データ構造

Size: px
Start display at page:

Download "データ構造"

Transcription

1 アルゴリズム及び実習 9 馬青 1

2 文字列の探索 文字列探索 (string searching) は文字列照合 (string pattern matching) ともいう テキストと呼ばれる文字列の中に パターンと呼ばれる文字列に一致する部分があるかどうかを調べる問題である そのような部分が見つかった場合には その場所を答えとする テキストエディターにおける探索コマンドやテキストデータベースにおける検索などに使われる 使用頻度の高い操作である 2

3 C 言語の復習 文字の入出力 標準入力からの入力は ch=getchar(); or scanf( %c, &ch); /* int で宣言の場合 warning message が出る処理系がある char で宣言すると warning message が出ない */ 標準出力への出力 putchar(ch); or printf( %c, ch); 3

4 C 言語の復習 文字列 文字列変数の宣言 char s[64]; 数字 64 は配列の大きさだが 最後に必ずヌル文字 0 を入れないといけないので 格納できる半角文字の最大個数は 64-1=63 となる 文字列変数を初期化しながら宣言 char s[]= Ryukoku Uni. ; 文字列の付与 : strcpy(s, Ryukoku Uni. ); この配列は計算機上実際に以下のように表現される s[0] s[1] s[2] s[3] s[4] s[5] s[6] s[7] s[8] s[9] s[10] s[11] s[12] R y u k o k u U n i. 0 つまり 文字列を上記のように宣言し 実際の値を付与すると 1 文字ごとに配列に格納され最後にヌル文字 0 が自動的に付加される 4

5 C 言語の復習 文字列 文字列をキーボードから丸ごとに読み込む #define Length 5 char line[length]; fgets(line, sizeof(line), stdin); できれば大きめな数字 (256 など ) 改行までか最大 Length-1 個の文字を読み込むことができる 123 を入力した場合 line[0]= 1, line[1]= 2, line[2]= 3, line[3]= n, line[4]= を入力した場合 line[0]= 1, line[1]= 2, line[2]= 3, line[3]= 4, line[4]= 0 になる 5

6 C 言語の復習 文字列 char s[64]; scanf( %s, s); で文字列を読み込むこともできる ただし たとえば ab cd という一行を入力する場合 fgets(s, sizeof(s), stdin) なら s に ab cd がそのまま入る つまり 空白やタブまで読み込む scanf( %s, s) なら s に ab のみが入る すなわち s[0]= a, s[1]= b, s[2]= 0 6

7 C 言語の復習 文字列 fgets() で 1 行を文字列変数 s に読み込んだ場合 s の中身は以下となる s[0] s[1] s[2] s[3] s[4] s[5] s[6] s[7] s[8] s[9] s[10] s[11] s[12] R y u k o k u U n i n 0 s[strlen(s)-1]= 0 ; で s は以下になる s[0] s[1] s[2] s[3] s[4] s[5] s[6] s[7] s[8] s[9] s[10] s[11] s[12] R y u k o k u U n i 0 0 つまり s の中から改行記号 n が取り除かれることとなる 7

8 C 言語の復習 ファイルの入出力 ファイルの読み込みは./a.out<filenameというやり方もある ただ これはキーボードからの入力がないときのみ使える方法 たとえば文字列探索の場合 テキストをファイルから 探索パターンをキーボード ( 標準入力 ) から入力したいので これまでの方法では対応困難である このような場合 ファイルの入出力関数を利用することで解決できる FILE *fp; // ファイルポインター変数 fp=fopen( filename, r ); // ファイルを読み込むためにオープン fp=fopen( filename, w ); // ファイルを書き出すためにオープン fgets(line, sizeof(line), fp); //stdinの代わりにfpを fclose(fp); // ファイルを使い終わったらクローズこのような場合 実行は./a.outのみとなる ちなみに scanf(...) fscanf(fp,...) ch=getchar() ch=fgetc(fp) printf(...) fprintf(fp,...) puts(...) fputs(..., fp) 8

9 演習問題 1 以下のようなファイル text.dat があったとする このファイルからデータを読み込み 改行も含めてまったく同じ形式でこのデータをファイル textcopy.dat に書き出すプログラムを書きなさい ただし ファイルの入出力は前のページのやり方を用いる text.dat string searching algorithms, sometimes called string matching algorithms, are an important class of string algorithms that try to find a place where one or several strings (also called patterns) are found within a larger string or text. 9

10 演習問題 2 関数 int CSearch(char t[], int ch) を作成しなさい ただし 文字変数 ch を文字列変数 t の一つ一つの文字と比較していき 一致すれば その配列の要素番号を 一致するものがなければ -1 を返す つまり たとえば 文字列変数 t に Ryukoku University が入っている場合 文字変数 ch に u が入っていれば 2 が返される x が入っていれば -1 が返される 10

11 演習問題 3 以下のファイルから文字列を読み込み 演習問題 2 で作成した関数を利用して キーボードから読み込んだ文字と比較しその比較結果を出力するプログラムを作成しなさい ただし 以下のファイルは途中に改行が一切なく 一行として読み込むことができるものとする text.dat string searching algorithms, sometimes called string matching algorithms, are an important class of string algorithms that try to find a place where one or several strings (also called patterns) are found within a larger string or text. 改行なし!! 11

12 文字列の探索 方法 : テキストとパターンを照合する方法で最も単純なものは パターンをテキスト上で1 文字ずつ移動させながら力まかせに比較していく方法で 力まかせアルゴリズムと呼ばれる テキストへのポインタの後戻りをなくしたKMP(Knuth-Morris-Pratt) 法 パターンを1 文字ずつでなく可能な限りテキスト上を移動させるように工夫したBM(Boyer-Moore) 法がある 12

13 力任せ法 パターンをテキスト上で1 文字ずつ移動させながら照合し 不一致が出た時点でテキストの位置を照合の開始位置の直後の位置に戻し 再び1 文字ずつ移動させながら照合していく方法である たとえば テキスト ABCBABACB の中から 下線部分の文字列パターン を探索する場合 気をつけなければならないのは 最初にABCAまで照合が成功しその次のBで照合が失敗した場合 テキストの次の探索位置としてそのB( つまり5 文字目のB) からスタートしてはいけなくて 2 文字目の位置 (B) まで戻してスタートしなければならないことである 13

14 力任せ法 テキスト : パターン : ABCBB テキスト : パターン : ABCBB 14

15 アルゴリズム 1 入力 : テキストの文字列配列 t, パターンの文字列 p 出力 : 探索成功ならテキスト上パターンが出現する最初の位置を posに付与する 探索が失敗なら-1をposに付与する 補助 :i: テキストの位置, j: パターンの位置? 1. { 初期設定 }i=0, j=0とおく 2. iがテキストの最後に達されたか jがパターンの最後に達されるまで 次の操作を繰り返す 2-1 t[i] と p[j] が比較し 一致すれば? そうでなければ? ABCABCBCBABACB i ABCBC j 3. もしjがパターンの最後に達されていれば pos=i-j そうでなければ pos=-1 ( 最悪 ) 計算量 :O(mn) m: パターンの長さ n: テキストの長さ 15

16 パターンが複数存在する場合 そのす テキスト : パターン : べてを探索したい ABCBB これで終わりではなく テキスト : パターン : ABCBB 一箇所目 二箇所目 16

17 アルゴリズム 2 アルゴリズム 1 から変更のポイント パターンのテキスト上の位置変数 pos を配列変数に パターンの出現回数を数えるための変数を用意する パターン探索が成功なら パターンのテキスト上の位置を求め 位置の配列変数に格納することに加え パターンの出現回数を 1 つ足す テキストの位置変数 i を次に探索開始の位置に設定し パターンの位置変数 j をパターンの最初の位置に戻す テキストの最後に達するまで 処理を繰り返す 17

