Microsoft PowerPoint - （H270901解禁1）●150824_3つのアプローチ.pptx

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みさきやまのかみしゃ
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1 新整備計画案 :3 つのアプローチスペックの大幅な見直しを前提に所要コストを的確に推定するため 3 つのアプローチで試算 1 スペック見直しアプローチ従前案に含まれていた全てのスペックについて基本的考え方に基づきゼロベースでその必要性を見直し 2 積上げアプローチ新整備計画案の内容に即したモデルを設定し所要コストを積上げ 3 類似施設比較アプローチ ( スタジアム建設費の比較 ) 類似施設の建設費実績から新国立と同スペックの場合の所要額を推計 ( 注 ) 国内外のスタジアム ( 味の素埼玉 2012 ロンドン 2000 シドニー ) について面積建設物価為替レート等による補正を行い所要コストを推計 1

2 新整備計画案 : スペックの見直し総理指示や基本的考え方を踏まえコスト抑制の観点から従前案から性能 ( スペック ) を大幅に見直し見直しのポイントは 3 点 1 原則として競技機能に限定 2 屋根は観客席上部のみ 3 施設のオリパラにふさわしい水準 1 原則として競技機能に限定スポーツ振興施設 ( スポーツ博物館等 ) の取止めホスピタリティ施設 ( 観覧ボックス席ラウンジ等 ) の面積縮減屋外展望通路の取止め管理用施設地下駐車場等の面積縮減等延床面積 22.5 万m 万m2 ( 13%) に削減 2 屋根は観客席上部のみキールアーチの取止めそれに伴う免震用特殊装置の見直し等屋根のコストを ( 75%) に削減 3 諸施設の水準はオリパラのメインスタジアムとして適切に設定大会開催時の観客席数を 7.2 万席 6.8 万席に縮小 ( 大会後トラック上部への増設で 8 万席確保可 ) 各種仕様の見直し等等トータルで工事費を ( % 削減 ) 2

3 1. 国内スタジアムスタジアム建設費の比較各国内スタジアムについて建設費を基にしてスタジアム面積建設物価の上昇消費税率により補正しさらに新国立競技場に固有の条件を上乗せ補正 ( 詳細は別紙 ) 建設費スタジアム面積補正後の金額味の素スタジアム万m2 1,407 埼玉スタジアム万m2 2,018 2 スタジアム平均 : 1,712 日産スタジアム ( 注 1) 万m2 1,535 ( 注 1) 日産スタジアムの建設費 (603 ) には鶴見川多目的遊水地整備事業その他の事業による掘削工事費や人工地盤工事費が含まれておらずそれら工事費を機械的に試算して含めてコスト推計すると 1535 となる 2. 海外スタジアム各海外スタジアムについて建設費 ( 現地通貨建て ) を基にして直近レート (2015 年 7 月平均 ) で換算しスタジアム面積の違いを補正さらに新国立競技場に固有の条件を上乗せ補正 2012 オリンピックスタジアム ( ロンドン ) 2000 オリンピックスタジアム ( シドニー ) 建設費 ( 注 2) 約 4.29 億ポンド為替レートスタジアム面積補正 ( 新国立競技場m2 / 各スタジアムm2 ) 新国立競技場の固有の条件 ( 観客席空調 ) 補正後の金額 1 ポンド =192 円 ( 直近 ) 19.5 万m2 /10.9 万m ,574 約 6.9 億豪ドル 1 豪ドル =91.4 円 ( 直近 ) 19.5 万m2 /8.1 万m ,614 ( 注 2) ロンドンのオリンピックスタジアムの建設費の約 4.29 億ポンドについては NAO ( 英国会計検査院 ) が出典シドニーのオリンピックスタジアムの建設費の約 6.9 億豪ドルについては ANZ スタジアムホームページが出典地下駐車場など新国立競技場とのスペックの違いは補正されていないそれ如何によっては更なる増額の可能性あり 3

4 国内スタジアム建設費の比較 ( 推計値 ) ( 別紙 ) 試算の考え方国内のスタジアムについて建設費 ( 設計価格 ) を基にしてスタジアム面積建設物価の上昇消費税率により補正しさらに新国立競技場に固有の条件を上乗せ補正したもの座席数建設費建設工事費デフスタジアム物価地域差レーター建設面積補正補正補正 ( 日費 ( 新国立競技本国内 ) ( 着工当時 ( 設計場m2 / 各スタの消費者物 (2016 年価格 ) ジアムm2 ) 価地域差指度 ( 推計 ) ( 注 1) 数の比 ) / 着工当時 )( 注 2) 消費税補正新国立競技場の固有の条件 ( 建築物部分 ): + + 観客席屋根バリアフリー追加芝育成補助システム掘削土 ( 山留 ) 観客席空調新国立競技場の固有の条件 ( その他 ): = 組織委からの追加要望人工地盤前面道路インフラ設備移転明治公園取り壊し連絡デッキ補正後の建設費味の素スタジアム 5.0 万席万 /8.6 万 114.3/ / ,407 埼玉スタジアム万席万 /6.1 万 114.3/ ( 東京都区部 )/ 103.8( さいたま市 ) 1.08/ ,018 日産スタジアム 7.2 万席万 /17.3 万 114.3/ ( 東京都区部 )/ 109.1( 横浜市 ) 1.08/ ,535 ( 注 1) フィールドを含まないスタジアム面積ベースの比 ( 注 2) 建設工事費デフレーターの出典は国土交通省 2005 年度を 100 としている工事種別は鉄筋 RC 4

