バッチ開発ガイド

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1 Interstage Job Workload Server V9.2.0 バッチ開発ガイド J2X Z0(00) 2010 年 1 月

2 まえがき 本書の目的 本書は Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド です 本書は Interstage Job Workload Server の環境で動作するアプリケーションとバッチジョブ定義の開発方法について 説明します 本書は 以下の方を対象としています Interstage Job Workload Server で動作するアプリケーションとバッチジョブ定義を開発する方 前提知識本書を読む場合 以下の知識が必要です 使用するOSに関する基本的な知識 COBOLまたはC 言語に関する基本的な知識 Interstage Studioに関する基本的な知識 Interstage Application Serverに関する基本的な知識 本書の構成 本書は 次のように構成されています 第 1 章概要バッチジョブ開発の概要について説明します 第 2 章ジョブの設計に必要な知識バッチジョブの設計に必要な知識について説明します 第 3 章ジョブの設計バッチジョブの設計について説明します 第 4 章バッチアプリケーション開発バッチジョブで実行するアプリケーション開発について説明します 第 5 章バッチジョブ定義の開発バッチジョブを実行するために必要な バッチジョブ定義の開発について説明します 第 6 章バッチアプリケーションのテスト環境への配備バッチジョブのテストを行うための アプリケーションの配備方法について説明します 第 7 章ジョブのテストバッチジョブのテスト方法について説明します 付録 A バッチジョブ定義エディタバッチジョブ定義エディタでバッチジョブ定義を開発する手順について説明します 付録 B バッチジョブ定義の文字の規約バッチジョブ定義の定義規約のうち文字の制約について説明します 付録 C バッチジョブ定義の定数制限バッチジョブ定義の定義規約のうち定数制限を説明します 付録 D アプリケーション情報入力ファイルアプリケーション情報入力ファイルで指定する XML タグについて説明しています 付録 E COBOL 開発支援ツールを利用した開発 アプリケーション情報入力ファイルで指定する XML タグについて説明しています 製品名称 本書では 以下の製品名称を略称で表記しています - i -

3 Interstage Application Server 9.2 製品名称 Interstage Studio Enterprise Edition 9.0/9.1/9.2 Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition V13.0.0/V13.2.0/ V 略称 Interstage Interstage Studio Systemwalker Operation Manager Systemwalker Operation Manager Global Enterprise Edition V13.0.0/ V13.2.0/V Systemwalker Operation Manager Enterprise Edition V NetCOBOL EE NetCOBOL Enterprise Edition 運用パッケージ V9.0/V9.1/V10.0/ V10.1 NetCOBOL Enterprise Edition 開発 運用パッケージ V9.0/V9.1/V10.0/ V10.1 NetCOBOL Enterprise Edition サーバ運用パッケージ V10.0L10/ V10.1L10 NetCOBOL Enterprise Edition 開発パッケージ V10.0L10/V10.1L10 NetCOBOL Base Edition/Standard Edition/Professional Edition 開発パッケージ for Windows V8.0 NetCOBOL Base Edition/Standard Edition/Professional Edition 開発パッケージ V9.0L10/V9.0L20/V10.0L10/V10.1L10 Solaris(TM) 10 オペレーティングシステム Red Hat Enterprise Linux AS (v.4 for Itanium) Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel Itanium) Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64) Red Hat Enterprise Linux 5 (for Intel64) Windows(R) 7 Home Premium Windows(R) 7 Professional Windows(R) 7 Enterprise Windows(R) 7 Ultimate Windows Vista(R) Business Windows Vista(R) Enterprise Windows Vista(R) Ultimate Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Foundation Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Standard Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Datacenter Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Foundation Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard without Hyper-V Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise without Hyper-V Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Datacenter without Hyper-V Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard x64 Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise x64 Edition NetCOBOL Solaris Linux RHEL5(Intel64) Windows(R) - ii -

4 製品名称 Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Enterprise Edition Microsoft(R) Windows(R) 2000 Server Microsoft(R) Windows(R) 2000 Advanced Server Microsoft(R) Windows(R) 2000 Professional 略称 注意事項 例について 本書で記述されている例は 読者の理解を深めることが目的であり 読者の理解に寄与する範囲だけに限定していることがあります したがって 例で指定しているパラメタの値や 出力結果の例が完全にそのまま実運用で使用できるわけではありません 実際の運用環境 および目的に合った値に読み替えてご使用ください 同梱される機能について 本製品には 以下の製品機能の一部が同梱されていますが バッチシステム以外の用途で使用できません - Interstage Business Application Server なお 本製品には 以下の製品機能が同梱されており バッチシステム以外の用途でも使用することができます - Interstage Application Server Enterprise Edition 本製品には 以下の製品機能の一部が同梱されていますが バッチシステム以外の用途で使用できません - Interstage Business Application Server - Interstage Application Server Enterprise Edition 輸出許可 本書を輸出または提供する場合は 外国為替および外国貿易法および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認の上 必要な手続きをおとりください お願い 本書を無断で他に転載しないようお願いします 本書は予告なしに変更されることがあります 著作権 Copyright FUJITSU LIMITED 2010 年 1 月第 8 版 変更履歴 追加 変更内容変更箇所マニュアルコード V9.2.0 提供機能を追加しました - J2X Z0(00) J2X Z2(00) - iii -

5 目次 第 1 章概要 ジョブの開発 バッチジョブ定義とバッチアプリケーション バッチジョブ定義の登録 バッチアプリケーションの配備 ジョブの開発の流れ...6 第 2 章ジョブの設計に必要な知識 ジョブとジョブステップの正常終了と異常終了 バッチジョブ定義 ジョブ定義 ジョブ定義の基本情報 ジョブ定義の環境変数定義 ジョブの終了条件定義 ジョブステップ定義 ジョブステップ定義の基本情報 ジョブステップ定義の実行条件定義 バッチアプリケーション定義 資源定義 カスケードジョブステップ定義 プロシジャ呼出しステップ定義 プロシジャ呼出しステップ定義の基本情報 プロシジャ呼出しステップ定義の実行条件定義 プロシジャ定義 プロシジャ定義の基本情報 プロシジャ内のジョブステップ定義 置換えパラメタ 置換えパラメタを指定できる項目 置換えパラメタの指定形式 置換えパラメタの予約語 置換えパラメタの値の指定例 マルチジョブコントローラ カスケードモード ファイル管理機能 ファイルの排他機能 ファイルの排他の種類 ファイルの排他の有効範囲 ファイルの割当て機能 ファイル管理機能が割り当てるファイルの種類 ファイルの割当てと解除 ファイルの割当ての有効範囲 ファイルパスの論理化機能 論理ディレクトリ定義 論理ディレクトリの指定 ファイルの NetCOBOL 連携機能 ファイルの連結 ダミーファイル ファイルの追加書き その他の NetCOBOL 連携機能 ファイルの事前容量チェック機能 ファイルの事前容量チェック機能の説明 ファイルの事前容量チェック機能の使用方法 ファイルの世代管理機能 ファイルの世代管理機能の使用方法 世代番号 iv -

6 世代ファイルの作成 世代ファイルの参照 世代ファイルとその他のファイル管理機能について バッチアプリケーション バッチアプリケーションの開発手順 COBOL アプリケーション COBOL アプリケーションの形態 COBOL アプリケーションのインタフェース COBOL アプリケーションの注意事項 C 言語アプリケーション C 言語アプリケーションの形態 C 言語アプリケーションのインタフェース C 言語アプリケーションの注意事項 コマンド / スクリプト コマンド / スクリプトの形態 コマンド / スクリプトのインタフェース コマンド / スクリプトの注意事項 バッチアプリケーションのライブラリ バッチアプリケーションのライブラリ構成の分類 バッチアプリケーションのロード方法 ライブラリの構成とロード方法の関係 バッチアプリケーションの配備の単位 バッチジョブ定義とバッチアプリケーションの関係 バッチジョブ定義と COBOL アプリケーションの関係 バッチジョブ定義と C 言語アプリケーションの関係 バッチジョブ定義とコマンド / スクリプトの関係 バッチジョブ定義 / バッチアプリケーションの修正の作業手順 第 3 章ジョブの設計 ジョブの設計の手順 ジョブの外部仕様の設計 ジョブの構成設計 バッチアプリケーションの設計 マルチジョブコントローラを使用する場合の設計 バッチジョブ定義の設計 第 4 章バッチアプリケーション開発 COBOL アプリケーションの開発 バッチアプリケーションのテスト方法 バッチアプリケーション ( 副プログラム ) の作成 テスト用主プログラムの作成 コンパイル / リンク バッチアプリケーションのデバッグ ( 単体テスト ) C 言語アプリケーションの開発 バッチアプリケーションのテスト方法 バッチアプリケーション ( 副プログラム ) の作成 テスト用主プログラムの作成 コンパイル / リンク バッチアプリケーションのデバッグ ( 単体テスト ) コマンド / スクリプトの開発 第 5 章バッチジョブ定義の開発 単体ジョブのバッチジョブ定義の作成 単体ジョブのバッチジョブ定義の登録 第 6 章バッチアプリケーションのテスト環境への配備 COBOL アプリケーションの配備 アプリケーション情報入力ファイルの作成 v -

7 6.1.2 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールの実行 COBOL アプリケーションのライブラリの作成 (Solaris/Linux の場合 ) バッチアプリケーションライブラリの作成 (Solaris/Linux の場合 ) COBOL アプリケーションのライブラリの作成 (Windows(R) の場合 ) バッチアプリケーションライブラリの作成 (Windows(R) の場合 ) テスト環境への配備 C 言語アプリケーションの配備 IDL ファイルの作成 アプリケーション情報入力ファイルの作成 C 言語実行基盤インタフェース生成ツールの実行 C 言語アプリケーションのライブラリの作成 バッチアプリケーションライブラリの作成 テスト環境への配備 コマンド / スクリプトの配置と設定 第 7 章ジョブのテスト 単体ジョブのテスト バッチジョブ定義の結合 結合したバッチジョブ定義の登録 結合テスト 本番環境へのバッチジョブ資材の移設 付録 A バッチジョブ定義エディタ A.1 新規にバッチジョブ定義を作成する A.1.1 バッチジョブ定義作成前の作業 A.1.2 Interstage Studio の起動 A.1.3 バッチジョブ定義プロジェクトの作成 A.1.4 ジョブ定義ファイルの作成 A.1.5 バッチジョブ定義ファイルの操作 A.1.6 ジョブ定義の設定 A 基本情報画面 A 環境変数定義画面 A ステップ定義画面 A ステップの追加ウィザード A ステップの挿入ウィザード A 終了条件定義画面 A.1.7 ジョブステップ定義の設定 A 基本情報画面 A 実行条件定義画面 A バッチアプリケーション定義画面 A 資源定義画面 A 資源の追加ウィザード A 資源定義設定ダイアログ A マルチジョブコントローラ定義画面 A.1.8 プロシジャ呼出しステップ定義の設定 A 基本情報画面 A 実行条件定義画面 A.1.9 プロシジャ定義ファイルの作成 A.1.10 プロシジャ定義の設定 A 基本情報画面 A ステップ定義画面 A ステップの追加ウィザード A ステップの挿入ウィザード A.1.11 ジョブステップ定義 ( プロシジャ内のジョブステップ定義 ) の設定 A 基本情報画面 ( プロシジャ内のジョブステップ ) A 実行条件定義画面 ( プロシジャ内のジョブステップ ) A バッチアプリケーション定義画面 ( プロシジャ内のジョブステップ ) A 資源定義画面 ( プロシジャ内のジョブステップ ) vi -

8 A 資源の追加ウィザード ( プロシジャ内のジョブステップ ) A 資源定義設定ダイアログ ( プロシジャ内のジョブステップ ) A.2 既存のバッチジョブ定義を更新する A.2.1 Interstage Studio の起動 A.2.2 バッチジョブ定義プロジェクトを開く A.2.3 バッチジョブ定義ファイルを開く A.2.4 バッチジョブ定義エディタから更新 A.2.5 バッチジョブ定義の保存 A.3 他のバッチジョブ定義を流用して作成する A.3.1 ジョブ定義を流用する場合 A.3.2 ジョブステップ定義を流用する場合 A.3.3 資源定義を流用する場合 A.4 バッチジョブ定義を削除する 付録 B バッチジョブ定義の文字の規約 B.1 バッチジョブ定義プロジェクトウィザード B.2 ジョブ定義ファイル生成ウィザード B.3 ジョブ定義エディタ B.4 ステップの追加 / 挿入ウィザード ( ジョブ定義 プロシジャ定義共通 ) B.5 終了条件の設定ダイアログ B.6 ジョブステップ定義ダイアログ ( ジョブステップ定義 / プロシジャ内のジョブステップ定義共通 ) B.7 迂回条件の設定ダイアログ ( ジョブステップ定義用 ) B.8 パラメタの設定ダイアログ B.9 環境変数の設定ダイアログ B.10 資源の追加ウィザード ( ジョブ プロシジャ中のジョブステップ定義共通 ) B.11 資源定義設定ダイアログ ( ジョブステップ定義 ) B.12 プロシジャ呼出しステップ定義画面 B.13 置換えパラメタの設定ダイアログ B.14 プロシジャ定義ファイル生成ウィザード B.15 プロシジャ定義エディタ B.16 迂回条件の設定ダイアログ ( プロシジャ内のジョブステップ定義用 ) B.17 資源定義設定ダイアログ ( プロシジャ内のジョブステップ定義 ) 付録 C バッチジョブ定義の定数制限 付録 D アプリケーション情報入力ファイル D.1 アプリケーション情報入力ファイルリファレンス D.1.1 apfw-app タグ D.1.2 server タグ D.1.3 target タグ D.1.4 library タグ D.1.5 comment タグ D.1.6 result_info タグ D.1.7 cobol タグ D.1.8 base_name タグ D.1.9 source_format タグ D.1.10 invalid_marker タグ D.1.11 operation タグ D.1.12 parameter タグ D.1.13 copyfile タグ 付録 E COBOL 開発支援ツールを利用した開発 E.1 概要 E.1.1 COBOL 開発支援ツールの機能 E.1.2 バッチアプリケーション開発の流れ E.2 COBOL 開発支援ツールに必要な設定 E.2.1 バッチサーバの設定 E.2.2 Windows(R) 開発環境の設定 vii -

9 E.3 COBOL アプリケーションの開発 E.3.1 COBOL プロジェクトの作成 E.3.2 COBOL 登録集の作成 修正 E.3.3 COBOL アプリケーションの作成 修正 E.3.4 COBOL アプリケーションのコンパイル リンク デバッグ E.4 COBOL 実行基盤インタフェースの生成 E.4.1 プロジェクトの機能の拡張 E.4.2 COBOL 実行基盤インタフェース生成画面の起動 E.4.3 COBOL 実行基盤インタフェースを生成するアプリケーション情報の追加 E.4.4 COBOL 実行基盤インタフェースを生成するアプリケーション情報の更新 E.4.5 COBOL 実行基盤インタフェース生成の実行 E.4.6 生成されるファイルと格納先 E.4.7 アプリケーション情報入力ファイルのインポート エクスポート E.5 COBOL 実行基盤インタフェースを含むコンパイル リンク E.6 配備 / 再配備 E.6.1 サーバ情報の設定 E.6.2 配備管理用プロジェクトの作成 E.6.3 配備の設定 E アプリケーション配備定義ファイルのインポートによる配備の設定 E.6.4 配備対象の定義ファイルの取り込み E.6.5 配備の実行 E.6.6 配備解除の実行 E.7 配備したバッチアプリケーションのテスト E.7.1 デバッグモードのバッチアプリケーションの作成 E.7.2 リモートデバッグの環境構築 E.7.3 バッチアプリケーションの配備 E.7.4 バッチアプリケーションのデバック E.8 COBOL 開発支援ツールの定義規約 E.8.1 COBOL 実行基盤インタフェース生成画面 E.8.2 配備画面 viii -

10 第 1 章概要 ジョブの開発作業の概要について説明します Interstage Job Workload Server では 本製品名 Interstage Job Workload Server のことを バッチ実行基盤 とも呼びます 1.1 ジョブの開発 Interstage Job Workload Server でバッチ業務を運用するためには ジョブとして バッチジョブ定義 と バッチアプリケーション を開発する必要があります ジョブの開発について説明します バッチジョブ定義とバッチアプリケーション ジョブは バッチジョブ定義とバッチアプリケーションで構成されます 以下にバッチジョブ定義とバッチアプリケーションの概要を示します - 1 -

11 バッチジョブ定義バッチジョブ定義は Interstage Job Workload Server で実行するジョブの単位です バッチジョブ定義には 以下のような内容を設定します - 実行するバッチアプリケーションの バッチアプリケーション名 - バッチアプリケーションが使用するファイル資源 - バッチアプリケーションの実行条件 - バッチアプリケーション間でのデータの連携のためのファイル資源 バッチアプリケーションバッチアプリケーションは 業務処理を行うプログラムです バッチアプリケーションには 以下の種類があります - COBOL アプリケーション ( 共用オブジェクト ) - C 言語アプリケーション ( 共用オブジェクト ) - コマンド - シェルスクリプト (Windows(R) の場合バッチファイル ) バッチジョブ定義の登録 バッチジョブ定義エディタでバッチジョブ定義を作成すると バッチジョブ定義ファイルが開発環境に生成されます バッチジョブ定義ファイルをバッチジョブ定義データベースに登録すると Interstage Job Workload Server でジョブとして実行できます バッチアプリケーションの配備 バッチアプリケーションは バッチワークユニットに配備します バッチアプリケーションを配備すると Interstage Job Workload Server でバッチアプリケーションとして実行できます - 2 -

12 COBOL アプリケーションの場合 Windows(R) 開発環境でバッチアプリケーションを開発します 作成したバッチアプリケーションおよび生成した各種定義ファイルをバッチワークユニットに配備します Windows(R) 開発環境でバッチアプリケーションを開発します 作成したバッチアプリケーションおよび生成した各種定義ファイルをバッチワークユニットに配備します - 3 -

13 C 言語アプリケーションの場合 バッチサーバでバッチアプリケーションを開発します バッチアプリケーションおよび Windows(R) 開発環境で生成した各種定義ファイルをバッチワークユニットに配備します - 4 -

14 COBOL 開発支援ツールを利用した開発について COBOL 開発支援ツールを利用すると 以下の点でCOBOLのバッチアプリケーションの開発効率が向上します Interstage Studioでバッチアプリケーションの開発から配備までが可能となります COBOL 開発支援ツールを利用した開発イメージを以下に示します - 5 -

15 COBOL 開発支援ツールを利用した開発の詳細は 付録 E COBOL 開発支援ツールを利用した開発 を参照してください 1.2 ジョブの開発の流れ 以下にジョブの開発の流れを示します - 6 -

16 作業項目の概要 図に示した作業項目の概要は 以下のとおりです 1. ジョブの設計バッチジョブ定義とバッチアプリケーションの設計を行います 2. バッチアプリケーション開発バッチアプリケーションの作成と アプリケーションの単体テストを行います 3. バッチジョブ定義の開発バッチジョブ定義の作成を行います 4. バッチアプリケーションのテスト環境への配備テスト環境にバッチアプリケーションを配備します 5. バッチジョブ定義のテスト環境への登録テスト環境のバッチジョブ定義データベースにバッチジョブ定義を登録します 6. ジョブのテストジョブの結合テストを行います 7. 本番環境へのバッチジョブ資材の移設結合テストが完了したバッチジョブ資材を本番環境へ移設します 図で示した作業環境などは アプリケーションの開発言語および動作 OS よって異なる箇所があります 詳細は 本書の各章で説明します - 7 -

17 作業を行う環境について 開発作業を行う環境は 以下のとおりです 開発環境バッチジョブ定義を開発するバッチジョブ定義エディタ およびアプリケーションを開発する開発環境 (COBOL の場合 NetCOBOL など ) で構成する環境です テスト環境バッチアプリケーションとバッチジョブ定義を結合したジョブをテストする環境です テストの内容によっては 本番環境と同等の環境が必要です 本番環境バッチ業務を運用する環境です - 8 -

18 第 2 章ジョブの設計に必要な知識 ジョブの設計に必要な知識ついて説明します 設計に必要な知識 ジョブの設計に必要な知識は以下のとおりです 2.1 ジョブとジョブステップの正常終了と異常終了ジョブとジョブステップの終了の取り扱いについて説明します 2.2 バッチジョブ定義バッチジョブ定義に必要な設定について説明します 2.3 マルチジョブコントローラバッチジョブを高速に処理する機能について説明します 2.4 ファイル管理機能バッチアプリケーションで使用するファイルの排他 割当て 事前容量チェックなどについて説明します 2.5 バッチアプリケーションバッチアプリケーションについて説明します 2.6 バッチアプリケーションのライブラリバッチアプリケーションのライブラリについて説明します 2.7 バッチジョブ定義とバッチアプリケーションの関係バッチジョブ定義とバッチアプリケーションの関係について説明します 2.8 バッチジョブ定義 / バッチアプリケーションの修正の作業手順バッチジョブ定義 / バッチアプリケーションを修正するときに必要になる作業について説明します 本章で記載している [ と ] で囲まれている用語は バッチジョブ定義エディタの画面内の表示を示します 2.1 ジョブとジョブステップの正常終了と異常終了 ジョブとジョブステップの正常終了や異常終了に関する事項について説明します ジョブの終了 ジョブの終了には以下の 2 つがあります ジョブの正常終了実行したすべてのジョブステップ ( バッチアプリケーション ) が復帰コードを設定して終了し ジョブが終了したことを示します ジョブの異常終了ジョブ内の 1 つ以上のジョブステップ ( バッチアプリケーション ) が シグナルの発生などの要因により異常終了したことを示します ジョブが異常終了した場合 ジョブ終了コード は 0x 番台となります ジョブステップの終了 ジョブステップの終了には以下の 2 つがあります ジョブステップの正常終了バッチアプリケーションが 復帰コードを設定して終了したことを示します このため バッチアプリケーション内でエラーを検出し 0 以外の復帰コードを設定して終了した場合などでも バッチ実行基盤ではジョブステップが正常終了したとみなします ジョブ投入時の指定により ジョブステップの終了コードの最大値 もしくは最後に実行したジョブステップの終了コードが ジョブの終了コードとなります - 9 -

19 ジョブステップの異常終了バッチアプリケーションが シグナルの発生などの要因により異常終了したことを示します バッチアプリケーションが異常終了した場合 ジョブステップの終了コードは 0x 番台となります ジョブ およびジョブステップが異常終了した場合 ジョブログ にエラーメッセージが出力されます エラーメッセージに従って適切な対処を行ってください ジョブステップ ( バッチアプリケーション ) を実行しているときに バッチ実行基盤内で異常が発生した場合は 当該ジョブステップでジョブの実行を打ち切り ジョブは異常終了したとして取り扱います バッチアプリケーション内で直前のジョブステップ ( バッチアプリケーション ) の終了コードの参照はできません ジョブステップ ( バッチアプリケーション ) の終了コードによる 後続ジョブステップ の実行を制御できます 詳細は 2.2 バッチジョブ定義 を参照してください バッチアプリケーションの終了コードが ジョブステップの終了コードとなります ジョブステップの終了コードは ジョブ終了コードと同様の値が設定されます ジョブ終了コード およびエラーメッセージの意味 対処については Interstage Job Workload Server メッセージ集 を参照してください 2.2 バッチジョブ定義 バッチジョブ定義について説明します バッチジョブ定義では以下の項目をジョブごとに設定します ジョブ定義ジョブ全体にかかわる情報を設定します ジョブ定義は以下のステップ定義で構成されます ジョブ内に設定したステップは 設定した順番に実行します - ジョブステップ定義 - プロシジャ呼出しステップ定義 以下のステップ定義をジョブステップごとに設定します ジョブステップ定義ジョブステップ全体にかかわる情報を設定します

20 2.2.3 プロシジャ呼出しステップ定義呼び出すプロシジャ定義を設定します 以下の項目を設定できます プロシジャ定義定型的な処理を行う 1 つ以上のジョブステップを 1 つにまとめて 複数のジョブから呼出せるようにしたものを プロシジャ と呼びます なお プロシジャ内のジョブステップ定義の内容は ジョブステップ定義と同じです 以上の各定義に 置換えパラメタ を設定できます バッチジョブ定義は バッチジョブ定義エディタで作成します バッチジョブ定義エディタについては 付録 A バッチジョブ定義エディタ を参照してください バッチジョブ定義の各定義には定数制限があります 詳細は 付録 B バッチジョブ定義の文字の規約 および 付録 C バッチジョブ定義の定数制限 を参照してください ジョブ定義 ジョブ定義は ジョブ全体の動作を設定します ジョブ定義の構造を以下に示します ジョブ定義の基本情報ジョブ全体に関する情報を設定します ジョブ定義の環境変数定義バッチアプリケーションで使用する環境変数を設定します 環境変数はジョブ全体で有効です

21 ジョブの終了条件定義 各ステップの実行結果に応じてジョブを終了する条件を設定します ステップ定義 ジョブステップ定義とプロシジャ呼出しステップ定義の総称です ジョブステップ定義 プロシジャ呼出しステップ定義を 1 つ以上設定します ジョブステップ定義とプロシジャ呼出しステップ定義は混在して設定できます ジョブステップ定義 ジョブステップの情報を設定します プロシジャ呼出しステップ定義 プロシジャ呼出しステップの情報を設定します ジョブ定義の基本情報 ジョブの基本情報として以下を設定します ジョブ定義名 ジョブを識別する名前です ジョブ定義名は バッチジョブ定義データベースのジョブ定義内で一意な値を設定します ジョブ定義名 + ジョブステップ名 ( プロシジャ呼出しステップ名を含む ) の長さが 255-( インストールディレクトリ名の長さ + ホスト名の長さ +60) 以下になるように設定してください ジョブの実行結果の通知ジョブの実行結果に ジョブに関する情報を通知するか設定します バッチジョブ定義の情報の出力有無を設定します 出力する場合は 出力範囲を以下から選択します - ジョブ定義の内容 - ジョブ定義とジョブステップ定義の内容 - ジョブ定義 ジョブステップ定義 およびプロシジャ定義の内容 以下の情報を出力するか指定します - ジョブが使用する資源の獲得情報および解放情報 以下の情報は 指定にかかわらずジョブの実行結果としてジョブログに出力します - バッチアプリケーションの標準出力 / 標準エラー出力 - バッチジョブ定義の文法エラー - 資源の割り当て時のエラー ジョブログについては Interstage Job Workload Server 運用ガイド の ジョブログ を参照してください バッチジョブ定義情報の出力内容については Interstage Job Workload Server 運用ガイド の バッチジョブ定義情報 を参照してください ジョブが使用する資源の獲得情報および解放情報の出力内容については Interstage Job Workload Server 運用ガイド の バッチ実行サービスが出力したジョブメッセージ および バッチアプリケーションの出力情報 を参照してください

22 資源の獲得に失敗した場合の動作 バッチ実行基盤では ジョブの実行時にジョブが使用する資源 ( ファイル ) の排他を獲得します この際に 獲得できなかった場合の動作を 以下から選択します すべての資源の排他を獲得できるまで ジョブの実行を待ち合わせる 排他の獲得に失敗した場合 ジョブを異常終了させる 世代ファイルを使用する場合 ジョブ定義の資源の獲得に失敗した場合の動作に [ 排他の獲得に失敗した場合 ジョブを異常終了させる ] を指定するようにしてください [ すべての資源の排他を獲得できるまで ジョブの実行を待ち合わせる ] の指定で排他待ちが発生すると 排他待ちジョブが世代ファイルを相対世代番号で指定していた場合 ジョブの投入以降に世代番号が更新され 指定した世代とは異なる世代を参照してしまう可能性があります コメント ジョブ定義に関するコメントを記述します コメントを ジョブ情報として ジョブログに出力できます ジョブ情報については Interstage Job Workload Server 運用ガイド の ジョブ情報の出力形式 を参照してください

23 ジョブ定義の環境変数定義 バッチアプリケーションで使用する環境変数を設定します 環境変数はジョブ全体で有効です 環境変数の優先度は 以下のとおりです 資源定義の資源名 > バッチアプリケーション定義の環境変数定義 > ジョブ定義の環境変数定義 > バッチワークユニットの環境変数 ジョブ定義に設定した環境変数定義が 資源定義の資源名 バッチアプリケーション定義の環境変数定義または バッチワークユニットの環境変数に存在しない場合は 新規の環境変数として追加します ジョブ定義に設定した環境変数定義が バッチワークユニットの環境変数に存在する場合は ジョブ定義に設定した環境変数定義が有効になります ジョブ定義に設定した環境変数定義が バッチアプリケーション定義の環境変数定義 または資源定義の資源名に存在する場合は バッチアプリケーション定義の環境変数定義 または資源定義の資源名が有効になります 環境変数値の入力域の $ は 文字として環境変数値に設定します したがって [ 環境変数値 ] の入力域に $PATH と設定してもシェルの変数置換を行わず 環境変数値に $PATH と設定されます 環境変数値の入力域の % は 文字として環境変数値に設定します したがって [ 環境変数値 ] の入力域に %PATH% と設定しても変数置換を行わず 環境変数値に %PATH% と設定されます バッチアプリケーション定義の環境変数定義については バッチアプリケーションに渡す環境変数 を参照してください 資源定義の資源名については 資源定義 を参照してください バッチワークユニットの環境変数については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の 環境変数の設定指針 を参照してください ジョブの終了条件定義 ジョブの終了条件を設定します ジョブの終了条件について ジョブステップの流れに沿って説明します 実行したジョブステップが 正常終了し ジョブステップの終了コードが終了条件に一致した場合は ジョブを終了します 以下に例を示します

24 先行ジョブステップに設定したバッチアプリケーションがシグナルなどを発生した場合は 終了条件にかかわらずジョブは異常終了したとして取り扱います 詳細は ジョブステップ定義の実行条件定義 を参照してください 以下に例を示します ジョブステップ定義 ジョブステップ定義は バッチアプリケーション単位に定義します ジョブステップ定義の構造を以下に示します

25 ジョブステップ定義の基本情報ジョブステップ全体に関する情報を設定します ジョブステップ定義の実行条件定義先行ジョブステップの実行結果に応じて ジョブステップを実行する条件を指定する場合に設定します バッチアプリケーション定義実行するバッチアプリケーションに関する情報を設定します 資源定義ジョブステップで使用するファイル資源を設定します カスケードジョブステップ定義 マルチジョブコントローラのカスケードモードを使用するための情報を設定します ジョブステップ定義の基本情報 ジョブステップの基本情報として以下を設定します ジョブステップ名 ジョブステップを識別する名前です ジョブステップ名は 同一ジョブ定義内で一意の値を設定します ジョブ定義名 + ジョブステップ名 ( プロシジャ呼出しステップ名を含む ) の長さが 255-( インストールディレクトリ名の長さ + ホスト名の長さ +60) 以下になるように設定してください

26 コメント ジョブステップ定義に関するコメントを記述します コメントをステップ情報として ジョブログに出力できます ステップ情報については Interstage Job Workload Server 運用ガイド の ステップ情報の出力形式 を参照してください ジョブステップ定義の実行条件定義 ジョブステップの実行条件定義として以下を設定します ジョブステップの実行条件先行ジョブステップの終了状態によって ジョブステップを実行するか設定します 実行条件として以下の設定ができます 先行ジョブステップがすべて正常終了した場合のみ実行する 先行ジョブステップが1つでも異常終了した場合のみ実行する 先行ジョブステップの終了状態にかかわらず実行する 先行ジョブステップが キャンセル処理による中断 またはジョブの実行経過時間制限値を超過した場合は ジョブステップを実行しません バッチジョブ定義の先頭ジョブステップでは 先行ジョブステップが存在しないため 実行条件を設定できません ジョブステップの迂回条件先行ジョブステップの終了状態によってジョブステップを迂回するか設定します 迂回条件は 先行ジョブステップの終了コードに対する複数個の条件を設定できます 個々の迂回条件は OR 条件として評価します 先行ジョブステップが異常終了した場合は ジョブステップの迂回条件は 無効になり当該ジョブステップが実行されます バッチジョブ定義の先頭ジョブステップでは 先行ジョブステップが存在しないため 迂回条件を設定しても無効となります 先行ジョブステップにカスケードジョブステップを含めることはできません カスケードジョブステップに迂回条件定義は指定できません ジョブステップの迂回条件に指定できる先行ジョブステップ名先行ジョブステップ名には 以下が指定できます 先行ジョブステップ名 先行プロシジャ内のジョブステップ名 全終了コード ( すべての先行ジョブステップ名を指定したことに相当します )

27 直前終了コード ( 直前に実行されたジョブステップ名を指定したことに相当します ) ジョブステップの実行条件とジョブステップの迂回条件を設定した場合 ジョブステップの実行条件を評価したあとに ジョブステップの迂回条件が評価されます 条件の評価の流れを以下に示します ジョブステップの迂回条件で先行ジョブステップ名に 全終了コード を指定した場合 同一ジョブ内で実行されたすべての先行ジョブステップの終了コードを評価し 1 つでも条件に一致した場合 ジョブステップは実行されません ジョブステップの迂回条件の評価の流れを以下に示します また 条件の指定方法によって 以下のような場合でも 1 つの条件に一致するため ジョブステップは実行されません ジョブステップの迂回条件の評価の流れを以下に示します ジョブステップの迂回条件で先行ジョブステップ名に 直前終了コード を指定した場合 直前に実行されたジョブステップの終了コードを評価し 条件に一致した場合 ジョブステップは実行されません ジョブステップの迂回条件の評価の流れを以下に示します

28 先行ジョブステップ名 直前終了コード は バッチジョブ定義上の直前のジョブステップではない場合があります 直前に定義されたジョブステップが実行されなかった場合 ジョブステップの迂回条件は その前のジョブステップの終了コードで評価されます ジョブステップの迂回条件の評価の流れを以下に示します 先行ジョブステップ名が 直前終了コード の場合 直前に実行されたジョブステップが異常終了した場合 ジョブステップの迂回条件は 無効になりジョブステップが実行されます ジョブステップの迂回条件の評価の流れを以下に示します 実行条件と迂回条件の設定とジョブステップが実行する関係を以下に示します 先行ジョブステップの終了状態 すべて正常終了 実行条件の設定迂回条件の設定あり迂回条件の設定なし一致不一致 先行ジョブステップがすべて正常終了した場合のみ実行する 先行ジョブステップが 1 つでも異常終了した場合のみ実行する 先行ジョブステップの終了状態にかかわらず実行する

29 先行ジョブステップの終了状態 1 つ以上が異常終了先行ジョブステップがすべて正常終了した場合のみ実行する : 実行する : 実行しない 実行条件の設定迂回条件の設定あり迂回条件の設定なし一致不一致 先行ジョブステップが 1 つでも異常終了した場合のみ実行する 先行ジョブステップの終了状態にかかわらず実行する バッチアプリケーション定義 バッチアプリケーション定義では以下を設定します バッチアプリケーションの種別ジョブステップから呼び出すアプリケーションの種別を指定します COBOLアプリケーション C 言語アプリケーション ユーティリティ ( コマンド / スクリプト ) 資源の獲得 回収のみ サーバアプリケーション名 ( バッチアプリケーション名 ) バッチ実行基盤から呼び出すプログラム名 ( または関数名 ) に対応した任意の名前を設定します この名前を バッチアプリケーション名 と呼びます バッチアプリケーションの種別が COBOL アプリケーションまたは C 言語アプリケーションの場合に 設定します ここで設定したバッチアプリケーション名は バッチアプリケーションの配備時に アプリケーション情報入力ファイル に設定することで 実際に呼び出すバッチアプリケーションのライブラリ名 プログラム名 ( または関数名 ) が決定されます バッチアプリケーション名 COBOL アプリケーションおよびアプリケーション情報入力ファイルの関係については バッチジョブ定義と COBOL アプリケーションの関係 を参照してください バッチアプリケーション名 C 言語アプリケーションおよびアプリケーション情報入力ファイルの関係については バッチジョブ定義と C 言語アプリケーションの関係 を参照してください バッチ実行基盤の予約語として以下がありますので 使用しないでください BTFW_ で始まるすべての文字列

30 実行ファイル名 実行ファイル名は バッチアプリケーションの種別がユーティリティの場合に設定します 実行ファイル名には ユーティリティとして実行できるファイル名を設定します 設定するファイルのパスは バッチワークユニットの PATH 環境変数で設定します 実行ファイル名とユーティリティの関係については バッチジョブ定義とコマンド / スクリプトの関係 を参照してください 実行するときに 実行ファイル名で設定したファイルのパスを バッチワークユニットの PATH 環境変数で指定していない場合はエラーとなります また 相対パスでの指定はできません バッチアプリケーションに渡すパラメタバッチアプリケーションの種別に応じて 以下のようにパラメタを設定します COBOLアプリケーションの場合 データ型 データ長 値を1 組のパラメタとして設定します C 言語アプリケーションの場合 データ型 データ長 値を1 組のパラメタとして設定します ユーティリティでは パラメタの値だけを設定します バッチアプリケーションの種別に 資源の獲得 回収のみ を指定している場合は パラメタの設定は不要です バッチアプリケーションに渡す環境変数 アプリケーションへ渡す環境変数を設定します 環境変数の優先度は 以下のとおりです 資源定義の資源名 > バッチアプリケーション定義の環境変数定義 > ジョブ定義の環境変数定義 > バッチワークユニットの環境変数 バッチアプリケーション定義に設定した環境変数定義が 資源定義の資源名 ジョブ定義の環境変数定義 およびバッチワークユニットの環境変数に存在しない場合は 新規の環境変数として追加します バッチアプリケーション定義に設定した環境変数定義が ジョブ定義の環境変数定義 またはバッチワークユニットの環境変数に存在する場合は バッチアプリケーション定義に設定した環境変数定義が有効になります バッチアプリケーション定義に設定した環境変数定義が 資源定義の資源名に存在する場合は 資源定義の資源名が有効になります 環境変数値の入力域の $ は文字として環境変数値に設定します したがって [ 環境変数値 ] の入力域に $PATH と設定してもシェルの変数置換を行わず 環境変数値に $PATH を設定します バッチアプリケーションの種別に 資源の獲得 回収のみ を指定している場合は 環境変数の設定は不要です ジョブ定義の環境変数定義については ジョブ定義の環境変数定義 を参照してください 資源定義の資源名については 資源定義 を参照してください

31 バッチワークユニットの環境変数については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の 環境変数の設定指針 を参照してください 資源定義 ジョブステップで使用するファイルの資源を設定します なお 業務用データベースの資源に関する情報の設定は不要です 資源名 資源を識別する名前です 資源名は 同一ジョブステップ定義内で一意の値を設定します なお ファイルの NetCOBOL 連携機能を利用してファイルを連結する場合は 連結するファイルの資源定義に同一の資源名を指定します ファイルの NetCOBOL 連携機能については 2.4 ファイル管理機能 を参照してください 使用する資源使用する資源の種別として以下のいずれかを指定します ファイル非一時ファイルまたは一時ファイルを指定します 世代ファイルを使用する場合は 世代ファイル名を指定します ( 一時ファイルは指定できません ) 先行ステップの資源先行ジョブステップが使用した資源を指定します 非一時ファイルと一時ファイルについては 2.4 ファイル管理機能 を参照してください ファイルを連結する ファイルの連結を行う場合に指定します COBOL アプリケーションの場合にのみ指定できます 連結番号 ファイルの連結を行う場合にファイルの連結順序を指定します 指定可能な範囲は 1~9999 です 小さい値から昇順でファイルを連結します 連結番号は 連続している必要はありません COBOL アプリケーションの場合にのみ指定できます ダミーファイルを使用する ダミーファイルを使用する場合に指定します COBOL アプリケーションの場合にのみ指定できます null デバイスを使用する ファイルとして null デバイスを使用する場合に指定します C 言語アプリケーションおよびコマンド / スクリプトの場合にのみ指定できます ディレクトリ名 ジョブステップで使用するファイルが存在するディレクトリ名を 以下のいずれかの方法で指定します

32 絶対パスで指定するファイルが存在するディレクトリを絶対パス名で指定します 論理ディレクトリで指定するファイルが存在するディレクトリを論理ディレクトリ名で指定します 論理ディレクトリ名はバッチジョブの動作時に絶対パス名に変換されます 論理ディレクトリ名に対応する絶対パス名は 論理ディレクトリ定義ファイルに設定されている必要があります デフォルト論理ディレクトリで指定する / 論理ディレクトリ選択で指定するファイルが存在するディレクトリをデフォルト論理ディレクトリで指定する場合 またはディレクトリを論理ディレクトリ選択で指定する場合 ディレクトリ名を省略します バッチジョブの動作時に論理ディレクトリ定義の設定にもとづいて絶対パス名を決定します この場合 論理ディレクトリ定義ファイルに以下の設定が必要です - デフォルト論理ディレクトリを使用する場合は デフォルト論理ディレクトリ を定義しておく必要があります - 論理ディレクトリ選択を使用する場合は デフォルト論理ディレクトリ または 論理ディレクトリ の定義と 論理ディレクトリ選択セクションの 論理ディレクトリ選択 を定義しておく必要があります 世代ファイルを使用する場合は btfwaddgenfileinf コマンドで指定した ディレクトリ名または論理ディレクトリ名を指定します btfwaddgenfileinf コマンドの詳細は Interstage Job Workload Server リファレンス を参照してください ファイル名 ジョブステップで使用するファイル名を設定します 世代ファイルを使用する場合は 世代ファイル名を指定します 世代番号 世代ファイルを使用する場合に指定します 相対世代番号 世代ファイルを使用する場合に 世代ファイルの相対世代番号を指定します 最新の世代の相対世代番号は 0 古い世代の相対世代番号は負の整数 新しく登録する世代の相対世代番号は + を付加した正の整数を指定します 指定可能な範囲は -99~+99 です 絶対世代番号 各世代のファイル名を直接指定して世代ファイルを使用する場合に 世代ファイルの絶対世代番号を指定します 絶対世代番号は 各世代のファイル名のうち 世代ファイル名の後ろに付加されている数値 ( G と 0 のパディングを除く数値 ) を指定します 指定可能な範囲は 0~9999 です 世代番号の指定について 以下の注意事項があります - 相対世代番号を指定して 複数のジョブで同時に同じ世代ファイルにアクセスした場合の動作は保証できません 先行のジョブで世代を作成していた場合 後続のジョブが参照する世代にずれが生じる可能性があります 上記の問題を回避するためには 複数のジョブで同時に同じ世代ファイルを使用する場合には絶対世代番号で世代ファイルを指定してください

33 先行ステップの資源 先行ステップの資源を使用する場合に 先行ジョブステップ名と資源名を指定します ジョブステップの実行時に 参照する資源が存在しない場合は エラーとなります 資源の割当て方法と割当て解除方法 ファイルの割当て方法と割当て解除方法を指定します ファイルの割当て方法 - ファイルを新規作成ファイルを新規作成して使用しますが すでにファイルが存在した場合はエラーとするか そのまま使用するか選択します - 既存ファイルを排他モードで使用既存ファイルを排他モードで使用します 指定したファイルが存在しない場合は エラーになります - 既存ファイルを共用モードで使用既存ファイルを共用モードで使用します 既存ファイルをほかのジョブと共用して使用できます 指定したファイルが存在しない場合は エラーになります 排他モードおよび共用モードについては ファイルの排他の種類 を参照してください COBOLアプリケーションでファイルを連結してレコードを参照する場合は 以下のファイルの割当て方法を指定します - 既存ファイルを参照する COBOLアプリケーションでファイルの追加書きを行う場合は 以下のファイルの割当て方法を指定します - 新規にファイルを作成する - 既存のファイルを更新する ファイルの割当て解除方法 バッチアプリケーションが使用した資源の後処理を指定します - バッチアプリケーションが正常終了した場合は 以下のいずれかを選択します 削除 保持 後続ステップへ渡す - バッチアプリケーションが異常終了した場合は 以下のいずれかを選択します 削除 保持 NetCOBOL 固有のファイル機能 NetCOBOL 連携機能を使用する場合に指定します COBOL アプリケーションの場合にのみ指定できます ファイルの NetCOBOL 連携機能については 2.4 ファイル管理機能 を参照してください ファイルの追加書きを行う COBOL アプリケーションで ファイルの追加書きを行う場合に指定します

34 ファイルの高速処理を使用する COBOL アプリケーションで ファイルの高速処理を使用する場合に指定します 資源の使用量 ファイルを新しく作成する場合または既存ファイルを更新する場合に ジョブステップが使用するファイルの容量を指定します ファイルの容量は 数値と単位を組み合わせて指定します ファイルの事前容量チェック機能を利用する場合 運用中に書込みを行うファイルに対して ファイルの論理的なサイズを設定してください ファイルのサイズは アプリケーションが動作する際に必要となる最大サイズを見積もります アプリケーションが動作する際に必要となる最大サイズには ファイルシステムが ファイルの制御情報として使用する領域のサイズ を考慮してください ファイルの制御情報として使用する領域のサイズは 以下を目安に見積もってください 実際のファイルサイズ 16 メガバイトまで 20 キロバイト程度 100 メガバイトまで 100 キロバイト程度 100 メガバイトより大きい ファイルの制御情報として使用する領域のサイズ 実際のファイルサイズの 0.05~0.06% 程度 実際のファイルサイズの 0.1% 程度 [ 使用容量 ] は 置換えパラメタで指定することができます [ 使用容量 ] を置換えパラメタで指定すると ジョブで使用するファイルの容量を 実行するジョブで処理するデータ量に応じて変更できるため バッチジョブ定義を より汎用的に使用できます コメント 資源定義に関するコメントを記述します コメントは ステップ情報として ジョブログに出力できます ステップ情報については Interstage Job Workload Server 運用ガイド の ステップ情報の出力形式 を参照してください カスケードジョブステップ定義 カスケードジョブステップ定義は マルチジョブコントローラのカスケードモードを使用するための定義です 以下の2つがあります カスケード開始節 カスケード終了節 マルチジョブコントローラおよびカスケードモードについては 2.3 マルチジョブコントローラ を参照してください

35 カスケード開始節カスケードモードを開始するジョブステップです カスケード終了節カスケードモードを終了するジョブステップです カスケードジョブステップ定義の指定形式カスケードジョブステップ定義の指定形式について説明します ジョブステップ定義での指定形式 - 1つのジョブ内に指定可能なカスケード節は1つです - カスケード開始節に対するカスケード終了節を指定してください - カスケード終了節は カスケード開始節の後に指定してください - カスケードジョブステップは2つ以上指定してください - データの引継ぎは連続したジョブステップ間で行ってください 終了条件定義との関係について - カスケードジョブに 終了条件定義は指定できません 実行条件定義との関係について - カスケードジョブステップに 実行条件定義 ( 実行条件 ) は指定できません - カスケードジョブステップに 実行条件定義 ( 迂回条件 ) は指定できません - 先行ステップにカスケードジョブステップが含まれる場合 [ 直前終了コード ] は指定できません - 先行ステップにカスケードジョブステップが含まれる場合 [ 全終了コード ] は指定できません - 迂回条件定義の先行ステップ名にカスケードジョブステップは指定できません プロシジャ定義との関係について - カスケードジョブステップに プロシジャ呼出しステップ定義は指定できません - プロシジャステップに カスケード節は指定できません

36 資源定義の指定について カスケードジョブステップの資源定義は 以下のとおりに定義する必要があります 先頭のカスケードジョブステップ先頭のカスケードジョブステップは 以下のとおりに定義する必要があります - 入力ファイル後述する出力ファイルの条件と一致しない資源定義を入力ファイルとして扱います - 後述する出力ファイルの条件と一致する資源定義はできません - 入力ファイルとなる資源定義は 2 つ以上定義できません ただし 2 つ以上の資源定義で [ ファイルを連結する ] を指定した場合は 1 つの入力ファイルとして扱います - 出力ファイル以下の 3 つの条件すべてが一致する資源定義を出力ファイルとして扱います - [ ファイル ] を選択している - [ 新規にファイルを作成する ] を指定している - [ ジョブステップが正常終了した場合 ] の [ 後続ステップに渡す ] を選択している - 出力ファイルについてのその他の注意事項 - 出力ファイルとなる資源定義を1つ定義する必要があります - [ 資源の使用量 - 使用容量 ] の指定は可能ですが 本ファイルは名前付きパイプとなるため意味がありません - [ ファイルの追加書きを行う ] は指定できません - [ ファイルの高速処理を使用する ] は指定できません - 入力ファイルと出力ファイルで共通の注意事項 - [ ダミーファイルを使用する ] および [null デバイスを使用する ] は指定できません 中間のカスケードジョブステップ中間のカスケードジョブステップは 以下のとおりに定義する必要があります - 入力ファイル以下のすべての条件が一致する資源定義を入力ファイルとして扱います - [ 先行ステップの資源 ] を選択している - [ 既存のファイルを参照する ] を指定し [ ファイルを排他的に使用する ] をチェックしている - 出力ファイル以下の 3 つの条件すべてが一致する資源定義を出力ファイルとして扱います - [ ファイル ] を選択している - [ 新規にファイルを作成する ] を指定している - [ ジョブステップが正常終了した場合 ] の [ 後続ステップに渡す ] を選択している - 出力ファイルについてのその他の注意事項 - [ 資源の使用量 - 使用容量 ] の指定は可能ですが 本ファイルは名前付きパイプとなるため意味がありません - [ ファイルの追加書きを行う ] は指定できません

37 - [ ファイルの高速処理を使用する ] は指定できません - 入力ファイルと出力ファイルで共通の注意事項 - 入力ファイル 出力ファイルとなる資源定義を1つずつ定義する必要があります - [ ファイルを連結する ] を指定することはできません - [ ダミーファイルを使用する ] および[nullデバイスを使用する] は指定できません 最終のカスケードジョブステップ最終のカスケードジョブステップは 以下のとおりに定義する必要があります - 入力ファイル以下のすべての条件が一致する資源定義を入力ファイルとして扱います - [ 先行ステップの資源 ] を選択している - [ 既存のファイルを参照する ] を指定し [ ファイルを排他的に使用する ] をチェックしている - 入力ファイルについてのその他の注意事項 - 入力ファイルとなる資源定義を1つ定義する必要があります - [ ダミーファイルを使用する ] および[nullデバイスを使用する] は指定できません - [ ファイルの高速処理を使用する ] は指定できません - 出力ファイル前述の入力ファイルの条件と一致しない資源定義を出力ファイルとして扱います - 前述の入力ファイルの条件と一致する資源は定義できません - 出力ファイルとなる資源定義は 2 つ以上定義できません - 入力ファイルと出力ファイルで共通の注意事項 - [ ファイルを連結する ] を指定することはできません カスケードジョブステップ定義での資源定義について 上記を表にまとめると以下のとおりです 指定項目 先頭のカスケードジョブステップ 入力ファイル 出力ファイル 中間のカスケードジョブステップ 入力ファイル 出力ファイル 最終のカスケードジョブステップ 入力ファイル 使用する資源先行ステップの資源 ファイル ファイルを連結する ダミーファイルを使用する null デバイスを使用する 世代ファイルを使用する 新規にファイルを作成する 既存ファイルを更新する 出力ファイル

38 指定項目 先頭のカスケードジョブステップ 入力ファイル 出力ファイル 中間のカスケードジョブステップ 入力ファイル 出力ファイル 最終のカスケードジョブステップ 入力ファイル 既存のファイルを参照する ファイルを排他的に使用する 資源の使用量使用容量 正常終了した場合 異常終了した場合 削除 保持 後続ステップへ渡す 削除 保持 ファイルの追加書きを行う ファイルの高速処理を使用する ( : 指定必須 : 指定可 : 指定無視 : 指定不可 ) プロシジャ呼出しステップ定義 プロシジャを呼び出すジョブステップをプロシジャ呼出しステップと呼びます プロシジャ呼出しステップ定義では以下を設定します 出力ファイル プロシジャ呼出しステップ定義の基本情報プロシジャ呼出しステップ全体の情報を設定します プロシジャ呼出しステップ定義の実行条件定義先行ジョブステップの実行結果に応じて プロシジャを呼び出す条件を設定します プロシジャ呼出しステップ定義の基本情報 プロシジャ呼出しステップの基本情報として以下を設定します プロシジャ呼出しステップ名 プロシジャを呼び出すジョブステップを識別する名前です プロシジャ呼出しステップ名は 同一ジョブ定義内のほかのジョブステップ名 およびプロシジャ呼出しステップ名と重複しない一意の値を設定します

39 ジョブ定義名 + ジョブステップ名 ( プロシジャ呼出しステップ名を含む ) の長さが 255-( インストールディレクトリ名の長さ + ホスト名の長さ +60) 以下になるように設定してください 呼び出すプロシジャ定義名 呼び出すプロシジャ定義名を指定します プロシジャに渡す置換えパラメタ プロシジャ定義中にある 置換えパラメタ の値を設定します ジョブ実行時に置換えパラメタの値を 設定した値に置き換えることにより プロシジャを汎用的に使用できます 置換えパラメタの値の設定がない場合は プロシジャ定義の置換えパラメタの初期値を使用します 初期値が設定されていない場合は 置換えパラメタを空文字列 に置き換えます コメント プロシジャ呼出しステップ定義に関するコメントを記述します コメントを ステップ情報として ジョブログに出力できます ステップ情報については Interstage Job Workload Server 運用ガイド の ステップ情報の出力形式 を参照してください プロシジャ呼出しステップ定義の実行条件定義 プロシジャ呼出しステップの実行条件定義として以下を設定します プロシジャ呼出しステップの実行条件先行ジョブステップの終了状態によって プロシジャを呼び出すか設定します 実行条件として以下を設定します 先行ジョブステップがすべて正常終了した場合のみ実行する 先行ジョブステップが1つでも異常終了した場合のみ実行する 先行ジョブステップの終了状態にかかわらず実行する ジョブをキャンセル または先行ジョブステップに設定したバッチアプリケーションがシグナルを発生した場合などは プロシジャの呼出しを行いません プロシジャ呼出しステップの迂回条件先行ジョブステップの終了状態によって プロシジャの呼出しを迂回するか設定します 迂回条件は 先行ジョブステップの終了コードに対する 複数個の条件式を設定できます 個々の条件式はOR 条件として評価します

