[ 目次 ] 1. システムの概要 システムの構成 システムの動作環境 1 2. システムインストール 4 3. インプットデータについて インプットデータ一覧 インプットデータ準備手順 7 4. データ取込 8 5. 課題の可視化 路線毎

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1 データ収集 分析ツールマニュアル 平成 28 年 3 月 国土交通省総合政策局 自動車局

2 [ 目次 ] 1. システムの概要 システムの構成 システムの動作環境 1 2. システムインストール 4 3. インプットデータについて インプットデータ一覧 インプットデータ準備手順 7 4. データ取込 8 5. 課題の可視化 路線毎の分析 その他 アンインストール 29

3 1. システムの概要 1-1 システムの構成 本システムの全体的な流れは下図の通りです 上図の通り 本システム自体は地図表示機能を持たず 本システムでは地図へ表示するための基礎デー タを生成し 地図への表示は地理院地図などの GIS サービスを利用することを前提としています また 本システムでは定量的な分析のために 路線毎の収支などを EXCEL 表とグラフで出力します 1-2 システムの動作環境 本システムのご利用には次の環境が必要になります 必須環境 Windows7 の以降 OS.NETFramework4.0 以上 推奨環境 入力データのチェック等で MicrosoftExcel を利用しますので MicrosoftExcel2010 以上をインストールして下さい なお.NETFramework4.0 以上がインストールされているかどうかの確認手順は次の通りです 1

4 1) スタートボタンをクリックし [ コントロールパネル ] - [ プログラムのアンインストール ] をクリック します 2) プログラムのアンインストールまたは変更画面が表示されます.NET Framework4.0 がインストールされている場合 Microsoft.NET Framework 4 Client Profile と Microsoft.NET Framework 4 Client Profile Language Pack - 日本語が表示されます 2

5 3).NET Framework4.5.1 がインストールされている場合 Microsoft.NET Framework と Microsoft.NET Framework ( 日本語 ) が表示されます 4).NET Framework4.6.1 がインストールされている場合 Microsoft.NET Framework と Microsoft.NET Framework ( 日本語 ) が表示されます 3

6 2. システムインストール 1. インストールの開始 DVD の中にある setup.exe をクリックしてください インストールの準備が始まります 2. インストールウィザード ダイアログが開くので 次へ を押してください 4

7 3. インストール先の変更 変更ボタンを押してインストール先を変更してください * デフォルトの Program Files(x86) 下にインストールすると データベースにアクセスできずアプリが正常に機能しない場合があります 5

8 4. インストール インストールボタンを押してください インストールが開始されます 5. インストールの完了 完了を押してください 以上でインストールは終了です 6

9 3. インプットデータについて 3-1 インプットデータ一覧 当該システムに取り込むインプットデータ一覧は下記の通りです 3-2 インプットデータ準備手順 各インプットデータの作成手順は DVD の中にある バス経営分析システム _ インプットデータ作 成.xlsm をご参照ください 7

10 4. データ取込 1. データ取込 準備したインプットデータファイルを データ登録 画面の各メニューより取り込んでください データ取込 インプットデータのうち1バス情報は バス停 路線など本システムの基本情報となるデータになりますので 最初に取り込んでください 2~8のデータを取り込む際に 1バス情報と不整合のあるデータ (ex. 取り込まれていないバス停 ID を指定した場合など ) は取込対象外となりますので ご注意ください 2バス運行本数 ~8モバイル空間統計の各ファイルにつきましては 取込順番に制約はありません 8

11 2. 実移動人口取込実移動人口はモバイル空間統計 ( 分布 ) データをもとに 下記の条件を指定して計算することでデータが作成されます 1) 年度 2) 曜日区分 ( 平日 / 休日 ) 3) 移動前時間帯 4) 移動後時間帯 各条件を指定した上で モバイル空間統計 ( 実移動 ) ボタンを押下し モバイル空間統計 ( 分布 ) データを指定して下さい 自動的に実移動人口データが計算され データベースに取り込まれます 9

12 3. エラーチェック 各メニューでは 取り込み時にエラーチェックを行います エラーがない場合は データベースにデータが登録されます 正常に取り込まれた場合 ( 例 ) エラーがある場合は エラーメッセージが表示され エラー内容を表すファイルが出力されますので 内容を確認の上 データ修正後 再度取込を行ってください エラーチェック内容の詳細につきましては 別添資料 バス経営分析システム _ インプットデータ作成.xlsm の 標準フォーマット説明 シートをご参照ください 10

13 エラーメッセージ ( 例 ) エラーファイル内容 ( 例 ) なお インプットデータ一覧の1~4につきましては 作成用の Excel マクロを提供しています ( 別添資料 バス経営分析システム _ インプットデータ作成.xlsm にマクロ機能も含まれています) Excel マクロでは 画面でのデータ取込時と同様のエラーチェックを行っています Excel マクロを使用せずにインプットデータを作成される場合は 標準フォーマットに従うようにご注意ください 11

