株 式 会 社 建 築 家 会 館 です 建 築 家 の た め の 保 険 2013 年 度 JIA 傷 害 総 合 保 険 事 務 所 員 のもしものケガに 新 発 売 就 業 中 のみ 補 償 プラン 年 間 保 険 料 6,000 円 より ( 月 額 に 換 算 するとわず か 5 0 0

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1 1991 年 4 月 16 日 第 三 種 郵 便 物 認 可 2013 年 10 月 15 日 発 行 毎 月 1 回 発 行 通 巻 297 号 JIAM AGAZINE 297OCTOBER 2013 特 集 建 築 都 市 のパラダイムシフト ライフスタイルの 転 換 17 あえてアマチュアの 技 術 にこだわり 建 築 をつくる 王 澍 (ワン シュー) シンポジウム 代 々 木 体 育 館 ができるまで JIA 建 築 家 大 会 2013 北 海 道 建 築 家 architects

2 株 式 会 社 建 築 家 会 館 です 建 築 家 の た め の 保 険 2013 年 度 JIA 傷 害 総 合 保 険 事 務 所 員 のもしものケガに 新 発 売 就 業 中 のみ 補 償 プラン 年 間 保 険 料 6,000 円 より ( 月 額 に 換 算 するとわず か 円 より) 地 震 噴 火 またはこれらによる 津 波 による ケガの 補 償 付 き( 天 災 危 険 補 償 特 約 ) プラン 名 N1 N2 N3 死 亡 195 万 円 392 万 円 586 万 円 入 院 日 額 5,000 円 10,000 円 15,000 円 手 術 入 院 中 に 受 けた 手 術 20 倍 外 来 で 受 けた 手 術 5 倍 重 大 手 術 40 倍 ( 入 院 中 外 来 を 問 わず) 通 院 日 額 2,500 円 5,000 円 7,500 円 年 間 保 険 料 6,000 円 12,000 円 18,000 円 ( 保 険 期 間 1 年 職 種 級 別 A 級 団 体 割 引 10% 天 災 危 険 補 償 特 約 就 業 中 のみの 危 険 補 償 特 約 手 術 保 険 金 倍 率 変 更 特 約 重 大 手 術 保 険 金 倍 率 変 更 特 約 ) 加 入 資 格 JIAの 会 員 および 会 員 がいる 事 務 所 に 勤 務 する 役 員 従 業 員 の 方 (2013 年 12 月 1 日 時 点 で 満 69 歳 以 下 ) 保 険 期 間 2013 年 12 月 1 日 午 後 4 時 ~ 2014 年 12 月 1 日 午 後 4 時 (1 年 間 ) 申 込 締 切 2013 年 11 月 8 日 まで 申 込 方 法 同 封 の 加 入 申 込 書 をFAXいただきますと 加 入 依 頼 書 類 一 式 をご 送 付 いたします 保 険 料 年 1 回 払 い(11 月 25 日 までにお 振 り 込 み) この 案 内 は 概 要 を 説 明 したものです 資 料 請 求 詳 細 につきましては 下 記 代 理 店 および 保 険 会 社 までお 問 い 合 わせください お 問 い 合 わせ 資 料 請 求 先 引 受 保 険 会 社 株 式 会 社 損 害 保 険 ジャパン 営 業 開 発 第 2 部 第 2 課 ( 受 付 時 間 : 平 日 9:00 ~ 17:00) 東 京 都 千 代 田 区 霞 ヶ 関 TEL: FAX: 幹 事 代 理 店 株 式 会 社 建 築 家 会 館 ( 受 付 時 間 : 平 日 9:00 ~ 17:00) 東 京 都 渋 谷 区 神 宮 前 TEL: FAX: info@kenchikuka-kaikan.jp 提 携 代 理 店 株 式 会 社 安 田 システムサービス 東 京 都 新 宿 区 西 新 宿 新 宿 エルタワー 29F TEL: FAX: SJ ( )

3 JIAMAGAZINE Cover Story 建 築 家 architects C ONTENTS297 OCTOBER 2013 マチュ ピチュ 遺 跡 (ペルー) 世 界 で 最 も 有 名 な 世 界 遺 産 の 一 つであるマ チュ ピチュは15 世 紀 頃 につくられたイ ンカ 帝 国 の 遺 跡 である 南 米 アンデス 山 中 のウルバンバ 谷 に 沿 った 標 高 2,430mの 山 の 尾 根 にあり 空 中 都 市 とも 呼 ばれる 1911 年 アメリカの 探 検 家 ハイラム ビ ンガムによって 発 見 されたといわれている が 既 に 地 域 の 人 々によって 発 見 されてい たともいわれる 下 を 流 れるウルバンバ 川 から600m 以 上 の 高 地 にあり 下 から 見 えないよう そして 近 づけないようにつくられている マチュ ピチュ(Machu Picchu)とは 現 地 の 言 葉 で 老 いた 峰 (Old Peak)を 意 味 するそうだ 遺 跡 の 背 後 に 見 える 尖 った 山 は 標 高 2,720mのワイナ ピチュ ( 若 い 峰 )で 対 比 をなす 山 腹 にはマチュ ピチュの 太 陽 の 神 殿 に 対 する 月 の 神 殿 が 存 在 する 山 の 尾 根 に 北 西 から 南 東 にちょうど 馬 の 鞍 を 載 せたように 町 はつくられ 尾 根 から 下 った 東 と 西 の 斜 面 に 段 々 畑 が 続 く 東 西 とも 急 斜 面 になっていてそこから 先 は 深 い 谷 である 圧 倒 する 景 色 である しかし 町 というには 小 さく 集 落 にしては 重 要 な 施 設 が 多 く 建 っている 廃 墟 は 宮 殿 神 殿 風 呂 150 ほどの 住 居 から 成 る それらの 建 物 群 は 多 角 形 に 削 ら れた 白 い 御 影 石 で 薄 い 剃 刀 も 入 らない 精 度 でつくられているため 現 在 でも 強 固 な 壁 として 残 っている ここはいったいどのような 場 所 だったのか 諸 説 あるが 太 陽 から 暦 をつくり 太 陽 に 祈 りを 捧 げる 儀 礼 の 場 であったとする 説 が 有 力 である 古 来 インカの 人 々は 太 陽 を 崇 めた 確 かに ここに 登 ると 太 陽 に 近 いところに 来 たよう な 感 じになる 周 囲 の 神 々しい 山 々を 見 渡 す 山 頂 の 遺 跡 空 間 は 宗 教 建 築 としても 圧 倒 的 に 優 れている 断 崖 にそそり 立 つ 尾 根 からは 終 日 太 陽 の 動 きが 見 える 実 際 に 太 陽 の 神 殿 には 壁 が2 つつくられていて 夏 至 と 冬 至 が 区 別 でき るようになっている 建 設 が 困 難 と 思 われるこの 尾 根 に これら の 遺 跡 群 をつくり 上 げた 古 代 インカの 人 々 の 執 念 を 思 う 時 ただただ 感 動 を 覚 えるの である ( 写 真 文 : 古 市 徹 雄 ) 特 集 建 築 都 市 のパラダイムシフト ライフスタイルの 転 換 王 澍 (ワン シュー) 氏 に 聞 く あえてアマチュアの 技 術 にこだわり 建 築 をつくる 010 シンポジウム 代 々 木 体 育 館 ができるまで [ 神 谷 宏 治 川 口 衞 ] 012 海 外 レポート 国 際 関 係 のなかでの JIA ❶ 佐 野 吉 彦 014 JIA 建 築 家 大 会 2013 北 海 道 014 大 会 を 終 えて 015 大 会 式 典 基 調 講 演 シンポジウム 016 北 からの 提 言 連 続 セミナー 017 震 災 復 興 シンポジウム 2013 / 板 金 ワークショップ 職 人 業 を 間 近 で 見 て 触 れて 体 験 しよう 018 田 中 裕 也 セミナー ガウディ 建 築 を 解 く はかるとちえ / シンポジウム 建 築 家 資 格 制 度 の 目 指 すところⅡ 020 よくわかる 建 築 家 賠 償 責 任 保 険 ケンバイの 誕 生 戸 田 幸 生 021 JIA NEWS 本 部 便 り/ 編 集 後 記 J I A The Japan Institute of Architects JIA-kan, Jingumae,Shibuya-ku, Tokyo Japan JIA MAGAZINE 297 October

4 特 集 パ 建 ラ 築 ダ イ 都 ム 市 シ の フ ト ラ イ フ ス タ イ ル の 転 換 ⓱ あえてアマチュアの 技 術 にこだわり 建 築 をつくる 中 国 人 建 築 家 として 初 めて 2012 年 にプリツカー 賞 を 受 賞 した 王 澍 (ワン シュー) 氏 昨 今 目 覚 まし い 経 済 成 長 を 遂 げ 大 都 市 に 次 々とハイテク 建 築 がひしめく 中 国 にあって 伝 統 的 な 建 築 材 料 手 法 でつくられた 王 澍 氏 の 建 築 は それらとは 一 線 を 画 しています そこにはこれからの 私 たち 建 築 家 が 目 指 すべき 建 築 のヒントになるものが 数 多 くあると 感 じます ( JIA MAGAZINE 編 集 長 古 市 徹 雄 ) 中 国 で 最 も 美 しい 町 と 言 える 杭 州 古 市 本 日 はお 忙 しいところインタビューを 引 き 受 けて 下 さり ありがとうございます 私 たちはこれまで 建 築 都 市 のパラダイムシフトというテーマで 特 集 を 続 け てきました いま 杭 州 にある 王 澍 (ワン シュー)さんが 教 鞭 を 取 ら れる 中 国 美 術 学 院 にうかがっています 私 はいまから 約 30 年 前 の1983 年 に 杭 州 を 訪 れたことがあります 当 時 まだ 開 発 が 進 んでいなくて 通 りの 両 側 には 木 造 家 屋 が 並 び 並 木 があり 大 変 美 しい 街 並 だったと 記 憶 してい ますが 今 では 高 層 ビルが 立 ち 並 び 古 い 景 観 は 失 われ てしまった 感 じがします 王 澍 でも 西 湖 の 周 辺 のエリアでは 今 でも 昔 からの 街 並 が 残 っていますよ 古 市 しかし 駅 周 辺 エリアの 中 心 街 は 完 全 に 変 わって しまいましたね 王 澍 そうですね 少 なくとも 当 時 に 比 べて 街 は10 倍 の 大 きさになり 巨 大 化 しています ただ いま 言 ったよ うに 湖 の 周 囲 にあるエリアに 行 くと まさにそこはかつ ての 杭 州 の 風 景 が 残 っています それらは 大 体 市 域 の 20%くらいで 残 り80%が 非 常 にモダンな 街 になって います 私 は 車 の 運 転 はしないのですが 家 内 の 運 転 で 街 の 西 の 方 に 行 ったとき どこまで 行 っても 街 が 続 いて いて 高 層 ビルや 大 きな 建 物 が 連 続 していました そのよ うに 杭 州 は 拡 大 を 続 けています 王 澍 ( ワ ン シ ュ ー ) 氏 に 聞 く 002 JIA MAGAZINE 297 October 2013

5 ラ 寧 波 歴 史 博 物 館 (2008 年 ) 特 集 パ 建 ラ 築 ダ イ 都 ム 市 シ の フ ト 古 市 ところで 王 澍 さんは 中 国 のどちらのご 出 身 です か? 王 澍 私 は 新 疆 ウイグル 自 治 区 ウルムチに 生 まれました 古 市 どうして 杭 州 に 事 務 所 を 開 設 したのでしょうか? 王 澍 私 が 生 まれたところは 砂 漠 地 域 で ほとんど 水 も 木 もないところでしたが ここは 美 しく 豊 かな 緑 と 水 に 恵 まれています 30 年 ほど 前 に たまたま 旅 行 でここに きたときに 湖 のほとりに 滞 在 し その 美 しい 風 景 に 感 動 しました 水 も 緑 も 本 当 に 綺 麗 でした それは 私 の 故 郷 には 無 いものだったのです 古 市 同 感 です 杭 州 は 中 国 でも いや 世 界 でも 最 も 美 しい 街 の 一 つといえますね 王 澍 そうですね ここはまさに 自 然 が 作 り 出 す 力 を 強 く 感 じさせてくれます 古 市 杭 州 はかつて 高 度 な 文 化 が 栄 えた 南 宋 の 首 都 臨 安 でした 当 時 日 本 から 多 くの 学 生 や 僧 侶 たちが 書 道 芸 術 仏 教 を 学 習 するためにここに 派 遣 されまし た そういうこともあり 日 本 では 杭 州 はよく 知 られた 街 です 王 澍 杭 州 は 昔 から 日 本 と 深 いつながりがありますね プロへの 批 判 を 込 めて 付 けた 事 務 所 名 古 市 震 災 前 の 日 本 は 機 械 やコンピューター 最 新 の 技 術 を 駆 使 して 突 き 進 んできましたが 震 災 後 我 々は 人 と 人 との 繋 がりや 本 当 の 幸 せとは 何 なのか 歴 史 文 化 とは 何 なのかを 考 え 始 めました 現 在 のようにコン ピューターで 何 でもできる 時 代 になって 人 と 人 との 繋 がりが 失 われるのではないかという 問 題 も 起 こるのでは ないかと 危 惧 し 始 めたのです そんな 時 代 にあって 私 は 王 澍 さんの 仕 事 を 大 変 興 味 深 く 思 っていました 最 初 に 私 が 業 餘 建 築 工 作 室 (ア マチュア アーキテクチャー スタジオ) という 王 澍 さん のオフィスの 名 前 を 見 た 時 には 衝 撃 を 受 けました とい うのも 現 在 中 国 ではコンピューター 技 術 を 駆 使 した 現 代 的 な 建 物 が 次 々と 建 てられているのに どうしてその ようなオフィス 名 を 付 けたのでしょうか 王 澍 私 たちは 現 在 中 国 でつくられている 現 代 建 築 や 現 代 都 市 のデザインに 用 いられているようなコンピュー ター 技 術 を 使 わないことにしています このところずっと 中 国 の 多 くの 都 市 では 現 代 的 で 巨 大 な 建 築 が 求 められています そのためには よりプロ フェッショナルな 技 術 が 必 要 です でも 私 はそれが 正 し いとは 思 いません 新 しい 建 築 や 新 しい 都 市 によって 人 々は 人 間 らしい 生 活 との 関 わりを 失 ってしまいました 古 市 それは 伝 統 的 な 人 間 の 関 係 や 社 会 との 関 係 のこと ですか? 王 澍 そうですね でも 現 在 の 中 国 人 は そういったも のとは 異 なる 便 利 なモダンライフを 望 むようになって きています 私 は 旅 が 大 好 きで これまで 中 国 の 田 舎 や 地 方 の 集 落 や 街 並 人 々の 生 活 など 旅 を 通 じてさまざまなリ サーチをしてきました そして 地 方 の 人 々は 未 だに 素 晴 らしい 伝 統 的 な 生 活 を 営 んでいることを 学 びました 建 築 に 関 しても いろいろな 工 夫 やアイディアを 発 見 で きました 私 から 見 れば 現 代 建 築 は 退 屈 になる 一 方 で それはプロフェッショナルな 建 築 家 や 都 市 計 画 家 に 責 任 があるのではないでしょうか ですからそれが 私 がア マチュアという 言 葉 を 好 んで 使 う 理 由 なのです コンピューターで 考 えた 建 築 の 落 とし 穴 古 市 王 澍 さんは コンピューターが 作 り 出 す 自 由 な 形 態 による 現 代 建 築 をどのようにお 考 えですか? 現 在 の 一 般 社 会 では 受 けますが 私 にはあまり 意 味 が 無 いもの と 思 えます 王 澍 流 行 のファッションのようですよね コンピュー ターでは いとも 簡 単 に 設 計 ができてしまいます そう すると 実 際 に 建 築 が 簡 単 につくれるとつい 思 ってしまい がちですが それは 錯 覚 や 勘 違 いによるもので 現 実 の 世 界 ではそれらは 意 味 をなしません 実 際 の 現 場 では 施 工 が 難 しく 時 には 不 可 能 なものになってしまいます そのことに 関 して 印 象 的 なできごとがありました そ れはシンガポールで 学 生 のための 超 高 層 アパートのコン ペの 審 査 員 をした 時 のことです 私 は 中 国 人 の 学 生 がデ ザインした2つの 案 を 選 びました 1つの 案 はコンピュー ターによってつくられたもので 強 いフォルムを 持 っ た 山 の 頂 上 にデザインされたものでした もう1 つは 敷 地 に 忠 実 にランドスケープを 取 り 入 れた 案 でした 結 果 的 にそのランドスケープ 案 が 選 ばれましたが 全 ての 審 イ フ ス タ イ ル の 転 換 ⓱ JIA MAGAZINE 297 October

