目 次 第 1 章 背 景...5 第 1 節 日 本 テニス 界 の 歩 み...5 第 2 節 現 在 のテニスの 界 の 衰 退...6 第 1 項 成 績 の 低 迷...6 第 2 項 日 本 のテニス 人 口 とテニス 施 設 の 減 尐...6 第 3 項 日 本 のテニス 施 設..

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1 2010 年 度 リサーチペーパー 日 本 人 テニスプレーヤー( 女 子 )の メジャートーナメント 出 場 機 会 促 進 に 関 する 研 究 Study on How to Promote Japanese Tennis Player s(women) Participation To Major Tournaments 早 稲 田 大 学 大 学 院 スポーツ 科 学 研 究 科 スポーツ 科 学 専 攻 トップスポーツマネジメントコース 5010A313-8 佐 藤 直 子 Naoko Sato 研 究 指 導 教 員 : 平 田 竹 男 教 授

2 目 次 第 1 章 背 景...5 第 1 節 日 本 テニス 界 の 歩 み...5 第 2 節 現 在 のテニスの 界 の 衰 退...6 第 1 項 成 績 の 低 迷...6 第 2 項 日 本 のテニス 人 口 とテニス 施 設 の 減 尐...6 第 3 項 日 本 のテニス 施 設...9 第 3 節 筆 者 の 立 場 第 1 項 経 歴 第 2 項 現 在 のテニストーナメント 環 境 第 4 節 先 行 研 究 第 5 節 目 的 第 2 章 手 法 第 1 節 ITF トーナメントの 構 造 第 2 節 WTA トーナメントにおける ITF トーナメントの 位 置 づけ 第 1 項 WTA ランキングシステム 第 3 節 Nation Strategy Metrics 第 4 節 Nation Strategy Index 第 5 節 ITF トーナメント 開 催 時 期 に 関 する 分 析 第 6 節 日 本 人 選 手 の ITF トーナメントに 対 する 意 識 第 3 章 結 果 第 1 節 WTA トーナメントと ITF トーナメント 第 2 節 ITF トーナメントの 分 析 第 3 節 WTA ポイントと ITF トーナメントに 関 する 分 析 第 1 項 ITF トーナメント 優 勝 回 数 とトーナメント 開 催 数 第 2 項 NSI で 見 る ITF トーナメントのレベル 第 4 節 ITF トーナメント 開 催 時 期 第 1 項 ITF トーナメント 年 間 スケジュール 第 2 項 地 域 別 トーナメント 開 催 数 と 開 催 頻 度 ( 期 間 別 ) 第 3 項 日 本 における ITF トーナメントへの 出 場 外 国 人 選 手 数 第 5 節 ケーススタディ 能 登 国 際 女 子 オープンテニス 第 1 項 地 域 性 第 2 項 テニストーナメントに 対 する 意 識 調 査 第 3 項 松 岡 修 造 氏 インタビュー 第 4 章 考 察

3 第 1 節 WTA トーナメントと ITF トーナメントの 関 係 第 2 節 イタリア ロシアの 成 功 要 因 第 1 項 ITF トーナメントの 成 績 第 2 項 ITF トーナメントの 開 催 数 第 3 節 ランキング 向 上 に 寄 与 する ITF トーナメントへの 出 場 第 1 項 ドルトーナメント 第 2 項 ドルトーナメント 第 3 項 今 後 の 日 本 及 びアジアの ITF トーナメント 環 境 第 4 節 日 本 テニス 界 の 今 後 第 1 項 逆 台 形 モデル 第 2 項 トリプルミッション 第 5 章 結 論 第 6 章 謝 辞 第 7 章 文 献 目 録 図 1 世 界 200 位 以 内 の 日 本 人 選 手 数 の 推 移...6 図 2 高 校 におけるテニス 部 とソフトテニス 部 員 数 の 推 移...7 図 3 日 本 のテニス 人 口 の 推 移 (1993~2009)...8 図 4 民 間 テニス 事 業 所 閉 鎖 一 覧 ( 都 道 府 県 別 )...9 図 5 NSI WTA トーナメント 図 6 ITF トーナメント 開 催 数 及 び 賞 金 額 の 推 移 図 7 地 域 別 ITF トーナメント 開 催 数 の 推 移 図 8 地 域 別 ITF トーナメント 賞 金 額 の 推 移 図 9 地 域 別 ITF トーナメント 開 催 数 図 10 賞 金 額 別 ITF トーナメント 図 11 NSM 2009 年 図 12 NSM 2004 年 図 13 国 別 ITF トーナメント 開 催 数 における 賞 金 額 の 内 訳 図 14 ITF トーナメント 優 勝 回 数 の 変 遷 図 15 Wimbledon におけるアメリカ ロシアの 割 合 の 変 遷 図 16 Wimbledon2010 本 戦 出 場 選 手 の 国 籍 の 割 合 図 17 国 別 WTA ランキングの 階 層 分 布 図 18 NSI $10000( 地 域 別 ) 図 19 NSI $25000( 地 域 別 ) 図 20 NSI $10000( 国 別 ) 図 21 NSI $25000( 国 別 )

4 図 22 ITF トーナメント 年 間 試 合 数 推 移 (53 週 ) 図 23 ITF トーナメント 地 域 別 割 合 図 24 ITF トーナメントカレンダー (2010) 図 25 ITF トーナメント(1 週 ~18 週 ) 図 26 ITF トーナメント(19 週 ~23 週 ) 図 27 ITF トーナメント(24 週 ~33 週 ) 図 28 ITF トーナメント(34 週 ~53 週 ) 図 29 日 本 開 催 ITF トーナメント 出 場 外 国 人 選 手 数 図 30 地 域 別 日 本 開 催 ITF トーナメント 出 場 選 手 (2010 年 ) 図 31 日 本 国 内 トーナメント 参 加 外 国 人 出 場 選 手 数 図 32 能 登 国 際 女 子 オープン 来 場 者 数 図 34 能 登 町 民 の 国 際 大 会 開 催 の 評 価 図 35 能 登 国 際 が 地 域 活 性 化 につながるか 図 36 大 会 の 印 象 ( 児 童 対 象 ) 図 37 国 内 外 トーナメント 参 加 状 況 図 38 ITF トーナメント 参 加 状 況 図 39 能 登 国 際 女 子 オープンテニスへの 参 加 動 機 図 40 日 本 のトーナメント 数 についてどう 思 うか 図 41 海 外 を 拠 点 にプレーしたいと 思 う 図 42 4 大 オープンに 出 場 したいと 思 う 図 43 引 退 後 の 生 活 が 不 安 である 図 44 引 退 後 もテニスをしたいと 思 う 図 45 現 在 の 主 な 収 入 は 何 か 図 46 WTA と ITF の 関 係 図 図 47 逆 台 形 モデル( 平 田 中 村 2006) 図 48 トリプルミッション( 平 田 中 村 2006) 表 Sony Ericsson WTA Tour Ranking System 表 2 ITF WOMEN S CIRCUIT CALENDAR 表 3 WTA トーナメント Cutoff Ranking と WTA Point 表 4 クルム 伊 達 公 子 選 手 のトーナメント 出 場 歴 (2008) 表 5 日 本 開 催 ITF トーナメントに 対 するアジア 開 催 ITF トーナメントとアジア 人 参 加 選 手 数 ITF 資 料 より 筆 者 作 成 表 6 地 域 活 性 につながる 理 由 表 7 主 要 国 の WTA の STEP3 段 階 評 価

5 第 1 章 背 景 第 1 節 日 本 テニス 界 の 歩 み 用 具 の 調 達 が 困 難 であったことから ゴムボールを 使 う 日 本 の 独 自 の 軟 式 テニス( 現 在 のソフトテニス)を 考 案 し 独 自 の 発 展 を 遂 げた その 軟 式 テニスで 育 った 選 手 ( 熊 谷 一 彌 清 水 善 造 佐 藤 次 郎 等 )が 硬 式 テニスに 転 向 し ヨーロッパ アメリカに 転 戦 し 始 める 彼 らはその 独 特 のテニス( 軟 式 テニスで 培 われたドライブ)で 大 活 躍 し 世 界 を 驚 かせた 清 水 は 1920 年 のウィンブルドン 選 手 権 チャレンジ ラウンド 1 で 決 勝 に 進 出 し 当 時 の 世 界 ナンバー1 だったアメリカのビル チルデンに 肉 薄 した また そ の 年 に 開 催 された 第 7 回 アントワープオリンピックで 日 本 がシングルス ダブルス 共 に 銀 メダルを 獲 得 した これが 日 本 として 初 めてのオリンピックのメダル 獲 得 であっ た テニスが 日 本 の 国 民 的 スポーツになる 契 機 となったのは 1959 年 現 天 皇 陛 皇 后 陛 下 の 御 成 婚 (1959)が テニスの 恋 から 始 まったことから 空 前 のテニスブームとなり テニスをしない 女 性 もテニスラケットを 持 ち 歩 くという 現 象 が 起 こった その 後 一 回 納 まったテニス 人 気 は 再 び エースをねらえ ( 週 刊 マーガレット 掲 載 スポ 根 漫 画 1973 ~1980)( 山 本 鈴 美 香 )で 再 び 盛 り 上 がり 尐 年 尐 女 のテニスブームを 喚 起 させた こう したことが 相 まって 当 時 は 各 所 でテニスコートは 満 杯 状 態 となり テニススクールも 大 盛 況 であった 日 本 の 女 子 選 手 としては 1952 年 に 日 本 人 女 子 選 手 として 初 めて ウィンブルドン に 加 茂 幸 子 選 手 が 出 場 した そして 1975 年 に 沢 松 和 子 選 手 が アン キヨムラ 選 手 (ア メリカアメリカ)と 共 にウィンブルドンのダブルスに 優 勝 した その 年 沢 松 選 手 は 引 退 され 筆 者 一 人 が 世 界 の 女 子 プロサーキットを 回 る 日 本 人 であった 時 代 があった テ ニス 人 気 は 1970 年 代 に 拡 大 し テニス 場 が 日 本 各 地 に 設 けられた 土 地 の 有 効 利 用 と して 全 国 各 地 にテニスコートが 整 備 され 会 社 の 福 利 厚 生 施 設 や 自 治 体 のスポーツ 施 設 別 荘 地 のペンションなどにもテニスコートが 設 けられた 多 くの 人 にテニスは 親 しまれ ていた その 後 は 1990 年 代 ~2006 年 頃 まで 日 本 テニス( 女 子 )は 常 に 世 界 のトップ 30 に 入 り 優 秀 な 成 績 を 残 してきた 1 男 子 シングルスは 1878 年 女 子 シングルスは 1886 年 から チャレンジ ラウンド (Challenge Round, 挑 戦 者 決 定 戦 )と オールカマーズ ファイナル (All-Comers Final) 方 式 で 優 勝 を 決 定 していた 大 会 前 年 度 優 勝 者 を 除 く 選 手 は チャレンジ ラウンド に 出 場 し 前 年 度 優 勝 者 への 挑 戦 権 を 争 う 前 年 度 優 勝 者 は 無 条 件 で オールカマー ズ ファイナル に 出 場 できる チャレンジ ラウンドの 勝 者 と 前 年 度 優 勝 者 による オー ルカマーズ ファイナル で 当 年 度 の 選 手 権 優 勝 者 を 決 定 した 出 典 :Lance Tingay, 100 Years of Wimbledon (1977) 5

6 第 2 節 現 在 のテニスの 界 の 衰 退 第 1 項 成 績 の 低 迷 しかしながら バブル 崩 壊 後 日 本 企 業 の 業 績 不 振 の 影 響 もあり テニス 場 及 びテニ スクラブが 相 次 いで 廃 止 され 現 在 では 予 約 で 満 杯 の 状 態 になることは 極 稀 なケースと なっている また 近 年 国 際 舞 台 で 活 躍 するテニス 選 手 が 日 本 から 輩 出 されておらず トップ 50 位 に 入 ることすらままならない 状 態 である こうした 競 技 水 準 の 低 下 もあり テニスが 地 上 波 で 放 送 される 機 会 は 4 大 オープン 1 ではウィンブルドンテニスのみの 放 送 に 留 まる 2 こうした 状 況 から 1970 年 ~1990 年 前 半 の 華 々しい 日 本 テニス 界 は 一 転 した 日 本 のテニス 人 口 の 減 尐 及 びテニス 施 設 の 減 尐 等 テニス 離 れの 問 題 は 深 刻 で ある 図 1 世 界 200 位 以 内 の 日 本 人 選 手 数 の 推 移 WTA ランキングシステムより 筆 者 作 成 第 2 項 日 本 のテニス 人 口 とテニス 施 設 の 減 少 現 在 の 日 本 のテニス 人 口 は レジャー 白 書 によると 1993 年 に 1380 万 人 いた 人 口 が 減 尐 の 一 途 を 辿 り 2007 年 には 最 低 の 570 万 人 その 後 2008 年 650 万 人 2009 年 750 万 人 と 上 昇 している また 笹 川 スポーツ 財 団 発 行 スポーツ 白 書 によると 年 1 回 以 上 テニスを 実 施 する 成 人 6