40 先行ジョブステップが異常終了した場合 または 先行ジョブステップが実行されなかった場合は プロシジャ呼出しステップの迂回条件は 無効になり当該プロシジャ呼出しを行います バッチジョブ定義の先頭ジョブステップでは 先行ジョブステップが存在しないため 迂回条件を設定しても無効となります 先行ジョブステップにカスケードジョブステップを含めることはできません プロシジャの呼出しステップの迂回条件に指定できる先行ジョブステップ名先行ジョブステップ名には 以下が指定できます 先行ジョブステップ名 先行プロシジャ内のジョブステップ名 全終了コード ( すべての先行ジョブステップ名を指定したことに相当します ) 直前終了コード ( 直前に実行されたジョブステップ名を指定したことに相当します ) プロシジャ呼出しステップの実行条件とプロシジャ呼出しステップの迂回条件を設定した場合 プロシジャ呼出しステップの実行条件を評価したあとに プロシジャ呼出しステップの迂回条件が評価されます 条件の評価の流れを以下に示します プロシジャ呼出しステップの迂回条件で先行ジョブステップ名に文字列 全終了コード を指定した場合 同一ジョブ内で実行されたすべての先行ジョブステップの終了コードを評価し 1 つでも条件に一致した場合 プロシジャ呼出しは行われません プロシジャ呼出しステップの迂回条件の評価の流れを以下に示します また 条件の指定方法によって 以下のような場合でも 1 つの条件に一致するため プロシジャ呼出しは行われません

41 プロシジャ呼出しステップの迂回条件の評価の流れを以下に示します プロシジャ呼出しステップの迂回条件で先行ジョブステップ名に 直前終了コード を指定した場合 バッチジョブ定義上の直前のジョブステップの終了コードを評価し 条件に一致した場合 プロシジャ呼出しは行われません プロシジャ呼出しステップの迂回条件の評価の流れを以下に示します 先行ジョブステップ名 直前終了コード は バッチジョブ定義上の直前のジョブステップではない場合があります 直前に定義されたジョブステップが実行されなかった場合 ジョブステップの迂回条件は その前のジョブステップの終了コードで評価されます ジョブステップの迂回条件の評価の流れを以下に示します 先行ジョブステップ名が 直前終了コード の場合 直前に実行されたジョブステップが異常終了した場合 ジョブステップの迂回条件は 無効になりプロシジャ呼出しが行われます

42 ジョブステップの迂回条件の評価の流れを以下に示します 実行条件と迂回条件の設定とプロシジャ呼出しステップが実行する関係を以下に示します 先行ジョブステップの終了状態 すべて正常終了 1 つ以上が異常終了 実行条件の設定迂回条件の設定あり迂回条件の設定なし一致不一致 先行ジョブステップがすべて正常終了した場合のみ実行する 先行ジョブステップが 1 つでも異常終了した場合のみ実行する 先行ジョブステップの終了状態にかかわらず実行する 先行ジョブステップがすべて正常終了した場合のみ実行する 先行ジョブステップが 1 つでも異常終了した場合のみ実行する 先行ジョブステップの終了状態にかかわらず実行する : 実行する : 実行しない プロシジャ定義 定型的な処理を行う 1 つ以上のジョブステップを 1 つにまとめて 複数のジョブから呼び出せるようにしたものをプロシジャと呼びます プロシジャ定義は ジョブ定義内のプロシジャ呼出しステップ定義から呼び出すことにより使用します プロシジャ定義の構造を以下に示します

43 プロシジャ定義内にはプロシジャ呼出しステップを設定できません プロシジャ定義の基本情報 プロシジャ全体に関する情報を設定します プロシジャ内のジョブステップ定義 プロシジャ内のジョブステップ定義をバッチアプリケーション単位に定義します プロシジャ定義の基本情報 プロシジャ定義の基本情報として以下を設定します プロシジャ定義名 プロシジャ定義を識別する名前です プロシジャ定義名は バッチジョブ定義データベースのプロシジャ定義内で一意な値を設定します 置換えパラメタの初期値 置換えパラメタの初期値を設定し ジョブ実行時に 置換えパラメタ の値を置き換えることで プロシジャを汎用的に使用できます 置換えパラメタの初期値は プロシジャ定義内で有効です コメント プロシジャ定義に関するコメントを記述します コメントを ステップ情報として ジョブログに出力できます ステップ情報については Interstage Job Workload Server 運用ガイド の ステップ情報の出力形式 を参照してください プロシジャ内のジョブステップ定義 プロシジャ内のジョブステップ定義の構造を以下に示します

44 プロシジャ内のジョブステップ定義の基本情報プロシジャ内のジョブステップの基本情報を設定します プロシジャ内のジョブステップの実行条件定義先行ジョブステップの実行結果に応じて プロシジャ内のジョブステップを実行する条件を指定する場合に設定します バッチアプリケーション定義プロシジャから実行するバッチアプリケーションに関する情報を設定します 資源定義プロシジャ内のジョブステップで使用するファイル資源を設定します プロシジャ内のジョブステップ定義で設定できる内容は 以下を除きジョブステップ定義で設定できる内容と同じです ジョブステップ定義で設定できる内容は ジョブステップ定義 を参照してください プロシジャ内のジョブステップ定義に設定するジョブステップ名 ジョブステップを識別する名前です ジョブステップ名は 同一プロシジャ定義内で一意の値を設定します プロシジャ内のジョブステップ定義に設定するコメント プロシジャ内のジョブステップ定義に関するコメントを記述します コメントを ステップ情報として ジョブログに出力できます ステップ情報については Interstage Job Workload Server 運用ガイド の ステップ情報の出力形式 を参照してください

45 プロシジャ内のジョブステップ定義に設定するジョブステップの実行条件 実行条件の対象となる先行ジョブステップは 同一プロシジャ内の先行ジョブステップのみです プロシジャ内のジョブステップ定義に設定するジョブステップの迂回条件迂回条件の対象となる先行ジョブステップ名として以下が指定できます 同一プロシジャ内の先行ジョブステップ名 全終了コード ( 同一プロシジャ内のすべての先行ジョブステップ名を指定したことに相当します ) 直前終了コード ( 同一プロシジャ内の直前に実行されたジョブステップ名を指定したことに相当します ) プロシジャ内のジョブステップ定義に設定する資源定義 先行ジョブステップの資源を引き継いで利用する場合 対象となる先行ジョブステップは 同一プロシジャ内の先行ジョブステップのみです 置換えパラメタ バッチジョブ定義では 定義中の特定箇所を置換えパラメタで記述しておき ジョブ実行時に指定した値に置き換える機能を提供します この機能を利用することで バッチジョブ定義を汎用的に使用できます また 置換えパラメタの予約語を使用することで バッチジョブ定義内の特定箇所を時刻やジョブ名などで置き換えることができます 置換えパラメタを指定できる項目 置換えパラメタを指定できる項目について説明します 置換えパラメタを指定できる入力項目 ジョブ定義 - 環境変数の [ 値 ] ジョブステップ定義 - バッチアプリケーション定義の環境変数の [ 変数値 ] - バッチアプリケーション定義のCOBOL 用パラメタの [ 値 ] - バッチアプリケーション定義のC 言語用パラメタの [ 値 ]

46 - バッチアプリケーション定義のコマンド / スクリプト ( ユーティリティ ) 用の [ パラメタ ] - 資源定義の [ ディレクトリ名 ] - 資源定義の [ ファイル名 ] - 資源定義の [ 相対世代番号 ] - 資源定義の [ 絶対世代番号 ] - 資源定義の [ 使用容量 ] プロシジャ呼出しステップ定義 - 基本情報の置換えパラメタの [ 値 ] プロシジャ定義 - 基本情報の置換えパラメタの初期値の [ 値 ] 置換えパラメタの指定数 複数指定以下の入力域は 1 つの入力域に置換えパラメタを複数個指定できます - 資源定義の [ ディレクトリ名 ] - 資源定義の [ ファイル名 ] 単一指定上記の複数指定できる入力域以外は 置換えパラメタを 1 つだけ指定できます 置換えパラメタ入力域の最大長 入力域の最大長置換えパラメタを入力する入力域の最大長は 置換えパラメタを指定した場合と指定しない場合で異なります それぞれの場合での入力域の最大長は以下のようになります - 置換えパラメタを指定しない場合の最大長は 入力域の最大長と同じです - 置換えパラメタ ( 単一 ) を指定する場合の最大長は以下のとおりです 最大長 = 入力域の最大長 + 67(*) (*):67 = 64( 置換えパラメタ 1 個の最大長 ) + 3(${} の文字数 ) 資源定義の [ 使用容量 ] [ 相対世代番号 ] [ 絶対世代番号 ] 入力域では 置換えパラメタを指定した場合は 置換えパラメタ以外の文字は指定できないため 最大長は 67 となります - 置換えパラメタ ( 複数 ) を指定する場合の最大長は以下のとおりです 最大長 = 入力域の最大長 + (67(*) 置換えパラメタの指定できる最大数 ) (*):67 = 64( 置換えパラメタ 1 個の最大長 ) + 3(${} の文字数 )

47 置換えができるパラメタの入力域と指定できるパラメタの最大数 / 最大長 定義名 入力域 指定できる置換 指定できる入力域の最大長 大項目 中項目 えパラメタの最置換えパラメタなし置換えパラメタ大数あり (*2) ジョブ定義環境変数定義環境変数の値 1 1,024 1,091 ジョブステップ定義 プロシジャ呼出しステップ定義 バッチアプリケーション定義 環境変数の値 1 1,024 1,091 COBOL アプリケーションのパラメタの値 ( 符号なしの外部 10 進項目の場合 ) COBOL アプリケーションのパラメタの値 ( 符号ありの外部 10 進項目の場合 ) COBOL アプリケーションのパラメタの値 ( 英数字の場合 ) C 言語アプリケーションのパラメタの値 (short) C 言語アプリケーションのパラメタの値 (int) C 言語アプリケーションのパラメタの値 (longlong) C 言語アプリケーションのパラメタの値 (char) ユーティリティのパラメタの値 (*1) 86(*1) 1 1,024 1, , , 資源定義ディレクトリ名 ディレクトリ名 ( 論理ディレクトリ名の場合 ) ファイル名 相対世代番号 絶対世代番号 使用容量 基本情報置換えパラメタの値 プロシジャ定義 基本情報 置換えパラメタの初期 値 *1: データ型が符号ありの場合は 符号 ( - ) を入力できるため 符号 ( - ) を含めた長さです *2: 入力域の最大長については 置換えパラメタ入力域の最大長 を参照してください 置換えパラメタの値に指定できる最大数 置換えパラメタの値として指定できる数は以下のとおりです

48 ジョブ定義 - ジョブの投入時に指定する置換えパラメタの最大数 :256 プロシジャ定義 - プロシジャ呼出しステップ定義 ([ プロシジャ定義の置換えパラメタ ]) から指定できる最大数 :256 - プロシジャ定義 ([ 置換えパラメタの初期値 ]) から指定できる最大数 : 256 置換えパラメタの値は 上記の数を超えて指定できないため 置換えパラメタの使用時は最大数を意識してください ジョブスケジューラ製品の Systemwalker Operation Manager より 事前にジョブネットに登録して実行するスケジュールジョブの場合 置換えパラメタを指定できる最大数は 32 個です 置換えパラメタの指定形式 置換えパラメタの指定形式は以下のとおりです ${ 置換えパラメタ } 複数指定の場合 入力域中に複数の置換えパラメタを指定します 単一指定の場合 入力域中に 1 つだけ置換えパラメタを指定します 複数の置換えパラメタを指定した場合はエラーとなります 置換えパラメタに指定できる文字 置換えパラメタ - 入力文字数 :1~64 バイト (${} を除く ) - 文字種 : 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 半角記号 ( _, - ) - 先頭は英文字 置換えパラメタの値 - 入力文字数 :1~256 バイト - 文字種 : 入力した値がそのままパラメタ値として渡ります 置換えパラメタに指定できない文字を設定した場合は 指定された文字どおりに取り扱い 置換えパラメタとして取り扱いません 置換えパラメタに予約語を指定した場合は 置換えパラメタの値を指定する必要はありません 置換えパラメタの値の入力文字数は 置換えパラメタを設定する入力域の最大長 ( 置換えパラメタなし ) に依存します 入力域の最大長については 置換えができるパラメタの入力域と指定できるパラメタの最大数 / 最大長 を参照してください 置換えパラメタの指定方法 ジョブ定義 ジョブステップ定義 およびプロシジャ呼出しステップ定義の置換えパラメタは ジョブの投入時にパラメタとして指定します ジョブの投入時に指定したパラメタと置換えパラメタの関係を以下に示します

49 ジョブスケジューラから実行した場合 コマンドから実行した場合 ジョブの投入時の指定では プロシジャ定義中の置換えパラメタの指定を直接行うことはできません プロシジャ内のジョブステップ定義の置換えパラメタは プロシジャ定義またはプロシジャ呼出しステップ定義から指定します プロシジャ呼出しステップ定義の置換えパラメタの値に置換えパラメタを指定することで プロシジャ内のジョブステップ定義中の置換えパラメタをジョブの投入時のパラメタ指定で置き換えられます 置換えパラメタの置換順番 置換えパラメタの置換は以下の順に行います 契機順番置換処理 ジョブ投入時 (1) ジョブの投入時に指定した置換えパラメタを置換する

50 契機順番置換処理 (2) ジョブ定義とジョブステップ定義の中で値が指定されていない置換えパラメタは空文字列 ( ) に置換する プロシジャ呼出し時 (3) プロシジャ呼出しステップ定義で指定した置換えパラメタを置換する (4) プロシジャ定義で指定した置換えパラメタを置換する (5) プロシジャ内のジョブステップ定義の中で値を指定していない置換えパラメタは空文字列 ( ) に置換する 以下に置換えパラメタの指定から置き換えるまでの流れを示します 図中の数字は上記の表の順番に対応しています 置換えパラメタの予約語 置換えパラメタには以下の予約語があります 置換えパラメタに予約語を指定することで バッチジョブ定義中の特定箇所を時刻やジョブ名などに置き換えることができます SYSYEAR: ジョブ実行依頼時の年 ( 西暦 ) に置き換えます 置き換え後のフォーマットは YYYY です (YYYY: 西暦 ) 置き換え例を以下に示します ( 指定したジョブを実行依頼した西暦が 2006 年 の場合 ) ${SYSYEAR} 2006 SYSMONTH: ジョブ実行依頼時の年月に置き換えます 置き換え後のフォーマットは YYYYMM です (YYYY: 西暦 MM: 月 ) 置き換え例を以下に示します ( 指定したジョブを実行依頼した月が 2006 年 4 月 の場合 ) ${SYSMONTH} SYSWEEK: ジョブ実行依頼時の年週 (*) に置き換えます 置き換え後のフォーマットは YYYYWW です (YYYY: 西暦 WW: 週の番号 )

51 (*): 年週とは ISO8601 で規定している年と週の番号を表します 置き換え例を以下に示します ( 指定したジョブを実行依頼した日時が 2006 年 4 月 30 日 の場合 ) ${SYSWEEK} SYSDATE: ジョブ実行依頼時の年月日に置き換えます 置き換え後のフォーマットは YYYYMMDD です (YYYY: 西暦 MM: 月 DD: 日 ) 置き換え例を以下に示します ( 指定したジョブを実行依頼した日時が 2006 年 4 月 30 日 の場合 ) ${SYSDATE} SYSTIME: ジョブ実行依頼時の時分秒に置き換えます 置き換え後のフォーマットは hhmmss です (hh: 時間 mm: 分 ss: 秒 ) 置き換え例を以下に示します ( 指定したジョブを実行依頼した時刻が 21 時 13 分 56 秒 の場合 ) ${SYSTIME} SYSJOBNAME: ジョブ名に置き換えます 置き換え例を以下に示します ( 指定したジョブ名が JOB001 で実行した場合 ) ${SYSJOBNAME} JOB001 SYSJOBDEF: ジョブ定義名に置き換えます 置き換え例を以下に示します ( 指定したジョブ定義名が JOBDEF01 の場合 ) ${SYSJOBDEF} JOBDEF01 SYSSTEPNAME: ステップ名に置き換えます ジョブステップの場合はジョブステップ名に置き換えます プロシジャ呼出しステップの場合は プロシジャ呼出しステップ名. プロシジャ内のジョブステップ名 に置き換えます ( 間をピリオドで区切ります ) ステップの情報であるためジョブ定義の環境変数の [ 値 ] としては使用できません ( 値は設定されません ) 置き換え例を以下に示します ( 指定したジョブステップ名が STEP001 で実行した場合 ) ${SYSSTEPNAME} STEP001 SYSJOBNO: ジョブ番号に置き換えます 置き換え例を以下に示します ( 指定したジョブがジョブ番号 だった場合 ) ${SYSJOBNO} 予約語はシステムが置き換えるので 置換えパラメタの設定ダイアログ からは指定できません 指定すると [OK] ボタンを押したときにエラーダイアログが表示されます 予約語は 大文字と小文字を区別します SYS で始まる文字列は 置換えパラメタの設定ダイアログ から指定できません 資源定義の [ 相対世代番号 ] 入力域および [ 絶対世代番号 ] 入力域には 予約語は指定できません 資源定義の [ 使用容量 ] 入力域には 予約語は指定できません Systemwalker Operation Manager と連携する場合 Systemwalker Operation Manager が設定する置換えパラメタが使用できます

52 Systemwalker Operation Manager が設定する置換えパラメタについては Interstage Job Workload Server セットアップガイド の Systemwalker Operation Manager と連携する場合 を参照してください 置換えパラメタの値の指定例 置換えパラメタの値の指定例を以下に示します ( ${ から } までの部分が置換え対象となります ) 単一指定できる入力域に通常の置換えパラメタを指定した場合 - 置換えパラメタの値の指定 :JOBNUMBER=job01 - 置き換え前の文字列 : ${JOBNUMBER} - 置き換え後の文字列 : job01 単一指定できる入力域に置換えパラメタの予約語を指定した場合 - 置換えパラメタの指定 : なし - 置き換え前の文字列 : ${SYSTIME} - 置き換え後の文字列 : 複数指定できる入力域に通常の置換えパラメタと予約語を指定した場合 - 置換えパラメタの指定 :DATA=data1 - 置き換え前の文字列 : /home/mcbatch/data/${data}.${sysdate} - 置き換え後の文字列 : /home/mcbatch/data/data 置換えパラメタの指定 :DATA=data1 - 置き換え前の文字列 : d:\mcbatch\data\${data}.${sysdate} - 置き換え後の文字列 : d:\home\mcbatch\data\data マルチジョブコントローラ マルチジョブコントローラの機能は以下のとおりです カスケードモード カスケードモードは 以下の方法でジョブを高速に処理します ジョブステップ間のデータを名前付きパイプの通信 ( メモリ ) にすることにより ジョブステップ間のファイル入出力による処理時間を軽減します 名前付きパイプを使用するのと同時に 複数のジョブステップを同数のプロセスで同時実行します マルチジョブコントローラの概要 以下にマルチジョブコントローラを使用する場合の 処理の流れを示します

53 マルチジョブコントローラを使用する場合 - ジョブステップ 1~3 を同時実行して ジョブ全体の処理時間を短縮します - ジョブステップ間のデータの受渡しを名前付きパイプによる通信にするため マルチジョブコントローラを使用しない場合のジョブ実行に比べて プロセス数 CPU メモリを必要とします 以下にマルチジョブコントローラを使用しない場合の 処理の流れを示します マルチジョブコントローラを使用しない場合 - ジョブステップ 1~3 を順番に実行するため ジョブ全体の処理時間が長くなります

54 マルチジョブコントローラの使用方法 マルチジョブコントローラを使用する場合 バッチジョブ定義のジョブステップ定義でマルチジョブコントローラに関する指定を行います カスケードモード カスケードモードは ジョブステップ間のファイル入出力による処理時間の増大を解決するために ジョブステップ間のデータを一時ファイルによる受け渡しから名前付きパイプの通信にすることで ジョブステップを効率良く同時に実行し高速化する機能です カスケードモードのイメージを以下に示します カスケードモードの使用方法 バッチジョブ定義で カスケード開始節 と カスケード終了節 を指定することにより カスケードモードで動作させるジョブステップの範囲を設定します ジョブの投入については通常のジョブと同様に バッチジョブ定義の登録 バッチアプリケーションの配備などを行い ジョブ投入コマンド または Systemwalker Operation Manager から行います カスケードジョブで使用する名前付きパイプは カスケードジョブステップが動作する直前にカスケード実行マネージャにより一括で作成され ジョブの終了時に一括して削除されます カスケードモードを使用するための名称について以下に説明します

55 カスケードジョブ カスケード開始節とカスケード終了節が指定されたジョブです カスケードジョブステップ カスケード開始節が指定されたジョブステップと カスケード終了節が指定されたジョブステップを含む 両者間のジョブステップです カスケード結合数 カスケード開始節が指定されたジョブステップと カスケード終了節が指定されたジョブステップを含む 両者間のジョブステップの数です カスケード節 カスケード開始節からカスケード終了節までのジョブステップ全体を指します カスケード実行マネージャ カスケードジョブステップが動作するために必要なパイプの作成を事前に行う機能です また ジョブ終了時に パイプを一括して削除します - カスケード実行マネージャは カスケードジョブステップの直前にジョブステップとして実行されます - カスケード実行マネージャのジョブステップ名は以下となります - カスケード実行マネージャを実行するジョブステップは 1 つのジョブ内に指定できるジョブステップ数として扱われません ( 上限値のチェック対象外です ) カスケード節の実行中は カスケード結合数のジョブの多重度 ( プロセス数 ) が必要です 1 つのカスケードジョブステップに指定できるジョブステップの最大数は 当該ジョブの実行環境で動作するジョブの多重度 ( プロセス数 ) になります ジョブの多重度については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の ジョブの実行環境の情報 を参照してください 2.4 ファイル管理機能 ファイル管理機能の構成と概要 ファイル管理機能の構成を以下に示します

56 ファイル管理機能は バッチジョブ定義にしたがってファイル資源を管理します バッチアプリケーションは ファイル管理機能から通知された情報を利用してファイルをアクセスします ファイル管理機能には以下の機能があります ファイルの排他機能ジョブ開始時に バッチジョブ定義に指定されたファイルの排他を獲得し ジョブステップ終了時またはジョブ終了時にジョブが使用したファイルの排他を解除します ファイルの排他機能は ファイル管理独自の仕組みによる排他制御を行うため バッチ実行基盤で実行していないアプリケーションや一般のコマンドとは排他しません ファイルの割当て機能ジョブステップ開始時に 該当のジョブステップが使用するファイルを割り当て ジョブステップ終了時に不要となったファイルの割当てを解除 ( 削除 ) します また ジョブステップ開始時に 資源名と物理的なパスの対応関係を 環境変数に設定します ファイルパスの論理化機能バッチアプリケーションの実行時に そのジョブで使用するファイルの格納先のディレクトリを論理的なディレクトリ名から絶対パス名に置き換えて処理を行います ファイルの NetCOBOL 連携機能 COBOL アプリケーションから NetCOBOL のファイル機能を使用したファイルアクセスができます ファイルの事前容量チェック機能 ジョブステップ開始時に アプリケーションの実行中に必要となるディスク容量を論理的に確保します ファイルの事前容量チェック機能は ファイル管理独自の論理によるチェックを行うため バッチ実行基盤で使用しないファイルは容量チェックの対象になりません ファイルの世代管理機能バッチアプリケーションが実行時に作成するファイル資源のバックアップを保存し ファイルの世代を管理します ファイル管理機能は 業務用データベースの資源に関する管理を行いません バッチジョブ定義のジョブステップ定義の資源に設定していないファイルは ファイル管理機能の対象外であるため 上記で説明したファイル管理機能は動作しません ファイル管理機能では アプリケーション内で行う ファイル操作 (open read write close) については制御を行いません したがって ファイルの追加書き / 上書きなどもバッチアプリケーションのファイル操作に依存します

57 ファイル管理機能は 該当ファイルを Interstage 運用グループの権限でアクセスします そのため ファイル転送などにより外部から持ち込んだファイルをファイル管理機能で利用する場合 Interstage 運用グループにファイルのアクセス権を与える必要があります アクセス権がなかった場合は ファイルの削除などで権限エラーとなります - パスを構成する各ディレクトリ名およびファイル名の終端に. ( ピリオド ) および ( 半角空白 ) を指定しないでください - 予約デバイス名に一致するディレクトリ名およびファイル名を指定しないでください ファイル管理機能がサポートするファイルシステム ファイル管理機能は 以下のファイルシステムタイプをサポートします UFS ZFS ext3 NTFS ファイル管理機能がサポートするファイルの種類 ファイル管理機能は 以下のファイルをサポートします 通常のファイル ( ディレクトリ 特殊ファイル 名前付きパイプ リンク およびシンボリックリンクは指定できません ) ファイル管理機能が割り当てるファイルファイル管理機能が割り当てるファイルには 以下の2つがあります 一時ファイル 非一時ファイル ダミーファイル /nullデバイス ファイル管理機能が容量を事前チェックするファイルファイル管理機能が ファイル容量を事前チェックするファイルには 以下の2つがあります 一時ファイル 非一時ファイル 一時ファイル ジョブ内に閉じて使用する一時的なファイルです ジョブ内で一時的に使用する場合や ジョブステップ間の情報の引継ぎに使用する場合に 一時ファイルを使用できます

58 ジョブ内で一時的に使用するファイル ジョブステップ間の情報の引継ぎに使用するファイル 世代ファイルを一時ファイルとして使用することはできません 非一時ファイル ジョブ間で使用し ジョブが終了しても削除されないファイルです ジョブ間の情報を引継ぐ場合や ジョブ終了後に処理結果を残す場合などに使用します ジョブ間の情報の引継ぎに使用するファイル ジョブのテストやジョブの異常時のための調査用に情報を残す必要がある場合は ジョブステップ間の情報の引継ぎにも非一時ファイルを使用することができます ダミーファイル 実体が存在しない架空のファイルを ダミーファイル と呼びます バッチアプリケーション (COBOL アプリケーション ) からダミーファイルに対してファイルの割当てを行うことができます ダミーファイルは ファイルの排他制御は行われません

59 null デバイス バッチアプリケーション (C 言語アプリケーション コマンド / スクリプト ) から null デバイスに対してファイルの割当てを行うことができます null デバイスは ファイルの排他制御は行われません バッチアプリケーション (C 言語アプリケーション コマンド / スクリプト ) での null デバイスの使い方については 各プラットフォームの null デバイスの仕様に従ってください ファイルの排他機能 ジョブ単位にファイルの排他を獲得します また ジョブステップ終了時またはジョブ終了時に ジョブが使用したファイルの排他を解除します これにより アプリケーションや運用で排他機構を用意する必要がなくなり 同じファイルを更新するジョブが同時に動作することで発生するファイルの破壊を防止します ファイルの排他の種類 ファイルを更新するジョブを実行する場合は そのジョブが終了するまで ほかのジョブがファイルを参照 および更新できないようにする必要があります また 複数のジョブがファイルの参照だけする場合には 同時に参照できるようにする必要があります ファイルの排他機能は 目的に応じてファイルの排他の種類を選択できます 排他の種類 ファイルの排他の種類は 以下のとおりです 排他モードファイルを排他的に使用する場合に選択します 排他モードを選択すると ほかのジョブとファイルを同時に使用できません 共用モードファイルを共用して参照する場合に選択します 共用モードを選択すると 共用モード同士のジョブでファイルを同時に使用できます

60 ファイルの排他の種類は バッチジョブ定義で設定します 設定方法は 資源定義 を参照してください 後続ジョブの動作 先行ジョブで使用されているファイルに対して 後続ジョブの動作を以下から選択します 待ち指定排他が獲得できるまで当該ジョブの実行を待ち合わせます この待ち合わせを排他待ちと呼びます 排他待ち発生後のジョブの実行順番は 先に排他待ちが発生したジョブから実行されます 排他待ち発生時までに獲得したファイルの排他は保持し続けます なお ジョブの実行経過時間制限値を設定することで 排他待ち状態となったジョブをエラーにできます エラー指定ジョブが異常終了します ジョブの排他獲得状況と排他待ち状況は btfwexcinfo コマンドで確認できます btfwexcinfo コマンドについては Interstage Job Workload Server リファレンス を参照してください 待ち指定 およびエラー指定を指定したときのジョブの動作を以下に示します 待ち指定の場合の後続ジョブの動作 待ち指定の場合の後続ジョブの動作は以下のとおりです 先行ジョブ ジョブの指定と動作 排他モード 後続ジョブ 共用モード 排他モード後続ジョブが排他待ち後続ジョブが排他待ち 共用モード後続ジョブが排他待ち共用で使用 先行ジョブが共用モードでファイルを排他している場合

61 先行ジョブが排他モードでファイルを排他している場合 エラー指定の場合の後続ジョブの動作 エラー指定の場合の後続ジョブの動作は 以下のとおりです

62 先行ジョブ ジョブの指定と動作 排他モード 後続ジョブ 共用モード 排他モード後続ジョブがエラー後続ジョブがエラー 共用モード後続ジョブがエラー共用で使用 先行ジョブが共用モードでファイルを排他している場合 先行ジョブが排他モードでファイルを排他している場合

63 ファイルの排他の有効範囲 ファイル管理機能は バッチジョブ定義にもとづいてファイルの排他を保持し続けます 排他の獲得契機と解除契機は 以下のとおりです 排他の獲得契機ジョブの開始時に バッチジョブ定義に設定したすべてのファイルの排他を一括して獲得します 排他の解除契機ファイルを使用する最後のジョブステップの終了時に排他を解除します ただし バッチジョブ定義の [ 資源の後処理 ] に [ 後続ステップへ渡す ] を指定したファイルは ジョブ終了時まで排他を保持し続けます 上記のように ジョブで使用するすべてのファイルの排他をジョブ開始時にあらかじめ獲得することで ジョブ実行中のデッドロックの発生を防止します ジョブ開始時に獲得する排他の有効範囲を以下に示します

64 2.4.2 ファイルの割当て機能 バッチジョブ定義の設定にもとづいて ジョブステップ開始時にファイルの割当てを行い ジョブステップ終了時にファイルの割当てを解除します ファイルの割当て解除方法は ジョブステップが正常終了した場合と異常終了した場合のそれぞれについて設定できます

65 ファイルのパスは 資源名とファイルの物理的なパスの対応関係を資源名の環境変数に設定します バッチアプリケーションが資源を使用する場合は 資源名の環境変数に設定されているファイルパスを使用します ただし NetCOBOL EE V10.0 以降で動作する COBOL アプリケーションの場合 資源名 ( ファイル識別名 ) は環境変数を介さずに COBOL ランタイムシステムから通知されます ファイル管理機能が割り当てるファイルの種類 ファイル管理機能は 一時ファイルと非一時ファイルを割り当てます 一時ファイルは ジョブ開始時にファイル管理機能により ファイル名を決定して作成されます 非一時ファイルは バッチジョブ定義のジョブステップ定義に利用者が設定したファイル名で割り当てられます プロシジャ定義外のジョブステップ定義の一時ファイルのファイル名は 以下の命名規約にしたがって ファイル管理機能が自動的にファイル名を決定します 命名規約 : btfwtemp. ジョブ名. ジョブ番号. ジョブステップ名. 通し番号 プロシジャ定義内のジョブステップ定義の一時ファイルのファイル名は 以下の命名規約にしたがって ファイル管理機能が自動的にファイル名を決定します 命名規約 : btfwtemp. ジョブ名. ジョブ番号. プロシジャ呼出しステップ名. ジョブステップ名. 通し番号 一時ファイルは ジョブ内に閉じて使用するファイルであるため ファイルの排他制御は行いません 一時ファイルは 複数のジョブ間でデータを引き継ぐファイルとして 使用できません 非一時ファイルのファイル名には 一時ファイルのファイル名との重複防止のため btfwtemp で始まるファイル名を使用しないでください

66 一時ファイルと非一時ファイルのパスは 最大 255 バイトです このため 資源定義 では ディレクトリ名の長さとファイル名の長さの合計が 255 バイトになるように設定してください ファイル管理機能がジョブ実行時に ディレクトリ名の長さとファイル名の長さの合計の確認を行います 一時ファイルのファイル名の長さは 最大 215 バイトになります ファイル管理機能で管理できるファイルのパスは 最大 255 バイトであるため ディレクトリ名と一時ファイル名の長さの合計が 255 バイトを超えないように ディレクトリ名を設定してください ファイル管理機能は 業務用データベースへの割当てを行いません ファイルの割当てと解除 ファイルの割当てと解除について説明します ファイルの割当て ファイル管理機能は バッチジョブ定義の設定にもとづいて ジョブステップ開始時にバッチジョブ定義に指定されたディレクトリにファイルを割り当てます ファイルの割当て解除 ファイル管理機能は バッチジョブ定義に指定した [ 資源の後処理 ] にもとづいて ジョブステップの終了時にジョブで使用したファイルの割当てを解除します ファイル管理機能の解除は 不要ファイルの残存による後続ジョブの誤動作を防止するために 以下の処理を行います バッチジョブ定義の 資源の後処理 で 削除 を指定しているファイルの削除 ファイルの割当て方法 ファイルの割当て方法には以下があります 新規にファイルを作成する ( ファイルが存在した場合はエラー ) 新規にファイルを割り当てる場合に使用します ファイルは排他モードで排他します ファイルを割り当てるとき すでにファイルが存在した場合は ジョブステップの起動がエラーとなります ファイルは書込みに使用することができます 新規にファイルを作成する ( ファイルが存在した場合はそのまま使用する ) ファイルの存在が不明の場合に使用します ファイルは排他モードで排他します この割当て方法は ファイル管理機能がファイルの存在を確認し ファイルが存在する場合は既存割当て ファイルが存在しない場合は新規に割り当てます ファイルは書込みに使用することができます 一時ファイルの場合は この割当て方法は使用できません 既存のファイルを更新する既存ファイルを割り当てる場合に使用します ファイルは排他モードで排他します 割当て時にファイルが存在しない場合は ジョブステップの起動がエラーとなります ファイルは書込みに使用することができます 一時ファイルの場合は この割当て方法は使用できません 既存のファイルを参照する ( ファイルを排他的に使用する ) 既存ファイルを割り当てる場合に使用します ファイルは排他モードで排他します 割当て時にファイルが存在しない場合は ジョブステップの起動がエラーとなります ファイルは読込みに使用することができます 一時ファイルの場合は この割当て方法は使用できません 既存のファイルを参照する既存ファイルを割り当てる場合に使用します ファイルは共用モードで排他します 割当て時にファイルが存在しない場合は ジョブステップの起動がエラーとなります

67 ファイルは読込みに使用することができます 一時ファイルの場合は この割当て方法は使用できません また 回収方法に削除は指定できません ファイル割当て方法に新規を指定し かつ 指定したディレクトリが存在しない場合 ディレクトリも作成されます 資源定義のファイル割当て方法に新規を指定した場合 作成されるファイルの権限は 以下のとおりとなります - - バッチワークユニットを起動したユーザの権限 ファイルを作成する上位のディレクトリの権限 詳細は Interstage Job Workload Server セットアップガイド の アプリケーションでのセキュリティ強化 を参照してください 既存のファイルを参照する で定義したファイルに対しては 読込み以外の操作を行わないでください 対象のファイルに対して書込みを行い ファイル容量に変化があった場合は ジョブログおよびシステムログに警告メッセージが出力されます ファイルの割当て解除方法 ファイルの割当て解除方法は ジョブステップが正常終了した場合とジョブステップが異常終了した場合について それぞれ指定できます 割当て解除方法には以下があります ジョブステップ正常終了時 - 削除ジョブステップ終了時にファイルの割当てを解除し ファイルを削除する場合に使用します - 保持ジョブステップ終了時にファイルの割当てを解除しますが ファイルは削除しない場合に使用します 一時ファイルの場合は 本解除方法は指定できません - 後続ステップへ渡すジョブステップ終了時にファイルの割当てを解除せずに 後続ジョブステップにファイルの割当てを引き継ぐ場合に使用します 後続ジョブステップは 以下のいずれかで引き継ぐファイルを指定します - 引き継ぐファイル名を直接指定 - 引継ぎ元のジョブステップ名および資源名を指定 ジョブステップ異常終了時 - 削除ジョブステップ終了時にファイルの割当てを解除し ファイルを削除する場合に使用します - 保持ジョブステップ終了時にファイルの割当ては解除しますが ファイルは削除しない場合に使用します 一時ファイルの場合は 本解除方法は指定できません ファイルの割当て方法および解除方法の指定できるパターンを以下に示します

68 ファイルの種類 非一時ファイル 割当て方法 新規にファイルを作成する ( ファイルが存在した場合はエラー ) 新規にファイルを作成する ( ファイルが存在した場合はそのまま使用する ) ファイルの割当ておよび解除の指定 削除 保持 ジョブステップ終了時の解除の方法 正常終了 後続ステップへ渡す 削除 保持 後続ステップへ渡す 削除 保持 削除 保持 削除 保持 削除 保持 削除 保持 削除 保持 既存のファイルを更新する削除削除 既存のファイルを参照する ( ファイルを排他的に使用する ) 保持 後続ステップへ渡す 削除 保持 後続ステップへ渡す 保持 削除 保持 削除 保持 削除 保持 削除 保持 削除 保持 既存のファイルを参照する保持保持 後続ステップへ渡す 保持 一時ファイル新規削除削除 既存 ( 先行ステップの資源を引き継いだ場合 ) 後続ステップへ渡す 削除 後続ステップへ渡す 削除 削除 削除 異常終了 ジョブステップ正常終了時はファイルを保持し ジョブステップ異常終了時はファイルを削除するような使用ができます ファイルの割当ておよび解除の流れ 以下にファイル管理機能の ファイルの割当ておよび解除の流れを示します

69 ファイルの割当ての有効範囲 ファイル管理機能は バッチジョブ定義にもとづいてファイルを割り当てます ファイルは ジョブステップ開始時にファイルを割り当て ジョブステップ終了時に割当てを解除します 以下に ジョブステップ終了時のファイルの扱いを示します ファイルの種類 非一時ファイル 割当て方法 新規にファイルを作成する ( ファイルが存在した場合はエラー ) 新規にファイルを作成する ( ファイルが存在した場合はそのまま使用する ) 割当ておよび解除の指定 ジョブステップ終了時の解除の方法 正常終了 異常終了 ファイルの割 当て ジョブステップ終了時のファイルの扱い 正常終了時 ファイル ファイルの割当て 異常終了時 削除削除解除削除解除削除 保持解除削除解除保持 保持削除解除保持解除削除 後続ステップへ渡す (*2) 保持解除保持解除保持 削除引継ぎ保持解除削除 保持引継ぎ保持解除保持 削除削除解除削除解除削除 保持解除削除解除保持 保持削除解除保持解除削除 後続ステップへ渡す (*3) 保持解除保持解除保持 削除引継ぎ保持解除削除 保持引継ぎ保持解除保持 ファイル

70 ファイルの種類 一時ファイル 割当て方法 既存のファイルを更新する 既存のファイルを参照する ( ファイルを排他的に使用する ) 既存のファイルを参照する 割当ておよび解除の指定 ジョブステップ終了時の解除の方法 正常終了 異常終了 ファイルの割 当て ジョブステップ終了時のファイルの扱い 正常終了時 ファイル ファイルの割当て 異常終了時 削除削除解除削除解除削除 保持解除削除解除保持 保持削除解除保持解除削除 後続ステップへ渡す (*1) 保持解除保持解除保持 削除引継ぎ保持解除削除 保持引継ぎ保持解除保持 削除削除解除削除解除削除 保持解除削除解除保持 保持削除解除保持解除削除 後続ステップへ渡す (*1) 保持解除保持解除保持 削除引継ぎ保持解除削除 保持引継ぎ保持解除保持 保持保持解除保持解除保持 後続ステップへ渡す (*1) 保持引継ぎ保持解除保持 新規削除削除解除削除解除削除 既存 ( 先行ステップの資源を引き継いだ場合 ) 後続ステップへ渡す (*2) 削除引継ぎ保持解除削除 削除削除解除削除解除削除 後続ステップへ渡す (*2) 削除引継ぎ保持解除削除 ファイル *1: 引き継ぐ後続ジョブステップが存在しない場合は ジョブ終了までファイルの割当てを引き継ぎ ファイルは保持します *2: 引き継ぐ後続ジョブステップが存在しない場合は ジョブ終了までファイルの割当てを引き継ぎ ジョブ終了時にファイルを削除します *3: 引き継ぐ後続ジョブステップが存在しない場合は ファイルを以下のように扱います ファイルを新規に割り当てた場合ジョブ終了までファイルの割当てを引き継ぎ ジョブ終了時にファイルを削除します 既存ファイルを割り当てた場合ジョブ終了までファイルの割当てを引き継ぎし ファイルを保持します ファイルをジョブステップ間で引き継ぐ方法 ファイルをジョブステップ間で引き継ぐ方法は 以下の一時ファイルを使用した方法です バッチジョブ定義の [ 資源の後処理 ] に [ 後続ステップへ渡す ] を指定する方法ファイルを使用する先行のジョブステップの [ 資源の後処理 ] に [ 後続ステップへ渡す ] を指定し 後続のジョブステップに バッチジョブ定義に引き継ぐファイルの資源名またはファイル名を指定します 資源名を指定する場合は バッチジョブ定義の [ 先行ステップの資源名 ] に先行ジョブステップ名および引き継ぐファイルの資源名

71 を指定します 指定した先行ジョブステップまたは資源名が存在しない場合はエラーとなります ファイル名を指定する場合は バッチジョブ定義の [ ファイル名 ] にディレクトリ名 およびファイル名を直接指定します 一時ファイルの場合は使用できません なお 非一時ファイルを使用した方法でも ファイルをジョブステップ間で引き継ぐことができます バッチジョブ定義の [ 資源の後処理 ] に [ 保持 ] を指定する方法ファイルを使用する先行のジョブステップの [ 資源の後処理 ] に [ 保持 ] を指定し 後続のジョブステップにファイル名を直接指定します 以下に ファイルをジョブステップ間で引き継ぐ指定の概要を示します ファイルパスの論理化機能 ファイルパスの論理化機能は ジョブの実行時に そのジョブで使用するファイルの格納先のディレクトリを論理的なディレクトリ名から絶対パス名に置き換えて処理を行います 以下にファイルパスの論理化機能を使用した場合の ファイルの割当ておよび解除の流れを示します

72 ファイルパスの論理化機能には 以下の 3 つの指定方法があります 論理ディレクトリ 論理ディレクトリは ファイルの格納先のディレクトリを仮想化した論理的なディレクトリです バッチジョブ定義の資源定義において ディレクトリの絶対パスの代わりに指定します 論理ディレクトリは 論理ディレクトリ定義の論理ディレクトリ名の定義にしたがって絶対パス名に置き換えられます デフォルト論理ディレクトリ デフォルト論理ディレクトリは ファイルの格納先のディレクトリを省略したときにファイルを格納するデフォルトの論理ディレクトリです デフォルト論理ディレクトリは 論理ディレクトリ定義のデフォルト論理ディレクトリ名の定義にしたがって絶対パス名に置き換えられます バッチジョブ定義の資源定義のディレクトリ名は省略します 論理ディレクトリ選択 論理ディレクトリ選択は ファイルを格納するディレクトリをファイルの命名パターンにしたがって決定する方法です ファイル名のパターンが一致する 論理ディレクトリ定義の論理ディレクトリ選択の指定にしたがって絶対パス名に置き換えられます 論理ディレクトリ選択に一致する指定がない場合や論理ディレクトリ選択の指定がない場合は デフォルト論理ディレクトリの定義が有効になります バッチジョブ定義の資源定義は デフォルト論理ディレクトリを使用する場合と同じ指定方法で指定します 論理ディレクトリおよびデフォルト論理ディレクトリを使用するイメージを以下に示します ( 例での絶対パス名は Solaris および Linux の形式で記載しています )

73 論理ディレクトリ選択を使用するイメージを以下に示します ( 例での絶対パス名は Solaris および Linux の形式で記載しています )

74 論理ディレクトリ定義 ファイルパスの論理化機能を使用する場合 あらかじめ論理的なディレクトリ名と絶対パス名との対応を論理ディレクトリ定義に指定します 論理ディレクトリ定義の詳細は Interstage Job Workload Server セットアップガイド の ファイル管理機能の設定 を参照してください 論理ディレクトリの指定 ファイルパスの論理化機能を使用する場合 バッチジョブ定義の資源定義で論理ディレクトリに関する指定を行います ファイルの NetCOBOL 連携機能 ファイルの NetCOBOL 連携機能について説明します ファイルの NetCOBOL 連携機能には 以下があります ファイルの連結 ダミーファイル ファイルの追加書き その他の NetCOBOL 連携機能 以降 それぞれについて説明します 利用できるバッチアプリケーション ファイルの NetCOBOL 連携機能は バッチアプリケーションの種別が COBOL アプリケーションの場合に利用できます C 言語アプリケーション コマンド / スクリプトの場合は ファイルの NetCOBOL 連携機能は利用できません 連携する NetCOBOL EE のバージョン レベルについて ファイルの NetCOBOL 連携機能は 各プラットフォームの NetCOBOL EE V10.0 で提供されるファイル機能と連携することを前提に説明しています NetCOBOL EE V9.1 以前では サポートされているファイル機能が各プラットフォームとバージョン レベルによって異なるため ジョブの設計時に 使用可能な NetCOBOL のファイル機能について注意してください NetCOBOL EE V9.1 以前と連携する場合 NetCOBOL EE の各プラットフォームとバージョン レベルでサポートされていない機能をバッチアプリケーションが使用すると バッチアプリケーションのファイルアクセス時にエラーになります ファイルの NetCOBOL 連携機能は NetCOBOL EE V10.0 で提供されるファイル機能と連携します NetCOBOL EE でサポートされているファイル機能は 各プラットフォームの NetCOBOL のマニュアルのリリース情報を参照してください ファイルの連結 1 つの資源名に対して 複数の入力ファイルを割当てます アプリケーションは 複数ファイルのデータを 1 ファイルの処理として読み込むことができます

75 ファイルの連結を使ったバッチ業務の例を以下に示します 1 日単位に作成された 1 週間分の業務データを 1 つのファイルへマージする処理を行うことができます 複数の拠点からファイル転送されてくる売上データなどの業務データを 1 つのファイルへマージする処理を行うことができます 世代ファイルを連結して レコード参照することができます 例えば 管理する最大世代数を 1 週間分の世代とし 1 週間分の世代ファイルを連結してマージしたのち 最大世代数を超えるとすべての世代を回収する ( 保存対象外にする ) 運用ができます ファイル連結機能の詳細は NetCOBOL EE のマニュアルを参照してください ファイルの連結の指定方法 ファイルを連結する場合には 1 つの資源名に対して複数のファイルを指定します 連結するファイルの資源定義に同じ資源名を指定してください また 同時に ファイルを連結する順序を 連結番号 で指定します 連結番号は 1~9999 の範囲で指定します ファイルを連結する順序は 連結番号の小さい番号から昇順に行います このため 連結番号は連続している必要はありません ファイルを連結の途中に追加する場合は 挿入する位置の連結番号を修正してください ファイルの途中追加があらかじめ見込まれる場合は 該当する連結番号を空けておくことで他の資源定義の連結番号を修正せずに追加できます

76 ファイル管理機能では アプリケーション内で行う ファイル操作 (open read write close) については制御を行いません COBOL アプリケーション内でのファイル操作に関しては NetCOBOL EE のマニュアルに従ってください バッチジョブ定義作成時には 以下の点に注意が必要です 同一ファイルを 1 つの資源に対して連結することはできません - 使用する資源の種別が [ ファイル ] の資源定義で連結するファイル名が重複する場合はバッチジョブ定義作成時にエラーになります - 使用する資源の種別が [ 先行ジョブステップの資源 ] の資源定義でジョブステップにまたがって連結するファイル名が重複する場合はジョブ実行時にエラーになります ファイルの追加書きと同時に指定できません バッチジョブ定義作成時にエラーになります ファイルの連結とダミーファイル指定の関係 連結を指定したファイルのいずれかに ダミーファイルを指定した場合 連結するファイルすべてがダミーファイルになります ダミーファイルを指定した資源定義の情報は無効となり 元の資源定義の情報はバッチジョブ定義ファイルに保存されません ダミーファイルについては ダミーファイル を参照してください ファイルをジョブステップ間で引き継ぐ場合 ( 後続ジョブステップから先行ジョブステップの資源を参照する ) ファイルをジョブステップ間で引き継ぐ場合 後続のジョブステップでは 先行のジョブステップの資源の連結の指定は引き継がれません 引き継ぐファイルの指定方法によって 後続ジョブステップで参照できるファイルが異なります 後続ジョブステップでの先行のジョブステップのファイルの指定方法と参照できるファイルを 以下に示します バッチジョブ定義の [ 先行ステップの資源名 ] を指定する方法後続のジョブステップから先行ジョブステップの資源名を指定して参照する場合に 先行ジョブステップの資源が連結されている場合は 後続ジョブステップでは連結の先頭に定義されたファイルを参照します 先行ジョブステップの資源が連結ファイルでかつダミーファイルの場合は 後続ジョブステップで参照できる連結の先頭のファイルがダミーファイルで定義されている場合のみ 後続のジョブステップでは ダミーファイルの指定が引き継がれます バッチジョブ定義の [ ファイル名 ] を指定する方法後続のジョブステップから直接ファイル名を指定して参照する場合は ファイル連結の有無に関わらず指定したファイルのみを参照します ジョブステップ間でファイルの連結を引き継ぐ場合は 後続のジョブステップにおいて 資源定義で連結するファイルを再定義してください ダミーファイル 実体が存在しない架空のファイルを ダミーファイル と呼びます ダミーファイルに対してファイルの割当てを行うことができます

77 アプリケーションからダミーファイルへのファイルアクセスに対しては 実際のファイル操作を行いません また ダミーファイルは ファイルの排他制御を行いません ダミーファイルを使ったバッチ業務の例を以下に示します トラブル発生時にデバッグ情報ファイルを出力することができます 通常の運用時はログファイルをダミーファイル指定にしてデバッグログ出力を抑止しておき トラブル発生時にダミーファイルでない資源定義に置き換えることで デバッグ情報を採取することができます ジョブの再実行時に 不要な出力ファイルの作成を抑止することができます テスト時に入力ファイルとして使用することができます アプリケーション開発時のテスト工程において 実際の入力ファイルが用意できない場合に 入力ファイルの代わりにダミーファイルを使用することができます ダミーファイルは NetCOBOL EE V9.0 では使用できません 指定した場合 バッチアプリケーションの実行時にファイルのオープンエラーになります COBOL アプリケーションからダミーファイルを使用する場合 ダミーファイルの機能範囲は NetCOBOL の仕様に従います 既存の資源定義にダミーファイルの指定を行った場合 既存の入力情報は上書きされ 元の資源定義の情報はバッチジョブ定義ファイルに保存されません 既存の定義を変更する場合は 事前に定義ファイルを退避することを推奨します ダミーファイルを指定した場合 ファイルの NetCOBOL 連携機能のうち同時に指定できない機能があります 詳細は 各機能での注意を参照してください バッチジョブ定義エディタでダミーファイルを指定した場合 資源名とファイル連結の指定以外はグレーアウトされ指定できません

78 ダミーファイル機能の詳細は NetCOBOL EE のマニュアルを参照してください 後続ジョブステップから先行ジョブステップの資源を参照する場合 後続のジョブステップから先行ジョブステップの資源を参照する場合に 先行参照先のファイルがダミーファイルの場合は 後続ジョブステップで使用する先行参照ファイルもダミーファイルとして扱います ファイルの追加書き 既存のファイルにデータを追加することができます ファイルが存在すれば 既存ファイルにデータを追加します ファイルが存在しなければ 新規にファイルを作成します ファイルの追加書きを使ったバッチ業務の例を以下に示します ジョブ間およびジョブステップ間で同一ファイルへデータ追加を行うことができます

79 ファイル管理機能では アプリケーション内で行う ファイル操作 (open read write close) については制御を行いません 使用できるファイルの範囲および COBOL アプリケーション内でのファイル操作は NetCOBOL EE のマニュアルに従ってください ファイルの連結と同時に指定できません バッチジョブ定義作成時にエラーになります ダミーファイルと同時に指定できません バッチジョブ定義作成時にダミーファイルを指定すると 資源名とファイル連結の指定以外はグレーアウトされ指定できません ファイル追加書き機能の詳細は NetCOBOL EE のマニュアルを参照してください 後続ジョブステップから先行ジョブステップの資源を参照する場合 後続のジョブステップから先行ジョブステップの資源を参照する場合に 先行ジョブステップの資源の追加書きの指定は 後続ジョブステップでは引き継ぎません ファイルの追加書きをしたい場合は ジョブステップの資源定義単位に指定してください その他の NetCOBOL 連携機能 その他の NetCOBOL 連携機能として 以下について説明します ファイルの高速処理 DISPLAY 文 ACCEPT 文によるファイル入出力拡張機能機能 大容量ファイル ファイルの高速処理 COBOL アプリケーションでレコード順ファイルおよび行順ファイルを使用する場合 アクセス性能を高速化する指定ができます ファイルの高速処理を使ったバッチ業務の例を以下に示します 複数のジョブで既存ファイルを共用して参照する場合 処理を高速化できます

