第2章　施設規格表-冬季オリンピック・パラリンピック調査報告書【詳細版】-

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1 第 2 章 施設規格表 調査内容オリンピックで求められる基準などを基に 各施設の規模等要件を整理した

2 2-1 スキー アルペン 21 スキー アルペン 男 : 回転 回転 スーパー G 滑降 複合 滑降 (Downhill) スーパー G(Super-G) 回転 (Slalom) 回転 (Giant Slalom) 複合 (Super Combined) の 5 が われる スピード系の滑降 スーパー G の 2 は 1 本のタイムで競い 回転 回転の技術系の 2 は 2 本の合計タイムで競う バンクーバーオリンピックから採用された複合は スピード系 ( 滑降かスーパー G)1 本 回転 1 本の合計タイムで競うが オリンピックでは 滑降と回転 の組み合わせになる 会場 / 規模等要件 一般スペース設備空間要件 における設備空間要件 会場の数 1 固定席 : 8,000 名 席 : 10,000 名 3,450,000 m2 約 23,000 m2 鉄骨造 滑降 1 標 差 :( 男子 )800m 1,100m ( 子 )500m 800m スーパー G 1 標 差 :( 男子 )400m 650m ( 子 )400m 600m 2 最 旗門数 : 標 差の 10% ( それぞれに方向転換を有する ) 回転 1 標 差 :( 男子 )250m 450m ( 子 )250m 400m 2 旗門数 : 標 差の 11 15% 回転 1 標 差 :( 男子 )180m 220m ( 子 )140m 220m 2 旗門数 : 標 差の 30 35%( 方向転換数 ) 複合 滑降 回転と同じコース 出典 :FIS 国際スキー規則 (ICR) 2013 年度 プレゼンテーション 約 160m2約 5,700m2約 1,000m2約 130m2約 420m2約 6m2約 200m2約 70m2約 30m2約 1,400m2約 300m2約 50m2約 560m2約 1,500m2約 1,200m2約 80m2約 120m2約 60m2約 70m2約 100m2約 110m2約 25m2 国際連盟 マネージメント 情報 IF および関係者のミーティングルーム 用具保管所 スキーの夜間保管所 IF: 国際連盟 FOP: 実施エリア 約 290 m2 約 65 m2 約 25 m2 約 180 m2 約 45 m2 約 90 m2 約 180 m2 アルペンスキーセンター ロザ フトル Rosa Khutor Alpine Ski Centre Alpine Skiing アスリートスタンバイテント アスリートテントまたはスタート小屋 アスリート用暖房テント アスリートエリア FOP に近い場所 約 30 m2 約 30 m2 約 40 m2 施設 : 座席数 7,500 席 ロザ フトル アイブガ山脈に位置する ここで 全アルペンスキーが開催される オリンピック用アルペンスキーコースの総延 は 9 km オリンピック期間中は アイブガ山脈の最 地点でが われる コース設計者は 伝説のオリンピック滑降チャンピオン ベルナルド ルッシ コースの総面積は 43ha コースは標 940~1,945m に位置し 単一のフィニッシュゾーンを有する コース設営のため アルペンスキーセンターはクレーン及び人工雪製造機を備えている 約 920 m2 約 1,580 m2

3 2-2 スキー クロスカントリー 22 スキー クロスカントリー 男子 :15km 50km 4 10km リレー スプリント チームスプリント パシュート 子 :10km 30km 4 5km リレー スプリント チームスプリント パシュート きくディスタンスとスプリント リレーの 3 つに分けられる また 走法にはクラシカル ( スキーをフォールラインに真っすぐ向けて走る ) とフリー ( スケーティング走法 ) の 2 種類がある 実施されるが多く男 各 6 が われるが ほとんどのにトライする選 得意なに的を絞って戦う選 など チームや選 によって最も駆け引きが われるでもある 会場 / 規模等要件 一般スペース設備空間要件 における設備空間要件 会場の数 固定席 : 3,000 名 席 : 10,000 名 1 ノルディック複合と共有可能 約 160 m2 約 5,700 m2 約 1,000 m2 国際連盟 マネージメント 情報 約 270m2約 65m2約 20m2 アスリートエリア FOPに近い場所 850,000 m2 約 23,000 m2 鉄骨造 約 130 m2 約 420 m2 約 6 m2 約 200 m2 チーフオブコース用オフィス スキーマーキングエリア IF: 国際連盟 FOP: 実施エリア 約 180m2約 20m2約 25m2 1 コースの 1/3 は標 差 10m 以上 傾斜 9% 18% 等の登り部分 2 コースの 1/3 は短い登り下りを含む小さな起伏 3 コースの 1/3 は変化に富んだ下り部分 出典 :FIS 国際スキー規則クロスカントリー 2012 年度 約 30 m2 約 1,400 m2 約 300 m2 約 50 m2 約 560 m2 プレゼンテーション 約 1,500m2約 1,200m2約 80m2約 120m2約 60m2約 70m2約 100m2約 110m2約 25m2約 100m2約 920m2約 1,580m2 クロスカントリースキー及びバイアスロン用複合施設 ラウラ Laula Cross-country Ski & Biathlon Centre Biathlon Cross Country Skiing 施設 : 座席数 7,500 席 ( クロスカントリースキーセンター ) 7,500 席 ( バイアスロンセンター ) 当施設は クラスナヤ ポリャナ村北東 6.5~10 kmのプセハコ山脈の尾根及び斜面にある 施設は 2 つの独 したスタジアムからなり 各スタジアムにはスタート フィニッシュゾーン 総延 15km 以上の 2 つの独 したクロスカントリースキーとバイアスロン用コース 射撃場及びウォーミンングアップゾーンがある スキーコースのスケーティングサークルは スタジアムから 80m 下方にあり コース最終部分 1,700m のうち 1,200m は上り坂で 低差は 85m

