HDC-EDI Base E2X リリースノート 最終更新日 :2011/03/25 各バージョンのトピックス / 新機能 / 機能改善 / 解決された問題点情報です

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1 HDC-EDI Base E2X リリースノート 最終更新日 :2011/03/25 各バージョンのトピックス / 新機能 / 機能改善 / 解決された問題点情報です HDC-EDI Base E2X V3.7.0 (Build id: sis_ ) (2011 年 03 月 25 日リリース ) トピックス 1.BACREX 手順において 新たに BACREX-R サーバ Ver4.1 との連携が可能になりました 2.RosettaNet2.0 において XML スキーマ (XSD) 対応された以下の PIP が使用可能になりました - 4E1(V ) 3. 新たに以下のデータベースをサポートしました - Symfoware Server 新機能 1.BACREX 手順 - BACREX-R サーバ Ver4.1 との連携をサポート新たに BACREX-R サーバ Ver4.1 との連携も可能になりました BACREX-R サーバ Ver4.1 では以下の機能が新しく追加されています - 認証機能の強化 (BACREX-R サーバとの暗号認証接続機能の追加 ) - 圧縮機能の強化 (ZIP 形式の追加 ) 2.RosettaNet2.0 - XML スキーマ対応の PIP をサポート以下の XML スキーマ (XSD) 対応された PIP が使用可能になりました - 4E1(V ) * 上記バージョンのメッセージは妥当性検証に XML スキーマを使用しています メッセージの妥当性検証として XSD 検証のみサポートしています 3. 運用機能 - ログイン前のバナー表示機能運用画面のログイン操作前に バナーを表示させる機能を追加しました * 本設定に関する詳細は Installation Guide [ 共通の設定 ] を参照してください 4. データベース - 新たなデータベースをサポート以下のデータベースが使用可能になりました - Symfoware Server RosettaNet 1.1/2.0 - 新たな PIP をサポート以下の PIP が使用可能になりました - 4C1(V02.00) - 7B5(V01.01) 6.ANY 変換 - EBCDIC コードテーブルのカスタマイズをサポート : 文字コード変換文字コード変換に利用する EBCDIC コードテーブルのコード位置を 任意の位置に入れ替えることが可能になりました 本機能を利用することで EBCDIC 系コードを利用するシステム間で起こりうる 文字割り当ての差異の問題を吸収することができます 7.ANY 変換 - 桁区切り書式をサポート : 数値項目 3 桁毎に桁区切り (,) が付加されたデータを 数値項目として扱うことが可能になりました 出力時には 数値書式として桁区切りを付加して出力するオプションを追加しました 8.ANY 変換 - 通貨記号書式をサポート : 数値項目通貨記号 (\ または $) が付加されたデータを 数値項目として扱うことが可能になりました 出力時には 通貨記号を付加して出力するオプションを追加しました 9.ANY 変換 - 新たなデータベースをサポート : データベース以下のデータベースへの接続が可能になりました - DB2 for IBM i DB2 for IBM i DB2 for IBM i Symfoware Server ANY 変換 - OCI ドライバをサポート : データベース Oracle Call Interface(OCI) ドライバを利用した Oracle データベースへの接続が可能になりました 機能改善 1. 通信管理 - パフォーマンス改善以下の処理において ユーザの登録数の増加にともないパフォーマンスの低下が見られたため パフォーマンスの改善を行いました - 通信管理起動処理 - 運用グループ状態変更処理 - ユーザ登録 / 更新 / 削除処理 - ユーザ状態変更処理 - 1 -

2 2. 通信機能共通 - 同一取引先 / 同一 PIP の双方向通信機能の追加以下の通信機能において 同一の取引先に対して同一 PIP コードのビジネスメッセージでの送受信が可能になりました - RosettaNet1.1 - RosettaNet2.0 * データベースに Symfoware Server を利用している環境にてバージョンアップを行った場合は データベースの制約により本機能を使用することができません 3.JX 手順クライアント - 受信トランザクション保存日数情報の設定値変更 JX 手順クライアントの発呼受信時に 受信データ用のファイル情報に設定された保存日数 / 繰越日数を受信トランザクションに設定することが可能になりました * 本機能を使用する場合 acms.properties の以下のエントリを設定してください - cps.jxc_change_keep_carry_date=on * 本設定に関する詳細は Operation Guide [1.2. プロパティ情報 ] を参照してください [B2E:1576] 4.RosettaNet2.0 - 添付ファイルを含むメッセージの送受信をサポート以下の