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1 ISSN No. 301 July p8 p2 p10 MESSAGE p11 TOPICS FIMRe Meeting NHK p12 p5

2 OHTA Kunihiro ADLib Autonomously Diversifying Library DNA DNA DNA DNA DNA DNA DNA DNA DNA DNA DNA Y No. 301 July 2006

3 3 No. 301 July MIT B DNA 4 6 B B DT40 DNA DT40 DNA A 1 DT40 DNA ADLib DT40A DNA 1 1 ADLib ADLib g ADLib 1 g DNA V25 VJ C DNA DNA DNA 25 V VJ

4 DT40 ADLib ADLib ADLib 1 SARS 11/10 ADLib ADLib ADLib ADLib Ig M IgG ADLib DNA No. 301 July 2006

5 TANAKA Toshihiro 150 SRC SRC A TG C 4 30 SNP No. 301 July

6 6 No. 301 July SNP 2 SNP SNP SNP SNP 1000DNA JSNP SNP SNP TNF TNF TNF TNFTNF 2 2 LGALS2SNP LGALS2 SNP 2 LGALS2 A C 1 3 G A 1 3 SNP G SNP A SNP 1.8

7 づるをたぐるように関連する遺伝子が次々と見つか ってくると考えています 今も その方法を継続し 疾患に関連する遺伝子をたくさん見つけ その中から一つでも患者さんの役に立つことに つながればと思っています ているところです 成果を患者に届ける 今後の研究戦略は 心筋梗塞に関連する遺伝 子は とLGALS2 だけではありません これ からも関連遺伝子を次々に見つけていきます 私 たちの役割は いわば SNPハンター です SNP ハンターが活躍する基盤が 急速に整い つつある 2005 年 10 月 ハップマップという国 際プロジェクトの第1期が終了し 日本人を含む 図2 LGALS2遺伝子と心筋梗塞の関連 心筋梗塞にかかりにくい LGALS2遺伝子のパターン ガレクチン2の 量が減少 翻訳 アジア アフリカ ヨーロッパのそれぞれを起源 とする人について SNP のデータベースが完成し たのだ ハップマッププロジェクトで明らかに なった25万個のSNPを調べれば ゲノムの9割は T チューブリン LGALS2遺伝子 一般的な LGALS2遺伝子のパターン ガレクチン2 翻訳 ですから 心筋梗塞に関連する遺伝子がまた新し く見つかるでしょう 細胞外の タンパクの 量が減少 イントロン1 カバーできるといわれています これまでに私た ちが解析に使ったのは わずか6万5000個のSNP C LGALS2遺伝子 ガレクチン 2 タンパク は タンパクと結合 し チューブリンの上 を伝わって タンパ クを細胞外に輸送す る LGALS2 遺伝子の イントロンにあるSNP が T の 場 合 ガ レ ク チ ン2の量が減少する その結果 細胞外に分 泌される タンパク の量が減少し 心筋梗 塞になりにくくなる チューブリン イントロン1 その一方で もう少し タンパクやガレクチ ン2タンパクと心筋梗塞とのかかわりを追いかけた い気もします と田中チームリーダーは語る しか し それは SRC の使命とは少々ずれているという 研究チームでは 大阪大学大学院医学系研究科 意識もあります 私たちが見つけた遺伝子 タンパ 病態情報内科学 大阪急性冠動脈症候群研究会 ク質に興味を持った研究者が 心筋梗塞の発症ま OACIS の協力で 患者のインフォームドコンセ でをつなぐ研究をしてくれるといいのですが 遺伝子から心筋梗塞の発症までがつながれば オ ア シ ス ントを得た上で血液を提供していただいている 協力していただいた患者さんには 研究成果は 夢 が 一 つ 実 現 す る 健 康 診 断 な ど の 機 会 に 直接還元されません それでも提供してくださる DNAを調べ 心筋梗塞になりやすい遺伝子を持 のは 将来同じ病気になった人たちのために と っている人には喫煙や運動不足など生活習慣に気 いうボランティア精神からだと思います 私たちは をつけるように指導することで 発症予防に役立 その想いに応えたいと思っています つでしょう また 発症してしまった人に対して 最後に 田中チームリーダーの夢を聞いた 疾 も DNA を調べ 生活習慣の改善を指導すれば 患に関連する遺伝子をたくさん見つけ その中か 再発率を下げることができます オーダーメイド ら一つでも患者さんの役に立つことにつながれば 医療の実現に一歩一歩着実に近づいているという と思っています しかし 私たちSNPハンターだけ 感触を持っています の力では 不可能です 私たちは遺伝子をどんど 田中チームリーダーの研究にとって一番大切な ん見つけますから その機能を調べて心筋梗塞と ものを尋ねたら 患者さん という答えが返ってき の関連を検証して予防や治療へとつなげ 患者さ た 私たちの研究は 患者さんから試料を提供し んに届けてくれる人が必要なのです そのための ていただかないと始まりません しかも 環境の影 体制づくりが 今後の課題です 響を排除して遺伝要因を浮かび上がらせるために は 数が必要です 私たちのところには 3000 人 の心筋梗塞の患者さんの試料があります これは SNPと疾患のなりやすさの関係を解析し 自信を 持って成果を公表できる数です 関連情報 2004 年 5 月 6 日プレスリリース No. 301 July 2006 理研ニュース 7

8 2001BRC BRC BRC BRC BRC BRC BRC 1381 BRC BRC BRC BRC BRC OBATA Yuichi BRC No. 301 July 2006

9 1 BRC 2 BRC , , ,381 BRC BRC 50 BRC BRC BRC BRC EUCOMM European Conditional Mouse Mutagenesis ProgramKOMP NIH Knockout Mouse Project FIMRe Federation of International Mouse Resources BRC BRC BRC No. 301 July

10 Publishing Director, Nature Publishing Group (NPG) CEO & Representative Director, NPG Nature Asia-Pacific NPG Nature David Swinbanks, Ph. D Nature Nature MIT Nature Nature Science Cell PNAS JACS Physical Review Letters 100 MIT No MIT web.mit.edu MIT NIH 2000 NPG 10 No. 301 July 2006

11 T O P I C S FIMRe Meeting 17 Federation of International Mouse Resources FIMRe FIMRe ES FIMRe Web NHK 300 Agency for Science, Technology and Research A*STAR 9 4 A*STAR 4 24 Philip Yeo A*STAR Philip Yeo A*STAR Edison Liu A*STAR DNA JSR No. 301 July

12 TONOMURA Akira No. 301 July phone: fax: koho@riken.jp 100%

2 5 28 4 1 47 2

2 5 28 4 1 47 2 4 4 5 28 1 2 5 28 4 1 47 2 10 10 22 78 10 28 2 2 10% NHK 30% 32% 3 4 5 1 150 1 5 1 20 2 3 1 2008 2 2 2009 2009 3 3 4 DNA 1 3 2 1 3 3 1 5 3 5 8 18 8 30 5 3 2 60 1 5 2 3 60 2 2 2 60 1 1 5 150 6 3 1 2 150

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