厚生労働省岩手労働局 Press Release 岩手労働局発表 令和元年 9 月 13 日 照会先 岩手労働局労働基準部健康安全課 課 長 髙橋友行 課 長 補 佐 和野内利幸 ( 電話 ) 年 1 月 ~8 月分 ( 速報値 ) の労働災害発生状況を公表します

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1 厚生労働省岩手労働局 Press Release 岩手労働局発表 令和元年 9 月 13 日 照会先 岩手労働局労働基準部健康安全課 課 長 髙橋友行 課 長 補 佐 和野内利幸 ( 電話 ) 年 1 月 ~8 月分 ( 速報値 ) の労働災害発生状況を公表します ~2019 年 (1 月 ~8 月 ) の死傷者数は 前年同期比 0.6% の減少 ~ おじか岩手労働局 ( 局長小鹿 まさや昌也 ) は 2019 年 1 月 ~8 月の県内の全業種における労 働災害による死傷者数 ( 休業 4 日以上 ) 及び死亡者数の状況を取りまとめました 2019 年 1 月 ~8 月 (8 月末現在の速報値 ) の死傷者数は 824 人となり 前年同期 比で 5 人 (0.6%) の減少 死亡者数は 6 人と前年同期比で 5 人の減少となっていま す ( 業種別等の発生状況は以下のとおりとなっています ) Ⅰ 2019 年 (1 月 ~8 月 ) の労働災害発生状況 (2019 年 8 月末現在速報値 ) 1 死傷災害 ( 休業 4 日以上 ) 表 1 (P.3) グラフ 1 (P.6) グラフ2 (P.7) (1) 全業種合計全業種合計の死傷者数は 824 人 ( 速報値 ) で 前年同期比で5 人 (0.6%) 減少となっています (2) 業種別の状況 1 前年同期比で増加した業種は 商業 130 人 ( 前年同期比 +24 人 +22.6%) 保健衛生業 85 人 ( 前年同期比 +19 人 +28.8%) などとなっています 2 前年同期比で減少した業種は 製造業 153 人 ( 前年同期比 -39 人 -20.3%) 143 人 ( 前年同期比 -24 人 -14.4%) 運輸交通業 90 人 ( 前年同期比 -14 人 -13.5%) などとなっています 1

2 (3) 事故の型別状況全業種において 最も多い事故の型は 転倒 によるもので 242 人 (29.4%) となっています 次いで 墜落 転落 123 人 (14.9%) はさまれ 巻き込まれ 98 人 (11.9%) となっています 2 死亡災害 表 2 (P.4) 表 3 (P.5) (1) 全業種合計全業種合計の死亡者数は6 人で 前年同期比 (8 月 31 日までに報告のあった人数 ) で5 人減少しました (2) 業種別の状況業種別では で4 人 運輸交通業 その他の事業 で各 1 人となっています 2

3 3 表 年労働災害発生状況 ( 休業 4 日以上の死傷者数 ) 2019 年 1 月 ~8 月岩手労働局 岩手局業種盛岡署宮古署釜石署花巻署一関署大船渡署二戸署 2019 年 2018 年増減数増減率水産食料品 % 上記以外の食料品 48 64(3) % 繊維 衣服その他繊維製品 % 木材 木製品 家具 装備品 % 食料品 パルプ 紙 印刷 製本 % 3 1 化学工業 % 製 窯業土石 6 8(1) % 造 鉄鋼業 非鉄金属 % 1 業 金属製品 % 一般機械器具 % 4 1 電気機械器具 % 輸送用機械製造 % 電気 ガス 1(1) % 1 (1) その他の製造 % 小計 153 (1) (4) % 38 (1) 鉱業 土木工事 3 54(4) 3 59 (2) % (1) 14 (1) (2) 運輸交通業 鉄骨 鉄筋家屋 % 木造家屋 1 32(3) 1 45 (1) % 6 5 (1) (2) その他の建築工事 (4) % その他の建設 22(6) 20 (1) % (6) 小計 4 143(13)6 167 (8) % (1) 7 (1)1 49 (9) (2) 道路貨物運送業 1 81(5) 90 (6) % 37 (4) (1) その他の運輸交通業 9(1) 14 (1) % (1) 建築工事 貨物取扱 農業 % 農林業林業 % 畜産畜産業 % 水産業水産業 % 2 2 小売業 102(11) 85 (9) % 43 (3) (5) 14 (3) 1 7 商業その他の商業 28 21(5) % 通信業 13 (5) 21(10) % 4 (1) 2 (1) 2 (1) 2 (2) 1 2 保健社会福祉施設 69 (4) 1 57 (4) % 17 (1) (1) 7 9 (1) 6 (1) 衛生業その他の保健衛生業 % 旅館業 % 接客娯楽飲食店 (1) % 業その他の接客娯楽業 7 14 (1) % 4 3 ビルメンテナンス業 % その他その他 ( 上記以外の全ての業種 ) 1 67(9) 1 55 (6) %1 26 (3) 6 (1) (1) 3 (1) 13 (3) 合計 6 824(49)11 829(55) %1 291(13)1 64 (3) 36 (1)1 202 (18)1 89 (6)1 47 (2)1 95 (6) 前年同期 2 275(17)2 52 (6) (12) 96 (5)1 58 (4)3 95 (11) ( 注 )2019 年 8 月末の速報値である 増減数 数字は死亡者数 ( 内数 ) ( 数字は交通労働災害 ) ( 内数 ) である 増減率 5.8% 23.1 % % 0.0% -7.3 % % 0.0%

