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1 附属書 環境影響化学物質管理基準 2010 年 3 月 ( 第 4 版 ) 0

2 目次 1. 目的 2 2. 適用範囲 2 3. 用語の定義 2 4. 環境影響化学物質の管理基準 4.1 含有禁止物質 4.2 含有制限物質 4.3 含有管理物質 4.4 製造工程使用禁止物質 参考 含有禁止物質の分析方法について 改訂履歴 14 別表 1: 環境影響化学物質制定に関わる国内外の主な法規制 自主基準別表 2: 環境影響化学物質詳細リスト別表 3: オゾン層破壊物質詳細リスト別表 4: 特定アミン詳細リスト

3 1. 目的本基準はリコーグループブランド機器製品を構成する部品 材料に含有する化学物質について その含有状況を把握 管理し 環境影響を及ぼす化学物質については禁止 削減を目指すことをリコーグループ取引先様に周知徹底し 製品全体の環境負荷低減を図ることを目的とする 2. 適用範囲 2.1 製品への適用範囲本基準はリコーグループブランド * を付した機器製品に適用する (1) リコーグループで設計 製造し 販売する機器製品 (2) リコーグループが第三者に設計 製造を委託し リコーグループブランドを付して販売する機器製品 (3) 第三者が設計 製造を行ったものを リコーグループブランドを付して販売する機器製品 * リコーグループブランドとは以下のブランドを指す 2.2 部品 材料への適用範囲 (1) 機器製品の本体 周辺機 オプション等を構成する部品 材料 (2) 機器製品の包装材料 包装用部品 (3) 取扱説明書類 (4) サービスパーツ (5) グリス 接着剤 両面テープ 包装用テープ等の製造用消耗品 (6) サプライ製品および包装用部材 3. 用語の定義 3.1 環境影響化学物質 (1) 国内外の法規制または環境ラベル等の自主基準において その使用 或いは用途 含有量等の制限が求められている又は 将来求められることが見込まれている化学物質 (2) 国内外の法規制または環境ラベル等の自主基準において製品への含有情報の開示を求められている化学物質 (3) 入札時などに顧客から製品への含有情報の開示を求められる可能性がある化学物質 (4) 上記以外にも 近い将来使用用途 含有量の制限もしくは情報開示の必要が見込まれるため 含有情報を把握する必要がある化学物質 3.2 アーティクル生産時に与えられる特定な形状 表面又はデザインがその化学組成よりも大きく機能を決定する物体 機器製品の場合は 製品 製品を構成する部品 また最終製品に残存する意図的に製品 包装材に付着させた製品用消耗品が該当するが このうち意図的放出する部分は物質 調剤とみなされるためアーティクルではない サプライ製品の場合は 紙 インクリボン サーマルペーパーなどが該当するが このうち意図的放出する部分は物質 調剤とみなされるためアーティクルではない 3.3 物質 調剤物質とは 化学元素及び自然の状態での又は あらゆる製造プロセスから得られる化学元素の化合物をいい 2

4 安定性を保つのに必要なあらゆる添加物や使用するプロセスから生じるあらゆる不純物が含まれる しかし 物質の安定性に影響を及ぼさないで又は その組成を変えずに分離することのできるあらゆる溶剤を除く また 調剤とは 2 つ又は それ以上の物質からなる混合物又は溶液をいう 3.4 含有禁止物質機器製品及び 機器製品を構成するアーティクルへの含有を禁止する物質 以下に 含有禁止の定義を示します (1) 機器製品及び 機器製品を構成するアーティクルへの閾値を超える含有を禁止する 但し 包装材中の重金属 ( カドミウム 六価クロム 鉛 水銀 ) については 意図的添加も禁止する ( 表 参照 ) (2) 閾値指定の無い物質は 意図的に添加している サプライチェーン上流からの含有情報が入手できる 必要に応じて分析して含有が分かるなど 含有を把握できる場合は禁止する (3) 適用除外用途での使用及び 閾値以下の含有は認める 図 1 含有禁止物質の定義解説フロー図 ( 包装材を除く ) 禁止物質含有部材とは 上記の定義に示す様な何らかの方法で含有している事を把握できる場合の事を言います 含有情報分析データなど 禁止物質含有部材 該当 適用除外用途該否 非該当 使用可能 閾値指定有無 無 禁止 有 閾値以下 閾値超過有無 閾値を超える 3.5 含有制限物質 機器製品及び 機器製品を構成するアーティクルにおいて 特定の用途に限り 含有を禁止する物質 なお 対象用途については 環境影響 安全性の観点並びに社会情勢により見直す場合がある 3.6 含有管理物質機器製品及び 機器製品を構成するアーティクルへの含有情報を把握 管理する物質 3.7 含有意図的な添加による含有もしくは 非意図的な含有がある 自社工程内での意図的な添加もしくは サプライチェーン上流からの情報 必要な場合には部材の分析など 何らかの方法で把握できている場合に当該物質を含有しているとみなす 3.8 意図的添加当該物質が部品 材料に対して 性能向上や特性変更を目的として使用されることを指す また 製造工程 3

5 等で当該物質が使用され 最終製品に含有することが明らかな場合も意図的添加とみなす 3.9 非意図的含有当該物質が天然素材中に含有され 精製過程で技術的に除去しきれない場合や製造工程において意図せずに混入 付着した場合などを指す いわゆる不純物を指す 3.10 含有閾値部品 材料に含まれる物質の含有量もしくは 含有濃度の最大許容値 部品中に 複数の素材 ( 材料 ) が含まれる複合素材部品の場合 含有濃度は部品全体を分母とした値ではなく 対象物質を含有している均質素材 (Homogeneous Material) における濃度とする 3.11 均質素材 (Homogeneous Material) 機械的に 別々の素材 ( 材料 ) に分離できない素材 ( 材料 ) を指す 例えば以下のようなものを指す 金属合金 ポリマーアロイ 化合物等 塗料 接着剤 インキ ペースト 樹脂ポリマー ガラスパウダー セラミックパウダー等塗装 印刷 めっきが施された部品は素材の部分と塗料 インキ めっき部分が機械的に分離できるため それぞれが均質素材となる 機械的な分離 とはネジの取り外し 切断 粉砕 研削 研磨等の機械的行為によって 素材 ( 材料 ) が分離されることを指す 図 2 コンデンサの例 リード足の表面に有鉛はんだめっきが施されている場合 基材とめっき層は機械的に分離可能なため それぞれが均質素材となる 基材 コンデンサ 断面拡大図 めっき層 リード足 めっき層の鉛含有量 正 鉛の含有率 = めっき層の総質量 誤 鉛の含有率 = めっき層の鉛含有量コンデンサの総質量 3.12 管理レベル 含有化学物質について 法規制等に基づき以下の2つのレベルに分類する (1) 禁止 : 法規制等で禁止されている (2) 除外 : 法規制等で除外されており且つ 代替品が存在しない 3.13 納入禁止時期 (1) 即時 : 即日納入禁止 (2) /_/_ より : 指定時期より納入禁止 (3) 時期検討中 : 現時点では 納入禁止時期を指定しないが 社会情勢の変化或いは技術的 経済的に代替品の導入が可能と判断した場合は 納入禁止時期を新たに指定する 4

