公 開 シンポジウム 報 告 書 日 米 防 衛 協 力 の 変 容 と 非 伝 統 的 安 全 保 障 日 時 : 2005 年 7 月 19 日 ( 火 )14:00 17:30 場 所 : 国 際 交 流 基 金 国 際 会 議 場 ( 東 京 都 港 区 赤 坂 アーク 森

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1 Non-Traditional Security: The Transformation of Cooperation between the United States and Japan Co-sponsored by The Japan Foundation Center for Global Partnership The Maureen and Mike Mansfield Foundation

2 公 開 シンポジウム 報 告 書 日 米 防 衛 協 力 の 変 容 と 非 伝 統 的 安 全 保 障 日 時 : 2005 年 7 月 19 日 ( 火 )14:00 17:30 場 所 : 国 際 交 流 基 金 国 際 会 議 場 ( 東 京 都 港 区 赤 坂 アーク 森 ビル 20 階 ) 共 催 : 国 際 交 流 基 金 日 米 センター モーリーン アンド マイク マンスフィールド 財 団 1

3 はじめに 国 際 交 流 基 金 日 米 センターとモーリーン アンド マイク マンスフィールド 財 団 は 日 米 関 係 の 強 化 に 資 する 人 材 育 成 プログラムとして それぞれ 安 倍 フェローシップとマンスフィールドフェローシップを 運 営 しています この 度 当 センターでは 同 財 団 との 共 催 により 安 倍 フェローとマンスフィールドフェローを パネリストとする 公 開 シンポジウム 日 米 防 衛 協 力 の 変 容 と 非 伝 統 的 安 全 保 障 を 開 催 いたしました 冷 戦 の 終 結 とともに 旧 来 型 安 全 保 障 概 念 の 変 容 が 始 まり 90 年 代 より 進 展 したグローバリゼーション と 情 報 革 命 の 影 響 下 現 代 の 安 全 保 障 が 扱 う 領 域 は 大 きな 広 がりを 見 せています 国 際 安 全 保 障 を 巡 る 新 たな 状 況 の 中 で テロや 海 賊 等 多 様 化 した 犯 罪 行 為 人 口 問 題 環 境 破 壊 等 の 新 たな 脅 威 が 出 現 しています 新 時 代 における 脅 威 の 本 質 の 解 明 それに 対 応 するための 安 全 保 障 上 の 施 策 また アジア 太 平 洋 地 域 の 安 定 確 保 や 崩 壊 国 家 の 復 興 支 援 等 のために 日 米 がどのように 共 同 のイニシアテ ィブをとり また 協 力 していくべきかについて 日 米 の 安 倍 フェローとマンスフィールドフェローが 理 論 と 実 務 の 両 面 から 討 議 をおこないました 本 シンポジウムには 研 究 者 外 交 防 衛 関 係 者 ジャーナリズ ム メディア 関 係 者 をはじめ 学 生 一 般 の 方 々など 約 120 名 のご 参 加 をいただきました 本 書 はその 報 告 書 にあたります シンポジウム 当 日 まず 来 賓 の 林 芳 正 参 議 院 議 員 ( 外 交 防 衛 委 員 長 )より 安 全 保 障 問 題 等 政 策 課 題 を 巡 る 日 米 知 的 交 流 の 重 要 性 並 びに 実 務 者 研 究 者 を 含 む 日 米 の 政 策 関 係 者 間 の 相 互 理 解 の 必 要 性 について 知 見 が 述 べられました 同 議 員 のスピーチでは ご 自 身 が 故 ウィリアム ロス 米 国 上 院 議 員 のインターンとして 関 与 したマンスフィールドフェローシッププログラムの 立 法 過 程 について エピソー ドを 交 えた 紹 介 もなされました 引 き 続 き 陸 上 自 衛 隊 第 一 次 イラク 復 興 支 援 群 長 を 務 めた 番 匠 幸 一 郎 防 衛 庁 陸 上 幕 僚 監 部 広 報 室 長 ( 当 時 )が 給 水 活 動 施 設 建 設 等 を 中 心 とする 自 衛 隊 のサマワでの 活 動 振 り イスラム 文 化 を 尊 重 したミッションの 遂 行 継 続 的 な 復 興 支 援 活 動 の 初 期 段 階 における 自 衛 隊 の 役 割 等 につき 具 体 的 な 事 例 を 含 めて 説 明 を 行 いました ここでは 90 年 代 以 降 の 防 衛 計 画 の 大 綱 に 盛 り 込 まれた 非 伝 統 的 安 全 保 障 問 題 への 対 処 概 念 に 触 れつつ イラクのみならず 世 界 の 各 地 で 展 開 されている 自 衛 隊 の 平 和 維 持 活 動 等 について 客 観 的 な 報 告 が 行 われました パネルディスカッションでは 阿 川 尚 之 慶 応 義 塾 大 学 総 合 政 策 学 部 教 授 前 駐 米 公 使 (1994 年 度 安 倍 フェロー)の 司 会 の 下 ジョン ヒル 米 国 防 総 省 北 東 アジア 課 責 任 者 上 級 日 本 担 当 部 長 ( 年 度 マンスフィールドフェロー) エテル ソリンゲン カリフォルニア 大 学 アーバイン 校 政 治 学 部 教 授 (2001 年 度 安 倍 フェロー) マーク ステイプルス 駐 日 米 国 大 使 館 相 互 防 衛 援 助 事 務 所 海 軍 C4I 兼 海 上 システムズ 企 画 部 長 ( 当 時 )( 年 度 マンスフィールドフェロー) 土 屋 大 洋 慶 応 義 塾 大 学 大 学 院 政 策 メディア 研 究 科 (2000 年 度 安 倍 フェロー)の 4 人 のパネリストが 日 米 関 係 の 緊 密 化 と 近 年 のアジア 太 平 洋 地 域 の 安 保 状 況 の 変 化 をふまえつつ 伝 統 的 及 び 非 伝 統 的 安 全 保 障 領 域 における 現 在 の 課 題 について 知 見 を 披 露 し 活 発 な 討 議 を 行 いました ここでは 1グローバライズさ れた 安 全 保 障 環 境 における 集 団 的 自 衛 権 の 意 味 2 複 数 の 地 域 制 度 的 枠 組 みと 非 伝 統 的 安 全 保 障 問 題 との 関 係 3IT 革 命 と 非 伝 統 的 安 全 保 障 問 題 に 取 り 組 む 軍 事 的 組 織 間 の 情 報 共 有 相 互 運 用 性 2

4 の 問 題 4インターネットの 時 代 における 安 全 保 障 問 題 と 文 化 的 衝 突 等 について リアルタイム プレ ゼンテーションを 援 用 しつつ 様 々な 角 度 から 問 題 が 考 察 されました 3 時 間 半 にわたったシンポジウム の 全 体 を 通 じ パネリスト 間 の 議 論 は 国 際 社 会 特 にアジア 太 平 洋 地 域 での 非 伝 統 的 安 全 保 障 問 題 に 対 する 日 米 の 継 続 的 な 共 同 作 業 の 重 要 性 を 再 確 認 するという 一 点 に 収 斂 したように 思 われます 今 回 のシンポジウムは 日 米 センターとマンスフィールド 財 団 との 初 めての 連 携 事 業 でしたが 共 催 者 として 日 米 間 の 知 的 資 産 である 安 倍 フェローとマンスフィールドフェローの 知 見 を 社 会 に 還 元 し 2つ のフェローシップ コミュニティのネットワーク 化 促 進 に 寄 与 する 試 みであったことを 願 っています また 本 報 告 書 が 日 米 関 係 と 安 全 保 障 問 題 に 関 心 を 寄 せられる 多 くの 方 々のお 役 にたてば 幸 いです 最 後 に このシンポジウムにご 参 加 いただいたスピーカー モデレーター パネリストの 皆 様 に それ ぞれの 専 門 知 識 見 識 とともに 貴 重 なお 時 間 を 提 供 していただきましたことを 心 から 御 礼 申 し 上 げます 国 際 交 流 基 金 日 米 センタ- 所 長 紿 田 英 哉 モーリーン アンド マイク マンスフィールド 財 団 所 長 ゴードン フレイク 3

5 目 次 公 開 シンポジウム 日 米 防 衛 協 力 の 変 容 と 非 伝 統 的 安 全 保 障 1. はじめに 開 会 のあいさつ: 紿 田 英 哉 国 際 交 流 基 金 日 米 センタ- 所 長 来 賓 あいさつ: 林 芳 正 参 議 院 議 員 パネルディスカッションⅠ: 報 告 番 匠 幸 一 郎 一 等 陸 佐 防 衛 庁 陸 上 幕 僚 監 部 広 報 室 長 パネルディスカッション II:プレゼンテーション :プレゼンテーション <モデレーター > 阿 川 尚 之 慶 応 義 塾 大 学 総 合 政 策 学 部 教 授 前 駐 米 公 使 1994 年 度 安 倍 フェロー <パネリスト> エテル ソリンゲン カリフォルニア 大 学 アーバイン 校 政 治 学 部 教 授 2001 年 度 安 倍 フェロー 土 屋 大 洋 慶 応 義 塾 大 学 大 学 院 政 策 メディア 研 究 科 2000 年 度 安 倍 フェロー ジョン ヒル 米 国 防 総 省 北 東 アジア 課 責 任 者 上 級 日 本 担 当 部 長 年 度 マンスフィールドフェロー マーク ステイプルス 駐 日 米 国 大 使 館 相 互 防 衛 援 助 事 務 所 海 軍 C4I 兼 海 上 システムズ 企 画 部 長 年 度 マンスフィールドフェロー 6. 討 議 閉 会 のあいさつ:ペイジ コッティンガム ストリーター マンスフィールド 財 団 副 所 長...51 付 録 (1)モデレーター/パネリスト 略 歴...52 付 録 (2) 安 倍 フェローシップ 参 加 者...55 付 録 (3)マンスフィールドフェローシップ 参 加 者

6 開 会 のあいさつ 紿 田 英 哉 国 際 交 流 基 金 日 米 センター 所 長 国 際 交 流 基 金 の 日 米 センター 所 長 をしております 紿 田 でございます 本 日 は お 暑 い 中 皆 様 に 多 数 お 集 まりいただきまして 本 当 にありがとうございます 本 日 のシンポジウムの 共 催 団 体 でございます 国 際 交 流 基 金 の 日 米 センター CGP を 代 表 しまして 一 言 ごあいさつを 申 し 上 げたいと 思 います この 日 米 センターというのは 故 安 倍 晋 太 郎 先 生 が1990 年 に 政 府 特 使 として 米 国 に 派 遣 された 際 に 提 唱 され その 大 変 なご 尽 力 で 1991 年 に 設 立 された 組 織 でございます その 目 的 は 日 米 関 係 をより 緊 密 にするとともに 世 界 的 な 視 野 に 基 づいて 両 国 が 協 力 して 世 界 に 貢 献 していこう 世 界 の 問 題 に ついて 解 決 の 道 を 探 っていこうという 思 想 のもとに 作 られた 組 織 でございます その 実 現 のために 具 体 的 には 知 的 交 流 草 の 根 交 流 それから 本 日 のこのシンポジウムに 大 変 関 係 深 い フェローシッププ ログラム この 三 つの 柱 で 私 どもの 仕 事 が 構 成 されております 日 米 センター CGP は 国 際 交 流 基 金 の 中 に 設 立 されたわけですが 国 際 交 流 基 金 は もうすでに 30 年 余 りの 歴 史 がございます 世 界 における 日 本 研 究 あるいは 日 本 語 教 育 の 支 援 といった 仕 事 あるい は 芸 術 分 野 での 交 流 のサポートなどをしておりますが こういった 活 動 に 加 えて 91 年 からこのCGP が 日 米 共 同 で 知 的 交 流 草 の 根 交 流 あるいはフェローシップ プログラムを 付 け 加 えてまいりました そ して 政 策 指 向 性 を 有 する 日 米 の 共 同 研 究 の 支 援 に 力 を 入 れてきました 本 日 のテーマである 安 全 保 障 の 問 題 もその 一 つの 大 きな 柱 です また アウトリーチ 的 な 市 民 交 流 活 動 それから 教 育 を 通 じた 日 米 間 の 理 解 促 進 などの 事 業 にも 力 を 入 れてまいりました 国 際 交 流 基 金 は 2003 年 10 月 に 30 年 あまりの 特 殊 法 人 としての 活 動 に 一 つの 区 切 りをつけまし て 独 立 行 政 法 人 という 形 で 組 織 として 再 スタート 致 しました この 新 しいステータスのもとで 昨 年 から かなり 大 規 模 な 組 織 改 革 を 実 施 しており 現 在 最 初 の 中 期 計 画 進 行 中 でございます 中 期 計 画 にお いては どうやって この 独 立 行 政 法 人 を 有 効 な 組 織 に 改 めていくか 無 駄 を 省 き コストを 下 げ 本 当 に 国 のために 国 民 のためになる 重 要 なコアの 仕 事 に 選 択 と 集 中 でいかに 我 々のエネルギーを 集 中 していくかという 作 業 が 進 んでおります こういう 活 動 の 一 つが 本 日 のこのシンポジウムになるわけでございますが この 機 会 を 借 りまして ど うぞ 皆 様 がたに 引 き 続 き この 私 たち 国 際 交 流 基 金 あるいは 日 米 センターに 対 する 温 かいご 支 援 を お 願 いしておきたいと 思 います どうぞよろしくお 願 いいたします さて 前 置 きが 長 くなりましたけれども 本 日 のこの 公 開 シンポジウムといいますのは 私 ども 日 米 セン ターと それからアメリカのモーリーン アンド マイク マンスフィールド 財 団 との 共 催 事 業 です マンスフ ィールド 財 団 については ご 承 知 のかたも 多 いかと 思 いますが お 手 元 のプログラムにも 紹 介 があります ように アメリカのワシントン DC にあります 非 営 利 団 体 です 主 要 事 業 としまして アメリカの 連 邦 政 府 の 職 員 を 日 本 の 中 央 官 庁 あるいは 地 方 自 治 体 等 政 策 形 成 の 現 場 に 長 期 派 遣 するという マンスフィー ルドフェローシップ プログラムを 実 際 に 担 っている 組 織 です このフェローシッププログラムで アメリカ の 連 邦 政 府 職 員 の 方 が 実 際 に 日 本 に 来 られて 滞 在 をして 本 当 の 意 味 で 日 本 の 理 解 をしてくださって います 安 倍 フェローシップ プログラムというのは 日 米 双 方 の 研 究 者 に 対 しフェローシップを 与 えるプログラ 5

