Microsoft PowerPoint - 第１１回Live_HelpPDF.pptx

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1 第 11 回 Autdoesk Moldflow ライブヘルプ 押さえておきたい解析の基礎 樹脂材料データの知識 Autodesk プロダクトサポート

2 Moldflow ライブヘルプ セッションの目的 Web 会議システムによる 気軽に参加いただく 1 時間のサポートセッション テクニカルサポート 電話サポート Web メールサポート FAQ サイト フォーラム 開発部門へ製品不具合をレポート ユーザ様固有の問題を迅速に解決 ライブヘルプ 1. ASUG を通じて 多くのユーザ様を直接ヘルプできる 2. 直接フィードバックを頂くことができる (Q&A セッション ) 3. テクニカルサポートから積極的な情報発信ができる 4. セッションの録画を全ユーザ様へ公開 忙しくてセミナー トレーニングに出張が難しいユーザ様にもお勧めです!

3 まずはじめに 材料データベースについての正しい知識や確認によって未然に材料データの選定ミスを減らすことができます 今回の範囲は充填保圧解析に大きく関連する特性のみとなります

4 本日のトピック 材料データの基礎知識 材料データベースの活用 材料データの品質判定情報 各材料特性 材料データの選定 更新情報 本日の Q&A

5 本日のトピック 材料データの基礎知識 材料データベースの活用 材料データの品質判定情報 各材料特性 材料データの選定 更新情報 本日の Q&A

6 材料データについて 結晶性樹脂 例 ; ポリプロピレン ポリエチレン 規則正しく配列 ( 結晶 ) 分子鎖 冷媒 型材料 熱可塑性樹脂 熱硬化樹脂 フィラー 発泡材 例 ; エポキシ樹脂 フェノール樹脂 プラスチック 非晶性樹脂 分子鎖 溶融状態固化ランダム ( 非晶 ) 例 ; ポリカーボネート, ポリスチレン 溶融状態固化ランダム ( 非晶 ) それぞれの固有の特性 ( 物性 ) が材料データに反映

7 Moldflow に登録されている材料データ バージョン 2016 現在 グレードの総数 :9610 毎バージョンごと増えています! 2015 リリース以降追加したグレード : 500 修正したグレード : 675 削除したグレード : 147 更新情報等の詳細は各バージョンごとに別途提供されている材料データベースドキュメント ( 英語 ) をご参照下さい Autodesk Simulation Moldflow 2015 製品 Synergy のインストールフォルダ ( デフォルトでは C: Program Files Autodesk Simulation Moldflow Synergy 2015 help) から Autodesk_Simulation Moldflow_2015_material_changes.pdf を入手できます Autodesk Simulation Moldflow 2016 製品 Synergy のインストールフォルダ ( デフォルトでは C: Program Files Autodesk Moldflow Synergy 2016 help) から Autodesk_Simulation Moldflow_2016_material_changes.pdf を入手できます

8 本日のトピック 材料データの基礎知識 材料データベースの活用 材料データの品質判定情報 各材料特性 材料データの選定 更新情報 本日の Q&A

9 材料データベース グレードの検索 較

10 樹脂データを選択して [ 詳細 ] [ 説明 ] タブ

11 説明 [ データ情報源 ] 測定元 オートデスク Moldflow ラボ 材料メーカー ( 会社名 ) その他 pvt- 測定データ 機械特性 - 測定データ 補足データ データ品質判定情報 どこで材料測定を実施したのかを確認

12 テスト情報 各特性のテスト情報表示 Not Specified 測定方法不明 データ品質判定情報 どのような 法でいつ材料測定を実施したのかを確認

13 材料データ測定レポート 初めて使 する材料データの場合 解析実 前に確認

14 比較機能 [Ctrl] キーを押しながら対象データを 2 種類以上選択し [ 比較 ]

