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5 レアメタルの 安 定 供 給 対 策 の 重 要 性 レアメタルとは 地 球 上 の 存 在 量 が 稀 であるか 技 術 的 経 済 的 な 理 由 で 抽 出 困 難 な 金 属 のうち 工 業 需 要 が 現 に 存 在 する( 今 後 見 込 まれる)ため 安 定 供 給 の 確 保 が 政 策 的 に 重 要 であるも のを 鉱 業 審 議 会 においてレアメタルと 定 義 ( 現 在 31 種 類 が 対 象 ) 族 Ⅰ A Ⅱ A Ⅲ B Ⅳ B Ⅴ B Ⅵ B Ⅶ B Ⅷ Ⅰ B Ⅱ B Ⅲ A Ⅳ A Ⅴ A Ⅵ A Ⅶ A O アル アルミ アル チタン バナジ クロム マンガ 鉄 族 ( 4 周 期 ) ハロ 不 活 性 カリ 希 土 族 銅 族 亜 鉛 族 ニウム 炭 素 族 窒 素 族 酸 素 族 カリ 族 族 ウム 族 族 ン 族 白 金 族 (5 6 周 期 ) ゲン 族 ガス 族 周 期 土 族 族 1 H 2 He 1 水 素 ヘリウム 3 Li 4 Be 5 B 6 C 7 N 8 O 9 F 1 Ne 2 リチウム ヘ リリウム レアアース(RE) ホウ 素 炭 素 チッ 素 酸 素 フッ 素 ネオン 11 Na 12 Mg 13 Al 14 Si 15 P 16 S 17 Cl 18 Ar 3 ナトリウム マク ネ アルミ ケイ 素 リ ン イオウ 塩 素 アルゴン シウム ニウム 19 K 2 Ca 21 Sc 22 Ti 23 V 24 Cr 25 Mn 26 Fe 27 Co 28 Ni 29 Cu 3 Zn 31 Ga 32 Ge 33 As 34 Se 35 Br 36 Kr 4 カリウム カルシウム スカンシ ウム チタン ハ ナシ ウム クロム マンガン 鉄 コバルト ニッケル 銅 亜 鉛 ガリウム ケ ルマ ニウム ヒ 素 セレン 臭 素 クリフ トン 37 Rb 38 Sr 39 Y 4 Zr 41 Nb 42 Mo 43 Tc 44 Ru 45 Rh 46 Pd 47 Ag 48 Cd 49 In 5 Sn 51 Sb 52 Te 53 I 54 Xe 5 ルヒ シ ウム ストロンチウム イットリウム シ ルコニウム ニオブ モリフ テ ン テクネ ルテニウム ロジウム ハ ラシ ウム 銀 カト ミウム インシ ウム ス ズ アンチモン テルル ヨウ 素 キセノン チウム 55 Cs 56 Ba 57~71 72 Hf 73 Ta 74 W 75 Re 76 Os 77 Ir 78 Pt 79 Au 8 Hg 81 Tl 82 Pb 83 Bi 84 Po 85 At 86 Rn 6 セシウム バリウム ランタノイト ハフニウム タンタル タンク ステン レニウム オスミウム イリシ ウム 白 金 金 水 銀 タリウム 鉛 ビスマス ホ ロニウム アスタチン ラドン 87 Fr 88 Ra 89~ 13 7 フランシウム ラ ジウム アクチノイト 57 La 58 Ce 59 Pr 6 Nd 61 Pm 62 Sm 63 Eu 64 Gd 65 Tb 66 Dy 67 Ho 68 Er 69 Tm 7 Yb 71 Lu ランタン セリウム フ ラセオシ ム ネオジム フ ロメチウム サマリウム ユウロヒ ウム カ ト リニウム テルヒ ウム シ スフ ロシウム ホルミウム エルヒ ウム ツリウム イッテルヒ ウム ルテチウム ランタノイド レアメタルの 重 要 性 レアメタルは 自 動 車 IT 製 品 等 の 製 造 に 不 可 欠 な 素 材 であり 我 が 国 の 産 業 競 争 力 の 要 ( 例 )ハイブリッド 自 動 車 用 高 性 能 磁 石 モーター:レアアース(ネオジム ジスプロシウム) 超 硬 工 具 :タングステン 自 動 車 用 排 ガス 触 媒 燃 料 電 池 用 触 媒 :プラチナ 液 晶 パネルの 透 明 電 極 :インジウム 医 療 機 器 (MRI 等 ) デジタルカメラ 携 帯 電 話 テレビ パソコン 等 自 動 車 ( 電 気 ハイブリッド 等 ) 高 機 能 材 製 品 の 小 型 軽 量 化 省 エネ 化 環 境 対 策 特 殊 鋼 液 晶 電 子 部 品 (IC, 半 導 体 接 点 等 ) 希 土 類 磁 石 小 型 モータ 小 型 二 次 電 池 (リチウムイオン 電 池 ニッケル 水 素 電 池 ) 超 硬 工 具 排 気 ガス 浄 化 ニッケル クロム タングステン マンガン 等 インジウム レアアース (セリウム) 等 ガリウム タンタル 等 レアアース (ネオジム ジスプロシウム) 等 リチウム コバルト 等 タングステン バナジウム 等 プラチナ 等

6 レアメタルに 関 する 最 近 の 動 向 近 年 多 くのレアメタル 価 格 は 高 騰 し 直 近 では 下 落 傾 向 にあるものの 引 き 続 き 高 水 準 レアメタルの 供 給 は 少 数 の 資 源 国 に 集 中 特 に レアアース( 中 国 ) タングステン( 中 国 ) プラチナ( 南 アフリカ) 等 は 最 大 供 給 国 に 集 中 図. 主 要 なレアメタルの 価 格 高 騰 の 状 況 23 年 最 高 値 29 年 6 月 対 23 年 比 対 23 年 比 レアアース 52 ネオジム 6.8 (27 年 7 月 ) 765% % (US$/kg) レアアース 158 ジスプロシウム 26 (28 年 4 月 ) 68% % (US$/kg) タングステン 鉱 ($/MTU)(*) (26 年 2 月 ) 457% % 白 金 地 金 2, (US$/TroyOunce) (28 年 5 月 ) 297% 1, % ニッケル 地 金 (US$/kg) (27 年 5 月 ) 563% % インジウム 1, (US$/kg) (25 年 3 月 ) 577% % *: 三 酸 化 タングステン1kgを 含 む 鉱 石 の 価 格 図. 主 なレアメタルの 上 位 産 出 国 及 びシェア 1 位 2 位 3 位 上 位 3ケ 国 合 計 シェア レアアース 中 国 (97%) インド(2%) ブラジル(.6%) 99% バナジウム 南 ア(39%) 中 国 (32%) ロシア(27%) 98% タングステン 中 国 (86%) ロシア(5%) カナダ(3%) 94% プラチナ 南 ア(8%) ロシア(12%) カナダ(4%) 96% インジウム 中 国 (49%) 韓 国 (17%) 日 本 (1%) 76% REO( 酸 化 物 量,t) R E O ( 酸 化 物 量 t ) R E 14, 12, 1, 8, 6, 4, 2, レアアース 生 産 国 の 推 移 図.