次世代ＩＰＴＶ

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りえごみぶち
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1 AV 情報システムとしてのデジタルサイネージ 2010 年 6 月 26 日 NTTサイバースペース研究所小池秀樹

2 目次 1. デジタルサイネージの概要 2. インタラクティブなサイネージ 2.1 画像処理を利用したサイネージ 2.2 携帯電話と連動したサイネージ 3. まとめ

3 1. デジタルサイネージの概要

4 デジタルサイネージの例 OOH メディアの一つ

5 OOH メティアの利用状況 TOWN ( 町 ) ボードファミレスファストフードコンビ二ホームセンターガソリンスタンドカラオケショッピングセンターレンタルビデオショップ TRANSIT ( 交通 ) CITY ( 街 ) サイン看板街メディア ( イベントスペースビル壁面懸垂幕大型ビジョンラッピングバス ) シネアド Home ( 家 ) バス広告オリコミ電柱広告フリーペーパーポストイン通販電話帳 Station ( 駅 ) 駅構内駅貼り構内看板 OOH は Out Of Home Media の略, 家の外のメディアを指し, デジタルサイネージを含む, より広い概念. Train ( 電車 ) 広告貸切電車中吊まど上ステッカートレインチャンネル Roadside ( ロードサイド ) 大型ボード高速道路ガソリンスタンド Station ( 駅 ) Facilities ( 施設 ) 駅構内駅貼り構内看板スタジアム空港 ( 機内メディア機体 ) 多目的ホール遊園地 Office ( 会社 ) フリーペーパーオフィスサンプリング School ( 学校 ) 学校系ネットワークボードサンプリング

6 デジタルサイネージとは屋外や店頭, 交通機関など, 一般家庭以外の場所において電子的な表示機器を使って情報を発信するもの (*). テレビや新聞などのマスメディア広告とは異なり, 設置場所と時間によりセグメント化されたターゲットに見てもらうことができ, より高い広告効果が期待されている. デジタルサイネージの例トレインチャンネル大型ビジョンデジタル化ネットワーク化の進展商業施設内モニタ店舗内モニタ (*) デジタルサイネージコンソーシアムの HP より引用

7 デジタルサイネージの進展現在はこのあたりの段階手作業でコンテンツを入れ替えるサイネージが登場ディスプレイの数が増える配信システムとネットワークで結ばれる複数の場所に配信する事業者が現れる面展開が進み大規模な広告メディアに発展参考資料 : 日経コミュニケーションズ, 号,pp.81

8 デジタルサイネージの配信システム VOD 等の映像配信システムとの違い表示情報 ( コンテンツスケジュール ) をサーバからプレーヤに配信し蓄積しておきプレイリストに従って再生する蓄積型の映像配信システムが現在は一般的標準システム構成基本ワークフロープレーヤディスプレイシステムワークフロー操作端末サーバコンテンツ登録ネットワークプレイリスト / スケジュール登録コンテンツ動画静止画アニメーションプレイリストスケジュールコンテンツ配信表示確認 / 運用監視出展 : デジタルサイネージ標準システムガイドライン ( デジタルサイネージコンソーシアムシステム部会 ) 2008 年 11 月 8

9 2. インタラクティブなサイネージ

10 サイネージとオーディエンスの関係パッシブ or アクティブサイネージ ( ティスフレイ )

11 サイネージとオーディエンスの関係カメラを用いてパッシブに状況を把握サイネージ ( ティスフレイ )

12 サイネージとオーディエンスの関係携帯電話を用いてアクティブにアクセスサイネージ ( ティスフレイ )

13 2.1 画像処理を利用したサイネージ - パッシブ -

14 テシタルサイネーシにおける画像処理の利用視聴者に制約を課さずに視聴者の属性状況等をリアルタイムに把握することにより, インタラクティブな広告を実現できる. インタラクティブ性の付与現状のテシタルサイネーシプレゼンス把握 ( 到達 ) 画像処理技術の高度化購買に直結するインタラクティブ広告プレゼンスに基づく広告制御属性把握 ( 属性 : 性別や年代 ) 属性関心度に基づく広告制御リアルタイム化広告効果の測定関心度把握 ( 心理行動 ) 視聴状況把握の高度化

15 画像処理でできること : プレゼンス把握いるいない? 簡易な画像処理いないいる何人くらいいる? 0 人約 1 人約 3 人約 7 人混雑度計測技術歩いている人を除くと何人くらい? 0 人約 1 人約 1 人約 4 人

16 混雑度計測技術プレゼンス把握既存のセキュリティカメラも活用可能サイネージ ( ティスフレイ ) サイネージの視認可能エリア特長既存の斜め下向きカメラを利用可能混雑状況でも安定に動作そこにいる人の概数を計測簡易な初期設定のみですぐ使える

