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ゆあかんざとばる
5 years ago
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1 スキャンツールとバッテリチェッカの機能活用故障診断低燃費車両の不具合傾向とその対応方法不具合の早期発見について一社高知県自動車整備振興会指導教育課

2 目次主な特徴 P 3 スキャンツールバッテリチェッカを活用した制御装置全般の点検交換作業と故障診断法 1バッテリ点検 P 4 電解液比重点検バッテリ交換前準備バッテリ取外しバッテリ取付け P 5 アイドリングストップ初期設定 P 6 2アイドリングストップしないことへの対策方法 P 8 スキャンツールを活用した車両点検実習バッテリチェッカを活用したバッテリ良否診断 P10 定期点検作業のデータモニタ採取と故障や劣化の前兆となる不具合について P11 フリーズフレームとデータモニタの比較活用から見える不具合箇所の推測 P14 その他定期点検時に必要な項目 P15 巻末資料アイドリングストップ初期設定 (DE 型デミオ ) P16 アイドリングストップ初期設定 (2バッテリ方式) P17 問診票 P19 JIS 規格バッテリCCA 値一覧 P20 アイドリングストップ用バッテリCCA 値一覧 P21 輸入車バッテリの規格値 (CCA) が不明な場合 P21 2

3 使用車種マツダアクセラエンジン型式 PE 型エンジン ( 通称 SKYACTIV-G) 主な特徴高圧縮化 (13.0) 吸気排気バルブ両方に可変バルブタイミング機構を採用エアフロセンサと吸気圧センサの2つのセンサと吸気温センサを2 種類採用することで吸入空気量計測の正確性 UP ピストントップにキャビティ( くぼみ ) を採用吸気排気カムポジションセンサを採用フューエルポンプ制御オイルポンプ制御を採用 IG コイル内にイオンセンサを内蔵 3

4 スキャンツールバッテリチェッカを活用した制御装置全般の点検交換作業と故障診断法 1 バッテリ点検電解液比重点検バッテリの良否判定 1.25 以上バッテリは正常 1.17~1.25 バッテリ充電 1.17 未満デンドライトショート発生と判断バッテリ交換参考デンドライトショートとは電極板の材質 ( 鉛やカルシウムなど ) が触角のような鋭い突起物 ( 樹枝状結晶 ) を形成することで電極板のセパレータを突破り + 極板と - 極板がショートすること原因のひとつとして著しい過放電による極板損傷が考えられるバッテリ交換 1. バッテリ交換前準備スキャンツールのデータモニタ機能を使いバッテリ充電率 BATT_SOC の値を確認注意点一度マイナス端子を外すとバッテリ充電率の記録が消去されるので必ず確認すること 2.IG スイッチを OFF 3. 電流センサの接続コネクタ取外し 4. バッテリ (-) ケーブル取外し注意点バッテリ ( ) ケーブルを切離す際はマイナスドライバでバッテリ ( ) 端子の隙を拡大させて取外す 5. バッテリ (+) ケーブル取外し 4

5 バッテリ取付 1. バッテリ (+) ケーブル取付 2. バッテリ (-) ケーブル接続注意点電流センサのコネクタを接続する前にバッテリ ( ) ケーブルを接続電流センサのコネクタを先に接続した場合 PCM が電流センサからの信号を誤認識しバッテリ状態を誤学習するおそれがある 3. 電流センサのコネクタ接続バッテリケーブル接続部締付けトルク : N m 4. アイドリングストップ初期設定注意点電流センサを持ってバッテリ ( ) ケーブル端子の締付け確認を行うとケーブル端子に過度の力が加わり端子が緩み始動不良が発生する恐れがある端子締付を行うときは電流センサを持たず端子部を持って行うことケーブル端子の締付確認を行う際は下図のようにレンチで挟み締付を行うこと 5