レアアース 生 産 国 の 推 移 中 国 ハ イユンオホ 鉱 山 ;198 年 代 半 ばから 生 産 開 始 米 国 マウンテンパス 鉱 山 :1998 年 の 生 産 休 止 その 他 米 国 中 国 年 出 典 :Mineral Commodity Summaries 28 鉱 物 資 源 の 国 際 市 況 の 動 向 近 年 非 鉄 金 属 の 需 給 が 逼 迫 し 価 格 の 著 しい 高 騰 を 経 験 例 えば 銅 価 格 は 1998 年 以 降 1,5ドル~2,ドル/トン 程 度 で 推 移 していたが 23 年 以 降 急 速 に 上 昇 28 年 7 月 3 日 には 最 高 値 8,985ドルを 記 録 国 際 資 源 情 勢 の 急 激 な 変 動 は 中 国 等 における 経 済 成 長 に 伴 う 金 属 消 費 量 の 急 拡 大 を 背 景 と したもの 中 国 は 大 資 源 国 でもあるが 自 給 率 が 低 下 し 輸 入 国 に 転 換 こうした 情 勢 から 非 鉄 資 源 獲 得 を 巡 る 競 争 は 国 際 的 に 激 化 現 下 の 経 済 情 勢 にあって 金 属 価 格 は 下 落 しているものの 重 要 な 鉱 物 資 源 の 確 保 への 取 組 は 中 長 期 的 視 点 から 着 実 に 進 めることが 重 要 ($/トン) 1, 非 鉄 金 属 価 格 の 推 移 (LME) 9, 8, 7, 6, 銅 価 格 鉛 価 格 亜 鉛 価 格 5, 4, 3, 2, 1, - 年 1 年 2 年 3 年 4 年 5 年 6 年 7 年 8 年 9 年

7 レアメタルの 価 格 推 移 フェロバナジウム 価 格 推 移 $/kg 年 $/kg コバルト 地 金 価 格 推 移 年 $/MTU タングステン(APT) 価 格 推 移 $/kg モリブデン 鉱 価 格 推 移 年 年 $/kg 12 インジウム 地 金 価 格 推 移 $/kg 1, ガリウム 地 金 価 格 推 移 年 年 主 要 金 属 資 源 の 価 格 高 騰 の 状 況 近 年 多 くの 金 属 価 格 は 高 騰 を 経 験 し 多 くが 高 水 準 を 維 持 している 23 年 26 年 対 23 年 比 29 年 6 月 対 23 年 比 主 な 用 途 銅 地 金 (US$/ton) 1, , % 5, % 電 線 電 子 機 器 機 械 鉛 地 金 (US$/ton) , % 1, % 鉛 バッテリー 亜 鉛 地 金 (US$/ton) , % 1, % メッキ 鋼 板 合 金 ニッケル 地 金 (US$/kg) % % ステンレス 鋼 構 造 用 合 金 ( 自 動 車 船 舶 ) 二 次 電 池 フェロクロム(US$/kg) % % 特 殊 鋼 耐 熱 合 金 モリブデン 鉱 (US$/kg) % % 構 造 用 合 金 鋼 ( 自 動 車 向 け 鋼 材 シームレスパイプ 等 ) タングステン 鉱 ($/MTU) % % 超 硬 工 具 高 速 度 鋼 コバルト 地 金 (US$/kg) % % 耐 熱 合 金 (ガスタービン 等 ) 二 次 電 池 (リチウムイオン 電 池 等 ) フェロマンガン(US$/ton) % % 普 通 鋼 特 殊 鋼 フェロバナジウム(US$/kg) % % 高 張 力 鋼 (パイプライン 等 ) 白 金 地 金 (US$/TroyOunce) , % 1, % 自 動 車 用 触 媒 電 子 部 品 インジウム(US$/kg) % % 透 明 電 極 ( 液 晶 パネル 等 ) レアアース ネオジム(US$/kg) % % 希 土 類 磁 石 ジスプロシウム(US$/kg) % % 希 土 類 磁 石 出 典 LME:London Metal Exchange MW :Platts Metals Week MB :Metal Bulletin レアメタルニュース ネオジム ジスプロシムの 価 格 は29 年 5 月

8 中 国 の 需 要 拡 大 中 国 の 原 料 輸 入 が 急 増 し 鉱 石 確 保 における 我 が 国 との 競 合 が 発 生 日 本 の 需 要 家 の 原 料 市 場 での 優 位 性 が 相 対 的 に 低 下 サプライヤーの 寡 占 化 鉱 物 資 源 の 供 給 に 係 る3つのリスク 非 鉄 メジャー 各 社 は 近 年 大 型 のM&Aを 推 進 し 鉱 種 と 投 資 地 域 の 多 様 化 市 場 シェアの 拡 大 事 業 規 模 の 拡 大 により コスト 低 減 と 収 益 性 の 確 保 リス クの 分 散 を 進 め 経 営 の 拡 大 安 定 化 競 争 力 を 強 化 資 源 の 偏 在 経 済 性 を 有 する 資 源 は 世 界 的 に 偏 在 結 果 として 供 給 企 業 数 も 少 数 中 国 の 需 要 拡 大 資 源 の 偏 在 生 産 者 の 寡 占 化 ベースメタル 需 要 世 界 的 に 銅 鉛 亜 鉛 の 国 際 金 属 消 費 量 は 拡 大 その 中 で 特 に 中 国 の 金 属 消 費 量 の 急 増 が 存 在 ( 中 国 の 最 近 5 年 間 の 銅 消 費 量 の 伸 びは ほぼ 日 本 全 体 の 消 費 量 を 上 回 る 規 模 ) 銅 鉛 亜 鉛 地 金 消 費 量 ( 単 位 : 万 トン) 22 年 27 年 世 界 消 費 中 国 世 界 中 国 世 界 の 伸 びに 占 める 中 国 の 比 率 銅 地 金 消 費 量 274 1, ,796 72% 鉛 地 金 消 費 量 % 亜 鉛 地 金 消 費 量 ,131 98% 千 トン 世 界 の 銅 地 金 消 費 ( 地 域 別 ) 2. 出 典 World Bureau of Metal Statistics 28 国 際 銅 研 究 会 (ICSG) 鉛 亜 鉛 研 究 会 (ILZSG)による 需 給 見 通 し( 単 位 千 トン) 銅 26 年 27 年 28 年 予 測 地 金 生 産 量 17,323 18,89 18,578 地 金 消 費 量 17,28 18,126 18,493 需 給 バランス 鉛 26 年 27 年 28 年 予 測 地 金 生 産 量 7,937 8,241 8,597 地 金 消 費 量 7,949 8,253 8,571 需 給 バランス 亜 鉛 26 年 27 年 28 年 予 測 地 金 生 産 量 1,711 11,329 12,58 地 金 消 費 量 11,6 11,27 11,851 需 給 バランス アジアの 銅 地 金 消 費 ( 国 別 ) 千 トン 6 千. トン 州 米 アジア オセアニア アフリカ 欧 州 出 典 :World Bureau of Metal Statistics 日 本 韓 国 中 国 台 湾 その 他 出 典 :World Bureau of Metal Statistics 28