4 2-3 スキー ジャンプ 23 スキー ジャンプ 男子 : ノーマルヒル個人 ラージヒル個人 ラージヒル団体 子 : ノーマルヒル個人 スキージャンプは 距離とジャンプ中の 姿勢 着地の美しさを競う ジャンプ台の きさや助走の距離 さらに K 点 ( 距離の基準点 ) までの距離などによって ノーマルヒルとラージヒルのに分かれる 実際の選 が ぶ距離はノーマルヒルでは概ね 100m 前後 ラージヒルでは m 程度となる また個人戦と団体戦にも分かれ 団体戦は 4 名の選 が 1 組で う 個人戦 団体戦ともに基本的に選 は 2 回のジャンプを い その合計ポイントによって勝敗が決まる ジャンプ台を踏み切る とバランスを取る技術が求められる 会場 / 規模等要件 一般スペース設備空間要件 における設備空間要件 会場の数 固定席 : 3,000 名 席 : 10,000 15,000 名 1 ノルディック複合と共有可能 60,000 m2 約 23,000 m2 鉄骨造 ノーマルヒル 1 ヒルサイズ :100m 以上 ラージヒル 1 ヒルサイズ :110m 以上 出典 :FIS 国際規則 2012 年度 プレゼンテーション 約 160 m2 約 5,700 m2 約 1,000 m2 約 130 m2 約 420 m2 約 6 m2 約 200 m2 約 30 m2 約 1,400 m2 約 300 m2 約 50 m2 約 560 m2 約 1,500 m2 約 1,200 m2 約 80 m2 約 120 m2 約 60 m2 約 110 m2 国際連盟 マネージメント 情報 スキーテクニシャンエリア IF& スポーツミーティングルーム 用具保管所 FOP 備品保管エリア IF: 国際連盟 FOP: 実施エリア 約 250 m2 約 65 m2 約 20 m2 約 180 m2 約 25 m2 約 150 m2 約 40 m2 ジャンプ複合施設 ルスキエ ゴルキ ( ロシアの山々 ) RusSki Gorki Ski Jumping Centre Nordic Combined Ski Jumping アスリートエリア FOPに近い場所 施設 : 座席数 7,500 席 当施設はアイブガ山脈の北斜面 エスト サドク鉄道駅そばにある ノーマルヒル (K 点 95m) とラージヒル ( 同 125m) の最新のオリンピック用ジャンプ台からなる 場所は ジャンプ台が周囲の風景に溶け込み ジャンパーが横からの突風を受けないよう 国際専門家により特別に選ばれた二つの山脈が出合う地点である 約 25m2約 100m2約 920m2約 1,580m2

5 2-4 スキー ノルディック複合 24 スキー ノルディック複合 男子 : ノーマルヒル個人 ラージヒル個人 ラージヒル団体 ノルディックスキーコンバインド もしくは コンバインド とも呼ばれるで スキージャンプとクロスカントリースキーの 2 つのノルディックスキーによって われる 多くの 会で採用されている方法は 前半にジャンプを い選 の んだ距離をポイント化して そのポイントの差を時間に換算 そして 後半のクロスカントリーではジャンプの成績の上位選 から時間差でスタートして ゴールをした順で順位が決定するグンダーセン方式で実施 さらに ジャンプにおけるジャンプ台の きさによってノーマルヒル ラージヒルといったに分かれ 個人戦と団体戦を う 団体戦は 4 人 1 組のチームとなり ジャンプは 4 人の合計得点 クロスカントリーはリレー方式によって競われる 会場 / 規模等要件 一般スペース設備空間要件 における設備空間要件 会場の数 スキージャンプ クロスカントリーに基づく 2 クロスカントリー ジャンプと共有可能 約 160m2約 5,700m2約 1,000m2約 130m2 国際連盟マネージメント情報 約 520m2約 130m2約 40m2約 360m2 アスリートエリア FOPに近い場所 約 10 m2 約 10 m2 850,000 m2 約 420 m2 チーフオブコース用オフィス 約 40 m2 約 23,000m2鉄骨造 約 6m2約 200m2約 70m2約 30m2 スキーマーキングエリアテクニシャンエリア IF& スポーツミーティングルーム 約 50m2約 50m2約 300m2 スキージャンプ クロスカントリーに基づく 出典 :FIS 国際スキー規則ノルディック複合 2013 年度 約 1,400m2約 300m2約 50m2 IF: 国際連盟 FOP: 実施エリア 約 560 m2 プレゼンテーション 約 1,500m2約 1,200m2約 80m2 ジャンプ複合施設 ルスキエ ゴルキ ( ロシアの山々 ) RusSki Gorki Ski Jumping Centre Nordic Combined Ski Jumping 約 120m2約 60m2約 70m2約 100m2 施設 : 座席数 7,500 席 当施設はアイブガ山脈の北斜面 エスト サドク鉄道駅そばにある ノーマルヒル (K 点 95m) とラージヒル ( 同 125m) の最新のオリンピック用ジャンプ台からなる 場所は ジャンプ台が周囲の風景に溶け込み ジャンパーが横からの突風を受けないよう 国際専門家により特別に選ばれた二つの山脈が出合う地点である 約 110 m2 約 25 m2 約 920 m2 約 1,580 m2