PIP において 添付ファイルを含むメッセージの送受信が可能になりました - 3B2(V01.00) - 3B2(V01.01) 5. アプリケーション管理 - パフォーマンス改善以下の処理において アプリケーションの登録数の増加にともないパフォーマンスの低下が見られたため パフォーマンスの改善を行いました - アプリケーション管理起動処理 - 運用グループ状態変更処理 - アプリケーション登録 / 更新 / 削除処理 - アプリケーション状態変更処理 6. アプリケーション処理 - ANY 変換正常ログファイル引継機能の追加以下の JOB ステップにおいて ANY 変換の正常終了時においても ANY 変換側で正常ログファイルが作成されている場合は -anylog パラメータを指定することにより後続の JOB ステップに引き継げるよう改善を行いました - ANY 変換 JOB ステップ - データベース格納 JOB ステップ - データベース抽出 JOB ステップ 7. アプリケーション処理 - 起動時分割キー引継機能の追加以下の JOB ステップにおいて -data_code パラメータを指定することにより JOB ステップを起動した分割キーを後続の JOB ステップへ引き継げるよう改善を行いました - データベース格納 JOB ステップ - データベース抽出 JOB ステップ 8. アプリケーション処理 - 0 バイト入力ファイル引継機能の追加データベース格納 JOB ステップにおいて -0byte_file パラメータを指定することにより 0 バイトの入力ファイルを障害にすることなく後続の JOB ステップに引き継げるよう改善を行いました 9. 自動スケジュール抽出 - スケジュール情報抽出処理のパフォーマンス改善以下のスケジュール計画情報に対するスケジュール情報の抽出処理についてパフォーマンスの改善を行いました - 送受信スケジュール計画 - AP スケジュール計画 [B2E:1678] 10.DB アクセスサーバ - DB アクセス障害の発生頻度を軽減させる改善 DB サーバの復旧等により DB アクセスサーバで管理された全ての DB セッションが初期化された場合に 一時的に発生する DB アクセス障害の頻度を軽減させる改善を行いました [B2E:1631] 11. 運用機能 - 送受信トランザクション状況照会画面の紐付け機能の追加送受信トランザクション状況照会の詳細画面で RosettaNet1.1/2.0 の送受信を行ったシグナルメッセージの送受信トランザクション情報から 関連するアクションメッセージの送受信トランザクション情報を参照することが可能になりました 12. 状況照会コマンド - 仕掛かり中の送受信トランザクションの状態変更送受信トランザクション状況照会コマンド (ctrcmd) において 登録中 および 処理中 の送受信トランザクションの状態を 中止 に変更することが可能になりました * コマンドでのみ本操作を行うことが可能となります * 本機能に関する詳細は Command Operation Guide [2.5. 送受信トランザクション状況照会コマンド ] を参照してください 13. 運用者管理機能 - 運用者パスワードセキュリティの強化セキュリティレベルが 2 の場合において 運用者パスワードの最小桁数を 6~32 文字の範囲で拡張することが可能になりました 以下のプロパティの設定により拡張可能となります [ 例 ] ops.ope_password_min_length=8 * 本設定に関する詳細は Operation Guide [1.2. プロパティ情報 ] を参照してください 14. 運用者管理機能 - 運用者パスワード変更機能の追加 - 2 -

3 以下の運用者権限の運用者において 運用者自身により運用者パスワードを変更することが可能になりました - 一般者 - 運用者 15. サービス起動 - リダイレクト出力ファイル世代管理機能の追加 Windows 環境におけるサービス起動時に作成される標準出力ファイル (stdout.txt) および標準エラーファイル (stderr.txt) を世代管理させる改善を行いました デフォルトでは過去 3 世代分の結果ファイルが残るようになります * 本機能に関する詳細は Installation Guide for Windows [3.1.6.ACMS サーバのサービス登録 ( 任意 )] を参照してください 16.ANY 変換 - エラーメッセージ : データベース検索 / 拡張データベース検索データベース検索または拡張データベース検索において SQL エラーが発生した場合のエラーメッセージに SQLState とベンダーエラーコードの内容を追加しました 17.ANY 変換 - 取得文字列の制限の解消 : データベース検索 / 拡張データベース検索データベース検索または拡張データベース検索において 取得する文字列に \,~,,\,~,,-,,, のいずれかが含まれていた場合 対象データベースによっては正しい値が取得できないという制限がありました 今回の改善により データベース情報ファイルにオプションキー dbsearch.ucsctrl を設定することで 制限となっていた文字を含む場合も正しい値で取得できるようになりました 18.ANY 変換 - コードテーブルの追加 : 外字定義ファイル外字定義ファイルに NEC 特殊文字 NEC 選定 IBM 拡張漢字 IBM 拡張文字のコードテーブルに対応する文字コードを追加しました 以下の文字コードのコードテーブルが定義されています NEC 特殊文字 - UNICODE - SJIS 漢字 - JIS 漢字 - EUC 漢字 - NEC 漢字 - IBM 漢字 - JEF 漢字 NEC 選定 IBM 拡張漢字 /IBM 拡張文字 - UNICODE - SJIS 漢字 - JIS 漢字 - EUC 漢字 - IBM 漢字 解決された問題点 [ 通信管理 ] 1. 