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1 報 告 事 項 平 成 23 年 度 事 業 報 告 Ⅰ. 事 業 の 経 過 およびその 成 果 1. 社 員 総 会 公 益 社 団 法 人 になって 初 めての 第 64 回 定 時 社 員 総 会 を 平 成 23 年 5 月 25 日 ( 水 )に 化 学 会 館 7 階 ホールで 開 催 社 員 総 数 329 名 のうち 264 名 ( 出 席 者 24 名 有 効 委 任 状 240 名 )が 出 席 して 会 が 成 立 平 成 22 年 度 事 業 報 告 平 成 22 年 度 会 計 報 告 役 員 選 任 定 款 変 更 に 関 して 決 議 した 2. 役 員 会 等 1) 理 事 会 平 成 23 年 度 は 第 603 回 (3/2) 第 604 回 (5/25) 第 605 回 (5/25) 第 606 回 (7/5) 第 607 回 (10/6) 第 608 回 (2/7)の 計 6 回 開 催 した 1 公 益 法 人 への 移 行 に 関 して 3/1 に 公 益 社 団 法 人 としての 登 記 を 終 了 し 新 法 人 が 発 足 した 同 日 新 定 款 に 則 り 理 事 会 で 役 員 を 選 任 し 代 表 理 事 としての 岩 澤 会 長 上 村 筆 頭 副 会 長 川 島 常 務 理 事 のもと 事 業 をスタートした また 重 要 な 使 用 人 として 支 部 長 部 会 長 を 選 任 した 新 法 人 下 初 めての 定 時 社 員 総 会 を 5/25 に 開 催 することを 決 め 総 会 に 諮 られる 平 成 22 年 度 の 事 業 報 告 平 成 22 年 度 会 計 報 告 及 び 平 成 23 年 度 役 員 の 選 任 に 関 し 承 認 を 行 った 5/25 の 定 時 社 員 総 会 後 の 理 事 会 では 定 款 に 則 り 平 成 23 年 度 の 代 表 理 事 業 務 執 行 理 事 の 選 任 を 行 った また 積 み 残 しの 規 程 類 改 訂 が 必 要 な 規 程 類 について 制 定 あるいは 改 訂 を 行 った 2 東 日 本 大 震 災 に 伴 う 春 季 年 会 の 対 応 東 日 本 大 震 災 に 伴 い 3/26-29 に 神 奈 川 大 学 横 浜 キャンパスで 開 催 予 定 であった 第 91 春 季 年 会 の 開 催 を 取 りやめた それに 際 して 理 事 会 等 で 十 分 議 論 を 行 い 予 稿 集 の 発 行 をもって 発 表 は 成 立 したものとすること 事 前 参 加 登 録 費 は 返 金 しないことを 決 めた 3 東 日 本 大 震 災 被 災 者 支 援 被 災 者 支 援 のため 化 学 を 中 心 とするサイエンスコミュニティおよび 次 世 代 を 担 う 小 中 高 校 生 に 対 して 短 期 だけでなく 中 長 期 的 に 継 続 して 支 援 活 動 を 行 う ことを 基 本 方 針 とし た 東 日 本 大 震 災 被 災 者 支 援 事 業 を 行 うことを 決 定 し 赤 阪 前 関 東 支 部 長 を 委 員 長 とし 全 国 7 支 部 産 業 界 などより 選 出 した 委 員 で 構 成 する 東 日 本 大 震 災 被 災 者 支 援 委 員 会 を 発 足 させた 資 金 としては 1400 万 円 を 拠 出 するとともに 募 金 を 行 うこととした 4 会 員 の 維 持 増 強 策 会 員 の 維 持 増 強 のため 会 費 一 括 納 入 制 度 の 提 案 があり 第 606 回 理 事 会 で 承 認 した また アジアからの 留 学 生 の 勧 誘 法 人 正 会 員 の 勧 誘 入 会 キャンペーンの 実 施 などを 計 画 する 方 針 が 承 認 された 5 会 長 候 補 者 選 出 のための 会 員 投 票 平 成 年 度 会 長 選 挙 を Web 投 票 で 行 い 玉 尾 皓 平 氏 が 最 高 得 票 を 得 た なお 新 公 益 法

2 人 下 では 会 長 は 理 事 会 の 決 議 によって 理 事 の 中 から 選 出 されることになるため これは 会 長 最 終 候 補 者 を 選 出 するための 会 員 投 票 の 位 置 づけとなる 6 各 賞 選 考 名 誉 会 員 推 戴 フェロー 選 考 平 成 24 年 度 役 員 人 事 については 規 則 に 従 って 第 608 回 理 事 会 で 承 認 された 女 性 化 学 者 奨 励 賞 の 創 設 が 第 608 回 理 事 会 で 承 認 された 7 平 成 24 年 度 事 業 計 画 予 算 案 平 成 24 年 度 予 算 については 第 603 回 理 事 会 で 収 支 均 衡 の 予 算 策 定 方 針 を 承 認 した 一 方 論 文 誌 のあり 方 の 議 論 や 論 文 誌 に 関 する 科 研 費 補 助 の 方 針 の 変 化 化 学 会 の 情 報 発 信 力 の 強 化 の 議 論 などから 戦 略 支 出 を 考 える 必 要 があり 平 成 24 年 度 事 業 計 画 予 算 には これ らに 関 する 戦 略 投 資 約 3200 万 円 を 実 施 し その 他 を 収 支 均 衡 とすることとして 第 608 回 理 事 会 で 承 認 された 8 国 際 交 流 関 連 PACIFICHEM: PACIFICHEM 2010 の 報 告 と 還 付 金 の 処 理 について 承 認 された また PACIFICHEM 2015 については 協 定 書 および 組 織 委 員 および 予 算 案 が 承 認 された FACS:アジアにおける 日 本 化 学 会 のプレゼンスを 向 上 させるため 2015 年 から 2 年 間 のホス ト 国 を 務 め 2015 年 の 16ACC の 日 本 開 催 を 立 候 補 することを 決 めた RSC 中 国 化 学 会 との 連 携 : 相 互 の 国 際 協 力 協 定 に 則 り 第 91 春 季 年 会 で 開 催 予 定 であった 日 英 シンポジウム 2011 および 日 中 若 手 化 学 者 フォーラムは 中 止 となった 日 独 化 学 シンポジウム(6/20) IUPAC 総 会 FACS 総 会 第 3 回 CS3 などが 報 告 された ドイツ 化 学 会 からの 要 請 で 6 月 20 日 に 日 独 シンポジウムを 実 施 することが 報 告 された 9 論 文 誌 関 連 化 学 系 学 協 会 刊 行 フォーラムの 解 散 に 伴 い 化 学 会 の 雑 誌 として 継 続 刊 行 することが 決 まっ た TCR に 関 して Wiley との 契 約 が 6 月 に 締 結 された 化 学 会 の 論 文 誌 のあり 方 について 戦 略 企 画 委 員 会 等 で 集 中 的 に 議 論 が 進 められ 理 事 会 で も 進 め 方 の 方 針 が 承 認 された 合 わせて 科 研 費 補 助 金 への 対 応 ( 平 成 24 年 度 予 算 に 論 文 誌 をよくするための 積 極 的 活 動 を 行 うこと およびそれを 平 成 25 年 度 からの 科 研 費 補 助 金 の 申 請 につなげること)も 承 認 された 10 平 成 24 年 度 基 本 活 動 方 針 平 成 23 年 度 基 本 活 動 方 針 の 達 成 状 況 と 残 された 課 題 から 平 成 24 年 度 の 基 本 活 動 方 針 を 作 成 し 第 608 回 理 事 会 で 承 認 された 1) 公 益 社 団 法 人 として 円 滑 な 運 営 2) 会 員 増 強 3) 秋 季 事 業 として CSJ 化 学 フェスタ 定 着 と 拡 大 4) 産 学 交 流 の 実 質 化 5) 支 部 と 人 材 育 成 地 域 社 会 貢 献 6) 財 務 体 質 の 健 全 化 強 化 7) 事 務 局 の 効 率 化 あり 方 の 追 及 人 材 育 成 8) 科 研 費 ヘ ースの 戦 略 策 定 と 実 行 9) 初 等 中 等 理 科 教 育 の 継 続 的 改 革 10) 日 化 協 JACI との 連 携 強 化 11) 異 分 野 学 協 会 連 携 と 適 切 な 政 策 提 言 12) 年 会 の 活 性 化 13) 国 際 連 携 の 強 化 14) 広 報 情 報 発 信 力 の 強 化 と 広 告 戦 略 見 直 し 15) 東 日 本 大 震 災 被 災 者 支 援 委 員 会 を 中 心 に 支 援 の 実 施 11 政 策 提 言 情 報 発 信 東 日 本 大 震 災 に 対 応 した 学 協 会 の 提 言 として 日 本 は 科 学 の 歩 みを 止 めない~ 学 会 は 学 生