6 寧 波 歴 史 博 物 館 (2008 年 ) 査 を 終 えたあとに 学 生 達 が 私 達 審 査 員 のところにやって きて 山 の 上 の 案 の 方 がいいじゃないかと 主 張 し 議 論 し ました しかし 山 の 上 の 案 は 敷 地 や 周 囲 環 境 を 全 く 考 慮 していない 案 だったのです けれども 学 生 達 はコン ピューターが 作 り 出 した 新 しい 形 態 に 惹 かれたようでし た 今 やそのようなコンピューターによる 造 形 が 主 流 に なってしまいました 王 澍 我 々の 図 面 は 製 作 図 のようなものです それもア イソメの 表 現 にして 工 事 の 段 階 ごとに どのように 作 ら れていくか 図 面 化 します 古 市 まるで 現 場 で 建 築 が 作 られていくように 段 階 を 追 って 非 常 にわかりやすく 表 現 するのですね それで 王 澍 さんの 建 築 では かなり 正 確 な 納 まりができるわけ ですね 事 務 所 でのコンピューターの 使 い 方 古 市 王 澍 さんは 事 務 所 でデザインをする 時 どのよう に 進 めるのでしょうか 手 描 きですか それともコン ピューターを 使 うのでしょうか? 王 澍 私 はコンピューターを 使 うことは 好 きではなくて 鉛 筆 を 使 います そして 数 多 くの 手 描 きのスケッチと 図 面 を 描 いていきます 模 型 も 作 りません (スケッチ を 見 せながら) 本 当 にこのようなスケッチだけなのです 模 型 を 作 るとしてもそれは 設 計 あるいは 工 事 が 完 了 した 後 です 古 市 スタッフはどうなのでしょうか? 王 澍 彼 らは 全 員 コンピューターを 利 用 しています そ の 一 方 で 紙 で 図 面 を 描 きますし 模 型 も 作 ります 通 常 私 の 事 務 所 の 仕 事 の 進 め 方 は 私 が 詳 細 まで 含 めたかな り 綿 密 に 描 いたスケッチや 図 面 を 渡 すと 彼 らはまるで 翻 訳 者 のように それらのスケッチをコンピューターに よる 図 面 に 置 き 換 えてくれます 古 市 それはいいですね フランク O.ゲーリーは 時 々 自 分 の 手 で 模 型 を 作 るそうですよ その 模 型 をスタッフ がコンピューターで 形 をコピーし 図 面 に 落 とし 込 んでい くそうです 王 澍 私 の 場 合 はスタッフがコンピューターを 使 うにし ても 私 の 手 描 きのスケッチを 完 全 にフォローできるよ うな 使 い 方 をします 例 えばコンピューターのデータの 中 に 私 が 気 に 入 った 仕 上 げ 材 をコピーしておき また 図 面 を 作 る 時 にも 現 実 的 な 仕 上 げの 表 現 を 貼 り 合 わせなが ら コンピューターの 中 でできるだけ 正 確 な 詳 細 図 を 作 成 し 現 実 に 近 いものに 作 り 上 げていきます つまり 私 たちはコンピューターで 仮 想 の 建 物 を 作 っ ているのです 古 市 それなら 施 工 する 大 工 さん 達 にも 簡 単 に 理 解 して もらえそうですね 事 務 所 は 小 規 模 なままで 古 市 先 日 寧 波 歴 史 博 物 館 (2008 年 )を 拝 見 しました 煉 瓦 コンクリート そこに 納 まる 建 具 あるいはそれ に 関 連 する 様 々な 詳 細 の 部 分 が とても 正 確 にできてい ました 王 澍 中 国 では 設 計 時 間 が 充 分 もらえないことが 多 いの ですが 私 は 上 手 くやっている 方 だと 思 います でも どのようにやるかは 秘 密 です( 笑 ) 私 は 施 主 と 打 ち 合 わ せをする 場 合 デザインに3ヵ 月 時 間 を 下 さい その 代 わり3ヵ 月 経 ったら 工 事 を 始 めてもいいですよと 頼 みま す でも 時 々3ヵ 月 で 完 全 に 設 計 を 終 わらせることが できないときがあります そのときは 現 場 の 工 程 に 合 わ せてさらにデザインを 詰 めていきます 古 市 工 事 とデザインが 同 時 進 行 ということですか 工 事 中 にもかかわらず まだ 図 面 を 描 いているということ でしょうか 王 澍 そのような 状 態 で 現 場 と 平 行 しながら1 年 間 もデ ザインを 進 めていくことがあります 納 得 いくものをつ くるには とにかく 時 間 が 必 要 ですね 古 市 それは 同 感 です 王 澍 本 当 に 良 い 仕 事 をしたいのなら このスタイルで やる 必 要 があると 思 います 古 市 中 国 に 限 らず 大 手 の 事 務 所 では 常 に 効 率 的 に 設 計 を 行 い 時 間 を 短 縮 しようという 傾 向 があります 王 澍 残 念 ながら 中 国 の 施 主 はまだ 本 当 にいい 建 築 は 何 かということを 知 らない 人 がいます そういう 人 は 大 概 3 ヵ 月 でデザインを 終 えろと 言 うものですから 設 計 事 務 所 は3ヵ 月 後 には 図 面 を 提 出 して 工 事 がスタートし ます でも 実 際 にデザインが 終 了 しているわけではあり ません しかし そういう 事 務 所 は 施 主 に 対 して 何 も 言 いません そのため 施 主 も 理 解 できないことがあるので す 004 JIA MAGAZINE 297 October 2013

7 ラ 特 集 パ 建 ラ 築 ダ イ 都 ム 市 シ の フ ト 古 市 一 般 の 人 々が 建 築 の 図 面 例 えば 平 面 図 や 断 面 図 などから 建 築 を 理 解 することは 難 しいことです しかし 王 澍 さんがやられているように 工 事 の 段 階 をわかりや すく 表 現 していく 方 法 を 取 るなら 理 解 することも 可 能 で しょう 王 澍 私 が 設 計 した 寧 波 歴 史 博 物 館 の 例 ですが 施 主 は 大 変 面 白 い 人 でした 彼 は 建 築 工 事 に 関 して 多 くの 経 験 があり 彼 に 他 の 一 般 的 な 会 社 だと 縮 尺 100 分 の1 く らいの 図 面 で 終 えることが 多 いのに あなたの 事 務 所 は なぜそんなにたくさん 図 面 を 描 くのですか と 聞 かれま した 私 の 事 務 所 では 多 くの 図 面 を 描 くことは 普 通 の ことなのです 古 市 しかし 図 面 が 増 えるとコストも 増 えますね 王 澍 そうですね 私 の 事 務 所 が 小 規 模 のままなのは コストの 問 題 が 理 由 でもあります もし 事 務 所 の 規 模 が 大 きかったら 維 持 できないでしょうね 古 市 現 在 事 務 所 のスタッフは 何 人 ほどいるのです か? 王 澍 10 人 程 度 で かなり 小 規 模 です 古 市 中 国 には 時 々スタッフが2,000 ~ 3,000 人 とい う 大 規 模 な 事 務 所 があるなか 王 澍 さんの 事 務 所 では 経 営 に 頭 を 悩 ませることはありませんか 大 抵 の 建 築 家 は 資 金 繰 りと 経 営 にいつも 頭 を 悩 ませていると 思 います 王 澍 私 にとってはいまの 事 務 所 の 形 態 が 一 番 いい 方 法 だと 考 えています 事 務 所 が 大 きくなると 巨 大 なプロ ジェクトをこなす 必 要 が 出 てきますが 10 人 程 度 ですと そんなに 大 きなプロジェクトは 必 要 ない 私 達 の 事 務 所 は 毎 年 人 が 入 ったとしてもスタッフは 全 員 合 わせて 10 人 以 内 に 抑 えています そうすると 年 1 つか2 つの プロジェクトがあれば 十 分 なのです 古 市 そうするとスタッフとも 関 係 が 密 になりますね だからスタッフはあなたの 描 かれたスケッチの 意 図 や 考 え 方 を 充 分 理 解 してくれるのですね 伝 統 的 な 煉 瓦 を 再 利 用 した 寧 波 歴 史 博 物 館 古 市 王 澍 さんの 設 計 された 建 築 には どことなく 中 国 の 伝 統 的 なものを 感 じます 例 えば 寧 波 歴 史 博 物 館 うまく 言 えませんが 伝 統 的 な ものを 直 接 引 用 するのではなく それでいて 王 澍 さんの オリジナリティ そして 中 国 らしさを 感 じます それは どのようにして 生 まれてくるのでしょうか 王 澍 非 常 に 簡 単 なことです まず よい 設 計 をしよう とすることです 設 計 の 際 には 私 はすべての 決 定 を 行 い ます そしてデザインには 明 確 な 理 由 が 求 められます それは 私 にとって 重 要 なことです 例 えば 私 が 寧 波 歴 史 博 物 館 を 設 計 したとき 重 要 なテーマは 伝 統 でし た しかし 現 在 は 残 念 ながらそのような 歴 史 や 生 活 は 失 われつつあります 私 が 設 計 を 始 め 敷 地 を 訪 れたと き 周 辺 に 非 常 に 美 しい 場 所 を 見 つけました それは 古 い 村 でした しかし 村 の 人 々は 古 い 建 物 を 壊 していまし て 私 が 人 々に 尋 ねると この 地 域 にはそのような 村 が 30 ヵ 所 ほどあったのに 残 されていたのはそれが 最 後 のものだと 説 明 してくれました 伝 統 が 消 えようとして いたのです 私 は 古 い 村 の 記 憶 を 残 すために それらを 何 とか 再 建 できないかと 考 えました 村 の 人 たちに 聞 い ていくうちに この 地 域 独 特 の 素 晴 らしい 伝 統 技 術 を 見 つけました それは 材 料 を 再 利 用 するということです このエリアでは 夏 に 大 きな 台 風 がきて それによる 建 物 の 倒 壊 もあります すると 農 民 たちは 本 当 に 上 手 にそこにある 材 料 をもとに 建 物 を 再 建 していくのです それは 大 変 美 しく どの 建 物 も 建 築 としても 傑 作 でした 私 はこれを 使 おうと 決 めました だから 寧 波 歴 史 博 物 館 の 外 装 に 用 いられた 煉 瓦 の 積 み 方 は 私 が 開 発 したもので はないのです そして 工 事 が 始 まる 前 に これらの 煉 瓦 をできるだけ 集 めてくれるよう お 願 いしました 古 市 寧 波 歴 史 博 物 館 では 外 装 に 黒 い 煉 瓦 が 大 量 に 使 わ れているのを 見 ました それらは 村 から 集 められたもの の 再 利 用 なのですね 王 澍 しかし 再 利 用 と 言 っても 単 なるリサイクルでは ありません 私 は さまざまな 種 類 や 大 きさの 異 なる 伝 統 煉 瓦 を 組 み 合 わせて いかにデザインや 建 築 そのもの をつくり 上 げていくかに 興 味 がありました そのように さまざまに 異 なるものを 一 緒 に 組 み 合 わせるのは 中 国 的 な 伝 統 だと 思 います 古 市 その 方 法 は 地 域 ごとに 異 なるのでしょうか 王 澍 ひとつの 地 域 内 でも 多 くの 違 いを 見 つけることが できます 例 えば 建 築 材 料 では ちょうど 寧 波 歴 史 博 物 館 でも 使 いましたが 40 種 類 もの 煉 瓦 のサイズがありま した それらは 見 え 方 も 異 なっています 屋 上 に 立 ち 上 がっているいくつもの 棟 には 少 なくと も20 種 類 以 上 の 煉 瓦 が 使 われています 色 も 大 きさも イ フ ス タ イ ル の 転 換 ⓱ JIA MAGAZINE 297 October