6 2-5 スキー フリースタイル 25 スキー フリースタイル 男 : モーグル エアリアル ハーフパイプ スキークロス スロープスタイル モーグル エアリアル スキークロス ソチ 会からハーフパイプ スロープスタイルが加わり 5 からなる モーグルはこぶのある斜面を滑り降りる途中でエアを い スピードやターン技術を競う エアリアルは空中に び出して演技を い採点する スキークロスは複数人がキッカーやウエーブのあるコースを滑走して速さを競う ハーフパイプは U 字形のコースでアクロバティックな空中技を競う スロープスタイルは m 前後の斜面に複数のジャンプ台やジブ ( 属のレールで すりのようなもの ) と われているアイテムなど さまざまな設備が置かれたコースを滑る 会場 / 規模等要件 一般スペース設備空間要件 における設備空間要件 会場の数 1 固定席 : 4,000 名 席 : 10,000 名 440,000 m2 約 23,000 m2 鉄骨造 モーグル 1 コース幅 : 最小 18m 2 コース全 :235m±35m 3 コース角度 :28 ±4 約 160m2約 5,700m2約 1,000m2約 130m2約 420m2約 6m2約 200m2約 70m2約 30m2約 1,400m2 国際連盟 マネージメント 情報 IF& スポーツミーティングルーム 用具保管所 FOP 備品保管エリア IF: 国際連盟 FOP: 実施エリア 約 250 m2 約 65 m2 約 20 m2 約 180 m2 約 150 m2 約 90 m2 約 40 m2 アスリートスタンバイテント スタートエリアウェザーボード アスリートエリア FOPに近い場所 約 30 m2 約 30 m2 エアリアル 1 アプローチ ( 助走 ): 角度約 25 距離 64m 以上 2 テーブル : 幅約 24m 奥 20m 以上 3 ランディングバーン : 角度約 37 距離 25m 以上 ハーフパイプ 1 全 :120m 160m 2 平均斜度 : コース幅 :15 20m 4 壁の さ : m スキークロス 1 傾斜 :12 22 ( 平均 15 ) 2 コース幅 : 最小 30m 3 トラック幅 :5m 以上推奨 4 スタートから最初のターンまで :60m 以内 5 最初のターンの弧 :100 以上 スロープスタイル 1 標 差 :100m 以上 200m 以内 2 コース全 : 約 1,000m 3 コース幅 :30m 以上 4 勾配平均 12 出典 :FIS 国際フリースタイルスキー規則 (ICR) 2013 年度 プレゼンテーション 約 300m2約 50m2約 560m2約 1,400m2約 1,200m2約 80m2約 120m2約 60m2約 70m2約 100m2約 110m2約 25m2約 100m2約 920m2約 1,580m2 エクストリーム パーク ロザ フトル Rosa Khutor Extreme Park Freestyle Skiing Snowboard 施設 : 座席数 4,000 席 ( フリースタイルセンター ) 6,250 席 ( スノーボードパーク ) ロザ フトル 原の東でスノーボード及びフリースタイルが われる ユニークな雪条件とスキークロス スロープスタイル モーグル スノーボードクロス パラレル 回転 ハーフパイプ用の特別コースがあり 常時世界最 レベルでが実施できる 標 1,015~1,200m に位置する アルペン及びフリースタイル用に アイブガ斜面に 6 本のコースが総延 約 3.5 kmで建設された スタート地点は標 1,230~1,070m にあり 最 低差は 215m コースは様々な難度のジャンプ ターン 回転 エア及び スクリュー ができるような地形になっている

7 2-6 スキー スノーボード 26 スキー スノーボード 男 : パラレル 回転 ハーフパイプ スノーボードクロス スロープスタイル パラレル回転 1 枚の板上にサーフィンのような横乗りスタイルで雪上を滑走する 1998 年 野 会で男 ハーフパイプと 回転が正式となった 2002 年ソルトレークシティ 会では 回転から 2 人同時に滑るパラレル 回転に変更され 2006 年トリノ 会で複数人が同時に滑るスノーボードクロスが追加 今 会から ジャンプ台や障害物が設置されたコースを滑走しながら技を繰り出し 難度などを争うスロープスタイルが新となった 会場 / 規模等要件 一般スペース設備空間要件 における設備空間要件 会場の数 1 固定席 : 4,000 名 席 : 10,000 名 440,000 m2 約 23,000 m2 鉄骨造 パラレル 回転 1 標 差 :120m 200m 2 幅 :40m 以上 3 全 :400m 700m 4 旗門数 :18 旗門以上 (FIS 推奨旗門数 :25) 5 旗門間隔 :20m 27m ハーフパイプ 1 全 : m(FIS 推奨 130m) 2 幅 :15 19m(FIS 推奨 16.5m) 3 傾斜角 :15 18 (FIS 推奨 16.5 ) 4 壁の さ :5.0m 5.8m スノーボードクロス 1 標 差 :130m 250m 2 全 :650m 1,200m(40 秒 90 秒 ) 3 幅 :40m 以上 4 斜度 : 平均 12 スロープスタイル 1 標 差 :100m 200m 2 幅 :30m 以上 3 傾斜角 : 約 12 パラレル回転 1 標 差 :80m 200m 2 幅 :30m 以上 3 全 :250m 450m 4 旗門数 :18 旗門以上 (FIS 推奨旗門数 :25) 5 旗門間隔 :10 14m( ターニングポール間 ) プレゼンテーション 約 160 m2 約 5,700 m2 約 1,000 m2 約 130 m2 約 420 m2 約 6 m2 約 200 m2 約 30 m2 約 1,400 m2 約 300 m2 約 50 m2 約 560 m2 約 1,400 m2 約 1,200 m2 約 80 m2 約 120 m2 約 60 m2 約 110 m2 約 25 m2 国際連盟 マネージメント 情報 IF& スポーツミーティングルーム 用具保管所 FOP 備品保管エリア IF: 国際連盟 FOP: 実施エリア 約 250 m2 約 65 m2 約 20 m2 約 180 m2 約 150 m2 約 90 m2 約 40 m2 エクストリーム パーク ロザ フトル Rosa Khutor Extreme Park Freestyle Skiing Snowboard アスリートテントまたはスタート小屋 アスリートエリア FOPに近い場所 約 30 m2 施設 : 座席数 4,000 席 ( フリースタイルセンター ) 6,250 席 ( スノーボードパーク ) ロザ フトル 原の東でスノーボード及びフリースタイルが われる ユニークな雪条件とスキークロス スロープスタイル モーグル スノーボードクロス パラレル 回転 ハーフパイプ用の特別コースがあり 常時世界最 レベルでが実施できる 標 1,015~1,200m に位置する アルペン及びフリースタイル用に アイブガ斜面に 6 本のコースが総延 約 3.5 kmで建設された スタート地点は標 1,230~1,070m にあり 最 低差は 215m コースは様々な難度のジャンプ ターン 回転 エア及び スクリュー ができるような地形になっている 出典 :FIS 国際スノーボード規則 (ICR) 2013 年度 約 920 m2 約 1,580 m2