3 若 手 と 共 に 希 望 ある 日 本 の 未 来 を 築 く~ と 題 する 34 学 協 会 会 長 声 明 を 発 表 した また 被 災 地 の 小 中 学 校 への 理 科 教 育 の 支 援 への 要 望 書 を 関 連 学 協 会 共 同 で 文 科 省 へ 提 出 した 2) 顧 問 会 10 月 6 日 に 15 名 の 顧 問 ( 歴 代 会 長 )を 招 いて 開 催 顧 問 各 位 から 貴 重 なご 意 見 を 伺 った 3) 支 部 長 部 会 長 会 平 成 23 年 度 は 春 季 年 会 が 中 止 になったため 7/5 2/7 の2 回 開 催 した 支 部 に 関 しては 支 部 費 が 減 少 して 支 部 活 動 が 縮 小 していること 部 会 に 関 しては 部 会 のあり 方 部 会 への 固 定 費 配 賦 のあり 方 が 議 論 になり 今 後 検 討 していくことになった 3. 運 営 会 議 関 係 1) 運 営 会 議 今 年 度 は 5/12 7/5 10/6 12/7 2/7 の 計 5 回 開 催 主 に 理 事 会 における 審 議 案 件 について 予 備 的 検 討 を 行 うとともに 会 の 重 要 事 項 について 審 議 を 行 っている 今 年 度 は 基 本 活 動 方 針 の 推 進 体 制 部 会 の 考 え 方 などを 審 議 した また 各 委 員 会 委 員 長 の 承 認 を 行 った 2) 戦 略 企 画 委 員 会 平 成 23 年 度 は 5/12( 木 ) 7/19( 火 ) 10/6( 木 ) 12/7( 水 )の 計 4 回 開 催 した 130 年 後 の 化 学 の 夢 ロードマップ 30 年 後 の 化 学 の 夢 ロードマップ については 学 術 研 究 活 性 化 委 員 会 ( 中 村 栄 一 委 員 長 )に 検 討 を 付 託 して 原 案 を 作 成 し ディビジョン 部 会 の 確 認 を 経 て 戦 略 企 画 委 員 会 で 最 終 確 認 を 行 った 当 初 学 術 会 議 のロードマップにあわせて9 月 中 の 公 開 発 行 を 目 指 していたが 学 術 会 議 が8 月 末 に 先 行 して 公 開 発 行 したため 精 査 して 発 行 す ることになり 平 成 24 年 3 月 初 旬 に 1500 部 の 冊 子 を 完 成 した ホームページで 趣 旨 文 概 念 図 各 分 野 の 概 要 を 公 開 予 定 また 第 92 春 季 年 会 で 関 連 シンポジウムを 企 画 2 論 文 誌 のあり 方 について 戦 略 企 画 委 員 会 傘 下 にジャーナル 特 別 委 員 会 ( 渡 辺 芳 人 委 員 長 )を 設 置 して 日 本 化 学 会 のジャーナルのあり 方 について 集 中 検 討 を 行 った また それを 受 けて 学 術 情 報 部 門 会 議 でも 議 論 を 継 続 した その 結 果 商 業 出 版 社 との 提 携 を 最 後 の 選 択 肢 として 残 しつつも 現 状 のまま 国 際 誌 としての 魅 力 あるコンテンツをもった 自 前 の 論 文 誌 にするための 抜 本 的 な 改 革 を 行 い その 宣 伝 に 注 力 する 方 向 性 を 確 認 した 3 秋 季 事 業 CSJ 化 学 フェスタ 戦 略 企 画 委 員 会 傘 下 に CSJ 化 学 フェスタ 実 行 委 員 会 ( 委 員 長 : 多 田 啓 司 西 出 宏 之 ) を 設 置 して 企 画 を 行 い 産 学 連 携 の 実 質 化 のための 新 しい 秋 季 事 業 として 11 月 13 日 ~15 日 早 稲 田 大 学 で 開 催 した 有 料 参 加 者 が 当 初 目 標 に 達 しなかったものの 1000 名 以 上 の 参 加 があり 第 1 回 としては 成 功 であった 今 後 継 続 した 事 業 として 定 着 させるべく 秋 季 事 業 運 営 委 員 会 を 設 置 し 事 業 趣 旨 意 義 を 確 認 事 業 全 体 を 検 討 するとともに 実 行 委 員 会 では 第 1 回 の 反 省 を 踏 まえ CSJ 化 学 フェスタの 名 称 を 再 検 討 実 質 的 に 産 学 官 連 携 が 図

4 れる 新 規 事 業 として 確 立 することにした 4 産 学 交 流 活 動 の 実 質 化 CSJ 化 学 フェスタを 起 案 実 行 するとともに 世 界 化 学 年 事 業 ( 世 界 化 学 年 シンポジウム 子 ども 化 学 実 験 ショーなど)を 日 化 協 などと 協 力 して 展 開 した また 日 化 協 との 定 期 交 流 会 を 開 始 した 5 会 員 増 強 について 特 に 法 人 会 員 及 びアジアの 会 員 の 増 強 について 議 論 がなされた 法 人 会 員 については 会 員 状 況 の 解 析 を 行 ったうえで 産 学 連 携 の 実 質 化 の 活 動 とあわせて キャンペーンなど 展 開 していくことになり 事 務 局 で 詳 細 検 討 を 行 うことになった また アジアの 会 員 増 強 に ついては 日 本 国 内 のアジアからの 留 学 生 をターゲットに 会 員 増 強 を 展 開 することを 検 討 す る 3) 広 報 委 員 会 広 報 委 員 会 は 日 本 化 学 会 の 事 業 活 動 広 報 および 化 学 の 理 解 増 進 強 化 に 取 り 組 んでいる 事 業 活 動 においては 春 季 年 会 シンポジウム 国 際 賞 受 賞 など 日 本 化 学 会 および 会 員 に 関 する 事 柄 について 適 宜 情 報 を 発 信 した またホームページの 大 幅 リニューアルに 向 けて 検 討 準 備 を 開 始 した 4) 倫 理 委 員 会 今 年 度 は 日 本 化 学 会 会 員 行 動 規 範 および 行 動 の 指 針 に 係 わる 問 題 が 特 になく 倫 理 委 員 会 は 役 割 の 確 認 のための 会 合 1 回 のみ 行 った 学 協 会 の 連 合 体 である 技 術 倫 理 協 議 会 に 委 員 を 派 遣 して 12/14 の 公 開 シンポジウム 安 全 と 安 心 の 接 点 - 科 学 者 技 術 者 は 安 全 と 安 心 のために 何 をすべきか? の 開 催 をサポートした 5) 論 説 委 員 会 当 委 員 会 は 日 本 化 学 会 が 専 門 家 集 団 として 社 会 に 向 けてより 積 極 的 に 発 言 するため 化 学 化 学 技 術 関 連 の 時 事 テーマを 随 時 とりあげ それに 対 する 見 解 を 機 関 誌 化 学 と 工 業 および 化 学 会 ホームページに 論 説 として 掲 載 し 発 信 している 今 年 度 は 2 回 の 委 員 会 を 開 催 し 論 説 委 員 8 名 あるいはゲスト 論 説 委 員 に 順 次 執 筆 を 依 頼 し た 4. 会 務 部 門 1) 会 務 部 門 会 議 平 成 23 年 度 は 会 務 部 門 会 議 を 3 回 開 催 した また メールでの 審 議 を 1 回 行 った 会 議 では 主 に 1 公 益 社 団 法 人 に 対 応 した 規 程 規 則 等 の 新 設 あるいは 改 訂 2 日 本 化 学 会 フェ ローの 選 考 と 制 度 に 関 する 議 論 3 各 賞 選 考 委 員 会 からの 要 望 事 項 の 対 応 4 女 性 化 学 者 奨 励 賞 の 新 設 などについて 議 論 し 運 営 会 議 理 事 会 への 規 程 等 の 改 定 案 答 申 案 をまとめた 以 下 にその 概 要 を 記 した 1 公 益 社 団 法 人 に 対 応 した 規 程 規 則 等 の 新 設 あるいは 改 訂 公 益 社 団 法 人 に 対 応 した 規 程 類 については 発 足 時 点 でかなり 制 定 されているが 積 み 残 しになっていた 次 の 規 程 について 新 たに 作 成 し 理 事 会 に 諮 った