18 アルゴリズム 2 入力 : テキストの文字列配列 t, パターンの文字列 p 出力 : 探索成功ならパターンの出現回数を変数 cnt に 位置を配列 pos[] に格納 探索失敗なら cnt が 0 のまま 補助 :i: テキストの位置, j: パターンの位置 1. { 初期設定 }i=0, j=0, cnt=0 とおく 2. i がテキストの最後に達されていなければ 以下を繰り返す 2-1 t[i] と p[j] が比較し 一致すれば? そうでなければ? 2-2 もし j がパターンの最後に達されていれば pos[cnt]=?, i=?, j=0, cnt++ 18

19 第 9 回実習課題 1. 文字列探索アルゴリズム 1 を実現する関数 int StrSearch1(char t[], char p[]) を作成し その動作を確認できるプログラム (ex09- ssearch1.c) を作成しなさい ただし t[], p[] はそれぞれテキストとパターンを格納する文字列変数で パターンの位置が戻り値である ( 見つからないときは -1) また 動作確認の際 テキストは Web からダウンロードした ex09.dat を ファイル入出力関数を利用して 用いること ただし ファイル ex09.dat は途中に改行が一切なく 一行として読み込むことができるものとする 2. 文字列探索アルゴリズム2を実現する関数 int StrSearch2(char t[], char p[], int pos[]) を作成し その動作を確認できるプログラム (ex09-ssearch2.c) を作成しなさい ただし t[], p[] はそれぞれテキストとパターンを格納する文字列変数 pos[] はパターンの位置を格納する配列で 戻り値はパターンの出現回数である また 動作確認の際 テキストは課題 1と同じファイルex09.dat を ファイル入出力関数を利用して 用いること ( 発展課題 ) 19

20 課題 1 の実行例./a.out the pattern to find: searching algorithm position: 7 the pattern to find: algorithm position: 17 the pattern to find: Ctrl-D 課題 2 の実行例./a.out the pattern to find: searching algorithm cnt: 1, position: 7 the pattern to find: algorithm cnt: 3, position: the pattern to find: string cnt: 5, position: the pattern to find: Ctrl-D 20

ポインタ変数

ポインタ変数 プログラミング及び実習 7 馬青 1 文字列処理 文字列 文字列は " ( ダブルクォーテーション ) で囲んで表現される 文字列というデータ型が存在しないので 文字列は文字の配列 あるいはポインタ変数として扱われる また 文字の配列あるいはポインタ変数を宣言するときのデータ型は char を用いる 従って char s[]="ryukoku Uni."; あるいは char *s="ryukoku

More information

ポインタ変数

ポインタ変数 プログラミング及び実習 5 馬青 1 文字処理 数値処理 : 整数 浮動小数点数 単一の文字は と ( シングルクォーテーション ) で囲んで表現される 文字のデータ型は char または int である int を用いたほうが ライブラリの関数の引数の型と一致する 以下は全部 int の使用に統一する 従って int ch; で文字変数を宣言しておくと ch= A ; のように ch に文字 A

More information

ポインタ変数

ポインタ変数 プログラミング及び実習 5 馬青 1 文字処理 数値処理 : 整数 浮動小数点数 単一の文字は と ( シングルクォーテーション ) で囲んで表現される 文字のデータ型は char または int である int を用いたほうが ライブラリの関数の引数の型と一致する 以下は全部 int の使用に統一する 従って int ch; で文字変数を宣言しておくと ch= A ; のように ch に文字 A

More information

データ構造

データ構造 アルゴリズム及び実習 7 馬青 1 表探索 定義表探索とは 表の形で格納されているデータの中から条件に合ったデータを取り出してくる操作である 但し 表は配列 ( 連結 ) リストなどで実現できるので 以降 表 の代わりに直接 配列 や リスト などの表現を用いる場合が多い 表探索をただ 探索 と呼ぶ場合が多い 用語レコード : 表の中にある個々のデータをレコード (record) と呼ぶ フィールド

More information

ポインタ変数

ポインタ変数 プログラミング及び実習 8 馬青 1 文字列処理の標準ライブラリ関数 (1/2) これらの関数を使うためには ヘッダファイル をインクルードしておく必要がある ( 変数 s:char *, 変数 t:const char *, 変数 n: int) 関数 char *strcpy(s, t) char *strncpy(s, t, n) char *strcat(s, t) char

More information

ファイル入出力

ファイル入出力 C プログラミング Ⅱ の基礎 とは ファイルへデータを書き込んだり ( 出力 ), ファイルからデータを読み込んだり ( 入力 ) する C 言語では キーボードからの入力 画面への出力と同じようなコードで 処理を実現できる プログラム 入力 出力 ファイル 出力 入力 2 入出力の基本 ストリーム プログラム上で様々な装置への入出力を行う機構様々な入出力装置を統一的な方法で扱うことができる ハードディスクなどではファイルデータによって入出力が行われる

More information

ファイル入出力

ファイル入出力 C プログラミング Ⅱ の基礎 とは ファイルへデータを書き込んだり ( 出力 ), ファイルからデータを読み込んだり ( 入力 ) する C 言語では キーボードからの入力 画面への出力と同じようなコードで 処理を実現できる プログラム 入力 出力 ファイル 出力 入力 2 入出力の基本 ストリーム プログラム上で様々な装置への入出力を行う機構様々な入出力装置を統一的な方法で扱うことができる ハードディスクなどではファイルデータによって入出力が行われる

More information

Taro-ファイル処理(公開版).jtd

Taro-ファイル処理(公開版).jtd ファイル処理 0. 目次 1. はじめに 2. ファイル内容の表示 3. ファイル内容の複写 3. 1 文字単位 3. 2 行単位 4. 書式付き入出力 5. 文字配列への入出力 6. 課題 6. 1 課題 1 ( ファイル圧縮 復元 ) - 1 - 1. はじめに ファイル処理プログラムの形は次のようになる #include main() { FILE *fp1,*fp2; ファイルポインタの宣言

More information

gengo1-12

gengo1-12 外部変数 関数の外で定義される変数を外部変数 ( 大域変数 ) と呼ぶ 外部変数のスコープは広域的 ( プログラム全体 ) 全ての関数で参照可能 int a=10; double x=3.14159; printf( a = %d\n, a); sample(); printf( %f\n, x); void sample(void) printf( %f\n, x); x += 1.0; 外部変数

More information

ポインタ変数

ポインタ変数 プログラミング及び実習 6 馬青 1 例 : ファイルデータの整形 以下の ipt.dat ファイルを opt.dat ファイルに変換するプログラム ipt.dat の中の空白は空白かタブであり opt.dat の中の No と番号の間は 1 個の空白で 番号と点数の間は 1 個のタブである 2 データ ipt.dat no.1 79 no.2 73 no.3 89 no.4 67 no.5 99

More information

データ構造

データ構造 アルゴリズム及び実習 7 馬青 1 表探索 定義表探索とは 表の形で格納されているデータの中から条件に合ったデータを取り出してくる操作である ただし 表は配列などで実現できるので 以降 表 の代わりに直接 配列 などの表現を用いる場合が多い 表探索をただ 探索 と呼ぶ場合が多い 用語レコード : 表の中にある個々のデータをレコード (record) と呼ぶ フィールド : レコードが名前と生年月日などで構成されているとすれば

More information

情報処理演習 B8クラス

情報処理演習 B8クラス 予定スケジュール ( 全 15 回 ) 1 1. 終了 プログラミング言語の基礎 2. 終了 演算と型 3. 終了 プログラムの流れの分岐 (if 文,switch 文など ) 4. 終了 プログラムの流れの繰返し (do, while, for 文など ) 5. 終了 中間レポート1 6. 終了 配列 7. 終了 関数 8. 終了 文字列 ( 文字列の配列, 文字列の操作 ) 9. 終了 ポインタ

More information

Microsoft Word - Cプログラミング演習(9)

