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1 船 員 ( 海 技 者 )の 確 保 育 成 に 関 する 検 討 会 報 告 ~ステークホルダー 間 の 真 の 連 携 をめざして~ 平 成 24 年 3 月 27 日 海 事 局

2 船 員 を 取 り 巻 く 現 状 と 課 題 外 航 日 本 人 船 員 の 現 状 内 航 船 員 の 現 状 安 定 的 な 際 海 上 輸 送 の 確 保 のためには 日 本 船 舶 及 び 日 本 人 船 員 の 確 保 が 必 要 外 航 日 本 人 船 員 は 厳 しい 際 競 争 により 極 端 に 減 少 3,000 2,500 2,000 1,500 1, (S49) 655 1,580 56,833 人 1,329 1,407 1,470 外 籍 船 日 本 籍 船 外 航 日 本 人 船 員 数 1,710 1,842 1,797 2,128 2,214 2,555 2,428 2,623 2,672 1,176 1,028 2,256 人 S47 S55 S60 H1 H6 H11 H16 H18 H19 H20 H21 H22 H23 日 本 人 船 員 の 確 保 が 課 題 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 外 航 海 運 業 界 〇 外 航 日 本 人 船 員 ( 海 技 者 )を 平 成 20 年 度 からの10 年 間 で1.5 倍 程 度 という 目 標 を 掲 げて 取 り 組 み 〇 政 府 もトン 数 標 準 税 制 の 導 入 等 により 支 援 船 員 養 成 システム 業 界 の 求 める 資 質 を 持 った 優 秀 な 外 航 日 本 人 船 員 の 十 分 な 供 給 が 必 要 0 内 航 船 員 は 著 しく 高 齢 化 〇 現 状 レベルの 採 用 退 職 状 況 が 続 けば 将 来 の 船 員 不 足 が 危 惧 内 航 船 員 の 年 齢 構 成 ( 平 成 22 年 10 月 現 在 ) 50 歳 以 上 の 割 合 50.7% 30 歳 未 満, 12.6% 50 歳 未 満, 36.6% 中 長 期 的 な 船 員 不 足 への 対 応 が 課 題 内 航 海 運 業 界 将 来 を 見 据 えた 船 員 の 計 画 的 な 雇 用 に 取 り 組 み 〇 政 府 も 新 人 船 員 の 計 画 的 雇 用 を 行 う 海 運 事 業 者 への 助 成 金 の 支 給 等 により 支 援 船 員 養 成 システム 船 員 の 新 規 供 給 源 への 対 応 も 含 めた 即 戦 力 となる 内 航 船 員 の 養 成 が 必 要 こうした 課 題 に 応 えるため 船 員 の 養 成 システムの 見 直 しが 必 要 1

3 船 員 の 養 成 システムの 現 状 座 学 ( 理 論 の 習 得 )を 教 える15 校 の 船 員 教 育 機 関 ( 海 技 教 育 機 構 8 校 商 船 系 大 学 2 校 商 船 系 高 専 5 校 ) 及 び 乗 船 実 習 ( 運 航 技 能 の 習 得 )を 実 施 する 航 海 訓 練 所 が 連 携 し 日 本 のライフラインである 海 上 輸 送 の 安 全 を 支 え る 船 員 (ヒューマンインフラ)を 効 率 的 効 果 的 に 養 成 他 方 で 独 立 行 政 法 人 ( 海 技 教 育 機 構 航 海 訓 練 所 )の 財 政 的 制 約 運 営 費 交 付 金 海 技 教 育 機 構 : 平 成 13 年 度 31 億 円 平 成 23 年 度 25 億 円 ( 約 20% 減 ) 航 海 訓 練 所 : 平 成 13 年 度 74 億 円 平 成 23 年 度 56 億 円 ( 約 25% 減 ) 座 学 商 船 系 大 学 (2 校 ) 商 船 系 高 等 専 門 学 校 (5 校 ) ( 独 ) 海 技 教 育 機 構 海 技 大 学 校 (1 校 ) 海 上 技 術 短 期 大 学 校 (3 校 ) 海 上 技 術 学 校 (4 校 ) 外 航 主 に 内 航 小 樽 宮 古 土 交 通 省 所 管 独 立 行 政 法 人 立 大 学 法 人 海 技 教 育 機 構 8 校 商 船 系 高 等 専 門 学 校 5 校 商 船 系 大 学 2 校 座 学 の 実 施 座 学 の 実 施 座 学 の 実 施 受 託 実 習 生 653 名 受 託 実 習 生 303 名 受 託 実 習 生 890 名 航 海 訓 練 所 唯 一 の 乗 船 実 習 実 施 機 関 日 本 人 船 員 の 供 給 源 として 外 航 内 航 業 界 へ 優 秀 な 船 舶 職 員 を 供 給 乗 船 実 習 ( 独 ) 航 海 訓 練 所 口 之 津 唐 津 大 島 波 方 広 島 弓 削 神 戸 芦 屋 富 山 鳥 羽 清 水 東 京 横 浜 館 山 2,570G/T 実 習 生 120 名 2,556G/T 日 本 丸 海 王 丸 実 習 生 108 名 大 成 丸 5,886G/T 実 習 生 140 名 青 雲 丸 5,890G/T 実 習 生 180 名 銀 河 丸 6,185G/T 実 習 生 180 名 資 格 取 得 のために 際 条 約 で 義 務 付 けられている 乗 船 実 習 を5 隻 の 練 習 船 で15 校 の 学 生 に 対 して 一 元 的 に 実 施 2

4 船 員 の 養 成 システムの 見 直 し 船 員 の 養 成 システムを 巡 る 状 況 の 変 化 教 育 内 容 乗 船 実 習 供 給 源 独 法 改 革 外 航 では 外 人 船 員 を 指 揮 監 督 する ための 英 語 力 やコ ミュニケーション 能 力 が 内 航 では 乗 組 員 の 少 ない 小 型 船 の 運 航 に 必 要 な 即 戦 力 が 求 めら れている 限 られたリソース 下 で 即 戦 力 を 備 え た 船 員 を 養 成 して いく 上 で 海 運 事 業 者 の 自 社 船 を 活 用 した 乗 船 実 習 ( 社 船 実 習 )の 役 割 が 増 大 外 航 では 一 般 大 学 の 卒 業 者 内 航 で は 水 産 系 高 校 等 卒 業 者 など 新 たな 船 員 供 給 源 への ニーズが 高 まって いる 独 立 行 政 法 人 の 自 己 収 入 や 受 益 者 か らの 負 担 を 拡 大 す ること 等 につい て 更 なる 取 組 が 求 められている 必 要 な 方 策 1. 優 秀 な 船 員 志 望 者 を 船 員 教 育 機 関 や 海 運 事 業 者 に 集 めるための 取 組 2. 外 航 海 運 内 航 海 運 のニーズに 応 じた 教 育 訓 練 システム 等 の 見 直 し 〇 効 率 的 効 果 的 な 教 育 訓 練 の 実 施 〇 海 運 事 業 者 の 自 社 船 を 活 用 した 乗 船 実 習 ( 社 船 実 習 )の 拡 大 〇 多 様 で 優 秀 な 船 員 の 確 保 3. 船 員 養 成 に 関 わるステークホルダー 間 の 連 携 の 強 化 3

