NY Retail and consumer aspects

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1 November 2013 Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 未 来 を 築 く

2 目 次 2 エグゼクティブサマリー 8 基 本 的 考 察 : 都 市 生 活 にインフラが 果 たす 役 割 15 調 査 から 明 らかとなったこと 24 オーバーパフォーム する 都 市 と アンダーパフォーム する 都 市 その 現 状 31 明 日 に 向 けて 38 最 後 に

3 都 市 の 成 功 に 重 要 な 役 割 を 果 たすインフラ インフラ 事 業 に 携 わる 皆 さま 第 5 回 Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 では 世 界 の 主 要 27 都 市 の 実 績 を 比 較 しています PwCのGlobal Capital Projects & Infrastructureチームは Oxford Economicsのプロジェクトエコノミストの 協 力 を 得 て 都 市 が 機 能 し 成 長 するために 必 要 な 伝 統 的 社 会 的 インフラという 観 点 から 都 市 のデータをさらに 一 歩 踏 み 込 んで 分 析 し ました 本 調 査 では 対 象 とした 主 要 27 都 市 のインフラの 現 状 と いまだ 満 たされていない 需 要 に 焦 点 を 合 わせ 各 都 市 の 今 後 のインフラの 整 備 水 準 を 予 測 するとともに 現 状 につ いての 意 外 な 事 実 や 将 来 の 大 きな 可 能 性 を 明 らかにしています 2025 年 に 目 を 向 けると 特 筆 すべき 点 がいくつかあります 都 市 の 生 存 と 基 本 的 なインフラのニーズという 点 では ニューヨークとロンドンの 住 宅 需 要 の 方 が 絶 対 数 においてヨハネスブルクよりも 高 くなっています( 現 時 点 でこの 世 界 の 二 大 金 融 センターは 予 想 される 成 長 に 対 応 できるほど 空 港 の 受 け 入 れ 能 力 も 追 いついていません) また 2025 年 までに 教 育 施 設 を 最 も 拡 張 する 必 要 がある5 都 市 に アジアや 中 南 米 の 都 市 は 含 まれておらず 全 て 北 米 と 欧 州 の 都 市 となっています 絶 対 数 では 教 室 を7,000 室 増 やす 必 要 があるロンドンのニーズが 最 も 大 きく 比 率 ではサンフランシス コが 最 も 高 くなっています 本 調 査 で 何 よりも 重 要 な 点 は 現 在 世 界 の 人 口 の 半 数 余 りが 居 住 し 2050 年 には70%となると 予 想 される 都 市 の 経 済 発 展 のためには 資 本 プロジェクトとインフラが 常 に 重 要 であることを 数 値 で 示 していることです 本 報 告 書 が ご 一 読 いただいた 皆 さまのお 役 に 少 しでも 立 てば 幸 甚 です Richard Abadie * Cities of Opportunity ( a study of 27 leading centers of business, finance, and culture, is published jointly by PwC and the Partnership for New York City, and based on publicly available information supported by extensive research.