6 4. 環境影響化学物質の管理基準 4.1 含有禁止物質表 に 含有禁止物質を示します なお 表 には 含有禁止物質の管理レベル 用途 使用例 含有閾値及び 納入禁止時期について示す 表 含有禁止物質リスト No. 物質名英語名 1 ポリ塩化ビフェニル類 (PCB 類 ) Polychlorinated Biphenyls (PCBs) 2 ポリ塩化ターフェニル類 (PCT 類 ) Polychlorinated Terphenyls 3 ポリ塩化ナフタレン ( 塩素数が 3 以上 ) Polychloronaphthalenes (Cl=>3) 4 ポリ臭化ビフェニル類 (PBB 類 ) Polybrominated Biphenyls (PBBs) 5 ポリ臭化ジフェニルエーテル類 (PBDE 類 ) Polybrominated Diphenyl ethers (PBDEs) 6 短鎖型塩化パラフィン ( 炭素鎖長 :10-13) Short Chain Chlorinated Paraffins 7 アスベスト類 Asbestos 8 オゾン層破壊物質 Ozone Depleting Substances 9 カドミウム及びその化合物 Cadmium and Cadmium Compounds 10 六価クロム及びその化合物 Hexavalent Chromium Compounds 11 鉛及びその化合物 Lead and Lead Compounds 12 水銀及びその化合物 Mercury and Mercury Compounds 13 パーフルオロオクタンスルホン酸及びその塩 (PFOS) [ 1] Perfluorooctane sulfonates 14 特定アミンを形成する一部のアゾ染料 顔料 [ 2] Certain Azocolourants and Azodyes 15 三置換有機スズ化合物 [ 3] Tri-substituted organostannic compounds 16 ジブチルスズ化合物 Dibutyltin (DBT) compounds 17 ジオクチルスズ化合物 Dioctyltin (DOT) compounds 1. パーフルオロオクタンスルホン酸及びその塩 (PFOS) は以下の分子式に該当するものが管理対象となる 分子式 C8F17SO2X (X は OH 基 金属塩 ハロゲン化物 アミド ポリマーを含むその他の誘導体 ) 2. 分解により特定アミンを形成するアゾ染料 顔料 特定アミンの詳細リストは 別表 4 参照 3. ビス ( トリブチルスズ )= オキシド (TBTO) トリブチルスズ類 (TBT 類 ) トリフェニルスズ類 (TPT 類 ) を含む 5

7 表 含有禁止物質の管理基準 ( 注 )1 用途 使用例は全てを網羅していないため 不明な点は発行元に確認のこと 2 管理レベルにおいて 除外用途を示していない物質は 適用除外用途なし となる 3 各物質群の詳細については別表 2 を参照のこと なお オゾン層破壊物質に関しては別表 3 を参照 No 物質名 ポリ塩化ビフェニル類 (PCB 類 ) ポリ塩化ターフェニル類 (PCT 類 ) ポリ塩化ナフタレン ( 塩素数 :3 以上 ) ポリ臭化ビフェニル類 (PBB 類 ) ポリ臭化ジフェニルエーテル類 (PBDE 類 ) 短鎖型塩化パラフィン ( 炭素鎖長 :10-13) 管理レベル 7 アスベスト類禁止 8 オゾン層破壊物質 [ 1] 9 10 カドミウム及びその化合物 六価クロム及びその化合物 用途 使用例 1. オゾン層破壊物質は 製造工程での使用も禁止する ( 第 4.4 項参照 ) 含有閾値 納入禁止時期 禁止絶縁油 潤滑油 電気絶縁媒体 溶剤 電解液 即時 禁止絶縁油 潤滑油 電気絶縁媒体 溶剤 電解液 即時 禁止潤滑油 塗料 樹脂安定剤 電気絶縁媒体 難燃剤 即時 禁止難燃剤 1000ppm 即時 禁止難燃剤 1000ppm 即時 禁止塩ビ可塑剤 難燃剤 1000ppm 即時 ブレーキライニング パッド 絶縁体 充填剤 摩擦材 電気絶縁材 充填フィラー 顔料 塗料 タルク 断熱材 即時 禁止冷媒 発泡剤 消火剤 洗浄剤 即時 除外副生成物として含まれる場合 禁止 包装材表 携帯型電池 蓄電池 塗料 インキ 樹脂 ( ゴムを含む ) 材料中の顔料 染料 安定剤等の添加剤 電気カドミウムめっき処理及びカドミウムコート処理された材料及び部品 カドミウムを含む光沢剤を使用した無電解ニッケルめっき部品 ガラス及びガラス塗料の顔料 染料 カドミウムを含む銀ロウ材料 亜鉛及び亜鉛合金 亜鉛化合物などの材料及び部品 ( 快削黄銅棒 ゴムベルト等 ) DC モータ スイッチ リレー ブレーカ等の電気接点 温度ヒューズの可溶体 蛍光灯 ( 小型蛍光灯 直管蛍光灯 ) ニッケル / カドミウム電池 蛍光表示装置に含有される蛍光体 20ppm 100ppm 除外 セルフォックレンズアレーのガラス 禁止 包装材表 塗料 インキ 電気亜鉛めっき後クロメート処理された材料及び部品 ( 一般機械部品 電装購入品及び電源装置等に使用される板金 ねじ 軸物 ベアリング等 ) クロメート化成処理 ( 塗装前処理 ) されたアルミ 銅合金 亜鉛合金等の材料及び部品 1000ppm 即時 即時 6

8 No. 物質名 11 鉛及びその化合物 12 水銀及びその化合物 パーフルオロオクタンスルホン酸及びその塩 (PFOS) 特定アミンを形成する一部のアゾ染料 顔料 管理レベル 禁止 除外 禁止 除外 禁止 除外 禁止 用途 使用例 2. 米国カリフォルニア州 Proposition65 による 3. 電池に含まれる水銀の閾値に関しては 欧州電池指令の定義と同様に 電池の総質量に占める水銀の質量 ( つまり電池一本あたりの濃度 ) にて算出する 4. 図面や仕様書で指示したもののみ対象とする 含有閾値 包装材表 ポリ塩化ビニル電線被覆中の鉛 塗料 インキ 樹脂 ( ゴムを含む ) 材料中の顔料 染料 安定剤等の添加剤 鉛合金めっき処理された材料及び部品 ( すずめっきピアノ線等 ) 潤滑剤としての鉛を含む部品 ( ドライベアリング等 ) 鉛を含有する各種合金 ( 但し 除外対象の合金は除く ) はんだ材料 (Pb=85% 未満のはんだ ) はんだ付けされた部品 ユニット ( プリント基板 電源装置 モータ クラッチ センサ等 ) サーバー ストレッジ (HDD) 中の鉛 FFC コネクタ接点部 陰極線管中のガラス 電子部品中のガラス 蛍光管中のガラス 合金成分として鋼材に含まれる鉛 (0.35wt% 以下 ) 合金成分としてアルミニウム材に含まれる鉛 (0.4wt% 以下 ) 銅合金に含まれる鉛 (4.0wt% 以下 ) 高融点はんだ (85wt% 以上の鉛を含む鉛ベースの合金 ) 電子セラミックス部品 ( 圧電材料 誘電材料等 ) セルフォックレンズアレーのガラス マイクロプロセッサーのパッケージとピンの間の接点に用いられる 2 種類を超える元素を含み 鉛の含有量が 80wt% 超且つ 85wt% 未満のはんだ IC フリップチップパッケージ中の半導体ダイと担体の間の確実な電気接続を形成する為のはんだ 300ppm [ 2] 1000ppm 包装材表 電池 蓄電池 ( ボタン形電池を除く ) 顔料 塗料 インキ プラスチックへの調剤 水銀を接点としたリレー スイッチ センサ 小型蛍光灯 (5mg/ 本超えるもの ) 直管蛍光灯 ( ハロリン酸型 10mg/ 本を超える 通常寿命三リン酸型 5mg/ 本を超える 長寿命三リン酸型 8mg/ 本を超える ) 小型蛍光灯 (5mg/ 本以下 ) 直管蛍光灯 ( ハロリン酸型 10mg/ 本以下 通常寿命三リン酸型 5mg/ 本以下 長寿命三リン酸型 8mg/ 本以下 ) [EU 電池指令除外用途 ] ボタン形電池 (2wt%) 織物 コーティングされた材料 アーティクル ( 上記以外 ) フォトリソグラフィープロセス用のフォトレジストまたは反射防止用コーティング剤 フィルム 紙または印刷原版用の写真コーティング剤 人の皮膚 ( または口腔 ) に直接かつ長時間接触する可能性のある織物製品および皮革製品 部品 [ 4] 5ppm [ 3] 1000ppm 1μg/ m2または 1000ppm 1000ppm 30ppm 納入禁止時期 即時 即時 即時 2008/04/01 より 除外 上記以外の用途 即時 7