6 アイドリングストップ初期設定注意点ボンネットを開けた状態でエンジンをかけるとボンネットを閉めてエンジンを再始動させるまでアイドリングストップが作動しない ( システムの不具合ではない ) アイドリングストップ初期設定をするときは必ずボンネットを閉めて作業すること 1. バッテリ (+) (-) ケーブル接続状態の点検ケーブルが接続されていないときは接続後 10 秒以上待つ 2. 電流センサ端子接続 3.IGスイッチをON( エンジンは始動しない ) 状態で 15 秒以上待ち i stop OFFスイッチを押しつづけ ( 約 10 秒間 ) i stop 表示灯が緑表示か橙色点滅になるかを確認 i stop 表示灯 ( 緑 ) 点灯 4. へ ( 橙 ) 点滅バッテリ点検へ ( 橙 ) 点灯手順に不備あり 1. からやり直し 4.IGスイッチOFF 5. ボンネットを閉じる 6. エンジン始動 7. 電気負荷無し ( ライト A/C OFF) でエンジンを完全暖機する参考エンジン暖気が完了しないとアイドリング制御設定が完了しない低水温表示 ( 青 ) が消えても暖気は完了していない目安としてラジエータホースに圧力がかかりラジエータが熱くなっていれば暖気完了 8. ハンドルを左右いっぱいに据え切り操作 ( ロックトゥロック ) させステアリング蛇角センサの初期値を設定する 9. 運転席側パワーウィンドのAUTO 設定をする 1) 運転席パワーウィンドスイッチを押し運転席ドアガラスを全開にする 2) パワーウィンドスイッチの運転席側スイッチを上方一杯まで引き上げて運転席ドアガラスを全閉にしその状態を約 2 秒以上保持する 6

7 10.IGスイッチをOFFにする 11. 以下の手順を25 秒以内に実施 1)IGスイッチON( エンジン停止 ) にし 5 秒以内にi-stop OFFスイッチを 3 秒以上長押し 2) エンジン始動 3)i stop OFFスイッチを1 回長押し 4)i stop 表示灯 ( 橙 ) 点灯から i stop( 緑 ) 点滅に切替わることを確認 5)i stop 表示灯 ( 橙 ) 点灯が続く場合手順に不備があるため 4. からやり直し 12.i stop 表示灯 ( 緑 ) が消灯するまでアイドル状態 ( 電気負荷なし ) で待つ 13.i stop 表示灯 ( 緑 ) が消灯している事を確認し IGスイッチOFF ( エンジン停止 ) する 14. エンジンを再始動させて i stop 表示灯が消灯していることを確認 15. 以下の手順でi stop 制御が作動することを確認 1) 車速 4km /h 以上で走行し i stop 表示灯 ( 緑 ) が点灯することを確認 2) 車両を停止させてi stop 制御によるエンジン停止および再始動が行われるか確認 16.IGスイッチをOFFにする 7

8 2アイドリングストップしないことへの対策方法問診票の活用一般的にお客様よりアイドリングストップしなくなったと修理依頼があった場合修理作業に直ぐ入るのではなくお客様への詳しい問診を実施確認しましょう!! 問診票なぜ問診するのかというと修理前に十分な問診しておかないと全く関係のない修理処置や故障していない箇所にに対して故障探求して無駄な時間がかかる原因となりますそういった事柄を無くすためには十分な問診が必要となります例えばいつごろからアイドリングストップしなくなったか? アイドリングストップしていた頃と何か変わったことはなかったか? 使用状況や運転状況どんな状態でアイドリングストップしないか? お客様以外が運転して同じ状況が発生するか? など問診していろいろな事を聞き出すことでお客様が何か解決へのヒントになることを思い出すかもしれないので問診票を活用しましょう! 8

問診票を活用した事で早期解決した例 ( トラブルその 1) スマートキーの内部電池消耗 ( 対応処置 ) スマートキーの電池交換サイクル 1 年に一度 ( トラブルその 2) スマートキーの保管場所による電波遮断 ( 対応処置 ) スマートキーの保管場所は運転席周辺 ( センターコンソールまたは運転席側ドアトリムポケット ) ( トラブルその3) 後つけ用品取付けによる電波妨害 (

9 問診票を活用した事で早期解決した例 ( トラブルその 1) スマートキーの内部電池消耗 ( 対応処置 ) スマートキーの電池交換サイクル 1 年に一度 ( トラブルその 2) スマートキーの保管場所による電波遮断 ( 対応処置 ) スマートキーの保管場所は運転席周辺 ( センターコンソールまたは運転席側ドアトリムポケット ) ( トラブルその3) 後つけ用品取付けによる電波妨害 ( 対応処置 ) スマートキーと車両側キーレスレシーバとの受送信電波の妨害となるような用品の有無を確認して電波妨害の影響が考えられる場合は設置場所の移設または取り外しを実施 ( 例 : ハイパワーアンプや後席用モニターなど ) ( トラブルその4) 頻繁な近距離走行 ( 一回の走行が5Km 未満 ) 渋滞路走行によるバッテリ充電量の極端な減少や早期消耗 ( 対応処置 ) バッテリチェックによるバッテリの良否判定またお客様へのバッテリの極端な早期消耗を防ぐアドバイスエアコン設定温度や風量のこまめな調整 ( 設定温度は 25 前後 ) 不必要なデフロスタリヤ熱線の電源 OFF ( トラブルその5) 助手席側シートへの荷物置きによるアイドリングストップ禁止条件適応 ( 対応処置 ) 助手席側シートへの荷物置きをしない 9