4 エグゼクティブサマリー ローマは 一 日 にして 成 らずというが なぜそうなのかというその 理 由 に はさまざまな 要 素 が 入 り 交 じっており 遺 構 としてローマが 残 した 道 路 や 水 路 のように 明 快 なものではない 実 際 の 都 市 というものは そこに 住 ま う 市 民 や 公 共 施 設 民 間 の 建 物 エネルギー 水 教 育 医 療 資 源 以 上 の ものであり 市 場 や 公 園 娯 楽 の 場 だけで 成 り 立 つものでもない また 言 うまでもなく 統 計 的 な 数 字 や 経 済 能 力 だけで 表 されるものでもない 都 市 は 人 類 の 文 明 を 最 も 先 進 的 な 形 態 で 表 したものであるがゆえ イ ンフラと 都 市 生 活 の 関 係 は 非 常 に 深 く 不 可 分 で 繁 栄 を 社 会 の 豊 かさに 結 びつけ 生 活 の 質 を 大 幅 に 向 上 させるという 点 で 変 化 するものである 堅 固 なインフラは 充 実 した 都 市 生 活 を 可 能 にするが その 逆 もまた 真 である 本 報 告 書 は 世 界 の 商 業 金 融 文 化 の 中 心 である 主 要 27 都 市 を 対 象 として PwCと 米 国 Partnership for New York Cityが 共 同 で 調 査 発 表 した Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 のレンズ を 通 すと 共 に 広 範 なリサーチに 裏 打 ちされた 一 般 に 入 手 可 能 な 情 報 に 基 づいて 都 市 部 のインフラに 関 する 微 妙 な 差 異 や 学 ぶべき 点 を 検 証 するものである 1 1 分 析 に 使 用 した 調 査 分 析 手 法 用 語 の 定 義 2 0 のデータ 変 数 については 年 のオリジナルレポ ート( 参 照 のこと 2025 年 の 予 測 には 一 部 Oxford Economicsの 補 足 データ が 含 まれている 2 PwC

5 本 報 告 書 の 目 的 は 二 つある 対 象 としている 主 要 27 都 市 のインフラの 現 状 につ いて スナップショット を 示 すこ とと 一 歩 先 に 進 み 12 年 先 の 将 来 である 2025 年 に これらの 都 市 にどのようなイン フラのニーズが 生 じるかを 予 測 することで ある 既 設 のインフラに 関 しては 主 要 27 都 市 で 現 在 需 要 が 満 たされていない 全 ての インフラについて 検 討 し 対 応 する 必 要 が あると 思 われるニーズや 欠 落 部 分 または 改 良 が 必 要 な 部 分 なども 指 摘 している 2025 年 に 必 要 とされるインフラの 予 測 は 人 口 構 造 と 都 市 の 人 口 密 度 経 済 成 長 と 転 換 都 市 の 豊 かさ の 三 つの 基 本 的 な 基 準 によって 定 義 された 枠 組 みの 中 で 行 っている こうした 極 めて 具 体 的 な 都 市 の 文 脈 に 沿 って 将 来 のインフラ 需 要 を 予 測 す ることで 都 市 の 成 長 の 最 も 重 要 な 決 定 要 因 として 一 般 的 に 受 け 入 れられるような 指 針 を ビジネスパーソン 政 策 当 局 都 市 の 住 民 に 示 すことが 私 たちの 狙 いである 分 析 全 体 の 枠 組 みは 都 市 の 進 化 的 発 展 についてのわれわれの 理 解 に 基 づくもの である す な わ ち 生 存 ( の た め の ) イ ン フラの 段 階 から 始 まり 基 本 的 なインフ ラの 段 階 に 移 り 先 進 的 な 都 市 環 境 に 進 み 生 活 の 質 ( 追 及 の た め の ) 2 として 定 義 され 世 界 的 に 認 知 される 都 市 としてピー クに 達 