8 中 国 美 術 学 院 象 山 キャンパス( 年 ) 厚 さも 異 なり 驚 くほど 違 った 種 類 があります 伝 統 技 術 を 残 すには 王 澍 工 事 は 村 の 人 達 がやりましたが 何 も 問 題 なく 非 常 に 美 しく 仕 上 がりました 古 市 村 の 農 民 たちなんですか 王 澍 はい 素 晴 らしい 才 能 だと 思 います 私 の 親 しい フランスの 友 人 も 言 っています この 村 の 農 民 は 世 界 で 最 も 才 能 溢 れる 人 たちだと( 笑 ) 古 市 彼 らは 常 にリサイクルを 行 っていて 技 術 が 伝 承 されているわけですね 王 澍 そうです 彼 らにとってはいつも 実 践 しているこ となのでしょう 古 市 王 澍 さんのオフィス 名 が アマチュア というよ うに 実 は 施 工 をした 農 民 は アマチュアですが 実 は 仕 事 はプロフェッショナルと 言 えるわけですね 王 澍 しかしそのような 技 術 者 は 減 少 傾 向 にあります 古 市 非 常 に 優 秀 な 伝 統 技 術 が 失 われつつあるわけです ね どうやってそれらを 残 していけば 良 いとお 考 えです か? 王 澍 いま それらを 残 していくための 試 みが 行 われて います ただ 技 術 を 継 承 するだけではなく 例 えばイタ リアのタイル 技 術 者 と お 互 いの 伝 統 を 融 合 させて 共 同 で 研 究 するとか 伝 統 技 術 をどう 残 すか それは 中 国 に おいて 非 常 に 難 しい 問 題 です 私 が 考 えることとして 例 えば 煉 瓦 の 場 合 1 つの 方 法 として 私 あるいは 他 の 建 築 家 が 自 分 のデザインに 大 量 に 使 用 することにします すると 現 場 ではそれを 施 工 する 煉 瓦 職 人 が 必 要 になります つまり 職 人 達 はより 実 践 する 機 会 を 得 ることができるわけです そのような 機 会 が 失 われると 伝 統 技 術 も 失 われます また 他 の 方 法 として 教 育 に 関 しても 考 えなければな らないと 思 っています しかし それは 非 常 に 困 難 なこ とです 何 か 手 を 打 たなくてはいけないと ある 学 校 で 伝 統 技 術 を 若 者 に 教 える 試 みが 行 われました そのとき は 授 業 料 も 宿 舎 も 食 事 も 無 料 で 学 生 を 募 集 しましたが そんなにいい 条 件 なのに 学 生 はほとんど 集 まりませんで した 古 市 工 事 の 現 場 の 仕 事 は 大 変 だからでしょうか 王 澍 そうですね そういう 仕 事 を 若 い 人 はやりたく ないものです しかし 私 には 別 のアイディアがありま す それは 私 が 教 鞭 をとっている 大 学 ( 中 国 美 術 学 院 )で 伝 統 技 術 を 含 めた 実 践 的 な 教 育 を 行 うことです 友 人 の 何 人 かは それは 良 いアイディアだ と 言 ってくれます 古 市 王 澍 さんが 教 えている 中 国 美 術 学 院 では 伝 統 的 集 落 や 古 い 街 の 調 査 をしていますか? 王 澍 最 新 の 現 代 建 築 デザインを 教 える 一 方 で 地 方 の 古 い 集 落 の 調 査 を 同 時 並 行 で 行 っています 古 市 調 査 は 例 えばどこに 行 かれるのでしょうか 中 国 国 内 ですか? 王 澍 中 国 のたくさんの 場 所 を 調 査 しましたが 特 にこ の 近 くである 杭 州 周 辺 の 調 査 が 多 いです 私 は 学 生 に 幅 広 い 考 え 方 を 持 ってほしいと 思 っています 中 国 につい て 世 界 について そして 同 時 に ある 特 定 の 地 域 に 関 しては 非 常 に 深 く 考 察 してほしいと 考 えています 古 市 それがここ 杭 州 になるのですね それは 重 要 なこ とだと 思 います 手 と 体 を 使 う 教 習 古 市 中 国 美 術 学 院 ではいつから 教 えていらっしゃるの でしょうか 王 澍 2001 年 に 中 国 美 術 学 院 の 中 に 新 しい 建 築 学 校 が 設 立 された 時 に 教 授 になりました 古 市 それが ここ 杭 州 の 建 築 芸 術 学 院 ですね 王 澍 2007 年 からは 私 が 院 長 を 務 めています 古 市 学 生 に 対 し どのような 建 築 の 教 育 をされている のでしょうか 王 澍 私 は 学 生 に 実 際 に 建 てるという 経 験 をさせたい と 考 えています 例 えば 入 学 してから 最 初 の3 年 間 は 手 や 体 を 使 った 実 際 の 製 作 をさせるようにしています 古 市 3 年 間 もですか それは 非 常 に 大 切 なことだと 思 います 王 澍 1 年 目 の 半 分 は 大 工 の 技 術 を 学 ばなければなりま せん 006 JIA MAGAZINE 297 October 2013

9 ラ 特 集 パ 建 ラ 築 ダ イ 都 ム 市 シ の フ ト 古 市 それはすばらしいですね 例 えば 家 具 を 実 際 に 作 ったりもするのですか? 王 澍 そうです 2 年 目 はどのようにして 伝 統 的 なレン ガを 積 んでいくかなどの 体 験 をします そして 地 方 の 古 い 集 落 において 膨 大 なスケッチを 描 きながら 多 くの 調 査 を 行 います 学 生 たちには 手 や 体 を 使 ってリアルな 体 験 を 通 じて 実 際 の 現 場 でどのように 建 築 がつくられていくのかを 学 ばせます 古 市 学 生 に 工 事 現 場 や 実 施 図 面 などを 見 せて 学 ばせて いるわけですね 非 常 に 重 要 なことを 学 生 に 教 えている と 思 います それは 王 澍 さんが 言 うようにコンピュー ターによってCGを 作 ったり 図 面 を 描 くのは 非 常 にたや すいのですが 実 際 の 現 場 でそれをつくることは 非 常 に 難 しいことだからです いま 世 界 中 で 一 般 的 な 大 学 の 建 築 教 育 の 場 では イメージやコンセプチュアルな 教 育 が 中 心 です 王 澍 そうですね 頭 で 考 えるイメージや 言 葉 を 使 った 教 育 です Too much image. Too much talking.( 笑 ) 古 市 ところで 建 築 芸 術 学 院 には 杭 州 だけでなく 他 の 地 域 からも 学 生 は 来 ていますか? 王 澍 はい しかし 学 生 の 半 分 はこの 地 域 の 出 身 者 で す 古 市 王 澍 さんご 自 身 の 生 活 の 中 で 教 育 と 設 計 の 仕 事 の 割 合 はどのくらいでしょうか? 王 澍 教 育 とデザインの 仕 事 だけでなく 展 覧 会 講 演 のための 旅 行 もありますので 3 分 の1ずつの 割 合 です ね 古 市 それでは 1 年 のうちの 多 くの 時 間 国 外 にいらっ しゃることも 多 いのですね 差 異 をデザインする 古 市 寧 波 美 術 館 (2005 年 )を 拝 見 した 際 に 空 間 が 非 常 にダイナミックだと 感 じました 私 が 想 像 するに 断 面 の 検 討 に 多 くの 時 間 を 割 いているのではないかと 思 い ましたが いかがでしょうか? 王 澍 私 は 設 計 は 平 面 からではなく 断 面 の 検 討 から 始 めます 断 面 とは 内 部 空 間 を 意 味 します 空 間 デザイン と 同 時 に 人 がどう 動 いていくのか どこで 休 むのか 仕 上 げはどうするか ここの 部 分 の 空 間 はどうなっている のか そしてここは さらにここは とそれぞれの 部 分 部 分 のイメージを 検 証 しながら 設 計 を 進 めていきます 私 の 建 築 では 内 部 空 間 が 最 も 重 要 と 考 えています 古 市 なるほど そうなのですね 王 澍 そういうイメージと それを 実 現 する 施 工 法 を 同 時 に 考 えていきます 古 市 寧 波 美 術 館 では 天 井 が 非 常 に 低 いところがあっ たり 反 対 に 非 常 に 高 いところがあったりします 設 計 の 段 階 で 王 澍 さんがイメージされていた 空 間 と 実 際 に 竣 工 した 建 築 の 空 間 はほとんど 同 じでしょうか 王 澍 かなり 近 いと 思 います それは 体 感 で 得 たスケー ル 感 がベースになっている 一 方 で 空 間 構 成 イメージ はさまざまな 場 所 で 見 た 空 間 の 関 係 性 が 大 きな 助 けにな ります 例 えば 中 国 の 庭 園 で 見 た 小 さな 石 ころが どの ような 形 色 質 感 で 山 の 表 現 をつくり 出 していたかを 脳 の 訓 練 によって 記 憶 することができ それを 実 際 の 設 計 に 応 用 することができます 古 市 つまりさまざまな 調 査 体 験 を 通 じて 王 澍 さん は 実 際 の 寸 法 感 覚 を 磨 いているわけですね 寧 波 美 術 館 を 訪 れた 際 屋 根 の 造 形 や さまざまな 建 物 が 立 ち 並 ぶ 姿 が 伝 統 的 な 集 落 のように 感 じられたのですが どの ようなイメージで 設 計 されたのですか 王 澍 私 のデザインにおけるキーワードは 差 異 です それぞれが 同 じように 見 えながら 違 いを 持 っていると いうことです 古 市 大 きさや 素 材 もそうですね 王 澍 スケールでもさまざまなスケールが 組 み 合 されて いくと 表 情 が 豊 かになります 伝 統 的 文 化 をデザインし 直 す 古 市 今 回 王 澍 さんが 設 計 された 中 国 美 術 学 院 の 象 山 キャンパスを 見 に 行 きました ここで 教 えていらっしゃ るのですか 王 澍 そうです 中 国 美 術 学 院 は 国 内 で 最 も 大 きな 規 模 の 美 術 大 学 ですので 学 科 も 多 く いくつかのキャン パスに 分 かれています 象 山 キャンパスは 第 1 期 ( 2004 年 ) 第 2 期 ( 2007 年 )に 分 けて 完 成 しました 古 市 キャンパスの 中 でさまざまなタイプの 建 築 があり 王 澍 さんのデザインした 校 舎 にはいずれも 中 庭 がありま した 中 国 の 伝 統 的 な 庭 園 そして 中 庭 は 非 常 に 美 しい イ フ ス タ イ ル の 転 換 ⓱ JIA MAGAZINE 297 October

10 寧 波 美 術 館 (2005 年 ) と 思 います しかし この 象 山 キャンパスの 中 庭 ももち ろん 美 しいのですが 中 国 の 伝 統 的 な 中 庭 をそのまま 表 現 したものではなく 伝 統 を 現 代 的 に 翻 訳 したデザイン だと 感 じました 伝 統 的 中 庭 について 王 澍 さんはどのよ うにお 考 えですか? 王 澍 伝 統 的 中 庭 は 明 確 な 意 味 を 持 ったものです しか し 私 にとっての 中 庭 は 生 活 の 場 と 考 えています 中 庭 は 本 来 人 々が 思 考 したりする 場 所 で そこは 小 宇 宙 で あり 平 安 な 場 所 を 意 味 していました しかし 現 在 その 意 味 や 感 覚 は 失 われつつあります そこで 新 しい 意 味 を 探 す 必 要 があり 私 は 伝 統 的 な 文 化 をデザインし 直 した いと 思 いました 伝 統 的 な 中 庭 を より 興 味 深 いかたち で 新 しく 見 せることができたら 伝 統 はまた 違 う 意 味 合 いを 持 ち 始 めることでしょう 例 えば 伝 統 的 中 庭 は 四 方 が 閉 じていますが この 建 築 のように 一 方 を 開 くことで 新 しい 空 間 を 生 み 出 します 古 市 まったく 新 しいデザインが 生 まれるわけですね 水 に 対 して 開 いたりすることは 空 間 のデザインですね 王 澍 確 かに 空 間 のデザインですが 空 間 デザイン と いう 言 葉 は 抽 象 的 過 ぎますので 私 は 場 所 をデザイ ンすると 考 えます 場 所 にはさまざまな 記 憶 が 埋 め 込 ま れています 古 市 キャンパスは 丘 の 上 に 位 置 していて 平 らではあ りません 普 通 中 国 の 伝 統 的 な 庭 園 は 平 らです しか し 王 澍 さんが 設 計 したこのキャンパスは 自 然 の 地 形 に 合 わせ 建 物 の 配 置 においても 一 つひとつ 自 由 な 角 度 で 配 置 されています 王 澍 設 計 する 前 に 敷 地 を 訪 れたとき 池 があり 木 々 があり 起 伏 がある 場 所 だと 確 認 しました 古 市 水 盤 がありますが 既 存 のものですか?あるいは 新 たに 設 計 したものですか? 王 澍 既 存 のものです 古 市 だから 自 然 と 調 和 しているのですね 王 澍 極 力 そこにある 丘 池 川 を 残 してデザインし ました そのために 建 物 の 距 離 が 離 れていて 歩 く 距 離 が 増 え 学 生 や 教 員 たちに 不 便 をかけさせているかもしれ ません( 笑 ) 7 年 間 の 空 白 を 越 えて 古 市 ところで 王 澍 さんが 設 計 事 務 所 を 設 立 したのは いつですか? 王 澍 1997 年 です 1985 年 に 南 京 市 の 南 京 工 学 院 を 卒 業 しましたが その 後 は 修 士 に 進 んだり 現 在 の 中 国 美 術 学 院 の 前 身 である 浙 江 美 術 学 院 などで 事 務 所 を 設 立 するまで 建 築 の 研 究 をしていました 古 市 そのころ 多 くの 中 国 の 若 手 建 築 家 はコンピュー ターによって 特 異 な 形 態 を 生 み 出 す いわゆる ファッ ション 建 築 を 指 向 していたと 思 います 潮 流 に 従 うの は 極 めて 自 然 なことですが 王 澍 さんは 完 全 に 別 の 道 を 選 んでいますね 王 澍 1990 年 位 から6 7 年 間 ほど 建 築 設 計 をやめた 時 期 がありました 当 時 私 は 湖 の 周 りや 山 を 歩 いたりし ながら 私 が 未 来 に 対 してできること やるべきことは 何 だろうかと 考 えていました 古 市 7 年 間 もですか 南 京 工 学 院 を 卒 業 してからは 建 築 の 設 計 を 始 めたのですか? 王 澍 そうです しかも 私 は 卒 業 してすぐに 大 きな 仕 事 を 得 て 超 高 層 ホテルを 完 成 させました 若 手 建 築 家 と してはすばらしい 成 功 だったと 思 います しかし 大 きな 作 品 を 設 計 したあと これで 良 いのか 自 問 し 始 めたのです そして 自 分 の 将 来 のことを 真 剣 に 考 えるようになりました そして 杭 州 市 に 移 って 書 に 取 り 組 んだり 本 を 読 んだ り 湖 や 山 を 歩 き 回 り 浙 江 美 術 学 院 に 勤 めて 研 究 をして 自 然 の 中 で 考 え 続 けました 当 時 都 市 部 の 建 築 家 はとて も 忙 しそうで 多 くの 建 築 家 が 大 金 を 稼 いでいました しかし 私 は 約 7 年 間 仕 事 をするのをやめたのです 古 市 そのことが あなたが 他 の 建 築 家 と 一 線 を 画 する 理 由 なのですね 王 澍 でも もしかすると 愚 かだったのかもしれませ ん なぜなら その7 年 間 で 自 分 の 考 えが 明 快 になった わけではありませんでしたから 古 市 王 澍 さんは 子 供 のころ 芸 術 家 になりたかったと 聞 きました しかし ご 両 親 はあなたに 技 術 者 になって ほしかったのですよね ご 両 親 も 技 術 者 なのですか? 王 澍 私 の 父 は 音 楽 家 で 母 は 教 師 でした 008 JIA MAGAZINE 297 October 2013