5 新整備計画案 : 積上げアプローチ 1. 面積の見直し機能別分類従前案 (224,500 m2 ) 見直し新計画案 (194,500 m2 ) 増減諸室競技機能 23,000 増加 24, ,000 競技空間練習用走路メンテナンス器具庫競技関連機能 6,000 6,000 0 観覧機能 85,500 85,500 0 メディア機能 3,000 3,000 0 更衣室監督室ウェイトトレーニングウォームアップ審判室医務室ドーピングコントロール待合室大会運営設備関連フラッシュインタビュー観覧席コンコースチケット案内売店救護室休息室授乳室ベビーカー置場キッズルーム託児室コインロッカー ATM 記者席実況席記者作業室実況放送室記者会見室ミックスゾーン認定オフィスホスヒタリティ機能 21,000 削減 16,000 5,000 VVIPエリア ( 皇室国賓級 ) VIPエリア ( 海外要人 ) 車椅子席防災警備機能 1,000 1,000 0 警察消防警備防災センター防災倉庫スホーツ振興機能 14, ,000 ( 取りやめ ) フィットネス事業コンベンション機能博物館図書館機能取りやめ物販飲食事業維持管理機能 40,500 削減 33,000 7,500 立体通路 4,500 取りやめ 0 4,500 ( 取りやめ ) 屋外展望通路管理運営本部会議室駐車場センター清掃センター機械室シャフト廃棄物処理室ゴミ保管庫清掃用具庫駐車場 26,000 26,000 0 車両 300 台オートバイ 30 台自転車 300 台合計 224, ,500 30,000 再検討に当たっての基本的考え方に示された施設の機能は原則として競技機能に限定及び諸施設の水準はオリンピックパラリンピックのメインスタジアムとして適切に設定の考え方に沿い面積を見直したこの結果従前の計画で予定されていたスポーツ振興機能のすべてを取りやめるとともにホスピタリティ機能立体通路のほかこれらに付随する機械室等の維持管理機能から 30,000 m2を削減した 5

6 新整備計画案 : 積上げアプローチ 2. 積み上げによるコストの算定コスト算定の手順大会時において 68,000 席程度を確保 ( 大会後にトラック上部への増設を可能とし 8 万席程度を確保できるようにする観客席の下部等を建築空間として利用観客席のすべてを覆う屋根を設置人工地盤デッキ等を設置 ) 建築の主要な資材量を想定 ( 土工事鉄骨工事コンクリート工事屋根工事内部仕上げ工事外部仕上げ工事建具工事防水工事等 ) 主要な資材の単価を設定 ( 刊行物価格見積り価格事例による価格を参考に設定 ) 資材量と単価の積算から建築工事費を算定 ( 直接工事費の算定 : 資材量に単価を乗じたものの集計等から建築工事費を算定 ) 建築設備費比率により設備工事費を算定 ( 直接工事費の算定 : 類似例を参考に工事費全体の 7 割程度を占める建築工事費から設備工事費を算定 ) 経費は公共建築工事共通費積算基準による ( 共通仮設費現場管理費一般管理費の算定 ) 1 号テッキ屋根仕上屋根架構部位面積敷地 113,039m 2 スタジアム本体総面積フィールド含む 194,500m 2 人工地盤 2 号テッキ増設可能分 12,000 席スタジアム本体人工地盤延べ床 (1+2) 176,000m 2 1 スタジアム本体 165,200m 2 フィールド除く 2 人工地盤下 10,800m 2 フィールド ( 芝生陸上トラック ) スタンド 68,000 席スタンド屋根 45,000m 2 工事費 1,640 程度 ( 別途関連経費として設計工事監理等 40 程度 ) 6

新国立競技場整備計画再検討のための関係閣僚会議 ( 第 2 回 ) 東京都提出資料平成 27 年 8 月 10 日東京都新国立競技場の整備計画再検討について 1 はじめに 2 新国立競技場の整備について 1 アスリートや観客の視点に立つアスリートファーストアクセシビリティの確保 2 大会開催

新国立競技場の整備計画見直しについて ( その 2) 1 新国立競技場の整備計画再検討について新国立競技場整備計画再検討のための関係閣僚会議 ( 第 2 回 ) 東京都提出資料 ( 平成 27 年 8 月 10 日開催 ) 2 再検討に当たっての基本的考え方新国立競技場整備計画再検討のための関係閣僚会議 ( 第 3 回 ) 配布資料 ( 平成 27 年 8 月 14 日開催 ) 3 新国立競技場の整備計画