資料＿（神戸市新交通運営協議会設置要綱）　

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1 外 郭 団 体 に 関 する 特 別 委 員 会 資 料 平 成 2 7 年 8 月 3 日 平 成 27 年 度 神 戸 新 交 通 株 式 会 社 事 業 概 要 住 宅 都 市 局

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3 目 次 頁 I 会 社 設 立 の 趣 旨 1 II 会 社 概 要 2 1. 商 号 2 2. 設 立 年 月 日 2 3. 本 店 所 在 地 2 4. 目 的 2 5. 株 式 2 6. 役 員 2 7. 組 織 図 3 8. 社 員 数 4 III 定 款 5 IV 平 成 26 年 度 事 業 報 告 9 1. 事 業 の 概 要 9 2. 財 務 諸 表 11 (1) 損 益 計 算 書 11 (2) 事 業 別 収 支 内 訳 表 12 (3) 貸 借 対 照 表 13 (4) 財 産 目 録 14 V 平 成 27 年 度 事 業 計 画 事 業 計 画 経 営 改 善 の 取 組 み 混 雑 緩 和 の 取 組 み 予 定 財 務 諸 表 17 (1) 予 定 損 益 計 算 書 17 (2) 予 定 事 業 別 収 支 内 訳 表 18 (3) 予 定 貸 借 対 照 表 19 VI 主 要 事 業 の 推 移 1.お 客 さま 数 営 業 成 績 20 ( 参 考 )ポートライナー 六 甲 ライナー 路 線 図 21

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5 Ⅰ 会 社 設 立 の 趣 旨 高 度 成 長 期 の 神 戸 市 では 交 通 渋 滞 排 気 ガス 騒 音 など 鉄 道 やバス 自 動 車 の 組 み 合 わせ による 既 存 のシステムで 解 決 できないこれらの 課 題 を 解 決 し 増 大 する 都 市 交 通 需 要 に 対 処 する ことが 求 められていた そこで 昭 和 51 年 度 に 策 定 した 第 2 次 神 戸 市 総 合 基 本 計 画 では 都 市 の 環 境 と 調 和 し 都 市 構 造 と 一 体 となった 安 全 便 利 で 快 適 な 市 民 交 通 機 関 の 整 備 を 図 るため 鉄 道 を 大 動 脈 バスを 毛 細 血 管 そのギャップを 埋 める いわば 中 動 脈 の 役 割 として 新 交 通 システムが 位 置 づけられた そのような 中 当 社 は 海 上 都 市 ポートアイランド 六 甲 アイランドと 市 街 地 の 主 要 ターミナ ルを 連 絡 するポートアイランド 線 六 甲 アイランド 線 を 運 営 する 目 的 で 設 立 された 沿 革 昭 和 52 年 昭 和 56 年 平 成 2 年 平 成 18 年 神 戸 新 交 通 株 式 会 社 設 立 ポートアイランド 線 (ポートライナー) 営 業 運 転 開 始 六 甲 アイランド 線 ( 六 甲 ライナー) 営 業 運 転 開 始 ポートアイランド 線 延 伸 線 (ポートライナー) 営 業 運 転 開 始 新 交 通 システムの 特 徴 (1) 安 全 性 専 用 高 架 軌 道 を 走 り 交 通 渋 滞 や 交 通 事 故 の 心 配 がない (2) 快 適 性 利 便 性 車 内 は 振 動 騒 音 が 少 なく 空 調 設 備 も 完 備 しており 乗 り 心 地 も 快 適 である 高 頻 度 定 時 運 行 により 利 便 性 に 優 れている (3) 低 公 害 性 電 気 を 動 力 とするため 排 気 ガスがなく 車 輪 はゴムタイヤを 使 用 するため 騒 音 振 動 などの 公 害 がない (4)コンピューターの 高 度 利 用 運 転 駅 業 務 の 自 動 化 ( 無 人 運 転 無 人 駅 )により 大 幅 な 省 力 化 と 需 要 に 応 じた 柔 軟 な 運 行 が 可 能 となり 均 一 で 高 水 準 のサービスおよび 安 全 性 が 確 保 できる (5) 経 済 性 車 両 の 小 型 軽 量 化 により 軌 道 構 造 物 の 建 設 費 が 節 減 できる 輸 送 力 は 電 車 バスなど の 他 の 輸 送 機 関 と 比 べて 輸 送 効 率 が 高 く 経 済 的 である 1

6 Ⅱ 会 社 概 要 1. 商 号 神 戸 新 交 通 株 式 会 社 ( 英 文 KOBE NEW TRANSIT CO.,LTD.) 2. 設 立 年 月 日 昭 和 52 年 7 月 18 日 3. 本 店 所 在 地 神 戸 市 中 央 区 港 島 6 丁 目 6 番 地 の1 4. 目 的 神 戸 市 総 合 基 本 計 画 における 総 合 交 通 体 系 の 一 端 を 担 い 市 民 の 交 通 の 利 便 を 確 保 し 当 該 事 業 の 円 滑 な 運 営 を 図 るため つぎの 事 業 を 営 むことを 目 的 とする (1) 鉄 道 事 業 法 及 び 軌 道 法 による 一 般 運 輸 業 (2) 文 化 レクリェーション 施 設 食 堂 売 店 店 舗 駐 車 場 の 経 営 管 理 及 びコインロッ カーの 賃 貸 並 びに 酒 類 タバコ 販 売 (3) 土 地 建 物 施 設 の 売 買 賃 貸 及 び 建 設 業 (4) 建 物 及 び 付 属 する 建 物 電 源 設 備 等 の 警 備 保 安 保 守 管 理 清 掃 業 (5) 損 害 保 険 代 理 業 (6) 広 告 宣 伝 の 請 負 (7) 前 各 号 に 附 帯 する 事 業 及 び 関 連 する 一 切 の 業 務 5. 株 式 (1) 資 本 金 242 億 6,600 万 円 ( 神 戸 市 払 込 額 187 億 2,360 万 円 ) (2) 出 資 構 成 区 分 神 戸 市 銀 行 市 内 大 手 企 業 海 運 港 湾 倉 庫 その 他 合 計 株 主 数 ( 人 ) 出 資 比 率 (%) 役 員 役 職 名 氏 名 主 な 職 業 代 表 取 締 役 社 長 代 表 取 締 役 常 務 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 取 締 役 常 勤 監 査 役 監 査 役 監 査 役 川 野 理 横 山 章 沖 正 彦 大 渕 和 夫 佐 伯 邦 治 末 永 清 冬 竹 中 朗 安 田 義 秀 山 崎 聡 一 吉 井 真 神 田 勉 岸 本 敏 彦 中 嶋 展 也 ( 当 社 安 全 統 括 管 理 者 運 輸 技 術 部 長 ) 三 井 住 友 銀 行 公 務 法 人 営 業 第 二 部 長 上 組 取 締 役 専 務 執 行 役 員 青 果 事 業 本 部 長 営 業 本 部 西 日 本 地 区 担 当 管 理 部 門 担 当 神 戸 市 建 設 局 長 三 菱 重 工 業 神 戸 造 船 所 近 畿 総 務 統 括 部 長 神 戸 商 工 会 議 所 常 務 理 事 事 務 局 長 総 務 部 長 神 戸 市 住 宅 都 市 局 長 神 戸 市 みなと 総 局 長 みなと 銀 行 常 務 執 行 役 員 本 店 営 業 部 長 弁 護 士 2