9 レアメタル 需 要 レアアースはネオジ 鉄 ボロン 磁 石 需 要 を 中 心 に 増 加 タングステンは 中 国 が 世 界 最 大 の 供 給 国 かつ 需 要 国 プラチナは 自 動 車 生 産 の 活 発 化 による 増 加 の 一 方 で 宝 飾 品 需 要 は 減 少 3, 世 界 のレアアース 需 給 ( 推 定 ) ( 単 位 : 千 トン( 酸 化 物 量 )) 中 国 インド その 他 供 給 計 需 要 計 出 典 :Mineral Commodity Summaries 等 タングステン 需 要 ( 日 本 中 国 欧 州 ) 25, 2, 15, 1, 5, ( 単 位 : 純 分 トン) 日 本 5,95 7,15 7,95 7,9 中 国 18,95 19,45 23,15 27,3 欧 州 15,15 11,7 16,15 16,65 出 典 : 国 際 タングステン 工 業 協 会 世 界 のプラチナ 需 要 ( 単 位 :トン) 自 動 車 触 媒 宝 飾 品 化 学 その 他 出 典 :Platinum 27 Interim Review, Johnson Matthey 日 本 のレアアース 需 要 内 訳 ( 単 位 :トン) 研 磨 剤 CeO2 4,61 4,5 5, FCC 触 媒 粗 製 塩 化 希 土 ブラウン 管 CeO UVガラス CeO2 1,35 1,382 1,42 光 学 ガラス La2O 排 ガス 用 触 媒 CeO2+La2O3 68 1,387 1,426 脱 硫 触 媒 CeO コンデンサ Nd23+La ,16 1,322 蛍 光 体 Y,Eu,Gd,Tb 1, 焼 結 希 土 磁 石 Nd23+Sm23 4,58 4,14 4,34 ボンド 磁 石 Nd23+Sm フェライト 磁 石 La2O ミッシュメタル MM+La 3,56 3,5 3,5 出 典 : 日 本 メタル 経 済 研 究 所 報 告 書 資 源 輸 入 国 に 転 じた 中 国 中 国 は 昨 今 の 経 済 成 長 の 急 進 に 伴 い 電 力 通 信 インフラ 部 門 を 中 心 に 銅 地 金 需 要 が 急 増 するが 一 人 当 たり 消 費 量 は 低 水 準 消 費 の 拡 大 とともに 鉱 物 資 源 の 自 給 率 が 低 下 し 海 外 からの 原 料 輸 入 国 に 転 換 kg/ 人 主 要 国 の 一 人 当 たり 銅 消 費 量 の 推 移 ( 試 算 ) 米 国 日 本 中 国 出 典 :WBMS26 外 務 省 及 び 総 務 省 HP 等 中 国 の 鉱 物 資 源 の 自 給 率 の 推 移 銅 8 鉛 亜 鉛 6 ニッケル 自 給 率 (% ) 出 典 :WBMS28 輸 出 ポ ジ シ ョ ン 輸 入 ポ ジ シ ョ ン

10 我 が 国 のレアメタル 消 費 の 動 向 世 界 の 消 費 量 日 本 の 消 費 量 日 本 のシェア( 順 位 ) 日 本 国 内 の 市 場 規 模 備 考 ( 試 算 ) 白 金 (27 年 ) 219トン 33トン 15.1%(4 位 ) 1,245 億 円 1 位 : 欧 州 (37%) 2 位 : 中 国 (18%) 3 位 : 北 米 (16%) ニッケル (27 年 ) 142 万 トン 19.6 万 トン 14% (2 位 ) 2,195 億 円 1 位 : 中 国 (23%) 3 位 : 米 国 (11%) タングステン 6.5 万 トン.7 万 トン 11%(4 位 ) 132 億 円 1 位 : 中 国 (45%) (27 年 推 定 値 ) 2 位 : 欧 州 (21%) コバルト (27 年 推 定 値 ) モリブデン (27 年 ) マンガン (26 年 ) 5.7 万 トン 1.4 万 トン 25% (1 位 ) 486 億 円 2 位 : 中 国 (22%) 3 位 : 米 国 (22%) 18. 万 トン 3.9 万 トン 22%(2 位 ) 69 億 円 1 位 : 西 欧 (35%) 3 位 : 米 国 (16%) 1,96 万 トン 12 万 トン 6%(4 位 ) 1,141 億 円 1 位 : 中 国 (54%) 2 位 : 南 アフリカ(11%) 3 位 :ブラジル(1%) バナジウム 1.1 万 トン 1. 万 トン 1%(4 位 ) 195 億 円 1 位 : 西 欧 (19%) (27 年 推 定 値 ) 2 位 : 米 国 (18%) 3 位 : 中 国 (18%) インジウム (27 年 推 定 値 ) 1,34トン 1,146トン 86% (1 位 ) 413 億 円 2 位 : 米 国 (1%) レアアース (26 年 推 定 値 ) 1.8 万 トン 2 千 トン 24%(2 位 ) 286 億 円 1 位 : 中 国 (55%) 3 位 : 米 国 (11%) ( 出 典 ) 銅 鉛 亜 鉛 :WMS28 白 金 :Johnson Matthey Platinum28 インジウム:JOGMEC 金 属 資 源 レポート その 他 :JOGMECレアメタル 備 蓄 データ 集 等 市 場 規 模 は 国 内 建 値 の 年 平 均 値 等 から 算 出 サプライヤーの 寡 占 化 世 界 的 な 非 鉄 金 属 関 連 企 業 ( 資 源 メジャー)は 企 業 買 収 等 により 収 益 力 を 高 めるとともに 資 源 供 給 のシェアを 拡 大 非 鉄 金 属 の 世 界 市 場 は 寡 占 化 が 進 展 上 位 5 社 の 銅 鉱 石 生 産 シェアは33%(1995 年 )から38%(26 年 )に 鉛 は39%(1995 年 )から6 2%(26 年 )に 亜 鉛 は35%(1995 年 )から52%(26 年 )にそれぞれ 拡 大 銅 鉱 石 の 企 業 別 生 産 量 (26 年 ) 世 界 計 15,111 千 t CODELCO, 1783 その 他, 5429 BHP-Billiton, 1236 Xstrata, 965 Barrick, 173 TeckCominco, 254 CVRD, 255 PhelpsDodge, 16 Rio Tinto, 84 Anglo American, 652 Antofagasta, 287 Freeport M., 545 Grupo Mexico, 455 鉛 鉱 石 の 企 業 別 生 産 量 (26 年 ) Kazakhmys, 335 KGHM, 497 Norlisk Nickel, 435 世 界 計 3,716 千 t 亜 鉛 鉱 石 の 企 業 別 生 産 量 (26 年 ) 世 界 計 1,63 千 t Boliden, 49 Industrias Penoles, 59 Perilya, Zinifex, その 他, 885 Volcan Cia Minera, 9.6 BHP-Billiton, 21.8 TeckCominco, 129 Xstrata, Doe Run, 24 State of China, その 他, 2822 Industrial Minera Mexico, 137 Oxiana, 139 Western Mining, 65 Hudbay Minerals, 123 Anglo American, 71.4 Lunding Mining, 171 State of China, 2996 Xstrata, 814 TeckCominco, 627 Zinifex, 589 Industrias Penoles, 193 Vedanta Resources, 27 Volcan Cia Minera, Boliden, Anglo American, 335 Glencore, 57 ( 出 典 :Raw Materials Data)