7 の 推 計 人 口 は 403 万 人 とされている 最 も 多 いのが 930 万 人 の 水 泳 であり 日 本 で 最 も 盛 んな 競 技 である 次 にゴルフ(コース) 成 人 男 子 が 多 く 昨 今 では 女 性 にも 人 気 がある スポーツである コースには 出 ていないが ゴルフを 練 習 場 でプレーしている 人 も 806 万 人 いる プロリーグが 存 在 する 野 球 が 460 万 人 サッカーが 450 万 人 である 日 本 代 表 戦 がほぼ 中 継 されるバレーボールが 445 万 人 それに 次 ぎ テニスは 403 万 人 である 中 でもテニスはバレーボールと 同 様 女 性 から 親 しまれる 競 技 であり 男 女 共 に 楽 しめ るスポーツである 34 テニスは 観 るスポーツ より するスポーツ の 性 質 が 強 い ことも 特 徴 的 である 5 またテニスは 今 後 テニスを 行 う 可 能 性 がある 潜 在 人 口 の 中 でも 過 去 経 験 者 6789 の 割 合 が 高 く リバイバル 需 要 10 を 掘 り 起 こすことが 今 後 の 課 題 で あるとも 指 摘 している 図 2 高 校 におけるテニス 部 とソフトテニス 部 員 数 の 推 移 文 部 科 学 省 資 料 より 筆 者 作 成 中 高 生 のテニス 部 員 数 も 減 尐 している また 日 本 の 高 校 におけるテニス( 硬 式 ) 部 と ソフトテニス 部 の 部 員 数 を 見 ると 女 子 のソフトテニス 部 員 は 1990 年 に 最 多 の 人 それ 以 降 減 尐 し 続 け 2010 年 には 名 と 半 減 してしまった 女 子 硬 式 テニス 部 員 は 1993 年 に 人 と 最 多 であり 現 在 人 である しかし こうした 人 口 減 尐 の 中 でも 男 子 は 女 子 の 場 合 と 異 なって 人 口 減 尐 に 歯 止 めがかかり 1999 年 以 降 V 字 の 回 復 を 見 せている 男 子 ソフトテニス 部 員 数 は 1990 年 に 最 多 の 人 から 1999 年 には 人 と 底 を 打 ち 2005 年 に 人 にまで 回 復 し 2010 年 は 人 である 男 子 硬 式 テニス 部 員 は 1999 年 に 人 であったのが 2001 年 に 人 となり 軟 式 硬 式 の 中 で 最 も 多 い 1617 これは 1999 年 週 刊 尐 年 ジャンプでの 連 載 が 始 まった 漫 画 テニスの 王 子 様 効 果 と 言 われている 18 そして 2005 年 を 機 に 再 び 人 口 が 低 下 し 始 7

8 めている それは テニスの 王 子 様 テレビアニメ 終 了 と 同 時 期 である 1920 この 現 象 に 対 して テニス 選 手 の 世 界 での 活 躍 によってテニス 人 口 減 尐 の 歯 止 めがかかることは なかった 1992 年 頃 から 日 本 の 伊 達 公 子 選 手 の 活 躍 が 始 まり 1992 年 世 界 21 位 1993 年 13 位 1994 年 9 位 1995 年 4 位 となっているが 試 合 のテレビ 中 継 の 視 聴 率 の 増 加 要 因 にはなったが 2122 テニス 部 員 数 の 増 減 及 びテニス 人 口 の 増 減 への 影 響 は 見 られな い かつて 日 本 は 硬 式 テニスよりもソフトテニスが 圧 倒 的 多 数 派 であったが 年 代 を 追 うごとに 硬 式 テニスにシフトしている 2010 年 は 男 子 テニス( 硬 式 ) 部 女 子 ソフト テニス 部 女 子 テニス( 硬 式 ) 部 男 子 ソフトテニス 部 の 順 に 部 員 数 が 優 位 に 高 値 である 23 また 中 学 から 高 校 へ 進 学 する 際 にテニス 人 口 が 激 減 することも 構 造 的 な 問 題 として ある 2425 図 3 日 本 のテニス 人 口 の 推 移 (1993~2009) レジャー 白 書 より 筆 者 作 成 8

9 第 3 項 日 本 のテニス 施 設 図 4 民 間 テニス 事 業 所 閉 鎖 一 覧 ( 都 道 府 県 別 ) 社 団 法 人 日 本 テニス 事 業 協 会. (2002). テニス 人 口 の 減 尐 に 限 らず テニス 場 が 全 国 で 相 次 いで 閉 鎖 されている 1992 年 か ら 2001 年 に 掛 けて 閉 鎖 された 民 間 テニス 施 設 事 業 所 の 中 では 神 奈 川 県 が 最 も 多 く 90 続 いて 大 阪 府 の 79 東 京 都 の 66 埼 玉 県 の 55 そして 兵 庫 県 の 49 千 葉 県 の 48 であり 合 計 で 741 の 事 業 所 が 廃 止 された 2627 多 摩 川 園 ラケットクラブ(2002 年 ) 千 代 田 生 命 保 険 スポーツソサエティ NO.1(2001 年 ) 成 城 グリーンプラザテニスクラブ (1999 年 10 月 )などの 名 門 クラブも 廃 止 となっている その 後 ナショナルテニスコー トとして 日 本 のナショナルティームが 使 用 していた 朝 日 生 命 久 我 山 テニスコート(2003 年 6 月 )までも 閉 鎖 された 2010 年 に 入 ってからも 鎌 倉 シーサイドテニスクラブ(2010 年 6 月 ) 富 士 見 ヶ 丘 ローンテニスクラブ(2010 年 12 月 )など 名 門 テニスクラブを 含 めその 閉 鎖 に 歯 止 めがかからない 状 況 となっている この 状 況 は 無 視 できないほど 深 刻 であり 28 その 結 果 テニス 難 民 と 呼 ばれるテニスがしたくてもできない 人 達 が 存 在 するに 至 った 29 しかし 2001 年 までの 民 間 事 業 所 の 閉 鎖 や 相 次 ぐ 名 門 クラブの 閉 鎖 の 一 方 で 日 本 のテニス 場 ( 練 習 場 も 含 む)は 2001 年 1349 に 対 し 2004 年 1531 と 増 えている 30 とこ ろが テニスクラブの 会 員 数 を 見 ると 法 人 会 員 数 ( 口 )は 2001 年 4932 口 から 2004 年 3813 口 と 減 尐 個 人 会 員 数 も 2001 年 人 から 2004 年 人 と 約 人 減 尐 して いるのだ 3132 ただし 日 本 のテニス 産 業 の 中 で 唯 一 若 干 の 上 り 坂 を 見 せているテニス スクール 産 業 のせいか スクール 生 徒 数 が 2001 年 人 から 人 へと 約 12 万 人 も 増 えている 9

10 第 3 節 筆 者 の 立 場 第 1 項 経 歴 筆 者 は 日 本 プロテニス 協 会 の 第 一 号 女 性 会 員 であり プロテニスプレーヤーとして 長 期 に 渡 り 世 界 のテニスツアーに 参 戦 してきた ウィンブルドンへの 挑 戦 は 17 年 に 渡 り グランドスラム 大 会 の 一 つである 全 豪 オープンのシングルスでベスト 8 ダブルスで 準 優 勝 の 経 歴 を 持 つ 幸 運 に 恵 まれた 筆 者 がテニスから 得 たものは 莫 大 である 女 子 プ ロトーナメントの 創 始 者 グラディス ヘルドマン(1922~2003)をアメリカの 母 親 として 留 学 時 代 を 過 ごし スポーツビジネスの 世 界 を 垣 間 見 ることができた 世 界 のテニスツ アーを 回 ったことによって 世 界 各 国 の 選 手 が 友 達 ( 一 緒 に 厳 しいテニスツアーを 旅 し た 戦 友 )であり またその 彼 女 はその 国 のNO1 テニスプレーヤーであった 実 績 のある 人 間 である プロテニスプレーヤーという 立 場 で 多 くの 著 名 な 方 々と 触 れ 合 う 光 栄 に も 浴 した 現 役 生 活 を 退 き 日 本 プロテニス 協 会 の 理 事 となり JPTA 能 登 国 際 女 子 オープンテ ニスの 実 行 委 員 長 トーナメントディレクターを 任 されたことから 現 在 のテニスの 衰 退 の 危 機 を 打 開 したいと 考 えている テニス 人 口 が 年 々 減 り テニス 場 が 閉 鎖 され 日 本 プロテニス 協 会 が 実 施 していたトーナメントに 限 らず 国 内 の 数 々のテニストーナメ ントがなくなってしまった 筆 者 の 現 役 当 時 には 考 えられないことであった 第 2 項 現 在 のテニストーナメント 環 境 しかし 現 在 の 世 界 に 挑 戦 する 環 境 は 筆 者 が 現 役 時 代 の 頃 と 比 較 して 格 段 に 充 実 して いる 筆 者 は 世 界 のプロツアーを 全 く 一 人 で 他 の 外 国 人 選 手 に 混 ざって 転 戦 した 女 子 選 手 の 先 駆 けであると 自 負 している 2 当 時 WTA 世 界 ランキングはなく 選 手 が 各 自 で トーナメントディレクターに 手 紙 を 書 いて 自 分 を 売 り 込 み 返 事 を 待 つという 形 式 だっ た その 手 紙 の 返 事 を 待 って 遠 征 の 道 筋 を 決 断 し 自 分 で 飛 行 機 ホテルを 予 約 し 地 図 を 見 ながらトーナメント 会 場 を 探 し 練 習 コートの 予 約 練 習 相 手 ダブルスパート ナーを 自 分 で 見 つけ そして 試 合 もした 年 オーストラリアンオープンシングル スベスト 8 の 成 績 を 収 めた 日 本 のテニス 界 にエージェントの 存 在 がなかった 時 代 に スポーツビジネス 及 び 契 約 の 知 識 も 全 くないまま 一 人 で 企 業 と 交 渉 し 日 本 人 プロテニ 2 筆 者 はこのやり 方 を 先 輩 の 神 和 住 純 氏 坂 井 利 朗 氏 に 習 った 3 日 本 の 女 子 テニスの 1975 年 以 降 は 佐 藤 直 子 ( 筆 者 ) 井 上 悦 子 伊 達 公 子 沢 松 奈 生 子 らが 日 本 を 代 表 するツアープロとして 世 界 上 位 に 躍 進 その 伝 統 は 現 在 の 杉 山 愛 浅 越 しのぶにまで 受 け 継 がれている ( 日 本 テニス 協 会 ホームページ 日 本 テニスの 歴 史 女 子 の 躍 進 10

11 ス 選 手 初 のカテゴリー 契 約 4 に 成 功 した それに 対 して 現 在 の 選 手 を 取 り 巻 く 環 境 は 非 常 に 充 実 している 国 際 テニス 連 盟 (International Tennis Federation)( 以 下 ITF)は 本 部 をイギリス のロンドン 郊 外 にあるローハンプトン(Roehampton)に 置 いている 1913 年 に 国 際 ロー ンテニス 連 盟 (International Loan Tennis Federation)としてフランスで 設 立 され 1977 年 に ITF に 改 編 された 現 在 世 界 で 203 の 協 会 が 加 盟 している Women's Tennis Association( 以 下 WTA)は 1970 年 9 月 23 日 に 女 子 プロテニスを 統 括 する 組 織 としてアメリカテキサス 州 ヒューストンで 設 立 された 5 トーナメントのカテ ゴリーが 4 つあり グランドスラム WTA トーナメント プレミアトーナメント イン ターナショナルトーナメントが 存 在 する テニス 界 はこの ITF と WTA の 2 つの 組 織 が 共 存 する 形 で 存 在 している 選 手 の 世 界 ラ ンキングは WTA が 設 けたポイントランキングによって 決 められ 選 手 のトーナメントへ の 出 場 枠 は WTA ランキングによって 決 定 される この WTA ランキング 及 び 1983 年 に 新 設 された ITF テニストーナメントは 画 期 的 である 従 来 はジュニアの 頃 から 実 績 を 残 した いわゆるエリート 選 手 のみが 世 界 で 活 躍 することができる 限 られた 世 界 であった しかし このトーナメントは より 多 くの 選 手 にレベルが 一 つ 上 である WTA トーナメン トに 出 場 するチャンスを 提 供 する 目 的 で 設 立 され テニスプレーヤーの 裾 野 を 世 界 中 に 広 げてきた さらに ITF トーナメントの 中 でも ドルトーナメントが 53%で 184 大 会 ドルトーナメントが 32%で 111 大 会 開 催 され 両 者 合 わせて 295 大 会 つ まり 全 体 344 大 会 のうち 85%がこの 2 つのトーナメントであり 世 界 各 地 で 毎 週 トー ナメントが 開 催 されている 従 って 賞 金 額 が 一 番 低 く 世 界 ランキングの 低 い 選 手 に とって 出 場 可 能 な ドル そしてそれに 次 ぐ ドルトーナメントがより 多 くの 選 手 に 出 場 の 機 会 を 与 え プロテニスプレーヤーとしてのキャリアを 保 証 するトーナメ ントであるといえる これが 筆 者 が 能 登 国 際 女 子 オープンテニス( 以 下 能 登 国 際 )のトーナメントディレ クターを 務 めた 所 以 である 能 登 国 際 をはじめとする 国 内 ITF トーナメントから 一 人 でも 多 くの 日 本 人 選 手 を WTA トーナメントに 輩 出 させることが 選 手 のみならずテニス 界 の 今 後 の 発 展 に 繋 がると 考 えている WTA トーナメント 出 場 選 手 は トーナメントに 出 場 するだけでポイント 賞 金 を 獲 得 できる すなわち 選 手 が 継 続 的 にプロ 選 手 として 大 観 衆 の 前 でプレーすることが 可 能 であり また 世 界 のトーナメントへの 移 動 コストを はじめとする 資 金 繰 りの 苦 労 も 賞 金 によって 軽 減 される 従 って WTA トーナメント に 出 場 することは プロ 選 手 としてのキャリアの 継 続 を 可 能 とさせる つまり WTA トー 4 YAMAHA(ラケット) ellesse(ウエアー) 東 芝 ( 所 属 契 約 )ASICS(シューズ) DUNLOP(ボール) 同 期 のビヨン ボルグの 契 約 形 態 と 同 様 5 この WTA がヒューストンで 設 立 されたのは 筆 者 のアメリカの 母 親 グラディス ヘルド マン( 女 子 プロテニスツアーの 創 始 者 )がヒューストン 在 住 であったことによる 11