7 7. 組 織 図 ( 平 成 27 年 7 月 1 日 現 在 ) 総 務 部 部 長 横 山 章 総 務 課 課 長 播 本 耕 治 安 全 管 理 調 整 担 当 課 長 長 井 透 総 務 係 長 安 全 管 理 担 当 係 長 調 整 担 当 係 長 人 事 労 務 係 長 人 事 制 度 担 当 係 長 経 理 係 長 営 業 推 進 課 課 長 水 田 輝 実 関 連 事 業 担 当 課 長 田 野 秀 幸 業 務 係 長 駅 務 機 器 担 当 係 長 サービス 推 進 係 長 事 業 推 進 係 長 課 長 代 理 ( 新 規 事 業 担 当 係 長 ) 新 規 事 業 担 当 係 長 代 表 取 締 役 社 長 川 野 理 代 表 取 締 役 常 務 横 山 章 取 締 役 ( 安 全 統 括 管 理 者 ) 沖 正 彦 監 査 役 神 田 勉 司 令 課 課 長 笹 間 浩 則 課 長 代 理 ( 司 令 係 長 ) 課 長 代 理 (PI 司 令 長 ) PI 司 令 長 PI 司 令 長 PI 司 令 長 RI 司 令 長 RI 司 令 長 RI 司 令 長 RI 司 令 長 安 全 運 転 教 育 係 長 安 全 運 転 教 育 担 当 係 長 安 全 運 転 教 育 担 当 係 長 安 全 運 転 教 育 担 当 係 長 安 全 運 転 教 育 担 当 係 長 運 輸 技 術 部 部 長 沖 正 彦 運 輸 課 課 長 保 利 篤 サービス 向 上 担 当 課 長 山 本 良 治 施 設 課 課 長 片 平 博 之 土 木 担 当 課 長 田 中 広 司 お 客 さまサービス 係 長 担 当 課 長 ( 三 宮 駅 長 ) 住 吉 駅 長 課 長 代 理 ( 設 備 係 長 ) 建 築 担 当 係 長 工 務 係 長 土 木 担 当 係 長 区 分 社 員 数 正 社 員 160 人 嘱 託 社 員 6 人 市 派 遣 0 人 スルッとKANSAI 出 向 0 人 先 端 医 療 振 興 財 団 出 向 1 人 合 計 167 人 ( 役 員 部 長 臨 時 社 員 を 除 く) ( 前 年 度 末 ) ( 160 人 ) ( 4 人 ) ( 0 人 ) ( 1 人 ) ( 1 人 ) ( 166 人 ) 電 気 課 課 長 矢 持 久 嗣 車 両 課 課 長 川 本 義 仁 課 長 代 理 ( 電 気 係 長 ) 電 気 計 画 担 当 係 長 電 力 更 新 担 当 係 長 電 気 担 当 係 長 課 長 代 理 ( 車 両 計 画 係 長 ) 車 両 担 当 係 長 検 車 第 1 区 長 検 車 第 2 区 長 は 神 戸 市 派 遣 職 員 は 神 戸 市 OB は 兼 務 又 は 事 務 取 扱 3

8 8. 社 員 数 平 成 27 年 7 月 1 日 現 在 組 織 課 長 課 長 代 理 係 長 担 当 計 総 務 部 総 務 課 営 業 推 進 課 小 計 司 令 課 運 輸 課 運 輸 技 術 部 施 設 課 2(1) 1 3(1) 14(1) 20(3) 電 気 課 車 両 課 小 計 合 計 7(1) 5 23(1) 101(1) 136(3) 11(1) 6 34(1) 116(1) 167(3) 役 員 部 長 臨 時 社 員 を 除 く ( ) 内 は 神 戸 市 OB 職 員 で 内 数 4

9 Ⅲ 定 款 第 1 章 総 則 ( 商 号 ) 第 1 条 当 会 社 は 神 戸 新 交 通 株 式 会 社 と 称 し 英 文 は KOBE NEW TRANSIT CO., LTD. と 表 示 する ( 目 的 ) 第 2 条 当 会 社 は 神 戸 市 総 合 基 本 計 画 における 総 合 交 通 体 系 の 一 端 を 担 い 市 民 の 交 通 の 利 便 を 確 保 し 当 該 事 業 の 円 滑 な 運 営 を 図 るため つぎの 事 業 を 営 むことを 目 的 とする (1) 鉄 道 事 業 法 及 び 軌 道 法 による 一 般 運 輸 業 (2) 文 化 レクリェーション 施 設 食 堂 売 店 店 舗 駐 車 場 の 経 営 管 理 及 びコインロッ カーの 賃 貸 並 びに 酒 類 タバコ 販 売 (3) 土 地 建 物 施 設 の 売 買 賃 貸 及 び 建 設 業 (4) 建 物 及 び 付 属 する 建 物 電 源 設 備 等 の 警 備 保 安 保 守 管 理 清 掃 業 (5) 損 害 保 険 代 理 業 (6) 広 告 宣 伝 の 請 負 (7) 前 各 号 に 附 帯 する 事 業 及 び 関 連 する 一 切 の 業 務 ( 本 店 の 所 在 地 ) 第 3 条 当 会 社 は 本 店 を 神 戸 市 に 置 く ( 公 告 方 法 ) 第 4 条 当 会 社 の 公 告 方 法 は 電 子 公 告 による 方 法 とする ただし 事 故 その 他 やむを 得 ない 事 由 によって 電 子 公 告 による 公 告 をすることができない 場 合 は 官 報 に 掲 載 する 方 法 とする 第 2 章 株 式 ( 発 行 可 能 株 式 総 数 ) 第 5 条 当 会 社 の 発 行 可 能 株 式 総 数 は508 万 株 とし その 株 式 はすべて 普 通 株 式 とする ( 株 式 譲 渡 の 制 限 ) 第 6 条 当 会 社 の 株 式 を 譲 渡 により 取 得 するには 取 締 役 会 の 承 認 を 受 けなければならない ( 株 券 の 発 行 及 び 種 類 ) 第 7 条 当 会 社 の 株 式 については 株 券 を 発 行 する ただし 株 主 から 請 求 がある 時 までは 当 該 株 主 の 有 する 株 券 を 発 行 しないものとする 2 当 会 社 の 発 行 する 株 券 は すべて 記 名 式 とし 1 株 券 10 株 券 100 株 券 及 び 1000 株 券 の4 種 とする ( 株 式 取 扱 規 則 ) 第 8 条 株 式 の 名 義 書 換 その 他 株 式 に 関 する 取 扱 については 取 締 役 会 の 定 める 株 式 取 扱 規 則 による 5