Microsoft Word - Cプログラミング演習(9) 第 9 回 (6/18) 3. ファイルとその応用 外部記憶装置に記録されたプログラムやデータを, ファイルと呼ぶ シーケンシャルファイルやランダムファイルへのデータの記録や読み出し, 更新の手順について学習する (1) ファイルとレコードファイル複数の関連したデータを一つに集めたり プログラムを外部記憶装置に保存したものレコードファイルを構成する一塊のデータ ex. 個人カードフィールドレコードを構成する個別の要素

More information

gengo1-12

gengo1-12 外部変数 関数の外で定義される変数を外部変数 ( 大域変数 ) と呼ぶ 外部変数のスコープは広域的 ( プログラム全体 ) 全ての関数で参照可能 int a=10; double x=3.14159; printf( a = %d\n, a); sample(); printf( %f\n, x); void sample(void) printf( %f\n, x); x += 1.0; 外部変数

More information

Microsoft Word - no103.docx

Microsoft Word - no103.docx 次は 数える例です ex19.c /* Zeller の公式によって 1 日の曜日の分布を求めるプログラム */ int year, month, c, y, m, wnumber, count[7] = {0, i; for(year = 2001; year

More information

Microsoft PowerPoint - 第3回目.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 第3回目.ppt [互換モード] 第 3 回プログラミング応用 目的ファイル入出力 1. ファイルの概念 2. ファイルの読み込み 3. ファイルの書き込み CPU 演算 判断 ファイルの概念 内部記憶装置 OS 機械語プログラム 入力装置 キーボード 出力装置 ディスプレイ ファイル 外部記憶装置ハードディスク CD-ROM CPU が外部とデータをやり取りするための媒介 printf 関数や scanf 関数でもうすでにファイルのやり取りの基本は学んでいる

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation 工学部 6 7 8 9 10 組 ( 奇数学籍番号 ) 担当 : 長谷川英之 情報処理演習 第 7 回 2010 年 11 月 18 日 1 今回のテーマ 1: ポインタ 変数に値を代入 = 記憶プログラムの記憶領域として使用されるものがメモリ ( パソコンの仕様書における 512 MB RAM などの記述はこのメモリの量 ) RAM は多数のコンデンサの集合体 : 電荷がたまっている (1)/ いない

More information

gengo1-12

gengo1-12 外部変数 関数の外で定義される変数を外部変数 ( 大域変数 ) と呼ぶ 外部変数のスコープは広域的 ( プログラム全体 ) 全ての関数で参照可能 int a=10; double x=3.14159; printf( a = %d\n, a); sample(); printf( %f\n, x); void sample(void) printf( %f\n, x); x += 1.0; 外部変数

More information

6 文字列処理 ( 教科書 p.301p.332) 今回は 言語の文字列処理について復習し, 文字列の探索手法について学びます. 文字列とはプログラム上での文字の並びを表すのが文字列です. これは中身が空であっても同様に呼ばれます. 言語では "STRING" のように文字の並びを二重引用符 " で囲んだものを文字列リテラルと呼びます. SII コードの場合, 割り当てられる数値は図 1 のようになっています.

More information

※ ポイント ※

※ ポイント ※ 4S-RO ロボティクス実験 参考資料 ファイル入出力 : ファイルの読み込み 1 周目に計測した生体情報データを読み込み プログラムにより信号処理を行うが その際にファイルの 入出力が必要となる 実験前半ですでに学習しているが必要に応じて本資料を参考にすること 以下のようにすると指定したファイルを読み込むことができる ( 詳細は後から記述 ) int i; double --------; char

More information

演算増幅器

演算増幅器 ファイルこれまでにデータの入力方法として キーボードからの入力を用いてきた 構造体を習った際に実感してもらえたと思うが 入力データ量が多いときにはその作業は大変なものとなり 入力するデータを間違えた場合には最初からやり直しになる そこで今回はこれらの問題を解決するため あらかじめ入力データをテキストエディタなどで編集し ファイルとして保存したものを入力データとして用いる方法を習っていく さらにプログラムで作成したデータをファイルに出力する方法も併せて習っていく

More information

C言語講座 ~ファイル入出力編~

C言語講座 ~ファイル入出力編~ C 言語講座 ~ ファイル入出力編 ~ ポインタ使います 例 2 練習問題 3 初めに プログラムを組む上での話と今回の演習について 例えばこの画面の場合 背景の動画の描写 ノーツを流れてくるようにする ボタンを押したら違反亭ライン近くのノーツは消えるようにする処理 曲の難易度ごとに判定を追加とか残りの処理 完成 演習 1 クリア 演習 2 クリア 過程は各自で考えてください 演習 3 クリア ファイルの出入力でこれからやること

More information

練習&演習問題

練習&演習問題 練習問題 ファイル入出力 練習問題 1 ファイルへのデータ出力 配列 a[ ] の値をファイル data.txt に出力するプログラムを作成しなさい #include #include /* srand(), rand() */ #include /* time() */ int main(void) { int i; double a[5];

More information

データ構造

データ構造 アルゴリズム及び実習 3 馬青 1 バブルソート 考え方 : 隣接する二つのデータを比較し データの大小関係が逆のとき 二つのデータの入れ替えを行って整列を行う方法である 2 バブルソートの手順 配列 a[0],a[1],,a[n-1] をソートする場合 ステップ 1: 配列 a[0] と a[1],a[1] と a[2],,a[n-2] と a[n-1] と となり同士を比較 ( 大小が逆であれば

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation ファイルの入出力 芝浦工業大学情報工学科 青木義満 今回の講義内容 ファイル入出力 ファイルからのデータ読込み ファイルと配列 2 1 ファイルへのデータ書き込み ( 復習 ) ソースファイル名 :fileio1.c データをファイルに書き込み #include int main(void) { ファイルポインタ宣言 int student_id = 100; char name[

More information

Microsoft PowerPoint - 14th.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - 14th.ppt [互換モード] 工学部 6 7 8 9 10 組 ( 奇数学籍番号 ) 担当 : 長谷川英之 情報処理演習 第 14 回 2011 年 1 月 20 日 1 今日のテーマ ファイル入出力 ですが, キーボード入力などもおさらいします 2 標準入力 キーボードで入力 : 標準入力という例 )scanf( %d,&i) 前回までの講義でファイルからデータを読み込む場合に使用した関数 : fscanf 例 )fscanf(fin,

More information

Microsoft PowerPoint - prog04.ppt

Microsoft PowerPoint - prog04.ppt プログラミング言語 2 第 04 回 (2007 年 05 月 14 日 ) 今日の配布物 片面の用紙 1 枚 今日の課題が書かれています 本日の出欠を兼ねています 1 今日やること http://www.tnlab.ice.uec.ac.jp/~s-okubo/class/language/ にアクセスすると 教材があります 2007 年 05 月 14 日分と書いてある部分が 本日の教材です 本日の内容

More information

C プログラミング演習 1( 再 ) 2 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ

C プログラミング演習 1( 再 ) 2 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ C プログラミング演習 1( 再 ) 2 講義では C プログラミングの基本を学び 演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ 今回のプログラミングの課題 次のステップによって 徐々に難易度の高いプログラムを作成する ( 参照用の番号は よくわかる C 言語 のページ番号 ) 1. キーボード入力された整数 10 個の中から最大のものを答える 2. 整数を要素とする配列 (p.57-59) に初期値を与えておき

More information

文字列 2 前回の授業ではコンピュータ内部での文字の取り扱い 文字型の変数 文字型変数への代入方法などを学習した 今回は 前回に引き続き 文字処理を学習する 内容は 標準入出力 ( キーボード ディスプレイ ) での文字処理 文字のファイル処理 文字を取り扱うライブラリ関数である 標準入出力 Lin