14 5. 課題の可視化 1. 課題の可視化データ作成 1-1. トップ画面を開き 課題の可視化 をクリックします 1-2. 下記画面から表示 分析したい項目を選択します 12

15 1-3. 表示項目の選択 表示したい項目にチェックをいれます 表示対象項目は次の通りです メッシュを表示する 人口分布のメッシュを表示する際にチェックを入れます メッシュ.kml が出力されます バス停を表示する バス停を中心に 300m 圏域やその圏域人口を表示する際にチェックを入れます バス停.kml が出力されます 乗降客数を表示する バス停毎の乗車人数 降車人数 その合計を表示する際にチェックを入れます 乗降客数.kml が出力されます バス路線を表示する バス路線の運行本数 乗車人数 区間乗車人数を表示する際にチェックを入れます バス路線.kml が出力されます 主要施設を表示する 主要施設を表示する際にチェックを入れます 13

16 1-4. 表示する内容 条件の選択 表示する内容 条件を選択肢 KML ファイル出力 をクリックします 表示する内容 条件は次の通りです メッシュ 国勢調査 国勢調査の 500m メッシュ人口を表示 する際に選択します この場合 昼間人口 夜間人口 ( 昼間 夜間 ) 人口の中から1つを選択します 将来人口 任意の年の 500m メッシュ将来人口を 表示する際に選択します モバイル空間 ( 分布 ) モバイル空間統計の 500m メッシュ人 口を表示する際に選択します この場合 平日 / 休日の区分 並びに任意 の時間帯を選択します モバイル空間 ( 実移動人口 ) モバイル空間統計データから算出される 500m メッシュ実移動人口を表示する際 に選択します バス停 / 乗降客数 300m 圏域 バス停を中心に 半径 300m の円を表示 する際に選択します 300m 圏域人口 バス停を中心とした 300m 圏域の人口 を円の大きさで表現する際に選択しま す 尚 計算の基礎となる人口密度は 圏 14

17 域人口の算出条件 により選択します 獲得率 乗降客数/300m 圏域人口 (%) で 算出された獲得率を円の大きさで表現す る際に選択します 強調なし 300m 圏域人口に関連するフィルタリン グを行わない場合 選択します 300m 圏域人口が指定以上を強調表示 300m 圏域人口が指定の人口 ( 人 ) 以上のバス停の 300m 圏域人口を表す円をオ レンジで強調表示する場合に選択しま す 乗車人数 対象バス停で乗車した人数を表示する際 に選択します 降車人数 対象バス停で降車した人数を表示する際 に選択します 乗降者数 対象バス停で乗車した人数 降車した人 数の合計を表示する際に選択します 強調なし 獲得率に関連するフィルタリングを行わ ない場合 選択します 獲得率が指定未満を強調表示 獲得率が指定のパーセンテージ未満のバ ス停を赤で強調表示する場合に選択しま す 表示オプション 1) すべて表示 を選択した場合 バ ス停 乗降客数は全て表示されます 2) 獲得率が % 未満のみ表示 を選 択した場合 指定の獲得率未満のバス停 のみ表示され 指定の獲得率以上のバス 停は表示されません 乗降客数の検索条件 乗降客数を表示する対象として 平日 休日 時間帯を選択します 尚 時間帯で 全日 を選択した場合は 1 日の合計値となります 圏域人口の算出条件 300m 圏域人口を計算する基礎となる人 口密度の基礎情報を選択します 選択内容は上記 メッシュ の通りです バス路線 路線のみ バス路線を線で表示する際に選択します 運行本数 バス路線について 区間運行本数を線の太さで表現する際に選択します 乗車人数 バス路線について 乗車人数を線の太さ 15

18 で表現する際に選択します 乗車率バス路線について 乗車人数/ 運行本数 (%) で計算される区間乗車人数を線の太さで表現する際に選択します オプションなし強調表示を行わない場合選択します 強調表示区間乗車人数がトップの路線を赤で また当該区間の乗車人数 運行本数よりも乗車人数 運行本数が共に多い区間をオレンジで強調表示する際に選択します 運行本数 乗車人数の検索条件運行本数 乗降客数を表示する対象として 平日 休日 時間帯を選択します 尚 時間帯で 全日 を選択した場合は 1 日の合計値となります 1-5.KML ファイル 下図のように KML ファイルが出力されます 16

19 2. 地図表示 2-1.WEB ブラウザを立ち上げ 地理院地図 を表示し 右上の 機能 ボタンを押下します その後 ツール 作図 ファイル を選択します 17

20 2-2.KML ファイルを選択します フォルダマークのボタンを押下し ファイルを選択した上で 読込を開始 ボタンを押下します 先程出力した KML ファイルを選択します all.kml を選択すると 上記表示条件で選択した全てのデータが表示されます all.kml 以外を選択すると メッシュ バス停等 選択した内容のみ表示されます 18