80 COBOL アプリケーションからファイル高速処理 大容量ファイルを指定したファイルを使用する場合 機能範囲は NetCOBOL の仕様に従います ダミーファイルと同時に指定できません バッチジョブ定義作成時にダミーファイルを指定すると 資源名とファイル連結の指定以外はグレーアウトされ指定できません ファイルの高速処理機能の詳細および注意事項は NetCOBOL EE のマニュアルを参照してください 後続ジョブステップから先行ジョブステップの資源を参照する場合 後続のジョブステップから先行ジョブステップの資源を参照する場合に 先行ジョブステップの資源で指定したファイルの高速処理の指定は 後続ジョブステップでは引き継ぎません ファイルの高速処理を指定したい場合は ジョブステップの資源定義単位に指定してください DISPLAY 文 ACCEPT 文によるファイル入出力拡張機能 NetCOBOL の小入出力機能を使用する場合に DISPLAY 文によるファイル出力の拡張機能および ACCEPT 文によるファイル入力の拡張機能を指定することができます NetCOBOL の小入出力機能を使用する場合 およびバッチ実行基盤でサポートする DISPLAY 文によるファイル出力の拡張機能および ACCEPT 文によるファイル入力の拡張機能の使用方法については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の NetCOBOL の小入出力機能でファイルを使用する場合 を参照してください DISPLAY 文によるファイル出力の拡張機能には以下があります ファイルの追加書き DISPLAY 文でファイル出力を行う場合に プロセス間で DISPLAY 文によるファイル追加書きを行うことができます ダミーファイル DISPLAY 文でファイル出力を行う場合に ダミーファイル機能を使用する指定をすることができます ファイルの最大サイズ制限解除 COBOL アプリケーションが DISPLAY 文でファイル出力を行う場合に ファイルの最大サイズである 1G バイトの制限を解除する指定をすることができます ACCEPT 文によるファイル入力の拡張機能には以下があります ダミーファイル ACCEPT 文でファイル入力を行う場合に ダミーファイル機能を使用する指定ができます 大容量ファイル COBOL アプリケーションが大容量ファイルを使用する指定ができます 大容量ファイルの指定 COBOL アプリケーションが大容量ファイルを使用する指定ができます

81 大容量ファイルを使用する場合は 資源定義にあわせてバッチアプリケーション定義の環境変数定義に以下の環境変数を指定します 環境変数名 BTFW_CBL_LFS_ 資源名 なし 設定値 環境変数名中の 資源名 は 資源定義に指定した資源名を指定します BTFW_CBL_LFS_ 資源名 と BTFW_CBL_NOLIMIT_ 資源名 を同時に指定した場合は BTFW_CBL_LFS_ 資源名 の指定が有効になります BTFW_CBL_NOLIMIT_ 資源名 の指定は無視します BTFW_CBL_LFS_ 資源名 の指定は Solaris でのみ有効になります Solaris 以外のプラットフォームで本環境変数が指定された場合は 無視して動作します ダミーファイルを指定した場合 本環境変数の指定は無視します ファイルの事前容量チェック機能 ファイルの事前容量チェック機能を使用すると アプリケーションの処理中にファイルの容量不足が発生することを防止することができます ジョブステップの開始時に バッチアプリケーションが使用するファイルに必要な容量を確保します ジョブステップの開始時にバッチアプリケーションで必要な容量が確保できない場合は ジョブステップの開始処理を異常終了させます バッチアプリケーションが使用したファイルの容量を監視し 警告メッセージを出力します ファイルの事前容量チェック機能のイメージを以下に示します

82 ファイルの事前容量チェック機能の説明 ファイルの事前容量チェック機能について説明します ファイルシステムの論理容量 ファイルの事前容量チェック機能で管理するファイルシステムの論理的な容量は バッチ実行サービスの開始時に OS の管理するファイルシステムの空き容量で初期化します この初期値をもとに ジョブが使用するファイルの容量をファイル管理上で論理的に管理します また ファイルシステムの論理容量は btfwrefreshdiskinf コマンドの実行でも初期化されます その他のコマンドの実行でも初期化される場合があります 空き容量を更新するタイミング を参照してください ファイルの事前容量チェック ファイルの事前容量チェックは 各ジョブステップの開始ごとに行います ジョブステップの開始で そのジョブステップの資源定義に指定されたファイル容量を確保します ジョブで使用するすべての出力ファイルの資源定義を 先頭のジョブステップで定義して後続ジョブステップが引き継いで使用する構成にすると 先頭ジョブステップの開始で 後続ジョブステップで使用するファイルの容量も確保することができます 複数のジョブステップで構成されるジョブの場合 途中のジョブステップで容量不足が発生する可能性を回避することができます ファイルの使用容量が確保される範囲 ジョブステップの資源定義の [ 使用容量 ] に指定されたファイルの使用量は そのジョブステップ開始時に確保され ファイルが削除されるか ファイルの排他が解放されるまで確保されます ファイルが保持された場合ファイルの排他が解放される段階で 確保していた論理的なファイルの容量をそのファイルの実際のファイル容量に補正して 論理的な空き容量を管理します ファイルが削除された場合ファイルが削除される段階で 確保していた論理的なファイルの容量を 0 に補正して 論理的な空き容量を管理します 後続ジョブステップでファイルを引継いで使用する場合 ジョブ内の後続ジョブステップでファイルを引継いで使用する場合は 後続ジョブステップまたはジョブの終了時にファイルの排他が解放されるまで確保されます なお 確保するファイルの容量は 先行のジョブステップと後続のジョブステップの資源定義で指定した [ 使用容量 ] のうち大きい方が有効になります ( 下図 filec) 後続のジョブステップで指定した [ 使用容量 ] の方が多い場合は 後続のジョブステップ開始で 再度容量が確保されます ( 下図 fileb)

83 空き容量を更新するタイミング ファイルの事前容量チェック機能で管理するファイルシステムの論理的な容量は 以下の図での動作 (1)~(6) のタイミングで更新されます ファイルの事前容量チェック機能が管理できる範囲は バッチ実行基盤で動作するジョブ およびファイル管理機能の動作 (5) (6) のコマンドで ファイルを操作する場合に限られます 動作 (7) および動作 (8) のように バッチ実行基盤以外のジョブおよびシェル OS コマンドによりバッチ実行基盤以外から直接ファイルを操作する場合は ファイルシステムの論理容量に反映されません このため 事前容量チェックを行うファイルシステムでは バッチ実行基盤以外によるファイル操作を行わないでください バッチ実行基盤以外によるファイル操作を行った場合 btfwrefreshdiskinf コマンドを実行して ファイルシステムの論理容量を 実際の OS のファイルシステムの容量に初期化してください

84 - 75 -

85 ファイルの事前容量チェック機能の使用方法 ファイルの事前容量チェック機能の使用方法について概要を説明します ファイルの事前容量チェックを行うディレクトリの設計 ファイル資源専用のファイルシステムを設計する際に ファイルの事前容量チェックを行うディレクトリを用意してください ファイルの事前容量チェックを行うファイルシステムには ジョブの実行と関係のないファイルを配置せず ジョブの実行に必要なファイルのみを配置してください ファイルの事前容量チェック機能は バッチ実行基盤のジョブが使用したファイルの容量の確保と補正を通してファイルシステムの論理容量を管理します バッチ実行基盤のジョブ以外の手段で作成したファイルや削除したファイルは ファイルの事前容量チェック機能で管理されません このため ファイルの事前容量チェックを行うファイルシステムにおいて バッチ実行サービスの運用中にバッチ実行基盤のジョブ以外の手段によるファイル操作を行った場合 論理的な容量が正しく管理できなくなり ジョブの動作時にファイル容量不足が発生する可能性があります ファイルの事前容量チェック機能で使用するディレクトリについては Interstage Job Workload Server セットアップガイド の ファイルシステムの設計 を参照してください ファイルの事前容量チェック機能の設定 ファイルの事前容量チェック機能を使用する場合は バッチサーバ環境の設定時に ファイルシステム設定ファイルを設定してください ファイルシステム設定ファイルには ファイルの事前容量チェックを行うファイルシステムを マウントポイントのディレクトリ名で指定します ファイルの事前容量チェック機能は デフォルトで有効になります このため ファイルシステム設定ファイルを設定しない場合は サポートするファイルシステムすべてをファイルの事前容量チェック機能の対象とします ファイルの事前容量チェック機能の設定については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の ファイル管理機能の設定 を参照してください ジョブで使用するファイルの容量の指定 ( バッチジョブ定義 ) バッチアプリケーションが使用するファイルの容量は 資源定義の [ 使用容量 ] で指定します ファイルの使用容量には 運用中に書込みを行うファイルに対して ファイルの論理的なサイズを設定します ファイルの論理的なサイズの見積り方法は 資源の使用量 を参照してください バッチアプリケーションが使用後に不要になったファイルは バッチジョブ定義の資源定義で削除するように設計してください ファイルの事前容量チェックを行うファイルシステムでは すべてのジョブで ファイルを新しく作成する場合または既存ファイルを更新する場合に資源定義にファイルの使用容量を指定してください

86 ファイルの事前容量チェックを行うファイルシステムにおいて ファイルの使用容量を指定しないジョブが使用したファイルの容量は 論理的な容量に反映されません 同時に実行される他のジョブの動作時にファイル容量不足が発生するなどの影響がでる場合があります 資源定義の設定手順については Interstage Job Workload Server バッチ開発ガイド の 資源定義設定ダイアログ を参照してください ファイルの事前容量チェック機能を使用しない場合 ファイルの事前容量チェック機能を使用しない場合には 以下の 2 つがあります ジョブで ファイルの事前容量チェック機能を利用しない場合ジョブで ファイルの事前容量チェック機能を利用しない場合は ファイルシステム設定ファイルに設定されていないファイルシステムを使用してください 資源定義に ファイルシステム設定ファイルに設定されていないファイルシステムのファイルを指定します ファイルの事前容量チェック機能全体を無効にして運用する場合ファイルの事前容量チェック機能全体を無効にして運用する場合は バッチ実行サービス用チューニングファイルに指定します ファイルの事前容量チェック機能を無効にする場合については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の ファイルの事前容量チェック機能の設定 を参照してください ファイルの世代管理機能 バッチジョブが実行時に作成するファイル資源のバックアップを保存し ファイルの世代を管理します 世代の管理を行うファイルを 世代ファイル と呼びます

87 世代ファイル名 世代管理を行うファイルの総称を 世代ファイル名 と呼びます 世代ファイル名は 実際のファイル名ではなく ファイルの世代管理機能を使用する場合に使用する仮想的なファイル名です 世代ファイル名の長さは 255-( インストールディレクトリ名の長さ +60) 以下になるように設定してください 世代ファイル名と実際のファイル名の関係 ファイルの世代管理機能は バッチジョブが新規に作成するファイルに対して世代ファイル内で一意の番号 ( 絶対世代番号 と呼びます ) を割り振って各世代のファイルを管理します 実際のファイル名は 世代ファイル名の末尾にピリオドで G + 絶対世代番号が付加されます 世代ファイル名 filea の最新世代の絶対世代番号が 2 の場合 実際のファイル名は以下の名前になります filea.g0002 最新世代 filea.g 世代前 filea.g 世代前 メッセージの可変情報やジョブログへ出力する資源情報には 実際のファイル名をそのまま出力します ファイルの世代管理機能の使用方法 ファイルの世代管理機能の使用方法について概要を説明します

88 世代ファイルの設計 世代ファイルを使用した運用を考慮して 世代ファイル情報の設計を行います 世代ファイルの設計については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の 世代ファイルの設計 を参照してください 世代ファイルの登録 世代ファイルを使用するには バッチ実行基盤のセットアップで 世代ファイルの属性情報 ( 世代ファイル情報 と呼びます ) を登録する必要があります 世代ファイル情報の登録については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の 世代ファイル情報の登録 を参照してください 世代ファイルの使用 ジョブで使用するには バッチジョブ定義の資源定義に 世代ファイル名と アクセスしたい世代 ( 世代番号 と呼びます ) を指定します バッチアプリケーションは 資源名を指定して 任意の世代のファイルへアクセスすることができます ファイルの世代管理機能で世代を管理できるファイルは非一時ファイルだけです 一時ファイルの世代を管理することはできません 世代番号 バッチジョブ定義の資源定義で世代ファイルを指定する場合に 世代番号は以下のどちらかを指定します それぞれの詳細を説明します 相対世代番号 最新の世代を基点に 相対的な順序を指定する世代番号です 相対世代番号は ジョブステップ単位にカウントします このため ジョブステップの開始時点で最新の世代が 0 になります 最新世代の相対世代番号は 0 で表します +0 や -0 と指定することはできません 古い世代の相対世代番号は負の整数 (-1-2 ) で表します 新しく登録する世代の相対世代番号は正の整数 (+1 +2 ) で表します 相対世代番号の指定可能な範囲は -99~+99 です バッチ実行基盤ではジョブステップ単位に相対世代番号を指定するため ジョブが異常終了した場合に ジョブステップ単位のリカバリが可能です 異常終了したジョブを再度実行する場合 正常終了したジョブステップは迂回して途中のジョブステップから開始することができます 絶対世代番号 ファイルの世代管理機能が世代ファイル内で一意に割振る番号で 世代ファイルの実際のファイル名に付与されます 過去に作成した世代ファイルを明示的に指定する場合に使用します 絶対世代番号で指定することによって 確実に使用対象のファイルを指定することが可能です

89 絶対世代番号は 0~9999 の値です 絶対世代番号は 世代がファイルの世代管理機能に登録された順番に 1 ずつ加算されます ジョブで新規に作成する世代ファイルを絶対世代番号で指定することはできません 相対世代番号および絶対世代番号の指定と実際のファイル名は 以下の対応関係になります 世代ファイル名が filea で 最新世代の実際のファイル名が filea.g0002 の場合 世代 作成済みの世代 新しい世代 相対世代番号 絶対世代番号 説明 実際のファイル名 世代前の作成済みファイル filea.g 世代前の作成済みファイル filea.g 最新世代の作成済みファイル filea.g 指定不可新しく作成する 1 世代目のファイル filea.g 指定不可 同じジョブステップで作成する2 世代目のファイ ル filea.g0004 絶対世代番号は 9999 を超えた場合には 0 に戻ります この場合 同一の絶対世代番号を持つ世代ファイルおよび世代情報が存在した場合は その世代ファイルおよび世代情報を消去してから作成します 世代ファイルの作成 世代ファイルを作成する方法には以下があります 新規に世代を作成する ジョブステップで新規に世代を作成する場合は 以下を資源定義に指定します 相対世代番号に +1 を指定します 資源定義の [ 資源の作成 使用方法 ] には [ 新規ファイルを作成する ] を指定してください 過去に作成した世代のファイルを作成し直す過去に作成した世代のファイルを作成し直す場合は 以下のどちらかを資源定義に指定します 相対世代番号に負の整数 (-1-2 ) を指定します 過去に作成した世代の絶対世代番号を指定します 相対世代番号は ジョブステップの開始時点で最新の世代が 0 になります 資源定義の [ 資源の作成 使用方法 ] には [ ファイルが存在した場合はそのまま使用する ] を指定してください

90 既存の世代ファイルの更新は 資源定義の [ ファイルがすでに存在する場合はそのまま使用する ] または [ 既存ファイルを更新する ] と [ 世代番号 ] の [ 相対世代番号 ] または [ 絶対世代番号 ] を指定して行ってください 2 世代以上の世代を作成する 1 つのジョブステップ内で 1 つの世代ファイルに対して新規に複数の世代 (N 世代 ) を作成する場合は 世代を作成する順に以下を指定します 各資源定義の相対世代番号に正の整数 ( N) を指定します 相対世代番号は ジョブステップの開始時点で最新の世代が 0 になります 資源定義の [ 資源の作成 使用方法 ] には [ 新規ファイルを作成する ] を指定してください 正の相対世代番号の指定 (+1 +2 ) は ジョブステップ内で +1 から開始して 連続した番号を指定する必要があります 番号が連続しない場合は バッチジョブ定義登録時またはジョブ実行時にエラーになります ジョブステップで新規に世代を作成する場合 以下の条件でジョブ開始時にエラーになります 1 つのジョブステップで作成する世代数 相対世代番号の指定位置 資源定義の [ 正常終了時の後処理 ] の指定 ジョブの実行 1 +1 [ 削除 ] 正常 途中世代の抜けは発生しないため エラーにはなりません N(2 以上 ) +(N-1) [ 削除 ] 異常 途中世代の抜けが発生し 世代番号 が連続しないため ジョブ開始時にエ ラーになります 説明 +N [ 削除 ] 正常 一番大きい相対世代番号の世代を削除する場合には 途中世代の抜けは発生しないためエラーにはなりません 世代ファイルの確定 ファイルの世代管理機能は 新規に世代を作成するジョブステップの終了時に世代を登録し ジョブステップ単位で世代ファイルの世代番号を確定します 世代番号 ( 新規の世代ファイル ) は 以下の条件で確定します 新規に世代を作成するジョブステップで 各世代のファイルが正常に割当てられていること かつ ジョブステップの終了時に 当該ジョブステップで新規作成された世代ファイルが保存されること 世代番号が確定した世代ファイルに対して追加で書き込みなどの更新を行っても 世代番号はカウントされません

91 世代番号の確定と ジョブまたはジョブステップの実行結果は対応していません たとえば ジョブステップで世代ファイルを新規に作成して削除した場合は ジョブステップが正常終了しても 世代番号はカウントされません 世代ファイルを新規に作成するジョブステップが異常終了した場合は 世代番号はカウントされません この場合 作成された世代ファイルは 資源定義の [ 資源の後処理 ] の [ ジョブステップが異常終了した場合 ] の指定に従って処理されます ジョブステップで使用する世代ファイルの後処理は 資源定義の [ 資源の後処理 ] の指定に従って処理します ファイルの世代管理機能上の世代の管理情報は ジョブステップで世代ファイルを削除した場合でも削除されません 世代ファイルの参照 世代ファイルを参照する方法には以下があります 最新の世代を参照する 最新世代のファイルを作成する場合は 以下のどちらかを資源定義で指定します 相対世代番号で 0 を指定します 最新の世代を絶対世代番号で指定します 過去に作成した世代のファイルを参照する過去に作成した世代のファイルを作成し直す場合は 以下のどちらかを資源定義で指定します 相対世代番号で負の整数 (-1-2 ) を指定します 過去に作成した世代を絶対世代番号で指定します 資源定義の [ 世代番号 ] に 管理対象外の世代を指定した場合や 相対世代番号の値を 最大世代数を超えて指定した場合は ジョブ実行時にジョブステップ開始の時点でエラーになります 資源定義の [ 資源の作成 使用方法 ] には [ 既存のファイルを参照する ] を指定してください 世代ファイルとその他のファイル管理機能について 世代ファイルとその他のファイル管理機能との関係を説明します 世代ファイルのファイルの排他 世代ファイルを使用する場合 各世代の実際のファイル単位ではなく 世代ファイル単位 ( ディレクトリ名 + 世代ファイル名 ) に対してファイルの排他制御を行います 排他の獲得と解除は 非世代ファイルと同じ契機です 排他の解除はジョブが使用する世代ファイルのバッチジョブ定義の [ 資源の後処理 ] の指定に基づいて行います 世代ファイル名と同一名の非世代ファイルは指定できません 世代ファイル名と同一名の非世代ファイルを指定した場合 ジョブ実行時にエラーになります 世代ファイルのファイルの割当て 通常のファイルと同様に 資源定義の指定に基づいて各世代のファイル単位に行います

92 世代ファイルの事前容量チェック 通常のファイルと同様に 資源定義の指定に基づいて各世代のファイル単位に事前容量チェックを行います ファイルパスの論理化機能 コマンドで論理ディレクトリ名を使用して世代ファイルを指定する場合 コマンド実行時に有効となっている論理ディレクトリ定義に基づいて世代ファイルのディレクトリを置き換えます btfwaddgenfileinf コマンドで論理ディレクトリ名を使用して世代ファイルを登録した場合 世代ファイルのディレクトリは コマンド実行時に有効となっている論理ディレクトリ定義に基づいて決定します btfwaddgenfileinf コマンドで論理ディレクトリ名を使用して世代ファイルを登録した後に論理ディレクトリ定義を更新して 世代ファイル登録時に使用した論理ディレクトリ名に関する情報を変更した場合は ジョブ実行時にファイルが存在しないエラーになる場合があります 2.5 バッチアプリケーション ジョブを構成する バッチアプリケーションについて説明します バッチアプリケーションの開発手順 バッチアプリケーション (COBOL アプリケーションまたは C 言語アプリケーション ) の開発手順と生産物の関係を説明します バッチアプリケーションとして動作するコマンド / スクリプトについては バッチ実行基盤の規定する開発手順はありません バッチアプリケーションの開発手順と生産物の関係 バッチアプリケーションの開発における生産物について 開発時と配備時のイメージを以下に示します 説明は以下の形式で記載しています アプリケーションの開発言語にあわせて読み替えてください バッチアプリケーションは COBOL アプリケーションの場合の例です COBOL アプリケーションの場合の例のため COBOL 登録集 と記載しています バッチアプリケーションが C 言語の場合は IDL ファイル です COBOL アプリケーションの場合の例のため COBOL 実行基盤インタフェース と記載しています バッチアプリケーションが C 言語の場合は C 言語実行基盤インタフェース です

93 バッチアプリケーションの開発手順 バッチアプリケーションの開発は 以下の手順で行います 1. ジョブの設計をもとに 以下を作成します - バッチアプリケーションのソースプログラム業務処理を行うプログラムです - COBOL 登録集バッチアプリケーションの入力パラメタを記述したファイル および各種プログラムを制御するファイルです - アプリケーション情報入力ファイルバッチアプリケーション名 ライブラリ名 入口点名 ( 関数名 ) などをバッチワークユニットに通知するための情報を設定するファイルです 2. 1 に記載したものを作成後 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツール で以下を生成します - COBOL 実行基盤インタフェースバッチアプリケーションとバッチ実行基盤を関連付ける COBOL プログラムです - アプリケーションインタフェース定義ファイルバッチアプリケーション名 パラメタ名 型などのインタフェース情報をバッチワークユニットに通知するための情報ファイルです - アプリケーション呼出し定義ファイルバッチアプリケーション名 ライブラリ名 入口点名などをバッチワークユニットに通知するための情報ファイルです

94 3. 以下をコンパイル / リンクし バッチワークユニットに配備するライブラリを作成します - バッチアプリケーションのソースプログラム - COBOL 実行基盤インタフェース - COBOL 登録集 4. 以下をバッチワークユニットに配備します - 3で作成したライブラリ - アプリケーションインタフェース定義ファイル - アプリケーション呼出し定義ファイル 以下については 第 6 章バッチアプリケーションのテスト環境への配備 で詳細を説明します COBOL 登録集 IDLファイル アプリケーション情報入力ファイル COBOL 実行基盤インタフェース生成ツール COBOL 実行基盤インタフェース C 言語実行基盤インタフェース生成ツール C 言語実行基盤インタフェース アプリケーションインタフェース定義ファイル アプリケーション呼出し定義ファイル ライブラリの配備 COBOL アプリケーション COBOL アプリケーションについて説明します COBOL アプリケーションの形態 COBOL アプリケーションの形態について説明します アプリケーションの形態 バッチアプリケーションの形態は COBOL アプリケーションの副プログラムです バッチアプリケーションは COBOL アプリケーションの副プログラムとして設計します

95 PROGRAM-ID に設定できるプログラム名の先頭は半角英文字です PROGRAM-ID に設定できるプログラム名の最大長は 140 バイトです パラメタは すべて入力パラメタであり かつデータ型を限定しています STOP RUN 文を使用してバッチアプリケーションを終了しないでください バッチアプリケーションの動作を保証しません COBOL アプリケーションの終了は 必ず EXIT 文 または EXIT PROGRAM 文を使用してください ENTRY 文を使用した二次入口点は バッチアプリケーションの呼び出し用の入口点として使用できません アプリケーションからのライブラリ呼出し バッチアプリケーションから COBOL や他言語で作成したライブラリを呼び出すことができます バッチアプリケーションから呼び出すライブラリの設計は COBOL プログラムの開発と同じです COBOL アプリケーションのインタフェース バッチジョブ定義で設定した入力パラメタを バッチアプリケーション (COBOL アプリケーション ) に渡すことができます また バッチアプリケーションからの復帰コードは ジョブステップの終了コードになります これにより バッチアプリケーションからの復帰コードで 後続ジョブステップを実行するかを制御できます バッチジョブ定義とバッチアプリケーションの入力パラメタ および復帰コードの関係を以下に示します

96 バッチアプリケーションには 以下のインタフェースがあります 入力パラメタ - 入力パラメタの構成 - COBOL 登録集の設定項目 - 入力パラメタのデータ変換規則 - 入力パラメタの未設定データの判定 復帰コード 環境変数 ファイル資源の割当て COBOL 登録集の詳細は NetCOBOL のマニュアルを参照してください 入力パラメタ 入力パラメタについて説明します 入力パラメタの構成 バッチジョブ定義のジョブステップ定義のバッチアプリケーション定義にあるパラメタに設定した値が バッチアプリケーションの入力パラメタとして渡されます 入力パラメタのデータ型は COBOL 登録集に設定します COBOL 登録集は 1 バッチアプリケーションにつき 1 つ作成します なお 入力パラメタがない場合は 入力パラメタを設定する COBOL 登録集の作成は不要です バッチジョブ定義に設定したパラメタの値が バッチアプリケーションのパラメタに渡されるイメージは以下のとおりです バッチアプリケーションのパラメタが存在する場合 バッチアプリケーションのパラメタが存在する場合 バッチアプリケーションのすべてのパラメタを 1 つの COBOL 登録集に記述します バッチアプリケーションには パラメタを記述した COBOL 登録集のファイル名を記述します バッチアプリケーション

97 COBOL 登録集 ( PARM.CBL ) バッチアプリケーションのパラメタが存在しない場合 バッチアプリケーションのパラメタが存在しない場合は LINKAGE SECTION を記述しません バッチアプリケーション COBOL 登録集の設定項目 COBOL アプリケーションに入力パラメタを渡す場合は COBOL 登録集が必要になります 入力パラメタが必要ない場合は COBOL 登録集は必要ありません 入力パラメタが複数個ある場合は 1 つの COBOL 登録集にまとめます バッチアプリケーションの COBOL 登録集は 01 または 77 のレベル番号を持つ基本項目をパラメタとして記述できます * 01-LEVEL BASIC ITEM 01 PARM01 PIC X(10). * 77-LEVEL BASIC ITEM 77 PARM77 PIC X(9). 基本項目に設定できるデータ項目は以下のとおりです COBOLデータ型 PIC S9(n): 符号付き整数の数字項目 PIC 9(n): 符号なし整数の数字項目 PIC X(n): 英数字項目バッチアプリケーションの入力パラメタに設定した基本項目に指定できる句は バッチ実行基盤では以下とおりに取り扱います 句名記述可否意味備考 BLANK WHEN ZERO 句 CHARACTER TYPE 句 データ項目の値がゼロのとき 値を空白に置き換えます 印字するときの文字の形式を指定します EXTERNAL 句 レコードに外部属性を与え ます GLOBAL 句 データ名が大域名である ことを指定します JUSTIFIED 句 受取り側データ項目の右 端に合わせて転記するこ とを指定します 指定した場合 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツール実行時にエラーになります 指定した場合 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツール実行時にエラーになります 指定した場合 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツール実行時にエラーになります 指定できますが 指定した場合 無効になります 指定した場合 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツール実行時にエラーになります

98 句名記述可否意味備考 OCCURS 句 繰り返し項目を定義しま す PICTURE 句 基本項目の形式を指定し ます PRINTING POSITION 句 印字するときの横方向の印字位置を指定します REDEFINES 句 同じ記憶領域に異なる データ項目を定義します RENAME 句 いくつかの基本項目をまと めたものに名前を付けま す SIGN 句 符号部の形式を指定しま す SYNCHRONIZED 句 計算機の記憶装置の固有の境界にしたがって 基本項目を配置することを指定します USAGE 句 データ項目の用途を指定 します VALUE 句 データ項目の初期値を指 定します バッチアプリケーション実行時にパラメタの値が正しく設定されません - 指定した場合 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツール実行時にエラーになります 指定した場合 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツール実行時にエラーになります 指定した場合 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツール実行時にエラーになります 外部 10 進項目だけ有効になります 指定した場合 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツール実行時にエラーになります - 指定できますが 指定した場合 無効になります [ 記述可否の記号 ] : 指定できることを示します : 指定できますが 指定しても 無効 または指定どおりに設定されないことを示します : 指定した場合 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツール実行時にエラーになることを示します バッチアプリケーションのパラメタは最大 32 個です パラメタ名は 英数字 - ( ハイフン ) および _ ( アンダースコア ) を使用してください パラメタ名に日本語は使用できません バッチ実行基盤では パラメタ名の英小文字 英大文字は区別しません バッチ実行基盤では - ( ハイフン ) と _ ( アンダースコア ) は同一の文字として取り扱います 英数字項目 (PIC X(n)) の最大長は 1,024 文字です 数字項目の最大長は 19 文字です パラメタ名に FILLER および無記名項目を使用できません COBOL 登録集に手続きを含むことはできません 部 節 段落の見出しを含むことはできません 翻訳エラーとなる記述を含むことはできません COBOL のマニュアルに記載している予約語のほかに バッチ実行基盤の予約語として以下がありますので 使用しないでください - INVALID-MARKER - APFW_ で始まるすべての文字列

99 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールについては COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールの実行 を参照してください 入力パラメタのデータ変換規則 バッチ実行基盤では COBOL アプリケーションを呼び出すときに バッチジョブ定義に設定した値を COBOL アプリケーションのデータ型に対応するように変換します このデータ交換時の規則は 以下のとおりです 数字項目 バッチ実行基盤では COBOL アプリケーションのデータ項目の桁数に合わせて 桁落としや 0 詰めが行われます 以下に例を示します 定義 バッチジョブ定義に設定した値 PIC S9(8) 値 COBOL アプリケーション 符号の整形については COBOL アプリケーションのデータ型が符号をもつか SIGN 句が指定されているかによって決定します COBOL アプリケーションのデータ型が符号付きである場合は 必要に応じて以下のように符号を補います 定義 バッチジョブ定義に設定した値 PIC S9(8) 値 COBOL アプリケーション COBOL アプリケーションのデータ型が符号なしである場合は 以下のように符号を削除します 定義 PIC 9(8) バッチジョブ定義に設定した値 値 英数字項目 COBOL アプリケーション バッチ実行基盤では COBOL アプリケーションのデータ項目の大きさに合わせて 末尾に半角空白文字を挿入したり 文字列を削除したりします 定義 バッチジョブ定義に設定した値 PIC X(10) COBOL アプリケーション 値 ABC 12 ABC 12 ( 表中の は半角空白文字を示します ) AB

100 入力パラメタの未設定データの判定 バッチ実行基盤では バッチアプリケーション定義にバッチアプリケーションへ渡すパラメタの値を設定せずに バッチアプリケーションを呼び出すことがあります この未設定のパラメタに対して 値が設定されていないことを判定できます 入力パラメタの長さが 2 バイト未満の場合 本機能は使用できません 入力パラメタの未設定データの判定を行うには バッチワークユニットの環境変数に APFW_PARAM_COMPLEMENT_MODE=ON を設定する必要があります バッチワークユニットの環境変数の設定方法については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の バッチワークユニットの設定変更 および Environment Variable: 環境変数 を参照してください これらの未設定データの判定のために COBOL 登録集 INVALID_MARKER.cbl を提供しています 必要に応じて COBOL 開発環境に取り込んでください COBOL 登録集 INVALID_MARKER.cbl は Interstage Job Workload Server 開発環境パッケージ の以下に示すディレクトリに格納されています Interstage Job Workload Server のインストールディレクトリ \BAS\copy\ COBOL 登録集 INVALID_MARKER.cbl は 以下に示すようにデフォルトの値として 7FFF が定義されています ほかの値に変更する場合は INVALID_MARKER.cbl の定義を変更してください 変更できるのは値のみです 長さは変更しないでください 01 INVALID-MARKER PIC X(2) VALUE X"7FFF". 01 INVALID-MARKER2 REDEFINES INVALID-MARKER PIC N(1). 未設定データの判定処理は未設定であることを識別するための値をあらかじめ定義し バッチアプリケーション内でこの値とパラメタの値を比較します このため 判定に使用する値は実行時にパラメタの値として使用されない値でなければなりません バッチアプリケーション実行時にパラメタとして使用されない値を決定できない場合は 未設定データ判定処理を使用できません 未設定データの判定を行う場合 バッチアプリケーションは 次のように COPY 文で COBOL 登録集 INVALID_MARKER.cbl を取り込んでください WORKING-STORAGE SECTION. COPY INVALID_MARKER. 入力パラメタが未設定かどうかをバッチアプリケーションが判定するためには この登録集で設定したデータ名 INVALID-MARKER を使用して 次のように判定します 英数字項目の場合 IF FUNCTION LENG(IN-PARAM) > FUNCTION LENG(INVALID-MARKER) AND IN-PARAM(1:FUNCTION LENGTH(INVALID-MARKER)) NOT = INVALID-MARKER THEN 入力パラメタ設定時の処理 ELSE 入力パラメタ未設定時の処理 END-IF. 復帰コード バッチアプリケーションの復帰コードを決定します また バッチ実行基盤で使用できるユーザアプリケーションの復帰コードは ジョブのジョブステップ終了コードとジョブ終了コードにもなります

101 復帰コードのデータ型 バッチ実行基盤で使用できるユーザアプリケーションの復帰コードのデータ型は 以下のとおりです ユーザアプリケーションでデータ型を定義する必要はありません COBOL データ型 PIC S9(9) COMP-5 [PROGRAM-STATUS] 復帰コードの範囲と値バッチ実行基盤で実行するユーザアプリケーションの復帰コードの範囲は 以下のとおりです 復帰コードの範囲 ~ バッチ実行基盤と Systemwalker Operation Manager を連携する場合 バッチアプリケーションの復帰コードを 0~200 の範囲にしてください バッチアプリケーションの復帰コードがこの範囲以外の場合には Systemwalker Operation Manager の仕様にしたがいます PROGRAM-STATUS に復帰コードを設定せずに終了した場合 バッチアプリケーションの復帰コードは 0 になります バッチアプリケーションでエラーが発生した場合 PROGRAM-STATUS に NetCOBOL のエラーコードが設定されることがあります 詳細は NetCOBOL のマニュアルを参照してください 環境変数 バッチアプリケーションで使用する環境変数です バッチアプリケーションが使用できる環境変数には以下があります バッチアプリケーション定義の環境変数 ジョブ定義の環境変数定義 バッチワークユニットの環境変数 バッチアプリケーション定義の環境変数については バッチアプリケーションに渡す環境変数 を参照してください バッチアプリケーション実行時に使用できる環境変数の詳細 およびバッチワークユニットの環境変数については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の 環境変数の設定指針 を参照してください バッチアプリケーション定義の環境変数 およびジョブ定義の環境変数を使用したバッチアプリケーション間の 環境変数によるデータの引継ぎはできません

102 ファイル資源の割当て ファイル管理機能が バッチジョブ定義に設定した資源名とファイルの物理的なパスの対応関係を環境変数に設定しバッチアプリケーションに通知します これにより バッチアプリケーションに直接 物理的なパスを記述しないでファイルをアクセスできます 以下にファイルのアクセス方法について示します ( 例でのパス名などは Solaris および Linux の形式で記載しています ) バッチジョブ定義で資源名 COB1 を設定します 資源名 COB1 は /data/2006/ に割り当てられているファイル file1 です バッチアプリケーションでは 資源名 COB1 を指定してファイルをアクセスしますが 環境変数に COB1 に該当する物理ファイル名とファイルの割当て場所が取り込まれるため /data/2006/ に割り当てられているファイル file1 をアクセスできます NetCOBOL EE V10.0 以降で動作する COBOL アプリケーションの場合 ファイル管理機能が資源名とファイルのパスを環境変数を介さずに COBOL ランタイムシステムに設定します 以下に NetCOBOL EE V10.0 以降で動作する COBOL アプリケーションの場合のファイルのアクセス方法について示します ( 例でのパス名などは Solaris および Linux の形式で記載しています ) ファイル管理機能から COBOL ランタイムシステムに COB1 に該当する物理ファイル名とファイルの割当て場所を設定します これによりバッチアプリケーションでは 資源名 COB1 を指定して /data/2006/ に割り当てられているファイル file1 をアクセスできます ファイルの物理的なパスを変更する場合は ファイルパスの論理化機能 を利用することでバッチジョブ定義およびバッチアプリケーションの汎用性が高くなります COBOL アプリケーションの注意事項 NetCOBOL の注意事項のほかに バッチ実行基盤で実行する COBOL アプリケーションを開発する場合は 以下の注意事項を踏まえたうえで設計を行います

103 NetCOBOL の注意事項については NetCOBOL のマニュアルを参照してください プロセスの操作について バッチアプリケーション内で 子プロセスの生成 監視などのプロセスに関する操作を行わないでください プロセスの操作を行った場合 ジョブの動作は保証しません スレッドの操作について バッチアプリケーション内で スレッドの生成 監視などのスレッドに関する操作を行わないでください スレッドに関する操作を行った場合 ジョブの動作は保証しません SIGTERM などのシグナルハンドラについて バッチアプリケーションからシグナルに関する処理を行わないでください シグナルに関する操作を行った場合 ジョブの動作は保証しません 標準出力 / 標準エラー出力への出力について バッチアプリケーションから DISPLAY 文などを使用して標準出力 (stdout)/ 標準エラー出力 (stderr) に大量データを出力しないでください 標準出力 / 標準エラー出力へ出力できるデータの量は 以下に示す上限があるため 上限を超えて出力した分のデータは 切り捨てられます 標準出力 / 標準エラー出力に出力できるデータ量の上限 標準出力 / 標準エラー出力あわせて 1 ジョブあたり 2 メガバイト ただし 標準出力 / 標準エラー出力には バッチ実行基盤からジョブの実行に関するデータを出力するため 実際にバッチアプリケーションから標準出力 / 標準エラー出力に出力できるデータ量は 上記の上限以下となります また バッチアプリケーション間で 標準出力 / 標準エラー出力を利用したデータの引継ぎはできません 上限を超えて出力した分のデータは切り捨てられます すべてのデータ出力は保障されないため バッチアプリケーションから 標準出力 / 標準エラー出力に業務データ等の重要なデータを出力しないでください 業務用データベースのトランザクション制御について バッチ実行基盤では バッチアプリケーションが使用する業務用データベースのトランザクション制御を行いません バッチアプリケーション内でトランザクション制御を行ってください IPC 資源について バッチ実行基盤では バッチアプリケーションでの IPC 資源の利用を管理しないため プロセスダウン等が発生した場合 IPC 資源が回収されません 入力要求を求めるアプリケーションの実行 バッチアプリケーション内で 標準出力 / 標準エラー出力にプロンプトを出力して入力要求を求めるような処理はできません

104 FROM 指定に機能名 CONSOLE に対応付けた呼び名を指定した ACCEPT 文 で Systemwalker Centric Manager のコンソールからデータを入力する COBOL アプリケーションを実行することはできません 文字コードについて バッチ受付サービス バッチ実行サービス バッチワークユニット バッチアプリケーション 引継ぎファイルなどで扱うデータの文字コードは すべて同じ文字コードに統一してください 文字コードの設計については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の 文字コードの設計 を参照してください C 言語アプリケーション C 言語アプリケーションについて説明します C 言語アプリケーションの形態 C 言語アプリケーションの形態について説明します アプリケーションの形態 バッチアプリケーションの形態は C 言語アプリケーションの副プログラムです バッチアプリケーションは C 言語アプリケーションの副プログラムとして設計します パラメタは すべて入力パラメタであり かつデータ型を限定しています アプリケーションからのライブラリ呼出し バッチアプリケーションから C 言語や他言語で作成したライブラリを呼び出すことができます バッチアプリケーションから呼び出すライブラリの設計は C 言語プログラムの開発と同じです

105 C 言語アプリケーションのインタフェース バッチジョブ定義で設定した入力パラメタを バッチアプリケーション (C 言語アプリケーション ) に渡すことができます また バッチアプリケーションからの復帰コードは ジョブステップの終了コードになります これにより バッチアプリケーションからの復帰コードで 後続ジョブステップを実行するかを制御できます バッチジョブ定義とバッチアプリケーションの入力パラメタ および復帰コードの関係を以下に示します バッチアプリケーションには 以下のインタフェースがあります 入力パラメタ - 入力パラメタの構成 - IDL ファイルの設定項目 復帰コード 環境変数 ファイル資源の割当て 詳細を以下で説明します 入力パラメタ 入力パラメタについて説明します 入力パラメタの構成 バッチジョブ定義のジョブステップ定義のバッチアプリケーション定義にあるパラメタに設定した値が バッチアプリケーションの入力パラメタとして渡されます 入力パラメタのデータ型は IDL ファイルに設定します IDL ファイルは 1 バッチアプリケーションにつき 1 つ作成します バッチジョブ定義に設定したパラメタの値が バッチアプリケーションのパラメタに渡されるイメージは以下のとおりです

106 バッチアプリケーションのパラメタが存在する場合バッチアプリケーションのパラメタが存在する場合 バッチアプリケーションのすべてのパラメタを 1 つの IDL ファイルに記述します バッチアプリケーション IDL ファイル

107 バッチアプリケーションのパラメタが存在しない場合バッチアプリケーションのパラメタが存在しない場合は パラメタのない IDL ファイルを作成します バッチアプリケーション IDL ファイル IDL ファイルの設定項目 C 言語アプリケーションに入力パラメタを渡す場合は IDL ファイルが必要になります 入力パラメタが必要ない場合でも IDL ファイルは必要です 入力パラメタが複数個ある場合は 1 つの IDL ファイルにまとめます IDL ファイルの設定例を以下に示します module module1{ interface func1{ long pgm1( in short parm1, /* IN パラメタ ( 数値型 2 バイト ) */ in long parm2, /* IN パラメタ ( 数値型 4 バイト ) */ in long long parm3, /* IN パラメタ ( 数値型 8 バイト ) */ in string parm4 /* IN パラメタ ( 英数字項目 ) */ ); }; }; C 言語アプリケーションのデータ型 バッチアプリケーション定義のパラメタのデータ型および IDL ファイルのデータ型の対応関係は以下のとおりです C 言語のデータ型パラメタのデータ型 IDL ファイルのデータ型 short short : 数値型 (2 バイト ) 項目 short int int : 数値型 (4 バイト ) 項目 long long long long long : 数値型 (8 バイト ) 項目 long long char* char : 英数字項目 string バッチアプリケーションのパラメタは最大 32 個です 使用できるパラメタは IN パラメタのみです

108 復帰コード バッチアプリケーションの復帰コードを決定します また バッチ実行基盤で使用できるユーザアプリケーションの復帰コードは ジョブのジョブステップ終了コードとジョブ終了コードにもなります 復帰コードのデータ型 バッチ実行基盤で使用できるユーザアプリケーションの復帰コードのデータ型は 以下のとおりです int C 言語データ型 復帰コードの範囲と値バッチ実行基盤で実行するユーザアプリケーションの復帰コードの範囲は 以下のとおりです 復帰コードの範囲 ~ バッチ実行基盤と Systemwalker Operation Manager を連携する場合 バッチアプリケーションの復帰コードを 0~200 の範囲にしてください バッチアプリケーションの復帰コードがこの範囲以外の場合には Systemwalker Operation Manager の仕様にしたがいます 復帰コードを設定せずに終了した場合 バッチアプリケーションの復帰コードは 0 になります 環境変数 バッチアプリケーションで使用する環境変数です バッチアプリケーションが使用できる環境変数には以下があります バッチアプリケーション定義の環境変数 ジョブ定義の環境変数定義 バッチワークユニットの環境変数 バッチアプリケーション定義の環境変数については バッチアプリケーションに渡す環境変数 を参照してください バッチアプリケーション実行時に使用できる環境変数の詳細 およびバッチワークユニットの環境変数については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の 環境変数の設定指針 を参照してください バッチアプリケーション定義の環境変数 およびジョブ定義の環境変数を使用したバッチアプリケーション間の 環境変数によるデータの引継ぎはできません ファイル資源の割当て ファイル管理機能が バッチジョブ定義に設定した資源名とファイルの物理的なパスの対応関係を環境変数に設定しバッチアプリケーションに通知します これにより バッチアプリケーションに直接 物理的なパスを記述しないでファイルをアクセスできます

109 以下にファイルのアクセス方法について示します ( 例でのパス名などは Solaris および Linux の形式で記載しています ) バッチジョブ定義で資源名 DAT1 を設定します 資源名 DAT1 は /data/2006/ に割り当てられているファイル file1 です バッチアプリケーションでは 環境変数名 DAT1 に対して getenv を実行して 取り出した文字列を指定してファイルをアクセスします 取り出した文字列に 該当する物理ファイル名とファイルの割当て場所が取り込まれているため /data/2006/ に割り当てられているファイル file1 をアクセスできます ファイルの物理的なパスを変更する場合は ファイルパスの論理化機能 を利用することでバッチジョブ定義およびバッチアプリケーションの汎用性が高くなります C 言語アプリケーションの注意事項 プロセスの操作について バッチアプリケーション内で 子プロセスの生成 監視などのプロセスに関する操作を行わないでください プロセスの操作を行った場合 ジョブの動作は保証しません スレッドの操作について バッチアプリケーション内で スレッドの生成 監視などのスレッドに関する操作を行わないでください スレッドに関する操作を行った場合 ジョブの動作は保証しません atexit 関数の使用について バッチアプリケーションで atexit 関数を使用しないでください 使用方法を誤るとワークユニットの停止処理がハングアップする可能性があります iconv 関数の使用について バッチアプリケーションで iconv 関数を使用して独自に文字コード変換を行うことはできません SIGTERM などのシグナルハンドラについて バッチアプリケーションからシグナルに関する処理を行わないでください シグナルに関する操作を行った場合 ジョブの動作は保証しません 標準出力 / 標準エラー出力への出力について バッチアプリケーションから printf 関数などを使用して標準出力 (stdout)/ 標準エラー出力 (stderr) に大量データを出力しないでください 標準出力 / 標準エラー出力へ出力できるデータの量は 以下に示す上限があるため 上限を超えて出力した分のデータは 切り捨てられます 標準出力 / 標準エラー出力に出力できるデータ量の上限

110 標準出力 / 標準エラー出力あわせて 1 ジョブあたり 2 メガバイト ただし 標準出力 / 標準エラー出力には バッチ実行基盤からジョブの実行に関するデータを出力するため 実際にバッチアプリケーションから標準出力 / 標準エラー出力に出力できるデータ量は 上記の上限以下となります また バッチアプリケーション間で 標準出力 / 標準エラー出力を利用したデータの引継ぎはできません 上限を超えて出力した分のデータは切り捨てられます すべてのデータ出力は保障されないため バッチアプリケーションから 標準出力 / 標準エラー出力に業務データ等の重要なデータを出力しないでください バッチアプリケーションからメッセージなどを標準出力 / 標準エラー出力に出力する場合 データがバッファリングされるため 処理と同時に出力されません 処理と同時に出力したい場合は バッチアプリケーション内で fflush 関数を使用して処理と同期をとってください 業務用データベースのトランザクション制御について バッチ実行基盤では バッチアプリケーションが使用する業務用データベースのトランザクション制御を行いません バッチアプリケーション内でトランザクション制御を行ってください IPC 資源について バッチ実行基盤では バッチアプリケーションでの IPC 資源の利用を管理しないため プロセスダウン等が発生した場合 IPC 資源が回収されません 入力要求を求めるアプリケーションの実行 バッチアプリケーション内で 標準出力 / 標準エラー出力にプロンプトを出力して入力要求を求めるような処理はできません コード体系について バッチ受付サービス バッチ実行サービス バッチワークユニット バッチアプリケーション 引継ぎファイルなどで扱うデータのコード体系は すべて同じコード体系に統一してください 文字コードの設計については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の 文字コードの設計 を参照してください 英数字項目の入力パラメタについて C 言語アプリケーションの英数字項目の入力パラメタの扱いは以下のとおりです 使用しないパラメタの場合 NULL ポインタを値として持つ変数のアドレスが渡されます 使用するパラメタの場合文字列領域のアドレスを値として持つ変数のアドレスが渡されます 文字列領域は C 言語実行基盤インタフェースで自動的に獲得 および解放されますが 必要に応じてアプリケーションで解放することもできます コンパイル リンクについて オペレーティングテステムが RHEL5(Intel64) の場合 バッチアプリケーションは 64 ビットアプリケーションとしてコンパイルしてください また バッチアプリケーションでライブラリを使用する場合は 64 ビットアプリケーションとしてコンパイルしたライブラリを使用してください

111 2.5.4 コマンド / スクリプト コマンド / スクリプトについて説明します Interstage Job Workload Server での コマンド および スクリプト とは 以下を示します コマンド 実行モジュール アプリケーション ( 拡張子 exe ) スクリプト シェルスクリプト バッチファイル ( 拡張子 bat ) コマンド / スクリプトの形態 コマンド / スクリプトの形態について説明します バッチアプリケーションとして動作するコマンド / スクリプトの作成については バッチ実行基盤の規定する形態はありません コマンド / スクリプトのインタフェース バッチジョブ定義で設定した入力パラメタを バッチアプリケーション ( コマンド / スクリプト ) に渡すことができます また バッチアプリケーションからの復帰コード ( ジョブステップの終了コード ) で 後続ジョブステップを実行するかを制御できます バッチジョブ定義とバッチアプリケーションの入力パラメタ および復帰コードの関係を以下に示します ( 例でのパス名などは Solaris および Linux の形式で記載しています )

112 バッチアプリケーションには 以下のインタフェースがあります 入力パラメタ 復帰コード 環境変数 ファイル資源の割当て 入力パラメタ バッチアプリケーションのパラメタの値の設定は バッチジョブ定義のジョブステップ定義のアプリケーション定義で行います コマンド / スクリプトに渡すことができるパラメタは 文字列だけです バッチアプリケーションのパラメタ数は最大 32 個です パラメタの最大長は 1,024 です 復帰コード バッチアプリケーションの復帰コードを決定します 復帰コードの範囲は バッチ実行基盤が動作する OS に準拠します また バッチ実行基盤で使用できるユーザアプリケーションの復帰コードは ジョブのジョブステップ終了コードとジョブ終了コードにもなります バッチ実行基盤と Systemwalker Operation Manager を連携する場合 バッチアプリケーションの復帰コードを 0 ~ 200 の範囲にしてください バッチアプリケーションの復帰コードがこの範囲以外の場合には Systemwalker Operation Manager の仕様にしたがいます

113 復帰コードとして は使用できません 使用した場合 バッチアプリケーションが異常終了したと見なします 環境変数 バッチアプリケーションで使用する環境変数です ジョブで使用できる環境変数には以下があります バッチアプリケーションに渡す環境変数 ジョブ定義の環境変数定義 バッチワークユニットの環境変数 ジョブステップの環境変数 およびジョブの環境変数はバッチジョブ定義で設定して バッチアプリケーションに渡すことができます ジョブステップの環境変数 およびジョブの環境変数を使用したバッチアプリケーション間のデータの引継ぎはできません バッチワークユニットの環境変数については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の 環境変数の設定指針 を参照してください ファイル資源の割当て ファイル管理機能が バッチジョブ定義に設定した資源名とファイルの物理的なパスの対応関係を環境変数に設定しバッチアプリケーションに通知します これにより バッチアプリケーションに直接 物理的なパスを記述しないでファイルをアクセスできます 以下にファイルのアクセス方法の例について示します ( 例でのパス名などは Solaris および Linux の形式で記載しています ) バッチジョブ定義で資源名 FIL1 を設定します 資源名 FIL1 は /data/2006/ に割り当てられているファイル file1 です バッチアプリケーションでは 環境変数である資源名 FIL1 に設定されたファイルのパスを取得して /data/2006/ に割り当てられているファイル file1 にアクセスします ファイルの物理的なパスを変更する場合は バッチジョブ定義のファイル名を変更することでアクセス対象のファイルを変更することができるため バッチアプリケーションの汎用性が高くなります

114 コマンド / スクリプトの注意事項 バッチ実行基盤環境で実行する バッチアプリケーション ( コマンド / スクリプト ) を開発する場合は 以下の注意事項を踏まえたうえで設計します 標準入力からのデータの読込みについて バッチアプリケーション内で 標準入力 (stdin) から業務データや制御データは読み込めません 標準出力 / 標準エラー出力への出力について バッチアプリケーションから標準出力 (stdout)/ 標準エラー出力 (stderr) に大量データを出力しないでください 標準出力 / 標準エラー出力へ出力できるデータの量は 以下に示す上限があるため 上限を超えて出力した分のデータは 切り捨てられます 標準出力 / 標準エラー出力に出力できるデータ量の上限 標準出力 / 標準エラー出力合わせて 1 ジョブあたり 2 メガバイト ただし 標準出力 / 標準エラー出力には バッチ実行基盤からジョブの実行に関するデータを出力するため 実際にバッチアプリケーションから標準出力 / 標準エラー出力へ出力できるデータ量は 上記の上限以下となります また バッチアプリケーション間で 標準出力 / 標準エラー出力を利用したデータの引継ぎはできません バッチアプリケーションから 標準出力 / 標準エラー出力に業務データ等の重要なデータを出力しないでください 業務用データベースのトランザクション制御について バッチ実行基盤では バッチアプリケーションが使用する業務用データベースのトランザクション制御を行いません バッチアプリケーション内でトランザクション制御を行ってください IPC 資源について バッチ実行基盤では バッチアプリケーションでの IPC 資源の利用を管理しないため プロセスダウン等が発生した場合 IPC 資源が回収されません 入力要求を求めるアプリケーションの実行 バッチアプリケーション内で 標準出力 / 標準エラー出力にプロンプトを出力して入力要求を求めるような処理はできません コンソールがないため応答することができず ジョブは中断します 文字コードについて バッチ受付サービス バッチ実行サービス バッチワークユニット コマンド / スクリプト 引継ぎファイルなどで扱うデータの文字コードは すべて同じ文字コードに統一してください 文字コードの設計については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の 文字コードの設計 を参照してください バッチ実行基盤が管理するプロセスの範囲について バッチ実行基盤では バッチジョブ定義のステップ定義に設定したバッチアプリケーションを実行し 当該バッチアプリケーションだけを監視しています このため 以下の注意事項があります バッチアプリケーションから コマンドを実行する場合 実行したコマンドの終了を確認したあとに バッチアプリケーションが終了するように設計してください 実行されたコマンドの終了を待たずにバッチアプリケーションが終了すると 実行されたコマンドがゾンビプロセスとして システム内に残ることがあります