11 ラ 王 澍 (ワン シュー) 建 築 家 1963 年 中 国 新 疆 ウイグル 自 治 区 ウルムチ 生 まれ 1985 年 南 京 工 学 院 ( 現 東 南 大 学 ) 卒 業 1988 年 に 同 校 で 修 士 号 を 取 得 その 後 杭 州 市 に 移 住 1997 年 業 餘 建 築 工 作 室 設 立 2000 年 上 海 市 の 同 済 大 学 建 築 都 市 計 画 学 院 で 博 士 号 を 取 得 2001 年 中 国 美 術 学 院 建 築 芸 術 学 院 教 授 2007 年 より 院 長 を 務 める 2012 年 プリツカー 賞 受 賞 おもな 作 品 に 寧 波 美 術 館 (2005) 中 国 美 術 学 院 象 山 キャンパス( 第 1 期 2004 第 2 期 2007) 寧 波 歴 史 博 物 館 (2008) 杭 州 南 宋 卸 街 博 物 館 (2009) 上 海 万 博 寧 波 滕 頭 館 (2010) 特 集 パ 建 ラ 築 ダ イ 都 ム 市 シ の フ ト 古 市 では お 父 様 の 影 響 が 大 きかったのですか? 王 澍 いいえ むしろ 母 の 影 響 の 方 が 強 かったと 思 いま す 母 は 私 に 文 学 を 教 えてくれました その 影 響 で 多 く の 本 を 読 みました 古 市 どのような 本 ですか? 王 澍 哲 学 書 小 説 詩 集 など 多 くのジャンルです そ して 海 外 の 本 で 中 国 語 に 翻 訳 されたものも 多 く 読 みまし た 老 子 の 哲 学 から 学 んだこと 古 市 私 は 老 子 に 非 常 に 興 味 がありますが 王 澍 さんは いかがでしょうか? 王 澍 私 もそうですね 古 市 老 子 の 哲 学 はとても 難 しいですよね 王 澍 実 際 にはそれほど 難 しくありません とても 単 純 で とても 深 い 考 え 方 です 古 市 例 えば 老 子 は 王 澍 さんの 考 え 方 にどのような 影 響 を 与 えましたか? 王 澍 大 事 なことは 自 由 であるという 考 え 方 です 私 たちが 何 かをコントロールしようとしても 完 全 に 行 うこ とはできません ほんの 少 しで 十 分 ですが 規 則 を 与 え れば あとは 自 然 に 進 んでくれます 古 市 自 然 たれということですか? 王 澍 自 然 とはほんのちょっと 接 触 していればよいので す それで 自 然 との 関 係 は 保 たれるのです 古 市 すばらしい 考 えですが 非 常 に 難 しい 考 え 方 です ね 私 は 王 澍 さんのデザインの 中 に 自 然 を 尊 重 する 姿 勢 を 感 じました 北 京 の 都 市 部 にある 超 高 層 ビルが 空 調 など による 人 工 環 境 であるのに 対 し 王 澍 さんのデザインで は 自 然 光 や 自 然 通 風 を 積 極 的 に 取 り 入 れているからです 自 然 をどのようにデザインに 生 かしていますか? 王 澍 中 国 の 哲 学 では 自 然 は 重 要 なものであり そして それを 崇 拝 することは 中 国 の 伝 統 です 自 然 は 建 築 より 大 切 なものであり 私 たち 人 間 の 行 為 より 大 切 なもので す つまり あらゆるものをデザインする 際 に 自 然 を 表 現 する 態 度 を 示 すことが 重 要 だと 思 います アーバンデザイン 計 画 では 特 に 高 さの 指 定 はありませ んが 私 たちはまず 低 層 を 考 えます 多 くの 超 高 層 ビル が 都 市 部 に 林 立 するのに 対 し 私 たちの 設 計 する 建 築 の 多 くが 低 層 の 建 築 なのは 自 然 への 敬 意 を 表 す 態 度 でも あります 自 然 復 興 のルネサンスをめざす 古 市 いま 中 国 は 急 激 に 変 化 していると 思 います 以 前 は 超 高 層 や 現 代 建 築 が 隆 盛 を 誇 りましたが いま 王 澍 さ んだけでなく 何 人 かの 建 築 家 が 伝 統 や 中 国 の 文 化 につい て 考 え 始 めています 日 本 においても 同 様 で 私 たちは 近 現 代 化 の 中 で 多 くの 文 化 を 失 ってきました そこでこれは 非 常 に 難 しい 質 問 ですが 未 来 に 対 して 例 えば 豊 かな 中 国 の 伝 統 文 化 がどのような 意 味 をもつと お 考 えですか? 王 澍 中 国 は 素 晴 らしい 伝 統 文 化 を 有 している 一 方 で 多 くの 西 洋 の 科 学 技 術 などを 導 入 してきました それ らは 伝 統 文 化 を 抑 制 するもので 東 アジアの 国 々では 徐 々にアイデンティティ 自 信 そして 多 くの 伝 統 文 化 が 失 われてきました そこで 我 々 建 築 家 の 職 能 をもう 一 度 問 い 直 してみる 必 要 があるのです 本 当 に 我 々が 必 要 なものは 何 か 何 を 求 めていくのか 等 を 真 剣 に 考 えることが 大 事 なのだと 思 います 古 市 20 世 紀 までのヨーロッパは 技 術 や 産 業 によっ て 自 然 をコントロールしてきました そして21 世 紀 の 現 在 私 たちは 地 球 環 境 問 題 に 直 面 しています そこで 自 然 の 中 でどう 生 きるか どう 付 き 合 うかが 大 きなテー マだと 思 います 王 澍 そうですね それに 対 して 老 子 は 最 も 優 れた 考 え 方 をしています 老 子 の 言 う 自 然 とは 地 球 の 自 然 物 理 的 な 自 然 です そこにヒントがあるかもしれません 古 市 最 後 に 王 澍 さんはこれから 建 築 の 作 品 を 通 じ て どのような 方 向 へ 向 かっていきたいと 考 えています か? 王 澍 私 は 自 然 のルネサンス つまり 自 然 の 再 生 を 求 め ていきたいと 思 っています 自 然 復 興 運 動 のルネサンス です 古 市 なるほど 今 日 王 澍 さんの 生 い 立 ちやお 話 をう かがう 前 に 王 澍 さんの 作 品 群 を 拝 見 しましたが 杭 州 に 魅 せられて7 年 間 も 野 山 を 歩 き 回 り 自 然 の 中 でずっと 考 え 続 けてこられた 上 でこれらを 実 践 されたことを 知 り 王 澍 さんをよく 理 解 することができました 王 澍 さんの 今 後 の 活 動 を 期 待 します 本 日 はお 忙 しい 中 ありがとうございました (2013 年 7 月 29 日 中 国 杭 州 中 国 美 術 学 院 にて 収 録 ) イ フ ス タ イ ル の 転 換 ⓱ JIA MAGAZINE 297 October

12 代 々 木 体 育 館 ができるまで [ 神 谷 宏 治 川 口 衞 ] 司 会 : 古 市 徹 雄 ( JIA MAGAZINE 編 集 長 ) 今 年 2013 年 は 丹 下 健 三 生 誕 100 年 6 月 25 日 に 建 築 家 会 館 ホールにて 建 築 家 神 谷 宏 治 氏 と 構 造 家 川 口 衞 氏 による 対 談 代 々 木 体 育 館 ができるまで が 開 催 されました 早 々に 参 加 希 望 者 が 定 員 200 名 に 達 し 会 場 では 参 加 者 全 員 が 熱 心 にお 二 人 の 話 に 耳 を 傾 けました ここでは シンポジウム 後 半 の 質 疑 応 答 を 中 心 に 建 築 家 丹 下 健 三 の 知 られざる 面 や 代 々 木 体 育 館 が 完 成 するまでのエピソードをご 紹 介 します 最 初 に 丹 下 健 三 のもとで 建 築 意 匠 設 計 を 担 当 した 神 谷 宏 治 氏 と 坪 井 善 勝 のもとで 構 造 設 計 を 担 当 した 川 口 衞 氏 のプレゼンテー ションが 行 われました 代 々 木 体 育 館 への 足 跡 ( 神 谷 宏 治 ) 神 谷 氏 は 丹 下 氏 の 代 々 木 体 育 館 以 前 の 作 品 を 紹 介 しました 丹 下 氏 は 当 初 から 建 物 の 構 造 の 美 しさを 極 限 まで 追 求 する 姿 勢 を 貫 き 日 本 的 なデザインを 意 識 し 日 本 の 伝 統 的 な 木 構 造 の 組 み 方 をコンクリートで 表 現 しました また 東 京 計 画 1960 では 長 年 蓄 積 してきた 都 市 計 画 の 研 究 と さまざまな 建 築 的 な 手 法 と デザインをまとめて 一 つの 計 画 案 として 発 表 しました それらの 作 品 の 経 験 を 経 て 1964 年 に 丹 下 氏 の 代 表 作 代 々 木 体 育 館 が 誕 生 します 最 終 的 なデザインに 至 るまで 何 度 もスタ ディを 重 ね 当 初 の 計 画 案 では1 本 だったメインケーブルが の ちに2 本 の 紡 錘 型 のケーブルになり その 上 に 照 明 器 具 や 換 気 採 光 などの 設 備 が 載 るという 現 在 のイメージにつながりました クリアされた6つの 難 問 ( 川 口 衞 ) 川 口 氏 は 代 々 木 体 育 館 について 世 界 の 大 空 間 デザインの 流 れの 中 での 位 置 づけや 構 造 設 計 は 吊 り 橋 を 参 考 に 行 われたこと を 話 しました また 構 造 設 計 の 際 に 直 面 した6つの 問 題 点 (1 適 合 するケーブルネット 曲 面 が 得 られない2 基 本 式 がないセミ リジッド3ケーブルの 横 開 き4 届 かないセミリジッドメンバー5 回 転 可 能 ジョイント6 耐 風 設 計 )を いかにして 解 決 していった かを 説 明 しました そして 施 工 中 または 完 成 後 に 直 面 する 問 題 をどこまで 予 見 して 設 計 できるかが 構 造 設 計 において 非 常 に 重 要 なことであっ たと 語 りました プレゼンテーションのあと 司 会 の 古 市 編 集 長 からの 質 問 と 会 場 からの 質 問 に 神 谷 氏 と 川 口 氏 が 応 じました 日 本 人 古 市 構 造 設 計 を 担 当 された 川 口 先 生 からみて 代 々 木 体 育 館 の デザインについてどのように 感 じますか 川 口 東 京 オリンピックの8 年 後 1972 年 のミュンヘン オリン ピックの 競 技 場 は フライ オットーとフリッツ レオンハルト の 組 み 合 わせでつくられました 代 々 木 体 育 館 と 比 べると 両 方 とも 張 力 構 造 の 合 理 性 を 用 いてデザイ ンしていますが 結 果 は 全 然 違 います 代 々 木 は 伝 統 的 な 日 本 の 造 形 が 入 っ ていますが ミュンヘンは 張 力 構 造 を 使 うとこんなこともできるという 張 力 そのものの 造 形 と 言 えるかと 思 います つまりミュンヘン 競 技 場 は 理 屈 が わかればどこの 国 の 人 間 でも 設 計 できますが 代 々 木 は 日 本 人 で ある 丹 下 先 生 だったからできたデザインではないでしょうか 印 象 的 古 市 意 匠 設 計 チームと 構 造 設 計 チームで 頻 繁 に 打 合 せされたと 思 いますが 印 象 に 残 っていることは 何 でしょうか 純 粋 で 熱 い 丹 下 先 生 川 口 神 谷 さんは 大 人 ですから 打 合 せのときも お 互 いにクー ルに 話 していましたが 丹 下 先 生 はもちろん 大 成 された 方 なので すが いわゆる 親 分 肌 で 包 容 力 があるタイプというのではなくて 非 常 にシャープで 純 粋 な 方 でした 絶 対 言 神 谷 我 々が 坪 井 研 究 室 に こんな 形 でやりたい と 話 をすると 必 ず できる と 言 う その 次 にまた 会 って こんなものをやっ てみたい というと それも できる と 言 う できない とは 絶 対 言 わないのです それが 非 常 に 印 象 的 でしたね 川 口 一 般 の 建 築 家 の 方 に 比 べると 丹 下 先 生 は 構 造 に 関 して 非 常 に 知 識 が 豊 かで 世 の 中 の 構 造 がどう 進 んでいるかという 嗅 覚 も 発 達 していました その 上 で 質 問 されるので 質 問 のレベルが 非 常 に 高 いのです もちろん 我 々は 世 界 の 構 造 デザインのレベルや どこにどういう 難 しさがあるか 知 っていますが 丹 下 先 生 は こ んなことはまだ 君 らにはできないだろう と 言 わんばかりの 質 問 をしてこられる 世 の 中 の 構 造 のレベルをちょっと 超 えた 注 文 をすると こいつらできないんじゃないか といわんばかりの 雰 囲 気 なんですね こちらも 若 いですから それならやってやろう じゃないか となって できる と 言 ったのでしょうね 設 備 設 計 施 工 古 市 今 回 は 意 匠 構 造 のお 話 をうかがいましたが 設 備 と 施 工 についてはいかがでしたか 大 口 径 のノズルで 空 調 神 谷 設 備 は 早 稲 田 大 学 の 井 上 宇 市 先 生 のチームが 担 当 されまし た 最 初 に 井 上 研 が 提 案 してきたものは 空 調 は 各 天 井 面 にダク トを 這 わしてそこから 吹 き 下 ろすものでしたが それだけは 絶 対 やめてほしいとお 願 いしました 何 か 他 に 良 い 方 法 がないかと 尋 ねたところ 研 究 室 の 一 員 だった 尾 島 俊 雄 さんがたまたまその 当 時 アメリカから 帰 られて ノズルによる 吹 き 出 しのシステムを 持 ち 込 まれた この 大 口 径 のノズルによって 主 体 育 館 内 の 空 気 調 整 をするシステムを 導 入 しました 2 本 のメインケーブルの 必 然 性 参 加 者 1 どうしてメインケーブルを 横 開 きにしたのでしょうか 神 谷 最 初 は1 本 のケーブルで 通 すことにしていましたが 始 め てから3ヵ 月 頃 実 施 設 計 が 進 んだ 段 階 で 照 明 や 換 気 などの 設 備 関 係 を 分 散 するか 集 中 するかという 議 論 が 出 てきました ケー ブルが1 本 の 案 では 常 識 的 には 分 散 することになりますが 集 010 JIA MAGAZINE 297 October 2013

