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1 博 士 論 文 認 知 言 語 学 から 見 た 日 中 空 間 辞 の 意 味 と 機 能 拡 張 に 関 する 比 較 研 究 2016 年 3 月 宇 都 宮 大 学 国 際 学 研 究 科 博 士 後 期 課 程 国 際 学 研 究 専 攻 K 趙 無 忌

2 目 次 目 次... ⅱ 序 章 研 究 の 背 景 研 究 の 対 象 研 究 の 目 的 本 論 文 で 用 いる 用 語 について トラジェクター (trajector)とランドマーク (landmark) イメージ スキーマ (image schema) メタファー(metaphor)とメトニミー(metonymy) 本 論 文 の 構 成... 9 第 1 章 日 本 語 の 上 (うえ) と 中 国 語 の 上 (shang) との 比 較 はじめに 問 題 の 提 起 本 章 の 目 的 先 行 研 究 と 研 究 の 背 景 日 本 語 の 上 (うえ) に 対 する 先 行 研 究 中 国 語 の 上 (shang) に 対 する 先 行 研 究 空 間 辞 の 多 義 性 : 語 彙 的 な 意 味 と 機 能 的 な 意 味 との 連 続 性 日 本 語 の 上 (うえ) の 意 味 辞 書 における 解 釈 上 (うえ) の 空 間 的 な 意 味 上 (うえ) : 物 体 の 外 側 上 (うえ) : 位 置 的 高 所 上 (うえ) の 非 空 間 的 な 用 法 : 語 彙 的 な 意 味 拡 張 上 (うえ) : 優 れる 上 (うえ) : 高 い 地 位 上 (うえ) : 数 量 が 多 い 上 (うえ) : 表 向 き 上 (うえ) の 非 空 間 的 な 用 法 : 事 柄 の 関 係 を 示 す 機 能 拡 張 物 から 事 柄 へ:メタファーによる 拡 張 うえで の 機 能 うえで 1: 前 提 継 起 うえで 2: 領 域 側 面 ii

3 3.4.3 うえに の 用 法 : 添 加 うえは の 用 法 : 因 果 関 係 中 国 語 の 上 (shang) の 意 味 語 源 辞 書 における 解 釈 上 (shang) の 空 間 的 な 意 味 : 位 置 的 な 高 所 上 (shang) の 非 空 間 的 な 用 法 : 語 彙 的 な 意 味 上 (shang) : 優 れる 上 (shang) : 高 い 地 位 上 (shang) : 数 量 が 多 い 上 (shang) : 順 序 上 (shang) の 非 空 間 的 用 法 : 場 所 性 を 与 える 機 能 拡 張 場 所 化 とは メトニミーと 機 能 拡 張 場 所 性 を 与 える 機 能 とメトニミー 上 (shang) : 水 平 面 の 場 所 化 上 (shang) : 垂 直 面 の 場 所 化 上 (shang) : 天 井 面 の 場 所 化 上 (shang) : 乗 り 物 の 場 所 化 上 (shang) : 行 為 の 存 在 する 場 所 上 (うえ) と 上 (shang) の 相 違 点 語 源 に 見 られる 相 違 点 上 (shang) にならない 上 (うえ) 上 (うえ) が 持 たない 用 法 1: 順 序 上 (うえ) が 持 たない 用 法 2: 垂 直 面 の 場 所 化 上 (うえ) が 持 たない 用 法 3: 天 井 面 の 場 所 化 上 (うえ) が 持 たない 用 法 4: 乗 り 物 の 内 部 の 場 所 化 上 (うえ) が 持 たない 用 法 5: 行 為 の 存 在 する 所 の 場 所 化 上 (うえ) にならない 上 (shang) 上 (shang) が 持 たない 用 法 1: 物 体 の 外 面 上 (shang) が 持 たない 用 法 2: 前 提 継 起 上 (shang) が 持 たない 用 法 3: 添 加 関 係 上 (shang) が 持 たない 用 法 4: 因 果 関 係 まとめ iii

4 第 2 章 日 本 語 の 下 (した) と 中 国 語 の 下 (xia) との 比 較 はじめに 研 究 の 背 景 本 章 の 目 的 下 (した) と 下 (xia) の 空 間 的 な 意 味 下 (した) の 空 間 的 な 意 味 下 (した) : 下 方 の 用 法 下 (した) : 下 部 の 用 法 下 (した) : 内 部 の 用 法 下 (xia) の 空 間 的 な 意 味 下 (xia) : 下 方 の 用 法 下 (xia) : 下 部 の 用 法 下 (xia) : 基 部 の 用 法 空 間 的 な 意 味 の 対 照 下 (した) と 下 (xia) との 共 通 点 下 (した) と 下 (xia) との 相 違 点 下 (した) と 下 (xia) の 非 空 間 的 な 意 味 ( 語 彙 的 な 意 味 拡 張 ) DOWN に 関 わる 方 向 性 のメタファー 下 (した) と 下 (xia) : 数 量 が 少 ない 下 (した) と 下 (xia) : 劣 る 下 (した) と 下 (xia) : 低 い 地 位 下 (xia) : 順 序 下 (した) と 下 (xia) の 他 の 機 能 拡 張 下 (した) にならない 下 (xia) : 予 備 行 動 下 (xia) にならない 下 (した) 基 部 の 用 法 からの 拡 張 : 支 配 のシーンについて 下 (した) が 持 たない 用 法 : 影 響 と 支 配 下 (した) が 持 たない 用 法 : 情 動 による 行 為 まとめ 第 3 章 日 本 語 の 前 (まえ) 先 (さき) と 中 国 語 の 前 (qian) との 比 較 はじめに 問 題 の 提 起 本 章 の 目 的 日 本 語 の 前 (まえ) 先 (さき) と 中 国 語 前 (qian) の 空 間 的 な 意 味 研 究 の 背 景 iv

5 2.1.1 空 間 的 参 照 枠 方 向 付 け 方 略 日 本 語 の 前 (まえ) と 中 国 語 の 前 (qian) の 空 間 的 な 意 味 身 体 生 物 の 形 状 に 依 存 する 場 合 物 の 機 能 に 依 存 する 場 合 視 点 の 位 置 に 依 存 する 場 合 日 本 語 の 先 (さき) の 空 間 的 な 意 味 先 (さき) の 方 向 性 と 移 動 性 スキーマの 複 合 と 変 換 前 方 を 示 す 先 (さき) の 意 味 構 造 先 (さき) で 示 された 前 方 の 特 徴 : 心 的 な 移 動 空 間 的 な 意 味 の 対 照 前 (qian) とは 対 応 しない 前 (まえ) : 移 動 を 伴 う 場 合 前 (qian) とは 対 応 しない 前 (まえ) : 移 動 の 傾 向 がある 場 合 前 (qian) とは 対 応 しない 先 (さき) : 位 置 を 示 す 役 割 日 本 語 の 前 (まえ) 先 (さき) と 中 国 語 の 前 (qian) の 時 間 的 な 意 味 時 間 メタファー 理 論 Lakoff & Johson (1980, 1999)の 時 間 メタファー 理 論 (2 分 類 ) Moore (2001, 2014) の 時 間 メタファー 理 論 (3 分 類 ) 主 体 性 と 時 間 メタファー 時 間 メタファーの 新 分 類 : A B シリーズの 時 間 概 念 が 共 存 できるタイプ 日 本 語 の 前 (まえ) の 時 間 的 な 意 味 前 (まえ) : 過 去 前 (まえ) : 未 来 前 (まえ) : EARLIER 日 本 語 の 先 (さき) の 時 間 的 な 意 味 先 (さき) : 過 去 先 (さき) : 未 来 先 (さき) : EARLIER 先 (さき) : LATER 中 国 語 の 前 (qian) の 時 間 的 な 意 味 前 (qian) : 過 去 前 (qian) : 未 来 前 (qian) : EARLIER v

6 5. 前 (まえ) と 前 (qian) および 先 (さき) と 前 (qian) の 時 間 的 な 意 味 の 比 較 前 (まえ) と 前 (qian) との 共 通 点 前 (まえ) と 前 (qian) との 時 間 的 な 意 味 の 相 違 点 前 (まえ) にならない 前 (qian) : 上 (shang) との 対 応 前 (qian) にならない 前 (まえ) : までに との 対 応 先 (さき) と 前 (qian) との 時 間 的 な 意 味 の 共 通 点 先 (さき) と 前 (qian) との 時 間 的 な 意 味 の 相 違 点 前 (qian) にならない 先 (さき) 先 (さき) にならない 前 (qian) まとめ..147 第 4 章 日 本 語 の 後 (あと) と 中 国 語 の 後 (hou) との 比 較 はじめに 研 究 の 背 景 本 章 の 目 的 日 本 語 の 後 (あと) と 中 国 語 の 後 (hou) の 空 間 的 な 意 味 日 本 語 の 後 (あと) の 空 間 的 な 意 味 跡 (あと) の 特 徴 : 残 存 と 移 動 後 (あと) : 移 動 する 主 体 の 後 方 後 (あと) : 余 地 残 留 の 用 法 中 国 語 の 後 (hou) の 空 間 的 な 意 味 後 (hou) : 後 方 の 用 法 後 (hou) : 後 部 の 用 法 後 (あと) と 後 (hou) との 空 間 的 な 意 味 の 相 違 点 後 (hou) にならない 後 (あと) : 参 照 物 が 静 止 している 場 合 と 後 部 後 (あと) にならない 後 (hou) : 余 地 残 留 の 用 法 日 本 語 の 後 (あと) と 中 国 語 の 後 (hou) の 時 間 的 な 意 味 日 本 語 の 後 (あと) の 時 間 的 な 意 味 後 (あと) : Later の 用 法 ( 現 在 発 話 時 を 参 照 する 場 合 ) 後 (あと) : Later の 用 法 ( 現 在 発 話 時 を 参 照 しない 場 合 ) 後 (あと) : 残 りの 時 間 の 用 法 中 国 語 の 後 (hou) の 時 間 的 な 意 味 後 (hou) : Later の 用 法 ( 現 在 発 話 時 の 状 況 と 関 連 する 場 合 ) 後 (hou) : Later の 用 法 ( 現 在 発 話 時 を 参 照 しない 場 合 ) vi

7 3.3 日 本 語 の 後 (あと) と 中 国 語 の 後 (hou) の 時 間 的 な 意 味 の 相 違 点 後 (あと) と 後 (hou) の 相 違 点 後 (あと) と 後 (hou) と 対 応 できない 理 由 まとめ 終 章 本 論 文 で 明 らかになったこと 上 (うえ) と 上 (shang) について 下 (した) と 下 (xia) について 前 (まえ) 先 (さき) と 前 (qian) について 後 (あと) と 後 (hou) について 今 後 の 課 題 参 考 文 献 引 用 例 文 出 典 謝 辞 vii

8 序 章 1. 研 究 の 背 景 認 知 言 語 学 は 言 語 という 対 象 が 言 語 を 使 用 する 人 間 と いう 主 体 から 自 律 的 (autonomous) な 存 在 で は な く 人 間 の 認 知 的 な プ ロ セ ス に よ っ て 動 機 づ け ら れ た (motivated) ものである という 基 本 的 な 立 場 にある つまり 認 知 言 語 学 の 言 語 観 によれ ば 言 語 がありのままの 客 観 的 な 現 実 を 語 るものではなく 言 語 には 人 間 という 概 念 主 体 の 主 観 的 な 捉 え 方 が 反 映 されており すなわち 言 語 がわれわれ 人 間 の 体 験 を 通 した 世 界 を 語 るものである 1990 年 代 に 入 ってから 認 知 言 語 学 の 言 語 観 の 影 響 は 次 第 に 拡 大 しつつあ るが それまでの 言 語 学 の 研 究 ( 例 えば 構 造 主 義 言 語 学 生 成 文 法 )では 言 語 を 自 律 的 か つ 客 観 主 義 的 に 取 り 扱 う 傾 向 があり 人 間 の 捉 え 方 という 要 素 が 言 語 研 究 の 場 から 外 され ていた 例 えば 言 語 を 自 律 的 なシステムと 見 なす 構 造 主 義 言 語 学 は 言 葉 の 意 味 をいくつかの 要 素 から 構 成 された 構 造 体 と 捉 えており 他 の 言 葉 との 関 係 を 比 較 しながら 分 析 する この 意 味 を 分 析 する 方 法 は 成 分 分 析 (componential analysis)とも 呼 ばれている 例 えば 夫 妻 配 偶 者 という 3 つの 表 現 は 次 のように 示 すことができる (1) 夫 =[+ 人 間 ] [+ 既 婚 ] [+ 男 性 ] 妻 =[+ 人 間 ] [+ 既 婚 ] [- 男 性 ] 配 偶 者 =[+ 人 間 ] [+ 既 婚 ] [± 男 性 ] 構 造 主 義 言 語 学 の 分 析 によれば 夫 妻 配 偶 者 という 言 葉 の 意 味 が [ 人 間 ] [ 既 婚 ] [ 男 性 ]という 3 つの 素 性 の 設 定 を 通 して 把 握 できる 夫 と 妻 は [ 男 性 ]という 素 性 の 値 の 違 いによって 区 別 できる また 配 偶 者 は 性 別 を 示 す[ 男 性 ]という 素 性 の 値 がマイナスでもよいし プラスでもよい したがって 配 偶 者 という 言 葉 は 夫 及 び 妻 より 意 味 の 領 域 が 広 いため 上 位 語 である これに 対 して 夫 及 び 妻 の 意 味 領 域 は 配 偶 者 と 比 べ 狭 いため 下 位 語 となる このような 構 造 主 義 言 語 学 の 分 析 方 法 は 一 見 したら 言 葉 の 意 味 を 詳 しく 的 確 に 記 述 で きるように 見 えるが 実 際 には 上 記 に 取 り 上 げた 親 族 名 詞 のほかに ある 言 葉 の 意 味 素 性 について マイナスであるかそれともプラスであるかを 明 確 に 決 めるのは 極 めて 困 難 であ る 構 造 主 義 言 語 学 の 意 味 を 分 析 するアプローチは 言 語 事 実 を 正 確 に 反 映 しているか 母 語 話 者 の 語 感 と 理 解 を 妥 当 な 形 でに 反 映 しているか また 文 化 による 影 響 も 反 映 している か といった 疑 問 が 投 げかけられている これに 対 して 認 知 言 語 学 は 言 葉 の 意 味 を 人 間 の 認 識 思 考 から 独 立 させて 分 析 する 構 造 主 義 言 語 学 とは 異 なり 言 葉 の 意 味 を 人 間 の 主 観 的 な 意 味 づけの 過 程 とのつながりで 捉 えていく 認 知 言 語 学 の 言 語 観 に 基 づけば 人 間 の 空 間 を 把 握 する 能 力 は 最 も 基 本 的 な 認 1