5 外 航 効 率 的 効 果 的 な 教 育 訓 練 の 実 施 船 員 を 志 望 する 者 に 対 する 重 点 的 な 教 育 訓 練 の 実 施 現 在 船 員 を 志 望 しない 学 生 に 対 しても 各 教 育 機 関 のスキームに 応 じ 航 海 訓 練 所 にお いて 乗 船 実 習 を 実 施 内 航 教 育 機 関 の 考 え 方 : 最 初 は 船 員 志 望 でなくとも 実 際 に 船 に 乗 ることで 船 員 になる ことを 動 機 付 けられる 学 生 も 中 にはおり それも 教 育 の 役 割 海 技 資 格 を 持 ちつつ 陸 上 の 海 事 関 連 企 業 で 働 く 者 の 養 成 も 重 要 即 戦 力 となる 船 員 に 対 する 業 界 からの 強 い ニーズ リソースの 制 約 を 踏 まえ 効 率 的 効 果 的 な 船 員 教 育 訓 練 を 実 施 すべき 海 技 資 格 取 得 希 望 者 に 対 してのみ 航 海 訓 練 所 での 乗 船 実 習 を 実 施 商 船 系 大 学 高 専 即 戦 力 を 備 えた 新 人 船 員 の 養 成 独 立 行 政 法 人 商 船 系 大 学 高 専 の 乗 船 実 習 を 見 直 し 学 生 内 航 用 練 習 船 を 導 入 するとともに 座 学 と 本 人 の 意 思 を 尊 重 できるスキームの 実 現 に 向 乗 船 実 習 を 一 体 化 させたより 実 践 的 な 内 航 けて 検 討 ( 乗 船 実 習 の 実 施 時 期 人 数 の 見 直 し) 船 員 教 育 訓 練 を 実 施 効 果 限 りあるリソース 下 における 船 員 養 成 の 効 率 化 教 育 訓 練 機 関 最 大 限 の 教 育 訓 練 効 果 の 発 揮 海 運 事 業 者 優 秀 な 日 本 人 船 員 の 確 保 4

6 海 運 事 業 者 の 自 社 船 を 活 用 した 乗 船 実 習 ( 社 船 実 習 )の 拡 大 海 運 業 界 と 連 携 することにより 即 戦 力 を 備 えた 船 員 の 養 成 へ 主 体 の 船 員 養 成 :これまでの 船 員 養 成 のスキームは 船 員 教 育 機 関 ( 商 船 系 立 大 学 高 専 ( 独 ) 海 技 教 育 機 構 )で 座 学 を 教 え ( 独 ) 航 海 訓 練 所 にて 乗 船 実 習 を 実 施 外 航 海 運 事 業 者 現 在 外 航 海 運 事 業 者 の 一 部 のみ( 日 本 郵 船 商 船 三 井 川 崎 汽 船 )が 航 海 訓 練 所 練 習 船 に 加 え 自 社 船 を 活 用 した 乗 船 実 習 ( 社 船 実 習 )を 実 施 海 運 業 界 と 連 携 し 即 戦 力 を 備 えた 船 員 を 養 成 するスキームの 拡 充 乗 船 実 習 の 質 は 維 持 しつつ 海 運 事 業 者 が 社 船 実 習 をより 行 いやすくなるよう 環 境 整 備 ( 遠 洋 航 海 の 実 施 海 域 の 見 直 し 教 員 要 件 の 緩 和 ) 社 船 実 習 の 更 なる 拡 大 外 航 海 運 事 業 者 大 手 外 航 海 運 事 業 者 の 社 船 実 習 の 拡 大 中 手 外 航 海 運 事 業 者 の 新 たな 参 画 効 果 内 航 海 運 事 業 者 今 般 内 航 海 運 業 界 において も 大 型 貨 物 船 や 長 距 離 フェ リーを 用 いて 新 たに 社 船 実 習 を 導 入 することに 合 意 限 りあるリソース 下 におけ る 船 員 養 成 の 効 率 化 海 運 業 界 からの 受 益 者 負 担 拡 大 教 育 訓 練 機 関 航 海 訓 練 所 練 習 船 社 船 それ ぞれのメリットを 組 み 合 わせ た 効 果 的 な 乗 船 実 習 の 実 施 海 運 事 業 者 実 践 的 な 乗 船 実 習 の 実 施 に よる 即 戦 力 を 備 えた 船 員 の 養 成 確 保 5

