決算説明資料

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ひでかよしくに
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1 株式会社ユーグレナ当社の事業概要及び 2016 年 9 月期第 3 四半期決算説明 2016 年 9 月免責事項本資料に記載されている予測見通し戦略およびその他歴史的事実ではないものは当グループが資料作成時点で入手可能な情報を基としておりその情報の正確性を保証するものではありませんこれらは経済環境経営環境の変動などにより予想と大きく異なる可能性があります 0

2 株式会社ユーグレナとは 2005 年 12 月に世界で初めて微細藻類ユーグレナの屋外大量培養に成功した東京大学発ベンチャー企業未だ世界で唯一ユーグレナの商業大量培養を実施している企業 1

3 会社概要設立本店資本金売上高従業員数 (*) 2005 年 8 月 9 日東京都港区芝億 2,634 万円 59 億 2,435 万円単体 97 名 / 連結 190 名グループ会社国内 6 社海外 2 社 ( 上海ダッカ ) 2015 年 9 月末 2015 年 9 月期 2015 年 9 月末経営理念経営ビジョン人と地球を健康にするバイオテクノロジーで昨日の不可能を今日可能にする上場市場証券コード 2931 東京証券取引所市場第一部単元株 100 株 ( ): 契約社員及びアルバイトスタッフを含む 2

4 創業ストーリー 3

5 ユーグレナ研究のきっかけ Q: 私たちは何故ユーグレナの研究事業化を目指したのか A: 社長である出雲が大学時代に行ったバングラデシュにて栄養失調の問題を目の当たりにしそれを解決するために栄養豊富な食料を作ろうと考えたため 4

6 微細藻類ユーグレナとは 5

7 微細藻類ユーグレナとは 6

8 微細藻類ユーグレナとはミドリムシは虫ではなく昆布やワカメの仲間藻の一種! 300 ~ 500 cm ワカメ 0.05mm ミドリムシ 7

9 世界初ユーグレナの大量培養技術の確立 2005 年 12 月に世界で初めて東京大学を中心とした藻類研究を実施する大学と連携しユーグレナの大量培養の技術の確立に成功東京大学東京大学農学部創業メンバー 2005 年当時の設備 ( 現在は違う設備沖縄県石垣島 8

10 基本戦略 - バイオマスの 5F 米の 5F( 例 ) 重量単価高いミドリムシの 5F 草鞋 ( わらじ ) ご飯 Food( 食料 ) Fiber( 繊維 ) 機能性食品化粧品素材医療用素材化成品飼料用米 / 稲わら Feed( 飼料 ) ペット用食品配合飼料素材稲わら堆肥 / すき込み Fertilizer( 肥料 ) 肥料素材たき火 / バイオエタノール Fuel( 燃料 ) 工業用油ジェット燃料ディーゼル燃料低い 9

11 足元の収益成長ヘルスケア事業 10

12 ユーグレナ食品の強み - 栄養素 59 種類の栄養成分ビタミン α- カロテン β- カロテンビタミン B1 ビタミン B2 ビタミン B6 ビタミン B12 ビタミン C ビタミン D ビタミン E ビタミン K1 葉酸ナイアシンパントテン酸ビオチン分析元 : 財団法人日本食品分析センターミネラル亜鉛リンカルシウムマグネシウムナトリウムカリウム鉄マンガン銅アミノ酸バリンロイシンイソロイシンアラニンアルギニンリジンアスパラギン酸グルタミン酸プロリンスレオニンメチオニンフェニルアラニンヒスチジンチロシントリプトファングリシンセリンシスチンその他 β ーグルカン ( パラミロン ) クロロフィルルテインゼアキサンチン GABA スペルミジンプトレッシン不飽和脂肪酸 DHA EPA パルミトレイン酸オレイン酸リノール酸リノレン酸エイコサジエン酸ジホモ γ- リノレン酸アラキドン酸ドコサテトラエン酸ドコサペンタエン酸写真 : ユーグレナ粉末左記の写真はイメージ 11