チェッカを使用したバッテリ良否診断このバッテリチェッカではエンジン始動性能 (CCA) を見て

10 また再現性が低い不具合についてはスキャンツールのデータモニタ機能を活用することで各部分のON/OFF 作動やアイドリングストップ制御条件に関連有無を確認することが可能ですスキャンツールを活用した車両点検実習バッテリチェッカを使用したバッテリ良否診断このバッテリチェッカではエンジン始動性能 (CCA) を見て現在のバッテリ状態を少ない電気負荷で極板内部状態と劣化進行具合を測定結果から前後を推測し良否結果を出していますバッテリ型式バッテリ比重 CCA 値バッテリチェッカ良否結果 10

11 定期点検作業でのデータモニタ採取と不具合の前兆となる見た目で判断できない消耗や劣化について現時点での吸入空気量点火状態 ( 失火状態 ) エンジン回転数空燃比補正量などを時系列でモニタリング ( 実測 ) し将来不具合に発展しそうな項目を確認します 11

12 実習スキャンツールを使ってのデータモニタ採取消耗劣化部品が装着された車両のデータモニタ 12

13 13 ( 消耗部品装着時 )

14 フリーズフレームとデータモニタの比較活用から見える不具合箇所の推測フリーズフレームとは車両での不具合発生時の状況( 状態 ) を記録したものフリーズフレームのデータと現時点でのデータを比較して不具合再現や制御システムが現時点で何を制御目標とするのか目標とする数値と実際の制御数値とのズレ幅を測定することで不具合箇所の切り分け ( 絞り込み ) を行う実習データモニタ項目を選択し正常時のデータと比較して不具合原因を推測してみましょう項目測定数値項目測定数値項目測定数値吸入空気量吸入空気圧力冷却水温目標エンジン回転数エンジン回転数空気過剰率目標空気過剰率燃料噴射量燃圧シリンダ内空気充填量 A/F センサ燃料学習補正量 O₂ センサ燃料学習補正量 A/F センサ燃料フィードバック補正量 O₂ センサ燃料フィードバック補正量点火時期スロットルバルブ開度スロットルバルブポジション No1 開度スロットルバルブポジション No2 開度予測燃圧値 14

その他定期点検時に注意が必要な項目スパークプラグなぜイリジウムプラグを装着しているか?

( ハイテンションコードなどの伝達ロスがない ) 4 燃焼室内の燃焼状態を監視するイオンセンサも兼用 5シリンダヘッドの形状変更によるプラグのロングリーチ化中心電極 ( 中軸 )

! プラグって以前よりも更に過酷な仕事しているよ従来のプラグであれば 1 万 Km 持たない位の燃焼温度や高電圧に耐えるようにイリジウムや白金などの耐熱

15 その他定期点検時に注意が必要な項目スパークプラグなぜイリジウムプラグを装着しているか? その理由は 1 空燃比が非常に薄い ( エンジン暖気後はほぼ15:1) 2 燃料噴射の微細化とシリンダ内直接噴射をすることで燃料が完全燃焼に近く燃焼温度も極めて高い 3IGコイルからの二次電圧供給効率が高い ( ハイテンションコードなどの伝達ロスがない ) 4 燃焼室内の燃焼状態を監視するイオンセンサも兼用 5シリンダヘッドの形状変更によるプラグのロングリーチ化中心電極 ( 中軸 ) やねじ部分の細軸化でプラグレンチ小型化 (16mmから14mm) つまりイリジウムプラグは長寿命プラグではない!! プラグって以前よりも更に過酷な仕事しているよ従来のプラグであれば 1 万 Km 持たない位の燃焼温度や高電圧に耐えるようにイリジウムや白金などの耐熱耐腐食性に優れた金属を使用して摩耗進行を緩やかにしているが運転状況でも左右されるため定期点検や車検整備での点検交換が必須です実際約 3 万 Km 走行で交換時期 ( 消耗 ) に達していた例ありエアクリーナエレメント整備書では異常な汚れがある場合は清掃か交換と記載ありしかし交換推奨距離 5 万 Km を超えての使用はしない事交換距離に来ていなくても著しい汚れがある場合は清掃より交換すること!! ( エアブロ清掃したことで目詰まりがよけいに酷くなった事例あり ) 15