7 多 様 で 優 秀 な 船 員 の 確 保 既 存 の 枠 にとらわれない 幅 広 い 供 給 源 からの 人 材 の 確 保 外 航 現 在 外 航 船 員 の 主 な 供 給 源 は 商 船 系 立 大 学 (2 校 ) 高 専 (5 校 ) 内 航 内 航 船 員 の 最 大 の 供 給 源 となっている ( 独 ) 海 技 教 育 機 構 の 財 政 的 制 約 幅 広 い 供 給 源 から 多 様 で 優 秀 な 人 材 を 確 保 していくべき 一 般 大 学 卒 業 者 が 船 員 となるためのルート の 拡 充 採 用 する 海 運 事 業 者 がより 効 率 的 に 船 員 と して 養 成 できるよう 規 制 緩 和 等 を 実 施 ( 実 乗 船 期 間 の 短 縮 航 訓 練 習 船 の 養 成 枠 の 確 保 ) 水 産 系 高 校 卒 業 者 等 の 一 層 の 活 用 水 産 系 高 校 卒 業 者 に 対 する 船 員 資 格 制 度 を 見 直 し 資 格 取 得 を 促 進 ( 資 格 制 度 の 簡 素 化 資 格 取 得 に 要 する 期 間 の 短 縮 ) 我 が の 海 上 輸 送 を 支 える 日 本 人 船 員 の 安 定 的 な 確 保 効 果 教 育 訓 練 機 関 教 育 機 関 間 や 学 生 同 士 で 競 争 心 理 が 働 き 教 育 レベルや 自 己 研 鑽 意 欲 が 向 上 海 運 事 業 者 海 運 事 業 者 による 積 極 的 な 船 員 確 保 の 取 組 を 促 進 6

8 ( 参 考 1) 船 員 ( 海 技 者 )の 確 保 育 成 に 関 する 検 討 会 について~ ~ 開 催 状 況 ~ 検 討 会 では 各 5 回 の 外 航 部 会 内 航 部 会 において 外 航 海 運 業 界 内 航 海 運 業 界 ごとに 詳 細 な 検 討 を 行 うとともに 3 回 の 全 体 会 議 において 全 般 的 検 討 を 実 施 第 1 回 検 討 会 ( 全 体 会 議 ) 平 成 23 年 5 月 18 日 本 検 討 会 における 議 論 の 方 向 性 及 び 今 後 の 進 め 方 について 審 議 決 定 第 1 回 外 航 部 会 第 1 回 内 航 部 会 平 成 23 年 6 月 13 日 第 2 回 外 航 部 会 第 2 回 内 航 部 会 平 成 23 年 7 月 8 日 外 航 内 航 それぞれについて 以 後 の 検 討 における 論 点 を 整 理 第 2 回 検 討 会 ( 全 体 会 議 ) 平 成 23 年 8 月 5 日 外 航 船 員 及 び 内 航 船 員 の 確 保 育 成 のあり 方 に 関 する 論 点 整 理 及 び 議 論 の 方 向 性 をとりまとめ 第 3 回 外 航 部 会 第 3 回 内 航 部 会 平 成 23 年 10 月 11 日 第 4 回 外 航 部 会 第 4 回 内 航 部 会 平 成 23 年 12 月 5 日 第 5 回 外 航 部 会 第 5 回 内 航 部 会 平 成 24 年 3 月 2 日 上 記 の 論 点 整 理 及 び 議 論 の 方 向 性 に 基 づき 各 論 点 について 審 議 第 3 回 検 討 会 ( 全 体 会 議 ) 平 成 24 年 3 月 19 日 船 員 ( 海 技 者 )の 確 保 育 成 に 関 する 検 討 会 報 告 ( 案 ) について 審 議 船 員 ( 海 技 者 )の 確 保 育 成 に 関 する 検 討 会 報 告 公 表 平 成 24 年 3 月 27 日 7

