているが 消防隊や消防団等にも退避合図や要領を周知する必要がある 車両衝突事故救出訓練現場と中層建物訓練現場が非常に近く 防災ヘリが傷病者を救出している時に飛散物やダウンウォッシュの影響を受け危険を感じた 仮にヘリが墜落した場合に与える影響がかなり多くなる 防災ヘリと指揮隊との活動調整が必要である 中部 ヘリによる降下によって訓練停止時間が長く感じた 傷病者の負担や資器材の飛散の危険が高いので検討してほしい ヘリでの訓練内容及び訓練実施場所の検討 活動終了した他県大隊の状況が知らされるとよかったのではと感じた 動態システム等の活用 近畿 非常時の退避体制及び退避時の伝達手段の指示 防塵マスク等の着用等 安全管理が徹底されていない場面があった 救出 救助活動時の緊急時の中でも徹底されるよう 安全管理の確認方法について検討する 訓練現示から指示された活動スペースが狭く 他の救助隊と全て同じ場所でないと アプローチができなかったので 限られている時間の中で 傍観している時間が多く 同じ場所での活動を余儀なくされた 訓練であり 多くの隊員が活動する訓練想定とする 九州 救助隊がメインの訓練想定であった 訓練項目では 途中に 火災発生 を加えた訓練もあったが 全ての訓練に想定として加えることが出来なかった 似たような訓練になってしまうが 多くの消火隊が参加しており 全ての訓練で火災発生を想定する 0

11 () 後方支援活動訓練 ( 活動ミーティング 燃料補給訓練含む ) 課題対策震災時に既存施設を宿営場所とする場合 宿営場所は 活動場所から近距離が理想と余震の影響が少ない場所にある施設の選定考えるが 余震等を考慮した場合には隣接や余震発生時に施設使用の継続について早市町村施設等の選定や応急危険度判定士の 期に判断する体制が必要である 依頼も念頭に置く必要がある 東北 女性隊員が安心して訓練に参加できる環境づくりが必要である 女性用トイレや更衣室等を充実させ 場所等を実施要領や会場説明において女性隊員へ確実に周知する 燃料補給車を活用した燃料補給訓練において 他消防本部の車両への補給については 燃料費の支払い手続きが支障となり 意図する訓練が実施できない 燃料補給体制の確立が必要であることから 今後スムーズに訓練が実施できるよう 訓練時における燃料の確保等に関して検討していく必要がある 県一括の後方支援活動は更に発展すべき 今回の取組の一つ 県一括の後方支援システムは 極めて効率的で合理的であった また 県大隊の結束を強くさせる効果も感じた 県の支援体制を更に加速させ充実させるべきと感じた 関東 デコンタミネーションの概念の導入 野営場所は衛生的に管理された方が良いと感じる あらゆる汚染源を排除してクリーンな環境を構築すべきと思う 活動服や編上げ靴は脱ぎ ジャージや運動靴 サンダルで過ごせる時間を作るなど工夫が必要だと感じる 中部 宿営訓練場 ( 富山県広域防災センター ) へ到着し 付近で部隊運用訓練をおこなっていたため 後方支援活動訓練がスムーズに開始できなかった 部隊運用訓練参加車両 後方支援活動訓練参加車両を分けた動線とし 誘導員も配置していたが誘導員が少なかったと思われる 近畿 九州 危険物の仮貯蔵 仮取扱所設置運営訓練について 本訓練では現場での危険物仮貯蔵 仮取扱所の設置運営及び手続きの確認を行ったが 実災害では燃料の確保について難航することも考えられる 燃料の仮貯蔵 仮取扱いについては 事前協議が必要となるが 被災時を考慮すると 地元給油所だけでの燃料補給体制確保は難しい 現場での危険物仮貯蔵 仮取扱所の設置運営及び手続きの確認だけでなく 災害時に燃料を確保するための体制作りや 危険物仮貯蔵 仮取扱所の設置に必要な資機材の確保について 検討を行う 地元給油所以外からも燃料を準備する体制を構築するため 事前協議の段階から県 国の積極的関与が必要

12 () 関係機関との連携課題単独個別に活動する機関があり 現地合同調整所における活動調整や情報共有に課題を残した 各機関において他機関との連携活動における指揮体制の重要性について再認識が必要である 対策複数の関係機関と訓練を重ね 現地合同調整所を設置した指揮体制及び情報共有の重要性について 認識を深めていく必要がある また 多くの機関が同一災害現場で活動する訓練を実施し 現地合同調整所における調整の習熟度を向上させる 東北 航空運用調整班の構成機関であることを認識されていない機関があった 航空運用調整班の体制については整備されていることと思われるが 構成機関へしっかり周知し 訓練等の実施により 体制確認と運用の重要性について認識してもらう必要がある 県 DMAT0 隊が参加したが 複数の災害現場へ振り分けたことから一現場での隊数が少なくなり 応急救護所や現場への医師投入を制限せざるを得なかった DMAT の増隊要望の意見が多くあったことから 隣県 DMAT 等への参加要望も検討する 御嶽山の救助活動でも自衛隊のヘリによる隊員の投入は 隊員の体力 活動時間を確保する観点からも絶対に必要な手段だと感じている 御嶽山での活動では 自衛隊ヘリによる隊員投入決定まで時間がかかったと認識している 噴火災害のような特殊災害は 初動が非常に重要だと思う 御嶽山のような災害を経験しているので 関係機関と事前に隊員投入に関して協議しておく他対策はないと考えらる 関東 実動訓練においても 関係機関から現場指揮者を積極的に出してもらい 消防との現場活動時における更なる連携が必要であった 緊急消防援助隊訓練ということで 警察 自衛隊等も遠慮しているところがあり 消防の指揮下での活動となったが 実践に基づいて調整本部リエゾンや現場合同指揮所における関係機関の指揮者等の意見について もう少し取り入れても良かったのでは? と思った 実動訓練の参加状況にもよるが 指揮運営 ( 図上 ) 訓練において 関係機関 ( 警察 自衛隊 国交省 ) の関わりが少なかった 実災害により近い訓練にするためには もう少し関係機関が参加できるしかけをもうけるべきであった 中部 自衛隊航空機による全地形対応車の空輸について 今回は富山空港から宿営場所まで 岡崎市の専用搬送車で輸送したが 実際は自衛隊の車両に積載するので その場合の積載にかかる時間がわからない 搬送手段について 関係機関と協議 近畿 緊急消防援助隊の救出 救助活動中に 現地合同調整所での活動調整が無いまま関係機関の重機が活動を始めたため 緊急消防援助隊と他機関との連携活動がスムースに実施できなかった 現地合同調整所等を有効に活用し 情報共有の徹底を図る必要がある 救出 救助活動を行った際に 活動標識がなされていない箇所があり 消防機関と関係機関が重複して活動が行われた 消防機関と関係機関との間で 事前に情報伝達方法について調整を図る必要がある

13 各県の現場統制は指揮隊が統括し十分できているが 指揮隊と救急現場指揮所 救急現場指揮所と DMAT との情報交換が少なく連携が不十分であった 中には救急現場指揮所が立ち上がらず指揮隊が救急現場指揮所も兼任するなど 救急現場指揮所の位置づけがなされていないため DMAT を上手く利用できていない 消防機関と DMAT が合理的に連携するには 互いに指揮命令系統 活動組織を理解すること そのためには DMAT との訓練がこのブロック合同訓練だけでなく日頃から各地域の DMAT と訓練を行い顔の見える関係を築くこと また今回行ったような各ブースに応急救護所を設営する訓練を継続することが重要である 九州 災害現場から医療機関への搬送が遅れた これは活動拠点本部の統括 DMAT は EMIS (PC) を使用し 二次三次病院の受入態勢を調査し その情報を各応急救護所の統括 DMAT に伝達し傷病者の搬送が偏らないように調整し 救急現場指揮所の統括 DMAT は搬送トリアージ ( 医療機関への受け入れ ) の結果を活動拠点本部の統括 DMAT へ報告し次の情報を待つというフローになっていた しかし意思の疎通が旨くいかず 救急指揮所の統括 DMAT から医療機関への受入電話はせず活動拠点本部の統括 DMAT が行うとの誤った指示が流れたため搬送が滞ってしまった その後指示が解除され搬送が流れた 同じ組織内でも意思の疎通ができないと取り返しがつかないような事態へと発展する 指示を出す者と受ける者は互いに復唱し活動内容を把握すること 関係機関 (DMAT) と合同の活動を求められたが 指揮者が誰なのかが判別しにくかったことから 腕章を巻くなど視覚的に判別しやすくすれば 情報伝達等がもっとスムーズに行えると思う 県警機動隊が保有する資機材や得意不得意とする活動が把握ができていないため 合同訓練等を実施し 消防と警察の連携を深める必要があると感じた 関係機関と協議を行う 関係機関との顔の見える関係の構築が必要である