115 2.6 バッチアプリケーションのライブラリ バッチアプリケーションのライブラリについて説明します バッチアプリケーションのライブラリ構成の分類 バッチアプリケーションとして実行できるアプリケーションのライブラリ構成を 以下に示します 図は以下の形式で記載しています アプリケーションの開発言語および動作 OS にあわせて読み替えてください バッチアプリケーションのプログラムの詳細な記述は COBOL アプリケーションの場合の例です COBOL アプリケーションの場合の例のため COBOL 実行基盤インタフェース と記載しています バッチアプリケーションが C 言語の場合は C 言語実行基盤インタフェース です ライブラリの拡張子を so (Solaris および Linux の形式 ) で記載しています Windows(R) の場合は 拡張子は dll です COBOL 実行基盤インタフェースおよび C 言語実行基盤インタフェースについては 第 6 章バッチアプリケーションのテスト環境への配備 で詳細を説明します 1 バッチアプリケーション /1 ライブラリのパターン 1 つバッチアプリケーションと対応する COBOL 実行基盤インタフェース およびバッチアプリケーションから呼び出されるプログラムを 1 つのライブラリにするパターンです パターン 1 (1 個のバッチアプリケーションだけで共用ライブラリを形成 ) パターン 2 (1 個のバッチアプリケーションとサブプログラムで共用ライブラリを形成 ) パターン 3 (1 個のバッチアプリケーションで共用ライブラリが形成され かつサブプログラムは別の共用ライブラリで形成 )

116 n バッチアプリケーション /1 ライブラリのパターン 複数のバッチアプリケーションと対応する COBOL 実行基盤インタフェース およびバッチアプリケーションから呼び出されるプログラムを 1 つのライブラリにするパターンです パターン 1 ( 複数個のバッチアプリケーションで共用ライブラリを形成 ) パターン 2 ( 複数個のバッチアプリケーションとサブプログラムで共用ライブラリを形成 ) パターン 3 ( 複数個のバッチアプリケーションで共用ライブラリが形成され かつサブプログラムは別の共用ライブラリで形成 ) ソースファイル内に書くバッチアプリケーションのプログラムの数は 1 個から複数個です COBOL 実行基盤インタフェースとバッチアプリケーションを別のライブラリにする以下のような形態は サポートしていません

117 1 バッチアプリケーションの場合 n バッチアプリケーションの場合 バッチワークユニット内共用ライブラリ バッチワークユニット内の複数のバッチアプリケーションから呼び出す共用のプログラムを別のライブラリ ( 以降 バッチワークユニット内共用ライブラリ と呼びます ) にできます バッチワークユニット内共用ライブラリのプログラムには COBOL 実行基盤インタフェースは不要です

118 バッチワークユニット内共用ライブラリ内のプログラムの数は 1 個から複数個です バッチアプリケーションのロード方法 バッチアプリケーションのロード方法は 以下のとおりです プレロードバッチワークユニット起動時に アプリケーションのライブラリがロードされ バッチワークユニットが起動している間 アプリケーションはメモリに常駐します ダイナミックロードジョブステップ実行時に アプリケーションのライブラリがメモリにロードされ ジョブステップ終了時にアンロードされます アプリケーションのロード方法は バッチアプリケーションが構成するライブラリごとに選択してください また 選択するときは バッチアプリケーションの利用頻度や特性 共用ライブラリ内のサブプログラムの使用状況などに合わせてください プレロード ダイナミックロードの選択は バッチアプリケーションをバッチワークユニットに配備する時に使用する アプリケーション配備定義ファイルで行います

119 プレロードに多数のライブラリを配置すると バッチワークユニットのメモリ使用量が増大します プレロードに配置するライブラリの数 およびライブラリのファイルサイズの総量を 実行環境に合った適切な値にしてください アプリケーション配備定義ファイルでの指定方法については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の アプリケーション配備定義ファイルの作成 を参照してください ライブラリの構成とロード方法の関係 アプリケーションのライブラリは ライブラリの構成によって プレロード / ダイナミックロードの属性に特性があります バッチアプリケーションのライブラリ構成による プレロード / ダイナミックロードの長所 / 短所 バッチアプリケーションのライブラリの構成によって プレロード / ダイナミックロードの以下の長所 / 短所があります バッチアプリケーションのライブラリ構成を設計するうえで 考慮してください n バッチアプリケーション /1 ライブラリの構成 長所 短所 プレロード ダイナミックロード 類似するバッチアプリケーションを 1 ライブラリ構成にすることで ライブラリ単位の管理ができます バッチアプリケーションで共用プログラムを静的結合すると バッチワークユニットのメモリ使用量を削減できます ライブラリ内のすべてのバッチアプリケーションの使用頻度が高い場合 バッチアプリケーションの起動時間が短くなります 以下の作業を行った場合 配備するときに対処が不要なバッチアプリケーションまで置き換えます - 既存のライブラリにバッチアプリケーションのプログラムを追加する - ライブラリ内のバッチアプリケーションのプログラムを修正する - ライブラリ内のバッチアプリケーションのプログラムを削除する - ライブラリ内で使用頻度の少ないバッチアプリケーションが存在する場合 バッチワークユニットのメモリの使用量が不必要に増大します ジョブステップで不要なバッチアプリケーションがメモリにロードされるため バッチアプリケーションの起動時間が長くなります 1 バッチアプリケーション /1 ライブラリの構成 長所 短所 ジョブステップで不要なバッチアプリケーションがメモリにロードされるため バッチワークユニットのメモリ使用量が一時的に増大します バッチアプリケーションの追加 / 修正後のライブラリの配備のときに 配備済みのバッチアプリケーションに影響することなく配備できます 各バッチアプリケーションで共用するプログラムを静的結合すると バッチワークユニットのメモリ使用量が増大します

120 動的プログラム構造 / 動的リンク構造 バッチ実行基盤では プレロード / ダイナミックロードのライブラリが存在するディレクトリを環境変数 "LD_LIBRARY_PATH"(Windows(R) の場合は "PATH") に設定します このため アプリケーションは プレロードのライブラリ およびダイナミックロードのライブラリに存在するバッチワークユニット内共用ライブラリを 動的プログラム構造 または動的リンク構造で呼び出すことができます 同名のライブラリが ダイナミックロードとプレロードに存在する場合 アプリケーションからダイナミックロードのライブラリを呼び出せません 動的プログラム構造 および動的リンク構造については アプリケーションの開発言語のマニュアルを参照してください バッチアプリケーションの配備の単位 バッチワークユニットへの配備は バッチアプリケーション単位ではなく ライブラリ単位で行います ジョブの投入は ジョブキューに対して行います このため ジョブキューに関連付けられたバッチワークユニットに ジョブから呼び出されるバッチアプリケーション ( ライブラリ ) を配備します したがって 以下のような場合は 複数のバッチワークユニットに同一のライブラリを配備します 複数のジョブキューに同一のジョブを投入する場合 同一のアプリケーションを呼び出すジョブが複数存在し これらのジョブを投入するジョブキューが複数存在する場合 以下に バッチワークユニットが複数存在する場合の例を示します

121 バッチアプリケーションの配備構成 バッチワークユニットに配備するアプリケーションは cobol_3 や cobol_4 のように 同じアプリケーションであっても 異なるジョブの実行環境で実行する場合は それぞれのジョブの実行環境のバッチワークユニットに配備する必要があります スクリプトやコマンドは バッチワークユニットにパスを登録して ジョブの実行環境が異なるジョブから実行される場合でも shell_1 のように共通の場所に配置します ジョブキュー イニシエータ およびバッチワークユニットの設定方法は Interstage Job Workload Server セットアップガイド の バッチサーバ環境の作成 を参照してください 2.7 バッチジョブ定義とバッチアプリケーションの関係 バッチジョブ定義に設定したバッチアプリケーション名から バッチワークユニット上に配備したバッチアプリケーションにたどりつく情報の関係を説明します バッチジョブ定義と COBOL アプリケーションの関係

122 バッチジョブ定義と COBOL アプリケーションの関係図 バッチジョブ定義に設定した バッチアプリケーション名 を アプリケーション情報入力ファイル に指定します これをもとに COBOL 実行基盤インタフェース生成ツール で生成した アプリケーション呼出し定義ファイル が 実行するバッチアプリケーションのライブラリ名とプログラム名を決定します 詳細は 6.1 COBOL アプリケーションの配備 を参照してください バッチジョブ定義と C 言語アプリケーションの関係

123 バッチジョブ定義と C 言語アプリケーションの関係図 バッチジョブ定義に設定した バッチアプリケーション名 を アプリケーション情報入力ファイル に指定します これをもとに C 言語実行基盤インタフェース生成ツール で生成した アプリケーション呼出し定義ファイル が 実行するバッチアプリケーションのライブラリ名と関数名を決定します 詳細は 6.2 C 言語アプリケーションの配備 を参照してください バッチジョブ定義とコマンド / スクリプトの関係

124 バッチジョブ定義とコマンド / スクリプトの関係図 バッチジョブ定義に設定したコマンド / スクリプト ( 実行ファイル ) は バッチワークユニットに登録されているパス情報を使用して実行できます 2.8 バッチジョブ定義 / バッチアプリケーションの修正の作業手順 バッチジョブ定義またはバッチアプリケーションの修正を行う場合の作業手順について説明します 修正手順 バッチジョブ定義 バッチアプリケーションの修正は 以下の順番で行います 1. ジョブの外部仕様の見直し 2. ジョブの構成設計の見直し 3. バッチアプリケーションの設計の見直し 4. バッチジョブ定義の設計の見直し 5. バッチアプリケーションの修正 6. バッチジョブ定義の修正 7. バッチアプリケーションのテスト環境への配備 - COBOL アプリケーションの場合 a. アプリケーション情報入力ファイルの修正 b. COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールの実行 c. アプリケーションのライブラリの作成 d. アプリケーションの配備 - C 言語アプリケーションの場合 a. IDL ファイルの修正 b. アプリケーション情報入力ファイルの修正 c. C 言語実行基盤インタフェース生成ツールの実行 d. アプリケーションのライブラリの作成 e. アプリケーションの配備

125 - コマンド / スクリプトの場合 a. コマンド / スクリプトの配置 8. バッチジョブ定義の再登録 1. ジョブの外部仕様の見直し 2. ジョブの構成設計の見直し 3. バッチアプリケーションの設計の見直し および 4. バッチジョブ定義の設計の見直し は 必要に応じて作業してください 3. バッチアプリケーションの設計の見直し と 4. バッチジョブ定義の設計の見直し は順不同です 5. バッチアプリケーションの修正 と 6. バッチジョブ定義の修正 は順不同です 修正に必要な作業 バッチジョブ定義 バッチアプリケーションの主な修正内容ごとに必要な作業は 以下のとおりです 修正内容 ジョブ定義の基本情報の変更 バッチアプリケーションの修正 バッチジョブ定義の修正 アプリケーション情報入力ファイルの修正 ( および IDL ファイルの修正 ) 作業内容 バッチアプリケーションのテスト環境への配備 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツール /C 言語実行基盤インタフェース生成ツールの実行 アプリケーションのライブラリの作成 配備 / 配置 ステップ定義の追加 (*1) (*1) (*1) (*1) (*1) ステップ定義の変更 (*1) (*1) (*1) (*1) (*1) ステップ定義の削除 (*2) 呼び出すプロシジャ定義の追加 / 変更 / 削除 置換えパラメタの初期値の追加 / 変更 / 削除 資源定義の変更 ( 資源名の変更なし ) 資源定義の変更 ( 資源名の変更あり ) 資源定義の追加 資源定義の削除 カスケードジョブステップ定義の追加 カスケードジョブステップ定義の変更 カスケードジョブステップ定義の削除 環境変数定義 ( 環境変数の値のみ変更 ) の変更 (*1) (*1) (*1) (*1) (*1) (*1) (*1) (*1) (*1) (*1) (*2) バッチジョブ定義の再登録

126 修正内容 環境変数定義 ( 環境変数の名前の変更を伴う ) の変更 バッチアプリケーションの入力パラメタの値の変更 ( 入力パラメタの長さの変更なし ) バッチアプリケーションの入力パラメタの値の変更 ( 入力パラメタの長さの変更あり ) バッチアプリケーションの入力パラメタの型 / 長さの変更 バッチアプリケーションの処理論理の変更 ( 入力パラメタの変更なし ) バッチアプリケーションの修正 バッチジョブ定義の修正 アプリケーション情報入力ファイルの修正 ( および IDL ファイルの修正 ) 作業内容 バッチアプリケーションのテスト環境への配備 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツール /C 言語実行基盤インタフェース生成ツールの実行 アプリケーションのライブラリの作成 配備 / 配置 バッチジョブ定義の再登録 : 必要な作業です : 必要に応じて作業してください : 不要な作業です (*1): 配備 / 配置していないバッチアプリケーションを使用する場合のみ 必要となる作業です (*2): 配備済みのバッチアプリケーションを削除する場合のみ 必要となる作業です

127 第 3 章ジョブの設計 ジョブの設計について説明します 3.1 ジョブの設計の手順 ジョブの設計は 以下の手順で行います 1. ジョブの外部仕様の設計 2. ジョブの構成設計 3. バッチアプリケーションの設計 4. バッチジョブ定義の設計それぞれについて 以降で説明します 3.2 ジョブの外部仕様の設計 業務を構成する個々のジョブについて ジョブの外部仕様を設計します 入力データ 出力データ バッチアプリケーションを配備するバッチワークユニット バッチアプリケーションの動作モード 入力データジョブの入力となるデータを決めます データの入力元 ( ファイル 業務用データベースなど ) データのフォーマット 出力データジョブの出力データを決めます データの出力先 ( ファイル 帳票データなど ) データのフォーマット バッチアプリケーションを配備するバッチワークユニット ジョブの投入はジョブキューに対して行いますが バッチアプリケーションは バッチワークユニット上で実行されます このため ジョブキューとバッチワークユニットの関連付けを把握し どのジョブキューから投入するかを決め バッチアプリケーションを配備するバッチワークユニットを決めます ジョブキューとバッチワークユニットの関連付けについては Interstage Job Workload Server セットアップガイド の バッチサーバ環境の作成 を参照してください

128 バッチアプリケーションの動作モード バッチアプリケーションの動作モード ( プロセスモード / スレッドモード ) は バッチワークユニットの動作モードに合わせる必要があります バッチアプリケーションの動作モードは 必ずバッチワークユニットの動作モードに合わせてください バッチワークユニットの動作モードには プロセスモードとスレッドモードがあります バッチワークユニットの動作モードとバッチアプリケーションの動作モードが不一致の場合 バッチアプリケーションは異常終了します Windows(R) では プロセスモードはサポートしていません 3.3 ジョブの構成設計 ジョブの外部仕様にもとづいて ジョブの構成を設計します ジョブを構成するバッチアプリケーションの構成 ( ジョブステップの構成 ) バッチアプリケーションの開発環境 ライブラリ名の決定 ロード方法によるアプリケーションのライブラリ分け ジョブを構成するバッチアプリケーションの構成 ( ジョブステップの構成 ) ジョブは 複数のバッチアプリケーションをジョブステップとして 組み合わせて実行できます バッチアプリケーションの機能構成を分割して設計することで 機能をほかのジョブへ流用しやすくなり アプリケーション開発を効率化できます また ファイル管理機能を使用して バッチアプリケーション間で引き継ぐファイル ( データ ) に一時ファイルを使用することで ファイルの削除漏れなどを防止します また ファイルの排他を獲得することで ほかのジョブからのファイルの破壊などを防止します バッチアプリケーションの開発環境 ジョブを構成する各バッチアプリケーションの開発環境の種別を 以下から選択します COBOL アプリケーション NetCOBOL で開発します C 言語アプリケーション C 言語に対応した開発環境で開発します コマンド各種開発言語に対応した開発環境で開発します シェルスクリプト シェルスクリプトに対応した開発環境で開発します バッチファイル バッチファイルに対応した開発環境で開発します ライブラリ名の決定 バッチアプリケーションのライブラリを作成する場合 バッチアプリケーションのライブラリ名 および共用ライブラリ名を決めます ライブラリ名は 先頭に lib かつ拡張子 so です

129 ライブラリ名は 拡張子 dll です バッチ実行基盤では ライブラリ名の予約語として以下がありますので 使用しないでください libibsb で始まるライブラリ名 libbtfw で始まるライブラリ名 libapfw で始まるライブラリ名 F6 で始まるライブラリ名 ロード方法によるアプリケーションのライブラリ分け バッチワークユニットに配備するアプリケーションのロード方法には ダイナミックロードとプレロードがあり ライブラリ単位に選択します プレロード向けと ダイナミックロード向けにライブラリを分類して ライブラリ構成を設計します 3.4 バッチアプリケーションの設計 ジョブの構成設計にもとづいて バッチアプリケーションを設計します バッチアプリケーションの設計時のポイントについて説明します 生産性を考慮した設計 異常検出時におけるトラブル調査を考慮した設計 また 以下の観点での設計が必要です マルチジョブコントローラを使用する場合の設計 生産性を考慮した設計 バッチアプリケーションの生産性の向上のために 以下を観点にして設計することを推奨します 処理の共通部品化 入力パラメタ 環境変数によるデータや処理の切り分け 処理の共通部品化 複数のバッチアプリケーションで共用できる処理が存在する場合は 共通処理をバッチアプリケーションとは別のプログラム ( サブプログラム ) にします これにより 処理を部品化でき バッチアプリケーション開発の生産性を向上できます 入力パラメタ 環境変数による処理の切り分け 同じバッチアプリケーションで 部分的に異なった処理を行いたい場合などは アプリケーションのインタフェースの 入力パラメタ および 環境変数 を利用します 入力パラメタや環境変数に処理の切り分けに必要な情報を指定し バッチアプリケーションでこの情報を取り込みます これにより 部分的に異なった処理を同じバッチアプリケーションのソースプログラムに書き込むことができ バッチアプリケーションの汎用性が向上します 異常検出時におけるトラブル調査を考慮した設計 バッチアプリケーションで異常を検出したときのトラブル調査を容易にするため 以下を観点にして設計することを推奨します 異常検出時における調査情報の取得 異常検出時における調査情報の取得 バッチアプリケーションで検出した各種異常については 異常の原因となったエラー情報をファイルもしくはジョブログに出力することをお勧めします ジョブログに出力する場合は バッチアプリケーションの標準出力または標準エラー出力に 異常の原因となった情報を出力します

130 ジョブログへ出力できる標準出力および標準エラー出力のデータ長には上限があります 詳細は COBOL アプリケーションの注意事項 C 言語アプリケーションの注意事項 または コマンド / スクリプトの注意事項 を参照してください マルチジョブコントローラを使用する場合の設計 マルチジョブコントローラのカスケードモードを使用する場合のバッチアプリケーションの設計について説明します 入力ファイル数と出力ファイル数について バッチアプリケーションのロジックについて 入力ファイル数と出力ファイル数について ジョブの入力ファイルと出力ファイルの構成について 以下のとおり設計する必要があります カスケードジョブステップは複数のファイルからのデータ入力はできません カスケードジョブステップは複数のファイルへのデータ出力はできません 1 つのカスケードジョブステップが出力したデータを 複数のカスケードジョブステップおよびジョブステップで入力することはできません 複数のカスケードジョブステップが出力したデータを 1 つのカスケードジョブステップおよびジョブステップで入力することはできません バッチアプリケーションでのファイルアクセスについてイメージを以下に示します

131 バッチアプリケーションのロジックについて バッチアプリケーションのロジックについて 以下のとおり設計する必要があります すべてのカスケードジョブステップが同時に動作可能である必要があります 入力データからレコード単位に処理を完結させるロジックとしてください ソートなど 入力データをすべて読み込んでから 書き込むようなバッチアプリケーションのロジックでは カスケードジョブのメリットを生かせません データの入出力は連続したジョブステップ間で行ってください 名前付きパイプに入出力するバッチアプリケーションのイメージを以下に示します バッチアプリケーションでは 復帰するまでに必ずファイルをオープンしクローズするようにしてください ファイルのオープンおよびクローズを行わなかった場合はジョブが終わらなくなる場合があります ジョブが終わらなくなった場合は Interstage Job Workload Server 運用ガイド の ジョブが実行終了遅延した場合の対処 を参照して対処してください カスケードジョブステップ間のデータ入出力は名前付きパイプとなり 異常が発生した場合には名前付きパイプは削除されるため アプリケーションのデバックのための情報として使用できません そのため アプリケーションのデバック性を考慮し 異常検出時はアプリケーションでデバッグ情報を標準出力に出力しておくことを推奨します アプリケーションの標準出力はジョブログに出力されます

132 3.5 バッチジョブ定義の設計 ジョブの構成設計で決定した内容をもとに バッチジョブ定義の各設定項目を決めます バッチジョブ定義の設計時のポイントについて説明します 生産性を考慮した定義 多重実行が必要なジョブの構成 生産性を考慮した定義 バッチジョブ定義の生産性を向上させるために 以下を観点にして設計することを推奨します プロシジャ定義によるジョブステップの共通部品化 置換えパラメタによるジョブの汎用化 ファイルパスの論理化機能によるジョブの汎用化 プロシジャ定義によるジョブステップの共通部品化 同じバッチアプリケーションを 複数のジョブで使用する場合には 対象のバッチアプリケーションのジョブステップをプロシジャ定義で定義します 同じ内容のジョブステップを複数定義する必要がなくなり バッチジョブ定義開発の生産性を上げることができます また ファイル名だけが異なるようなジョブステップも 置換えパラメタを使うことで プロシジャ定義で共通化できます 置換えパラメタによるジョブの汎用化 割り当てるファイル名だけが異なるバッチジョブ定義を 複数定義しなければならないような場合は 置換えパラメタを使用します 置換えパラメタは ジョブの投入時 ( ジョブスケジューラでのジョブネット登録時 ) に置き換える値を設定して ジョブに反映できるので ジョブの汎用化が図れます ファイルパスの論理化機能によるジョブの汎用化 バッチアプリケーションで使用するパス名として論理ディレクトリを使用するようにします あわせて 論理ディレクトリ定義で 実際に使用するパス名を設定します ファイルシステム構成の変更があった場合などには 論理ディレクトリ定義の内容を変更するだけで バッチジョブ定義の修正が不要となり バッチジョブ定義の汎用性が高まります 多重実行が必要なジョブの構成 多重実行するジョブは ジョブスケジューラのジョブネットのスケジュール構成を多重実行できるように設定します 多重実行するジョブのバッチジョブ定義で割り当てる非一時ファイルは 割り当てるファイル名に置換えパラメタを使用して 投入するジョブごとに実際に割り当てるファイル名が重複しないようにします 固定のファイル名のまま多重実行した場合 ファイル管理機能の排他制御で 資源の競合 ( 排他待ち ) や 排他エラーが発生します

133 第 4 章バッチアプリケーション開発 バッチアプリケーションの開発は バッチアプリケーションの設計にもとづいて行います バッチ実行基盤では バッチアプリケーションを実行する実行環境として バッチワークユニットを使用します バッチワークユニットで実行できるバッチアプリケーションは 以下のとおりです COBOL アプリケーション C 言語アプリケーション コマンド / スクリプト バッチアプリケーションの種別ごとに開発環境は異なります 種別ごとにバッチアプリケーション開発について説明します 4.1 COBOL アプリケーションの開発 以下に COBOL アプリケーションの作成の流れを示します Windows(R) 上の NetCOBOL を使用した開発方法を記載しています バッチアプリケーションのテスト方法 バッチ実行基盤で実行できるバッチアプリケーションは 副プログラムです このため 作成したバッチアプリケーションの単体テストは 以下いずれかの方法で行ってください テスト用の主プログラムを作成する Windows(R) 上の NetCOBOL のデバッガを使用する

134 主プログラム 副プログラム および NetCOBOL のデバッガについては NetCOBOL のマニュアルを参照してください バッチアプリケーション ( 副プログラム ) の作成 バッチアプリケーションの設計にしたがって バッチアプリケーション ( 副プログラム ) を作成します バッチアプリケーションに入力パラメタがある場合は COBOL 登録集も作成します 副プログラム および COBOL 登録集の作成方法は NetCOBOL のマニュアルを参照してください ファイル資源へのアクセス方法 バッチアプリケーションがバッチ実行基盤で動作する場合 バッチジョブ定義に設定する 資源名 と同じ名前のファイル識別名にファイル資源の情報 ( 絶対パスのファイル名 ) が通知されます したがって ファイル資源にアクセスするには ファイル識別名を使用します 入力パラメタが未設定かの判定方法 バッチ実行基盤が提供している COBOL 登録集は Interstage Job Workload Server 開発環境パッケージ をインストールしたシステムの以下のディレクトリにあります Interstage Job Workload Server のインストールディレクトリ \BAS\copy 必要に応じて NetCOBOL の開発環境に取り込んでください バッチ実行基盤では 以下の COBOL 登録集を提供しています INVALID_MARKER.cbl 入力パラメタが未設定かどうかを判定する COBOL 登録集です テスト用主プログラムの作成 テスト用の主プログラムは 副プログラムであるバッチアプリケーションの入力パラメタに値を設定したテストを行うために作成します バッチアプリケーションの入力パラメタがない場合 Windows(R) 上の NetCOBOL のデバッガを使用する場合などは 作成する必要はありません 主プログラムの作成方法は NetCOBOL のプログラムと同じです 詳細は NetCOBOL のマニュアルを参照してください コンパイル / リンク テスト用の主プログラムを作成した場合は 副プログラムであるバッチアプリケーションと共にコンパイルしリンクします

135 テスト用の主プログラムを作成しない場合は バッチアプリケーションのみで コンパイルしリンクします コンパイル / リンクの方法は NetCOBOL のプログラムと同じです 詳細は NetCOBOL のマニュアルを参照してください バッチアプリケーションのデバッグ ( 単体テスト ) COBOL アプリケーションのデバッグは テスト用に作成した主プログラムと バッチアプリケーションをリンクし 単体で実施します 主プログラムを作成しない場合は バッチアプリケーションだけでリンクし 単体で実施します COBOL アプリケーションのデバッグ方法は NetCOBOL でのデバッグ方法と同じです 詳細は NetCOBOL のマニュアルを参照してください 4.2 C 言語アプリケーションの開発 以下に C 言語アプリケーションの作成の流れを示します

136 Solaris または Linux の環境での開発方法を記載しています バッチアプリケーションのテスト方法 バッチ実行基盤で実行できるバッチアプリケーションは 副プログラムです このため 作成したバッチアプリケーションの単体テストは 以下の方法で行ってください テスト用の主プログラムを作成する バッチアプリケーション ( 副プログラム ) の作成 バッチアプリケーションの設計にしたがって バッチアプリケーション ( 副プログラム ) を作成します パラメタ関数のパラメタは 以下のいずれかのデータ型である必要があります short int long long char 復帰値関数の復帰値は int 型である必要があります ヘッダファイルバッチアプリケーションでは以下のファイルをインクルードする必要があります /opt/fjsvibs/include/apfwcom.h

137 /opt/fjsvibs/include/apfw_cdr_lib.h C 言語実行基盤インタフェース生成ツールで生成した C 言語実行基盤インタフェース共通ヘッダファイル C 言語実行基盤インタフェース生成ツールで生成した C 言語実行基盤インタフェース共通ヘッダファイルについては この時点では作成していないため インクルードする必要はありません C 言語実行基盤インタフェース生成ツールで生成した後にバッチアプリケーションにインクルードを追加する必要があります C 言語実行基盤インタフェース生成ツールの実行については 6.2 C 言語アプリケーションの配備 を参照してください ファイル資源へのアクセス方法 バッチアプリケーションがバッチ実行基盤で動作する場合 バッチジョブ定義に設定する 資源名 と同じ名前の環境変数にファイル資源の情報 ( 絶対パスのファイル名 ) が通知されます したがって ファイル資源にアクセスするには 環境変数の情報を参照します テスト用主プログラムの作成 テスト用の主プログラムは 副プログラムであるバッチアプリケーションの入力パラメタに値を設定したテストを行うために作成します 主プログラムの作成方法は 通常の C 言語プログラムと同じです コンパイル / リンク テスト用の主プログラムを作成した場合は 副プログラムであるバッチアプリケーションと共にコンパイルしリンクします

138 コンパイル / リンクの方法は 通常の C 言語プログラムと同じです バッチアプリケーションのデバッグ ( 単体テスト ) C 言語アプリケーションのデバッグは テスト用に作成した主プログラムと バッチアプリケーションをリンクし 単体で実施します デバッグの方法は 通常の C 言語プログラムと同様に サーバが提供する機能を使用します 4.3 コマンド / スクリプトの開発 バッチアプリケーション ( コマンド / スクリプト ) の設計にしたがって開発します コマンドおよびスクリプトは 各種開発言語に対応した開発環境で開発してください Interstage Job Workload Server での コマンド および スクリプト とは 以下を示します コマンド 実行モジュール アプリケーション ( 拡張子 exe )

139 スクリプト シェルスクリプト バッチファイル ( 拡張子 bat )

140 第 5 章バッチジョブ定義の開発 バッチジョブ定義の開発について説明します 新規に作成したバッチアプリケーションのバッチジョブ定義を作成する場合は まず単体ジョブ (1 ステップ /1 ジョブ ) のバッチジョブ定義を作成して 単体ジョブでのテストを行います 単体テスト向けに作成したバッチジョブ定義は 単体テストが完了したあとで 各単体ジョブのジョブステップ定義を結合して 複数ステップのバッチジョブ定義を作成します 複数ステップのバッチジョブ定義については 7.2 バッチジョブ定義の結合 を参照してください 以下に単体ジョブのバッチジョブ定義の開発作業の流れを示します 5.1 単体ジョブのバッチジョブ定義の作成 単体ジョブは 複数のジョブステップで構成設計されたジョブの各ジョブステップを 単体テスト向けに最小の実行単位で切り出します この切り出した単体ジョブのバッチジョブ定義は ジョブの構成設計をもとに バッチジョブ定義エディタで作成します 単体ジョブのバッチジョブ定義の作成に関する 以下の項目について説明します 設計からの変更点 開発環境 生産物 作成手順 設計からの変更点 ジョブの設計は 連続した複数のジョブステップで構成しています この場合 ジョブステップ間でのデータの引継ぎに一時ファイルの割当てを行う設計になっている場合があります しかし 一時ファイルはジョブ内だけで有効なファイルです このため ジョブステップを単体ジョブに切り出した場合には 単体テスト時の以下の目的のために 設計時の一時ファイルは 非一時ファイルに変更して設定します

141 テスト結果の確認として バッチアプリケーションの出力データの内容を確認する 後続のジョブステップの単体テスト時に使用する入力ファイルに流用する 開発環境 バッチジョブ定義は バッチジョブ定義エディタで作成します 生産物 バッチジョブ定義を作成すると 生産物としてバッチジョブ定義ファイルが Windows(R) 上に生成されます バッチジョブ定義ファイルは バッチジョブ定義の変更や バッチジョブ定義をバッチジョブ定義データベースへ登録する時の入力情報となります 作成手順 バッチジョブ定義エディタで行う バッチジョブ定義の作成手順については 付録 A バッチジョブ定義エディタ を参照してください 5.2 単体ジョブのバッチジョブ定義の登録 バッチジョブ定義エディタで作成した バッチジョブ定義を テストを行うテスト環境のバッチジョブ定義データベースに登録します バッチジョブ定義ファイルの操作に関する以下の項目を説明します 登録方法 削除方法 登録済み情報の確認方法 登録済み定義の取り出し方法 登録方法 バッチジョブ定義データベースにバッチジョブ定義を登録する場合は バッチサーバから btfwaddjobdef コマンドを投入して行います

142 バッチジョブ定義データベースにバッチジョブ定義を登録する場合は バッチジョブ定義エディタが存在する Windows(R) 上から バッチサーバに バッチジョブ定義ファイルをバイナリ転送してください btfwaddjobdef コマンドの詳細は Interstage Job Workload Server リファレンス を参照してください 削除方法 バッチジョブ定義データベースに登録したバッチジョブ定義を削除する場合は バッチサーバから btfwdeljobdef コマンドを投入して行います btfwdeljobdef コマンドの詳細は Interstage Job Workload Server リファレンス を参照してください 登録済み定義の確認方法 バッチジョブ定義データベースに登録したバッチジョブ定義の情報を確認する場合は バッチサーバから btfwjobdef コマンドを投入して行います btfwjobdef コマンドの詳細は Interstage Job Workload Server リファレンス を参照してください 登録済み定義の取り出し方法 バッチジョブ定義データベースに登録されているバッチジョブ定義をバッチジョブ定義ファイルに取り出す場合は バッチサーバから btfwgetjobdef コマンドを投入して行います btfwgetjobdef コマンドの詳細は Interstage Job Workload Server リファレンス を参照してください

143 第 6 章バッチアプリケーションのテスト環境への配備 バッチアプリケーションをテスト環境へ配備する方法について説明します COBOLアプリケーションの配備 C 言語アプリケーションの配備 コマンド / スクリプトの配置 6.1 COBOL アプリケーションの配備 COBOL アプリケーションの配備作業の流れは以下です なお Windows(R) 上の NetCOBOL を使用した開発方法を記載しています 配備に必要なファイル生成の概要 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツール (apfwcbl コマンド ) を実行することにより COBOL 登録集 と アプリケーション情報入力ファイル から以下のファイルを生成します COBOL 実行基盤インタフェース アプリケーションインタフェース定義ファイル

144 アプリケーション呼出し定義ファイル アプリケーション連携実行基盤定義ファイルなど 配備の作業手順は Interstage Job Workload Server セットアップガイド の バッチアプリケーションの配備 で説明しています COBOL アプリケーションの配備に関連する資材の一覧を以下に示します 資材 インタフェース生成 コンパイル / リンク 配備 説明 COBOLプログラム 指定する 資材 COBOL 登録集 指定する 資材 アプリケーション情報入力ファイル COBOL 実行基盤インタフェース バッチアプリケーションの COBOL のソースプログラムです COBOL の登録集です COBOL プログラムのコンパイル時に使用します COBOL の登録集には以下があります バッチアプリケーションの入力パラメタを設定した COBOL 登録集 利用者が作成した COBOL 登録集 バッチ実行基盤が提供している COBOL 登録集 指定する資材 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールの実行時に指定するファイルです バッチアプリケーション名 ライブラリ名 インタフェースなどをバッチ実行基盤に通知するための情報を設定します 生成される資材 指定する資材 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールで生成されるファイルの 1 つです COBOL プログラムのコンパイル /

145 資材 インタフェース生成 コンパイル / リンク アプリケーションインタフェース定義ファイル アプリケーション呼出し定義ファイル バッチアプリケーション ( ライブラリ ) アプリケーション連携実行基盤定義ファイル 配備 生成される資材 配備する 資材 生成される資材 配備する 資材 生成される資材 配備する資材 配備する資材 説明 リンク時に使用します バッチ実行基盤とバッチアプリケーションを繋ぐためのインタフェースです 実行基盤インタフェースとも呼びます COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールで生成されるファイルの 1 つです バッチアプリケーションのプログラム名 パラメタ名 型などのインタフェース情報を定義したファイルです バッチアプリケーションを配備する場合に指定します 指定したファイルは バッチ実行基盤の動作時に読み込まれ 処理が行われます COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールで生成されるファイルの 1 つです バッチアプリケーション名 プログラム名 ライブラリ名を定義し バッチアプリケーションを配備する場合に指定します 指定したファイルは バッチ実行基盤の動作時に読み込まれ 処理が行われます バッチジョブで実行するアプリケーションのライブラリです COBOL プログラムをコンパイル / リンクして作成します バッチアプリケーションを配備する場合に指定します アプリケーション連携実行基盤で バッチアプリケーションが使用する文字コードなどを設定するファイルです アプリケーション配備定義ファイル 配備する際に指定する資材 詳細は Interstage Job Workload Server セットアップガイド の アプリケーション連携実行基盤定義ファイルの編集 を参照してください バッチアプリケーションを配備するための情報を定義したファイルです アプリケーションの配備コマンドを実行する際に指定します 詳細は Interstage Job Workload Server セットアップガイド の アプリケーション配備定義ファイルの作成 を参照してください アプリケーション情報入力ファイルの作成 アプリケーション情報入力ファイルを Interstage Job Workload Server 開発環境パッケージ をインストールした Windows(R) 上で作成します アプリケーション情報入力ファイルは バッチアプリケーション名 ライブラリ名 インタフェースなどをバッチ実行基盤に通知するための情報を設定するファイルです アプリケーション情報入力ファイルは XML 形式のテキストファイルです 以下に書式を示します <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <apfw-app> <server> <target name=" バッチアプリケーション名 "/> <library name=" バッチアプリケーションライブラリ名 "/> <comment> コメントファイル </comment> <result_info flag="off"/> <cobol> <base_name> 出力ファイルベース名 </base_name> <source_format type="var"/> <invalid_marker flag="{on OFF}"/>

146 <operation name=" オペレーション名 "> <parameter direction="in"> パラメタ名 </parameter> : </operation> <copyfile name="cobol 登録集ファイル名 "/> </cobol> </server> </apfw-app> {} で囲まれた箇所は で区切られた値のうち 1 つを選択します 太字の値は タグを省略した場合の省略値を示します アプリケーション情報入力ファイル内のタグの概要は 以下のとおりです アプリケーション情報入力ファイルのタグの詳細な説明については 付録 D アプリケーション情報入力ファイル を参照してください タグ名必須概要 apfw-app タグ アプリケーションインタフェース情報の定義を表します server タグ バッチアプリケーションの定義を記述します target タグ バッチアプリケーション名を設定します バッチアプリケーション名はバッチジョブ定義からの呼び出し名 ( サーバアプリケーション名 ) として使用します libraryタグ バッチアプリケーションが存在するライブラリ名を設定 します commentタグ - 生成したCOBOL 実行基盤インタフェースの先頭に注 釈として挿入する情報を格納したファイル名を指定し ます result_infoタグ バッチ実行基盤に バッチアプリケーションの復帰コー ドをPROGRAM-STATUSで通知することを設定しま す flag 属性に必ず OFF を指定します cobolタグ COBOL 実行基盤インタフェースの生成方法を設定し ます : 必須 -: 省略可 base_nameタグ COBOL 実行基盤インタフェースのファイル名のプレ フィックスを設定します source_formatタグ - 入力するCOBOL 登録集の正書法の形式を設定しま す invalid_markerタグ - バッチアプリケーションで入力パラメタの未入力の判定 を行うかを指定します operationタグ バッチアプリケーションのCOBOLプログラム内の PROGRAM-IDに設定したプログラム名を指定します parameterタグ - バッチアプリケーションのパラメタを1つずつ設定しま す direction 属性に必ず IN を指定します copyfileタグ - バッチアプリケーションのパラメタを設定したCOBOL 登 録集のファイル名を1つ指定します

147 以下にアプリケーション情報入力ファイルの作成例を示します <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <apfw-app> <server> <target name="hatyuu"/> <library name="libhatyuu.so"/> <comment>/aaa/bbb/comment</comment> <result_info flag="off" /> <cobol> <base_name>hatyuu</base_name> <source_format type="var"/> <invalid_marker flag="off"/> <operation name="hatyuu"> <parameter direction="in">inarg</parameter> </operation> <copyfile name="hatyuupar.cbl"/> </cobol> </server> </apfw-app> アプリケーション情報入力ファイルに記述できるバッチアプリケーションは 1 個のみです アプリケーション情報入力ファイルは バッチアプリケーションごとに作成してください アプリケーション情報入力ファイルは 任意のフォルダに作成してください アプリケーション情報入力ファイルの作成にメモ帳を使用する場合 文字コードに UTF-8 を指定して保存してください 指定できるタグ名 および値については大文字と小文字を区別します 記述できる個数を超えて同じタグを記述した場合は 先に記述したタグが有効になります また タグに同じ属性を複数記述した場合についても最初に記述した属性の値が有効になります COBOL 登録集の詳細は NetCOBOL のマニュアルを参照してください COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールの実行 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールを実行するには Interstage Job Workload Server 開発環境パッケージ をインストールした Windows(R) 上で apfwcbl コマンドを実行します

148 COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールが生成するファイル COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールは 以下のファイルを生成します ファイル名ファイル種別備考 AAAAA_apfwskel.cob AAAAA_apfwcdr.cob AAAAA_funcDef.xml AAAAA_callHandler.xml COBOL 実行基盤インタフェース アプリケーションインタフェース定義ファイル アプリケーション呼出し定義ファイル バッチアプリケーション 1 個に対し 1 個ずつ生成されます ファイル名の AAAAA は アプリケーション情報入力ファイルの base_name タグに設定したプレフィックス名です COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールの実行 Interstage Job Workload Server では apfwcbl コマンドを以下の形式で実行する必要があります 形式 apfwcbl -x アプリケーション情報入力ファイル名 -o 出力ファイルパス オプション 以下のオプションを指定します -x アプリケーション情報入力ファイル名 アプリケーション情報入力ファイルの作成 で作成したアプリケーション情報入力ファイルを絶対パス または相対パスで指定します -o 出力先パス 実行例 生成するファイルの出力先のパスを絶対パスで指定します 相対パスでは指定できません 省略した場合は -x オプションで指定したアプリケーション情報入力ファイルのディレクトリに生成されます アプリケーション情報入力ファイル名が c:\gyoumu\appl_info.xml 出力先パスが c:\gyoumu\define_file の場合の実行例を以下に示します c:\>apfwcbl -x c:\gyoumu\appl_info.xml -o c:\gyoumu\define_file

149 apfwcbl コマンドの詳細は Interstage Business Application Server リファレンス を参照してください ただし 上記に示した形式以外での実行は行わないでください apfwcbl コマンドが出力するメッセージは Interstage Business Application Server メッセージ集 を参照してください COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールが生成したファイルを修正した場合 バッチワークユニットおよびバッチアプリケーションの動作を保証しません COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールで処理できるバッチアプリケーションは 1 個のみです COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールは バッチアプリケーションごとに実行してください COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールは 以下の環境で実行してください - Interstage Studio 上の Interstage が起動している - NetCOBOL をインストールしている COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールは 実行例に示すとおり ドライブ名 直下のディレクトリで実行してください バッチアプリケーションの処理の修正時 以下の条件に当てはまる場合は COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールを実行する必要はありません - バッチアプリケーションの入力パラメタの修正を行っていない かつ - COBOL 実行基盤インタフェースを作成済みの場合 apfwcbl コマンドは Windows(R) のコマンドプロンプト または DOS プロンプト上で実行してください COBOL アプリケーションのライブラリの作成 (Solaris/Linux の場合 ) バッチアプリケーションのライブラリの作成は 以下のアプリケーション資産をコンパイル / リンクして作成します バッチアプリケーションのCOBOLプログラム COBOL 実行基盤インタフェース バッチアプリケーションの入力パラメタを設定したCOBOL 登録集 利用者が作成したCOBOL 登録集 バッチ実行基盤が提供しているCOBOL 登録集これらの資材と バッチアプリケーションのライブラリの関係を示します

150 バッチアプリケーションのライブラリの作成は NetCOBOL の機能である UNIX 分散開発支援機能を使用します バッチ実行基盤で動作するバッチアプリケーションの開発手順は UNIX 分散開発支援機能を利用した NetCOBOL のアプリケーションを作成する場合と同じです 以下に UNIX 分散開発支援機能を使用するときの COBOL プログラムなどの関係を示します UNIX 分散開発支援機能の詳細は NetCOBOL のマニュアルを参照してください UNIX 分散開発支援機能では アプリケーション資産をプロジェクトとして管理します バッチアプリケーションのプロジェクトは 以下のアプリケーション資産をプロジェクトに取り込む必要があります COBOL プログラム - バッチアプリケーションのソースプログラム - COBOL 実行基盤インタフェース

151 - サブプログラムサブプログラムの取り込みは サブプログラムが存在する場合だけです COBOL 登録集 - 入力パラメタを設定した COBOL 登録集入力パラメタを設定した COBOL 登録集の取り込みは バッチアプリケーションに入力パラメタが存在する場合だけです - バッチ実行基盤が提供している COBOL 登録集 (INVALID_MARKER.cbl など ) バッチ実行基盤が提供している COBOL 登録集の取り込みは バッチアプリケーションでバッチ実行基盤が提供している COBOL 登録集を使用している場合だけです - 利用者が作成した COBOL 登録集 バッチアプリケーションライブラリの作成 (Solaris/Linux の場合 ) バッチアプリケーションを作成するために NetCOBOL のプロジェクト管理機能を使用し プロジェクトを作成します バッチアプリケーションのライブラリのモードには プロセスモードとスレッドモードがあります 動作モードの選択については 業務の設計指針 ( バッチワークユニットの設定 ) にしたがってください 作成したプロジェクトに対し 以下の作業を行います 翻訳オプションの設定 最終ターゲットファイル名 ( ライブラリ名 ) の追加 COBOL ソースファイルフォルダの作成と COBOL ソースファイルの追加 登録集ファイルフォルダの作成と COBOL 登録集の追加 分散開発固有の設定 サーバ環境へのアプリケーション資産の登録 ビルド制御文の生成 ビルド制御文の修正 バッチアプリケーションのビルド プロジェクトの作成方法の詳細は NetCOBOL のマニュアルを参照してください COBOL アプリケーションの動作モードとバッチワークユニットの動作モードについては 3.2 ジョブの外部仕様の設計 を参照してください 翻訳オプションの設定 プロジェクトで管理するソースファイルを翻訳するときに有効になる翻訳オプションを設定します スレッドモードのバッチアプリケーションを作成する場合は 翻訳オプション THREAD(MULTI) が必要です バッチ実行基盤で動作するバッチアプリケーションでは 以下の翻訳オプションを設定しないでください NOALPHAL BINARY(WORD,MLBOFF) BINARY(BYTE) ASCOMP5(ALL)

152 ASCOMP5(BINARY) ASCOMP5(COMP) 最終ターゲットファイル名 ( ライブラリ名 ) の追加 最終ターゲットファイルに ライブラリ名を登録します ライブラリ名は アプリケーション情報入力ファイルの library タグに設定したライブラリ名から lib を除き 拡張子を DLL に変更した名前を登録してください 登録した名前は 後述するビルド制御文を生成するときに 先頭に lib が付加され拡張子が so に変換されます 例えば UNIX 系システムで作成するライブラリ名が libsample.so の場合 Windows(R) 上のプロジェクトに登録するライブラリ名は SAMPLE.DLL になります Windows(R) OS UNIX 系システム ライブラリ名 SAMPLE.DLL libsample.so COBOL ソースファイルフォルダの作成と COBOL ソースファイルの登録 最終ターゲットファイルであるライブラリに対して COBOL ソースファイルフォルダを作成します 作成したフォルダに以下を登録します COBOL 実行基盤インタフェース バッチアプリケーション サブプログラム COBOL 実行基盤インタフェースとバッチアプリケーションは 合わせて 1 つのバッチアプリケーションであるため それぞれを個別のライブラリとして作成しないでください 必ず 同じ最終ターゲットファイルの COBOL ソースフォルダに登録してください 登録集ファイルフォルダの作成と COBOL 登録集の登録 プロジェクトの COBOL ソースファイルに対して登録集ファイルフォルダを作成します 作成したフォルダに以下の COBOL 登録集を登録します 入力パラメタを設定した COBOL 登録集 バッチ実行基盤が提供している COBOL 登録集 利用者が作成した COBOL 登録集 バッチ実行基盤では 以下の COBOL 登録集を提供しています INVALID_MARKER.cbl 入力パラメタが未設定かどうかを判定する COBOL 登録集です 分散開発固有の設定 プロジェクトに分散開発固有の設定を行います

153 設定方法は NetCOBOL のマニュアルを参照してください なお ターゲットの種別には以下を指定します Solaris Linux サーバ環境へのアプリケーション資産の登録 プロジェクトに登録した COBOL ソースファイルと COBOL 登録集を テスト環境に転送します 転送時は テスト環境のバッチワークユニットに指定した文字コードに合わせて COBOL ソースファイルと COBOL 登録集の文字コード変換を行います テスト環境の文字コードと バッチワークユニットに指定した文字コードが不一致の場合 バッチアプリケーションが誤動作することがあります 文字コードの設計については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の 文字コードの設計 を参照してください ビルド制御文の生成 プロジェクトに登録された資産から バッチアプリケーションをビルドするための ビルド制御文 (Makefile) を生成します 詳細は NetCOBOL のマニュアルを参照してください ビルド制御文の修正 生成された Makefile をテキストエディタで開き バッチアプリケーションが使用する 以下の資源のパスとライブラリを追加します COBOL 登録集のパス :/opt/fjsvibs/copy ライブラリのパス :-L/opt/FJSVibs/lib ライブラリ名 :-l( ライブラリ名 ) リンクするライブラリは プロセスモードとスレッドモードで以下のように異なります リンクするライブラリ プロセスモード libapfwcdrcobol_nt.so libapfwcblconv_nt.so スレッドモード libapfwcdrcobol.so libapfwcblconv.so 資源 ( ライブラリ ) の追加手順の詳細は NetCOBOL のマニュアルを参照してください パスとライブラリの追加はプロジェクトでも行えます

154 バッチアプリケーションのビルド 修正したビルド制御文 (Makefile) をテスト環境へ転送後 ターゲットビルド機能を使用してバッチアプリケーションをビルドします ターゲットビルドの詳細は NetCOBOL のマニュアルを参照してください COBOL アプリケーションのライブラリの作成 (Windows(R) の場合 ) バッチアプリケーションのライブラリの作成は 以下のアプリケーション資産をコンパイル / リンクして作成します バッチアプリケーションのCOBOLプログラム COBOL 実行基盤インタフェース バッチアプリケーションの入力パラメタを設定したCOBOL 登録集 利用者が作成したCOBOL 登録集 バッチ実行基盤が提供しているCOBOL 登録集 バッチ実行基盤が提供しているリンクファイルこれらの資材と バッチアプリケーションのライブラリの関係を示します バッチアプリケーションの作成は Interstage Job Workload Server 開発環境パッケージ および NetCOBOL 開発パッケージ をインストールしたシステムで行います 以下に NetCOBOL を利用したときの COBOL プログラムなどの関係を示します

155 NetCOBOL を利用した COBOL アプリケーション開発の詳細については NetCOBOL のマニュアルを参照してください NetCOBOL を利用した COBOL アプリケーション開発では アプリケーション資産をプロジェクトとして管理します バッチアプリケーションのプロジェクトは 以下のアプリケーション資産をプロジェクトに取り込む必要があります COBOL プログラム - バッチアプリケーションのソースプログラム - COBOL 実行基盤インタフェース - サブプログラムサブプログラムの取り込みは サブプログラムが存在する場合だけです COBOL 登録集 - 入力パラメタを設定した COBOL 登録集入力パラメタを設定した COBOL 登録集の取り込みは バッチアプリケーションに入力パラメタが存在する場合だけです - バッチ実行基盤が提供している COBOL 登録集 (INVALID_MARKER.cbl など ) バッチ実行基盤が提供している COBOL 登録集の取り込みは バッチアプリケーションでバッチ実行基盤が提供している COBOL 登録集を使用している場合だけです - 利用者が作成した COBOL 登録集 バッチアプリケーションライブラリの作成 (Windows(R) の場合 ) バッチアプリケーションを作成するために NetCOBOL のプロジェクト管理機能を使用し プロジェクトを作成します 作成したプロジェクトに対し 以下の作業を行います 翻訳オプションの設定 リンクオプションの設定 最終ターゲットファイル名の追加

156 COBOLソースファイルフォルダの作成とCOBOLソースファイルの追加 登録集ファイルフォルダの作成とCOBOL 登録集の追加 COBOL 実行基盤インタフェースソースファイルの翻訳 オブジェクトファイルフォルダの作成とオブジェクトファイルの追加 サーバアプリケーションのビルド プロジェクトの作成方法の詳細は NetCOBOL のマニュアルを参照してください 翻訳オプションの設定 プロジェクトで管理するソースファイルを翻訳するときに有効になる翻訳オプションを設定します スレッドモードのバッチアプリケーションを作成する翻訳オプション THREAD(MULTI) が必要です バッチ実行基盤で動作するバッチアプリケーションでは 以下の翻訳オプションを設定しないでください NOALPHAL BINARY(WORD,MLBOFF) BINARY(BYTE) ASCOMP5(ALL) ASCOMP5(BINARY) ASCOMP5(COMP) リンクオプションの設定 プロジェクトで管理するソースファイルを翻訳後 DLL を作成するときに有効になるリンクオプションを指定します バッチ実行基盤で動作するバッチアプリケーションを作成する場合は バッチ実行基盤が提供する以下のライブラリをリンクする必要があります libapfwcdrcobol.lib libapfwcblconv.lib これらバッチ実行基盤が提供するライブラリは Interstage Job Workload Server 開発環境パッケージ をインストールしたシステムの以下のフォルダに格納されています Interstage Job Workload Server のインストールディレクトリ \BAS\lib\ 最終ターゲットファイル名の追加 最終ターゲットファイルに ライブラリ名を登録します ライブラリ名は アプリケーション情報入力ファイルの library タグに設定したライブラリ名を登録してください