10 ( 基 準 日 ) 第 9 条 当 会 社 は 毎 事 業 年 度 末 日 の 最 終 の 株 主 名 簿 に 記 載 又 は 記 録 された 議 決 権 を 有 する 株 主 をもって その 事 業 年 度 に 関 する 定 時 株 主 総 会 において 権 利 を 行 使 すべき 株 主 とする 2 前 項 の 場 合 のほか 株 主 または 質 権 者 として 権 利 を 行 使 すべき 者 を 確 定 するため 必 要 があ るときは 取 締 役 会 の 決 議 により 一 定 の 日 の 最 終 株 主 名 簿 に 記 載 または 記 録 された 株 主 又 は 登 録 質 権 者 をもって その 権 利 を 行 使 すべき 株 主 又 は 登 録 質 権 者 とすることができる この 場 合 には その 基 準 日 を2 週 間 前 に 公 告 するものとする ( 株 券 不 所 持 の 申 出 ) 第 10 条 当 会 社 の 株 主 は 株 券 不 所 持 の 申 出 をすることができる 第 3 章 株 主 総 会 ( 招 集 の 時 期 ) 第 11 条 定 時 株 主 総 会 は 毎 事 業 年 度 末 日 の 翌 日 から3 箇 月 以 内 に 招 集 し 臨 時 株 主 総 会 は 必 要 のある 場 合 随 時 に 招 集 する ( 議 長 ) 第 12 条 株 主 総 会 の 議 長 には 社 長 が 当 る 社 長 に 事 故 のある 場 合 は 副 社 長 専 務 及 び 常 務 の 順 序 によりこれに 代 る ( 決 議 方 法 ) 第 13 条 株 主 総 会 の 決 議 は 法 令 又 は 定 款 に 別 段 の 定 めのある 場 合 のほか 議 決 権 を 行 使 する ことができる 株 主 の 議 決 権 の 過 半 数 を 有 する 株 主 が 出 席 し 出 席 した 株 主 の 議 決 権 の 過 半 数 をもって 行 う ( 議 決 権 の 代 理 行 使 ) 第 14 条 株 主 は 他 の 株 主 を 代 理 人 として その 議 決 権 を 行 使 することができる ( 議 事 録 ) 第 15 条 株 主 総 会 における 議 事 の 経 過 要 領 及 びその 結 果 等 については これを 法 務 省 令 で 定 めるところにより 議 事 録 に 記 載 または 記 録 し 議 長 及 び 出 席 した 取 締 役 及 び 監 査 役 がこれに 記 名 押 印 する 第 4 章 株 主 総 会 取 締 役 以 外 の 機 関 の 設 置 ( 機 関 の 設 置 ) 第 16 条 当 会 社 は 株 主 総 会 及 び 取 締 役 のほか 次 の 機 関 を 置 く 1. 取 締 役 会 2. 監 査 役 3. 監 査 役 会 4. 会 計 監 査 人 6

11 ( 取 締 役 及 び 監 査 役 の 員 数 ) 第 17 条 当 会 社 の 取 締 役 は3 名 以 上 20 名 以 内 監 査 役 は3 名 とする ( 取 締 役 及 び 監 査 役 の 選 任 決 議 ) 第 18 条 取 締 役 及 び 監 査 役 の 選 任 決 議 は 議 決 権 を 行 使 することができる 株 主 の 議 決 権 の3 分 の1 以 上 を 有 する 株 主 が 出 席 して その 議 決 権 の 過 半 数 をもって 行 い 取 締 役 の 選 任 決 議 は 累 積 投 票 によらない ( 会 計 監 査 人 の 選 任 決 議 ) 第 19 条 会 計 監 査 人 の 選 任 決 議 は 議 決 権 を 行 使 することができる 株 主 の 議 決 権 の3 分 の1 以 上 を 有 する 株 主 が 出 席 して その 議 決 権 の 過 半 数 をもって 行 う ( 取 締 役 及 び 監 査 役 の 任 期 ) 第 20 条 取 締 役 の 任 期 は 選 任 後 2 年 以 内 監 査 役 の 任 期 は 選 任 後 4 年 以 内 に 終 了 する 事 業 年 度 のうち 最 終 のものに 関 する 定 時 株 主 総 会 の 終 了 の 時 までとする 但 し 補 欠 又 は 増 員 によっ て 選 任 された 取 締 役 の 任 期 は 他 の 在 任 者 の 残 任 期 間 と 同 一 とし 補 欠 のため 選 任 された 監 査 役 の 任 期 は 退 任 した 監 査 役 の 残 任 期 間 と 同 一 とする ( 会 計 監 査 人 の 任 期 ) 第 21 条 会 計 監 査 人 の 任 期 は 選 任 後 1 年 以 内 に 終 了 する 事 業 年 度 のうち 最 終 のものに 関 する 定 時 株 主 総 会 の 終 了 の 時 までとする 2 会 計 監 査 人 は 前 項 の 定 時 株 主 総 会 において 別 段 の 決 議 がなされなかったときは 当 該 株 主 総 会 において 再 任 されたものとみなす ( 取 締 役 会 及 び 監 査 役 会 の 招 集 通 知 ) 第 22 条 取 締 役 会 及 び 監 査 役 会 の 招 集 通 知 は 会 日 の5 日 前 に 発 する 但 し 緊 急 を 要 する 場 合 は この 期 間 を 短 縮 することができる ( 取 締 役 会 の 決 議 方 法 ) 第 23 条 取 締 役 会 の 決 議 は 取 締 役 の 過 半 数 が 出 席 してその 取 締 役 の 過 半 数 をもって 行 う ( 取 締 役 会 の 決 議 および 報 告 の 省 略 ) 第 24 条 取 締 役 が 提 案 した 決 議 事 項 について 取 締 役 ( 当 該 事 項 につき 議 決 に 加 わることがで きるものに 限 る)の 全 員 が 書 面 又 は 電 磁 的 記 録 により 同 意 したときは 当 該 事 項 を 可 決 する 旨 の 取 締 役 会 の 決 議 があったものとみなす ただし 監 査 役 が 異 議 を 述 べたときはこの 限 り ではない 2 取 締 役 監 査 役 又 は 会 計 監 査 人 が 取 締 役 及 び 監 査 役 の 全 員 に 対 して 取 締 役 会 に 報 告 すべき 事 項 を 通 知 したときは 当 該 事 項 を 取 締 役 会 へ 報 告 することを 要 しない ( 業 務 執 行 の 決 定 ) 第 25 条 取 締 役 会 は 会 社 の 業 務 執 行 に 関 する 重 要 事 項 を 決 定 する ( 役 付 取 締 役 ) 第 26 条 取 締 役 会 の 決 議 により 取 締 役 中 より 会 長 社 長 各 1 名 副 社 長 専 務 取 締 役 常 務 取 締 役 各 若 干 名 を 定 めることができる 2 取 締 役 会 長 は 取 締 役 会 を 主 宰 する 3 社 長 は 取 締 役 会 の 決 議 を 執 行 し 社 務 を 統 轄 する 7