14 (6) その他全体事項など課題関係機関の参加依頼について 東北 対策関係機関への参加依頼は 関係機関における次年度計画作成等の観点から 訓練開催年の前年から依頼することによって 参加率が高まると感じた また 国交省や海上保安庁については 実行委員会からの依頼のみでは限界があり 消防庁からも依頼してもらったことにより参加に向けた調整がスムーズになった 緊急消防援助隊動態情報システムと支援情報共有ツールの使い分けが曖昧になってしまった 緊急消防援助隊動態情報システムはメール受信時に音が鳴る 画像等の送信 支援情報共有ツールは音はならないが個人のスマートフォンから閲覧可能というそれぞれの特性を考慮し 使い分け ( 棲み分け ) をする 関東 実動訓練と連動させたことも影響し 実動訓練が決まってから指揮運営訓練企画に取り掛からざるを得ない部分が多々あり 後手を踏んだ感がぬぐえない 実動訓練の企画を早めに終わらせるため 訓練企画のスタートをさらには早める必要がある 中部 今回は活動しやすい気候であったが 真夏 厳冬期における対応要領を経験することにより 災害に対する活動能力が向上すると考える 関係機関と要検討 近畿 奈良県広域消防組合消防本部の管轄内の複数市町村で応援の必要が生じたとの想定を行い 被災地消防署だけでなく消防本部にも指揮支援本部を設置したが 消防本部での指揮支援本部の役割が不明瞭であった 多数の被災地市町村を管轄する消防本部の指揮支援体制について検討する必要がある 中四国 訓練 日目の部隊運用訓練について 前年度開催の訓練をベースとして訓練を計画しているので 毎年同じような訓練になっている 自ブロックだけでなく 他ブロックの訓練も参考にする 消防庁担当者 訓練検討員からも助言をする

15 各ブロックからの訓練での奏功事例今回の訓練で取り組んだ事項で 成果が得られ 次年度も継続して取り組むべき事項について具体的に記入してください 奏功事例これまで緊援隊の指揮体制について毎回課題が出ていたが 今回の訓練では 統括する都道府県大隊長の指揮の下 現地合同調整所や前進指揮所 救急現場指揮所の設置による 指揮及び活動調整が効果的であった 今後も指揮体制の確立を目指した訓練を継続していただきたい 東北 関係機関との連携を重点とした訓練であったが 指揮体制の中で消防機関と関係機関との調整が上手く図られていないように感じた それぞれの機関がどのような能力を持ち その能力を最大限発揮した活動ができるような調整を図れるよう訓練の継続が必要である ヘリによる流出物からの救出の場合 ダウンウォッシュが浮遊物に当って移動するなど降下隊員の接地が困難を極める 今後も津波及び豪雨災害等を想定した訓練を継続していただきたい デコンタミネーション ( 感染予防対策 ) 後方支援会場で感染予防対策を講じていた 活動が長期化した場合 隊員への感染が考えられる 活動時における感染対策は実施しているが 活動時以外でも感染予防を意識した体制の必要性を感じた 消防活動用無人偵察システム ( ドローン ) による空中偵察により 被災地 ( 派遣地 ) の状況を安全な場所で確認でき 事前に活動方針を構築できる 津波 大規模風水害対策車 ( バギー ) の活用により 山間部の悪路等において要救助者 資機材 隊員の搬送がスムーズにでき 隊員の疲労軽減にも繋がった 火災想定訓練で 高低差 0m 及び900mの長距離送水訓練ができ良い訓練であったと思慮する また 国内に数隊しかなく しかも今年度配備された静岡市消防局のドラゴンハイパー コマンドユニットが訓練に参加でき 大容量の放水は圧巻だった 自県で保有していない 特殊車両 特殊資機材を用いた指揮運営 部隊運用連携を訓練できたことはよかった 既存の建物 自然の地形を活用した会場 ( オイルターミナル 岩船山等 ) を利用する訓練は継続して実施したほうがよい 全想定訓練で事務局員以外に各消防本部から班長 副班長 管轄消防の役員を決めたことで 事務局任せではなく各消防本部でも緊急消防援助隊関東ブロック合同訓練に深く関われた 指揮運営 ( 図上 ) 訓練と部隊運用訓練を連動させる訓練は 企画 コントロールすることが難しいが 連動させないと見えてこない課題等も発見できるため 今後も実施するべきだと思う 関東 緊急消防援助隊現地指揮所等において 編成 装備 能力等について 情報共有を行った結果 各被災現場における担当区域の割当等の各種調整が円滑に実施された 引き続き 各関係機関の参加枠組みについて維持 拡大することで相互理解を促進し 災害対処能力の実効性向上の資とすべきと思料する 今回初となる県一単位での後方支援活動が実施され 県下派遣隊員の協力により支援活動の成果が見られた 今後も 訓練及び実災害を含め県一単位での後方支援活動を継続することにより 活動隊の派遣人員が各署の態勢に影響が少なく行える テント等を集結し 県代表が夕食を配給していただいたことで すべての隊員が同じ食事をとることができ 連帯感が強まり活動がしやすくなった 今回の訓練では野営ではなく 体育館を利用しての訓練となったが 今回のように実災害でも雨風がしのげるかどうかで体力面への影響が大きく変わると感じた 野営地での訓練だけでなく 今後もこのような屋内での宿営訓練も取り入れると 野営とは違った課題が発見できいいと思う 民間との燃料補給訓練を実施 危険物の仮取扱届けという形で実施したが 実災害時には必ず燃料確保の問題が出るため 次年度も継続して実施する必要がある

16 0 緊急消防援助隊動態情報システムを活用した指示や報告により 無線の混信や不感地帯においても情報伝達が可能であるので 今後も訓練を継続し更なる有効活用を目指していきたい ヘリテレ Ⅴ サット訓練は 天候に左右されるが 空からの映像伝送は有効であるため 県庁衛星通信用アンテナだけではなく 地上隊に配備されている可搬型衛星地球局を有効に活用していく必要がある 中部 近畿 中四国 訓練会場までの誘導に消防団を活用したことは 実災害時にも同様の活用が出来ると思われる 奈良県広域消防組合消防本部の管轄内の複数市町村で応援の必要が生じたとの想定を行ったため 県内消防組織の広域化を推進した奈良県としての検証課題として消防本部及び被災地消防署に指揮支援本部を設置し 各被災地の詳細な情報の収集及び調整本部との連携について確認できた 危険物仮貯蔵 仮取扱所設置運営訓練を行い 災害時に重要課題となる燃料補給の早期実施のための手続きを確認できた 図上訓練の作り込みの中で 広島市指揮支援部隊長 岡山市指揮支援隊長と打合せを実施し 訓練の進め方 準備しておく情報等をお互いに確認できたことは大変有益でした 指揮支援隊との打合せは必ずやっておいた方がいいと思います この度の訓練にSCU 設置運営訓練を企画しました 参加機関が西部福祉保健局 航空自衛隊美保 大阪航空局美保空港事務所 美保空港保安協会 西部消防局の6 機関で構成しました 訓練企画準備段階から 何度も協議を重ねた結果 SCU 活動について各機関の動きが確認できたことに成果を感じます 県の地域防災計画にSCUのことが盛り込まれていることもあるため 次年度から継続して 協議会または訓練会を実施していきたいと考えています 航空自衛隊所有のC-0を活用しての救助車両の輸送訓練を実施したが このような訓練はブロック訓練であることで 実施できると思慮する 継続的な実施をお願いしたい 海路 ( フェリー ) を使用した部隊進出を検証するため 鹿児島県大隊の協力を得てフェリーを活用した部隊進出訓練を実施した アンケートでは 隊員の疲労軽減に繋がった との意見をいただいた また フェリーに乗船できる車両数が限られ 大隊が分散されるが 逆に分散したことで 通行障害 給油所の混雑の軽減に繋がっている 災害内容にもよるが 海路の使用や 大隊を分散した進出を行うことで 進出時の混雑等を軽減することができる 九州 進出拠点から被災地 ( メイン会場 ) まで 地元消防団による先導を行った 実災害時において地理不案内な県大隊を被災地へ投入するため 地元消防機関による誘導の選択肢として消防団も有効であることが検証できた 次年度 訓練 実災害時でも機能されるよう継続して取り組み 検討が必要である 図上訓練において 動態情報システムを積極的に活用し 消防庁 県 指揮支援隊と情報共有することができた 取扱いについては 消防庁の協力を得て 事前に入力要領等の訓練を個々で実施したことから スムーズに活用することができた サテライト会場における部隊運用訓練 ( 統合機動部隊 ) の項目について 自然地形を使用して 訓練施設費なしで計画することができた 実災害が発生する可能性のある場所を借用 使用することができれば 訓練施設費を節約し 且つより現実的な訓練を実施することが出来る 6