7 ムですが 91 年 にこの 日 米 センターができました 時 から アメリカの 社 会 科 学 研 究 評 議 会 (SSRC)と 共 同 でフェローを 選 び 現 在 までに 218 名 というフェローの 方 が 誕 生 しております 私 どもはこのフェローシッ プを 通 じて 日 米 の 研 究 者 がいろいろな 所 で 大 活 躍 をしてくださっていることを 大 変 に 誇 りに 思 ってお ります 安 倍 フェローになられた 方 は フェローシップを 受 けておられる 間 に その 研 究 成 果 を 本 の 形 でまとめ て 世 に 問 うていただくということになっておりますけれども 最 近 の 安 倍 フェローの 活 躍 ぶりは 学 会 に おきましても いろいろな 賞 を 受 賞 される 優 秀 な 方 々が 次 々と 出 てきています 例 えば 今 日 もお 見 えいただいていると 思 いますが MIT の 教 授 で 日 米 文 化 教 育 交 流 会 議 (カルコ ン)のアメ リ カ 側 委 員 長 をしてくださっております リチャード サミュエル ズさん の 著 作 MACHIAVELLI'S CHILDREN は 昨 年 アメリカの 政 治 各 界 から Jervis-Schroeder 賞 を 受 賞 しておら れますし それから 今 日 司 会 を モデレーターをしてくださいます 阿 川 さんも 安 倍 フェローでいらっしゃ いますが これもご 承 知 のように 憲 法 で 読 むアメリカ 史 という 本 で つい 最 近 第 6 回 の 読 売 吉 野 作 造 賞 を 受 賞 されておられます この 二 人 のほかにも 賞 を 受 賞 されておられる 多 くのかたがおられますが 今 申 し 上 げましたように こうした 日 米 の 次 の 世 代 を 担 うリーダーが 次 々と この 安 倍 フェローとして 誕 生 しておられることを 大 変 心 強 くかつ うれしく 思 っているわけであります さて 本 日 のシンポジウムでありますが 日 米 間 の 知 的 交 流 あるいは 人 材 育 成 事 業 に 関 係 している アメリカのアクターと 連 携 しながら 知 的 な 政 策 課 題 について 研 究 者 と 実 務 家 が 共 同 で 考 えて いろい ろと 議 論 をしていく 機 会 を 作 りたいという 希 望 を CGP のスタッフが 持 っておりまして たまたまそのアイデ アを 本 日 のパートナーでありますマンスフィールド 財 団 のほうにご 相 談 を 持 ちかけたところ ぜひ やろ う ということで 協 力 をしていただくことになり 今 日 のシンポジウムが 実 現 することになったわけです 今 日 のシンポジウムというのは お 手 元 にありますように 今 日 の 安 全 保 障 をめぐる 課 題 についてで す 伝 統 的 な 安 全 保 障 の 課 題 とともに 特 に 90 年 代 以 降 に その 重 要 性 が 認 識 されるようになっており ます いわゆる 非 伝 統 的 な 安 全 保 障 問 題 を 中 心 に 置 いて 5 人 のマンスフィールドフェローと 安 倍 フェロ ーのかたがたにご 検 討 または 討 議 をしていただこうと 思 います 冷 戦 後 の 新 しい 環 境 下 のもとで 日 本 とアメリカというのが 現 在 イラクの 戦 後 復 興 あるいは 人 道 支 援 国 家 建 設 といった 非 戦 闘 的 なミッションに 今 真 剣 に 取 り 組 んでいるわけでございますが 非 常 に この 強 固 な 日 米 関 係 そして 国 際 社 会 における 日 本 の 役 割 と 貢 献 の 拡 大 という こういう 考 え 方 に 裏 づ けされた 継 続 的 な 日 米 共 同 のイニシアチブというのは 非 伝 統 的 な 安 全 保 障 の 潜 在 的 な 重 要 性 を 浮 き 彫 りにしているのではないかと 考 えております 今 日 のこのシンポジウムでは 理 論 と 実 務 の 両 面 から 討 議 を 行 っていただくわけでありますけれども このパネルに 入 る 前 に 防 衛 庁 の 陸 幕 監 部 である 広 報 室 長 の 番 匠 さんにも 報 告 者 としてご 参 加 をいた だきました イラク 復 興 のためにサマワに 派 遣 されておられた 陸 上 自 衛 隊 の 第 1 次 の 隊 長 でございま す 皆 様 も 大 変 おなじみの 顔 だと 思 いますが その 忙 しい 番 匠 さんに 今 日 はまた 時 間 を 割 いて この シンポジウムにご 参 加 をいただきました 個 人 的 なことですけれども 私 は 実 は 番 匠 さんとは 大 変 浅 からぬ 縁 がございます 私 が 国 際 交 流 基 金 にまいります 前 丸 紅 という 商 社 におりました 時 に 防 衛 庁 とその 商 社 との 間 で 防 衛 庁 の 最 エリート 6

8 の 幹 部 を 商 社 という 組 織 で 1 年 間 研 修 をさせたい というお 申 し 出 がありまして 番 匠 さんが 私 の 部 下 として 1 年 商 社 に 勤 めたことがございます それまで 二 百 何 十 人 という 部 下 を 率 いていた 番 匠 さん が 私 の 部 下 に たった 一 人 の 一 兵 卒 になりました ただ 私 は 今 その 時 のことを また 鮮 明 に 覚 えて おりますが 体 力 十 分 知 力 十 分 な 商 社 マンというのも 相 当 自 信 の 強 いほうですが 番 匠 さんが 一 緒 に 仕 事 をしてくださったおかげで どれだけ 多 くの 商 社 マンが 刺 激 を 受 けたか 分 かりません そういう 点 で 番 匠 さんも 非 常 に 変 わった 経 験 を 商 社 でされたと 思 いますが それは 今 度 イラクに 行 かれた 時 にも 若 干 はお 役 に 立 ったのかもしれません 今 日 番 匠 さんが 最 初 にここに 参 加 してくださってお 話 下 さると いうことを 私 個 人 としても 大 変 にうれしく 思 っております 前 置 きが 少 し 長 くなりました 今 日 ジョイントでやるという 意 味 では マンスフィールド 財 団 との 初 めての 試 みでございますが このテーマに 対 するご 関 心 の 高 さから こんなに 大 勢 皆 さんにお 集 まりいただけ ましたことに 改 めて 心 からお 礼 を 申 し 上 げます それから このシンポジウムができましたのは 冒 頭 に 申 し 上 げましたように 私 どもの 申 し 出 を 快 く やりましょう と 引 き 受 けてくださったカウンター パートでありますマンスフィールド 財 団 のペイジ コッテ ィンガム ストリーターさんの 貢 献 も 大 変 大 きいわけです クロージングに 彼 女 がお 話 をくださると 思 いま すが この 席 を 借 りまして お 礼 を 申 し 上 げたいと 思 います 私 たちもこうした 活 動 を これからもぜひ 地 道 に 積 み 重 ねてまいりたいと 思 います 本 日 のシンポジ ウムをご 縁 に 今 後 もぜひ 皆 様 がたの 強 力 なご 支 援 をお 願 いしたいと 思 います どうもありがとうござい ます 7

9 来 賓 あいさつ 林 芳 正 参 議 院 議 員 ご 紹 介 を 賜 りました 参 議 院 議 員 の 林 芳 正 でございます 本 日 は この 両 センター 主 催 のもとで 素 晴 らしいこのパネルディスカッションが 開 かれますこと そして 今 紿 田 さんからお 話 がありましたように 大 勢 の 皆 様 が このセッションに 参 加 してくださることをお 喜 び 申 し 上 げるとともに お 招 きを 賜 りましたこ とに 厚 く 御 礼 を 申 し 上 げたいと 思 います 国 会 議 員 の 先 生 がたが 何 人 かお 見 えになっておりますが 私 は 今 ご 紹 介 いただいたように 現 在 参 議 院 で 外 交 防 衛 委 員 長 という 職 をいたしておりますので 若 干 その 仕 事 とも 関 係 があるのですが あ とで 私 がご 披 露 申 し 上 げようと 思 っていたことを 司 会 のかたからもうお 話 をしていただきました 国 会 に 出 る 前 に ワシントンでウィリアム ロス 先 生 という 残 念 ながらお 亡 くなりになりましたが 上 院 議 員 の 事 務 所 でインターンをしたことがございました 私 ももう 無 手 勝 流 で 飛 び 込 んでいったわけでございます が その 私 を 受 け 入 れていただきまして そして 10 カ 月 にわたって 無 給 のインターンとして 仕 事 をさせ ていただきました 最 初 に 行 った 時 に そこの 所 長 さんに せっかく 来 たのだから 毎 日 雑 誌 の 切 り 抜 きを 翻 訳 するとか いろんな 情 報 を 集 めるというだけではなくて legislative product を 要 するに 何 か 立 法 の 案 を 作 ってみ たらどうですか? と こういうことを 言 っていただいたわけでございます 三 つほど その 案 を 出 した 内 の 一 つが 実 はこのマンスフィールドフェローシップということで 結 実 をしたわけでございます 最 初 は A4 版 の1 枚 の 紙 であったわけでございますが 当 時 1991 年 から2 年 でございましたけれ ども まだジャパン バッシングということがいわれておった 時 代 でございました 懐 かしい 気 がいたしま すけれども バッシュするのはいいけれども よくバッシュする 相 手 を 理 解 し どこをたたけば 本 当 にい い 関 係 にもっとなるのかということを 分 かっていただいてもらわなければいけないなと 折 しも Coming War With Japan という 本 が ワシントンでは 大 変 に 話 題 を 呼 んで 冗 談 ではなく ほんとにフィジカルに 戦 争 をすると 今 日 のこのテーマと 真 っ 向 から 反 対 するような 本 が 話 題 になるくらい ジャパン バッシン グが 華 やかなりしころでありました しかしながら いろんな 日 本 の 官 僚 がアメリカに 留 学 をして 勉 強 するという 流 れはありましたけれども アメリカの 官 僚 の 皆 さん また 議 会 のスタッフの 皆 さんが 日 本 に 来 る そして 日 本 に 来 るだけではなくて 霞 ヶ 関 の 中 永 田 町 の 中 で 同 じ 仕 事 をする カウンター パートと 席 を 並 べると このことはまだ 大 変 に 恵 まれない 機 会 であったといいますか ほとんどそういうことはなかった 時 代 でございました ですから 日 米 関 係 は マンスフィールド 大 使 がおっしゃっておられましたように 最 も 大 切 な 二 国 関 係 であるからには そういう 深 い 二 国 間 関 係 というものは 相 互 理 解 から 生 まれるのであろうということで そのことの 提 案 をさせていただきました 当 時 ロス 議 員 も これはいいアイデアだから ぜひ 追 っかけ なさい と こういうご 支 持 がありまして 半 年 ぐらい 立 法 作 業 をいたしまして 最 終 的 にはこういう 形 で 提 出 をするところまで こぎつけたわけでございます 今 日 はコッティンガムさんもいらっしゃっておりますが お 許 しをいただきまして なぜ マンスフィール ドフェロー という 名 前 がついたかと ウィリアム ロス フェローシップ ではないわけでございます 実 はウィリアム ロス 議 員 は 東 部 の 選 出 でありましたけれども ご 出 身 はモンタナ 州 で マンスフィー 8

10 ルド 大 使 とじっこんの 間 柄 であったということであります このアイデアをお 話 した 時 に これはもう マン スフィールド 大 使 のお 名 前 をいただければ いちばん 素 晴 らしいのではないか ということを みんなは 考 えておったわけでございますが マンスフィールド 大 使 は こういうことに 名 前 を 出 すのを 世 界 で 最 も 嫌 う 人 ではないかというのが そのころのワシントンの 評 判 でございまして 自 分 の 名 前 を 出 すというのは 多 分 お 断 りになるだろうということでありましたので 一 計 を 案 じまして 大 使 が 親 しくされておられるお 仲 間 と 月 に 1 回 ぐらいの 昼 食 会 をされると その 昼 食 会 のメンバーのお 一 人 に 名 前 を 使 うということを 全 く 伏 せて こういうことを 今 ロス 議 員 が 考 えておられる ということだけをお 話 しようと そうすれば 大 使 に 多 分 それは 大 変 いい 考 えだ とおっしゃっていただけるに 違 いないと そして その 中 身 について の 賛 成 を 得 た 上 で 勝 手 にお 名 前 をつけて 出 してしまおうと こういうプランを 作 ったわけでございまし た ロス 議 員 もそれに 同 意 をしてくださいまして 昼 食 会 をやっていただき 大 変 にいいアイデアだ と 言 っていただき そして 黙 ってお 名 前 を 拝 借 して 法 案 を 出 したというのが 実 際 の 経 緯 で 1992 年 だった と 思 いますが 法 案 の 提 出 をするに 至 ったわけでございます 予 算 関 連 法 案 でございますので 3 年 ほ どかかりまして 95 年 に 法 律 が 成 立 したということでございますけれども そういう 経 緯 があって マンス フィールド 大 使 のお 名 前 をいただいたというのが 実 情 でございます 私 も その 最 初 の 作 る 作 業 に 片 隅 で 参 画 ができたということを 大 変 に 誇 りに 思 っておる 者 として こ のマンスフィールドフェローシップのご 説 明 が 今 日 のカタログの 10 ページに 書 いてございますけれど も こういうことがもう 10 年 も 続 いていて たくさんのアメリカの 連 邦 政 府 のかたが 日 本 の 霞 ヶ 関 や 永 田 町 で1 年 働 いていただいているということでございます 来 られたときは ワシントンで 1 年 間 の 日 本 語 の 研 修 をみっちりされておられますから 当 然 日 本 語 は ペラペラでございますが 1 年 間 こちらで 働 きを 終 えて 帰 られるときは もうペラペラペラペラぐらいにな られて しかも 霞 ヶ 関 の 独 特 の 言 い 回 しや 日 本 の 遅 くまで 一 緒 に 働 くというような 習 慣 まで すべてを 学 ばれて 帰 って 行 かれるわけでございます 今 バッシングがパッシングになり ナッシングになったの は 何 も 悪 いことだけではなくて こういうかたがたが 何 人 もワシントンにいらっしゃって きちっと 中 身 を 説 明 していただいているということの 一 つの 表 れでもあるのではないかなと 自 負 をしておる 次 第 でござい ます そういったフェローの 今 日 はお 二 人 がわざわざお 見 えになって 下 さり 安 倍 フェローの 皆 さんと こ の 大 事 な 問 題 について このパネルディスカッションをやっていただくのは 大 変 うれしい 限 りでありま す ひるがえって 我 が 参 議 院 は 郵 政 民 営 化 しかやっていないと こういうふうに 世 間 では 思 われている わけですが こういう 実 は 大 事 な 問 題 も 取 り 上 げて 先 週 の 外 交 防 衛 会 では ミサイル 防 衛 を 含 む 法 案 の 可 決 をいたしたところでございます ぜひ このトピックは わが 国 にとって 郵 政 民 営 化 よりは 最 も もっともっと 大 事 なトピックであろうと こういうふうに 思 っておりますので 素 晴 らしいディスカッションが 行 われますことをご 期 待 申 し 上 げ そしてこの 二 つのフェローの 皆 様 に 対 する 今 日 ご 来 場 の そして 皆 様 のいろんなご 縁 のある 皆 様 から 今 までに 増 しますご 支 援 をいただきますことを 私 からもお 願 いいたし まして お 祝 いのごあいさつにさせていただきたいと 思 います おめでとうございました 9