する 4 段 階 のプ ロ セ スで あ る イン フ ラの 個 々の 側 面 ( 住 居 大 量 輸 送 機 関 図 書 館 など)を4 段 階 の 一 つに 割 り 当 てることで さまざ ま なイン フラ が 発 展 の 段 階 が 異 な る 都 市 にどのように 寄 与 し 都 市 を 強 化 する のかも 説 明 する 最 後 に 本 報 告 書 の 一 章 では 都 市 を 一 対 一 で 比 較 分 析 し 都 市 社 会 で 何 が 機 能 し 何 が 機 能 しないのかについて リアリ ティー チェック( 実 態 把 握 ) を 行 う 比 較 するのは 成 熟 都 市 のロサンゼルスとストッ クホルム 歴 史 的 遺 産 都 市 のパリと 上 海 新 興 都 市 のソ ウ ルと サ ン パ ウ ロ そして 欧 州 の 有 名 な 首 都 であるマドリードといま 最 もダ イナミックな 都 市 であるシンガポールであ る 都 市 を 組 み 合 わせた 意 図 は 比 較 対 照 のためというより 本 報 告 書 で 指 摘 して い る 多 くの 点 ( 都 市 部 の 物 理 的 な 拡 張 や 自 動 車 への 依 存 など)を 現 実 の 例 を 挙 げて 説 明 す る た めで あり し た が って こ れ ら 4 組 の 都 市 を 並 べることが 有 益 で 意 味 があると 認 識 している 調 査 結 果 のハイライト 本 報 告 書 の 最 も 重 要 な 調 査 結 果 の 一 つ は 既 設 の イ ン フ ラ に 関 し て ア ン ダ ー パ フォーム する 都 市 と オーバーパフォー ム する 都 市 があるということである 都 市 がオーバーパフォームするとは 都 市 のイ ンフラが その 都 市 の 豊 かさ(1 人 当 たり 国 内 総 生 産 で 測 定 )から 予 想 される 順 位 を 上 回 ることを い い ア ンダーパ フォ ームすると は 予 想 される 順 位 を 下 回 ることをいう また アンダーパフォームとオーバーパ フォームのインフラが 混 在 している 都 市 も 8 都 市 ( 香 港 メキシコシティ ミラノ モス ク ワ 上 海 シ ン ガ ポ ー ル シド ニ ー トロ ント)あった これ ら の 都 市 は ほ ぼ 成 熟 し た あるいは 豊 かさを 増 している 都 市 であ り どのインフラでも 後 れを 取 ることのない よう 全 体 的 かつ 統 合 的 なアプローチを 取 る 必 要 がある 最 後 に どの 指 標 でもアンダ ーパフォームとならなかった 都 市 が10 都 市 あ り そ の うち の 7 都 市 ( ベ ル リン シ カ ゴ ロンドン マドリード パリ サンフランシス コ ストックホ ルム )が 成 熟 した 都 市 3 都 市 (ヨハネスブルク クアラルンプール ソウ ル)が 発 展 途 上 の 都 市 であった 2 この 社 会 進 化 のプロセスは 心 理 学 者 A. H. Maslowによってよく 知 られるようになった 人 間 の 欲 求 の 階 層 をおおむね 反 映 している ただし 直 接 の 対 応 を 示 唆 するものではない またMaslow 自 身 は 欲 求 の 階 層 を 図 で 示 した ことはない A. H. Maslow, A Theory of Human Motivation, Psychological Review, 150 (4): 1943, pp を 参 照 Cities of Opportunity: Building the future 3