21 上記画面のように 指定した KML ファイル名が表記されているのを確認したら 読込を開始 をクリックしてください 2-3. 地図上に選択した分析結果が表示されます 19

22 2-4. レイヤー表示 1-6~1-8 の手順を繰り返すことで複数の kml ファイルを同時に地図表示することが可能です 例えば バス停情報 KML(busstop.kml) とバス路線情報 KML(course.kml) とを選択することで バス停情報とバス路線情報が地図上に表示されます ここで ファイル名のチェックの ON/OFF で各種情報を簡単に表示 非表示にすることができ ます すべてチェックが入っている状態から表示したい項目以外のチェックを外すと 選択した項目のみ地図上に反映されます 20

23 3. 設定変更 課題の可視化画面右上の 設定 ボタンを押下します 本画面では地図上に表示する線の太さ 配色を変える境界値の設定を行います 5 つの値を入力し 数字の間を,( カンマ ) で区切って入力します 21

24 各項目の内容は下表をご参照ください メッシュ 人口表示の境界値 500m メッシュ人口を色分け表示する際の境界値を指定します バス停 / 乗降客数 300m 圏域人口表示の境界値 300m 圏域人口を表示する円の大きさを変える境界値を指定します 獲得率表示の境界値 (%) 獲得率を表示する円の大きさを変える境界値を指定します 乗車人数表示の境界値 乗車人数を表示する円の大きさを変える境界値を指定します 降車人数表示の境界値 降車人数を表示する円の大きさを変える境界値を指定します 乗降人数表示の境界値 乗降人数を表示する円の大きさを変える境界値を指定します バス路線 運行本数表示の境界値 運行本数を表示する路線の太さを変える境界値を指定します 乗車人数表示の境界値 乗車人数を表示する路線の太さを変える境界値を指定します 区間平均乗車人数表示の境界値 区間平均乗車人数を表示する路線の太さを変える境界値を指定します 尚 各範囲の配色 円の大きさ 線の太さ自体は固定されており 個別に設定することはできません また 緯度 経度を入力し 凡例出力 ボタンを押下すると 指定した緯度 経度の位置に下記のよう な凡例を表示する KML ファイルが出力されます 表示された凡例をクリックすると その円や線が表現している人数等の 範囲が表示されます 22

25 6. 路線毎の分析 1. メニュー画面 路線毎の分析ボタンを押してください 2. 路線毎の分析画面 圏域人口データ 集計対象の時間帯を選択し Excel 出力 ボタンを押してください 23

26 登録したデータ量によっては少々時間がかかる場合があります 3. 出力が終わると出力フォルダが自動で開きます 4. 個別の路線データ (org シート ) データを確認したい路線を選択してください 選択した路線のデータが表示されます 24

27 表の下にグラフが 2 つ表示されます 乗降者数グラフ 25

28 5. 路線データ一覧 ( 一覧表 ( 平日 ) シート ) 登録した路線のデータ一覧が表示されます 表の下にグラフが 1 つ表示されます 乗車人数グラフ 26

29 7. その他 1.Twitter 検索 メニュー画面にて その他 ボタンを押下します 画面左側 tiwtter 検索 にて Twitter から検索したいキーワード ( 最大 10 個 ) を入力し 画面下段の 実行 ボタンを押下すると 検索結果が表示されます 27

30 2. アンケート EXCEL 取得画面右側 アンケートダウンロード にて バス路線に関するアンケートの集計用 EXCEL をダウンロードすることが可能です 本画面の ダウンロード ボタンを押下して下さい シート名内容問 1 2 問 1. 最も頻繁に行う移動について教えてください 問 2. あなたが最も頻繁に利用する路線バスについて教えてください に関する設問を記載しています 問 3 問 3. あなたが最も頻繁に利用する路線バスに関して 次の文章はあなたのイメージとどの程度合っていますか? あわせて その路線バスの運行内容について教えてください に関する設問を記載しております 問 4,5 問 4. あなた自身についてお教えください 問 5. 最後に 路線バスについてご意見などございましたら 自由にご回答ください に関する設問を記載しております アンケート結果の打ち込みシート各設問について 回答者ごとのアンケート結果を入力します ⅰ) 満足度と利用意向に対する評価満足度と利用意向に対する評価結果を表とグラフで表示します ⅱ)ⅲ) 各品質項目の影響の強さ 各品各品質項目の影響の強さ 各品質項目の評価結果を表とグ質項目の評価ラフで表示します ⅳ) 品質項目の定量化各品質項目について評価の平均値を表とグラフで表示します 28

31 8. アンインストール 1. コントロールパネル コントロールパネルを開き プログラムと機能を選択してください 2. プログラムのアンインストール 29

32 BusPDCA を選択し アンインストールを押してください ダイアログが表示されたら はい を選択してください アンインストールが開始されます 30