157 COBOL ソースファイルフォルダの作成と COBOL ソースファイルの登録 最終ターゲットファイルであるライブラリに対して COBOL ソースファイルフォルダを作成します 作成したフォルダに以下を登録します COBOL 実行基盤インタフェース バッチアプリケーション サブプログラム COBOL 実行基盤インタフェースとバッチアプリケーションは 合わせて 1 つのバッチアプリケーションであるため それぞれを個別のライブラリとして作成しないでください 必ず 同じ最終ターゲットファイルの COBOL ソースフォルダに登録してください 登録集ファイルフォルダの作成と COBOL 登録集の登録 プロジェクトの COBOL ソースファイルに対して登録集ファイルフォルダを作成します 作成したフォルダに以下の COBOL 登録集を登録します 入力パラメタを設定した COBOL 登録集 バッチ実行基盤が提供している COBOL 登録集 利用者が作成した COBOL 登録集 バッチ実行基盤では 以下の COBOL 登録集を提供しています INVALID_MARKER.cbl 入力パラメタが未設定かどうかを判定する COBOL 登録集です バッチ実行基盤が提供している COBOL 登録集は Interstage Job Workload Server 開発環境パッケージ をインストールしたシステムの以下のディレクトリにあります Interstage Job Workload Server のインストールディレクトリ \BAS\copy COBOL 実行基盤インタフェースソースファイルの翻訳 COBOL 実行基盤インタフェースソースファイルを翻訳し オブジェクトファイルを生成します 翻訳の手順の詳細は NetCOBOL 使用手引書 の プログラムの翻訳 を参照してください オブジェクトファイルフォルダの作成とオブジェクトファイルの追加 最終ターゲットファイルに対してオブジェクトファイルフォルダを作成します 作成したオブジェクトファイルフォルダに COBOL 実行基盤インタフェースソースを翻訳して生成されたオブジェクトファイルを追加します バッチアプリケーションのビルド NetCOBOL のビルド機能を利用してバッチアプリケーションをビルドします

158 ビルドの詳細は NetCOBOL 使用手引書 の プロジェクトのビルド リビルド を参照してください テスト環境への配備 テスト環境へのバッチアプリケーションライブラリの配備は 本番環境へのバッチアプリケーションライブラリの配備と同じです バッチアプリケーションライブラリの配備イメージを以下に示します バッチアプリケーションライブラリの配備については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の バッチアプリケーションの配備 を参照してください 以下のファイルを テスト環境 および本番環境に転送するときは バイナリ転送してください アプリケーションインタフェース定義ファイル アプリケーション呼出し定義ファイル 6.2 C 言語アプリケーションの配備 C 言語アプリケーションの配備作業の流れは以下です

159 配備に必要なファイル生成の概要 C 言語実行基盤インタフェース生成ツール (apfwconvc コマンド ) を実行することにより IDL ファイル と アプリケーション情報入力ファイル から以下のファイルを生成します C 言語実行基盤インタフェース アプリケーションインタフェース定義ファイル アプリケーション呼出し定義ファイル アプリケーション連携実行基盤定義ファイルなど 配備の作業手順は Interstage Job Workload Server セットアップガイド の バッチアプリケーションの配備 で説明しています

160 C 言語アプリケーションの配備に関連する資材の一覧を以下に示します 資材 インタフェース生成 コンパイル / リンク 配備 説明 C 言語プログラム 指定する 資材 バッチアプリケーションの C 言語のソースプログラムです IDLファイル 指定する資材 バッチアプリケーションのインタフェースを記述するファ イルです C 言語実行基盤インタフェース生成ツールの 実行時に指定するファイルです アプリケーション情報入力ファイル C 言語実行基盤インタフェース アプリケーションインタフェース定義ファイル アプリケーション呼出し定義ファイル バッチアプリケーション ( ライブラリ ) アプリケーション連携実行基盤定義ファイル 指定する資材 C 言語実行基盤インタフェース生成ツールの実行時に指定するファイルです バッチアプリケーション名 ライブラリ名 インタフェースなどをバッチ実行基盤に通知するための情報を設定します 生成される資材 指定する資材 生成される資材 配備する 資材 生成される資材 配備する 資材 生成される資材 配備する資材 配備する資材 C 言語実行基盤インタフェース生成ツールで生成されるファイルの 1 つです C 言語プログラムのコンパイル / リンク時に使用します バッチ実行基盤とバッチアプリケーションを繋ぐためのインタフェースです 実行基盤インタフェースとも呼びます C 言語実行基盤インタフェース生成ツールで生成されるファイルの 1 つです バッチアプリケーションの関数名 パラメタ名 型などのインタフェース情報を定義したファイルです バッチアプリケーションを配備する場合に指定します 指定したファイルは バッチ実行基盤の動作時に読み込まれ 処理が行われます C 言語実行基盤インタフェース生成ツールで生成されるファイルの 1 つです バッチアプリケーション名 関数名 ライブラリ名を定義し バッチアプリケーションを配備する場合に指定します 指定したファイルは バッチ実行基盤の動作時に読み込まれ 処理が行われます バッチジョブで実行するアプリケーションのライブラリです C 言語プログラムをコンパイル / リンクして作成します バッチアプリケーションを配備する場合に指定します アプリケーション連携実行基盤で バッチアプリケーションが使用する文字コードなどを設定するファイルです 詳細は Interstage Job Workload Server セットアップガイド の アプリケーション連携実行基盤定義ファイルの編集 を参照してください アプリケーション配備定義ファイル 配備する際に指定する資材 バッチアプリケーションを配備するための情報を定義したファイルです アプリケーションの配備コマンドを実行する際に指定します 詳細は Interstage Job Workload Server セットアップガイド の アプリケーション配備定義ファイルの作成 を参照してください IDL ファイルの作成 IDL ファイルを Interstage Job Workload Server 開発環境パッケージ をインストールした Windows(R) 上で作成します

161 IDLファイルには バッチアプリケーションのインタフェースを記述します IDLファイルは任意のフォルダに作成します バッチアプリケーションの関数 1つに対して1ファイル作成してください IDLファイルの記述形式を以下に示します IDL ファイルの記述例を以下に示します module test1{ interface intf1{ int func( in long parm1, in short parm2 ); }; }; バッチアプリケーションと IDL ファイルの関係については C 言語アプリケーションのインタフェース を参照してください IDL ファイルの記述形式について以下に説明します 型宣言 オペレーション宣言の復帰値 およびパラメタで使用する型宣言について 書式と記述例を以下に示します 基本データ型 [ 書式 ] typedef データ型データ型名 ; [ 記述例 ] typedef short shortdata; typedef long longdata; typedef long long longlongdata; typedef string stringdata; データ型 IDL ファイルで使用できるデータ型 および C 言語と IDL ファイルのデータ型の対応について説明します

162 サポートするデータ型 IDLファイルで使用できるデータ型は以下のとおりです データ型 基本データ型 整数型 short long long long 文字列型 string データ型の対応 IDL ファイルのデータ型と C 言語バッチアプリケーションのパラメタのデータ型との対応関係は以下のとおりです short long long long string IDL ファイルのデータ型 C 言語バッチアプリケーションのデータ型 short int long long char* 注意事項 IDL ファイル名に使用できる文字種を 以下に示します - 半角英文字 ( 大文字および小文字 ) - 半角数字 - アンダースコア (_) IDL ファイル名に指定できる拡張子は.idl だけです オペレーション宣言で指定するオペレーション名には バッチアプリケーション名を記述してください C 言語実行基盤インタフェース生成ツールで使用する IDL ファイルは IDL の文法に準拠していますが 以下の制限があります - モジュール宣言を入れ子にすることはできません したがって 1 つの IDL ファイル内に 複数のモジュール宣言を定義することはできません - 1 つの IDL ファイルに 複数のインタフェース宣言 およびオペレーション宣言は定義できません - インタフェース宣言 およびオペレーション宣言は省略することはできません - モジュール宣言は省略可能です - 例外宣言 定数宣言 属性宣言は使用できません - オペレーション宣言に指定するパラメタの方向は IN のみ使用できます ただし oneway 定義 および raises 定義は使用できません - 構造体 および多次元配列は使用できません - 型宣言は すべてモジュール宣言の外側に定義してください - COBOL で作成されたバッチアプリケーションと連携する際 COBOL で string を使用する場合は 長さ指定を定義して使用してください - プリプロセス機能は使用できません IDL ファイルに記述する型名などの値には 以下の予約語は使用できません なお 大文字と小文字は区別されません any apfw_result apfwexcept apfwsequenceoctet attribute boolean case char const context default double enum exception fixed float in inout interface long longdouble

163 longlong module Object octet oneway out raises readonly sequence short string struct switch TD_RTNVAL typedef union unsigned void wchar wstring FALSE TRUE IDL ファイルの詳細は Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド (CORBA サービス編 ) の IDL 定義 を参照してください アプリケーション情報入力ファイルの作成 アプリケーション情報入力ファイルを Interstage Job Workload Server 開発環境パッケージ をインストールした Windows(R) 上で作成します アプリケーション情報入力ファイルは バッチアプリケーション名 ライブラリ名 インタフェースなどをバッチ実行基盤に通知するための情報を設定するファイルです アプリケーション情報入力ファイルは XML 形式のテキストファイルです 以下に書式を示します <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <apfw-app> <server> <target name=" バッチアプリケーション名 "/> <library name=" バッチアプリケーションライブラリ名 "/> <comment> コメントファイル </comment> <result_info flag="off"/> </server> </apfw-app> アプリケーション情報入力ファイル内のタグの概要は 以下のとおりです アプリケーション情報入力ファイルのタグの詳細な説明については 付録 D アプリケーション情報入力ファイル を参照してください タグ名必須概要 apfw-app タグ アプリケーションインタフェース情報の定義を表します server タグ バッチアプリケーションの定義を記述します target タグ バッチアプリケーション名を設定します バッチアプリケーション名はバッチジョブ定義からの呼び出し名 ( サーバアプリケーション名 ) として使用します libraryタグ バッチアプリケーションが存在するライブラリ名を設定 します commentタグ - 生成したCOBOL 実行基盤インタフェースの先頭に注 釈として挿入する情報を格納したファイル名を指定し ます result_infoタグ バッチ実行基盤に バッチアプリケーションの復帰コー ドを通知することを設定します flag 属性に必ず OFF を指定します : 必須 -: 省略可 以下にアプリケーション情報入力ファイルの作成例を示します <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <apfw-app> <server>

164 <target name="hatyuu"/> <library name="libhatyuu.so"/> <comment>/aaa/bbb/comment</comment> <result_info flag="off" /> </server> </apfw-app> アプリケーション情報入力ファイルに記述できるバッチアプリケーションは 1 個のみです アプリケーション情報入力ファイルは バッチアプリケーションごとに作成してください アプリケーション情報入力ファイルは 任意のフォルダに作成してください アプリケーション情報入力ファイルの作成にメモ帳を使用する場合 文字コードに UTF-8 を指定して保存してください 指定できるタグ名 および値については大文字と小文字を区別します 記述できる個数を超えて同じタグを記述した場合は 先に記述したタグが有効になります また タグに同じ属性を複数記述した場合についても最初に記述した属性の値が有効になります C 言語実行基盤インタフェース生成ツールの実行 C 言語実行基盤インタフェース生成ツールを実行するには Interstage Job Workload Server 開発環境パッケージ をインストールした Windows(R) 上で apfwconvc コマンドを実行します C 言語実行基盤インタフェース生成ツールが生成するファイル ファイル名ファイル種別備考 AAA_apfwskel.c AAA_apfw.h AAA_apfwcdr.h AAA_apfwcdr.c AAA_funcDef.xml AAA_callHandler.xml C 言語実行基盤インタフェース C 言語実行基盤インタフェースソースファイル C 言語実行基盤インタフェース共通ヘッダファイル 内部データ用ヘッダファイル 内部データ用ソースファイル アプリケーションインタフェース定義ファイル アプリケーション呼出し定義ファイル バッチアプリケーション 1 個に対し 1 個ずつ生成されます ファイル名の AAA は IDL ファイル名です

165 C 言語実行基盤インタフェース生成ツールの実行 Interstage Job Workload Server では apfwconvc コマンドを以下の形式で実行する必要があります 形式 apfwconvc -f IDL ファイル名 -x アプリケーション情報入力ファイル名 -o 出力ファイルパス オプション 以下のオプションを指定します -f IDL ファイル名 IDL ファイルの作成 で作成した IDL ファイルを絶対パス または相対パスで指定します -x アプリケーション情報入力ファイル名 アプリケーション情報入力ファイルの作成 で作成したアプリケーション情報入力ファイルを絶対パス または相対パスで指定します -o 出力先パス 実行例 生成するファイルの出力先のパスを絶対パスで指定します 相対パスでは指定できません 省略した場合は -x オプションで指定したアプリケーション情報入力ファイルのディレクトリに生成されます IDL ファイル名が c:\gyoumu\appl_info.idl アプリケーション情報入力ファイル名が c:\gyoumu\appl_info.xml 出力先パスが c:\gyoumu\define_file の場合の実行例を以下に示します c:\> apfwconvc -f c:\gyoumu\appl_info.idl -x c:\gyoumu\appl_info.xml -o c:\gyoumu\define_file apfwconvc コマンドの詳細は Interstage Business Application Server リファレンス を参照してください ただし 上記に示した形式以外での実行は行わないでください apfwconvc コマンドが出力するメッセージは Interstage Business Application Server メッセージ集 を参照してください C 言語実行基盤インタフェース生成ツールが生成したファイルを修正した場合 バッチワークユニットおよびバッチアプリケーションの動作を保証しません C 言語実行基盤インタフェース生成ツールで処理できるバッチアプリケーションは 1 個のみです C 言語実行基盤インタフェース生成ツールは バッチアプリケーションごとに実行してください C 言語実行基盤インタフェース生成ツールは 以下の環境で実行してください - Interstage Studio 上の Interstage が起動している C 言語実行基盤インタフェース生成ツールは 実行例に示すとおり ドライブ名 直下のディレクトリで実行してください バッチアプリケーションの処理の修正時 以下の条件に当てはまる場合は C 言語実行基盤インタフェース生成ツールを実行する必要はありません - バッチアプリケーションの入力パラメタの修正を行っていない かつ - C 言語実行基盤インタフェースを作成済みの場合

166 apfwconvc コマンドは Windows(R) のコマンドプロンプト または DOS プロンプト上で実行してください C 言語アプリケーションのライブラリの作成 バッチアプリケーションのライブラリの作成は 以下のアプリケーション資産をコンパイル / リンクして作成します バッチアプリケーションのC 言語プログラム ( 利用者が作成したヘッダファイルも含む ) C 言語実行基盤インタフェース これらの資材と バッチアプリケーションのライブラリの関係を示します バッチアプリケーションライブラリの作成 バッチアプリケーションを修正してから アプリケーション資産をサーバに転送し コンパイル リンクを行います バッチアプリケーションの修正作成したバッチアプリケーションにC 言語実行基盤インタフェース生成ツールで生成したヘッダファイルのインクルードを追加します 太字部分を追加します #include apfwcom.h #include apfw_cdr_lib.h #include AAA_apfw.h /* C 言語実行基盤インタフェース共通ヘッダファイル */ int func1() { return(0); } アプリケーション資産のサーバへの転送 バッチアプリケーションを作成するために アプリケーション資産をサーバに転送します 任意のディレクトリを作成し 以下をサーバに格納します バッチアプリケーションのソースファイル バッチアプリケーションのヘッダファイル

167 C 言語実行基盤インタフェースソースファイル C 言語実行基盤インタフェース共通ヘッダファイル 内部データ用ソースファイル 内部データ用ヘッダファイル コンパイル リンク プロセスモード版とスレッドモード版では コンパイルオプションが異なります なお Linux のコンパイルには オペレーティングテステムに含まれているコンパイラを使用してください バッチアプリケーションをリンクする際には 以下のライブラリをリンクする必要があります プロセスモード版 :libapfwcdr_nt.so スレッドモード版 :libapfwcdr.so 格納先 :/opt/fjsvibs/lib また 作成したバッチアプリケーションに応じて使用するライブラリを追加してください オペレーティングテステムが RHEL5(Intel64) の場合 以下の注意事項があります バッチアプリケーションは 64 ビットアプリケーションとしてコンパイルしてください バッチアプリケーションでライブラリを使用する場合は 64 ビットアプリケーションとしてコンパイルしたライブラリを使用してください コンパイルおよびリンクの例を示します 例では 以下のファイルおよびパスを使用しています バッチアプリケーション :batchapl.c C 言語実行基盤インタフェースソースファイル :IDL_apfwskel.c C 言語実行基盤インタフェース内部データ用ソースファイル :IDL_apfwcdr.c 作成するオブジェクト名 :libbatchapl.so インクルードファイルパス :/opt/fjsvibs/include ライブラリパス :/opt/fjsvibs/lib C 言語実行基盤インタフェース生成ツール およびバッチアプリケーションのソースファイルは 同一ディレクトリに格納 ( ヘッダファイルも同一ディレクトリに格納されているため インクルードファイルパス指定は. になる ) プロセスモードの場合 % cc -c -I/opt/FJSVibs/include -I. -xcode=pic32 -o batchapl.o batchapl.c % cc -c -I/opt/FJSVibs/include -I. -xcode=pic32 -o IDL_apfwskel.o IDL_apfwskel.c % cc -c -I/opt/FJSVibs/include -I. -xcode=pic32 -o IDL_apfwcdr.o IDL_apfwcdr.c % cc -G -xcode=pic32 -L/opt/FJSVibs/lib -lapfwcdr_nt -o libbatchapl.so batchapl.o IDL_apfwskel.o IDL_apfwcdr.o スレッドモードの場合 % cc -c -I/opt/FJSVibs/include -I. -xcode=pic32 -D_REENTRANT -o batchapl.o batchapl.c % cc -c -I/opt/FJSVibs/include -I. -xcode=pic32 -D_REENTRANT -o IDL_apfwskel.o IDL_apfwskel.c

168 % cc -c -I/opt/FJSVibs/include -I. -xcode=pic32 -D_REENTRANT -o IDL_apfwcdr.o IDL_apfwcdr.c % cc -G -D_REENTRANT -xcode=pic32 -lpthread -L/opt/FJSVibs/lib -lapfwcdr -o libbatchapl.so batchapl.o IDL_apfwskel.o IDL_apfwcdr.o プロセスモードの場合 % gcc -c -I/opt/FJSVibs/include -I. -fpic -o batchapl.o batchapl.c % gcc -c -I/opt/FJSVibs/include -I. -fpic -o IDL_apfwskel.o IDL_apfwskel.c % gcc -c -I/opt/FJSVibs/include -I. -fpic -o IDL_apfwcdr.o IDL_apfwcdr.c % gcc -shared -lnsl -fpic -L/opt/FJSVibs/lib -lapfwcdr_nt -o libbatchapl.so batchapl.o IDL_apfwskel.o IDL_apfwcdr.o スレッドモードの場合 % gcc -c -I/opt/FJSVibs/include -I. -fpic -D_REENTRANT -o batchapl.o batchapl.c % gcc -c -I/opt/FJSVibs/include -I. -fpic -D_REENTRANT -o IDL_apfwskel.o IDL_apfwskel.c % gcc -c -I/opt/FJSVibs/include -I. -fpic -D_REENTRANT -o IDL_apfwcdr.o IDL_apfwcdr.c % gcc -shared -lpthread -lnsl -fpic -D_REENTRANT -L/opt/FJSVibs/lib -lapfwcdr -o libbatchapl.so batchapl.o IDL_apfwskel.o IDL_apfwcdr.o テスト環境への配備 テスト環境へのバッチアプリケーションライブラリの配備は 本番環境へのバッチアプリケーションライブラリの配備と同じです バッチアプリケーションライブラリの配備イメージを以下に示します バッチアプリケーションライブラリの配備については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の バッチアプリケーションの配備 を参照してください

169 以下のファイルを テスト環境 および本番環境に転送するときは バイナリ転送してください アプリケーションインタフェース定義ファイル アプリケーション呼出し定義ファイル 6.3 コマンド / スクリプトの配置と設定 テスト環境へのコマンド / スクリプトの配置と設定は 本番環境へのコマンド / スクリプトの配置と設定と同じです コマンド / スクリプトの配置イメージを以下に示します コマンド / スクリプトの配置と設定については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の コマンドやスクリプトの配置と設定 を参照してください

170 第 7 章ジョブのテスト ジョブのテストについて説明します 以下に ジョブのテストの流れを示します なお テストはテスト環境で行います また ジョブのテストを行う際には バッチ実行基盤の起動が必要になります 7.1 単体ジョブのテスト 単体ジョブのテストは バッチジョブ定義で登録した すべての単体ジョブについて実施します 以下に単体ジョブのテストの流れを示します 単体ジョブの入力データの準備 バッチアプリケーションの入力ファイルが必要な場合は 入力ファイルとして指定しているファイルを用意します 入力ファイルは 外部仕様で設計したファイル形式と同一にします 単体ジョブのジョブネットへの登録 ジョブスケジューラからジョブが起動できるように ジョブスケジューラのジョブネットに単体ジョブを登録します ジョブをデマンドジョブとして実行する場合は 本作業は必要ありません

171 ジョブスケジューラのジョブネットへの登録方法については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の ジョブネットへの登録 を参照してください 単体ジョブの実行 ジョブスケジューラからジョブネットを起動して 単体ジョブを実行します ジョブをデマンドジョブとして実行する場合は btfwsubjob コマンドでジョブを投入します btfwsubjob コマンドの詳細は Interstage Job Workload Server リファレンス を参照してください ジョブスケジューラのジョブネットの起動方法については ジョブスケジューラ製品のマニュアルを参照してください 実行結果の確認 ジョブスケジューラを監視して ジョブネットの終了確認後 ジョブの実行結果を確認します 実行結果の確認は 以下に示すファイルの内容で行います ジョブログ 実行履歴ログ バッチアプリケーションの出力ファイル ジョブをデマンドジョブとして実行した場合のジョブの終了確認は btfwjobinfo コマンドで行います btfwjobinfo コマンドの詳細は Interstage Job Workload Server リファレンス を参照してください ジョブをデマンドジョブとして実行した場合 btfwsubjob コマンドに指定したジョブログファイル名に 実行結果が出力されます btfwsubjob コマンドの詳細は Interstage Job Workload Server リファレンス を参照してください ジョブログの詳細は Interstage Job Workload Server 運用ガイド の ジョブログ を参照してください ジョブを実行し 以下の項目を確認します 予期する動作が行われること 正当な処理結果が得られること 既存ファイルと新規に作成するファイルの割当てで問題が起きないこと 不要なファイルが残らないこと 7.2 バッチジョブ定義の結合 単体ジョブのバッチジョブ定義のステップ定義を 1 つのジョブに結合します 結合する作業は バッチジョブ定義エディタで行います バッチジョブ定義エディタの操作方法については 付録 A バッチジョブ定義エディタ を参照してください

172 結合作業 結合作業は 新規にバッチジョブ定義を作成して ジョブステップの追加時に単体ジョブの定義ファイルを参照してステップ定義を追加します この作業をジョブステップの数だけ繰り返します 新規にジョブ定義を作成するときには 設計時に決めた値を入力して作成します バッチジョブ定義の作成手順は A.1 新規にバッチジョブ定義を作成する を参照してください 設計の反映 単体ジョブのバッチジョブ定義を作成するとき 構成設計した値 ( 資源定義 実行条件定義など ) を単体テストで変更している場合 構成設計した値に戻します 5.1 単体ジョブのバッチジョブ定義の作成 で設計から変更を行った設定は 必ず設計した値に戻してください 7.3 結合したバッチジョブ定義の登録 バッチジョブ定義エディタで作成した Windows(R) 上のバッチジョブ定義を テストを行うテスト環境のバッチジョブ定義データベースに登録します 作業は 5.2 単体ジョブのバッチジョブ定義の登録 と同じです 7.4 結合テスト ジョブの結合テストは 業務の本番環境で使用することを想定してジョブのテストを行います 以下に 結合テストの流れを示します

173 それぞれの作業について以下に説明します ジョブの入力データの準備 結合したジョブを実行するときに ジョブの入力ファイルが必要な場合は 入力ファイルとして指定しているファイルを用意します 入力ファイルは 外部仕様で設計したファイル形式と同一にします 結合したジョブのジョブネットへの登録 ジョブスケジューラからジョブが起動できるように ジョブスケジューラのジョブネットに結合したジョブを登録します ジョブをデマンドジョブとして実行する場合は 本作業は必要ありません ジョブスケジューラのジョブネットへの登録方法については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の ジョブネットへの登録 を参照してください 結合したジョブの実行 ジョブスケジューラからジョブネットを起動して 結合したジョブを実行します ジョブをデマンドジョブとして実行する場合は btfwsubjob コマンドでジョブを投入します btfwsubjob コマンドの詳細は Interstage Job Workload Server リファレンス を参照してください ジョブスケジューラのジョブネットの起動方法については ジョブスケジューラ製品のマニュアルを参照してください 実行結果の確認 ジョブスケジューラを監視して ジョブネットの終了確認後 ジョブの実行結果を確認します 実行結果の確認は 以下に示すファイルの内容から確認できます ジョブログ 実行履歴ログ

174 バッチアプリケーションの出力ファイル ジョブをデマンドジョブとして実行した場合のジョブの終了確認は btfwjobinfo コマンドで行います btfwjobinfo コマンドの詳細は Interstage Job Workload Server リファレンス を参照してください ジョブをデマンドジョブとして実行した場合 btfwsubjob コマンドに指定したジョブログファイル名に 実行結果が出力されます btfwsubjob コマンドの詳細は Interstage Job Workload Server リファレンス を参照してください ジョブログの詳細は Interstage Job Workload Server 運用ガイド の ジョブログ を参照してください ジョブを実行し 以下の項目を確認します 予期する動作が行われること 正当な処理結果が得られること 既存ファイルと新規獲得ファイルの割当てで問題が起きないこと 不要なファイルが残らないこと 7.5 本番環境へのバッチジョブ資材の移設 結合テストが完了したバッチジョブ資材を本番環境へ移設します 移設するデータは ファイル転送 可搬媒体を介したコピー ファイル共用など任意の手段で移設します 移設後は 本番環境へ登録します 以下に本番環境へ移設するバッチジョブ資材を示します バッチジョブ定義ファイル バッチアプリケーション および共用ライブラリ アプリケーションインタフェース定義ファイル アプリケーション呼出し定義ファイル バッチジョブ資材の移設作業が完了したあとは 本番環境でバッチアプリケーションの配備とバッチジョブ定義の登録作業を行います 可搬媒体を使用したバッチジョブ資材の移設を行うと 本番環境のセキュリティを確保できます バッチアプリケーションの配備については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の バッチアプリケーションの配備 および コマンドやスクリプトの配置と設定 を参照してください バッチジョブ定義の登録については Interstage Job Workload Server セットアップガイド の バッチジョブ定義の登録 / 更新 / 削除 を参照してください

175 付録 A バッチジョブ定義エディタ バッチジョブ定義エディタでのバッチジョブ定義の開発手順について説明します A.1 新規にバッチジョブ定義を作成する バッチジョブ定義は バッチジョブ定義エディタを使用して作成します バッチジョブ定義の作成の流れを以下に示します A.1.1 バッチジョブ定義作成前の作業 バッチジョブ定義を作成する前の作業は以下のとおりです バッチジョブ定義の必須情報の決定ジョブ定義を作成する場合はジョブ定義名 プロシジャ定義を作成する場合はプロシジャ定義名を決定しておく必要があります バッチアプリケーションの作成あらかじめ作成しておくことを推奨します Interstage Studio のインストール セットアップ開発環境 (Windows 環境 ) に Interstage Studio をインストール セットアップします Interstage Studio のインストールとセットアップについては Interstage Studio のマニュアルを参照してください バッチジョブ定義エディタのインストール Interstage Studio がインストール セットアップされている開発環境 (Windows 環境 ) に バッチジョブ定義エディタをインストールします バッチジョブ定義エディタのインストールについては Interstage Job Workload Server インストールガイド の 開発環境パッケージのインストール を参照してください

176 A.1.2 Interstage Studio の起動 タスクバーの [ スタート ] メニューから [ プログラム ]( または [ すべてのプログラム ])> [Interstage] > [Studio] メニュー内の [Interstage Studio] を選択し Interstage Studio を起動します A.1.3 バッチジョブ定義プロジェクトの作成 バッチジョブ定義プロジェクトの概要 バッチジョブ定義プロジェクトは 1 個または複数のバッチジョブ定義を Interstage Studio 上で管理する単位です バッチジョブ定義プロジェクトの作成単位は任意ですが 業務ごとにバッチジョブ定義を同じバッチジョブ定義プロジェクトにまとめるなど 開発環境でバッチジョブ定義プロジェクトの作成単位を決めておくことで バッチジョブ定義を管理しやすくなります バッチジョブ定義プロジェクトを作成する方法を以降で説明します 新規プロジェクトウィザード 1. Interstage Studioから以下のいずれかの操作を行うと新規プロジェクトウィザードを表示します - メニューバーから [ ファイル ] > [ 新規 ] > [ プロジェクト ] を選択 - メニューバーから [ ファイル ] > [ 新規 ] > [ その他 ] を選択 - ツールバーの をクリック 2. [ ウィザード ] から [ バッチ実行基盤 ]>[ バッチジョブ定義プロジェクト ] を選択します 3. [ 次へ ] ボタンをクリックすると バッチジョブ定義プロジェクトウィザードを表示します

177 バッチジョブ定義プロジェクトウィザードバッチジョブ定義プロジェクトウィザードは以下の画面で構成されます バッチジョブ定義プロジェクト画面 選択画面バッチジョブ定義プロジェクト画面 1. [ プロジェクト名 ] にプロジェクト名を入力します 2. [ ロケーション ] に プロジェクトが作成されるフォルダを指定します デフォルト以外のロケーションを指定するには [ デフォルトロケーションの使用 ] の選択を解除し 新規にフォルダを入力するか [ 参照 ] ボタンをクリックしてフォルダを選択します 3. [ 次へ ] ボタンをクリックします コード生成画面が表示されます

178 選択画面 1. [ コード生成は行わない ] ボタン または [ コード生成を行う ] ボタンを選択します 2. [ コード生成を行う ] ボタンを選択した場合 [ 使用可能なコード生成ウィザード ] 一覧から ジョブ定義 または プロシジャ定義 を選択します [ コード生成は行わない ] ボタンを選択した場合 [ 使用可能なコード生成ウィザード ] 一覧はグレーアウトされ 選択できません 3. [ 終了 ] ボタンをクリックします 4. [ コード生成を行う ] ボタンを選択した場合 プロジェクト作成後に以下のウィザードが表示されます - [ ジョブ定義 ] を選択した場合は ジョブ定義ファイル生成ウィザード が表示されます - [ プロシジャ定義 ] を選択した場合は プロシジャ定義ファイル生成ウィザード が表示されます [ コード生成は行わない ] ボタンを選択した場合 プロジェクト作成後にバッチジョブ定義プロジェクトウィザードは終了します プロジェクトを閉じる プロジェクトを閉じる場合には Interstage Studio の [ ナビゲータ ] ビューでプロジェクトを選択し メニューバーから [ プロジェクト ] > [ プロジェクトを閉じる ] を選択します プロジェクトを削除する プロジェクトを削除するには Interstage Studio の [ ナビゲータ ] ビューでプロジェクトを選択し メニューバーから [ 編集 ] > [ 削除 ] を選択します

179 A.1.4 ジョブ定義ファイルの作成 ジョブ定義ファイルは ジョブ定義ファイル生成ウィザードから作成します ジョブ定義ファイル生成ウィザードの表示 ジョブ定義ファイル生成ウィザードは 以下のいずれかの操作で表示されます 新規ウィザードの [ バッチ実行基盤 ] の [ ジョブ定義 ] を選択し [ 次へ ] ボタンをクリックします バッチジョブ定義プロジェクトウィザードのコード生成画面から [ コード生成を行う ] を選択し 左のペインで [ ジョブ定義 ] を選択し [ 終了 ] ボタンをクリックします ジョブ定義ファイル生成ウィザード 1. 新規ウィザードの [ バッチ実行基盤 ] の [ ジョブ定義 ] を選択した場合に [ フォルダ名 ] にフォルダ名を指定します または [ 参照 ] ボタンをクリックして フォルダを選択します [ 参照 ] ボタンをクリックすると フォルダ選択ダイアログが表示されます バッチジョブ定義プロジェクトウィザードのコード生成画面から [ コード生成を行う ] ボタンを選択した場合は [ フォルダ名 ] と [ 参照 ]

180 ボタンはグレーアウトで表示され バッチジョブ定義プロジェクトウィザードの [ プロジェクトコンテンツ ] で指定されているフォルダ名が適用された状態となり 変更できません A バッチジョブ定義ファイルの格納先のフォルダを選択し [OK] ボタンをクリックします 初期状態では [ フォルダ名 ] に指定されている場所が選択されています [ フォルダ名 ] に指定されている場所が存在しない場合や 未指定だった場合は システムのフォルダ ( プロジェクトの一番上のフォルダ ) が選択された状態になります 3. [ ジョブ定義名 ] にジョブ定義名を入力します 4. [ コメント ] にジョブ定義のコメントを入力します 入力した内容は ジョブ定義エディタの基本情報画面の [ コメント ] に反映されます [ コメント ] の入力は省略できます 5. [ 終了 ] ボタンをクリックすると ジョブ定義ファイルが作成されます バッチジョブ定義ファイルの操作 バッチジョブ定義ファイルの操作方法を 以下に示します バッチジョブ定義ファイルを開く バッチジョブ定義ファイルを保存する バッチジョブ定義ファイルを別名保存する バッチジョブ定義ファイルを閉じる すべてのファイルを閉じる Interstage Studio を終了する バッチジョブ定義ファイルの削除 バッチジョブ定義ファイルを開く バッチジョブ定義ファイルを開くには Interstage Studio に表示されるファイルの一覧からファイルをクリックするか コンテキストメニューから [ 開く ] または [ アプリケーションから開く ] > [ ジョブ定義エディタ ] または [ プロシジャ定義エディタ ] を選択します

181 バッチジョブ定義ファイルを開いたときに表示するエディタは ジョブ定義ファイルとプロシジャ定義ファイルによって異なります 拡張子が jdd のジョブ定義ファイルを開く場合はジョブ定義エディタを表示し 拡張子が pdd のプロシジャ定義ファイルを開く場合はプロシジャ定義エディタを表示します バッチジョブ定義ファイルを開くときに ファイル名とファイル中の情報として格納されているジョブ定義名またはプロシジャ定義名を比較します 名前が異なる場合には ジョブ定義名またはプロシジャ定義名をファイル名に合わせて変更するかどうかを確認するダイアログが表示されます バッチジョブ定義ファイルを開くときに 定義情報がバッチジョブ定義エディタで開くことができない形式の場合 エラーメッセージが表示されます バッチジョブ定義ファイルを開くときに 定義情報に誤りがある場合は エラーダイログが表示されます バッチジョブ定義ファイルを保存する バッチジョブ定義ファイルを保存するには メニューバーから [ ファイル ] > [ 保存 ] を選択するか またはツールバーの をクリックしま す [Ctrl]+[S] キーを使用することもできます バッチジョブ定義エディタからジョブ定義名またはプロシジャ定義名が変更されていた場合 変更後の定義名が有効な名前であれば 保存するときに定義名に合わせてファイル名を変更するかどうかを確認するダイアログが表示されます バッチジョブ定義ファイルを保存するときに 定義が完全でない場合は 編集内容にエラーが含まれたまま保存してよいか確認するダイアログが表示されます [ はい ] ボタンをクリックすると そのまま保存されます [ いいえ ] ボタンをクリックすると 保存しないで編集画面に戻ります

182 バッチジョブ定義ファイルを別名保存する ファイルを別名で保存 またはファイル名を変更しないで別の場所に保存するには メニューバーから [ ファイル ] > [ 別名保存 ] を選択します

183 1. [ 親フォルダを入力または選択 ] に ファイルを保存するプロジェクトフォルダを入力または選択します 2. [ ファイル名 ] に既存のファイル名が表示されます 別の名前に変更する場合は 新しいファイル名を [ ファイル名 ] に入力します ファイル名の拡張子 ( jdd または pdd ) を除く部分には ジョブ定義名またはプロシジャ定義名として有効な名前を指定します 3. [OK] ボタンをクリックすると ファイルは別のフォルダに保存されます 選択したフォルダ内にすでに同名のファイルが存在する場合 質問ダイアログが表示されます 4. 以下のボタンから 1つ選択してクリックします - [ はい ]: 既存のファイルを上書きしてダイアログを閉じる場合 - [ いいえ ]: ファイルの別名保存ダイアログに戻る場合 - [ キャンセル ]: ファイルを置き換えずにダイアログを閉じて編集画面に戻る場合

184 バッチジョブ定義ファイルを閉じる バッチジョブ定義ファイルを閉じる場合には メニューバーから [ ファイル ] > [ 閉じる ] を選択するか またはタイトルバーのアイコンをクリックします [Ctrl]+[F4] キーを使用してファイルを閉じることもできます ファイルの変更を保存しないで閉じようとした場合 リソースの保存ダイアログが表示されます 以下のボタンから 1つ選択してクリックします [ はい ]: 変更を保存してファイルを閉じる場合 [ いいえ ]: 変更を取り消してファイルを閉じる場合 [ キャンセル ]: 変更を保存しないでダイアログを閉じて編集画面に戻る場合 すべてのファイルを閉じる 開いているすべてのバッチジョブ定義ファイルを閉じる場合には メニューバーから [ ファイル ] > [ すべて閉じる ] を選択します ファイルを保存しないで閉じようとした場合 リソースの保存ダイアログが表示されます 1. 保存するファイルを選択します すべてのファイルを選択するには [ すべて選択 ] ボタンをクリックし すべてのファイルを選択しない場合は [ 選択をすべて解除 ] ボタンをクリックします

185 チェックボックスがチェックされているファイルが 保存の対象になります ファイルごとに選択するときは チェックボックスをクリックして 選択または解除します 2. 選択したファイルを保存してすべてのファイルを閉じる場合は [OK] ボタンをクリックします ファイルを開いたままダイアログを閉じて編集画面に戻る場合は [ キャンセル ] ボタンをクリックします Interstage Studio を終了する バッチジョブ定義ファイルを開いたまま Interstage Studio を終了する場合 変更を保存していないファイルに対してはリソースの保存ダイアログが表示され 保存するファイルを選択できます このダイアログはメニューで [ すべて閉じる ] ボタンを選択した場合と同じです 終了時に開いているファイルの情報は Interstage Studio によって記憶され 次回起動時に復元されます バッチジョブ定義ファイルの削除 バッチジョブ定義ファイルを削除する方法は A.4 バッチジョブ定義を削除する 場合と同じです A.1.6 ジョブ定義の設定 ジョブ定義は ジョブ全体の動作を定義したものです ジョブ定義はジョブ定義エディタから設定します ジョブ定義エディタは 基本情報画面 環境変数定義画面 ステップ定義画面 終了条件定義画面から構成されます 以下にジョブ定義の設定手順を示します 図中の枠の部分がジョブ定義の手順です

186 A 基本情報画面 ジョブ定義の基本情報を設定する方法について 以下に示します

187 基本情報の設定 ジョブ定義の基本情報ではジョブ全体の動作を設定します ジョブ定義エディタの [ 基本情報 ] タブをクリックすると ジョブ定義の基本情報画面が表示されます 以下に画面イメージと各部品の説明を示します [ ジョブ定義名 ] ジョブ定義の名前を設定します ジョブ定義ファイル生成ウィザードで入力したジョブ定義名が初期値として設定されます [ 出力情報 ] ジョブの実行時に出力する情報を設定します 情報はジョブログに出力されます [ バッチジョブ定義の情報 ] ボックスをチェックすると ジョブ実行時の情報を出力します - [ 簡易 ] ボタンを選択した場合は ジョブ定義の内容を出力します - [ 通常 ] ボタンを選択した場合は ジョブ定義とジョブステップ定義の内容を出力します - [ 詳細 ] ボタンを選択した場合は ジョブ定義 ジョブステップ定義の内容および プロシジャ定義の展開結果を出力します [ 資源の獲得 / 解放情報 ] ボックスをチェックすると ジョブが使用する資源の獲得情報および解放情報を出力します ジョブログについては Interstage Job Workload Server 運用ガイド の ジョブログ を参照してください [ 資源の獲得に失敗した場合の動作 ] ジョブ実行時にジョブが使用する資源を獲得するときに 獲得に失敗した場合の動作を指定します - [ ジョブの実行を待合せ ] ボタンを選択した場合は 資源の獲得に成功するまで待ち合わせします - [ 異常終了 ] ボタンを選択した場合は 資源の獲得に失敗するとジョブは異常終了します [ コメント ] [ コメント ] では ジョブ定義全般に関するコメントを入力します [ コメント ] の入力は省略できます A 環境変数定義画面 ジョブ定義の環境変数を設定する方法について 以下に示します

188 環境変数の設定 環境変数定義はジョブ全体で使用する環境変数を定義します ジョブ定義エディタの [ 環境変数定義 ] タブをクリックすると 環境変数定義画面が表示されます 以下に 画面イメージと各部品の説明を示します [ 環境変数 ] 一覧 [ 環境変数 ] 一覧では ジョブ定義全体で使用する環境変数の一覧が表示されます [ 環境変数 ] 一覧のタイトル部 ([ 変数 ] または [ 値 ]) をクリックすると クリックした列を基準に一覧がソートされます [ 追加 ] ボタン [ 追加 ] ボタンをクリックすると 環境変数の設定ダイアログが表示されます 環境変数の設定ダイアログ 1. [ 変数名 ] に環境変数名を設定します 2. [ 変数値 ] に [ 変数名 ] で指定した環境変数の値を設定します 3. [OK] ボタンをクリックすると設定した環境変数が環境変数定義画面の [ 環境変数 ] 一覧に追加されます

189 - 環境変数名は重複して指定できません 環境変数定義画面の [ 環境変数 ] 一覧に存在する環境変数名を指定して [OK] ボタンをクリックした場合は エラーとなります [ 更新 ] ボタン - 環境変数の設定は ジョブ定義用とジョブステップ定義用があり それぞれの定義で同じ環境変数名を指定した場合は ジョブステップ定義用が優先されます [ 環境変数 ] 一覧から 更新する行を選択して [ 更新 ] ボタンをクリックすると 環境変数の設定ダイアログが表示されます 環境変数の設定ダイアログの [ 変数名 ] と [ 変数値 ] には 前回設定した内容が表示されるため 必要に応じて更新し [OK] ボタンをクリックすると 設定した環境変数が環境変数定義画面の [ 環境変数 ] 一覧に反映されます [ 削除 ] ボタン [ 環境変数 ] 一覧から環境変数を選択して [ 削除 ] ボタンをクリックすると 確認ダイアログが表示されます 確認ダイアログから [ はい ] ボタンをクリックすると選択した環境変数が削除されます A ステップ定義画面 ジョブ定義のステップ定義を設定する方法について 以下に示します ステップ定義の設定 ステップ定義は ジョブとして実行するジョブステップまたはプロシジャ呼出しステップを定義します ジョブ定義エディタの [ ステップ定義 ] タブをクリックすると ステップ定義画面が表示されます 以下に 画面イメージと各部品の説明を示します

190 [ ステップ ] 一覧 [ ステップ ] 一覧では ジョブの中で実行するジョブステップの一覧を表示します [ ステップ ] 一覧に表示される並びで ジョブステップが実行されます [ 追加 ] ボタン [ 追加 ] ボタンをクリックすると ステップの追加ウィザードが表示されるので ウィザードから追加するジョブステップの情報を設定します ジョブステップは [ ステップ ] 一覧の最下位に追加されます ステップの追加ウィザードについては A ステップの追加ウィザード を参照してください [ 挿入 ] ボタン [ ステップ ] 一覧から特定の行を選択し [ 挿入 ] ボタンをクリックすると ステップの挿入ウィザードが表示されるので ウィザードから挿入するジョブステップの情報を設定します ジョブステップは [ ステップ ] 一覧から選択したステップの 1 つ上に挿入されます ステップの挿入ウィザードについては A ステップの挿入ウィザード を参照してください [ 更新 ] ボタン [ ステップ ] 一覧から特定の行を選択し [ 更新 ] ボタンをクリックすると ジョブステップ定義ダイアログが表示されるので ジョブステップの情報を更新します ジョブステップは [ ステップ ] 一覧から選択した行に反映されます [ ステップ ] 一覧からジョブステップを選択した場合は ジョブステップ定義ダイアログが表示されます ジョブステップ定義ダイアログの説明については A.1.7 ジョブステップ定義の設定 を参照してください プロシジャ呼出しステップを選択した場合は プロシジャ呼出しステップ定義ダイアログが表示されます プロシジャ呼出しステップ定義ダイアログの説明については A.1.8 プロシジャ呼出しステップ定義の設定 を参照してください [ 削除 ] ボタン [ ステップ ] 一覧からステップを選択して [ 削除 ] ボタンをクリックすると 確認ダイアログが表示されます 確認ダイアログから [ はい ] ボタンをクリックすると選択したステップが削除されます [ 上へ ] ボタン [ ステップ ] 一覧からステップを選択して [ 上へ ] ボタンをクリックすると 選択したステップが 1 つ上に移動されます [ 下へ ] ボタン [ ステップ ] 一覧からステップを選択して [ 下へ ] ボタンをクリックすると 選択したステップが 1 つ下に移動されます 他のステップから参照されているステップの名前を変更する場合選択しているステップが 先行ステップの資源の参照やジョブステップの迂回条件でほかのステップから参照される設定になっている場合は 選択しているステップの名前を変更すると 他のステップから参照できなくなります そのため ほかのステップから参照されているステップの名前を変更する場合 以下の確認ダイアログで 影響があるステップの一覧が表示されます

191 ジョブステップの迂回条件については 迂回条件の設定ダイアログ を参照してください 先行ステップの資源の参照については 先行ステップの資源を使用する場合 を参照してください - [ 参照しているステップ ] 一覧に ステップ名を変更することで影響があるステップが表示されます - 以下のボタンから 1 つ選択し クリックします - [ はい ]: 一覧のステップが参照しているステップ名も変更する場合 - [ いいえ ]: 一覧のステップが参照しているステップ名を変更しない場合 - [ キャンセル ]: ステップ名の変更は行わない場合 他のステップから参照されているステップを削除する場合選択しているステップが 先行ステップの資源の参照や ジョブステップの迂回条件でほかのステップから参照される設定になっている場合に 選択しているステップを削除すると 他のステップから参照できなくなります そのため 他のステップから参照されているステップを削除する場合 以下の確認ダイアログで 影響があるステップの一覧が表示されます ジョブステップの迂回条件については 迂回条件の設定ダイアログ を参照してください 先行ステップの資源の参照については 先行ステップの資源を使用する場合 を参照してください - [ 詳細 ] 一覧に 削除するステップを参照しているステップが表示されます - [ はい ] ボタンをクリックすると 削除するステップ名に表示しているステップが削除されます [ いいえ ] ボタンをクリックすると 削除するステップ名に表示しているステップは削除されません 他のステップから参照されているステップを上下に移動する場合選択しているステップが 先行ステップの資源の参照やジョブステップの迂回条件でほかのステップから参照される設定になって

192 いる場合は 選択しているステップを上下に移動すると 移動したステップまたは他のステップから参照できなくなる場合があります そのため ステップを移動すると参照できなくなるステップが存在する場合は [ 上へ ] ボタン または [ 下へ ] ボタンをクリックすると以下の確認ダイアログで 影響があるステップの一覧が表示されます ジョブステップの迂回条件については 迂回条件の設定ダイアログ を参照してください 先行ステップの資源の参照については 先行ステップの資源を使用する場合 を参照してください - [ 詳細 ] の [ 不正な定義 ] に 不正な設定をしている定義が表示されます - [ 詳細 ] の [ 先行ステップ名 ] に 参照しているステップ名が表示されます - [ はい ] ボタンをクリックすると 選択したステップが上または下に移動されます [ いいえ ] ボタンをクリックすると 選択したステップは移動されません A ステップの追加ウィザード ステップを追加する場合は ステップの追加ウィザードより行います ステップを追加する手順 ステップを追加する手順を以下に示します

193 上図の (1)~(4) のステップを追加する作業手順について 順に説明します ジョブステップの追加 ジョブステップを追加する方法について以下に示します

194 1. ジョブ定義エディタのステップ定義画面から [ 追加 ] ボタンをクリックすると ステップの追加ウィザードが表示されます 初期画面は以下の画面です 2. [ ジョブステップの新規作成 ] ボタンを選択します

195 3. [ 次へ ] ボタンをクリックすると ジョブステップ定義情報設定画面が表示されます 4. [ ジョブステップ名 ] にジョブ内で一意なジョブステップ名を設定します 5. バッチアプリケーションの種別を設定します 6. [ 終了 ] ボタンをクリックすると ジョブステップ定義ダイアログが表示されるので ジョブステップ定義を設定します ジョブステップ定義ダイアログの詳細は A.1.7 ジョブステップ定義の設定 を参照してください プロシジャ呼出しステップの追加 プロシジャ呼出しステップを追加する方法について以下に示します 1. ジョブ定義エディタのステップ定義画面から [ 追加 ] ボタンをクリックすると ステップの追加ウィザードが表示されます 初期画面はステップの追加画面です 2. [ プロシジャ呼出しステップの新規作成 ] ボタンを選択します

196 3. [ 次へ ] ボタンをクリックすると プロシジャ呼出しステップ定義情報設定画面が表示されます 4. [ プロシジャ呼出しステップ名 ] にジョブ内で一意なジョブステップ名を設定します 5. [ 呼び出すプロシジャ定義名 ] に ジョブから呼び出すプロシジャ定義名を設定します 6. [ 終了 ] ボタンをクリックすると プロシジャ呼出しステップ定義ダイアログが表示されるので プロシジャ呼出しステップ定義を設定します プロシジャ呼出しステップ定義ダイアログの詳細は A.1.8 プロシジャ呼出しステップ定義の設定 を参照してください 編集中のジョブ定義内のステップを参照して追加 編集中のジョブ定義内のステップを参照して追加する方法について以下に示します 1. ジョブ定義エディタのステップ定義画面から [ 追加 ] ボタンをクリックすると ステップの追加ウィザードが表示されます 初期画面はステップの追加画面です 2. [ 参照作成 ] ボタンを選択します 3. [ 次へ ] ボタンをクリックすると ステップ選択画面が表示されます ステップ選択画面 ステップ選択画面の操作を以下に示します

197 1. [ ステップ ] 一覧から参照するステップを選択します 2. [ 次へ ] ボタンをクリックすると ステップ定義情報変更画面が表示されます ステップ定義情報変更画面はジョブステップ定義用とプロシジャ呼出しステップ定義用があり [ ステップ ] 一覧から選択したステップに対応する画面が表示されます [ 種別 ] が COBOL / C 言語 / ユーティリティ / 資源の獲得 回収のみ の場合はジョブテップ プロシジャ の場合はプロシジャ呼出しステップです ジョブステップを参照して追加する場合 編集中のジョブ定義内のジョブステップを参照して追加する方法について以下に示します

198 1. ステップ選択画面の [ ステップ選択 ] 一覧からジョブステップを選択し [ 次へ ] ボタンをクリックすると ジョブステップ用のステップ定義情報変更画面が表示されます 2. [ ジョブステップ名 ] には 参照元のジョブステップ定義に設定されたジョブステップ名が表示されるので ジョブ定義内で一意なジョブステップ名を設定します 3. [ 終了 ] ボタンをクリックすると ジョブステップ定義ダイアログが表示されるので ジョブステップ定義を設定します ジョブステップ定義ダイアログの詳細は A.1.7 ジョブステップ定義の設定 を参照してください プロシジャ呼出しステップを参照して追加する場合 編集中のジョブ定義内のプロシジャ呼出しステップを参照して追加する方法について以下に示します

199 1. ステップ選択画面の [ ステップ選択 ] 一覧からプロシジャ呼出しステップを選択し [ 次へ ] ボタンをクリックすると プロシジャ呼出しステップ用のステップ定義情報変更画面が表示されます 2. [ プロシジャ呼出しステップ名 ] には 参照元のプロシジャ呼出しステップ定義に指定されたジョブステップ名が表示されるので ジョブ内で一意な新しいジョブステップ名を設定します 3. [ 呼び出すプロシジャ定義名 ] に ジョブから呼び出すプロシジャ定義名を設定します 4. [ 終了 ] ボタンをクリックすると プロシジャ呼出しステップ定義ダイアログが表示されるので プロシジャ呼出しステップ定義を設定します プロシジャ呼出しステップ定義ダイアログの詳細は A.1.8 プロシジャ呼出しステップ定義の設定 を参照してください バッチジョブ定義ファイル中のステップを参照して追加 バッチジョブ定義ファイル中のステップを参照して追加する方法について以下に示します 1. ジョブ定義エディタのステップ定義画面から [ 追加 ] ボタンをクリックすると ステップの追加ウィザードが表示されます 初期画面はステップの追加画面です 2. [ ファイル参照作成 ] ボタンを選択します

200 3. [ 次へ ] ボタンをクリックすると バッチジョブ定義ファイル選択画面が表示されます バッチジョブ定義ファイル選択画面から プロジェクト名を指定する場合と ファイル名を設定する場合では手順が異なるため それぞれについて説明します プロジェクト名を指定する場合 プロジェクト名を指定する場合は 指定したバッチジョブ定義プロジェクト配下のバッチジョブ定義ファイルからステップを参照します バッチジョブ定義ファイル選択画面からプロジェクト名を指定する場合の手順を以下に示します

