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1 植物群落と気象植物分布と気候条件の解析 大阪府立大学 生命環境科学部二回生生物学実習 生態気象 植山 目的 衛星 気候データの解析を通して... 広域的な植生モニタリングの手順を学ぶ 植生と気候のかかわり合いについて理解する 1

2 植物と気候のかかわり合い 寒冷 世界の植物の分布は 気候条件特に 気温と降水量などに強く関連 北方林 気温 ( o C) 温帯林 堺市 : 年降水量 mm yr -1 年平均気温 :15.9 ( 気象庁 ) 温暖 砂漠 熱帯雨林 降水量 (cm yr -1 ) 乾燥湿潤植物の分布と気候 (Chapin et al., 2002). Chapin Ⅲ, F. S., P. A. Matson, and H. A. Mooney, 2002: Principles of terrestrial ecosystem ecology. Springer-Verlag Press, New York, 436 pp. 実習ですること 対象領域内の植物タイプがどのような気候条件で生育しているかを調べる NDVI NDVI 気温 降水量 混合林草地 気温 ( o C) 年平均気温 : 4.0 o C 年最高気温 : 18.9 o C 年最低気温 : o C 年間降水量 : 834 mm 月 混合林 年平均気温 : 1.7 o C 年最高気温 : 17.9 o C 年最低気温 : o C 年間降水量 : 435 mm 月 草地 降水量 (mm) 2

3 リモートセンシング リモートセンシング 遠隔計測 衛星リモートセンシング 人工衛星に搭載されたセンサーで地球表面の情報を取得するための手法 衛星リモートセンシング 様々な光の波長の反射などを測定 3

4 植物の分光反射率 可視光 ( µm) 0.5 近赤外線 ( µm) 植物 短波長赤外線 (1.3 3 µm) 土壌 反射率 水 光の波長 (µm) 正規化植生指数 :NDVI 植物の有無 活性をリモートセンシングで求めるには? NDVI (Normalized Difference Vegetation Index) 植物は赤色の光を吸収し 近赤外の光をよく反射する特徴を持つ NDVI = NIR - RED NIR + RED NIR : 近赤外線 RED : 赤色波長 反射率 植物 * Near Infra Red (NIR) 光の波長 (µm) 1.5 4

5 正規化植生指数 :NDVI RED NIR NDVI = NIR - RED NIR + RED 反射率 緑の植物 紅葉した植物 光の波長 (µm) RED NIR 1.5 NIR に対して RED が小さいほど植物量が多い 或いは活性が高い 反射率 NDVI は -1~1 の値をとる 光の波長 (µm) 1.5 正規化植生指数 :NDVI NDVI = NIR - RED NIR + RED 赤色光 近赤外線 5

6 実験に使用するデータ 人工衛星データ MODIS NDVI (MOD13) 土地被覆データ (MOD12) 入手先 (LP DAAC : 気候データ気温 : NCEP/NCAR 客観解析データ 入手先 ( 降水量 : GPCP 入手先 ( 今回使用するデータは 全て無料で公開されているデータを加工したものである 中分解能撮像分光放射計 (MODIS) (Moderate resolution spectral radiometer) MODIS により観測された 2004 年 8 月の NDVI NASA の人工衛星 Terra / Aqua という 2 つの人工衛星に搭載された分光放射計それぞれの衛星が一日に午前と午後の二回の計測を実施 ( 一日に 4 回観測を実施 ) Terra は 2000 年から Aqua は 2002 年から運用が開始 観測されたデータは無料でリアルタイム配信今回の実験に用いたデータは 下記からダウンロードしたもの LP DAAC (Land Processes Distributed Active Archive Center) : 6

7 中分解能撮像分光放射計 (MODIS) RED NIR Band 1 : 赤色光 ( nm) Band 2 : 近赤外線 ( nm) 反射率 光の波長 (µm) 1.5 元データ空間解像度 : バンド 1,2 は 250 m ( その他のバンドは 500 m ~ 1 km) 今回の実験で用いるデータはオリジナルデータを以下のように加工したもの NDVI の月別平均値空間解像度約 16 km 中分解能撮像分光放射計 (MODIS) 植生分布図のデジタル値 常緑針葉樹林常緑広葉樹林落葉針葉樹林落葉紅葉樹林混合林密な低木疎な低木サバンナ (woody) サバンナ草地湿地耕作地都市耕作地 自然植生雪氷裸地 土地被覆の形態 デジタル値 水域 0 常緑針葉樹林 1 常緑広葉樹林 2 落葉針葉樹林 3 落葉広葉樹林 4 混合林 5 密な低木 6 疎な低木 7 サバンナ (Woody) 8 サバンナ 9 草地 10 湿地 11 耕作地 12 都市 13 耕作地 自然植生の混合 14 雪氷 15 裸地 16 北方ユーラシアからアジアにかけての植生分布 土地被覆データ (MOD12) : 植生毎の分光反射特性を用いて植生タイプを分類 7