文字列 2 前回の授業ではコンピュータ内部での文字の取り扱い 文字型の変数 文字型変数への代入方法などを学習した 今回は 前回に引き続き 文字処理を学習する 内容は 標準入出力 ( キーボード ディスプレイ ) での文字処理 文字のファイル処理 文字を取り扱うライブラリ関数である 標準入出力 Lin 文字列 2 前回の授業ではコンピュータ内部での文字の取り扱い 文字型の変数 文字型変数への代入方法などを学習した 今回は 前回に引き続き 文字処理を学習する 内容は 標準入出力 ( キーボード ディスプレイ ) での文字処理 文字のファイル処理 文字を取り扱うライブラリ関数である 標準入出力 Linux では 一般的に 標準入力装置としてキーボードが 標準出力装置としてディスプレイが割り当てられている

More information

Microsoft Word - no15.docx

Microsoft Word - no15.docx 7. ファイルいままでは プログラムを実行したとき その結果を画面で確認していました 簡単なものならそれでもいいのですか 複雑な結果は画面で見るだけでなく ファイルに保存できればよいでしょう ここでは このファイルについて説明します 使う関数のプロトタイプは次のとおりです FILE *fopen(const char *filename, const char *mode); ファイルを読み書きできるようにする

More information

プログラミング基礎

プログラミング基礎 C プログラミング 演習 アルゴリズム基礎論 演習 第 10 回 今後の予定 12/22( 月 ) 期末試験 (60 分間 ) 場所 :A1611 時間 :16:20~17:20 課題の最終提出締切 :12/19( 金 ) これ以降の新規提出は評価されない 12/22までに最終状況を提示するので, 提出したのに や になってる人は自分の提出内容や提出先を再確認した上で12/26までに問い合わせること

More information

Microsoft PowerPoint - kougi6.ppt

Microsoft PowerPoint - kougi6.ppt C プログラミング演習 第 6 回ファイル処理と配列 1 ファイル処理 2 ファイル読み込み ファイル プログラム ファイルの中身は変わらない 3 ファイル書き出し ファイル プログラム ファイルの中身が変わる ファイルは伸び縮みすることがある 4 例題 1. テキストファイル形式の ファイルからのデータ読み込み 次のような名簿ファイル ( テキストファイル形式 ) を読み込んで,1 列目の氏名と,3

More information

Microsoft PowerPoint pptx

Microsoft PowerPoint pptx 情報処理 Ⅱ 第 12 13回 2011 年 1 月 31 17 日 ( 月 ) 本日学ぶこと ファイル入出力, 標準入力 標準出力 記憶域管理関数 (malloc など ) 問題 ファイルを入力にとり, 先頭に行番号をつけて出力できる? 行列の積を, ファイルを介して読み書き 計算できる? Wakayama University./line 1:Wakayama 2:University 3 2

More information

Microsoft Word - no202.docx

Microsoft Word - no202.docx 1.4 ポインタと配列 ポインタ変数は前回説明したように 値の入っているアドレスを示す変数です では 配列はどの ようにメモリ上に格納されるか調べてみましょう ex07.c /* ポインタと配列の関係 */ int a[3]={1, 2, 3; /* int 型の大きさ 3 の配列として宣言 */ int *i; /* int 型へのポインタとして宣言 */ double x[3] = {1.0,

More information

計算機プログラミング

計算機プログラミング プログラミング言語 C 第 8 講 システム標準関数 ( 入出力関数 ) システム標準関数 システムに備え付けの関数 例 ) printf( ); scanf( ); 標準出力関数 標準入力関数 A. 入出力用の関数 高水準入出力関数 高水準言語 (OS に依存しない ) 低水準入出力関数 機械語レベル (OS に依存 ) B. それ以外の関数 引数と関数の型 ( 戻り値 ) に注目しましょう 例

More information

Microsoft Word - no204.docx

Microsoft Word - no204.docx 2. ファイル処理 2.1 ファイル処理の基本いままでは プログラムを実行したとき 入力はキーボードから入れていました また その結果を画面で確認していました 簡単なものならそれでもいいのですが 複雑な入力はファイルから読み込んだり 結果は画面で見るだけでなくファイルに保存できればよいでしょう ここでは ファイル処理について説明します 使う関数のプロトタイプは次のとおりです FILE *fopen(const

More information

Prog1_12th

Prog1_12th 2013 年 7 月 4 日 ( 木 ) 実施 ファイル処理ファイルとはファイル (file) は日常用語では紙などを綴じたものを表すが, コンピュータ用語ではデータの集合体を指す言葉である ファイルは例えば, 文書ファイルやプログラムファイルのように, 用途によって分類されることもあれば, また, テキストファイルやバイナリファイルのように, ファイルの作り方によって分類されることもある なお,

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング応用演習 第 5 回演習 前回までのお話 ポインタ ポインタを用いた文字列処理 構造体 ファイル 再帰的構造体 リスト構造 動的メモリ管理 今日のお題 ポインタやファイルなど これまでの内容の練習 教材 以前 以下に単語を収録したファイルがあることを紹介した : /usr/share/dict/words この中からランダムに単語を取り出したファイルを用意した http://sun.ac.jp/prof/yamagu/2019app/

More information

Microsoft PowerPoint - 5Chap15.ppt

Microsoft PowerPoint - 5Chap15.ppt 第 15 章文字列処理 今日のポイント 15.1 文字列処理の基本 strcpy strcat strlen strchr などの使い方をマスターする strcpy はなんて読むの? 普通はストリングコピー C のキーワードの読み方に悩んだら下記サイトを参考 ( 前回紹介とは別サイト ) http://www.okakogi.go.jp/people/miwa/program/c_lang/c_furoku.html

More information

文字列探索

文字列探索 文字列探索 平成 23 年 12 月 2 日 アルゴリズム論 9 回目 文字列探索 データベース ( 構造化データ ) キーを指定 そのキーを持つレコード検索 テキスト ( 非構造データ ) 検索したい文字の並び (string): パターン探査される文字列を含む情報 : テキスト 腕ずくの方法 KMP(Knuth-Morris-Pratt) 法 BM(Boyer-Moore) 法 腕ずくの方法 Patten

More information

2006年10月5日(木)実施

2006年10月5日(木)実施 2010 年 7 月 2 日 ( 金 ) 実施 ファイル処理ファイルとはファイル (file) は日常用語では紙などを綴じたものを表すが, コンピュータ用語ではデータの集合体を指す言葉である ファイルは例えば, 文書ファイルやプログラムファイルのように, 用途によって分類されることもあれば, また, テキストファイルやバイナリファイルのように, ファイルの作り方によって分類されることもある なお,

More information

Prog1_10th

Prog1_10th 2012 年 6 月 20 日 ( 木 ) 実施ポインタ変数と文字列前回は, ポインタ演算が用いられる典型的な例として, ポインタ変数が 1 次元配列を指す場合を挙げたが, 特に,char 型の配列に格納された文字列に対し, ポインタ変数に配列の 0 番の要素の先頭アドレスを代入して文字列を指すことで, 配列そのものを操作するよりも便利な利用法が存在する なお, 文字列リテラルは, その文字列が格納されている領域の先頭アドレスを表すので,

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション シミュレーション基礎 (8) 第 6 章ファイル入出力 7.2 テキストファイルの読み書き ファイルに書き込む : EX70201: X=1:10;Y=[X;X.^2]; Fid=fopen('datal.txt', wt'); fprintf(fid,'%2d%5d n',y); C 言語と同じ手順 : ファイルをオープンするファイルに変数の値を書き込む ( 整数 2 桁, 整数 5 桁, 改行

More information

書式に示すように表示したい文字列をダブルクォーテーション (") の間に書けば良い ダブルクォーテーションで囲まれた文字列は 文字列リテラル と呼ばれる プログラム中では以下のように用いる プログラム例 1 printf(" 情報処理基礎 "); printf("c 言語の練習 "); printf