分散している通信機能の起動により復旧した回線の状態が再び 不明 になる問題通信機能と通信管理を分散している環境において 不明 となっている回線の状態が通信機能の起動処理により復旧した直後に 通信管理の通信機能生存監視処理のタイミングによって回線の状態を 不明 に戻してしまう場合がある問題に対応しました [B2E:1629] [ 通信機能共通 ] 2.HTTP リクエスト送信後の HTTP レスポンス受信障害が正しく認識できない問題以下の通信機能において HTTP リクエスト送信後の HTTP レスポンス受信時に タイムアウトもしくはコネクション切断による障害の正しい発生原因を稼働記録に出力していない問題に対応しました - ebxml MS( 流通 BMS) - JX 手順クライアント - EDIINT-AS2 - BACREX 手順 - ebxml MS(NACCS) [B2E:1593] 3.BASIC 認証パスワード管理ファイルのサイズにより認証エラーが発生する問題以下の通信機能において BASIC 認証用のパスワード管理ファイルのサイズが 40,000 byte を超えた場合に パスワードの復号化が正しく行えないことにより認証エラーが発生する場合がある問題に対応しました - ebxml MS( 流通 BMS) - JX 手順サーバ - EDIINT-AS2 - ebxml MS 3.0(JEITA) - ebxml MS(NACCS) [B2E:1652] 4.Content-Type に : ( コロン ) が含まれていた場合に MIME デコードができない問題以下の通信機能において 受信したデータの HTTP Content-Type ヘッダの値に : ( コロン ) が含まれていた場合に 後続の MIME デコード処理でメッセージを正しくデコードできない問題に対応しました - ebxml MS( 流通 BMS) - ebxml MS(NACCS) - ebxml MS 3.0(JEITA) [B2E:1677] - 3 -

4 5. 着呼時に出力される通信不可状態の稼働記録の内容が不正な問題以下の通信機能において 着呼時のユーザ状況確認 ユーザ状態 / 規制状態 / 有効期間 / サービス時間帯 で通信不可と判断した場合に 出力される稼働記録に対象となった運用グループおよびユーザが表示されない問題に対応しました - ebxml MS( 流通 BMS) - ebxml MS(NACCS) [B2E:1680] 6. 異常のシグナルメッセージ受信時に送信処理が障害とならない問題以下の通信機能において 送信アクションメッセージの HTTP レスポンス受信前に 対応する異常のシグナルメッセージを受信した場合に 該当の送信トランザクションの送信処理が障害とならない場合がある問題に対応しました - RosettaNet1.1 - RosettaNet2.0 [B2E:1610] [FTP サーバ ] 7. 疑問符ワイルドカード (?) を正しく認識できない問題 FTP クライアントから受信した NLST( または LIST) コマンドのパラメータとして疑問符ワイルドカード (?) が含まれていた場合に 正しくファイルを特定できない問題に対応しました [B2E:1667] 8. ファイル名に含まれる ABOR を ABOR コマンドと誤認識する問題 FTP クライアントからのファイル送受信要求時にファイル名の一部に大文字と小文字の区別なく ABOR が含まれていると ABOR コマンドと誤認識して要求を正常に受けつけない問題に対応しました [B2E:1690] [ メール EDI] 9. 本文の存在しない添付ファイルのみのメッセージを正しく受信できない問題メール受信時に 本文の存在しない添付ファイルのみのメッセージを正しく受信することができない問題に対応しました [B2E:1357] [HTTP 手順 ] 10. 仮想ディレクトリが複数階層の場合に正しくファイル情報を識別できない問題データ受信において HTTP リクエストで要求される仮想ディレクトリをファイル情報の識別として使用している場合に 複数階層の仮想ディレクトリでは正しく識別できない問題に対応しました [B2E:1647] [ アプリケーション管理 ] 11.AP トランザクション検索時に例外が発生する問題アプリケーション管理機能と DB アクセスサーバを分散している環境において アプリケーション情報の並列処理数に 2 以上を指定した場合に タイミングにより例外 java.rmi.marshalexception が発生する場合がある問題に対応にしました [B2E:1615] [ アプリケーション処理 ] 12. 