8 2-7 スケート スピードスケート 27 スケート スピードスケート 男子 :500m 1,000m 1,500m 5,000m 10,000m チームパシュート 子 :500m 1,000m 1,500m 3,000m 5,000m チームパシュート は 1 周 400m のダブルトラック ( 内側半径 26m レーン幅 4m) で実施 スタート後 交差区域 ( バックストレート ) に達する度に内側と外側のレーンを交換して滑走 通常 内側からスタートするスケーターは の腕章 外側は の腕章を着用して滑走を う 交差区域では 外側から出てくる者が常に優先となり いかなる場合も内側から出るスケーターはその進路を妨げてはならない スケーター同 の接触や外側から出てくるスケーターの進路を妨害したと判断された場合は失格となる 会場 / 規模等要件 一般スペース設備空間要件 における設備空間要件 会場の数 1 固定席 : 6,000 名 席 : - 60,000 m2 約 160m2約 3,700m2約 1,000m2約 130m2 国際連盟 マネージメント 情報 約 205 m2 約 90 m2 約 20 m2 氷 / 雪テクニシャンエリア アスリートエリア FOPに近い場所 約 20 m2 54,000 m2 約 420 m2 アスリート用ロッカールーム 約 400 m2 RC 造 鉄骨造 約 6 m2 ランドリールーム 約 75 m2 約 200 m2 IF& スポーツミーティングルーム 約 150 m2 レーン :2 つ 最 400m 最小 333 1/3m 内側のレーン幅 :4m を推奨外側のレーン幅 : 少なくとも 4m 必要内側のカーブ : 半径 25m 25.5m 26m 出典 :ISU SPECIAL REGULATIONS & TECHNICAL RULES SPEED SKATING and SHORT TRACK SPEED SKATING 2012 年度 プレゼンテーション 約 70m2約 30m2約 1,400m2約 300m2約 50m2約 560m2約 1,500m2約 1,200m2約 80m2約 120m2約 60m2約 70m2約 100m2約 110m2約 25m2 スケート研ぐための部屋 FOP 備品保管エリア IF: 国際連盟 FOP: 実施エリア 約 225 m2 アドレル アリーナ Adler Arena Skating Centre Speed Skating 施設 : 座席数 8,000 席 敷地面積 :6.6 ha 建物の さ :24.7m 建物の さ :274m で サッカー場 3 面分に等しい 3 つのトラックの総面積は アイスホッケー用リンク 3 つ分に等しい スピードスケート用施設 トラックは最 の計時ができるよう設計されている 建物は楕円形で 灰 がかった水 のステンドグラスが使われている 建設には 先進技術により 建物に強度と安全性を与える鉄筋コンクリートの構造材が使われている 約 920 m2 約 1,580 m2

9 2-8 スケート フィギュアスケート 28 スケート フィギュアスケート 男 : シングル ペア アイスダンス 団体 男子 子 ペア アイスダンス 団体の 5 男 とペアは定められた要素を組み合わせて滑るショートプログラムとフリーを実施 アイスダンスは課題曲で滑る規定 指定されたリズムの 楽を使って創作するオリジナルダンス フリーを滑る ペアは男性が 性を投げるスロージャンプやツイスト 々と持ち上げるリフトなどアクロバティックは要素が多い アイスダンスには個人やペアのようなジャンプはなく リフトの さやスピンの回転にも制限があるが 楽に乗った華麗な動作や巧みなステップワークが どころ 5 で唯一 ボーカル入りの曲を使用できる 会場 / 規模等要件 一般スペース設備空間要件 における設備空間要件 会場の数 固定席 : 12,000 名 席 : - 1 ショートトラックと共有可能 40,000 m2 26,000 m2 鉄骨造 リンク正味面積 :1800 m2 約 160m2約 5,700m2約 1,000m2約 130m2約 420m2約 6m2約 200m2約 70m2 国際連盟 マネージメント 情報 アスリート用ロッカールーム チームベンチエリア IF& スポーツミーティングルーム 用具ストレージ 約 370m2約 65m2約 25m2約 180m2約 400m2約 10m2約 150m2約 70m2 FOP スタッフスタンバイエリア FOP 備品保管エリア アスリートスタンバイエリア キス & クライエリア アスリートエリア FOPに近い場所 約 12m2約 40m2約 10m2約 15m2約 5m2約 5m2 出典 :ISU SPECIAL REGULATIONS & TECHNICAL RULES SPEED SKATING and SHORT TRACK SPEED SKATING 2012 年度 p72 及び Technical Manual on COMPETITION VENUES 2005 年度 FIGURE SKATING / SHORT TRACK マトリックス部分 約 30m2約 1,400m2約 300m2約 50m2約 560m2 スケート研ぐための部屋 コスチューム / スケートの修理 ヘアードレッサー & メイク IF: 国際連盟 FOP: 実施エリア 約 20m2約 15m2約 30m2 プレゼンテーション 約 1,500m2約 1,200m2約 80m2約 120m2約 60m2約 70m2約 100m2約 110m2約 25m2約 100m2約 920m2約 1,580m2 冬季スポーツ宮殿 アイスバーグ Iceberg Skating Palace Figure Skating Short Track Speed Skating 施設 : 座席数 12,000 席 敷地面積 :11.42ha 建物の さ :34m 冬季スポーツ宮殿 アイスバーグ は フィギュア スケート及びショート トラック用施設である コンクリートの初回注入の際 建物の基礎部分に記念カプセルが埋められた アイスバーグ の基礎には 2,280 本の杭が打ち込まれている 基礎プレート (20,500 m2 ) の敷設は 1 カ 未満で完了した 基礎は 18,000 以上のコンクリートと 1,943 トンの鉄骨を必要とした 施設の建設には 15,000 トンの 属構造材が使われている これはエッフェル塔 2 つ分だ 巨 な屋根が皿状のスタジアムの 30m 以上上空にそびえている 屋根の周囲は波のような形をしており 洋に浮かぶ氷山を思わせるファサードと調和している 施設の名称はインターナショナルで ロシア語 英語 ドイツ語で共通だ