9 No. 物質名 管理レベル 15 三置換有機スズ化合物禁止 16 ジブチルスズ化合物 17 ジオクチルスズ化合物 禁止 除外 禁止 5. 金属換算したスズ質量による濃度とする 用途 使用例 防腐剤 かび防止剤 塗料 顔料 防汚顔料 冷媒 発泡剤 消火剤 洗浄剤 安定剤 酸化 老化防止剤 防菌 防カビ剤 防汚剤 下記以外の用途 2014/10/01 まで 1 成分及び 2 成分室温加硫シーラント ( vulcanisation sealant)(rtv-1 及び RTV-2 シーラント ) 及び接着剤 アーティクルで使用された場合で 触媒として DBT 化合物を含むペイント及びコーティング それ自体または硬質 PVC と共に共押出 (coextruded) された軟質ポリ塩化ビニル (PVC) プロファイル 2 成分室温加硫鋳物キット (RTV-2 mouldingkits) 皮膚と接触することを意図された織物のアーティクルの 2 つの用途 含有閾値 1000ppm [ 5] 1000ppm [ 5] 1000ppm [ 5] 納入禁止時期 2010/04/01 より 2011/10/01 より 2011/10/01 より 除外 上記 2 つ以外の用途 表 包装材の管理基準管理禁止物質レベル カドミウム 六価クロム 鉛 水銀 禁止 意図的添加 用途 使用例 機器製品の包装材料 包装用部品 ( 段ボール 発泡スチロール ポリ袋 粘着テープ 乾燥剤 ワイヤーバンド ステープルなど ) 含有閾値 合計 [ ] 100ppm 納入禁止時期 除外 リコーグループへの部品 材料納入時に使用する包装材 マテハン類 各包装材におけるカドミウム 六価クロム 鉛 水銀の合計濃度が 100ppm を超えないこと 即時 表 含有禁止オゾン層破壊物質リスト 製品含有禁止のオゾン層破壊物質の分類リストを示します 詳細は 別表 3を参照願います No. 物質名 モントリオール議定書におけるグループ 1 特定フロン (CFC) 付属書 AグループⅠ 2 ハロン 付属書 AグループⅡ 3 その他のフロン (CFC) 付属書 BグループⅠ 4 四塩化炭素 付属書 BグループⅡ 5 1,1,1-トリクロロエタン 付属書 BグループⅢ 6 HBFC 付属書 CグループⅡ 7 ブロモクロロメタン 付属書 CグループⅢ 8 臭化メチル 付属書 EグループⅠ 9 代替フロン (HCFC) 付属書 CグループⅠ 供給部品の適用除外について 2006 年 6 月 30 日以前に販売された製品への供給部品 ( サービスパーツ メンテナンスパーツ等 ) はリコーグループが指定する対象製品の部品 材料を除き 原則として適用除外とする 8

10 4.2 含有制限物質表 に挙げる化学物質は 特定の用途に限って 含有することを禁止する 表 は 含有制限物質の管理レベル 用途 使用例 含有閾値及び 納入禁止時期について示す 表 含有制限物質リスト No. 物質名英語名 1 ポリ塩化ビニル (PVC) Polyvinyl Chloride(PVC) 表 含有制限物質の管理基準 No. 物質名 管理レベル 用途 使用例 含有閾値 納入禁止時期 1 ポリ塩化ビニル (PVC) 禁止 除外 リコーグループ専用の機器内部ハーネス ( 例 ) 電子部品認定制度 (ΣE 制度 ) に登録された電線 コネクタ等 [ 1] を使用した一般 AC DC ハーネス 高圧ハーネス及び高圧電源の出力リード線 リコーグループ専用のプラスチック部品及びシート 上記以外の用途 ( 例 )1 多芯ケーブルを使用したハーネス (LVDS SATA USB 用 ) 2 モータ クラッチ ソレノイド センサ等の電装購入品 3 汎用電子部品の被覆 絶縁チューブ テープ スリーブ 4 電源コード AC アダプタ インターフェースケーブル 即時 1. 電子部品認定制度に登録された電線 コネクタとは リコー部番の頭が 1 で始まる部品を指す 4.3 含有管理物質含有管理物質は リコーグループアーティクル含有管理化学物質リスト [ 1]( 以下 含有管理物質リストと言う ) に示し アーティクルの場合は JAMP AIS [ 2] 及び 物質 調剤の場合は JAMP MSDS plus [ 2]/MSDS による含有化学物質情報の収集 管理を行います 含有管理物質リストの最新版は RaVender NET (URL は 文末参照 ) にて公開します 含有化学物質情報収集対象品の適用範囲 (1) 含有管理物質情報収集対象品の適用範囲は サプライを含むリコーグループブランド機器製品及び 最終的に顧客 ( エンドユーザー ビジネスパートナー ) の手に渡るこれらの包装材料に適用する (2) 輸送用容器 包装材料 ( 部材 製品用 ) 輸送荷台( パレットなど ) 設備 治具で EU に輸入するものに適用する なお 具体的な対象品は リコーグループより含有情報収集依頼時に指定致します 含有化学物質情報収集のご回答方法等に関する詳細は 附属書の製品含有化学物質情報収集システム 操作マニュアル [ 1]( 以下 化学物質情報収集システム操作マニュアルと言う ) AIS 作成ガイダンス [ 1] 及び 附属書の AIS 作成ガイド集 [ 1] をご参照下さい 1. 含有管理物質リスト 化学物質情報収集システム操作マニュアル及び AIS 作成ガイダンス AIS 作成ガイド集は RaVender NET ユーザーの仕入先様へ公開しています 2.JAMP( アーティクルマネジメント推進協議会 ) が提供しているアーティクルや物質 調剤の含有化学物質情報を開示 伝達するシート 9