11 パネルディスカッション I: 報 告 阿 川 尚 之 ( 慶 応 大 学 総 合 政 策 学 部 教 授 ) ただいまご 紹 介 いただきました 阿 川 でございます 今 日 はモデレーターを 務 めさせていただきます 1994 年 の 安 倍 フェローでございます 本 日 のシンポジウムのタイトルは 日 米 防 衛 協 力 の 変 容 と 非 伝 統 的 安 全 保 障 でございます 何 の ことだか 分 からない という 声 が パネリストの 中 からも 出 てまいりまして そういう 意 味 で 始 める 前 に 若 干 このタイトルのもとで 一 体 本 日 は 何 を 目 標 として 議 論 をするのかということを 皆 様 にご 説 明 してから 番 匠 さんに まずお 話 をいただきたいと 思 います 第 1 に 本 日 は 安 全 保 障 の 広 い 分 野 でも 特 に 非 伝 統 的 安 全 保 障 について 話 をしたいわけでござ います 我 々は 内 部 でディスカッションをしまして 非 伝 統 的 な 安 全 保 障 について 考 えるためには まず もって 伝 統 的 な 軍 事 的 安 全 保 障 についての 理 解 を 深 める 必 要 があるというふうに 考 えました そこで まずこのパネルディスカッションでは ヒルさんとソリンゲン 博 士 に 日 米 の 関 係 の 中 で 伝 統 的 な 安 全 保 障 が 果 たす 役 割 についてお 話 をいただきます 第 2 に そのように 伝 統 的 な 安 全 保 障 の 特 に 今 日 のホットな 問 題 について 枠 組 みを 示 していただ いたあとで 非 伝 統 的 な 安 全 保 障 に 話 を 移 したいと 思 っております このテーマに 沿 いまして ステイプ ルス 中 佐 と それから 土 屋 先 生 に 非 伝 統 的 安 全 保 障 特 にそのフォーカスをインフォメーション テクノ ロジー 情 報 革 命 情 報 技 術 に 焦 点 を 当 てたお 話 をいただくというふうに 考 えております 一 つ 付 け 加 えますれば 今 日 は 伝 統 的 安 全 保 障 と 非 伝 統 的 安 全 保 障 の 両 方 について 実 務 家 と 理 論 家 の 間 で 知 的 交 流 をして その 理 解 を 深 めたいと 思 いますけれども 言 うまでもなく 我 々にとっての 主 たる 関 心 は 日 米 の 同 盟 関 係 について 改 めて 率 直 な 知 的 交 換 をしたいということであります 特 に 今 の 東 アジアだけでなく 世 界 の 安 全 保 障 環 境 の 中 で 日 米 関 係 日 米 の 同 盟 について 考 えていただ きたいと 思 います そういった 作 業 を 通 じまして もちろん 時 間 は 限 られているわけですから すべてについては 話 ができ ないと 思 いますけれども 我 々 すなわちここにおります 3 名 の 安 倍 フェローと 2 名 の 元 マンスフィール ドフェローが 実 際 にこの 分 野 で 学 会 でも あるいは 実 務 の 面 でもさまざまな 活 躍 をしているということを 皆 さんにぜひご 理 解 をいただいて 彼 らがこういった 分 野 で 貴 重 な 人 材 となっていることを お 示 しした いと 思 っております 最 後 になりましたけれども 今 日 は 私 の 大 変 尊 敬 する 番 匠 一 等 陸 佐 に お 忙 しい 中 お 越 しいただ きました 陸 上 自 衛 隊 の 歴 史 の 上 でも 初 めて イラクのサマワに 人 道 復 興 支 援 のために 部 隊 を 率 いて 出 られたわけですが 隊 長 を 務 められた 番 匠 さんから その 経 験 に 基 づいて 陸 上 自 衛 隊 の ノン トラデ ィショナル 非 伝 統 的 な これまでにはないご 任 務 を 果 たされた 経 験 について お 話 をいただきたいと 思 います ご 承 知 のとおり 番 匠 さんは おそらく 日 本 でいちばん 有 名 な 陸 上 自 衛 隊 の 隊 員 でいらっしゃると 思 いますけれども 第 1 次 イラク 復 興 支 援 群 長 として 2004 年 の 1 月 から 6 月 までイラクで 任 務 をなさって 10

12 帰 ってこられまして 現 在 は 陸 上 幕 僚 監 部 の 広 報 室 長 をなさっておられます 私 も 平 素 おつきあいい ただいておりますけれども 今 日 は 貴 重 なお 話 をいただけるのを 大 変 楽 しみにしております まず 全 体 の 議 論 の 枠 組 みとなる 我 々が 知 的 刺 激 を 受 けるお 話 をいただきたいと 思 います どうぞよろしくお 願 い いたします 番 匠 幸 一 郎 ( 一 等 陸 佐 防 衛 庁 陸 上 幕 僚 監 部 広 報 室 長 ) 皆 さん こんにちは ただいまご 紹 介 をいただきました 陸 上 幕 僚 監 部 の 番 匠 でございます 今 日 は 国 際 交 流 基 金 日 米 センターとマンスフィールド 財 団 の 共 催 のこのシンポジウムにお 招 きいただきまして 大 変 光 栄 に そして 名 誉 に 思 っております 実 は 阿 川 先 生 からこのお 話 をいただいた 時 に 私 のような 一 介 の 自 衛 官 が 皆 さんの 前 でご 報 告 す るというようなことは とても 恐 れ 多 い ということを 申 し 上 げたのですけれども イラクでやってきたことを 言 ってくれれば それでいいんだ ということのお 話 を 伺 いましたので 今 日 はお 許 しをいただいて イラ クにおける 活 動 について 最 初 にキックオフとして 申 し 上 げたいというふうに 思 います 実 は 先 ほど 紿 田 さんのほうからご 紹 介 いただきましたけれども はらはらしながら 私 は 聞 いておりまし た 自 衛 官 が 民 間 の それも 世 界 の 最 先 端 にある 総 合 商 社 に 研 修 で 行 くというのは 私 たちのころから 始 まった 制 度 なのですけれども いろんな 失 敗 とか エピソードにあふれておりまして それを 紹 介 され るのではないかとはらはらいたしましたが 私 は 大 変 にいい 勉 強 をさせていただきました 私 は 個 人 的 に は その 前 に 外 務 省 のアジア 局 にも 出 向 させていただいておりまして 外 交 あるいは 経 済 そういう 仕 事 の 中 と あるいは 仕 事 で 連 携 をしながら 私 たちの 国 防 安 全 保 障 の 仕 事 もあるのかなということを 勉 強 させていただき また 現 在 もそういうことを 考 えながら 仕 事 をしているわけであります ところで 今 日 は 約 30 分 というお 時 間 をいただきましたので できるだけ 整 理 をして イラクにおける 私 たちの 活 動 に 特 化 をしたご 報 告 をさせていただきたいというふうに 思 っております 今 日 のテーマから 実 は 私 の 役 割 というのは この 日 米 防 衛 協 力 が 今 時 代 とともに 変 わってきている と また 安 全 保 障 の 概 念 といいますか 位 置 づけも 今 までのトラディショナルなものから 非 伝 統 的 なも のに 変 化 しつつあると その 一 つのダウンストリームにある 活 動 がイラクの 活 動 であり また 今 自 衛 隊 の 置 かれているところではないかなというふうに 自 分 なりに 整 理 をいたしました そういう 意 味 では 実 際 に 現 地 で 行 われていること あるいは 私 たちが 感 じていること そういうところを 率 直 に 申 し 上 げるのが 今 日 の 皆 さんの 議 論 に 少 しはお 役 に 立 てるのかなというふうに 思 いますので そういう 観 点 からご 報 告 申 し 上 げたいというふうに 思 います まず イラクの 話 をするときに 私 は 一 つのエピソードを 申 し 上 げたいと 思 うのですが 私 がイラクに 派 遣 をされた 日 本 を 出 発 したのは 去 年 の 2 月 の 中 旬 でありました 政 府 専 用 機 で 千 歳 空 港 から 出 発 い たしまして クウェートに 到 着 をしたのが 2 月 の 22 日 でありました その 時 に 内 外 の 多 くのメディアのか たがたに 質 問 をされたことがありまして 実 はその 時 に 私 はハッとしたことを 覚 えております なぜかといいますと 自 衛 隊 が 戦 後 初 めて 海 外 に 部 隊 を 派 遣 した それについてどう 思 うか? と 11

13 いう 質 問 でありました 私 は 実 は それを 聞 いて 違 いますよ という 答 えをしました といいますのも 実 は 今 日 のテーマと 関 連 するかもしれませんけれども 我 々は 実 はこの 10 年 ぐらいで 随 分 変 わってき たのではないかなというふうに 思 っております 皆 さんもご 承 知 のとおり 冷 戦 までは 自 衛 隊 の 役 割 とい うのは まさに 名 のとおり この 日 本 を この 国 土 を そしてこの 国 の 平 和 と 独 立 を 守 るということが 中 心 的 な 仕 事 でありました しかし 冷 戦 が 終 わって 最 初 に 議 論 をされたのは 防 衛 力 の 役 割 というのは 果 た して 冷 戦 前 と 同 じでいいのだろうか ということでありました 皆 さんもご 承 知 のとおり 平 成 7 年 には 前 の 防 衛 計 画 の 大 綱 になりますけれども 防 衛 大 綱 が 見 直 しをされて その 時 に 防 衛 力 の 役 割 というのは 三 つに 整 理 をされました 一 つは もちろん 我 が 国 の 防 衛 であります それからもう 一 つが 大 規 模 災 害 と 各 種 の 事 態 への 対 応 という 役 割 そして 三 つめが より 安 定 した 安 全 保 障 環 境 への 構 築 への 貢 献 という この 三 つの 役 割 になりました すなわち この 国 を 守 るという 仕 事 以 外 に 災 害 を 含 めた 多 様 な 事 態 にどう 対 応 するか それから 国 際 的 な 協 力 をどのよう にやっていくのかということが 防 衛 力 の 役 割 として 整 理 をされたわけであります そのあとにできた 日 米 のガイドラインにおいても 以 前 のガイドラインと 比 較 して そこの 役 割 がまた 再 整 理 をされて この 時 には 三 つのバスケットになりました 一 つめのバスケットが 日 本 の 国 を 守 ること そしてもう 一 つが リージョナルなバスケット 要 するに 周 辺 地 域 周 辺 地 帯 において どのように 協 力 を するかということ そして 三 つめが 国 際 的 な 協 力 をどうするかということが 日 米 の 防 衛 協 力 の 中 でも 整 理 をされていったわけであります そしてそれがまた さらに 進 化 をしたのが 昨 年 の 新 しい 防 衛 計 画 の 大 綱 でありまして ここでは 新 た な 脅 威 や 多 様 な 事 態 の 実 効 的 な 対 応 という 役 割 と それから 本 格 的 な 侵 略 事 態 への 備 えということと それから 国 際 的 な 安 全 保 障 環 境 の 改 善 のために 主 体 的 積 極 的 に 取 り 組 んでいくのだという 整 理 の 仕 方 は 前 の 大 綱 と 類 似 はしておりますけれども よりその 役 割 が 明 確 になってきたというところでございま す ですから 先 ほどのクウェートの 話 に 戻 りますけれども 私 たちが 現 地 で いろんなメディアの 人 たちに 説 明 をしたのは 自 衛 隊 というのは 実 は 今 回 が 初 めての 海 外 派 遣 ではなくて 平 成 3 年 にペルシャ 湾 に 海 上 自 衛 隊 の 掃 海 部 隊 が 出 て 以 来 平 成 4 年 のカンボジアの PKO それ 以 来 モザンビークとか あるいはゴラン 高 原 あるいは 東 ティモールといった 四 つの PKO それから 人 道 支 援 のためにザイール という 所 に ルワンダの 難 民 支 援 のために 行 ったり あるいは 国 際 緊 急 援 助 隊 として 中 米 のホンジュラ スとか あるいはインドとか あるいは 最 近 ではインドネシアのスマトラ 沖 の 地 震 のために 派 遣 をされたり ということで 自 衛 隊 が 活 動 する 種 類 あるいは 領 域 というのが だんだん 広 がってきているということが あったわけであります したがいまして 私 はその 時 の 説 明 で 自 衛 隊 は 今 回 が 初 めてではありません 私 たちの 10 年 以 上 にのぼる 国 際 的 な 活 動 の 延 長 線 上 に 今 回 の 私 たちの 仕 事 があるんです ということは 説 明 をいたし ましたけれども しかし 私 たちの 活 動 がこれまでとは 若 干 違 っているということは 言 えたのかなというふう に 思 います さて 少 し 話 がさかのぼりますけれども 私 たちの 活 動 というのは 実 は 一 昨 年 の 3 月 のイラク 戦 争 に さかのぼるわけであります イラク 戦 争 そのものは アメリカ 軍 あるいはイギリス 軍 を 中 心 とする 多 国 籍 部 12