10 2-9 スケート ショートトラック 29 スケート ショートトラック 男子 :500m 1,000m 1,500m 5,000m リレー 子 :500m 1,000m 1,500m 3,000m リレー レースは原則として 4 人 (500m 1000m) および 6 人 (1500m) が同時にスタートして 予選 準々決勝 準決勝と各組上位 2 人 ( または必要数 ) が次のラウンドに進出する勝ち抜き方法で われる トラックは 1 周 m( 直線 : 28.85m カーブの半径 :8m) レース中の追い越しはいつでもどこでも可能だが 前の選 を押す あるいは引っ張るなどの妨害 為をすると失格になり 次のラウンドには進むことができない フィニッシュはスリットカメラでブレードの先端を 1/1000 秒まで計測し 勝敗を決する 会場 / 規模等要件 一般スペース設備空間要件 における設備空間要件 会場の数 固定席 : 12,000 名 席 : - 1 フィギュアスケートと共有可能 40,000 m2 26,000 m2 RC 造 鉄骨造 トラックのサイズ :1 周 m 直線 :28.85m カーブの半径 :8m 出典 :ISU SPECIAL REGULATIONS & TECHNICAL RULES SPEED SKATING and SHORT TRACK SPEED SKATING 2012 年度 及び公益財団法人 本スケート連盟公式ホームページ内ショートトラック部分 約 160m2約 5,700m2約 1,000m2約 130m2約 420m2約 6m2約 200m2約 70m2約 30m2約 1,400m2約 300m2約 50m2約 560m2 国際連盟 マネージメント 情報 アスリート用ロッカールーム チームベンチエリア IF& スポーツミーティングルーム 用具ストレージ IF: 国際連盟 FOP: 実施エリア 約 370 m2 約 65 m2 約 25 m2 約 180 m2 約 400 m2 約 10 m2 約 150 m2 FOP スタッフスタンバイエリア FOP 備品保管エリア アスリートスタンバイエリア アスリートエリア FOPに近い場所 約 12 m2 約 40 m2 約 10 m2 プレゼンテーション 約 1,500m2約 1,200m2約 80m2約 120m2約 60m2約 70m2約 100m2約 110m2約 25m2約 100m2約 920m2 冬季スポーツ宮殿 アイスバーグ Iceberg Skating Palace Figure Skating Short Track Speed Skating 施設 : 座席数 12,000 席 敷地面積 :11.42ha 建物の さ :34m 冬季スポーツ宮殿 アイスバーグ は フィギュア スケート及びショート トラック用施設である コンクリートの初回注入の際 建物の基礎部分に記念カプセルが埋められた アイスバーグ の基礎には 2,280 本の杭が打ち込まれている 基礎プレート (20,500 m2 ) の敷設は 1 カ 未満で完了した 基礎は 18,000 以上のコンクリートと 1,943 トンの鉄骨を必要とした 施設の建設には 15,000 トンの 属構造材が使われている これはエッフェル塔 2 つ分だ 巨 な屋根が皿状のスタジアムの 30m 以上上空にそびえている 屋根の周囲は波のような形をしており 洋に浮かぶ氷山を思わせるファサードと調和している 施設の名称はインターナショナルで ロシア語 英語 ドイツ語で共通 約 1,580 m2

11 2-10 アイスホッケー 1 30 アイスホッケー 男 : 団体戦 1 チーム 6 人 1 ピリオド 20 分で合計 3 ピリオド 間に 2 回休憩 (15 分 ) を挟む ゴム製のパックをスティックで操りながら相 ゴールに入れ得点を競う リンクのサイズは 60m 30m パックは硬質ゴム製で直径 7.62cm 会場 / 規模等要件 一般スペース設備空間要件 における設備空間要件 会場の数 1 固定席 : 10,000 名 席 : - 48,000 m2 25,000 m2 約 160m2約 3,700m2約 1,000m2約 130m2約 420m2約 6m2 国際連盟 情報 アスリート用ロッカールーム ランドリールーム IF& スポーツミーティングルーム 約 465 m2 約 20 m2 約 200 m2 約 1,120 m2 約 75 m2 約 150 m2 チームストレージエリア FOP 備品保管エリア アスリートエリア FOPに近い場所 約 225 m2 約 225 m2 RC 造 / 鉄骨造 アイスリンク :58-60m 28-30m 出典 :IIHF アイスホッケー公式国際規則 年度 約 200m2約 70m2約 30m2約 1,400m2約 300m2 用具ストレージ スケート研ぐため & エキップメントリペアルーム ユニフォーム及びアパレルリペア IF: 国際連盟 FOP: 実施エリア 約 150 m2 約 150 m2 約 50 m2 約 560 m2 プレゼンテーション 約 1,500m2約 1,200m2約 80m2約 120m2約 60m2約 70m2約 100m2約 110m2約 25m2約 100m2約 920m2約 1,580m2 大型アイスアリーナ ボリショイ Bolshoy Ice Dome Ice Hockey1 施設 : 座席数 12,000 席 敷地面積 :13ha 建物の さ :49m ドーム型屋根の きさ : m ドーム型屋根の総面積は 7 千m2以上で 中心となるアイスホッケーリンクの上空ほぼ 50m にそびえる ガラスの は 中はアリーナが鏡のようにきらきらと輝き 夜は完全に透明になり内部のインテリアが える が選ばれた 屋根は 光ダイオード機器を内蔵している 屋根は あらゆる映像を映すスクリーンとなる 映像が映ることで この建物の外観が変わる アリーナの屋根の面積は 約 26,000 m2で アイスホッケーリンク 12 面分以上である アイスアリーナの名称は スポーツ施設という特徴を強調している ボリショイ は 最も多くの観客を動員するスポーツ実施のための オリンピック関連施設中最も収容 のあるものの一つになる また ボリショイ は 多くの国や 族にとってわかりやすくおなじみの 葉となっており ボリショイ と えばロシアを ボリショイ劇場 バレエ フィギュアスケート ホッケーのロシアンスクールの伝統 世界最 の国であるロシアのその他の成果を 常に連想させる

12 2-11 アイスホッケー 2 31 アイスホッケー 男 : 団体戦 1 チーム 6 人 1 ピリオド 20 分で合計 3 ピリオド 間に 2 回休憩 (15 分 ) を挟む ゴム製のパックをスティックで操りながら相 ゴールに入れ得点を競う リンクのサイズは 60m 30m パックは硬質ゴム製で直径 7.62cm 会場 / 規模等要件 一般スペース設備空間要件 における設備空間要件 会場の数 1 固定席 : 6,000 名 席 : - 40,000 m2 13,500 m2 約 160m2約 3,700m2約 1,000m2約 130m2約 420m2約 6m2 国際連盟 情報 アスリート用ロッカールーム ランドリールーム IF& スポーツミーティングルーム 約 465 m2 約 20 m2 約 200 m2 約 1,120 m2 約 75 m2 約 150 m2 チームストレージエリア FOP 備品保管エリア アスリートエリア FOPに近い場所 約 225 m2 約 225 m2 RC 造 アイスリンク :58-60m 28-30m 出典 :IIHF アイスホッケー公式国際規則 年度 約 200m2約 70m2約 30m2約 1,400m2約 300m2約 50m2 用具ストレージ スケート研ぐため & エキップメントリペアルーム ユニフォーム及びアパレルリペア IF: 国際連盟 FOP: 実施エリア 約 225 m2 約 560 m2 プレゼンテーション 約 1,500m2約 1,200m2約 80m2約 120m2約 60m2約 70m2約 100m2約 110m2約 25m2約 100m2約 920m2約 1,580m2 アイスアリーナ シャイバ ( アイスホッケーのパックの意 ) Shayba Arena Ice Hockey2 施設 : 座席数 7,000 席 敷地面積 :3,1ha 建物の さ :22,8m この施設では 冬季オリンピックのアイスホッケーや冬季パラリンピックのスレッジ ホッケーが われる 最初にコンクリートを注入した際 建設作業員たちは アリーナの基礎部分に シンボルとなるシャイバ ( アイスホッケーのパック ) を埋めた アリーナの外観は吹雪あるいは動くパックをイメージして造られた 建物の主要な 属構造物の重量は 4,700 トン シャイバ ( パック ) はスポーツの用具であり アイスホッケーの試合になくてはならないもの シャイバという名称は まさにこの施設の目的をあらわしている また ロシア人にとって シャイブ ( パックを )! と叫ぶことは 国際 会で自国ホッケーチームを応援する時の普遍的でおなじみの掛け声 このように この名称は ロシアの 冬の 会という特徴を強調している