失敗通知 (PIP 0A1 ) のメッセージ作成に失敗する問題 RosettaNet 0A1 送信 JOB ステップにおいて 0A1 作成時に必須となる項目が失敗元のサービスコンテンツに存在しない場合に 項目値の取得ができないことにより 0A1 メッセージの作成エラーとなる問題に対応しました [B2E:1449] 13. 半角スペースを含むパラメータが使用できない場合がある問題以下の JOB ステップにおいて 半角スペースを含むパラメータが使用できない問題に対応しました - ANY 変換 JOB ステップ - データベース抽出 JOB ステップ - データベース格納 JOB ステップ [B2E:1528] 14.AP トランザクションが処理待のまま処理されない問題アプリケーション管理機能におけるスケジューリング処理中に AP トランザクションのスケジュール開始日時の扱いがシステム時刻の変化にともない未来日時から過去日時へ変わってしまうと スケジューリングされず処理待のまま処理されなくなる場合がある問題に対応しました [B2E:1670] [ クリーンアップ ] 15. メール EDI の添付ファイルがクリーンアップで削除されない問題メール EDI において 添付ファイル付きのメッセージを受信すると 添付ファイルがクリーンアップ対象とならない場合がある問題に対応しました [B2E:1521] [AP ロード ] 16.AP ロードで登録トランザクション ID 出力ファイルの作成に失敗する問題データファイルを指定せずに -o パラメータを指定して AP ロードを実行すると 登録トランザクション ID 出力ファイルの生成でエラーとなる問題に対応しました [B2E:1175] [ 運用機能共通 ] 17.EDIINT-AS2ユーザ情報画面の証明書アクセス失敗時に正常完了ログが出力される問題 - 4 -

5 EDIINT-AS2 ユーザ情報画面で相手先証明書の登録または更新に失敗した場合に 正常に完了した旨の稼働記録メッセージが出力されていた問題に対応しました [B2E:885] 18.CPA ファイル定義画面にて CPA ファイルから正しく証明書を取得できない問題 HDC-EDI Base クライアントが Linux/UNIX で動作している環境にて CPA ファイルのアップロードを行うと 正しく SSL 証明書情報の取得が行えない問題に対応しました [B2E:1634] 19. 稼働記録照会画面で不正な Javascript が実行されてしまう問題稼働記録ファイルに Javascript 等の特殊文字が出力されていると 稼働記録の照会時に不正な Javascript が実行されてしまう問題に対応しました [B2E:1688] [ 情報登録コマンド ] 20. ユーザ登録コマンドの処理結果が正しくない問題 EDIINT-AS2 ユーザ情報の登録および更新時に 関連する相手先証明書の登録または更新に失敗した場合に コマンドが正常終了してしまう問題に対応しました * 本対応後は戻り値 1 ( 警告 ) でコマンドが終了するようになります [B2E:895] 21. ファイル登録コマンド (flimnt) で不正な動作となる問題以下の更新操作において 不正な処理結果となる問題に対応しました - JX 手順クライアントファイル情報更新時に受信ファイル無し (no_recv_file) の項目を省略すると デフォルト値の リトライする に更新されてしまう - ebxml MS 3.0(JEITA) ファイル情報更新時に ebxml サービスタイプ (ebxml_service_ type) の項目を省略すると デフォルト値の null に更新されてしまう - ebxml MS( 流通 BMS)/ebXML MS(NACCS)/ebXML MS 3.0(JEITA) ファイル情報更新時に ReliabilityAcknowledgment の要求要否 (ebxml_ack_requested) の項目を省略すると デフォルト値の MSH Acknowledgment あり に更新されてしまう - HTTP 手順ファイル情報更新時に Accept(http_accept) および Content type(http_ content_type) の項目を省略すると 入力値が不正と判断されて更新できない [B2E:1656] [ ネイティブコマンド ] 22. ネイティブコマンドで照会情報出力先ファイルが不正な内容で作成されてしまう問題以下のネイティブコマンドにおいて -o オプションを指定して並列実行を行うと 照会情報出力先ファイルに他のコマンドの結果が出力される場合がある問題に対応しました - flimnt : ファイル登録コマンド - jpimnt : AP ポート登録コマンド - jrimnt : JOB リレーション登録コマンド - jsimnt : JOB ステップ登録コマンド - ogimnt : 運用グループ登録コマンド - opimnt : 運用者登録コマンド - usimnt : ユーザ登録コマンド [B2E:1684] [ 運用者管理機能 ] 23. 強制パスワード変更画面の旧パスワードが未入力でも更新できてしまう問題強制パスワード変更画面において 旧パスワードを未入力とした場合に 現在の旧パスワードと入力した旧パスワードが一致していない場合もパスワードの更新ができてしまう問題に対応にしました [B2E:1685] [IDOC 変換 ] 24.IDOC 変換時の -y オプションが正しく使用されない問題分割されたメッセージ毎に異なる ANY 変換のオプション -y プロパティファイル を指定した場合に 分割後の先頭の変換で使用されたプロパティファイルが以降の変換においても有効となってしまう問題に対応しました [B2E:1711] [detradeii] 25. 