9 知 プロセスの 1 つとして 言 語 の 様 態 に 大 きな 影 響 を 与 えている つまり 認 知 言 語 学 で は 空 間 の 捉 え 方 は 単 なる 空 間 的 な 概 念 を 把 握 するだけでなく 多 くの 言 語 表 現 の 源 とな っていることが 多 く 人 間 が 意 思 を 疎 通 するために 必 要 な 共 通 理 解 の 土 台 を 提 供 している ということである 具 体 的 に 言 えば 言 語 における 空 間 表 現 に 関 する 研 究 は 勿 論 認 知 言 語 学 以 前 にもある が 空 間 表 現 および 空 間 表 現 の 多 義 性 に 関 する 考 察 を 言 語 研 究 の 中 心 的 な 位 置 の 1 つに 位 置 づけているのが 認 知 言 語 学 である 認 知 言 語 学 の 基 本 的 な 考 え 方 によれば われわれ 人 間 は 空 間 におけるモノと 人 間 またはモノとモノとの 位 置 関 係 を 物 理 学 や 地 理 学 のように 中 立 的 で 客 観 主 義 的 に 捉 えているのではなく 人 間 の 視 点 から 捉 えている そして 認 知 言 語 学 は このような 人 間 主 体 と 環 境 との 相 互 作 用 を 反 映 する 主 観 的 な 捉 え 方 に 基 づき 他 の 非 物 理 的 非 空 間 的 な 記 述 と 分 析 にも 用 いられている 例 えば I awoke in my room.と I found the box in my bedroom.という 2 つの 文 における in と いう 英 語 の 前 置 詞 は 空 間 的 な 位 置 関 係 を 表 しているが I read it in the book.と John is in love. という 2 つの 文 における in は 非 空 間 的 な 概 念 を 示 している 以 上 のような 空 間 的 な 概 念 を 表 す 表 現 を 用 いて 非 空 間 的 な 概 念 を 言 語 化 することは 一 見 したら 当 たり 前 のように 思 われているが なぜ 可 能 であるかという 素 朴 な 疑 問 について 従 来 の 構 造 主 義 言 語 学 のよう な 言 語 理 論 に 基 づく 説 明 では 困 難 である これに 対 して 認 知 言 語 学 は 各 空 間 表 現 の 本 来 の 空 間 的 な 意 味 を 記 述 したうえで メタファーやイメージ スキーマをはじめとする 理 論 の 枠 組 みに 基 づき 非 空 間 的 な 意 味 がどのように 生 み 出 されているかについて 詳 しく 分 析 し ている 特 に 近 年 の 認 知 言 語 学 は 異 なる 言 語 を 使 う 人 間 は それぞれに 空 間 におけるモノと 人 間 モノとモノとの 相 互 関 係 をいかに 捉 えているか そして どのように 言 語 によって 表 現 され ているかについて 盛 んに 研 究 されている また 最 近 では 方 向 をはじめとする 空 間 表 現 が 各 言 語 では どのように 空 間 という 具 体 的 な 概 念 領 域 から 他 の 抽 象 的 な 概 念 領 域 へと 拡 張 していき 他 の 意 味 を 持 つようになったのか という 問 題 も 認 知 言 語 学 の 研 究 における 重 要 なポイントとなっている 2. 研 究 の 対 象 研 究 の 対 象 を 述 べるに 先 立 って ま ず 本 論 文 で 取 り 扱 う 空 間 表 現 について 述 べる 空 間 表 現 とは 人 間 が 外 部 の 世 界 を 把 握 し そこから 得 られた 経 験 を 言 語 で 示 したものである こ のような 空 間 表 現 には 位 置 の 変 化 の 有 無 によって 静 的 な 位 置 関 係 を 示 す 表 現 と 動 的 な 位 置 関 係 を 示 す 表 現 とがある だたし ここで 注 意 しておきたいのは 人 間 の 日 常 の 言 葉 にお ける 空 間 表 現 が 物 理 学 的 または 地 理 学 的 な 述 べ 方 のように 始 終 ありのままに 空 間 関 係 を 客 観 的 に 示 すものではなく 多 くの 場 合 では 言 語 を 使 用 する 主 体 の 主 観 的 な 捉 え 方 が 空 間 表 現 に 反 映 されている ということである つまり 空 間 表 現 は 外 部 の 世 界 に 対 する 人 間 ならではの 捉 え 方 または 認 識 の 仕 方 を 示 すものである 2

10 日 本 語 でも 中 国 語 でも 人 間 とモノ モノとモノとの 空 間 における 位 置 関 係 を 言 語 化 す るには 前 方 や 後 方 上 方 や 下 方 といった 方 向 または 部 位 を 示 す 空 間 表 現 が 不 可 欠 である このような 空 間 表 現 は 日 本 語 の 研 究 では 関 係 名 詞 (relational nouns) (Tagashira 1999: ) 空 間 名 詞 ( 田 中 1997: 7-8, 安 2014: 1-14) また 中 国 語 の 研 究 では 方 位 詞 ( 王 2009: 90-95)とも 呼 ばれている 本 論 文 では これらの 日 中 両 言 語 における 方 向 または 部 位 を 示 す 空 間 表 現 を 空 間 辞 と 呼 ぶことにする 英 語 をはじめとする 他 の 言 語 における 空 間 辞 と 同 様 に 前 方 や 後 方 上 方 や 下 方 を 示 す 空 間 辞 は 日 中 両 言 語 においても 基 礎 的 な 表 現 である また 一 般 的 な 言 語 現 象 として 日 本 語 と 中 国 語 の 空 間 辞 も 空 間 という 具 体 的 な 概 念 領 域 を 起 点 にして 種 々の 抽 象 的 な 概 念 領 域 へと 拡 張 している 現 象 が 見 られる 本 論 文 では 日 本 語 における 上 (うえ) 下 (した) 前 (まえ) 先 (さき) 後 (あと) という 5 つの 空 間 辞 と 中 国 語 における 上 (shang) 下 (xia) 前 (qian) 後 (hou) という 4 つの 空 間 辞 を 研 究 対 象 にして それぞれの 意 味 を 考 察 し 比 較 する これらの 空 間 辞 を 研 究 対 象 に 選 定 する 理 由 については 以 下 の 3 点 に まとめられる 第 一 に 上 記 に 取 り 上 げた 前 後 および 上 下 の 空 間 辞 のほかに 左 右 東 南 西 北 といった 空 間 的 な 概 念 を 示 す 言 葉 もあり これらの 表 現 も 重 要 な 空 間 辞 であるが なぜ 本 論 文 の 研 究 対 象 に 選 定 しないかの 理 由 については 次 のとおりである 確 かに 左 (ひだり) 西 (に し) といった 空 間 辞 は モノどうしの 位 置 関 係 を 言 語 化 するには 不 可 欠 な 表 現 であるが 空 間 的 な 領 域 を 超 えて 他 の 機 能 及 び 非 空 間 的 な 意 味 への 拡 張 が 非 常 に 限 られているから である ( 金 子 2004: ) 本 論 文 は 空 間 辞 の 空 間 的 な 用 法 のみならず 方 向 や 部 位 を 示 す 空 間 辞 がどのような 拡 張 プロセスを 介 して 他 の 機 能 意 味 を 持 つようになったのかと いうところも 1 つの 重 要 な 点 として 分 析 する 第 二 に 日 本 語 の 表 現 には その 出 自 から 見 れば 日 本 の 本 来 の 大 和 言 葉 中 国 から 入 ってきた 漢 語 そして 中 国 を 除 く 外 国 から 取 り 入 れた 外 来 語 という 3 種 類 の 言 葉 がある とされている 大 和 言 葉 の 空 間 辞 のみを 日 本 語 の 分 析 対 象 に 選 定 する 理 由 につい て 詳 しく 言 えば 次 のようになる 言 語 においては 空 間 的 な 関 係 を 言 語 化 する 表 現 は 変 化 がそれほど 多 くなく 比 較 的 に 安 定 した 性 質 を 持 っているとされている (Taylor & Evans 2003: 47) 日 本 は 古 くから 他 の 国 の 言 語 を 取 り 入 れながら 複 雑 な 表 現 世 界 を 作 り 上 げてきた 空 間 についての 言 葉 もその 例 外 ではない 現 代 日 本 語 では 上 方 や 後 方 前 方 や 後 方 を 示 す 表 現 は 上 記 に 取 り 上 げら れている 空 間 辞 に 限 らず 勿 論 ほかにも 複 数 ある 例 えば 上 方 という 空 間 的 な 概 念 を 示 す 言 葉 として 少 なくとも 大 和 言 葉 の 上 (うえ) 漢 語 の 上 (じょう) 外 来 語 の アップ といった 表 現 が 存 在 している 本 論 文 では 上 (うえ) 下 (した) 前 (まえ) 先 (さき) 後 (あと) という 大 和 言 葉 の 空 間 辞 のみを 日 本 語 の 研 究 対 象 にしたが これは 日 本 特 有 の 言 葉 に 対 する 考 察 を 通 して 方 向 という 空 間 的 な 概 念 が 本 来 日 本 語 ではいかに 言 語 化 されていったのかが より 明 らかに 見 られるからである 3

11 第 三 に 日 本 語 では 上 (うえ) と 下 (した) のほかに 大 和 言 葉 の 上 (かみ) 下 (しも) も 上 下 を 示 す 空 間 表 現 であり なぜこの 2 つの 空 間 辞 を 分 析 する 対 象 にしないのか というと 主 な 理 由 は 現 代 日 本 語 では 上 (かみ) 及 び 下 (しも) の 使 用 が 非 常 に 限 られ ているからである 例 えば 1 億 430 万 語 のデータを 収 めている 現 代 日 本 語 書 き 言 葉 均 衡 コーパス では 上 (うえ) と 下 (した) を 含 む 用 例 の 件 数 がそれぞれに 件 と 件 であるのに 対 して 上 (かみ) と 下 (しも) の 用 例 の 件 数 はそれぞれにわずか 125 件 と 25 件 である 上 (うえ) 下 (した) 前 (まえ) 先 (さき) 後 (あと) という 5 つの 大 和 言 葉 の 空 間 辞 が 示 している 上 下 前 後 の 空 間 的 な 概 念 は 中 国 語 では 上 (shang) 下 (xia) 前 (qian) 後 (hou) という 4 つの 空 間 辞 で 言 語 化 する 場 合 が 多 い これらの 日 中 両 言 語 にお ける 空 間 辞 は 共 通 しているところがあるが 相 違 点 も 少 なくない 本 論 文 は 上 下 前 後 と いう 空 間 的 な 概 念 を 言 語 化 する 際 に 日 本 語 または 中 国 語 の 一 方 のみでは 観 察 しにくい 特 徴 を 両 言 語 の 比 較 によって 明 らかにするという 考 察 の 方 針 を 採 っている 具 体 的 な 研 究 の 目 的 を 次 の 3 節 で 述 べることにする 3. 研 究 の 目 的 本 論 文 の 目 的 は 認 知 言 語 学 の 枠 組 みに 基 づき 日 本 語 と 中 国 語 における 空 間 辞 の 意 味 的 機 能 的 な 共 通 点 と 相 違 点 を 記 述 することである 日 中 両 言 語 の 空 間 辞 の 使 用 については 従 来 の 辞 書 においても 記 述 されている しかし 各 意 味 項 目 のつながりをどのように 説 明 す るか また 非 空 間 的 な 意 味 機 能 を 含 め 各 空 間 辞 の 全 体 像 がどのようになっているのか といった 問 題 をめぐって 更 に 掘 り 下 げて 詳 しく 考 察 する 余 地 がある つまり 本 論 文 の 記 述 は 単 なる 意 味 項 目 の 羅 列 ではなく 各 項 目 間 の 関 連 性 を 重 視 する 立 場 から 上 記 の 日 中 両 言 語 における 空 間 辞 の 意 味 構 造 を 浮 き 彫 りにし それぞれの 異 同 を 述 べる ということである このような 研 究 の 目 的 を 踏 まえ 本 論 文 では 次 の 3 つの 問 題 意 識 を 持 ちながら 研 究 を 進 めていく 第 一 に 空 間 におけるモノ 同 士 の 位 置 関 係 を 言 語 化 する 際 に 日 本 語 と 中 国 語 における 空 間 辞 がどのような 共 通 点 と 相 違 点 を 持 っているか 第 二 に 空 間 辞 は 空 間 的 な 意 味 のみなら ず 非 空 間 的 な 意 味 機 能 もあり 日 中 両 言 語 の 空 間 辞 の 非 空 間 的 な 意 味 にはどのような 共 通 点 と 相 違 点 が 見 られるか 第 三 に 空 間 辞 の 非 空 間 的 な 意 味 の 相 違 は どのように 本 来 の 空 間 的 な 意 味 の 相 違 を 通 して 説 明 するか という 問 題 意 識 である 4. 本 論 文 で 用 いる 用 語 について 本 論 文 は Lakoff (1987) Langacker (1987, 1991) Talmy (2000a) Evans and Tyler (2003) を 始 めとする 認 知 言 語 学 の 理 論 に 基 づき 日 本 語 と 中 国 語 における 空 間 辞 を 分 析 する そして 空 間 的 な 用 法 であれ 非 空 間 的 な 用 法 であれ 空 間 辞 の 意 味 と 機 能 を 説 明 する 際 には トラ ジェクターとランドマーク イメージ スキーマ メタファーとメトニミーといった 用 語 を 4