1979 より引用 ) パラミロンの構造 < その他の機能 > 脂肪コレステロールの排出効果

13 ユーグレナ食品の強み - パラミロンパラミロンはミドリムシしか持っていない食物繊維の一種です吸油性に優れており難消化性であるため吸収されずそのまま外へ排出されますパラミロンがもつ効能もユーグレナの食品としての特徴です撮影 : 青山学院大学福岡伸一教授パラミロンの粒子構造 (Marchessault and Deslandes, 1979 より引用 ) パラミロンの構造 < その他の機能 > 脂肪コレステロールの排出効果プリン体吸収抑制剤血中尿酸値低減免疫バランス調整アトピー性皮膚炎症状緩和パラミロンフィルムの創傷治癒効果インフルエンザ症状緩和コレステロール脂肪パラミロン粒胃潰瘍症状緩和関節リウマチの症状緩和 12

14 業績推移売上構造の推移直販食品 ( 流通 ) ユーグレナアートエポラ食品 (OEM 原料 ) 化粧品 (B.C.A.D OEM) クロレラカラハリその他 1,800 2,339 2,890 2,951 Q3 も堅調に推移 ( 百万円 ) 1,380 1,582 1, Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 Q1 Q2 Q 年 9 月期 2015 年 9 月期 2016 年 9 月期注 : ユーグレナアート社およびエポラ社の業績はそれぞれ株式交換が完了した 2015 年 5 月 1 日および 2015 年 9 月 1 日より当社グループの連結決算に反映されております 13

15 直販直販定期購入者数推移 (2016 年 7 月 ) 14 万人当社定期購入者数 ( 人 ) エポラ社定期購入者数 ( 人 ) 9.5 万人 9.3 万人グループ定期購入者数は 14 万人に増加 1 月 4 月 7 月 10 月 1 月 4 月 7 月 10 月 1 月 4 月 7 月 2014 年 2015 年 2016 年注 : 直販定期購入者数は緑汁とユーグレナプラスと化粧品 One が対象で化粧品 B.C.A.D. は含みません 2015 年 7 月より直販定期購入者数の算出を速報値ベースから確定値ベースに変更し過去データに遡って修正しております 14

16 商品ラインアップの拡充 - 直販直販の食品の新シリーズ化粧品の新ブランドの展開を開始ユーグレナ入りサプリの新シリーズメディカプラス (2016/5/16 より販売開始 ) 化粧品新ブランド one( ワン ) 第一弾商品 one オールインワンクリーム (2016/5/16 より販売開始 ) 15

17 商品ラインアップの拡充ー流通食品飲料と新商品を積極的に投入ユーグレナとクロレラを配合したバータイプの菓子アルジーバー 2 品 (2016/2/8 より発売開始 ) JR 東日本フードビジネスと共同開発石垣産ユーグレナゴーヤー ~ はちみつ仕立て ~ (2016/3/28 より販売開始 ) 緑汁をより多くの方にお試し頂くために流通での販売を開始緑汁 (7 包 ) ( イオンヘルス & ビューティにて 2016/4/27 より販売開始 ) 16

18 販路と商品ラインアップの拡充ー化粧品 OEM 商品とアンテナショップの展開新商品の発売エステティックサロンソシエにて OEM 商品 euga を展開中日本橋三越本店においてユーグレナショップを展開中 B.C.A.D. Hair ヘアケア市場の開拓 (2016/7/11 より販売開始 ) 17

19 積極的なプロモーション活動 -TVCM 川島海荷さん出演のユーグレナファームの緑汁の TVCM を開始撮影に必要なエネルギーをすべてミドリムシ入り燃料 & 食料でまかなうという史上初の試みを実施 18

20 将来の成長に向けた布石研究開発進捗 19

21 国産バイオ燃料計画の始動 2015 年 12 月 1 日羽田空港 ANA 格納庫において記者会見を開催し国産バイオ燃料計画を 1 市 4 社の協力のもとで開始することを発表日経新聞での広告 (2015/12/3) 記者会見の様子 (2015/12/1) 20

22 国産バイオ燃料計画の概要国内生産国内調達原料を用いて国内実証プラントでバイオ燃料を製造し 2020 年迄にバイオジェットディーゼル燃料の実用化を目指す国産バイオ燃料計画国産原料 : 国内で生産又は調達製造場所 : 国内 ( 横浜市鶴見区 ) バイオ燃料 ASTM 規格準拠バイオジェット燃料次世代バイオディーゼル燃料 2019 年前半にバイオ燃料製造実証プラントを稼働予定計画有償フライト環境整備を経て 2020 年迄に実用化公道走行 21