12 4 副 社 長 及 び 専 務 取 締 役 は 社 長 を 補 佐 して 社 務 の 処 理 に 当 る 5 常 務 取 締 役 は 社 長 副 社 長 及 び 専 務 取 締 役 を 補 佐 して 社 務 を 処 理 するものとする ( 代 表 取 締 役 ) 第 27 条 当 会 社 を 代 表 すべき 取 締 役 は 取 締 役 会 がこれを 定 める ( 取 締 役 会 規 則 ) 第 28 条 取 締 役 会 に 関 する 事 項 については 取 締 役 会 の 定 める 取 締 役 会 規 則 による ( 監 査 役 会 規 程 ) 第 29 条 監 査 役 会 に 関 する 事 項 については 監 査 役 会 の 定 める 監 査 役 会 規 程 による ( 相 談 役 ) 第 30 条 当 会 社 は 取 締 役 会 の 決 議 をもって 相 談 役 を 置 くことができる ( 取 締 役 及 び 監 査 役 の 責 任 免 除 ) 第 31 条 当 会 社 は 会 社 法 第 426 条 第 1 項 の 規 定 により 任 務 を 怠 ったことによる 取 締 役 及 び 監 査 役 ( 取 締 役 及 び 監 査 役 であったものを 含 む )の 損 害 賠 償 責 任 を 法 令 の 限 度 におい て 取 締 役 会 の 決 議 によって 免 除 することができる 2 当 会 社 は 会 社 法 第 427 条 第 1 項 の 規 定 により 取 締 役 ( 業 務 執 行 取 締 役 等 であるもの を 除 く ) 及 び 監 査 役 との 間 に 任 務 を 怠 ったことによる 損 害 賠 償 責 任 を 限 定 する 契 約 を 締 結 することができる ただし 当 該 契 約 に 基 づく 責 任 の 限 度 額 は 法 令 が 規 定 する 額 とする 第 5 章 会 計 監 査 人 の 責 任 ( 会 計 監 査 人 の 責 任 限 定 契 約 ) 第 32 条 当 会 社 は 会 社 法 第 427 条 第 1 項 の 規 定 により 会 計 監 査 人 との 間 に 任 務 を 怠 っ たことによる 損 害 賠 償 責 任 を 限 定 する 契 約 を 締 結 することができる ただし 当 該 契 約 に 基 づく 責 任 の 限 度 額 は 法 令 が 規 定 する 額 とする 第 6 章 計 算 ( 事 業 年 度 ) 第 33 条 当 会 社 の 事 業 年 度 は 毎 年 4 月 1 日 に 始 まり 翌 年 3 月 31 日 までとする ( 配 当 金 の 支 払 ) 第 34 条 株 主 配 当 金 は 毎 決 算 期 現 在 の 株 主 名 簿 に 記 載 された 株 主 に 支 払 う 2 前 項 の 株 主 配 当 金 は 支 払 開 始 の 日 から 満 3 年 を 経 過 しても 受 領 されない 場 合 は 会 社 は その 支 払 の 義 務 を 免 れる 8

13 Ⅳ 平 成 26 年 度 事 業 報 告 1. 事 業 の 概 要 (1) 鉄 軌 道 事 業 ポートライナー 六 甲 ライナーの 運 営 駅 舎 車 両 広 告 枠 の 販 売 コインロッカー 管 理 業 務 自 動 販 売 機 の 設 置 業 務 平 成 26 年 度 について ポートライナーでは 一 日 あたり65,084 人 ( 前 年 度 決 算 比 2.6% 増 ) となった 内 訳 としてポートアイランドの 企 業 従 業 員 及 び 学 生 の 増 により 定 期 利 用 は 一 日 あ たり30,088 人 ( 前 年 度 決 算 比 5.2% 増 ) 沿 線 施 設 の 集 客 増 により 定 期 外 利 用 は 一 日 あたり 34,996 人 ( 前 年 度 決 算 比 0.4% 増 )となった 六 甲 ライナーでは 一 日 あたり34,364 人 ( 前 年 度 決 算 比 1.7% 増 )となった 新 築 マンション 入 居 による 島 内 住 居 者 の 増 などにより 定 期 利 用 は 一 日 あたり19,950 人 ( 前 年 度 決 算 比 4.8 % 増 ) 定 期 外 利 用 は 消 費 税 増 税 前 の 回 数 乗 車 券 の 駆 け 込 み 購 入 の 反 動 などにより 一 日 あ たり14,414 人 ( 前 年 度 決 算 比 2.4% 減 )となった お 客 さま 数 ( 決 算 比 較 ) ( 単 位 : 人 ) ポートライナー 六 甲 ライナー 26 年 度 25 年 度 増 減 26 年 度 25 年 度 増 減 一 日 あたり 65,084 63, % 34,364 33, % 定 期 30,088 28, % 19,950 19, % 定 期 外 34,996 34, % 14,414 14, % 鉄 軌 道 事 業 での 主 な 取 組 みとしては お 客 さまの 利 便 性 向 上 を 図 るため IC 乗 車 券 対 応 型 の 自 動 券 売 機 や 精 算 機 の 更 新 などを 順 次 行 った また 北 埠 頭 駅 構 内 にバリアフリー 対 応 の 多 機 能 型 トイレを 新 設 した 安 全 対 策 の 取 り 組 みとして 詳 細 な 投 資 計 画 に 基 づき 老 朽 化 に 伴 う 取 替 ならびに 改 修 など を 行 ってきた また 万 一 鉄 道 施 設 を 標 的 とするテロ 等 が 発 生 した 場 合 にも 迅 速 な 対 応 を 行 えるよう 関 係 機 関 との 連 携 強 化 を 目 的 とした 鉄 道 テロ 対 応 訓 練 を 実 施 してきた 更 に 増 収 対 策 として 沿 線 地 域 と 連 携 したウォーキングイベント KNTライナーウォーク の 開 催 や 昨 年 7 月 にリニューアルオープンした 神 戸 どうぶつ 王 国 との 連 携 による 企 画 乗 車 券 神 戸 どうぶつ 王 国 ポートライナーセット 券 の 発 売 などに 取 り 組 んできた 9