17 6 各ブロックからの提案事項等今回の訓練や平成 8 年熊本地震など実際の災害対応を踏まえて 次年度の訓練で取り入れるべき事項や実施方法などについて具体的に記入してください また これら以外の提案事項等につても積極的に記入してください 提案事項等部隊運用訓練や後方支援訓練時における余震対応訓練を実施し 安全管理の徹底を図る 活動時の安全確保や宿営会場における夜間の余震による停電対応など 様々な場面 を想定した効果のある訓練を実施する 東北 ヘリテレ映像の受信は 航空機と受信機の距離等の影響により制限される 可搬型ヘリテレ受信機を無線中継車とセット配備し 広域的な災害現場において 受信機複数機を広範囲に配置し ヘリテレで撮影した映像を広範囲な場所から受信 伝送できる訓練を実施する 今回の那須地域の訓練では実際の登山道を使用し 活火山周辺での訓練が実施できたのは良かった 山岳地帯は国立公園であることが多く 大規模な訓練を計画するのは困難であると思われるが 実災害では航空機との連携が重要であるので 今後同様の訓練が実施可能であれば 消防機関の航空機だけでなく 自衛隊の航空機も含めた訓練ができれば 更なる連携強化に繋がる 統合機動部隊の機動力を生かした訓練内容の検討 大隊到着前の統合機動部隊としての訓練内容の検討 余震が発生した時の対応 ( 合図等 ) を全体で統一したほうが良い また 二次災害の発生危険があるのか あればどのような危険性があるのか情報を共有できる体制をとる 関東 都県隊表示が車両に貼り付けてあるが 小さいためどこの県隊なのか把握しづらく 車両誘導する際に苦労した 表示板を大きくした方が良い これまでの訓練を重ねたおかげで 実動訓練は及第点の活動ができるので 今後は 図上訓練のレベルアップを図る為の訓練に軸足を置いた方が良いと考える 消防活動用無人偵察システム ( ドローン ) と通信支援小隊を連携させ 当システムでの偵察状況を衛星配信する 発災初期に被災状況を映像として確認できれば 初期対応だけでなく 以降の対応にもプラスに作用すると思われる 特に 消防ヘリ等の支援を受けられない状況で効果を発揮するのでは 現場の映像を 被災地指揮本部内で視聴できるようにすれば 災害状況及び緊急消防援助隊 県内応援隊 その他関係機関の活動状況が一目で把握でき 指揮体制の早期確立に繋がる 指揮支援隊が 活動予定現場に到着できないことも実災害では想定されるので その間 大隊に指揮権を移譲して活動するなどの訓練も必要だと感じる 中部 今後 無償使用制度や各県隊においてドローンが配備された場合には 立ち入り危険区域を想定した場所へのドローンでの情報収集 訓練の進行にあわせ 支援情報共有ツールにより情報提供を実施する 各県大隊の動きも含める 近畿 進出拠点への進出ルートについて 各府県大隊で事前に決定された進出ルートでの進出拠点出動後 道路通行障害 の状況付与によるルート変更訓練の実施 ただし 充分な訓練時間の確保が課題となる 7

18 緊急消防援助隊動態情報システム及び支援情報ツールは 情報収集のための大きな武器になることが検証された 図上訓練のシナリオにも これらを活用した場面を多数加えて訓練を実施する 閉会式終了後に各訓練計画者と訓練実施県隊 ( 関係機関 ) が 直接意見交換を行える場の設置 九州 ブロック訓練の実施にあたり 開催県及び担当消防本部の事務量が増大過ぎる 訓練開催のための職員増は見込めず 皆が相当に疲弊し 準備を行っているのが現状である 統一したマニュアルを作成し それ以外の準備は不要とするなど 訓練の実施方法を含め 担当県の負担が少ないブロック訓練を行うことを考える時期に来ているのではないか 給油も含めた自己完結型の訓練の実施 被災地では 給油のための長蛇の列の映像を見ることがある 消防機関が自己完結型の訓練を目指しているのであれば トイレや給油も含めた完全な自己完結型訓練を実施してはどうか 部隊運用訓練時に 長崎県内応援隊を情報収集班として隊を編成し 県指揮隊への的確な情報を提供するため 情報収集活動に従事させた 緊急消防援助隊の投入先等の判断材料とするため 及び被害状況の全容を把握するため 情報収集の専門部門の構築が必要である 6 大規模災害の場合 同一被災地で複数の県大隊が活動することになるため 同一事案複数県大隊の活動を想定した訓練計画の作成が必要 ( 消防庁から提案されたが 訓練計画を計画した後であったため 本年度は一部分のみの取り入れとなった ) 8