12 ナメント 出 場 選 手 になることが プロ 選 手 としてキャリアを 続 ける 上 でのひとつのハー ドルとなるのである 確 かに 日 本 のテニスは 東 レ パンパシフィックテニスはじめ 世 界 に 名 立 たるトーナメントを 開 催 し エリート 選 手 達 の 活 躍 の 場 を 提 供 し 世 界 からも 高 い 評 価 を 得 ていることは 事 実 である 一 方 トップ 選 手 に 限 らず ITF トーナメント が 目 的 とする エリート 選 手 に 限 らないより 多 くの 選 手 に 世 界 挑 戦 への 機 会 を 提 供 する という 理 念 に 対 して 日 本 テニス 界 は 今 後 目 を 向 ける 必 要 があるのではないだろうか すなわち 日 本 人 選 手 を WTA トーナメントに 出 場 させる 為 には 今 後 日 本 テニス 界 は ITF トーナメントに 対 してどうあるべきなのか ということである 第 4 節 先 行 研 究 テニスのトーナメントに 関 する 研 究 としては 海 外 の 文 献 が 数 多 く 見 られる Rosen(1986) は トーナメントの 賞 金 が 高 いほど ランキングが 高 い 選 手 が 優 勝 してい ることを 明 らかにした また Gilsdorf ら(2008)は その Rosen のモデルを 用 いて 女 子 のトーナメントにおいても 賞 金 が 高 い 大 会 ほど ランキングの 高 い 有 名 な 選 手 が 優 勝 していることを 明 らかにした また テニスプレーヤーの 育 成 には 競 争 させることが 重 要 である(MacCurdy,1999)ことを 示 した 研 究 や 一 方 で 多 くの 大 会 への 参 加 がエリー ト 選 手 の 育 成 に 必 要 であるとは 必 ずしも 言 い 切 れないことを 明 らかにした(Crespo, et al. 2003) 論 文 などが 存 在 する しかしながら 国 内 においてはテニストーナメントや 選 手 のランキングに 焦 点 を 当 てた 論 文 はない 第 5 節 目 的 日 本 人 テニスプレーヤーを WTA トーナメントに 出 場 させる 為 に 今 後 の 日 本 テニス 界 が 行 うべき ITF トーナメントに 求 める 発 展 策 の 示 唆 を 得 る 12

13 第 2 章 手 法 第 1 節 ITF トーナメントの 構 造 ITF トーナメントが 1983 年 発 足 以 降 どのような 発 展 を 遂 げているのかを 明 らかにし た その 結 果 から ITF トーナメントの 傾 向 を 分 析 する 第 2 節 WTA トーナメントにおける ITF トーナメントの 位 置 づけ 各 賞 金 額 大 会 による ITF トーナメントの 獲 得 ポイントが WTA トーナメント 出 場 に 与 える 影 響 を 明 らかにした WTA トーナメントにおける Cutoff Ranking( 足 切 り 順 位 )に 相 当 する ITF トーナメントで 獲 得 可 能 なポイント 数 の 分 析 及 び WTA 出 場 選 手 の 出 場 歴 の 分 析 を 行 った 13

14 第 1 項 WTA ランキングシステム WTA トーナメントは 上 位 ランキング 者 から 順 にエントリーが 認 められる そして 出 場 者 の 中 で 最 もランキングの 低 い 選 手 のランキングを CUTOFF Ranking ( 以 下 CUTOFF) と 言 う また ランキングは 1 年 間 に 出 場 した WTA トーナメント ITF トーナメントの 中 で 最 も 成 績 の 良 い 上 位 16 トーナメントの 総 計 ポイントの 多 寡 により 決 定 される ま たそれぞれのトーナメントにおいて 選 手 は 何 回 戦 まで 勝 ち 残 ったかの 成 績 によりポイ ントを 獲 得 する 表 Sony Ericsson WTA Tour Ranking System WTA 提 供 資 料 より そこで 本 研 究 では WTA トーナメントの 最 高 峰 であるウィンブルドン 選 手 権 の Main Draw( 本 戦 ) 及 び Qualify( 予 選 )の CUTOFF を 調 査 し そこから CUTOFF 選 手 が 有 するトー ナメント 獲 得 ポイントを 明 らかにした 14

15 第 3 節 Nation Strategy Metrics 国 別 の ITF トーナメントの 開 催 数 と 成 績 の 関 係 について 分 析 した トーナメントの 開 催 数 を 横 軸 に トーナメントの 優 勝 回 数 を 縦 軸 に 国 別 にプロットした 成 績 に 対 する トーナメントの 開 催 数 の 増 減 によって ITF トーナメントで 成 功 している 国 を 抽 出 した また 過 去 との 比 較 を 行 い 諸 外 国 の 変 化 を 分 析 した 第 4 節 Nation Strategy Index Nation Strategy Index( 以 下 NSI)を 用 いて ドル ドルトーナメントの 難 易 度 の 地 域 別 国 別 比 較 を 行 った ITF トーナメント 出 場 選 手 のシードランキングを 調 べることで ポイント 獲 得 が 比 較 的 容 易 なトーナメントを 明 らかにした その 国 で 開 催 されたトーナメントの 第 1 シードランキングの 平 均 を 横 軸 に 第 8 シー ドランキングの 平 均 を 縦 軸 に 置 いた その 理 由 は 32 名 出 場 トーナメントの 仕 組 みと して シード 選 手 は 準 々 決 勝 すなわちベスト 8 まではシード 選 手 同 士 の 対 戦 がない 事 にある すなわちシードは 最 もポイントを 獲 得 する 可 能 性 が 高 いことを 意 味 しており トーナメントレベルの 基 準 として 採 用 した そして その 国 のトーナメント 開 催 数 をバブルの 大 きさにして 図 示 した この 結 果 か ら 選 手 達 はトーナメントの 選 定 時 に それぞれのトーナメントレベルの 比 較 が 可 能 と なる これらの 結 果 をふまえ 同 賞 金 額 トーナメントの 中 で どのトーナメントに 参 加 することが 好 ましいか 判 断 することができる 例 えば ドルトーナメントで 優 勝 を 目 標 にしたい 場 合 第 1 位 シード 選 手 のラン キングの 値 である 横 軸 から 国 を 比 較 する 事 で 明 らかになる つまりランキングが 低 い 国 のトーナメントが より 勝 機 の 高 いトーナメントであるということである NSIを 用 いて 分 析 を 行 うことは 年 間 のトーナメントの 戦 略 を 立 てる 上 で 有 効 な 判 断 材 料 のひと つとなる 15

16 第 5 節 ITF トーナメント 開 催 時 期 に 関 する 分 析 日 本 開 催 の ITF トーナメントは 年 間 スケジュールの 中 で どの 様 な 時 期 に 開 催 されて いるのかを 明 らかにした 1 全 世 界 及 びアジアにおける 日 本 の ITF トーナメント 開 催 時 期 2 ITF WOMEN S Circuit Calendar から 大 会 数 の 多 寡 を 賞 金 額 別 に 分 析 した 表 2 ITF WOMEN S CIRCUIT CALENDAR ITF WOMEN S SCIRCUIT CARENDAR 2010 より 筆 者 作 成 Wk DATE EUROPE ASIA / OCEANIA AFRICA N & C AMERICA SOUTH AMERICA DATE Wk 1 DEC DEC 1 2 JAN CHN FRA/G JAN 2 3 JAN GBR CHN USA FRA/G JAN 3 4 JAN GBR USA JAN 4 5 JAN FRA GER JAN 5 6 FEB FRA ESP GBR AUS USA FEB 6 7 FEB ESP POR ISR SW E USA USA COL FEB 7 8 FEB POR AUS USA FEB 8 9 FEB GER ESP POR FEB 9 10 MAR FRA ESP BLR TUR AUS USA MAR MAR FRA GER TUR USA MEX MAR MAR FRA SUI RUS GBR TUR USA MEX MAR MAR FRA RUS GBR ITA TUR UZB JPN UAE EGY MAR MAR ESP RUS ITA TUR CHN EGY USA MAR APR BEL ITA CRO KOR CHN EGY USA APR APR BEL ITA CRO KOR KAZ EGY RSA USA APR APR ESP ITA CRO KOR JPN KAZ USA MEX APR APR FRA ESP GBR ITA TUR KOR JPN AUS USA APR MAY GER ESP UKR GBR ITA INA JPN AUS LIB USA BRA MAY MAY FRA CZE ESP ITA INA JPN IND USA BRA MAY MAY RUS UKR ITA ROU KOR JPN RSA USA MAY MAY ISR POL ITA TUR ROU SLO KOR JPN RSA USA USA MAY MAY CZE POR BIH GBR ITA ITA ROU SLO UZB JPN USA BRA MAY JUN FRA CZE POR HUN POL ITA ROU NED UZB JPN USA ARG BRA JUN JUN FRA GER POR SVK ITA SUI NED USA ARG JUN JUN FRA ESP POR NOR ITA SUI SW E NED USA USA ARG JUN JUN FRA GER ESP NOR POL ITA ITA SW E CHN THA ESP JUN JUL FRA GER ESP BEL ITA SRB JPN CHN THA USA JUL JUL FRA GER ESP BEL SVK ITA GBR SRB THA MAR USA COL JUL JUL FRA GER ESP LUX BEL GBR ROU UKR THA MAR USA USA CAN BOL BRA JUL JUL GER ESP BEL SRB ITA GBR ROU FIN INA KAZ MAR USA BOL BRA JUL AUG GER RUS BEL POL ITA TUR FIN AUT CHN INA KAZ JPN CAN BOL BRA AUG AUG GER RUS BEL SVK ITA TUR ROU EST BOL BRA AUG AUG GER CZE RUS BEL ITA ROU CRO AUT BRA AUG AUG GER CZE BEL BIH ITA CRO AUT NED JPN USA MEX ARG AUG AUG ESP BIH POL ITA TUR ROU CRO NED JPN ARG AUG SEP FRA ESP BIH POL ITA ITA GRE NED JPN AUS VEN ARG SEP SEP POR ESP BUL MNE ITA ITA GRE CRO JPN AUS USA VEN BRA SEP SEP FRA ESP GBR ITA SRB GRE ROU GEO JPN AUS ALG USA CAN BRA SEP SEP FRA POR ITA TUR GRE UKR GEO FIN CHN JPN ALG USA USA BRA SEP OCT AUS JPN LIB THA ALG USA USA BRA OCT OCT AUS THA USA BRA OCT OCT KOR THA TUN USA COL OCT OCT KOR MAS NGR TUN PUR COL OCT NOV TPE TUN USA COL NOV NOV USA NOV NOV NZL NOV NOV JPN BRA NOV NOV CHI NOV DEC CHI DEC DEC CHI DEC DEC DEC DEC DEC 53 16

17 第 6 節 日 本 人 選 手 の ITF トーナメントに 対 する 意 識 2010 年 9 月 5 日 ~12 日 に 実 施 した JPTA 能 登 国 際 女 子 オープンテニス 2010 にて 日 本 人 選 手 を 対 象 とした 選 手 の ITF トーナメントに 対 する 現 状 把 握 と 意 識 調 査 を 行 った 第 3 章 結 果 第 1 節 WTA トーナメントと ITF トーナメント 本 節 では ウィンブルドン 選 手 権 の 予 選 出 場 に 必 要 なポイント 数 及 び ポイント 獲 得 可 能 な ITF トーナメントを 明 らかにした 図 5 NSI WTA トーナメント ITF 資 料 より 筆 者 作 成 17