画面遷移記録が正しく出力されない問題画面遷移記録のリクエストパラメータに未設定項目が混在している場合に 一部パラメータの欠落および 2 バイトパラメータ値が文字化けする問題に対応しました [B2E:1633] [ANY 変換 ] 26.isEmpty 関数が正しく判定できていない問題 : isempty 関数 isempty 関数の引数に省略されたレコードの項目を渡した場合に 正しく判定されない ( false となる ) ことがある問題に対応しました エラー詳細設定の参照レコードなしの設定で 空値 (0/'''') として継続 を選択している [ANY:407] 27. 無効日付を正しく判定できていない問題 : 日時項目日時項目において 年が 0 である項目を無効日付として判定できていない問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 日付書式に年(YYYY,YY,yyyy,yy) が含まれている 日付データの年が 0 [ANY:412] - 5 -

6 28. コード変換失敗時にスキップファイルが作成されない問題 : 文字コード変換コード変換失敗の動作として スキップ を選択している場合に 変換処理中にマスク処理が発生しても 該当レコードがスキップファイルに出力されない問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します エラー詳細設定のコード変換失敗の動作に スキップ を選択している 変換処理中にマスク処理が発生する [ANY:417] 29.IBM290 拡張のコードテーブルが間違っている問題 : EBCDIC タイプ IBM290 拡張の EBCDIC コードテーブルが間違っているために 一部の文字が正しく変換されない問題に対応しました 入力または出力データの EBCDIC タイプに IBM290 拡張 を指定している [ 注 ] 本修正で 以下のコードと ASCII コードの対応関係が変更になります - IBM290 拡張 : 0x6A ASCII: 0x20 ( 修正前 0x7C ) - IBM290 拡張 : 0x4F ASCII: 0x7C ( 修正前 0x20 ) - ASCII: 0x7C IBM290 拡張 : 0x4F ( 修正前 0x6A ) [ANY:416] 30. 出力条件式が false となった際に読み込んだ入力データをクリアできていない問題 : フロートループフロートループとなるグループ / レコードの出力条件式が false と判定されたにも関わらず 読み込んだ入力データが正しくクリアされずに出力される問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します フロートループとなるグループ / レコードの出力条件式が false となる false と判定された時点で その配下のレコード / 項目グループと対応付いた入力データが残っている [ANY:415] 31. 出力レコード数に UNA セグメントがカウントされていない問題 : 稼働記録 EDIFACT フォーマットの変換で UNA セグメントのレコード件数が稼働記録にカウントされない問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 出力フォーマットが EDIFACT フォーマット ファイル情報の設定で UNA セグメント出力 を選択している [ANY:251] 32. コード変換失敗時にメッセージが出力されない問題 : 稼働記録コード変換失敗の動作として スキップ または エラーとして停止 を選択している場合に ワーニングまたはエラーメッセージの出力情報が不足している問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します エラー詳細設定のコード変換失敗の動作に スキップ または エラーとして停止 を選択している 変換処理中にマスク処理が発生する [ANY:417] 33. メモリ不足が発生した場合に最低空きメモリ量の表示が不正になる問題 : 稼働記録メモリ使用量を検出しない設定で空きメモリ量不足のエラーが発生した場合 エラーメッセージ (No.2219) に出力される最低空きメモリ量の値が正しくない問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します プロパティファイルに AnyTran_Observed_Used_Memory_Size=false を設定している 変換実行時に 空きメモリ量不足のエラーが発生する [ 注 ] V5.7.0 以前のバージョンでは本現象は発生しません [ANY:323] 34. 特定フォーマットで変換エラーが発生する問題 : 可変長データ変換入力フォーマットが可変長の場合に エスケープ文字とクォート文字に同じ値を設定すると 変換エラーが発生する問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 入力フォーマットにエスケープ文字とクォート文字に同じ値を設定している 入力データ中にクォート文字が出現する [ 注 ] 本問題は バージョン 以外では発生しません [ANY:410] 35. アシストファイル内のデータが検索できない問題 : アシストファイル入力データの読込方法として読込単位を設定した場合に レコード検索を使ったアシストファイルの検索が正しくできない問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します - 6 -