19 訓練検討員の結果 図上訓練の運営等に関するシート 資料 北海道東北ブロック 関東ブロック 中部ブロック 近畿ブロック 九州ブロック 札幌市消防局 仙台市消防局 東京消防庁 京都市消防局 名古屋市消防局 大阪市消防局 京都市消防局 福岡市消防局 項目 進行管理に関すること : 非常に良い : 良い : 悪い : 非常に良い : 良い : 悪い : 非常に良い : 良い : 悪い : 非常に良い : 良い : 悪い : 非常に良い : 良い : 悪い : 非常に良い : 良い : 悪い : 非常に良い : 良い : 悪い : 非常に良い : 良い : 悪い 訓練の進行等に関して プレイヤーからの問合せを受ける担当者 ( 窓口 ) が配置されていたか? 統括プレイヤー 名が窓口任務にあたっていた 配置されていた プレイヤーからの問合せは見受けられなかった 問合せがあった場合は, 各コントローラーが対応すると見受けられた コントローラーは緑色ビブス ( 事務局 と明示 ) を着用していた コントローラーが明確に設置されていない ( 別室等に ) そのためコントローラーと連絡がなされているかが不明である 訓練の進行は, タイムスケジュールに沿って実施されていたが, ホワイトボードに囲まれた場所に担当者がいたため, 即座に対応することが困難であった 適切に配置されていた 円滑に訓練が進行したか? 進行は スムーズに行われており 問題はなかった 混乱することなく 円滑に進行されていた 図上訓練の状況付与一覧表 ( 訓練シナリオ ) に記載の時間管理に基づき円滑に進行されていた 反面 プレーヤー側は 付与された想定に向き合う者と 予定されたシナリオ通りの時間を踏襲する者との間にギャップがあり 消化不良のまま進行していく面もあった タイムスケジュールどおりにコントローラーから想定が付与されていた シナリオが事前に用意されていたため それ以外のことが起きてもシナリオ通りに進行されていた タイムスケジュールに沿って進行されていた 訓練のシナリオが綿密に作成されており, 混乱する要素がなかった コントローラーに関すること項目 コントローラーの配置人数は適正か?( 一部のコントローラーが業務過多になっていないか?) 人のコントローラーにより 全員が平均的に任務を遂行していた 任務に基づく人員配置はなされていたが 訓練内容を把握している特定のコントローラー ( 実行委員 ) に問合せ対応や訓練進行の業務が偏っていた 名配置 ( 県対策本部 名, 調整本部 名 : うち 名は被害発生等の読上 ) 統括者 名を配置すればベターである ーコントローラーが配置されていなためできず 7 名のコントローラー ( 企画統制班 名, 状況付与 レスポンス班 名 ) が配置されていた 訓練想定に対して配置人員は適正であり, 業務過多となることはなかった コントローラーがプレイヤーからの問い合わせに対応できていたか ( 資料 ( 情報 ) がなく答えられないことがなかったか?) 問い合わせ等のやりとり無し 問合せ対応は行っていたが 問合わせの内容自体がシナリオありきで訓練の進行にそぐわない場合など その修正を図るなどのコントロールが不足する場面があった 問合せがあった場合のペーパーがあらかじめ用意されていた ( 指揮支援部隊長から調整本部員に部隊が不足している災害現場をまとめるよう指示あり 災害現場一覧が提示された ) ーコントローラーが配置されていなためできず 問い合わせに関して, 口頭及びペーパーにより回答されていた シナリオが綿密に作成されていることもあって, コントローラーの対応は適切であった 設備等に関すること 項目 プレイヤーが活動するスペースは適当か? ( 狭くて活動に支障があったか? 調整する班が遠くて情報共有に支障があったか?) 会場が狭いため 移動等が困難に見受けられた 実際の災対本部を活用し実施しており 機材 スペースとも実戦を想定したものであった コントローラーにあっても災対本部隣室に配置されてスペースも広く モニターでプレーヤーの映像や音声を確認しながら訓練を進行していた 会議室の / を県対策本部, / を調整本部 + 航空運用調整班としていた 部隊長 ( 指揮支援隊 ) と指揮者 ( 調整本部 ) が離れすぎている 災害対応スタッフ室を 分割し訓練は実施されていたが, 各班がホワイトボードで囲まれ, 他の班との連携が全くとれない状態であった スペース的に手狭で他の班との連携に支障がある 活動するスペースが十分でなく, 活動上支障が生じていた プレイヤーが使用する資機材は適当だったか?( 資機材がないことで訓練に支障がなかったか?) PC FAX ホワイトボード 地図 無線 電話等を有効に活用していた 配置を検討する必要がある物品 無線機, ロール紙 ( ホワイトボードの代用 ), テレビ ( 情報収集用 ), 住宅地図 連絡用の電話 情報収集用のテレビが設けられていなかった Wi-Fi への接続回線が少ない テレビ画面の設置が各プレイヤーから視認しにくい, 現場状況の把握もしづらい状態であった 指揮支援部隊が搬入した可搬無線についてベランダにアンテナを出しても指揮支援隊との送受信が不能な状態であった 無線中継車を県庁に停め置き, 無線中継に活用することも考えるべきである ファックスが別の部屋に設置されており, 何回も受信確認に行く手間が生じていた DJS, ヘリ動態管理, 無線, 電話, 地図, ホワイトボードなど, 訓練に必要な資機材は準備されていた 9

20 北海道東北ブロック 関東ブロック 中部ブロック 近畿ブロック 九州ブロック 札幌市消防局 仙台市消防局 東京消防庁 京都市消防局 名古屋市消防局 大阪市消防局 京都市消防局 福岡市消防局 その他 項目 映像や音声などを活用し 臨場感のある訓練となっていたか? 映像を含め リアルタイムの情報共有に工夫がなされていた 緊急地震速報のみの音声となっており 若干の工夫不足が感じられた 一例として 訓練中に本震と思われる地震が発生したが 係員のマイク音声のみであり気付かないプレーヤーも存在した 状況判断を求める局面などは 擬音やニュース映像などを使った臨場感のあるものとすれば効果的である ヘリテレ映像用にスクリーンが用意され, 上空偵察の画像が映し出されていた 当初画像に乱れあり, 音声はなし 実飛行と連動させないのであれば事前に撮影したものを流す ( 音声入り ) などの工夫があっても良い 〇 災害対策本部からの情報をスピ - カーを通じて共有するのは良い タイムスケジュールに沿って進行され ヘリ TV 映像は発信されていたが, 音声等についてはなし 映像の放映などはあったが, プレーヤーが注目することも少なく, シナリオに沿った訓練となっていた 見学者や報道機関等の対応は適正か?( 対応者がいたか?) 訓練会場の規制はされていたか?( 見学者や訓練記録 ( 撮影 ) 者によって訓練進行に支障がなかったか?) 〇 特に 見学者や報道者に対する説明はなかったが 混乱は生じていなかった 見学者エリアからの進入はなく 規制されていた 規制テープにより見学位置を明確にして訓練を開始したが 訓練の進行に伴い各局面に見学者が近付き障害となる場面がみられた 対応者の常置は人員的に難しいと思うが 訓練全体を統制する権限を有した責任者の存在が不明確であった 報道対応なし 見学者への説明や注意書きの掲示物なし 撮影 ( 記録 ) 者は会場内を自由に移動できる状態であった 訓練に大きな支障はなかったが三脚等を据え置く行為が目立っていた 〇特に問題は見受けられなかった ー 規制はされてないように見受けらた 見学者のモラルにより秩序が保たれていた 報道機関臨場なし 見学者への説明等なし 規制はされていたが 自由に移動できる状態であった ただし 混乱等は見受けられなかった 対応者は配置されていなかった 会場内は規制テープにより明確に区分されていた なお, 見学者エリアを広く取りすぎており, 活動エリアが手狭となっていた その他 項目 ( 自由 ) 上記の他気付いた点についてご記入願います 今 どのような状況で何を行っているのか コントローラー又は広報担当者による広報があれば更に良かったと感じた 重要案件 ( 地震の規模 津波到来時刻 緊急消防援助隊要請時刻 緊急消防援助隊到着時刻等の情報 ) をホワイトボードに記入し 全員が一目で分かるようにすれば更に良かったと感じた 指揮本部員は 特に 応援要請を行ったことに対し統一した認識を持つことが必要である 訓練の実施にあたり 代表消防を含めて受援側の災対本部全体にシナリオに沿った行動が多く 付加事項に対応しきれない場面がみられた これまでの地域ブロックや全国合同訓練の実績により 推奨事項や検討事項も蓄積されてきたことから 今後は全国統一した 訓練コントローラー マニュアル 等を作成し 各県に対して最低限度統一した訓練ルールを示し 訓練内容の充実と底上げを図っていく必要性があると考える 被害想定等は時系列で詳細に立てられていた マイクを活用し想定付与をしていた () ブラインド型訓練でありながら, プレイヤーはシナリオに沿って訓練をすすめていた 重点推進事項に示された者を配置し, 図上訓練終了後の検討会において者から運営状況, 情報管理, 受援対応, 活動管理等について意見を求めていた () ビブスの活用 代表消防本部, 被災地消防本部, 県職員, その他の調整本部員等が分かるように明示が必要 災害対策本部, 調整本部ともに立ち上げの際に役割分担指示や被害状況の情報共有がなかった 災害対策本部で入手した情報や決定事項を被災地の対策本部へ情報提供がなされていない 臨場感を出すために 動態管理システム 支援情報共有ツール画面をプロジェクターで映し出す ヘリ ( 実機 ) の情報収集時のヘリテレ画像に併せて無線交信音声を流す ヘリテレ画像に加え 被災地の写真画像 ( 過去の現場写真を加工し作成したもの ) を投影する 災害対策本部の運営がおぼつかない状況で 災害対策本部を移動させることは ハードルが高すぎる 先ずは通常の体制下で 確認すべきと感じた 県庁から広域防災センターへ災害対策本部が移動したため 調整本部が設置されたのは訓練開始から 時間後であった 今回の訓練は緊急消防援助隊受援訓練であるにもかかわらず 訓練時間の半分近くが調整本部がない状況で訓練が進行されるのはいかがなものか 災害対策本部設置場所の代替場所として設定されているにもかわらず 会場の中央に見学者席があるのが不自然であり 計画通り配置して実施すべき 一つの消防本部の中に複数の市町村が存在する状況での受援となったが 指揮者がどこにいるのか整理をして想定を考えるべき 今回 魚津市と滑川市に指揮支援隊が派遣されたが 指揮者が消防長に委任されているのであれば 指揮本部は魚津市消防本部にできるはずなので指揮支援本部もそこに設置するのみと考える この場合滑川消防署は救助活動拠点施設となることが考えられ そこには県大隊本部を設置したほうが良いと考える 今回の訓練においても 調整本部 指揮支援本部 県大隊本部 といった指揮系統で訓練を実施すべき 図上訓練の実施に必要な コントローラー プレーヤー 状況 ( 任務 ) 付与カード が整えられていない状態で進められていたので訓練となっていない ( 図上訓練進行要領の必要性の検討 ) 訓練自体はスムーズに進行していたように感じた 訓練実施に当たっての想定被害が少ないように感じた 建物倒壊や救急 救助事案が多発し消防力が劣性となる状況を作れば さらに良い訓練ができたと思う 図上訓練と実働訓練 ( 統合機動部隊 県内応援隊参集訓練 ) とのリンクがなされておらず 実際の動きと図上訓練での動きが違っていたため 今後は 図上訓練においても実働訓練とリンクして行うべきであると思料する 訓練総責任者 ( 奈良県危機管理監 ) 訓練統括責任者 ( 奈良県消防局災害対策室長 ) が訓練中に本部事務局を退室し 指揮支援部隊長が県庁へ到着した時点で不在であった 被害想定は時系列に詳細に計画されており 一覧表に基づき訓練が行われ 状況付与カード等を活用する必要を感じた ブラインド型訓練であるが コントローラーはシナリオに沿って訓練を進行していたため 実動訓練で活動する府県大隊から要求された機材に対応できない場面が生じていた ( 現場から重機の要請あったが シナリオでは想定していなかった ) 災害対策本部で入手した情報や決定事項を被災地の指揮本部へ情報提供がされていなかった シナリオ訓練となっていたために, 進行がスムーズであった反面, 訓練参加者がそれぞれの役割に没頭し, 重要情報の共有などの点において, 今一歩の感があった 関係防災機関の役割が少なく, 実災害対応とのかい離を感じた 手順を確認する訓練となっている印象を受けた 混乱する実災害に備え, 各自の対応能力向上のための訓練を今後も積み重ねることで, 今回実施した訓練の成果が充実するものと考える 0