17 混雑度計測技術カメラ画像取り込みプレゼンス把握 ** 人 PC クラフ表示計測テータログ保存ローカル処理人数推定値 ( 全体の人数 ) 人数推定値 ( 滞留者のみ )

18 画像処理でできること : 属性把握性別? 年代? 顔認識による性別年代判定服装シルエットによる性別判定

19 画像処理でできること : 関心度把握 3m 付近を接近中 2m 付近を通過中近くにいる? 近づいてきている? 人物位置推定見ている見ていない画面方向を見ている? 顔検出向き推定技術商品を手に取った? 棚の商品を手に取った領域内動体検知技術動作識別技術

20 属性識別 / 顔向き推定技術属性把握関心度把握カメラローカル処理 PC 画像取り込み混雑度 ( 青 ) と正面顔数 ( 緑 ) 注目している人の割合人物属性の割合

21 属性識別 / 顔向き推定技術属性把握関心度把握属性割合 < マーケティング区分 > 曜日別推移 100% 人物属性 ( 性別年代 ) ~19 歳男 T 女 20~34 歳 M1 F1 パーセント 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 全日平日週末月火水木金土日集計日 T M1 M2 M3 F1 F2 F3 35~49 歳 M2 F2 属性割合 < マーケティング区分 > 時間別推移 ( 月 ) 100% 50 歳 ~ M3 F3 80% 曜日時間帯毎に属性割合を集計場所の特性を解析可能パーセント 60% 40% 20% 0% 0:00 6:00 12:00 18:00 時間 T M1 M2 M3 F1 F2 F3

22 画像処理を利用したサイネージの例スポットアド : 状況即応型デジタルサイネージインタフェース映像ディスプレイ前の人の位置移動に基づいて広告コンテンツを即応的に選択提示する状況即応型デジタルサイネージインタフェース人の数位置移動方向速度滞留時間によるノンバーバルインタフェースカメラ等のセンサデータに基づいて人の位置移動をリアルタイムに意味付けする機構 22

23 状況への積極的意味づけ情報刺激スポットアド離れた物サービス近寄った退出 n 人集まった立ち止まり進入場スポット逆方向ゆっくり遠くを並行に状況解釈の例タイミングよく臨機応変に畳み掛ける近寄る= 関心がある商品訴求佇む= 興味があり時間に余裕がある詳しく遠くを通り過ぎる= 無関心お得情報離れる= 何かの完了もう一押し多人数タイムセールを始める

24 スポットアドスポットアドシステムカメラ映像ディスプレイ商品

25 スポットアド人影のトラッキング 25

26 3 スポットアド人の位置移動の内部表現法 F 人 L R N 商品ディスプレイセルのラベルを使って, 正規表現により条件照合 52 中央から映像ディスプレイ前への移動 [456][123] 映像ディスプレイへ近い場所への移動 L[147] 左側からの進入セルとセルの境界は, スライドさせて調整 26

27 ーパッシブ - オーディエンスの人数動き属性に応じてコンテンツを切り替える場合

28 2.2 携帯電話と連動したサイネージ - アクティブ -

29 携帯電話による連動方法 (1)IC カード (2)QR コードいずれも IC カードリーダまたは QR コードに近づける場合しかしデジタルサイネージでは近づけるとは限らない (3) モバイル動画透かし数メートル離れても複数人同時にもアクセスできるコンテンツに人の目には知覚出来ないように埋め込める

30 モバイル動画透かし技術とは電子透かしにより映像に Web 情報などを結びつける技術 3: 関連情報を提供 Web サーバーペットハウス ID-URL 変換サーバーサーバー処理 2:ID を検出しサーバーへ送信 ID:1234 街頭のサイネージ 1: カメラアプリを映像にかざす

31 ーアクティブ - オーディエンスにより詳細な情報を提供したりサイトへ誘導したい場合

32 まとめデジタルサイネージは設置場所と時間によりセグメント化されたターゲットに見てもらうことができ高い広告効果が期待されているインタラクティブなサイネージはより高い広告効果が期待できるインタラクティブなサイネージにはオーディエンスの状態をパッシブに認識するものとオーディエンスからアクティブに働きかけるものがあり目的によって使い分けるのがよい

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション基本操作アプリご利用手順目次 1. はじめに 2. 準備物 3. ユーザ登録 4. ログイン 5. カメラ接続 6. カメラ名の変更削除 7. 客層分析 7.1 客層分析のメイン画面 7.2 客層分析の開始 7.3 客層分析の計測結果表示 7.4 客層分析の設定変更 7.5 客層分析の結果表示 7.6 客層分析の結果の削除転送 7.7 ライブビュー 8. 人数カウンター 8.1 人数カウンターのメイン画面