13 中 した 方 が 設 備 上 も 管 理 上 も 効 率 が 良 いのです でも 構 造 設 計 は どうかわからないから こういうのはどうですか と2 本 のケー ブルの 案 を 見 せて 相 談 すると できる って 言 うもんですから それならやってみようということで ケーブルを2 本 にし て そこに 設 備 関 係 を 全 部 入 れ 込 みました ですからそこには 迷 いがあり 対 話 があり その 結 果 成 功 があったのです 1 年 以 上 縮 設 計 施 工 期 間 古 市 設 計 期 間 が 非 常 に 短 いことはいかがでしたか 実 際 に 現 場 に 入 ってもずっと 設 計 が 続 いたそうですね 神 谷 国 がアメリカから 土 地 を 戻 してもらう 交 渉 に 時 間 がかかり 設 計 施 工 期 間 が1 年 以 上 縮 まってしまったのです それがしわ 寄 せになって 設 計 と 施 工 がほとんど 入 り 交 じってしまい で もオリンピックに 間 に 合 わないと 何 の 意 味 もないですから 施 工 を 引 き 受 けた 清 水 建 設 も 大 林 組 もずいぶん 苦 しい 立 場 に 立 っ て みんな 徹 夜 の 連 続 で 頑 張 ってくれました 若 力 結 集 古 市 当 時 設 計 が 始 まった 段 階 で 丹 下 先 生 は40 代 後 半 神 谷 先 生 は30 代 川 口 先 生 は20 代 でした 若 いスタッフがこれだけの 仕 事 をしたということは 驚 きですが そのチーム 体 制 についても う 少 し 詳 しくお 話 ししていただけますか 自 由 意 見 合 環 境 神 谷 URTEC( 都 市 建 築 設 計 研 究 所 )では 黙 っている 奴 はいな いんですよ みんな オレがオレが というタイプで お 互 いに 意 見 をぶつけ 合 って 代 々 木 体 育 館 がこの 形 になる 前 にもスタッ フがみんな 勝 手 なことを 言 って でもお 互 いに 調 整 し 合 っている のです 世 代 の 違 いも 実 力 の 違 いもありましたが 上 下 の 隔 たり なく 自 由 に 発 言 する 認 めることはみんながOKだという それ が 基 本 的 な 丹 下 研 究 室 の 姿 勢 でした 参 加 者 2 丹 下 さんが 喜 ばれる 瞬 間 と 逆 に 機 嫌 を 損 ねる 瞬 間 は どんな 時 だったのでしょうか 神 谷 あんまり 丹 下 さんがどう 思 うかは 気 にしていなかったです ね こんなことを 言 ったりこんな 案 を 出 したら 怒 られるとか 全 然 考 えていませんでした 自 分 の 気 にくわない 案 が 出 ていると 丹 下 さんは 見 て 見 ぬ 振 りをしてすーっと 行 ってしまい 逆 に 面 白 そうな 案 があると ここのところ 面 白 そうだなあ と 言 う 一 度 丹 下 さんが こうしたい と 言 うのに 断 固 として 違 うように 描 き 続 けていた ら そのときは 怒 られました でもそ の1 回 だけで あと 怒 られた 記 憶 はあ りません 参 加 者 3 坪 井 先 生 のチームはどのよ うな 感 じでしたか また 丹 下 先 生 と 坪 井 先 生 はどのような 会 話 をされていたのでしょうか 川 口 坪 井 先 生 は 言 うまでもなく 私 の 恩 師 で 当 時 私 は 東 大 生 産 技 術 研 究 所 の 坪 井 研 究 室 の 研 究 員 という 立 場 で 坪 井 先 生 のも とでこの 設 計 をしました 坪 井 先 生 が 非 常 にお 忙 しいときだったこ ともありますが 丹 下 先 生 とは 対 照 的 で 任 せるのです 当 時 私 は 28 歳 でしたが こんな 若 造 に こんな 大 事 な 仕 事 を 任 せて 心 配 ではないのか と 感 じながら だからこそこれは 間 違 ってはいけな いと 思 って 取 り 組 みました もちろん 今 日 お 話 ししたような 大 事 な 問 題 は その 都 度 必 ず 坪 井 先 生 に 報 告 しましたが 非 常 にスムー ズに 仕 事 を 進 めることができました 主 体 的 に 仕 事 ができるよう な 雰 囲 気 と 体 制 をつくっていただいたことが 非 常 に 嬉 しかったです 日 本 建 築 教 育 良 意 匠 構 造 設 備 基 礎 知 識 共 有 神 谷 この 建 物 の 設 計 では デザイン 構 造 設 備 それと 芸 術 も 含 めて 参 加 者 が 極 めて 密 接 な 形 でお 互 いの 意 見 を 率 直 にぶつけ てお 互 いに 影 響 し 合 い 一 緒 に 考 えたという 成 果 が 非 常 にきれい に 表 れました これは 日 本 の 建 築 教 育 のひとつの 成 果 だと 思 って います 我 々が 建 築 学 科 に 入 ると 構 造 や 設 備 の 授 業 も 必 ず 受 け て 単 位 を 取 る 先 生 方 もお 互 いに 誰 が 何 をやっているか 理 解 し 合 っている そういう 日 本 の 大 学 教 育 の 影 響 がこの 空 間 の 中 に ぎゅーっと 結 晶 のような 形 で 凝 縮 されていると 思 います 海 外 の 場 合 は 一 体 的 な 共 同 作 業 があまり 行 われなくて 建 築 家 構 造 家 設 備 家 がお 互 いばらばらに なるべく 相 手 の 領 域 を 侵 さ ないような 形 で 協 力 し 合 っています 学 校 教 育 あるいはそれに 伴 う 設 計 の 考 え 方 が 海 外 と 日 本 では 違 っていて 日 本 のこの 特 徴 のある 建 築 教 育 システムを 今 日 認 識 し 直 す 方 が 良 いと 思 います だんだんそれが 海 外 の 形 のようにな りつつあると 聞 いていますが これからも 一 体 的 な 教 育 システム を 維 持 していくことが 大 事 ではないでしょうか 川 口 私 も 同 感 ですね アメリカの 学 生 を 教 えてつくづく 感 じま したが アメリカの 建 築 の 学 生 で 構 造 を 知 らないというと 本 当 に 何 にも 知 らないのです 少 なくとも 日 本 にはそういう 学 生 はい ませんでした それはやはり 建 築 学 科 が 工 学 部 にあったからなの でしょう 必 修 ですから 意 匠 の 設 計 をやりたい 人 でも 構 造 の 授 業 を 聞 かざるを 得 ない これが 日 本 の 建 築 教 育 の 特 徴 で よく 外 国 の 建 築 家 やエンジニアと 話 をして 出 る 話 題 でもあります つま り 日 本 のエンジニアとアーキテクトは 少 なくとも 同 じボキャブ ラリーで 話 ができる これがヨーロッパやアメリカでは 難 しいの です ですから 丹 下 坪 井 チームの 打 合 せについてもお 互 いに かなり 高 いレベルで 話 ができたのだと 思 います 古 市 本 日 は 貴 重 なお 話 をたくさんうかがうことができました ありがとうございました JIA MAGAZINE 297 October

14 今月号と来月号の 2 号にわたって 海外レポート 特別編として元国際委員長の佐野 吉彦氏に JIAの国際活動について紹介していただきます The World Report 海外レポート 国際関係のなかでの JIA ❶ 佐野吉彦 元国際委員長 その1 デンバーで見る AIA アメリカ建築家協会 の動き 6 月 20 日 22 日に 2013 年 AIA 大会が開催されたデンバー 米 コロラド州 は 標高 1,600 mの高地にある コンベンションセ ンター近傍のダウンタウンには デンバー アート ミュージ アム 2006 年増築 ダニエル リベスキンド設計 などの近作の ほか 歴史的建造物群が綺麗に修復 restoration して活用され 快適な都市計画が進められている 空陸交通の結節点としての能 力も急速に高まり コンベンションシティとしてのクオリティが 感じられる 前回開催の 2001 年と比べて大きく変貌した 大会 初日に招かれたデンバー市長は 建築家こそが文化をつくる と 言っているが ピカピカの大都市ができあがる過程には多くの建 築家が寄与しているのは確かだ AIAゴールドメダルの授与 大画面中央がトム メイン氏 いはミュージアム などの器の使いこなし方などは印象深いもの であった すぐれた建築を主人公にする姿勢は尊敬に値するもの であろう 少し振り返ってみると 私が AIA 大会に初めて参加したのは 1998 年のサンフランシスコで それからほぼ間断なく大会に参 加してきている 15 年前の規模は 現在平均 2 万人の大会参加者 の半分程度だったが 展示会 セミナー プロフェッショナルツ アー 交流イヴェントで構成するかたちには変わりがない この 大会の中で 1989 年から AIAと JIAの両会長は AIA JIA 会議 を催してきている 当初は日米構造協議が始まる局面であり 両 国の実務プロセスに対する理解を深めながら 出口 を探してい た 昨今の日米関係は穏やかに推移しているが 相互への関心は デンバー公共図書館 1995年 マイケル グレイブス設計 今も変わることはなく この場で米国の IPD 日本の資格制度や QBSの動きをめぐって認識共有が図られていった 私が日本の 今回の大会のメインテーマとして扱われたのは 専門家は新た プロジェクトデリバリーについて 2007 年のテキサス サン ア なグローバリズムにどう向き合うのか という重要な課題である ントニオでの大会で講演の機会が与えられたのは そのような背 ネットワーク化された世界は さまざまな不均衡や 潜在的にあ 景から生まれたものだった る災厄を乗り越えるものとなるのか 基調講演では キャメロ このところは環境や BIM 会員制度などの諸テーマが扱われ ン シンクレアが専門家の連携による直接的アクションについて ている 今年は 日本の TPP 参加の局面にあって AIAが国と官 報告し ブレイク マイコスキーが巧みなビジネスモデル構築に 民一体で取り組むグローバルビジネス展開戦略の積極さを知る機 よって社会の課題を解決したケースを語っていた さらに コリ 会となった また AIA Japan アメリカ建築家協会日本支部 が ン パウエル元国務長官は リーダーシップにおけるヒューマニ スタートする若手建築家派遣プログラムもこの場で紹介された ティの大切さを語っていた これは JIAと連携予定の取り組みである さて 大会では毎年ひとり AIA ゴールドメダルの授与が行わ JIA 会長のもうひとつの定例行事は 2002 年から始まったイン れる これまで日本からは安藤忠雄氏 槇文彦氏が受賞している ターナショナル プレジデンツ フォーラムである ここには各 が 2013 年はトム メイン氏が栄誉を受けた 大会では 彼をは 国協会会長 UIA ARCASIA 会長らが集まり それぞれの国や じめとする特別なゲスト 国際的なゲストを加えて多くの AIA 会 地域が内包している課題にどのように対応してきたかが意見交換 員がいろいろな場面で集い 交流を深め 同じプロフェッション される 建築家はさまざまな機関とどのように連携するか 社会 同士の和やかな交歓が行われる グローバル時代だからこそ 志 システムにどのようにコミットするかが論じられる充実したもの は積極的に共有しなければならないというわけである 交流の場 で 会を重ねるごとにうまく議論が嚙み合うものとなった 東日 としては建築的に魅力のある会場が選ばれているが 2006 年のボ 本大震災の年であり UIA 東京大会の年であった 2011 年 5 月に開 ストン 公立図書館 2012 年のワシントン DC 建築博物館ある 催されたニューオーリンズ大会では 芦原会長の代行として佐野 012 JIA MAGAZINE 297 October 2013