5 新 設 : 催 事 規 程 国 際 会 議 規 程 積 立 資 産 取 扱 い 規 程 リスク 管 理 規 程 改 訂 : 表 彰 規 程 名 誉 会 員 規 程 総 会 運 営 規 程 役 員 候 補 者 選 考 規 程 部 会 規 程 部 門 規 程 研 究 交 流 部 門 規 程 事 務 局 職 制 規 程 公 印 管 理 規 程 2 日 本 化 学 会 フェローの 選 考 と 制 度 に 関 する 議 論 平 成 23 年 度 日 本 化 学 会 フェローとして 次 の 各 氏 を 選 考 した 各 氏 は 理 事 会 で 承 認 され 第 92 春 季 年 会 会 場 ( 慶 應 義 塾 大 学 日 吉 矢 上 キャンパス)で 認 定 式 が 執 り 行 われる 予 定 坂 入 実 ( 日 立 製 作 所 ) 竹 内 敬 人 ( 東 大 名 誉 ) 細 矢 治 夫 (お 茶 の 水 女 子 大 名 誉 ) 市 村 禎 二 郎 ( 東 工 大 名 誉 ) 池 本 勲 ( 東 京 都 立 大 名 誉 ) 片 江 安 巳 ( 杉 並 区 立 科 学 館 ) 高 梨 賢 英 ( 東 京 学 芸 大 ) 山 本 孝 二 ( 千 葉 県 立 鎌 ヶ 谷 高 ) 荻 野 和 子 ( 東 北 大 名 誉 ) 竹 原 善 一 郎 ( 京 大 名 誉 ) 野 間 口 兼 政 ( 樹 脂 ライニング 工 業 会 ) 吉 野 彰 ( 旭 化 成 ) また フェローの 役 割 特 典 選 考 基 準 について 議 論 を 行 い 日 本 化 学 会 フェロー 規 程 に 反 映 させた 3 各 賞 選 考 委 員 会 からの 要 望 事 項 の 対 応 各 賞 選 考 委 員 会 からの 要 望 について 審 議 し 関 連 する 規 程 類 に 反 映 させて 理 事 会 に 諮 った 4 女 性 化 学 者 奨 励 賞 の 新 設 男 女 共 同 参 画 推 進 委 員 会 からの 要 望 があった 女 性 化 学 者 奨 励 賞 について 審 議 し 女 性 化 学 者 奨 励 賞 選 考 委 員 会 規 則 等 を 整 備 して 理 事 会 に 諮 った 2) 会 員 委 員 会 平 成 23 年 度 は 委 員 会 を 3 回 開 催 した 会 員 の 退 会 時 期 の 一 つが 退 職 前 後 である 個 人 正 会 員 の 退 会 慰 留 を 目 的 として 会 費 一 括 納 入 制 度 についてWG(ワーキンググループ)を 設 置 して 検 討 し 平 成 24 年 度 の 会 費 請 求 時 期 から 導 入 した また 世 界 化 学 年 (IYC2011)に 合 わせて 個 人 正 会 員 の 入 会 金 免 除 を 実 施 し 新 入 会 個 人 正 会 員 の 増 加 がみられたが 依 然 個 人 正 会 員 の 退 会 は 下 げ 止 まっていない 総 会 員 数 では 30,592 名 となり 昨 年 より 279 名 減 となった なお 東 日 本 大 震 災 被 災 者 支 援 活 動 の 一 環 として 被 災 学 生 会 員 の 会 費 免 除 等 を 実 施 した その 他 会 員 の 立 場 にたった 観 点 から 制 度 等 の 検 討 を 行 った 3) 役 員 候 補 者 選 考 委 員 会 役 員 候 補 者 選 考 委 員 会 において 平 成 24 年 度 新 任 役 員 候 補 者 14 名 を 選 出 し 理 事 会 に 答 申 した 4) 各 賞 選 考 委 員 会 各 賞 選 考 委 員 会 において 平 成 23 年 度 受 賞 候 補 者 を 選 出 し 理 事 会 に 答 申 した 理 事 会 で 承 認 後 第 92 春 季 年 会 会 場 ( 慶 應 義 塾 大 学 日 吉 矢 上 キャンパス)でおいて 表 彰 式 が 執 り 行 われる 予 定 日 本 化 学 会 賞 6 件 小 林 孝 嘉 ( 電 通 大 先 端 超 高 速 ) 鈴 木 寛 治 ( 東 工 大 院 理 工 ) 関 口 章 ( 筑 波 大 数 理 物 質 ) 西 川 恵 子 ( 千 葉 大 院 融 合 科 学 ) 橋 本 和 仁 ( 東 大 院 工 ) 原 田 明 ( 阪 大 院 理 ) 学 術 賞 9 件 阿 波 賀 邦 夫 ( 名 大 物 質 科 学 セ) 伊 與 田 正 彦 ( 首 都 大 東 京 ) 岡 本 裕 巳 ( 分 子 研 ) 菊 地 和 也 ( 阪 大 院 工 ) 佐 々 木 高 義 ( 物 質 材 料 研 ) 澤 村 正 也 ( 北 大 院 理 ) 島 川 祐 一 ( 京 大 化 研 ) 田 原 太 平 ( 理 研 ) 森 田 明 弘 ( 東 北 大 院 理 ) 進 歩 賞 8 件 池 田 将 ( 京 大 院 工 ) 生 越 友 樹 ( 金 沢 大 理 工 ) 北 将 樹 ( 筑 波 大 数 理 物 質 )

6 倉 橋 拓 也 ( 京 大 院 工 ) 新 谷 亮 ( 京 大 院 理 ) 田 原 一 邦 ( 阪 大 院 基 礎 工 ) 松 尾 光 一 ( 広 島 大 放 射 研 ) 松 田 亮 太 郎 ( 科 学 技 術 振 興 機 構 ) 化 学 技 術 賞 3 件 杉 瀬 良 二, 宮 武 孝, 土 井 隆 志, 白 井 昌 志, 吉 田 佳 弘 ( 宇 部 興 産 ( 株 )) 五 十 嵐 仁 一, 小 宮 健 一, 八 木 下 和 宏 (JX 日 鉱 日 石 エネルギー( 株 )) 垣 内 博 行, 武 脇 隆 彦, 谷 川 裕 一, 岩 出 美 紀, 窪 川 清 一 ( 三 菱 樹 脂 ( 株 ),( 株 ) 三 菱 化 学 科 学 技 術 研 究 センター, 三 菱 化 学 ( 株 )) 技 術 進 歩 賞 1 件 辻 秀 之, 堀 内 昭 子, 辻 幸 志 (( 株 ) 東 芝, 日 本 下 水 道 事 業 団 ) 化 学 教 育 賞 2 件 蟻 川 芳 子 ( 日 本 女 子 大 ) 長 谷 川 正 ( 東 京 学 芸 大 ) 化 学 教 育 有 功 賞 5 件 高 松 正 勝 ( 埼 玉 県 立 桶 川 高 ) 田 中 義 靖 ( 都 立 戸 山 高 ) 橋 爪 清 成 ( 福 島 県 立 福 島 高 ) 藤 川 卓 志 ( 宮 城 県 名 取 高 ) 八 島 弘 典 ( 室 蘭 工 大 院 工 ) 化 学 技 術 有 功 賞 3 件 青 山 正 樹 ( 分 子 研 ) 後 藤 忠 彦 ( 東 北 大 多 元 研 ) 中 坪 俊 一 ( 北 大 低 温 科 学 研 ) 5. 研 究 交 流 部 門 平 成 23 年 度 は 部 門 会 議 の 開 催 なし 1) 学 術 研 究 活 性 化 委 員 会 平 成 23 年 度 は 会 議 を 2 回 開 催 し 以 下 を 検 討 した 1 第 二 次 先 端 ウオッチング 調 査 第 二 次 先 端 ウオッチング 調 査 は 複 数 の 化 学 関 連 領 域 にインパクトを 与 え 新 領 域 への 発 展 が 期 待 されるテーマについて 調 査 を 行 っている 平 成 23 年 度 は 昨 年 度 の 春 季 年 会 で 実 施 予 定 であった シングルセル 解 析 による 生 命 科 学 の 新 潮 流 ( 提 案 者 : 民 谷 栄 一 委 員 ) 高 次 実 在 分 子 システムのための 分 子 科 学 : 実 験 と 理 論 による 機 能 発 現 の 分 子 論 的 理 解 ( 提 案 者 : 藤 井 正 明 委 員 )の2 件 を 承 認 し 報 告 書 を 作 成 した 第 92 春 季 年 会 でイブニング セッションが 実 施 される 2 中 長 期 テーマシンポジウム 中 長 期 視 点 から 特 別 企 画 を 継 続 的 に 春 季 年 会 実 行 委 員 会 に 提 案 しており 第 92 春 季 年 会 では 以 下 6 件 のシンポジウムが 実 施 される 元 素 戦 略 : 物 質 科 学 のジャンプによる 課 題 解 決 を 目 指 して 創 薬 リードのケミカルバ イオロジー 生 物 無 機 化 学 の 新 たなる 挑 戦 - 生 体 関 連 化 学 の 新 展 開 に 向 けて プラズモニ ック 化 学 の 新 展 開 エネルギー 環 境 問 題 と 材 料 化 学 構 築 学 直 截 的 分 子 変 換 手 法 の 開 発 : 有 機 分 子 の 新 活 性 化 法 3アジア 国 際 シンポジウム 春 季 年 会 の 活 性 化 を 目 的 としてアジア 地 域 の 若 手 研 究 者 を 招 聘 して 国 際 シンポジウムを 開 催 しており 第 91 春 季 年 会 では 9 ディビジョンで 25 名 を 招 聘 し シンポジウムを 予 定 し ていたが 東 日 本 大 震 災 の 影 響 による 春 季 年 会 の 中 止 に 伴 い シンポジウムの 開 催 を 断 念 し た なお 年 会 での 発 表 は 成 立 しているため 後 日 招 聘 者 に 賞 状 を 贈 った 第 92 春 季 年 会 では 5 ディビジョン( 理 論 化 学 情 報 化 学 計 算 化 学 無 機 化 学 錯 体 化 学 有 機 金 属 化 学 触 媒 化 学 ナノテク 材 料 化 学 )で 8 名 を 招 聘 して 開 催 する 4CS3 テーマ 選 定 出 席 者 選 定

