リリースノート InfoMaker 12.5

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1 リリースノート InfoMaker 12.5

2 製品概要 このリリースノートでは 次のものに関する最新情報を提供します InfoMaker 12.5 最新版は Web から入手できます Sybase InfoMaker バージョン 12.5 は 以下のオペレーティングシステムをサポートします Microsoft Windows XP Service Pack 3 Microsoft Windows Vista Business Edition Service Pack 2 Microsoft Windows 7 Professional 32 ビットおよび 64 ビット Service Pack 1( 設計時と実行時のサポート ) Microsoft Windows Server ビット Service Pack 2( 実行時のサポート ) InfoMaker 12.5 は 32 ビット版アプリケーションを構築しますが 配布されるアプリケーションについては 32 ビットと 64 ビット両方のオペレーティングシステムでの動作をサポートします Vista オペレーティングシステムで InfoMaker ヘルプを使用する方法については ユーザーズガイド マニュアルの Vista での Windows ヘルプの使い方 を参照してください 2

3 既知の問題 既知の問題と回避策についてお知らせします 注意 : 解決済み事例は Sybase Web サイトで検索できます [Support] [Solved Cases] の順に選択するか にアクセスしてください アーカイブ内の解決済み事例を参照するには MySybase アカウントが必要です グラデーションと透明度のプロパティに関する既知の問題グラデーションと透明度のプロパティに関する既知の問題と回避策をお知らせします DirectX 3D グラフ様式に関する既知の問題 DirectX 3D グラフ様式に関する既知の問題と回避策をお知らせします PNG 画像に関する既知の問題 PNG 画像に関する既知の問題と回避策をお知らせします サポートされるプラットフォームに関する既知の問題 Windows Vista 上および Windows 7 上での InfoMaker に関する既知の問題と回避策をお知らせします InfoMaker ライセンスに関する既知の問題 InfoMaker セットアッププログラムとライセンス選択に関する既知の問題と回避策をお知らせします 3

4 グラデーションと透明度のプロパティに関する既知の問題 グラデーションと透明度のプロパティに関する既知の問題と回避策をお知らせします グラデーションと透明度のプロパティの問題 CR# 説明 リモートデスクトップで透過色が正しく作用しない リモートデスクトップ接続を使用してリモートコンピュータ上の InfoMaker アプリケーションを実行する場合 レポートオブジェクト内のピクチャの透過色が正しく表示されません リモートデスクトップ接続を使用して InfoMaker アプリケーションを開発する場合 [ 透過性の設定 ] メニュー項目を選択するとデザイン時に同じ問題が発生します 塗りつぶしブラシモードを透明度の設定と一緒に使用すると PDF 保存プロセスのパフォーマンスが低下する レポートオブジェクト 区域 またはコントロール ( ボタン カラム テキスト 描画オブジェクトなど ) に 0 以外の透明度レベルの塗りつぶし色を設定して PDF ファイルに保存しようとすると 透明度が設定されてない場合に比べて明らかに保存プロセスにかかる時間が増加します SaveAs メソッドと Print メソッドが透明度設定でうまく動作しない レポートカラム テキスト またはグループボックスオブジェクトに透明度プロパティを設定する場合 テキストは オブジェクト内ではぼやけて表示され SaveAs 呼び出しで生成した PDF ファイルまたは Print メソッド呼び出しで印刷したレポートのコピー内では太字フォントで表示されます フォーム上に ピクチャコントロールの色に透明度を設定するメニュー項目がない フォームにピクチャコントロールを追加する場合 色に透明度を設定する選択項目が コントロールのコンテキストメニューにありません レポート上の [ 透過性の設定 ] コンテキストメニュー項目により ピクチャコントロールのプロパティビューにある [ 全般 ] タブの [ 透過色 ] フィールドには 自動的に色が入力されます ) 回避策 : フォーム上のピクチャコントロールでは 透明度を設定する色を [ 透過色 ] フィールドに手動で入力できます 親トピック : 既知の問題 4

5 DirectX 3D グラフ様式に関する既知の問題 DirectX 3D グラフ様式に関する既知の問題と回避策をお知らせします DirectX 3D グラフ様式の問題 CR# 説明 古いグラフィックアダプタはアンチエイリアスグリッド線を表示しない グリッド線は DirectX 3D グラフ様式ではアンチエイリアスで表示されることになっていますが これは古いグラフィックアダプタとは互換性がないため これらのアダプタではグリッド線はアンチエイリアスで表示されません 親トピック : 既知の問題 5