11 4.3.2 環境負荷情報調査含有管理物質の内 表 含有管理物質 Aについては意図的添加による含有有無及び 含有量の把 握 管理を行う また 表 含有管理物質 Bについては意図的添加による含有有無の把握 管理を行う なお 各物質群 表 含有管理物質 Aリスト ( 意図的添加による含有有無及び含有量の把握 管理 ) No. 物質名英語名 A1 臭素系難燃剤 [ 1] Brominated flame retardant A2 アンチモン及びその化合物 Antimony and its compounds A3 ヒ素及びその化合物 Arsenic and its compounds A4 ベリリウム及びその化合物 Beryllium and its compounds A5 ビスマス及びその化合物 Bismuth and its compounds A6 ニッケル及びその化合物 [ 2] Nickel and its compounds A7 セレン及びその化合物 Selenium and its compounds A8 放射性物質 ( 放射性同位元素 ) Radioactive substances A9 フタル酸エステル類 Phthalates 1.PBB 類 PBDE 類を除く臭素系難燃剤 2. ニッケルに関しては合金 ( 例 : ステンレス ) を除く 表 含有管理物質 B リスト ( 意図的添加による含有有無の把握 管理 ) No. 物質名英語名 B1 ペンタクロロフェノール及びその塩及びエステル Pentachlorophenol and its salts and esters B2 塩素及びその化合物 Chlorine and its compounds B3 臭素及びその化合物 Bromine and its compounds B4 フッ素及びその化合物 Fluorine and Fluorine Compounds B5 三酸化アンチモン Antimony trioxide B6 コバルト及びその化合物 Cobalt and its compounds B7 リチウム及びその化合物 Lithium and its compounds B8 バナジウム及びその化合物 Vanadium and its compounds B9 HFCs PFCs SF 6 [ 3] HFCs PFCs SF 6 B10 欧州 WEEE 指令において対象となる耐火性セラミック繊維 [ 4] Refractory ceramic fibres subject to EU WEEE directive B11 シアン化合物 Cyanides B12 有機リン化合物 Organophosphorus compounds B13 有機スズ化合物 [ 5] Organotin compounds B14 ベンゼン Benzene B15 ビスフェノール A BisphenolA B16 ノニルフェノール Nonylphenol B17 4- オクチルフェノール 4-octylphenol B18 中鎖型塩化パラフィン ( 炭素鎖長 :14-17) 長鎖型塩化パラフィン ( 炭素鎖長 :18-30) Medium Chain Chlorinated Paraffins Long Chain Chlorinated Paraffins 3. 京都議定書において 削減が求められている温室効果ガスを指します HFCs: ハイドロフルオロカーボン例 :HFC134a PFCs: パーフルオロカーボン例 : テトラフルオロカーボン SF 6 : 六フッ化硫黄 4. 欧州 WEEE 指令においては 危険物質の分類 包装 ラベリングに関する理事会指令 67/548/EEC を技術進歩に対応させる 1997 年 12 月 5 日付け委員会指令 97/69/EC に説明する耐火性セラミック繊維を含有する部品 という説明で物質が規定されている 97/69/EC においては アルカリ金属酸化物とアルカリ土類金属酸化物 (Na2O+K2O+CaO+MgO+BaO) を 18wt% 以下含む人造珪酸ファイバ ) と規定されている この物質は指令中において骸骨マークの表示が義務付けられている物質である 樹脂補強用等に使用されるガラスファイバーは この物質には含まれない 5.TBTO TPT 類 TBT 類を除く有機スズ化合物 10

12 表 含有管理物質 Aの用途 使用例 No. 物質名用途 使用例 A1 臭素系難燃剤難燃剤 PVC 可塑剤 A2 アンチモン及びその化合物 顔料 塗料 触媒 鉛フリーはんだ材料 安定剤 n 型ドーパント 難燃剤 重合触媒 A3 ヒ素及びその化合物顔料 塗料 染料 ガラスの消泡剤 半導体基板 難燃剤 A4 ベリリウム及びその化合物セラミック原料 合金 触媒 時効硬化特性合金材料 バネ用合金材料 はんだ A5 ビスマス及びその化合物鉛フリーはんだ材料 はんだ材料 A6 ニッケル及びその化合物表面処理材 ニッケルめっき A7 セレン及びその化合物感光体 顔料 インキ 触媒 酸化剤 半導体材料 受光素子 光電セル A8 放射性物質 ( 放射性同位元素 ) 光学特性 ( トリウム ) A9 フタル酸エステル類 PVC 可塑剤 染料 顔料 塗料 インキ 接着剤 潤滑剤 表 含有管理物質 B の用途 使用例 No. 物質名用途 使用例 B1 ペンタクロロフェノール及びその塩及びエステル 配線被覆 防腐剤 B2 塩素及びその化合物難燃剤 プリント基板 電子部品パッケージ封止材 配線被覆 樹脂 B3 臭素及びその化合物樹脂 難燃剤 B4 フッ素及びその化合物難燃性付与 半導体ドーパント 電解質 電解液 表面処理剤 光学ガラス B5 三酸化アンチモン難燃助剤 B6 コバルト及びその化合物磁性材料 合金 顔料 防錆めっき材料 インキ セラミック素子 B7 リチウム及びその化合物電極 電池 潤滑油 光学ガラス B8 バナジウム及びその化合物合金 触媒 顔料 磁性体 B9 HFCs PFCs SF 6 半導体エッチングガス 冷媒 発泡剤 B10 欧州 WEEE 指令において対象となる耐火性セラミック繊維 B11 シアン化合物 B12 有機リン化合物 B13 有機スズ化合物 B14 ベンゼン B15 ビスフェノール A B16 ノニルフェノール B17 4- オクチルフェノール B18 中鎖型塩化パラフィン ( 炭素鎖長 :14-17) 長鎖型塩化パラフィン ( 炭素鎖長 :18-30) 断熱材 めっき処理剤 硬化剤 接着剤 酸化防止剤 難燃剤 殺菌剤 重合触媒 プリント基板 電子部品パッケージ封止材 配線被覆材 樹脂 重合触媒 樹脂安定剤 酸化防止剤 殺菌剤 接着剤 接着剤 インキ 酸化防止剤 接着剤 可塑剤 ゴム加硫促進剤 界面活性剤 インキ インキ 中間原料 難燃剤 加硫促進剤 11

13 4.4 製造工程使用禁止物質以下に示す物質は 製造工程での使用を禁止します 仕入先様の自主的活動によって全廃 ( 不使用 ) 活動を行って下さい 表 製造工程使用禁止オゾン層破壊物質の管理基準 No. 物質名 モントリオール議定書におけるグループ 1 特定フロン (CFC) 付属書 AグループⅠ 2 その他のフロン (CFC) 付属書 BグループⅠ 3 四塩化炭素 付属書 BグループⅡ 4 1,1,1-トリクロロエタン 付属書 BグループⅢ 5 代替フロン (HCFC) 付属書 C グループ Ⅰ 工程での禁止事項 最終の製造段階および製品またはサーキットボードの最終供給段階 部品の再使用の為の洗浄 工程での除外用途 冷凍機 空調等に内蔵される冷媒 消火剤 輸出入時の検疫燻蒸 空調等に内蔵される冷媒 電子部品製造工程での使用 表 製造工程使用禁止塩素系有機洗浄剤リスト No. 物質名 CAS No. 1 トリクロロエチレン ( トリクレン ) テトラクロロエチレン ジクロロメタン ( 塩化メチレン ) 四塩化炭素 ,2-ジクロロエタン ,1-ジクロロエチレン シス-1,2-ジクロロエチレン ,1,1-トリクロロエタン ,1,2-トリクロロエタン ,3-ジクロロプロペン