15 AIA-JIA 会 議 ( 前 列 にジェイコブズAIA 会 長 夫 妻 と 芦 原 JIA 会 長 夫 妻 ) が 出 席 し 震 災 直 後 の 状 況 を 報 告 した それは 日 本 からの 発 信 が 国 際 的 に 大 いに 関 心 を 集 めた 年 だと 記 憶 している いずれにして も 国 際 戦 略 を 強 化 するAIAにとっては 国 際 的 なリーダーシッ プを 示 す 格 好 の 機 会 だともいえるだろう ところでJIAは 友 好 関 係 にある 各 国 協 会 すなわちAIA KIA ( 韓 国 建 築 家 協 会 ) KIRA( 大 韓 建 築 士 協 会 ) ASA(タイ 王 立 建 築 家 協 会 )を 毎 秋 のJIA 建 築 家 大 会 に 招 き 二 国 間 会 議 を 開 催 する のがならわしであった 2012 年 の 横 浜 大 会 から 各 会 一 堂 に 会 し たスタイルで 運 営 することにしたのは まさにAIAのプレジデン ツ フォーラムを 先 例 とした 試 みである その2 UIA( 国 際 建 築 家 連 合 )がつなげるネットワーク 過 日 の2020 年 の 東 京 オリンピック 開 催 決 定 は いろいろな 意 味 で 感 慨 深 いものがあった 東 京 も 一 度 UIA 大 会 誘 致 に 失 敗 し ながら(2002 年 ) 再 チャレンジと 大 会 運 営 においてJIAもJOB (UIA2011 東 京 大 会 日 本 組 織 委 員 会 )も 国 や 東 京 都 と 歩 調 を 合 わせてきたことがあるからだ ちなみに 前 回 の 安 倍 政 権 の 2007 年 5 月 の 政 策 アジアゲートウェイ 構 想 には 建 築 のオリ ンピックとも 言 えるUIA 大 会 と 記 されていたのだ 先 行 した UIA 東 京 大 会 運 営 に 携 わった 私 としては ぜひ 環 境 政 策 で 成 果 を 挙 げている 東 京 らしい 運 営 や 施 設 計 画 が 実 現 するよう 期 待 したい そのUIA 大 会 は 2014 年 ダーバン 大 会 ( 南 アフリカ)を 来 年 に 控 えており 2017 年 のソウル 大 会 まで 開 催 地 が 決 まっている 2008 年 のトリノ 大 会 では サステナビリティと 文 化 の 多 様 性 にかかわ る 宣 言 があり 2011 年 の 東 京 大 会 の 災 害 を 乗 り 越 え 連 帯 し て 持 続 可 能 な 未 来 をめざす 宣 言 に 引 き 継 がれ 順 にたいまつが 受 け 渡 されることになる UIAの 歴 史 は1948 年 ローザンヌ(ス イス)での 設 立 総 会 から 始 まり 当 初 の27 ヵ 国 から 現 在 124 の 国 と 地 域 の 建 築 団 体 が 加 盟 し140 万 人 の 会 員 を 数 える 組 織 へと 拡 大 してきた 日 本 は 1955 年 に 旧 日 本 建 築 家 協 会 (JAA)が UIA のメンバーセクションとなるところから 活 動 に 加 わった 前 川 國 男 氏 ( 1965 ~1967) 進 来 廉 氏 (1996 ~1999) 岩 村 和 夫 氏 (2008 ~2011)がUIA 副 会 長 などを 歴 任 するなど 日 本 は 着 実 に 活 動 を 積 み 重 ね 存 在 感 を 高 めてきた 新 日 本 建 築 家 協 会 ( 現 JIA)が 設 立 された1987 年 は プラザ 合 意 ( 1985 年 ) ベルリンの 壁 の 崩 壊 (1989 年 ) そして 先 述 の 日 米 構 造 協 議 (1989 ~1990)へと 続 く 構 造 転 換 の 時 期 でもあった 先 述 のAIAとの 間 は いかに 両 国 が 理 解 し 合 い 課 題 を 共 有 するかの 問 題 だったが 国 際 的 に 見 れば 建 築 家 の 職 能 がどのように 変 化 するかを 見 定 める 局 面 となった この 時 期 の 大 きな 節 目 は1999 年 の 北 京 大 会 での 建 築 実 務 におけるプロフェッショナリズムの 国 際 推 奨 基 準 に 関 するUIA 協 定 ( 第 2 版 ) 採 択 であり ここに 至 るまでの10 年 の 議 論 が 要 約 された そこからさらに 細 部 の 検 討 が 継 続 されることになり UIAの 中 での 日 本 は 業 務 の 形 態 に 関 わるガイドライン(Form of Practice) のとりまとめを 担 当 する ことになった こうした 一 連 の 成 果 は 教 育 機 関 における 専 門 分 野 の 習 得 研 鑽 実 務 を 通 じた 基 礎 訓 練 資 格 の 取 得 継 続 的 な 学 習 研 鑽 という 連 続 したプロセスを 踏 むべきことの 認 識 が それぞれの 国 もちろん 日 本 国 内 においても 行 き 渡 ったのである UIAは 時 間 をかけながら 各 国 の 専 門 家 の 相 互 理 解 の 基 盤 をつ くり 社 会 への 働 きかけの 方 向 性 を 絞 ることにおいて 成 功 をおさ めてきた 他 にも UIAは 建 築 教 育 についての 建 築 教 育 に 関 するUNESCO-UIA 憲 章 設 計 競 技 における 国 際 設 計 競 技 の ためのUNESCO-UIA 規 則 などを 策 定 したが ここでも 日 本 が 大 いに 寄 与 している 一 方 で UIAは 優 れたコーディネーターと してもプレイヤーとしても リーダーシップを 発 揮 する たとえ ば UN -HABITAT( 国 連 人 間 居 住 計 画 )と 連 携 してHPF( 居 住 に 関 わる 専 門 家 フォーラム)の 運 営 事 務 局 を 担 い 世 界 各 地 の 貧 困 や 災 害 の 中 での 住 宅 問 題 に 積 極 的 に 関 わるなど 国 境 を 越 えるアクションに 積 極 的 に 取 り 組 んでいる 海 外 での 活 動 では UIAはNGOを 含 む 広 汎 な 連 携 を 進 め そのなかで 建 築 の 専 門 家 が 知 恵 を 提 供 してゆくスタイルをとる 今 後 災 害 復 興 における 知 恵 と 経 験 を 有 する 日 本 は 大 いに 役 割 が 期 待 されるであろう UIA2014ダーバン 大 会 も 参 加 登 録 が 始 まっています JIA MAGAZINE 297 October

16 JIA 建 築 家 大 会 2013 北 海 道 大 会 を 終 えて 日 時 :2013 年 9 月 5 日 6 日 7 日 8 日 会 場 : 札 幌 市 教 育 文 化 会 館 札 幌 駅 前 通 り 地 下 歩 行 空 間 など 大 会 委 員 長 圓 山 彬 雄 実 行 委 員 長 上 遠 野 克 JIA 建 築 家 大 会 2013 北 海 道 が 17 年 ぶりに 札 幌 で 開 催 さ れたこともあり 全 国 から たくさんの 皆 さんに 参 加 していた だき 誠 にありがとうございました 爽 やかな 気 候 の 中 で 盛 況 のうちに 無 事 大 会 を 終 えることができたことに 深 く 感 謝 い たします 拓 閉 塞 感 の 漂 う 建 築 の 環 境 の 中 にあって さまざまな 視 点 や 価 値 観 から 建 築 のあり 方 を 見 つめ 直 し 可 能 性 を 求 めていくこと を 目 指 して 拓 く をテーマに 掲 げました 基 調 講 演 の 探 検 家 関 野 吉 晴 氏 の 人 類 への 旅 グレートジャーニー は 多 くの 市 民 参 加 を 得 て 開 催 され それに 続 いて 行 われた 環 境 ジャーナ リスト 村 上 敦 氏 の 講 演 後 のシンポジウム 家 族 の 行 方 と 関 わり あう 地 域 では 人 間 の 本 源 的 なあり 方 から 現 代 における 環 境 への 視 点 まで 広 範 囲 にわたる 議 論 があり 多 くの 興 味 を 引 き ました また 会 員 による 分 科 会 として 建 築 家 資 格 制 度 省 エ ネ 基 準 適 合 義 務 化 環 境 デザインなどに 関 する 討 議 も それぞ れの 会 場 で 活 発 に 行 われました 札 幌 の チ カ ホ ( 札 幌 駅 から 中 心 市 街 地 までの500m をつなぐ 地 下 歩 行 空 間 で 毎 日 7 万 人 が 往 来 する)のほとんど を 使 って 震 災 復 興 セミナー 連 続 セミナー: 北 からの 提 言 建 築 家 作 品 の 模 型 展 など さらに400mにわたる 展 示 面 での 5000 人 の 建 築 家 展 などを 行 い 多 くの 道 行 く 人 が 興 味 を 引 かれ 立 ち 止 まっていました このような 開 放 された 公 共 空 間 での 催 しを 行 うことが JIAの 持 つ 意 思 と 活 動 への 理 解 を 広 め ることにつながることを 確 信 できました 公 益 社 団 法 人 となって 初 の JIA 建 築 家 大 会 2013 北 海 道 に 多 数 の 皆 様 にご 参 加 いただき 心 より 感 謝 いたします 17 年 前 の 北 海 道 大 会 は 自 然 こころ 建 築 をテーマに すがすがしい 大 会 との 評 価 をいただきました その 後 建 築 街 づくりを 取 り 巻 く 環 境 は 大 きく 変 化 しました 被 災 地 の 爪 跡 が まだ 残 る 現 状 の 中 建 築 を 通 して 地 域 文 化 の 境 界 を 越 え 連 帯 できる 新 たな 社 会 モデルは 可 能 なのか 北 の 地 で 議 論 し 提 案 し 構 築 することを 目 指 して 大 会 のテーマを 拓 く としました 公 益 社 団 法 人 の 大 会 を 強 く 意 識 して 市 民 道 民 が 容 易 に 参 加 できる 札 幌 駅 から 大 通 りまでをつなぐ 全 長 500mの 駅 前 通 り 地 下 歩 行 空 間 (チ カ ホ)を 利 用 し 5000 人 の 建 築 家 展 会 員 参 加 の 展 示 スペース 市 民 参 加 型 シンポジウムの 会 場 としま した 初 日 の 震 災 復 興 シンポジウム 続 く 災 害 対 策 委 員 会 セミ ナー は 今 JIAが 地 域 に 寄 り 添 う 活 動 を 全 国 で 主 体 的 に 展 開 していることと 災 害 対 策 の 普 遍 性 と 地 域 性 を 社 会 に 伝 える 重 要 な 場 となりました 式 典 基 調 講 演 シンポジウムをはさんで 最 終 日 に 行 われた 北 からの 提 言 連 続 セミナーでは 北 海 道 がもつ 多 様 性 を 提 示 するのみではなく それぞれの 地 域 文 化 伝 統 の 差 異 を 尊 重 しながらも 通 底 する 共 通 意 識 を 再 確 認 できました 行 政 関 係 団 体 ほか 多 くの 皆 様 のご 支 援 ご 協 力 で 今 回 の 大 会 が 実 り 多 いものになったことに 感 謝 と 御 礼 を 申 し 上 げます 最 後 に 全 国 の 会 員 の 皆 様 法 人 協 力 会 員 の 皆 様 の 参 加 協 力 で 北 海 道 らしい 大 会 とすることができました ありがとうご ざいました 北 海 道 先 住 民 族 アイヌの 人 は 遠 くから 来 た 人 を 迎 えるのに あなたの 心 に 鳥 の 羽 毛 のようにそっと 触 れさせて という 意 味 を 込 めて イランカラプテ といいます 北 海 道 支 部 では この 気 持 ちをもって 大 会 参 加 者 を 迎 え 一 緒 に 大 会 を 盛 り 上 げ ていこうとしましたが いかがだったでしょうか? 最 後 に この 大 会 運 営 のために 奮 闘 してくれた 会 員 特 に 小 規 模 事 務 所 を 主 宰 している 会 員 諸 氏 の 惜 しみない 協 力 に 深 く 感 謝 とお 礼 を 申 し 上 げます 5000 人 の 建 築 家 展 基 調 講 演 の 多 くの 参 加 者 014 JIA MAGAZINE 297 October 2013

17 大 会 式 典 基 調 講 演 9 月 6 日 13:00~ 札 幌 市 教 育 文 化 会 館 ひら 1996 年 にこの 地 で 開 催 されてから17 年 の 時 を 経 て 拓 く とういうテーマ のもと 当 時 とは 世 情 がまったく 異 なる 今 先 人 の 開 拓 の 歴 史 とフロンティア スピリットに 学 び ここ 北 海 道 の 地 で 新 たな 可 能 性 を 模 索 する 大 会 を 目 指 し た 大 会 式 典 大 会 のメインとなる 大 会 式 典 が9 月 6 日 札 幌 教 育 文 化 会 館 大 ホールで 行 わ れた 式 典 の 第 一 声 として 芦 原 太 郎 JIA 会 長 が 豊 かな 地 域 社 会 の 創 造 にむ けて と 題 して 経 済 成 長 一 辺 倒 の 社 会 から 環 境 の 持 続 性 を 重 要 視 することで 地 域 社 会 の 創 造 に 寄 与 していく 思 いを 共 有 し 具 体 的 な 行 動 を 起 こすことが 重 要 だと 強 調 その 上 で 今 年 4 月 より 公 益 社 団 法 人 としてのスタートをきり 地 域 に 根 ざした 社 会 貢 献 活 動 を 積 極 的 に 展 開 しようとしていること 地 域 社 会 の 中 で 専 門 家 として 貢 献 していくことが 豊 かな 地 域 社 会 を 拓 くための 建 築 家 の 役 割 であるとの 認 識 の 共 有 を 求 めた 次 に 大 会 委 員 長 挨 拶 として 北 海 道 支 部 より 圓 山 彬 雄 氏 が アイヌ 民 族 の こ んにちは の 言 葉 イランカラプテ を 引 用 し その 意 に 含 まれる 心 にそっと 触 れ 合 えるような おもてなしの 歓 迎 の 挨 拶 を 行 った その 後 来 賓 の 挨 拶 として 国 土 交 通 省 住 宅 局 大 臣 官 房 審 議 官 の 橋 本 公 博 氏 そして 北 海 道 副 知 事 の 高 井 修 氏 より 挨 拶 をいただいた そして 元 国 交 省 大 臣 の 馬 渕 澄 夫 衆 議 院 議 員 からの 祝 辞 が 読 み 上 げられた ASA KIRA KIA 各 代 表 団 国 内 関 係 団 体 の 来 賓 紹 介 を 経 て 海 外 来 賓 を 代 表 してASA タイ 王 立 建 築 家 協 会 会 長 のスミス オバヤワット 氏 から 言 葉 を 頂 戴 した 式 典 最 後 に 芦 原 JIA 会 長 から 森 口 雅 文 氏 水 野 一 郎 氏 スミス オバヤ ワット 氏 リー クワンマン 氏 以 上 4 名 への 名 誉 会 員 授 与 式 が 行 われた 芦 原 太 郎 JIA 会 長 国 交 省 住 宅 局 大 臣 官 房 審 議 官 橋 本 公 博 氏 圓 山 彬 雄 大 会 委 員 長 北 海 道 副 知 事 高 井 修 氏 基 調 講 演 人 類 への 旅 グレートジャーニー と 題 し 探 検 家 関 野 吉 晴 氏 を 迎 え 講 演 していただいた 副 題 は 地 球 を 這 って 考 えたこと~ 人 と 自 然 との 関 係 41 年 間 かけて 世 界 の 厳 しい 環 境 を 歩 き 自 然 と 一 体 となって 生 活 する 人 々と 暮 らしをともにすることで 人 類 の 大 先 輩 たちが 培 ってきた 知 識 技 術 を 再 認 識 し こうした 伝 統 社 会 に 今 なお 生 き 続 けている 知 恵 の 数 々を 紹 介 してくだ さった これからの 我 々の 生 きる 方 向 を 考 えさせる 内 容 の 講 演 だった 名 誉 会 員 授 与 式 冒 頭 には 環 境 ジャーナリストの 村 上 敦 氏 に エネルギー 自 立 とエネルギー シフトの 意 義 と 題 し 環 境 に 配 慮 した 都 市 住 宅 交 通 計 画 などの 持 続 可 能 なまちづくりに 関 して 村 上 氏 が 基 盤 を 置 くドイツの 事 例 を 集 めて30 分 ほど 講 演 していただいた その 後 シンポジウムのパネリストとして 関 野 氏 村 上 氏 そしてコーディ ネーターとして 北 海 道 支 部 から 堀 尾 浩 氏 が 登 場 し 家 族 の 行 方 と 関 わりあう 地 域 をテーマにして 3 人 にとっての 家 族 の 行 方 環 境 型 のエネルギー 自 立 を 目 指 した 地 域 社 会 のあり 方 新 たな 人 と 人 の 関 わりから かたち づくられ る 関 わりあう 地 域 の 姿 とは 何 かなど 家 族 そして 地 域 での 関 係 性 を 手 掛 か りに 私 たちの 社 会 が 向 かう 方 向 について 有 意 義 な 意 見 が 交 わされた 関 野 吉 晴 氏 村 上 敦 氏 小 杉 朋 希 ( 北 海 道 支 部 /こすぎ 建 築 計 画 室 ) シンポジウム JIA MAGAZINE 297 October