18 Main Draw を 横 軸 に Qualify を 縦 軸 に 置 いた NSI から WTA トーナメントの 各 カテゴ リーの 見 ると 最 も 開 催 数 の 多 いインターナショナル(IS)は Cutoff ランキングが 低 いトーナメントから 高 いトーナメントまで 様 々である 最 も 低 い Qualify 選 手 のラ ンキングは 750 位 Main Draw は 200 位 である この 結 果 から ISの 予 選 はランキン グ 上 位 である 必 要 は 必 ずしもないということである またグランドスラムは 他 のプレ ミアトーナメントよりも Main Draw Qualify 共 に 出 場 選 手 数 枠 が 多 いため ランキン グは 低 い 最 もランキングが 高 いトーナメントはプレミアである 表 3 WTA トーナメント Cutoff Ranking と WTA Point 2010 Sony Ericsson WTA Tour Cut-Offs As of 10/27/2010 WTA 提 供 資 料 より 筆 者 作 成 次 に 各 カテゴリーの Cutoff Ranking の 平 均 とそれに 値 する WTA ポイントを 分 析 した グランドスラムは Main Draw( 本 戦 )が 110 位 Qualify が 223 位 であり それに 相 当 す る WTA ポイントそれぞれは 636 ポイント 259 ポイントである 最 もランキングが 高 く 獲 得 ポイントが 必 要 なトーナメントはプレミア 5 である 東 レ パンパシフィックテニ スはこの 部 類 に 属 す グランドスラムは 最 高 クラスのトーナメントであるにもかかわら ず 他 のトーナメントよりも Cutoff は 低 い 点 が 特 徴 である 最 下 層 のインターナショナルトーナメントの Main Draw のランキングとほぼ 変 わら ない これは 前 述 のように 出 場 枠 が 他 のトーナメントよりも 多 く 沢 山 の 選 手 に 出 場 機 会 が 与 えられていることによる 18

19 表 4 クルム 伊 達 公 子 選 手 のトーナメント 出 場 歴 (2008) WTA HP より 筆 者 作 成 トーナメント 開 催 日 トーナメント 名 場 所 結 果 賞 金 額 獲 得 ポイント 数 16ベストポイント カンガルーカップ 岐 阜 準 優 勝 5 万 ドル 福 岡 国 際 女 子 福 岡 準 々 決 勝 5 万 ドル 久 留 米 市 ベストアメニティカップ 久 留 米 市 準 々 決 勝 5 万 ドル 東 京 有 明 国 際 女 子 Ⅰ 東 京 有 明 優 勝 1 万 ドル 宮 崎 国 際 女 子 チャレンジャー 宮 崎 市 優 勝 2 万 5 千 ドル 十 勝 帯 広 帯 広 市 優 勝 2 万 5 千 ドル セキショウ 国 際 女 子 オープン つくば 市 準 々 決 勝 2 万 5 千 ドル 東 レパンパシフィック 東 京 有 明 予 選 決 勝 負 け AIGジャパンオープン 女 子 東 京 有 明 1 回 戦 負 け OEC Taipi Ladies 台 北 準 々 決 勝 10 万 ドル+H 東 京 有 明 国 際 女 子 Ⅱ 東 京 有 明 2 回 戦 負 け 5 万 ドル ダンロップワールドチャレン 愛 知 2 回 戦 負 け 7 万 5 千 ドル ジ オーストラリアン オープン オーストラリア 予 選 勝 ちあが り1 回 戦 負 け グランドスラム PTT Pattaya Open タイ 1 回 戦 負 け アメリカ クリアウォーター アメリカ 準 々 決 勝 5 万 ドル アメリカ レディング アメリカ 準 々 決 勝 2 万 5 千 ドル アメリカ ハモンド アメリカ 準 々 決 勝 2 万 5 千 ドル スペイン モンゾン スペイン 優 勝 7 万 5 千 ドル 復 活 から1 年 表 はクルム 伊 達 公 子 選 手 が 復 帰 した 2008 年 から 1 年 間 のトーナメント 出 場 歴 である 彼 女 がキャリアを 開 始 した 2008 年 は 最 初 から WTA トーナメントに 出 場 するのではな く 日 本 国 内 の ITF トーナメントに 出 場 し ポイントを 獲 得 している 全 18 トーナメ ントに 出 場 し その 内 ITF トーナメントには 14 回 に 出 場 している 更 に 14 試 合 の 中 で 国 内 トーナメントには 10 回 出 場 している これは 彼 女 がキャリアをスタートした 1988 年 に 国 内 ITF トーナメントに 4 回 出 場 したが 1989 年 以 降 は 海 外 の ITF トーナメント に 参 加 している 従 って 現 役 時 代 の ITF トーナメントの 出 場 方 法 と 復 帰 した 2008 年 の ITF トーナメントの 出 場 方 法 とは 大 きく 異 なることが 分 かる ドル ド ルトーナメントに 出 場 する 事 で 着 実 に 成 績 を 挙 げ ドルトーナメントで 優 勝 し ポイントを 復 帰 1 年 で 515 ポイントを 獲 得 している また WTA ランキングは 第 4 戦 目 で 既 に 400 位 代 になり そして 1 年 間 でランキング 144 位 まで 順 位 を 上 げている つま り ITF トーナメントで 確 実 に 成 績 を 残 す 事 で WTA ランキングを 上 げ WTA トーナメント に 安 定 して 出 場 可 能 な 水 準 まで 引 き 上 げる 事 が 可 能 な 事 例 である 19

20 第 2 節 ITF トーナメントの 分 析 ( 回 ) ( 万 ドル) 1,100 1, トーナメント 開 催 数 賞 金 額 図 6 ITF トーナメント 開 催 数 及 び 賞 金 額 の 推 移 ITF 資 料 より 筆 者 作 成 ITF トーナメントは 1983 年 発 足 以 来 右 肩 上 がりに 成 長 し 年 間 400 試 合 を 超 えて いる 賞 金 額 も 同 様 に 1000 万 ドルを 超 えている 20

21 ( 回 ) ASIA OCEANIA EUROPE N. AMERICA S. AMERICA AFRICA 図 7 地 域 別 ITF トーナメント 開 催 数 の 推 移 WTA 資 料 より 筆 者 作 成 更 に 地 域 別 で 開 催 数 の 推 移 を 見 ると ITF トーナメントの 拡 大 はヨーロッパにおける 拡 大 であるといえる また 2007 年 には アジアの ITF トーナメント 開 催 数 が 北 アメ リカを 抜 き 2 番 目 にトーナメント 開 催 数 が 多 い 地 域 となっている さらに 2006 年 以 降 南 アメリカのトーナメント 開 催 数 にもまた 増 加 がみられる 21

22 図 8 地 域 別 ITF トーナメント 賞 金 額 の 推 移 ITF 資 料 より 筆 者 作 成 次 に 地 域 別 の ITF トーナメントの 賞 金 額 の 推 移 をみると ヨーロッパが 最 も 多 く 600 万 ドルを 超 えている 大 会 数 では アジアと 北 アメリカはあまり 変 わらないが 賞 金 額 では 北 アメリカの 方 が 優 位 である 従 って アジアより 北 アメリカの 方 が 賞 金 額 の 高 いトーナメントが 開 催 されているということが 分 かる ただし アジアの 賞 金 額 は 増 加 し 続 けており 北 アメリカとの 差 は 縮 小 傾 向 にある 22

23 図 9 地 域 別 ITF トーナメント 開 催 数 ITF WOMEN S CIRCUIT CALENDAR2010 より 筆 者 作 成 地 域 別 ITF トーナメント 開 催 数 を 見 るとヨーロッパは 205 大 会 アジアは 56 大 会 北 アメリカが 39 大 会 中 南 アメリカが 31 大 会 アフリカが 13 大 会 である 23

24 図 10 賞 金 額 別 ITF トーナメント ITF 資 料 より 筆 者 作 成 2010 年 ITF トーナメントの 賞 金 額 別 トーナメント 数 を 見 ると 10 万 ドルが 53% ドルが 32% そして ドルが 8%である つまり ITF トーナメントの 85%は ドル 及 び ドルトーナメントの 開 催 となっている 24

25 第 3 節 WTA ポイントと ITF トーナメントに 関 する 分 析 本 節 では ITF トーナメントで 成 功 している 国 と その 国 の 傾 向 を 明 らかにする 第 1 項 ITF トーナメント 優 勝 回 数 とトーナメント 開 催 数 図 11 から 2009 年 優 勝 回 数 が 20 回 を 超 える 国 はロシア イタリア ドイツ フラ ンス アメリカ スペインである その 中 でもロシアはトーナメント 開 催 数 が 尐 なく 優 勝 回 数 が 多 い ドイツもそれに 近 い 傾 向 にある またそれに 対 してイタリアはトーナ メント 開 催 数 が 多 く 成 績 も 良 い 同 様 の 傾 向 は フランス アメリカ スペインにも 見 られる 更 に 優 勝 回 数 15 回 から 20 回 の 国 を 見 ると 日 本 イギリスは 大 会 数 が 比 較 的 多 く それに 対 して アルゼンチンとチェコはトーナメント 数 が 尐 ない 次 に 2004 年 の 優 勝 回 数 が 多 い 国 はチェコである これは 図 11 のロシアと 同 様 に 自 国 開 催 のトーナメント 数 が 尐 ない 事 が 特 徴 的 である また 2004 年 時 点 では ロシア とイタリア フランスは 2009 年 時 程 優 勝 回 数 が 多 くない それに 対 して アメリカ は 優 勝 回 数 開 催 数 いずれも 2009 年 時 よりも 多 い ( 優 勝 回 数 ) (ITFトーナメント 開 催 数 ) Russia Italy France Germany USA Spain Argentina Czech Great Britain Japan China Australia Ukraine Croatia Romania Belarus Netherlands Canada Poland India Korea Portugal Brazil Turkey 図 11 NSM 2009 年 ITF 資 料 より 筆 者 作 成 25

26 ( 優 勝 回 数 ) (ITFトーナメント 開 催 数 ) Russia Italy France Germany USA Spain Argentina Czech Great Japan China Australia Ukraine Croatia Romania Belarus Netherlands Canada Poland India Korea, Portugal Brazil Mexico 図 12 NSM 2004 年 ITF 資 料 より 筆 者 作 成 26

27 ( 回 ) 図 13 国 別 ITF トーナメント 開 催 数 における 賞 金 額 の 内 訳 ITF 資 料 より 筆 者 作 成 GRAND SLAM 開 催 国 はいずれも 年 間 で 10 回 以 上 ITF トーナメントを 開 催 していたが 唯 一 オーストラリアが 8 回 に 留 まる しかし 通 常 賞 金 額 の 異 なるトーナメントを 開 催 するが オーストラリアは ドルトーナメントのみ 開 催 するという 開 催 上 位 国 の 中 でも 特 異 なケースであった ( 図 13) また アメリカ フランス イタリア ドイツに 共 通 することは ドルトーナ メントの 開 催 数 よりも ドルトーナメント 開 催 数 が 上 回 る 特 にアメリカ フラン スにおいては 開 催 トーナメント 数 に 占 める ドル 以 上 のトーナメントが 73% 72% という 値 が 得 られた 次 に ITF トーナメントの 優 勝 回 数 を 見 ると ロシアが 最 も 多 く 31 回 優 勝 をしている またフランスは 24 回 アメリカは 23 回 優 勝 をしている イタリアはロシアに 次 いで 2 番 目 に 多 い 26 回 の 優 勝 を 果 たしている 優 勝 回 数 では 日 本 イギリスがともに 17 回 で ある 27

28 図 14 ITF トーナメント 優 勝 回 数 の 変 遷 ITF Pro Circuit Titles Won By Nations Players ( ) より 作 成 ITF トーナメントの 国 別 優 勝 回 数 の 推 移 である 2000 年 に 33 回 を 誇 っていた アメリカが 2009 年 には 23 回 となり トップの 座 をロシアの 31 回 に 奪 われている 2000 年 に 10 回 と 尐 なかったイタリアは 2009 年 には 26 回 とアメリカを 上 回 り ロシ アに 次 ぐ 2 位 の 地 位 に 上 がっている 日 本 は 2009 年 に 17 回 と 歴 代 最 高 優 勝 数 になっている 28

29 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% その 他 ロシア アメリカ 30% 20% 10% 0% 1980 年 1985 年 2010 年 図 15 Wimbledon におけるアメリカ ロシアの 割 合 の 変 遷 Wimbledon 提 供 資 料 より 筆 者 作 成 上 の 図 はウィンブルドン 参 加 選 手 の 割 合 である 1980 年 6 にはアメリカ 人 選 手 が 52% を 占 めていが 1985 年 には 40%となり 2010 年 には 何 と 7%となっている 1980 年 に ロシア 人 選 手 は 0 であったが 1985 年 に 若 干 現 れ 2010 年 には 世 界 で 一 番 ウィンブル ドン 本 戦 出 場 選 手 の 多 い 国 となっている 年 はソ 連 連 邦 の 首 都 モスクワでオリンピックが 行 われた 年 であったが ソ 連 連 邦 のアフガニスタンへの 侵 攻 を 受 けて 西 側 諸 国 がオリンピックのボイコットを 行 った 年 である それに 対 し ソ 連 はスポーツ 選 手 の 海 外 派 遣 を 自 粛 した 年 でもあった 29