書式に示すように表示したい文字列をダブルクォーテーション () の間に書けば良い ダブルクォーテーションで囲まれた文字列は 文字列リテラル と呼ばれる プログラム中では以下のように用いる プログラム例 1 printf( 情報処理基礎 ); printf(c 言語の練習 ); printf 情報処理基礎 C 言語についてプログラミング言語は 1950 年以前の機械語 アセンブリ言語 ( アセンブラ ) の開発を始めとして 現在までに非常に多くの言語が開発 発表された 情報処理基礎で習う C 言語は 1972 年にアメリカの AT&T ベル研究所でオペレーションシステムである UNIX を作成するために開発された C 言語は現在使われている多数のプログラミング言語に大きな影響を与えている

More information

プログラミング基礎

プログラミング基礎 C プログラミング Ⅱ 演習 2-1(a) BMI による判定 文字列, 身長 height(double 型 ), 体重 weight (double 型 ) をメンバとする構造体 Data を定義し, それぞれのメンバの値をキーボードから入力した後, BMI を計算するプログラムを作成しなさい BMI の計算は関数化すること ( ) [ ] [ ] [ ] BMI = 体重 kg 身長 m 身長

More information

Microsoft PowerPoint - CproNt02.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - CproNt02.ppt [互換モード] 第 2 章 C プログラムの書き方 CPro:02-01 概要 C プログラムの構成要素は関数 ( プログラム = 関数の集まり ) 関数は, ヘッダと本体からなる 使用する関数は, プログラムの先頭 ( 厳密には, 使用場所より前 ) で型宣言 ( プロトタイプ宣言 ) する 関数は仮引数を用いることができる ( なくてもよい ) 関数には戻り値がある ( なくてもよい void 型 ) コメント

More information

Microsoft Word - Cプログラミング演習(10)

Microsoft Word - Cプログラミング演習(10) 第 10 回 (6/25) 3. ファイルとその応用 (3) ファイルの更新 シーケンシャルファイルの更新 シーケンシャルファイルでは, 各レコードが可変長で連続して格納されており, その中の特定のレコードを変更することができない そこで一般的には, マスタファイルからデータを取り出し, 更新処理を行ったあとに新マスタファイルに書き込む 注 ) マスタファイル : 主ファイル, 基本ファイルと呼ばれるファイルで内容は比較的固定的であり,

More information

Microsoft PowerPoint - 11.pptx

Microsoft PowerPoint - 11.pptx ポインタと配列 ポインタと配列 配列を関数に渡す 法 課題 : 配列によるスタックの実現 ポインタと配列 (1/2) a が配列であるとき, 変数の場合と同様に, &a[0] [] の値は配列要素 a[0] のアドレス. C 言語では, 配列は主記憶上の連続領域に割り当てられるようになっていて, 配列名 a はその配列に割り当てられた領域の先頭番地となる. したがって,&a[0] と a は同じ値.

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング応用演習 第 3 回構造体, ファイル入出力 先週の出席確認へのコメント 暗号を破りたいが 平文の候補が多すぎる 人間の目で確認する代わりに どんなプログラムがあればよいか? 辞書を挙げた人が多かった 正しい着眼です 何億個もの平文候補が想定されるので 形態素解析や品詞判別を挙げた人もいます 辞書に近い回答で悪くはないのですが 平文候補ごとにあまり高機能なものを呼び出すと時間がかかる

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング応用演習 第 2 回文字列とポインタ 先週のパズルの解説 答え : 全部 p a 1 図の書き方 : p+1 は式であって その値を格納する記憶場所を考えないので 四角で囲まない 2 p+1 同じものを表すいろいろな書き方をしてみましたが パズル以上の意味はありません プログラム中に書くときは p+1 が短くていいんじゃないかな p+1 は 2 の記憶場所 p[1] は 2 に格納されている値

More information

< F2D837C E95CF CF68A4A94C5816A2E6A>

< F2D837C E95CF CF68A4A94C5816A2E6A> 0. 目次 6. ポインタ変数と文字処理 6. 1 文字 6. 2 文字列定数 6. 3 文字列 6. 4 文字列配列 7. ポインタ変数と関数 8. 問題 7. 1 引数とポインタ変数 7. 1. 1 変数が引数の場合 7. 1. 2 ポインタ変数が引数の場合 7. 2 引数と配列 7. 3 戻り値とポインタ変数 問題 1 問題 2-1 - 6. ポインタ変数と文字処理 6. 1 文字 文字の宣言

More information

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation プログラミング基礎 第 2 週 (4,5,6 回 ) 2011-10-07 出村公成 この資料の再配布を禁止します 予定 プログラミング入門 (45 分 ) 変数 入出力 分岐 演習 (90 分 ) タッチタイプ練習 統合開発環境 Codeblocksの使い方 教科書例題の打ち込みと実行 プログラミング入門 C 言語の簡単な例を体験 変数 入出力 分岐 プログラムの例リスト 2.1 改 #include

More information

今までの復習 プログラムで最低限必要なもの 入力 ( キーボードから ファイルから ) 出力 ( 画面へ ファイルへ ) 条件分岐 : 条件の成立 不成立により 異なる動作をする 繰り返し : 一定の回数の繰返し 条件成立の間の繰返し 関数の定義 関数の呼び出し C ではそれ以外に ポインタ データ

今までの復習 プログラムで最低限必要なもの 入力 ( キーボードから ファイルから ) 出力 ( 画面へ ファイルへ ) 条件分岐 : 条件の成立 不成立により 異なる動作をする 繰り返し : 一定の回数の繰返し 条件成立の間の繰返し 関数の定義 関数の呼び出し C ではそれ以外に ポインタ データ C プログラミング演習 1( 再 ) 7 講義では C プログラミングの基本を学び演習では 実践的なプログラミングを通して学ぶ 今までの復習 プログラムで最低限必要なもの 入力 ( キーボードから ファイルから ) 出力 ( 画面へ ファイルへ ) 条件分岐 : 条件の成立 不成立により 異なる動作をする 繰り返し : 一定の回数の繰返し 条件成立の間の繰返し 関数の定義 関数の呼び出し C ではそれ以外に

More information

Microsoft PowerPoint - CproNt11.ppt [互換モード]

Microsoft PowerPoint - CproNt11.ppt [互換モード] 第 11 章入出力関数とライブラリ関数 CPro:11-01 概要 getchar putchar gets puts scanf printf strcat strcmp strcpy strlen atoi atof sprint sscanf 11.1 コンソール入出力関数 11-02 入力 出力 getchar putchar 一文字 gets puts 文字列 ( 一行 ) scanf printf

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング応用演習 第 2 回文字列とポインタ 先週のパズルの解説 答え : 全部 p a 1 図の書き方 : p+1 は式であって その値を格納する記憶場所を考えないので 四角で囲まない 2 p+1 同じものを表すいろいろな書き方をしてみましたが パズル以上の意味はありません プログラム中に書くときは p+1 が短くていいんじゃないかな p+1 は 2 の記憶場所 p[1] は 2 に格納されている値

More information

V

V V WWW Web IP DMZ DMZ ID Web PC CD DVD USB SD off SPAM SPAM SPAM SPAM Web Windows XP Vista Windows Update Mac OS X Linux FAX 100% Web SSL=HTTPS URL Web WinMX, Winny, Napstere, Donkey2000,

More information

<4D F736F F D20438CBE8CEA8D758DC F0939A82C282AB2E646F63>

<4D F736F F D20438CBE8CEA8D758DC F0939A82C282AB2E646F63> C 言語講座第 2 回 作成 : ハルト 前回の復習基本的に main () の中カッコの中にプログラムを書く また 変数 ( int, float ) はC 言語では main() の中カッコの先頭で宣言する 1 画面へ出力 printf() 2 キーボードから入力 scanf() printf / scanf で整数を表示 / 入力 %d 小数を表示 / 入力 %f 3 整数を扱う int 型を使う