15 サプリメンタル ( 補足 ) データって? 測定した特性データがない場合に使用される一般的なデータ データベース上は赤字で表示 同じ材料名 ( 例 :PP, PA) での過去の測定実績の平均値 測定実績があまりない材料データは平均値として れない場合もある

16 本日のトピック 材料データの基礎知識 材料データベースの活用 材料データの品質判定情報 各材料特性 材料データの選定 更新情報 本日の Q&A

17 今回の項目 レオロジープロパティ熱特性 PVT 充填 保圧解析での主な材料プロパティの紹介

18 今回の項目 レオロジープロパティ 熱特性 PVT 粘度データ ジャンクチャーロス係数 転移温度 モールドフロー粘度指標 メルトフローレート

19 今回の項目 レオロジープロパティ 熱特性 PVT 粘度データ - 粘度測定測定技術 - 現在の測定方法 : 射出成形加 履歴を測定データに反映 射出成形機による可塑化 ( 早い可塑化 / 短い滞留時間 ) 全自動測定 測定精度 測定効率 広範囲の測定温度 せん断速度 (800,000 1/sec) 圧 依存粘度と伸 効果 ( ジャンクチャーロス ) レポート機能

20 今回の項目 レオロジープロパティ熱特性 PVT 粘度データ - 粘度プロット - 流れ難い 流れやすい せん断速度や温度によって粘度が変化つまり 樹脂の流し によって流れやすさ ( 難さ ) が変化する

21 今回の項目 レオロジープロパティ熱特性 PVT 粘度データ - 補足 - D3 が 0 でないものは圧 依存データあり D3 を求めるためには圧 依存の測定が必要です 60MPa 0MPa プロットプロパティで圧 領域を選択

22 今回の項目 レオロジープロパティ熱特性 PVT ジャンクチャーロス係数 樹脂流路断 が変化する縮流部での伸 粘度による圧 損失 ビーム要素のみ 2 種類のキャピラリーダイでの測定データが必要 (Autodesk 標準 ) バグレープロットから求める τw: 壁 せん断応 L: キャピラリーダイ D: キャピラリーダイ直径

23 今回の項目 レオロジープロパティ熱特性 PVT ジャンクチャーロス係数 解析への影響 68MPa 57MPa ランナーシステムの圧 損失 26MPa 24MPa キャビティ ( 製品部 ) の圧 損失

24 今回の項目 レオロジープロパティ熱特性 PVT メルトフローレート (MFR) 10 分間に押し出す樹脂量の比較 低せん断領域での流動性 比較時のせん断速度が異なる 樹脂の種類ごとに温度と荷重が異なることに注意 MFR 30 MFR 65

25 今回の項目 レオロジープロパティ熱特性 PVT モールドフロー粘度指標 せん断速度が1,000 1/secの時の粘度指標 ( 実成形領域でのポイント 較 ) 温度は樹脂温度範囲の中央値 全グレードに対応 MFR 30 MFR 65 モールドフロー粘度指標 VI ViscosityIndex(240 )0025Pa-s

26 今回の項目 レオロジープロパティ熱特性 PVT 比熱 単位質量の物質を単位温度上げるのに必要な熱量 ( エネルギー ) 熱伝導率単位 さ 単位温度における熱移動の割合

27 今回の項目 レオロジープロパティ熱特性 PVT 比熱 - 転移温度突出可能温度 - DSC(Differential Scanning Calorimeter ) で比熱を測定 転移温度 (Ttrans) : 樹脂が溶融状態から固体状態への変化を す温度を定義 突出可能温度 (Teject) : 成形品が 分に冷却され 型から取り出せる温度を定義冷却時間の計算に使用

28 今回の項目 レオロジープロパティ熱特性 PVT 比熱 - 冷却速度の影響 /min が現在の標準

29 今回の項目 レオロジープロパティ熱特性 PVT 熱伝導率 ASTM D 2930 ラインソース法 溶融樹脂の国際的標準測定方法 精度とリピータビリティ 温度依存性の測定