7 第 4 回 ( 平 成 24 年 開 催 )のテーマが Chemistry for Next-Generation Electronics に 決 まり 日 本 側 のサイエンスコミッティメンバーの 選 定 を 行 っている 5 化 学 の 夢 ロードマップについて 戦 略 企 画 委 員 会 より 付 託 された 30 年 後 の 化 学 の 夢 ロードマップ は 110 名 による 104 項 目 を 掲 載 し 平 成 24 年 2 月 末 に 完 成 92 春 季 年 会 にて 関 連 シンポジウムを 実 施 予 定 2)ディビジョン 運 営 委 員 会 委 員 長 : 上 村 大 輔 ( 神 奈 川 大 理 ) 平 成 23 年 度 は 会 議 を 2 回 開 催 第 92 春 季 年 会 でのアジア 国 際 シンポジウム 開 催 ディ ビジョンについて 検 討 した 現 在 約 22,000 名 の 会 員 が 21 ディビジョンに 登 録 している 3) 春 季 年 会 実 行 委 員 会 1 第 91 春 季 年 会 (2011) 3 月 26~29 日 に 神 奈 川 大 学 横 浜 キャンパスで 実 施 予 定 であった 第 91 春 季 年 会 は 東 日 本 大 震 災 の 影 響 で 中 止 としたが 発 表 は 成 立 し 第 91 春 季 年 会 は 紙 上 および Web 上 で 開 催 した 総 講 演 件 数 6,088 件 2 第 92 春 季 年 会 (2012) 平 成 24 年 3 月 25~28 日 に 慶 應 義 塾 大 学 日 吉 キャンパス 矢 上 キャンパスにて 実 施 予 定 総 講 演 件 数 6,195 件 参 加 登 録 者 未 定 なお 中 止 となった 第 91 春 季 年 会 の 受 賞 講 演 お よび 若 い 世 代 の 特 別 講 演 会 ( 計 55 件 )を 第 92 春 季 年 会 で 行 う 予 定 また ATP の 活 性 化 を 目 的 として ATP ポスターを 新 設 し ATP 注 目 ポスターを 選 出 して 記 念 品 贈 呈 を 行 う 予 定 4) 部 会 研 究 会 新 領 域 研 究 グループ 1 研 究 会 : 糖 鎖 化 学 研 究 会 フロンティア 生 命 化 学 研 究 会 の 2 つの 研 究 会 がシンポジ ウム 等 を 実 施 した なお 平 成 24 年 度 から 新 たに 低 次 元 系 光 機 能 材 料 を 設 置 するこ とにした 糖 鎖 化 学 研 究 会 は 平 成 23 年 度 で 活 動 を 終 了 した 2 新 領 域 研 究 グループ: 低 次 元 無 機 - 有 機 複 合 系 の 光 化 学 金 属 と 分 子 集 合 ナノス ケール 分 子 デバイス エキゾチック 自 己 組 織 化 材 料 の 4 研 究 グループがシンポジウム 等 を 実 施 した また 新 たに 有 機 合 成 を 起 点 とするものづくり 戦 略 液 晶 相 高 密 度 エ ネルギーナノ 反 応 場 の 2 研 究 グループを 設 置 した なお 低 次 元 無 機 - 有 機 複 合 系 の 光 化 学 は 平 成 24 年 度 より 低 次 元 系 光 機 能 材 料 研 究 会 として 活 動 することになった 5) 国 際 交 流 委 員 会 1 日 中 若 手 化 学 者 フォーラム 平 成 21 年 に 締 結 された 日 中 国 際 協 定 に 基 づき 平 成 22 年 第 27 回 中 国 化 学 会 年 会 におい て 開 催 された 第 1 回 日 中 若 手 化 学 者 フォーラムに 引 き 続 き 第 2 回 目 のフォーラムを 日 本 化 学 会 第 91 春 季 年 会 で 開 催 予 定 であったが 東 日 本 大 震 災 の 影 響 で 中 止 となった 2 日 英 シンポジウム 2011 本 会 の 国 際 交 流 活 動 の 一 環 として 英 国 王 立 化 学 会 と 共 同 で 2010 年 7 月 にロンドンで 開 催 され その 際 に 双 方 化 学 会 による 二 国 間 国 際 協 定 を 締 結 した 協 定 に 従 い 平 成 23 年 度 は 第 91 春 季 年 会 に 英 国 から 4 名 の 招 待 講 演 者 を 招 き, 日 本 側 の 5 名 とともにシンポジウムを 開 催 予 定 であったが 東 日 本 大 震 災 の 影 響 で 中 止 となった 3 日 独 化 学 シンポジウム 日 本 ドイツ 交 流 150 周 年 野 依 良 治 教 授 Prof. Barry Sharpless ノーベル 化 学 賞 受 賞

8 10 周 年 ドイツ 化 学 会 誌 Angewandte Chemie 創 刊 5 周 年 を 祝 し また 創 立 130 周 年 を 迎 え る 東 京 工 業 大 学 Wiley-VCH, 在 日 ドイツ 諸 機 関 の 協 力 を 得 て 世 界 化 学 年 (2011) の 事 業 として 6 月 20 日 に 東 京 工 業 大 学 大 岡 山 キャンパスくらまえホールでシンポジウムを 開 催 し た シンポジウムには 野 依 良 治 教 授 Prof. Barry Sharpless, 鈴 木 章 教 授 等 ノーベル 化 学 賞 受 賞 者 の 他 日 独 の 著 名 な 化 学 者 Prof. François Diederich,Prof.Alois Fürstner,Prof.Helmut Schwarz, 細 野 秀 雄 教 授, 福 山 透 教 授 藤 田 照 典 博 士 等 を 招 き 9 講 演 が 行 われた 参 加 者 数 は 378 名 4 中 西 シンポジウム 平 成 8 年 に 日 米 両 化 学 会 で 締 結 された 二 国 間 協 定 コロンビア 大 学 の 中 西 香 爾 センテニア ル 教 授 の 名 を 冠 した 中 西 シンポジウム が 設 置 され 有 機 化 学 生 物 有 機 化 学 で 顕 著 な 業 績 をあげ 国 際 的 協 力 研 究 を 推 進 した 研 究 者 を 日 米 化 学 会 が 交 互 に 選 考 し 日 米 化 学 会 の 名 を 刻 した 中 西 メダル を 授 与 している 平 成 23 年 度 は 日 本 側 が 受 賞 者 の 選 考 を 行 った 天 然 物 化 学 生 命 科 学 ディビジョン 内 にナカニシプライズ 選 考 委 員 会 を 設 置 し 上 村 大 輔 教 授 ( 神 奈 川 大 )を 受 賞 者 として 選 出 した 第 92 春 季 年 会 会 期 中 に 開 催 される 中 西 シンポ ジウム で 表 彰 式 および 受 賞 講 演 を 行 う 予 定 5 CS3 (Chemical Science and Societies Summit) 英 米 独 日 中 の 化 学 会 および Funding Agency が 連 携 して 特 定 のテーマに 絞 り 世 界 の 第 一 線 の 化 学 者 を 集 め 会 合 を 行 なう 第 3 回 目 の 今 回 は 9 月 12~15 日 に 北 京 で 開 催 された テーマは Chemistry for Better Health 日 本 からは 福 山 透 ( 東 大 ) 教 授 他 秋 吉 一 成 ( 京 大 ) 及 川 英 秋 ( 北 大 ) 菊 地 和 也 ( 阪 大 ) 菅 裕 明 ( 東 大 ) 高 橋 孝 志 ( 東 工 大 ) 教 授 の 6 名 が 参 加 また 学 振 代 表 として 本 会 会 員 の 大 野 弘 幸 教 授 ( 東 農 工 大 ) 本 会 代 表 として 川 島 信 之 常 務 理 事 も 参 加 し 熱 心 な 討 議 が 行 われた 討 議 結 果 は 白 書 として 取 り 纏 め る 予 定 6 FACS 関 係 日 本 は 編 集 委 員 長 ( 鈴 木 教 之 教 授 ( 上 智 大 ))の 役 割 を 担 い Newsletter を 発 行 して 各 国 に 配 布 した 14ACC が 9 月 5~8 日 に タイバンコクで 開 催 され 日 本 からも 多 数 の 研 究 者 が 参 加 した 会 期 中 の 5 日 に 総 会 が 開 催 され 16ACC( 平 成 27 年 ) 開 催 国 の 選 考 が 行 われ 日 本 も 立 候 補 したが 投 票 の 結 果 バングラデシュに 決 定 した また 本 会 より FACS の 各 賞 に 候 補 者 を 推 薦 し 荻 野 和 子 東 北 大 名 誉 教 授 が 化 学 教 育 賞 を 受 賞 した 7 IUPAC 関 係 IUPAC 賛 助 会 員 委 員 会 を 11 月 1 日 に 開 催 IUPAC の 各 ディビジョン 委 員 会 の 日 本 委 員 に 出 席 願 い 活 動 報 告 を 行 った また 平 成 24 年 1 月 から 巽 和 行 委 員 ( 名 古 屋 大 )が IUPAC 会 長 ( 任 期 2 年 )に 就 任 したので 活 動 を 支 援 していくことを 確 認 した 8 環 太 平 洋 国 際 化 学 会 議 (PACIFICHEM) PACIFICHEM 2010 の Debrief Meeting が 7 月 7~9 日 にハワイマウイ 島 で 開 催 され PACIFICHEM 2010 の 総 括 を 行 い 次 回 開 催 への 申 し 送 り 事 項 をまとめた また PACIFICHEM 2015 の 第 1 回 組 織 委 員 会 が 12 月 7~11 日 にハワイカウアイ 島 で 開 催 され PACIFICHEM 2015 協 定 書 への 調 印 式 を 行 った PACIFICHEM 2015 は 平 成 27 年 12 月 15~20 日 にハワイオアフ 島 で 開 催 予 定 9 命 名 法 専 門 委 員 会 平 成 23 年 3 月 25 日 に 発 行 した 化 合 物 命 名 法 IUPAC 勧 告 に 準 拠 ( 通 称 :オレンジ ブック)の 刊 行 周 知 活 動 をおこなった また 従 来 のオレンジブック( 化 合 物 命 名 法 )から 大 きく 変 更 した 点 を 中 心 にした 解 説 記 事 を 化 工 誌 8 号 化 教 誌 7 号 に 掲 載 し 会 員 へ 注 意 を