30 図 16 Wimbledon2010 本 戦 出 場 選 手 の 国 籍 の 割 合 Wimbledon 資 料 より 筆 者 作 成 Wimbledon2010 の Main Draw の 国 別 出 場 選 手 を 見 るとロシアが 12% アメリカが 7% チェコが 7% イタリアが 6%であった NSM で 好 成 績 の 値 を 出 していた ロシア イタ リア アメリカの 出 場 割 合 が 高 い 30

31 ( 選 手 数 ) ( 選 手 数 ) ( 世 界 ランキング) 図 17 国 別 WTA ランキングの 階 層 分 布 WTA 資 料 より 筆 者 作 成 国 別 の WTA ランキングの 分 布 を 見 ると ロシアの 1 位 から 100 位 の 選 手 数 が 圧 倒 的 に 多 い 各 階 層 で 選 手 を 多 く 輩 出 している 国 はアメリカである ITF トーナメントで 好 成 績 を 残 しているイタリアは 1 位 から 100 位 の 選 手 は 比 較 的 多 いが 100 位 以 下 の 選 手 数 が 尐 ない この 点 でイタリアは NSM や Wimbledon2010 の 出 場 数 が 多 い 結 果 に 対 して 実 際 の 分 布 を 見 るとトップ 選 手 の 層 は 厚 いが 下 位 ランキングの 層 は 薄 いことが 分 かった また 日 本 は 1 位 から 200 位 まで 選 手 数 が 尐 なく 200 位 代 の 選 手 600 位 代 の 選 手 900 位 代 の 選 手 が 多 い 31

32 第 2 項 NSI で 見 る ITF トーナメントのレベル 本 項 では ITF トーナメントに 出 場 する 選 手 のランキングの 違 いから 10000$ $トーナメントのレベルを 国 別 地 域 別 に 見 ていきたい 図 18 NSI $10000( 地 域 別 ) ITF 資 料 より 筆 者 作 成 地 域 別 の ドルトーナメントのシードランキングを 見 ると オセアニアが 第 1 シードも 第 8 シードもランキングが 他 地 域 に 比 べて 高 い しかも バブルのサイズが 小 さく 出 場 可 能 な 大 会 数 が 尐 ないことが 分 かる その 反 対 に 北 アメリカは 第 1 シード 第 8 シード 共 に 低 い 第 8 シードは 700 位 より 下 のランキングと 低 く オセアニアの 第 8 シードのランキングで 北 アメリカの 第 1 シードシードになることが 可 能 である アフ リカもまたランキングが 北 アメリカの 次 に 低 い そしてヨーロッパ 中 米 カリブ 海 南 アメリカ アジアは ほぼ 同 じレベルにある 中 でもヨーロッパは オセアニアの 次 に 第 1 シードのランキングが 高 く 第 8 シードのランキングも 高 いが その 代 わりトー ナメント 数 が 圧 倒 的 に 多 い ヨーロッパのトーナメントは 基 本 的 にレベルが 高 いことが ここから 分 かる 一 方 4 地 域 の 中 でアジアの 第 8 シードのランキングが 最 も 低 く 第 1 シードは 中 米 カリブ 海 が 低 い 32

33 (NO.8 Seed Ranking) (NO.1 Seed Ranking) ヨーロッパ アジア 北 アメリカ オセアニア アフリカ 中 央 アメリカ 南 アメリカ 図 19 NSI $25000( 地 域 別 ) ITF 資 料 より 筆 者 作 成 では ドルトーナメントはどうであろうか ここでは 地 域 ごとにばらつきが 見 ら れた 第 1 シードのランキングが 最 も 高 い 地 域 はヨーロッパである 平 均 第 1 シードラ ンキング 143 位 第 8 シードも 259 位 と 実 力 ある 選 手 がシード 権 を 獲 得 している そし て 北 アメリカもまた 第 1 シードは 平 均 146 位 とヨーロッパと 型 を 並 べる 第 8 シードは ヨーロッパより 高 く 226 位 である 北 アメリカは ドルトーナメントでは 比 較 的 ランキングの 低 い 選 手 が 参 加 しているのに 対 して ドルトーナメントではランキ ングの 高 い 選 手 が 参 加 していることが 分 かった 第 1 シードのランキングが 最 も 低 い 地 域 は アジアであり 平 均 が 207 位 である 地 域 の 中 で 唯 一 200 位 代 が 第 1 シード 権 を 獲 得 できる 第 8 シードはアフリカが 最 も 低 く 次 に 南 アメリカのランキングが 低 い 33

34 NO.8 Seed Player's Ranking (ave.) NO.1 Seed Player's Ranking (ave.) スペイン イタリア トルコ ポルトガル イギリス インド 日 本 ルーマニア フランス アルゼンチン ドイツ タイ 中 国 オランダ クロアチア ベルギー セルビア ボスニア ペルー 韓 国 アメリカ 図 20 NSI $10000( 国 別 ) ITF 資 料 より 筆 者 作 成 次 に 国 ごとにシードランキングを 見 ていきたい 対 象 の 国 は 年 間 で 4 試 合 以 上 開 催 している 国 である 最 も 第 1 シードのランキングが 高 い 国 はフランスである 第 1 シー ド 268 位 第 8 シード 463 位 共 に 最 も 高 い そしてクロアチア イタリア 中 国 オ ランダ 韓 国 は 第 1 シードのランキングが 高 いが 韓 国 は 第 8 シードのランキングが 低 いことが 分 かる 日 本 は 第 1 シードが 332 位 第 8 シードが 611 位 であり 中 国 韓 国 よりも 第 1 シードのランキングが 低 い 一 方 でボスニアの 第 1 シード 第 8 シード 共 に ランキングが 圧 倒 的 に 低 い その 次 にランキングが 低 い 国 がアメリカ 図 ではアメリカと なっているである 第 1 シードも 400 位 以 下 第 8 シードも 700 以 下 の 選 手 である ヨー ロッパでは 他 にルーマニアのランキングが 低 い そしてアジアで 最 もランキングが 低 い 国 はインド そしてタイもランキングが 低 い つまりヨーロッパはランキングが 高 い 国 と 低 い 国 の 差 が 大 きいことが ここで 分 かった またアジアは 日 本 韓 国 中 国 といっ た 東 アジアのランキングが 高 く タイ インドといった 中 央 アジアのシード 選 手 ランキ ングが 低 いことが 分 かった 34

35 NO.8 Seed Player's Ranking (ave.) NO.1 Seed Player's Ranking (ave.) 米 国 オーストラリア イタリア スペイン 日 本 フランス 韓 国 ドイツ ロシア ポーランド ベルギー 図 21 NSI $25000( 国 別 ) ITF 資 料 より 筆 者 作 成 次 に ドルトーナメントを 見 ていきたい 第 8 シードのランキングが 225 位 か ら 275 位 の 間 に 集 中 している それに 対 して 第 1 シードのランキングには 大 きなラン キング 差 が 見 られた 第 1 シードのランキングが 高 いのはベルギー イタリア ドイツ であり 低 いのはフランス 日 本 オーストラリアである 第 8 位 シードのランキング は 比 較 的 差 が 尐 ないが オーストラリア 日 本 ロシアが 他 国 よりもランキングが 低 い ことが 特 徴 的 である 35

36 第 4 節 ITF トーナメント 開 催 時 期 本 節 では ITF WOMEN S Circuit Calendar2010 より 作 成 した 世 界 の ITF トーナ メントの 開 催 時 期 の 傾 向 日 本 のトーナメントの 開 催 時 期 について 明 らかにした 第 1 項 ITF トーナメント 年 間 スケジュール ( 回 ) (Week) 図 22 ITF トーナメント 年 間 試 合 数 推 移 (53 週 ) ITF 資 料 より 筆 者 作 成 ITF トーナメントの 年 間 スケジュールを 見 ると 年 間 の 試 合 数 の 増 減 があった 第 1 週 目 は 試 合 が 行 われておらず 10 試 合 を 超 えるのは 19 週 目 の 5 月 の 第 1 週 である 30 週 32 週 目 つまり 7 月 の 3 週 目 8 月 の 1 週 目 が 年 間 の 中 で 最 多 の 試 合 数 になる 以 降 一 時 的 に 減 尐 するが 39 週 目 40 週 目 に 14 試 合 と 再 び 試 合 数 が 増 加 した しかし 41 週 目 には 8 回 と 10 回 を 切 り 減 尐 傾 向 が 続 き 46 週 目 には 試 合 数 が 1 試 合 になり 52 週 目 53 週 目 は 試 合 が 行 われていない 36

37 図 23 ITF トーナメント 地 域 別 割 合 ITF 資 料 より 筆 者 作 成 年 間 スケジュールの 中 で 日 本 及 び 地 域 別 トーナメント 開 催 数 を 見 ると ヨーロッパが 54% アジアと 北 アメリカが 13% 南 アメリカが 9% 日 本 が 6% アフリカが 5%の 割 合 で 開 催 されていた 従 って 日 本 を 含 めたアジアで 見 ると 北 アメリカよりも 開 催 数 が 多 く アジアは 世 界 の 中 でヨーロッパに 次 ぐテニストーナメント 開 催 地 域 であると 言 える 37

38 (Week) 図 24 ITF トーナメントカレンダー (2010) ITF 資 料 より 筆 者 作 成 38

39 第 2 項 地 域 別 トーナメント 開 催 数 と 開 催 頻 度 ( 期 間 別 ) トーナメントスケジュールの 中 で 前 半 にあたる 全 仏 オープンのエントリー 期 間 まで の 地 域 別 のトーナメント 開 催 数 を 見 た 図 25 ITF トーナメント(1 週 ~18 週 ) ITF 資 料 より 筆 者 作 成 1 番 目 に 開 催 されている 時 期 は アジア 北 アメリカは 第 2 週 ヨーロッパは 第 3 週 目 南 アメリカが 8 週 目 アフリカは 13 週 目 日 本 は 第 12 週 目 に 開 催 されている 連 続 する 週 は 北 アメリカでは 5 週 目 9 週 目 13 週 目 を 除 き 毎 週 1 トーナメントから 2 トーナメント 開 催 されている ヨーロッパは 第 3 週 目 に 1 試 合 開 催 され 第 8 週 の 1 試 合 を 除 き 第 6 週 以 降 3 試 合 から 5 試 合 開 催 されている アフリカは 13 週 から 16 週 目 まで 毎 週 開 催 されている 一 方 アジアは 第 2 週 目 から 第 12 週 目 まで 定 期 的 に 開 催 されておらず 13 週 目 以 降 毎 週 開 催 されている 日 本 は 12 週 目 に 初 めて 開 催 されてい る 39

40 (Week) 図 26 ITF トーナメント(19 週 ~23 週 ) ITF 資 料 より 筆 者 作 成 次 に 全 仏 オープンからウィンブルドンにかけての 5 週 間 を 見 た この 時 期 日 本 は 毎 週 開 催 と 同 時 にアジアにおいても 毎 週 1 試 合 以 上 開 催 されている ヨーロッパもまた 4 試 合 以 上 開 催 され 北 アメリカも 1 試 合 以 上 開 催 されている 南 アメリカ アフリカ は 毎 週 開 催 されていない 従 って 全 仏 からウィンブルドンの 時 期 は 日 本 アジア ヨー ロッパ 北 アメリカでは 毎 週 トーナメントが 開 催 され 開 催 頻 度 が 高 いことが 分 かった 40

41 (Week) 図 27 ITF トーナメント(24 週 ~33 週 ) ITF 資 料 より 筆 者 作 成 次 にウィンブルドンから 全 米 オープンまでの 期 間 はどうだろうか 日 本 は 24 週 目 28 週 目 32 週 目 のみの 開 催 である アジアは 27 週 目 から 32 週 目 に 開 催 している ヨー ロッパは 毎 週 6 トーナメント 以 上 開 催 されている 北 アメリカは 33 週 目 を 除 き 毎 週 開 催 されている また 南 アメリカは 28 週 目 を 除 き 毎 週 開 催 されている アフリカは 28 週 目 を 除 き 27 週 目 か 31 週 目 まで 開 催 されている 従 って この 期 間 はヨーロッパ 北 アメリカ 南 アメリカの 開 催 頻 度 が 高 い 41

42 (Week) 図 28 ITF トーナメント(34 週 ~53 週 ) ITF 資 料 より 筆 者 作 成 そして 最 後 に 全 米 オープンから 全 豪 オープンの 期 間 を 見 た 日 本 は 35 週 目 から 41 週 目 に 開 催 47 週 目 48 週 目 そして 51 週 目 が 最 終 である アジアもまた 37 試 合 目 から 45 週 目 に 開 催 され 47 週 目 が 最 終 である 北 アメリカは 38 週 目 から 48 週 目 に 開 催 され 46 週 目 が 最 終 である そしてヨーロッパは 34 週 目 から 40 週 目 にそれぞれ 8 試 合 開 催 され 41 週 目 から 53 週 目 まで 開 催 されていない 南 米 は 46 週 目 47 週 目 を 除 き 34 週 目 から 51 週 目 まで 毎 週 開 催 されている 42