More information

memo

memo 数理情報工学演習第一 C ( 第 12 回 ) 2016/07/11 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 今日の内容 : ファイルの入出力 コマンドライン引数 2 分探索 クイックソート ( ライブラリ ) 文字列検索 2 ファイル操作の手続き : ファイル操作 ファイルからのデータ読み込み ファイルへのデータ書き出し 基本的な手順 読みこむ / 書き出すファイルを開く

More information

Microsoft Word - 3new.doc

Microsoft Word - 3new.doc プログラミング演習 II 講義資料 3 ポインタ I - ポインタの基礎 1 ポインタとは ポインタとはポインタは, アドレス ( データが格納されている場所 ) を扱うデータ型です つまり, アドレスを通してデータを間接的に処理します ポインタを使用する場合の, 処理の手順は以下のようになります 1 ポインタ変数を宣言する 2 ポインタ変数へアドレスを割り当てる 3 ポインタ変数を用いて処理 (

More information

Microsoft PowerPoint - kougi2.ppt

Microsoft PowerPoint - kougi2.ppt C プログラミング演習 第 2 回 Microsoft Visual Studio.NET を使ってみよう 説明 例題 1. プログラム実行の体験 コンピュータを役に立つ道具として実感する 次ページのプログラムを使って, Microsoft Visual Studio.NETでの C++ ソースファイル編集, ビルド, テスト実行の一連の過程を体験する 例題 1 のプログラムの機能 計算の繰り返し

More information

gengo1-6

gengo1-6 繰り返し処理 while 文 do 文 所定回反復 ( 特定回数の繰り返し ) には for 文を用いた ある手順を 例えば 10 回 繰り返す といった繰り返し処理 問題を 10 題解け といった繰り返し 繰り返し回数が明示的に決まらない場合には while 文 do 文を用いる ある条件が満たされている限り繰り返す といった繰り返し処理では繰り返し回数は決まらない 不定回反復 例えば 理解できるまで問題を繰り返し解け

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション 2018/10/05 竹島研究室創成課題 第 2 回 C 言語演習 変数と演算 東京工科大学 加納徹 前回の復習 Hello, world! と表示するプログラム 1 #include 2 3 int main(void) { 4 printf("hello, world! n"); 5 return 0; 6 } 2 プログラム実行の流れ 1. 作業ディレクトリへの移動 $ cd

More information

02: 変数と標準入出力

02: 変数と標準入出力 C プログラミング入門 基幹 7 ( 水 5) 10: ファイル入出力 Linux にログインし 以下の講義ページを開いておくこと http://www-it.sci.waseda.ac.jp/ teachers/w483692/cpr1/ 2016-06-15 1 標準ライブラリ関数によりファイルの出力を行う 画像ファイルの生成を例題として 配列の作成を復習する 今日の内容 関数を作ってプログラムを構造化する

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング初級 第 7 回 2017 年 5 月 29 日 配列 ( 復習 )~ 文字列 1 配列とは 2 配列 : 複数の変数をグループとしてまとめて扱うもの 配列 変数 int data[10]; 整数型の配列 同種のデータ型を連続して確保したものを配列とよぶ = 整数がそれぞれにひとつずつ入る箱を 10 個用意したようなもの int data; 整数型の変数 = 整数がひとつ入る dataという名前の箱を用意したようなもの

More information

プログラミング演習3 - Cプログラミング -

プログラミング演習3 - Cプログラミング - プログラミング演習 3 - C プログラミング - 第 1 回資料 & 課題花泉弘 この回の目標 1. テキストファイルからのデータの読み出し ファイルの open と close 1 文字ずつの入力 1 行ずつの入力 C 言語に限らず ファイルからデータを読み込む場合 必要になるのは ファイル名と場所 ( どのディレクトリにあるか ) プログラム上でデータを受け取るバッファ ( 変数の型に注意 )

More information

gengo1-8

gengo1-8 問題提起その 1 一文字ずつ文字 ( 数字 ) を読み込み それぞれの文字が何回入力されたかを数えて出力するプログラム int code, count_0=0, count_1=0, count_2=0, count_3=0,..., count_9=0; while( (code=getchar())!= EOF ){ } switch(code){ case 0 : count_0++; break;

More information

プログラミング演習3 - Cプログラミング -

プログラミング演習3 - Cプログラミング - プログラミング演習 3 - 集中講義版 - 1 日目資料 & 課題花泉弘 この回の目標 1. テキストファイルからのデータの読み出し ファイルの open と close 1 文字ずつの入力と 1 行ずつの入力とを行う readnext( ) を作成する C 言語に限らず ファイルからデータを読み込む場合 必要になるのは ファイル名と場所 ( どのディレクトリにあるか ) プログラム上でデータを受け取るバッファ

More information

Taro-再帰関数Ⅱ(公開版).jtd

Taro-再帰関数Ⅱ(公開版).jtd 0. 目次 6. 2 項係数 7. 二分探索 8. 最大値探索 9. 集合 {1,2,,n} 上の部分集合生成 - 1 - 6. 2 項係数 再帰的定義 2 項係数 c(n,r) は つぎのように 定義される c(n,r) = c(n-1,r) + c(n-1,r-1) (n 2,1 r n-1) = 1 (n 0, r=0 ) = 1 (n 1, r=n ) c(n,r) 0 1 2 3 4 5

More information

プログラミング演習 土曜日(Q組)

プログラミング演習 土曜日(Q組) プログラミング演習 土曜日 (Q 組 ) 主なテーマ 標準入出力とファイル処理 (8 章 ) 1 ストリームの概念 8.1 標準入出力 (C++) C++ では データの入出力を ストリーム という概念で操作する ストリームはデータを入出力処理し また 入出力に伴う 状態 を設定 / 保持する 例 : 現在 ファイルの何文字目を読み書きしているか などの情報 論理デバイス 物理デバイス 入力ストリーム

More information

ソフトウェア基礎 Ⅰ Report#2 提出日 : 2009 年 8 月 11 日 所属 : 工学部情報工学科 学籍番号 : K 氏名 : 當銘孔太

ソフトウェア基礎 Ⅰ Report#2 提出日 : 2009 年 8 月 11 日 所属 : 工学部情報工学科 学籍番号 : K 氏名 : 當銘孔太 ソフトウェア基礎 Ⅰ Report#2 提出日 : 2009 年 8 月 11 日 所属 : 工学部情報工学科 学籍番号 : 095739 K 氏名 : 當銘孔太 1. UNIX における正規表現とは何か, 使い方の例を挙げて説明しなさい. 1.1 正規表現とは? 正規表現 ( 正則表現ともいう ) とは ある規則に基づいて文字列 ( 記号列 ) の集合を表す方法の 1 つです ファイル名表示で使うワイルドカードも正規表現の兄弟みたいなもの

More information

Microsoft PowerPoint - prog06.ppt

Microsoft PowerPoint - prog06.ppt プログラミング言語 2 第 06 回 (2007 年 06 月 11 日 ) 今日の配布物 片面の用紙 1 枚 今日の課題が書かれています 本日の出欠を兼ねています 1 今日やること http://www.tnlab.ice.uec.ac.jp/~s-okubo/class/language/ にアクセスすると 教材があります 2007 年 06 月 11 日分と書いてある部分が 本日の教材です 本日の内容

More information

ゲームエンジンの構成要素

ゲームエンジンの構成要素 cp-3. 計算 (C プログラムの書き方を, パソコン演習で学ぶシリーズ ) https://www.kkaneko.jp/cc/adp/index.html 金子邦彦 1 本日の内容 例題 1. 自由落下距離四則演算例題 2. 三角形の面積浮動小数の変数, 入力文, 出力文, 代入文例題 3. sin 関数による三角形の面積ライブラリ関数 2 今日の到達目標 プログラムを使って, 自分の思い通りの計算ができるようになる