13 2-12 ボブスレー ボブスレー 32 ボブスレー ボブスレー 男子 :2 人乗り 4 人乗り 子 :2 人乗り ボブスレーは 氷上の F1 レース とも呼ばれる 流線型をした鋼鉄製シャーシーのそりに乗り ごう を てながら全 約 1400m 前後の氷の壁を疾走する オリンピックでは 1924 年に われた第 1 回のシャモニー モンブラン 会から正式となっている 当初は男子だけのであったが 2002 年のソルトレークシティ 会から 子 2 人乗りが新として加わり 男子 2 人乗りと男子 4 人乗りを合わせた 3 となった 会場 / 規模等要件 一般スペース設備空間要件 における設備空間要件 会場の数 固定席 : 1,000 名 席 : 10,000 名 1 スケルトン / リュージュと共有可能 240,000 m2 約 23,000 m2 鉄骨造 1 トラック :1,200 1,650m 2 フィニッシュ速度 :80km/h 3 助走区間の さ :15m 4 助走区間の勾配 :2% 出典 :FIBT ボブスレー国際規則 2013 年度 プレゼンテーション 約 160 m2 約 5,700 m2 約 1,000 m2 約 130 m2 約 420 m2 約 6 m2 約 200 m2 約 30 m2 約 1,400 m2 約 300 m2 約 50 m2 約 560 m2 約 1,000 m2 約 1,200 m2 約 80 m2 約 120 m2 約 60 m2 約 110 m2 約 25 m2 約 920 m2 約 1,580 m2 チームそりのストレージメンテナンスエリア 到着エリア / 管理 / フィニッシュハウス FOP: 実施エリア リュージュ センター サンキ ( そりの意 ) Sanki Sliding Centre Bobsleigh Luge Skeleton 約 325 m2 約 400 m2 アイスマスターエリア コーチプラットホーム アスリートエリア及び FOP に近いエリア 約 180 m2 約 25 m2 約 40 m2 施設 : 座席数 5,000 席 本コースでは ボブスレー スケルトン及びリュージュを開催 ソチのリュージュ ボブスレーコースは ロシア初の国際 会対応コース 同様のコースは世界に 20 か所もない コースは クラスナヤ ポリャナ村近くのアイブガ山脈の北斜面の直射 光が当たらない部分に造られている コースは 現地の既存の地形を最 限生かしており 総延 1,814m うち 314m はブレーキングエリア リュージュ センターの最 地点は標 836m 最低地点は 704m 最 速度は 135 km / 時 世界一安全で距離の いリュージュ ボブスレーコースである コースは 3 か所の上り坂止めと い側壁を有している

14 2-13 ボブスレー スケルトン 33 ボブスレー スケルトン 男 : 個人戦 スケルトンとは ボブスレーやリュージュと同じ氷で造られたコースを 鉄製のそりで滑り降り そのタイムを競うのことである このの特徴は を前にして乗るボブスレーやリュージュと異なり 頭を前にして 腹ばいになってそりに乗ること 1928 年と 1948 年のサンモリッツ 会では公式として われたが その後はオリンピックから外れた しかし 世界各国からの声に押されて 2002 年ソルトレークシティ 会で 54 年ぶりにオリンピックに復活することとなった 会場 / 規模等要件 一般スペース設備空間要件 における設備空間要件 会場の数 固定席 : 1,000 名 席 : 10,000 名 1 ボブスレー / リュージュと共有可能 240,000 m2 約 23,000 m2 鉄骨造 約 160 m2 約 5,700 m2 約 1,000 m2 約 130 m2 約 420 m2 約 6 m2 約 200 m2 チームそりのストレージメンテナンスエリア 到着エリア / 管理 / フィニッシュハウス FOP: 実施エリア 約 325 m2 約 400 m2 アイスマスターエリア コーチプラットホーム アスリートエリア及び FOP に近いエリア 約 180m2約 25m2約 40m2約 5m2 1 トラック :1,200 1,650m 2 フィニッシュ速度 :80km/h 3 助走区間の さ :15m 4 助走区間の勾配 :2% 約 30m2約 1,400m2約 300m2 出典 :FIBT スケルトン国際規則 2013 年度 約 50 m2 プレゼンテーション 約 560m2約 1,000m2約 1,200m2約 80m2約 120m2約 60m2約 70m2約 100m2約 110m2約 25m2約 100m2約 920m2約 1,580m2 リュージュ センター サンキ ( そりの意 ) Sanki Sliding Centre Bobsleigh Luge Skeleton 施設 : 座席数 5,000 席 本コースでは ボブスレー スケルトン及びリュージュを開催予定である ソチのリュージュ ボブスレーコースは ロシア初の国際 会対応コース 同様のコースは世界に 20 か所もない コースは クラスナヤ ポリャナ村近くのアイブガ山脈の北斜面の直射 光が当たらない部分に造られている コースは 現地の既存の地形を最 限生かしており 総延 1,814m うち 314m はブレーキングエリアだ リュージュ センターの最 地点は標 836m 最低地点は 704m 最 速度は 135 km / 時 これは世界一安全で距離の いリュージュ ボブスレーコースである コースは 3 か所の上り坂止めと い側壁を有している

