2007/11/20 簡単に使える Linux OS Asianux Server 3 のご紹介 2007 年 10 月ミラクル リナックス株式会社 Copyright 2007 Asianux Founding Members All rights reserved 1 アジェンダ Asianux

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1 簡単に使える Linux OS Asianux Server 3 のご紹介 2007 年 10 月ミラクル リナックス株式会社 1 アジェンダ Asianux ブランドについて Asianux Server 3 の構成と他ディストリビューションの比較 Asianux Server 3 の簡単導入 Asianux Server 3 の製品価格体系 Page:2 1

2 Asianux ブランドについて MIRACLE から Asianux ブランドへ MIRACLE LINUX 社の次期製品の名称は Asianux Server 3 に統一 ML 社 ( 日本 ) Red Flag 社 ( 中国 ) HaanSoft 社 ( 韓国 ) で 製品名を Asianux Server 3 に統一 製品名が変わるだけで ML 社は これまで通り 日本のディストリビューションとして製品を開発しサポートを継続 MIRACLE LINUX V4.0 Haansoft Linux 2006 Red Flag DC 5.0 Asianux Server 3 Page:4 2

3 ブランド統合による強化ポイント従来の 強み強み ランド力 ブランド統合の目的 国産 Linux として 日本国内での No1 を目指す Asianux ブランドによるグローバルの H/W S/W 対応製品の増加 ブランド力 国際競争力の強化によるシェア獲得 国産 Linux メーカー Asianux プロジェクト開始 Asianux 中 韓のシェア No1 動作検証済 S/W の増加 ブランド統合 ブランド力 国際競争力の強化 アジア地域シェア No.1 日本国内 No.1 世界 No 年 2003 年 2006 年 2007 年 Page:5 統合による ミラクル リナックス社 ( 国内 ) Asianux( 海外 ) ブ Linux OS の基幹技術 日本人による高レベルサポート Oracle との親和性 国産 OS として官公庁で採用 ユーザビリティの向上ネットワークサービス (TSN) サーバ管理ツール グローバル H/W S/W の対応製品が増加 世界におけるブランド力 競争力 マーケット拡大 製品へのフィードハ ック 事業基盤の安定 開発コスト効率化 品質へ反映 韓国 : 官公庁市場にてシェア 90% 以上 中国 :Server Linux OS のシェア No1 大型官公庁案件 ( 中国 : 郵政局 韓国 : 教育省 ) 検証済みグローバルの H/W S/W の増加 世界における第三の勢力に ( アジア No1) Page:6 国産 Linux として日本 No1 を奪取 3

4 Asianux Server 3 の構成と他ディストリビューションの比較 AXS3 主要コンポーネント MIRACLE LINUX V4.0 Asianux Server 3 カーネル Linux GLIBC Glibc GCC GCC 3.4 Linux ロック機能の向上により SMP サポートの向上 デュアルコア以上の CPU に対応 インテル I/O アクセラレーション技術に対応 I/O スケジューラー能力の向上 Glibc 2.5 GLIBC の互換ライブラリ提供 GCC 4.1 OpenMP のバックポート GCC と の互換ライブラリ提供 POINT オープンソースのメリットを最大限に活用しつつ 下位互換も維持 よりスケーラブルなシステムが構築可能になりました Page:8 4

5 Apache AXS3 の LAMP(LAPP) 構成 MIRACLE LINUX V4.0 Asianux Server 動的キャッシュ機能の強化により応答性アップ プロキシ機能によるロードバランシングの実現 Perl (CP932(SJIS) 対応 ) (eucjp-ms, CP932(SJIS) 対応 ) PHP (eucjp-ms, CP932(SJIS) 対応 ) Python (CP932(SJIS) 対応 ) (CP932(SJIS) 対応 ) PostgreSQL MySQL (EUC-JPms 対応 ) ストアドプロシージャ ビュー トリガー実装 POINT PHP/Perl で Windows 標準キャラクタセット対応が強化されました MySQL/Apache の可用性も増しエンタープライズ領域での使用も安心 Page:9 AXS3 の障害解析機能 MIRACLE LINUX V4.0 Asianux Server 3 ダンプ取得機能 Diskdump, Netdump 使用できるデバイスに制限あり ダンプの信頼性に限界あり Kdump / Kexec デバイス依存なし 信頼性の高いダンプを取得できる トレース機能 LKST, Oprofile SystemTap, Oprofile セキュリティ SELinux, ExecShield ExecShield, RedCastle ( プレビュー ) 障害情報収集 mcinfo 2.0 mcinfo 3.0 ネットワークやファイルシステムの より詳細な情報を取得可能 POINT Kdump の実装や mcinfo の機能拡張により 障害の解析にかかる時間が短縮され きめ細かなサポートが可能になります Page:10 5