More information

基礎プログラミング2015

基礎プログラミング2015 応用プログラミング 第 5 回 テキスト入力処理 2017 年 10 月 18 日 ( 水 ) 第 7 章 テキスト入力処理 1 文字ずつの処理 (P.58) char 型などに入力する cin >> x や fin >> x はホワイトスペースが読み飛ばされる仕様 ホワイトスペース : スペース ( 空白 ), Tab( タブ ), 改行 // sample.cpp char ch; while(cin

More information

Prog1_6th

Prog1_6th 2019 年 10 月 31 日 ( 木 ) 実施配列同種のデータ型を有する複数のデータ ( 要素 ) を番号付けして, ひとまとまりの対象として扱うものを配列と呼ぶ 要素 point[0] point[1] point[2] point[3] point[4] 配列 配列の取り扱いに関して, 次のような特徴がある 1. プログラム中で用いる配列変数 ( 配列の本体を参照する参照型の変数 ) は必ず宣言しておく

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション プログラミング応用演習 第 2 回文字列とポインタ 再掲 プログラミング上達のために 何度か言っていますが 単純な方法があります : 毎日プログラムを書いていれば そのうち慣れます 中身はなんでも構いません 逆にしばらくプログラムを書かずにいると忘れます レポート以降プログラムを書いていないという人は そろそろ忘れている頃かも知れませんね 今後もプログラミングの授業があり 基礎演習の内容が前提となりますので

More information

memo

memo 数理情報工学演習第一 C プログラミング演習 ( 第 5 回 ) 2015/05/11 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 今日の内容 : プロトタイプ宣言 ヘッダーファイル, プログラムの分割 課題 : 疎行列 2 プロトタイプ宣言 3 C 言語では, 関数や変数は使用する前 ( ソースの上のほう ) に定義されている必要がある. double sub(int

More information

1. ファイルにアクセスするには ファイルにアクセスするには 1. ファイルを開く 2. アクセスする 3. ファイルを閉じるという手順を踏まなければなりません 1.1. ファイルを読み込む まずはファイルの内容を画面に表示させるプログラムを作りましょう 開始 FILE *fp char fname

1. ファイルにアクセスするには ファイルにアクセスするには 1. ファイルを開く 2. アクセスする 3. ファイルを閉じるという手順を踏まなければなりません 1.1. ファイルを読み込む まずはファイルの内容を画面に表示させるプログラムを作りましょう 開始 FILE *fp char fname ファイル入出力 三池克明 ファイルのデータを読込む あるいは書込む方法と CSV 形式のファイル処理 について解説します 目次 1. ファイルにアクセスするには... 1 1.1. ファイルを読み込む...1 1.2. ソースコードを簡潔にする...9 1.3. ファイルに書き込む...11 2. CSV ファイルにアクセスする... 14 2.1. CSV ファイルを作成する...14 2.2.

More information

バイオプログラミング第 1 榊原康文 佐藤健吾 慶應義塾大学理工学部生命情報学科

バイオプログラミング第 1 榊原康文 佐藤健吾 慶應義塾大学理工学部生命情報学科 バイオプログラミング第 1 榊原康文 佐藤健吾 慶應義塾大学理工学部生命情報学科 ポインタ変数の扱い方 1 ポインタ変数の宣言 int *p; double *q; 2 ポインタ変数へのアドレスの代入 int *p; と宣言した時,p がポインタ変数 int x; と普通に宣言した変数に対して, p = &x; は x のアドレスのポインタ変数 p への代入 ポインタ変数の扱い方 3 間接参照 (

More information

Microsoft PowerPoint - 10Com2.ppt

Microsoft PowerPoint - 10Com2.ppt リダイレクトとは コマンドプロンプト操作 (2) リダイレクト パイプ 標準入出力プログラム コマンド行引数 関数 system() 今日のポイン リダイレクトとパイプを使いこなそう 標準入力 標準出力 標準エラー出力を " デフォルト " から別のファイルに割り当てる操作 " デフォルト " は CON ( コンソール ) で 実際の入力はキーボード 出力はディスプレイ 標準入力は 0< ファイル名

More information

基礎プログラミング2015

基礎プログラミング2015 応用プログラミング 第 4 回 ファイル操作 2017 年 10 月 11 日 ( 水 ) 第 6 章 ファイル操作 標準入出力とファイル (P.50) これまでのプログラム 入力 : キーボード 出力 : ディスプレイ Input an integer 1024 1024 標準入出力とファイル (P.50) 今回のプログラム 入力 : ファイル ( の内容 ) 出力 : ファイル Input a

More information

memo

memo 計数工学プログラミング演習 ( 第 1 回 ) 2016/04/05 DEPARTMENT OF MATHEMATICAL INFORMATICS 1 担当メンバー : 担当 : 担当教員 : 定兼 ( 数理 2 研 ) 補佐 : 松島 ( 数理 6 研 ) 学生アシスタント : 鈴木, 石山, 中村 担当へのコンタクト e メールアドレス ( 演習についての一般的な相談 ): miprogramming2016+general@gmail.com

More information

プログラミング実習I

プログラミング実習I プログラミング実習 I 05 関数 (1) 人間システム工学科井村誠孝 m.imura@kwansei.ac.jp 関数とは p.162 数学的には入力に対して出力が決まるもの C 言語では入出力が定まったひとまとまりの処理 入力や出力はあるときもないときもある main() も関数の一種 何かの仕事をこなしてくれる魔法のブラックボックス 例 : printf() 関数中で行われている処理の詳細を使う側は知らないが,

More information

Microsoft Word - Cプログラミング演習(12)

Microsoft Word - Cプログラミング演習(12) 第 12 回 (7/9) 4. いくつかのトピック (5)main 関数の引数を利用したファイル処理 main 関数は, 起動する環境から引数を受け取ることができる 例えば 次に示すように,main 関数に引数を用いたプログラムを作成する 01 /* sample */ 02 /* main 関数の引数 */ 03 #include 04 05 main(int argc, char

More information

Microsoft PowerPoint - C_Programming(3).pptx

Microsoft PowerPoint - C_Programming(3).pptx H23 年度秋学期情報スキル活用 入門 担当 : 田中基彦 ( 工学部共通教育科 ) Email: ak_tanaka@isc.chubu.ac.jp 授業のホームページ学術情報センター > 教育支援 > 情報リテラシー 授業の日程 講義内容提出課題 連絡事項を掲載 > 定期的にアクセスして確認する C 言語によるプログラミング (3) 制御文 繰り返し文 if, while, switch, for,

More information

画像ファイルを扱う これまでに学んだ条件分岐, 繰り返し, 配列, ファイル入出力を使って, 画像を扱うプログラムにチャレンジしてみよう

画像ファイルを扱う これまでに学んだ条件分岐, 繰り返し, 配列, ファイル入出力を使って, 画像を扱うプログラムにチャレンジしてみよう 第 14 回 応用 情報処理演習 ( テキスト : 第 10 章 ) 画像ファイルを扱う これまでに学んだ条件分岐, 繰り返し, 配列, ファイル入出力を使って, 画像を扱うプログラムにチャレンジしてみよう 特定色の画素の検出 ( テキスト 134 ページ ) 画像データが保存されているファイルを読み込んで, 特定色の画素の位置を検出するプログラムを作成しなさい 元画像生成画像 ( 結果の画像 )

More information

Microsoft PowerPoint - prog03.ppt

Microsoft PowerPoint - prog03.ppt プログラミング言語 3 第 03 回 (2007 年 10 月 08 日 ) 1 今日の配布物 片面の用紙 1 枚 今日の課題が書かれています 本日の出欠を兼ねています 2/33 今日やること http://www.tnlab.ice.uec.ac.jp/~s-okubo/class/java06/ にアクセスすると 教材があります 2007 年 10 月 08 日分と書いてある部分が 本日の教材です

