280602議事概要（建設工事等）

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1 平成 28 年度 入札監視委員会議事概要 沖縄防衛局 開催日及び場所 平成 28 年 6 月 2 日 ( 木 ) 於 : 沖縄防衛局 委 員 矢吹 哲哉 ( 委員長 : 琉球大学名誉教授 ) 堤 純一郎 ( 琉球大学工学部教授 ) 原田 泰人 ( 公認会計士 ) 古堅 豊 ( 弁護士 ) 山城 勝 ( 沖縄県経営者協会常務理事 ) Ⅰ 沖縄防衛局が発注する建設工事等に関する審議 審議対象期間平成 28 年 1 月 1 日 ~ 平成 28 年 3 月 31 日 審議対象件数 130 件 1. 入札状況について ( 入札参加資格の設定 指名及び落札者決定の経緯等について ) 抽 出 件 数 9 件 ( 審議概要 ) 契約状況 指名停止状況 低入 建 一 般 競 争 2 件 札価格調査等について報告 設 一般競争 ( 政府調達協定対象外 ) 2 件 工事概要 競争参加資格の設定及び落札者決定の経緯等につい 工 指 名 競 争 0 件 て説明 事随意契約 0 件 建設コンサルタント業務等 5 件 委員からの意見 質問 契約状況 指名停止状況等について説明 低入札価格調査について それに対する 空自那覇 (27) 隊舎等新 低入札価格調査において 対象 回答等 設環境整備工事の落札率が4 業者に確認したところ 長年取引 7.89% と低いが 理由は何 のある会社より資材調達の協力が か 得られること また 協力会社と施工体制を組み効率的な工程管理を実施することで 経費の低減が図れるため 費用を抑えた金額で応札したとのことである ハンセン (H27) 給食セン 低入札価格調査において 対象 ター新設建築設計の落札率が4 業者に確認したところ 過去に同 8.73% と低いが 理由は何 種の業務を行った経験があり 円 か 滑な業務の実施が可能であるこ

2 と また 今後の入札参加を見据え 当局の業務実績を積みたいとの強い希望から 経費を抑えた金額で応札したのことである 抽出事案について 工 事 一般競争入札方式 ( 政府調達協定対象 ) シュワブ (H27) 保管庫 (0 590) 新設工事 (1 工区 ) 参加業者が多かった理由は何 一括審査方式であったことや か 工事内容に特殊なものはなく 一般的な工事であったためと考えられる 入札 契約状況調書の入札 入札金額が調査基準価格を下回 金額欄が無効となっているがど ったため 入札者に施工体制の確 うしてか 認のための資料提出を求めたとこ ろ 辞退したため 無効としたも のである 一般競争入札方式 ( 政府調達協定対象 ) シュワブ (H27) 講堂 (05 12) 新設建築工事 入札 契約状況調書で 2 回目で辞退された業者がいるが 理由は何か シュワブの工事に係る警備員の費用はこの積算に含まれているか 講堂ということで 音響に配慮した複雑な工事となっているのか 第 1 回目の入札金額以下での入札は困難との判断があり 第 2 回目の入札は辞退したと聞いている 含まれていない 本施設は 訓練や会議などで使用するものであり 特に音響のための複雑な工事はない 一般競争入札方式 ( 政府調達協定対象外 ) 普天間 (27) 構内道路整備工事 ( その 3) 日本の道路基準に準拠しているのか 入札 契約状況調書で施工体制評価点はすべて30 点と同じ 米軍基準に拠るが 内容的には 一般的なアスファルト舗装であり 日本の道路施設基準と同様である 施工体制評価点は調査基準価格以上予定価格未満であれば適切に