12 使 用 する これらの 重 要 な 認 知 言 語 学 の 概 念 を 概 観 すると 以 下 の 4.1~4.3 節 のようにな る 4.1 トラジェクター (trajector)とランドマーク (landmark) 認 知 言 語 学 では 我 々 人 間 は 客 観 的 に 外 部 の 世 界 を 客 体 として 捉 えているのではなく 認 知 主 体 の 捉 え 方 や 解 釈 によって 状 況 が 同 様 であっても 異 なるものとして 捉 える Langacker (1988, 2006) によれば 言 葉 の 意 味 の 構 造 は 背 景 的 な 要 素 の 役 割 を 果 たしてい るベース (base) の 概 念 領 域 と 焦 点 化 された 部 分 すなわちプロファイル (profile) と 呼 ば れている 部 分 との 総 合 的 な 関 係 によって 決 められる このような 背 景 的 な 要 素 と 焦 点 化 さ れた 部 分 の 違 いを 説 明 する 有 名 な 例 は 次 の 図 0-1 の ルビンの 壺 と 呼 ばれている 多 義 図 形 である この 図 形 では 黒 い 部 分 をベースにとすれば 白 い 部 分 がプロファイルされて 向 き 合 っている2 人 の 横 顔 が 見 られる 一 方 白 い 部 分 をベースに 見 なす 場 合 黒 い 部 分 が プルファイルされて 1 つの 壷 が 見 える 図 0-1 ルビンの 壺 言 語 表 現 の 例 で 言 えば 例 えば 英 語 には elbow ( 肘 )と hand ( 手 手 首 を 含 まない) とい う 前 肢 における 2 つの 異 なる 部 位 を 示 す 表 現 があり この 2 つの 表 現 のいずれも arm ( 腕 )と いうベースに 基 づいている elbow は arm における 上 腕 と 前 腕 とをつないでいる 関 節 の 部 分 をプロファイルしている これに 対 して hand は arm における 手 のひらから 指 先 までの 部 位 をプロファイルしている プロファイルされている 場 合 に 顕 著 さの 違 いも 生 じてくる つまり ある 参 加 者 とほか の 参 加 者 との 関 係 を 示 す 際 に 両 者 ともプロファイルされていても 両 者 の 間 にプロファイ ルされている 顕 著 さには 違 いがある 最 も 顕 著 にプロファイルされている 参 加 者 が トラジ ェクターである トラジェクターの 顕 著 さより 低 く あるいは トラジェクターほど 際 立 っ ていない 参 加 者 はランドマークである 5

13 図 0-2 ランドマークとトラジェクター (Langacker 1998: 11, 一 部 修 正 ) 例 えば 1The knob is above the keyhole.と2the keyhole is below the knob.という 2 つの 文 によって 示 されている 物 体 と 物 体 との 位 置 関 係 は 同 様 な 客 観 的 な 事 態 であるが どれがト ラジェクターとして 最 も 顕 著 にプロファイルされているかという 点 で 相 違 している (Langacker 1998: 1-39) 1では 文 中 の above という 前 置 詞 から 分 かるように カギの 穴 の 位 置 が 先 に 認 知 主 体 によって 認 識 され このカギの 穴 を 手 掛 かりにして さらにノブの 位 置 が 表 されている 従 って 1では カギの 穴 が 参 照 点 の 役 割 を 担 い ランドマークであり ノブのほうが 比 較 的 に 顕 著 な 位 置 にあり トラジェクターとして 認 識 されている 一 方 2 の 文 では ノブとカギの 穴 との 関 係 が 逆 転 され ノブが 参 照 点 の 役 割 を 果 たしている 2の 前 置 詞 below によって 示 されているように トラジェクターのカギの 穴 の 位 置 は ランドマ ークのノブに 依 拠 している 以 上 のように トラジェクターとランドマークという 概 念 は 空 間 的 な 位 置 関 係 に 対 する 解 釈 のみならず 時 間 をはじめとする 他 の 領 域 で 事 態 と 事 態 との 関 係 を 説 明 するうえでも 非 常 に 有 用 かつ 重 要 である 4.2 イメージ スキーマ (image schema) イメージ (image) とは 我 々 人 間 の 日 々の 具 体 的 な 身 体 経 験 に 依 拠 して 形 成 される 心 的 表 象 の 一 種 である ( 山 梨 2012: 11-16) このような 心 的 表 象 は 研 究 者 によって 視 覚 に 限 らず 聴 覚 嗅 覚 味 覚 といった 経 験 から 生 じた 感 覚 記 憶 あるいは 感 覚 像 と 解 釈 される 場 合 もある 認 知 言 語 学 の 言 語 観 によれば 想 像 的 なイメージ 能 力 は 概 念 化 及 び 言 葉 による 言 語 化 より 先 に 存 在 する 認 知 能 力 の 1 つである イメージ 能 力 は 人 間 の 認 知 能 力 の 中 核 を 成 しており 外 部 世 界 の 理 解 と 言 語 化 を 可 能 とする 概 念 体 系 の 根 幹 に 関 わるとされている イメージという 心 的 表 象 は スキーマ (schema) 化 ができる スキーマ 化 というのは 抽 象 化 のことであり 個 々のイメージの 具 象 的 な 特 質 を 捨 象 して より 抽 象 的 かつ 高 次 的 な 知 識 にするというプロセスである 例 えば 各 種 の 卵 のイメージとしては ニワトリの 卵 ウズ ラの 卵 ダチョウの 卵 などというように 種 々の 比 較 的 に 具 体 的 なイメージを 考 えることが 6

14 できる このような 各 自 のイメージには 種 類 大 きさ 重 さなど 様 々な 相 違 が 存 在 してい る 各 種 の 相 違 を 捨 象 して つまりスキーマ 化 を 通 して 包 括 的 により 抽 象 的 なレベルで 卵 という 概 念 のイメージを 捉 えることもできるということである 一 般 的 には スキーマ 化 された 感 覚 記 憶 すなわち 各 種 の 類 似 的 なイメージの 抽 象 化 の 結 果 は イメージ スキーマ (image schema)となる イメージ イメージのスキーマ 化 イメ ージ スキーマという 3 つの 概 念 の 関 係 について 容 器 に 関 する 認 識 を 例 にして 言 えば 次 のようになる 図 0-3 容 器 の 各 イメージと 容 器 のイメージ スキーマ( 山 梨 2012: 13) 図 0-3 における (i)の 標 識 は カップ グラス お 椀 という 三 種 類 の 日 常 生 活 でよく 使 用 されている 容 器 のイメージの 一 部 である 図 0-3 における (ⅱ)の 円 形 は (ia) (ib) (ic)の ような 具 象 性 が 高 い 容 器 のイメージと 異 なり 容 器 というより 抽 象 的 な 概 念 を 示 してい る (i)のような 容 器 ごとの 特 徴 が 捨 象 され (ⅱ)のような 容 器 というより 抽 象 度 が 高 い 認 知 構 造 が 形 成 されたことは 容 器 のイメージのスキーマ 化 である そして 形 成 された 容 器 という 概 念 に 関 する 認 識 構 造 は 容 器 のイメージ スキーマである また 図 0-3 の (ⅱ) では 容 器 のイメージ スキーマを 円 形 で 示 しているが 円 形 で 描 く 必 然 性 はない 三 角 形 や 四 角 形 といった 形 の 図 形 を 容 器 のイメージ スキーマとして 示 すのも 不 可 能 なことではない 上 記 では イメージ スキーマという 用 語 を 概 観 したが 注 意 を 要 するのは イメージ スキーマという 用 語 が 示 す 範 囲 については 認 知 言 語 学 の 中 で 各 研 究 者 によって 異 なって いるという 点 である Turner (1991) をはじめとする 研 究 では スキーマ 化 された 感 覚 記 憶 は 抽 象 度 の 度 合 いを 問 わず すべてイメージ スキーマと 見 なされている 例 えば 道 の 様 子 (a visual image of a road) 叫 び 声 (an auditory image of a scream) 松 の 香 り (an olfactory image of the smell of pine) などの 五 感 すべてによるイメージは イメージ スキーマと 見 な されている (Turner 1991: 55-59) つまり イメージ スキーマを 広 義 の 立 場 から 捉 えるとい うことである 一 方 Johnson (1987, 2005) Clausner and Croft (1999, 2005) 鍋 島 (2011) 山 梨 (2000, 2012) などの 多 くの 研 究 では イメージ スキーマという 用 語 が 狭 義 の 立 場 で 使 用 されている 狭 義 のイメージ スキーマというのは 極 度 にスキーマ 化 された 少 数 の 認 知 的 パターンのこと である ( 鍋 島 2011: 26-28) このような 狭 義 のイメージ スキーマの 典 型 的 な 例 としては < 容 器 > (CONTAINER) < 上 / 下 > (UP/DOWN) < 前 / 後 > (FRONT/BACK) < 力 > 7

15 (FORCE) などのイメージ スキーマが 考 えられる 本 論 文 は イメージ スキーマという 用 語 について 基 本 的 にはこうした 狭 義 の 立 場 に 立 脚 して 使 用 する また 各 種 の 狭 義 のイメージ スキーマを 本 節 以 降 では 一 律 に スキ ーマ と 省 略 することにする 上 記 では イメージ スキーマという 用 語 について 概 説 した この 節 を 終 える 前 に イメ ージ スキーマと 比 喩 との 関 係 について < 容 器 >の 例 を 通 して 簡 単 に 説 明 することにする 狭 義 のイメージ スキーマは 空 間 的 な 概 念 の 理 解 に 役 立 つのみならず 他 の 概 念 を 理 解 す る 規 範 としても 機 能 する つまり イメージ スキーマは 人 間 が 具 象 的 な 概 念 を 生 かして 比 喩 的 な 写 像 を 介 して 複 雑 で 捉 えにくい 概 念 を 言 語 化 できる 重 要 な 手 段 である というこ とである (2) a. He is in the car. ( 物 理 的 な 空 間 ) b. He is in the Navy. ( 社 会 的 な 空 間 ) c. He is in a rage. ( 心 理 的 な 空 間 ) ( 伊 藤 2013: 106) < 容 器 >のイメージ スキーマは 内 側 外 側 境 界 といった 設 定 に 基 づき 実 際 の 物 理 的 な 空 間 のみならず 社 会 的 な 空 間 や 心 理 的 な 空 間 もコップやバケツなどの 容 器 のように 捉 えられるようになる 英 語 の 具 体 例 を 挙 げれば (2)における 3 つの 例 文 では いずれも 前 置 詞 の in が 用 いられているが それぞれが 車 の 内 部 という 物 理 的 な 空 間 組 織 という 社 会 的 な 空 間 心 理 的 な 空 間 すなわち 人 間 の 感 情 を 示 している このようなイメージ スキーマに 依 拠 して 空 間 に 関 わる 経 験 を 生 かして 他 の 概 念 を 捉 える 現 象 は 比 喩 的 な 拡 張 とも 呼 ばれているが その 詳 細 については 次 の 4.3 節 で 概 観 する 4.3 メタファー(metaphor)とメトニミー(metonymy) 事 物 と 事 物 との 間 における 類 似 性 に 基 づく 比 喩 であるというのが メタファーに 対 する 伝 統 的 な 解 釈 である ( 山 梨 2013: , 笠 貫 2014: 55-60) つまり メタファーは 従 来 ある 事 物 について 話 す 際 に 別 のことを 表 す 語 を 転 用 するという 修 辞 法 の 一 種 であると 見 なされてきた 例 えば You are my sunshine.という 文 は その 真 理 条 件 から 見 れば 偽 で あるにもかかわらず you と sunshine が 自 分 を 明 るくしてくれるという 点 で 類 似 しているか ら この 類 似 性 に 依 拠 し メタファーを 通 して 文 が 成 立 することになる 上 記 のメタファーに 対 する 伝 統 的 な 見 解 によれば メタファーはあくまでも 語 レベルの 問 題 であり 表 現 の 面 に 限 定 されており 言 葉 の 通 常 の 意 味 から 逸 脱 し 非 日 常 的 に 言 葉 を 使 用 する 修 辞 法 となる しかし 認 知 言 語 学 の 視 座 から 見 たメタファーは 決 して 語 レベル の 一 種 のレトリックではなく 外 部 世 界 を 理 解 するという 概 念 レベルの 問 題 である 認 知 言 語 学 的 なメタファー 論 の 特 徴 を 示 せば 主 に 次 の 3 点 にまとめられる 第 一 に メ 8