201 1. [ プロジェクト ] ボタンを指定し [ プロジェクト名 ] に参照するバッチジョブ定義プロジェクトのフォルダ名を指定します または [ 参照 ] ボタンをクリックしてプロジェクトを指定します [ 参照 ] ボタンをクリックすると プロジェクト選択ダイアログが表示されます 2. 参照するバッチジョブ定義ファイルが格納されているプロジェクトを選択し [OK] ボタンをクリックします 初期状態では 現在編集中のバッチジョブ定義ファイルが属するプロジェクトが指定されています 3. ダイアログから選択したプロジェクトがバッチジョブ定義ファイル選択画面の [ プロジェクト名 ] に設定されます

202 4. [ 次へ ] ボタンをクリックします バッチジョブ定義ファイル選択画面が表示されます 5. [ バッチジョブ定義ファイル ] 一覧から 参照するステップを定義したバッチジョブ定義ファイルを指定します 6. [ 次へ ] ボタンをクリックします ステップ選択画面が表示されます 以降はステップ選択画面を表示した場合と同じ手順です ステップ選択画面については ステップ選択画面 を参照してください ファイル名を指定する場合 ファイル名を指定する場合は 参照するステップを定義したバッチジョブ定義ファイルを指定します バッチジョブ定義ファイル選択画面からファイル名を指定する場合の手順を以下に示します

203 1. [ ファイル ] ボタンを指定し [ ファイル名 ] に参照するステップを定義したバッチジョブ定義ファイル名を指定します または [ 参照 ] ボタンをクリックしてファイルを指定します [ 参照 ] ボタンをクリックすると ファイルを開くダイアログが表示されます 2. 参照するバッチジョブ定義ファイルを指定し [ 開く ] ボタンをクリックします 3. ダイアログから指定したファイル名がバッチジョブ定義ファイル選択画面の [ ファイル名 ] に設定されます 4. [ 次へ ] ボタンをクリックします ステップ選択画面が表示されます 以降はステップ選択画面を表示した場合と同じ手順です ステップ選択画面については ステップ選択画面 を参照してください A ステップの挿入ウィザード ステップを挿入する場合は ステップの挿入ウィザードより行います 1. ジョブ定義エディタのステップ定義画面から [ 挿入 ] ボタンをクリックすると ステップの挿入ウィザードが表示されます 初期画面は以下の画面です

204 ステップの挿入ウィザードおよび構成する各画面については 追加 という表記が 挿入 になっている点を除いて A ステップの追加ウィザード と同じです ステップを挿入する手順 ステップを追加する手順と同じです ステップを追加する手順については ステップを追加する手順 を参照してください ジョブステップの挿入 ジョブステップを追加する方法と同じです ジョブステップを追加する方法については ジョブステップの追加 を参照してください プロシジャ呼出しステップの挿入 プロシジャ呼出しステップを追加する方法と同じです プロシジャ呼出しステップを追加する方法については プロシジャ呼出しステップの追加 を参照してください 編集中のジョブ定義内のステップを参照して挿入 編集中のジョブ定義内のステップを参照して追加する方法と同じです 編集中のジョブ定義内のステップを参照して追加する方法については 編集中のジョブ定義内のステップを参照して追加 を参照してください バッチジョブ定義ファイル中のステップを参照して挿入 バッチジョブ定義ファイル中のステップを参照して追加する方法と同じです バッチジョブ定義ファイル中のステップを参照して追加する方法については バッチジョブ定義ファイル中のステップを参照して追加 を参照してください

205 A 終了条件定義画面 ジョブの終了条件を設定する方法について 以下に示します 終了条件の設定 終了条件定義は ジョブの終了条件を設定します 実行したジョブステップの終了コードが終了条件に一致した場合 ジョブは終了します ジョブ定義エディタの [ 終了条件定義 ] タブをクリックすると 終了条件定義画面が表示されます 以下に 画面イメージと各部品の説明を示します [ 終了条件 ] 一覧 [ 終了条件 ] 一覧では ジョブの終了条件一覧が表示されます [ 追加 ] ボタン [ 追加 ] ボタンをクリックすると 終了条件の設定ダイアログが表示されます 1. [ 比較パターン ] から終了条件の比較パターンを設定します 比較パターンによっては [ 比較値 2] を設定する必要があります 比較パターンおよび比較パターンごとに 設定が必要な項目は以下のとおりです 比較パターン 設定が必要な項目 比較値 1 比較値 2 比較値 1 = 終了コード 比較値 1 <= 終了コード 比較値 1 <= 終了コード <= 比較値 2 比較値 1 < 終了コード 比較値 1 < 終了コード < 比較値

206 比較パターン 設定が必要な項目 比較値 1 比較値 2 比較値 1 >= 終了コード 比較値 1 > 終了コード 比較値 1!= 終了コード : 設定が必要 : 設定は不要 2. [ 比較値 1] に [ 比較パターン ] で設定した比較パターンの比較値 1 を設定します 3. [ 比較値 2] に [ 比較パターン ] で設定した比較パターンの比較値 2 を設定します [ 比較値 2] は [ 比較パターン ] から [ 比較値 1 <= 終了コード <= 比較値 2] または [ 比較値 1 < 終了コード < 比較値 2] のいずれかを選択した場合だけ設定できます 4. [OK] ボタンをクリックすると設定した終了条件が終了条件定義画面の [ 終了条件 ] 一覧に追加されます - 終了条件は 8 個まで指定できます - 同じ終了条件を重複して設定できません 終了条件定義画面の [ 終了条件 ] 一覧に存在する終了条件と同じ条件を設定して [OK] ボタンをクリックした場合は エラーとなります - [ 比較値 1!= 終了コード ] は 単独の条件としてだけ設定できます 他の終了条件と組み合わせられません - [ 比較値 1] と [ 比較値 2] を設定する場合は 比較パターンが式として成立する値を設定してください 比較パターンが式として成立しない値を設定して [OK] ボタンをクリックした場合は エラーとなります 比較パターンが式として成立しない指定例を 以下に示します - 2( 比較値 1) < 終了コード < 0( 比較値 2) [ 更新 ] ボタン カスケードジョブ ( カスケード開始節と終了節が存在するジョブ ) の場合 終了条件は指定できません 指定した場合エラーとなります [ 終了条件 ] 一覧から終了条件を選択して [ 更新 ] ボタンをクリックすると 終了条件の設定ダイアログが表示されます 各入力域には前回設定した内容が表示されるため 必要に応じて更新し [OK] ボタンをクリックすると 設定した終了条件が終了条件定義画面の [ 終了条件 ] 一覧に反映されます [ 削除 ] ボタン A.1.7 [ 終了条件 ] 一覧から終了条件を選択して [ 削除 ] ボタンをクリックすると 確認ダイアログが表示されます 確認ダイアログから [ はい ] ボタンをクリックすると選択した終了条件が削除されます ジョブステップ定義の設定 ジョブステップ定義では ジョブの中の処理単位であるジョブステップを設定します ジョブステップ定義は ジョブステップ定義ダイアログから設定します ジョブステップ定義ダイアログは 基本情報画面 実行条件定義画面 バッチアプリケーション定義画面 資源定義画面 マルチジョブコントローラ定義画面から構成されます 以下にジョブステップ定義を設定する手順を示します 図中の枠の部分がジョブステップ定義の設定手順です

207 A 基本情報画面 ジョブステップ定義の基本情報を設定する方法について 以下に示します 基本情報の設定 ジョブステップ定義の基本情報ではジョブステップ名を設定します ジョブステップ定義ダイアログの [ 基本情報 ] タブをクリックすると 基本情報画面が表示されます 以下に画面イメージと各部品の説明を示します

208 [ ジョブステップ名 ] ジョブ定義内で一意となるジョブステップ名を設定します [ コメント ] ジョブステップに関するコメントを入力します [ コメント ] の入力は省略できます A 実行条件定義画面 ジョブステップ定義の実行条件定義を設定する方法について 以下に示します 実行条件の設定 ジョブステップ定義の実行条件定義ではジョブステップを実行するための条件を設定します 実行条件に一致しない場合 ジョブステップは実行されません ジョブステップ定義ダイアログの [ 実行条件定義 ] タブをクリックすると 実行条件定義画面が表示されます 以下に画面イメージと各部品の説明を示します

209 [ 実行条件 ] ジョブステップの実行条件を設定します 実行条件に一致した場合は ジョブステップは実行されます ただし 実行条件に一致した場合でも 迂回条件に一致した場合はジョブステップは実行されません 先行ジョブステップが存在しない場合には 実行条件は選択できません - カスケードジョブステップの場合 実行条件は指定できません [ 迂回条件 ] 一覧 迂回条件として 先行ステップ名と条件式を設定します 迂回条件に一致した場合 ジョブステップは実行されません [ 追加 ] ボタン [ 追加 ] ボタンをクリックすると 迂回条件の設定ダイアログが表示されるので 迂回条件を設定します 先行ジョブステップが存在しない場合には 迂回条件は追加できません

210 迂回条件の設定ダイアログ 迂回条件の設定ダイアログの設定手順を以下に示します 1. [ 先行ステップ名 ] から迂回条件の対象となる先行ステップを設定します 選択できる項目は以下のとおりです ジョブ定義内に登録されている先行ジョブステップ ジョブ定義内に登録されている先行プロシジャ呼出しステップ 直前終了コード ( 直前に実行されたジョブステップ名を指定したことに相当します ) 全終了コード ( すべての先行ジョブステップ名を指定したことに相当します ) 2. [ 先行プロシジャ内のジョブステップ名 ] に [ 先行ステップ名 ] で設定した先行するプロシジャ呼出しステップから呼び出すプロシジャ内のジョブステップ名を設定します [ 先行ステップ名 ] からプロシジャ呼出しステップを設定した場合だけ入力できます 3. [ 比較パターン ] から迂回条件で使用する条件を設定します 比較パターンは以下の項目から設定します 比較値 1 = 終了コード 比較値 1 <= 終了コード 比較値 1 <= 終了コード <= 比較値 2 比較値 1 < 終了コード 比較値 1 < 終了コード < 比較値 2 比較値 1 >= 終了コード 比較値 1 > 終了コード 比較値 1!= 終了コード 比較パターン 4. [ 比較値 1] に [ 比較パターン ] で設定した比較パターンの比較値 1 を設定します 5. [ 比較値 2] に [ 比較パターン ] で設定した比較パターンの比較値 2 を設定します [ 比較値 2] は [ 比較パターン ] から [ 比較値 1 <= 終了コード <= 比較値 2] または [ 比較値 1 < 終了コード < 比較値 2] のいずれかを選択した場合だけ設定できます 6. [OK] ボタンをクリックすると設定した迂回条件が実行条件定義画面の [ 迂回条件 ] 一覧の最下位に追加されます - 比較パターンに [ 比較値 1!= 終了コード ] を設定した迂回条件は 同じ先行ステップを指定した他の迂回条件と混在できません すでに他の比較パターンの迂回条件を設定している状態で [ 比較値 1!= 終了コード ] の迂回条件を追加しようとした場合 または [ 比較値 1!= 終了コード ] である迂回条件を設定している状態で それ以外の比較パターンの迂回条件を追加しようとした場合はエラーとなります - 迂回条件は重複して設定できません 設定した場合はエラーとなります

211 - [ 比較値 1] と [ 比較値 2] を設定する場合は 比較パターンが式として成立する値を設定してください 比較パターンが式として成立しない値を設定した場合は 設定したときにエラーとなります 比較パターンが式として成立しない指定例を 以下に示します 2( 比較値 1) < 終了コード < 0( 比較値 2) - カスケードジョブステップの場合 迂回条件は指定できません - 先行ステップにカスケードジョブステップが含まれる場合 [ 直前終了コード ] は指定できません 指定した場合エラーとなります - 先行ステップにカスケードジョブステップが含まれる場合 [ 全終了コード ] は指定できません 指定した場合エラーとなります [ 更新 ] ボタン [ 迂回条件 ] 一覧から特定の行を選択し [ 更新 ] ボタンをクリックすると 迂回条件の設定ダイアログが表示されるので 迂回条件を更新します 更新した迂回条件は [ 迂回条件 ] 一覧から選択した行に反映されます [ 削除 ] ボタン [ 迂回条件 ] 一覧から迂回条件を選択して [ 削除 ] ボタンをクリックすると 確認ダイアログが表示されます 確認ダイアログから [ はい ] ボタンをクリックすると選択した迂回条件が削除されます A バッチアプリケーション定義画面 ジョブステップ定義のバッチアプリケーション定義を設定する方法について 以下に示します バッチアプリケーションの設定 バッチアプリケーション定義は ジョブステップとして実行するバッチアプリケーションの種別 パラメタ 環境変数を設定します ジョブステップ定義ダイアログの [ バッチアプリケーション定義 ] タブをクリックすると バッチアプリケーション定義画面が表示されます バッチアプリケーション定義画面はバッチアプリケーションの種別により 以下の画面があります COBOL 用の画面 C 言語用の画面 ユーティリティ用の画面 資源の獲得 回収のみの画面 COBOL 用の画面 バッチアプリケーション定義画面の [ バッチアプリケーションの種別 ] から [COBOL] ボタンを選択すると COBOL 用の [ バッチアプリケーション定義 ] 画面に切り替わります 以下に画面イメージと各部品の説明を示します

212 [ サーバアプリケーション名 ] バッチ実行基盤から呼び出すプログラム名 ( または関数名 ) に対応した任意の名前を設定します この名前を バッチアプリケーション名 と呼びます 実際に呼び出すバッチアプリケーションのライブラリ名 プログラム名 ( または関数名 ) は バッチアプリケーションの配備時に アプリケーション情報入力ファイル に設定します [ パラメタ ] 一覧 COBOL のプログラムへ渡すパラメタを設定します パラメタの設定は パラメタの設定ダイアログから行います

213 1. [ パラメタ ] 一覧の [ 追加 ] ボタンをクリック または [ パラメタ ] 一覧に表示されているパラメタを選択して [ 更新 ] ボタンをクリックすると パラメタの設定ダイアログを表示します a. パラメタのデータ型を選択します データ型によりデータ長およびパラメタ値に設定する値は以下のようになります データ型データ長パラメタ値 PIC S9(n) : 外部 10 進項目 ( 符号付き ) 1~18 数値 PIC 9(n) : 外部 10 進項目 ( 符号無し ) 1~18 数値 PIC X(n) : 英数字項目 1~1,024 英数字 b. [ データ長 ] にパラメタのデータ長を設定します c. [ パラメタ値 ] にパラメタの値を設定します d. [OK] ボタンをクリックすると [ パラメタ ] 一覧に設定したパラメタが反映されます 2. [ パラメタ ] 一覧のパラメタ ([ データ型 ] [ データ長 ] または [ パラメタ ]) を選択して [ 上へ ] ボタンをクリックすると 選択したパラメタの順番が上に移動されます [ 下へ ] ボタンをクリックすると 下へ移動されます また [ 削除 ] ボタンをクリックすると 確認ダイアログが表示されます 確認ダイアログから [ はい ] ボタンをクリックすると選択したパラメタは削除されます バッチジョブ定義エディタでは [ パラメタ値 ] に設定したパラメタの長さと [ データ長 ] に設定した値の比較を行いません バッチアプリケーションの実行時に 入力パラメタのデータ変換規則 に従って パラメタを変換します パラメタの設定を行った後に バッチアプリケーションの種別を変更した場合 パラメタの設定内容は削除されます [ 環境変数 ] 一覧 COBOL のプログラムが使用する環境変数を設定します 環境変数の設定は 環境変数の設定ダイアログから行います 1. [ 環境変数 ] 一覧の [ 追加 ] ボタンをクリック または [ 環境変数 ] 一覧に表示されている環境変数を選択して [ 更新 ] ボタンをクリックすると 環境変数の設定ダイアログが表示されます 環境変数の設定ダイアログについては 環境変数の設定ダイアログ を参照してください 2. [ 環境変数 ] 一覧の環境変数を選択して [ 削除 ] ボタンをクリックすると 確認ダイアログが表示されます 確認ダイアログから [ はい ] ボタンをクリックすると選択した環境変数が削除されます [ 環境変数 ] 一覧のタイトル部 ([ 変数 ] または [ 値 ]) をクリックすることで 指定した列を基準に一覧がソートされます 環境変数を設定してから [ バッチアプリケーションの種別 ] を [ 資源の獲得 回収のみ ] に切り替える場合 設定した環境変数は削除されます C 言語用の画面 バッチアプリケーション定義画面の [ バッチアプリケーションの種別 ] から [C 言語 ] ボタンを選択すると C 言語用の [ バッチアプリケーション定義 ] 画面に切り替わります 以下に画面イメージと各部品の説明を示します

214 [ サーバアプリケーション名 ] バッチ実行基盤から呼び出すプログラム名 ( または関数名 ) に対応した任意の名前を設定します この名前を バッチアプリケーション名 と呼びます 実際に呼び出すバッチアプリケーションのライブラリ名 プログラム名 ( または関数名 ) は バッチアプリケーションの配備時に アプリケーション情報入力ファイル に設定します [ パラメタ ] 一覧 C 言語のプログラムへ渡すパラメタを設定します パラメタの設定は パラメタの設定ダイアログから行います

215 1. [ パラメタ ] 一覧の [ 追加 ] ボタンをクリック または [ パラメタ ] 一覧に表示されているパラメタを選択して [ 更新 ] ボタンをクリックすると パラメタの設定ダイアログを表示します a. パラメタのデータ型を選択します データ型によりデータ長およびパラメタ値に設定する値は以下のようになります データ型データ長パラメタ値 short : 数値型 (2 バイト ) 項目 2( 固定 ) 数値 int : 数値型 (4 バイト ) 項目 4( 固定 ) 数値 long long : 数値型 (8 バイト ) 項目 8( 固定 ) 数値 char : 英数字項目 1~1,024 英数字 b. [ データ長 ] にパラメタのデータ長を設定します c. [ パラメタ値 ] にパラメタの値を設定します d. [OK] ボタンをクリックすると [ パラメタ ] 一覧に設定したパラメタが反映されます 2. [ パラメタ ] 一覧のパラメタ ([ データ型 ] [ データ長 ] または [ パラメタ ]) を選択して [ 上へ ] ボタンをクリックすると 選択したパラメタの順番が上に移動されます [ 下へ ] ボタンをクリックすると 下へ移動されます また [ 削除 ] ボタンをクリックすると 確認ダイアログが表示されます 確認ダイアログから [ はい ] ボタンをクリックすると選択したパラメタは削除されます バッチジョブ定義エディタでは [ パラメタ値 ] に設定したパラメタの長さと [ データ長 ] に設定した値の比較を行いません バッチアプリケーションの実行時に 入力パラメタのデータ変換規則 に従って パラメタを変換します パラメタの設定を行った後に バッチアプリケーションの種別を変更した場合 パラメタの設定内容は削除されます [ 環境変数 ] 一覧 C 言語のプログラムが使用する環境変数を設定します 環境変数の設定は 環境変数の設定ダイアログから行います 1. [ 環境変数 ] 一覧の [ 追加 ] ボタンをクリック または [ 環境変数 ] 一覧に表示されている環境変数を選択して [ 更新 ] ボタンをクリックすると 環境変数の設定ダイアログが表示されます 環境変数の設定ダイアログについては 環境変数の設定ダイアログ を参照してください 2. [ 環境変数 ] 一覧の環境変数を選択して [ 削除 ] ボタンをクリックすると 確認ダイアログが表示されます 確認ダイアログから [ はい ] ボタンをクリックすると選択した環境変数が削除されます [ 環境変数 ] 一覧のタイトル部 ([ 変数 ] または [ 値 ]) をクリックすることで 指定した列を基準に一覧がソートされます 環境変数を設定してから [ バッチアプリケーションの種別 ] を [ 資源の獲得 回収のみ ] に切り替える場合 設定した環境変数は削除されます

216 ユーティリティ用の画面 バッチアプリケーション定義画面の [ バッチアプリケーションの種別 ] から [ ユーティリティ ] ボタンを選択すると ユーティリティ用の [ バッチアプリケーション定義 ] 画面に切り替わります 以下に画面イメージと各部品の説明を示します [ 実行ファイル名 ] ユーティリティとして実行できるファイル名を設定します [ 実行ファイル名 ] で指定するファイルのパスは バッチワークユニットの PATH 環境変数で指定する必要があります 実行するときに [ 実行ファイル名 ] で指定するファイルのパスを PATH 環境変数で指定していない場合はエラーとなります また 相対パスでの指定はできません [ パラメタ ] 一覧 ユーティリティへ渡すパラメタを設定します パラメタの設定は パラメタの設定ダイアログから行います

217 1. [ パラメタ ] 一覧の [ 追加 ] ボタンをクリック または [ パラメタ ] 一覧に表示されているパラメタを選択して [ 更新 ] ボタンをクリックすると パラメタの設定ダイアログが表示されます 2. [ パラメタ値 ] にパラメタの値を指定します 3. [OK] ボタンをクリックすると [ パラメタ ] 一覧に設定したパラメタが反映されます 4. [ パラメタ ] 一覧のパラメタを選択して [ 上へ ] ボタンをクリックすると 選択したパラメタの順番が上に移動されます [ 下へ ] ボタンをクリックすると 下へ移動されます また [ 削除 ] ボタンをクリックすると 確認ダイアログが表示されます 確認ダイアログから [ はい ] ボタンをクリックすると選択したパラメタは削除されます パラメタの設定を行った後に バッチアプリケーションの種別を変更した場合 パラメタの設定内容は削除されます [ 環境変数 ] 一覧 ユーティリティが使用する環境変数を設定します 環境変数の設定は 環境変数の設定ダイアログから行います 1. [ 環境変数 ] 一覧の [ 追加 ] ボタンをクリック または [ 環境変数 ] 一覧に表示されている環境変数を選択して [ 更新 ] ボタンをクリックすると 環境変数の設定ダイアログが表示されます 環境変数の設定ダイアログについては A 環境変数定義画面 を参照してください 2. [ 環境変数 ] 一覧の環境変数を選択して [ 削除 ] ボタンをクリックすると 確認ダイアログが表示されます 確認ダイアログから [ はい ] ボタンをクリックすると選択した環境変数が削除されます [ 環境変数 ] 一覧のタイトル部 ([ 変数 ] または [ 値 ]) をクリックすることで 指定した列を基準に一覧がソートされます 環境変数を設定してから [ バッチアプリケーションの種別 ] を [ 資源の獲得 回収のみ ] に切り替える場合 設定した環境変数は削除されます 資源の獲得 回収のみの画面 バッチアプリケーション定義画面の [ バッチアプリケーションの種別 ] から [ 資源の獲得 回収のみ ] ボタンを選択すると 資源の獲得 回収のみ用の [ バッチアプリケーション定義 ] 画面に切り替わります 以下に画面イメージを示します

218 資源の獲得 回収のみの画面は 設定が必要な情報はありません 当該ジョブステップでバッチアプリケーションを呼び出さずに資源定義での処理のみを行う場合に使用します [ 資源の獲得 回収のみ ] ボタンを選択した場合 [ マルチジョブ ] タブの設定は無効となります A 資源定義画面 資源定義の画面遷移資源定義における画面遷移は以下のとおりです

219 資源定義の設定 資源定義は ジョブステップが使用する資源を設定します ジョブステップ定義ダイアログの [ 資源定義 ] タブをクリックすると 資源定義画面が表示されます 以下に 画面イメージと各部品の説明を示します

220 [ ジョブステップが使用する資源 ] 一覧 ジョブステップが使用する資源が一覧表示されます [ 追加 ] ボタン [ 追加 ] ボタンをクリックすると 資源の追加ウィザードが表示されるので ウィザードから追加する資源を設定します 資源の追加ウィザードについては A 資源の追加ウィザード を参照してください [ 更新 ] ボタン [ ジョブステップが使用する資源 ] 一覧から資源を選択し [ 更新 ] ボタンをクリックすると 資源定義設定ダイアログが表示されるので 資源定義を更新します 資源定義設定ダイアログについては A 資源定義設定ダイアログ を参照してください [ 削除 ] ボタン [ ジョブステップが使用する資源 ] 一覧から資源を選択し [ 削除 ] ボタンをクリックすると 確認ダイアログが表示されます 確認ダイアログから [ はい ] ボタンをクリックすると選択した資源が削除されます [ 詳細 ] [ ジョブステップが使用する資源 ] 一覧から資源を選択すると 選択されている資源の情報が表示されます

221 A 資源の追加ウィザード 資源を追加する場合は 資源の追加ウィザードより行います 資源を追加する手順資源を追加する手順を以下に示します 資源の追加 資源を追加する方法について以下に示します

222 1. ジョブステップ定義ダイアログの資源定義画面から [ 追加 ] ボタンをクリックすると 資源の追加ウィザードが表示されます 初期画面は以下の画面です 2. [ 資源の新規作成 ] ボタンを選択します

223 3. [ 次へ ] ボタンをクリックすると 資源定義情報設定画面が表示されます 4. [ 資源名 ] にジョブステップ内で一意な資源名を設定します 5. [ 使用する資源 ] の種別を設定します 6. [ ファイルを連結する ] をチェック指定した場合 [ 資源名 ] には ジョブステップに存在する資源名が指定できます [ 連結番号 ] には ファイルを連結する順番を 1~9999 で指定します ( バッチアプリケーションの種別が COBOL の場合のみ ) 7. [ 終了 ] ボタンをクリックすると 資源定義設定ダイアログが表示されるので 資源定義を行います 資源定義設定ダイアログの詳細は A 資源定義設定ダイアログ を参照してください 編集中のジョブ定義内の資源を参照して追加編集中のジョブ定義内の資源定義を参照して 資源を追加する方法について 以下に示します 1. 資源の追加ウィザードの資源の追加画面から [ 参照作成 ] ボタンを選択します 2. [ 次へ ] ボタンをクリックすると 資源選択画面が表示されます 資源の選択画面資源の選択画面の操作方法を以下に示します

224 1. [ 資源 ] 一覧から参照する資源を選択します [ 詳細 ] に選択した資源の詳細情報が表示されます

225 2. [ 次へ ] ボタンをクリックすると 資源定義情報変更画面が表示されます 3. [ 資源名 ] には 参照元の資源定義に指定された資源名が表示されるので ジョブステップ内で一意となる資源名を設定します 4. [ 終了 ] ボタンをクリックすると 資源定義設定ダイアログが表示されるので 資源定義を行います 資源定義設定ダイアログの詳細は A 資源定義設定ダイアログ を参照してください バッチジョブ定義ファイル中のステップを参照して追加 バッチジョブ定義ファイル中の資源を参照して追加する方法について以下に示します 1. 資源の追加ウィザードの資源の追加画面から [ ファイル参照 ] ボタンを選択します

226 2. [ 次へ ] ボタンをクリックすると バッチジョブ定義ファイル選択画面が表示されます バッチジョブ定義ファイル選択画面から プロジェクト名を指定する場合と ファイル名を指定する場合では手順が異なるため それぞれについて説明します プロジェクト名を指定する場合 プロジェクト名を指定する場合は 指定したバッチジョブ定義プロジェクト配下のバッチジョブ定義ファイルからステップを参照します バッチジョブ定義ファイル選択画面からプロジェクト名を指定する場合の手順を以下に示します

227 1. [ プロジェクト ] ボタンを指定し [ プロジェクト名 ] に参照するバッチジョブ定義プロジェクトのフォルダ名を指定します または [ 参照 ] ボタンをクリックしてプロジェクトを指定します [ 参照 ] ボタンをクリックすると プロジェクト選択ダイアログが表示されます 2. 参照するバッチジョブ定義ファイルが格納されているプロジェクトを選択し [OK] ボタンをクリックします 初期状態では 現在編集中のバッチジョブ定義ファイルが属するプロジェクトが選択されています 3. ダイアログから選択したプロジェクトがバッチジョブ定義ファイル選択画面の [ プロジェクト名 ] に設定されます

228 4. [ 次へ ] ボタンをクリックします バッチジョブ定義ファイル選択画面が表示されます 5. [ バッチジョブ定義ファイル ] 一覧から 参照する資源を定義したバッチジョブ定義ファイルを選択します 6. [ 次へ ] ボタンをクリックします [ 次へ ] ボタンをクリックすると 資源の選択画面が表示されます 以降は資源の選択画面を表示した場合と同じ手順です 資源の選択画面については 資源の選択画面 を参照してください ファイル名を指定する場合 ファイル名を指定する場合は 参照する資源を定義したバッチジョブ定義ファイルを指定します バッチジョブ定義ファイル選択画面からファイル名を指定する場合の手順を以下に示します 1. [ ファイル ] ボタンを選択し [ ファイル名 ] に参照する資源を定義したバッチジョブ定義ファイル名を指定します または [ 参照 ] ボタンをクリックしてファイルを選択します [ 参照 ] ボタンをクリックすると ファイルを開くダイアログが表示されます 2. 参照するバッチジョブ定義ファイルを選択し [OK] ボタンをクリックします 初期状態では マイドキュメント配下が表示されます 3. ダイアログから選択したファイル名がバッチジョブ定義ファイル選択画面の [ ファイル名 ] に設定されます 4. [ 次へ ] ボタンをクリックします [ 次へ ] ボタンをクリックすると 資源の選択画面が表示されます 以降は資源の選択画面を表示した場合と同じ手順です 資源の選択画面については 資源の選択画面 を参照してください

229 A 資源定義設定ダイアログ 資源定義設定ダイアログでは 資源の種類や作成 使用方法 後処理といった資源全体の情報を設定します ジョブステップ定義ダイアログの資源定義画面から [ 更新 ] ボタンをクリック または資源の追加ウィザードから追加方法を指定して [ 終了 ] ボタンをクリックすると 資源定義設定ダイアログが表示されます 以下に画面イメージと各部品の説明を示します バッチアプリケーションの種別が COBOL の場合

230 本ダイアログ全体を参照するためにはスクロールバーを使用します 本ダイアログをスクロールしたイメージを以下に示します

231 バッチアプリケーションの種別が COBOL でない場合 資源名の指定 [ 資源名 ] にジョブステップ内で一意となる資源名を設定します ファイルを使用する場合 ファイルを新たに割り当てる場合は [ 使用する資源 ] から [ ファイル ] ボタンを選択します [ ファイル ] ボタンを選択すると [ ファイル名 ] 配下が入力できるので ファイルに必要な情報を設定します 1. [ ディレクトリ名 ] を以下のいずれかの形式で指定します - ファイルパスの論理化機能を使用しない場合 [ ディレクトリを使用する ] を選択し ディレクトリ名を絶対パスで設定します

232 - ファイルパスの論理化機能を使用する場合 - 論理ディレクトリを使用する場合 [ 論理ディレクトリを使用する ] を選択し 論理ディレクトリ名を設定します - デフォルト論理ディレクトリを使用する場合 / 論理ディレクトリ選択を使用する場合 [ デフォルト論理ディレクトリを使用する ] を選択し ディレクトリ名を省略します [ ディレクトリ名 ] はグレーアウトされます 世代ファイルを使用する場合には btfwaddgenfileinf コマンドで設定したディレクトリ名を指定します btfwaddgenfileinf コマンドについては Interstage Job Workload Server リファレンス を参照してください 2. [ ファイル名 ] に資源として使用するファイル名を設定します ファイル名を決める必要がない場合は [ 一時ファイルを使用する ] をチェックすると [ ファイル名 ] はグレーアウトされ ファイル名を設定する必要はありません 世代ファイルを使用する場合には [ 世代ファイルを使用する ] をチェックし [ ファイル名 ] には世代ファイル名を設定します また 世代番号を [ 相対世代番号 ] または [ 絶対世代番号 ] で設定します ファイル名の設定にはパスは含めません ファイル名にパス区切り文字を使用するとエラーとなります 3. ファイルの作成方法 使用方法を指定します 資源の作成 使用方法の指定 を参照して 指定してください 4. ファイルの後処理を指定します 資源の後処理の指定 を参照して 指定してください 5. ファイルに対して追加で書き込みを行う場合 [ ファイル追加書きを使用する ] をチェックします バッチアプリケーションの種別が COBOL の場合のみ設定できます 6. ファイルの高速処理を使用する場合は [ ファイルの高速処理を使用する ] をチェックします バッチアプリケーションの種別が COBOL の場合のみ設定できます 先行ステップの資源を使用する場合 先行ステップが使用した資源を再度使用する場合は [ 使用する資源 ] から [ 先行ステップの資源 ] ボタンを選択します [ 先行ステップの資源 ] ボタンを選択すると [ 先行ステップの資源名 ] 配下が入力できるので 先行ステップの参照に必要な情報を設定します 1. [ 先行ステップ名 ] から先行ジョブステップ名または先行プロシジャ呼出しステップ名を設定します [ 先行ステップ名 ] には 同じジョブ内の先行したステップ名の一覧が表示されます 2. [ 先行プロシジャ内のジョブステップ名 ] に先行プロシジャ呼出しステップで呼び出したプロシジャ内のジョブステップ名を設定します [ 先行ステップ名 ] から先行プロシジャ呼出しステップを指定した場合だけ 入力できます 3. [ 参照する資源名 ] に先行ジョブステップまたは先行プロシジャ呼出しステップで定義した資源名を設定します [ 参照する資源名 ] には [ 先行ステップ名 ] で指定したステップに定義されている資源名の一覧が表示されます [ 先行ステップ名 ] で先行プロシジャ呼出しステップ名を指定した場合は [ 参照する資源名 ] には資源名は表示されないため 資源名を直接入力します 資源を定義するジョブステップが ジョブまたはプロシジャの先頭のステップの場合は 先行ステップが存在しないため [ 先行ス

233 テップの資源 ] は選択できません 4. ファイルの作成方法 使用方法を指定します 資源の作成 使用方法の指定 を参照して 指定してください 5. ファイルの後処理を指定します 資源の後処理の指定 を参照して 指定してください 6. ファイルに対して追加で書き込みを行う場合 [ ファイル追加書きを使用する ] をチェックします バッチアプリケーションの種別が COBOL の場合のみ設定できます 7. ファイルの高速処理を使用する場合は [ ファイルの高速処理を使用する ] をチェックします バッチアプリケーションの種別が COBOL の場合のみ設定できます ファイルを連結する場合 ファイルを連結する場合には [ ファイルを連結する ] をチェックします この場合 資源の作成 使用方法は [ 既存のファイルを参照する ] のみ選択可能です また [ ファイルの追加書きを行う ] の指定項目はグレーアウトされます [ 連結番号 ] には ファイルの連結順序を示す値を 1~9999 で指定します 小さい値から昇順でファイルを連結します 連結番号は 連続している必要はありません バッチアプリケーションの種別が COBOL の場合のみ設定できます ファイルを連結する場合には 1 つの資源名に対して複数のファイルを指定します 連結するファイルの資源定義すべてに同じ資源名を指定します ダミーファイルを使用する場合 ダミーファイルを使用する場合には [ ダミーファイルを使用する ] をチェックします [ 使用する資源 ] の指定項目のうち [ ファイル ] ボタンとファイル連結の指定以外の指定項目はグレーアウトされます バッチアプリケーションの種別が COBOL の場合のみ設定できます null デバイスを使用する場合 null デバイスを使用する場合は [null デバイスを使用する ] をチェックします [ 使用する資源 ] の指定項目のうち [ ファイル ] ボタン以外の指定項目はグレーアウトされます バッチアプリケーションの種別が COBOL でない場合のみ設定できます 資源の作成 使用方法の指定 1. [ 資源の作成 使用方法 ] を設定します - [ 新規にファイルを使用する ] ボタンファイルを新しく作成する場合に選択します ファイルは排他モードで使用します 本ボタンを選択すると 配下のボタンおよび [ 資源の使用量 ] 域が操作できます - [ ファイルが存在した場合はそのまま使用する ] をチェックした場合は ファイルの新規作成時にすでにファイルが存在した場合 既存のファイルをそのまま排他モードで使用します - [ 既存のファイルを更新する ] ボタン既存ファイルを更新する場合に選択します ファイルは排他モードで使用します 本ボタンを選択すると [ 資源の使用量 ] 域が操作できます

234 - [ 既存のファイルを参照する ] ボタン既存ファイルを参照する場合に選択します 本ボタンを選択すると 配下のボタンが操作できます なお [ 既存のファイルを参照する ] ボタンを選択した場合には [ ファイルの追加書きを行う ] の指定項目はグレーアウトされます - [ ファイルを排他的に使用する ] をチェックした場合は 既存ファイルを排他モードで使用します - [ ファイルを排他的に使用する ] をチェックしない場合は 既存ファイルを共用モードで使用します [ 資源の後処理 ] 域の [ ジョブステップが正常終了した場合 ] と [ ジョブステップが異常終了した場合 ] のいずれにも [ 削除 ] は選択できません 選択するとエラーとなります 2. [ 資源の使用量 ] を設定します - [ 使用容量 ] に 使用するファイルの容量を設定します - 容量は数値と単位で設定します 数値は 0~9999 の範囲で指定します 単位は KByte MByte GByte のいずれかを選択します - [ 使用容量 ] の初期値は 0KByte です - [ 上限値 ] は設定できません - [ 使用容量 ] に 0 を指定した場合 または [ 使用容量 ] の値を省略した場合は ファイル容量の事前チェック対象にはなりません この場合 当該ファイルを使用している間は容量管理の対象外のため ジョブの実行中に容量不足が発生し アプリケーションの書込みが失敗する可能性があります したがって バッチアプリケーションからファイルを使用する場合は [ 使用容量 ] に十分なファイル容量を設定することを推奨します - ファイルの事前容量チェック機能を無効にして運用する場合は [ 使用容量 ] の指定値は無視します 資源の後処理の指定 [ 資源の後処理 ] を指定します [ ジョブステップが正常終了した場合 ] ジョブステップが正常終了した場合の ジョブステップが使用したファイルの後処理を設定します [ 削除 ] ボタンを選択した場合は ジョブステップが正常終了時にファイルを削除します [ 保持 ] ボタンを選択した場合は ジョブステップが正常終了時にファイルを削除しません [ 後続ステップへ渡す ] ボタンを選択した場合 資源の後処理は [ 保持 ] ボタンを選択したものと扱い 引継ぎ対象となる後続のジョブステップの [ 資源の後処理 ] の選択に依存します なお 引継ぎ対象となる後続のジョブステップが存在しない場合 ジョブの終了時の扱いは以下のとおりです - [ 後続ステップへ渡す ] ボタンを選択したジョブステップでファイルを新規に作成した場合は ジョブ終了時にファイルを削除します - [ 後続ステップへ渡す ] ボタンを選択したジョブステップで既存のファイルを利用した場合は ジョブ終了後もファイルを保持します [ ジョブステップが異常終了した場合 ] ジョブステップが異常終了した場合の ジョブステップが使用したファイルの後処理を設定します [ 削除 ] ボタンを選択した場合は ジョブステップが異常終了時にファイルを削除します [ 保持 ] ボタンを選択した場合は ジョブステップが異常終了時にファイルを削除しません [ データの書込み同期を取る ] [ データの書込み同期を取る ] は選択できません

235 コメントの入力 [ コメント ] に 資源定義についてのコメントを入力します [ コメント ] の入力は省略できます カスケードジョブの場合の注意事項 カスケードジョブの場合 以下の注意事項があります 先頭のカスケードジョブステップ先頭のカスケードジョブステップは 以下のとおりに定義する必要があります - 入力ファイル後述する出力ファイルの条件と一致しない資源定義を入力ファイルとして扱います - 後述する出力ファイルの条件と一致する資源定義はできません - 入力ファイルとなる資源定義は 2 つ以上定義できません ただし 2 つ以上の資源定義で [ ファイルを連結する ] を指定した場合は 1 つの入力ファイルとして扱います - 出力ファイル以下の 3 つの条件すべてが一致する資源定義を出力ファイルとして扱います - [ ファイル ] を選択している - [ 新規にファイルを作成する ] を指定している - [ ジョブステップが正常終了した場合 ] の [ 後続ステップに渡す ] を選択している - 出力ファイルについてのその他の注意事項 - 出力ファイルとなる資源定義を1つ定義する必要があります - [ 資源の使用量 - 使用容量 ] の指定は可能ですが 本ファイルは名前付きパイプとなるため意味がありません - [ ファイルの追加書きを行う ] は指定できません - [ ファイルの高速処理を使用する ] は指定できません - 入力ファイルと出力ファイルで共通の注意事項 - [ ダミーファイルを使用する ] および [null デバイスを使用する ] は指定できません 中間のカスケードジョブステップ中間のカスケードジョブステップは 以下のとおりに定義する必要があります - 入力ファイル以下のすべての条件が一致する資源定義を入力ファイルとして扱います - [ 先行ステップの資源 ] を選択している - [ 既存のファイルを参照する ] を指定し [ ファイルを排他的に使用する ] をチェックしている - 出力ファイル以下の 3 つの条件すべてが一致する資源定義を出力ファイルとして扱います - [ ファイル ] を選択している - [ 新規にファイルを作成する ] を指定している - [ ジョブステップが正常終了した場合 ] の [ 後続ステップに渡す ] を選択している

236 - 出力ファイルについてのその他の注意事項 - [ 資源の使用量 - 使用容量 ] の指定は可能ですが 本ファイルは名前付きパイプとなるため意味がありません - [ ファイルの追加書きを行う ] は指定できません - [ ファイルの高速処理を使用する ] は指定できません - 入力ファイルと出力ファイルで共通の注意事項 - 入力ファイル 出力ファイルとなる資源定義を1つずつ定義する必要があります - [ ファイルを連結する ] を指定することはできません - [ ダミーファイルを使用する ] および[nullデバイスを使用する] は指定できません 最終のカスケードジョブステップ最終のカスケードジョブステップは 以下のとおりに定義する必要があります - 入力ファイル以下のすべての条件が一致する資源定義を入力ファイルとして扱います - [ 先行ステップの資源 ] を選択している - [ 既存のファイルを参照する ] を指定し [ ファイルを排他的に使用する ] をチェックしている - 入力ファイルについてのその他の注意事項 - 入力ファイルとなる資源定義を1つ定義する必要があります - [ ダミーファイルを使用する ] および[nullデバイスを使用する] は指定できません - [ ファイルの高速処理を使用する ] は指定できません - 出力ファイル前述の入力ファイルの条件と一致しない資源定義を出力ファイルとして扱います - 前述の入力ファイルの条件と一致する資源は定義できません - 出力ファイルとなる資源定義は 2 つ以上定義できません - 入力ファイルと出力ファイルで共通の注意事項 - [ ファイルを連結する ] を指定することはできません カスケードジョブの資源定義について 上記を表にまとめると以下のとおりです 指定項目 先頭のカスケードジョブステップ 入力ファイル 出力ファイル 中間のカスケードジョブステップ 入力ファイル 出力ファイル 最終のカスケードジョブステップ 入力ファイル 使用する資源先行ステップの資源 ファイル ファイルを連結する ダミーファイルを使用する null デバイスを使用する 出力ファイル

237 指定項目 先頭のカスケードジョブステップ 入力ファイル 出力ファイル 中間のカスケードジョブステップ 入力ファイル 出力ファイル 最終のカスケードジョブステップ 入力ファイル 世代ファイルを使用する 新規にファイルを作成する 既存ファイルを更新する 既存のファイルを参照する ファイルを排他的に使用する 資源の使用量使用容量 正常終了した場合 異常終了した場合 削除 保持 後続ステップへ渡す 削除 保持 ファイルの追加書きを行う ファイルの高速処理を使用する ( : 指定必須 : 指定可 : 指定無視 : 指定不可 ) A マルチジョブコントローラ定義画面 マルチジョブコントローラに関する定義を設定する方法について 以下に示します マルチジョブコントローラの設定 ジョブステップ定義ダイアログの [ マルチジョブ ] タブをクリックすると マルチジョブコントローラ定義画面が表示されます 以下に画面イメージと各部品の説明を示します 出力ファイル

238 [ カスケードモードで実行する ] [ カスケードモードで実行する ] をチェックして 当該ジョブステップについてカスケード開始節またはカスケード終了節を設定します 以下のどちらかを選択します [ 開始節 ]: 当該ジョブステップをカスケード開始節として定義します [ 終了節 ]: 当該ジョブステップをカスケード終了節として定義します マルチジョブコントローラの設定は 編集中のジョブステップの実行条件定義が以下のいずれかの場合 無効状態になります - 実行条件が 先行ステップがすべて正常終了した場合のみ実行する でない - 迂回条件が 1 件以上定義されている [ カスケードモードで実行する ] をチェックした場合 バッチアプリケーション定義画面の [ 資源の獲得 回収のみ ] ボタンは無効となります

239 A.1.8 プロシジャ呼出しステップ定義の設定 プロシジャ呼出しステップ定義は ジョブからプロシジャを呼び出すジョブステップの情報を定義したものです プロシジャ呼出しステップ定義は プロシジャ呼出しステップ定義ダイアログから設定します プロシジャ呼出しステップ定義ダイアログは 基本情報画面 実行条件定義画面から構成されます 以下にプロシジャ呼出しステップ定義の設定手順を示します 図中の枠の部分がプロシジャ呼出しステップ定義の手順です A 基本情報画面 プロシジャ呼出しステップ定義の基本情報を設定する方法について 以下に示します 基本情報の設定 プロシジャ呼出しステップ定義の基本情報画面ではプロシジャ呼出しステップの基本情報を設定します プロシジャ呼出しステップ定義ダイアログの [ 基本情報 ] タブをクリックすると 基本情報画面が表示されます 以下に画面イメージと各部品の説明を示します

240 [ プロシジャ呼出しステップ名 ] [ プロシジャ呼出しステップ名 ] では ジョブ定義内で一意なジョブステップ名を設定します [ 呼び出すプロシジャ定義名 ] プロシジャ呼出しステップから呼び出すプロシジャ定義名を設定します [ プロシジャ定義の置換えパラメタ ] 一覧 プロシジャ呼出しステップからプロシジャを呼び出す場合に指定する置換えパラメタの一覧を表示します 一覧のタイトル部 ([ 置換えパラメタ ] または [ 値 ]) をクリックすることで 指定した列を基準に一覧がソートされます [ 追加 ] ボタン [ 追加 ] ボタンをクリックすると 置換えパラメタの設定ダイアログが表示されます プロシジャを呼び出す場合に プロシジャに定義された置換えパラメタと置き換える値を設定します

241 置換えパラメタの設定ダイアログ 1. [ 置換えパラメタ ] に置換えパラメタを設定します 2. [ 値 ] に [ 置換えパラメタ ] で設定した置換えパラメタの値を設定します 3. [OK] ボタンをクリックすると 設定した置換えパラメタが基本情報画面の [ プロシジャ定義の置換えパラメタ ] 一覧の最下位に追加されます [ 更新 ] ボタン - 置換えパラメタは重複して設定できません 基本情報画面の [ プロシジャ定義の置換えパラメタ ] 一覧に存在する置換えパラメタを指定して [OK] ボタンをクリックした場合は エラーとなります - プロシジャ呼出しステップ定義の置換えパラメタとプロシジャ定義の置換えパラメタが重複した場合は プロシジャ呼出しステップ定義の置換えパラメタが優先されます - 置換えパラメタについては 置換えパラメタ を参照してください [ プロシジャ定義の置換えパラメタ ] 一覧から置換えパラメタを選択して [ 更新 ] ボタンをクリックすると 置換えパラメタの設定ダイアログが表示されます [ 置換えパラメタ ] と [ 値 ] には前回設定した内容が表示されるため 必要に応じて更新し [OK] ボタンをクリックすると 更新した置換えパラメタの情報が基本情報画面の [ プロシジャ定義の置換えパラメタ ] 一覧に反映されます [ 削除 ] ボタン [ プロシジャ定義の置換えパラメタ ] 一覧から置換えパラメタを選択して [ 削除 ] ボタンをクリックすると 確認ダイアログが表示されます 確認ダイアログから [ はい ] ボタンをクリックすると選択した置換えパラメタが削除されます [ コメント ] プロシジャ呼出しステップ定義のコメントを入力します [ コメント ] の入力は省略できます A 実行条件定義画面 プロシジャ呼出しステップ定義の実行条件定義を設定する方法について 以下に示します 実行条件の設定 プロシジャ呼出しステップ定義の実行条件定義ではプロシジャ呼出しステップを実行するための条件を設定します 実行条件に一致しない場合 または迂回条件に一致した場合はプロシジャ呼出しステップを実行しません プロシジャ呼出しステップ定義ダイアログの [ 実行条件定義 ] タブをクリックすると プロシジャ呼出しステップ定義の実行条件定義画面が表示されます 以下に画面イメージと各部品の説明を示します

242 [ 実行条件 ] プロシジャ呼出しステップの実行条件を設定します 実行条件に一致した場合は プロシジャ呼出しステップは実行されます ただし 実行条件に一致した場合でも 迂回条件に一致した場合はプロシジャ呼出しステップは実行されません [ 迂回条件 ] 迂回条件として 先行ステップ名と条件式を設定します 迂回条件に一致した場合は プロシジャ呼出しステップは実行されません [ 追加 ] ボタン [ 追加 ] ボタンをクリックすると 迂回条件の設定ダイアログが表示されるので 迂回条件を設定します 迂回条件の設定ダイアログの設定方法は ジョブステップ定義の実行条件定義画面で行う 迂回条件の設定ダイアログ と同じです [ 更新 ] ボタン [ 迂回条件 ] 一覧から迂回条件を選択し [ 更新 ] ボタンをクリックすると 迂回条件の設定ダイアログが表示されるので 迂回条件を設定します 更新した迂回条件は [ 迂回条件 ] 一覧から選択した迂回条件に反映されます [ 削除 ] ボタン [ 迂回条件 ] 一覧から迂回条件を選択して [ 削除 ] ボタンをクリックすると 確認ダイアログが表示されます 確認ダイアログから [ はい ] ボタンをクリックすると選択した迂回条件が削除されます

243 A.1.9 プロシジャ定義ファイルの作成 プロシジャ定義ファイルはプロシジャ定義ファイル生成ウィザードから作成します プロシジャ定義ファイル生成ウィザードの表示 プロシジャ定義ファイル生成ウィザードは 以下のいずれかの操作で表示されます 新規ウィザードの [ ウィザード ] から [ バッチ実行基盤 ]> [ プロシジャ定義 ] を選択し [ 次へ ] ボタンをクリックします バッチジョブ定義プロジェクトウィザードのコード生成画面から [ コード生成を行う ] ボタンを選択し [ 使用可能なコード生成ウィザード ] から [ プロシジャ定義 ] を選択し [ 終了 ] ボタンをクリックします プロシジャ定義ファイル生成ウィザード 1. プロシジャ生成ウィザードを表示させた操作方法により 設定内容が異なります - 新規ウィザードの [ バッチ実行基盤 ] の [ プロシジャ定義 ] を選択した場合 [ フォルダ名 ] にフォルダ名を指定します または [ 参照 ] ボタンをクリックして フォルダを選択します [ 参照 ] ボタンをクリックすると フォルダ選択ダイアログが表示されます

244 - バッチジョブ定義プロジェクトウィザードのコード生成画面から [ コード生成を行う ] ボタンを選択した場合 [ フォルダ名 ] と [ 参照 ] ボタンはグレーアウトで表示され バッチジョブ定義プロジェクトウィザードの [ プロジェクトコンテンツ ] で指定されているフォルダ名が適用された状態となり 変更できません 2. バッチジョブ定義ファイルの格納先のフォルダを選択し [OK] ボタンをクリックします 初期状態では [ フォルダ名 ] に指定されている場所が選択されています [ フォルダ名 ] に指定されている場所が存在しない場合や 未指定だった場合は システムのフォルダ ( プロジェクトの一番上のフォルダが選択された状態になります 3. [ プロシジャ定義名 ] にプロシジャ定義名を指定します 4. [ コメント ] にプロシジャ定義のコメントを入力します 入力した内容は プロシジャ定義エディタの基本情報画面の [ コメント ] に反映されます [ コメント ] の入力は省略できます 5. [ 終了 ] ボタンをクリックするとプロシジャ定義ファイルが作成されます A.1.10 プロシジャ定義の設定 プロシジャ定義は 複数のジョブステップをまとめた 1 つの業務単位として定義したものです プロシジャ定義はプロシジャ定義エディタから設定します プロシジャ定義エディタは 基本情報画面 ステップ定義画面から構成されます 以下にプロシジャ定義の設定手順を示します 図中の枠の部分がプロシジャ定義の手順です

245 プロシジャからプロシジャを呼び出せないため プロシジャ呼出しステップ定義はありません A 基本情報画面 プロシジャ定義の基本情報を設定する方法について 以下に示します 基本情報の設定 プロシジャ定義の基本情報ではプロシジャ全体の動作を設定します プロシジャ定義エディタの [ 基本情報 ] タブをクリックすると 基本情報画面が表示されます 以下に画面イメージと各部品の説明を示します

246 [ プロシジャ定義名 ] [ プロシジャ定義名 ] では プロシジャ定義の名前を設定します [ 置換えパラメタの初期値 ] 一覧 プロシジャ内のジョブステップに定義した置換えパラメタおよび置換えパラメタの初期値一覧が表示されます 一覧のタイトル部 ([ 置換えパラメタ ] または [ 値 ]) をクリックすることで 指定した列を基準に一覧が並べ替えられます [ 追加 ] ボタン [ 追加 ] ボタンをクリックすると 置換えパラメタの設定ダイアログが表示されます プロシジャを呼び出す場合に プロシジャに定義された置換えパラメタと置き換える値を設定します 置換えパラメタの設定ダイアログについてはプロシジャ呼出しステップの A 基本情報画面 を参照してください [ 更新 ] ボタン [ 置換えパラメタの初期値 ] 一覧から置換えパラメタを選択して [ 更新 ] ボタンをクリックすると 置換えパラメタの設定ダイアログが表示されます [ 置換えパラメタ ] と [ 値 ] には前回設定した内容が表示されるため 必要に応じて更新し [OK] ボタンをクリックすると 更新した置換えパラメタの情報が基本情報画面の [ 置換えパラメタの初期値 ] 一覧に反映されます [ 削除 ] ボタン [ 置換えパラメタの初期値 ] 一覧から置換えパラメタを選択して [ 削除 ] ボタンをクリックすると 確認ダイアログが表示されます 確認ダイアログから [ はい ] ボタンをクリックすると選択した置換えパラメタが削除されます [ 取込み ] ボタン 本ボタンを押すと プロシジャ定義中で使用している置換えパラメタを [ 置換えパラメタの初期値 ] リストに追加します 必要に応じて [ 更新 ] ボタンにより値を更新してください - 取り込んだ状態では [ 値 ] は空欄です - 置換えパラメタは文字コードでソートされてから取り込まれます