6 PNG 画像に関する既知の問題 PNG 画像に関する既知の問題と回避策をお知らせします PNG サポートの問題 CR# 説明 インクピクチャコントロールが一部の種類の PNG 画像を正しく表示しない アルファ透過および多階層透過 PNG 画像は インクピクチャコントロールに正しく表示されず 例外が発生する原因になります 色タイプ 2c(RGB 色 ) または 6a(RGB 色とアルファチャンネル ) を持つ PNG 画像 および色タイプ で 16 ビットの深さを持つ PNG 画像は インクピクチャコントロールのロードに失敗しますが これらの PNG 画像タイプでは例外やエラーメッセージは発生しません 親トピック : 既知の問題 6

7 サポートされるプラットフォームに関する既知の問題 Windows Vista 上および Windows 7 上での InfoMaker に関する既知の問題と回避策をお知らせします プラットフォームのサポートの問題 CR# 説明 ツールチップの色を Windows Vista でカスタマイズできない Windows Vista では 画面プロパティもクラシックテーマを使用するように変更しない限り ツールチップのテキストまたは背景の色を変更できません Sybase DataWindow PS Printer を Windows Vista にインストールできない InfoMaker セットアッププログラムは Sybase DataWindow PS Printer の ADIST5.INF ドライバを Sybase Shared\PowerBuilder\Drivers ディレクトリにインストールします ただし このドライバは Vista では動作しません 回避策 : Sybase DataWindow PS Printer をインストールするために Ghostscript 8.x と一緒に gs\gs8.x\lib ディレクトリにインストールされる GHOSTPDF.INF ドライバを使用できます 親トピック : 既知の問題 7

8 InfoMaker ライセンスに関する既知の問題 InfoMaker セットアッププログラムとライセンス選択に関する既知の問題と回避策をお知らせします ライセンスの問題 CR# 説明 有効なライセンスでインストールしても InfoMaker が評価版ライセンスで開く場合がある 有効なライセンスで InfoMaker をインストールしたコンピュータに PowerBuilder と InfoMaker の複数のライセンスが存在する場合 または PowerBuilder と InfoMaker の複数のライセンスをホストするライセンスサーバを使用して InfoMaker をインストールした場合 購入した有効なライセンスではなく 30 日間の期間限定ライセンスを使用して InfoMaker が開くことがあります 回避策 : 有効期限が切れるまでは期間限定モードのライセンスを使用できます 有効期限が終了すると InfoMaker は自動的に購入したライセンスに切り替わります 親トピック : 既知の問題 8

9 製品互換 InfoMaker 12.5 は 多数のソフトウェア製品を使用して互換性をテストしました 次の表に InfoMaker でテストしたソフトウェア製品の一部を示します ソフトウェアの種類または製品 PowerBuilder SQL Anywhere Microsoft.NET Framework Ghostscript 互換性の説明 InfoMaker は PowerBuilder Classic 12.5 を使用してテストしました InfoMaker 12.5 は SQL Anywhere を使用してテストしました Excel 12 として保存する機能には.NET Framework 4.0 が必要です レポートを PDF として保存する機能は AFPL Ghostscript バージョン 8.60 を使用してテストしました 9

10 サードパーティコンポーネントと配布 InfoMaker アプリケーションは InfoMaker と一緒にインストールされるサードパーティコンポーネントに一部依存します これらのコンポーネントの一部をアプリケーションと一緒に再配布できますが その他のコンポーネントはベンダから入手する必要があります 無償でダウンロードできるコンポーネントについては DVD の Support ディレクトリおよび Sybase Web サイト にある無償ダウンロード規約を参照してください Apache ファイル InfoMaker に含まれる Apache ファイルをユーザに再配布できます Microsoft ファイル InfoMaker の各種機能を使用するには ランタイムコンピュータに特別な Microsoft ファイルが必要です Oracle(Sun Microsystems) ファイル JDBC 接続を行う場合や XSL-FO を使用してレポートとドキュメントを PDF 形式で保存する場合は Java Runtime Environment(JRE) が必要です 10

11 Apache ファイル InfoMaker に含まれる Apache ファイルをユーザに再配布できます InfoMaker 12.5 に含まれる Apache コードを使用したり再配布したりする場合は InfoMaker 12.5 の無償ダウンロード規約にある Apache License 規約に従う必要があります ファイルを PDF として保存するためにアプリケーションで XSL-FO を使用するには Apache Formatting Objects Processor(FOP) のバージョン が必要です Apache FOP Web サイト を参照してください レポートの XML サポートには Apache Xerces ファイルである xerces-c_2_6.dll および xerces-depdom_2_6.dll が必要です Xerces C++ Parser Web サイト を参照してください 親トピック : サードパーティコンポーネントと配布 11