18 北 提 言 連 続 9 月 7 日 ( 土 )10:30~18:00 チ カ ホ 北 3 条 広 場 より 社 会 に 開 かれた 大 会 を 目 指 す 一 環 として 札 幌 地 下 歩 行 空 間 チ カ ホ にて 北 からの 提 言 連 続 セミナーが 各 1 時 間 半 ずつ 計 4 回 行 われました 下 川 町 村 上 敦 氏 最 初 にドイツ 在 住 環 境 ジャー ナリスト 村 上 敦 氏 と 北 海 道 下 川 町 環 境 未 来 都 市 推 進 課 課 長 長 岡 氏 とが 林 業 を 基 幹 産 業 とす る 下 川 町 の 木 材 を 利 用 した1 次 産 業 から3 次 産 業 化 への 試 みと バイオマス コージェネレー ションによる 地 域 エネルギーの 自 給 化 への 試 みの 紹 介 同 時 に 高 断 熱 のエコ 型 住 宅 の 開 発 を 含 めた 生 活 産 業 の 再 編 や 経 済 的 自 立 と 地 域 再 生 について 議 論 されました 実 際 に 建 築 家 として 下 川 町 で 住 宅 や 集 合 住 宅 の 設 計 活 動 を 行 っ ているJIA 北 海 道 支 部 のメンバー3 人 も 加 わり 建 築 家 が 行 政 の 高 い 指 針 に 応 え 質 の 高 い 建 築 を 共 につくるという 大 切 な 役 割 を 担 っていることも 参 加 した 多 くの 市 民 の 方 々の 中 で 伝 えること ができました 小 林 孝 二 氏 縄 文 次 に 小 林 孝 二 氏 ( 北 海 道 開 拓 記 念 館 学 芸 員 )によるお 話 は アイヌ 文 化 の 建 築 文 化 と 北 海 道 の 住 まい をテーマに 建 築 学 からみたアイヌの 建 築 特 に チセのさまざまな 解 説 や 縄 文 期 からアイヌの 建 築 文 化 への 変 遷 については 興 味 深 い 内 容 でした その 後 の 北 海 道 の 住 まいについて 歴 史 的 な 経 緯 の 中 でさまざま な 改 良 が 重 ねられ 今 日 の 暖 かな 住 まいに 至 るまでのプロセスを 説 明 し 得 られたものと 失 われたものの 大 きさについて 指 摘 され 熱 的 な 建 築 技 術 の 高 さのみでは 持 続 可 能 で 住 み 継 がれる 建 築 や 社 会 が 実 現 されないのではという 興 味 深 い 提 案 がなされました 石 森 秀 三 氏 観 光 学 最 後 に 石 森 秀 三 氏 ( 北 海 道 開 拓 記 念 館 館 長 北 海 道 大 学 観 光 学 特 別 招 聘 教 授 )が 観 光 が 北 海 道 の 未 来 を 拓 く のテーマで 日 本 や 北 海 道 の 観 光 の 現 状 と 未 来 について 多 くの 的 確 な 情 報 と 分 析 に 基 づいて 解 説 されました 観 光 は 国 や 地 域 の 魅 力 を 考 える 大 切 な 視 点 です 街 や 地 域 や 建 築 は 観 光 にとって 最 も 大 切 な 要 素 であり 何 よりも 高 い 地 域 文 化 建 築 文 化 が 成 熟 したこれからの 社 会 に 求 められていることが 確 認 されました 特 にアジアの 人 口 や 経 済 的 発 展 ライフスタイルの 変 化 の 中 で 北 海 道 の 魅 力 をグ ローバルな 視 野 で 見 つめた 時 美 しい 自 然 環 境 特 に 今 までハン ディとされていた 雪 の 環 境 に 大 きな 可 能 性 があることが 伝 えられ ました 荒 谷 登 氏 続 いて 荒 谷 登 氏 ( 北 海 道 大 学 名 誉 教 授 )が 省 エネルギー から 生 エネルギーへ という テーマで 断 熱 技 術 において 力 による 欠 点 対 応 型 の 強 さ ではなく 生 活 の 知 恵 を 活 かし て 自 然 や 環 境 の 良 さを 打 ち 出 す 弱 さ を 大 切 にし 雪 を 含 め た 北 海 道 の 風 土 のもつ 自 然 エネルギーを 活 かした 地 球 環 境 への 建 築 的 工 夫 による 適 応 について 語 られました 3.11 以 後 エネルギー 問 題 や 地 球 温 暖 化 ライフスタイルの 変 化 日 本 を 取 り 巻 くアジア 諸 国 のさまざまな 動 向 人 口 減 少 高 齢 化 情 報 化 社 会 など グローバル 化 の 世 の 中 で 従 来 の 価 値 観 の 大 いな る 見 直 しと 特 に 北 海 道 は 寒 冷 な 気 候 にあり エネルギー 問 題 は 最 も 重 要 な 課 題 であり また 地 方 の 過 疎 化 も 今 後 も 進 み 家 族 や 地 域 社 会 のあり 方 について 改 めて 考 える 時 期 に 来 ています 北 からの 提 言 セミナーでは 北 海 道 に 関 わる4 つのテーマ を 通 じて 改 めて 北 海 道 の 持 っているさまざまな 現 状 と 心 地 よく 住 み 続 けるための 可 能 性 について 市 民 社 会 に 広 く 開 かれた 場 チ カ ホ で 多 くの 市 民 の 方 々と 共 に 考 えることができました JIA 建 築 家 大 会 2013 北 海 道 のテーマ 建 築 が 時 代 を 拓 く 進 むべき 道 を 実 感 し 充 実 した 内 容 となりました 遠 藤 謙 一 良 ( 北 海 道 支 部 / 遠 藤 建 築 アトリエ) 016 JIA MAGAZINE 297 October 2013

19 震 災 復 興 月 5 日 ( 木 )13:00~16:00 チ カ ホ 北 3 条 広 場 発 表 者 パネリスト 六 本 木 久 志 建 築 舎 アトリエR( 東 北 支 部 岩 手 地 域 会 長 ) 鈴 木 弘 二 鈴 木 弘 人 設 計 事 務 所 ( 東 北 支 部 宮 城 地 域 会 長 ) 手 島 浩 之 都 市 建 築 設 計 集 団 /UAPP( 東 北 支 部 宮 城 地 域 会 復 興 支 援 委 員 長 ) 嶋 影 健 一 建 築 工 房 ( 東 北 支 部 福 島 地 域 会 元 会 長 ) 吉 田 文 男 アトリエフォルム( 近 畿 支 部 副 支 部 長 ) 小 川 峰 夫 アーキセッション( 関 東 甲 信 越 支 部 新 潟 地 域 会 長 ) 野 々 瀬 徹 野 々 瀬 建 築 都 市 設 計 事 務 所 ( 四 国 支 部 元 支 部 長 本 部 災 害 対 策 委 員 ) 杉 山 貞 利 静 建 企 画 設 計 ( 東 海 支 部 静 岡 地 域 会 本 部 災 害 対 策 委 員 ) 総 合 司 会 : 笹 栗 達 夫 シード 一 級 建 築 士 事 務 所 ( 北 海 道 支 部 災 害 対 策 委 員 長 ) 進 行 : 辻 一 弥 アーキランド( 東 北 支 部 幹 事 長 ) コーディネーター: 安 田 直 民 SOYsource 建 築 設 計 事 務 所 ( 東 北 支 部 宮 城 地 域 会 事 務 局 長 ) 最 初 に 東 北 支 部 の 会 員 らが 被 災 地 での 復 興 支 援 活 動 を 報 告 し 全 国 支 部 会 員 からこれまでの 経 験 や 復 興 まちづくりの 立 案 や 課 題 そして 今 後 の 災 害 に 対 処 する 事 前 復 興 活 動 について 発 表 があった そこで 貴 重 な 情 報 を 共 有 すると 同 時 に 緊 急 支 援 から 先 進 的 な 復 興 モデルづくりまでを 担 う 建 築 家 の 役 割 を 議 論 した 六 本 木 氏 は 津 波 被 害 を 受 けた 岩 手 県 小 漁 村 集 落 調 査 大 船 渡 市 碁 石 地 区 防 災 集 団 移 転 計 画 支 援 そして 被 災 した 岩 手 県 立 宮 古 工 業 高 等 学 校 で 生 徒 らと 取 り 組 んでいるみんな の 広 場 計 画 を 発 表 し 明 るい 気 持 ちで 楽 しんで 前 向 きな 復 興 活 動 を 続 けたい と 語 った 鈴 木 氏 は 震 災 直 後 の 緊 急 支 援 から 災 害 公 営 住 宅 基 本 計 画 や 現 在 進 行 中 の 復 興 支 援 に 至 るまで 多 岐 にわたる 支 援 活 動 を 紹 介 地 域 型 復 興 住 宅 の 建 設 支 援 においては 5 万 戸 に 上 る 自 主 再 建 住 宅 を 実 際 建 設 する 人 が 足 りない として 建 設 関 係 者 との 連 携 の 重 要 性 を 強 調 した 手 島 氏 は 石 巻 市 北 上 町 の 集 団 移 転 計 画 支 援 や 中 心 部 のまちづくり 計 画 支 援 の 経 験 から 被 災 地 のためには 支 援 組 織 の 連 携 協 働 と 効 率 的 な 役 割 分 担 が 必 要 と 情 報 交 換 と 連 携 の 重 要 性 を 指 摘 した 福 島 県 内 陸 の 石 川 町 で 子 育 てと 教 育 のまちへの 再 生 計 画 に 携 わる 嶋 影 氏 は 避 難 生 活 者 は 放 射 能 と 食 の 問 題 に 敏 感 として 答 えの 見 えない 難 問 を 抱 える 福 島 の 実 情 を 吐 露 した 次 に 吉 田 氏 は 阪 神 淡 路 大 震 災 後 の 建 築 家 をはじめとする 多 方 面 の 専 門 家 が10 年 後 を 経 て 発 表 した 提 言 について 詳 しく 報 告 小 川 氏 は 中 越 地 震 での 山 古 志 村 における 支 援 活 動 や 来 年 震 災 後 10 年 目 で 完 成 する 震 災 メモリアルパークへの 取 り 組 みを 紹 介 し 復 興 が 未 だ 続 いていることを 伝 えた 野 々 瀬 氏 は 徳 島 における 減 災 事 業 事 前 復 興 計 画 のための 被 災 地 専 門 家 大 学 のネットワー クづくりの 活 動 を 紹 介 最 後 に 杉 山 氏 が 静 岡 での 行 政 支 援 活 動 や JIAとしての 支 援 準 備 活 動 への 取 り 組 みの 重 要 性 に 言 及 した これらの 報 告 の 後 建 築 家 として またはJIAとしての 災 害 支 援 のあり 方 や 事 前 の 準 備 活 動 のあり 方 について フリーディス カッションでは 建 築 家 が 平 時 から 地 域 と 深 くかかわり まちづ くりに 参 加 することやJIA 会 員 の 災 害 支 援 活 動 における 知 見 の 共 有 と 蓄 積 の 重 要 性 が 議 論 された シンポジウム 風 景 松 本 純 一 郎 ( 東 北 支 部 復 興 支 援 委 員 長 / 松 本 純 一 郎 設 計 事 務 所 ) 板 金 職 人 業 間 近 見 触 体 験 9 月 6 日 ( 金 )10:00~12:00 チ カ ホ 北 3 条 広 場 9 月 7 日 ( 土 )10:00~12:00 チ カ ホドオリ 広 場 北 海 道 の 板 金 業 の 歴 史 / 本 州 と 違 う 板 金 技 術 / 北 海 鋼 機 デザイ ンアワード(JIA 北 海 道 支 部 北 海 鋼 機 共 催 )の 優 れた 板 金 技 術 と デザインを 展 示 とワークショップで 紹 介 した 展 示 北 海 道 における 板 金 業 の 明 治 時 代 から 現 代 への 歩 みと 北 海 鋼 機 デザインアワード 入 選 作 品 のパネル 展 示 のほか 板 金 加 工 での 亀 伊 勢 海 老 サッカーボールを 展 示 中 でも 空 き 缶 で 作 ったサッカーボールが 注 目 を 浴 びた 会 員 一 般 参 加 型 のイベントを 開 催 した 実 演 では 1 枚 の 銅 板 ( 0.1 mm)から 翼 12cmの 折 鶴 を 制 作 見 学 者 から 板 金 の 匠 の 折 鶴 板 金 ワークショップ 技 に 驚 きの 声 が 上 がった 参 加 型 イベントでは1 日 目 はサイコ ロの 制 作 2 日 目 はアニメ 画 を 銅 板 で 加 工 し でき 上 がった 作 品 をプレゼントした 特 に 親 子 連 れの 参 加 者 が 多 く 笑 顔 で 制 作 していたのが 印 象 的 であり 2 日 間 で 約 300 名 にの ぼる 多 くの 来 場 者 に 楽 しんでいただくことができ た 佐 藤 正 人 ( 北 海 鋼 機 ) JIA MAGAZINE 297 October