11 資 源 メジャー 各 社 は M&Aを 推 進 し 鉱 種 と 投 資 地 域 の 多 様 化 市 場 シェア 拡 大 事 業 規 模 拡 大 により 収 益 性 の 確 保 競 争 力 の 強 化 を 図 っている 単 位 : 億 ドル 世 界 の 主 要 非 鉄 企 業 と 日 本 の 主 要 非 鉄 企 業 の 売 り 上 げ 比 較 (26 年 ) ALCANを 買 収 (27) Falconbridgeを 買 収 (26) Incoを 買 収 (26) Phelps Dodgeを 買 収 (27) 3 兆 7798 億 円 ジャパンエナジー(2 兆 7557 億 円 ) 日 鉱 金 属 (1 兆 241 億 円 ) 金 属 部 門 (333 億 円 ) 1 兆 4521 億 円 9668 億 円 5915 億 円 4587 億 円 1187 億 円 26 年 ベース( 日 本 企 業 については26 年 4 月 ~27 年 3 月 ) 換 算 レート:12 円 /ドル(27 年 3 月 ) 出 典 JOGMEC 資 料 中 国 の 輸 出 規 制 中 華 人 民 共 和 国 国 民 経 済 社 会 発 展 第 11 次 5ヶ 年 (26 年 ~21 年 ) 計 画 要 綱 において 冶 金 工 業 の 発 展 のため 希 土 類 及 びタングステン 錫 とアンチモンの 資 源 保 護 を 強 化 し 希 土 類 のハイテク 産 業 への 応 用 を 推 進 する 方 針 等 を 明 確 化 中 国 政 府 の 断 続 的 なレアメタル 貿 易 管 理 政 策 の 実 施 増 値 税 と 輸 出 税 1 増 値 税 は17%の 付 加 価 値 税 で 通 常 輸 出 の 場 合 は 還 付 輸 出 抑 制 のため 還 付 率 を 削 減 し 26 年 9 月 多 くのレアメタルに ついて 還 付 制 度 を 廃 止 24 年 1 月 :レアアース 等 多 くの 非 鉄 金 属 鉱 石 で 還 付 の 廃 止 25 年 5 月 :インジウム モリブデン 精 鉱 レアアース 酸 化 物 等 で 還 付 の 廃 止 26 年 9 月 :タングステン モリブデン アンチモン 等 の 金 属 製 品 で 還 付 の 廃 止 27 年 7 月 : 五 酸 化 バナジウム 三 酸 化 クロム 等 の 還 付 の 廃 止 非 鉄 金 属 製 品 の 還 付 率 の 引 き 下 げ 2 資 源 製 品 の 輸 出 を 一 層 抑 制 するため 輸 出 税 を 課 税 26 年 11 月 : 金 属 など11 品 目 に 最 大 15%の 輸 出 関 税 を 適 用 金 属 鉱 石 レアアース 等 の 輸 出 関 税 を1% ニッケル マンガン 等 の 輸 出 関 税 を15%とした 27 年 1 月 : 更 に タングステン 等 が 5%に モリブデン ク ロム インジウム 等 が 15%に 税 率 引 き 上 げ 27 年 6 月 :ネオジム ジスプロシウム 等 が 1% ニッケル マ ンガン クロム 等 の 各 鉱 石 が1 15%に 引 き 上 げ 28 年 11 月 :レアアース 等 が1% 最 大 で25% タングステン 等 が1%に フェロクロム 等 が2%に 引 き 上 げ 29 年 7 月 :タングステン モリブデン インジウム 等 を5%に 引 き 下 げ 輸 出 割 当 数 量 の 削 減 と 輸 出 許 可 対 象 品 目 の 拡 大 1 輸 出 許 可 証 制 度 輸 出 許 可 を 得 た 者 しか 輸 出 できない 制 度 29 年 の 対 象 品 目 は5 品 目 ( 亜 鉛 タングステン モリブデン イン ジウム コバルト 白 金 族 バナジウム アンチモン 等 ) 2E/L 制 度 輸 出 許 可 に 加 えさらに 輸 出 数 量 を 制 限 する 制 度 対 象 品 目 の 輸 出 数 量 は 毎 年 削 減 される ( 単 位 :t) 25 年 26 年 27 年 28 年 29 年 希 土 類 49, 45, 43,5 34,156 31,31 タングステン 16,3 15,8 15,4 14,9 14,6 アンチモン 65,7 63,7 61,8 59,9 58,7 モリブデン - - N.A. 26,3 25,5 インジウム - - N.A 年 6 月 モリブデン インジウムが 当 該 制 度 の 対 象 に 追 加 輸 出 数 量 は 未 公 表 上 記 は 関 係 者 からの 聴 取 に 基 づくもの 加 工 貿 易 の 禁 止 26 年 1 月 より 銅 等 の 加 工 貿 易 ( 輸 入 した 鉱 石 やスクラップを 製 錬 し 製 品 を 輸 出 )を 禁 止 26 年 9 月 14 日 27 年 4 月 5 日 及 び27 年 7 月 23 日 に 対 象 品 目 を 追 加 レアメタルの 一 部 も 対 象 更 なるレアメタル 輸 出 量 の 削 減 の 可 能 性

12 非 鉄 金 属 資 源 の 偏 在 性 レアメタルは 一 般 に 希 少 性 や 偏 在 性 が 強 く 加 えて ベースメタル 等 の 副 産 物 として 産 出 され る 場 合 が 多 いという 特 殊 性 があり 主 産 物 であるベースメタルの 生 産 動 向 や 生 産 国 の 輸 出 政 策 主 要 生 産 施 設 の 状 況 等 の 影 響 を 大 きく 受 ける 資 源 ( 鉱 石 )の 上 位 産 出 国 (28 年 ) 上 位 三 カ 国 の 合 計 シェア レアアース 1 中 国 97% 2インド 2% 3ブラジル.5% 99% バナジウム 1 南 アフリカ 38% 2 中 国 33% 3ロシア 27% 98% タングステン 1 中 国 75% 2ロシア 6% 3カナダ 5% 86% 白 金 1 南 アフリカ 77% 2ロシア 13% 3カナダ 4% 93% インジウム 1 中 国 58% 2 日 本 11% 3 韓 国 9% 77% モリブデン 1 米 国 29% 2 中 国 28% 3チリ 21% 78% コバルト 1コンゴ 民 45% 2カナダ 12% 3ザンビア 11% 7% マンガン 1 南 アフリカ 21% 2 中 国 2% 3 豪 州 16% 57% ニッケル 1ロシア 17% 2カナダ 16% 3インドネシア 13% 46% 銅 1チリ 36% 2 米 国 8% 3ペルー 8% 52% 亜 鉛 1 中 国 28% 2ペルー 13% 3 豪 州 13% 55% 鉛 1 中 国 41% 2 豪 州 15% 3 米 国 12% 67% ( 出 典 ):Mineral Commodity Summaries 29 インジウムは 地 金 ベース 最 近 の 生 産 国 における 主 な 供 給 障 害 の 例 資 源 国 における 自 然 災 害 等 による 操 業 停 止 等 の 供 給 障 害 は 非 鉄 金 属 資 源 の 需 給 に 影 響 を 与 える とともに 価 格 にも 影 響 ドル 安 金 利 低 下 の 中 で 供 給 障 害 の 発 生 により 投 機 資 金 が 資 源 市 場 に 流 入 銅 27 年 1 月 チリ チュキカマタ 鉱 山 にて 地 滑 りの 恐 れがあるとして 操 業 停 止 28 年 1 月 中 国 大 雪 を 原 因 とした 電 力 不 足 により 江 西 銅 業 の 精 錬 所 の 稼 動 低 下 鉛 亜 鉛 27 年 4 月 豪 州 マッカーサーリバー 鉛 亜 鉛 鉱 山 の 操 業 停 止 28 年 1 月 