9 ( 参 考 2) 船 員 ( 海 技 者 )の 確 保 育 成 に 関 する 検 討 会 について~ ~ 委 員 名 簿 ~ 学 識 経 験 者 杉 山 雅 洋 早 稲 田 大 学 名 誉 教 授 ( 座 長 ) 野 川 忍 明 治 大 学 法 科 大 学 院 教 授 深 澤 旬 子 ( 株 )パソナグループ 取 締 役 専 務 執 行 役 員 工 藤 裕 子 中 央 大 学 法 学 部 教 授 教 育 訓 練 機 関 東 京 海 洋 大 学 海 洋 工 学 部 長 鶴 田 三 郎 神 戸 大 学 大 学 院 海 事 科 学 研 究 科 長 小 田 啓 二 立 高 等 専 門 学 校 機 構 理 事 木 谷 雅 人 大 島 商 船 高 等 専 門 学 校 校 長 久 保 雅 義 航 海 訓 練 所 理 事 長 飯 田 敏 夫 海 技 教 育 機 構 理 事 長 鋤 柄 好 利 関 係 団 体 日 本 船 主 協 会 副 会 長 五 十 嵐 誠 日 本 船 主 協 会 労 政 委 員 会 委 員 赤 峯 浩 一 ( 日 本 郵 船 常 務 経 営 委 員 ) 日 本 船 主 協 会 労 政 委 員 会 委 員 平 塚 惣 一 ( 商 船 三 井 専 務 執 行 役 員 ) 日 本 船 主 協 会 労 政 委 員 会 委 員 佐 々 木 真 己 ( 川 崎 汽 船 取 締 役 常 務 執 行 役 員 ) 日 本 船 主 協 会 労 政 委 員 会 委 員 阪 田 泰 一 (NSユナイテッド 海 運 執 行 役 員 ) 日 本 船 主 協 会 労 政 委 員 会 委 員 紙 田 浩 (JX 日 鉱 日 石 タンカー 取 締 役 船 舶 管 理 本 部 長 ) 日 本 内 航 海 運 組 合 総 連 合 会 船 員 対 策 委 員 長 上 窪 良 和 ( 第 一 中 央 船 舶 代 表 取 締 役 社 長 ) 内 航 大 型 船 輸 送 海 運 組 合 会 長 栗 林 宏 吉 ( 栗 林 商 船 代 表 取 締 役 社 長 ) 全 海 運 組 合 連 合 会 会 長 小 比 加 恒 久 ( 東 都 海 運 代 表 取 締 役 社 長 ) 全 内 航 タンカー 海 運 組 合 会 長 岩 田 誠 ( 旭 タンカー 代 表 取 締 役 社 長 ) 全 内 航 輸 送 海 運 組 合 会 長 三 木 孝 幸 ( 三 洋 海 運 代 表 取 締 役 社 長 ) 全 日 本 内 航 船 主 海 運 組 合 会 長 佐 藤 國 臣 ( 佐 藤 國 汽 船 代 表 取 締 役 社 長 ) 日 本 旅 客 船 協 会 理 事 髙 松 勝 三 郎 (オーシャントランス 社 長 ) 際 船 員 労 務 協 会 理 事 栢 原 信 郎 (キーマックスマリタイムCEO) 日 本 船 舶 管 理 者 協 会 理 事 長 蔵 本 由 紀 夫 (イコーズ 取 締 役 会 長 ) 全 日 本 海 員 組 合 副 組 合 長 田 中 伸 一 全 日 本 海 員 組 合 中 央 執 行 委 員 森 田 保 己 ( 際 局 長 ) 全 日 本 海 員 組 合 中 央 執 行 委 員 田 中 利 行 ( 内 局 長 ) 全 日 本 海 員 組 合 中 央 執 行 委 員 立 川 博 行 ( 際 内 政 策 局 長 ) 文 部 科 学 省 高 等 教 育 局 専 門 教 育 課 長 内 藤 敏 也 土 交 通 省 海 事 局 長 森 雅 人 海 事 局 次 長 森 重 俊 也 参 事 官 若 林 陽 介 総 務 課 長 蝦 名 邦 晴 安 全 環 境 政 策 課 長 加 藤 光 一 海 事 人 材 政 策 課 長 河 村 俊 信 内 航 課 長 瓦 林 康 人 外 航 課 長 平 田 徹 郎 運 航 労 務 課 長 山 本 博 之 海 技 課 長 岩 月 理 浩 首 席 海 技 試 験 官 大 野 実 船 員 教 育 室 長 磯 崎 道 利 海 事 人 材 政 策 課 企 画 調 整 官 林 正 尚 海 技 企 画 官 阪 本 敏 章 8