9 喚 起 した 更 に 増 刷 に 向 け 正 誤 訂 正 などの 対 応 を 行 ったほか 会 員 および 一 般 の 方 々からの 命 名 法 および 関 連 する 事 柄 に 関 する 質 問 や 指 摘 に 対 応 した 10 原 子 量 専 門 委 員 会 2011 年 版 の 原 子 量 表 を 化 工 誌 化 教 誌 4 月 号 に 掲 載 した また 2012 年 度 版 の 原 子 量 表 を 作 成 した 平 成 24 年 化 工 誌 化 教 誌 4 月 号 に 発 表 予 定 本 委 員 会 が 独 自 に 設 定 している 4 桁 の 原 子 量 について 範 囲 表 記 にするか 否 かは 平 成 24 年 度 に 検 討 することとした 11 単 位 記 号 専 門 委 員 会 化 学 で 使 われる 量 単 位 記 号 2011 年 版 を 化 工 誌 化 教 誌 4 月 号 に 掲 載 した また 2012 年 版 の 更 新 を 行 った 平 成 24 年 化 工 誌 化 教 誌 4 月 号 に 発 表 予 定 国 際 度 量 衡 総 会 で キログラムの 定 義 を 見 直 すことが 決 定 した キログラムの 新 しい 定 義 が 決 まり 次 第 その 内 容 を 化 工 誌 化 教 誌 に 掲 載 して 会 員 へ 周 知 することとした 12 主 催 国 際 会 議 International Association of Colloid and Interface Scientists, Conference(IACIS 2012 会 期 : 平 成 24 年 5 月 13~18 日 会 場 : 仙 台 国 際 センター)の 開 催 に 向 け 諸 準 備 を 行 った 13 PCCP 賞 イギリス 王 立 化 学 会 より 本 会 に 対 し 協 力 要 請 があった Royal Society of Chemistry, PCCP (Physical Chemistry Chemical Physics) and Faraday Discussion の PCCP Prize 受 賞 候 補 者 を 各 ディビジョンから 推 薦 してもらい 3 名 の 若 手 研 究 者 を 選 定 した 第 92 春 季 年 会 会 場 において 授 賞 式 を 行 う 6) 化 学 遺 産 委 員 会 1 化 学 化 学 史 に 関 する 資 料 の 収 集 整 理 保 管 とそれらの 情 報 のテ ータヘ ース 化 と 公 開 現 在 約 550 点 を 収 集 保 管 収 集 した 資 料 を 選 別 し 国 立 科 学 博 物 館 の 受 入 態 勢 が 整 い 次 第 移 管 の 予 定 2 化 学 化 学 技 術 の 分 野 で 大 きな 業 績 を 残 された 諸 先 達 にインタビューを 行 い それを 映 像 と 音 声 および 冊 子 体 で 後 世 に 残 す 事 業 [ 化 学 語 り 部 オーラルヒストリー] 平 成 23 年 度 は 田 中 郁 三 元 会 長 のインタビューを 行 った また 昨 年 逝 去 された 本 多 健 一 元 会 長 のインタビュー 映 像 のダイジェスト 版 を 編 集 作 成 した 3 化 学 化 学 技 術 史 に 関 する 一 般 市 民 への 啓 発 事 業 第 5 回 化 学 遺 産 市 民 公 開 講 座 化 学 遺 産 認 定 と 化 学 史 映 像 並 びに 化 学 遺 産 展 示 会 10 月 日 学 術 総 合 センターで 世 界 化 学 年 を 記 念 して 化 学 史 学 会 と 共 同 して 開 催 した 27 日 開 催 の 市 民 講 座 には 約 65 名 の 参 加 があった 〇 第 6 回 化 学 遺 産 市 民 公 開 講 座 継 続 する 化 学 遺 産 認 定 第 92 春 季 年 会 の 会 期 を 利 用 して 平 成 24 年 3 月 25 日 慶 應 義 塾 大 学 日 吉 キャンパスに て 第 3 回 認 定 候 補 の 内 容 をテーマに 実 施 を 予 定 し 準 備 を 行 った 4 化 学 遺 産 認 定 制 度 の 実 施 第 3 回 化 学 遺 産 として 以 下 の 7 件 を 認 定 した 平 成 24 年 3 月 に 記 者 会 見 を 行 い 紹 介 す るほか 第 92 春 季 年 会 における 表 彰 式 で 認 定 証 を 贈 呈 する 予 定 〇 認 定 化 学 遺 産 第 011 号 眞 島 利 行 ウルシオール 研 究 関 連 資 料 〇 認 定 化 学 遺 産 第 012 号 田 丸 節 郎 資 料 ( 写 真 および 書 簡 類 ) 〇 認 定 化 学 遺 産 第 013 号 鈴 木 梅 太 郎 ビタミンB 1 発 見 関 係 資 料 〇 認 定 化 学 遺 産 第 014 号 日 本 の 合 成 染 料 工 業 発 祥 に 関 するベンゼン 精 製 装 置

10 〇 認 定 化 学 遺 産 第 015 号 日 本 初 期 の 塩 化 ビニル 樹 脂 成 形 加 工 品 〇 認 定 化 学 遺 産 第 016 号 日 本 のビニロン 工 業 の 発 祥 を 示 す 資 料 〇 認 定 化 学 遺 産 第 017 号 日 本 のセメント 産 業 の 発 祥 を 示 す 資 料 7) 男 女 共 同 参 画 推 進 委 員 会 第 11 回 シンポジウム 未 来 を 拓 く 社 会 からのメッセージ 男 女 が 共 に 活 きる 取 り 組 みとは を 第 91 春 季 年 会 会 場 で 開 催 予 定 であったが 東 日 本 大 震 災 の 影 響 で 中 止 とな った 女 性 理 事 枠 の 増 員 および 支 部 役 員 への 女 性 会 員 の 登 用 について 理 事 会 支 部 長 会 に 要 望 した 女 性 化 学 者 奨 励 賞 の 創 設 を 提 案 し 平 成 24 年 度 から 新 設 されることが 決 定 し た 男 女 共 同 参 画 学 協 会 連 絡 会 企 画 の 第 9 回 シンポジウム 女 子 中 高 生 夏 の 学 校 およ び 女 子 中 高 生 のための 関 西 科 学 塾 に 参 加 した また 本 委 員 会 から 推 薦 した 相 馬 芳 枝 神 戸 大 学 名 誉 教 授 の IYC 2011( 世 界 化 学 年 ) 女 性 化 学 賞 受 賞 が 決 定 し 8 月 にプエルトリコ で 行 われた IUPAC 総 会 で 表 彰 された 8) 環 境 安 全 推 進 委 員 会 平 成 23 年 度 は 2 つの 小 委 員 会 で 以 下 の 講 演 会 を 実 施 1 教 育 小 委 員 会 環 境 教 育 講 演 会 ( ) 水 の 星 地 球 - 身 近 な 水 の 循 環 と 活 用 を 知 る- 参 加 者 43 名 理 科 教 育 セミナー( ) 実 験 で 知 る 理 科 授 業 最 前 線 ( 分 析 展 2011/ 科 学 機 器 展 2011 合 同 展 ) 参 加 者 80 名 2 防 災 小 委 員 会 化 学 安 全 スクーリング( ) 化 学 実 験 室 における 安 全 管 理 指 導 者 の 養 成 参 加 者 48 名 防 災 指 針 セミナー(23.9.8) 混 合 危 険 の 事 故 事 例 と 対 策 ( 分 析 展 2011/ 科 学 機 器 展 2011 合 同 展 ) 参 加 者 55 名 また 関 連 組 織 との 連 携 として 環 境 工 学 連 合 講 演 会 への 委 員 派 遣 ならびに 安 全 工 学 シンポ ジウム 幹 事 学 会 として 安 全 工 学 シンポジウム 2012 実 行 委 員 会 および 企 画 運 営 委 員 会 を 本 委 員 会 内 に 設 置 し 諸 準 備 を 行 なった 6. 学 術 情 報 部 門 1) 学 術 情 報 部 門 会 議 今 年 度 は 学 術 情 報 部 門 会 議 を3 回 開 催 し 以 下 を 議 論 した 戦 略 企 画 委 員 会 傘 下 に 設 置 されたジャーナル 特 別 委 員 会 ( 渡 辺 芳 人 委 員 長 )からの 答 申 を 受 け 日 本 化 学 会 の 論 文 誌 ( 欧 文 誌 速 報 誌 )のあり 方 の 議 論 を 集 中 して 行 った その 結 果 商 業 出 版 社 との 提 携 を 最 後 の 選 択 肢 として 残 しつつも 現 状 のまま 国 際 誌 としての 魅 力 あるコンテンツをもった 論 文 誌 にするための 抜 本 的 な 改 革 を 行 い その 宣 伝 に 注 力 すると いう 方 向 性 を 確 認 し 理 事 会 で 承 認 を 得 た 一 方 論 文 誌 の 刊 行 に 補 助 頂 いている 科 研 費 の 補 助 基 準 が 平 成 23 年 度 より 変 更 にな り また 平 成 25 年 度 からは 我 が 国 のジャーナルの 国 際 情 報 発 信 力 強 化 に 向 けた 新 たな 枠 組 みでスタートすることが 確 実 になったため これを 上 記 の 方 向 性 を 実 現 するために 積 極 的 に 活 用 することを 理 事 会 に 提 案 し 承 認 された