6 27 都 市 の 都 市 力 比 較 世 界 の 商 業 金 融 文 化 の 中 心 トロント 23 ストックホルム シカゴ ロンドン ベルリン モスクワ 北 京 サンフランシスコ パリ 24 ソウル 27 ニューヨーク 13 イスタンブール ロサンゼルス 15 マドリード ミラノ アブダビ 上 海 18 東 京 香 港 メキシコシティ 1 ムンバイ 10 クアラルンプール シンガポール 21 サンパウロ ヨハネスブルク 2 3 シドニー ブエノスアイレス 5 17 高 中 低 上 記 都 市 が オーバーパフォーム した 領 域 大 量 輸 送 機 関 の 普 及 ストックホルム サンフランシスコ ベルリン 公 共 交 通 システムの 質 ソ ウル 香 港 道 路 走 行 車 両 メキシコシティ クアラルンプール 交 通 渋 滞 対 策 と 公 共 交 通 システムの 近 代 性 信 頼 性 効 率 性 シ ン ガ ポ ー ル ベ ル リン 航 空 輸 送 シカゴ クアラルンプール ホテルの 客 室 数 上 海 ミラノ 住 居 の 入 手 可 能 性 多 様 性 費 用 質 ベ ルリン シン ガ ポ ール シドニー 生 活 の 質 トロント ベルリン マドリード 文 化 的 な 活 気 ベルリン 公 園 の 面 積 ストック ホ ルム モ スク ワ インターネット 接 続 と 質 シンガポール ソウル 香 港 小 学 校 のクラスの 平 均 人 数 モスクワ ミラノ マドリード メキシコシティ 図 書 館 メ キ シ コ シ ティ モ スク ワ 上 記 都 市 が アンダーパフォーム した 領 域 大 量 輸 送 機 関 の 普 及 アブダビ ロサンゼルス 公 共 交 通 システムの 質 アブダビ 道 路 走 行 車 両 東 京 トロ ント 交 通 渋 滞 対 策 と 公 共 交 通 システムの 近 代 性 信 頼 性 効 率 性 ロ サンゼ ルス ムンバ イ 上 海 メキシコシティ サンパウロ 航 空 輸 送 ニ ューヨー ク メキシ コシ ティ シドニー 東 京 トロ ント ホテルの 客 室 数 シドニー 東 京 シン ガ ポ ール 住 居 の 入 手 可 能 性 多 様 性 費 用 質 モスクワ メキシコシ ティ 生 活 の 質 ア ブダ ビ イスタン ブール メキシコシティ ムンバイ 文 化 的 な 活 気 アブダビ ムンバイ 公 園 の 面 積 香 港 シン ガ ポ ール 東 京 インターネット 接 続 と 質 ミラノ ブエノスアイレス サンパウロ 小 学 校 のクラスの 平 均 人 数 上 海 北 京 シン ガ ポ ール 図 書 館 ア ブダ ビ シン ガ ポ ール 4 PwC

7 当 然 な が ら あ る 特 定 の 都 市 が オ ーバ ーパフォーム であったり アンダーパフォ ーム であったりするのには 具 体 的 な 理 由 が あり ここでは 三 つ 例 を 挙 げてみる( 他 の 例 についてはp24-26を 参 照 ) 交 通 分 野 では 単 純 な 話 で は あ る が 地 理 的 状 況 すなわち 移 動 面 積 が 小 さいこ とから ストックホルム サンフランシス コ ベ ル リン で 大 量 輸 送 機 関 の 1 平 方 キ ロ 当 たりの 普 及 率 が 高 いことの 一 部 を 説 明 できる またシンガポールの 有 名 な 交 通 渋 滞 対 策 のように 政 府 の 特 定 の 戦 略 も 主 要 な 要 因 となるのは 明 らかである 一 方 ロ サン ゼ ルス の 公 共 交 通 の 普 及 率 が 低 い の は 都 市 のスプ ロ ール 化 極 め て 高 い 自 動 車 の 所 有 率 そして 住 宅 地 域 と 商 業 地 域 を 遠 く 離 してしまった 当 初 の 都 市 計 画 の 結 果 である 香 港 とシンガポールにおいては 土 地 を 巡 って 競 合 する 需 要 と 土 地 の 一 般 的 な 不 足 による 空 間 の 制 約 が 公 園 の 面 積 が 不 足 している 理 由 となっている(ただし 香 港 の 新 界 地 区 においてはある 公 園 は 住 民 に よるアク セ ス が 容 易 で あり そ の た め 地 元 当 局 はこの 地 区 の 開 発 を 制 限 しよ うとして いる) ア ブダ ビ で 文 化 施 設 や 図 書 館 全 般 的 な 生 