14 参考 含有禁止物質の分析方法について含有禁止物質全般の分析方法について 以下にその概要を紹介する なお RoHS 指令対象 6 物質 ( 鉛 六価クロム 水銀 カドミウム PBB PBDE) の分析方法については リコーグループグリーン調達基準 附属書 環境影響化学物質分析ガイド に詳細を記すので そちらを参照のこと 含有禁止物質分析方法の概要 大分類対象物質分析方法 金属及び金属化合物 ハロゲン系有機化合物 カドミウム及びその化合物鉛及びその化合物 六価クロム及びその化合物 水銀及びその化合物 ポリ塩化ビフェニル類 (PCB 類 ) ポリ塩化ターフェニル類 (PCT 類 ) ポリ塩化ナフタレン (PCN) 短鎖型塩化パラフィンポリ臭化ビフェニル類 (PBB 類 ) ポリ臭化ジフェニルエーテル類 (PBDE 類 ) パーフルオロオクタンスルホン酸 (PFOS) 及びその塩 * 原子吸光分析装置 (AA) * プラズマ発光分析装置 (ICP-AES/MS) * 蛍光 X 線分析装置 (EDX WDX) * 可視光分光光度計 ジフェニルカルバジド吸光光度法 * 原子吸光分析装置 (AA) 加熱気化金アマルガム法 * 蛍光 X 線分析装置 (EDX WDX) * 高分解ガスクロマトグラフ質量分析計 (HRGC-MS) < 抽出 - クリーンアップ > * フーリエ変換赤外分光光度計 (FT-IR) * イオンクロマトグラフ装置 * 蛍光 X 線分析装置 (EDX WDX) * 液体クロマトグラフタンデム質量分析装置 (LC-MS/MS) 含有禁止物質分析時の注意事項 1 蛍光 X 線分析装置 (EDX) における測定 対象樹脂めっき金属印刷 測定時の注意事項 試料を大きくして測定する ( 信号量を多くしてばらつきを少なくする ) スポンジのように柔らかい試料は圧縮して測定する ( 信号量を多くしてばらつきを少なくする ) めっき部を分離し めっきのみ厚みを増して測定する めっきされている金属母材はめっきを削除し, 母材のみを測定する インキ原料を色別に測定する 2 詳細分析 (ICP/AA 等 ) における測定 対象樹脂 / 金属等めっきめっき / 樹脂 溶解する場合は残渣を残さない 加熱する場合は蒸発させない 容器への付着を考慮する 測定時の注意事項 めっき部の分離が出来ない場合 めっき付母材とめっきを剥がした母材をそれぞれ溶かして分析し 以下の計算でめっき部の禁止物質の含有率を算出する めっき付母材中の [ 対象元素濃度 (A) めっき主元素濃度 (C)] とめっきを剥がした母材中の [ 対象元素濃度 (B) めっき主元素濃度 (D)] とめっき中めっき主元素の濃度 (E) から対象元素のめっき中の含有率 =A ((E-D)/(C-D))-B ((E-C)/(C-D)) ( ただし E は通常 100% と考えてもよい なお C D の場合は誤差が大きいので注意 ) Cr(Ⅵ) については総 Cr の含有率に [Cr(Ⅵ) の濃度 / 全 Cr の濃度 ] をかけて算出する 13

15 2009 年 3 月 第 3 版 1. 改訂のいきさつ EU REACH 規則対応やリコーグループの含有禁止物質の変更などにより改訂を実施した 2. 主な改訂内容 2.1. 表題及び関連項目 (1) 本書の名称を画像機器製品編の語句を削除し 環境影響化学物質管理基準と改めた また 文中で 画像 の語句は 全て削除した (2) 使用禁止 使用制限 使用管理物質の用語を全文に渡り 含有禁止 含有制限 含 有管理物質に変更した 14

16 2.2. 第 2.1 項製品への適用範囲 (1) 同項 (3) に RICOH IBM のブランドロゴを追加した 2.3. 第 2.2 項部品 材料への適用範囲 (1) 同項 (2) の注記文に 納入時に使用する部品の包装材 マテハンなどは除く とした文言は 含有管理物質には適用する為 削除した (2) 同項 (6) のサプライ製品について 部品群の特定項目及び 別途規定による とした注記文は 同上の理由により削除した 2.4. 第 3 項用語の定義 (1) 第 3.2 項 ~3.3 項を追加定義し 第 3.4 項 ~3.7 項の定義変更を行った (2) 第 3.4 項に 図 1 を追加し 含有禁止物質の定義の解釈を明確化した (3) 第 3.4 項 ~3.6 項の 部品 材料 は アーティクルという語句へ変更した 2.5. 第 4.1 項含有禁止物質 (1) 表 及び 表 の含有禁止物質リスト 管理基準に 含有制限物質 ( 表 4-2-1) より No.16 の物質を移管した ( 制限物質から禁止物質へ変更 ) 2.6 第 4.3 項含有管理物質 (1) 含有管理物質の拡大に伴い 含有管理化学物質リストを新規制定 公開していること及び 含有化学物質情報収集を行う事を追記した (2) 第 項に 情報収集対象品の適用範囲を追記し 第 項には 現行通り環境負荷情報調査を行う事を残した (3) 同項に 化学物質情報収集システム操作マニュアル AIS 作成ガイダンスを新規制定 発行している事を追記した (4) 別表 1~4は 構成変更を行い 上記含有禁止物質 制限物質 管理物質の管理レベルに合わせた内容に修正した 2010 年 3 月 第 4 版 1. 改訂のいきさつ REACH 附属書 ⅩⅦ 制限や SVHC の物質追加などに伴い リコーグループの含有禁止物質及び 管理物質の追加を行う改訂を実施した 2. 主な改訂内容 2.1 第 2 項適用範囲 (1) リコーグループブランドに IKON のブランドロゴを追加した 2.2 第 3 項用語の定義 (1) 第 3.2 項のアーティクルの定義に 最終製品に残存する製品用消耗品は 意図的に製品 包装材に付着させた という文言を追記した (2) 第 3.4 項 (1) に 但し書きにて包装材中の重金属は 意図的添加も禁止する事を追記した 米国包装材重金属規制 (CONEG) において 意図的添加しないこと及び それらの総量が規定値を超えない事が要求されている 本基準の第 2 版までは 意図的添加を禁止とし この要求に対応していたが 第 3 版改訂時の 意図的添加を廃止 した際に この対応が漏れてしまった その為 包装材に関しては 意図的添加の禁止を追加 ( 復活 ) した 同様に 表 の包装材の管理基準にも追記し 注記文は 各包装材における合計濃度が閾値を超えないこと とした 2.3 第 4 項環境影響化学物質の管理基準 (1) 表 に REACH 附属書 ⅩⅦ 制限に伴い 増加した含有禁止の3 物質 (No.15~ 17) を追加した 既に 禁止対象としていた TBTO,TBT 類 TPT 類 ( 旧版 :No.7,8) は No.15 の三置換有機スズ化合物の一種の為 当該物質に含めた (2) 同表のJIGリストの表記は 同リストを配慮項目とする事を廃止した為 削除した 同様に 表 からも削除した (3) 表 4-1-2のNo.8( オゾン層破壊物質 ) は 界面重合法で製造したポリカーボネート樹脂やポリカーボネートコンパウンド樹脂では 微量の副生成物として含まれる場合があるが 現在の工業技術において完全除去不可能で且つ 人体や環境に影響を及ぼすレベルでは無い為 除外用途として追加した (4) 同表のNo.11( 鉛及びその化合物 ) No.13(PFOS) の禁止用途をリコー標準に基づく最新のものに書換えた (5) 同表の除外用途の欄に [EU RoHS 指令除外用途 ] と表現していた文言は 必ずしもリコー除外用途とは一致しない為 全て削除した (6) 同表の No.11( 鉛及びその化合物 ) のリコー指定除外用途を削除した (7) 同表に 今回追加した No.15~17 の物質の管理レベル 除外用途を明記した (8) 新たに 表 4-1-4を追加し グリーン調達基準本文よりオゾン層破壊物質リストを移管 ( 追加 ) した 15

17 (9) 第 4.4 項を追加し グリーン調達基準本文より製造工程での使用禁止物質のオゾン層破壊物質 塩素系有機洗浄剤のリストを移管 ( 追加 ) した 2.4 別表 (1) 別表 1 に 今回増加した 3 物質を追加し 法規制を最新版のものに書換えた (2) 同表の (2) 業界標準は JIG から JAMP へ変更し (3) 環境ラベル等の欄は 配慮項目としない為 削除した (3) 別表 2 に 増加 3 物質 (No.15~17) の例示物質を追加した 本基準は法規制の動向或いは弊社の方針等により 原則として1 年ごとに見直しを行います 見直しの結果改訂が生じた場合には RaVender NET のグリーン調達 DB 掲示板で通知し 最新版はグリーン調達 DBとリコーホームページ ( 環境経営サイト ) 上で公開いたします URL アドレス *RaVender NET: * リコーホームページ日本語 HP: 英語 HP : 16