3 で 加算点には差があるが違いは何か 応募者が多い理由は何か 普天間飛行場は返還予定と承知しているが 工事する必要があるのか 施工体制が確保されていることを確認し 満点の30 点が加点されることが一般的である 加算点は 企業の技術力等の評価を行い 評価点数の合計値 が最も高い者に最高 20 点を付与し その他の者は 評価点数の合計値 に応じ按分して加算点を算出する 一括審査方式であったことや 工事内容が一般的な道路工事であったことが考えられる 早期返還が予定されている普天間飛行場の東側において 巡回道路を返還予定地から基地内に移設する工事である 一般競争入札方式 ( 政府調達協定対象外 ) 与那国 (27) 中央監視装置整備工事 離島での工事であるのに応募 監視システムの構築等が比較的者が3 者も集まった理由は何単純な工事だったためかと考えらか れる しかしながら 離島である与那国島での入札実績からは 3 者も応札があったかと見受けられるが 中央監視装置のメーカー数などからは やはり 一般的な場所での同様の工事よりは応札者が少なかったと考える 業務 公募型プロポーザル方式シュワブ (H27) 土木その他設計 応募が1 者であるが 以前に類似した設計の業務契約があったのか 本業務に係る契約の過程についてお聞きしたい 1 者になった理由は何か 護岸の設計は先行して実施しているが 今回の設計は飛行場の進入灯火 燃料施設関係等の設計であり 以前に類似の業務契約はなかった 本業務は 公募型プロポーザル方式によるものであり 複数の者が参加していれば3~5 者を選定し その業者に対し 技術提案書の提出要請を行う 次に選定者から提出された技術提案書を審査し 技術提案書が最も優れた特定業者 1 者と見積合わせの上 随意契約を行うものである 業務内容が多岐にわたり複雑なため 応募が少なかったものと考

4 えられる 簡易公募型プロポーザル方式奥間 (27) 防災施設整備基本検討 基本検討業務とあるが 今後 実施設計についても発注すると思われるが この業者と契約するのか 実施設計については 一般競争入札を行う予定である 簡易公募型プロポーザル方式ハンセン (H27) 給食センター新設土木設計 1 者応札になった理由は何 年末に公示し 年度末に契約しか たものであるが 時期的に配置できる技術者がいなかったためではないかと思われる 業務量の目安が1,800 万円 ( 税込み ) に対し 参考見積は1,824 万円 ( 税抜き ) とあるが 契約額が1,940 万円 ( 税抜き ) となった理由を説明されたい 公表された積算方法がなく 専ら見積りにより積算するプロポーザル方式の業務は 業務量の目安となる参考概算を示し これに相応する技術提案を求めることとしている 技術提案と共に提出された参考見積りと 予定価格の参考とした特定後の改めての見積りの内容を確認し 次回の入札監視委員会で説明させて頂きたい 一般競争入札 ( 政府調達協定対象外 ) シュワブ (H27) 土木工事監理業務 ( その 1) 入札公告が11 月となっているが 業者から見れば この時期に発注するのはわかっているのか 局ホームページで業務の発注見通しを公表しているので 業者は 概ねこの時期に公告されると推察していたと考えられる 一般競争入札 ( 政府調達協定対象外 ) 牧補 (H27) 国道 58 号線返還予定地測量等調査 審議時間がないため 次回の審議としたい 承知した 委員会による意見の具申又は勧告の内容 特になし

5 2. 談合疑義案件の処理状況について 談合疑義件数 0 件 ( 審議概要 ) 該当なし 工 談 合 情 報 0 件 事点検結果疑義 0 件 業談合情報 0 件 務点検結果疑義 0 件 委員からの意見 質問 それに対する回答等 委員会による意見の具申又は勧告の内容 3. 入札結果の事後的 分析結果について 審議概要 委員からの意見 質問 それに対する回答等 委員会による意見の具申又は勧告の内容 4. 再苦情処理 ( 再説明請求回答 ) 再苦情申立件数 総件数 0 件 ( 備考 ) ( 再説明請求件数 ) 建 一般競争 ( 政府調達協定対象外 ) 0 件 設 工 指 名 競 争 0 件

6 事 随意契約 0 件 建設コンサルタント業務等 0 件 申立日件名契約方式内容等 再苦情申立概要 ( 再説明請求概要 ) 委員からの意見 質問 それに 対する回答等 委員会による意 見の具申又は勧 告の内容