活 の 質 が 後 れをとっている 理 由 の 一 つに 1950 年 代 終 盤 になって 始 まった 近 年 の 開 発 が 挙 げられる これとは 対 照 的 にモスクワは 歴 史 的 な 都 市 ( 少 なく とも1000 年 の 歴 史 がある)であり 政 治 的 文 化 的 に 豊 かであるだけでなく 数 百 年 にわたって 帝 国 の 首 都 (または 最 大 都 市 )であったことから 図 書 館 や 博 物 館 美 術 館 公 園 が 多 いという 事 実 が 説 明 で きる 本 調 査 は ソ ウル や シン ガ ポ ール のような 経 済 的 に 成 功 をおさめた 新 興 都 市 において は インフラが 需 要 に 追 いつくためだけでな く 将 来 の 成 長 を 大 い に 刺 激 するという 一 般 的 な 認 識 を 裏 付 けている しかしデータ の 分 析 からはまた 小 規 模 でよりコンパクト な 成 熟 都 市 がインフラで 高 い 評 価 を 得 てい ることも 明 らかになっており そこから 以 下 の 二 つの 質 問 が 提 起 されることとなった 新 興 都 市 が 肥 大 化 のリスクを 冒 すこと で 人 口 が 過 度 に 集 中 し これによって 成 熟 都 市 と 同 等 の 生 活 の 質 の 達 成 が 阻 ま れてしまうのであろうか あ るい は 技 術 や スマ ートで 効 率 的 な 土 地 利 用 によって 生 活 の 質 を 犠 牲 にす ることなく 成 長 が 可 能 なのだろうか 本 報 告 書 には 対 象 とした 都 市 のインフ ラの 現 状 に 関 するその 他 の 調 査 結 果 も 含 ま れている( 詳 細 な 分 析 はp28-30の 図 表 を 参 照 ) その 例 をいくつか 以 下 に 挙 げる シンガポールは 土 地 が 不 足 しているにも か か わらず 住 民 に 多 様 か つ 良 質 な 住 居 を 提 供 するという 点 で 東 京 ロンド ン パリを 凌 いでいる ロサンゼルスは 先 進 都 市 の 中 で 唯 一 交 通 渋 滞 が イスタン ブー ル サン パ ウ ロ 上 海 ムンバ イ メキシ コシ ティと 同 じ 程 度 に 深 刻 である アブダビ ブエノスアイレス サンパウロ イスタンブールといった 多 くの 発 展 途 上 国 の 都 市 において 1クラス 当 たりの 生 徒 数 が ロンドン ニューヨーク シドニーに 匹 敵 するほど 少 ない 東 京 シンガポール ストックホルムが 住 民 の 健 康 維 持 に 関 して 先 頭 を 切 ってい るが 米 国 の 複 数 の 都 市 は 後 れを 取 って い る そ の 他 この 重 要 な 指 標 に 関 して 上 位 3 分 の1に 入 るの は 欧 州 の 都 市 とトロ ントである ソ ウルと 香 港 は ブロ ードバ ンド 研 究 リサイクルなどの 領 域 で 新 興 都 市 が 質 の 高 いインフラを 構 築 し 成 熟 都 市 を 凌 駕 できることを 証 明 している 香 港 は 生 活 の 質 でベルリンと 東 京 に 次 ぐ 7 位 であり 香 港 のように 人 口 密 度 が 高 い 新 興 都 市 で あっても 若 く 流 動 性 の 高 い 都 市 生 活 者 を 巡 ってグローバルな 大 都 市 と 競 争 できることを 証 明 している Cities of Opportunity: Building the future 5