43 第 3 項 日 本 における ITF トーナメントへの 出 場 外 国 人 選 手 数 次 に 日 本 の ITF トーナメントに 参 加 する 外 国 人 選 手 数 の 多 寡 を 見 た 図 29 日 本 開 催 ITF トーナメント 出 場 外 国 人 選 手 数 ITF 資 料 より 筆 者 作 成 2010 年 日 本 開 催 トーナメントにおける 外 国 人 選 手 の 総 数 である 中 国 タイ 韓 国 台 北 とアジアの 近 隣 諸 国 が 上 位 を 占 めている それに 次 ぎ イギリスやロシア 等 ヨー ロッパ 諸 国 が 多 い 同 じアジアの 中 でもオセアニアのニュージーランドは 8 名 参 加 して いたが オーストラリアは 1 名 しかいない 43

44 図 30 地 域 別 日 本 開 催 ITF トーナメント 出 場 選 手 (2010 年 ) ITF 資 料 より 筆 者 作 成 日 本 における ITF トーナメント 参 加 の 外 国 人 選 手 の 割 合 を 見 ると アジアが 77% ヨーロッパが 21%であり 日 本 の ITF トーナメントに 北 アメリカ 南 アメリカの 選 手 はほぼ 出 場 していない 44

45 13 週 17 週 18 週 19 週 20 週 21 週 22 週 23 週 24 週 28 週 29 週 32 週 35 週 36 週 37 週 38 週 39 週 40 週 41 週 48 週 ( 人 ) 図 31 日 本 国 内 トーナメント 参 加 外 国 人 出 場 選 手 数 ITF 資 料 より 筆 者 作 成 図 31 から トーナメント 別 の 外 国 人 出 場 選 手 数 の 推 移 を 見 ると AUG 02 開 催 トー ナメントと JUL 05 開 催 トーナメント 数 の 外 国 人 選 手 数 が 尐 ないことが 分 かった 45

46 表 5 日 本 開 催 ITF トーナメントに 対 するアジア 開 催 ITF トーナメントとアジ ア 人 参 加 選 手 数 ITF 資 料 より 筆 者 作 成 次 に 日 本 のトーナメントと 中 国 韓 国 タイのトーナメント 開 催 時 期 から 日 本 トー ナメントに 参 加 するそれぞれの 国 の 出 場 数 を 見 る 自 国 でトーナメントが 開 催 されてい る 場 合 は 日 本 のトーナメントに 参 加 してないケースが 存 在 した 特 に 7 月 5 日 の 週 は 日 本 タイが ドル 中 国 が ドルのトーナメントが 開 催 されている この 週 の 日 本 のトーナメントに 外 国 人 選 手 は 一 切 参 加 しておらず 日 本 人 選 手 のみが 参 加 する ITF トーナメントが 開 催 されていた また 韓 国 の 場 合 週 が 重 なった 場 合 の 中 でも 日 本 46

47 が ドル 韓 国 が ドルのトーナメントを 開 催 している 場 合 韓 国 の 選 手 は 日 本 のトーナメント 参 加 していない 第 5 節 ケーススタディ 能 登 国 際 女 子 オープンテニス 第 1 項 地 域 性 図 32 能 登 国 際 女 子 オープン 来 場 者 数 能 登 町 提 供 資 料 より 筆 者 作 成 能 登 国 際 女 子 オープンテニス 来 場 者 調 査 表 (2008~2010)より 筆 者 作 成 来 場 者 数 の 推 移 を 見 ると 年 々 観 戦 者 の 増 加 が 見 られる ただし 大 会 運 営 側 は 5000 人 収 容 を 目 標 として 設 定 しているが 目 標 値 の 50%に 満 たないという 問 題 点 があった また 集 客 力 向 上 の 観 点 から 観 戦 は 無 料 である また 認 知 度 の 向 上 の 為 に 大 会 パンフ レットも 無 料 で 提 供 している 47

48 図 33 能 登 町 民 の 国 際 大 会 開 催 の 評 価 能 登 国 際 女 子 オープン 出 場 選 手 アンケートより 筆 者 作 成 図 34 の 結 果 から 能 登 町 のほとんどの 住 民 が 国 際 大 会 の 誘 致 運 営 を 望 んでいることが 明 らかになった また 年 齢 別 で 見 ると 30 歳 から 50 歳 にかけての 回 答 が 最 も 多 かった これは 大 会 当 日 に 観 戦 していた 人 の 世 代 と 合 致 している しかし 10 歳 から 20 歳 代 の 回 答 が 尐 なかった これも 観 戦 者 にこの 世 代 が 尐 なかったことが 問 題 点 として 同 レポート では 指 摘 している 48

49 図 34 能 登 国 際 が 地 域 活 性 化 につながるか 能 登 町 提 供 資 料 より 筆 者 作 成 表 6 地 域 活 性 につながる 理 由 能 登 町 提 供 資 料 より の 能 登 国 際 の 開 催 は 地 域 住 民 から 地 域 活 性 になるという 点 で 支 持 されている 特 に 大 会 を 開 催 することで 市 街 県 外 から 人 が 来 るという 期 待 が 高 い こうしたことが 地 域 に 与 える 経 済 効 果 として 期 待 されている また 地 域 にプロ 選 手 が 来 る 機 会 がないから という 指 摘 もあった 様 に プロテニスプレーヤーが 来 ること 自 体 が 地 域 にとって 意 義 あ るものとなっている 49

50 図 35 大 会 の 印 象 ( 児 童 対 象 ) 能 登 町 提 供 資 料 より 筆 者 作 成 児 童 を 対 象 に 大 会 の 印 象 を 聞 くと 否 定 的 な 回 答 はほとんど 見 られなかった こうした 結 果 から 能 登 町 民 の 成 人 だけでなく 児 童 からも 支 持 されているということが 分 かった 第 2 項 テニストーナメントに 対 する 意 識 調 査 2010 年 9 月 5 日 ~12 日 に 開 催 された 能 登 国 際 女 子 オープンテニス( 以 下 能 登 国 際 ) が 開 催 された 際 にアンケートを 実 施 した 本 トーナメントの 優 勝 賞 金 額 は ドル 最 高 獲 得 ポイントは 50 ポイントの 大 会 である 本 アンケートで 能 登 国 際 出 場 選 手 の ITF トーナメントに 対 する 意 識 調 査 を 行 うこと で トーナメント 環 境 の 問 題 及 び 選 手 の 問 題 点 を 明 らかにした 50

51 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 12 回 以 上 9~11 回 6~8 回 3~5 回 0~2 回 20% 10% 0% 2009 年 度 国 内 開 催 トーナメント 出 場 数 2009 年 度 海 外 開 催 トーナメント 出 場 数 図 36 国 内 外 トーナメント 参 加 状 況 能 登 国 際 女 子 オープン 出 場 選 手 アンケートより 筆 者 作 成 まず 能 登 国 際 トーナメントの 出 場 選 手 の 属 性 を 見 ると トーナメント 自 体 への 出 場 経 験 のある 選 手 が 0 回 から 2 回 と 実 践 経 験 が 尐 ない 選 手 が 多 い また 海 外 トーナメ ントに 参 加 する 機 会 は 3 回 ~5 回 が 最 も 多 く それ 以 上 になると 国 内 のトーナメントに 参 加 していることが 分 かる 51

52 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 12 回 以 上 9~11 回 6~8 回 3~5 回 0~2 回 図 37 ITF トーナメント 参 加 状 況 能 登 国 際 女 子 オープン 出 場 選 手 アンケートより 筆 者 作 成 また ITF の 賞 金 額 ごとに 見 ると 最 も 賞 金 の 低 い ドル ドルトーナメン トの 参 加 が 多 い 52

53 16% 6% 23% 実 力 を 試 す 為 賞 金 を 獲 得 する 為 7% ポイントを 獲 得 する 為 能 登 が 好 きだから その 他 48% 図 38 能 登 国 際 女 子 オープンテニスへの 参 加 動 機 能 登 国 際 女 子 オープン 出 場 選 手 アンケートより 筆 者 作 成 実 際 に 能 登 国 際 に 参 加 した 動 機 を 聞 くと ポイントを 獲 得 する 為 という 回 答 が 最 も 多 く 48% 次 に 実 力 を 試 す 為 23%であった 53

54 図 39 日 本 のトーナメント 数 についてどう 思 うか 能 登 国 際 女 子 オープン 出 場 選 手 アンケートより 筆 者 作 成 次 に 日 本 のトーナメント 数 について 聞 くと 丁 度 良 いが 67% 多 いが 18%であり トー ナメント 数 に 関 して 尐 ないと 回 答 した 選 手 は 15%であった すなわち 日 本 のトーナ メント 数 に 関 して 不 満 に 思 っている 人 は ほとんどいないことが 分 かった 54

55 図 40 海 外 を 拠 点 にプレーしたいと 思 う 能 登 国 際 女 子 オープン 出 場 選 手 アンケートより 筆 者 作 成 また 海 外 を 拠 点 にプレーしたいかという 問 いに 対 して 非 常 に 思 う と 答 えた 選 手 は 13% やや 思 う という 回 答 は 26% 全 体 で 積 極 的 な 回 答 は 40%であった その 理 由 については 次 のような 積 極 的 な 回 答 が 得 られた 日 本 と 海 外 とでは 環 境 が 全 く 違 うし プレースタイルも 違 う 日 本 よりも 海 外 の 選 手 のほう が 勝 っているから そのようなプレースタイルのある 環 境 でやりたいと 思 う 日 本 の 選 手 やアジアの 選 手 だけではなく 色 々な 国 の 選 手 とどんどんやっていきたいから 海 外 拠 点 ということはツアーをまわるという 意 味 も 含 め 強 くないとできない 海 外 のほうが 自 分 にあっている 気 がするから その 一 方 で 次 のような 消 極 的 な 回 答 も 得 られた 日 本 が 好 きだから ただ 単 に 考 えたことがない 55

56 図 41 4 大 オープンに 出 場 したいと 思 う 能 登 国 際 女 子 オープン 出 場 選 手 アンケートより 筆 者 作 成 69%の 選 手 が 4 大 オープンに 出 場 したいと 思 う という 回 答 が 得 られた しかしな がら 30%の 選 手 からは 積 極 的 な 回 答 は 得 られなかった 56

57 図 42 引 退 後 の 生 活 が 不 安 である 能 登 国 際 女 子 オープン 出 場 選 手 アンケートより 筆 者 作 成 引 退 後 の 生 活 が 不 安 であるかという 質 問 に 対 して 不 安 であるがわずか 4%に 留 まっ た 選 手 は 引 退 後 の 生 活 不 安 はないということが 分 かった 57

58 図 43 引 退 後 もテニスをしたいと 思 う 能 登 国 際 女 子 オープン 出 場 選 手 アンケートより 筆 者 作 成 引 退 後 もテニスをしたいかという 問 に 対 して 非 常 に 思 う が 35% やや 思 う が 23% どちらとも 言 えない が 23% あまり 思 わない が 19%であった 58

59 図 44 現 在 の 主 な 収 入 は 何 か 能 登 国 際 女 子 オープン 出 場 選 手 アンケートより 筆 者 作 成 現 在 の 主 な 収 入 源 は 賞 金 が 14% スポンサーが 38%である 親 の 支 援 は 10 代 の 選 手 学 生 選 手 がこれに 当 たる ここから 選 手 の 収 入 源 はスポンサーが 大 きいことが 分 かった 59

60 第 3 項 松 岡 修 造 氏 インタビュー テニスの 指 導 にあたり また 男 子 の ITF トーナメントであるフューチャーズトーナメ ントにスポンサードをした 経 験 がある 松 岡 修 造 氏 に 日 本 人 選 手 の 問 題 点 及 び 日 本 国 内 トーナメントの 問 題 点 についてインタビューを 行 った ただし 松 岡 氏 がスポンサー ドされたトーナメントは 男 子 トーナメントであり このインタビューにおける 同 氏 の 考 えは 日 本 人 男 子 選 手 を 視 野 に 置 かれている 日 本 人 選 手 の 問 題 点 松 岡 氏 は 日 本 人 選 手 から 世 界 を 目 指 す 気 持 ちが 感 じられない と 日 本 人 選 手 に 対 して 指 摘 している これは 日 本 人 選 手 が 国 内 で 賞 金 を 稼 いで 満 足 をしており トレーニ ング 及 び トーナメントを 通 じて 世 界 に 目 指 すという 意 気 込 みが 感 じられないというこ とである また 同 氏 は 世 界 で 活 躍 する 選 手 には 独 特 の 雰 囲 気 がある 周 囲 に 緊 張 感 を 与 え 周 囲 に 視 線 を 釘 付 けにする 雰 囲 気 である フューチャーズに 出 場 する 日 本 人 選 手 に は 世 界 で 活 躍 する 為 に 必 要 な 選 手 の 基 質 が 欠 けているのではないか 日 本 のトーナメントの 問 題 点 同 氏 は 日 本 のトーナメントの 問 題 点 について 日 本 人 選 手 ばかりが 参 加 するトーナメ ントであり 国 内 で 世 界 レベルを 感 じることができなくなっている と 指 摘 している 日 本 の 国 際 トーナメントは 国 内 選 手 が 大 半 を 占 めており 日 本 における 国 際 トーナメン トから 世 界 に 対 して 意 識 が 向 かないという 問 題 点 がある 60