14 隊 によって 行 われましたけれども 5 月 のはじめの 大 規 模 な 戦 闘 は 終 結 をしたという 宣 言 を 受 けて 日 本 国 内 ではさまざまな 議 論 が 行 われ 結 局 7 月 に イラク 復 興 支 援 のための 特 別 措 置 法 という 法 律 が 通 り そして 12 月 には その 法 律 に 基 づく 基 本 計 画 というのが 策 定 をされて 私 たちは 現 地 に 赴 くことになっ たわけであります その 中 身 といいますのは イラク 特 に 陸 上 自 衛 隊 の 立 場 からしますと イラクにおける 人 道 復 興 支 援 ということでありますので 医 療 支 援 とか あるいは 水 を 作 る 給 水 支 援 あるいは 学 校 とか 道 路 とかの 公 共 施 設 の 復 旧 整 備 を 行 うという いわゆる 施 設 支 援 こういう 活 動 を 行 うことになりました 私 たちの 部 隊 は 基 本 計 画 に 基 づいて 約 600 名 の 編 成 を 執 っております 第 1 次 から 実 はただ いま 現 在 は 第 6 次 隊 が 現 地 に 展 開 をしておりまして 一 等 陸 佐 を 長 とする 部 隊 は これは イラク 復 興 支 援 群 という 名 称 をつけております 群 といいましても 日 本 語 の 表 現 でいきますと 軍 隊 の 軍 で はありませんで 英 語 にしますと group を 日 本 語 に 直 すと 群 れる というふうに 書 いております このイ ラク 復 興 支 援 群 という 部 隊 の 編 成 をして 現 地 に 赴 いて 活 動 をしているわけであります 実 は この 部 隊 の 編 成 をしたのは もちろん 出 発 の 直 前 になるわけですけれども 私 たちが 準 備 をし ている 時 に アメリカの 人 たちから 随 分 大 きな 力 強 い 支 援 といいますか サポートを 受 けました 私 たち にしてみれば 中 東 における 特 にイラクという 場 所 は これはもう 非 常 に 知 見 においても あるいはその 経 験 においても 少 ないものですから 実 際 にイラクでの 活 動 の 経 験 のある 陸 軍 とか あるいは 海 兵 隊 の 隊 員 さんたちに 貴 重 ないろんなアドバイスをいただきました 例 えば ジップロックを 持 っていきなさい と 言 われました なぜならば 砂 から 物 を 守 るために 非 常 に 重 要 だとか あるいは ウェットティッシュを 持 っていきなさい と これはいろんなものを 自 分 の 体 をふいたり あるいは 装 備 品 を 守 ったりするのに 非 常 に 重 要 だとか あるいは 家 族 とのコミュニケーションが 非 常 に 重 要 になってくる だからできるだけ 家 族 に 手 紙 を 書 いて そして 返 事 をもらうということが 大 事 だよ とか そのような 日 常 の 生 活 に 至 るようなとこ ろまで いろんなアドバイスを 私 たちは 受 けて それが 非 常 に 役 に 立 ったことを 覚 えております 私 たちは 北 海 道 の 旭 川 という 所 で 準 備 をしておりましたけれども わざわざ 在 日 米 軍 あるいは 本 国 からも 多 くの 人 たちに 来 ていただいて いろんなアドバイスをいただいたということについては もう 心 から 感 謝 を 申 し 上 げたいというふうに 思 っているところであります さて 私 たちは そういう 準 備 をしながらイラクに 赴 いたわけでありますけれども 私 がイラクに 入 った 時 実 は 驚 いたことが 二 つあります 一 つは 言 葉 を 失 うほど 荒 廃 したイラクの 姿 でありました 我 々はクウェ ートで 準 備 をいたしましたけれども クウェートというのは もう 皆 さんもご 承 知 のとおり 非 常 に 近 代 的 な 大 都 市 であります しかし 一 歩 イラク 国 境 を 越 えた 途 端 に ほんとに 言 葉 を 失 うほど 荒 れ 果 てておりまし た つい 最 近 まで 戦 争 が 行 われていた それから 長 い 間 国 内 の 混 乱 あるいは 戦 争 によって いろん なものが 破 壊 され また 放 置 をされたままになっているということを まざまざと 見 せつけられて 私 たち がなぜイラクに 行 かなければいけないのかということを 再 確 認 される 思 いがいたしました それともう 一 つ 実 は 驚 いたことが イラクの 人 たちの 我 々 自 衛 隊 に 対 する 温 かい 態 度 でありました 非 常 に 荒 廃 した 町 並 みといいますか そういう 中 を 走 っていくわけでありますけれども 私 たちの 日 本 の 旗 あるいは 自 衛 隊 の 車 両 等 を 見 るイラクの 人 たちというのは もうほんとに 老 若 男 女 を 問 わず みんな 笑 顔 で 私 たちに 手 を 振 ってくれると 対 向 してくる 車 は 大 きなトラックとか 車 とかがあるのですけれども 13

15 光 をパンパンとパッシングしまして 何 かな?と 思 ったら 運 転 席 のひげ 面 のイラクの 人 たちが ニコニコ しながら 我 々に 手 を 振 ってくれていると 要 するに 自 衛 隊 が 行 って 彼 らに 非 常 に 歓 迎 をされていると いうことには ある 意 味 では 驚 きでしたし 非 常 にうれしいことでありました 私 たちは そういう 中 で 現 地 に 入 りまして 早 速 自 分 たちの 宿 営 地 の 整 備 をして それから 日 本 から の 膨 大 な 装 備 品 あるいは 物 資 を 運 び 入 れて そしてイラクの 人 たちのニーズに 合 うような 形 で 早 く 仕 事 を 始 めようということで 人 道 復 興 支 援 の 準 備 をしてまいりました 先 ほど 申 し 上 げましたように 私 たちの 活 動 というのは 3 本 柱 にしております 一 つは 先 ほど 申 し 上 げましたように 衛 生 支 援 というものであります イラクには 1980 年 代 に 日 本 の ODA で 建 設 をされた 立 派 な 病 院 が 13 個 建 っております もちろんほかにもたくさん 病 院 はあるのですが 日 本 が ODA で 造 っ た 病 院 というのは 13 個 あるというふうに 聞 いておりました その 中 の 一 つがサマワにあったわけでありま すけれども 外 見 は 非 常 に 立 派 なのですけれども 中 に 一 歩 入 りますと ほんとに 病 気 になってしまうと 思 うぐらい 中 は 荒 れ 果 てて また 非 衛 生 な 状 態 でありました 汚 水 がたまり また たばこの 吸 い 殻 とか 医 療 廃 棄 物 なども 散 乱 し 水 は 流 れない 病 室 も 非 常 に 汚 れていると そういう 中 で 多 くの 患 者 さんた ちが 医 療 的 なケアを 求 めて 集 まってきている 私 たちの 隊 員 の 中 には ドクター あるいはナース あるいは 薬 剤 師 といった 医 療 の 専 門 家 がおりまし たので 彼 らが 現 地 の 医 療 の 関 係 者 と 協 力 をしながら イラクにおける 医 療 水 準 の 向 上 のためのアドバ イスとか あるいは 外 務 省 の 方 々と 協 力 し ODA を 使 用 して 最 新 の 医 療 器 材 を 現 地 にお 渡 しして そ の 使 用 方 法 等 をお 教 えするというような さまざまなことをやりながら 医 療 の 水 準 衛 生 の 水 準 を 向 上 するための 活 動 というのをやっているわけであります これが 衛 生 支 援 であります それからもう 一 つは 給 水 支 援 というのを 行 っております これは 日 本 にいるとなかなか 実 感 をしな いのですけれども 6 月 7 月 のイラクでありますと 日 中 の 温 度 は 連 日 50 度 を 超 える 気 温 になっており ます 大 きなヘアドライヤーから 熱 風 を 浴 びせかけられているような そういう 中 で 毎 日 生 活 をするわけ でありますけれども そうしますと 普 通 に 生 活 をしていても 1 日 に 5 リッターも 6 リッターも 飲 み 水 を 飲 まないと 体 を 維 持 できないという 感 じになります ですから 日 本 で 感 じているよりもはるかに 安 全 な 飲 料 水 というのが いかに 生 命 の 維 持 に 重 要 かということは 向 こうで 痛 感 いたしました ところが 現 地 における 水 道 の 事 情 というのは 非 常 に 劣 悪 でありまして 水 道 をひねっても 水 の 出 る 家 庭 というのは 全 体 の 数 割 にしか 当 たりません 残 りの 大 半 は 非 常 に 不 衛 生 な 川 の 水 をくんだり あ るいは 井 戸 水 から 水 を 取 ったりということであります そこには たくさんの 塩 分 あるいは 雑 菌 が 含 まれ ておりまして いくら 煮 沸 したところで なかなか 健 康 によくないということをうかがいました 私 たちは 自 分 たちで 持 ち 込 みました 浄 水 の 機 械 を 使 いまして ユーフラテス 川 から 水 をくんで これ で 塩 分 とか あるいは 雑 菌 等 の 不 純 物 を 完 全 に 浄 化 した 飲 料 水 というのを 生 産 して 当 初 我 々がいる 間 のスタートのころは 1 日 100 トンぐらいでしたけれども だんだん 増 やしまして 300 トン 近 くの 水 の 生 産 をするようにいたしました ただ これでも カウントの 仕 方 にはよりますが 一 人 といいますか 一 人 何 リットル 飲 むかにもよりますが 全 体 としては 数 万 人 分 ぐらいの 水 の 供 給 量 でありました しかし 同 時 並 行 で 外 務 省 のかたがたと 連 携 をしながら 設 置 型 の 浄 水 施 設 というものを 造 っていき まして これが 今 年 の 2 月 から 3 月 にかけてフル 稼 働 するようになりました 能 力 は 10 倍 ぐらいに 増 え 14

16 ましたので 今 ではもう 数 十 万 人 分 ぐらいの 水 の 供 給 というのができるようになっておりますけれども イラクの 人 たちにとって 生 命 を 維 持 するために 非 常 に 重 要 である 安 全 な 水 というものの 供 給 というのを 日 本 としてはやらせていただいているというのが 二 つめであります それから 三 つめは 公 共 施 設 の 復 旧 整 備 という 仕 事 でありまして これも 道 路 にしても 学 校 にしても ほとんど 手 をかけられていないというのが 実 態 でありました 皆 さんもご 承 知 のとおり 私 たちがおります イラクのサマワという 場 所 は イラクの 南 東 部 にありまして シーア 派 の 教 徒 の 多 い 所 であります ご 承 知 のとおり 北 のクルド 族 そして 真 ん 中 のスンニ 派 そして 南 のシーア 派 と それぞれサダム 政 権 時 代 に は いろんな 経 緯 あるいは 歴 史 があるわけでありますけれども 特 に 南 の 地 域 といいますのは かなり 長 い 間 ほとんど 手 当 てをされていない あるいはある 意 味 弾 圧 をされていたような 地 域 でありますの で 公 共 施 設 社 会 のインフラにとっても 非 常 にダウンしているといいますか 遅 れているのが 実 態 であ りました 私 たちは 現 地 の 行 政 当 局 と 調 整 をしながら 学 校 とか 道 路 とか あるいは 遺 跡 の 保 護 のための 活 動 と か そういうことを 逐 次 やってきております 今 日 現 在 も 同 時 並 行 で 37 8 か 所 ぐらいの 数 の 復 旧 活 動 をやっております それから 同 時 に 私 たちは 自 分 たち 自 身 で 汗 を 流 して 働 くということだけでは きっといけないだろうと いうことで 現 地 の 人 たちをできるだけ 雇 用 するように 努 めております 毎 日 約 1,000 名 以 上 の 人 たち を 雇 用 して 先 週 までに 約 25 万 人 を 超 す 人 たちを 雇 用 しているというところであります そのような 活 動 をしながら 現 地 での 非 常 に 長 い 間 の 戦 乱 で 低 下 をしている 社 会 のインフラ あるいは 市 民 の 生 活 そういうものをいかに 向 上 させるかということについてのお 手 伝 いをしているわけでありま す さて ではそういう 活 動 をするにあたって 我 々 自 衛 隊 はどういう 姿 勢 で 臨 んだのかということを 少 し 申 し 上 げたいというふうに 思 います 私 は 現 地 でよく 隊 員 たちに 言 っておりましたのは 我 々は 何 のためにイラクに 来 ているのか という ことであります そして イラクにおける 人 道 復 興 支 援 の 主 役 はだれか ということであります イラクにおける 人 道 復 興 支 援 の 主 役 はだれかというと これはイラク 人 自 身 でありまして 決 して 外 国 から 来 ている 私 たちではないわけであります イラクの 国 をよくするのは もちろん 私 たちは 日 本 から 来 た 友 人 として 彼 らの 後 押 しをするということは 当 然 でありますけれども イラク 人 自 身 が 自 分 たちの 国 をよ くするという 気 持 ちを 持 たないと あの 国 はきっとよくなっていかないだろうと ですから 私 たちは 主 役 が イラク 人 であると そして 彼 らの 後 押 しをするアジアから 来 た 友 人 であるという 気 持 ちで 仕 事 をしようとい うふうに 努 めました 私 は 隊 員 たちとそういうことを 語 り 合 いながら 幾 つかのことをやりました 例 えば SU 作 戦 というの をやりました これは 何 事 かと 思 われるかもしれませんが 実 はたわいもないことでありまして 言 葉 として は スーパーうぐいす 嬢 作 戦 の 略 であります これを 英 語 に 直 すと 難 しいかもしれませんけれども 選 挙 運 動 のときに よく うぐいす 嬢 の 人 たちが 選 挙 カーに 乗 って 体 を 車 から 乗 り 出 して 笑 顔 で 手 を 振 ると いう 姿 勢 があります 私 たちは 実 は 装 甲 車 に 乗 っておりますので 隊 員 たちは 体 をその 装 甲 車 の 上 か ら 乗 り 出 すわけでありますけれども 私 が 彼 らに 言 ったのは 顔 はスマイル そして 手 を 振 って 選 挙 運 15