14 (2) 兼 業 市 民 病 院 前 ビル ステラ 三 宮 ビル 等 の 不 動 産 賃 貸 事 業 駐 車 場 管 理 業 務 (ポートピア 大 通 り 住 吉 川 中 公 園 変 電 所 ) リバーモール 施 設 管 理 業 務 平 成 26 年 度 については 市 民 病 院 前 ビルやステラ 三 宮 ビルなどの 不 動 産 賃 貸 業 において 引 き 続 き 積 極 的 なテナント 誘 致 を 行 ったが 一 部 テナントの 撤 退 などにより 入 居 率 は89.2% ( 前 年 度 決 算 比 4.1ポイント 減 )となった 10

15 2. 財 務 諸 表 (1) 損 益 計 算 書 平 成 26 年 4 月 1 日 から 平 成 27 年 3 月 31 日 まで ( 単 位 : 円 ) 科 目 金 額 鉄 軌 道 事 業 営 業 収 益 6,262,849,678 営 業 費 5,903,238,672 営 業 利 益 359,611,006 兼 業 営 業 収 益 544,406,474 営 業 費 224,882,051 営 業 利 益 319,524,423 全 事 業 営 業 利 益 679,135,429 営 業 外 収 益 受 取 利 息 1,125,382 有 価 証 券 利 息 6,695,639 そ の 他 の 収 益 48,996,182 56,817,203 営 業 外 費 用 支 払 利 息 282,398,860 そ の 他 の 費 用 43,636, ,035,493 経 常 利 益 409,917,139 特 別 利 益 工 事 負 担 金 等 39,036,333 39,036,333 特 別 損 失 固 定 資 産 圧 縮 損 38,386,144 38,386,144 税 引 前 当 期 純 利 益 410,567,328 法 人 税 住 民 税 及 び 事 業 税 149,488,273 当 期 純 利 益 261,079,055 神 戸 市 からの 収 入 (1) 補 助 金 - 千 円 (2) 受 託 料 338,710 千 円 受 託 料 338,710 千 円 の 内 耐 震 補 強 補 修 等 に 要 した301,576 千 円 については 一 時 的 に 当 社 が 立 て 替 え 市 から 収 受 しているため 損 益 計 算 書 には 含 んでいない 11

16 (2) 事 業 別 収 支 内 訳 表 収 入 内 訳 表 ( 単 位 : 円 ) ポートライナー 六 甲 ライナー 鉄 軌 道 事 業 小 計 兼 業 合 計 運 輸 収 入 4,130,602,502 1,909,781,128 6,040,383, ,040,383,630 賃 貸 料 ,378, ,378,228 管 理 収 入 ,505, ,505,940 自 販 機 収 入 ,440,993 3,440,993 そ の 他 収 入 ,589,566 20,589,566 受 託 収 入 11,415,038 1,227,778 12,642,816 24,491,747 37,134,563 運 輸 雑 収 134,963,394 87,502, ,466, ,466,048 受 取 利 息 732, ,116 1,074,740 50,642 1,125,382 有 価 証 券 利 息 4,358,861 2,035,474 6,394, ,304 6,695,639 そ の 他 の 収 益 26,411,224 5,626,297 32,037,521 4,315,845 36,353,366 特 別 利 益 12,134,667 26,901,666 39,036, ,036,333 合 計 4,320,618,310 2,033,417,113 6,354,035, ,074,265 6,903,109,688 支 出 内 訳 表 ( 単 位 : 円 ) ポートライナー 六 甲 ライナー 鉄 軌 道 事 業 小 計 兼 業 合 計 人 件 費 821,758, ,507,713 1,459,266,621 35,822,098 1,495,088,719 保 守 費 707,762, ,234,181 1,166,996,770 35,468,730 1,202,465,500 経 費 766,355, ,587,973 1,139,943,875 86,107,116 1,226,050,991 諸 税 198,956,681 77,451, ,408,620 17,210, ,618,640 減 価 償 却 費 1,536,027, ,595,130 1,860,622,786 50,274,087 1,910,896,873 支 払 利 息 244,656,843 36,606, ,263,706 1,135, ,398,860 そ の 他 の 費 用 22,011,278 18,611,618 40,622,896 3,013,737 43,636,633 特 別 損 失 11,761,269 26,624,875 38,386, ,386,144 法 人 税 4,185,672 28,701,748 32,887, ,600, ,488,273 合 計 4,313,476,798 1,982,922,040 6,296,398, ,631,795 6,642,030,633 事 業 別 収 支 内 訳 表 ( 単 位 : 円 ) ポートライナー 六 甲 ライナー 鉄 軌 道 事 業 小 計 兼 業 合 計 収 入 4,320,618,310 2,033,417,113 6,354,035, ,074,265 6,903,109,688 支 出 4,313,476,798 1,982,922,040 6,296,398, ,631,795 6,642,030,633 収 支 差 7,141,512 50,495,073 57,636, ,442, ,079,055 12

17 (3) 貸 借 対 照 表 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 ( 単 位 : 円 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 ) 流 動 資 産 3,891,148,390 流 動 負 債 3,713,931,480 現 金 及 び 預 金 2,870,943,167 1 年 以 内 返 済 予 定 の 長 期 借 入 金 1,624,120,000 未 収 運 賃 341,485,088 未 払 金 1,359,384,620 未 収 金 41,701,330 未 払 費 用 60,451,736 未 収 収 益 1,078,879 未 払 消 費 税 等 104,174,900 短 期 貸 付 金 900,000 未 払 法 人 税 等 73,056,600 貯 蔵 品 344,947,850 預 り 連 絡 運 賃 14,769,330 前 払 費 用 47,762,701 預 り 金 95,798,703 立 替 金 242,068,640 前 受 運 賃 248,734,290 その 他 流 動 資 産 700,000 前 受 金 39,711,855 貸 倒 引 当 金 439,265 賞 与 引 当 金 93,729,446 固 定 資 産 29,894,759,311 固 定 負 債 26,000,509,327 鉄 軌 道 事 業 固 定 資 産 27,148,293,990 長 期 借 入 金 23,455,680,000 兼 業 固 定 資 産 1,790,775,971 退 職 給 付 引 当 金 1,911,466,819 建 設 仮 勘 定 353,236,080 長 期 預 り 金 623,968,643 投 資 そ の 他 の 資 産 602,453,270 長 期 前 受 収 益 9,393,865 投 資 有 価 証 券 263,700,000 長 期 貸 付 金 24,975,000 負 債 合 計 29,714,440,807 長 期 前 払 費 用 304,092,608 その 他 の 投 資 等 14,369,759 ( 純 資 産 の 部 ) 貸 倒 引 当 金 4,684,097 株 主 資 本 4,073,566,894 資 本 金 24,266,000,000 利 益 剰 余 金 20,192,433,106 その 他 利 益 剰 余 金 20,192,433,106 繰 越 利 益 剰 余 金 20,192,433,106 評 価 換 算 差 額 等 2,100,000 その 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 2,100,000 純 資 産 合 計 4,071,466,894 資 産 合 計 33,785,907,701 負 債 純 資 産 合 計 33,785,907,701 13