中 国 大 雪 を 原 因 とした 豪 雪 被 害 のため 株 州 鉛 亜 鉛 製 錬 所 等 が 操 業 に 影 響 レアアース 27 年 秋 中 国 江 西 省 や 広 東 省 などで 環 境 規 制 強 化 により 鉱 山 が 相 次 ぎ 操 業 停 止 28 年 1 月 中 国 大 雪 を 原 因 とした 電 力 不 足 により 希 土 類 の 精 錬 所 の 稼 動 低 下 プラチナ 27 年 1 月 南 ア プラチナ 鉱 山 における 相 次 ぐ 事 故 により 生 産 量 が 減 少 28 年 1 月 南 ア 電 力 不 足 によりアングロ プラチナムの 鉱 山 が 採 掘 停 止 クロム 28 年 1 月 南 ア 電 力 不 足 によりフェロバナジウムの 生 産 障 害 タングステ 2 年 6 月 中 国 鉱 石 減 産 勧 告 等 の 通 達 発 布 ン 23 年 秋 中 国 鉱 山 の 集 中 する 華 南 地 区 での 旱 魃 による 鉱 石 生 産 減 少 モリブデン 23 年 5 月 中 国 遼 寧 省 芦 島 での2 回 にわたる 鉱 山 事 故 による 操 業 停 止 インジウム 25 年 2 月 中 国 電 力 不 足 と 環 境 汚 染 の 懸 念 からインジウム 工 場 が 閉 鎖 ビスマス 28 年 1 月 中 国 大 雪 を 原 因 とした 電 力 不 足 によりビスマスの 精 錬 所 の 稼 動 低 下 アルミニウ ム 28 年 1 月 中 国 大 雪 を 原 因 とした 電 力 不 足 により 中 国 アルミの 精 錬 所 の 稼 動 低 下

13 新 経 済 成 長 戦 略 の 改 訂 ~ ピンチをチャンスに 変 えて 資 源 生 産 性 競 争 に 勝 つ 世 界 市 場 に 打 って 出 る ~ 資 源 価 格 の 未 曾 有 の 高 騰 世 界 経 済 の 多 極 化 将 来 への 不 安 感 の 高 まりなど 我 が 国 経 済 は これまでにない 課 題 に 直 面 閉 塞 感 を 払 拭 できないでいる このため 26 年 6 月 に 経 済 成 長 の 道 筋 を 定 めた 新 経 済 成 長 戦 略 について 徹 底 的 に 洗 い 直 し 策 定 時 に 想 定 していなかった 環 境 変 化 を 踏 まえ 新 たな 成 長 への 道 筋 を 示 し それを 実 現 するために 強 化 加 速 すべき 施 策 をとりまとめ 新 経 済 成 長 戦 略 改 訂 の 2つの 基 本 戦 略 新 経 済 成 長 戦 略 策 定 時 (26 年 )からの 最 大 の 環 境 変 化 は 資 源 高 に 伴 う 交 易 条 件 の 悪 化 ( 我 が 国 の 交 易 損 失 は 約 21 兆 円 (7 年 )) 新 経 済 成 長 戦 略 改 訂 の 3つの 柱 26 年 からの 情 勢 変 化 資 源 価 格 の 高 騰 による 我 が 国 経 済 の 負 担 増 大 資 源 国 等 への 所 得 流 出 による 我 が 国 経 済 の 体 力 消 耗 新 経 済 成 長 戦 略 の 改 訂 ( 平 成 2 年 9 月 19 日 閣 議 決 定 ) 2つの 基 本 戦 略 資 源 生 産 性 の 抜 本 的 向 上 に 集 中 投 資 し 資 源 高 時 代 低 炭 素 社 会 の 勝 者 になる 製 品 サービスの 高 付 加 価 値 化 に 向 け イノベーションの 仕 組 を 強 化 グローバル 化 を 徹 底 し 世 界 市 場 を 獲 得 する 2つの 基 本 戦 略 をベースに 以 下 の3つの 柱 で 新 経 済 成 長 戦 略 を 強 化 資 源 国 新 興 国 の 台 頭 による 多 極 化 アジアをはじめとする 5 億 人 市 場 の 出 現 国 際 貿 易 交 渉 の 停 滞 ( 参 考 1) 資 源 生 産 性 の 向 上 による 経 済 産 業 構 造 転 換 シナリオ ( 参 考 2)イノベーションと 所 得 還 流 の 好 循 環 による 成 長 メカニズム 中 長 期 現 在 新 たな 成 長 メカニズム 現 状 短 期 高 付 加 価 値 の 製 品 海 外 で 獲 得 した 所 得 や 海 外 デ サービスにより 市 場 獲 得 + の 投 資 資 金 を 国 内 に 呼 び 込 む 需 需 フ 購 買 力 拡 大 輸 出 投 資 要 要 レ 購 買 力 縮 小 賃 金 圧 サ 購 買 力 拡 大 拡 力 イ 大 内 需 に ド 所 得 還 流 つなげる 投 資 後 退 の 投 所 得 還 流 政 資 策 促 更 なるイノベーションの 好 循 環 投 資 促 進 進 利 潤 等 供 投 資 促 進 イ 給 ( 省 エネ 省 資 源 ) ( 新 エネ 新 材 料 ) サ 海 外 市 場 ン 所 得 流 出 海 外 市 場 イ 生 日 本 所 得 流 出 日 本 フ 資 源 国 ド 産 資 源 国 オープン イノベーション レ の 性 圧 政 新 興 国 原 材 料 エネルギー 等 資 源 生 産 性 向 上 向 力 策 ( 省 エネ 省 資 源 ) 上 資 源 イノベーション資 源 価 格 の 変 動 資 源 生 産 性 向 上 による ( 新 エネ 新 材 料 ) リスクも 封 じ 込 め 所 得 流 出 の 防 止 資 源 高 グローバル 競 争 を 背 景 とした 地 域 中 小 企 業 の 疲 弊 農 産 物 価 格 の 高 騰 ( 農 業 にとっては 好 機 ) 生 活 者 の 安 心 を 支 える 地 域 社 会 基 盤 への 不 安 増 大 資 源 生 産 性 競 争 時 代 における 経 済 産 業 構 造 の 構 築 世 界 市 場 獲 得 と 持 続 的 発 展 のための 地 域 中 小 企 業 農 林 水 産 業 サービスの グローバル 戦 略 の 再 構 築 未 来 志 向 の 活 性 化 資 源 生 産 性 の 抜 本 向 上 による 経 済 構 造 の 転 換 資 源 国 新 興 国 との 戦 略 的 な 関 係 の 構 築 資 源 外 交 内 需 依 存 度 の 高 い 中 小 企 業 サービスの 国 際 展 開 イノベーション 強 化 により 世 界 市 場 に 打 って 出 る アジア 市 場 との 一 体 化 による 成 長 活 力 の 取 り 込 み 潮 目 の 変 化 を 活 かした 農 業 の 新 展 開 原 子 力 の 内 外 での 展 開 太 陽 光 等 資 源 大 国 を 実 現 自 由 で 開 かれた 国 際 経 済 体 制 の 構 築 地 域 医 療 制 度 の 抜 本 的 な 改 革 ~ 具 体 策 ~ ~ 具 体 策 ~ ~ 具 体 策 ~ 企 業 の 資 源 生 産 性 向 上 への 集 中 投 資 による 競 争 力 強 化 新 興 国 資 源 国 との 経 済 連 携 の 推 進 低 炭 素 資 源 循 環 型 の 先 駆 的 地 域 社 会 システムの 実 証 コンテナターミナルの24 時 間 等 物 流 改 革 顧 客 ニース を 踏 まえ 我 が 国 の 特 色 を 活 かした 輸 出 促 進 植 物 工 場 の 普 及 国 産 農 水 産 品 の 海 外 輸 出 強 化 グリーンITの 加 速 化 海 外 の 優 れた 人 材 