11 また 公 益 社 団 法 人 への 移 行 に 対 応 して 学 術 情 報 部 門 関 連 の 規 程 規 則 を 整 備 した 2) 各 編 集 委 員 会 1 化 工 誌 編 集 委 員 会 東 日 本 大 震 災 のため1 回 のみ 開 催 し 企 画 のアイディアや 編 集 方 針 を 打 ち 合 わせた 2 化 工 誌 編 集 幹 事 会 平 成 23 年 も 化 学 と 工 業 誌 の 充 実 を 図 るべく 毎 月 幹 事 会 を 開 催 し 各 号 の 企 画 案 を 討 議 した 巻 頭 言 と 論 説 の 英 訳 を 和 文 と 併 せて 継 続 掲 載 していたが 費 用 対 効 果 を 鑑 み 平 成 24 年 4 月 号 より 当 面 休 止 することとした 広 告 小 委 員 会 からの 提 案 を 受 け 広 告 と 連 動 した 企 画 Gallery の 掲 載 を 平 成 24 年 3 月 号 から 開 始 することになった 委 員 会 開 催 回 数 : 編 集 委 員 会 2 回 幹 事 会 11 回 発 行 状 況 : 総 頁 数 998 頁 総 発 行 部 数 : 329,600 部 3 広 告 小 委 員 会 毎 月 代 理 店 の 明 報 社 の 担 当 を 交 えて 委 員 会 を 開 催 し 広 告 特 集 の 企 画 案 や 記 事 に 関 連 した 広 告 の 依 頼 方 法 を 検 討 した 化 学 系 学 生 のための 企 業 情 報 大 学 院 入 試 案 内 について 周 知 を 徹 底 させた 広 告 料 の 減 少 に 歯 止 めがかからないため 抜 本 的 な 改 革 に 着 手 し 代 理 店 の 新 規 開 拓 広 告 連 動 企 画 の 提 案 などを 行 った 4 欧 文 誌 編 集 委 員 会 委 員 会 開 催 回 数 : 本 委 員 会 2 回 幹 事 会 12 回 発 行 状 況 : 論 文 掲 載 178 件 総 頁 数 1,804 頁 総 発 行 部 数 : 22,340 部 5 速 報 誌 編 集 委 員 会 鈴 木 根 岸 両 先 生 のノーベル 化 学 賞 受 賞 を 記 念 した 特 集 号 を 企 画 した 委 員 会 開 催 回 数 :3 回 発 行 状 況 : 論 文 掲 載 498 件 総 頁 数 1,731 頁 総 発 行 部 数 : 26,360 部 7. 産 学 連 携 部 門 1) 産 学 交 流 委 員 会 産 学 交 流 委 員 会 では 以 下 の 5 小 委 員 会 を 設 置 し 各 種 事 業 を 企 画 実 行 するととも に 理 事 会 および 運 営 会 議 からの 付 託 事 項 ( 次 年 度 産 業 界 選 出 役 員 候 補 者 の 推 薦 化 学 技 術 賞 等 の 受 賞 候 補 者 推 薦 など )および 関 係 委 員 会 からの 協 力 要 請 事 項 への 対 応 を 行 った また 公 益 法 人 への 移 行 に 合 わせて 公 益 法 人 登 記 後 に 施 行 される 産 学 交 流 委 員 会 規 則 を 新 たに 制 定 した この 規 則 の 中 で 現 状 の 委 員 会 委 員 は 活 動 実 態 が 無 いので 協 力 委 員 とし て 位 置 付 け 現 状 の 幹 事 会 を 委 員 会 と 定 義 した 2) 年 会 企 画 小 委 員 会 1 優 秀 講 演 賞 ( 産 業 )の 審 査 春 季 年 会 中 止 にともない 優 秀 講 演 賞 ( 産 業 )の 審 査 も 中 止 された 第 92 春 季 年 会 では 通 常 通 りの 賞 審 査 を 実 施 する 2 優 秀 講 演 賞 ( 産 業 )の 廃 止 と ATP 賞 新 設 の 動 き 春 季 年 会 実 行 委 員 会 が 主 に 実 施 する 優 秀 講 演 賞 ( 学 術 )との 棲 み 分 けが 実 質 的 に 不 明 瞭 になっている 点 に 鑑 み 優 秀 講 演 賞 ( 産 業 )を 優 秀 講 演 賞 ( 学 術 )と 一 本 化 させて 廃 止

12 し 新 たに ATP において 賞 を 新 設 するための 議 論 を 行 った 産 学 連 携 部 門 長 産 学 交 流 委 員 長 の 了 承 の 下 に 本 件 が 理 事 会 において 審 議 された 結 果 優 秀 講 演 賞 ( 産 業 )の 廃 止 は 認 められず ATP 賞 の 新 設 についても 更 なる 検 討 が 必 要 だとされた この 決 定 を 受 けて 臨 時 産 学 交 流 委 員 会 が 開 催 され 平 成 23 年 度 は 優 秀 講 演 賞 ( 産 業 )を 継 続 し ATP 賞 の 新 設 も 見 送 ることとした この 回 答 に 対 して 戦 略 企 画 委 員 会 から ATP 賞 の 新 設 を 含 めた ATP 活 性 化 策 の 検 討 が 指 示 され 本 小 委 員 会 と 春 季 年 会 実 行 委 員 会 産 学 連 携 小 委 員 会 との 合 同 で ATP 改 革 の 検 討 が 着 手 された( 後 述 の ATP 改 革 WG) 3) 教 育 企 画 小 委 員 会 1 化 学 技 術 基 礎 講 座 化 学 技 術 者 の 基 礎 化 学 力 の 向 上 を 目 的 として 特 定 テーマ 別 に2 日 間 の 集 中 講 義 を 実 施 している 平 成 23 年 度 は 企 業 のニーズを 精 査 し 下 記 3 講 座 を 実 施 した 高 分 子 化 学 - 高 分 子 の 基 礎 から 応 用 加 工 まで-[H ] 主 査 : 中 條 善 樹 ( 京 大 ) 参 加 者 42 名 電 子 部 品 材 料 の 物 性 化 学 - 電 子 光 学 材 料 開 発 に 必 須 の 応 用 物 理 基 礎 を 化 学 の 立 場 で[H ] 主 査 : 藤 岡 洋 ( 東 大 ) 参 加 者 49 名 製 品 開 発 に 必 要 な 有 機 合 成 化 学 の 基 礎 [H ] 主 査 : 髙 井 和 彦 ( 岡 山 大 ) 参 加 者 55 名 次 年 度 は 上 記 3 講 座 に 加 え 高 分 子 分 析 ( 仮 ) を 実 施 予 定 2 就 職 交 流 会 - 大 学 の 就 職 担 当 教 員 と 企 業 の 人 事 担 当 者 交 流 会 [H ( 火 ) 化 学 会 館 ] 参 加 者 :91 名 ( 大 学 側 36 名 企 業 側 40 社 53 名 関 係 者 2 名 ) 4) 懇 話 会 企 画 小 委 員 会 1R&D 懇 話 会 企 業 所 属 会 員 の 少 人 数 による 研 究 会 勉 強 会 として トピックステーマの 講 演 会 と 懇 親 会 からなる 定 例 会 を 開 催 ( 会 員 数 : 個 人 会 員 67 名 法 人 会 員 34 社 ) バイオマス 原 料 の 利 活 用 における 触 媒 技 術 [H ( 金 )] 参 加 者 :21 名 レアメタルのサステイナビリティ[H23.7.1( 金 )] 参 加 者 :21 名 水 ビジネス- 我 が 国 と 海 外 の 戦 略 と 課 題 [H ( 金 )] 参 加 者 :20 名 味 の 素 の R&D マネジメント[H ( 金 )] 参 加 者 :29 名 来 年 度 はテクノロジー( 藻 類 に 関 するテーマ 触 媒 水 )とマーケティング( 感 性 リ サーチ)で 4 回 実 施 する 予 定 2 技 術 開 発 フォーラム: 一 昨 年 度 から 半 日 で 最 先 端 技 術 に 特 化 した 半 日 の 講 演 会 グラフェンデバイス 最 前 線 H ( 金 ) 化 学 会 館 参 加 者 :30 名 5) 化 学 技 術 者 教 育 小 委 員 会 JABEE 等 の 外 部 組 織 による 化 学 技 術 者 教 育 活 動 の 窓 口 として 化 学 分 野 JABEE 委 員 会 へ 委 員 ( 三 浦 弘 氏 中 村 暢 文 氏 佐 々 木 俊 夫 氏 川 島 信 之 氏 )を 派 遣 し JABEE 活 動 を 推 進 した また 工 学 教 育 連 合 講 演 会 実 行 委 員 会 へ 委 員 ( 中 村 暢 文 氏 )を 派 遣 し 講 演 会 の 実 施 を 支 援 した 6) 産 学 人 材 交 流 小 委 員 会 第 91 春 季 年 会 ( 於 : 神 奈 川 大 学 横 浜 キャンパス)では 博 士 セミナー 企 業 で 活 躍 する 博 士 たち を 実 施 予 定 であったが 第 91 春 季 年 会 の 中 止 に 伴 い 中 止 とした 第 92 春 季 年 会 ( 於 : 慶 應 義 塾 大 学 日 吉 矢 上 キャンパス)では 改 めて 博 士 セミナー 企 業 で 活 躍 する 博 士 たち を 実 施 予 定