18 (4) 財 産 目 録 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 ( 単 位 : 円 ) 資 産 の 部 負 債 の 部 科 目 金 額 科 目 金 額 流 動 資 産 3,891,148,390 流 動 負 債 3,713,931,480 現 金 及 び 預 金 三 井 住 友 銀 行 他 5 行 未 収 運 賃 未 収 金 未 収 収 益 有 価 証 券 利 息 等 短 期 貸 付 金 社 員 への 住 宅 貸 付 金 貯 蔵 品 補 修 用 材 料 等 前 払 費 用 長 期 前 払 費 用 の1 年 以 内 償 却 立 替 金 市 受 託 工 事 費 の 立 替 え 払 い その 他 の 流 動 資 産 貸 倒 引 当 金 2,870,943, ,485,088 41,701,330 1,078, , ,947,850 47,762, ,068, , ,265 1 年 以 内 返 済 予 定 の 長 期 借 入 金 神 戸 市 日 本 政 策 投 資 銀 行 等 未 払 金 動 力 費 工 事 代 金 等 未 払 費 用 社 会 保 険 料 未 払 利 息 等 未 払 消 費 税 等 未 払 法 人 税 等 預 り 連 絡 運 賃 連 絡 定 期 の 他 社 売 上 分 預 り 金 ICチャージ 料 等 前 受 運 賃 定 期 券 売 上 の 翌 期 計 上 分 前 受 金 テナント 賃 貸 料 の 翌 期 計 上 分 賞 与 引 当 金 1,624,120,000 1,359,384,620 60,451, ,174,900 73,056,600 14,769,330 95,798, ,734,290 39,711,855 93,729,446 固 定 資 産 29,894,759,311 固 定 負 債 26,000,509,327 鉄 軌 道 事 業 固 定 資 産 車 両 線 路 設 備 電 路 設 備 等 兼 業 固 定 資 産 市 民 病 院 前 ビル ステラ 三 宮 等 建 設 仮 勘 定 設 備 投 資 の 前 払 金 等 投 資 その 他 の 資 産 投 資 有 価 証 券 仕 組 債 出 資 株 式 等 長 期 貸 付 金 27,148,293,990 1,790,775, ,236, ,453, ,700,000 24,975,000 長 期 借 入 金 神 戸 市 日 本 政 策 投 資 銀 行 等 退 職 給 付 引 当 金 長 期 預 り 金 賃 貸 テナント 預 り 敷 金 等 長 期 前 受 収 益 賃 貸 テナント 営 業 協 力 金 等 負 債 合 計 23,455,680,000 1,911,466, ,968,643 9,393,865 29,714,440,807 長 期 前 払 費 用 エレヘ ーター 設 置 負 担 金 など そ の 他 の 投 資 等 土 地 差 入 保 証 金 等 貸 倒 引 当 金 304,092,608 14,369,759 4,684,097 株 主 資 本 資 本 金 利 益 剰 余 金 その 他 利 益 剰 余 金 繰 越 利 益 剰 余 金 4,073,566,894 24,266,000,000 20,192,433,106 20,192,433,106 20,192,433,106 評 価 換 算 差 額 等 2,100,000 その 他 有 価 証 券 評 価 差 額 金 2,100,000 純 資 産 合 計 4,071,466,894 資 産 合 計 33,785,907,701 負 債 純 資 産 合 計 33,785,907,701 14

19 Ⅴ 平 成 27 年 度 事 業 計 画 1. 事 業 計 画 (1) 鉄 軌 道 事 業 鉄 軌 道 事 業 のお 客 さま 数 の 動 向 については ポートライナーでは 企 業 進 出 による 従 業 員 の 増 により 一 日 あたり65,500 人 ( 前 年 度 決 算 比 0.6% 増 )を 見 込 んでおり 六 甲 ライ ナーでは 新 規 分 譲 マンションの 完 成 による 島 内 住 居 者 の 増 により 一 日 あたり34,700 人 ( 前 年 度 決 算 比 1.0% 増 )を 見 込 んでいる 平 成 27 年 度 においても お 客 さまの 安 全 輸 送 及 び 定 時 運 行 に 万 全 を 期 するとともに 将 来 的 に 予 想 される 人 口 減 少 社 会 の 到 来 による 移 動 人 口 の 減 少 等 に 対 処 していくため お 客 さまの 快 適 性 利 便 性 向 上 のためのサービス 投 資 にも 積 極 的 に 取 り 組 み より 多 くの 皆 さまにポートライナー 六 甲 ライナーをご 利 用 いただけるよう 努 めていく お 客 さま 数 ( 予 算 決 算 比 較 ) ( 単 位 : 人 ) ポートライナー 六 甲 ライナー 27 年 度 26 年 度 増 減 27 年 度 26 年 度 増 減 一 日 あたり 65,500 65, % 34,700 34, % 定 期 30,100 30, % 20,100 19, % 定 期 外 35,400 34, % 14,600 14, % (2) 兼 業 兼 業 についても 鉄 軌 道 事 業 を 補 完 し 会 社 の 経 営 基 盤 を 確 固 たるものとするため 既 存 事 業 の 維 持 による 安 定 的 な 収 益 を 確 保 するとともに 新 規 事 業 等 について 検 討 していく 2. 経 営 改 善 の 取 組 み 過 去 から 中 期 経 営 計 画 については 会 社 を 取 り 巻 く 情 勢 変 化 が 激 しいことから3ヵ 年 毎 に 計 画 を 見 直 し 策 定 している 現 在 平 成 25 年 度 から 平 成 27 年 度 までの3ヵ 年 を 実 施 期 間 とする 2013 中 期 経 営 計 画 を 策 定 し 取 組 みを 進 めている (1) 直 近 の 経 営 改 善 の 取 組 み ポートアイランド 線 延 伸 後 の 沿 線 開 発 計 画 と 実 績 の 乖 離 により 今 後 10 年 間 の 経 営 状 況 を 推 計 したところ 損 益 収 支 で 約 4 億 円 / 年 の 赤 字 発 生 資 金 もショート( 累 積 資 金 不 足 約 50 億 円 )することが 見 込 まれたため 平 成 22 年 度 から 平 成 24 年 度 の 期 間 で KNT 企 業 再 生 計 画 を 策 定 し 経 営 改 善 に 取 組 んだ 15