20 田 中 裕 也 建 築 解 9 月 5 日 ( 木 )13:00~15:00 チ カ ホ 北 4 条 広 場 9 月 5 日 この 日 はJIA 建 築 家 大 会 2013 北 海 道 の 大 会 開 始 日 で あり その 口 火 を 切 ってスペインの 建 築 家 A. ガウディの 世 界 的 研 究 者 であり 実 測 家 の 北 海 道 稚 内 市 出 身 の 田 中 裕 也 氏 のセミ ナーが 札 幌 市 の 玄 関 ともいえる 札 幌 市 駅 前 地 下 歩 行 空 間 (チ カ ホ) 内 の 北 4 条 広 場 で 催 された 田 中 裕 也 氏 はスペインバルセロナ 市 在 住 で 渡 航 35 年 が 過 ぎて いる 当 日 は はかるとちえ という 題 目 で スペインに 向 かう プロセスからの 話 が 始 まった 当 初 自 転 車 でスペインまで 向 かう 計 画 であったが 膝 の 故 障 で 断 念 ウラジオストックからシベリア 横 断 鉄 道 に 乗 りスペインバルセロナを 目 指 した 20 代 後 半 の 田 中 氏 は 英 語 もスペイン 語 も 当 時 は 話 すことはできず まさに 体 あた りの 渡 航 であったが シベリア 鉄 道 の 車 内 の 同 室 の 外 国 人 に 英 語 と 酒 を 学 びながらバルセロナに 到 着 する バルセロナに 到 着 した 田 中 氏 は 言 葉 もままならずに 生 活 を 開 始 そこで 始 めたのがグエル 公 園 の 実 測 と 作 図 であったという その 第 一 歩 は 階 段 の 一 段 一 段 の 計 測 であった 氏 曰 くいちばん 測 りやすいところからということである 実 に 計 測 と 作 図 に8 年 の 歳 月 をかけた 長 さ5メートル 近 いインキングされた 実 測 図 は 圧 巻 である 続 いてサクラダファミリア 教 会 はアクソメ 図 でこちらも 5 年 の 時 間 を 費 やした 大 作 である そのような 活 動 は 今 日 まで30 数 年 続 き A. ガウディの 全 ての 作 品 が 実 測 図 となっており そ の 図 面 は 有 に1,000 点 にのぼるという その 成 果 はバルセロナ 工 科 大 学 も 認 め 研 究 と 活 動 により 博 士 号 の 授 与 もされている ま た ガウディ 研 究 の 第 一 人 者 でガウディ 研 究 所 所 長 の 同 大 のバセ ゴダ 教 授 ( 故 人 )からも 最 晩 年 に 教 授 の 研 究 を 継 続 するための 母 印 入 りの 認 証 も 渡 されている 筋 金 入 りである 田 中 氏 曰 く はかる ことによりガウディの 思 想 や 斬 新 性 が より 見 えてくるという 2012 年 には ガウディの 建 築 ( 彰 国 社 ) 2013 年 には ガウディ コード ( 長 崎 出 版 )など 次 々と 出 版 も されており ぜひ 一 読 されたい 小 西 彦 仁 ( 北 海 道 支 部 /ヒココニシ 設 計 事 務 所 ) *JIA 建 築 家 大 会 に 合 わせ 札 幌 市 内 のギャラリー 創 で 田 中 裕 也 実 測 図 展 も 開 催 された * 田 中 氏 の 尽 力 により UIA 東 京 大 会 を 機 にJIA 北 海 道 支 部 はカタル ニヤ 建 築 家 協 会 と 国 際 交 流 を 行 っている 建 築 家 資 格 制 度 目 指 Ⅱ 2013 年 9 月 5 日 ( 木 ) 15:30 ~ 17:30 札 幌 市 教 育 文 化 会 館 302 号 室 パネリスト 芦 原 太 郎 (JIA 会 長 ) 河 野 進 ( 資 格 制 度 委 員 会 委 員 長 ) 司 会 進 行 : 大 澤 秀 雄 ( 資 格 制 度 委 員 会 委 員 ) 北 海 道 大 会 初 日 の9 月 5 日 昨 年 度 横 浜 大 会 での 建 築 家 資 格 制 度 の 目 指 すところ につづく 建 築 家 資 格 制 度 の 目 指 すところ Ⅱ シンポジウムが 開 催 された 冒 頭 司 会 者 から 昨 年 度 のシン ポジウムの 内 容 について 簡 単 な 説 明 があり( 詳 しくは 発 行 の 登 録 建 築 家 資 格 制 度 の これまで と これから vol.5 参 照 ) 引 き 続 き 芦 原 会 長 から 先 の 総 会 後 に 行 われた 会 員 懇 談 会 で 提 示 された JIA 正 会 員 ルート の 内 容 と 考 え 方 従 来 の 社 会 制 度 経 由 ルート との 関 係 などについて 詳 しい 説 明 があった 会 長 からの 説 明 の 概 要 は 以 下 の 通 りである 社 会 制 度 経 由 建 築 設 計 者 の 国 家 資 格 制 定 を 目 指 す 運 動 は 明 治 以 来 連 綿 と 続 いてきた 戦 後 昭 和 25 年 に 建 築 基 準 法 建 築 士 法 が 制 定 され 昭 和 27 年 には 日 本 建 築 士 会 連 合 会 が 設 立 された 一 方 で エン ジニア 法 に 近 い 建 築 士 法 では 不 十 分 であると 考 える 建 築 家 達 に よって より 上 位 の 建 築 家 法 を 目 指 して 旧 家 協 会 が 設 立 された その 後 建 築 士 会 連 合 会 の 制 定 した 専 攻 建 築 士 制 度 のなかの 統 括 設 計 専 攻 建 築 士 と 2002 年 に 旧 家 協 会 の 流 れを 汲 むJIAの 登 録 建 築 家 とを 統 合 していこうという 二 会 合 意 がいったんは 為 されたが JIA 内 では 専 兼 問 題 芸 術 性 独 立 性 を 重 要 視 する 立 場 からの 反 対 建 築 士 会 連 合 会 では 統 括 設 計 専 攻 建 築 士 である 木 造 建 築 士 二 級 建 築 士 を 除 外 して 一 級 建 築 士 だけを 統 合 するわけにはいかな いとの 見 方 から 両 会 ともに 内 部 の 事 情 でその 先 に 進 むことは 難 しい 状 況 にある この JIA 登 録 建 築 家 と 建 築 士 会 連 合 会 の 統 括 018 JIA MAGAZINE 297 October 2013

21 設 計 専 攻 建 築 士 とを 統 合 し 他 団 体 の 意 向 も 留 意 しつつ 社 会 制 度 設 計 として 成 熟 させ 未 来 のUIA 基 準 の 国 家 資 格 への 移 行 の 準 備 をするこの 流 れを 社 会 制 度 経 由 ルート と 称 する (フロー 図 参 照 ) まった それをさらに 推 し 進 めて JIA 正 会 員 は 全 員 が 登 録 建 築 家 になるというのが JIA 正 会 員 ルート である 社 会 制 度 経 由 ルート はフロー 図 の 通 り 統 括 専 攻 建 築 士 との 合 一 の 協 議 を 重 ねて 新 民 間 資 格 の 制 度 を 設 計 し 社 会 制 度 となる 段 階 で 専 業 兼 業 を 問 わないものにして 国 家 資 格 への 移 行 を 待 つというものであっ た が JIA 正 会 員 ルート では 正 会 員 が 全 員 登 録 建 築 家 になっ て 他 会 に 先 んじてUIA 基 準 の 建 築 家 になっておいて 国 家 資 格 への 移 行 の 準 備 を 終 えておくというものである UIA アーキテ クトは 世 界 に140 万 人 日 本 で5 万 人 程 度 と 見 られている JIA 正 会 員 5,000 人 が また さらに 多 くの 正 会 員 がフロー 図 右 下 の UIA 基 準 国 家 資 格 の 枠 に 先 に 入 っておこうというイメージである JIA 正 会 員 と 登 録 建 築 家 の 話 なので 当 然 専 業 建 築 家 のみが 対 象 と なる 国 家 資 格 になる 段 階 で 専 兼 は 問 わない ことになるだろ う 内 野 輝 明 ( 四 国 支 部 徳 島 地 域 会 / 内 野 設 計 ) 資 格 制 度 現 在 2003 年 登 録 建 築 家 制 度 スタート JIA 会 員 限 定 で UIA 基 準 に 照 らして 建 築 士 法 に 足 りない 素 養 能 力 や 認 識 を 実 務 訓 練 を 受 けることによって 習 得 したものが 登 録 建 築 家 として 認 定 登 録 さ れることが 制 度 の 骨 子 であった まずは 実 務 訓 練 の 監 督 者 をつく るために 実 績 認 定 によって 多 数 の 登 録 建 築 家 が 生 まれた( 実 務 訓 練 制 度 は 思 うように 進 まず 実 績 認 定 による 登 録 建 築 家 の 数 が 圧 倒 的 に 多 いというジレンマが 現 在 の 資 格 制 度 にはある) 2008 年 からのオープン 化 への 取 り 組 みで 2009 年 にはJIA 会 員 外 でも 要 件 を 満 たせば 認 定 されることになったが 財 政 面 組 織 面 の 諸 問 題 のクリアは 困 難 で 認 定 登 録 機 関 はJIA 内 部 に 置 かれたままと なった セミオープン 化 といわれる 所 以 である その 後 CPD 等 の 更 新 要 件 を 満 たせない 方 々が 年 々 増 え 登 録 建 築 家 は 全 体 に 減 少 傾 向 にある JIA 正 会 員 前 回 のシンポジウムでは 建 築 士 会 連 合 会 との 協 議 を 進 める 社 会 制 度 経 由 ルート の 継 続 が 確 認 されながら 議 論 の 中 で 登 録 建 築 家 と 正 会 員 要 件 を 整 合 していく 方 向 性 は 示 された 他 会 と の 協 議 待 ちではなくJIA 単 独 で 進 められる 建 築 家 法 制 定 への 道 を 模 索 できないか 同 時 に 登 録 建 築 家 制 度 を 再 度 活 性 化 できないか という 声 も 多 数 出 ていた そのような 声 を 受 けたかたちで この たび 芦 原 会 長 から 新 たに JIA 正 会 員 ルート が 提 示 された 公 益 社 団 法 人 に 移 行 する 際 の 定 款 改 定 で 正 会 員 要 件 には 一 級 建 築 士 であることが 明 記 され 必 要 な 実 務 実 績 の3 年 間 は5 年 間 に 改 められ 正 会 員 要 件 と 登 録 建 築 家 要 件 の 整 合 が 具 体 的 に 始 今 後 への 意 見 交 換 正 会 員 要 件 と 登 録 建 築 家 要 件 を 合 一 すると まずCPD 取 得 義 務 で 多 くの 会 員 が 資 格 を 失 っていく もしくは 退 会 することが 予 想 さ れるが ネガティブに 考 えず 会 員 増 強 の 運 動 要 素 として 前 向 きに 考 えたい ( 芦 原 会 長 ) 北 陸 では 先 般 建 築 士 会 事 務 所 協 会 JIA 三 県 三 会 合 同 の 会 が 開 催 された 他 の 地 方 支 部 でも JIA 会 員 が 士 会 事 務 協 の 会 員 でもあるという 状 況 は 多 く 行 政 に 対 しても 市 民 に 対 しても 協 働 態 勢 にある 場 合 は 多 い 中 央 での 他 会 との 調 整 と 平 行 して 地 域 での 協 議 や 協 働 を 進 めていくべきであろう ( 北 陸 支 部 近 江 美 郎 ) 全 国 大 会 を 三 会 合 同 で 開 催 して 会 費 もセット 料 金 になど 極 端 なことも 三 会 の 間 で 話 題 になっている ( 芦 原 会 長 ) 資 格 制 度 を 持 つ 五 会 での 一 般 向 けパンフレットが 製 作 されて いる 市 民 には 専 門 家 が 集 まって 建 築 ができるという 理 解 を 深 めてもらうこと 行 政 には 国 家 資 格 を 超 えて 自 己 研 鑽 を 続 けている 団 体 として 認 識 されることがプロポ 参 加 要 件 につ ながる( 岐 阜 県 岐 南 町 鹿 児 島 県 阿 久 根 市 で 実 績 あり)ことな どが 期 待 される ( 四 国 支 部 内 野 輝 明 ) こういった 動 きから 会 員 に 対 しても 登 録 建 築 家 であること のメリットが 説 明 できる 名 刺 に 日 本 建 築 家 協 会 正 会 員 登 録 建 築 家 と 刷 る カードやバッジをつくってアピールするな どできることはたくさんある ( 芦 原 会 長 ) また 教 育 の 世 界 にも 踏 み 込 んでいきたい 古 い 概 念 で 図 面 を 描 かないと 通 らないなど 旧 態 依 然 の 現 行 建 築 士 国 家 試 験 の 不 備 を 訴 えていくなど 社 会 的 に 貢 献 する 運 動 の 仕 方 を 考 え て 推 進 していきたい ( 近 畿 支 部 小 島 孜 ) UIA 建 築 家 基 準 に 合 わせるためには 制 度 再 設 計 などの 作 業 が 必 要 である 実 務 訓 練 制 度 は 会 員 の 事 務 所 のスタッフなど の 準 会 員 が 正 会 員 になるために 必 要 な 訓 練 であると 読 み 替 え るなど 現 行 制 度 のうまく 機 能 していない 部 分 の 改 修 もあわ せて 行 う 必 要 がある ( 芦 原 会 長 ) このたび 組 織 された 職 能 資 格 制 度 委 員 会 と 既 存 の 資 格 制 度 委 員 会 は JIA 正 会 員 ルート の 推 進 のため 協 働 して 会 員 の 意 見 を 聞 きながら 山 積 する 課 題 をこなしていく 段 階 に きたといえよう ( 関 東 甲 信 越 支 部 大 澤 秀 雄 ) JIA MAGAZINE 297 October

<819A955D89BF92B28F91816989638BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378>

<819A955D89BF92B28F91816989638BC690ED97AA8EBA81418FA48BC682CC8A8890AB89BB816A32322E786C7378> 平 成 27 年 度 施 策 評 価 調 書 施 策 の 名 称 等 整 理 番 号 22 評 価 担 当 課 営 業 戦 略 課 職 氏 名 施 策 名 ( 基 本 事 業 ) 商 業 の 活 性 化 総 合 計 画 の 位 置 づけ 基 本 目 主 要 施 策 4 想 像 力 と 活 力 にあふれたまちづくり 商 業 の 振 興 2 施 策 の 現 状 分 析 と 意 図 施 策 の 対 象 意

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定款  変更

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