17 動 のときのうぐいす 嬢 のように イラクの 人 たちにあいさつをしよう と なぜかといいますと 冒 頭 にも 申 し 上 げましたように 向 こうの 人 たちは 非 常 に 私 たちに 好 意 を 持 って くれていて 自 衛 隊 の 車 が 通 ると 笑 顔 で 手 を 振 ってくれると 我 々もそれにお 返 しをする それからお 返 しだけではなくて 私 たち 自 身 がイラクの 人 たちにあいさつをし 親 近 感 というものを 示 していこうじゃな いかということでやったのが SU 作 戦 であります それから イラクの 人 たちと できるだけコミュニケーションを 図 ろうというふうに 思 いました そして 特 にイラクの 人 たちの 中 でも 子 供 たちに 夢 を また 希 望 を 持 ってもらおうということを 思 いました イラクの 国 を 担 うのはイラク 人 自 身 でありますし そしてイラクの 未 来 を 担 うのは イラクの 子 供 たちであります で すから 彼 らにできるだけ 明 るい 気 持 ちになってもらって 夢 を 持 ってもらうと その 一 環 として 例 えば 私 たちの 隊 員 の 中 で 音 楽 の 得 意 な 者 がおりましたので バンドを 編 成 しまして そして 小 学 校 をずっと 回 っていって ミニコンサートをやったりしました また 私 たちはユーフラテス 川 に こいのぼりも 張 りました ユーフラテス 川 は サマワのちょうど 町 の 真 ん 中 を 流 れておりますけれども 川 幅 が150 メートルから 200 メートルぐらいの 川 です そこに ワイヤー を 張 って こいのぼりをたくさん 流 すのは 最 近 日 本 でもよく 行 われておりますけれども それをぜひ イ ラクでやってみようと 思 いました なぜならば こいのぼりというのは 日 本 における 素 晴 らしい 伝 統 だと 思 うのです 親 が 子 供 の 健 康 とか あるいは 将 来 の 発 展 といいますか 成 功 とか そういうことを 純 粋 に 祈 って 掲 げる 物 であります ですから 私 がイラクの 人 たちにお 伝 えしたのは これは 日 本 の 親 から イ ラクの 子 供 たちに 対 するプレゼントです と イラクの 子 供 たちの 明 るい 未 来 と そして 健 康 をお 祝 いす るために 日 本 人 として これをイラクの 子 供 たちにプレゼントしたい ということをお 伝 えしました 彼 らは 非 常 に 喜 んでくれまして 5 月 5 日 に サマワのユーフラテス 川 の 上 に 100 匹 以 上 のこいのぼりをかけ るというようなこともやりました そういうことが 私 たちの 気 持 ちでありました 実 は そのこいのぼりを 掲 げた 翌 日 に 自 衛 隊 の 宿 営 地 に 対 するデモ 隊 が 来 まして デモ 行 進 があり ました 私 は 一 瞬 その 時 に これは 失 敗 したのかな と ちょっとヒヤッとしましたけれども 実 はそうでは なくて そのこいのぼりも 含 めての 自 衛 隊 の 活 動 に 対 する イラクの 人 たちの 支 援 のデモだったわけであ ります 彼 ら 自 身 の 手 製 の 日 の 丸 と それから 大 きなのぼりを 掲 げて 自 衛 隊 と あるいは 日 本 と 一 緒 に なって 平 和 なサマワの 町 を 再 建 しようというようなプラカードなども たくさん 掲 げて 来 てくれました これ はその 時 だけではなくて 11 月 にも それから 今 年 の 2 月 それからつい 最 近 にも こういう 活 動 が 行 わ れました 私 たちはイラクの 人 たちと 同 じ 目 線 に 立 って イラクの 人 たちを 支 援 するということを 心 がけて おりますが 多 くのイラクの 人 たちも 私 たちに 対 して そういう 接 し 方 をしてくれているというふうに 考 え ております さて 私 は 今 回 約 600 名 の 隊 員 を 現 地 で 指 揮 してまいりました その 時 に 隊 員 たちに 言 っていたこ との 2 3 をご 紹 介 したいというふうに 思 います ほとんどの 隊 員 は 海 外 が 初 めてという 者 でありました かつて PKO に 参 加 をした 経 験 のある 者 あ るいは 海 外 の 勤 務 の 経 験 のある 者 というのは 1 割 に 満 たない 数 でありまして 9 割 以 上 は 初 めての 海 外 旅 行 はイラク という 隊 員 でありましたけれども 私 は 隊 員 たちに 言 っておりましたことが 幾 つかあり ます 16

18 その 一 つは 私 たちの 勤 務 の 姿 勢 というものでありました それは 四 つからなっておりまして 一 つは 誠 実 にやろうと 我 々はイラクに 何 のために 行 くのか これは 人 道 復 興 支 援 に 行 くわけでありますから 日 本 人 らしく 心 を 込 めて 誠 実 にやろうということが 一 つ それからもう 一 つは 規 律 正 しくやろうと 私 た ちは 日 本 の 代 表 として そして 武 の 伝 統 を 継 承 する 自 衛 官 として 現 地 に 行 くわけでありますから どこの 国 の 軍 隊 にも 負 けないだけの 規 律 心 そういうもので 臨 んでいこうと それから 三 つめは やはり 一 つの 家 族 として 団 結 をしっかりと 図 ってやろうじゃないかということ そして 四 つめが 健 康 と 安 全 に 十 分 留 意 をして 勤 務 しようという この 四 つが 勤 務 の 姿 勢 として 彼 ら 隊 員 たちに 言 ったことであります それともう 一 つは イラクの 人 たち あるいは 多 国 籍 軍 を 含 めて いろんな 国 の 人 たちとおつきあいを する 機 会 がありましたので その 時 の 人 づきあいの 方 法 としてということで 私 は GNN ということを 言 っ ておりました これも 決 して 難 しいことではありませんで もう 古 くから 日 本 で 言 われております 義 理 人 情 浪 花 節 の 頭 を 取 ったものであります これも 英 語 に 直 すのは 非 常 に 難 しいかもしれませんけれども 義 理 というのは 建 前 だと 思 います それから 人 情 というのは 本 音 だと 思 います これをつなぐのが 浪 花 節 だと 私 なりの 解 釈 でありますけれども これを 隊 員 たちに 言 いました すなわち 義 理 と それから 人 情 建 前 と 本 音 は これは 常 に 共 存 しますけれども そのバランスをしっかりと 取 りながら いろんな 人 たちと いろんなことをしなければいけないけれども 人 間 関 係 を 大 事 にしてやろうじゃないかということ が GNN の 言 いたかったことであります それから もう 一 つあります それは ABCDE ということであります これも 皆 さんはお 笑 いになるかも しれませんけれども ABC というのは 当 たり 前 のことをボーっとしないで ちゃんとやろうということで い ろいろな 業 界 でよくいわれることであります これに できるだけ 笑 顔 で という 言 葉 をつけまして サマ ワにおいては 私 たちは 宿 営 地 に ABCDE というのをいろんな 所 に 張 っておりました なぜかといいますと 非 常 に 基 本 が 大 事 だからです 暑 さだとか 疲 労 だとか あるいは 海 外 における 勤 務 のストレスだとか そういうことによって ともすればヒューマンエラーというのが 発 生 します 当 たり 前 と 分 かっていても 実 は 違 うことをやってしまう しかし いちばん 大 事 なのは 与 えられた 本 人 一 人 一 人 が 自 分 の 与 えられた 仕 事 をきちんとやっていくことであります ですから 当 たり 前 のことをボーっとして ないでちゃんとやること ただ いつも 難 しい 顔 をしていても 仕 方 がありませんから できるだけ 笑 顔 でや ろうじゃないかと そのようなことを 考 えながらやっていたわけであります 現 地 では 私 たちは イラクの 人 たちはもちろん 主 役 であるという 気 持 ちを 持 ちながら 実 は 現 地 の 人 たちの 文 化 伝 統 あるいは 宗 教 も 尊 重 しようということを 考 えました 現 地 で 私 たちが 我 慢 をしていたこ とが 幾 つかありますけれども 一 つはアルコールを 我 慢 いたしました 料 理 のお 酒 も 含 めて 一 切 アル コールのたぐいは 入 れないと それからもう 一 つは 豚 肉 を 向 こうで 食 べないということ これはもう カッ プラーメンにとんこつ 味 というのもありますけれども そういうものも 含 めて 一 切 イラクにはそれを 持 ち 込 まないようにしようと 現 在 発 売 されております 週 刊 誌 に 自 衛 隊 が 何 かポルノ 写 真 まがいの 物 を 持 っ ていたとか 捨 てていたとかというような 記 事 が 出 ておりましたけれども こんなことは 絶 対 にありません 私 たちは 日 本 から 送 られてくるすべての 雑 誌 類 についても 現 地 のかたがたの 宗 教 的 な 配 慮 を 汚 すこ とのないようにということで 一 切 その 辺 については 厳 重 に 管 理 をしながら 現 地 の 文 化 あるいは 宗 教 を 尊 重 するということをやってきているところであります 17

19 さて 時 間 もだいぶまいりましたので そろそろ 終 わりにしたいと 思 いますけれども 実 は 私 たちは 陸 上 自 衛 隊 は 日 本 における 唯 一 の 陸 上 における 武 力 組 織 であります 私 たちは 現 地 において 人 道 復 興 支 援 という 任 務 をいただいておりますけれども 実 は 私 たちは 現 地 で 例 えとしましては シルクハット のようなつもりで 勤 務 をしておりました どういうことかといいますと シルクハットといいますのは この 山 の 部 分 と それからつばの 部 分 から 成 り 立 っておりますが 私 たちは 先 ほど 申 し 上 げたように 日 本 の 国 の 武 を 継 承 する 武 力 集 団 として どこの 国 の 軍 隊 にも 負 けないだけの 自 分 たち 自 身 の 部 隊 の 強 さとい いますか そういうものを 維 持 しようということを 常 に 心 掛 けておりました すなわち 一 切 すきを 見 せな いような 自 分 たち 自 身 の 強 さ そういうものをとにかく 高 くしていくのだということ これによって すきを 見 せず 自 分 たちの 部 隊 の 抑 止 をしっかりと 働 きにするのだということが 一 つであります ただ これだけでは 多 分 私 たちの 安 全 というのを 守 ることは 十 分 ではないのだろうと それはどういう ことかといいますと もう 一 つは このつばの 部 分 がいかに 広 くなるかと 自 分 たちの 周 りを 友 好 のみにし ていこうということを 考 えました 敵 意 の 中 にいるのではなくて 自 分 たちの 周 りを 信 頼 そして 友 好 友 情 そういうことを 思 っている 人 たちをどんどん 増 やしていくと この 間 接 的 なアプローチといいますか ソ フトのアプローチと それから 自 分 たち 自 身 も 強 くしていくというハードのアプローチ この 両 方 をとにかく 大 きくしていこうということが 私 たちの 考 え 方 でありました 私 たちがおりますイラクの 南 東 部 は イギリスを 中 心 とする 多 国 籍 の 部 隊 が 治 安 維 持 の 任 務 を 持 っ ております 我 々がおりますムサンナ 県 という 所 は 現 在 ではイギリス 軍 とオーストラリア 軍 が 治 安 維 持 の 任 務 を 有 しておりまして 彼 らが 警 察 と 同 じように 犯 罪 の 摘 発 とか あるいはイラクの 警 察 力 の 訓 練 育 成 という 仕 事 にあたってくれておりまして 私 たちは 彼 らが 安 全 な 環 境 を 作 ってくれると その 中 で 人 道 復 興 支 援 を 行 っているわけでありますけれども 私 たちの 宿 営 地 そのものの 警 備 とか あるいは 宿 営 地 の 外 に 出 ての 人 道 復 興 支 援 活 動 の 警 備 ということについては これは 別 によその 国 の 軍 隊 にお 願 い しているわけではありませんので 我 々 自 身 がしっかりとやるというつもりでおりますし 実 際 に そのよう に 今 までやってきているところであります さて 最 後 に 幾 つかのことを 簡 単 に 申 し 上 げたいと 思 いますが まず 私 は 今 回 のイラク 派 遣 に 自 分 自 身 もこの 仕 事 に 参 加 をできたということを 大 変 に 名 誉 に また 誇 りに 思 っております また アメリカ をはじめとする 多 くの 国 の 方 々のご 支 援 ご 協 力 をいただきながら この 非 常 に 重 要 な また 意 義 のある 仕 事 ができているということを 大 変 に 誇 りに 思 います であるからこそ このイラク 派 遣 というものを 私 たちは 決 して 失 敗 させたくないというふうに 思 うことが 一 つであります それからもう 一 つは イラクと それから 東 京 の 温 度 差 というものを できるだけ 解 消 したいと 思 うことで あります これは イラクが 50 度 あって 東 京 が 30 度 あるから この 温 度 を という 意 味 ではありませんで イラクにおける 私 たちが イラクの 人 たちと 心 を 通 わせながら 毎 日 活 動 しているという 実 態 と それからき っと 東 京 の 方 々が ではどう 思 っておられるのか そのイラクの 空 気 サマワの 空 気 というのを 皆 さんと 共 有 しているかというと 時 として そこはなかなか 難 しいことがあります ですから 私 どもとしては でき るだけたくさんのことを 皆 様 に 正 確 にお 伝 えしたいというふうに 思 いますし また 皆 様 からもぜひ 私 た ちの 活 動 に 対 するご 理 解 をいただきたいというふうに 思 っているところであります 三 つめは 出 口 と 入 り 口 ということであります よく 出 口 戦 略 ということがいわれますけれども 私 は 18