7 入力データの読込方法に読込単位を設定している ( 設定する読込単位のレコード件数は 1 ~ 9998 ) アシストファイルを 1 つ以上利用している アシストファイルの値をレコード検索 / 拡張レコード検索で取得している 設定された読込件数以上の入力データを処理する (2 回以上の読込が発生する ) [ANY:413] 36. アシストファイル内のデータが参照できない問題 : アシストファイル入力データの読込方法として読込単位を設定した場合に アシストファイルのデータが正しく参照できない問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 入力データの読込方法に読込単位を設定している ( 設定する読込単位のレコード件数は 1 ~ 9998 ) アシストファイルを 1 つ以上利用している アシストファイルの値を参照している 設定された読込件数以上の入力データを処理する (2 回以上の読込が発生する ) [ANY:419] 37. マルチ明細の名称に数値以外を設定すると異常終了する問題 : CII 逆変換 順変換 CII フォーマットの変換において マルチ明細の名称に数値以外の文字列を記述すると 変換実行時に異常終了する問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 入力または出力フォーマットが CII フォーマット マルチ明細の名称に数値以外の文字列を記述する [ANY:366] 38. 識別子に不正な値を設定すると異常終了する問題 : CII 順変換 CII 順変換において メッセージレコードの識別子が正しく設定されていない場合に 変換実行時に異常終了する問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 出力フォーマットが CII フォーマット メッセージグループヘッダ メッセージ メッセージグループトレーラのいずれかのレコードの識別子が 正しい書式で記述されていない [ANY:109] 39. エラーメッセージのレコード番号に不正な値が出力される問題 : CII 逆変換 CII 逆変換において 読込単位内でエラーが発生した場合に出力されるエラーメッセージ (No.2222) のレコード番号が不正な値で出力される問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 入力フォーマットが CII フォーマット 読込単位内で変換エラーが発生する [ANY:408] 40.1 レコード内に複数の識別子を定義すると異常終了する問題 : CII 逆変換 CII 逆変換において 1 レコード内に複数の識別子を定義すると変換実行時に異常終了する問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 入力フォーマットが CII フォーマット メッセージグループヘッダ メッセージ メッセージグループトレーラのいずれかのレコードで 先頭項目以外の項目にも識別子を設定している [ANY:401] 41. 小数点文字の変換に失敗した場合に不正なエラーメッセージが出力される問題 : EDIFACT フォーマット EDIFACT フォーマットの変換で 実数項目の小数点文字の変換に失敗した場合に エラー内容とは異なるメッセージが出力される問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 入力フォーマットが EDIFACT フォーマット エラー詳細設定の入力項目変換失敗の設定で スキップ を選択している 実数項目の小数点文字の変換に失敗する [ANY:418] 42.XML データの解析に失敗する問題 : XML フォーマット XML フォーマットの変換において PCDATA の終端文字が \ の場合に変換エラーが発生する問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 入力フォーマットが XML フォーマット 入力文字コードが UTF-8 UCS Table が x-sjis-unicode-0.9 PCDATA の終端文字が \(0xC2A5) [ANY:414] 43. 再帰グループを定義した変換処理が異常終了する問題 : XMLフォーマット XMLフォーマットの変換において 再帰グループのターゲットにグループを指定した場合に 変換実行時に異常終了することがある問題に対応しました 本問題は 以下の条件がすべて揃った場合に発生します 入力フォーマットがXMLフォーマット - 7 -

8 再帰グループのターゲットにグループを指定している ターゲットから再帰グループまでの子孫間にタグが定義されていない [ANY:119] - 8 -