23 国産バイオ燃料計画の実証プラント実証プラントの完成イメージ図 22

24 バイオ燃料製造供給スケジュールとその先基本設計の遅れ及び法規制への対応により工期を変更 2020 年迄の実用化と以後の商業プラント目標には変更なし ~ 着工実証プラント建設竣工試運転稼働開始実証プラント稼働 2020 年迄に国産バイオジェットディーゼル燃料を実用化するスケジュールに変更なし検討準備商業プラント稼働商業プラント ( 実証プラントの数百倍規模 ) による大規模生産供給を目指す 23

25 政府支援と産学連携による研究開発複数の政府支援実証事業や産学連携共同研究プロジェクトに参画プログラム当社が担当するテーマパートナー革新的研究開発推進プログラム (ImPACT) 先端光学技術によるスーパーユーグレナの選別東京大学京都大学大阪大学千葉大学慶応義塾大学カリフォルニア大学ロサンゼルス校コロンビア大学戦略的イノベーション創造プログラム (SIP) 藻類からの高度不飽和脂肪酸等の有用物質生産独立行政法人水産総合研究センター国立環境研究所東京大学筑波大学 ( 株 ) ヒガシマル下水道革新的技術実証事業 (B-DASH) 下水中の窒素リンの回収とバイオガス中の CO 2 分離回収を微細藻類培養に利用する技術実証 ( 株 ) 東芝日環特殊 ( 株 ) ( 株 ) 日水コン日本下水道事業団佐賀市共同研究体微細藻類燃料生産実証事業福島県土着の微細藻類を活用した国産バイオ燃料の生産システムの確立三重県多気町中部プラントサービス 24

26 国内最大級の燃料用微細藻類培養プールの建設 2016 年 9 月 1 日三重県多気町におけるバイオ燃料用微細藻類生産実証プロジェクトの実施を発表プロジェクト名目的内容建設施設名建設予定地実証事業期間培養プール総面積バイオ燃料用藻類生産実証プロジェクト燃料用微細藻類の大規模低コストな生産技術の確立隣接する多気バイオパワー ( 木質バイオマス発電所 ) から排出される排ガス排水排熱を利用した微細藻類の培養を実施経済産業省資源エネルギー庁平成 28 年度微細藻類燃料生産実証事業費補助金を活用藻類エネルギー研究所多気クリスタルタウン工業ゾーン内 2016 年 10 月 1 日 ~ 2019 年 3 月 31 日 3,000 m2以上 (2018 年度完成時 ) 25

誌系列の電子ジャーナル等で発表 ( 元のユーグレナ ) 個々のユーグレナの油脂含有量を観測し

ユーグレナの油脂を利用したバイオ燃料研究への展開が期待される Scientific

BODIPY 染色したユーグレナの顕微鏡画像蛍光が強い細胞ほど油脂を多く含む ImPACT

27 内閣府 ImPACT における共同研究ユーグレナ品種改良内閣府 ImPACT プログラムにおける共同研究の成果としてユーグレナ品種改良関連の論文を Nature 誌系列の電子ジャーナル等で発表 ( 元のユーグレナ ) 個々のユーグレナの油脂含有量を観測し油を多く産生するユーグレナ変異体を選別する品種改良法の開発に成功ユーグレナの油脂を利用したバイオ燃料研究への展開が期待される Scientific reports(nature 誌系列の電子ジャーナル ) 掲載 (2016/5/23) BODIPY 染色したユーグレナの顕微鏡画像蛍光が強い細胞ほど油脂を多く含む ImPACT プログラムにおける東京大学千葉大学との共同研究において生きたままのミドリムシの個々の細胞に含まれる脂質や多糖類の可視化に成功 Nature microbiology 掲載 (2016/8/1) 26

28 抑制率 [%] ( ユーグレナ抽出液 0mg 時を 0% とする ) ユーグレナの機能性研究 - ロタウイルス増殖抑制効果ユーグレナ粉末の抽出液の濃度に応じロタウイルスの増殖抑制を確認日本栄養食糧学会にて発表 (2016/5/14) ロタウイルスは感染性胃腸炎を引き起こすウイルスとして知られているワクチンが無効な種が存在するためワクチンや薬剤以外での対策が求められているユーグレナ抽出液のロタウイルス抑制効果を確認ユーグレナ抽出液の濃度 27