6 Oracle サーバとの親和性 Red Hat Enterprise Linux 5 Asianux Server 3 インストール作業 ユーザ追加や環境変数の設定が必要になる Oranavi を使って自動で設定可能 カーネルチューニング別途手作業が必要インストーラが自動的に設定 関連モジュール php-oci8, ocfs2 を同梱 Bonding 設定 (RAC) 別途手作業が必要インストーラで bonding の設定が可能 POINT インストーラで Oracle 向けのチューニングが行われている他 補助インストールを使うことで簡単に導入が可能です Page:11 ファイルサーバ環境比較 Red Hat Enterprise Linux 5 Asianux Server 3 samba samba c samba Windows Vista 対応 smbldap-tools openldap smbdcsetup 0.4 POINT Windows Vista 対応の Samba が同梱 Smbldap-tools や smbdcsetup を使用することで ファイルサーバ環境の構築 管理が容易になります Page:12 6

7 ユーザビリティの向上 Red Hat Enterprise Linux 5 Asianux Server 3 Java 環境 GCC 版 Java 環境 Sun Microsystems 社 JDK6 同梱 OS インストールと同時に導入 環境変数設定済み 日本語文字フォント IPA フォント IPA フォント リコーフォント CUPS 追加ドライバ Epson, 沖データ, NEC 製のレーザープリンタに最初から対応 OpenPrinting 対応 Canon, Epson, NEC プリンタで対応済み Ghostscript Epson レーザープリンタ対応 POINT インストール後すぐ使えることにこだわりあり Page:13 Asianux Server 3 の簡単導入 7

8 ポイント 1 ポイント 2 インストール 画面 ポイント 6 周辺機器 ポイント 5 プリンタ ポイント 3 運用管理 ポイント 4 キーボード ポイント 1 インストール ポイント 2 画面 ポイント 3 運用管理 ポイント 4 キーボード ポイント 5 プリンタ ポイント 6 周辺機器 本当に必要なパッケージの一括インストールにこだわりあり洗練された X Window 画面からの柔軟な管理かゆいところに手が届く基本構成 Windows や 全角 / 半角 キーにも対応プリンタの設定も簡単に周辺機器が意識せずに使える ポイント 1: インストール 本当に必要なパッケージの一括インストールにこだわりあり 一括インストール サードパーティ製のアプリケーションも容易にインストールできます 厳選された起動サービス セキュリティを考慮して インストール直後は必要最低限のサービスのみを起動 必要に応じて GUI からサービスを切り替えることも可能です Page:16 8

9 ポイント 2: 画面 洗練された X Window 画面からの柔軟な管理 コントロールパネルとスタートメニューで 同一の操作が可能 設定内容ごとに操作を覚える必要がなくなりました 日本語入力の精度も向上 GUI の設定ツール 辞書搭載 予測入力もサポート Page:17 ポイント 3: 運用管理 かゆいところに手が届く基本構成 # rpm q jdk jdk-1.6.0_01-fcs # which java /usr/lib/jdk/bin/java # echo $JAVA_HOME /usr/lib/jdk # sysctl p grep ^net.core net.core.rmem_max = net.core.wmem_max = net.core.rmem_dafault = net.core.wmem_default = X Java を標準搭載 Sun Microsystems 社のウェブサイトからダウンロードする必要なし 環境変数も設定済み インストール後にすぐ使用可能 Oracle のインストールも簡単 カーネルパラメータは設定済み ユーザ作成と環境変数は Oranavi を使うことで簡単 Page:18 9