20 過 去 の 経 営 改 善 の 取 組 み H 8~12 経 営 改 善 計 画 H11~12 緊 急 経 営 改 善 計 画 H13~17 中 期 経 営 計 画 H18~ 中 期 経 営 計 画 H21~23 ZERO2009 中 期 経 営 計 画 H22~24 KNT 企 業 再 生 計 画 H25~ 中 期 経 営 計 画 (2) 平 成 27 年 度 以 降 の 取 組 み 六 甲 ライナーの 車 両 更 新 については 平 成 29 年 度 からの 運 用 を 目 指 し 取 組 んでいく さらに 強 固 な 財 務 組 織 基 盤 を 確 立 し これに 基 づくお 客 さまへの 積 極 的 な 投 資 などに よって お 客 さまからの 信 頼 を 獲 得 する 中 で さらなる 発 展 を 目 指 し 取 組 んでいく 財 務 基 盤 の 確 立 業 務 の 選 択 と 集 中 等 による 改 善 策 を 模 索 し さらなる 業 務 の 効 率 化 を 目 指 す また 経 費 の 節 減 などについても 継 続 して 取 り 組 む ( 直 営 外 注 の 見 直 し 等 による 効 率 化 を 検 討 ) 組 織 の 活 性 化 お 客 さまからの 信 頼 を 得 る 基 礎 となるコンプライアンスの 一 層 の 充 実 を 図 る (コンプライアンスに 関 する 研 修 コンプライアンスカードの 作 成 など) 安 全 安 心 の 提 供 安 全 最 優 先 の 意 識 を 揺 るぎないものとする 中 で あらゆるトラブルに 対 応 できるよう さらなる 技 能 向 上 を 目 指 していく (トラブル 対 応 のスキル 向 上 施 策 ヒヤリハット 等 情 報 の 活 用 強 化 など) 快 適 性 ( 利 便 性 )の 向 上 お 客 さまに 快 適 にご 利 用 いただくため さらなる 接 客 技 能 の 向 上 に 向 け 様 々な 取 組 み を 促 進 する ( 接 客 研 修 の 充 実 と 拡 大 車 内 マナーの 改 善 駅 舎 美 化 など) 3. 混 雑 緩 和 の 取 組 み ポートライナーでは 平 成 27 年 4 月 から 大 学 の 学 生 数 の 増 加 に 対 応 するため 臨 時 列 車 を 運 行 している 今 後 も 引 き 続 き 企 業 進 出 や 大 学 の 学 生 数 増 などにより 朝 ラッシュ 時 間 帯 の 混 雑 緩 和 への 対 応 が 急 務 となっているため 車 両 の2 編 成 増 備 による 運 転 本 数 の 増 加 に 取 り 組 み 輸 送 力 の 増 強 を 図 っていく また 混 雑 時 間 帯 のピークカットを 目 的 としたバス 利 用 への 誘 導 を 図 るため 本 市 の 社 会 実 験 に 協 力 していく 16

21 4. 予 定 財 務 諸 表 (1) 予 定 損 益 計 算 書 平 成 27 年 4 月 1 日 から 平 成 28 年 3 月 31 日 まで ( 単 位 : 千 円 ) 科 目 金 額 鉄 軌 道 事 業 営 業 収 益 6,319,000 営 業 費 5,837,000 営 業 利 益 482,000 兼 業 営 業 収 益 511,000 営 業 費 228,000 営 業 利 益 283,000 全 事 業 営 業 利 益 765,000 営 業 外 収 益 受 取 利 息 4,000 そ の 他 の 収 益 18,000 22,000 営 業 外 費 用 支 払 利 息 252,000 そ の 他 の 費 用 41, ,000 経 常 利 益 494,000 特 別 利 益 負 担 金 6,000 6,000 特 別 損 失 固 定 資 産 圧 縮 損 6,000 6,000 税 引 前 当 期 純 利 益 494,000 法 人 税 住 民 税 及 び 事 業 税 166,000 当 期 純 利 益 328,000 神 戸 市 からの 収 入 (1) 補 助 金 - 千 円 (2) 受 託 料 177,880 千 円 受 託 料 177,880 千 円 の 内 耐 震 補 強 補 修 等 に 要 した148,505 千 円 については 一 時 的 に 当 社 が 立 て 替 え 市 から 収 受 しているため 損 益 計 算 書 には 含 んでいない 17

22 (2) 予 定 事 業 別 収 支 内 訳 表 予 定 収 入 内 訳 表 ( 単 位 : 千 円 ) ポートライナー 六 甲 ライナー 鉄 軌 道 事 業 小 計 兼 業 合 計 運 輸 収 入 4,174,000 1,930,000 6,104, ,104,000 賃 貸 料 , ,000 管 理 収 入 , ,000 自 販 機 収 入 ,000 3,000 そ の 他 収 入 ,583 8,583 受 託 収 入 1,125 5,833 6,958 22,417 29,375 運 輸 雑 収 136,000 79, , ,000 受 取 利 息 3,000 1,000 4, ,000 そ の 他 の 収 益 5,875 4,167 10,042 1,000 11,042 特 別 利 益 5,000 1,000 6, ,000 合 計 4,325,000 2,021,000 6,346, ,000 6,858,000 予 定 支 出 内 訳 表 ( 単 位 : 千 円 ) ポートライナー 六 甲 ライナー 鉄 軌 道 事 業 小 計 兼 業 合 計 人 件 費 831, ,000 1,467,000 46,000 1,513,000 保 守 費 795, ,000 1,285,000 3,000 1,288,000 経 費 649, , , ,000 1,066,000 諸 税 219,000 91, ,000 18, ,000 減 価 償 却 費 1,463, ,000 1,819,000 51,000 1,870,000 支 払 利 息 223,000 29, , ,000 そ の 他 の 費 用 19,000 19,000 38,000 3,000 41,000 特 別 損 失 5,000 1,000 6, ,000 法 人 税 41,000 31,000 72,000 94, ,000 合 計 4,245,000 1,960,000 6,205, ,000 6,530,000 予 定 事 業 別 収 支 内 訳 表 ( 単 位 : 千 円 ) ポートライナー 六 甲 ライナー 鉄 軌 道 事 業 小 計 兼 業 合 計 収 入 4,325,000 2,021,000 6,346, ,000 6,858,000 支 出 4,245,000 1,960,000 6,205, ,000 6,530,000 収 支 差 80,000 61, , , ,000 18