JA 全農との共同研究 - 脱脂ユーグレナの飼料利用 2016 年 4 月 JA

: 準備実験 : JA 全農飼料畜産中央研究所 ( 茨城県つくば市 ) 脱脂ユーグレナ ( )

実施期間 :2015 年 1 月 ~2016 年 3 月 ) 脱脂ユーグレナ配合飼料実施期間 :

29 JA 全農との共同研究 - 脱脂ユーグレナの飼料利用 2016 年 4 月 JA 全農との間で脱脂ユーグレナの飼料活用に向けた共同研究契約を締結実施地 : テーマ : 実施内容 : 準備実験 : JA 全農飼料畜産中央研究所 ( 茨城県つくば市 ) 脱脂ユーグレナ ( ) の飼料としての使用可能量や効果の検証を実施し脱脂ユーグレナを飼料として実用化することを目指す脱脂ユーグレナを鶏や豚などの家畜に与える飼養試験を共同で実施採卵鶏を対象とした脱脂ユーグレナ入り飼料の飼養試験を実施し産卵成績に影響がないことを確認済み ( 実施期間 :2015 年 1 月 ~2016 年 3 月 ) 脱脂ユーグレナ配合飼料実施期間 : 2016 年 4 月 ~2017 年 3 月末 ( 予定 ) ( ) 脱脂ユーグレナとは微細藻類ユーグレナから油脂を抽出した残さを指します準備試験の様子 28

30 その他事業の進捗 29

31 グラミンユーグレナ ( バングラデシュにおける緑豆プロジェクト ) 2016 年 2 月に日本のもやしメーカー向けの販売を実施今期も順次販売していく予定日本向け輸出 ( もやし原料 ) バングラデシュ国内向け販売注 : グラミンユーグレナはバングラデシュ人初のノーベル平和賞に輝いたムハマドユヌス博士率いるグラミングループと人と地球を健康にすることを理念に持つユーグレナ社の合弁企業の通称です 30

32 グラミンユーグレナ ( バングラデシュにおける緑豆プロジェクト ) 2016 年 6 月にバングラデシュ政府系開発機関 PKSF と業務提携を締結国際農業開発基金 (IFAD) の資金を日本企業で初めて活用注 : グラミンユーグレナはバングラデシュ人初のノーベル平和賞に輝いたムハマドユヌス博士率いるグラミングループと人と地球を健康にすることを理念に持つユーグレナ社の合弁企業の通称です 31

33 ユーグレナ GENKI プログラム今年度は約 150 万食分の子供達へのクッキー配布を計画効果測定のための血液検査にも着手休日除く週 6 日ユーグレナ入りクッキー ( 当社及び協賛企業対象商品 1 個につき 10 円を寄付 ) ダッカ市内の約 8,900 人の子供達 200 名を対象とした血液検査 32

34 2016 年 9 月期第 3 四半期決算概要 33

35 業績推移売上高売上総利益売上高売上総利益 11,100 売上高は ( 百万円 ) 8,181 前年比 2 倍に 5,924 5,991 向け順調に進捗 4,019 3,046 1, 年 9 月期 2014 年 9 月期 2015 年 9 月期 2016 年 9 月期 34

36 業績推移営業利益経常利益当期純利益営業利益 ( 百万円 ) 経常利益当期純利益通期予想 Q3 実績 726 1,019 1, 足元で十分な利益を達成したことを受け Q4 は積極的な先行投資を実施年 9 月期 2014 年 9 月期 2015 年 9 月期 2016 年 9 月期 35

37 2016 年 9 月期 ( 第 12 期 ) の連結業績予想売上高利益ともに上方修正 ( 百万円 ) 2015 年 9 月期実績 2016 年 9 月期通期業績予想対前期予想増減率 ( 予想修正値 ) 売上高 5,924 11, % 営業利益 % 経常利益 726 1, % 当期純利益 % 36

38 バイオテクノロジーで昨日の不可能を今日可能にする 37

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決算説明資料株式会社ユーグレナ当社の事業概要及び 2015 年 9 月期決算説明 2015 年 11 月免責事項本資料に記載されている予測見通し戦略およびその他歴史的事実ではないものは当グループが資料作成時点で入手可能な情報を基としておりその情報の正確性を保証するものではありませんこれらは経済環境経営環境の変動などにより予想と大きく異なる可能性があります 0 株式会社ユーグレナの会社紹介 1