21 図上訓練 ( 県庁 ) の参加者に関するシート 北海道東北ブロック 関東ブロック 中部ブロック 近畿ブロック 九州ブロック 受援側に関すること 札幌市消防局 東京消防庁 京都市消防局 名古屋市消防局 京都市消防局 福岡市消防局 項目 関係機関との情報共有 連携のための調整は円滑に行われていたか? : 非常に良い : 良い : 悪い : 非常に良い : 良い : 悪い 発災後 情報共有の時間を設けて集合し 各機関に統一した情報を提供していたが DMAT の求める人的被害の情報提供が不足していた : 非常に良い : 良い : 悪い 対策本部に参集した警察, 自衛隊, 国土交通省に対し県内の被害状況を説明し活動要請を行っていた その後, 情報のやりとりはなかった : 非常に良い : 良い : 悪い 災害対策本部へは リエゾンとして警察 自衛隊の方が見えており活動の調整はなされていたようである しかしながら調整本部側がそうした情報を認識しておらず 調整はなされていない : 非常に良い : 良い : 悪い 災害対策本部の設置されている東棟 階災害対応スタッフ室内では 関係機関との連携調整は行われていないが 電話等で要請が行われていたと考える ( 未確認 ) : 非常に良い : 良い : 悪い シナリオ上の問題かもしれないが, 警察, 自衛隊, 海上保安庁職員と県職員の十分なやり取りが確認できなかった 受援計画や地域防災計画に基づき 燃料供給 重機派遣 物資調達など協定を締結している団体等への調整は行われていたか? 災対本部が事前計画に基づき実施していた ー確認できず そうした調整はなされていない - 燃料の調達について県の協定に基づき実施, 他は確認できず 受援計画や地域防災計画に関する資料が机上配置されておらず, また, 団体等への調整は行われていなかった 緊急消防援助隊の応援要請のための判断要素になる事象を見逃さずに 判断できていたか? 男鹿市からの被害情報が訓練中盤まで入らなかった より積極的な上空からの情報収集など工夫が必要と思われる 災対本部が 被害状況を把握することなく 訓練シナリオ記載の時間にあわせて要請を行っていた 予めボードに記載された被害状況に重要情報は朱書きされていた ( 災害対策本部 ) シナリオに基づき進行されていたので そうした判断はしていない 災害発生状況を時系列にホワイトボードへ記載されていた また 緊援隊対応の災害については 別ボードに記載するなど 工夫されていた 適切に判断できていた 応援要請等の判断は 災害時に実際判断を行う者等が自ら判断していたか? 要請する旨の最終判断は上位者が実施していたが その上申者が要請の判断材料を与えられていなかった 本部長判断で要請あり 震度階, 被害状況に基づかず応援ありきの判断である 緊援の迅速出動を理解していなかった シナリオに基づき進行されていたので そうした判断はしていない 事前計画に基づき タイムスケジュールに沿って実施されていた 危機管理官が県知事代理として判断を行っていた 調整本部等に設置されている通信機器や映像機器等の資機材を十分活用できていたか? 県内代表消防本部が 緊援隊用 ipad を活用して ( 受援県は緊援隊として使用しないため ) 緊援隊の進出動向を確認していた 通信機器は携帯電話のみを使用 衛生携帯 テレビ コピー機 電話が設置されていない 県内応援隊及び航空機隊とで使用する無線機のアンテナは 事前に屋上に設置し ケーブルを延長されていたため 良好に送受信されていた さらに携帯電話等を活用し訓練は 実施されていた DJS や無線設備の活用は確認できたものの, 配信映像の活用は不十分であった 6 航空運用調整班は 緊急消防援助隊や関係機関の航空小隊の活動状況等について 調整本部と連携し 情報共有していたか? それぞれの機体に対する運行状況管理が主に思えた 適宜行われていた 情報共有が可能な位置でありながら情報提供は消極的であった どこの本部に属しているのか不明瞭なため機能していないことから ヘリコプターへの任務が整理されていない 航空隊の活動状況及び活動部隊について 逐一情報提供が行われていた 適宜, 情報共有を図っていた 7 航空運用調整班は ヘリコプター動態管理システムを活用し 情報共有していたか? 適宜行われていた ー確認できず 端末は設置されていたが 使用されていない 良好に活用されていた () 業者持ち込みのシステムの活用はあったものの, 県庁配置のヘリ動態管理システムは起動していないなど十分な活用であったとは言い難い 指揮支援隊に関すること項目 指揮支援部隊長は 付与状況に基づき 都道府県大隊等の編成 装備 進出状況等を考慮して 部隊の投入先等について指示していたか? 受援側が部隊投入の判断材料となる被害状況をつかめておらず 部隊長到着後にその把握に時間を要した また 状況付与者や災対本部プレーヤーがシナリオに基づき訓練進行する場面が多く 部隊長の判断を待たずに推移し混乱する場面が見受けられた 火災対応優先で部隊投入することを方針とし, 調整本部員全体に徹底していた 〇与えられる情報の中で 対応していた タイムスケジュールに基づき訓練が実施されるとともに 実動訓練とも連動していたため 判断することが少なかったが 指揮支援部隊長は被害情報に伴い部隊をどこに配置するのか さらに増隊の必要の有無について適切に判断していた 必要な情報を関係者から聴取し, 部隊の投入先を指示していた 緊急消防援助隊動態管理システムを活用し 情報提供 共有はされていたか? 適宜行われていた ( 要検討 )PC 等活用されず 〇与えられる情報の中で 対応していた 動態管理システムを活用し 部隊管理が行われていた システムを有効活用し, 情報提供 共有を行っていた 航空運用調整班と連携し 航空小隊の活動状況等について調整 把握していたか? 〇 適宜行われていた ヘリの有効活用を図ろうとしていた 〇与えられる情報の中で 対応していた 航空運用調整班から航空小隊の活動状況について 報告 指示が行われていた 適宜, 情報共有を図り, 航空小隊の活動状況等について調整 把握していた 6 災害医療本部又は DMAT 調整本部と連携し DMAT 派遣や病院選定等の調整はしていたか? ヘリや無線中継車からの映像及び動態情報システムの画像を活用していたか?( 配信の指示をしていたか? 部隊運用に役立てていたか?) 本部に設置されていた資機材 ( 地図 ホワイトボード等 ) を有効に活用していたか? DMAT 調整本部が独自に災害概要の把握に努めており 消防機関側から積極的に情報共有や調整を図るという意識が不足していた 〇 積極的に実施していた 活用されていた ー 確認できず 支援情報共有ツールでは DMAT に関する事項が入力されていた ヘリ映像は指揮支援隊からのリクエスト以前に実施されていた 指揮支援隊は, 事前に配置されたホワイトボードの一部を使いやすいようにレイアウト変更を行っていた ー そのような本部が設置されていないのでできず ヘリテレ映像等は活用されていない 〇 活用されており 不足分は要求していた 災害医療本部 DMAT 調整本部との直接的な連携は実施されていないが 県災対本部に対しての確認 受入れ病院の数及び人数について 適宜確認を行っていた ヘリテレ映像は部隊運用に活用されていたが 無線中継車の映像については 五條会場の映像のみで 橿原会場の映像発信は行われていなかった 動態情報システムの映像については 部隊の進出状況を確認するなど部隊運用に活用が行われていた 多数のホワイトボードが設置され有効に活用されていたが 県内応援のリエゾンが県内全体の被害状況を記入 指揮支援部隊が緊急消防援助隊が進出した消防署管内の被害状況を記載していたため 一部重複する内容が記載されていた レイアウトを変更するなど重複をなくすと更に良かった DMAT 調整本部と連携し, 病院選定等の調整を行っていた 画像配信はあるものの レイアウト上の問題もあり 十分に活用していたとは言い難い 活動スペースが狭いため苦労しながらも 有効に活用していた その他 項目 ( 自由 ) 上記の他気付いた点についてご記入願います 発信された情報に対する受け側の明確なリアクションが少なく 情報が発信側からの一方通行になってる感が否めなかった 津波想定であることから 初動での航空機による情報収集 その情報に基づく救助活動の際には安全監視機能 ( 上空監視 ) が二次災害防止のため必要であると感じたところである 今回の試みとして 受援側代表消防本部が緊援隊用 ipad を持ち緊援隊の進出動態の確認に活用した このことは 指揮支援部隊長が到着するまでの間に受援側が緊援隊の到着時間を予測することや 受援側から提供すべき重要情報を入力できることなどにおいて効果的と考える しかし 今回は代表消防本部が指揮支援隊到着後もその動態管理に固執しすぎ 本来の任務である県内応援隊の統括や被害状況の把握に祖語をきたしていたため 今後の活用には検討を要す部分がある 調整本部で県職員が情報共有ツールを入力していたが, 誰の指示を受けることもなくシナリオに沿って入力作業を行っていた また, 同ツールで把握できる情報を調整本部に伝えることもなかった 入手した被害情報を地図 ボードに記載することで手一杯となっていたため, 緊急消防援助隊の活動に必要な情報を分析するに至っていなかった 指揮支援隊が調整本部でまとめられていない情報を整理していた ( 調整本部 ) 対策会議開催時に情報共有を図るため, 被害状況一覧などの資料を作成し活用を図る必要がある ( 県災害対策本部 ) 指揮支援隊を除く調整本部構成員が 発生した災害に対し消防力の優劣を全く判断をしていない 調整本部で支援情報共有ツールへの出動隊の情報入力が追い付かず 指揮支援隊から早く入力してくれとの要望があり 訓練進行に支障が生じていた 本来出動指示を出した指揮支援隊 統合機動部隊及び府県大隊がどこであるかの情報は 消防庁で入力されるものとの認識である 消防庁も各府県に出動指示を出すことから 支援情報共有ツールの入力だけでも 訓練に参加するべきである 実際の出動時の入力の流れが理解できないことになる 支援情報ツールは 出動する部隊がどこであるなどの情報を調整本部で入力する必要があるのか 調整本部で決めた進出拠点の指示を入力することは理解できる 入手した被害状況をホワイトボード 地図に記載することに追われ 活動に必要な情報の分析に至っていない 気象条件や余震発生の付与があった際 安全確認や管理に配意されていた シナリオに基づき, 各セクションが任務遂行していたが, 県内消防応援隊, 自衛隊, 警察, 国土交通省などの活動の把握と防災機関相互の活動調整をトレーニングする必要がある ( シナリオで当該部分のボリュームアップが望まれる ) 消防応援活動調整本部における代表消防本部の役割の再確認が必要 ( ケースバイケースであるが, 特に初動においては, 先に活動している県内消防応援の活動状況等を把握し部隊長などに情報提供するなど, 緊急消防援助隊との橋渡し的役割が重要 今回は緊急消防援助隊の活動調整を重視していた ) 様々な事案に対応するために, 地域防災計画や緊急消防援助隊に関する各種要綱などの机上配置が必要と思われる