23 (3) 予 定 貸 借 対 照 表 平 成 28 年 3 月 31 日 現 在 ( 単 位 : 千 円 ) 科 目 金 額 科 目 金 額 ( 資 産 の 部 ) ( 負 債 の 部 ) 流 動 資 産 4,612,914 流 動 負 債 4,518,492 現 金 及 び 預 金 3,571,062 1 年 以 内 返 済 予 定 の 長 期 借 入 金 1,472,920 未 収 運 賃 318,828 未 払 金 2,220,584 未 収 金 129,518 未 払 費 用 73,341 未 収 収 益 8,463 未 払 消 費 税 等 11,028 短 期 貸 付 金 900 未 払 法 人 税 等 146,418 貯 蔵 品 388,249 預 り 連 絡 運 賃 27,265 前 払 費 用 48,507 預 り 金 88,041 その 他 の 流 動 資 産 148,505 前 受 運 賃 347,817 貸 倒 引 当 金 1,118 前 受 金 34,343 賞 与 引 当 金 96,735 固 定 資 産 30,218,699 固 定 負 債 25,931,633 鉄 軌 道 事 業 固 定 資 産 27,675,362 長 期 借 入 金 23,501,760 兼 業 固 定 資 産 1,749,587 退 職 給 付 引 当 金 1,880,489 建 設 仮 勘 定 232,950 長 期 預 り 金 541,651 投 資 そ の 他 の 資 産 560,800 長 期 前 受 収 益 7,733 投 資 有 価 証 券 265,800 長 期 貸 付 金 23,975 負 債 合 計 30,450,125 長 期 前 払 費 用 272,043 その 他 の 投 資 等 3,191 ( 純 資 産 の 部 ) 貸 倒 引 当 金 4,209 株 主 資 本 4,381,488 資 本 金 24,266,000 利 益 剰 余 金 19,884,512 その 他 利 益 剰 余 金 19,884,512 繰 越 利 益 剰 余 金 19,884,512 純 資 産 合 計 4,381,488 資 産 合 計 34,831,613 負 債 純 資 産 合 計 34,831,613 19

24 Ⅵ 主 要 事 業 の 推 移 1.お 客 さま 数 項 目 一 日 あたり (ポートライナー) ( 六 甲 ライナー) ( 単 位 : 人 ) 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 24 年 度 25 年 度 26 年 度 79,329 84,874 89,807 89,887 91,283 93,267 94,837 97,263 99,448 47,331 52,165 55,807 56,340 58,528 60,689 62,170 63,457 65,084 31,998 32,709 34,000 33,547 32,755 32,578 32,667 33,806 34, 営 業 成 績 ( 鉄 軌 道 事 業 兼 業 ) ( 単 位 : 百 万 円 ) 項 目 18 年 度 19 年 度 20 年 度 21 年 度 22 年 度 23 年 度 24 年 度 25 年 度 26 年 度 営 業 収 益 6,142 6,401 6,607 6,421 6,496 6,940 6,981 7,065 6,807 鉄 軌 道 事 業 5,425 5,696 5,898 5,759 5,846 6,014 6,050 6,160 6,263 ( 運 輸 収 入 ) (5,192) (5,440) (5,640) (5,532) (5,626) (5,801) (5,842) (5,939) (6,040) ( 運 輸 雑 収 ) (233) (256) (258) (227) (220) (213) (208) (221) (223) 兼 業 営 業 外 収 益 収 益 合 計 営 業 費 ,374 6,518 6,665 6,468 6,559 7,027 7,085 7,232 6,864 5,614 5,711 5,780 5,684 5,860 5,906 6,139 6,285 6,128 鉄 軌 道 事 業 5,092 5,199 5,260 5,185 5,337 5,393 5,606 5,764 5,903 兼 業 営 業 外 費 用 費 用 合 計 経 常 損 益 特 別 利 益 特 別 損 失 法 人 税 等 当 期 損 益 累 積 損 益 ,056 6,280 6,246 6,284 6,381 6,426 6,562 6,675 6, ,077 20,981 21,530 21,754 21,572 21,189 20,788 20,453 20,192 20

25 21

26 外 郭 団 体 に 関 する 特 別 委 員 会 神 戸 新 交 通 株 式 会 社 の 減 資 について( 案 ) 平 成 27 年 8 月 3 日 参 考 資 料 1. 会 社 概 要 神 戸 新 交 通 は 海 上 都 市 ポートアイランド 六 甲 アイランドと 市 街 地 の 主 要 ターミナルを 連 絡 する ポートアイランド 線 六 甲 アイランド 線 を 運 営 する 目 的 として 設 立 され 昭 和 56 年 2 月 から 営 業 を 開 始 している 現 在 神 戸 市 は 株 式 を77.16% 保 有 しており 筆 頭 株 主 となっている 2. 減 資 の 目 的 企 業 基 盤 ( 財 務 組 織 )を 確 立 し 安 全 安 心 快 適 を 提 供 する を 基 本 方 針 とする 2013 中 期 経 営 計 画 ( 平 成 25 年 度 ~ 平 成 27 年 度 ) に 取 り 組 んでいるところであるが なお 一 層 の 財 務 体 質 の 改 善 を 図 るため バランスシートの 改 善 ( 累 積 損 失 の 解 消 )を 目 的 に 減 資 を 行 うものとする 3. 減 資 の 内 容 1 資 本 金 242 億 66 百 万 円 を1 億 円 とする 2 減 資 の 手 法 資 本 金 の 減 額 による 剰 余 金 (241 億 66 百 万 円 )を 利 益 剰 余 金 と その 他 資 本 剰 余 金 に 振 り 替 えて 財 務 内 容 の 改 善 を 図 る 無 償 減 資 とする 株 式 数 株 式 比 率 に 変 動 はなく 資 本 構 成 のみの 変 更 であるため 同 社 株 式 に 対 する 本 市 の 権 利 ( 利 益 配 当 請 求 権 株 主 総 会 議 決 権 )は 変 わらない ( 千 円 ) 減 資 前 減 資 後 ( 増 減 ) 株 主 資 本 4,073,567 4,073,567 資 本 金 24,266, ,000 ( 24,166,000) 利 益 剰 余 金 20,192,433 0 (+20,192,433) その 他 資 本 剰 余 金 0 3,973,567 ( +3,973,567) 減 資 前 欄 は 平 成 27 年 3 月 31 日 現 在 4. 減 資 の 効 果 欠 損 金 の 解 消 により 財 務 内 容 の 改 善 が 図 られる 資 本 金 を1 億 円 に 減 資 することで 外 形 標 準 課 税 額 が 削 減 される (27 年 度 見 込 : 約 90 百 万 円 28 年 度 以 降 : 約 120 百 万 円 ) 5. 今 後 のスケジュール 11 月 下 旬 臨 時 株 主 総 会 ( 減 資 特 別 決 議 )

27 参 考 株 主 状 況 ( 平 成 27 年 7 月 末 現 在 ) 株 主 名 持 株 数 持 株 比 率 神 戸 市 3,744,720 株 77.16% 三 井 住 友 銀 行 190,000 株 3.91% 川 崎 重 工 業 105,200 株 2.17% 神 戸 製 鋼 所 105,200 株 2.17% 三 菱 重 工 業 105,200 株 2.17% 他 42 名 602,880 株 12.42%