8 気候データ 客観解析 : 様々な観測データ ( 地上観測 衛星観測 ) と数値モデルなどを用いて気象要素を 3 次元空間分布を求める手法 緯度方向 客観解析による 2004 年 1 月の地上 2 m の気温水平分布 経度方向 今回配布するデータは緯度 経度方向の二次元配列データ 気候データ NCEP/NCAR 客観解析 : 地上 2 m 気温気象解析で一般によく用いられるデータ ( 地上観測 衛星観測と数値モデルから算出 ) 6 時間ごとのデータ空間分解能 ( 東西 x 南北 : 1.9 x 1.9 度 ) データの単位 : GPCP 客観解析 : 降水量 Global Precipitation Climatology Project 地上観測と人工衛星から求めた降水量データ 1 日ごとのデータ空間分解能 ( 東西 x 南北 : 1.0 x 1.0 度 ) データの単位 :mm month -1 8

9 対象領域 北緯 70 度 600 グリッド 80 度 常緑針葉樹林常緑広葉樹林落葉針葉樹林落葉紅葉樹林混合林密な低木疎な低木サバンナ (woody) サバンナ草地湿地耕作地都市耕作地 自然植生雪氷裸地 南緯 10 度 東経 70 度 90 度 675 グリッド 東経 160 度 空間分解能は約 16 km に相当 実習ですること 対象領域内の植物タイプがどのような気候条件で生育しているかを調べる NDVI NDVI 気温 降水量 混合林草地 0.0 気温 ( o C) 年平均気温 : 4.0 o C 年最高気温 : 18.9 o C 年最低気温 : o C 年間降水量 : 834 mm 月 混合林 年平均気温 : 1.7 o C 年最高気温 : 17.9 o C 年最低気温 : o C 年間降水量 : 435 mm 月 草地 降水量 (mm) 9

10 解析ツール GNU Octave : フリーソフトプログラムを用いて対話形式でデータ解析を支援するツール * 気候データなどの二次元バイナリデータの可視化 * 統計計算 * 二次元データ解析の簡易化 以下の HP から無料でダウンロード可能 Octave の日本語マニュアル データ 下記の生態気象学研究 G の HP からダウンロードする (NDVI, 気温 降水量 植生マップデータ ) 実験実習ー >H29 年度 10

11 フォルダの移動 ダウンロードしたフォルダを z ドライブ直下においてデータ解凍 (z: SatelliteData ができるはず ) Octave を立ち上げる 今参照しているフォルダの確認 pwd f: SatelliteData SatelliteData フォルダへ移動 cd f: cd SatelliteData SatelliteData Octave での作図の準備 以下 プログラムを Octave に打ち込んでいくが 直接記述せずに メモ帳 ( サクラエディタ ) に一旦書き出し それを Octave に貼り付けること メモ帳に記載したプログラムは 適宜保存しておくこと % 作図のためのカラーマップを作る c=colormap(jet(256)); c(255,:)=[1.0,1.0,1.0]; colormap(c); * この部分は綺麗な絵を描くために必要なおまじないという理解でよい 11

12 Octave での土地被覆データの読み込み % 土地被覆データを読み込み で区切る fin=fopen('mod12 MOD12.LandCover.byt','r'); フォルダの名前ファイルの名前 land_data = fread(fin, [675,600], 'uchar'); Read mode で開く fclose(fin); 2 バイトの符号なし整数データ 675 ( 横 ) x 600 ( 縦 ) のデータ 読み出したデータを land_data 変数に格納 : (land_data は675 x 600 の二次元配列 ) Octave での土地被覆データの作図 % 土地被覆の絵を描く max_land = 16; min_land = 0; buf_land=250*(land_data - min_land)./(max_land - min_land); image(buf_land'); axis off; 土地被覆データは 最大値 16 最低値 0. ( ピリオド ) を忘れないこと 2 次元配列データ land_data を250 階調に配色 ( 実際は 16 色 ) Image は作図コマンド 12

13 250 max 251 階調 0 min NDVI データの読み込み % NDVI データの読み込み fin=fopen( NDVI MOD13.NDVI flt, r ); ndvi_data = fread(fin, [675,600], 'float32'); NDVI データを 675x600 の2 次元配列データ ndvi_data に格納 fclose(fin); フォルダ名ファイルの名前浮動小数点 13