15 2-14 リュージュ 34 リュージュ 男子 :1 人乗り 子 :1 人乗りチームリレー : 子 1 人乗り 男子 1 人乗り 2 人乗り リュージュはそり遊びから発展したもので ハンドルもブレーキもない強化プラスチック製のそりに仰向けに寝て 首で挟んだそりの先端 ( クーへ ) を押し込むようにして 操作しながら滑走の速さを競うものである 1964 年のインスブルック 会からオリンピックの正式となり そのものを示す用語として用いられ 国際的に リュージュ と称される 会場 / 規模等要件 一般スペース設備空間要件 における設備空間要件 会場の数 固定席 : 1,000 名 席 : 10,000 名 1 ボブスレー / スケルトンと共有可能 240,000 m2 約 23,000 m2 約 160m2約 5,700m2約 1,000m2約 130m2約 420m2約 6m2 計量ハウス / テイクアウトビルディング 制限付きコントロールエリア チームそりのストレージメンテナンスエリア 到着エリア / 管理 / フィニッシュハウス FOP: 実施エリア 約 75 m2 約 30 m2 約 325 m2 約 400 m2 アイスマスターエリア コーチプラットホーム アスリートエリア及び FOP に近いエリア 約 180 m2 約 25 m2 約 40 m2 鉄骨造 約 200 m2 1 トラック :1,000m 以上 ( 男子 1 人 ) 800m 以上 ( 子 1 人 2 人 ) 2 最 速度 :135km/h 以下 3 勾配 :250m 付近で 80km/h に達する 出典 :IRO 国際リュージュ規則 2012 年度 約 30m2約 1,400m2約 300m2約 50m2約 560m2 プレゼンテーション 約 1,000m2約 1,200m2約 80m2約 120m2約 60m2約 70m2約 100m2約 110m2約 25m2約 100m2 リュージュ センター サンキ ( そりの意 ) Sanki Sliding Centre Bobsleigh Luge Skeleton 施設 : 座席数 5,000 席 本コースでは ボブスレー スケルトン及びリュージュを開催予定である ソチのリュージュ ボブスレーコースは ロシア初の国際 会対応コース 同様のコースは世界に 20 か所もない コースは クラスナヤ ポリャナ村近くのアイブガ山脈の北斜面の直射 光が当たらない部分に造られている コースは 現地の既存の地形を最 限生かしており 総延 1,814m うち 314m はブレーキングエリアだ リュージュ センターの最 地点は標 836m 最低地点は 704m 最 速度は 135 km / 時 これは世界一安全で距離の いリュージュ ボブスレーコースである コースは 3 か所の上り坂止めと い側壁を有している 約 920 m2 約 1,580 m2

16 2-15 カーリング 35 カーリング 男 : 団体戦 カーリング CURLING カーリングはストーンと呼ばれる円形の石を 氷上約 40m 先の的 ( ハウス ) に向かって 相 チームと交互に投げ合い得点を競うである このの起源は スコットランドで 1511 年と刻印されたストーンが発 されているため 15 世紀頃スコットランドで始まったという説が有 だが 欧州 陸という説もある また カーリングの名前の由来は ゆっくりと回転しながら滑る石が曲がり ( カール ) ながら進むことから名付けられたとされている 会場 / 規模等要件 一般スペース設備空間要件 における設備空間要件 会場の数 1 固定席 : 3,000 名 席 :- 48,000 m2 10,700 m2 RC 造 鉄骨造 リンクの さ :44.5m リンクの幅 :4.75m 出典 :WCF 冬季オリンピックカーリング規則及び会場規則 2011 年度 プレゼンテーション 約 140 m2 約 3,100 m2 約 1,000 m2 約 130 m2 約 320 m2 約 6 m2 約 200 m2 約 30 m2 約 1,400 m2 約 200 m2 約 50 m2 約 560 m2 約 800 m2 約 900 m2 約 80 m2 約 120 m2 約 60 m2 約 110 m2 約 25 m2 約 80 m2 約 850 m2 約 1,360 m2 国際連盟 マネージメント 情報 氷 / 雪テクニシャンエリア IF& スポーツミーティングルーム FOP 備品保管エリア IF: 国際連盟 FOP: 実施エリア カーリング センター アイスキューブ Ice Cube Curling Center Curling 約 55 m2 約 15 m2 約 125 m2 約 150 m2 約 45 m2 約 120 m2 アスリートエリア FOPに近い場所 施設 : 座席数 3,000 席 敷地面積 :2.6ha 建物の さ :19.3m カーリング センターのデザインはシンプルだ オリンピックやパラリンピックの特徴である 主性や親しみやすさと同時に 祝祭性が感じられる カーリング センター アイスキューブ は オリンピック パーク内最小のスポーツ施設 アリーナの構造物の総重量は 1,148 トン

17 2-16 バイアスロン 36 バイアスロン 男子 : スプリント 10km 15km 20km パシュート 4x7.5km 子 : スプリント 7.5km 12.5km 15km パシュート 4x6km 混合リレー バイアスロンはクロスカントリーのスキーと スモールボア ライフル射撃という全く違ったを組み合わせて実施する すなわち スキーを履き 銃を背負って定められた距離のコースを滑走することにより その心拍数は極限に達し その途中で決められた回数だけ心拍数を早く低下させて射撃を うもので 動と静 の相反する性を同時に う オリンピックには 男子が 1960 年スコーバレー 会から 子は 92 年アルベールビル 会から採用された 会場 / 規模等要件 一般スペース設備空間要件 における設備空間要件 会場の数 1 固定席 : 5,000 7,000 名 席 : 10,000 15,000 名 850,000 m2 約 23,000 m2 鉄骨造 約 160m2約 5,700m2約 1,000m2約 130m2約 420m2約 6m2約 200m2 国際連盟 マネージメント スタッフ用部屋及び無線テストエリア 情報 コースチーフオフィス 射撃チーフ用オフィス 約 60m2約 65m2約 65m2約 25m2約 180m2約 20m2約 20m2 スキーマーキングエリア IF& スポーツミーティングルーム銃弾とライフルの保管所 FOP 備品保管エリア 約 25m2約 150m2約 50m2約 65m2 1 場 : 選 生活エリアより 30km 以内 or 30 分以内 2 標 差 : 選 生活エリアの ±300m 以下 出典 :IBU Rules 2012 年度 約 70m2約 30m2約 1,400m2約 300m2 チーフ用ストレージ 最終ワックス掛け用キャノピー IF: 国際連盟 FOP: 実施エリア 約 20m2約 15m2 約 50 m2 約 560 m2 プレゼンテーション 約 1,500m2約 1,200m2約 80m2約 120m2約 60m2約 70m2約 100m2約 110m2約 25m2約 100m2約 920m2約 1,580m2 クロスカントリースキー及びバイアスロン用複合施設 ラウラ Laula Cross-country Ski & Biathlon Centre Biathlon Cross Country Skiing 施設 : 座席数 7,500 席 ( クロスカントリースキーセンター ) 7,500 席 ( バイアスロンセンター ) 当施設は クラスナヤ ポリャナ村北東 6.5~10 kmのプセハコ山脈の尾根及び斜面にある 施設は 2 つの独 したスタジアムからなり 各スタジアムにはスタート フィニッシュゾーン 総延 15km 以上の 2 つの独 したクロスカントリースキーとバイアスロン用コース 射撃場及びウォーミンングアップゾーンがある スキーコースのスケーティングサークルは スタジアムから 80m 下方にあり コース最終部分 1,700m のうち 1,200m は上り坂で 低差は 85m