10 ( 参 考 3) 船 員 ( 海 技 者 )の 確 保 育 成 のための 具 体 的 方 策 1. 優 秀 な 船 員 志 望 者 を 船 員 教 育 機 関 や 海 運 事 業 者 に 集 めるための 取 組 海 事 関 係 者 が 一 丸 となった 海 事 広 報 の 推 進 海 事 関 係 者 による 教 育 現 場 への 働 きかけの 強 化 船 員 の 労 働 条 件 や 労 働 環 境 の 更 なる 向 上 海 上 労 働 条 約 の 内 法 化 の 着 実 な 推 進 外 航 2. 外 航 海 運 内 航 海 運 のニーズに 応 じた 教 育 訓 練 システム 等 の 見 直 し 効 率 的 効 果 的 な 乗 船 実 習 のための 見 直 し 海 運 事 業 者 の 自 社 船 を 活 用 した 社 船 実 習 の 拡 大 遠 洋 航 海 の 海 域 の 見 直 し( 開 始 する 港 から2 千 マイル 以 上 ) 教 員 要 件 緩 和 ( 船 長 が 外 人 であっても 可 ) 商 船 系 大 学 高 専 の 学 生 による 航 海 訓 練 所 での 乗 船 実 習 の 実 施 時 期 人 数 の 見 直 し 社 船 によるタービン 船 実 習 機 関 限 定 解 除 試 験 の 新 設 内 航 効 率 的 効 果 的 な 乗 船 実 習 のための 見 直 し 長 距 離 フェリー 等 による 社 船 実 習 の 導 入 (3 級 海 技 士 ) 内 航 貨 物 船 等 による 社 船 実 習 の 導 入 (4 級 海 技 士 ) 船 員 教 育 機 関 における 教 育 内 容 等 の 見 直 し 内 航 用 練 習 船 を 活 用 した 一 貫 した 教 育 訓 練 の 実 施 航 機 両 用 教 育 を 継 続 しつつ 訓 練 の 一 部 を 深 度 化 船 員 教 育 機 関 における 教 育 内 容 等 の 見 直 し ステークホルダー 間 の 連 携 を 強 化 し 教 育 内 容 を 改 善 ( 英 語 コミュニケーション 能 力 等 ) 新 たな 供 給 源 からの 人 材 の 確 保 新 3 級 制 度 による 船 員 養 成 拡 充 のため 規 制 緩 和 ( 乗 船 実 習 期 間 を6か 月 の 実 乗 船 120 日 以 上 の 実 習 日 へと 短 縮 ) 新 たな 供 給 源 からの 人 材 の 確 保 水 産 系 高 校 卒 業 者 に 係 る 資 格 制 度 の 改 善 ( 航 海 当 直 部 員 資 格 の 一 本 化 6 級 海 技 士 資 格 取 得 に 要 する 期 間 の 短 縮 ) 海 上 技 術 学 校 短 大 の 効 率 的 な 養 成 定 員 の 検 討 民 間 商 船 を 活 用 した 新 人 船 員 確 保 の 取 組 の 推 進 船 員 教 育 機 関 以 外 の 大 学 等 の 卒 業 者 を 対 象 とした3 級 海 技 士 養 成 制 度 3. 船 員 養 成 に 関 わるステークホルダー 間 の 連 携 の 強 化 現 場 の 知 見 を 活 用 した 実 践 教 育 の 更 なる 充 実 海 運 事 業 者 と 教 育 訓 練 機 関 間 の 人 事 交 流 活 性 化 海 事 関 係 者 の 拠 出 による 奨 学 金 制 度 の 改 善 適 切 にコストを 反 映 させることによる 受 益 者 負 担 の 適 正 化 航 海 訓 練 所 : 教 育 機 関 海 運 事 業 者 からの 訓 練 負 担 金 海 技 教 育 機 構 : 船 員 再 教 育 に 係 る 費 用 授 業 料 9