247 - 置換えパラメタは最大 256 件まで取り込まれます 置換えパラメタの設定数が最大数より多い場合は 取込み処理の後ですべて取り込めなかった旨の警告メッセージを表示します 以下に 置換えパラメタの設定数が最大数を超えて すべて取り込めなかった場合に表示されるメッセージの例を示します - 置換えパラメタの予約語は取り込まれません - すでに定義済みの置換えパラメタは取り込まれません - 追加する置換えパラメタが 1 つも存在しなかった場合は その旨のメッセージが表示されます [ コメント ] [ コメント ] では プロシジャに関するコメントを入力します [ コメント ] の入力は省略できます A ステップ定義画面 プロシジャ定義のステップ定義を設定する方法について 以下に示します ステップ定義の設定 プロシジャ定義のステップ定義は プロシジャ内のジョブステップを設定します プロシジャ定義エディタの [ ステップ定義 ] タブをクリックすると ステップ定義画面が表示されます 以下に 画面イメージと各部品の説明を示します

248 [ ステップ ] 一覧 [ ステップ ] 一覧では プロシジャの中に定義したジョブステップの一覧が表示されます [ 追加 ] ボタン [ 追加 ] ボタンをクリックすると ステップの追加ウィザードが表示されるので ウィザードから追加するジョブステップの情報を設定します ジョブステップは [ ステップ ] 一覧の最下位に追加されます ステップの追加ウィザードについては A ステップの追加ウィザード を参照してください [ 挿入 ] ボタン [ ステップ ] 一覧からステップを選択し [ 挿入 ] ボタンをクリックすると ステップの挿入ウィザードが表示されるので ウィザードから挿入するジョブステップの情報を設定します ジョブステップは [ ステップ ] 一覧から選択した行の 1 つ上に挿入されます ステップの挿入ウィザードについては A ステップの挿入ウィザード を参照してください [ 更新 ] ボタン [ ステップ ] 一覧からステップを選択し [ 更新 ] ボタンをクリックすると ジョブステップ定義ダイアログが表示されるので ジョブステップの情報を更新します ジョブステップ定義ダイアログの説明については A.1.7 ジョブステップ定義の設定 を参照してください ジョブステップは [ ステップ ] 一覧から選択した行に反映されます [ 削除 ] ボタン [ ステップ ] 一覧からステップを選択して [ 削除 ] ボタンをクリックすると 確認ダイアログが表示されます 確認ダイアログから [ はい ] ボタンをクリックすると選択したステップが削除されます [ 上へ ] ボタン [ ステップ ] 一覧からステップを選択して [ 上へ ] ボタンをクリックすると 選択したステップが 1 つ上に移動されます [ 下へ ] ボタン [ ステップ ] 一覧からステップを選択して [ 下へ ] ボタンをクリックすると 選択したステップが 1 つ下に移動されます 他のステップから参照されているステップの名前を変更する場合選択しているステップが 先行ステップの資源の参照やジョブステップの迂回条件でほかのステップから参照される設定になって

249 いる場合は 選択しているステップの名前を変更すると 他のステップから参照できなくなります そのため ほかのステップから参照されているステップの名前を変更する場合 以下の確認ダイアログを表示し 影響があるステップの一覧が表示されます ジョブステップの迂回条件については 迂回条件の設定ダイアログ を参照してください 先行ステップの資源の参照については 先行ステップの資源を使用する場合 を参照してください - [ 参照しているステップ ] 一覧に ステップ名を変更することで影響があるステップが表示されます - 以下のボタンから 1 つ選択し クリックします - [ はい ]: 一覧のステップが参照しているステップ名も変更する場合 - [ いいえ ]: 一覧のステプが参照しているステップ名を変更しない場合 - [ キャンセル ]: ステップ名の変更を行わない場合 他のステップから参照されているステップを削除する場合ステップを削除すると 他のステップから参照できなくなります そのため 他のステップから参照されているステップを削除する場合 以下の確認ダイアログで 影響があるステップの一覧が表示されます - [ 詳細 ] 一覧に 削除するステップを参照しているステップが表示されます - [ はい ] ボタンをクリックすると選択したステップが削除されます [ いいえ ] ボタンをクリックすると選択したステップは削除されません 他のステップから参照されているステップを上下に移動する場合ステップを上下に移動すると 移動したステップまたは他のステップから参照できなくなります そのため ステップを移動すると参照できなくなるステップが存在する場合は [ 上へ ] ボタン または [ 下へ ] ボタンをクリックすると 以下の確認ダイアログに影響がある

250 ステップの一覧が表示されます - [ 詳細 ] 一覧に 移動することにより不正な指定となるステップが表示されます - [ 詳細 ] の [ 先行ステップ名 ] に 参照しているステップ名が表示されます - [ はい ] ボタンをクリックすると選択したステップが上または下に移動されます [ いいえ ] ボタンをクリックすると選択したステップは移動されません A ステップの追加ウィザード プロシジャ定義のステップを追加する場合は ステップの追加ウィザードより行います ステップを追加する手順 プロシジャ定義のステップを追加する手順を以下に示します

251 ジョブステップの追加 ジョブステップを追加する方法について以下に示します

252 1. プロシジャ定義エディタの [ ステップ定義 ] タグをクリックすると ステップ定義画面が表示されます ステップ定義画面から [ 追加 ] ボタンをクリックすると ステップの追加ウィザードが表示されます 初期画面は以下の画面です 2. [ ジョブステップの新規作成 ] ボタンを選択します

253 3. [ 次へ ] ボタンをクリックすると ジョブステップ定義情報設定画面が表示されます 4. ジョブステップ定義情報設定画面からジョブステップ名とバッチアプリケーションの種別を指定して [ 終了 ] ボタンをクリックすると ジョブステップ定義ダイアログが表示されるので ジョブステップ定義を行います ジョブステップ定義ダイアログの詳細は A.1.11 ジョブステップ定義 ( プロシジャ内のジョブステップ定義 ) の設定 を参照してください 編集中のジョブ定義内のステップを参照して追加 編集中のジョブ定義内のステップを参照して追加する方法について以下に示します 1. ステップの追加ウィザードのステップの追加画面から [ 参照作成 ] ボタンを選択します

254 2. [ 次へ ] ボタンをクリックすると ステップ選択画面が表示されます 3. ステップ選択画面の [ ステップ ] 一覧から参照するステップを選択します 4. [ 次へ ] ボタンをクリックすると [ ステップ ] 一覧から選択したステップに対応するステップ定義情報変更画面が表示されます

255 5. 6. ステップ定義情報変更画面の [ プロシジャ内のジョブステップ名 ] には 参照元のジョブステップ定義に指定されたジョブステップ名が表示されるので ジョブ定義内で一意なジョブステップ名を設定します 7. [ 終了 ] ボタンをクリックすると ジョブステップ定義ダイアログが表示されるので ジョブステップ定義を設定します ジョブステップ定義ダイアログの詳細は A.1.11 ジョブステップ定義 ( プロシジャ内のジョブステップ定義 ) の設定 を参照してください バッチジョブ定義ファイル中のステップを参照して追加 バッチジョブ定義ファイル中のステップを参照して追加する方法について以下に示します 1. ステップの追加ウィザードのステップ追加画面から [ ファイル参照作成 ] ボタンを選択します 2. [ 次へ ] ボタンをクリックすると バッチジョブ定義ファイル選択画面が表示されます それ以降の手順については ジョブ定義エディタのステップ定義画面からステップの追加ウィザードを表示し [ ファイル参照作成 ] ボタンを選択した場合と同じです 詳細は バッチジョブ定義ファイル中のステップを参照して追加 を参照してください A ステップの挿入ウィザード ステップを挿入する場合は ステップの挿入ウィザードより行います

256 1. プロシジャ定義エディタのステップ定義画面から [ 挿入 ] ボタンをクリックすると ステップの挿入ウィザードが表示されます 初期画面は以下の画面です ステップの挿入ウィザードおよび構成する各画面については 追加 という表記が 挿入 になっている点を除いて A ステップの追加ウィザード と同じです ジョブステップの挿入 ジョブステップの追加 と同じ手順で設定します 編集中のジョブ定義内のステップを参照して挿入 編集中のジョブ定義内のステップを参照して追加 と同じ手順で設定します バッチジョブ定義ファイル内のステップを参照して挿入 バッチジョブ定義ファイル中のステップを参照して追加 と同じ手順で設定します A.1.11 ジョブステップ定義 ( プロシジャ内のジョブステップ定義 ) の設定 プロシジャ定義のジョブステップ定義 ( プロシジャ内のジョブステップ定義 ) は ジョブの中の処理単位であるジョブステップの動作を定義したものです ジョブステップ定義 ( プロシジャ内のジョブステップ定義 ) は ジョブステップ定義ダイアログから設定します ジョブステップ定義ダイアログは 基本情報画面 実行条件定義画面 バッチアプリケーション定義画面 資源定義画面から構成されます 以下にジョブステップ定義の設定手順を示します 図中の枠の部分がジョブステップ定義の設定手順です

257 プロシジャからはプロシジャを呼び出せないため プロシジャ呼出しステップ定義はありません それ以外はジョブステップと同じです A 基本情報画面 ( プロシジャ内のジョブステップ ) ジョブステップ定義 ( プロシジャ内のジョブステップ定義 ) の基本情報を設定する方法について 以下に示します 基本情報の設定 ジョブステップ定義 ( プロシジャ内のジョブステップ定義 ) の基本情報ではジョブステップ名を定義します ジョブステップ定義ダイアログの [ 基本情報 ] タブをクリックすると 基本情報画面が表示されます 基本情報画面については ジョブステップ定義の A 基本情報画面 を参照してください A 実行条件定義画面 ( プロシジャ内のジョブステップ ) ジョブステップ定義 ( プロシジャ内のジョブステップ定義 ) の実行条件定義を設定する方法について 以下に示します

258 実行条件の設定 ジョブステップ定義 ( プロシジャ内のジョブステップ定義 ) の実行条件定義ではジョブステップを実行するための条件を定義します ジョブステップ定義ダイアログの [ 実行条件定義 ] タブをクリックすると 実行条件定義画面が表示されます 実行条件定義画面については ジョブステップ定義の A 実行条件定義画面 を参照してください 迂回条件の設定ダイアログ 迂回条件の設定ダイアログの設定手順を以下に示します 迂回条件の設定ダイアログは [ 先行プロシジャ内のジョブステップ名 ] が無いことを除いて ジョブ定義から呼ばれたジョブステップ定義の迂回条件の設定ダイアログと同じです 詳細はジョブステップ定義の 迂回条件の設定ダイアログ を参照してください A バッチアプリケーション定義画面 ( プロシジャ内のジョブステップ ) ジョブステップ定義 ( プロシジャ内のジョブステップ定義 ) のバッチアプリケーション定義を設定する方法について 以下に示します バッチアプリケーションの設定 バッチアプリケーション定義は ジョブステップとして実行するバッチアプリケーションの種別 パラメタ 環境変数を設定したものです ジョブステップ定義ダイアログの [ バッチアプリケーション定義 ] タブをクリックすると バッチアプリケーション定義画面が表示されます バッチアプリケーション画面については ジョブステップ定義の A バッチアプリケーション定義画面 を参照してください A 資源定義画面 ( プロシジャ内のジョブステップ ) ジョブステップ定義 ( プロシジャ内のジョブステップ定義 ) の資源定義を設定する方法については ジョブステップ定義の A 資源定義画面 を参照してください A 資源の追加ウィザード ( プロシジャ内のジョブステップ ) ジョブステップ定義 ( プロシジャ内のジョブステップ定義 ) の資源の追加ウィザードを操作する方法については ジョブステップ定義の A 資源の追加ウィザード を参照してください A 資源定義設定ダイアログ ( プロシジャ内のジョブステップ ) プロシジャ内のジョブステップ定義の資源定義は 資源の種類や作成 使用方法 後処理といった資源全体の情報を定義したものです プロシジャ内のジョブステップ定義の資源定義は 資源定義設定ダイアログから設定します 1. ジョブステップ定義ダイアログの資源定義画面から [ 追加 ] または [ ジョブステップが使用する資源 ] 一覧から資源を選択して [ 更新 ] ボタンをクリックすると 資源定義設定ダイアログが表示されます 2. 以降の手順については [ 先行ステップの資源名 ] 配下に [ プロシジャ内のジョブステップ名 ] の指定が無いことを除いて ジョブステップ定義ダイアログの資源定義設定ダイアログと同じです 詳細はジョブステップ定義の A 資源定義設定ダイアログ を参照してください

259 A.2 既存のバッチジョブ定義を更新する 既存のバッチジョブ定義は バッチジョブ定義エディタから更新します バッチジョブ定義の更新の流れを以下に示します A.2.1 Interstage Studio の起動 新規にバッチジョブ定義を作成する場合の A.1.2 Interstage Studio の起動 と同じです A.2.2 バッチジョブ定義プロジェクトを開く Interstage Studio のナビゲータビューから バッチジョブ定義プロジェクトを選択し 以下のいずれかの操作を行うと バッチジョブ定義プロジェクトが開きます コンテキストメニューから [ プロジェクトを開く ] を選択する Interstage Studio のメニューバーから [ プロジェクト ] > [ プロジェクトを開く ] を選択する バッチジョブ定義ファイルの操作は バッチジョブ定義プロジェクトを開いた状態 ( の状態 ) で行います A.2.3 バッチジョブ定義ファイルを開く Interstage Studio のナビゲータビューから バッチジョブ定義プロジェクト配下のバッチジョブ定義ファイルを選択し 以下のいずれかの操作を行うと Interstage Studio 上にバッチジョブ定義エディタが表示されます コンテキストメニューから [ 開く ] を選択する バッチジョブ定義ファイルまたはアイコンをクリックする バッチジョブ定義にエラーがある場合バッチジョブ定義ファイルを開く場合は 定義内容にエラーがある場合でも何も表示せずバッチジョブ定義エディタが表示されます ただし 内部形式に異常があり 定義内容を解析できない場合は エラーダイアログが表示され バッチジョブ定義エディタは表示されません ジョブ定義ファイル名とジョブ定義名が異なる場合 ( プロシジャ定義の場合も同じ ) ジョブ定義ファイル名とジョブ定義名は同じ名前を使用することを推奨します バッチジョブ定義ファイルを開く場合に両者が異なる場合は ジョブ定義ファイル名に合わせてジョブ定義名を変更するよう変更確認ダイアログが表示されます ダイアログから [ はい ] ボタンをクリックするとジョブ定義名が変更されます [ いいえ ] ボタンをクリックするとジョブ定義名は変更されません

260 ワークスペースにバッチジョブ定義ファイルが保存されていない場合バッチジョブ定義ファイルを開くとき バッチジョブ定義ファイルが Interstage Studio のワークスペースに保存されている必要があります ワークスペースにバッチジョブ定義ファイルが保存されていない場合 バッチジョブ定義エディタは以下のメッセージを出力します A 内部エラーのため このパーツを作成できません 失敗の理由 : Invalid Input: Must be IFileEditorInput バッチジョブ定義エディタから更新 バッチジョブ定義エディタから バッチジョブ定義を更新します それぞれの定義の更新操作は以下のとおりです ジョブ定義は ジョブ定義エディタから更新します ジョブ定義エディタについては A.1.6 ジョブ定義の設定 を参照してください プロシジャ定義は プロシジャ定義エディタから更新します プロシジャ定義エディタについては A.1.10 プロシジャ定義の設定 を参照してください ジョブステップ定義は ジョブ定義エディタのステップ一覧画面から 更新するステップ定義を選択して [ 更新 ] ボタンをクリックするとジョブステップ定義ダイアログが表示されるので 当該ダイアログから更新します ジョブステップ定義ダイアログについては A.1.7 ジョブステップ定義の設定 を参照してください プロシジャ呼出しステップ定義は ジョブ定義エディタのステップ一覧画面から 更新するプロシジャ呼出しステップ定義を選択して [ 更新 ] ボタンをクリックするとプロシジャ呼出しステップ定義ダイアログが表示されるので 当該ダイアログから更新します プロシジャ呼出しステップ定義ダイアログについては A.1.8 プロシジャ呼出しステップ定義の設定 を参照してください 資源定義は ジョブステップ定義ダイアログの資源定義画面から更新する資源定義を選択し [ 更新 ] ボタンをクリックすると資源定義設定ダイアログが表示されるので 当該ダイアログから更新します 資源定義設定ダイアログについては A 資源定義設定ダイアログ を参照してください A.2.5 バッチジョブ定義の保存 新規にバッチジョブ定義を作成する場合の バッチジョブ定義ファイルを保存する と同じです A.3 他のバッチジョブ定義を流用して作成する 他のバッチジョブ定義を流用して作成する方法について説明します A.3.1 ジョブ定義を流用する場合 ジョブ定義またはプロシジャ定義を流用する場合は 流用するバッチジョブ定義ファイルをバッチジョブ定義プロジェクト配下に複写してください その後は A.2 既存のバッチジョブ定義を更新する と同じです A.3.2 ジョブステップ定義を流用する場合 ジョブステップ定義またはプロシジャ呼出し定義を流用する手順については バッチジョブ定義ファイル中のステップを参照して追加 を参照してください A.3.3 資源定義を流用する場合 資源定義を流用する場合は バッチジョブ定義エディタの資源定義画面から [ 追加 ] ボタンをクリックして表示される 資源の追加ウィザードで行います 資源の追加ウィザードの操作方法については A 資源の追加ウィザード を参照してください A.4 バッチジョブ定義を削除する バッチジョブ定義の削除は Interstage Studio のナビゲータビューから行います 削除は以下のいずれかで行います ナビゲータビューから削除するバッチジョブ定義ファイルを選択し コンテキストメニューの [ 削除 ] ボタンをクリックします ナビゲータビューから削除するバッチジョブ定義ファイルを選択し メニューバーの [ 編集 ] > [ 削除 ] をクリックします

261 Interstage Studio でバッチジョブ定義の削除をしても バッチジョブ定義データベースに登録しているバッチジョブ定義の情報は削除されません バッチジョブ定義データベースに登録されているバッチジョブ定義の削除は バッチサーバで btfwdeljobdef コマンドを使用します btfwdeljobdef コマンドについては Interstage Job Workload Server リファレンス を参照してください

262 付録 B バッチジョブ定義の文字の規約 バッチジョブ定義の定義規約のうち文字の規約について説明します 画面説明での補足事項各画面説明の (*1)~(*5) で示す補足事項を以下に示します *1: 単一行のテキスト入力域の先頭と最後の空白は除きます [ コメント ] 入力域は最初と最後の空白は除きません *2: 改行を含むことができます 改行は 1 文字 (0x0a) として扱います *3: 使用禁止文字は 以下の文字が該当します con aux prn nul com1 com2 com3 com4 com5 com6 com7 com 8 com9 lpt1 lpt2 lpt3 lpt4 lpt5 lpt6 lpt7 lpt8 lpt9 *4: 置換えパラメタの値を指定しない ( 入力文字数が 0 の ) 場合 空文字列 ( ) に置き換えられます *5: 置換えパラメタを使用する場合には 置換えができるパラメタの入力域と指定できるパラメタの最大数 / 最大長 より 最大数 / 最大長を確認してください 定義項目規約バッチジョブ定義エディタの各画面の各入力域の定義規約を以下に示します B.1 バッチジョブ定義プロジェクトウィザード サブ画面チェック対象名チェック内容条件 プロジェクト情報画面 プロジェクト名 (*1) 入力文字数 文字数制限はなし (Eclipseのシンプルプロジェクトを継承) 文字種 半角空白以外 ディレクトリ名 (*1) 入力データ長 指定したディレクトリ名の存在チェック 文字種 英大文字 / 小文字の区別なし DOS ファイル命名規約に従うこと Java 識別子であること フォルダの絶対パスで 244 バイト以内なお プロジェクトの資産が絶対パスで 255 バイト以内となるようにプロジェクトフォルダのパスを設定する必要があります 使用禁止文字 " *, : ; < >? \ / 半角空白ただし 終端文字にピリオド (.) は使用不可 使用禁止文字列 (*3) ただし コンピュータ名で始まるパス名 (UNC 形式 ) の指定不可 B.2 ジョブ定義ファイル生成ウィザード サブ画面チェック対象名チェック内容条件 ジョブ定義情報画面 フォルダ名 (*1) 入力データ長 フォルダの絶対パスで244バイト以内 なお プロジェクトの資産が絶対パスで255バイト以内と

263 サブ画面チェック対象名チェック内容条件 文字種 ジョブ定義名入力文字数 1~64 なるようにプロジェクトフォルダのパスを設定する必要があります 使用禁止文字 " *, : ; < >? \ / 半角空白ただし 終端文字にピリオド. は使用不可 使用禁止文字列 (*3) ただし コンピュータ名で始まるパス名 (UNC 形式 ) の指定不可 一意性 文字種 プロジェクト配下のジョブ定義名で一意 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別なし ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) 先頭は半角英文字 コメント入力文字数 0~15,000(*2) ファイル名として許されない使用禁止文字 (*3) の名前を除く 文字種 制限なし B.3 ジョブ定義エディタ サブ画面チェック対象名チェック内容条件 基本情報画面ジョブ定義名入力文字数 1~64 文字種 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別なし ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) 先頭は半角英文字 コメント入力文字数 0~15,000(*2) ファイル名として許されない使用禁止文字 (*3) の名前を除く 文字種 制限なし B.4 ステップの追加 / 挿入ウィザード ( ジョブ定義 プロシジャ定義共通 ) サブ画面チェック対象名チェック内容条件 ジョブステップ定義情報設定画面 ジョブステップ名 ( プロシジャ内のジョブステップ定義の場合は プロシジャ内のジョブステップ名 ) 入力文字数一意性文字種 1~64 ジョブ定義内で一意 またはプロシジャ定義内で一意 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) 先頭は半角英文字 プロシジャ呼出しステップ定義情報設定画面 プロシジャ呼出しステップ名 入力文字数一意性文字種 1~64 ジョブ定義内で一意 またはプロシジャ定義内で一意 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) 先頭は半角英文字

264 サブ画面チェック対象名チェック内容条件 呼び出すプロシジャ定義名 入力文字数文字種 1~64 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別なし ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) 先頭は半角英文字 ファイル名として許されない使用禁止文字 (*3) の名前を除く ステップ定義情報変更画面 ( ジョブステップ定義用 ) ジョブステップ名 ( プロシジャ内のジョブステップ定義の場合は プロシジャ内のジョブステップ名 ) 入力文字数一意性文字種 1~64 ジョブ定義内で一意 またはプロシジャ定義内で一意 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) 先頭は半角英文字 ステップ定義情報変更画面 ( プロシジャ呼出しステップ定義用 ) プロシジャ呼出しステップ名 入力文字数一意性文字種 1~64 ジョブ定義内で一意 またはプロシジャ定義内で一意 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) 先頭は半角英文字 呼び出すプロシジャ定義名 入力文字数文字種 1~64 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別なし ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) 先頭は半角英文字 ファイル名として許されない使用禁止文字 (*3) の名前を除く バッチジョブ定義ファイル選択画面 プロジェクト名 (*1) 入力文字数 Interstage Studioのデフォルトフォルダからの相対パスで 1~125 Interstage Studio のデフォルトフォルダについては Interstage Studio のマニュアルを参照してください 文字種 半角空白以外 ファイル名 (*1) 入力データ長 指定したファイル名の存在チェック 文字種 英大文字 / 小文字の区別なし DOS ファイル命名規約に従うこと Java 識別子であること 絶対パスで 244 バイト以内 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別なし ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) ファイル名として許されない使用禁止文字 (*3) の名前を除く

265 B.5 終了条件の設定ダイアログ サブ画面チェック対象名チェック内容条件 - 比較値 1 入力文字数 1~11 文字種 比較値 2 入力文字数 1~11 文字種 ~ ( 半角数字または先頭だけ - ) ~ ( 半角数字または先頭だけ - ) B.6 ジョブステップ定義ダイアログ ( ジョブステップ定義 / プロシジャ内のジョブステップ定義共通 ) サブ画面チェック対象名チェック内容条件 基本情報画面 バッチアプリケーション定義画面 (COBOL) ジョブステップ名 ( プロシジャ内のジョブステップ定義の場合は [ プロシジャ内のジョブステップ名 ]) 入力文字数 一意性 文字種 1~64 ジョブ定義内で一意 またはプロシジャ定義内で一意 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) 先頭は半角英文字 コメント入力文字数 0~1,024(*2) サーバアプリケーション名 文字種 入力文字数 文字種 制限なし 1~30 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 先頭は半角英文字 バッチアプリケーション定義画面 (C 言語 ) サーバアプリケーション名 入力文字数 文字種 1~30 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 先頭は半角英文字 バッチアプリケーション定義画面 ( ユーティリティ ) 実行ファイル名入力文字数 1~255 文字種 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 半角記号 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別なし ) 半角空白 半角数字 半角記号 B.7 迂回条件の設定ダイアログ ( ジョブステップ定義用 ) サブ画面チェック対象名チェック内容条件 - 先行プロシジャ内のジョブステップ名 入力文字数 1~

266 サブ画面チェック対象名チェック内容条件 文字種 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) 比較値 1 入力文字数 1~11 文字種 比較値 2 入力文字数 1~11 文字種 先頭は半角英文字 ~ ( 半角数字または先頭だけ - ) ~ ( 半角数字または先頭だけ - ) B.8 パラメタの設定ダイアログ サブ画面チェック対象名チェック内容条件 - データ長 (COBOL の場合 ) 入力文字数 [ データ型 ] で選択した項目により以下のとおり異なる 外部 10 進項目の場合は 1~2 英数字項目を選択した場合は 1~4 文字種 半角数字 データ長 (C 言語の場合 ) 入力文字数 [ データ型 ] で選択した項目により以下のとおり異なる 数値項目は 1 英数字項目を選択した場合は 1~4 文字種 半角数字 パラメタ値 (COBOL の場合 ) 入力文字数 [ データ型 ] で選択した項目により以下のとおり異なる 外部 10 進項目の場合は 1~19(*)(*5) *19 桁は 18 桁の数値が負の場合だけ ( 負を表す - ( マイナス ) 分の 1 文字を追加 ) 英数字項目を選択した場合は 1~1,024(*5) 文字種 [ データ型 ] で選択した項目により以下のとおり異なる 外部 10 進項目で符号付きの場合は半角数字と - ( マイナス ) 外部 10 進項目で符号なしの場合は半角数字 英数字項目を選択した場合は 制御文字を除く 半角文字と全角文字 パラメタ値 (C 言語の場合 ) 入力文字数 [ データ型 ] で選択した項目により以下のとおり異なる (*5) short : 1~6 int : 1~11 long long : 1~22 上記文字数は - ( マイナス ) 分の 1 文字を含む 英数字項目を選択した場合は 1~1,024 文字種 [ データ型 ] で選択した項目により以下のとおり異なる

267 サブ画面チェック対象名チェック内容条件 数値項目で符号付きの場合は半角数字と - ( マイナス ) 英数字項目を選択した場合は 制御文字を除く 半角文字と全角文字 パラメタ値 ( ユーティリティの場合 ) 入力文字数 文字種 1~1,024(*5) 制御文字を除き 制限なし B.9 環境変数の設定ダイアログ サブ画面チェック対象名チェック内容条件 - 変数名入力文字数 1~64 一意性 文字種 ジョブ定義内で一意 ジョブステップ定義内で一意 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) 先頭は半角英文字 変数値入力文字数 0~1,024(*5) 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別なし ) 半角数字 半角記号 ( _, - ) 文字種 制御文字を除き 制限なし B.10 資源の追加ウィザード ( ジョブ プロシジャ中のジョブステップ定義共通 ) サブ画面チェック対象名チェック内容条件 資源定義情報設定画面 資源名 入力文字数 1~8 一意性 ジョブステップ定義内で一意 文字種 半角英大文字 半角数字 連結番号入力文字数 1~4 先頭は半角英大文字 資源定義情報変更画面 一意性 文字種 資源名入力文字数 1~8 一意性 文字種 ジョブステップ定義内の同一資源名の資源定義内で一意 半角数字で以下の範囲で指定できます 1~9999 連結番号は連続している必要はありません ジョブステップ定義内で一意 半角英大文字 半角数字

268 サブ画面チェック対象名チェック内容条件 バッチジョブ定義ファイル選択画面 先頭は半角英大文字 プロジェクト名 (*1) 入力文字数 Interstage Studioのデフォルトフォルダからの相対パスで 1~125 Interstage Studio のデフォルトフォルダについては Interstage Studio のマニュアルを参照してください 文字種 半角空白以外 ファイル名 (*1) 入力データ長 指定したファイル名の存在チェック 文字種 英大文字 / 小文字の区別なし DOS ファイル命名規約に従うこと Java 識別子であること 絶対パスで 244 バイト以内 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別なし ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) ファイル名として許されない使用禁止文字 (*3) の名前を除く B.11 資源定義設定ダイアログ ( ジョブステップ定義 ) サブ画面チェック対象名チェック内容条件 - 資源名入力文字数 1~8 文字種 半角英大文字 半角数字 連結番号入力文字数 1~4 一意性 文字種 ディレクトリ名入力文字数 1~255(*5) 文字種 先頭は半角英大文字 ジョブステップ定義内の同一資源名の資源定義内で一意 半角数字で以下の範囲で指定できます 1~9999 連結番号は連続している必要はありません 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 半角記号 ( _,., ) 先頭は / だけ有効 ローカルドライブの指定形式 ドライブ文字 :\ ディレクトリ名 ネットワーク上のディレクトリの指定形式 (UNC 形式 ) \\ マシン名 \ ディレクトリ名

269 サブ画面チェック対象名チェック内容条件 ディレクトリ名に指定可能な文字は 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別なし ) 半角数字 半角空白 半角記号 ( _,., ) マシン名に指定可能な文字は 15 文字以内の半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別なし ) 半角数字 および半角ハイフン ( - ) ディレクトリ名 ( 論理ディレクトリ名の場合 ) 入力文字数 文字種 1~64 半角英文字で始まる 64 文字以内の半角英大文字 半角英小文字 半角数字 および半角記号 ( _ と - ) で指定します 半角英文字で始まる 64 文字以内の半角英文字 半角数字 および半角記号 ( _ と - ) ファイル名入力文字数 1~255(*5) 文字種 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 半角記号 ( ) btfwtemp で始まるファイル名は指定不可 相対世代番号入力文字数 1~3(*5) 文字種 絶対世代番号入力文字数 1~4(*5) 文字種 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別なし ) 半角数字 半角空白 半角記号 ( ) btfwtemp で始まるファイル名は指定不可 半角記号 ( - + ) 半角数字で以下の範囲で指定できます -99~ ~+99 半角数字で以下の範囲で指定できます 0~9999 先行プロシジャ内のジョブステップ名 入力文字数 文字種 1~64 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) 先頭は半角英文字 参照する資源名入力文字数 1~8 文字種 半角英大文字 半角数字 先頭は半角英大文字 使用容量 入力文字数 0~4(*5) 文字種 0~9999 コメント 入力文字数 0~1,024(*2)

270 サブ画面チェック対象名チェック内容条件 文字種 制限なし B.12 プロシジャ呼出しステップ定義画面 サブ画面チェック対象名チェック内容条件 基本情報画面 プロシジャ呼出しステップ名 入力文字数一意性 1~64 ジョブ定義内で一意 またはプロシジャ定義内で一意 文字種 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) 先頭は半角英文字 呼び出すプロシジャ定義名 入力文字数文字種 1~64 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別なし ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) 先頭は半角英文字 ファイル名として許されない使用禁止文字 (*3) の名前を除く コメント入力文字数 0~1,024(*2) 文字種 制限なし B.13 置換えパラメタの設定ダイアログ サブ画面チェック対象名チェック内容条件 - 置換えパラメタ入力文字数 1~64 一意性 文字種 置換えパラメタはプロシジャ定義内で一意 プロシジャ呼出しステップ定義内で一意 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) 先頭は半角英文字 値入力文字数 1~256(*4) (*5) 文字種 制御文字を除き 制限なし B.14 プロシジャ定義ファイル生成ウィザード サブ画面チェック対象名チェック内容条件 プロシジャ定義情報画面 フォルダ名 (*1) 入力データ長 フォルダの絶対パスで244バイト以内なお プロジェクトの資産が絶対パスで255バイト以内となるようにプロジェクトフォルダのパスを設定する必要があります 文字種 使用禁止文字 " *, : ; < >? \ / 半角空白ただし 終端文字にピリオド (. ) は使用不可 使用禁止文字列 (*3) ただし コンピュータ名で始まるパス名 (UNC 形式 ) の指定不可

271 サブ画面チェック対象名チェック内容条件 プロシジャ定義名 入力文字数 プロジェクト配下のプロシジャ定義名で一意 文字種 1~64 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別なし ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) 先頭は半角英文字 ファイル名として許されない使用禁止文字 (*3) の名前を除く コメント入力文字数 0~15,000(*2) 文字種 制限なし B.15 プロシジャ定義エディタ サブ画面チェック対象名チェック内容条件 基本情報画面プロシジャ定義名入力文字数 1~64 文字種 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別なし ) 半角数字 半角記号 ( _ と - ) 先頭は半角英文字 コメント入力文字数 0~15,000(*2) ファイル名として許されない使用禁止文字 (*3) の名前を除く 文字種 制限なし B.16 迂回条件の設定ダイアログ ( プロシジャ内のジョブステップ定義用 ) サブ画面チェック対象名チェック内容条件 - 比較値 1 入力文字数 1~11 文字種 比較値 2 入力文字数 1~11 文字種 ~ ( 半角数字または先頭だけ - ) ~ ( 半角数字または先頭だけ - ) B.17 資源定義設定ダイアログ ( プロシジャ内のジョブステップ定義 ) サブ画面チェック対象名チェック内容条件 - 資源名入力文字数 1~8 文字種 半角英大文字 半角数字 連結番号入力文字数 1~4 先頭は半角英大文字 一意性 ジョブステップ定義内の同一資源名の資源定義内で一意

272 サブ画面チェック対象名チェック内容条件 文字種 ディレクトリ名入力文字数 1~255(*5) 文字種 半角数字で以下の範囲で指定できます 1~9999 連結番号は連続している必要はありません 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 半角記号 ( _,., ) 先頭は / だけ有効 ローカルドライブの指定形式 ドライブ文字 :\ ディレクトリ名 ネットワーク上のディレクトリの指定形式 (UNC 形式 ) \\ マシン名 \ ディレクトリ名 ディレクトリ名に指定可能な文字は 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別なし ) 半角数字 半角空白 半角記号 ( _,., ) マシン名に指定可能な文字は 15 文字以内の半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別なし ) 半角数字 および半角ハイフン ( - ) ディレクトリ名 ( 論理ディレクトリ名の場合 ) 入力文字数 文字種 1~64 半角英文字で始まる 64 文字以内の半角英大文字 半角英小文字 半角数字 および半角記号 ( _ と - ) で指定します 半角英文字で始まる 64 文字以内の半角英文字 半角数字 および半角記号 ( _ と - ) ファイル名入力文字数 1~255(*5) 文字種 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別あり ) 半角数字 半角記号 ( ) btfwtemp で始まるファイル名は指定不可 相対世代番号入力文字数 1~3(*5) 半角英文字 ( 大文字 / 小文字の区別なし ) 半角数字 半角空白 半角記号 ( ) btfwtemp で始まるファイル名は指定不可 文字種 半角記号 ( - + ) 半角数字で以下の範囲で指定できます -99~ ~

273 サブ画面 チェック対象名 チェック内容 条件 絶対世代番号 入力文字数 1~4(*5) 文字種 半角数字で以下の範囲で指定できます 0~99 使用容量 入力文字数 0~4(*5) 文字種 0~9999 参照する資源名 入力文字数 1~8 文字種 半角英大文字 半角数字 先頭は半角英大文字 コメント 入力文字数 0~1,024(*2) 文字種 制限なし

274 付録 C バッチジョブ定義の定数制限 定数制限 バッチジョブ定義の定数制限は以下のとおりです 定義名項目定数制限備考 ジョブ定義ステップ定義 256 個まで以下の定義の総数です ジョブの終了条件 8 個まで ジョブ内の資源定義 4,096 個まで 環境変数 64 個まで プロシジャ定義ジョブステップ定義 256 個まで プロシジャ内の資源定義 4,096 個まで 置換えパラメタの初期値 256 個まで ジョブステップ定義ジョブステップの迂回条件 8 個まで 資源定義 256 個まで パラメタ 32 個まで 環境変数 64 個まで ジョブステップ定義 プロシジャ呼出しステップ定義 資源定義 連結できる資源数 256 個まで ( ) : 当該値は NetCOBOL EE V10.0 以降で動作するCOBOLアプリケーションの場合の値です V9.1 以前のNetCOBOLの場合は 環境変数値として指定可能な長さである1024 バイト内で NetCOBOLのファイル連結機能 の指定形式が記述可能な長さまでとなります NetCOBOL のファイル連結機能については NetCOBOL のマニュアルを参照してください プロシジャ呼出しステップ定義 プロシジャ呼出しステップの迂回条件 8 個まで 置換えパラメタ 256 個まで ジョブ定義からプロシジャ定義を呼び出す場合は ジョブ実行時の最大数を超えないように定義してください ジョブ実行時の最大数で注意が必要なものは以下のとおりです ジョブ内のジョブステップ数ジョブ定義内のジョブステップ定義数と プロシジャ定義内のジョブステップ定義数の合計が 256 を超えないように定義してください ジョブ内の資源定義数ジョブ定義内の資源定義数と プロシジャ定義内の資源定義数の合計が 4096 を超えないように定義してください

275 付録 D アプリケーション情報入力ファイル アプリケーション情報入力ファイルについて以下に説明します D.1 アプリケーション情報入力ファイルリファレンス アプリケーション情報入力ファイルに指定するタグについて説明します D.1.1 apfw-app タグ 説明アプリケーションインタフェース情報の定義を表します 省略可否省略不可 タグの属性ありません タグの親要素ありません タグの子要素子要素に 以下を記述します D.1.2 serverタグ タグの値 ありません D.1.2 server タグ 説明バッチアプリケーションの定義を記述します 省略可否省略不可 タグの属性ありません タグの親要素親要素は 以下のとおりです D.1.1 apfw-appタグ タグの子要素 子要素に 以下を記述できます D.1.3 target タグ

276 D.1.4 libraryタグ D.1.5 commentタグ D.1.6 result_infoタグ D.1.7 cobolタグ タグの値 ありません D.1.3 target タグ 説明 バッチアプリケーション名を指定します バッチアプリケーション名はバッチジョブ定義からの呼び出し名として使用します 省略可否 省略不可 タグの属性 以下に示す属性と値を指定してください 属性値意味 name (1 個記述します ) バッチアプリケーション名 バッチアプリケーション名を指定してください 指定できるバッチアプリケーション名の最大長は 255 バイトです バッチ実行基盤の予約語として以下がありますので 使用しないでください BTFW_ で始まるすべての文字列 バッチアプリケーション名は 配備するバッチワークユニット内でユニークな名称になるようにしてください ユニークな名称でない場合 アプリケーションライブラリのバッチワークユニットへの配備に失敗します タグの親要素 親要素は 以下のとおりです D.1.2 server タグ タグの子要素ありません タグの値ありません D.1.4 library タグ

277 説明 バッチアプリケーションのあるライブラリ名を指定します ライブラリ格納先については バッチワークユニットの定義に従ってください 省略可否 省略不可 タグの属性 以下に示す属性と値を指定してください 属性値意味 name (1 個記述します ) バッチアプリケーションのライブラリ名 バッチアプリケーションのライブラリ名を指定してください 指定できるライブラリ名の最大長は 255 バイトです タグの親要素 親要素は 以下のとおりです D.1.2 server タグ タグの子要素ありません タグの値ありません D.1.5 comment タグ 説明 生成した COBOL 実行基盤インタフェースまたは C 言語実行基盤インタフェースの先頭に注釈行として挿入する情報を格納したファイルのパスを含むファイル名を指定します コメントのファイルは通常のテキストファイルとして作成します COBOL 用のコメントファイルのファイルの文字コードは COBOL 登録集の文字コードと一致していなければなりません 相対パスを指定した場合は アプリケーション情報入力ファイルをカレントディレクトリとして検索します 省略可否 省略可 タグの属性 ありません タグの親要素 親要素は 以下のとおりです D.1.2 server タグ タグの子要素 ありません

278 タグの値 コメントが記述されているファイル名を指定します 指定できるファイル名の最大長は 1,024 バイトです コメントに著作権 作成日を入れる場合の例を以下に示します COPYRIGHT FUJITSU LIMITED 2006 CREATE: 2006/01/01 COBOL 実行基盤インタフェースの場合 以下のように注釈行が挿入されます *COPYRIGHT FUJITSU LIMITED *CREATE: 2006/01/01 以降生成されるソースコード D.1.6 result_info タグ 説明 バッチアプリケーションからの復帰情報を PROGRAM-STATUS(COBOL の場合 ) 以外または復帰値 (C 言語の場合 ) 以外でバッチ実行基盤に返却するか指定します 省略可否 省略不可 タグの属性 以下に示す属性と値を指定してください 値は 1 個だけ指定します 属性値意味 flag OFF バッチアプリケーションからの復帰情報をPROGRAM- STATUS( または復帰値 ) 以外でバッチ実行基盤に返却しないこ とを示します flagに OFF 以外を指定した場合 またはresult_infoタグを省略した場合 バッチアプリケーションの動作を保証しません タグの親要素親要素は 以下のとおりです D.1.2 serverタグ タグの子要素ありません タグの値ありません D.1.7 cobol タグ

279 説明 バッチアプリケーションが COBOL の場合に インタフェース情報として COBOL 登録集の解析 および COBOL 登録集の生成方法に関する設定を記述します 省略可否 COBOL アプリケーションの場合は 省略不可 C 言語アプリケーションの場合は 指定不可 タグの属性ありません タグの親要素親要素は 以下のとおりです D.1.2 serverタグ タグの子要素子要素に 以下を記述できます D.1.8 base_nameタグ D.1.9 source_formatタグ D.1.10 invalid_markerタグ D.1.11 operationタグ D.1.13 copyfileタグ タグの値 ありません D.1.8 base_name タグ 説明 COBOL 実行基盤インタフェースのファイル名のプレフィックスを指定します 省略可否 COBOLアプリケーションの場合は 省略不可 C 言語アプリケーションの場合は 指定不可 タグの属性ありません タグの親要素親要素は 以下のとおりです D.1.7 cobolタグ タグの子要素 ありません

280 タグの値 COBOL 実行基盤インタフェースを生成するときに付加するプレフィックス名を指定します 指定できるプレフィックス名の最大長は 20 バイトです ただし 後述の operation タグの name 属性のバイト数との合計は 30 バイト以下である必要があります base_name タグに指定するプレフィックス名は アプリケーション情報入力ファイルから拡張子を除いた名前を使用できません 以下に base_name タグの指定例と 対応した COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールを実行して生成されるファイル名を示します 太字は対応する箇所を示します base_name タグの指定例 <cobol> <base_name>syuukei</base_name> COBOL 実行基盤インタフェース生成ツールを実行して生成されるファイル名 ファイル名 syuukei_apfwskel.cob syuukei_apfwcdr.cob syuukei_funcdef.xml syuukei_callhandler.xml ファイル種別 COBOL 実行基盤インタフェースアプリケーションインタフェース定義ファイルアプリケーション呼出し定義ファイル D.1.9 source_format タグ 説明 バッチアプリケーションが使用する COBOL 登録集の正書法の形式を指定します 省略可否 省略可 source_format タグを省略した場合は source_format タグの type 属性に VAR が指定されたものとみなします C 言語アプリケーションの場合は 指定不可 タグの属性以下に示す属性と値を指定してください 値は1 個だけ指定します 属性値意味 type VAR COBOL 登録集の正書法の形式を 可変形式として扱います タグの親要素 親要素は 以下のとおりです D.1.7 cobol タグ タグの子要素ありません タグの値ありません

281 COBOL 登録集の詳細は NetCOBOL のマニュアルを参照してください D.1.10 invalid_marker タグ 説明 バッチアプリケーションで INVALID-MARKER を使用するか指定します INVALID-MARKER については 入力パラメタの未設定データの判定 を参照してください 省略可否 invalid_marker タグを省略した場合は invalid_marker タグの flag 属性に OFF が指定されたものとみなします C 言語アプリケーションの場合は 指定不可 タグの属性 以下に示す属性と値を指定してください 値は 1 個だけ指定します 属性値意味 flag ON バッチアプリケーションで INVALID-MARKER を使用する場 合に指定します OFF バッチアプリケーションで INVALID-MARKER を使用しない場合に指定します タグの親要素 親要素は 以下のとおりです D.1.7 cobol タグ タグの子要素ありません タグの値ありません D.1.11 operation タグ 説明 name 属性値にバッチアプリケーションのCOBOLプログラム内のPROGRAM IDに指定したプログラム名を指定します 省略可否 COBOLアプリケーションの場合は 省略不可 C 言語アプリケーションの場合は 指定不可 タグの属性 以下に示す属性と値を指定してください

282 属性値意味 name プログラム名 バッチアプリケーションのプログラム名を指定してください 指定できるプログラム名の最大長は140バイトです タグの親要素 親要素は 以下のとおりです D.1.7 cobol タグ タグの子要素 D.1.12 parameter タグ タグの値 ありません D.1.12 parameter タグ 説明 バッチアプリケーションの入力パラメタを 入力パラメタごとに かつ PROCEDURE DIVISION の USING 指定のデータ項目の順番に指定します 入力パラメタがある場合は parameter タグの direction 属性に必ず IN を指定してください 省略可否 省略可 入力パラメタがない場合は parameter タグを省略します 入力パラメタを必要としないバッチアプリケーションに対して parametar タグを指定した場合のバッチアプリケーションの動作については バッチアプリケーションの仕様に従います C 言語アプリケーションの場合は 指定不可 タグの属性以下に示す属性と値を指定してください 属性値意味 direction IN バッチアプリケーションのパラメタが入力であることを示します タグの親要素 親要素は 以下のとおりです D.1.11 operation タグ タグの子要素 ありません タグの値 バッチアプリケーションの入力パラメタの名前を指定します パラメタ名は PROCEDURE DIVISION の USING 指定のデータ項目の順番に記述します パラメタ名は 入力とした COBOL 登録集のレベル番号 01 または 77 のデータ名です 以下に 次のバッチアプリケーションは開始日と終了日を入力パラメタから受け取るバッチアプリケーションの parameter タグの指定例を示します

283 バッチアプリケーション * 2つの日付から 経過日数で求めます IDENTIFICATION DIVISION. PROGRAM-ID. DATEDIFF. LINKAGE SECTION. COPY PARAM.cbl. *> 入力パラメタ PROCEDURE DIVISION USING DATE1 DATE2. COBOL 登録集 01 DATE1 PIC X(6). *> 開始日 01 DATE2 PIC X(6). *> 終了日 この場合 アプリケーション情報入力ファイルは 以下のように指定します <operation name="datediff"> <parameter direction="in">date1</parameter> <parameter direction="in">date2</parameter> </operation> D.1.13 copyfile タグ 説明 バッチアプリケーションの入力パラメタがある場合 COBOL 登録集のパスを含むファイル名を指定します 省略可否 省略可 バッチアプリケーションの入力パラメタがない場合は省略できます C 言語アプリケーションの場合は 指定不可 タグの属性 以下に示す属性と値を指定してください 属性値意味 name (1 個記述します ) COBOL 登録集のパスを含むファイル名 COBOL 登録集のパスを含むファイル名を指定してください 指定できるファイル名の最大長は 160 バイトです タグの親要素 親要素は 以下のとおりです D.1.7 cobol タグ タグの子要素 ありません

284 タグの値 ありません

285 付録 E COBOL 開発支援ツールを利用した開発 COBOL 開発支援ツールを利用した間発について説明します COBOL 開発支援ツールを利用すると 以下の点でCOBOLのバッチアプリケーションの開発効率が向上します Interstage Studioでバッチアプリケーションの開発から配備までが可能となります COBOL 開発支援ツールを利用した場合でも Interstage Studio からバッチジョブ定義の登録はできません E.1 概要 COBOL 開発支援ツールを利用した間発の概要について説明します E.1.1 COBOL 開発支援ツールの機能 COBOL 開発支援ツールを利用したイメージを以下に示します COBOL 開発支援ツールの機能には 以下があります COBOL 実行基盤インタフェースの生成 COBOL 開発支援ツールの COBOL 実行基盤インタフェース生成機能を使用して COBOL 実行基盤インタフェースソースファイル アプリケーションインタフェース定義ファイル およびアプリケーション呼出し定義ファイルを生成します

286 配備 / 再配備 バッチアプリケーションおよび COBOL 実行基盤インタフェース生成機能によって生成された定義ファイルをバッチワークユニットに配備します E.1.2 バッチアプリケーション開発の流れ 以下にバッチアプリケーション開発の流れを示します 作業項目の概要 図に示した作業項目の概要は 以下のとおりです 1. ジョブの設計バッチジョブ定義とバッチアプリケーションの設計を行います 2. バッチアプリケーション開発 Interstage Studio の COBOL/CORBA リモート開発機能を利用して バッチアプリケーションの単体テストを行います また COBOL 開発支援ツールの COBOL 実行基盤インタフェース生成機能を使用して COBOL 実行基盤インタフェースソースファイル アプリケーションインタフェース定義ファイル およびアプリケーション呼出し定義ファイルを生成します 3. バッチジョブ定義の開発バッチジョブ定義の作成を行います 4. バッチアプリケーションのテスト環境への配備 COBOL 開発支援ツールの配備機能を使用して Interstage Studio 上からテスト環境にバッチアプリケーションを配備します 5. バッチジョブ定義のテスト環境への登録テスト環境のバッチジョブ定義データベースにバッチジョブ定義を登録します

287 6. ジョブのテスト Interstage Studio のリモートデバッグ機能のアタッチデバッグを使用して ジョブのテストのうちバッチアプリケーションのデバッグを行います 7. 本番環境へのバッチジョブ資材の移設結合テストが完了したバッチジョブ資材を本番環境へ移設します E.2 COBOL 開発支援ツールに必要な設定 COBOL 開発支援ツールを利用するためには以下の設定が必要です E.2.1 バッチサーバの設定 COBOL 開発支援ツールに必要なバッチサーバの設定について説明します リモート開発の設定 Interstage Studio の COBOL/CORBA リモート開発機能を使用して COBOL のバッチアプリケーションをリモート開発するために必要な設定を行います 詳細は Interstage Studio ユーザーズガイド の COBOL/CORBA リモート開発機能 の リモート開発のための環境設定 の サーバ側の環境設定 を参照してください Interstage Studio の COBOL/CORBA リモート開発機能を使用したリモート開発については Interstage Studio ユーザーズガイド の COBOL/CORBA リモート開発機能 を参照してください FTP の設定 ftpd サービスの初期設定で テキストモード (ASCII 転送 ) でのファイル転送が有効になっていない場合は 有効になるように設定を変更してください vsftpd の設定例を 以下に示します /etc/vsftpd/vsftpd.conf ファイルの ascii_upload_enable および ascii_download_enable がコメントで無効になっている場合 以下のようにコメントを削除して有効化してください ascii_upload_enable=yes ascii_download_enable=yes ファイル転送の設定 FTP でファイルを転送する場合 文字コードが UTF-8(BOM 無し ) および改行コードが LF となるよう ASCII 転送を使用してください E.2.2 Windows(R) 開発環境の設定 COBOL 開発支援ツールに必要な Windows(R) 開発環境の設定について説明します リモート開発の設定 開発環境が Windows XP SP2 以降を適用済みのシステムの場合 Interstage Studio の COBOL/CORBA リモート開発機能を使用するために Windows ファイアウォールの設定を変更する必要があります 詳細は Interstage Studio ユーザーズガイド の Windows XP SP2 適用時の設定 を参照してください CORBA サービスの設定 COBOL 開発支援ツールで COBOL 実行基盤インタフェースを生成する際には Interstage の CORBA サービスと接続できる環境が必要です 開発環境に Interstage Studio がインストールされているか インストールされている場合アプリケーションサーバ機能を選択してインス