7 Ⅱ 契約実施機関が締結する契約 ( 地方防衛局等が発注する建設工事等を除く ) に 関する審議 審議対象機関 沖縄防衛局 審議対象期間平成 27 年 4 月 1 日 ~ 平成 28 年 3 月 31 日 審議対象件数 362 件 1. 入札状況について ( 入札参加資格の設定 指名及び落札者決定の経緯等について ) 抽出件数 9 件 ( 審議概要 ) 一 般 競 争 5 件 調達の概要 競争参加資格の設 定等について説明 指 名 競 争 1 件 随意契約 3 件 新聞切り抜き委託業務 請負率 100% となっている 積算基準を定めていないため 委員からの が 積算はどのように算定し 業者見積り3 者を比較し安価を 意見 質問 ているのか 予定価格として採用している 見積り3 者とのことだが 毎 前年度の契約業者とは違い 見 年契約業者は変わっているの 積りを依頼した以外の業者が落札 それに対する か している 回答等 切り抜いた新聞はデータで保 切り抜いた新聞のまま保管して 存しているのか いる 乗用自動車賃貸借契約 ( その 1) 一般的なレンタカーの借上だと思うが 県内に多数業者いるなかで1 者応札の理由は 特に厳しい条件を付しているわけではないが 多いときで1 日十数台を確保する必要があり その辺りにおいて業者が限られてくると思われる 住宅防音事業設計図書審査補助委託業務 特に難しい業務でもない気が 通常 公告から入札まで12 日 するが 条件緩和において等級 のところ 今年度は20 日間みて を拡大している上で1 者応札と おり 建設新聞にも掲載している なっている 今後の対策はある が 今年度も1 者応札となってい か るのが現状である それでも参入業者が集まらないというのは何らかの不確定要 改善策を再度検討したい

8 素を明らかにしていく必要があると考える 平成 28 年度駐留軍等労働者の専属産業医 個人契約となっているが 医 必要とする資格があれば出来る 師の能力等の審査は行わないの 業務であり 特に問題は無いと考 か えている この専属産業医自体が競争入札に馴染まないのではないか 医師会に推薦依頼をかけて随意契約でもよいのではないか 産業医は週 3 日の勤務で健康管理室に常駐することから なかなか応募者が集まらないのが現状である 今後 医師会を通じて受託して頂けるかも含め検討したい 航空機騒音自動測定装置の保守点検等業務 リオンサービスセンター ( 株 ) については全国的にも騒音関係機器の専門業者であり 嘉手納周辺にも多くの機器が設置されていると思うが 機器を納入する際に保守点検費用の数年分を纏めて契約した方が良いのではないか 随意契約でも良いと思うが 一般競争とすることで事務負担となっていないか より合理的に行えるよう検討の余地があるのではないか それも一つの方法案と思うが 予算の関係上 単年度契約となっているところである 検討したい 普天間飛行場における航空機の飛行状況調査業務 業務内容が機器を使用して航空機の飛行状況を調査するものであり どの業者でも出来ると思うがなぜ随意契約としているのか この航跡調査については調査して必要な使用機器の一部にリオン ( 株 ) の特許技術が使用されていることから この業者しか扱えず随意契約としている 防衛施設用地賃貸借契約事務の一部事務委託業務 当業務は 沖縄県軍用地等地 前年度までは 沖縄県軍用地等 主会連合会 が契約している 地主会連合会 のみと契約してい が 類似事案で 嘉手納町軍用 たが 昨年 6 月に嘉手納町地主会 地等地主会 が契約しているの が土地連を退会したことから そ もある 委託業務の違いは何 れぞれと業務委託契約している か なお 業務内容は同じである

9 平成 27 年度駐留軍等労働者の給与金支払い事務の一部銀行委託契約 通常 国から支給する職員の給与等については市中銀行を通さず直接振り込まれているものと思うが なぜ市中銀行に外部委託しているのか 駐留軍等労働者は国の職員ではないこと また 労働者への給与等の支払いについては 米側との取決めにより日本側が行うことになっているため 振込事務を市中銀行に委託しているものである 指名 4 者に対して残り3 者は辞退しているがどうしてか 他局でも市中銀行に委託しているのか 駐留軍等労働者約 9 千名に対する月例給与の振込件数は 年間約 10 万件以上あり 振込事務を受託しても利益がない上に 季節手当の振込件数が付加されることから辞退していると思われる 委託している キャンプ シュワブ及びその周辺における鉄塔移設に係る基本設計 沖縄電力 ( 株 ) との随意契約は問題ないと思うが 契約額は落札率 77% と随分低いがどうしてか 当初見積りをとり予定価格を作成したが 見積り合わせしたところ予定価格より低い価格となったものである