18 別表 1 環境影響化学物質制定に関わる国内外の主な法規制 自主基準 含有禁止物質 No. 物質名 (1) 法規制 (2) 業界標準 1 ポリ塩化ビフェニル類 (PCB 類 ) 欧 REACH( 付属書 17 制限 ) JAMP( ) 2 ポリ塩化ターフェニル類 (PCT 類 ) 欧 REACH( 付属書 17 制限 ) JAMP 3 ポリ塩化ナフタレン ( 塩素数 :3 以上 ) JAMP 4 ポリ臭化ビフェニル類 (PBB 類 ) 5 ポリ臭化ジフェニルエーテル類 (PBDE 類 ) 欧 2002/95/EC(RoHS) 欧 REACH( 付属書 17 制限 ) 欧 2002/95/EC(RoHS) 欧 REACH( 付属書 17 制限 ) JAMP(Japan Article management Promotion-consortium): アーティクルマネジメント推進協議会 JAMP JAMP 6 短鎖型塩化パラフィン ( 炭素鎖長 :10-13) 欧 REACH( 付属書 17 制限 ) JAMP 7 アスベスト類欧 REACH( 付属書 17 制限 ) JAMP 8 オゾン層破壊物質 9 カドミウム及びその化合物 10 六価クロム及びその化合物 11 鉛及びその化合物 12 水銀及びその化合物 欧 REACH( 付属書 17 制限 ) 米 ODS ラベリング規制モントリオール議定書 グリーン購入法欧 2002/95/EC(RoHS) 欧 REACH( 付属書 17 制限 ) 欧 2006/66/EC( 電池指令 ) 欧 94/62/EC( 包装材指令 ) 米 包装材重金属規制 欧 2002/95/EC(RoHS) 欧 94/62/EC( 包装材指令 ) 米 包装材重金属規制 グリーン購入法欧 2002/95/EC(RoHS) 欧 REACH( 付属書 17 制限 ) 欧 2006/66/EC( 電池指令 ) 欧 94/62/EC( 包装材指令 ) 米 包装材重金属規制米 Proposition65 グリーン購入法欧 2002/95/EC(RoHS) 欧 REACH( 付属書 17 制限 ) 欧 2006/66/EC( 電池指令 ) 欧 94/62/EC( 包装材指令 ) 米 包装材重金属規制 JAMP JAMP JAMP JAMP JAMP 13 パーフルオロオクタンスルホン酸及びその塩 (PFOS) 欧 REACH( 付属書 17 制限 ) JAMP 14 特定アミンを形成する一部のアゾ染料 顔料欧 REACH( 付属書 17 制限 ) JAMP 15 三置換有機スズ化合物欧 REACH( 付属書 17 制限 ) JAMP 16 ジブチルスズ化合物欧 REACH( 付属書 17 制限 ) JAMP 17 ジオクチルスズ化合物欧 REACH( 付属書 17 制限 ) JAMP 含有制限物質 No. 物質名 (1) 法規制 (2) 業界標準 1 ポリ塩化ビニル (PVC) JAMP 17

19 含有管理物質 A No. 物質名 (1) 法規制 (2) 業界標準 A1 臭素系難燃剤 JAMP A2 アンチモン及びその化合物米 Proposition65 JAMP A3 ヒ素及びその化合物 独 国内法 ( 化学品法に基づく危険物質 製剤 製品の流通の禁止と制限に関する政令 ) 米 Proposition65 JAMP A4 ベリリウム及びその化合物米 Proposition65 JAMP A5 ビスマス及びその化合物 JAMP A6 ニッケル及びその化合物米 Proposition65 JAMP A7 セレン及びその化合物米 Proposition65 JAMP A8 放射性物質 ( 放射性同位元素 ) JAMP A9 フタル酸エステル類米 Proposition65 JAMP 含有管理物質 B No. 物質名 (1) 法規制 (2) 業界標準 B1 ペンタクロロフェノール及びその塩及びエステル JAMP B2 塩素及びその化合物 JAMP B3 臭素及びその化合物 JAMP B4 フッ素及びその化合物 JAMP B5 三酸化アンチモン JAMP B6 コバルト及びその化合物米 Proposition65 JAMP B7 リチウム及びその化合物米 Proposition65 JAMP B8 バナジウム及びその化合物米 Proposition65 JAMP B9 HFCs PFCs SF 6 B10 欧州 WEEE 指令において対象となる耐火性セラミック繊維 デンマーク F ガス規制京都議定書 JAMP 欧 2002/96/EC(WEEE) JAMP B11 シアン化合物 JAMP B12 有機リン化合物 JAMP B13 有機スズ化合物 JAMP B14 ベンゼン JAMP B15 ビスフェノール A JAMP B16 ノニルフェノール JAMP B17 4- オクチルフェノール JAMP B18 中鎖型塩化パラフィン長鎖型塩化パラフィン JAMP 18

20 別表 2 環境影響化学物質詳細リスト ( 注 ) 本表の例示物質は 具体例でありこれで全てではありません 含有禁止物質 No. 物質名 物質名 CAS No. ポリ塩化ビフェニル アロクロール モノメチル-テトラクロロ-ジフェニルメタンポリ塩化ビフェニル類 (PCB 類 ) 注 (Ugilec141) [ 1] モノメチル-ジクロロ-ジフェニルメタン 注 (Ugilec121 21) モノメチル-ジブロモ-ジフェニルメタン注 (DBBT) ポリ塩化ターフェニル類 (PCT 類 ) ポリ塩化ターフェニル アロクロール ポリ塩化ナフタレンポリ塩化ナフタレン ( 塩素数が 3 以上 ) ペンタクロロナフタレン テトラブロモビフェニル ポリ臭化ビフェニル類 (PBB 類 ) ヘキサブロモビフェニル オクタブロモビフェニル デカブロモビフェニル ヘキサブロモジフェニルエーテル ヘプタブロモジフェニルエーテル ポリ臭化ジフェニルエーテル類オクタブロモジフェニルエーテル (PBDE 類 ) ノナブロモジフェニルエーテル デカブロモジフェニルエーテル 短鎖型塩化パラフィン 塩化パラフィン ( 炭素数 :10-13) アスベスト類 アクチノライト アモサイト (Grunerite) アスベスト類 アンソフィライト クリソタイル クロシドライト トレモライト オゾン層破壊物質 別表 3を参照のこと カドミウム 酸化カドミウム カドミウム及びその化合物 硫化カドミウム 塩化カドミウム 硫酸カドミウム クロム酸バリウム クロム酸カルシウム 三酸化クロム クロム酸鉛 六価クロム化合物 クロム酸ナトリウム 重クロム酸ナトリウム クロム酸ストロンチウム 重クロム酸カリウム クロム酸カリウム クロム酸亜鉛 これらの物質は正確には代替 PCB 類であるが 欧州の指令において規制されていることから PCB 類の例示物質として記載し た 19