20 日 本 にとっては 今 入 り 口 にようやく 立 っているところだというふうに 思 います 私 たち 自 衛 隊 は あくま でイラク 支 援 における 第 1 走 者 でありまして 第 1 走 者 の 仕 事 というのは ある 段 階 で 終 わりになると 思 いますけれども きっとこの 仕 事 は 第 2 走 者 第 3 走 者 に 受 け 継 いでいくことになると 思 います 今 は さまざまな 理 由 によって イラクにおいて 自 衛 隊 が 活 動 しておりますけれども 私 たちの 活 動 を ある 段 階 で 外 務 省 を 中 心 とする 方 々 ODA に 関 連 する 方 々とか あるいは NGO NPO の 方 々とか あるい は 民 間 の 方 々とか もちろん 政 府 の 他 の 機 関 の 方 々とか こういう 方 々にお 渡 しをする 時 期 が 遠 からず 来 るのではないかなというふうに 思 っております そのときまで 私 たちは 命 ぜられるときまでベストを 尽 く し また 誠 実 にこの 任 務 を 果 たしていきたいというふうに 思 っております いずれにしても 全 体 のグランド ストラテジーの 中 での 私 たちの 役 割 であるということでありますので 政 治 がお 決 めになるときまで その 仕 事 をしっかり 果 たしたいということが 三 つめであります そして 四 つめが 実 は 私 は 今 回 日 本 人 であるということ そして 自 衛 官 であるということを 大 変 に 誇 り に 思 いました 日 本 人 であるというのは 我 々が 現 地 に 行 って 最 初 に 驚 いた 現 地 のかたがたから 手 を 振 ってもらうということで 笑 顔 で 迎 えられたと これは 別 に 自 衛 隊 が 来 たから あるいは 私 たち 自 衛 官 が 来 たからということだけではなくて むしろ これまでの 長 い 歴 史 の 中 で 多 くの 日 本 人 そして 多 くの 先 輩 がたがイラクの 方 々にはぐくんでこられた また 与 えてこられたさまざまな 財 産 が 私 たちに 対 して 逆 に 向 けられたのではないかなというふうに 思 います そういう 意 味 では 私 たちはイラクにおいて 改 めて 日 本 人 のやってきたことについての 敬 意 と あるいは 感 謝 ということを 感 じさせられたわけであります 俳 句 の 言 葉 に 不 易 流 行 という 言 葉 があります 本 日 のこの 会 議 のテーマ シンポジウムのテーマ が 非 伝 統 的 安 全 保 障 という 言 葉 でありますけれども 私 は 自 分 で 今 回 のイラクの 任 務 をさせていた だいて 実 はこの 不 易 と 流 行 ということを 痛 切 に 感 じました 不 易 は すなわち 変 わらざるもので これは 何 かといいますと 我 々 武 の 世 界 に 生 きる 者 としての 価 値 観 であります 私 たちは 古 来 の 武 士 道 とい う 精 神 を 教 わってきましたし 継 承 しているつもりでおりますが 公 のために 全 力 を 尽 くすということ ある いは 本 当 の 勇 気 それから 恥 ずかしいことをしない 廉 恥 の 気 持 ち そして 礼 節 こういうものを 尊 ぶ 文 化 というものを 私 たちは 継 承 してまいりました この 強 い そして 武 士 道 の 精 神 を 継 承 する 者 としてのもの これは 時 代 がいかに 変 わろうとも 決 して 変 わることはないのではないかなというふうに 思 います 他 方 で 流 行 要 するに 移 り 行 くものは これはそのときの 情 勢 あるいは 国 の 大 きな 政 策 判 断 の 中 で 私 たちはそのときに 国 民 の 皆 様 から あるいは 国 際 社 会 から 求 められる 仕 事 を 確 実 に また 適 切 にで きるように 自 分 たち 自 身 をしっかりと 磨 いていきたいなというふうに 思 っております そういうことで 今 回 イラクの 仕 事 をさせていただいたわけでありますけれども まだ 実 はこの 仕 事 は オン ゴーイングで 続 いております この 瞬 間 も イラクにおいては もちろん 自 衛 官 もそうですけれども 多 くのアメリカ 人 兵 士 の 方 々 それから 20 数 か 国 の 多 くの 軍 人 の 方 々をはじめとする 国 際 社 会 の 多 くの 方 々が イラクのみならず 国 際 社 会 の 平 和 と 安 定 のために 努 力 をしておられます 私 たちはそのことを しっかりと 胸 に 受 け 止 めながら これからも 努 力 をしてまいりたいというふうに 思 っております 支 離 滅 裂 な 内 容 だったと 思 いますけれども 命 ぜられたこのキックオフの 報 告 を 終 わらせていただき ます どうもご 清 聴 ありがとうございました 19

21 パネルディスカッション II: プレゼンテーション 阿 川 番 匠 さん ありがとうございました それでは これからパネルディスカッションへ 入 りたいと 思 います まず 皆 さんにお 願 いでございますけれども さっきアナウンスがございましたように 質 問 がおありにな るかたは お 手 元 にある 質 問 用 紙 に 書 いていただきまして 休 憩 の 前 にスタッフへ 渡 していただけたらと 思 います それをあとで もちろんすべてにお 答 えするわけにはいきませんが 幾 つかの 質 問 にお 答 え をしたいと 思 います 今 日 は 4 人 のパネリストのかたにお 越 しいただいておりまして その 内 お 二 人 が 元 のマンスフィー ルドフェロー あと 二 人 が 元 安 部 フェローでございます パネリストのご 経 歴 その 他 については お 手 元 のパンフレットに 詳 しく 書 いてありますので 時 間 の 都 合 で 詳 しくはご 紹 介 いたしませんが お 話 しい ただく 前 に お 一 人 お 一 人 を 簡 単 にご 紹 介 したいと 思 います 今 不 易 流 行 という 言 葉 がありましたけれども 最 初 に 申 し 上 げましたように トラディショナルな 伝 統 的 な 安 全 保 障 の 観 点 からお 話 いただくのが ジョン ヒルさんです 不 易 組 の 最 初 でございます ジョ ン ヒルさんは 米 国 国 防 総 省 北 東 アジア 課 責 任 者 上 級 日 本 担 当 部 長 で 1995 年 から 97 年 度 までマ ンスフィールドフェローであられまして ただいま 現 在 日 本 とアメリカの 間 で 安 全 保 障 問 題 の 交 渉 の 最 前 線 に 立 っておられるかたであります 大 変 申 し 訳 ないのですが 時 間 の 関 係 で 一 人 15 分 というこ とを 頭 に 置 いてお 話 いただけたらと 思 います それでは ヒルさん お 願 いいたします ジョン ヒル ( 米 国 防 総 省 北 東 アジア 課 責 任 者 上 級 日 本 担 当 部 長 ) 阿 川 さん どうもありがとうございます 林 さんは 立 法 作 業 番 匠 さんはイラクでの 人 道 支 援 と ご 自 身 の 体 験 について 率 直 にお 話 されたお 二 方 の 後 では 少 々 気 後 れしてしまいます 官 僚 としての 私 はあ まり 正 直 にお 話 しをすることが 難 しく テキスト 通 りにしか 話 せませんが 本 日 の 対 話 のお 役 に 立 てること ができればと 考 えています 私 のテーマは アジア 太 平 洋 の 安 全 保 障 体 制 と 日 米 同 盟 の 変 容 について であります 先 月 ラムズフェルド 国 防 長 官 は IISS カンファレンス-いわゆるシャングリラ 会 談 -のため シンガポー ルを 訪 れました 同 カンファレンスが 初 めて 開 催 されて 以 来 4 年 間 毎 年 国 防 長 官 または 副 長 官 が 出 席 してきました なぜなら 同 カンファレンスには 常 にアジア 太 平 洋 地 域 からトップクラスの 国 防 安 全 保 障 政 策 担 当 官 ならびにヨーロッパからも 数 名 の 高 官 が 本 質 的 な 課 題 について 話 し 合 うために 集 まる からです シャングリラ 会 談 は オープンかつ 包 括 的 なフォーラムであり 協 議 事 項 も 豊 富 で 今 年 は 地 域 安 全 保 障 関 係 北 朝 鮮 の 核 開 発 計 画 をはじめとする 大 量 破 壊 兵 器 の 拡 散 海 上 安 全 保 障 テロとの 闘 い 国 連 による 平 和 維 持 の 強 化 を 取 り 上 げたプレゼンテーションおよびディスカッションが 行 われました ま た 今 回 の 開 催 地 においては シンガポール 韓 国 オーストラリア フィリピン マレーシア モンゴル パキスタン 英 国 日 本 の 防 衛 庁 に 相 当 する 部 門 と 少 なくとも 9 回 の 二 国 間 会 議 を 行 う 機 会 がありまし 20

22 た 同 フォーラムの 開 放 的 な 流 れ 雰 囲 気 のなかで 会 合 することで 重 要 な 課 題 については 現 在 性 を 保 ちながら 一 部 の 事 例 においては 今 後 の 二 国 間 安 全 保 障 協 議 日 程 を 確 認 することができました IISS とシンガポール 政 府 およびその 他 の 同 カンファレンスのスポンサーの このたびのアジア 太 平 洋 地 域 以 外 にも 及 ぶ 安 全 保 障 に 対 する 貢 献 は 賞 賛 に 値 するものであります アジア 太 平 洋 地 域 の 安 全 保 障 体 制 に 貢 献 する IISS ならびに ASEAN 地 域 フォーラムといった 機 関 による 多 国 間 にまたがる 包 括 的 な 活 動 の 役 割 と 機 能 に 関 しては 長 期 に 及 ぶ 討 論 が 行 われています 確 かに 地 域 のトップクラス の 高 官 が 集 まるのですから 相 互 に 関 心 のある 重 要 テーマについて 話 し 合 うのは 良 いことだと 誰 もが 認 めることでしょう しかしながら 同 時 に アジアのそうした 機 関 が ヨーロッパの 多 国 間 機 関 が 持 っている ような 正 式 な 役 割 を 同 様 に 担 うことができると 主 張 するのは 難 しいのではないでしょうか 共 通 の 歴 史 文 化 地 理 的 近 接 性 が NATO や 欧 州 連 合 (EU)の 前 身 に 相 当 する 機 関 の 構 築 基 盤 を 築 いたということ その 意 味 の 大 きさを 見 過 ごしてはなりません こうしたヨーロッパの 多 国 間 安 全 保 障 機 関 は ヨーロッパ における 非 常 に 不 安 定 かつ 経 済 的 激 変 の 時 代 という 異 常 な 条 件 下 で 組 織 されたものであることを 忘 れてはなりません そして 米 国 の 関 与 支 援 援 助 が NATO や 欧 州 連 合 (EU)の 前 身 を 立 ち 上 げ 持 続 させる 上 で 果 たした 不 可 避 的 な 役 割 を 軽 視 してはなりません さらに ヨーロッパ 諸 国 が 当 時 個 々 に また 集 団 として 米 国 の 支 援 を 求 めたその 強 さを 無 視 してはならないのであります 今 日 米 国 とアジアの 国 々は 互 いを 必 要 としていますが 幸 いにも われわれのこの 互 恵 的 ニーズの 本 質 は 1940 年 代 後 半 から 1950 年 代 初 頭 におけるヨーロッパのニーズとはまったく 異 なったものです 米 国 と 少 数 のアジア 同 盟 国 が 過 去 60 年 間 にわたって 構 築 育 成 持 続 してきた 安 全 保 障 体 制 によって アジアの 大 半 が 空 前 の 平 和 と 繁 栄 を 大 いに 享 受 しています 米 国 とアジア 諸 国 間 の 貿 易 ならびに 投 資 の 流 れは ますます 米 国 アジア 国 際 取 引 に 占 める 割 合 を 増 やしており この 傾 向 は 今 後 も 続 くことでしょう 中 国 は アジアにおける 経 済 大 国 として 台 頭 し 地 域 的 にも 地 球 規 模 においても さらなる 経 済 成 長 に 向 けた 莫 大 な 機 会 をもたらしています しかしながら 同 国 の 台 頭 はまた アジアの 今 後 の 経 済 的 政 治 的 風 土 に 著 しい 不 確 実 性 を 注 入 するものでもあります そしてこの 点 に 関 しては 私 は 米 中 関 係 の 複 雑 性 および 中 国 の 台 頭 がもたらす 安 全 保 障 面 を 過 大 視 しないことの 重 要 性 にも 留 意 しております 私 としては 米 国 の 政 策 立 案 者 が そうした( 安 全 保 障 ) 面 を 過 大 視 しないよう 提 案 いたします さらに 中 国 が 成 長 を 続 ける 能 力 や 高 度 な 軍 事 力 を 備 える 上 で 自 国 の 経 済 的 強 み 工 業 力 技 術 的 眼 識 を 活 かそうとする 決 意 が 持 つ 重 要 性 を 主 観 的 に 退 けたり 軽 視 したりするべきではないということも 強 調 して おきます そして 最 後 に 米 国 とアジア 諸 国 は シャングリラ 会 談 で 協 議 された 前 述 の 課 題 を 含 め 同 地 域 にお ける 数 多 くの 重 要 問 題 に 対 処 する 上 で 互 いを 必 要 としています 実 際 に こうした 問 題 のいくつかを 確 実 に 克 服 することで 新 たな 安 全 保 障 体 制 に 向 けた 機 会 がもたらされるものと 思 われます 例 えば 北 朝 鮮 の 核 開 発 計 画 に 関 する 6 カ 国 会 議 に 出 席 されている 方 々なら 問 題 解 決 にあたり より 恒 久 的 な 北 東 アジア 安 全 保 障 フォーラム(North-East Asia Security Forum)の 土 台 を 築 けるのではないかという 考 えにご 関 心 をお 持 ちだと 思 います そういうわけで 付 加 的 役 割 すなわち 多 国 間 機 関 を 含 めたものが アジアの 安 全 保 障 体 制 に 果 たす 21