61 第 4 章 考 察 本 章 では 第 3 章 で 得 られた 結 果 を 下 に 日 本 テニス 界 の ITF トーナメントに 対 する あり 方 と 今 後 のテニス 界 の 発 展 について 考 察 をする 第 1 節 WTA トーナメントと ITF トーナメントの 関 係 STEP 位 PM 予 選 GS IS 本 戦 600~630pt $ITF2.5 万 以 上 STEP 位 P P5 予 選 160~250Pt $ITF1 万 +2.5 万 STEP 位 IS 予 選 70~100Pt $ITF1 万 WTAトーナメント ITFトーナメント 図 45 WTA と ITF の 関 係 図 WTA ITF 提 供 資 料 より 筆 者 作 成 第 1 節 から 日 本 人 選 手 が WTA 世 界 ランキングの 中 で 最 も 多 い 層 は 600 位 の 層 である ことがわかった また WTA トーナメントの Cutoff ランキングから 600 位 代 の 選 手 は WTA トーナメントに 出 場 可 能 なランキングに 到 達 していないことが 明 らかになった こ れらの 結 果 から 今 後 日 本 テニス 界 が 選 手 を 輩 出 する 上 で 次 の 様 な 層 を 3 段 階 に 分 け てみた 第 1 段 階 は WTA トーナメントで 最 もグレードが 低 いISの 予 選 出 場 レベルである これは 平 均 で 71 ポイントから 100 ポイント 獲 得 することでランキングが 400 位 代 に なり ISの 予 選 の Cutoff Ranking を 上 回 ることが 可 能 である すなわち ITF トーナ メントの ドルトーナメントで 優 勝 準 優 勝 ベスト 4 などの 好 成 績 を 積 み 重 ねる ことができれば 出 場 可 能 である 第 2 段 階 は ISの 上 の P P5 予 選 出 場 レベル これは 平 均 で 160 ポイントから 250 ポイント 獲 得 することで 出 場 可 能 である これは ドル 及 び ドルトーナメ ントに 出 場 し ドルではベスト 8 以 上 ドルではベスト 4 以 上 数 回 の 取 61

62 りこぼしはあってもだいたい 平 均 的 にこの 程 度 の 成 績 を 残 すことができれば 獲 得 可 能 である 第 3 段 階 は PM の 予 選 及 び IS GS 本 戦 出 場 レベル これは ITF トーナメント ドル 以 上 のトーナメント 及 びISでの 好 成 績 が 必 要 となる 表 7 主 要 国 の WTA の STEP3 段 階 評 価 WTA 資 料 より 筆 者 作 成 国 第 1 段 階 第 2 段 階 第 3 段 階 アメリカ イタリア フランス スペイン 日 本 ロシア 更 にこの 3 段 階 に 基 づいて 諸 外 国 と 日 本 を 分 析 すると アメリカの 選 手 層 は のすべての 段 階 で 充 実 していること またロシアは 特 にトップの 第 3 段 階 (PM 予 選 GS IS 本 戦 レベル)が 充 実 していることが 分 かる 日 本 は 第 1 段 階 (IS 予 選 レベル)つまりラ ンキング 400 位 代 の 選 手 を 輩 出 する 必 要 がある それは 現 在 最 も 多 い 600 位 代 の 選 手 に トーナメントの 経 験 を 積 ませてポイントを 獲 得 する 必 要 がある 第 1 段 階 (IS 予 選 レベル)は 最 もグレードの 低 い ドルトーナメントで 勝 利 を 重 ねることが 成 功 の 鍵 となるのではないだろうか 第 2 節 イタリア ロシアの 成 功 要 因 第 3 章 第 1 節 で WTA ランキング 第 2 節 で ITF トーナメントを 分 析 した 結 果 から トー ナメントの 開 催 数 が 年 々 増 加 する 中 で 近 年 世 界 で 活 躍 する 選 手 を 輩 出 する 国 の 中 で 注 目 すべき 国 はロシアとイタリアであることがわかった ロシアは WTA 世 界 ランキング ( )の 30 位 以 内 に 2 位 のV.ズボナレワを 始 めとして 8 名 もの 選 手 を 出 し ている イタリアはこれまで 特 に 女 子 テニス 界 で 注 目 されたことはなかったにも 関 わら ず 2010 に 協 会 主 導 の 選 手 強 化 システムで 育 成 した 成 果 の 末 突 然 全 仏 オープンのチャ ンピオン(F.スキアボーネ)を 輩 出 した しかもこのスキアボーネは 多 くの 現 在 の 女 子 選 手 がストローク 中 心 の 画 一 的 なテニススタイルであるのに 対 し 想 像 力 豊 かな 個 性 あ ふれるオールラウンドのテニスをする この 2 国 の 類 似 点 と 相 違 点 を 指 摘 したい 62

63 第 1 項 ITF トーナメントの 成 績 ロシア イタリアともに 選 手 層 の 厚 い 国 であった 近 年 国 際 舞 台 で 最 も 良 い 成 績 を 残 しているのはロシアとイタリアである 年 にはロシア が 年 にはイタリアがフェドカップ( 世 界 国 別 対 抗 戦 )で 優 勝 してい る かつてはアメリカが 世 界 のトップを 独 占 していた 時 代 から 現 在 ではその 勢 力 図 が 大 きく 異 なっていたのである WTA ランキング( )の 50 位 以 内 にアメリカ 人 はS.ウィリアムズ(4 位 )とV.ウィリアムズ(5 位 )の 二 人 しかいないことからもそ のことが 良 くわかる 特 筆 すべきは ITF トーナメントの 成 績 である ロシアは 2004 年 以 降 イタリアは 2005 年 以 降 に 急 激 に 優 勝 回 数 を 伸 ばしロシアは 2009 年 31 回 イタリアは 26 回 の 優 勝 を 果 たしている 実 際 に ITF トーナメントの 優 勝 推 移 を 見 るとアメリカからロシア イタリ アへという 勢 力 図 の 移 り 変 わりが 見 える アメリカは 2000 年 には 優 勝 回 数 が 33 回 もあ り 諸 外 国 を 圧 倒 していたが 2001 年 からは 16 回 と 減 り その 後 諸 外 国 を 圧 倒 する 成 績 を 残 していない その 一 方 でロシアは 2004 年 以 降 優 勝 回 数 が 急 増 し 2005 年 にはアメ リカを 抜 き 2009 年 には 30 回 を 越 えたのだ また 同 様 にイタリアは 2005 年 以 降 優 勝 回 数 が 急 増 し 2007 年 には 優 勝 回 数 が 25 回 を 超 えている 日 本 が 今 後 世 界 に 選 手 を 輩 出 する 為 には まず ITF トーナメントにおける 優 勝 回 数 を 増 やすことが 必 要 となろう トップレベルの 選 手 を 輩 出 している 国 々は 尐 なくとも 20 勝 しており さらにその 中 でもトップクラスの 国 は 25 勝 以 上 している この 数 字 こそ まずは 日 本 テニス 界 が 超 えるべきハードルであるのではないか 第 2 項 ITF トーナメントの 開 催 数 ロシアとイタリアとの 間 の 相 違 点 を 見 極 める 必 要 がある ITF トーナメントの 開 催 数 が 多 く(34 大 会 2009) 且 つ 成 績 を 残 すイタリアに 対 して ITF トーナメントの 開 催 数 が 尐 ない(7 大 会 2009) 一 方 で 好 成 績 を 残 すロシアの 違 いは 大 きい かつて 優 勝 回 数 が 多 いチェコもロシアと 同 様 の 傾 向 にあった 世 界 のトップレベルの 選 手 になるということは つまり 外 国 (アウェイ)でのプレー を 強 いられるということでもある 従 って 技 術 のみならず 世 界 で 戦 うというマインド 厳 しい 多 様 な 環 境 に 対 しても 順 応 する 力 などを 身 につけることが 重 要 である 外 国 を 転 戦 しながら 実 戦 の 中 で 個 々の 選 手 が 成 長 してゆくスタイルがロシアの 場 合 は 想 定 され る ある 意 味 でそれぞれの 選 手 の 力 量 に 委 ねる 個 人 主 導 型 である また 一 方 で イタリ アは 国 として 選 手 達 をサポートすることが 可 能 であり 多 くの 選 手 がテニス 協 会 のバッ 63

64 クアップの 下 でチャレンジできる 環 境 を 用 意 している 協 会 のコミットが 大 きい 協 会 誘 導 型 である しかし ロシア 選 手 達 の 目 覚 ましい 活 躍 を 見 ると 自 国 でトーナメントを 開 催 することよりも 外 国 のテニスキャンプに 入 り コーチと 共 にどんどん 転 戦 しがら 選 手 にポイントを 獲 得 させる 仕 組 みの 方 が 優 れていると 言 って 良 いのではないだろう か 日 本 は 自 国 内 で 主 催 するトーナメント 数 も 多 く こうしたロシア 型 イタリア 型 の 双 方 のメリット デメリットを 吟 味 する 必 要 がある 能 登 国 際 で 実 施 したアンケートから プロ 選 手 の 中 には 海 外 大 会 を 中 心 に 活 躍 したい と 考 えるタイプと 国 内 大 会 を 中 心 にしたいタイプの 2 つの 雛 型 がある 前 者 は 筆 者 を 含 め 世 界 の 大 会 でプレーして 来 た 日 本 人 選 手 である 予 想 ではこのタイプが 大 半 を 占 めることを 想 定 していたが 割 合 は 3 分 の 1 程 度 という 回 答 に 留 まった 一 方 後 者 の 選 手 層 はこれまであまり 注 目 されてこなかったが こちらが 多 数 派 であった そこで 海 外 を 拠 点 に 考 える 選 手 の 為 には ロシア 型 を 採 用 し 国 内 拠 点 の 選 手 はイタリア 型 を 採 用 しながら 2 軸 の 方 法 を 採 ることも 可 能 である 第 3 節 ランキング 向 上 に 寄 与 する ITF トーナメントへ の 出 場 第 4 節 では NSI から 日 本 人 選 手 が 効 果 的 にポイントを 獲 得 することができると 想 定 される 国 や 地 域 について 考 察 をする 第 1 項 ドルトーナメント ドルトーナメントは 北 アメリカとアジアが WTA ポイント 獲 得 のための 重 要 地 域 であり 次 ぎにヨーロッパヨーロッパである アフリカ 南 アメリカは 地 理 的 問 題 か ら 移 動 コストが 非 常 に 高 いという 問 題 がある しかしながら 筆 者 としては 何 らかの 方 法 で( 自 分 でスポンサーを 探 す または 安 い 飛 行 機 を 乗 り 継 ぐ)アフリカまたは 南 アメ リカへ 行 き 長 期 に 渡 って 転 戦 して 交 通 費 を 賄 う 賞 金 とポイントの 獲 得 を 目 指 す 日 本 人 選 手 の 出 現 を 期 待 したい 全 体 的 にシードランキングが 低 い 国 は アメリカを 除 きテニスで 未 だ 名 を 馳 せていな い 国 が 多 くを 占 めていた これは ITF がトーナメントを 普 及 させる 理 念 の 中 で 開 拓 され た 地 域 であることが 考 えられる 従 って 今 後 も 主 要 国 に 限 らず 新 興 トーナメントに 注 目 する 必 要 性 を ここから 見 出 すことが 可 能 である 特 に 北 アメリカでは アメリカの 出 場 選 手 のランキングが 圧 倒 的 に 低 い 第 3 節 から ITF トーナメントの 開 催 数 が 世 界 最 多 でありテニス 大 国 として 名 を 馳 せる 為 実 力 者 が 64

65 出 場 することが 想 定 されたが 実 際 のシードランキングを 見 る 限 り ポイント 獲 得 の 可 能 性 が 最 も 高 い ただし アメリカには 世 界 ランキングをまだもっていないが 強 いジュ ニア 選 手 が 多 く 必 ずしも 侮 ることはできない また 第 5 節 から 明 らかな 様 に 北 アメリカは 毎 週 トーナメントが 開 催 されサーキッ トが 成 立 している 為 複 数 のトーナメントに 連 続 出 場 することも 可 能 である 次 ぎにアジアを 見 ると 東 アジアのトーナメントのシード 選 手 ランキングは 高 い そ の 一 方 でインドやタイといった 南 アジア 諸 国 のシードランキングが 低 い 日 本 のトーナ メントに 中 国 人 韓 国 人 選 手 が 多 数 参 加 していることから 東 アジアはアクセスが 良 く 選 手 が 頻 繁 に 往 来 していることが 考 えられる その 一 方 で 経 済 発 展 著 しいとはいえイ ンドやタイは 治 安 やインフラ 環 境 に 課 題 があり 選 手 から 敬 遠 されているのではないだ ろうか ヨーロッパヨーロッパでは ボスニア ポルトガル トルコといった 国 のシードラン キングが 低 い ボスニアは 圧 倒 的 に 低 くポイント 獲 得 の 可 能 性 が 非 常 に 高 い 既 にサッ カーではボスニアで 親 善 試 合 を 行 っており 環 境 として 問 題 もないことが 考 えられる 第 2 項 ドルトーナメント ドルトーナメントは ITF トーナメントから WTA トーナメントに 輩 出 する 上 で 重 要 なトーナメントである アジア オセアニア 地 域 のシードランキングが ヨーロッ パヨーロッパ 北 アメリカよりも 低 い 日 本 ロシア オーストラリアが 注 目 される ここで 国 内 における 国 際 トーナメントの 中 でも ドルトーナメントが 日 本 人 選 手 にとって 好 都 合 であることから 今 後 積 極 的 に 選 手 に ドルトーナメントに 挑 戦 さ せること または ドルトーナメントを ドルトーナメントに 格 上 げすること も 必 要 なのではないだろうか 更 にオーストラリアのシード 選 手 ランキングが 低 いということが 日 本 にとって 好 都 合 である 時 差 の 問 題 がなく 選 手 のコンディションの 調 整 が 比 較 的 容 易 である また グランドスラムを 開 催 していることからもトーナメントのホスピタリティは 充 実 して いる 日 本 オーストラリアの 2 カ 国 で 重 点 的 に 出 場 することは 得 策 と 考 えられる 第 3 項 今 後 の 日 本 及 びアジアの ITF トーナメント 環 境 日 本 プロテニス 協 会 (JPTA)が 主 催 し 世 界 テニス 連 盟 (ITF)の 国 際 トーナメントであ る JPTA 能 登 国 際 女 子 オープンテニス から 外 国 人 選 手 日 本 人 選 手 それぞれにつ いての 課 題 と 展 望 について 指 摘 したい 65