8 2025 年 に 目 を 向 けると 多 くの 予 想 外 の こともある 例 えばニューヨークとロンドン の 将 来 の 住 宅 需 要 は 絶 対 数 でヨハネスブ ルクを 上 回 る インフラに 関 する 明 白 な 結 果 からの もう 一 つ 注 目 すべき 人 口 統 計 に 関 連 するねじ れ は 最 も 学 校 の 教 室 数 を 増 や す 必 要 がある5 都 市 に アジアや 中 南 米 の 都 市 が 一 つも 含 まれていないことである 全 てが 北 米 または 欧 州 の 都 市 で ロンドンが7,000 と 絶 対 需 要 が 最 も 多 く 比 率 で は サン フラ ンシスコが27% 増 と 最 も 高 い( 一 部 の 成 熟 都 市 が 住 民 を 誘 致 しようと 努 力 した 結 果 世 帯 数 が 増 え 教 育 を 必 要 とする 子 どもの 数 も 増 えたことによる) 頻 繁 に 旅 客 機 を 利 用 する 人 にとっては 意 外 ではないかもしれないが 世 界 の 二 大 金 融 センターであるロンドンとニューヨーク は 空 港 の 受 け 入 れ 能 力 がいまだ 需 要 に 追 いついていない 両 都 市 は 新 興 の7 都 市 と ともに 高 度 なイン フラ に 対 する 将 来 の 需 要 が 最 も 大 きいグループに 含 まれている 対 象 となっている 主 要 都 市 の 2025 年 の インフラのニーズに 関 するその 他 の 調 査 結 果 として 以 下 が 挙 げら れ る( 詳 細 の 分 析 は p34-37の 図 表 参 照 ) 住 宅 需 要 の 絶 対 数 が 最 も 大 きいのは 北 京 上 海 サンパウロ ムンバイ イスタ ンブールであり 需 要 の 比 率 では 北 京 が 最 も 高 く 次 いでアブダビである 世 界 的 に 高 齢 化 が 進 む 中 で 新 興 都 市 先 進 都 市 を 問 わず 世 界 の 都 市 は 病 院 (および 高 齢 者 介 護 施 設 )の 収 容 能 力 を 拡 大 する 必 要 がある 絶 対 数 で 見 て 最 も ニ ーズ が 大 き い の が 北 京 上 海 サ ンパ ウ ロ 次 いでニ ューヨ ー ク イスタン ブール ロンドンである サンフランシス コ ストック ホ ルム トロ ント シ カ ゴ の よ うな 成 熟 都 市 も 比 率 で 見 て 非 常 に 大 き な 需 要 が 起 きると 予 想 される エネルギー 需 要 が 最 も 大 きいのは 新 興 都 市 であり 成 熟 都 市 の 場 合 は 省 エネ 戦 略 の 継 続 的 な 推 進 により 対 処 してい る ただし 新 興 都 市 も 同 じような 政 策 を 実 施 することで 向 こう 数 年 間 でエネ ルギー 需 要 を 削 減 していくことが 期 待 さ れる 将 来 の 大 量 輸 送 機 関 の 需 要 が 最 も 大 き い 都 市 には 成 熟 都 市 も 新 興 都 市 も 含 ま れる 新 興 都 市 においては 交 通 システム の 強 化 の 必 要 が ある 一 方 多 くの 成 熟 都 市 ではインフラの 増 強 が 必 要 である 現 在 最 もダ イナミック な 都 市 ( 北 京 イ スタンブール モスクワ ムンバイ ニュ ー ヨ ー ク サン パ ウ ロ ソ ウル 上 海 )は 航 空 イン フラを 増 強 する 必 要 が あ る( 同 じようにダイナミックな 都 市 である 香 港 やロンドンも 同 様 だが 上 記 の 都 市 ほど ではない) 比 率 で 見 ると ムンバイとサ ンパウロが 最 も 大 きな 投 資 を 必 要 として いる 多 くの 新 興 都 市 においてブロードバンド ネットワークの 大 幅 な 増 強 のニーズがあ る が ロ ンド ンと ニ ュー ヨ ー クも 需 要 に 追 いついたアップグレードがなされてい ない 先 進 都 市 だからといって 生 活 の 質 が 自 動 的 に 高 いわけではない 生 活 の 質 を 最 も 改 善 する 必 要 がある 都 市 は アブダビ 北 京 香 港 イスタンブール メキシコシ ティ ムンバイ サンパウロ 上 海 シンガ ポールだけでなく ロンドン ニューヨー ク シドニー も 同 様 で あり 新 興 都 市 か ら 先 進 都 市 まで 幅 広 く 存 在 している 6 PwC