22 図上訓練 ( 消防本部 ) の参加者に関するシート 受援側に関すること 項目 : 非常に良い : 良い : 悪い 北海道東北ブロック仙台市消防局 : 非常に良い : 良い : 悪い 近畿ブロック大阪市消防局 関係機関との情報共有 連携のための調整は円滑に行われていたか? 指揮本部長の指示に対して 担当が円滑に調整を行っていた ー警察 自衛隊 DMAT 等の関係機関の動きの把握が確認できなかった 受援計画や地域防災計画に基づき 燃料供給 重機派遣 物資調達など協定を締結している団体等への調整は行われていたか? 受援計画や地域防災計画は確認していないが 各事項についての調整は行われていた 燃料供給可能 GS については把握されていたが 重機派遣や物資調達については確認できなかった 緊急消防援助隊の応援要請のための判断要素になる事象を見逃さずに 判断できていたか? 管轄する 市町の被害状況及び当該市町からの要請に基づき 的確に応援要請を行っていた 地震発生直後に 地震の規模 断層等から応援要請の判断がさなれていた また 迅速出場に該当し近隣府県の統合機動部隊等の出場も直ちに職員に周知されていた 応援要請等の判断は 災害時に実際判断を行う者等が自ら判断していたか? 本部長が判断していた 地震発生直後に震災警備本部を立ち上げ 消防長を含めた幹部が一堂に集まり その中で長である消防長が地震の規模 被害状況等から迅速に判断を行っていた 指揮本部等に設置されている通信機器や映像機器等の資機材を十分活用できていたか? 緊急消防援助隊動態管理システムやヘリ TV 映像等を活用し 情報を適切に収集していた 指揮支援隊に関すること項目 指揮支援隊長は 付与状況に基づき 都道府県大隊等の編成 装備 進出状況等を考慮して 部隊の投入先等について指示していたか? 札幌市消防局 新潟市消防局が それぞれの活動場所を担当し指示していた 動態情報システムや支援情報共有ツールを活用し 迅速に部隊投入等を指示していた 指揮支援隊長は 一つの災害現場に複数の都道府県大隊が投入された場合 統括する大隊長等を指名していたか? 県隊の投入に対し 的確に統括大隊長を指名していた 複数の府県大隊が投入された今回のケースでは 大阪市消防局指揮支援隊 堺市消防局指揮支援隊とも統括府県大隊長を指名し統制が図られていた 緊急消防援助隊動態管理システムを活用し 情報提供 共有はされていたか? 動態管理システム 支援情報ツールを有効に活用していた 指揮支援隊 府県大隊長とも有効に活用し情報共有がなされていた 気象条件や余震発生の付与があった際 大隊等の安全確認や管理を行っていたか? 安全管理の指示は良好であった 余震が複数回発生したが その都度 隊員の退避や安全確認等がなされていた 被害状況や緊急消防援助隊の活動について 適正に記録していたか? 時系列を端的に記録していた 適切に記録されていた 6 本部に設置されていた資機材 ( 地図 ホワイトボード等 ) を有効に活用していたか? 地図にマーキング ホワイトボードに活動内容等を記録していた 地図やホワイトボードなどを活用し 情報をまとめていた その他 項目 ( 自由 ) 上記の他気付いた点についてご記入願います 地震発生直後に震災警備本部が設置され その会議の中で緊急消防援助隊の迅速適用や出動部隊さらには県内応援隊についての情報共有が図られるとともに 緊急消防援助隊の応援を受ける受援体制をとる旨を職員に周知されたことは非常によかった また すべての指揮支援隊が到着した段階で 第 回の作戦会議を開催し 情報共有を図ったこともよかった 今回の訓練では 想定災害が少なかったように感じた M7 震度 6 強であれば建物被害を多数作り 救助事案や救急事案なども多数発生し 管轄消防本部の消防力では対応できないくらいの想定にした方が さらに実践的かつ高度な判断が求められる訓練ができたと思う