66 東 アジアサーキット 構 想 ITF トーナメントカレンダーから アジアはヨーロッパヨーロッパの 次 ぎにトーナメ ント 開 催 数 が 多 い 地 域 であったが 北 アメリカと 異 なりトーナメント 開 催 週 が 尐 ない また 同 じアジアでも 中 東 東 南 アジア 東 アジア 等 トーナメントが 点 在 している こ うした 状 況 から 日 本 は 確 かに 世 界 で 5 番 目 にトーナメント 開 催 数 が 多 い 国 であるが ヨーロッパヨーロッパや 南 米??アメリカアメリカと 異 なり 周 辺 国 の 開 催 数 が 尐 ない こと 或 いは 自 国 で 選 手 がポイントを 十 分 獲 得 できる 開 催 数 までは 至 らないことが 問 題 点 として 挙 げられる そこで 東 アジアサーキットを 提 唱 したい 日 本 韓 国 中 国 が 連 携 してトーナメン トを 開 催 することで ヨーロッパ 北 米 地 域 に 対 抗 する 第 3 勢 力 を 構 築 するのである 中 国 韓 国 は 経 済 発 展 著 しく 今 後 開 催 数 の 増 加 が 見 込 まれる その 中 でこれまでトーナ メントの 開 催 実 績 がある ITF の 理 念 の 実 現 を 促 進 する 存 在 として 日 本 がイニシアチブ を 取 り 東 アジアにトーナメントを 普 及 させることも 可 能 ではないだろうか 日 本 人 選 手 にチャンスを 与 えるトーナメント 第 5 章 から 日 本 国 内 トーナメントでは 外 国 人 選 手 の 出 場 が 極 めて 尐 ないトーナメン トが 存 在 した それは 韓 国 中 国 とトーナメント 開 催 が 重 なる 場 合 である 特 に 日 本 開 催 が ドルで 他 国 開 催 が ドル 以 上 の 場 合 に 発 生 する 従 って 国 内 選 手 特 にランキング 600 位 代 の 選 手 達 にチャンスを 与 える 為 にも 敢 えてアジア 諸 国 とトー ナメントの 日 程 を 重 ねることも 検 討 される 第 4 節 日 本 テニス 界 の 今 後 本 節 では 今 後 のテニス 界 の 発 展 について 示 唆 したい 第 1 項 逆 台 形 モデル 能 登 国 際 トーナメントのアンケートから 引 退 後 もテニスに 携 わりたいと 考 える 選 手 が 必 ずしも 多 くないことが 明 らかになった ここに 逆 台 形 モデル( 平 田 中 村 2006)という 考 え 方 がある 年 齢 を 重 ねると 共 に 競 技 に 関 わる 人 数 が 減 り 勝 てる 選 手 のみが 生 き 残 る ピラミッド 型 の 構 成 をとるとい うのが 従 来 のスポーツに 関 する 構 図 であった それに 対 して 年 齢 を 重 ねると 共 に 関 わ る 人 が 増 えるという 考 え 方 である つまり 選 手 のみならず 審 判 や 指 導 者 あるいはスポ 66

67 ンサーやメディアといった 競 技 の 発 展 には 欠 かせない 多 くの 分 野 でトップになる(=ス テークホルダー) 人 々が 増 えるという 構 図 である 現 在 日 本 テニス 界 で 多 くの 人 口 を 持 つ 年 齢 別 トーナメント 車 いすテニスなどの 障 害 者 テニス なども 力 強 いステークホル ダーである 確 かに 世 界 に 優 秀 な 選 手 を 輩 出 することは 優 先 課 題 であるが こうした 逆 台 形 モデルを 実 現 することも 今 後 の 日 本 テニス 界 の 発 展 のためにとても 重 要 である 何 故 なら テニス 選 手 はテニスを 愛 し 一 旦 テニスを 職 業 として 選 択 し 豊 かな 経 験 を 持 つ 貴 重 な 人 的 資 源 であるからだ 彼 女 達 は 日 本 テニス 界 の 最 もコアな 人 材 の 一 人 と 言 っ て 良 いだろう こうした 人 材 が 国 内 で 選 手 として 活 躍 し その 後 もテニスを 支 える 逆 台 形 モデルを 実 現 できる 環 境 を 作 ることこそ 将 来 の 日 本 テニス 界 の 発 展 の 為 に 不 可 欠 で ある プロ 選 手 の 経 済 状 況 について 考 えたい 両 者 ( 海 外 を 拠 点 に 活 躍 したいと 考 える 選 手 と 国 内 を 拠 点 に 活 躍 したい 選 手 )のアンケート 回 答 結 果 に 共 通 する ITF トーナメン トで 得 たいものは 賞 金 であった ここから プロ 選 手 であるにも 関 わらず 活 動 資 金 に 苦 しんでいるという 現 状 が 垣 間 見 られる プロテニス 選 手 の 収 入 源 としては 賞 金 ス ポンサー 契 約 イベント 出 演 コーチなどがあげられる あるいは 企 業 の 社 員 という 位 置 づけをもつ いわゆる 企 業 スポーツに 所 属 する 部 類 に 入 る 選 手 達 もいる こうした 収 入 源 は 昨 今 の 日 本 経 済 の 不 振 尐 子 高 齢 化 といった 将 来 展 望 の 暗 さから 来 る 厳 しい 経 済 事 情 の 下 では 一 番 初 めに 切 り 捨 て または 切 り 下 げられやすいものであり 選 手 の 活 動 環 境 にとっての 不 安 要 素 になる この 不 安 は 筆 者 が 能 登 国 際 のトーナメントディ レクターをした 際 に 肌 で 感 じられた 日 本 人 選 手 の 多 くは プロ 選 手 であってもアマ チュア 選 手 と 変 わらない 印 象 を 受 けた 世 界 で 活 躍 する 選 手 になるために 実 力 は 勿 論 として プロ 選 手 としての 自 覚 威 厳 を 身 につけることも 重 要 な 要 素 である こうした 要 素 を 経 済 的 要 因 が 阻 害 している 面 があると 考 え 得 る こうした 現 状 に 対 して 選 手 が 活 動 資 金 に 苦 労 しない 新 たなトーナメントや プロ 選 手 に 収 入 が 入 るような 仕 組 み 作 りが 今 後 求 められるのではないか かつては 日 本 プロテニス 協 会 が 1980 年 代 前 後 に 実 施 していた 日 本 人 プロ 選 手 のた めのトーナメントがあった 8 名 から 16 名 のドローで 各 地 のテレビ 局 スポンサー と 組 んでのプロトーナメントは 1 回 戦 負 けで 10 万 円 程 度 優 勝 賞 金 100 万 円 程 度 の 大 会 であり 年 間 7~8 トーナメントあった 世 界 ランキングとは 関 係 なかったが 日 本 国 内 における 生 存 を 目 指 す 日 本 人 プロ 選 手 にとっては 賞 金 獲 得 の 場 沢 山 の 観 客 の 前 での 活 躍 の 場 マスコミへの 自 己 アピールの 場 として 多 くの 日 本 人 プロテニス 選 手 の 生 活 を 守 っていた 当 時 アメリカでも ハンサム 8 という 世 界 トップのハンサム 選 手 8 名 でのトーナメント 興 業 をしていた もう 一 度 この 種 の 大 会 を 復 活 させて テニス 選 手 そしてテニス 関 係 者 関 連 業 者 の 収 入 の 場 を 創 設 する 必 要 がある 67

68 図 46 逆 台 形 モデル( 平 田 中 村 2006) 68

69 第 2 項 トリプルミッション 平 田 中 村 (2006)は プロスポーツ 界 において 競 技 団 体 やプロクラブが 永 続 的 な 発 展 をしていくためには 競 技 力 向 上 を 図 っての 勝 利 の 増 加 収 益 最 大 化 のための 市 場 の 拡 大 競 技 の 裾 野 を 広 げる 普 及 活 動 という 3 点 の 要 素 がそれぞれに 拡 大 し つつ 互 いに 好 影 響 を 与 え 合 うという 循 環 が 必 要 不 可 欠 であると 指 摘 している そして これを トリプルミッション と 名 付 けている 図 47 トリプルミッション( 平 田 中 村 2006) また これら 3 つの 各 要 素 を 拡 大 させる 原 動 力 となり 互 いを 密 接 に 結 びつけスムー ズに 好 循 環 に 導 くために 最 も 必 要 なものが スポーツ 組 織 がそれぞれに 持 つ 理 念 で あると 説 いている 理 念 とは ビジネスにおける 企 業 理 念 や ミッション と 同 等 のものであり 全 ての 施 策 の 方 向 性 や 方 針 はこの 理 念 に 従 う そして この 理 念 が 欠 如 してしまうと 各 要 素 での 拡 大 はもちろんのこと 互 いを 結 び 付 けてトリプル ミッションを 好 循 環 させて 成 功 を 得 ることは 困 難 になってしまう 本 節 では このトリプルミッションモデルを 用 いて 日 本 テニス 界 の 新 たな 展 望 を 勝 利 市 場 普 及 のミッションにおいてどのような 理 念 を 持 って 好 循 環 を 目 指 せば いいのかを 考 察 していく 69

70 勝 利 とテニス 界 WTA トーナメント 選 手 の 輩 出 ITF トーナメントで 優 勝 (25 回 ~30 回 ) テニスサーキットの 東 アジア 圏 の 形 成 ポイント 獲 得 の 可 能 性 の 高 いトーナメントへの 積 極 的 出 場 日 本 テニス 界 における 勝 利 はまずは 前 述 の 通 り ITF トーナメントでの 日 本 人 の 優 勝 回 数 を 25 回 ~30 回 に 上 げることである これは ITF トーナメントから WTA トーナ メントに 選 手 を 輩 出 する 為 には 必 要 であろう 日 本 テニス 界 にとってクリアすること が 可 能 にみえる 具 体 的 な 数 字 という 意 味 で この 勝 利 の 位 置 づけは 妥 当 ではないか 勿 論 簡 単 な 目 標 ではないことは 言 うまでもない 偶 然 の 産 物 として 輩 出 するのではな く 世 界 に 挑 戦 するテニスプレーヤーの 層 を 厚 くすることが 重 要 である 日 本 人 の 優 勝 をトーナメント 環 境 からサポートする 意 味 での 東 アジアテニスサー キット を 東 アジア 諸 国 と 連 携 して 形 成 する そして 大 陸 を 横 切 りまた 帰 るという 交 通 費 の 大 量 支 出 なく 順 番 にトーナメントを 回 っていくことのできる 経 済 的 にも 選 手 の 体 力 的 にも eco サーキットであることが 望 ましい そしてポイント 獲 得 の 可 能 性 が 高 いトーナメントに 計 画 的 に 選 手 を 出 場 させること で 選 手 のランキング 向 上 に 寄 与 したい 普 及 とテニス 界 テニス 人 口 の 拡 大 テニスコンテンツの 充 実 多 様 化 観 るテニスの 普 及 日 本 のテニス 人 口 が 減 尐 する 一 方 で アメリカのテニス 人 口 は 2000 年 から 2008 年 に かけて 43% 増 となっている USTA(US Tennis Association)はテニス 人 口 を 年 齢 別 地 域 別 テニス 歴 別 など 細 かい 区 分 別 で 把 握 しテニス 人 口 増 加 に 積 極 的 に 取 り 組 んでい る その 要 因 としてあげられるのは 既 存 のテニス 競 技 ではなく 競 技 から 派 生 した 人 々 が 楽 しみ 易 いコンテンツをUSTAが 中 心 となって 推 進 したことである テニスと フィットネスを 融 合 させたカーディオテニスは 健 康 志 向 の 社 会 に 浸 透 し 普 及 が 進 んで いる それらのコンテンツのキーワードは 健 康 大 衆 化 オンライン 簡 単 草 の 根 安 いまたはただ 楽 しい であり それらのキーワードとテニスを 上 手 く 結 び 70

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