16 巻末資料アイドリングストップ初期設定 (DE 型デミオ ) 注意点ボンネットを開けた状態でエンジンをかけるとボンネットを閉めてエンジンを再始動させるまでアイドリングストップが作動しない ( システムの不具合ではない ) アイドリングストップ初期設定をするときは必ずボンネットを閉めて作業すること 1. バッテリ (+) (-) ケーブル接続状態の点検ケーブルが接続されていないときは接続後 10 秒以上待つ 2. 電流センサ端子接続 3.IGスイッチをON( エンジンは始動しない ) 状態で 15 秒以上待ち i stop OFF スイッチを押しつづけ ( 約 10 秒間 ) i stop 表示灯が ( 緑 ) 表示か橙色点滅になるかを確認 i stop 表示灯 ( 緑 ) 点灯 4. へ ( 橙 ) 点滅バッテリ点検へ ( 橙 ) 点灯手順に不備あり 1. からやり直し 4.IGスイッチOFF 5. ボンネットを閉じる 6. エンジン始動 7. 電気負荷無し ( ライト A/C OFF) でエンジンを完全暖機する参考エンジン暖気が完了しないとアイドリング制御設定が完了しない低水温表示 ( 青 ) が消えても暖気は完了していない目安としてラジエータホースに圧力がかかりラジエータが熱くなっていれば暖気完了 8. ステアリング蛇角初期設定 1) エンジンを始動し車両が直進で時速 35km/h 以上の状態が30 秒以上となるように走行する 2) 安全な場所に車両停車し IGスイッチをOFFにする 16

17 9. 運転席側パワーウィンドのAUTO 設定をする 1) 運転席パワーウィンドスイッチを押し運転席ドアガラスを全開にする 2) パワーウィンドスイッチの運転席側スイッチを上方一杯まで引き上げて運転席ドアガラスを全閉にしその状態を約 2 秒以上保持する 10.IGスイッチをOFFにする 11. 以下の手順を25 秒以内に実施 1)IGスイッチON( エンジン停止 ) にし 5 秒以内にi stop OFFスイッチを 3 秒以上長押し 2) エンジン始動 3)i stop OFFスイッチを1 回長押し 4)i stop 表示灯 ( 橙 ) 点灯から i stop( 緑 ) 点滅に切替わることを確認 5)i stop 表示灯 ( 橙 ) 点灯が続く場合手順に不備があるため 4. からやり直し 12.i stop 表示灯 ( 緑 ) が消灯するまでアイドル状態 ( 電気負荷なし ) で待つ 13.i stop 表示灯 ( 緑 ) が消灯している事を確認し IGスイッチOFF ( エンジン停止 ) する 14. エンジンを再始動させて i stop 表示灯が消灯していることを確認 15. 以下の手順でi stop 制御が作動することを確認 1) 車速 4km /h 以上で走行し i-stop 表示灯 ( 緑 ) が点灯することを確認 2) 車両を停止させてi-STOP 制御によるエンジン停止および再始動が行われるか確認 16.IGスイッチをOFFにする 17

18 アイドリングストップ初期設定 (2バッテリ方式) 1. バッテリ (+) (-) ケーブル接続状態の点検 2. ステアリング蛇角初期設定 1) ホイールアライメントタイヤ空気圧ステアリングホイール直進位置を点検 2) エンジンを始動させハンドルを左右いっぱいに据え切り ( ロックトゥロック ) させて直進位置に戻す 3. 運転席側パワーウィンドのAUTO 設定をする 1) 運転席パワーウィンドスイッチを押し運転席ドアガラスを全開にする 2) パワーウィンドスイッチの運転席側スイッチを上方一杯まで引き上げて運転席ドアガラスを全閉にしその状態を約 2 秒以上保持する 4. ボンネットを閉じる 5. エンジンを完全暖気する ( 電気負荷なし ) 6.IGスイッチをOFFにする 7.IGスイッチをON( エンジン始動しない ) 後 5 秒以内にi stop OFFスイッチを 3 秒間長押し 8. エンジン始動 9.i stop OFFスイッチを押し i stop 表示灯 ( 緑 ) が点滅することを確認注意点 :1)i stop 表示灯が点滅しない場合は 6.~7. の手順をやり直し 2)6.~7. の手順を3 回繰り返しても 8. に進まなければバッテリ点検からやり直し 10.i stop 表示灯 ( 緑 ) が消灯するまでアイドリング状態 ( 電気負荷なし ) を維持する 11.i stop 制御によるエンジン停止および再始動が行われるか確認 18