23 実動訓練の運営に関するシート 北海道東北ブロック 関東ブロック 中部ブロック 近畿ブロック 九州ブロック 札幌市消防局 仙台市消防局 東京消防庁 京都市消防局 名古屋市消防局 大阪市消防局 京都市消防局 福岡市消防局 項目 運営側の安全管理に関すること : 非常に良い : 良い : 悪い : 非常に良い : 良い : 悪い : 非常に良い : 良い : 悪い : 非常に良い : 良い : 悪い : 非常に良い : 良い : 悪い : 非常に良い : 良い : 悪い : 非常に良い : 良い : 悪い : 非常に良い : 良い : 悪い 車両動線等に危険なところはなかったか?( 大型車が右左折しにくい 渋滞発生 一般見学者が進入など ) 道路及び訓練場内の車両走行スペースが広いため支障はなかった 事前に調整されていた 訓練会場内での訓練車両走行路 ( 車両待機位置から最初に右折する直前の位置 ) に一般写真撮影者が数十名居たが要員の配置もなく進入禁止の明示もなかった 訓練会場内に設定された車路がぬかるんでいたため, 車路を外れて車両走行をしていた 訓練進行員等の指示なし 消防車両のスタックが容易に想像ができるなか 好条件における同様のタイミングで出動下命を出していたが 訓練現場まで等速で走行できる出動のタイミングや経路への配慮が不足していた 車両が走行する道路等の危険箇所に安全管理員を配置し 安全管理が図られていた 訓練会場内において危険なところは確認できなかった 訓練エリアと見学者エリア等の明示は適当だったか? ( 訓練エリアに見学者 報道機関が進入していないか?) 訓練エリア側の見学者スペースは規制線により統制されており混乱は生じていなかった 高台に見学者を配置したことにより パノラマ的に訓練会場全体を見渡せ効果的であった ( 岩船山会場 ) 一般見学者用のテントが設けられていた () 訓練エリア内にビブス未着用の消防隊員が多数見受けられた ( 後方支援隊の隊員?) 訓練エリアにヘルメットを装着せず撮影しているカメラマンが居た 概ね 適切に実施できていたが 橿原会場の一部で 警戒ロープ等がない箇所から一般市民が入り 訓練実施中の待機車両前で写真を撮っているのを見かけた 安全管理上規制エリアの一般者への侵入を厳しく規制すべきであると感じた 見学者エリアは, 明確に表示されていた ( 全体 ) ( 一部 ) ロープにより明確に区別されていた なお, 報道関係者 名がヘルメットを着装し, 訓練会場を横断しているのを確認した 誘導員 安全管理員は適正に配置されていたか?( 一般道から進入 退出等の危険箇所に人員が配置されていたか?) 随所に誘導員が配置されていたため 広い会場内の移動にも不便を感じなかった 訓練会場 ( エリア ) までの各箇所に誘導員 訓練エリア内に安全管理員が適宜配置されていた 適宜配置されていた ( 小山水処理センター 岩船山会場 ) 訓練会場内 訓練規模に対して安全管理要員数が不足していたのではないか 安全管理専従員は配置されず, 訓練進行要員が兼務していた 各訓練場所には進行要員が ~ 名配置されていた 訓練会場外の誘導員等は確認できず 〇特に問題無し 誘導員 安全管理員は一般道からの進入箇所等の適切に配置されていた 適切に配置されていた 訓練参加者に関すること項目 関係機関と連携する現場では 現地合同指揮所を設置していたか? また 情報共有や活動調整等は行われていたか? 多数傷病者が発生した現場に 救急活動を統括する現場本部 ( 救急現場指揮所 ) を設置し 救急活動の一元管理等はおこわなれていたか? 救急現場指揮所を設置し DMAT 等との関係機関と連携が図られていた 国交省の照明車を活用し 夜間活動の安全管理に配意していた 救急現場指揮所を設置し 現場 DMAT と搬送トリアージを実施していた ( 岩船山会場 ) ( 要検討 ) 警察, 建設業組合, 救助犬が活動する訓練現場に現地合同指揮所を設置していたが, 警察 名が参加しているのみで, 警察は別に指揮本部を設置していた また, 現地合同指揮所 の明示が必要 現場指揮本部とは別に救急指揮所を設置していた訓練現場はなかった 現地合同調整所が最も必要とされる訓練ブースでさえ設置がされていない 救出された傷病者が長時間放置されているブースが多い DM AT 指揮本部と連携が取れていない 橿原会場 五條会場とも現地合同指揮所が開設されているものの自衛隊員と警察官のみで 消防が入っていなかった 自衛隊員や警察官に聞き取りを行ったところ 現地合同指揮所には消防も常駐して情報共有してほしいとのことであった 現地合同指揮所は設置されていたが, 活動調整を行うことは少なかった 救急現場指揮所が設置され 傷病者のトリアージ 応急処置 搬送等の一元管理が実施されていた DMAT テントも設置され エアテント内では医師 看護師による応急処置等が実施されていた 明確に現地合同指揮所を設置しているのは少数であったが, 何らかの方法で関係機関との調整を行っていた すべてのブースにおいて救急現場指揮により活動の一元管理を行っていた 指揮支援隊と都道府県大隊指揮隊間において 動態情報システムを活用し情報提供されているか?( 画像の送信などは行われているか?) 都道府県大隊からの画像送信は行われていなかったように思える 活動画像の配信等 情報共有が図られていた 確認できていません ( 要検討 ) 現場指揮本部に PC 等の端末機器を配置しているところはなかった ( 無線報告のみ ) 現場から指揮支援隊への画像送信は今後積極的に進めていく必要がある 〇積極的に使用されていた 動態管理システムを有効に活用し 各隊の動き 被害情報は提供されていたが 映像送信等は行われていなかった 自発的又は指揮支援隊からの要請などにより情報提供は十分に行われていた 航空運用調整班や各消防防災ヘリコプター等において ヘリコプター動態管理システムを活用し 相互に情報共有されているか? 宮城県防災ヘリのヘリサットによる画像送信等 情報共有が図られていた 確認できていません 想定されていない 確認できず - 確認できず 航空無線のトラブルが発生していたものの, ヘリ動態システムや統制波を活用し, 十分な情報共有を行っていた 航空小隊と陸上隊との情報共有 連携はされているか?( 陸上隊に情報提供なくヘリが接近したことによって危険があったなど ) 一部無線が途絶えていた時間があったようだが 部隊連携はしていたように思える 指揮支援隊と航空運用調整班 更には各県大隊長との連携により 安全管理が徹底されていた 確認できていません ( 要検討 ) 中層建物救出訓練でヘリがホイスト救出をする際, 隣接する訓練現場の応急救護所用テントがダウンウオッシュの影響をもろに受けていた ヘリコプターでの救出が行われることは しかるべきルートからは徹底されていない 航空部隊と陸上部隊との連携は良好で ヘリ進入に伴う活動制限や安全距離の確保に努めていた 訓練会場のレイアウトや訓練進行状況から, 航空小隊と陸上隊が連携して活動することがなかった 訓練途中において 余震発生 が示された時 指揮支援隊長及び都道府県大隊長は 活動隊に撤退や活動再開など具体的な指示をしていたか? 確認できていません 余震後に隊員数を確認していない 活動隊員に余震発生を無線 メガホン等を活用し 一時撤退 再開等の指示が各指揮者から行われていた 活動中止, 退避, 活動再開などの指示を行うなど, 適切に対処されていた 6 通信支援小隊は 円滑に映像配信できていたか? 仙台無線情報車により 映像が配信されていた 配信されていた 本部テントのモニターで, ドローンの情報収集画像を確認した 想定されていない - 映像配信は円滑に行われていた