4 表 年死亡災害発生状況 (8 月 31 日現在 ) 岩手労働局 番号 署別 業種 発生月 曜日 性別 年齢 ( 経験期間 ) 事故の型起因物災害発生の概要 1 一関 運輸交通業 ( 一般貨物自動車運送業 ) 1 月土男 70 歳代 (10 年以上 20 年未満 ) 飛来 落下 解体用機械 解体用機械で FRP 製タンクの破砕作業中 つかみ具でタンク内部の鋼管 ( 直径 5cm 20kg) の輪 3 つを楕円状につぶすため 2 つの輪をつかんだ際 1 つが横方向に飛び 被災者の腹部に激突した 2 宮古 ( 道路建設工事業 ) 3 月火男 40 歳代 (20 年以上 30 年未満 ) 墜落 転落 締固め用機械 被災者がロード ローラーを運転中 路肩からロード ローラーごと転落 傾斜 40 度の法面を 5.6m 下った所の擁壁上でロード ローラーの下敷きになった 3 二戸 ( トンネル建設工事業 ) 3 月火男 20 歳代 (1 年以上 10 年未満 ) 崩壊 倒壊 地山 岩石 トンネル建設工事の切羽において一次コンクリート吹付後 支保工の建て込み準備をしていたところ 切羽左上部から岩塊 (1 m3位 ) が 2 回に分けて落下した 大船渡 盛岡 ( 土地整理土木工事業 ) 3 月火男 その他の事業 ( その他 ) 4 月月男 40 歳代 (20 年以上 30 年未満 ) 50 歳代 (10 年以上 20 年未満 ) はさまれ 巻き込まれ 飛来 落下 その他の建設機械等 フォークリフト 鶏舎 2 階と高台に架かる通路橋 ( 傾斜していて 幅 4m 長さ 20m) の下を舗装する工事にて アスファルトフィニッシャーを運転し 通路橋の下へ後進させたところ 通路橋の横梁 ( 高さ 1.5m) とアスファルトフィニッシャーの車体 ( 高さ 1.8m) との間に運転手が上半身を挟まれた 出張先の構内でプレス機械 (800kg ) 移設のため フォークリフト ( 最大荷重 2t) を使用して搬送作業中 床面の段差 ( 最大 4.5cm) を通過した際プレス機械が横転し 誘導をしていた被災者が建物の壁とプレス機械に挟まれた 6 花巻 ( 木造家屋建築工事業 ) 8 月土男 30 歳代 (1 年以上 10 年未満 ) 交通事故 ( 道路 ) 乗用車 バス バイク 大船渡の工事現場で電気 配管工事終了後 北上市の新築工事現場に向かうため ワゴン車で国道 107 号を移動中 被災者が運転していたワゴン車が対向車線にはみ出し トラックに正面衝突した

5 8 月 31 日現在 6 人 ( 前年同期 11 人 ) 表 年 死亡災害発生状況 ( 事故の型別等 ) 業種別 製造業 0 人鉱業 0 人 4 人運輸業 1 人林業 0 人商業 0 人 左記以外 1 人 ( 1 人 ) ( 0 人 ) ( 6 人 ) ( 0 人 ) ( 2 人 ) ( 0 人 ) ( 2 人 ) 監督署別 盛岡 1 人宮古 1 人釜石 0 人花巻 1 人一関 1 人大船渡 1 人二戸 1 人 ( 2 人 ) ( 2 人 ) ( 1 人 ) ( 2 人 ) ( 0 人 ) ( 1 人 ) ( 3 人 ) 墜落 転落 1 人転倒 0 人 飛来 落下 2 人 崩壊 倒壊 1 人 激突され 0 人 はさまれ 巻き込まれ 1 人 切れ こすれ 0 人 5 事故の型別 ( 3 人 ) ( 2 人 ) ( 1 人 ) ( 1 人 ) ( 1 人 ) ( 2 人 ) ( 0 人 ) 破裂 0 人 高温の物との接触 0 人激突 0 人感電 0 人 有害物等との接触 0 人交通事故 1 人その他 0 人 ( 0 人 ) ( 0 人 ) ( 0 人 ) ( 0 人 ) ( 0 人 ) ( 0 人 ) ( 1 人 ) 注 : ( ) 内は前年同期