21 No. 物質名物質名 CAS No. 11 鉛及びその化合物 12 水銀及びその化合物 パーフルオロオクタンスルホン酸及びその塩 (PFOS) 特定アミンを形成する一部のアゾ染料 顔料 三置換有機スズ化合物 ( 次ページへ続く ) 鉛 硫酸鉛 (II) 炭酸鉛 炭酸水酸化鉛 ( 亜炭酸鉛 ) 酢酸鉛 酢酸鉛 (II) 三水和物 リン酸鉛 セレン化鉛 酸化鉛 (IV) 酸化鉛 (II,IV) 硫化鉛 (II) 酸化鉛 (II) 塩基性炭酸鉛 (II) 炭酸水酸化鉛 クロム酸鉛 (II) チタン酸鉛 (II) 硫酸鉛 酸塩基性硫酸鉛 ステアリン酸鉛 水銀 塩化第 2 水銀 塩化水銀 (II) 硫酸水銀 硝酸第 2 水銀 酸化水銀 (II) 硫化第 2 水銀 パーフルオロオクタンスルホン酸 パーフルオロオクタンスルホン酸 ( アンモニウム塩 ) パーフルオロオクタンスルホン酸 ( ジエタノールアミン塩 ) パーフルオロオクタンスルホン酸 ( カリウム塩 ) パーフルオロオクタンスルホン酸 ( リチウム塩 ) 例示物質については具体例の情報が無い ビス ( トリブチルスズ )= オキシド トリフェニルスズ =N N-ジメチルジチオカルバマート トリフェニルスズ = フルオリド トリフェニルスズ = アセタート トリフェニルスズ = クロリド トリフェニルスズ = ヒドロキシド トリフェニルスズ脂肪酸塩 ( 脂肪酸炭素数 :9-11) トリフェニルスズ = クロロアセタート トリブチルスズ = メタクリラート ビス ( トリブチルスズ )= フマラート トリブチルスズ = フルオリド ビス ( トリブチルスズ )=2 3-ジブロモスクシナート トリブチルスズ = アセタート トリブチルスズ = ラウラート ビス ( トリブチルスズ )= フタラート アルキル = アクリラート メチル = メタクリラート トリブチルスズ = メタクリラート共重合物 ( アルキル = アクリラートのアルキル基の炭素数 :8) トリブチルスズ = スルファマート ビス ( トリブチルスズ )= マレアート

22 No. 物質名物質名 CAS No. 15 三置換有機スズ化合物 ( 全ページよりの続き ) 16 ジブチルスズ化合物 17 ジオクチルスズ化合物 トリブチルスズ = シクロペンタンカルボキシラート及びこの類縁化合物の混合物 トリブチルスズ = a 4b a- デカヒドロ -7- イソプロピル -1 4a- ジメチルフェナントレンカルボキシラート及びこの類縁化合物の混合物 トリメチルすずクロリド 硫酸トリメチルスタンニル トリメチルすず (IV) ヒドロキシド トリエチルすず (IV) クロリド トリエチルスズヒドロキシド トリプロピルスズクロライド ヨウ化酢酸トリプロピルスズ ジブチルスズ マレイン酸ジブチルすず ビス [[(Z)-4- メトキシ -1,4- ジオキソ -2- ブテニル ] オキシ ] ジブチルスタンナン ビス (2-エチルヘキサン酸) ジブチルすず ジブチルスズジクロライド ; (DBTC) ジブチルすずオキシド ジアルキル (C=1~8) スズビス { アルキル ( 又はアルケニル, C=6~18) チオグリコレート } マレイン酸ジオクチルすず ジオクチルスズ ジオクチルスズビス ( マレイン酸モノアルキル (C=6~24) エステル ) 塩 ジオクチルスズジクロライド 含有制限物質 No. 物質名物質名 CAS No. 1 ポリ塩化ビニル類 (PVC) ポリ塩化ビニル

23 含有管理物質 A No. 物質名物質名 CAS No. A1 臭素系難燃剤 A2 アンチモン及びその化合物 A3 ヒ素及びその化合物 A4 ベリリウム及びその化合物 A5 ビスマス及びその化合物 A6 ニッケル及びその化合物 A7 セレン及びその化合物 A8 放射性物質 A9 フタル酸エステル類 テトラデカブロモ-P-ジフェノキシベンゼン ,4,6-トリブロモフェノール テトラブロモフタル酸ジメチル トリブロモスチレン デカブロモジフェニルエタン テトラブロモビスフェノールA ,1,2,2,-テトラブロモエタン アンチモン 五酸化アンチモン 三塩化アンチモン アンチモン酸ナトリウム ヒ素 ガリウムヒ素 ヒ酸カルシウム 五酸化ヒ素 亜ヒ酸カリウム ベリリウム 塩化ベリリウム フッ化ベリリウム 水酸化ベリリウム 硫酸ベリリウム ビスマス 三酸化ビスマス 硝酸ビスマス ニッケル 硫酸ニッケル 炭酸ニッケル セレン セレン化水素 セレン化ナトリウム 酸化セレン ウラン トリウム セシウム ストロンチウム フタル酸ジ (2-エチルヘキシル) (DEHP) フタル酸ジブチル (DBP) フタル酸ジイソノニル (DINP) フタル酸ジイソデシル (DIDP) フタル酸ブチルベンジル (BBP) フタル酸ジ-n-オクチル (DNOP)

24 含有管理物質 B No. 物質名物質名 CAS No. B1 ペンタクロロフェノール及びその塩及ペンタクロロフェノール びエステルペンタクロロフェノールナトリウム塩 五塩化アンチモン B2 塩素及びその化合物 三塩化ヒ素 塩化アルミニウム 三塩化アンチモン ブロモ酢酸エチル B3 臭素及びその化合物 ブロモフェノール類 トリス (2,3-ジブロモプロピル) ホスフェート フルオロ酢酸メチル B4 フッ素及びその化合物 フッ化ビニル ブロモフルオロホスフィン酸ジエチルアミド B5 三酸化アンチモン 三酸化アンチモン コバルト B6 コバルト及びその化合物 硝酸コバルト (II) コバルトカルボニル リチウム B7 リチウム及びその化合物 硝酸リチウム 水素化リチウム ジイソプロピルアミノエタノールリチウム バナジウム B8 バナジウム及びその化合物 塩化バナジウム (III) 五酸化バナジウム 塩化バナジウム (IV) HFC HFC-134a B9 HFCs PFCs SF 6 CF C3F SF B10 欧州 WEEE 指令において対象となる耐火性セラミック繊維 本物質群の例示物質については具体例の情報が無い 表 含有管理物質 B リストの 5. 参照のこと エチレンシアノヒドリン シアン化銅 (II) B11 シアン化合物 イソシアン酸フェニル シアン化バリウム シアン化亜鉛 B12 有機リン化合物 リン酸トリフェニル トリフェニルホスフィン ジブチルスズジアセテート B13 有機スズ化合物 アセトキシトリメチルスズ ジブチルスズジラウラート ジフェニルスズスルフィド B14 ベンゼン ベンゼン B15 ビスフェノールA ビスフェノールA B16 ノニルフェノール ノニルフェノール B17 4-オクチルフェノール 4-オクチルフェノール B18 中鎖型 長鎖型塩化パラフィン 塩化パラフィン ( 炭素数 :23 塩素化率 43%) クロロアルカン ( 炭素数 :14-17)