288 トールされているかを確認してください アプリケーションサーバ機能を選択して Interstage Studio がインストールされている場合には isstart コマンドで Interstage を起動してください E.3 COBOL アプリケーションの開発 COBOL アプリケーションの開発について説明します E.3.1 COBOL プロジェクトの作成 COBOL のバッチアプリケーションの開発は Interstage Studio の COBOL プロジェクト上で行います COBOL プロジェクトの作成方法については Interstage Studio ユーザーズガイド の COBOL プロジェクトウィザード を参照してください 作成する COBOL アプリケーションのターゲット種別には [ ダイナミックリンクライブラリ ] を指定してください また ダイナミックリンクライブラリ名として ターゲット名を登録してください ターゲット種別の詳細については Interstage Studio ユーザーズガイド の ターゲットの定義 を参照してください COBOL アプリケーションのライブラリ名は COBOL アプリケーションをビルドする環境に応じて 以下の規則に従って決定されます lib[ ターゲット名 ].so E.3.2 COBOL 登録集の作成 修正 COBOL アプリケーションのパラメタの定義を COBOL 登録集に記述します COBOL 登録集は COBOL 登録集生成ウィザードを使用して作成します Interstage Studio のメニューバーから [ ファイル ] > [ 新規 ] > [COBOL 登録集 ] を選択して起動してください E.3.3 COBOL アプリケーションの作成 修正 COBOL アプリケーションの作成方法 および修正方法について説明します COBOL アプリケーションの作成 修正は COBOL 開発支援ツールを利用しない場合と同じです COBOL 開発支援ツールを利用しない場合については 4.1 COBOL アプリケーションの開発 を参照してください E.3.4 COBOL アプリケーションのコンパイル リンク デバッグ COBOL アプリケーションのコンパイル リンク デバッグは 以下の方法で行います Interstage Studio の COBOL/CORBA リモート開発機能を使用したリモートビルド なお ここでは COBOL 実行基盤インタフェースを含めないバッチアプリケーションのコンパイル リンク およびデバッグについて説明しています COBOL 実行基盤インタフェースを含むバッチアプリケーションのコンパイルおよびリンクについては E.5 COBOL 実行基盤インタフェースを含むコンパイル リンク を参照してください

289 Interstage Studio の COBOL/CORBA リモート開発機能を使用したリモートビルド Interstage Studio の COBOL/CORBA リモート開発機能を利用した開発では ソースファイルの作成からバッチアプリケーションのビルドまでをすべて Windows 開発環境側で作業し ビルドするとバッチアプリケーションがサーバ側に作成されます COBOL/CORBA リモート開発機能の詳細については Interstage Studio ユーザーズガイド の COBOL/CORBA リモート開発機能 を参照してください バッチアプリケーションを作成するために Interstage Studio 上に作成したCOBOLプロジェクトに対して 以下の作業を行います 翻訳オプションの設定 リモート開発の設定 メイクファイルの生成 バッチアプリケーションのビルド バッチアプリケーションのデバッグ 翻訳オプションの設定 プロジェクトで管理するソースファイルを翻訳するときに有効になる翻訳オプションを指定します スレッドモード版のバッチアプリケーションを作成する場合は翻訳オプション THREAD(MULTI) が必要です バッチ実行基盤で動作するバッチアプリケーションでは以下の翻訳オプションを指定してはいけません NOALPHAL BINARY(WORD,MLBOFF) BINARY(BYTE) ASCOMP5(ALL) ASCOMP5(BINARY) ASCOMP5(COMP) そのほかの翻訳オプションについては Interstage Studio ユーザーズガイド の 翻訳オプション を参照してください

290 リモート開発の設定 Interstage Studio の COBOL/CORBA リモート開発機能で使用するために 以下の設定を行います サーバ情報の設定 プロジェクトのリモート開発設定 サーバ情報の設定 サーバと連携するための情報を設定します 以下の手順で Interstage Studio の [ 新規 ] ダイアログボックスを表示し サーバ情報を設定します 1. メニューバーから [ ウィンドウ ] > [ 設定 ] を選択します [ 設定 ] ダイアログボックスが表示されます 2. [ 設定 ] ダイアログボックスの左のペインで [COBOL] > [ リモート開発 ] を選択します [ リモート開発 ] ページが表示されます 3. [ リモート開発 ] ページで [ 新規 ] をクリックします [ 新規 ] ダイアログボックスが表示されます 4. [ 新規 ] ダイアログボックスでサーバ情報を設定します 設定する情報については Interstage Studio ユーザーズガイド の サーバ情報 を参照してください プロジェクトのリモート開発設定 Interstage Studio の COBOL/CORBA リモート開発機能を利用してリモート開発を行う COBOL プロジェクトに リモート開発の情報を設定します 以下の手順でプロジェクトにリモート開発の情報を設定します 1. [ 依存 ] ビューまたは [ 構造 ] ビューでリモート開発のサーバ情報を設定するプロジェクトを選択します 2. コンテキストメニューから [ プロパティ ] を選択します [ プロパティ ] ダイアログボックスが表示されます 3. [ プロパティ ] ダイアログボックスの左のペインで [ リモート開発 ] を選択すると [ リモート開発 ] ページが表示されます [ ホスト名 ] は サーバ情報の設定 で設定したホスト名を選択します また [ サーバディレクトリ ] には資産を転送するサーバディレクトリをフルパスで指定してください プロジェクトのリモート開発設定の詳細は Interstage Studio ユーザーズガイド の プロジェクトのリモート開発設定 を参照してください メイクファイルの生成 バッチアプリケーションをビルドするためのメイクファイルを生成します メイクファイルの生成方法については Interstage Studio ユーザーズガイド の メイクファイル生成 を参照してください メイクファイルの生成時に [ オプション設定 ] ダイアログボックスでターゲット名を変更した場合 ビルド対象の COBOL 実行基盤インタフェースと不整合が発生する場合があります メイクファイルのターゲット名を変更した場合は COBOL プロジェクトのターゲット名をメイクファイルのターゲット名と一致させた状態で COBOL 実行基盤インタフェースを生成してください バッチアプリケーションのビルド Interstage Studio の COBOL/CORBA リモート開発機能を利用して バッチアプリケーションをビルドします 以下に バッチアプリケーションをビルドする手順を示します 1. プロジェクトのコンテキストメニューから [ リモート開発 ] > [ ビルド ] を選択してください サーバに格納された資産を使用して 実行環境上でビルドが実行されます 2. 処理が正常終了した場合 リモート開発の設定 で指定したサーバディレクトリにライブラリが生成されます

291 Interstage Studio の COBOL/CORBA リモート開発機能を利用したバッチアプリケーションのビルドの詳細については Interstage Studio ユーザーズガイド の リモートビルド を参照してください バッチアプリケーションのデバッグ リモートデバッガを使用して Windows の開発環境からバッチアプリケーションをリモートデバッグします リモートデバッグの詳細については Interstage Studio ユーザーズガイド の リモートデバッグ を参照してください E.4 COBOL 実行基盤インタフェースの生成 E.4.1 プロジェクトの機能の拡張 COBOL 開発支援ツールの COBOL 実行基盤インタフェース生成機能を使用するためには COBOL プロジェクトを実行基盤連携用に拡張する必要があります COBOL プロジェクトの機能を拡張する手順を 以下に示します

292 1. 作業対象の COBOL プロジェクトを選択し メニューバーの [ プロジェクト ] > [ アプリケーション連携実行基盤 / バッチ実行基盤 ] > [ プロジェクトの機能を拡張 ] またはコンテキストメニューの [ アプリケーション連携実行基盤 / バッチ実行基盤 ] > [ プロジェクトの機能を拡張 ] を選択します 実行基盤連携用の機能の拡張ができるのは COBOL プロジェクトのみです

293 2. プロジェクトの機能が拡張されると 作業対象のプロジェクトの中に [ 実行基盤連携用ファイル ] フォルダが作成されます 3. COBOL 実行基盤インタフェース生成機能によって生成される各ファイルは COBOL プロジェクトの [ ソースファイル ] フォルダ および機能の拡張によって生成された [ 実行基盤連携用ファイル ] フォルダの配下で管理されます 以下に 各フォルダで管理されるファイルを説明します フォルダ名 ソースファイル アプリケーション情報入力ファイル 定義ファイル 説明 COBOL 実行基盤インタフェース生成機能によって生成される COBOL 実行基盤インタフェースソースファイルを管理するフォルダです COBOL 実行基盤インタフェース生成時に [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] 画面で設定した情報を アプリケーション情報入力ファイルとしてエクスポートするために使用されるフォルダです アプリケーション情報入力ファイルへのエクスポートについては E.4.7 アプリケーション情報入力ファイルのインポート エクスポート を参照してください サーバへ配備するファイルを管理するためのフォルダです COBOL 実行基盤インタフェース生成機能によって 以下の定義ファイルが格納されます アプリケーションインタフェース定義ファイル アプリケーション呼出し定義ファイルまた 以下のファイルを取り込んで管理します アプリケーション連携実行基盤定義ファイル E.4.2 COBOL 実行基盤インタフェース生成画面の起動 COBOL 開発支援ツールの [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] 画面を起動します [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] 画面は 以下の 2 通りの方法で起動できます メニューバーからの起動 COBOL 実行基盤インタフェースを生成する COBOL プロジェクトを選択し メニューバーから [ プロジェクト ] > [ アプリケーション連携実行基盤 / バッチ実行基盤 ] > [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] を選択します コンテキストメニューからの起動 COBOL 実行基盤インタフェースを生成する COBOL プロジェクトを選択し コンテキストメニューから [ アプリケーション連携実行基盤 / バッチ実行基盤 ] > [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] を選択します COBOL 実行基盤インタフェースの生成では バッチアプリケーションが動作するサーバのプラットフォームを意識する必要があります

294 COBOL プロジェクトのリモート開発の設定が有効になっている場合は リモート開発の設定で指定したサーバのプラットフォーム向けの COBOL 実行基盤インタフェースが生成されます COBOL プロジェクトのリモート開発の設定が無効になっている場合は Windows のバッチアプリケーション向けの COBOL 実行基盤インタフェースが生成されます リモート開発の設定の詳細については Interstage Studio ユーザーズガイド の プロジェクトのリモート開発設定 を参照してください [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] 画面のイメージと各部品の説明を以下に示します 1. [ 生成対象のアプリケーション情報 ] 一覧 COBOL 実行基盤インタフェース生成の対象とするバッチアプリケーションの情報を設定します [ 追加 ] [ 更新 ] [ 削除 ] の各ボタンを使用することで 一覧のアプリケーション情報を編集することができます 一覧には 以下の情報が表示されます 生成対象 項目名 サーバアプリケーション名 プログラム名 出力ファイルのプレフィクス 説明 COBOL 実行基盤インタフェースの生成対象とするアプリケーション情報を 選択します バッチジョブ定義で設定したバッチアプリケーション名を記述します バッチアプリケーションの COBOL プログラムのプログラム名を記述します COBOL 実行基盤インタフェースの生成によって出力されるファイル名のプレフィックスを記述します COBOL 実行基盤インタフェースによって生成されるファイルの詳細は E.4.6 生成されるファイルと格納先 を参照してください 2. [ 追加 ] COBOL 実行基盤インタフェースの生成対象とするアプリケーションの情報を追加します クリックすると [ アプリケーション情報の設定 ] 画面が表示されます [ アプリケーション情報の設定 ] 画面の詳細は E.4.3 COBOL 実行基盤インタフェースを生成するアプリケーション情報の追加 を参照してください

295 3. [ 更新 ] [ 生成対象のアプリケーション情報 ] 一覧で選択中の行のアプリケーション情報を更新します クリックすると [ アプリケーション情報の設定 ] 画面が表示されます [ アプリケーション情報の設定 ] 画面の詳細は E.4.4 COBOL 実行基盤インタフェースを生成するアプリケーション情報の更新 を参照してください 4. [ 削除 ] [ 生成対象のアプリケーション情報 ] 一覧で選択中の行のアプリケーション情報を削除します 5. [ インポート ] アプリケーション情報入力ファイルの情報を [ 生成対象のアプリケーション情報 ] 一覧にインポートします アプリケーション情報入力ファイルのインポートの詳細については E.4.7 アプリケーション情報入力ファイルのインポート エクスポート を参照してください 6. [ エクスポート ] [ 生成対象のアプリケーション情報 ] 一覧で選択中の行のアプリケーション情報に基づいて アプリケーション情報入力ファイルを生成します エクスポートの詳細については E.4.7 アプリケーション情報入力ファイルのインポート エクスポート を参照してください 7. [ 生成 ] [ 生成対象のアプリケーション情報 ] 一覧で [ 生成対象 ] がチェックされているアプリケーション情報を対象として COBOL 実行基盤インタフェースを生成します COBOL 実行基盤インタフェースの生成の詳細は E.4.5 COBOL 実行基盤インタフェース生成の実行 を参照してください 8. [ 閉じる ] [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] 画面を閉じます [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] 画面の設定内容が変更されていた場合は 変更を保存するかどうかを確認するダイアログボックスが表示されます 確認のダイアログボックスで [ はい ] をクリックした場合 設定内容を保存して [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] 画面を閉じます [ いいえ ] をクリックした場合 設定内容を保存せずに [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] 画面を閉じます 変更を保存しないでダイアログボックスを閉じて編集画面に戻る場合は [ キャンセル ] をクリックします アプリケーション情報の設定に誤りがある場合 [ 生成対象のアプリケーション情報 ] 一覧にが表示されます 以下に画面イメージを示します が表示されたアプリケーション情報は COBOL 実行基盤インタフェースを生成することができません [ 更新 ] をクリックして [ アプリケーション情報の設定 ] 画面を開き アプリケーション情報を修正してください

296 Interstage Business Application Server 開発環境パッケージと Interstage Job Workload Server 開発環境パッケージが同一のマシンにインストールされている場合 [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] 画面の [ 使用する実行基盤種別 ] の選択が追加されます - 同期アプリケーション連携実行基盤 - 非同期アプリケーション連携実行基盤 - バッチ実行基盤 このときには バッチ実行基盤 選択します 以下に画面イメージを示します E.4.3 COBOL 実行基盤インタフェースを生成するアプリケーション情報の追加 COBOL 実行基盤インタフェース生成の対象とするアプリケーション情報の追加は [ アプリケーション情報の設定 ] 画面を使用して行います [ アプリケーション情報の設定 ] 画面では 以下の情報を設定します 基本情報 実行基盤インタフェースの出力情報

297 パラメタ情報 オプション情報 基本情報 アプリケーションの基本情報を設定します 以下に 画面イメージと各部品の説明を示します 1. [ サーバアプリケーション名 ] バッチジョブ定義で設定したバッチアプリケーション名を記述します 2. [ プログラム名 ] バッチアプリケーションの COBOL プログラムのプログラム名を記述します [ プログラム名 ] は直接指定するか または COBOL ソースファイルの内の PROGRAM-ID を参照して指定します

298 3. [ 参照 ] [ プログラム名の参照 ] ダイアログボックスを表示します ダイアログボックスには 作業対象の COBOL プロジェクトの [ ソースファイル ] フォルダ配下に格納されている COBOL ソースファイル内の PROGRAM-ID の一覧が表示されます バッチアプリケーションは ジョブステップ定義のバッチアプリケーションの情報で指定した値に従ってバッチ実行基盤から呼び出されます COBOL 実行基盤インタフェースの以下の設定項目は ジョブステップ定義のバッチアプリケーションの情報と一致するように指定してください 異なる値が指定された場合 バッチアプリケーションを正しく実行することができません COBOL 実行基盤インタフェースの設定項目 COBOL 実行基盤インタフェースの設定に対応するバッチアプリケーションの設定項目 サーバアプリケーション名サーバアプリケーション名 ( 注 ) 注 ) バッチジョブ定義エディタを使用して設定します 設定方法については A バッチアプリケーション定義画面 の COBOL 用の画面 を参照してください 実行基盤インタフェースの出力情報 COBOL 実行基盤インタフェースの生成によって出力される COBOL 実行基盤インタフェースの出力形式に関する情報を設定します 以下に 画面イメージと各部品の説明を示します

299 1. [ サーバアプリケーションの実行基盤インタフェースの出力形式 ] アプリケーション実行基盤インタフェースとして出力されるソースファイルと定義ファイルの形式を指定します 2. [ 出力ファイルのプレフィクス ] COBOL 実行基盤インタフェースソースファイルを生成するときに ファイル名の先頭にプレフィックスとして付加する文字列を指定します 3. [ コメントファイル名 ] COBOL 実行基盤インタフェースソースファイルを生成するときに ソースファイルの先頭に注釈行として挿入する情報を格納したファイル名を指定します 4. [ 参照 ] コメントファイルを参照して選択します クリックすると [ ファイルの選択 ] ダイアログボックスが表示されます

300 a. [ プロジェクトから選択 ] プロジェクト配下に格納しているファイルを選択する場合に選択します [ 参照 ] をクリックしてコメントファイルが格納されているプロジェクトを指定すると [ ファイル名 ] 一覧にプロジェクトに格納されているテキストファイル (.txt) が表示されます 一覧から コメントファイルとして使用するテキストファイルを選択してください b. [ フォルダから選択 ] ファイルシステム上にあるファイルを 相対パス または絶対パスでコメントファイルとして指定する場合にチェックします 5. [ コメントに生成日付を挿入する ] COBOL 実行基盤インタフェースの生成によって出力されるソースファイル内のコメントに 生成日付を挿入する場合に指定します 日付は ソースファイルの先頭に挿入されます コメントファイルを指定している場合は コメントファイルで定義した情報の末尾の行に追加されます 日付は 次の形式で挿入されます YYYY-MM-DD( 例 : ) 以下に コメントに生成日付を挿入した場合の出力例を示します - コメントファイルの内容 COPYRIGHT FUJITSU LIMITED 生成日付を挿入した場合の COBOL ソースファイルへのコメント出力例 *COPYRIGHT FUJITSU LIMITED * パラメタ情報 [ パラメタ情報 ] 画面では バッチ実行基盤から呼び出されるパラメタ情報の設定を行います 以下に 画面イメージと各部品の説明を示します

301 1. [COBOL プログラムに渡すパラメタ ] 一覧 COBOL プログラムに渡すパラメタを COBOL プログラムに渡す順に定義します 一覧には 各パラメタのパラメタ名 パラメタが定義してある COBOL 登録集 および COBOL 登録集に含まれる最初のデータ記述項のレベル番号が表示されます 2. [ 追加 ] COBOL プログラムに渡すパラメタを追加します クリックすると [ パラメタの設定 ] 画面が表示されます [ パラメタの設定 ] 画面の詳細については パラメタの追加と更新 を参照してください パラメタは 32 個まで追加できます 3. [ 更新 ] [COBOL プログラムに渡すパラメタ ] 一覧で選択中の行の情報を更新します クリックすると [ パラメタの設定 ] 画面が表示されます [ パラメタの設定 ] 画面の詳細については パラメタの追加と更新 を参照してください 4. [ 削除 ] [COBOL プログラムに渡すパラメタ ] 一覧で選択中の行の情報を削除します 5. [ 上へ ] [ 下へ ] [COBOL プログラムに渡すパラメタ ] 一覧で選択中の行の順序を変更します パラメタの追加と更新 [ パラメタ情報 ] 画面における COBOL プログラムに渡すパラメタの追加と更新は [ パラメタの設定 ] 画面で行います 以下に 画面イメージと各部品の説明を示します

302 1. [ パラメタ名 ] バッチアプリケーションに渡すパラメタの名前を指定します パラメタ名には [COBOL 登録集名 ] に指定した COBOL 登録集に含まれる レベル番号 01 または 77 のデータ項目名を指定してください COBOL 登録集に含まれる COBOL のデータ記述項がレベル番号 01 または 77 のデータ項目で始まる場合 パラメタの名前としてそのデータ項目名を指定します データ記述項がレベル番号 01 または 77 以外のデータ項目で始まる場合 レベル番号 01 とするデータ項目の項目名を指定してください 2. [COBOL 登録集名 ] バッチ実行基盤から呼び出されるプログラムのパラメタが定義されている COBOL 登録集のファイル名を指定します 3. [ 参照 ] [ ファイルの参照 ] ダイアログボックスから COBOL 登録集を指定します バッチアプリケーションは ジョブステップ定義のバッチアプリケーションの情報で指定した値に従ってバッチ実行基盤から呼び出されます COBOL 実行基盤インタフェースの以下の設定項目は ジョブステップ定義のバッチアプリケーションの情報と一致するように指定してください 異なる値が指定された場合 バッチアプリケーションを正しく実行することができません COBOL 実行基盤インタフェースの設定項目 COBOL プログラムに渡すパラメタの順序パラメタの順序 ( 注 ) COBOL 登録集に定義されているパラメタの型 COBOL 実行基盤インタフェースの設定に対応するバッチアプリケーションの設定項目 パラメタのデータ型 ( 注 ) 注 ) バッチジョブ定義エディタを使用して設定します 設定方法については A バッチアプリケーション定義画面 の COBOL 用の画面 を参照してください オプション情報 [ オプション情報 ] 画面では COBOL 実行基盤インタフェースの形式を指定します 以下に 画面イメージと各部品の説明を示します

303 E [COBOL 実行基盤インタフェースの形式 ] COBOL 実行基盤インタフェースの形式に関する設定を行います a. [ サーバアプリケーションで未設定データ判定処理を使用する ] バッチアプリケーションで未設定データの判定処理を使用します 未設定データの判定処理の詳細については COBOL アプリケーションのインタフェース を参照してください COBOL 実行基盤インタフェースを生成するアプリケーション情報の更新 COBOL 実行基盤インタフェース生成の対象とするアプリケーション情報の更新は [ アプリケーション情報の設定 ] 画面で行います 以下に [ アプリケーション情報の設定 ] 画面のイメージを示します

304 各タブで設定する情報には 以下があります 基本情報 実行基盤インタフェースの出力情報 パラメタ情報 オプション情報 各タブで設定する情報については E.4.3 COBOL 実行基盤インタフェースを生成するアプリケーション情報の追加 を参照してください E.4.5 COBOL 実行基盤インタフェース生成の実行 [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] 画面で COBOL 実行基盤インタフェースの生成対象として設定したアプリケーション情報に基づいて COBOL 実行基盤インタフェースを生成します COBOL 実行基盤インタフェースの生成の手順を 以下に説明します COBOL 実行基盤インタフェースの生成を実行するには 開発環境にインストールしている Interstage の CORBA サービスと接続できるようにしておく必要があります isstart コマンドを使用して Interstage を起動してから以下の手順を実行してください 1. [ 生成対象のアプリケーション情報 ] 一覧で COBOL 実行基盤インタフェースの生成対象とするアプリケーション情報の [ 生成対象 ] をチェックします

305 2. [ 生成 ] をクリックすると COBOL 実行基盤インタフェースの生成を開始します [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] 画面の設定内容が変更されている場合は 設定を適用して COBOL 実行基盤インタフェースを生成するかどうかを確認するダイアログボックスが表示されます [OK] をクリックした場合 [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] 画面の設定内容を適用して COBOL 実行基盤インタフェース生成を開始します [ キャンセル ] をクリックした場合 COBOL 実行基盤インタフェースの生成を中止します 3. COBOL 実行基盤インタフェースとして生成されるファイルがすでに存在する場合 上書き確認をするダイアログボックスが表示されます すでに存在しているファイルを上書きする場合は [ 上書き対象 ] をチェックして [OK] をクリックしてください

306 4. COBOL 実行基盤インタフェース生成の処理が終了すると 生成結果のダイアログボックスが表示されます [ 生成結果 ] 一覧の [ 結果 ] に表示される項目の種類について 以下に説明を示します 項目 OK OK( 警告有り ) SKIP ERROR 説明 COBOL 実行基盤インタフェース生成の処理が正常に終了した場合に表示されます バッチアプリケーションに渡すパラメタに無効なデータ属性が指定された状態で COBOL 実行基盤インタフェースを生成した場合に表示されます 上書きを確認するダイアログボックスで [ 上書き対象 ] をチェックしなかった場合に表示されます COBOL 実行基盤インタフェース生成の処理で異常終了した場合に表示されます [ 生成結果 ] 一覧で対象の行を選択すると [ 結果詳細 ] にエラーの詳細が表示されます COBOL 実行基盤インタフェース生成の処理が異常終了した場合 [ 結果詳細 ] に以下の形式のメッセージが表示されることがあります FSP_INTS-BAS_DEV: エラー : xxxx: apfwcbl: ( 注 ) 注 )xxxx には 4 桁のメッセージ番号が入ります 上記のメッセージは COBOL 実行基盤インタフェースの生成時に呼び出される apfwcbl コマンドでエラーが発生した場合に表示されます Interstage Business Application Server メッセージ集 の メッセージ番号が FSP_INTS-BAS_DEV で始まるメッセージ を参照して対処を行い 再度 COBOL 実行基盤インタフェースの生成を実行してください apfwcbl コマンドの詳細については Interstage Business Application Server リファレンス の apfwcbl を参照してください

307 COBOL 実行基盤インタフェースの生成後に COBOL プロジェクトの [ プロパティ ] 画面で COBOL アプリケーションのターゲットファイルの名前を変更した場合 生成済みの COBOL 実行基盤インタフェースと不整合が発生することがあります ターゲットファイルの名前を変更前の値に戻すか COBOL 実行基盤インタフェースを再生成してください COBOL 実行基盤インタフェースの実行を行うと プロジェクト配下に以下のファイルが作成されます.TMP_APFWCBLINFxxxx( 注 ) E.4.6 注 )xxxx には 4 桁の番号が入ります このファイルは COBOL 開発支援ツールによって作成される一時ファイルです 通常 COBOL 実行基盤インタフェース生成の処理の完了時に削除されます COBOL 実行基盤インタフェースの生成の処理が異状終了した場合 ファイルが残ることがあります この場合は 手動で削除してください 生成されるファイルと格納先 生成対象のアプリケーション情報ごとに COBOL 実行基盤インタフェース生成を実行後に生成されるファイルの一覧を 以下に示します ファイル名概要生成個数格納先 xxx_apfwskel.cob( 注 ) COBOL 実行基盤インタフェースソースファイル 1 ファイル生成されます 作業対象のプロジェクトの [ ソースファイル ] フォルダ xxx_apfwcdr.cob( 注 ) 構造体 配列 バイナリtypedef された型のデータ変換用関数ソースファイル 1 ファイル生成されます xxx_funcdef.xml( 注 ) xxx_callhandler.xml ( 注 ) アプリケーションインタフェース定義ファイル アプリケーション呼出し定義ファイル 1 ファイル生成されます 1 ファイル生成されます 作業対象のプロジェクトの [ 実行基盤連携用ファイル ] > [ 定義ファイル ] フォルダ E.4.7 注 )xxx には [ アプリケーション情報の設定 ] 画面の [ 出力ファイルのプレフィクス ] で指定した値が入ります アプリケーション情報入力ファイルのインポート エクスポート COBOL 実行基盤インタフェースを生成するために [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] 画面で設定したアプリケーション情報をバックアップ または開発資産として管理する場合には COBOL 開発支援ツールのエクスポート機能を使用します エクスポート機能を使用することで [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] 画面で設定したアプリケーション情報をアプリケーション情報入力ファイルへエクスポートすることができます エクスポートされたアプリケーション情報入力ファイルは インポート機能を利用することで COBOL 実行基盤インタフェースの生成対象となるアプリケーション情報として復元することができます アプリケーション情報入力ファイルへのエクスポート およびインポートの手順を 以下に示します アプリケーション情報入力ファイルへエクスポート 1. [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] 画面の [ 生成対象のアプリケーション情報 ] 一覧で アプリケーション情報入力ファイルへエクスポートするアプリケーション情報を選択します 2. [ エクスポート ] をクリックします 3. プロジェクトの [ アプリケーション情報入力ファイル ] フォルダに アプリケーション情報入力ファイルが出力されます アプリケーション情報入力ファイルは 以下のファイル名で出力されます [ 出力ファイルのプレフィクス ]_[ プログラム名 ].xml アプリケーション情報入力ファイルからインポート 1. インポートするアプリケーション情報入力ファイルを [ アプリケーション情報入力ファイル ] フォルダに格納します

308 2. [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] 画面の [ インポート ] をクリックします 3. [ アプリケーション情報入力ファイルからインポート ] ダイアログボックスが表示されます 作業対象のプロジェクトの [ アプリケーション情報入力ファイル ] フォルダに格納されているアプリケーション情報入力ファイルが [ アプリケーション情報入力ファイル ] 一覧に表示されます 4. インポートするアプリケーション情報入力ファイルを選択して [OK] をクリックします アプリケーション情報入力ファイルのインポートが開始されます

309 5. アプリケーション情報入力ファイルのインポートが完了すると インポート結果を表示するダイアログボックスが表示されます 以下に [ インポート結果 ] および [ 結果詳細 ] に表示される内容の種類を示します 結果の種類 OK OK( 警告あり ) ERROR 説明 アプリケーション情報入力ファイルを正常にインポートした場合に表示されます アプリケーション情報に不足がある状態でインポートされた場合に表示されます 不足がある状態でインポートされたアプリケーション情報は [ 生成対象のアプリケーション情報 ] 一覧にが表示された状態で追加されます 警告内容の詳細は [ 結果詳細 ] に表示されます インポートに失敗した場合に表示されます エラー内容の詳細は [ 結果詳細 ] に表示されます - アプリケーション情報入力ファイルの library タグの name 属性の値は インポート先の COBOL プロジェクトの [ ターゲット名 ] および COBOL アプリケーションをビルドする環境に応じて 以下の規則で置き換えられます lib[ ターゲット名 ].so - アプリケーション情報入力ファイルのインポートによって インポート元のアプリケーション情報入力ファイル自体の内容が書き換えられることはありません

310 E.5 COBOL 実行基盤インタフェースを含むコンパイル リンク COBOL 実行基盤インタフェースを含む開発資産を使用し バッチアプリケーションをコンパイル リンクします COBOL 実行基盤インタフェースを含めてバッチアプリケーションをコンパイル リンクする場合 コンパイル リンクの設定に COBOL 実行基盤インタフェースが参照する登録集の格納先ディレクトリ名と リンクする COBOL 実行基盤インタフェースライブラリを追加する必要があります 追加する COBOL 登録集の格納先ディレクトリ名と リンクする COBOL 実行基盤インタフェースライブラリを以下に示します COBOL 実行基盤インタフェースが参照する COBOL 登録集の格納先ディレクトリ名 /opt/fjsvibs/copy リンクする COBOL 実行基盤インタフェースライブラリ - プロセスモードの場合 /opt/fjsvibs/lib/libapfwcdrcobol_nt.so /opt/fjsvibs/lib/libapfwcblconv_nt.so - スレッドモードの場合 /opt/fjsvibs/lib/libapfwcdrcobol.so /opt/fjsvibs/lib/libapfwcblconv.so 業務ロジック部分のコンパイル リンク デバッグを実施した後 COBOL 実行基盤インタフェースを含めたコンパイル リンクを行う手順を以下に示します コンパイル リンクの手順 以下の手順で Interstage Studio の COBOL/CORBA リモート開発機能を使用したリモートビルドの再実行を行います 1. メイクファイルの生成条件の変更 メイクファイルの生成条件に COBOL 実行基盤インタフェースライブラリとその登録集のパスを追加します メイクファイルの生成条件の変更方法については Interstage Studio ユーザーズガイド の メイクファイルの生成条件の変更 を参照してください 2. メイクファイルの再生成 メイクファイルを再生成します メイクファイルの再生成の方法については Interstage Studio ユーザーズガイド の メイクファイルの再生成 を参照してください 3. リモートビルドの実行 再生成したメイクファイルを使用して バッチアプリケーションをコンパイル リンクします リモートビルドの方法については Interstage Studio ユーザーズガイド の リモートビルド を参照してください E.6 配備 / 再配備 COBOL 開発支援ツールの配備機能を使用して バッチアプリケーションを配備します COBOL 開発支援ツールの配備機能を使用した配備は 以下の手順で行います サーバ情報の設定 配備管理用プロジェクトの作成 配備の設定 配備対象の定義ファイルの取り込み 配備の実行 配備したバッチアプリケーションの配備解除は COBOL 開発支援ツールの配備機能を使用して 以下の手順で行います 配備解除の実行 それぞれの手順について以下に説明します

311 E.6.1 サーバ情報の設定 配備先のサーバ情報の設定を以下の手順で行います 1. Interstage Studio のメニューバーから [ ウィンドウ ] > [ 設定 ] を選択して表示される [ 設定 ] 画面の左ペインで [COBOL] > [ リモート開発 ] を選択してください [ リモート開発 ] ページが表示されます

312 2. [ 新規 ] をクリックして表示される [ 新規 ] ダイアログボックスで サーバ情報を設定します 配備先の環境に合わせて以下の項目を設定して [OK] をクリックしてください サーバ名 項目 設定値 配備先のサーバの名前を指定してください サーバの OS サーバのアドレス 常に以下のユーザ名とパスワードを使用する ユーザ名 パスワード サーバのコード系 PASV モードを使用する ポート番号 Solaris Linux(Itanium) (64 ビット ) 配備先のサーバのホスト名または IP アドレスを指定してください サーバへ接続するときに このダイアログボックスで指定したユーザ名とパスワードを使用するか否かを指定します サーバで使用するアカウントのユーザ名を指定します ユーザ名に付与されたパスワードを指定します サーバアプリケーションのコード系を選択します コード変換は ローカルでコード変換する を選択します 使用する環境に合わせて指定してください - サーバ情報の設定の詳細については Interstage Studio ユーザーズガイド の サーバ情報 を参照してください

313 E.6.2 配備管理用プロジェクトの作成 COBOL 開発支援ツールを使用してアプリケーションライブラリを配備するためには 配備管理用プロジェクトを作成する必要があります 配備管理用プロジェクトは 1 つ以上のアプリケーション開発用プロジェクトを バッチ実行環境単位にまとめて管理するためのプロジェクトです 配備管理用プロジェクトは 1 つのバッチ実行環境あたり 1 つ作成します 配備管理用プロジェクトを新規作成する手順を 以下に示します 配備管理用プロジェクトとして使用できるプロジェクトの種類は COBOL プロジェクトのみです 1. COBOL プロジェクトを新規作成します COBOL プロジェクトの生成方法については Interstage Studio ユーザーズガイド の COBOL プロジェクトウィザード を参照してください 2. COBOL プロジェクトをバッチ実行基盤の機能が使用できるように拡張します 作成した COBOL プロジェクトを選択し メニューバーの [ プロジェクト ] > [ アプリケーション連携実行基盤 / バッチ実行基盤 ] > [ プロジェクトの機能を拡張 ] またはコンテキストメニューの [ アプリケーション連携実行基盤 / バッチ実行基盤 ] > [ プロジェクトの機能

314 を拡張 ] を選択してください プロジェクトの機能の拡張の詳細については E.4.1 プロジェクトの機能の拡張 を参照してください 3. 配備管理用プロジェクトとして使用する COBOL プロジェクトを選択して コンテキストメニューから [ プロパティ ] を選択します

315 4. [ プロパティ ] 画面の左ペインで [ リモート開発 ] を選択します 右ペインに [ リモート開発 ] ページが表示されます 次の値を設定して [ 適用 ] をクリックしてください 項目 リモート開発機能を有効にする サーバ名 チェックする 設定値 配備先のサーバ名を設定してください サーバディレクトリ任意の有効な値を設定してください ( 注 ) 注 ) 配備機能を使用するには 配備管理用プロジェクトのリモート開発の設定を有効にする必要があります この設定を有効にするために サーバ上の任意の有効なディレクトリを指定してください なお 配備管理用プロジェクトをサーバアプリケーションの開発用としても使用する場合には 同ディレクトリは ライブラリをビルドするための作業用ディレクトリとして使用されます

316 5. [ プロパティ ] 画面の左ペインで [ 配備 ] を選択します 右ペインに [ 配備 ] ページが表示されます E.6.3 [ プロパティ ] 画面の左ペインに [ 配備 ] が表示されていない場合 Interstage Studio のワークスペースに保持されたキャッシュ情報の影響により 配備機能が有効になっていない可能性があります Interstage Job Workload Server インストールガイド の 開発環境パッケージの再インストール後の作業 を参照して 対処を行ってください 6. [ 配備 ] ページで [ 配備管理用プロジェクトとして使用する ] をチェックします 7. [ 配備管理用プロジェクトとして使用する ] がチェックされたプロジェクトは [ 配備 ] ページ内の [ 配備先の設定 ] [ 配備物の格納先の設定 ] および [ 配備対象の設定 ] の項目が有効になり 配備管理用プロジェクトとして使用することができるようになります 配備の設定 配備に関する設定を [ 配備 ] ページで行います [ 配備 ] ページは 以下 3 つの画面で構成されます 配備先の設定 配備物の格納先の設定 配備対象の設定 配備先の設定 および配備物の格納先の設定は アプリケーション配備定義ファイルをインポートすることができます アプリケーション配備定義ファイルをインポートして設定する手順については E アプリケーション配備定義ファイルのインポートによる配備の設定 を参照してください

317 配備先の設定 [ 配備先の設定 ] 画面では 配備先のサーバ およびワークユニットの設定を行います 以下に画面イメージと各部品の説明を示します 1. [ サーバ名 ] 配備先のサーバ名が表示されます [ プロパティ ] 画面の [ リモート開発 ] ページで設定したサーバ名が表示されます 2. [Interstage JMX サービスのポート番号 ] 配備機能は Interstage JMX サービスを経由して実行されます Interstage JMX サービスを利用するためのポート番号を指定してください ポート番号には Interstage Job Workload Server インストールガイド の [ ポート番号の設定 ] 画面 で指定した Interstage 管理コンソール のポート番号を指定します Interstage JMX サービスのポート番号については Interstage Application Server 運用ガイド ( 基本編 ) の ポート番号 を参照してください 3. [ ワークユニット名 ] 配備先のワークユニット名を入力します ワークユニット名は ジョブキュー名 _CWU です 4. [ ワークユニット種別 ] ワークユニット種別を選択します ワークユニット種別は 以下を選択してください - バッチワークユニット

318 5. [ 業務名 ] バッチワークユニットの ジョブステップ用イベントチャネルの Destination 名 を設定します ジョブステップ用イベントチャネルの Destination 名は ジョブキュー名 _CSTEPdest です 複数の開発環境マシンから同一のサーバに対し配備を実行する場合には 業務名が重複しないように設定してください 配備物の格納先の設定 [ 配備物の格納先の設定 ] 画面では サーバでの配備に必要な以下の資材の格納場所について設定します 定義ファイル プレロードするバッチアプリケーションのライブラリ ダイナミックロードするバッチアプリケーションのライブラリ以下に画面イメージと 各部品の説明を示します 1. [ 定義ファイルの格納パス ] 配備に必要な定義ファイルを格納するディレクトリを指定します 配備の実行時に 配備対象の COBOL プロジェクトの [ 定義ファイル ] フォルダにある定義ファイルが 配備に必要な資材として指定したサーバ上のディレクトリへ転送されます

319 2. [ アプリケーションライブラリ ] 配備するライブラリについて以下の 2 つのパスを指定します [ プレロードライブラリの格納パス ] [ ダイナミックロードライブラリの格納パス ] 配備の実行時に COBOL プロジェクトでリモート開発機能を使用して作成したアプリケーションライブラリが 配備に必要な資材として指定したパスへコピーされます 以下の格納パスは複数のバッチワークユニットで重複しないように設定してください 重複した場合 正しく配備されない場合があります - 定義ファイルの格納パス - プレロードライブラリの格納パス - ダイナミックロードライブラリの格納パス 配備対象の設定 配備対象の設定は 配備対象とするアプリケーション開発用プロジェクト およびライブラリのロード方法を指定します 配備対象の設定は [ 配備対象の設定 ] 画面で行います 以下に画面イメージと 各部品の説明を示します

320 1. [ 配備対象のプロジェクト ] 一覧 配備対象のライブラリ および定義ファイルが格納されているアプリケーション開発用プロジェクトの一覧を表示します 一覧の先頭は 配備管理用プロジェクト自身と その配下にある定義ファイルが表示されます [ 追加 ] を使用することで 配備対象のプロジェクトを一覧に追加することができます [ 削除 ] をクリックすると選択中の配備対象プロジェクトを一覧から削除することができます 配備対象のライブラリの行を選択して その行の [ ライブラリのロード方法 ] 列をクリックすると ライブラリのロード方法を指定することができます ライブラリのロード方法は 以下の項目から選択してください - プレロード - ダイナミックロード 選択されたロード方法に応じて 配備時に [ 配備物の格納先の設定 ] 画面の [ アプリケーションライブラリ ] で指定した格納パスにライブラリがコピーされます - [ 配備対象のプロジェクト ] 一覧の配備管理用プロジェクトを削除することはできません - 配備管理用プロジェクトで作成したアプリケーションライブラリを配備対象とする場合は [ 追加 ] をクリックして 配備管理用プロジェクトを配備対象のプロジェクトとして指定する必要があります 2. [ 追加 ] 配備対象のライブラリ および定義ファイルが格納されているアプリケーション開発用プロジェクトを追加します クリックすると [ 配備対象の追加 ] ダイアログボックスが表示されます 配備の対象とするアプリケーション開発用プロジェクトを選択し [OK] をクリックすると [ 配備対象のプロジェクト ] 一覧に選択したプロジェクトが追加されます 追加されたアプリケーション開発用プロジェクトの配下には プロジェクトの配下に格納している以下の配備物が表示されます

321 表示される配備物 アプリケーションライブラリ 定義ファイル 説明 配備対象のプロジェクトで作成されるアプリケーションライブラリの名前が表示されます 配備対象のプロジェクトの [ 実行基盤連携用ファイル ] > [ 定義ファイル ] フォルダに格納されている定義ファイルが表示されます 配備対象のプロジェクトとして選択できるのは COBOL プロジェクトだけです 3. [ 削除 ] [ 配備対象のプロジェクト ] 一覧で選択したプロジェクトを 配備対象のプロジェクトから削除します 配備管理用プロジェクトは削除できません 配備管理用プロジェクトの行が選択されている場合 またはプロジェクト名以外の行が選択されている場合 本ボタンは無効になります E アプリケーション配備定義ファイルのインポートによる配備の設定 アプリケーション配備定義ファイルをインポートして 配備の設定を行う手順を示します 1. [ 配備 ] ページの [ インポート ] をクリックします

322 2. [ アプリケーション配備定義ファイルからインポート ] ダイアログボックスが表示されます インポートするアプリケーション配備定義ファイルを選択し [ 開く ] をクリックしてください 3. インポートが正常に終了すると 以下のダイアログボックスが表示され アプリケーション配備定義ファイルの内容が [ 配備 ] ページに設定されます 4. 配備先の環境に合わせて [ 配備先の設定 ] 画面の以下の項目を指定してください - Interstage JMXサービスのポート番号 - ワークユニット種別 [ 配備先の設定 ] 画面については 配備先の設定 を参照してください E [ 配備対象の設定 ] 画面で配備対象のライブラリを格納しているアプリケーション開発用プロジェクトを指定してください [ 配備対象の設定 ] 画面については 配備対象の設定 を参照してください 配備対象の定義ファイルの取り込み 配備管理用プロジェクトでは 配備対象の定義ファイルを管理することができます 以下に示す定義ファイルを 配備管理用プロジェクトの [ 実行基盤連携用ファイル ] > [ 定義ファイル ] フォルダにコピーしてください ファイル名 アプリケーション連携実行基盤定義ファイル 備考 バッチサーバの以下のファイルです /opt/fjsvibsbc/deploy/apfwrt-config.xml すでに配備先の [ 定義ファイルの格納パス ] に格納されている場合 配備管理用プロジェクトに取り込む必要はありません E.6.5 配備の実行 [ 配備 ] ページで設定した情報に基づいて バッチアプリケーションの配備を実行します 配備を実行する手順を 以下に示します 配備処理を実行するには 配備先のワークユニットが停止している必要があります 配備の実行前に 配備先のワークユニットが停止していることを確認してください

323 1. [ 構造 ] ビュー または [ 依存 ] ビューで配備管理用プロジェクトを選択してコンテキストメニューを表示し [ アプリケーション連携実行基盤 / バッチ実行基盤 ] > [ 配備 ] を選択します 配備を実行できるのは 配備管理用プロジェクトのみです 配備管理用プロジェクト以外のプロジェクトを選択した場合 配備メニューを選択することはできません

324 2. [ 配備 ] ダイアログボックスが表示されます [ 配備 ] ダイアログボックスには 配備管理用プロジェクトの [ 配備 ] ページで設定された情報が表示されます 設定が正しく行われていることを確認してください 配備の設定内容にエラーがある場合は エラーのあるプロジェクトにエラーのマークが表示されます 配備管理用プロジェクトの

325 [ プロパティ ] 画面を開き エラーのあるプロジェクトの設定を修正してから 再度 配備を実行してください 3. [OK] をクリックすると 配備処理が開始されます 前回配備した時点から差分のある資材のみを更新して配備を実行したい場合は [ 配備済みの場合は再配備する ] をチェックしてください - [ 配備済みの場合は再配備する ] をチェックせずに 配備済みのワークユニットに対して配備を実行した場合 その旨のエラーメッセージが表示され 配備処理が中止されます [ 配備済みの場合は再配備する ] をチェックして 再度配備を実行してください - 再配備時における定義ファイルの格納パス プレロードライブラリの格納パス およびダイナミックロードライブラリの格納パスは 配備の設定で指定した格納パスではなく 配備済みの業務で設定された格納パスを使用します 4. 配備処理を開始すると [ 進行情報 ] ダイアログボックスが表示されます 配備処理のログ情報は [COBOL 開発支援ツール ] コンソールビューに出力されます [ 進行情報 ] ダイアログボックス [COBOL 開発支援ツール ] コンソールビュー

326 配備処理が正常に終了した場合は [COBOL 開発支援ツール ] コンソールビューに以下のメッセージが表示されます [2008/07/02 17:57:37] ワークユニットへの配備を終了 配備処理中にエラーが発生した場合は [COBOL 開発支援ツール ] コンソールビューに以下の形式のメッセージが赤色で表示されます FSP_INTS-BAS_DEV: エラー : xxxx: ( 注 ) 注 )xxxx には 4 桁のメッセージ番号が入ります Interstage Business Application Server メッセージ集 の メッセージ番号が FSP_INTS-BAS_DEV で始まるメッセージ を参照して対処を行い 再度 配備処理を実行してください サーバ上のライブラリ または定義ファイルの格納パス内に [ 配備対象のプロジェクト ] 一覧の [ プロジェクトに含まれる配備物 ] に含まれていないファイルが存在する場合 配備の実行とともにファイルを削除するためのダイアログボックスが表示されます

327 格納パスの中に存在する配備対象外のファイルが [ 削除対象のファイル ] 一覧に表示されます 削除するファイルをチェックして [OK] をクリックすると チェックされたファイルを削除した上で配備を実行します [ キャンセル ] をクリックすると 配備処理を中止します 削除されたファイルは [COBOL 開発支援ツール ] コンソールビューで確認することができます ファイルの削除に失敗した場合は [COBOL 開発支援ツール ] コンソールビューにエラーメッセージが出力されて 配備処理が中止されます 削除に失敗したファイルを取り除いて 再度配備を実行してください E.6.6 配備解除の実行 [ 配備 ] ページで設定した情報に基づいて アプリケーションの配備解除を実行します 配備解除の手順を 以下に示します

328 1. [ 構造 ] ビュー または [ 依存 ] ビューで配備管理用プロジェクトを選択してコンテキストメニューを表示し [ アプリケーション連携実行基盤 / バッチ実行基盤 ] > [ 配備解除 ] を選択します - 配備解除を実行できるのは 配備管理用プロジェクトのみです 配備管理用プロジェクト以外のプロジェクトを選択した場合 配備解除メニューを選択することはできません - 配備済みの業務を正しく配備解除するには 配備した時点と同じワークユニット名と業務名が [ プロパティ ] 画面 > [ 配備 ] ページ > [ 配備先の設定 ] 画面で設定されている必要があります

329 2. [ 配備解除 ] ダイアログボックスが表示されます [OK] をクリックすると 配備解除処理が開始されます 配備解除処理を実行するには 配備解除するワークユニットが停止している必要があります [OK] をクリックする前に 必ず配備解除するワークユニットが停止していることを確認してください 配備解除処理の状況は [COBOL 開発支援ツール ] コンソールビューに出力されます 3. 配備解除後 配備時に指定した定義ファイルの格納パス プレロードライブラリの格納パス およびダイナミックロードライブラリの格納パスに格納されているファイルに対して 削除するファイルを選択するダイアログボックスが表示されます 削除したいファイルをチェックして [OK] をクリックすると チェックされたファイルが削除されます 格納パスで指定したディレクトリ および格納パス内にあるディレクトリは削除されません 削除されたファイルは [COBOL 開発支援ツール ] コンソールビューで確認することができます 削除に失敗したファイルについては [COBOL 開発支援ツール ] コンソールビューにエラーメッセージが出力されます

330 E.7 配備したバッチアプリケーションのテスト ここでは Interstage Studio のリモートデバッグ機能を利用したバッチアプリケーションのテスト方法について説明します リモートデバッグ機能を利用して配備されたバッチアプリケーションのデバッグをするためには 以下の作業を行う必要があります デバッグモードのバッチアプリケーションの作成 リモートデバッグの環境構築 バッチアプリケーションの配備 バッチアプリケーションのデバッグ E.7.1 デバッグモードのバッチアプリケーションの作成 リモートデバッグ機能を利用するためには アプリケーションのビルドをデバッグモードで行う必要があります デバッグモードでビルドする手順を 以下に示します 1. ビルド対象のアプリケーション開発用プロジェクトを [ 構造 ] ビュー または [ 依存 ] ビューで選択します コンテキストメニューから [ リモート開発 ] > [ デバッグモードでビルド ] を選択して デバッグモードを有効にします

331 2. デバッグ対象のアプリケーションをテスト環境でビルドします ビルド対象のアプリケーション開発用プロジェクトを [ 構造 ] ビュー または [ 依存 ] ビューで選択します コンテキストメニューから [ リモート開発 ] > [ ビルド ] を選択します デバッグモードでビルドが開始されます 3. ビルドが終了すると テスト環境にアプリケーションライブラリが作成されます E.7.2 リモートデバッグの環境構築 以下の設定を行います バッチワークユニットの設定 バッチジョブ定義の登録 バッチワークユニットの設定 バッチアプリケーションを配備するワークユニットの設定に リモートデバッガが動作するための以下の設定を追加します 項目 アプリケーション使用パス /opt/fjsvcbl/bin 設定値 オペレーティングテステムが RHEL5(Intel64) の場合 /opt/fjsvcbl64/bin

332 項目 環境変数 ( 注 1) 設定値 オペレーティングテステムが RHEL5(Intel64) 以外の場合 /opt/fjsvcbl/bin CBR_ATTACH_TOOL= デバッグ作業を行う開発環境の IP アドレスまたはホスト名 ( 注 2)/APD 注 1) 該当の環境変数をワークユニット単位で設定した場合 デバッグ作業で 1 つのバッチワークユニットに接続できる開発環境の数は 1 つとなります 該当の環境変数をバッチアプリケーション単位で設定した場合 デバッグ作業で 1 つのバッチワークユニットに接続できる開発環境の最大数は バッチアプリケーションの数と一致します 注 2) デバッグ作業を行う開発環境の IP アドレスまたはホスト名の後ろに :( 半角コロン ) と使用するポート番号を指定してください ポート番号の指定は省略可能です 省略時は デフォルトの 番が使用されます 指定するポート番号は デバッグを行う開発環境の以下の指定と一致させてください アタッチデバッグを実行して起動されるリモートデバッガコネクタの [ 接続情報 ] タブの [ 使用中のポート番号 ] バッチワークユニットの設定を追加する手順は Interstage Job Workload Server セットアップガイド の バッチワークユニットの設定変更 を参考にしてください バッチジョブ定義の登録 バッチアプリケーションを動作させるためのバッチジョブ定義の登録が必要です バッチジョブ定義の登録 / 更新手順は Interstage Job Workload Server セットアップガイド の バッチジョブ定義の登録 / 更新 を参考にしてください E.7.3 バッチアプリケーションの配備 デバッグ対象のバッチアプリケーションを バッチ実行基盤に再配備します バッチアプリケーションの再配備の手順については E.6 配備 / 再配備 を参照してください E.7.4 バッチアプリケーションのデバック バッチアプリケーションのデバッグを行います バッチ実行基盤上に配備されたバッチアプリケーションのデバッグは Interstage Studio のリモートデバッグ機能のアタッチデバッグを使用して行います アタッチデバッグを使用したデバッグの手順を説明します

333 1. [ 構造 ] ビュー または [ 依存 ] ビューでデバッグ対象のアプリケーション開発用プロジェクトを選択し Interstage Studio のメニューバーから [ 実行 ] > [ 構成およびデバッグ ] を選択してください

334 2. 表示された [ 構成およびデバッグ ] 画面の左ペインで [ リモート COBOL アプリケーション ] を選択して 左のペイン上のをクリック すると 右のペインに起動構成の設定ページが表示されます [ メイン ] タブで 以下の値を設定してください 項目 設定値 名前 プロジェクト名 デバッグ方法 任意の有効な名前を指定してください デバッグ対象のアプリケーション開発用プロジェクト アタッチデバッグ デバッグ情報フォルダデバッグ情報ファイルの格納フォルダ ( 注 ) 注 ) プロジェクトのプロパティの [ リモート開発 ] ページの [ サーバディレクトリ ] で指定したディレクトリと異なるディレクトリにデバッグ情報ファイルが格納されている場合に その格納ディレクトリを指定します

335 3. デバッグ対象のバッチアプリケーションのソースが複数のプロジェクトに存在する場合は [ ソース ] タブの [ プロジェクトの追加 ] をクリックして プロジェクトを追加してください 4. [ デバッグ ] をクリックすると バッチ実行基盤上に配備したバッチアプリケーションが起動されるまで待ち状態となります デバッグを実行する前に あらかじめデバッグしたい箇所にブレークポイントを設定します 5. デバッガが待ち状態となった後 デバッグ対象のバッチアプリケーションを配備したバッチワークユニットを起動してください 6. バッチサーバにジョブを投入します 配備したバッチアプリケーションが呼び出された時点で デバッグが開始されます デバッガの機能 および操作の詳細については Interstage Studio ユーザーズガイド の デバッガの機能 を参照してください E.8 COBOL 開発支援ツールの定義規約 COBOL 開発支援ツールの文字の制約について説明します E.8.1 COBOL 実行基盤インタフェース生成画面 画面名対象名内容条件 [COBOL 実行基盤インタフェース生成 ] 画面 ライブラリ名入力文字数 1~255 文字 文字種使用可能文字種 全角文字以外

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