16 タファーの 本 質 は 語 と 語 の 間 の 関 係 ではなく ある 概 念 領 域 に 関 する 経 験 を 基 にして 別 な 概 念 領 域 のことを 理 解 するという 認 知 のプロセスである 例 えば 夏 休 みが 来 た にお ける 来 る や 長 い 年 月 を 経 た における 長 い といった 例 に 示 されているように 人 間 は 時 間 的 な 概 念 を 言 語 化 する 際 に 多 くの 場 合 に 空 間 的 な 表 現 を 伴 っている 第 二 に メタファーは 飾 りの 表 現 のみならず 人 間 の 言 語 の 至 るところに 存 在 している 第 三 に メタファーは 起 点 領 域 から 目 標 領 域 への 写 像 であり 2 つの 概 念 領 域 の 間 における 身 体 的 な 経 験 に 基 づき 構 造 的 に 成 立 している つまり 認 知 言 語 学 は メタファーの 成 立 の 原 因 を 類 似 性 のみならず 身 体 性 と 構 造 性 に 帰 しているということである 伝 統 的 なレトリックの 研 究 におけるメトニミー (metonymy) は 言 葉 の 置 き 換 え 手 段 とし て また メタファーと 並 んでもう 一 種 の 修 辞 法 であるとされてきた メトニミーは 類 似 性 に 依 拠 するメタファーとは 異 なり 事 物 と 事 物 との 間 における 近 接 性 あるいは 隣 接 性 を 基 盤 にしている 例 えば 春 雨 やものがたりゆく 蓑 と 笠 という 与 謝 蕪 村 の 俳 句 における 蓑 と 笠 及 び 漱 石 を 読 んだ における 漱 石 は いずれもメトニミーの 実 例 である 前 者 の 蓑 と 笠 は 蓑 と 笠 そのものを 示 すものではなく 蓑 と 笠 を 着 用 している 人 のこと を 意 味 している このメトニミーでは 全 体 が 部 分 によって 示 されている また 後 者 の 漱 石 は 文 字 通 りの 夏 目 漱 石 ではなく 夏 目 漱 石 の 作 品 を 意 味 している このメトニミーの 例 では 製 作 者 が 作 品 によって 示 されている しかし 認 知 言 語 学 から 見 たメトニミーは 従 来 のレトリック 研 究 の 視 点 から 見 たメトニ ミーと 相 違 しており その 違 いは 主 に 次 の 2 つの 点 にある 第 一 に 認 知 言 語 学 も 隣 接 性 と 近 接 性 というメトニミーの 2 つの 特 徴 を 重 視 している また 認 知 言 語 学 では ある 概 念 がそれと 隣 接 した 概 念 あるいは 近 接 した 概 念 によって 置 き 換 えられるという 現 象 の 背 後 に 見 られる 人 間 の 捉 え 方 すなわち 参 照 点 能 力 も 重 視 している 第 二 に メトニミーは 単 な る 言 葉 の 修 飾 に 関 する 現 象 にとどまらず メタファーと 同 様 に 人 間 の 日 常 的 な 言 語 の 隅 々 に 浸 透 した 現 象 であり 言 葉 の 意 味 変 化 や 多 義 語 の 意 味 拡 張 において 重 要 な 役 割 を 果 たし ている 5. 本 論 文 の 構 成 序 章 では 本 論 文 における 研 究 の 背 景 研 究 の 対 象 研 究 の 目 的 認 知 言 語 学 の 重 要 な 用 語 (ランドマークとトラジェクター イメージ スキーマ メタファーとメトニミー) 及 び 本 論 文 の 構 成 について 説 明 する 本 論 文 は 序 章 と 終 章 を 含 めて 全 部 で 6 章 からなる 以 下 に 第 1 章 からの 内 容 を 概 観 する 第 1 章 では 日 本 語 の 上 (うえ) と 中 国 語 の 上 (shang) という 2 つの 空 間 辞 の 意 味 と 機 能 を 比 較 する この 章 は 6 つの 部 分 から 構 成 されている まず 第 1 節 では 問 題 の 提 起 と 本 章 の 目 的 を 述 べる 第 2 節 では 日 本 語 の 上 (うえ) と 中 国 語 の 上 (shang) に 関 する 先 行 研 究 を 整 理 して 空 間 辞 の 語 彙 的 な 意 味 と 機 能 的 な 意 味 との 連 続 性 を 紹 介 する 第 3 節 では 日 本 語 の 上 (うえ) の 各 種 類 の 空 間 的 な 意 味 を 分 析 し 物 と 物 との 位 置 関 係 から 事 9

17 柄 と 事 柄 との 抽 象 的 な 関 係 へというメタファーによる 拡 張 のプロセスを 取 り 上 げ 上 (う え) の 機 能 を 考 察 する 第 4 節 では 中 国 語 の 上 (shang) の 空 間 的 な 意 味 を 分 析 し 接 触 ありの 高 所 から 存 在 の 場 所 へというメトニミーによる 拡 張 のプロセスを 取 り 上 げ 上 (shang) の 場 所 化 という 機 能 を 検 討 する 第 5 節 では 上 (うえ) と 上 (shang) との 用 法 の 相 違 点 と 共 通 点 を 明 らかにする 最 後 に 第 6 節 で 本 章 のまとめをする 第 2 章 では 日 本 語 の 下 (した) と 中 国 語 の 下 (xia) という 2 つの 空 間 辞 の 意 味 と 機 能 を 比 較 する 第 2 章 の 内 容 は 5 つの 部 分 からなる まず 第 1 節 では 研 究 背 景 として 先 行 研 究 を 概 観 し 下 (した) と 下 (xia) との 比 較 研 究 が 現 時 点 では 極 めて 稀 だという 研 究 の 状 況 を 浮 き 彫 りにしたうえで 本 章 の 目 的 を 述 べる 第 2 節 では 下 (した) と 下 (xia) のそれぞれの 空 間 的 な 意 味 を 分 析 し 両 者 の 共 通 点 と 相 違 点 を 説 明 する 第 3 節 では 拡 張 のプロセスを 通 して 下 (した) と 下 (xia) との 共 通 の 非 空 間 的 な 意 味 をまとめる 第 4 節 では スキーマ 変 換 という 認 知 の 現 象 を 取 り 上 げ 日 本 語 における< 裏 / 表 >と< 上 / 下 > との 緊 密 な 関 連 性 を 論 じ 下 (した) の 非 空 間 的 な 機 能 の 特 徴 を 分 析 する また メトニ ミーからのメタファー という 拡 張 の 現 象 を 取 り 上 げ 下 (した) と 対 応 しない 場 合 の 下 (xia) の 用 法 を 考 察 する 最 後 に 第 5 節 で 本 章 のまとめをする 第 3 章 では 日 本 語 の 前 (まえ) 先 (さき) と 中 国 語 の 前 (qian) という 3 つの 空 間 辞 の 意 味 と 機 能 を 比 較 する この 章 は 大 別 して 空 間 的 な 意 味 に 対 する 分 析 と 拡 張 の 視 点 か ら 時 間 的 な 意 味 を 考 察 するという 2 つの 部 分 から 構 成 されている まず 第 1 節 では 本 章 全 体 に 関 わる 問 題 提 起 と 本 章 の 目 的 を 述 べる 前 半 の 部 分 については 第 2 節 で 空 間 的 な 参 照 枠 2 種 類 の 方 向 付 け 方 略 ( 対 峙 的 方 略 と 同 方 向 的 方 略 )という 概 念 を 紹 介 して 前 (ま え) 先 (さき) 前 (qian) の 空 間 的 な 意 味 を 考 察 したうえで 第 3 節 で 前 (まえ) と 前 (qian) 先 (さき) と 前 (qian) との 空 間 的 な 意 味 の 相 違 点 を 明 らかにする 後 半 の 部 分 については 第 4 節 で 認 知 言 語 学 の 時 間 メタファー 理 論 の 変 遷 を 概 観 し 空 間 から 時 間 へという 意 味 拡 張 のプロセスを 踏 まえて 主 体 性 という 概 念 も 加 味 しながら 本 論 文 の 新 た な 分 類 方 法 を 説 明 する それを 受 けて 第 5 節 で 前 (まえ) と 前 (qian) 先 (さき) と 前 (qian) との 時 間 的 な 意 味 を 比 較 する 最 後 に 第 6 節 で 本 章 のまとめをする 第 4 章 では 日 本 語 の 後 (あと) と 中 国 語 の 後 (hou) を 分 析 対 象 にして 両 者 を 意 味 と 機 能 の 拡 張 の 観 点 から 比 較 する この 章 は 主 に 3 つの 部 分 からなる 第 1 節 では 研 究 の 背 景 を 説 明 し 後 (あと) のみを 対 象 とした あるいは 後 (hou) のみを 対 象 とした 先 行 研 究 はあるが 比 較 の 視 点 により 後 (あと) と 後 (hou) との 共 通 点 と 相 違 点 を 分 析 する 研 究 は 現 時 点 ではまだないという 現 状 を 述 べたうえで 本 章 の 目 的 を 述 べる 第 2 節 で は 跡 (あと) という 日 本 語 の 表 現 に 対 する 考 察 を 含 め 後 (あと) と 後 (hou) との 空 間 的 な 意 味 を 記 述 したうえで 両 者 の 違 いを 分 析 する 第 3 節 では 第 3 章 で 提 唱 された 時 間 メタファーに 対 する 本 論 文 の 新 たな 分 類 に 基 づき 後 (あと) と 後 (hou) の 時 間 的 な 意 味 の 相 違 点 を 明 らかにする 最 後 に 第 4 節 で 本 章 のまとめを 行 う 終 章 では この 論 文 で 論 じられた 日 中 両 言 語 の 空 間 辞 の 意 味 と 機 能 拡 張 の 異 同 について 10

18 明 らかになったことを 章 ごとにまとめる また 今 後 の 課 題 を 展 望 する 最 後 に 第 1 章 から 第 4 章 までで 取 り 上 げる 例 文 の 種 類 および 出 典 の 示 し 方 を 説 明 する 本 論 文 の 例 文 は 先 行 研 究 における 用 例 及 び 筆 者 による 作 例 を 除 き 辞 書 新 聞 からの 用 例 コーパスからの 用 例 グーグルブックス 検 索 を 利 用 してデジタル 書 籍 から 得 た 用 例 という 3 種 類 の 例 文 に 分 けられる この 3 種 類 の 例 文 の 出 典 については 例 えば 次 のように 示 すこと にする (3) これは 上 からの 指 示 だ ( 大 辞 林 ) (4) a. 上 世 紀 的 遺 物 b. 前 世 紀 の 遺 物 ( 中 日 日 中 辞 典 ) (5) 事 件 の 背 景 を 解 明 するうえで 有 力 な 手 掛 かりになるとみて 調 べている ( 朝 日 新 聞 ) (6) 在 宋 朝 之 前, 城 市 的 居 民 區 和 商 業 區 分 離 ( 宋 の 前 は 市 民 が 住 む 場 所 と 市 場 とはそれぞれ 分 けられていた ) ( 人 民 日 報 日 本 語 訳 は 筆 者 による) (7) a. 把 白 襯 衣 的 領 子 翻 在 軍 裝 外 面, 顯 得 很 有 精 神 b. 白 いブラウスのえりを 軍 服 の 上 に 出 していて とてもかっこうがよかった <CJBC> ( 張 海 迪 著 輪 椅 上 的 夢 ) (8) 世 間 は A さんが B さんより 社 会 的 な 地 位 が 上 だとか 年 収 が 高 いとか そういうこ とが 大 事 で 動 いている ( 茂 木 健 一 郎 著 脳 が 変 わる 生 き 方 ) (9) 李 誠 銘 坐 在 筆 記 本 電 腦 前, 神 情 嚴 峻 地 看 著 計 算 機 屏 幕 ( 李 誠 銘 がノートパソコンの 前 に 座 り 厳 しい 表 情 でモニターを 見 つめている) ( 張 軼 驍 著 保 送 生 活 日 本 語 訳 は 筆 者 による) (3)と(4)に 示 したように 辞 書 から 例 文 を 引 用 する 際 には 引 用 された 辞 書 のタイトルを 記 載 する (5)と(6)のように 新 聞 による 用 例 の 場 合 では 新 聞 名 のほかに 発 行 の 日 付 も 明 記 する また (7)に 示 したとおり (7a)のようなコーパスからの 例 文 については コーパ スのタイトルを 略 称 で 表 記 したうえで 作 者 名 及 び 作 品 名 に 関 する 情 報 を 提 示 する なお (7b)については コーパスに 収 録 されている 日 本 語 の 対 訳 である 本 論 文 では 主 に 現 代 日 本 語 書 き 言 葉 均 衡 コーパス (The Balanced Corpus of Contemporary Written Japanese) と 中 日 対 訳 コーパス 第 1 版 (Chinese-Japanese Bilingual Corpus) と 北 京 大 学 中 国 語 研 究 中 心 語 料 庫 (Center for Chinese Linguistic PKU's Corpus) という 3 つのコーパスを 使 用 する そ して この 3 つのコーパスのタイトルをそれぞれ<BCCWJ> <CJBC> <CCL>と 略 称 11

19 して 表 記 することにする さらに グーグルブックス 検 索 を 介 して 収 集 した 公 刊 物 から の 引 用 は(8)と(9)の 例 に 示 している 本 論 文 では 日 本 語 原 作 の 作 品 を 二 重 のカギ 括 弧 で 中 国 語 原 作 の 作 品 を 二 重 の 角 括 弧 で 示 すことにする 以 上 各 引 用 例 文 の 出 典 の 詳 細 については 本 論 文 末 尾 の 引 用 例 文 出 典 に 記 載 し 章 ごとに 掲 載 ページ 順 に 並 べることにする 12