6 ク ラフ 年 (1 月 ~8 月 ) 労働災害発生状況 ( 事故の型別 ) 岩手労働局 2019 年 8 月末の速報値である 〇数字は死亡者数 ( 内数 ) である 激突され 33 人 4.0% その他 73 人 1 8.9% 6 交通事故 ( 道路 ) 49 人 1 5.9% 切れ こすれ 56 人 6.8% 転倒 242 人 29.4% 飛来 落下 56 人 2 6.8% 動作の反動 無理な動作 94 人 11.4% はさまれ 巻き込まれ 98 人 % 墜落 転落 123 人 %

7 ( 人 ) ク ラフ 年 (1 月 ~8 月 ) 事故の型別労働災害発生状況 829 人 824 人 その他 78 人 9.4% 激突され 43 人 5.2 % 交通事故 ( 道路 ) 55 人 6.6 % 切れ こすれ 60 人 7.2 % 飛来 落下 47 人 5.7 % 動作の反動 無理な動作 61 人 7.4% はさまれ 巻き込まれ 90 人 10.9 % 墜落 転落 146 人 17.6 % 転倒 249 人 30.0 % 2018 年 (1 月 ~8 月 ) (2018 年 8 月末現在 ) その他 73 人 8.9 % 激突され 33 人 4.0 % 交通事故 ( 道路 ) 49 人 5.9 % 切れ こすれ 56 人 6.8 % 飛来 落下 56 人 6.8 % 動作の反動 無理な動作 94 人 11.4 % はさまれ 巻き込まれ 98 人 11.9 % 墜落 転落 123 人 14.9% 転倒 242 人 29.4 % 2019 年 (1 月 ~8 月 ) (2019 年 8 月末現在 ) 7

8 8 参考 労働災害発生状況 ( 休業 4 日以上の死傷者数 ) 2019 年 (2019 年 8 月末統計 ) 岩手労働局当年前年対前年同期月別発生状況業種累計同期増減数増減率 1 月 2 月 3 月 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 10 月 11 月 12 月水産食料品 % 食料品上記以外の食料品 (3) % 繊維 衣服その他繊維製品 % 木材 木製品 家具 装備品 % パルプ 紙 印刷 製本 % 製 化学工業 % 窯業土石 6 8 (1) % 造 鉄鋼業 非鉄金属 % 1 業 金属製品 % 一般機械器具 % 電気機械器具 % 輸送用機械製造 % 電気 ガス 1 (1) % 1 (1) その他の製造 % 小計 153 (1)1 192 (4) % (1) 鉱業 土木工事 3 54 (4)3 59 (2) % (1) (2) 9 2 (1) 建鉄骨 鉄筋家屋 % 建築木造家屋 1 32 (3)1 45 (1) % (1) 5 (1) (1) 設工事その他の建築工事 (4) % 業 その他の建設 22 (6) 20 (1) % 7 (4) 1 4 (1) 2 3 (1) 1 4 小計 4 143(13)6 167 (8) % 27 (4) (3) 18 (1) 10 (1) 13 (2) (2) 運輸 道路貨物運送業 1 81 (5) 90 (6) %1 10 (1) 15 (1) 13 (1) (1) 7 10(1) 5 交通業 その他の運輸交通業 9 (1) 14 (1) % 3 (1) 貨物取扱 農林業 畜産水産業 商業 通信業 保健衛生業 接客娯楽業 その他 農業 % 林業 % 畜産業 % 水産業 % 小売業 102(11) 85 (9) % 26 (3) 16 (3) 13 (1) 9 (1) 13 (2) (1) その他の商業 (5) % (5) 21(10) % 1 (1) 2 (1) 3 (1) 1 3 (1) 1 2(1) 社会福祉施設 69 (4)1 57 (4) % (2) (1) 6(1) 1 その他の保健衛生業 % 旅館業 % 飲食店 (1) % その他の接客娯楽業 7 14 (1) % ビルメンテナンス業 % その他 ( 上記以外の全ての業種 ) 1 67 (9)1 55 (6) % 15 (4) 9 (1) (2) 8(2) 7 合計 6 824(49)11 829(55) %1 15(14) 130 (8)3 130 (7)1 98 (2) 86 (5) 90 (5) 96(5)1 39 (3) ( 注 ) 労働者死傷病報告による休業 4 日以上の統計である 内は死亡者数 ( 内数 ) である ( ) 内は交通労働災害者数 ( 内数 ) である