25 別表 3 オゾン層破壊物質詳細リスト No. 物質名 モントリオール議定書付属書グループ 1 特定フロン (CFC) 付属書 A グループ Ⅰ 2 ハロン付属書 A グループ Ⅱ 物質名 CFC-11 CFCl 3 CFC-12 CF 2 Cl 2 CFC-113 C 2 F 3 Cl 3 CFC-114 C 2 F 4 Cl 2 CFC-115 C 2 F 5 Cl ハロン-1211 CF 2 BrCl ハロン-1301 CF 3 Br ハロン-2402 C 2 F 4 Br 2 CFC-13 CF 3 Cl 化学式 3 その他のフロン (CFC) 付属書 B グループ Ⅰ CFC-111 C 2 FCl 5 CFC-112 C 2 F 2 Cl 4 CFC-211 C 3 FCl 7 CFC-212 C 3 F 2 Cl 6 CFC-213 C 3 F 3 Cl 5 CFC-214 C 3 F 4 Cl 4 CFC-215 C 3 F 5 Cl 3 CFC-216 C 3 F 6 Cl 2 CFC-217 C 3 F 7 Cl 4 四塩化炭素 付属書 BグループⅡ 四塩化炭素 CCl 4 5 1,1,1-トリクロロエタン付属書 BグループⅢ 1,1,1-トリクロロメタン C 2 H 3 Cl 3 ジブロモフルオロメタン CHFBr 2 ブロモジフルオロメタン CHF 2 Br ブロモフルオロメタン CH 2 FBr テトラブロモフルオロエタン C 2 HFBr 4 トリブロモジフルオロエタン C 2 HF 2 Br 3 ジブロモトリフルオロエタン C 2 HF 3 Br 2 ブロモテトラフルオロエタン C 2 HF 4 Br トリブロモフルオロエタン C 2 H 2 FBr 3 ジブロモジフルオロエタン C 2 H 2 F 2 Br 2 ブロモトリフルオロエタン C 2 H 2 F 3 Br ジブロモフルオロエタン C 2 H 3 FBr 2 ブロモジフルオロエタン C 2 H 3 F 2 Br ブロモフルオロエタン C 2 H 4 FBr 6 HBFC 付属書 C グループ Ⅱ ヘキサブロモフルオロプロパン C 3 HFBr 6 ペンタブロモジフルオロプロパン C 3 HF 2 Br 5 テトラブロモトリフルオロプロパン C 3 HF 3 Br 4 トリブロモテトラフルオロプロパン C 3 HF 4 Br 3 ジブロモペンタフルオロプロパン C 3 HF 5 Br 2 ブロモヘキサフルオロプロパン C 3 HF 6 Br ペンタブロモフルオロプロパン C 3 H 2 FBr 5 テトラブロモジフルオロプロパン C 3 H 2 F 2 Br 4 トリブロモトリフルオロプロパン C 3 H 2 F 3 Br 3 ジブロモテトラフルオロプロパン C 3 H 2 F 4 Br 2 ブロモテトラフルオロプロパン C 3 H 2 F 5 Br テトラブロモフルオロプロパン C 3 H 3 FBr 4 トリブロモジフルオロプロパン C 3 H 3 F 2 Br 3 ジブロモトリフルオロプロパン C 3 H 3 F 3 Br 2 ブロモテトラフルオロプロパン C 3 H 3 F 4 Br トリブロモフルオロプロパン C 3 H 4 FBr 3 ジブロモジフルオロプロパン C 3 H 4 F 2 Br 2 ブロモトリフルオロプロパン C 3 H 4 F 3 Br ジブロモフルオロプロパン C 3 H 5 FBr 2 ブロモジフルオロプロパン C 3 H 5 F 2 Br ブロモフルオロプロパン C 3 H 6 FBr 7 ブロモクロロメタン 付属書 CグループⅢ ブロモクロロメタン CH 2 BrCl 8 臭化メチル 付属書 EグループⅠ 臭化メチル CH 3 Br 9 代替フロン (HCFC) 附属書 CグループⅠ HCFC-21 CHFCl 2 24

26 No. 物質名 モントリオール議定書付属書グループ HCFC-22 HCFC-31 物質名 CHF 2 Cl CH 2 FCl 化学式 HCFC-121 C 2 HFCl 4 HCFC-122 C 2 HF 2 Cl 3 HCFC-123 C 2 HF 3 Cl 2 HCFC-123* CHCl 2 CF 3 HCFC-124 C 2 HF 4 Cl HCFC-124* CHFClCF 3 HCFC-131 C 2 H 2 FCl 3 HCFC-132 C 2 H 2 F 2 Cl 2 HCFC-133 C 2 H 2 F 3 Cl HCFC-141 C 2 H 3 FCl 2 HCFC-141b* CH 3 CFCl 2 HCFC-142 C 2 H 3 F 2 Cl HCFC-142b* CH 3 CF 2 Cl HCFC-151 C 2 H 4 FCl HCFC-221 C 3 HFCl 6 HCFC-222 C 3 HF 2 Cl 5 HCFC-223 C 3 HF 3 Cl 4 HCFC-224 C 3 HF 4 Cl 3 HCFC-225 C 3 HF 5 Cl 2 HCFC-225ca* CF 3 CF 2 CHCl 2 HCFC-225cb* CF 2 ClCF 2 CHClF HCFC-226 C 3 HF 6 Cl HCFC-231 C 3 H 2 FCl 5 HCFC-232 C 3 H 2 F 2 Cl 4 HCFC-233 C 3 H 2 F 3 Cl 3 HCFC-234 C 3 H 2 F 4 Cl 2 HCFC-235 C 3 H 2 F 5 Cl HCFC-241 C 3 H 3 FCl4 HCFC-242 C 3 H 3 F 2 Cl 3 HCFC-243 C 3 H 3 F 3 Cl 2 HCFC-244 C 3 H 3 F 4 Cl HCFC-251 C 3 H 4 FCl 3 HCFC-252 C 3 H 4 F 2 Cl 2 HCFC-253 C 3 H 4 F 3 Cl HCFC-261 C 3 H 5 FCl 2 HCFC-262 C 3 H 5 F 2 Cl HCFC-271 C 3 H 6 FCl これらの物質の異性体を含み 商業上使用される可能性が高い物質を示したものである 25

27 別表 4 特定アミン詳細リスト No. 物質名化学式 CAS 1 4-アミノアゾベンゼン C 12 H 11 N o-アニシジン C 7 H 9 NO ナフチルアミン C 10 H 9 N ,3'-ジクロロベンジジン C 12 H 10 C l2 N アミノビフェニル C 12 H 11 N ベンジジン C 12 H 12 N o-トルイジン C 7 H 9 N クロロ-2-メチルアニリン C 7 H 8 ClN ,4-トルエンジアミン C 7 H 10 N o-アミノアゾトルエン C 14 H 15 N ニトロ-o-トルイジン C 7 H 8 N 2 O ,3'-ジクロロ-4,4'-ジアミノジフェニルメタン C 13 H 12 Cl 2 N ,4'-メチレンジアニリン C 13 H 14 N ,4'-ジアミノジフェニルエーテル C 12 H 12 N 2 O p-クロロアニリン C 6 H 6 ClN ,3'-ジメトキシベンジジン C 14 H 16 N 2 O ,3'-ジメチルベンジジン C 14 H 16 N メトキシ-5-メチルアニリン C 8 H 11 NO ,4,5-トリメチルアニリン C 9 H 13 N ,4'-ジアミノジフェニルスルフィド C 12 H 12 N 2 S ,4-ジアミノアニソール C 7 H 10 N 2 O ,4'-ジアミノ-3,3'-ジメチルジフェニルメタン C 15 H 18 N お問い合わせ先 株式会社リコー生産事業本部資材統括センター資材戦略室グリーン調達事務局 TEL: FAX: * 化学物質に関する専門領域のご質問は下記にお問い合わせください 社会環境本部環境経営推進室化学物質管理グループ TEL: FAX: Copyright 2002,2004,2005,2006,2008,2009,2010 Ricoh CO, LTD. All rights Reserved. この製品は日本国著作権法及び国際条約により保護されています 26

28 生産事業本部資材統括センター 27