19 問診票お客様名様登録 No. 初度登録年月車両情報通称名車両型式エンジン型式フレームNo. 型式指定番号類別区分番号トランスミッション M/T A/T CVT 入庫日年月日不具合発生日年月日総走行距離 km オプションナビ寒冷地その他 ( ) 車両使用者の情報性別男性女性年齢歳代主な使用場所市街地郊外山間部高速他 ( ) 使用頻度回 / 日 / 週月問診内容その他症状発生時及び発生前後の状況 ( できるだけ詳細に聴取して下さい ) 問診結果走行状態路面状態車両状態その他車速 km/h 平坦 ( 水平 ) 路発進時登り下り加速時 ( 急加速緩加速 ) 距離 km 定常走行時減速時 ( 急減速緩減速 ) 制動時停車時駐車時旋回時 ABS 作動時乾いた舗装路濡れた舗装路荒れた舗装路未舗装路雪圧雪凍結路段差縁石その他高速走行時その他 ( ) ( ) 始動時始動直後始動から分後走行開始から分後システム停止時エンジンの状態エンジン停止中エンジン起動時エンジン回転中 ( min -1 ) シフト位置 ( 表示 ) P R N D その他操作時表示なし不明 A/C の状態 ON OFF 不明警告灯の点灯ありなしチャージエンジン ABS A/T SRSエアバック EPS ブレーキその他 ( ) 発生頻度始動時のみ常時発生時々発生 1 回のみ発生天候 : 気温 : _ 燃料残量 ( 燃料計 ) 残 _ 発生時間帯朝昼夜ブレーキ操作緩ブレーキ急ブレーキ乗車人員 ( 名 ) 警告灯の点灯確認結果ダイアグコードおよびフリーズフレームデータ確認結果車両確認情報ありなしチャージエンジン ABS A/T SRS エアバッグ EPS ブレーキその他 ( ) ダイアグコード詳細情報フリーズフレームデータその他の依頼事項などを記入して下さいメモ欄直近の整備歴及び用品取付歴 19

20 JIS 規格バッテリ CCA 値一覧サイズ JIS 規格 CCA 値サイズ JIS 規格 CCA 値サイズ JIS 規格 CCA 値 28A19L D23L E41L 610 A19 30A19L D23L E41L 645 E41 32A19L D23L E41L A19L 255 D23 70D23L E41L B17L D23L F B17 28B17L D23L F B17L D23L F F51 28B19L D26L F B19L D26L F B19L D26L F B19 40B19L D26L G D26 42B19L D26L G B19L D26L 525 G51 165G B19L D26L G B20L D26L G B20 38B20L D31L H B20L D31L H H52 46B24L 295 D31 95D31L H B24L D31L H B24 55B24L D31L B24L E41L B24L E E41 C24 32C24L E41L 540 D20 50D20L E41L

21 アイドリングストップ用バッテリ CCA 値規格 CCA 値 M N Q S 輸入車バッテリの規格値 (CCA) が不明な場合 EN 型式 EN 型式は9 桁の数字で表されます ( 例 ) 下 3 桁の数字がバッテリCCAの1/10の値を示しています ( 例 ) の場合 720CCA DIN 型式 DIN 型式は5 桁の数字で表されます ( 例 ) 桁目と3 桁目の数字がバッテリの20 時間率容量 [Ah] の値を示しています ( 例 ) の場合 44Ah DIN 型式にはCCAの表記がありませんので下記の表を参考に20 時間率容量の値からC CA 標準の値を入力してくださいその他型式内の下 3 桁にCCAの表記がされているバッテリがあります ( 例 1) CCA ( 例 2) CCA CCA 表記の無いバッテリでも型式内およびラベル内に20 時間率容量の値が記載されている物が多くあります下記の表を参考に20 時間率容量の値からCCA 標準の値を入力してください 21

22 5 時間率容量等の場合は下記参考 CCA 一覧表は参考になりません 20 時間率容量 [Ah] CCA 標準 CCA 高め表の値は参考値ですのでより正確なテストを行う場合はテストバッテリーのCCAを調べてください CCA 標準を入力してテスト結果の CCA が CCA 標準より大きな値の場合は CCA 高めの値を参考にしてください 22

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24-28 FAS14 技術相談.indd イオン電流による失火検出平成 20 年式のダイハツタント ( 車両型式 DBA L375S エンジン型式 KF VE 走行距離 50,000km) でエンジン不調の相談を受けたエンジンチェックランプが点灯しているという事なのでダイアグノーシスを確認すると P1400 1 気筒のイオン電流検知信号に異常が発生したときを表示したこの車両は各シリンダ内の燃焼状態 ( 失火及び燃焼限界 )