13 7)ATP 改 革 WG 春 季 年 会 実 行 委 員 会 産 学 連 携 小 委 員 会 と 本 委 員 会 年 会 企 画 小 委 員 会 の 代 表 メンバー 合 同 で 年 会 ATP のあり 方 ならびに 年 会 ATP での 産 学 連 携 小 委 員 会 と 年 会 企 画 小 委 員 会 の 協 働 による ATP 活 性 化 策 について 検 討 した 4 回 にわたる 会 合 を 経 て 平 成 24 年 3 月 に 決 定 される 改 革 案 は 4 月 に 両 委 員 会 で 報 告 了 承 された 後 戦 略 企 画 委 員 会 へ 答 申 される 予 定 8. 教 育 普 及 部 門 平 成 23 年 度 からの 公 益 法 人 への 移 行 に 合 わせ 教 育 普 及 活 動 のための 組 織 変 更 が 行 われ た 化 学 教 育 協 議 会 が 解 消 され 新 たに 教 育 普 及 部 門 が 設 置 された 教 育 普 及 部 門 は 1 学 校 教 育 の 充 実 2 化 学 の 普 及 3 会 誌 化 学 と 教 育 の 更 なる 充 実 を 活 動 の3 本 柱 として 各 支 部 の 教 育 普 及 の 組 織 および 関 係 諸 団 体 と 連 携 して 活 動 を 行 った 平 成 23 年 度 は 部 門 会 議 を5 回 開 催 ( 支 部 代 表 を 交 えた 拡 大 部 門 会 議 1 回 の 開 催 を 含 む) 教 育 普 及 部 門 傘 下 の 各 委 員 会 の 活 動 は 以 下 の 通 り 1) 学 校 教 育 委 員 会 平 成 23 年 度 の 委 員 会 開 催 はなし 傘 下 の 小 委 員 会 WGの 活 動 を 以 下 にまとめた 1 化 学 教 育 カリキュラム 構 築 小 委 員 会 高 等 教 育 につながる 中 等 教 育 の 国 際 的 に 通 用 する 標 準 カリキュラム 作 成 の 検 討 を 行 った 2 23 年 度 入 試 問 題 検 討 小 委 員 会 例 年 どおり 旺 文 社 の 全 国 大 学 入 試 問 題 正 解 化 学 (2011 年 受 験 用 ) に 掲 載 の 80 大 学 89 学 部 の 入 試 問 題 の 検 討 結 果 を 化 教 誌 に 掲 載 した 全 国 大 学 入 試 問 題 正 解 化 学 (2012 年 受 験 用 ) に 掲 載 の 83 大 学 92 学 部 の 入 試 問 題 の 検 討 を 行 った 検 討 結 果 は 化 教 誌 に 掲 載 予 定 また センター 試 験 ( 化 学 Ⅰ 理 科 総 合 A)の 評 価 を 行 った 3 マイクロスケール 化 学 実 験 小 委 員 会 マイクロスケール 化 学 実 験 に 関 し 研 修 会 等 の 普 及 活 動 を 行 った 4 化 学 の 本 WG 化 学 同 人 から 先 に 出 版 した 大 学 生 向 けのテキスト 化 学 入 門 編 に 続 き 化 学 基 礎 編 の 出 版 作 業 を 行 っていたが 諸 般 の 事 情 により 出 版 に 至 らなかった 本 WGは 委 員 会 規 程 に 従 い 一 年 ( 平 成 23 年 度 末 )で 解 消 した 2) 普 及 交 流 委 員 会 平 成 23 年 度 は3 回 開 催 し 各 小 委 員 会 の 進 捗 状 況 の 確 認 を 行 った 傘 下 の 小 委 員 会 の 活 動 を 以 下 にまとめた 1 国 際 関 係 小 委 員 会 7 月 に 韓 国 ソウルで 開 催 された Network of Interasian Chemical Educators 2011 (NICE2011) の 広 報 を 行 った 2 化 学 だいすきクラブ 小 委 員 会 中 高 生 向 けの 化 学 だいすきクラブ Newsletter (16 ページ 年 3 回 ) および 小 学 生 向 けの 化 学 だいすキッズ (4 ページ 年 2 回 )を 発 行 し 夏 休 みにイベントを 実 施 した 3 クイズショー 小 委 員 会 夢 化 学 -21 委 員 会 事 業 の 子 ども 化 学 実 験 ショー( 会 場 : 日 本 科 学 未 来 館 会 期 :11 月 日 ) で 両 日 に 各 1 回 クイズショーを 実 施 した 4 実 験 体 験 小 委 員 会 夢 化 学 -21 委 員 会 事 業 として 教 員 保 育 士 児 童 青 少 年 に 対 して 実 験 教 室 を 30 回 実

14 施 した 日 本 化 学 会 の 東 日 本 大 震 災 被 災 者 支 援 事 業 として 気 仙 沼 (11 月 5 日 ) 夢 化 学 -21 委 員 会 事 業 として 石 巻 ( 平 成 24 年 2 月 28 日 )でそれぞれ 実 験 教 室 を 実 施 した 5 化 学 教 育 フォーラム 企 画 小 委 員 会 第 91 春 季 年 会 で 第 18 回 化 学 教 育 フォーラム 実 験 を 主 体 とした 普 及 交 流 活 動 ~ 様 々な 立 場 からの 提 案 ~ を 実 施 予 定 であったが 東 日 本 大 震 災 の 影 響 で 中 止 とし 代 わりに 化 教 誌 7 号 の 誌 上 開 催 とした また 平 成 24 年 3 月 25 日 に 第 92 春 季 年 会 において 実 施 する 第 19 回 化 学 教 育 フォーラム 新 教 育 課 程 への 期 待 とその 課 題 の 企 画 を 行 った 3) 化 教 誌 編 集 委 員 会 平 成 23 年 度 は 編 集 委 員 会 を3 回 編 集 幹 事 会 を5 回 開 催 した 1 紙 面 改 革 査 読 審 査 体 制 の 変 更 を 引 き 続 き 行 っている 2 実 際 の 運 営 の 中 で 生 じた 問 題 に 対 して 必 要 に 応 じて 体 制 の 変 更 を 決 定 し 実 行 した 発 行 状 況 : 総 頁 数 604 頁 総 発 行 部 数 :45,950 部 4) 化 学 グランプリ オリンピック 委 員 会 平 成 23 年 度 は 全 体 会 議 を 1 回 運 営 幹 事 会 を 3 回 その 他 小 委 員 会 を 数 回 開 催 した 活 動 内 容 を 以 下 にまとめた 1 全 国 高 校 化 学 グランプリ 2011 一 次 選 考 7 月 18 日 : 全 国 55 会 場 でマークシート 式 試 験 を 実 施 し 3,049 人 が 参 加 した 二 次 選 考 8 月 19 日 20 日 : 一 次 選 考 上 位 79 名 を 対 象 に 慶 應 義 塾 大 学 日 吉 キャンパスで 実 験 をともなう 記 述 式 試 験 を 実 施 した 一 次 二 次 選 考 の 総 合 成 績 により 大 賞 5 名 金 賞 15 名 銀 賞 21 名 銅 賞 38 名 をそれぞれ 選 出 した 第 44 回 国 際 化 学 オリンピック 代 表 候 補 : 二 次 選 考 に 進 んだ 高 校 1,2 年 生 の 21 人 こ の 中 に 代 表 候 補 が 含 まれていない 支 部 から 推 薦 された 1 名 および 山 形 大 学 と 東 北 支 部 が 実 施 した がんばろう 東 北 枠 の5 名 の 合 計 27 名 を 代 表 候 補 に 認 定 した この 27 名 に 対 し 平 成 24 年 1 月 6 日 に 第 一 次 選 抜 を 実 施 し 12 名 に 絞 った 3 月 末 の 最 終 選 抜 試 験 により 代 表 4 名 を 決 定 する 2 第 43 回 国 際 化 学 オリンピック 平 成 23 年 7 月 9~18 日 にトルコ アンカラで 開 催 された 第 43 回 国 際 化 学 オリンピックに 4 名 の 生 徒 を 派 遣 した 金 1 銀 3 受 賞 3 その 他 普 及 のためにポスター パンフレットを 作 成 し 過 去 問 集 一 次 選 考 突 破 のために を 改 訂 した 規 模 拡 大 に 対 応 するため 平 成 23 年 度 より 一 次 選 考 を 従 来 の 記 述 式 試 験 からマークシ ート 式 試 験 に 変 更 した 平 成 22 年 度 より 対 象 を 高 校 生 から 高 校 生 以 下 に 広 げ 定 着 してきていることから 平 成 24 年 度 より 名 称 から 全 国 高 校 を 削 除 して 化 学 グランプリ に 変 更 すること とした 化 学 グランプリ の 一 次 選 抜 会 場 を なるべく 化 学 関 係 の 学 科 のある 大 学 ( 具 体 的 に は 支 部 役 員 の 大 学 など)にしていただくよう 部 門 長 から 支 部 長 部 会 長 懇 談 会 でお 願 いした 5)その 他