と 資 金 の 呼 込 み 促 進 地 理 的 表 示 保 護 の 充 実 を 含 む 地 域 ブランドの 育 成 住 宅 用 太 陽 光 発 電 の 設 置 支 援 ERIAを 活 用 したアシ ア 経 済 統 合 推 進 (アシ ア 知 識 経 済 化 等 ) 国 内 CDM 制 度 活 用 による 中 小 企 業 省 エネ 支 援 大 企 業 を 中 心 とした 賃 上 げへの 働 きかけ( 購 買 力 強 化 ) APECの 取 組 強 化 ( 日 本 は21 年 議 長 国 ) 地 域 IT 企 業 とユーサ ーの 連 携 による 地 域 活 性 化 イノベーション 創 造 機 構 による 高 付 加 価 値 化 へのシフト WTOドーハラウンド 妥 結 へ 向 けた 全 力 での 取 組 資 源 国 や 新 興 国 からの 所 得 の 還 流 投 資 の 呼 び 込 み 大 市 場 国 とのEPA 推 進 近 海 に 眠 る 資 源 の 開 発 強 化 (メタンハイドレート) 気 候 変 動 問 題 への 対 応 中 小 企 業 の 国 際 展 開 等 促 進 サービス 産 業 生 産 性 向 上 運 動 の 全 国 展 開 地 域 医 療 の 機 能 分 担 ネットワーク 化 支 援 ( 参 考 3) 経 済 成 長 率 試 算 の 検 証 4~7 年 度 の 実 質 GDP 成 長 率 ( 平 均 年 率 )は 新 経 済 成 長 戦 略 (6 年 )で 視 野 に 入 れた 平 均 年 率 2.2%とほぼ 同 水 準 これに 対 し 同 期 間 の 実 質 GNI 成 長 率 は 戦 略 では2.4%を 視 野 に 入 れていたところ 資 源 価 格 高 騰 に 伴 う 交 易 条 件 の 悪 化 等 に より 平 均 年 率 1.6%と 下 ぶれ 新 経 済 成 長 戦 略 のフォローアップと 改 訂 ( 平 成 2 年 9 月 19 日 閣 議 決 定 ) ~レアメタル 確 保 戦 略 関 係 記 述 ~ 第 2 編 新 経 済 成 長 戦 略 の 改 訂 Ⅰ. 資 源 生 産 性 競 争 時 代 における 新 たな 経 済 産 業 構 造 の 構 築 4. 具 体 的 施 策 (3) 資 源 大 国 を 目 指 した 資 源 エネルギー 供 給 革 命 レアメタルのリサイクル 代 替 材 料 開 発 等 の 推 進 資 源 確 保 のみならずリサイクル 等 をも 含 めた 総 合 的 なレアメタル 確 保 戦 略 を 策 定 し レアメタルのリサイクル 代 替 材 料 開 発 を 強 化 する 我 が 国 が 競 争 力 を 有 するハイテク 製 品 のもの 作 りを 中 長 期 的 に 維 持 強 化 するために 必 要 不 可 欠 なレアメタルについて 安 定 確 保 を 図 るため 資 源 確 保 のみならずリサ イクル 等 をも 含 めた 総 合 的 なレアメタル 確 保 戦 略 を 策 定 する 資 源 外 交 の 積 極 展 開 と 新 たな 上 流 権 益 の 確 保 省 エネ 新 エネを 含 めたエネルギー 協 力 ODAや 貿 易 保 険 等 の 活 用 により 我 が 国 への 資 源 の 安 定 的 な 供 給 のための 資 源 国 との 戦 略 的 な 関 係 を 構 築 するとともに 新 たな 上 流 権 益 の 確 保 を 図 る 資 源 確 保 のみならずリサイクル 等 をも 含 めた 総 合 的 なレアメタル 確 保 戦 略 を 策 定 す る

14 鉱 物 資 源 の 安 定 供 給 確 保 鉱 物 資 源 の 安 定 供 給 確 保 鉱 物 資 源 の 探 鉱 開 発 リサイクルの 推 進 代 替 材 料 等 の 開 発 レアメタル 備 蓄 等 により 中 長 期 的 かつ 持 続 的 に 鉱 物 資 源 の 安 定 供 給 の 確 保 を 図 る < 探 鉱 開 発 の 推 進 > <リサイクルの 推 進 > < 代 替 材 料 等 の 開 発 > <レアメタル 備 蓄 > 激 化 する 資 源 獲 得 競 争 の 中 で 資 源 確 保 に 向 けた 多 面 的 総 合 的 な 対 策 を 実 施 技 術 開 発 により 国 内 で 収 集 された 使 用 済 製 品 等 に 含 有 する 非 鉄 金 属 の 回 収 率 向 上 を 促 進 希 少 金 属 の 使 用 量 低 減 技 術 及 び 希 少 金 属 の 機 能 を 代 替 する 新 材 料 の 開 発 を 実 施 官 民 協 調 によるレア メタル 備 蓄 について 備 蓄 物 資 の 機 動 的 な 保 有 売 却 を 実 施 1. 構 造 的 な 変 化 需 給 の 逼 迫 及 び 資 源 価 格 の 高 騰 中 国 における 需 要 の 増 大 資 源 メジャーの 巨 大 化 による 寡 占 化 資 源 の 偏 在 ( 地 域 的 偏 在 低 品 位 の 進 展 ) 資 源 獲 得 競 争 の 激 化 2. 具 体 的 な 情 勢 の 変 化 3. 強 化 施 策 レアメタル 等 鉱 物 資 源 確 保 対 策 の 強 化 更 なる 資 源 価 格 高 騰 メジャーの 寡 占 化 需 給 の 逼 迫 低 炭 素 社 会 を 構 築 するために 不 可 欠 なレアメタル の 安 定 供 給 確 保 の 要 請 例 電 気 自 動 車 -ジスプロシウム リチウム 省 エネ 蛍 光 材 -テルビウム ユーロピウム 燃 料 電 池 -プラチナ 我 が 国 製 造 業 を 支 える 基 礎 素 材 の 安 定 供 給 が 不 可 欠 例 銅 鉄 等 新 規 有 望 探 査 鉱 区 の (1) 資 源 外 交 の 積 極 的 推 進 減 少 南 部 アフリカ 地 域 :リモートセンシングセンター 設 置 (ボツワナ) 対 象 国 を4カ 国 に 拡 大 (21 年 度 ) 海 参 入 条 件 の 悪 化 外 ベトナム :レアアースプロジェクトへの 日 本 企 業 参 加 の 合 意 権 ボリビア :リチウムプロジェクトへの 技 術 支 援 の 実 施 低 品 位 鉱 石 難 処 理 益 等 鉱 石 の 増 加 確 保 新 興 資 源 国 のインフ ラ 整 備 産 業 協 力 技 術 協 力 等 の 要 望 の 顕 在 化 鉄 鉱 石 分 野 等 の 寡 占 化 による 取 引 条 件 の 悪 化 価 格 高 騰 によるレアメ タルリサイクルの 機 運 が 高 まるが 回 収 ルート 抽 出 技 術 が 未 確 立 (2) 資 源 開 発 の 促 進 レアメタル 探 査 事 業 の 創 設 拡 充 (2 年 度 :12 億 円 ( 新 規 ) 2 年 度 補 正 :3 億 円 21 年 度 :14 億 円 ) JOGMECによるリスクマネー 供 給 の 強 化 :2 年 度 及 び21 年 度 に341 億 円 をJOGMECへ 追 加 出 資 (3) 資 源 開 発 加 速 化 のための 一 体 的 取 り 組 み 資 源 開 発 への 支 援 とともに ODA 等 を 活 用 し 関 連 する 技 術 協 力 産 業 協 力 周 辺 インフラ 整 備 等 資 源 競 国 のニーズへの 対 応 争 自 動 車 家 電 等 のユーザーを 含 む 我 が 国 産 業 界 