10 ポイント 4: キーボード Windows や 全角 / 半角 キーにも対応 ボタン一つで操作可能 日本語入力のオン オフ スタートメニューの参照 Linux 独自の操作を覚える必要なし! デスクトップでお馴染みの操作が Asianux Server 3 でも可能です Page:19 ポイント 5: プリンタ プリンタ設定も簡単に 一台一台 プリンタドライバの設定をする必要がある 一度設定すれば 二台目以降は設定済みのサーバを参照させるだけ メーカーサイトからドライバをダウンロードし かつ適切な場所に置く必要がある 多くのプリンタドライバを搭載 ダウンロードなしでもすぐ選択可能 Page:20 10

11 ポイント 6: 周辺機器 周辺機器が意識せずに使える SD カード 挿入すると ダイアログがポップアップ マウントされると タスクバーにステータスが表示 GUI からもアンマウントが可能 CD-ROM や USB メモリスティックに加え SD カードや京ポンにも対応 GUI からラクラク操作が可能です Page:21 Asianux Server 3 の製品価格体系 11

12 Asianux TSN について Asianux TSN(Technical Support Network) = Asianux の技術支援ウェブサイト 既存製品 ダウンロード無償 Web TSN の特徴 締結 有償サポート 使用権 Updater Errata の公開 アップデートパッケージの公開 AXS3 登録 TSN 使用権 Web 自動アップデートツールが axtu に変更 対象は Asianux Server 3 のみ (ML30/ML40 は来年以降を検討 ) 使用権 Updater TSN を通じてのみアップデートを提供 ( ソースコードは一般に FTP 公開の予定 ) AXS3 では TSN にサーバのプロファイルを登録しておくことで アカウントの一元管理が可能 Page:23 AXS3 製品価格体系 標準構成価格他社参考価格備考 ベーシックパック スタンダードパック 31,500 ( 30,000) 99,540 ( 94,800) 日本未展開 ($ 349) 101,640(2 ソケット ) 204,750( 無制限 ) 拡張サポート価格備考 プラチナサポート One プラチナサポート 1 インシデント 63 万円 万円 (30 時間 ) 399 万円 (60 時間 ) 追加 :1 時間毎 3 万円 1 サーバで使用できるライセンス 使用するサーバの CPU ソケット数は 2 つまで 1 サーバに 1 インストールイメージのみ 自動ツールによる修正パッケージの提供 バージョンアップ製品の無償提供 ダウンロードによるメディア提供 (CD メディアは別売り ) 1 サーバで使用できるライセンス 使用するサーバの CPU ソケット数は無制限 1 サーバに無制限インストールイメージが可能 自動ツールによる修正パッケージの提供 電話 /Fax/ による技術問合せサポート ( サポートは 1 インストールイメージのみに提供 ) バージョンアップ製品の無償提供 CD メディア付き 1 インシデント 1 ノード限定 ソースコード分析 カーネルダンプ解析 一時的な修正の提供もしくは回避策の提示 ノード無制限 ソースコード分析 カーネルダンプ解析 一時的な修正の提供もしくは回避策の提示 Page:24 12

13 システムのライフサイクルに沿ったえらべるサポートレベル 初年度は永久ライセンス付きのパック 二年目以降はサービスを自由に選択 1 年目 2 年目 3 年目 拡張サポート + スタンダードパック 拡張サポート + スタンダードサービス 拡張サポート + スタンダードサービス 高信頼システムを構築 運用 拡張サポートと TSN 使用権 スタンダードパック 99,540 スタンダードサービス 99,540 スタンダードサービス 99,540 システム構築 拡張 追加 通常サポートと TSN 使用権 ベーシックパック 31,500 ベーシックサービス 31,500 ベーシックサービス 31,500 パッチのみを適用 TSN 使用権 永久 OS ライセンス ベーシックパック スタンダードパックに付随 システム安定稼働 OS のみの継続使用 Page:25 ぜひ 評価版で Asianux Server 3 をお試しください 13