14 NDVI データの作図 % NDVIの絵を描く max_ndvi = 1.0; min_ndvi = 0; buf_ndvi=250*(ndvi_data - min_ndvi)./(max_ndvi - min_ndvi); image(buf_ndvi'); Image は作図コマンド axis off; NDVI データは 最大値 1.0 最低値 0.0 NDVI データの 0~1 を250 階調に配色. ( ピリオド ) を忘れないこと 気温データの読み込み % 気温データの読み込み fin=fopen( NCEP NCEP.TEMP flt, r ); temp_data = fread(fin, [675,600], 'float32'); 気温データを 675x600 の2 次元配列データ temp_data に格納 fclose(fin); フォルダ名ファイルの名前 14

15 気温データの作図 % 気温の絵を描く max_temp = 35.0; min_temp = -10.0; buf_temp=250*(temp_data - min_temp)./(max_temp - min_temp); image(buf_temp'); axis off; Image は作図コマンド ( 最大を 35 度とする ) ( 最低を -10 度とする ). ( ピリオド ) を忘れないこと 2 次元配列データ temp_data を-10 ~35 の範囲で 250 段階の色調に配色 気温データの作図 ( 陸地のみ表示 ) % 陸域のみの絵を描く water = find(land_data == 0); Land_dataが0 のグリッド ( 水域のグリッド ) を探す buf_temp(water) = 255; 気温のデータのうち 水域のグリッドを 255( 白色 ) で塗りつぶす image(buf_temp'); axis off; 15

16 降水量データの読み込み % 降水量データの読み込み fin=fopen( GPCP GPCP.PREC flt','r' ); prec_data = fread(fin, [675,600], 'float32'); fclose(fin); 降水量データの作図 % 降水量の絵を描く max_prec = 200.0; ( 最大を 200 mm month -1 とする ) min_prec = 0.0; ( 最低を 0 mm month -1 とする ) buf_prec=250*(prec_data - min_prec)./(max_prec - min_prec); image(buf_prec'); axis off; % 陸域のみの絵を描く water = find(land_data == 0); buf_prec(water) = 255; image(buf_prec'); axis off; 16

17 土地被覆毎の NDVI の平均値を算出 % 土地被覆毎の NDVI の平均値 ( 例えば 混合林の場合 land_data == 5) forest = find(land_data == 5 & ndvi_data > -1.0 & ndvi_data < 1.0); 混合林 (land_dataが5 番 ) のグリッドで かつ NDVIが-1 以上 1 未満のデータを探す mean(ndvi_data(forest)) 混合林のグリッドの NDVI を平均する mean 関数で結果を表示させるためには 行末に ; を書いてはいけない 土地被覆毎の気温と降水量の平均値を算出 % 土地被覆毎の気温の平均値 forest = find(land_data == 5); mean(temp_data(forest)) % 土地被覆毎の降水量の平均値 forest = find(land_data == 5); mean(prec_data(forest)) 17

18 実習ですること 土地被覆データの月別値の読み込み 気温の月別値の読み込み 降水量の月別値の読み込み NDVI の月別値の読み込み 植生分布データから各植生タイプが占有するピクセルの位置を検索する 1~12 月まで繰り返す 特定された場所の気温 降水量 NDVI を平均 レポート 植生の種類ごとに気温 降水量 NDVI の季節変化を下記の図のように整理する 1.0 植生タイプは 16 種類の植生区分の中から 3~5 種類を選ぶ NDVI グラフ中に年平均気温年最高気温年最低気温年間積算降水量も記載 気温 ( o C) 年平均気温 : 4.0 o C 年最高気温 : 18.9 o C 年最低気温 : o C 年間降水量 : 834 mm 月 混合林 18

19 レポート A4 用紙に 4 枚以内で 目的 方法 結果 考察 感想を記載 目的では 明快な目的と仮説設定 3 つの植生タイプを選らんだ理由 ねらいを必ず記載 本レポートの最終的な目的 ( 実習のテキストとは異なる自分なりの目的 ) 結果では 定量的に記述すること ( すごく などは不可 xx 高かった ) レポート A4 用紙に 4 枚以内で 目的 方法 結果 考察 感想を記載 考察では それぞれの植生がどのような気候条件下で生育しているか 植生タイプ毎での生育気候条件の違い ( 例えば 森林と草地の生育する気候条件はどのように異なるか ) 気候条件がどのように植物活性 (NDVI) に影響しているか などを議論すること 提出期限は 2017 年 7 月 26 日 ( 水 ) 午後 6 時とする ( 授業支援システムから PDF ファイルを提出すること ) 19

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