の 一 体 的 取 り 組 みの 強 化 力 強 (4) 人 材 育 成 の 強 化 化 海 外 の 資 源 開 発 を 担 う 人 材 育 成 のため 産 学 官 連 携 による 人 材 育 成 事 業 の 開 始 (5) 長 期 的 な 競 争 力 確 保 のための 技 術 力 強 化 我 が 国 が 優 位 に 立 つリモートセンシング 技 術 の 更 なる 高 度 化 のための 技 術 開 発 国 鉱 石 品 位 の 低 下 難 処 理 鉱 石 といった 国 際 的 な 資 源 開 発 課 題 に 対 応 した 技 術 開 発 内 (6)レアメタルリサイクル 対 策 の 強 化 資 レアメタルを 豊 富 に 含 む 小 型 家 電 の 回 収 リサイクル 実 証 事 業 を 環 境 省 と 共 同 で 開 始 源 活 製 造 工 程 で 利 用 廃 棄 されるレアメタルのリサイクル 促 進 に 向 けた 技 術 開 発 の 推 進 用 (7) 代 替 材 料 開 発 の 強 化 対 象 の 拡 充 (インシ ウム シ スフ ロシウム タンク ステンに フ ラチナ テルヒ ウム ユーロヒ ウム セリウムを 追 加 )

15 課 題 1. 新 規 有 望 探 査 鉱 区 の 減 少 と 参 入 条 件 取 引 条 件 の 悪 化 資 源 メジャー 寡 占 化 の 進 展 等 により 入 手 可 能 な 有 望 鉱 区 が 減 少 外 国 企 業 の 買 収 を 含 む 多 様 な 形 態 による 鉱 区 確 保 の 動 き 国 際 的 な 資 源 獲 得 競 争 激 化 や 価 格 の 高 騰 により 事 業 リスクが 比 較 的 低 い 開 発 段 階 でのプロジェクト の 参 入 条 件 は 高 価 悪 化 の 傾 向 鉱 石 の 引 き 取 り 条 件 が 悪 化 の 傾 向 特 に 鉄 鉱 石 では 上 位 3 社 の 我 が 国 への 供 給 シェアが8 割 と 非 常 に 高 いが 鉄 鉱 石 分 野 では 資 源 開 発 への 取 組 は 限 定 的 2. 我 が 国 の 強 みを 活 かした 権 益 確 保 資 源 価 格 高 騰 等 により 資 源 国 は 豊 富 な 資 金 を 有 し 資 金 面 のみからのパートナーは 必 ずしも 求 めて いない 我 が 国 リモート センシング 技 術 は アフリカ 資 源 国 から 高 く 評 価 されるとともに 一 部 の 資 源 メ ジャーとの 関 係 構 築 に 発 展 採 掘 の 進 展 に 伴 い 鉱 石 の 低 品 位 化 難 処 理 鉱 石 の 処 理 が 今 後 の 世 界 的 な 大 きな 課 題 3. 多 様 な 鉱 種 関 係 者 ニーズの 存 在 探 鉱 から 開 発 に 至 るまで 多 くのステージが 存 在 ステージ 毎 に 複 数 の 支 援 ツールと 支 援 機 関 が 存 在 多 くの 鉱 種 があり 多 数 の 関 係 者 が 存 在 ユー ザー 業 界 も 関 与 新 興 資 源 国 にあっては 周 辺 インフラ 整 備 ( 発 電 所 建 設 港 湾 整 備 鉄 道 建 設 等 ) 技 術 協 力 産 業 協 力 等 多 様 な 要 望 あり 鉱 物 資 源 開 発 の 課 題 対 応 策 対 応 策 1. 資 源 外 交 の 積 極 的 推 進 南 部 アフリカへの 資 源 外 交 により リモートセンシングセンターの 設 置 技 術 移 転 を 合 意 資 源 メジャーのValeとJOGMECとの 協 力 TICADⅣにおいて 各 国 首 脳 に 対 する 同 センターを 核 とした 協 力 関 係 強 化 を 要 請 アフリカ 貿 易 投 資 促 進 合 同 ミッションにおいて 共 同 調 査 等 の 協 力 関 係 強 化 を 確 認 ベトナムにおいて レアアースプロジェクトへの 日 本 企 業 参 加 の 合 意 ボリビアにおいて リチウムプロジェクトへの 技 術 支 援 の 実 施 等 2. 資 源 開 発 の 促 進 (JOGMECツールの 拡 充 強 化 ) 金 額 は 平 成 21 年 度 予 算 額 ( ) 内 は2 年 度 予 算 額 内 は2 年 度 補 正 予 算 額 企 業 買 収 による 権 益 取 得 について 支 援 対 象 民 間 企 業 の 投 資 意 欲 の 高 まりに 対 応 したレアメタル 等 の 支 援 ( 基 礎 調 査 出 資 融 資 )の 拡 充 予 算 計 上 財 投 計 上 レアメタルを 支 援 対 象 としているところ 加 えて 鉄 鉱 石 を 支 援 の 対 象 財 投 計 上 予 算 財 投 レアメタル 資 源 基 礎 調 査 ( 一 般 ) 1. 億 円 (1. 億 円 ) 2.8 億 円 省 エネレアメタル 資 源 基 礎 調 査 ( 特 会 ) 4.2 億 円 (2.4 億 円 ) 途 上 国 におけるベースメタル 資 源 基 礎 調 査 (ODA) 11.8 億 円 (11.5 億 円 ) 民 間 企 業 の 鉱 物 資 源 の 基 礎 的 調 査 支 援 ( 一 般 ) 1.5 億 円 (1.5 億 円 ) JOGMEC 出 融 資 債 務 保 証 ( 財 投 ) 61 億 円 (1 財 投 億 円 ) 18 億 円 ( ) ( ) 平 成 2 年 度 2 次 補 正 予 算 3. 長 期 的 な 競 争 力 強 化 のための 技 術 力 強 化 我 が 国 が 優 位 に 立 つリモートセンシング 探 査 技 術 の 更 なる 高 度 化 新 規 予 算 計 上 低 品 位 鉱 石 及 び 難 処 理 鉱 石 に 対 応 する 製 錬 技 術 の 開 発 新 規 予 算 計 上 予 算 リモートセンシング 技 術 による 鉱 物 資 源 探 査 技 術 の 開 発 促 進 ( 一 般 ).5 億 円 ( 新 規 ).4 億 円 低 品 位 難 処 理 鉱 石 対 応 革 新 的 製 錬 プロセス 技 術 開 発 ( 特 会 ) 1. 億 円 ( 新 規 ) 4. 資 源 開 発 加 速 化 のための 体 制 整 備 多 様 なステージ( 探 鉱 開 発 製 錬 に 加 え 周 辺 インフラ 整 備 等 )に 対 応 し 複 数 の 支 援 機 関 (JOGMEC JBIC NEXI 等 )と 支 援 施 策 (ODA 等 )を 一 体 的 戦 略 的 に 活 用 課 題 1.レアメタルのリサイクルによる 国 内 資 源 確 保 価 格 の 高 騰 資 源 の 偏 在 性 等 による 供 給 不 安 を 背 景 に 国 産 資 源 と 位 置 付 けられるレアメタルリサイ クルの 機 運 が 高 まりつつあるが 回 収 ルート 抽 出 技 術 が 未 確 立 リサイクルは 経 済 性 の 確 保 が 課 題 であり 高 価 な 金 属 を 豊 富 に 含 み 回 収 し 易 いものが 有 利 現 状 は 金 等 を 含 む 製 品 の 一 部 や 部 材 供 給 等 で 関 係 のある 一 部 企 業 間 に 限 られる 2.