20 第 1 章 日 本 語 の 上 (うえ) と 中 国 語 の 上 (shang) との 比 較 1. はじめに 1.1 問 題 の 提 起 日 本 語 でも 中 国 語 でも 物 体 がある 参 照 点 より 高 いところに 位 置 するという 空 間 的 な 位 置 関 係 を 言 語 化 するには 上 という 漢 字 が 使 用 される 日 本 語 の 上 (うえ) と 中 国 語 の 上 (shang) との 意 味 及 び 用 法 は 多 くの 場 合 では 対 応 している( 例 えば 上 (うえ)へ 行 く エスカレーター と 往 上 (shang) 走 的 電 梯 平 均 より 上 (うえ)だ と 在 平 均 水 平 之 上 (shang) ) このため 両 者 は 日 中 両 言 語 における 同 形 同 義 語 のように 扱 われているとされて いる しかし 実 際 の 用 例 を 分 析 すると 上 (うえ) と 上 (shang) の 用 法 は 空 間 的 な 意 味 でも 非 空 間 的 な 意 味 でも 互 いに 対 応 する 事 例 が 少 なくないにもかかわらず 対 応 しない 事 例 もある 1.2 本 章 の 目 的 本 章 の 目 的 は 日 本 語 と 中 国 語 の 比 較 研 究 の 立 場 から 上 (うえ) と 上 (shang) という 2 つの 空 間 辞 を 対 象 に それぞれの 空 間 的 な 意 味 と 非 空 間 的 な 意 味 を 調 べ 両 者 の 共 通 点 を 把 握 したうえで 相 違 点 を 対 照 することである 本 章 の 構 成 は 大 きく 4 つの 部 分 に 分 けら れる 第 2 節 では 上 (うえ) と 上 (shang) に 関 する 先 行 研 究 をそれぞれ 概 観 する ま た 語 彙 的 な 意 味 と 他 の 機 能 の 間 に 緊 密 な 関 係 があり 多 義 語 の 全 体 像 を 探 るには 語 彙 と 機 能 の 関 連 性 を 重 視 しなければならないという 本 論 文 の 多 義 語 観 について 述 べる 次 に 日 本 語 の 上 (うえ) と 中 国 語 上 (shang) の 各 語 彙 的 な 意 味 及 び 各 種 の 機 能 を 第 3 節 と 第 4 節 でそれぞれ 分 析 する 第 5 節 では 上 (うえ) と 上 (shang) の 相 違 点 を 対 照 する 本 章 では 上 (うえ) と 上 (shang) について (ⅰ) 語 源 から 見 られる 相 違 (ⅱ) 空 間 的 な 意 味 (ⅲ) 語 彙 的 な 意 味 拡 張 (ⅳ) 機 能 拡 張 という 4 つの 視 点 から 考 察 する 上 (うえ) の 機 能 をメタファーによる 拡 張 と 捉 え 上 (shang) の 機 能 をメトニミーによる 拡 張 で 説 明 するのが 本 論 の 特 徴 的 な 点 である 2. 先 行 研 究 と 研 究 の 背 景 2.1 日 本 語 の 上 (うえ) に 対 する 先 行 研 究 日 本 語 の 空 間 辞 上 (うえ) は 対 象 物 の 上 方 や 上 部 といったようなモノ 同 士 の 位 置 関 係 を 表 すことができる 一 方 で 社 会 的 地 位 などの 意 味 も 含 まれている さらに 上 (うえ) は が や で などの 格 助 詞 との 複 合 を 通 して 複 合 接 続 語 になり 文 脈 に 合 わせて 文 と 文 の 関 係 を 指 示 する 機 能 もある 上 (うえ) の 多 義 性 をめぐって すでに 先 行 研 究 では 様 々な 角 度 から 論 じられている これらの 研 究 を 理 論 の 枠 組 によって 大 別 すると 2 種 類 に 分 けるとことができる 1つは 認 知 言 語 学 の 理 論 に 依 拠 し 上 (うえ) の 多 義 構 造 を 説 明 するアプローチである もう1つ 13

21 は 品 詞 分 類 を 重 視 し 上 (うえ) の 用 法 を 実 質 名 詞 や 形 式 名 詞 や 複 合 接 続 助 詞 にそれぞれに 分 けて 考 察 する という 日 本 語 学 の 分 析 方 法 である この 二 種 類 の 先 行 研 究 の 内 容 を 概 観 すると 次 のようになる まず 認 知 言 語 学 の 視 座 から 上 (うえ) の 意 味 を 説 明 する 代 表 的 な 研 究 として 森 田 (1980) 荒 井 (2011) 長 谷 部 (2013)が 挙 げられる 森 田 (1980)は モノとコトの 違 いを 踏 ま え モノどうしの 位 置 関 係 を 示 す 上 (うえ) の 用 法 について 空 間 の 認 知 主 体 の 視 点 の 変 化 に 注 意 し 方 向 位 置 段 階 と 分 けて 説 明 した 森 田 (1980)は 上 (うえ) の 用 法 を 包 括 的 に 整 理 したが モノどうしの 位 置 関 係 を 示 す 上 (うえ) と コトの 間 の 関 係 を 示 す 上 (うえ) の 関 わりについて 上 がある 事 物 がすでにあるのに それに 重 ねて ( 後 略 ) と 提 示 したものの 詳 しい 分 析 をしていない (1) a. 上 からはばらばら 焼 夷 弾 が 降 ってきました ( 方 向 ) b. こたつの 上 にふとんを 掛 ける ( 位 置 ) c. 上 の 二 段 がまだあいている ( 段 階 ) ( 森 田 1980: 46,48,49) 長 谷 部 (2013)では 森 田 (1980)の 上 (うえ) に 対 する 分 析 を 踏 まえ 近 年 の 認 知 言 語 学 の 発 展 にも 留 意 し 従 来 の 研 究 に 比 べ 上 (うえ) の 多 義 構 造 を 整 理 している 長 谷 部 (2013) は 空 間 的 な 意 味 を< 表 面 > < 物 理 的 高 所 > < 概 念 的 高 所 > < 語 句 の 先 頭 >という 4 つのカテゴリーに 分 け また 非 空 間 的 な 意 味 を< 領 域 基 盤 > < 添 加 用 法 > < 継 続 用 法 > < 因 果 用 法 >という 4 つのカテゴリーに 分 けている しかし 空 間 的 な 意 味 と 非 空 間 的 な 意 味 との 拡 張 関 係 について 長 谷 部 (2013)ではある 程 度 の 言 及 がある 一 方 で 詳 しく 分 析 されていない 次 に 日 本 語 学 のアプローチに 基 づいて 上 (うえ) の 意 味 を 説 明 する 代 表 的 な 研 究 とし て 田 中 (1999) 馬 場 (2005) 方 (2005, 2013)が 挙 げられる 田 中 (1999)では 上 (うえ) の 非 空 間 用 法 のみに 焦 点 を 当 て (2)のように うえで の 用 法 を< 前 後 関 係 >と< 用 途 > と うえに の 用 法 を< 添 加 >と うえは の 用 法 を< 既 定 条 件 >と 名 付 けて 分 析 してい る (2) a. < 前 後 関 係 >の 意 味 7 人 の 上 陸 の 意 図 や 背 後 関 係 などを 調 べたうえで 最 終 的 に 強 制 送 還 する 方 針 だ ( 朝 日 新 聞 ) b. < 用 途 >の 意 味 事 件 の 背 景 を 解 明 するうえで 有 力 な 手 掛 かりになるとみて 調 べている ( 朝 日 新 聞 ) 14

22 c.< 添 加 >の 意 味 もともと めいっぱい 手 の 込 んだ 事 件 に 仕 立 て 上 げられているうえに 私 にそ れほどハッキリとして 殺 人 の 動 機 がないからでもある <BCCWJ>( 藤 井 淑 禎 著 清 張 ミステリーと 昭 和 三 十 年 代 ) d. < 既 定 条 件 >の 意 味 しかし すでにカトリックに 帰 依 するときめたうえは すこしぐらいの 不 便 は 我 慢 しなくてはならない <BCCWJ> ( 石 川 淳 著 焼 跡 のイエス 処 女 懐 胎 ) 田 中 (1999)を 踏 まえて 馬 場 (2005)は うえで うえに うえは という 3 つの 用 法 における うえ の 機 能 を 改 めて 考 察 し この 3 つの 用 法 で 示 されたコトとコトとの 間 に 見 られる 相 互 に 不 可 欠 な 前 件 と 後 件 の 累 加 という 共 通 点 を 取 り 上 げている 方 (2005)では 上 (うえ) の 意 味 を 品 詞 分 類 を 重 視 する 立 場 から < 形 式 名 詞 > < 後 置 詞 > < 接 続 助 詞 >という 3 つの 種 類 に 分 けて 考 察 を 行 った そして 方 (2013) は 通 時 的 な 視 点 を 加 えて 明 治 時 代 の 日 本 語 と 現 代 日 本 語 における 上 (うえ) の 非 空 間 的 な 用 法 を 分 析 した したうえで という 用 法 は 明 治 時 代 でも 現 代 でも 前 提 条 件 を 表 す 表 現 として 使 用 できる 一 方 方 (2013: 219)では (3)のような いわゆる 評 価 の 側 面 を 示 す するうえで という 用 法 は 明 治 時 代 の 日 本 語 では 確 認 できず 現 代 になってから 新 しく 発 展 してきた 用 法 であると 主 張 している (3) たとえば 交 通 手 段 や 情 報 メディアのグローバリゼーションに 関 しては 彼 らも 自 分 たちの 活 動 を 行 う 上 で 大 いに 利 用 している ( 方 2013: 217) 坂 詰 (2007: )は 日 本 語 史 における 和 語 名 詞 が 形 式 名 詞 の 用 法 から 接 続 助 詞 的 な 用 法 への 変 換 という 普 遍 的 な 現 象 を 取 り 上 げ うえは を 通 時 的 に 分 析 した 坂 詰 (2007) によれば うえは の 用 法 に 関 しては 次 の 2 点 を 指 摘 している うえは が 接 続 助 詞 と して 使 用 された 時 期 については うえに といった 接 続 助 詞 の 用 法 が 奈 良 時 代 以 後 の 文 献 に 見 られるが 鎌 倉 時 代 以 降 という 比 較 的 に 遅 い 時 期 から うえは が 接 続 助 詞 の 用 法 を 持 つようになった ということである うえは は 接 続 助 詞 として 用 いられる 際 に 命 令 形 や 推 量 といった 発 話 者 の 主 観 的 な 態 度 を 示 す 表 現 と 共 起 するという 特 徴 である 以 上 みたように 日 本 語 学 のアプローチからの 研 究 は 上 (うえ) の 非 空 間 的 な 用 法 を 統 語 的 な 面 と 通 時 的 な 研 究 の 面 を 重 視 する 立 場 から 綿 密 に 考 察 している しかし これら の 日 本 語 学 の 枠 組 みを 踏 まえた 先 行 研 究 では 各 意 味 項 目 の 関 連 性 をあまり 考 慮 しないと いう 傾 向 がある 上 (うえ) の 非 空 間 的 な 用 法 と 上 (うえ) の 空 間 的 な 用 法 との 関 連 性 について まだ 掘 り 下 げる 余 地 があるところが 2 点 ある 第 一 に 例 えば 相 互 に 不 可 欠 な 15