18 2-17 非施設 / 選手村 37 選手村規模等要件 条件 住居 1 人当たり居住面積 4,500 人 約 20 m2 ( 共用面積割合含む ) 容積率 200% 建ぺい率 60% 延べ床面積 住居面積 レストラン等付帯設備に必要な面積 90,000 m2 (3 階建て さ 10m) 18,000 m2 敷地面積 住居 レストラン トレーニング施設等に必要な用地面積 駐 場 バス停 道路等 約 70,000 m2 約 35,000 m2 選手村 山岳選手村 第二山岳選手村 選手村 施設主要オリンピック村の総面積は 76ha オリンピック村とスポーツ施設は 機関で結ばれている しかし オリンピック村から最も遠い 海沿岸施設群の施設まででも徒歩 10 分以内 2,000 名のアスリートと選 団が宿泊 第二山岳選手村 施設第二山岳選 村は クロスカントリースキー及びバイアスロン用複合施設のすぐ近く (500~800m) 会場と同じ標 にあり 特に耐寒性 ( 持久 ) が必要とされる ( バイアスロンやスキークロス ) に参加する選 が宿泊する 1,100 名のアスリートと選 団が宿泊 山岳選手村 施設山岳選 村は アルペンスキー センター フリースタイル センター及びスノーボード パークのすぐ近くにある 選 は アルプス様式のホテルやアパートメント型ホテル コテージの快適な部屋に宿泊する 3,000 名のアスリートと選 団が宿泊

19 2-17 非施設 / 開会式 閉会式会場 38 開会式 閉会式会場 施設開会式および閉会式の会場は アスリートや審判への配慮に基づいた選 村からの距離 移動時間および移動 段が重要な要素となる 設計にあたり 設計チームはアスリートの入場 進や聖火 創作コンセプトなど 開会式や閉会式のニーズを考慮することが推奨される 開 閉会式会場についての会場規模等の規定がないため 以下に過去 会の実績を記す ( 各 会の実施報告書 レポートより ) 1998 野大会 ( 参考 : OLYMPIC WINTER GAME OFFICIAL REPORT) 会場 : 南 野運動公園多目的場 : 50,000 名 2010バンクーバー大会 ( 参考 :vancouver 2010Sustainability report) 会場 :BCプレイス :54,550 名 2014ソチ大会 会場 : フィシュト オリンピック スタジアム :40,000 名

20 2-17 非施設 / メディア村 39 メディア村 開催都市に すべての取材申請許可を得ているメディアが宿泊するのに十分なホテルがない場合 組織委員会はメディア村 ( 各会場の配置によっては 1 か所以上に ) を提供しなければならない 可能な限り 段のニーズを考慮して メインメディアセンターやオリンピックスタジアム 主な会場に近く 1 か所に集まっている既存の宿泊施設 ( 三ツ星 四ツ星 ) を優先する 規模等の規定なし オリンピック メディア村 施設オリンピック メディア村は スポーツ観光複合施設 ゴルナヤ カルセリ ( 山のメリーゴーランド ) の一部である 当村は標 540m と 960m に建設される ホテル アパートメント型ホテル及び山岳補助メディア センターを含む ソチでは山間部ホテル (Mountain Cluster Hotels) 4 ホテル 1,696 部屋 沿岸部ホテル (Coastal Cluster Hotels) 5 ホテル 670 部屋が用意された

21 2-17 非施設 / メインメディアセンター 40 メインメディアセンター (MMC) 冬季オリンピックでは メインプレスセンター (MPC) と国際センター (IBC) が一体となったメインメディアセンター (MMC) を設け メディアハブを含む諸サービスを共用する MMC(MPC+IBC) 一人あたりの専有面積 利用可能面積 (Usable Space) 輸送や発着場所 セキュリティエリア等の施設面積 同施設内またはそれに隣接 一体化した IBC/MPC メディアトランスポートモール 10,000 人 6m2 60,000m2 1,000m2最低 3,000m2以上 レンタブル比 60% 容積率 300% 建ぺい率 70% 建物の延べ床面積 用地面積 駐 場 100,000 m2 約 40,000 m2 その他特記事項オープンプラン ( 間仕切りのない ) のコンベンション施設が望ましく 階数はできるだけ少なくし 5 階以上であってはならない メインメディアセンター (MMC) メインメディアセンターは 19.9ha の敷地にあり 独 した路と自動 1 千台以上を収容できる駐 場 アンテナ用フィールド及び技術ゾーンを備えている 施設には 50,000 m2の国際センター及びメインプレスセンターが含まれる ピーク時には 1 万 1 万 2 千人の局員や報道関係者 カメラマンを収容可能 International Broadcast Center Main Press Center

22 2-17 非施設 / メインメディアセンター 41 マウンテンメディアセンター 冬季オリンピックの場合 山間部にマウンテンメディアセンターが必要になる メインプレスセンター (MPC) のアメニティや設備 サービスを縮小したメディアセンターであるが 面積は少なくとも 3,000 m2とし これにハブとトラックのアクセスおよび搬入ドックと貯蔵場所等が隣接する ゲンキプレスセンター (GPC) ゲンキプレスセンター (GPC) とマウンテンブロードキャストセンター (MBC) はエスト = サドク ポリャーナ地区に位置し マウンテンクラスタ会場から 3 16km の間にある Genki Press Center Mountain Broadcast Center