レアメタルの 代 替 材 料 開 発 への 取 組 代 替 材 料 開 発 は レアメタル 依 存 度 を 下 げる 有 効 な 方 策 の 一 つであり 現 在 国 として3 鉱 種 (インジ ウム ジスプロシウム タングステン)について そ の 代 替 使 用 低 減 技 術 の 確 立 に 向 け 取 り 組 んでい るが 特 定 国 の 輸 出 規 制 強 化 などの 情 勢 は 変 化 リサイクル 代 替 材 料 開 発 の 課 題 対 応 策 対 応 策 1.レアメタルリサイクル 対 策 の 強 化 廃 小 型 電 子 電 気 機 器 からのレアメタル 回 収 リサイクルの 実 証 新 規 予 算 計 上 製 造 工 程 で 利 用 廃 棄 されるレアアース 等 のリサイクル 技 術 開 発 新 規 予 算 計 上 予 算 金 額 は 平 成 21 年 度 予 算 額 ( ) 内 は2 年 度 予 算 額 内 は2 年 度 補 正 予 算 額 希 少 金 属 等 高 効 率 回 収 システム 開 発 ( 特 会 ) 5. 億 円 (2. 億 円 ) 廃 小 型 家 電 からのレアメタルリサイクルのシステム 構 築 事 業 ( 一 般 ) 環 境 省 との 連 携 事 業.5 億 円 ( 新 規 ) 1. 億 円 製 造 工 程 で 利 用 廃 棄 されるレアアースのリサイクル 技 術 開 発 ( 一 般 ) 1. 億 円 ( 新 規 ) 1.5 億 円 2. 代 替 材 料 開 発 の 強 化 対 象 鉱 種 の 拡 充 (プラチナ テルビウム 等 ) 予 算 計 上 予 算 レアメタルの 代 替 材 料 等 の 開 発 ( 一 般 ) 億 円 (1. 億 円 ) 5. 億 円

16 レアメタル 等 鉱 物 資 源 確 保 対 策 の 全 体 像 地 質 構 造 調 査 解 析 提 供 探 鉱 開 発 製 錬 利 用 リサイクル リ モ ー ト セ ン シ ン R グ 解 析 技 術 PALSER の ハ 開 イ 発 パ ー 等 5 の 億 衛 円 星 画 像 を 活 4 億 用 円 し た ( 新 規 ) ASTER 地 質 調 査 基 礎 探 鉱 レアメタル 資 源 基 礎 調 査 ( 一 般 ) 民 間 企 1. 億 円 2.8 億 円 (1. 億 円 ) 省 エネレアメタル 資 源 基 礎 調 査 ( 特 会 ) 4.2 億 円 (2.4 億 円 ) 新 タイプの 鉱 床 残 渣 中 の 未 回 収 レアメタル 等 の 評 価 解 析 新 製 錬 技 術 調 査 を 含 む 途 上 国 におけるベースメ タル 資 源 基 礎 調 査 (ODA) 11.8 億 円 (11.5 億 円 ) レアメタルフォーラム( 上 流 から 下 流 にわたる 民 間 及 び 官 が 一 体 となった 取 組 み 業 の 探 鉱 を 支 援 (1/2 助 成 金 ) 1.5 億 円 (1.5 億 円 ) JOGMEC 出 資 融 資 JOGMEC 債 務 保 証 産 投 61 億 円 産 投 135 億 円 45 億 円 (12 億 円 ) (88 億 円 ) 産 投 追 加 出 資 61 億 円 18 億 円 (1 億 円 ) 企 業 / 権 益 買 収 型 出 資 融 資 ( 新 規 ) 鉄 鉱 石 を 追 加 ( 新 規 ) 鉄 鉱 石 を 追 加 ( 新 規 ) JBIC 融 資 NEXI 保 険 新 タイプの 鉱 床 残 渣 中 の 未 回 収 レアメ タル 等 の 評 価 解 析 新 製 錬 技 術 調 査 ( 基 礎 探 鉱 に 含 む) 低 品 位 難 処 理 鉱 石 製 錬 技 術 開 発 1. 億 円 ( 特 会 ) ( 新 規 ) 革 新 的 製 銑 フ ロセス 技 術 開 発 ( 低 品 位 原 料 対 応 ) 3.8 億 円 ( 特 会 ) ( 新 規 ) < 鉄 鋼 課 予 算 > レアメタル 備 蓄 4.3 億 円 (4.5 億 円 ) 希 少 金 属 代 替 材 料 開 発 < 非 鉄 金 属 課 > 15.5 億 円 5 億 円 (1 億 円 ) ジスプロシウム タングステン インジウムの 代 替 使 用 量 低 減 技 術 の 開 発 < 拡 充 > 白 金 テルビウム 等 の 鉱 種 追 加 レアメタルリサイクル 対 策 6.5 億 円 2.5 億 円 (2. 億 円 ) 希 少 金 属 等 高 効 率 回 収 システム 開 発 ( 特 会 ) 廃 小 型 電 子 機 器 超 硬 工 具 からのレアメタル 回 収 技 術 5. 億 円 (2. 億 円 ) 小 型 電 子 機 器 からのレアメタルリサイク ルシステム 構 築 調 査 環 境 省 との 連 携 事 業.5 億 円 1. 億 円 ( 新 規 ) 製 造 工 程 で 発 生 するレアアースのリサイ クル 技 術 開 発 1 1. 億 円 1.5 億 円 ( 新 規 ) 鉄 スクラップの 不 純 物 除 去 技 術 開 発 H2~H21 <NEDO 事 業 として 実 施 予 定 > 鉱 物 資 源 人 材 育 成 17.1 億 円 の 内 数 (19.7 億 円 の 内 数 ) 資 源 開 発 加 速 化 のための 体 制 整 備 鉱 山 等 の 周 辺 インフラ 整 備 に 係 る 事 業 化 調 査 (F/S) 5 億 円 ( 新 規 ) 資 源 開 発 の 多 様 なステージに 対 応 し 複 数 の 支 援 機 関 (JOGMEC JBIC NEXI JICA)と 支 援 施 策 (FS 調 査 ODA 技 術 協 力 人 材 協 力 等 )を 一 体 的 戦 略 的 に 活 用 21 年 度 予 算 額 2 年 度 補 正 予 算 額 (2 年 度 予 算 額 ) :21 年 度 新 規 事 業 消 費 国 世 界 国 内 重 要 な 鉱 種 の 検 討 において 考 慮 すべき 事 項 の 例 現 状 把 握 将 来 予 測 客 観 的 判 断 政 策 + 企 業 戦 略 消 費 量 消 費 国 産 業 政 策 動 向 消 費 トレンド 把 握 海 外 企 業 戦 略 把 握 消 費 トレンド 予 測 我 が 国 需 要 量 及 び 世 界 シェア 我 が 国 の 産 業 政 策 用 途 別 需 要 - 重 点 施 策 との 関 連 性 我 が 国 製 造 業 の 当 該 分 野 における 比 ( 環 境 負 荷 軽 減 エネルギ エネルギー 削 減 等 ) 較 優 位 性 素 材 代 替 性 消 費 トレンド 把 握 輸 入 国 寡 占 率 供 給 リスク 把 握 リサイクル 状 況 二 次 原 料 供 給 可 能 性 把 握 供 給 国 ( 資 源 国 ) 生 産 量 ( 国 企 業 ) 生 産 企 業 資 源 国 市 場 寡 占 率 ( 国 企 業 ) 鉱 山 開 発 計 画 供 給 トレンド 把 握 鉱 床 ( 品 位 ) 分 布 我 が 国 以 外 の 消 費 国 企 業 進 出 動 向 一 次 原 料 供 給 可 能 性 把 握 我 が 国 企 業 戦 略 - 製 造 系 企 業 ( 自 動 車 パソコン 携 帯 電 話 TV VIDEO 等 ) - 材 料 系 企 業 ( 電 池 モーター 半 導 体 電 子 基 板 等 ) 消 費 トレンド 予 測 産 業 政 策 ( 国 内 企 業 育 成, 付 加 価 値 ) 鉱 業 ( 投 資 環 境 ) 政 策 輸 出 規 制 課 税 強 化 地 域 住 民 問 題 環 境 規 制 供 給 リスク 予 測