23 前 件 と 後 件 の 累 加 という 馬 場 (2005)によって 提 起 された 共 通 点 は 本 来 の 上 (うえ) と の 繋 がりをどのように 積 極 的 に 説 明 していくかという 問 題 である 第 二 に 上 (うえ) の 接 続 助 詞 の 用 法 を 通 時 的 に 考 察 し 記 述 したが これらの 用 法 の 派 生 について 空 間 表 現 の 意 味 拡 張 というより 大 きな 視 野 でいかに 説 明 するか という 問 題 点 である 上 (うえ) の 意 味 を 認 知 言 語 学 のアプローチにより 検 証 する 先 行 研 究 について 上 (うえ) の 空 間 的 な 意 味 及 びメタファーの 認 知 プロセスによって 社 会 的 的 な 地 位 や 品 質 といった 用 法 に 関 しても 詳 しく 論 じられている ただし 上 (うえ) の 多 義 構 造 を 構 築 する 際 に うえで うえ に うえは といった 非 空 間 的 な 意 味 をどのように 説 明 するかという 点 に 関 しては さら なる 研 究 が 必 要 である 2.2 中 国 語 の 上 (shang) に 対 する 先 行 研 究 上 (shang) という 語 は 基 本 語 彙 として 上 代 中 国 語 の 時 代 から 使 用 されてきた 中 国 語 が 変 貌 するとともに 上 (shang) という 空 間 辞 の 語 彙 的 な 意 味 と 機 能 的 な 意 味 も 変 化 しつ つあり 多 義 的 な 表 現 に 発 達 してきた 本 節 では 上 (shang) の 意 味 に 関 する 先 行 研 究 を 概 観 する 上 (shang) の 多 義 性 に 関 して 数 少 なくない 研 究 が 報 告 されているが それら の 先 行 研 究 は 研 究 の 目 的 によって 大 体 2 種 類 に 分 けることができる 1 つは 通 時 的 な 視 点 により 各 時 代 の 中 国 語 における 上 (shang) の 用 法 を 記 述 し 上 (shang) の 意 味 の 発 達 過 程 を 究 明 する 研 究 である もう 1 つは 中 国 語 教 育 の 分 野 での 研 究 である 上 (shang) という 空 間 辞 は 基 本 語 彙 として 高 い 頻 度 で 用 いられている 一 方 で 中 国 語 学 習 者 にとって 上 (shang) の 理 解 と 習 得 が 容 易 ではなく 中 国 語 の 学 習 者 によりよく 空 間 辞 を 習 得 させる ために 上 (shang) の 各 用 法 について 調 べるものである 通 時 的 な 視 点 から 上 (shang) を 分 析 する 研 究 は 多 数 あるが 特 に 代 表 的 なものとし て 葛 (2004) 林 (2006) 馮 (2010, 2011)が 挙 げられる 葛 (2004)では 上 古 の 前 秦 時 代 から 現 代 までの 中 国 語 における 上 (shang) の 各 意 味 を 考 察 し 上 (shang) の 各 用 法 に 関 して 次 の(4)に 示 されているとおりに 3 種 類 に 分 けている 葛 (2004: 5-8)は 上 (shang) の 空 間 的 な 意 味 について 対 象 物 が 参 照 物 より 高 いところに 位 置 している 場 合 に 対 象 物 と 参 照 物 との 接 触 のない 上 1 と 接 触 がある 上 2 に 区 別 している ま た 上 3 は 対 象 物 が 参 照 物 に 付 着 している 場 面 を 示 す 空 間 辞 であり 表 面 と 付 着 という 2 つの 要 素 が 含 まれている そして 通 時 的 な 考 察 を 通 して 葛 (2004: 8)は 上 (shang) の 空 間 的 な 用 法 は 高 い の 意 味 合 いが 減 少 しつつあるが 参 照 物 が 対 象 物 を 支 持 するか あるいは 付 着 されているか の 意 味 合 いが 上 昇 すると 主 張 している (4) a. 上 1: 飛 機 從 大 橋 上 飛 過 b. 上 2: 城 墻 上 站 着 一 個 人 c. 上 3: 黑 板 上 貼 了 一 幅 畫 ( 葛 2004: 8) 16

24 林 (2006)は 魏 晋 南 北 時 代 から 唐 朝 までの 文 献 を 中 心 に コーパス 統 計 の 研 究 方 法 を 通 して 上 (shang) の 虚 化 という 意 味 拡 張 の 過 程 を 考 察 している 上 (shang) の 虚 化 の 各 現 象 が 発 生 した 時 代 について 林 (2006)と 葛 (2004)では それぞれに 異 なる 仮 説 を 立 てているが 上 (shang) の 意 味 拡 張 の 順 序 は 基 本 的 には 両 研 究 で 一 致 している また 林 (2006)では 上 面 (shang mian) と 上 邊 (shang bian) と 上 頭 (shang tou) という 3 つ の 複 合 空 間 辞 の 起 源 についても 調 べている 以 上 見 たように 虚 化 という 概 念 を 導 入 し 上 (shang) を 通 時 的 に 捉 えることによっ て 上 (shang) の 意 味 の 全 体 像 が 見 えるようになる ただし 虚 化 という 概 念 は 中 国 語 学 の 用 語 であり 近 年 では 言 語 学 の 文 法 化 という 用 語 によって 解 釈 される 場 合 が 増 え ている 上 (shang) の 虚 化 が 文 法 化 の 視 点 からどのように 認 知 言 語 学 の 理 論 で 解 釈 する かについて さらに 探 究 する 余 地 がある 中 国 語 教 育 のための 上 (shang) の 考 察 について 代 表 的 な 研 究 として 緱 (2004) 李 (2014) 傅 (2014)が 挙 げられる 緱 (2004: 429)は 上 (shang) のイメージには 参 照 物 が 面 のように 扱 われている ということが 含 意 されていると 主 張 している また 中 国 語 学 習 者 にとって 上 (shang) の 習 得 が 困 難 である 原 因 は 参 照 物 が 抽 象 的 なものであっても 面 のように 認 識 するのが 難 しいからであると 指 摘 している (5) a. 上 A: 放 在 桌 子 上 b. 上 B: 寫 在 黑 板 上 c. 上 C: 吊 在 天 花 板 上 ( 緱 2004: ) 具 体 的 に 言 えば 緱 (2004)によれば (5)における 上 A は 対 象 物 が 参 照 面 より 高 い ところに 位 置 し あるいは 参 照 面 の 上 方 の 領 域 にあるという 空 間 的 な 関 係 を 示 している 上 B は 対 象 物 が 重 力 の 影 響 を 克 服 し 垂 直 の 参 照 面 に 付 着 している 場 面 を 示 している また 対 象 物 が 参 照 面 の 下 方 の 部 分 にくっ 付 いているように 参 照 面 より 低 いとこにあるに もかかわらず 中 国 語 では 上 (shang) で 表 現 する これが 上 C の 用 法 である 緱 (2004) は 中 国 語 学 習 者 にとって 上 C の 習 得 が 容 易 ではないとされているとも 指 摘 している 李 (2014)と 傅 (2014)は 中 国 語 学 習 者 の 作 文 を 収 録 しているコーパス( HSK 動 態 作 文 語 料 庫 )を 駆 使 し 上 (shang) の 誤 用 について 調 査 したうえで 誤 用 の 種 類 を 分 類 している 傅 (2014: 27-30)は 日 本 語 を 母 語 とする 中 国 語 学 習 者 のよくある 上 (shang) の 誤 用 例 をめ ぐって 抜 け 落 ち 冗 長 入 れ 替 え の 3 種 類 に 分 けている 抜 け 落 ち とは (6) のように 上 (shang) の 使 用 が 必 須 の 場 面 で 使 用 していないという 誤 用 である また (7)で 示 しているように 世 界 上 という 用 法 自 体 が 現 代 中 国 語 では 正 しいが 世 界 が 全 に 修 飾 された 場 合 では 上 (shang) と 共 起 しにくくなり 冗 長 の 誤 用 例 に 当 たる 17

25 入 れ 替 え は (8)のように 本 来 上 (shang) で 言 語 化 する 空 間 関 係 が 間 違 って 他 の 空 間 辞 が 使 用 されてしまった 誤 用 例 である (6) a.? 把 自 己 的 東 西 放 在 行 李 架 b. 把 自 己 的 東 西 放 在 行 李 架 上 ( 自 分 の 荷 物 を 網 棚 に 置 くには ) ( 傅 2014: 27 日 本 語 訳 は 筆 者 による) (7) a.? 環 境 污 染 在 全 世 界 上 很 多 地 方 都 存 在 b. 環 境 污 染 在 全 世 界 很 多 地 方 都 存 在 ( 環 境 汚 染 はどこでも 発 生 している ) ( 傅 2014: 28 日 本 語 訳 は 筆 者 による) (8) a.? 在 博 物 館 的 大 草 坪 裡, 總 是 會 看 到 許 多 團 隊 在 排 隊 b. 在 博 物 館 的 大 草 坪 上, 總 是 會 看 到 許 多 團 隊 在 排 隊 ( 博 物 館 の 芝 に 多 くの 団 体 が 行 列 で 並 んでいるのをよく 見 かける ) ( 傅 2014: 30 日 本 語 訳 は 筆 者 による) 以 上 見 てきたように 中 国 語 教 育 の 視 点 からの 研 究 では 上 (shang) の 誤 用 例 が 各 意 味 項 目 ごとに 詳 細 に 分 析 され 指 導 の 改 善 策 も 提 案 されているが 誤 用 になった 原 因 について さらに 掘 り 下 げる 余 地 がある 日 本 語 を 母 語 とする 中 国 語 学 習 者 は なぜ 上 記 のように 上 (shang) を 誤 用 しているのかといった 現 象 を 説 明 するには 中 国 語 から 原 因 を 探 るだけでな く 日 本 語 と 中 国 語 を 比 較 する 研 究 が 必 要 である 2.3 空 間 辞 の 多 義 性 : 語 彙 的 な 意 味 と 機 能 的 な 意 味 との 連 続 性 言 葉 の 多 義 性 に 関 する 研 究 は メタファー 認 知 を 重 視 する 認 知 言 語 学 の 分 野 においては 極 めて 重 要 な 位 置 を 示 している しかし 従 来 の 認 知 言 語 学 では ある 語 の 多 義 性 を 分 析 す る 際 に その 語 の 語 彙 的 な 意 味 と 文 法 的 な 機 能 を 分 けて そして 語 彙 的 な 意 味 に 対 する 考 察 のみ 重 視 する 傾 向 がある ( 大 谷 2012: 108) つまり 語 彙 の 多 義 性 の 語 彙 的 な 意 味 項 目 に 一 辺 倒 し 多 義 語 研 究 の 範 囲 を 語 彙 的 な 領 域 に 限 定 して 語 彙 の 機 能 への 関 心 が 浅 いという 現 象 が 見 られる 近 年 では 大 谷 (2012) をはじめとする 研 究 では 多 義 語 の 意 味 と 機 能 の 連 続 性 を 中 心 とする 視 点 から 語 の 語 彙 的 な 意 味 と 非 語 彙 的 な 機 能 をまとめて 1 つの 有 機 的 な 連 続 体 として 考 察 し 始 めている 非 語 彙 的 な 機 能 は 文 のレベルでは 格 やアスペクトを 言 語 化 するという 文 法 的 な 役 割 と 文 と 文 をつなげる 標 識 を 示 すという 談 話 的 な 役 割 の 二 種 類 に 分 けられる ( 大 谷 2012: 112) このあと 本 章 では 上 (うえ) と 上 (shang) の 多 義 構 造 に 対 する 対 照 研 究 の 広 が りをさらに 拡 大 し 両 者 の 語 彙 的 な 意 味 と 他 の 機 能 とを 全 面 的 に 考 察 する 18

26 3. 日 本 語 の 上 (うえ) の 意 味 本 節 では 上 (うえ) の 辞 書 における 解 釈 および 語 源 について 概 観 して 認 知 言 語 学 の 視 点 から 上 (うえ) の 空 間 的 な 意 味 を 分 析 する 3.1 辞 書 における 解 釈 言 葉 の 多 義 性 を 考 察 する 際 に 辞 書 における 記 述 を 元 の 言 語 データにして 分 析 すること が 多 いが 国 広 (1997, 2006)が 指 摘 しているとおり 日 常 の 辞 書 では 多 義 語 の 各 意 味 項 目 の 相 互 関 係 を 明 示 していない 場 合 が 少 なくない すなわち 意 味 どうしのつながりを 明 らか にするには 記 述 の 面 だけでなく 説 明 の 面 にも 力 点 を 置 かなければならないということで ある 日 本 国 語 大 辞 典 では 上 代 日 本 語 の 時 代 から 現 代 日 本 語 の 時 代 までの 上 (うえ) の 意 味 について 次 のような 語 義 を 取 り 上 げている 下 記 の 記 述 からわかるように 上 (うえ) の 名 詞 としての 空 間 的 な 意 味 に 関 わる 記 述 は (9)に 示 されるように 主 に 1 と 2 と 3 という 3 つの 下 位 項 目 がある 上 (うえ) は 1 と 2 の 用 法 で 使 用 される 事 例 が よくあるが 3 という 付 近 を 表 す 用 法 は 現 代 日 本 語 ではそれほど 多 くない そして 日 本 国 語 大 辞 典 では 空 間 的 に 高 い 位 置 と 表 面 という 2 つの 意 味 項 目 の 通 時 的 な 関 係 に 関 して 語 誌 の 部 分 で 補 足 的 に 記 述 されている (9) 1 名 詞 1 空 間 的 に 高 い 位 置 また 階 級 地 位 身 分 の 高 い 状 態 や 程 度 数 量 などの 多 い 状 態 2 物 事 の 表 面 また 表 面 に 現 われる 状 態 や 表 面 をおおうもの 3 あるものの 付 近 辺 り ほとり 4 ( 形 式 名 詞 として 用 いられる) 1 ( 前 の 語 句 に 示 された)ある 人 や 物 事 に 関 する 消 息 事 情 経 緯 など ま た 物 事 をある 面 から 特 に 取 りあげて 問 題 とする 場 合 にいう 2 他 の 物 事 に 更 に 加 わる 状 態 を 示 す (イ)( 多 く 上 に の 形 で)さらに 加 わるさま そのほか に 加 えて (ロ) 目 上 の 肉 親 親 族 の 呼 び 名 に 付 けて 用 いる (ハ) した 結 果 を 踏 まえて その 事 柄 を 条 件 として (ニ)( 上 は の 形 で)ある 物 事 が 起 こってしまった 以 上 からには 2 接 尾 目 上 の 人 の 呼 び 名 につけて 敬 意 を 表 わす 語 誌 うえ の 対 義 語 としては 古 代 から 現 代 に 至 るまで した が 安 定 して その 位 置 をしめている しかし 中 古 から 中 世 にかけて うえ は