30 今回の項目 レオロジープロパティ熱特性 PVT pvt (Pressure-Volume-Temperature) 例 : 密度のカタログ値 :0.9g/cm cm 3 /g 逆数 低 密度 高 温度と圧 と 容積の関係から材料の密度を決定するのに使用

31 今回の項目 レオロジープロパティ熱特性 PVT pvt 測定法 封液法 ( 水銀法 ) 封液 ( 間接 ) 法採 理由 : 1. 比較検証の結果 固体時の温度依存の再現性が良い これは結晶性樹脂の収縮計算において特に重要 2. ピストン法 ( 直接法 ) の固体状態での測定精度に 科学的な裏付けが不 分 レポート機能 ピストン 試料 Gnomix 社 pvt 測定機 水銀を封 して試料に静 圧を加える 収縮による隙間の影響

32 補 : 材料品質インジケータ 充填 保圧 反り解析への信頼性を素早く確認 品質レベルはテスト情報から決定 実際の測定データからの計算ではない 充填品質 保圧品質 反り品質

33 本日のトピック 材料データの基礎知識 材料データベースの活用 材料データの品質判定情報 各材料特性 材料データの選定 更新情報 本日の Q&A

34 類似グレードの検索例 Sun Allomer PM970X( 材料 ID:22370) 検索基準 樹脂略号 PP 品質インジケータ ゴールド Moldflow 粘度指標 VI(240)0049 比較機能 デモ有り詳細は動画を参照

35 データベースに材料が無い場合の選択 材料データ 法 1. 材料メーカー様から Moldflow の非公開材料データ (udb ファイル ) を直接入手 2. 材料の情報が入手できる場合は そのデータを元にフィッティングサービスを活用材料データーが公開可能な場合と 非公開の場合で 有償と無償が変わりますので 詳細は弊社コンサルティングチーム (adj.ac.mflo@autodesk.com) までお問い合わせください 3. 材料測定サービスを活 詳細は弊社コンサルティングチーム (adj.ac.mflo@autodesk.com) までお問い合わせください 4. 代替材料

36 登録樹脂数は多いため (9000 以上 ) 特殊な樹脂を除き 代替材料が有効な可能性はある ただし 代替材料を使 するリスクを考えてください 流動特性の判断 レオロジーの粘度カーブから判断 Moldflow 粘度指標や MFR は断片的な情報 手段 オンラインの情報や樹脂メーカー様からの情報 ただし 測定データのように温度依存 ( 最低 3 つ ) までの情報の は困難 情報は集めるだけ精度は上がるつまり情報がないだけリスクも上がる 熱的な性質も確認特に薄肉形状など樹脂温度の変化が きいものはさらにリスクが上がる

37 本日のトピック 材料データの基礎知識 材料データベースの活用 材料データの品質判定情報 各材料特性 材料データの選定 更新情報 本日の Q&A

38 更新情報 Moldflow 2016 製品のサービスパック 1(SP1) リリース リアクティブプロセスで誘導加熱が利 可能 パスラインのパフォーマンス向上 その他様々な変更点 修正点あり Readme( 日本語 ) は上記 URL から参照 ローカル版 ( 日本語版 ) の修正点 パスラインのプロット名の文字化けを修正 反りの変位量クエリーで変位量データをテキスト出 しても日本語 UI の場合 保存ファイルにデータがない現象を修正

39 サービスパックのインストール方法その1 Autodesk アプリケーションマネージャから適用 1 更新タブを選択 2 更新プログラムにチェック ( 複数可 ) 3 インストール実行 起動 1 Windows タスクバー Windows スタートメニュー > [ すべてのプログラム ] > [Autodesk] > [Autodesk Application Manager] 2 3

40 サービスパックのインストール方法その 2 Autodesk アカウントからインストーラーをダウンロード

41 本日のトピック 材料データの基礎知識 材料データベースの活用 材料データの品質判定情報 各材料特性 材料データの選定 更新情報 本日の Q&A

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