15 梶 本 哲 也 先 生 が 化 教 誌 に 掲 載 していた クスリの 化 学 の 抜 き 刷 りに 新 しい 情 報 を 書 き 加 え 2012 年 2 月 に 出 版 した 無 料 で 配 布 する 予 定 関 係 団 体 の 教 科 理 科 関 連 学 会 協 議 会 並 びに 理 数 系 学 会 教 育 問 題 連 絡 会 の 活 動 に 参 画 した 1 教 科 理 科 関 連 学 会 協 議 会 (CSERS) 2 か 月 に 1 回, 協 議 会 を 開 催 ( 平 成 23 年 度 幹 事 学 会 は 日 本 化 学 会 で 世 話 役 は 下 井 副 会 長 ) シンポジウム 小 学 校 理 科 をたのしくさせる 工 夫 を 11 月 19 日 にサイエンスアゴラ 2011 ( 会 場 : 日 本 科 学 未 来 館 )の 行 事 として 開 催 した また 文 部 科 学 大 臣 宛 ての 震 災 に 関 する 要 望 書 の 取 りまとめを 行 った 平 成 24 年 3 月 に 提 出 予 定 2 理 数 系 学 会 教 育 問 題 連 絡 会 2 か 月 に 1 回 連 絡 会 を 開 催 ( 平 成 23 年 度 の 幹 事 学 会 は 日 本 化 学 会 で 世 話 役 は 下 井 副 会 長 ) 大 学 入 試 におけるセンター 試 験 の 採 択 科 目 について 各 大 学 へ 申 し 入 れを 行 うべく 検 討 した が 申 し 入 れには 至 らなかった 9. 支 部 事 業 学 術 の 振 興 を 図 る 事 業 として 支 部 研 究 発 表 会 講 演 会 などを また 化 学 知 識 の 普 及 と 人 材 の 育 成 のための 事 業 として 環 境 安 全 講 習 会 中 学 高 校 生 のための 化 学 講 座 全 国 高 校 化 学 グランプリ 出 前 授 業 化 学 クラブ 研 究 発 表 会 などを 7 支 部 ( 北 海 道 東 北 関 東 中 部 近 畿 中 国 四 国 九 州 )でそれぞれ 実 施 した 10. 部 会 事 業 コロイドおよび 界 面 化 学 部 会 情 報 化 学 部 会 生 体 機 能 関 連 部 会 バイオテクノロジー 部 会 有 機 結 晶 部 会 の5 部 会 それぞれにおいて 学 術 の 振 興 を 図 る 事 業 として 討 論 会 シンポジウ ムなどを また 化 学 知 識 の 普 及 と 人 材 の 育 成 のための 事 業 として ニュースレターの 発 行 フォーラムの 開 催 などを 行 った 11.IYC 委 員 会 2011 年 ( 平 成 23 年 )を 世 界 化 学 年 とすることが UNESCO で 決 まり 日 本 では 世 界 化 学 年 日 本 委 員 会 ( 委 員 長 : 野 依 理 研 理 事 長 )を 立 ち 上 げ 産 学 で 推 進 することになった 本 会 は 推 進 母 体 の 一 つとして 積 極 的 に 参 画 また 本 会 内 に 千 葉 副 会 長 を 委 員 長 とする IYC 委 員 会 を 設 置 して 世 界 化 学 年 記 念 シンポジウム 夢 化 学 21 子 ども 化 学 実 験 ショー きみたちの 魔 法 化 学 新 発 見 展 CSJ 化 学 フェスタなどを 化 学 会 の 事 業 として 推 進 実 行 した 東 日 本 大 震 災 の 影 響 で 実 施 時 期 を 変 更 せざるを 得 なかったが 盛 況 理 に 終 了 した 12. 収 益 事 業 ( 事 務 室 賃 貸 ) テナント 4 団 体 (( 社 ) 有 機 合 成 化 学 協 会 ( 社 ) 日 本 雪 氷 学 会 ( 社 ) 情 報 処 理 学 会 触 媒 学 会 )への 事 務 室 の 賃 貸 を 継 続 中 化 学 オリンピック 日 本 委 員 会 への 賃 貸 は 3 月 末 で 終 了 し 5 月 から 英 国 王 立 化 学 会 への 賃 貸 を 開 始 した

16 Ⅱ. 会 員 の 状 況 会 員 種 別 平 成 23 年 2 月 末 平 成 23 年 度 中 入 会 内 訳 退 会 内 訳 変 更 新 入 会 復 帰 入 会 計 退 会 死 亡 除 籍 退 会 計 修 正 平 成 24 年 2 月 末 年 度 内 増 減 個 人 正 会 員 学 生 会 員 教 育 会 員 名 誉 会 員 法 人 正 会 員 公 共 会 員 賛 助 会 員 22, , ,160 2,621 1,985 21, ,828 2, , ,051 5, , , 合 計 30,871 3, ,332 2, ,272 3, , Ⅲ. 役 員 の 状 況 [ 平 成 23 年 5 月 25 日 就 任 時 ] 会 長 岩 澤 康 裕 ( 電 通 大 院 情 報 理 工 ) 副 会 長 竜 田 邦 明 ( 早 大 理 工 ) 筆 頭 副 会 長 研 究 交 流 部 門 長 職 員 人 事 担 当 池 浦 富 久 ( 三 菱 化 学 ) 産 学 連 携 副 部 門 長 財 務 担 当 下 井 守 ( 東 大 教 養 ) 教 育 普 及 部 門 長 千 葉 泰 久 ( 宇 部 興 産 ) 産 学 連 携 部 門 長 職 員 人 事 担 当 平 尾 俊 一 ( 阪 大 院 工 ) 学 術 情 報 部 門 長 渡 辺 芳 人 ( 名 大 副 総 長 ) 会 務 部 門 長 理 事 阿 部 正 彦 ( 東 理 大 理 工 ) 新 井 和 孝 ( 日 産 化 学 工 業 ) 稲 垣 都 士 ( 岐 阜 大 工 ) 稲 永 純 二 ( 九 大 先 導 研 ) 上 田 隆 宣 ( 日 本 ペイント ) 大 江 浩 一 ( 京 大 院 工 ) 岡 畑 恵 雄 ( 東 工 大 院 生 命 理 工 ) 小 坂 田 耕 太 郎 ( 東 工 大 資 源 研 ) 小 澤 文 幸 ( 京 大 化 研 ) 加 藤 隆 史 ( 東 大 院 工 ) 栗 原 和 枝 ( 東 北 大 原 子 分 子 材 料 研 ) 佐 々 木 俊 夫 ( 住 化 技 術 情 報 セ) 高 橋 保 ( 北 大 触 媒 セ) 多 田 啓 司 ( 旭 化 成 ) 戸 部 義 人 ( 阪 大 院 基 礎 工 ) 西 久 保 忠 臣 ( 神 奈 川 大 工 )

17 西 山 繁 ( 慶 應 大 理 工 ) 宮 下 徳 治 ( 東 北 大 多 元 研 ) 森 田 昌 行 ( 山 口 大 院 理 工 ) 常 務 理 事 川 島 信 之 ( 日 本 化 学 会 ) 監 事 小 倉 克 之 ( 千 葉 大 名 誉 ) 楠 本 正 一 (サントリー 生 有 研 ) 原 田 明 ( 九 大 院 総 合 理 工 ) 山 岸 隆 ( 帝 人 ) Ⅳ. 重 要 な 契 約 の 締 結 化 学 系 学 協 会 フォーラムの 解 散 に 伴 い 化 学 会 の 雑 誌 として 継 続 刊 行 することになった TCR(The Chemical Records) 誌 の 編 集 出 版 販 売 等 に 関 し Wiley-VCH と 契 約 を 締 結 し た Ⅴ. 内 部 統 制 に 関 する 事 項 内 部 統 制 に 関 して 次 の 規 程 を 整 備 し 法 人 運 営 を 行 っている (1) 理 事 使 用 人 の 職 務 の 執 行 が 法 令 及 び 定 款 に 適 合 することを 確 保 するための 体 制 に 関 する 規 程 理 事 の 職 務 規 程 : 主 として 代 表 理 事 及 び 業 務 執 行 理 事 の 職 務 に 関 する 規 程 役 員 報 酬 規 程 : 役 員 報 酬 等 の 支 給 基 準 に 関 する 規 程 積 立 資 産 取 扱 い 規 程 : 寄 附 金 を 原 資 として 設 定 する 積 立 遺 産 の 取 扱 い 方 法 の 規 程 (2) 理 事 の 職 務 の 執 行 に 係 る 情 報 の 保 存 及 び 管 理 に 関 する 体 制 のための 規 程 理 事 会 運 営 規 程 : 理 事 会 の 運 営 方 法 並 びに 代 表 理 事 及 び 業 務 執 行 理 事 等 の 職 務 の 執 行 報 告 を 理 事 及 び 監 事 が 審 議 し 結 果 を 議 事 録 として 残 すこと 等 を 定 めた 規 程 情 報 公 開 規 程 : 情 報 公 開 対 象 の 資 料 の 種 類 保 管 及 び 閲 覧 等 に 関 する 規 程 (3) 損 失 の 危 険 の 管 理 に 関 する 規 程 その 他 の 体 制 のための 規 程 リスク 管 理 規 程 :リスクを 防 止 し 損 失 の 最 小 化 を 図 るためのリスク 管 理 に 関 する 規 程 (4) 理 事 の 職 務 の 執 行 が 効 率 的 に 行 われることを 確 保 するための 体 制 に 関 する 規 程 決 裁 規 程 : 理 事 等 の 決 裁 に 関 する 責 任 の 範 囲 を 明 確 化 し 効 率 的 な 業 務 執 行 を 図 るた めの 規 程 事 務 局 職 制 規 程 : 事 務 局 の 組 織 職 位 及 び 指 揮 命 令 系 統 に 関 する 規 程 (5) 監 事 の 監 査 が 実 効 的 に 行 われることを 確 保 するための 体 制 のための 規 程 監 事 の 職 務 規 程 : 監 事 の 職 務 に 関 する 規 程