23 役 割 が 歓 迎 される 一 方 で 私 は 予 見 可 能 な 範 囲 の 将 来 については 長 年 にわたるアジア 太 平 洋 安 全 保 障 体 制 が 引 き 続 き 要 になるものと 確 信 しています この 体 制 は 米 国 とアジア 諸 国 間 の 二 国 間 同 盟 の 上 に 築 かれたものであり 同 地 域 の 平 和 と 安 全 保 障 の 基 盤 として 存 続 することでしょう つまり わ れわれ 全 員 が 既 存 の 多 国 間 機 関 を 強 化 するとともに 場 合 によっては 新 たな 機 関 を 展 開 すべく 努 める なかで そうした 機 関 については 二 国 間 関 係 の 複 製 物 あるいはそれに 取 って 代 わるものとしてでは なく 補 足 的 な 存 在 としてとらえるべきであります 安 全 保 障 体 制 の 持 続 という 点 においては 米 国 が 日 本 と 築 いている 良 好 関 係 よりも 重 要 な 二 国 間 関 係 などありません しかしながら 第 二 次 大 戦 後 60 年 が 過 ぎ 日 米 が 現 在 の 相 互 協 力 安 全 保 障 条 約 を 締 結 してから 45 年 が 過 ぎました 両 国 における 状 況 も 変 わり そうした 変 化 が 両 国 の 国 益 にも 影 響 を 及 ぼしています ア ジア 太 平 洋 地 域 における 状 況 も それぞれ 域 内 の 第 三 国 との 関 係 に 影 響 を 及 ぼすような 形 で 変 化 を しています さらに 世 界 情 勢 も 変 化 し 世 界 のとらえ 方 や その 世 界 における 日 米 それぞれの 立 場 のとらえ 方 にも 影 響 を 及 ぼしています ですから このように 変 容 を 続 ける 状 況 のまっただ 中 にあっては 日 米 が 過 去 数 十 年 にわたり 維 持 し てきた 関 係 が 今 日 われわれが 直 面 している 課 題 についても 関 連 性 を 持 ち 続 けるものなのかと 問 いかけ ることは 実 に 理 にかなっていることなのであります そして 関 連 性 を 持 ち 続 けるのであれば 将 来 にお いてもその 関 連 性 を 確 実 に 持 続 させるためには 両 国 の 関 係 にあえてどのような 変 革 を 起 こすべきなの かということなのです この 2 つの 疑 問 は 2 年 以 上 前 の 2002 年 12 月 に ワシントンで 行 われた 日 米 の 国 防 外 務 省 間 の 2 +2 会 議 において 答 えを 出 すべく 着 手 したものであります 当 時 皆 さんもよくご 存 じの 通 り いくつか の 点 で 考 慮 しなければならない 動 きがありました われわれは そうした 動 きに 後 れを 取 ることなく それ ぞれの 安 全 保 障 政 策 ならびに 二 国 間 安 全 保 障 関 係 の 最 善 の 利 益 に 向 けて 導 いていかなければなり ませんでした そこには 米 国 大 統 領 が 指 示 した 世 界 情 勢 のレビューも 含 まれていました 北 朝 鮮 の 弾 道 ミサイルに 関 連 して 拡 大 する 懸 念 に 対 し ミサイル 防 衛 力 の 獲 得 に 向 けた 針 路 設 定 など 日 本 政 府 が 自 国 の 防 衛 安 全 保 障 戦 略 の 見 直 しに 着 手 する 計 画 も 含 まれていました そして 当 時 の 高 濃 縮 ウラ ン 計 画 の 出 現 をはじめとする 北 朝 鮮 の 核 兵 器 計 画 を 巡 る 緊 張 の 高 まりもありました われわれは 2005 年 2 月 の 2+2 会 議 で 出 した 共 通 戦 略 目 標 において 中 間 回 答 を 行 いました そし て 今 年 末 までにその 職 務 を 完 遂 すべく 懸 命 に 取 り 組 んでいるところです 本 日 この 場 でうっかり 秘 密 を 漏 らしてしまって その 成 果 を 台 無 しにするつもりはありませんが われわれがどこに 向 かっているのか そこに 至 るまでにやり 残 していることは 何 なのかといった 点 について 最 新 情 報 を 提 供 しておきたいと 思 います 共 通 戦 略 目 標 が 確 認 されて 非 常 に 驚 いたのは 日 米 の 両 国 双 方 が 直 面 している 課 題 にとって 同 盟 関 係 が 非 常 に 重 要 な 関 連 性 を 持 っていると 考 えていること そして 両 国 ともになお この 同 盟 関 係 を 重 んじているということでした ただし 私 が 考 えますに 多 くの 人 々を 驚 かせたのは とりわけ 日 本 が まず その 目 的 について 明 確 に 言 明 する 覚 悟 ができていること そして 米 国 に 対 してもその 覚 悟 ができてい るという その 覚 悟 の 強 さであったのだと 思 います 一 方 で 日 本 人 は 近 年 自 らの 利 益 については よ り 主 張 が 強 くなっていますが そうした 傾 向 が 単 に 米 国 からの 自 立 を 証 明 する 以 外 の 理 由 であるなら 22

24 米 国 との 距 離 や 相 違 を 生 む 政 治 的 圧 力 を 伴 いかねません そして 日 本 は そうした 圧 力 の 影 響 を 受 け ないわけはなく 実 際 に 一 部 の 安 全 保 障 問 題 を 含 め 米 国 との 意 見 の 相 違 を 抱 えています しかしな がら 共 通 戦 略 目 標 をまとめる 過 程 を 通 じて そのような 意 見 の 相 違 について 的 確 に 見 通 すとことができ たともに 両 国 にとってはるかに 重 要 であり 同 盟 関 係 を 両 国 に 不 可 欠 なものとする 永 続 的 かつ 新 たな 利 益 にも 焦 点 を 当 てることができました さらに 共 通 戦 略 目 標 の 内 容 の 大 部 分 は ワシントンではなく 東 京 が 起 源 であることも 強 調 しておかなくてはなりません 米 国 側 の 一 部 の 担 当 者 にとっては 日 本 人 の 同 僚 と 地 域 的 かつグローバルな 安 全 保 障 のテーマについて 話 し 合 い 日 本 の 高 官 が 日 本 の 国 益 と そうした 外 的 要 因 の 相 関 性 に 配 慮 しているその 度 合 いを 観 察 できたことは 多 少 なりとも 啓 発 を 受 ける 経 験 となりました ただし そうした 共 通 戦 略 目 標 を 確 立 した 上 でなお 当 該 目 標 を 実 現 するために 日 米 それぞれがどのような 役 割 と 使 命 を 担 うべきであるかを 決 定 する 必 要 が 残 されています そして 防 衛 安 全 保 障 の 分 野 では 必 要 とするところに 必 要 な 勢 力 を 確 保 し それぞれの 役 割 と 使 命 を 果 たす 上 で 軍 事 組 織 と 軍 事 態 勢 をそれぞれいかに 再 編 成 すべきかについても 決 定 する 必 要 性 が 残 っています 日 米 間 の 役 割 と 使 命 に 関 する 話 し 合 いとは 実 際 には 日 本 の 役 割 と 使 命 さらにはそうした 役 割 と 使 命 を 達 成 持 続 する 上 で 必 要 な 能 力 を 獲 得 維 持 しようとする 日 本 の 意 欲 決 意 に 関 する 話 し 合 いな のです つまるところ 米 国 には 必 要 とあれば あらゆる 範 囲 におよぶ 役 割 と 使 命 を 果 たす 用 意 がある のです 問 題 は 安 全 保 障 に 対 する 日 本 の 姿 勢 が 安 全 保 障 分 野 で 日 本 が 新 たな 使 命 を 引 き 受 けられ るような 形 で 進 歩 してきたのか 否 かにあるわけです この 話 し 合 いにおいては 2 つの 文 書 が 鍵 を 握 っています 1 つ 目 は 安 全 保 障 と 防 衛 力 に 関 する 日 本 の 評 議 会 による 昨 年 10 月 のレポートであります これについては 今 回 の 参 加 者 の 大 半 がよくご 存 じ だと 思 いますし 米 国 では 同 パネルの 議 長 荒 木 氏 にちなんで 荒 木 委 員 会 レポートとしてより 一 般 に 知 られています そして 2 つ 目 のレポートが 日 本 の 新 防 衛 計 画 大 綱 (National Defense Program Outline)であり. 確 か 今 では 防 衛 計 画 の 大 綱 (National Defense Program Guidelines)と 呼 ばれていると 思 います これら 2 種 類 のレポートは 日 本 の 国 益 とそうした 国 益 に 対 する 脅 威 を 明 確 に 示 したこと そ して 日 本 沿 岸 の 域 を 越 えて 日 本 の 国 益 を 推 進 するにあたり 自 衛 隊 のより 大 きな 責 任 を 明 示 したという 点 で 多 大 な 関 心 を 集 めています さらに これら 2 つの 文 書 以 上 に 注 目 すべきなのは 2005 年 第 2 次 大 戦 後 60 年 後 に 至 ってなお 多 くの 人 々が 当 該 文 書 が 示 した 針 路 が 日 本 にとって 適 切 な 針 路 で あるのかどうかと いぶかしがっていることであります こうした 疑 念 を 表 明 している 人 々の 多 くは この 新 たな 針 路 のために 日 本 が 集 団 自 衛 に 入 り 込 むことになるのではないかと 懸 念 している 日 本 人 なのであり ます グローバル 化 されたコミュニケーション グローバル 化 された 金 融 グローバル 化 された 生 産 流 通 の 時 代 に そうした 疑 念 というのは 状 況 がそれほど 深 刻 でないかぎりは こっけいなものであると 申 し 上 げ たい 結 果 として われわれはより 一 層 グローバル 化 が 進 んだ 安 全 保 障 を 国 益 とする 時 代 に 暮 らしてい るのです そして そうした 世 界 においては 世 界 のどこかで 行 われた 軍 事 行 動 の 影 響 は 瞬 時 に 世 界 全 体 に 反 響 するのであります しかもそうした 世 界 においては あらゆる 国 の 自 衛 に 関 して 集 団 的 自 衛 が 憲 法 上 許 されるか 否 かについての 絶 え 間 ない 難 解 かつ 極 めて 抽 象 的 で 神 学 的 であるとする 人 も いるほどの 論 争 は まったく 不 合 理 なものと 成 り 得 るのです そうした 世 界 にあって 自 己 防 衛 を 成 功 さ 23

25 せる 能 力 は 他 国 の 集 団 防 御 と 複 雑 に 絡 み 合 っているのであります そのため 前 述 の 2 つレポートは 日 本 が 新 たな 使 命 を 引 き 受 ける 意 志 を 表 明 したものとして 注 目 に 値 するものであり また 日 本 の 安 全 保 障 政 策 を 整 備 する 上 で どれだけのやり 残 しがあるのか そして どれだけやり 残 しておくべきかについての 戦 術 的 ステートメントとして はるかに 注 目 すべきものであるわ けです そして このような 背 景 においてこそ 日 米 が 両 国 の 軍 隊 をどのように 再 編 すべきかを 検 討 しな ければならないのであります われわれはともに 日 本 の 安 全 保 障 政 策 が 国 際 的 安 全 保 障 業 務 にお いて より 積 極 的 な 役 割 を 目 指 そうとする 傾 向 を 見 て 取 ることができますが これには 長 い 道 のりがあり 実 を 結 ぶにはかなりの 時 間 を 要 するということも 理 解 ができます そのため この 再 編 は 今 日 われわれ が 目 の 当 たりにしている 直 接 的 ニーズに 対 処 するものであるとともに 自 衛 隊 のさらなる 活 動 につながる であろう 日 本 国 内 で 起 こっている 変 化 を 先 取 りしていくものでなければなりません そうした 変 化 を 過 小 に 評 価 すれば 必 要 以 上 に 米 国 の 軍 事 力 が 日 本 に 残 され 地 元 との 関 係 に 不 要 な 刺 激 を 残 しかね ません ただし そうした 変 化 を 過 大 に 評 価 すれば 重 要 な 同 盟 能 力 を 排 除 してしまうおそれもあります しかも それこそが ほかのどの 国 においてよりも 日 本 において 米 軍 の 再 編 が ホスト 国 ( 日 本 )が 行 おう とする 独 自 の 安 全 保 障 の 未 来 についての 意 思 決 定 に 根 本 的 に 左 右 されてしまう 理 由 なのであります また 日 本 における 軍 隊 組 織 の 変 更 に 関 して 米 国 はいつ 意 思 決 定 を 行 うのか といった 質 問 をした 日 本 人 訪 問 者 に 対 して わが 国 のラムズフェルド 国 防 長 官 が 昨 秋 申 し 上 げたことをわかりやすく 言 い 換 えますと 長 官 は 既 に 決 定 済 みである と 答 えたわけです つまり わが 国 は 既 に 意 思 決 定 を 済 ませ ているのだが その 決 定 事 項 が 日 本 に 対 して 機 能 しないものなのであれば この 同 盟 関 係 においては どちらか 一 方 が 嘆 願 者 という 立 場 ではなく 両 国 ともに 選 択 肢 (オプション)を 持 ち 合 わせているというこ とを 考 えると その 決 定 は 見 直 さなければならない ということであります これで 今 日 に 至 るまで あまりにも 多 くの 新 聞 記 事 やメディアのレポートが 日 本 における 米 国 の 再 編 に 関 して あまりにも 多 くの 誤 解 をしてきたことの 説 明 がつきます それは 単 純 に 海 兵 隊 員 の 数 を 減 ら すことでもなければ 普 天 間 基 地 を 返 還 することでも 指 揮 命 令 職 務 を 再 編 し ミサイル 防 衛 や 諜 報 監 視 偵 察 といった 特 務 分 野 において 作 戦 上 の 協 力 を 拡 大 することについてでもないからです それは こうしたすべてのことについて そして それ 以 上 のことに 関 することなのです 要 するに 基 本 的 には 同 盟 関 係 が 変 容 することについてであり その 結 果 として 日 米 が 確 立 した 共 通 戦 略 目 標 を 達 成 する 能 力 を 持 ち 続 けること および 21 世 紀 においても アジア 太 平 洋 地 域 における 平 和 と 安 全 保 障 の 基 盤 とし て 同 盟 関 係 が 歴 史 的 に 果 たしてきた 役 割 を 継 続 する 能 力 を 保 持 することを 保 証 することなのです 結 論 としては 未 来 が 不 確 実 性 をもたらすという 以 外 には 何 をもたらすかについては 誰 も 確 実 なこと は 言 えないということであります さらに 変 化 のペースは 技 術 の 進 歩 につれて 加 速 し 続 けることはわ かっています そのため 21 世 紀 というかつてない 不 確 実 かつ 加 速 し 続 ける 未 来 を 探 求 するなかで 日 本 は 安 全 保 障 政 策 において 大 きな 機 会 と 課 題 の 両 方 に 直 面 することになります 機 会 とは 地 域 的 にもグローバルにも 伝 統 的 にも 非 伝 統 的 にも 総 合 的 な 安 全 保 障 体 制 に 貢 献 する 上 で 十 分 に 活 か し 切 れていない 日 本 の 能 力 の 中 に 存 在 します そして そうするなかで 日 本 はさらに 日 本 とその 隣 国 に 恩 恵 をもたらすアジア 太 平 洋 地 域 全 体 を 通 じた 継 続 的 経 済 成 長 に 向 けた 条 件 整 備 に 貢 献 することが できるのです この 課 題 については 日 本 の 選 ばれた 高 官 や 日 本 のキャリア 組 政 府 高 官 が 臨 機 応 変 24