24 北海道東北ブロック 関東ブロック 中部ブロック 近畿ブロック 九州ブロック 札幌市消防局 仙台市消防局 東京消防庁 京都市消防局 名古屋市消防局 大阪市消防局 京都市消防局 福岡市消防局 その他 項目 ( 自由 ) 上記の他気付いた点についてご記入願います 無線交信状況が会場内へ拡声されており 臨場感のある訓練となっていた 会場が運河を界に訓練エリアと参観エリアに分かれており 運河での各水上訓練種目が目の前で参観でき迫力があった 完全ブラインド型の訓練だったため 任務付与された活動隊の一部に 保有以外の資機材を他隊から借用しながら訓練を実施していた隊が見受けられた 今回の訓練は 特に 現地合同指揮所を設置しての関係機関との連携強化 マーキング方式の導入 DMAT 等のトリアージ方式の導入 大規模危険物施設火災訓練の実施 各種情報通信訓練の実施 消防庁無償使用車両の積極的な活用 等 地域ブロック訓練の重点推進事項を行っており 効果的な訓練であったと感じた 岩船山の崖崩れ現場において 救出した傷者がシート上に複数名寝かされたまま放置されていた 自己大隊? の水陸両用バギーに乗せ山道の傷者搬送に活用していたが 足りない場合は活用されていない他大隊のバギーを要請するなど 複数大隊が活動する現場における車両 資器材の有効活用について検討する必要がある 救助局面の指揮者は 救出した要救助者をいかに早く現場 Dr や医療機関に引き継ぎ 救命に結び付けるかの意識を持つ必要がある 日目の訓練において 神奈川県が統括大隊として現場を統括し 山梨 長野 静岡の各大隊を局面に配置して効果的な現場管理を実施していた 現地視察の段階では, 広大な敷地内での訓練が実施されるとの印象であったが, 訓練実施場所が敷地南西側に集中していたため, 各県大隊の車両停車位置が輻輳する状況であった 特にヘリ着陸スペースを確保させる必要があったため, 車両停車スペースが制限されていた 指揮支援隊から県大隊長等への指示事項及び県大隊長から活動部隊への指示事項を確認するため訓練検討員に無線を配備してはどうか 訓練参加する関係機関 ( 特に民間業者 ) には, 専属の安全管理要員を配置する必要があると感じた ( 理由 ) 建設業組合 ( 重機 ) の場合 : 今回の訓練ではオペレーターともう 名の 名で訓練に参加していることから, 重機搬送車両の停車位置の指示や重機の積み下ろし時の安全管理要員を配置する必要がある 活動部隊側は重機と連携する以前に重機が現場に入る動線を確保しておく必要があると感じた 建設業組合 ( 重機 ), 救助犬ともに活動場面が少なく待機状態が長いため, 消防の活動途中にタイミングよく重機, 救助犬の活用を図る必要がある 待機中は現状や今後の見込みを伝えるなどの配慮が必要である 広域防災センターでは つの想定で訓練が行われたが それぞれの訓練ごとにエリア分けがされていなかったこともあってか 進行係員が各訓練に参加する車両部署位置を指示していた 本来そこも含めて訓練が行われるものであると考えることから 進行係員による車両誘導は不要と思われます 県大隊の到着が遅れたことにより 夜間想定していなかった訓練が夜間での実施となった そのことにより十分な照明もない中 訓練が実施されている状況であった 事前にどの訓練に対応させる県大隊は決めてあるのかもしれないが 進出拠点への到着順により県大隊をどの訓練に対応させるかを決定すべきと思われます 複数の県大隊で同一の訓練に対応する場合 どこの県大隊長が全体の指揮を執るか決められるものと思いますが それができない大隊長が居たことも事実でした そうしたことからも訓練の重点推進事項や基本計画等に掲げられている事項について 現場で必ず実施してもらいたいことは 訓練実施にあたっての統一事項 として共通認識を持たすべきと思われます 仮想調整本部 指揮支援本部が近すぎる ヘリコプターのダウンウォッシュに対する配慮が足らないと感じた 防災航空隊ごとに何フィートで吊上げ救助を行うか統一されていない また 00 フィートと指定しても恐らく対地と認識されることがある そうしたことからもヘリコプターによる救出場所付近で他の訓練を実施している場合のホバリング高度は 00 フィート程度にすべきと思われます 空中消火訓練実施時におけるヘリコプターに進入離脱経路下に消防車両 地上隊 本部テントなどがあった 万が一のことを考えるとそうした経路は避けるべきと思われます 救急車の動線が確保されていないことから 他の訓練ブースへの出動車両とバッティングし待機している状況が散見された 全訓練ブースの負傷者を救護所に搬送していたが 救護所に指揮隊が居ないことから救護所の運用状況が把握できていない 五條会場での訓練施設については 実災害に似た本格的な訓練施設で 参加した隊員にとって効果的な訓練ができたと思う 今回 参加した多くの府県大隊長 ( 橿原会場 五條会場とも ) は 災害現場の指揮本部に入り込み 活動を実施していた 本来の府県大隊長は 一つの現場に入るのではなく 担当エリア ( 担当市町村 ) 内の災害すべての指揮及び情報収集並びに関係機関との調整を行うものであり 一つの災害現場の指揮者となるべきではない 今後 府県大隊長等の役割を明確に示し 研修して行く必要があると感じた 関係機関との情報共有のための現地合同調整所が各災害現場又は複数の災害現場合同での現地合同調整所が立ち上げられていたが 府県大隊長が上記のとおり 一災害現場に入り込み指揮を執っていたため 合同調整所には自衛隊と警察のみが常駐しており 消防の姿は見られなかった なお 入っていた自衛隊 警察職員に聞き取り調査を行ったところ 消防職員が一人だけ出たり入ったりしており できれば常駐し情報を共有してほしいとのことであった 今回の訓練では 実働訓練会場に作られた災害現場のみでの活動であったため 災害想定が少なく 府県大隊長や指揮支援隊長 指揮支援部隊長は基本的な関係機関との調整や配下の府県大隊の指揮及び情報収集に留まっていたため 今後は 実働訓練においても仮想の災害現場を沢山作り 消防力が劣性時の部隊運用 関係機関との活動エリア割り 増強要請等も行える図上訓練要素を取り入れた訓練にすべきである これにより緊急消防援助隊で最も重要な機能である 部隊指揮 調整能力を向上させることができると考える 橿原運動公園会場は 敷地が広く消防車両等の駐車スペースも広く 見学人からも視野を塞ぐことなく各訓練が実施されたいた 指揮支援隊から府県大隊長等への指示及び府県大隊長から活動部隊への指示事項を確認するため 訓練検討員へ無線を貸与する必要を感じた 会場は周辺環境や訓練エリアの広さなど, 訓練会場として最適であった 安全管理者や訓練調整員など, スタッフの配置は十分であり, 訓練に支障をきたすことがなかった 国土交通省, 自衛隊, 民間企業からの参加者が少なく, また, 重機等の持ち込みがなかったのは残念であった DMAT の数に対し, 救出される要救助者の数が不足しているブースがあった 各県大隊における装備力 ( 重機など ) の差異が訓練の進行に大きな影響を与えていた 実働訓練で有効であった資機材については各県大隊において整備を進める必要性を感じた 県内応援活動が, 各県大隊の活動に関する情報収集とされており, 九州ブロック訓練としては珍しい取り組みとなっていた 収集した情報は質 量とも十分であったが, 指揮支援隊との連携の在り方を検討する必要があると考える 訓練会場入りする消防車両が, 一般道において一時停止違反をしていたとのクレームが入っていた ( 参考 )

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