12 Microsoft ファイル InfoMaker の各種機能を使用するには ランタイムコンピュータに特別な Microsoft ファイルが必要です Visual C++ ランタイムと Active Template Library コアな InfoMaker ランタイムファイルを配布する場合は ユーザのコンピュータまたはサーバに Microsoft Visual C++ ランタイムライブラリ msvcr71.dll と msvcp71.dll および Microsoft.NET Active Template Library(ATL) モジュール atl71.dll が存在することを確認します InfoMaker ランタイムファイルは 実行時にこれらのファイルに依存するため すべての InfoMaker アプリケーションにこれらのファイルが必要です これらのファイルは DLL アーカイブ Web サイト または で入手できます インクピクチャライブラリ アプリケーションでインクエディット (InkEdit) コントロールおよびインクピクチャ (InkPicture) コントロールを使用する場合は Microsoft.Ink Microsoft.Ink.dll および Microsoft.Resources.dll が必要です これらのファイルは Microsoft Windows XP Tablet PC Edition の Software Development Kit 1.7 の一部です この SDK は Microsoft 社の Web サイト で入手できます これらの DLL と.NET Framework 2.0 との間に互換性の問題があることを Microsoft 社は確認しています この問題に対処するための更新プログラムは Microsoft 社の Web サイト 84BBEFA DF E3BDBF9D805F&displaylang=en で入手できます DirectX 9.0c ランタイム InfoMaker アプリケーションは 3D グラフ (3D 円 3D 横棒 3D 縦棒 3D 折れ線 および 3D 面 ) をより洗練された外観で表示するために DirectX 3D 表示を使用できます DirectX グラフ様式にデータ項目や系列の透明度設定を使用して データの外観を改善できます DirectX 3D 表示は DirectX 9.0c ランタイムに依存しています 3D グラフのプロパティビューにある [ 全般 ] タブで [3D レンダリング ] チェックボックスを最初にオンにしたときに InfoMaker は DirectX インストーラを起動します インストールを見送ると 3D レンダリングプロパティは無視されます InfoMaker アプリケーションのエンドユーザは DirectX グラフ様式を表示するために コンピュータに DirectX 9.0c ランタイムもインストールしておく必要があります DirectX 9.0c ランタイムは Microsoft 社の Web サイト からダウンロードできます コンピュータが古いグラフィックドライバを使用している場合 DirectX がサポートされているかどうかを確認するには dxdiag.exe を実行します 通常 この.exe ファイルは Windows\System32 ディレクトリにインストールされています dxdiag.exe を実行したときに開く DirectX 診断ツールの [ ディスプレイ ] タブに Direct3D が有効かどうかが示されます 親トピック : サードパーティコンポーネントと配布 12

13 Oracle(Sun Microsystems) ファイル JDBC 接続を行う場合や XSL-FO を使用してレポートとドキュメントを PDF 形式で保存する場合は Java Runtime Environment(JRE) が必要です JRE のサードパーティ条項については 無償ダウンロード規約に関するドキュメントを参照してください JRE は Sun Developer Network からダウンロードできます 親トピック : サードパーティコンポーネントと配布 13

14 移行について InfoMaker アプリケーションは どのバージョンの InfoMaker からでもそれ以降のバージョンに移行することが可能です 新しいバージョンに移行する前に アプリケーションが影響を受ける可能性がある InfoMaker の変更点については 技術文書の PowerBuilder アプリケーションの移行 ( 英語 ) で確認してください タイトルの後に (IM) と表記されたトピックは InfoMaker に関するものです 14

15 ヘルプおよびその他の情報の入手 この製品リリースの詳細については 製品 DVD 製品マニュアル Web サイト およびオンラインヘルプを参照してください 製品 DVD( またはダウンロード )- PDF 形式の製品マニュアルが含まれます 日本コンピュータシステム Web サイト - 標準の Web ブラウザでアクセスすることができるオンライン版のマニュアルがあります このサイトでは PDF 形式でマニュアルを見ることができます Sybase 製品マニュアル Web サイト ( 英語 ) には Sybase の製品マニュアルのほか EBF/ メンテナンス 技術文書などへのリンクも含んでいます 製品のオンラインヘルプ ( 使用可能な場合 ) PDF ドキュメントを読んだり 印刷したりするには Adobe Acrobat Reader が必要です Adobe Acrobat Reader は Adobe Web サイトから無償でダウンロードすることができます 注意 : 製品リリース後に追加された重大な製品情報またはドキュメント情報を含む最新のリリースノートを日本コンピュータシステム Web サイトで入手できる場合があります テクニカルサポート サポートハンドブック を参照してください MySybase プロファイルの作成 MySybase は Sybase Web ページを自分用にカスタマイズできる無料のサービスです 15

16 テクニカルサポート サポートハンドブック を参照してください 親トピック : ヘルプおよびその他の情報の入手 16

17 MySybase プロファイルの作成 MySybase は Sybase Web ページを自分用にカスタマイズできる無料のサービスです 1. にアクセスします 2. [Register Now] をクリックします 親トピック : ヘルプおよびその他の情報の入手 19