27 のように 表 面 の 意 を 持 っていたため うら とも 対 義 関 係 を 持 ち うらうえ という 複 合 語 も 作 られた しかし この 対 義 関 係 は 中 世 頃 から 2 の 意 味 が 衰 退 するのに 伴 って 次 第 に うら おもて という 対 義 関 係 にとってかわ られた なお うら うえ の 対 義 関 係 が 消 滅 した 後 も うらうえ は 残 存 したが その 語 義 は 元 来 の 裏 と 表 から 左 右 へと 変 わり さらに 近 世 になると あべこべ の 意 で 用 いられるようになった ( 日 本 国 語 大 辞 典 ) 上 記 に 取 り 上 げられた 語 誌 の 記 述 によると 上 (うえ) の 空 間 的 な 意 味 は 中 古 から 中 世 までの 日 本 語 においては した のみならず うら とも 対 応 していたが 中 世 以 後 から うら との 対 応 関 係 が 衰 えてしまった さらに 岩 波 古 語 辞 典 では 上 (うえ) の 表 面 義 と 他 の 各 意 義 との 関 係 に 関 して 最 も 古 くは 表 面 の 意 と 記 述 されている (10) 磐 余 の 池 の 水 下 ふ 魚 も 紆 陪 (ウへ)に 出 て 嘆 く 現 代 訳 : 磐 余 (いわれ)の 池 の 水 下 経 (みなしたふ) 魚 も 水 面 に 出 て 賛 嘆 する ( 新 編 日 本 古 典 文 学 全 集 ) (11) 水 のうへに 遊 びつつ 魚 (いを)を 食 ふ 現 代 訳 :( 白 い 鳥 が) 水 の 表 面 で 自 由 に 泳 ぎ 回 りながら 魚 を 食 べる ( 学 研 全 訳 古 語 辞 典 ) しかし 上 (うえ) の 物 の 表 面 という 意 味 項 目 は 現 代 日 本 語 での 用 例 がそれほど 多 くな く うらうえ といった 極 少 数 の 表 現 にしか 残 存 していない 例 えば (11)の 水 のうへ という 古 い 日 本 語 における 表 現 は 現 代 語 に 翻 訳 する 際 に 水 の 上 という 訳 がまったく できないとは 言 えないが 水 の 表 面 という 訳 の 方 がより 自 然 であるため 本 来 の うへ の 意 味 に 近 いと 言 える 次 節 でまた 詳 細 に 論 じていくことになるが 上 (うえ) と うら との 対 義 関 係 が 確 か に 語 彙 的 な 面 から 見 れば 現 代 日 本 語 では 衰 退 しているようにみえる 以 下 では 上 (うえ) の 各 意 味 項 目 を 改 めて 認 知 言 語 学 の 立 場 から 説 明 する 3.2 上 (うえ) の 空 間 的 な 意 味 上 (うえ) : 物 体 の 外 側 3.1 節 における 分 析 から 分 かるように 上 (うえ) の 表 面 の 用 法 は 上 代 や 古 代 の 日 本 語 に 集 中 しているとされ 現 代 日 本 語 では 用 例 を 見 つけるのが 容 易 ではないが いくつか 類 似 的 な 例 も 見 られる 例 えば 次 の(12a)における 上 (うえ) は 神 像 と 錦 の 服 が それぞれランドマー クとトラジェクターに 対 応 し 神 像 の 表 面 にさらに 錦 の 服 で 覆 うという 位 置 関 係 を 20

28 示 している (12b)も 同 様 に 表 着 にさらに 唐 衣 を 被 せる 場 面 が 現 れている 表 着 の 上 という 表 現 は ランドマークである 表 着 の 表 面 を 意 味 している (12)のような 上 (うえ) の 用 法 を 物 体 の 外 側 と 名 付 ける (12) a. 名 を 呼 びかけてお 祭 りし 錦 の 衣 服 は 土 の 神 像 の 上 に 着 せました <BCCWJ> ( 清 水 茂 訳 水 滸 伝 ) b. 唐 衣 : 貴 婦 人 の 正 装 で 表 着 の 上 に 着 る 丈 の 短 い 衣 服 <BCCWJ> ( 稲 賀 敬 二, 森 野 繁 夫 ほか 編 著 高 等 学 校 古 典 古 文 編 ) (12)における 上 (うえ) は 物 の 表 面 という 語 源 で 説 明 できないわけではないが (12)と(11)の 用 法 に 関 して 次 の 2 つの 相 違 点 が 見 られる 第 一 に (11)の 物 の 表 面 を 示 す 上 (うえ) の 場 合 では ランドマークとトラジェクターがいずれも 水 であり 同 質 なも のである すなわち トラジェクターは ランドマークの 一 部 であり 最 も 上 方 にある 部 分 ということである 一 方 (12)の 場 合 では ランドマークとトラジェクターとは 同 じもの ではなく ランドマークの 外 側 を 意 味 している 第 二 に (11)では 魚 と 水 との 位 置 関 係 は 重 力 軸 ( 国 広 木 村 によれば 鉛 直 軸 [vertical axis] とも 呼 ばれている)という 上 方 と 下 方 が 対 立 している 空 間 軸 に 従 っているのに 対 して (12)では 錦 の 衣 服 と 神 像 および 表 着 と 唐 衣 との 関 係 は 重 力 軸 で 捉 えにくく 表 の 方 と 裏 の 方 との 対 立 による 付 着 という 関 係 にある すなわち ランドマークが 表 面 とは 異 な り トラジェクターを 囲 んでいる 包 みのようなものである ただし これは 内 側 のランドマ ークが 外 側 のトラジェクターによって 全 部 包 まれて あるいは 覆 われているとは 限 らない この 物 体 の 外 側 におけるランドマークとトラジェクターとの 関 係 を 示 せば 次 の 図 1-1 となる 図 1-1 物 体 の 外 側 また 上 (うえ) の 物 体 の 外 側 という 意 味 項 目 は 他 の 空 間 的 な 意 味 に 比 べると 衰 退 しつ つあるが 上 (うわ) という 語 素 によって 受 け 継 ぎされている 上 貼 り や 上 塗 り や 上 包 み や 上 敷 き といった 表 現 からわかるように 上 (うわ) は モノを 覆 うという 21

29 意 味 を 含 意 している 語 素 との 複 合 が 特 徴 的 である さらに 興 味 深 いことに この 上 (うえ) の 物 体 の 外 側 という 用 法 は 単 にトラジェク ターがランドマークの 外 側 に 位 置 しているという 空 間 的 な 位 置 関 係 を 示 すものではなく 多 くの 場 合 では 衣 類 の 積 み 重 なりのようにトラジェクターとランドマークとの 間 に 重 な り 合 いがあるという 意 味 特 徴 も 含 まれている 上 (うえ) : 位 置 的 高 所 日 本 国 語 大 辞 典 をはじめ 多 くの 辞 書 では 最 初 に 取 り 上 げらた 上 (うえ) の 意 味 は 空 間 的 に 高 い 位 置 という 項 目 である この 意 味 項 目 を 認 知 言 語 学 の 用 語 を 用 いれば それは 対 象 物 のトラジェクターが 参 照 物 のランドマークより 高 い 位 置 にあるという 意 味 である このような 上 (うえ) の 用 法 を 本 研 究 では 位 置 的 高 所 と 呼 ぶことにする ラ ンドマークとトラジェクターと 直 接 的 に 接 している 場 合 もあるが 両 者 が 離 れている 場 合 もある この 2 つの 位 置 的 な 関 係 は 次 の 図 1-2 における a の 部 分 と b の 部 分 でそれぞれに 示 されている (13) 冷 蔵 庫 の 上 に 置 いてあるポットから お 湯 を 注 ぐ <BCCWJ>( 滝 本 竜 彦 著 NHK にようこそ! ) (14) フキは 寝 床 の 中 で 両 手 を 頭 の 上 に 伸 ばし 全 身 に 力 を 入 れて 思 いきり 伸 びをした <BCCWJ>( 有 吉 佐 和 子 著 和 宮 様 御 留 ) 図 1-2 位 置 的 高 所 (13)においては 文 に 現 れるトラジェクターの ポット はランドマークの 冷 蔵 庫 よ り 高 いところに 位 置 している (14)も 同 様 に トラジェクターの 両 手 はランドマーク の 頭 より 高 い 位 置 に 伸 ばしている 両 例 文 の 異 なる 点 は (13)では 冷 蔵 庫 と ポ ット が 接 触 しているのに 対 して 頭 と 伸 ばしている 両 手 とが 接 していないという 点 である 垂 直 方 向 から 見 れば ランドマークの 位 置 がトラジェクターの 位 置 より 高 い 場 合 には 接 触 の 有 無 をとわず 上 (うえ) で 言 語 化 できる 22

30 3.3 上 (うえ) の 非 空 間 的 な 用 法 : 語 彙 的 な 意 味 拡 張 Lakoff and Johson (2003)では 人 間 は 空 間 における 実 体 と 実 体 との 上 下 関 係 を 捉 える 身 体 的 な 経 験 に 基 づき 数 量 感 情 社 会 的 等 級 など 多 くの 非 空 間 的 な 概 念 で 抽 象 的 な 概 念 を 捉 えることができる と 指 摘 している 例 えば 英 語 では 量 が 多 いことが 上 であり 高 い 地 位 が 上 であり 良 いことが 上 であるといった 上 方 という 空 間 的 な 概 念 に 由 来 するメ タファーを 取 り 上 げている つまり 認 知 メタファー 理 論 によれば UP( 前 置 詞 の up のみならず rise climb peak top といった 上 方 に 関 わる 概 念 の 集 合 )という< 上 / 下 >のスキーマに 属 する 空 間 的 な 概 念 は メタファー 的 に 他 の 領 域 に 投 射 され 様 々な 抽 象 的 な 領 域 の 概 念 と 構 造 的 に 対 応 するよう になっているということである 上 記 の 英 語 における 上 方 を 示 す 言 葉 と 同 様 に 上 (うえ) は その 空 間 的 な 意 味 に 基 づ き 他 の 語 彙 的 な 意 味 を 持 っている 上 (うえ) の 非 空 間 的 で 語 彙 的 な 意 味 は 主 に 優 れ る より 高 い 社 会 地 位 数 量 が 多 い 表 向 き という4つの 種 類 がある 上 (うえ) : 優 れる 日 本 語 の 上 (うえ) は より 良 いというプラスの 価 値 が 付 与 されて 優 れる という 語 彙 的 な 意 味 を 持 っている Taylor and Evans (2003)では トラジェクターがランドマークより 高 い 位 置 にあることの 結 果 の 1 つとして トラジェクターが 優 れる 状 況 にあるということ を 指 摘 している 山 梨 (2012: 63)によれば 垂 直 軸 における 上 方 という 空 間 的 な 概 念 は 日 本 語 でも 製 品 の 質 が 上 がっている における 上 がる を 含 む 用 例 から 分 かるように 上 方 が 優 れるという 価 値 が 付 与 されている ここで 指 摘 したいのは 上 (うえ) も top や 上 がる のように 物 の 品 質 機 能 または 人 の 能 力 人 柄 といった 抽 象 的 な 概 念 が 比 較 される 際 には 参 照 される 物 事 よりも 優 れ より 望 ましいという 意 味 を 有 する ということであ る (15) a. 太 郎 の 技 術 は 次 郎 より 上 だ b. 高 等 数 学 に 対 する 15 ヶ 国 の 学 生 の 能 力 評 価 で 11 ヶ 国 が 米 国 より 能 力 が 上 で あった c. 海 外 メーカーより 国 内 メーカーの 方 が 品 質 が 上 だと 思 う ( 白 水 社 中 国 語 辞 典 ) 例 えば (15)における 上 (うえ) は (15a)の 技 術 (15b)の 能 力 (15c)の 品 質 という 抽 象 的 な 概 念 と 共 起 している (15)の 上 (うえ) は トラジェクターがランドマー クより 物 理 的 に 低 い 所 に 位 置 しているということではなく トラジェクターの 技 術 数 学 の 能 力 品 物 の 品 質 が ランドマークの 方 よりも 優 れているということを 示 している また 23

31 この 上 ない という 慣 用 語 の 場 合 では 上 (うえ) は ない という 打 ち 消 しを 示 す 形 容 詞 と 連 用 して より 優 れる 状 態 はない ほかに 勝 るものはない という 意 味 を 表 している 上 (うえ) : 高 い 地 位 Lakoff & Johson (2003: 14-21)によれば 上 方 や 下 方 といった 空 間 的 な 概 念 は メタファー の 意 味 拡 張 のプロセスを 通 して 人 間 社 会 の 関 係 という 抽 象 的 な 概 念 を 言 語 化 することが できる (16)の 例 から 分 かるように 日 本 語 の 上 (うえ) は 他 の 多 くの 言 語 と 同 様 に 高 い 地 位 の 意 味 もある (16) a. これは 上 からの 指 示 だ ( 大 辞 林 ) b. 上 の 考 えをおもんばかる 検 察 の 行 き 過 ぎた 態 度 は 国 内 業 者 を 苦 境 に 陥 れ 海 外 業 者 だけを 喜 ばせている ( 東 亜 日 報 社 説 ) c. 世 間 は A さんが B さんより 社 会 的 な 地 位 が 上 だとか 年 収 が 高 いとか そ ういうことが 大 事 で 動 いている ( 茂 木 健 一 郎 著 脳 が 変 わる 生 き 方 ) 経 験 基 盤 主 義 という 認 知 言 語 学 の 言 語 観 に 基 づき 上 方 という 空 間 的 な 概 念 が 高 い 地 位 という 価 値 判 断 と 結 びつけられる 理 由 は 上 記 のような 個 人 集 団 全 体 の 社 会 的 な 経 験 にも 深 くかかわっているからである 例 えば 地 球 には 重 力 があり 普 通 では 上 に 位 置 している ものが 下 の 方 にあるものに 圧 力 を 与 えている また 古 代 からは 権 力 をめぐって 格 闘 と いった 競 争 で 争 う 際 には 上 にいる 強 者 が 下 にある 弱 者 を 抑 え 圧 力 を 加 える このような 個 人 集 団 全 体 の 基 本 的 な 経 験 に 基 づき 上 (うえ) のような 上 方 を 表 す 空 間 的 な 概 念 は 高 い 地 位 という 抽 象 的 な 意 味 項 目 として 言 語 化 できるようになった また 上 (うえ) は 昔 の 日 本 語 では 天 皇 や 将 軍 といった 身 分 の 高 い 人 の 代 名 詞 として 使 用 されていた 上 (うえ) は 親 族 の 名 詞 に 付 いて, 目 上 の 人 間 に 対 する 敬 意 を 表 し 母 上 や 父 上 といった 表 現 が 現 代 日 本 語 でも 用 いられている このような 接 尾 語 として 敬 意 を 示 す 上 (うえ) の 用 法 も 高 い 地 位 の 一 種 として 扱 う 方 が 妥 当 である 上 (うえ) : 数 量 が 多 い 上 (うえ) は 数 量 が 多 いことを 表 す 機 能 を 持 っている つまり 参 照 物 の 数 値 や 量 が 相 対 的 に 大 きいという 意 味 である 数 量 が 相 対 的 に 多 いもの または 数 値 が 高 いもののほ うが メタファーを 通 して 上 方 のところに 位 置 しているように 捉 えるということである 24