More information

Microsoft PowerPoint - kougi11.ppt

Microsoft PowerPoint - kougi11.ppt C プログラミング演習 中間まとめ 2 1 ソフトウエア開発の流れ 機能設計 外部仕様 ( プログラムの入力と出力の取り決め ) 構成設計 詳細設計 論理試験 内部データ構造や関数呼び出し方法などに関する取り決めソースプログラムの記述正しい入力データから正しい結果が得られるかテスト関数単位からテストをおこなう 耐性試験 異常な入力データに対して, 異常を検出できるかテスト異常終了することはないかテスト

More information

Java Scriptプログラミング入門 3.6~ 茨城大学工学部情報工学科 08T4018Y 小幡智裕

Java Scriptプログラミング入門 3.6~ 茨城大学工学部情報工学科 08T4018Y  小幡智裕 Java Script プログラミング入門 3-6~3-7 茨城大学工学部情報工学科 08T4018Y 小幡智裕 3-6 組み込み関数 組み込み関数とは JavaScript の内部にあらかじめ用意されている関数のこと ユーザ定義の関数と同様に 関数名のみで呼び出すことができる 3-6-1 文字列を式として評価する関数 eval() 関数 引数 : string 式として評価する文字列 戻り値 :

More information

FORTRAN( と C) によるプログラミング 5 ファイル入出力 ここではファイルからデータを読みこんだり ファイルにデータを書き出したりするプログラムを作成してみます はじめに テキスト形式で書かれたデータファイルに書かれているデータを読みこんで配列に代入し 標準出力に書き出すプログラムを作り

FORTRAN( と C) によるプログラミング 5 ファイル入出力 ここではファイルからデータを読みこんだり ファイルにデータを書き出したりするプログラムを作成してみます はじめに テキスト形式で書かれたデータファイルに書かれているデータを読みこんで配列に代入し 標準出力に書き出すプログラムを作り FORTRAN( と C) によるプログラミング 5 ファイル入出力 ここではファイルからデータを読みこんだり ファイルにデータを書き出したりするプログラムを作成してみます はじめに テキスト形式で書かれたデータファイルに書かれているデータを読みこんで配列に代入し 標準出力に書き出すプログラムを作ります FORTRAN の場合 OPEN 文でファイルを開いた後 標準入力の場合と同様に READ 文でデータを読みこみます

More information

スライド 1

スライド 1 第 4 回データの入出力 情報科学部情報メディア学科 鈴木基之 1 前回の演習の答え class CalcMean { public static void main(string[] args){ int a = 10, b = 15; double f; f = ( a + b ) / 2; System.out.println(f); f = ( a + b ) / 2.0; System.out.println(f);

More information

デジタル表現論・第6回

デジタル表現論・第6回 デジタル表現論 第 6 回 劉雪峰 ( リュウシュウフォン ) 2016 年 5 月 16 日 劉 雪峰 ( リュウシュウフォン ) デジタル表現論 第 6 回 2016 年 5 月 16 日 1 / 16 本日の目標 Java プログラミングの基礎配列 ( 復習 関数の値を配列に格納する ) 文字列ファイルの書き込み 劉 雪峰 ( リュウシュウフォン ) デジタル表現論 第 6 回 2016 年

More information

Cプログラミング1(再) 第2回

Cプログラミング1(再) 第2回 C プログラミング 1( 再 ) 第 2 回 講義では Cプログラミングの基本を学び演習では やや実践的なプログラミングを通して学ぶ 1 前回のレポートから 前回の宿題 数あてゲーム の説明において 次のように書いていたものがいた : これはコンピュータがランダムに設定した数字を人間が当てるゲームである この説明でどこかおかしなところはないだろうか? 2 コンピュータの用語と日常的な用語の違い 物理において

More information

02: 変数と標準入出力

02: 変数と標準入出力 C プログラミング入門 基幹 7 ( 水 5) 1 10: ファイル入出力 Linux にログインし 以下の講義ページを開いておくこと http://www-it.sci.waseda.ac.jp/teachers/w48369 2/CPR1/ 2016-06-15 今日の内容 2 標準ライブラリ関数によりファイルの出力を行う画像ファイルの生成を例題として 配列の作成を復習する 文字列の扱いを復習する

More information

Microsoft PowerPoint - 計算機言語 第7回.ppt

Microsoft PowerPoint - 計算機言語 第7回.ppt 計算機言語第 7 回 長宗高樹 目的 関数について理解する. 入力 X 関数 f 出力 Y Y=f(X) 関数の例 関数の型 #include int tasu(int a, int b); main(void) int x1, x2, y; x1 = 2; x2 = 3; y = tasu(x1,x2); 実引数 printf( %d + %d = %d, x1, x2, y);

More information

slide4.pptx

slide4.pptx ソフトウェア工学入門 第 4 回ライブラリ関数 ライブラリ関数 stdio stdio : 標準入出力ライブラリ カーネルレベルのストリームに API を追加し インタフェースを提供する カーネル fd read(2) write(2) stdio バッファ BUFSIZ プログラム BUFSIZ ごと 小さい単位 バッファ : 一時的にデータを保存しておく場所のことバッファリング : バッファを経由してデータをやり取りすること

More information

Taro-スタック(公開版).jtd

Taro-スタック(公開版).jtd 0. 目次 1. 1. 1 配列によるの実現 1. 2 再帰的なデータ構造によるの実現 1. 3 地図情報処理 1. 4 問題 問題 1 グラフ探索問題 - 1 - 1. は データの出し入れが一カ所で行われ 操作は追加と削除ができるデータ構造をいう 出入口 追加 削除 操作 最初 111 追加 111 222 追加 111 222 333 追加 111 222 333 444 追加 111 222

More information

kiso2-09.key

kiso2-09.key 座席指定はありません 計算機基礎実習II 2018 のウェブページか 第9回 ら 以下の課題に自力で取り組んで下さい 計算機基礎実習II 第7回の復習課題(rev07) 第9回の基本課題(base09) 第8回試験の結果 中間試験に関するコメント コンパイルできない不完全なプログラムなど プログラミングに慣れていない あるいは複雑な問題は 要件 をバラして段階的にプログラムを作成する exam08-2.c

More information

情報処理Ⅰ

情報処理Ⅰ Java フローチャート -1- フローチャート ( 流れ図 ) プログラムの処理手順 ( アルゴリズム ) を図示したもの 記号の種類は下記のとおり 端子記号 ( 開始 終了 ) 処理記号計算, 代入等 条件の判定 条件 No ループ処理 LOOP start Yes データの入力 出力 print など 定義済み処理処理名 end サンプルグログラム ( 大文字 小文字変換 ) 大文字を入力して下さい

More information

講習No.8

講習No.8 配列変数の要素 復習 int x[5]; x[0] x[1] x[2] x[3] x[4] 5 は配列の要素数 これらの変数をそれぞれ配列の要素と呼ぶ この数字を配列の添え字, またはインデックスと呼ぶ! 重要! インデックスの最大値 = 要素数ー 1 int x = 7; float aa[x]; int x = 7; float aa[7];! 重要! 配列宣言時の要素数は定数でなければならない

More information

Microsoft Word - Cプログラミング演習(1)_2012

Microsoft Word - Cプログラミング演習(1)_2012 第 1 回 (4/16) 参考書 : [1] B.W. カーニハン,D.M. リッチー著 : プログラミング言語 C 第 2 版 ANSI 規格準拠, 共立出版, 1989 年. [2] 高橋麻奈著 : やさしい C 第 2 版, ソフトバンククリエイティブ, 2003 年. [3] 柴田望洋著 : 新版明解 C 言語入門編, ソフトバンククリエイティブ, 2004 年. [4] 林晴比古著 : 新

More information