26 に 対 応 できるか 否 かにかかっています 彼 らは 時 代 遅 れの 歴 史 的 論 点 を 超 えて ビジョンを 拡 大 し 続 けられるのか? 国 益 を 推 進 するために 総 合 的 な 戦 略 枠 組 みを 整 備 し 続 けられるのか?そして 今 後 確 実 に 長 期 にわたって 世 界 で 最 もダイナミックな 地 域 になるだろうその 他 の 近 隣 諸 国 と 歩 調 を 合 わ せていけるのか? さらに 日 本 の 同 盟 パートナーである 米 国 としても 日 本 のこの 機 会 と 課 題 は 同 盟 の 機 会 と 課 題 でも あると 認 識 しています そして われわれには 同 盟 パートナーとともにそうした 機 会 をとらえ 課 題 に 立 ち 向 かうために 自 らの 役 割 を 果 たす 用 意 ができています ありがとうございました 阿 川 ヒルさん ありがとうございました 日 米 同 盟 について 極 めて 本 質 的 な 問 題 提 起 をしていただいたと 思 います それでは 次 に カリフォルニア 大 学 アーバイン 校 政 治 学 部 教 授 エテル ソリンゲンさんに 今 度 は 学 者 としての 立 場 から 安 全 保 障 の 問 題 について お 話 しいただきたいと 思 います ソリンゲンさんは 2001 年 度 の 安 倍 フェローであられます それではソリンゲン 先 生 お 願 いします エテル ソリンゲン (カリフォルニア 大 学 アーバイン 校 政 治 学 部 教 授 ) はじめに 本 日 のシンポジウムの 主 催 者 安 倍 フェローシップ そして 皆 さんにお 礼 を 申 し 上 げます 今 からお 話 しする 内 容 は 個 人 的 な 見 解 であり 私 が 所 属 する 機 関 を 代 表 する 意 見 ではありません まずは CGP からのご 支 援 を 受 けて 出 来 上 がったばかりの 書 籍 原 稿 と 関 連 付 けて 非 伝 統 的 安 全 保 障 に 関 する 第 1 の 見 解 をご 説 明 します この 原 稿 では 核 に 関 して 東 アジアと 中 東 がたどってきた 過 程 を 比 較 し なぜ 中 東 では 多 くの 国 が NPT( 核 兵 器 不 拡 散 条 約 )の 義 務 に 反 して 核 兵 器 を 手 に 入 れよう とし 核 武 装 に 向 かって 進 んできたのか また なぜ 東 アジアでは 1970 年 代 以 来 北 朝 鮮 を 唯 一 の 例 外 として どの 国 も 中 東 とは 逆 の 方 向 を 目 指 してきたのかについて 理 解 することを 目 指 しています 40 年 前 この 両 地 域 には 特 に 独 裁 政 権 (もちろん 日 本 以 外 で) 限 定 的 な 経 済 相 互 依 存 関 係 地 域 的 な 安 全 保 障 ジレンマ 国 家 構 築 の 課 題 など 現 在 一 般 に 認 識 されているよりもはるかに 多 くの 共 通 点 が 見 られました しかし その 後 の 数 十 年 間 で 両 地 域 の 核 に 対 する 方 針 には 大 きな 相 違 が 生 じまし た ここで その 理 由 が 問 題 となるのです 私 は 従 来 の 安 全 保 障 面 の 不 確 実 要 素 が 重 要 となるケース もあるものの ほとんどの 国 において 核 兵 器 を 追 求 あるいは 放 棄 した 理 由 を 説 明 するのには これらの 要 素 では 全 体 的 に 不 十 分 であると 考 えています 戦 略 地 政 学 的 な 主 張 では どうひいき 目 に 見 ても 不 十 分 であり あまりに 未 確 定 要 素 が 多 く その 誤 りの 指 摘 もできないほどにあいまいな 言 葉 で 説 明 される ため その 間 違 いを 根 本 的 に 立 証 することはできません 従 来 の 安 全 保 障 面 の 不 確 実 要 素 というのは 国 の 安 全 保 障 面 の 不 備 な 点 に 重 点 を 置 いたものですが 国 の 安 全 保 障 に 不 備 な 点 があるからといって それが 必 ずしも 核 兵 器 の 追 求 につながるとは 限 りません 実 際 189 カ 国 が 核 不 拡 散 条 約 を 批 准 して 25

27 います さらに 安 全 保 障 ジレンマには 陥 っていない 国 が 核 兵 器 を 入 手 しようとする 場 合 もあり リビアは その 一 例 です つまり 多 くの 場 合 において 不 安 定 な 国 内 体 制 が 核 兵 器 計 画 を 推 進 する 主 な 動 機 となっています 従 って 国 内 体 制 の 本 質 を 見 極 めなければなりません 特 に この 問 題 に 関 する 東 アジアと 中 東 との 相 違 を 説 明 する 場 合 には 国 際 政 治 経 済 に 対 する 国 内 政 策 が 極 めて 重 要 となります また こうした 根 拠 を 元 に 核 をめぐって 他 の 地 域 がたどってきた 過 程 を 説 明 することもできます また この 根 拠 について は 社 会 科 学 的 なあらゆる 議 論 において 求 められるように 可 能 性 に 基 づいて 反 論 しうる 限 定 的 な 言 葉 で 説 明 されています まとめますと 中 東 では 国 や 指 導 者 が 数 十 年 間 にわたり 国 内 志 向 の 工 業 化 を 推 進 してきたために 容 認 をする 見 方 も 広 がり 場 合 によっては 核 兵 器 開 発 に 対 する 野 望 が 助 長 され たということです 核 兵 器 は 第 1に 国 内 での 政 治 的 優 位 性 を 大 幅 に 高 めましたが 第 2 に これらの 体 制 や 指 導 者 の 繁 栄 の 基 盤 となる 政 治 経 済 が 国 内 志 向 的 であることから 国 際 的 にはある 程 度 の 代 償 を 伴 いました そして 第 3 に 核 兵 器 は 周 辺 諸 国 を 威 嚇 脅 迫 する 力 をこれらの 国 に 与 えたのです 経 済 成 長 と 世 界 的 なアクセスを 基 盤 とする 工 業 化 戦 略 は 逆 に 核 保 有 化 が 容 認 され 難 い 状 況 を 生 みだしました それ はなぜでしょうか 理 由 としては 地 域 的 な 協 力 安 定 海 外 投 資 を 維 持 するために 近 隣 諸 国 の 信 頼 を 得 る 必 要 性 や 輸 出 品 技 術 原 材 料 を 入 手 するために 国 際 市 場 へのアクセスを 確 保 する 必 要 性 があ ったこと 評 判 低 下 のリスクを 犯 してまで 不 確 実 な 核 を 入 手 しなくてもよいという 考 え 方 があったこと そし て 国 際 化 に 賛 同 する 国 内 の 支 持 層 と 対 立 し 核 兵 器 開 発 によってこの 支 持 基 盤 が 揺 るげば その 代 償 は 高 くつくことなどが 挙 げられます 世 界 の 他 地 域 と 比 較 した 場 合 この 数 十 年 間 東 アジアの 代 表 的 政 権 では 国 際 化 を 目 指 してきました 多 くの 場 合 暗 黙 の 社 会 協 定 によって 1 人 あたりの 成 長 率 が 高 まり 雇 用 が 改 善 され 健 康 と 教 育 への 投 資 が 増 加 し 不 利 な 影 響 を 被 る 層 に 対 する 補 償 制 度 が 整 備 されました 最 も 重 要 な 点 は 経 済 成 長 を 重 要 な 戦 略 の 基 盤 に 据 え 全 国 民 が 共 有 できる 政 策 として 地 域 の 安 定 化 が 優 先 されたことです ただし この 概 念 にはいくつかの 問 題 があり 私 は 非 伝 統 的 安 全 保 障 について 第 2 の 見 解 を 持 つに 至 りました この 問 題 は 貧 困 からの 解 放 に 関 連 しています 成 長 を 通 じて 平 和 を 手 に 入 れるという 東 アジアのこの 驚 異 的 な 方 法 の 唯 一 の 弱 点 は 世 界 経 済 への 統 合 による 恩 恵 を まだ 十 分 には 享 受 して いない 層 が この 地 域 全 体 には 残 されているということです アジア 開 発 銀 行 によると アジアでは 7 億 人 が 1 日 1 ドル 以 下 の 生 活 を 強 いられています アジア 開 発 銀 行 の 新 総 裁 に 就 任 した 黒 田 東 彦 氏 は この 問 題 に 特 に 関 心 を 示 しています 世 界 の 他 地 域 には 中 東 のように さらに 厳 しい 貧 困 不 平 等 性 差 別 などに 苦 しんでいる 人 がいます この 問 題 の 解 決 策 は 一 部 の 急 進 派 による 反 グローバル 化 の 激 しい 主 張 ではなく ノーベル 賞 経 済 学 者 アマルティア セン 教 授 の 提 案 の 中 に 見 ることができます セン 教 授 は グローバルな 統 合 化 の 意 義 を 認 めながらも 個 人 的 社 会 的 政 治 的 な 自 由 を 広 げる 手 段 として 経 済 の 安 定 についても 強 調 を しています セン 教 授 は 日 本 をはじめとする 東 アジア 経 済 を 教 育 ( 女 性 の 教 育 を 含 む)と 医 療 の 大 規 模 展 開 のモデルに 選 びました 日 本 の 政 策 では 特 に 安 全 保 障 の 経 済 的 基 盤 への 理 解 に 目 が 向 けら れ 非 伝 統 的 安 全 保 障 の 最 も 古 い 形 としての 経 済 的 繁 栄 が 実 現 されました 日 本 の 構 想 に 影 響 を 受 け 26

28 て 緒 方 貞 子 氏 とアマルティア セン 教 授 が 共 同 議 長 を 務 める 人 間 の 安 全 保 障 委 員 会 が 設 立 されま した これに 関 連 する 非 伝 統 的 安 全 保 障 の 第 3 の 側 面 に 自 由 としての 民 主 主 義 つまり 個 人 の 人 権 と 民 主 主 義 国 家 という 共 同 体 における 平 和 的 な 関 係 の そのどちらをも 保 証 するという 不 安 からの 解 放 があります 学 術 界 は 民 主 主 義 国 家 は 互 いに 戦 争 を 起 こさないとする いわゆる 民 主 的 平 和 論 の 研 究 に 多 大 なエネルギーを 費 やしてきました 歴 史 的 統 計 的 な 研 究 の 大 部 分 は 多 かれ 少 なかれ この 理 論 の 妥 当 性 に 焦 点 を 当 てています 国 際 社 会 の 行 動 の 法 則 に 関 する 社 会 科 学 に 取 り 組 むには これが 最 も 身 近 なテーマなのです 20 年 前 には 民 主 的 な 平 和 を 伝 統 的 安 全 保 障 の 中 心 的 テーマに 含 める 人 は ほとんどいなかったでしょう しかしその 後 少 なくとも 米 国 の 対 外 政 策 においては 民 主 化 は 一 種 の 信 条 となり クリントン 政 権 でさえ これを 打 ち 出 しました 東 アジアでは この 数 十 年 間 で また 大 き く 民 主 化 が 進 展 しましたが 見 逃 せない 例 外 も 残 っています すべての 国 が 民 主 的 機 関 によって 統 治 さ れる 世 界 というものの 素 晴 らしさに 異 議 を 唱 える 人 は ほとんどいないでしょう と 同 時 に 相 手 国 が 必 ず しも 民 主 的 ではない 場 合 でも 有 効 な 協 力 の 機 会 を 見 過 ごすということは 大 きな 過 ちなのです 実 際 協 力 を 通 じて 世 界 経 済 への 統 合 や 平 和 的 な 変 革 を 支 持 する 一 般 市 民 や 民 間 セクターに 対 し 政 治 的 影 響 力 を 強 めることによって 民 主 化 のプロセスが 促 進 される 場 合 もあります(ただし 必 ずしもそうで はない という 点 を 強 調 しておきます) 非 伝 統 的 安 全 保 障 に 関 する 第 4 の 見 解 は 非 核 化 経 済 的 繁 栄 民 主 主 義 などを 促 進 する 上 で 地 域 機 関 が 果 たす 役 割 に 関 連 するものです 地 域 機 関 には 経 済 統 合 の 副 作 用 流 動 性 危 機 伝 染 効 果 テロリズム 不 法 移 民 世 界 的 犯 罪 伝 染 病 環 境 悪 化 および 人 身 売 買 に 対 処 することにより 平 和 的 な 地 域 秩 序 に 向 けて 基 盤 を 強 化 することが 求 められます 地 域 機 関 がなければ 共 同 作 業 に 伴 う 煩 わしい 問 題 つまり 誰 が 負 担 を 負 うのかという 問 題 によって 地 域 的 協 力 から 得 られるはずの 改 善 効 果 を 実 現 することがさらに 困 難 になります 地 域 機 関 を 介 入 させることにより 伝 統 的 安 全 保 障 と 非 伝 統 的 安 全 保 障 の 相 互 依 存 性 を 管 理 することができます 実 際 ASEAN 地 域 フォーラム ASEAN プラス 3 および APEC は それぞれの 指 針 に 非 伝 統 的 安 全 保 障 という 言 葉 を 盛 り 込 んでいます 今 ご 覧 いただいているスライドには 日 本 外 務 省 の Web サイトに 掲 載 された 東 アジアの 地 域 機 関 の アルファベット 名 が 並 んでいます 確 かに 東 アジアでは 多 国 間 機 関 の 設 立 よりも 先 に 協 力 的 な 地 域 秩 序 が 誕 生 し 市 場 や 投 資 が 大 幅 に 拡 大 しました しかしそれでも それらの 地 域 機 関 があることで 協 力 の 可 能 性 は 高 まり 米 国 の 多 くの 関 係 者 が 東 アジアの 地 域 機 関 の 設 立 に 日 本 が 大 きな 役 割 を 果 た したことを 理 解 しています もっと 正 式 な 地 域 機 関 を 整 備 した 方 がよいと 考 える 向 きもありますが ( 特 に ASEAN 諸 国 と 中 国 では) 多 くの 人 が 非 公 式 な 地 域 機 関 でも 地 域 の 協 力 に 役 立 つと 考 えています 1990 年 代 以 降 日 本 は 多 階 層 にわたるアプローチの 一 環 として 伝 統 的 安 全 保 障 および 非 伝 統 的 安 全 保 障 の 両 分 野 において 東 アジアの 地 域 機 関 を 設 立 するという 重 要 かつ 慎 重 な 役 割 を 担 ってき ました 日 本 は すでに APEC 設 立 に 際 して 重 要 な 役 割 を 果 たしており 1991 年 にはASEAN 地 域 フォ ーラムのきっかけを 作 った 佐 藤 中 山 提 案 を 提 出 しました 日 本 はその 後 ASEAN 地 域 フォーラム 首 脳 サミット 防 衛 首 脳 会 談 機 関 設 立 の 推 進 常 設 事 務 局 などに 関 しても 提 案 をしてきました また 2002 年 には IISS アジア 安 全 保 障 会 議 でアジア 太 平 洋 防 衛 首 脳 会 談 を 開 くことを 提 案 し 拡 散 に 対 す 27

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