32 (17) a. 偏 差 値 が 上 だ 下 だというのは 非 常 に 小 さなレベルでの 話 であって ( 中 谷 巌 著 若 きサムライたちへ ) b. 俺 らが 三 点 上 だ ( 川 坂 俊 一 著 コロンビア 協 力 隊 物 語 ) c. 学 校 の 職 員 の 中 で 私 が 一 番 年 が 上 です ( 木 下 雄 生 著 考 えることを 忘 れたスイカ ) (17)に 取 り 上 げた 事 例 で 言 えば 偏 差 値 が 上 だ や 三 点 上 や 一 番 年 が 上 です とい った 用 法 から 分 かるように トラジェクターがランドマークの 上 方 にあるという 空 間 的 な 意 味 に 基 づき メタファーを 介 して 上 (うえ) は 量 の 多 いほう または 値 の 高 いほうと いう 非 空 間 的 な 意 味 を 表 している 上 (うえ) : 表 向 き 上 (うえ) の 優 れる 高 い 地 位 数 量 が 多 い という 3 つの 非 空 間 的 な 意 味 の 動 機 付 けは 主 に 位 置 的 高 所 という 空 間 的 な 意 味 に 由 来 するものであると 考 えられる 物 体 の 外 側 という 空 間 的 な 意 味 も 上 (うえ) の 多 義 構 造 に 影 響 を 与 えている 本 章 では 表 向 き という 非 空 間 的 な 動 機 付 けが 物 体 の 外 側 から 由 来 したものであると 分 析 する (18) a. 立 春 は 暦 の 上 での 春 です (アジア 学 生 文 化 協 会 留 学 生 日 本 語 コース 編 集 完 全 マスター2 級 ) b. 戦 時 中 八 年 の 義 務 教 育 制 を 法 律 の 紙 の 上 では 定 めたが 実 際 はできなかった のである ( 吉 田 茂 著 激 動 の 百 年 史 ) c. 理 屈 の 上 ではそうかもしれませんが しかし 実 際 となりますと 果 たしてどうで しょうかねぇ ( 松 下 幸 之 助 著 私 の 夢 日 本 の 夢 21 世 紀 の 日 本 ) 例 えば 立 春 は 暦 の 上 での 春 です という 文 は カレンダーのみを 見 れば すでに 立 春 の 段 階 に 入 ったように 見 えるが 可 能 性 として 冬 よりも 寒 く 実 際 には 全 然 春 らしくないと いう 意 味 を 表 している この 文 における 上 という 表 現 の 動 機 付 けは 高 い 位 置 を 示 すもの ではなく 英 語 に 対 応 する 表 現 で 言 えば ostensibly あるいは superficially といった 表 向 き の 意 味 を 表 している 上 (うえ) のほかに 音 韻 および 形 態 的 に 上 (うえ) と 緊 密 な 関 係 にある 上 (うわ) という 表 現 もこの 表 向 き の 意 味 を 言 語 化 できる 例 えば 上 滑 りな 知 識 という 表 現 は 物 事 の 外 側 容 易 に 見 られる 表 面 だけを 見 て 物 事 の 内 実 と 真 相 をあまり 考 慮 しないと いう 意 味 を 示 している また うわべだけの 友 情 という 例 から 分 かるように 上 辺 (う 25

33 わべ) という 表 現 も 上 記 の(18)の 例 文 における 上 (うえ) と 同 様 に 内 実 がなく 見 せ かけだけであるということを 言 語 化 している 具 体 的 に 言 えば 立 春 は 暦 の 上 での 春 です という 文 では 立 春 ということを 容 器 のように 捉 えている 寒 さが 頂 点 になるとか 氷 が 溶 け 始 めるとかなどの 気 温 に 関 わること が 立 春 の 最 も 核 心 的 なものであり 立 春 の 実 体 が 立 春 という 抽 象 的 な 容 器 の 中 に 含 まれている 図 1-3 表 向 き 図 1-3 では 物 体 の 外 側 と 表 向 き という 上 (うえ) の 2 つの 意 味 項 目 の 関 係 を 示 すものである 徐 (2009: 7)では 深 浅 という 2 つの 空 間 的 な 概 念 とそれらの 抽 象 的 な 意 味 について 本 質 度 は 物 事 が 本 質 に 達 するかどうかを 測 るもので 本 質 に 達 することは 深 であり 表 面 的 な 領 域 に 留 まっていて 本 質 に 達 していないことは 浅 である という 指 摘 がある この 解 釈 は 上 (うえ) の 表 向 き という 意 味 解 釈 にも 適 用 できる (18a)で 言 えば 2 月 4 日 という 日 付 けは 立 春 という 概 念 に 内 包 された 特 徴 の 一 部 で あるが 立 春 の 本 質 を 表 徴 するプロトタイプ 的 な 特 徴 ではなく すなわち 立 春 の 本 質 に 至 っていない 属 性 に 過 ぎない つまり 立 春 という 抽 象 的 な 実 体 のうわべにあるの は 日 付 けといった 本 質 度 が 低 く 非 プロトタイプ 的 な 特 徴 である 3.4 上 (うえ) の 非 空 間 的 な 用 法 : 事 柄 の 関 係 を 示 す 機 能 拡 張 物 から 事 柄 へ:メタファーによる 拡 張 上 (うえ) は に で は といった 格 助 詞 あるいは 取 り 立 て 助 詞 と 組 み 合 わせる ことによって 空 間 的 な 意 味 のみならず 非 空 間 的 な 意 味 を 有 するようになり 句 と 句 あ るいは 文 と 文 の 関 係 を 言 語 化 できる 先 行 研 究 では うえに うえで うえは に おける 上 (うえ) の 機 能 と 形 態 は 形 式 名 詞 の 用 法 や 接 続 助 詞 の 用 法 として 説 明 されてい る( 田 中 1999; 方 2008; 馬 場 2005, 2006; 長 谷 部 2014) 形 式 名 詞 や 接 続 助 詞 といった 用 語 を 用 いて うえに うえで うえは の 用 法 を 記 述 するには 有 効 であるものの 上 (うえ) の 他 の 意 味 項 目 との 関 連 性 を 説 明 するには 必 ずしも 適 切 とは 限 らない 馬 場 (2005)は うえで うえに うえは について 相 互 に 不 可 欠 な 前 件 と 後 件 26

34 の 累 加 という 共 通 の 特 徴 を 指 摘 している 前 件 と 後 件 との 緊 密 な 関 係 すなわち 不 可 欠 性 が 一 体 どのように 生 じたのかについて より 詳 しく 分 析 する 余 地 が 残 されている 本 節 で は 先 行 研 究 の 知 見 を 踏 まえるが そのまま 踏 襲 することはしないで 上 (うえ) の 本 来 の 空 間 的 な 用 法 を 重 視 する 立 場 から メタファーによる 拡 張 という 認 知 言 語 学 の 視 点 を 加 味 して 上 (うえ) の 機 能 を 分 析 する メタファーが 言 葉 の 意 味 と 機 能 のあらゆる 面 に 浸 透 していることは すでに 西 村 (2002) 菅 井 (2003)をはじめとする 多 くの 研 究 で 例 証 されている つまり 言 葉 の 機 能 拡 張 や 文 法 化 といった 現 象 の 背 後 に コト( 出 来 事 )をモノ( 物 体 )として 隠 喩 的 に 拡 張 する ( 菅 井 2003: 168)というメタファー 的 な 写 像 が 働 いている すなわち 物 と 物 との 空 間 的 な 関 係 か ら 出 来 事 と 出 来 事 との 抽 象 的 な 関 係 へというメタファーによる 拡 張 である この 際 に 出 来 事 を 示 す 文 法 的 な 節 や 句 は 物 理 的 な 実 体 のように 捉 えられる 例 えば (19)は 日 本 語 のニ 格 を 示 す 標 識 が 従 属 節 マーカーに 拡 張 する 際 に < 目 的 >と いう 新 たな 意 味 を 示 せるようになった 事 例 である (19a)における 本 屋 が 実 際 の 空 間 的 な 概 念 であり また 本 屋 に 行 った というのも 空 間 における 実 際 の 移 動 である これに 対 して (19b)の 買 いに 行 った という 表 現 における に は 買 い という 実 体 ではなく 動 作 の 目 的 を 示 すものである 本 屋 に 行 った から 買 いに 行 った にかけて 見 られる に の 機 能 の 拡 張 という 現 象 の 背 後 には 空 間 的 な 概 念 出 来 事 が 抽 象 的 な 出 来 事 へと 拡 張 する というメタファー 的 な 写 像 が 認 められる( 菅 井 2003: 168) (19) a. 太 郎 は 本 屋 に 行 った b. 太 郎 は 本 を 買 いにいった ( 菅 井 2003:169) 図 1-4 メタファーによる 機 能 拡 張 ここで 指 摘 したいのは うえで うえに うえは における 上 (うえ) の 機 能 は メタファーによる 拡 張 の 一 種 だということである そして 結 論 的 には 馬 場 (2005) によ って 取 り 上 げられた 相 互 に 不 可 欠 な 前 件 と 後 件 の 累 加 という 特 徴 は 上 (うえ) の 接 27

35 触 ありの 高 所 という 本 来 の 空 間 的 な 用 法 に 基 づいているということである つまり う えで うえに うえは という 3 つの 表 現 は それぞれの 機 能 が 異 なっているものの 共 通 の 空 間 的 な 動 機 付 けを 有 するということである 馬 場 (2005)の 相 互 に 不 可 欠 な 前 件 と 後 件 の 累 加 という 指 摘 と 同 様 に 田 中 (1999)で は うえで うえに うえは という 3 つの 表 現 の 共 通 の 性 質 をめぐって 必 然 的 に 積 み 重 ねられる 2 つの 事 態 の 関 係 を 表 す というように 解 釈 している ここで 特 に 注 意 して おきたいのは 田 中 (1999)の 解 釈 における 積 み 重 ね という 分 析 は 認 知 言 語 学 の 枠 組 み で 説 明 すれば まさに 上 (うえ) の 接 触 ありの 高 所 という 空 間 的 な 用 法 と 対 応 してい る ということである 図 1-4 における a の 部 分 は 上 (うえ) の 本 来 の 空 間 的 な 意 味 すなわちトラジェクター がランドマークより 高 い 所 にあるという 接 触 ありの 高 所 の 意 味 を 示 している また 図 1-4 の b の 部 分 は 前 件 と 後 件 の 間 に 必 然 的 に 積 み 重 ねられる という 抽 象 的 な 関 係 を 示 している a の 用 法 とbの 用 法 は 異 なる 領 域 であるため 2 つの 楕 円 でそれぞれ 囲 まれて いる つまり 図 1-4 に 示 されているように 上 (うえ) と で に は によってつ なげられた 前 件 と 後 件 という 2 つの 事 柄 は モノから 関 係 へというメタフアー 的 な 写 象 を 介 して それぞれランドマークとトラジェクターとが 対 応 している うえで の 機 能 うえで の 用 法 は 意 味 の 観 点 から 見 れば 主 に 前 提 継 起 と 領 域 側 面 とい う 2 つの 用 法 がある うえで と 前 から 接 している 成 分 の 種 類 から 見 れば 主 に 名 詞 と 述 語 という 2 つの 種 類 に 分 けることが 出 来 る 節 では うえで の 前 提 継 起 の 用 法 を 節 では うえで の 領 域 側 面 の 用 法 を 見 ることにする うえで 1: 前 提 継 起 うえで の 前 提 継 起 という 用 法 とは ある 出 来 事 が 終 結 した 後 に 完 結 したその 出 来 事 を 踏 まえて 次 の 出 来 事 や 動 作 を 引 き 続 いて 行 うということである ここで 強 調 しな ければならないのは この 2 つの 出 来 事 のあいだには 単 なる 時 間 軸 における 継 起 関 係 では なく 前 件 の 出 来 事 があってはじめて (20)のように 後 件 の 出 来 事 の 成 立 条 件 が 整 うという 関 係 にある 点 である 例 えば お 風 呂 に 入 って 寝 るという 2 つの 出 来 事 が 時 間 軸 に 沿 って 発 生 したことで 継 起 的 な 関 係 はあるものの (21a) は 不 自 然 となる 一 方 (21b) で 示 されているように 入 浴 という 前 件 の 行 為 は 薬 を 塗 るという 行 為 の 条 件 あるいは 前 提 であるため うえで が 使 用 できる 28

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