9 幅 広 いトレンド 対 象 となっている 主 要 都 市 のインフラ 需 要 が そ れ ぞ れ の ニ ーズ や 状 況 に よって 異 な るのは 当 然 のことである しかし 2025 年 ま で の 1 2 年 を 見 通 すと こ れ ら の 都 市 の 展 望 は 全 体 として 以 下 に 述 べる 都 市 の 発 展 に 関 する 三 つの 基 本 的 領 域 の 動 向 に 幅 広 く 関 連 すると 考 えられる 人 口 構 造 と 人 口 密 度 : 先 進 都 市 と 新 興 都 市 ではいずれも 総 人 口 の 増 加 が 予 想 され る 人 口 が 増 えれ ば イン フラ の 拡 充 も 必 要 になる ただ 現 在 の 年 齢 構 造 や 出 生 率 死 亡 率 から 考 えて 人 口 が 減 少 する 可 能 性 があ る 都 市 もある 先 進 都 市 も 新 興 都 市 も 高 齢 化 が 進 んでおり 特 に 新 興 都 市 ではそのペー スが 加 速 している 一 方 生 産 年 齢 人 口 につ いては 新 興 都 市 で 引 き 続 き 高 い 伸 びが 予 想 されるが 先 進 都 市 では 停 滞 すると 予 想 される 新 興 都 市 の 0-14 歳 の 人 口 は 過 去 10 年 ですでに10% 近 く 減 少 しており 今 後 も 減 少 が 続 くとみられる 子 どもの 数 が 減 少 する 中 で 平 均 世 帯 の 規 模 も 縮 小 しているが た だ こうした 傾 向 は 先 進 都 市 では 横 ばいにな り 始 めるであろう 向 こう10 年 で 新 興 都 市 では850 万 世 帯 先 進 都 市 では330 万 世 帯 が 新 たに 誕 生 すると 予 想 される 経 済 成 長 と 転 換 : 新 興 都 市 のGDPは 向 こ う10 年 で 倍 増 し 雇 用 は 先 進 都 市 の300 万 人 増 に 対 し 1000 万 人 増 えると 予 想 されて いる 新 興 都 市 と 先 進 都 市 の 経 済 構 造 は 異 なるが 経 済 活 動 全 体 に 占 める 製 造 業 の 比 率 が 低 下 し サービス 業 の 比 率 が 上 昇 してい るという 点 ではいずれも 同 じ 道 をたどってい る 先 進 都 市 も 新 興 都 市 も 産 業 別 の 雇 用 の 伸 びのパターンは 驚 くほどよく 似 ている た だし 雇 用 者 数 の 伸 び 率 も 絶 対 数 も 新 興 都 市 が 先 進 都 市 を 大 きく 上 回 っていおり 向 こう12 年 で 新 興 都 市 では470 万 人 余 りの 純 新 規 雇 用 が 創 出 されると 予 想 されるが 先 進 都 市 では 約 170 万 人 にとどまっている 都 市 の 豊 かさ: 最 終 的 に は 年 の 予 測 でも 豊 かさにお いて 先 進 都 市 と 新 興 都 市 の 開 きはかなり 大 きいままであろう し か し そ の 差 の 縮 小 幅 は 大 きく そ の 変 化 は 歴 史 的 に 見 てもかなり 急 速 なものであ り 2003 年 には 先 進 都 市 の25%だった 新 興 都 市 の1 人 当 たりGDPは 2025 年 には43 %を 占 めるものと 予 想 される 豊 かさで 見 ると ムンバイが( 相 対 的 に) 貧 しい 都 市 に とどまる 一 方 で 上 海 は 豊 かな 都 市 に 近 づ き シ ン ガ ポ ール は( 既 にそ うで な いと す れ ば) 事 実 上 の 先 進 都 市 になって いると 思 わ れる Cities of Opportunity: Building the future 7

10 基 本 的 考 察 : 都 市 生 活 にインフラが 果 たす 役 割 分 析 を 行 うに 当 たっては われわれが 考 える 都 市 の 進 化 的 発 展 の4 段 階 それぞれにおいて 対 象 とした 主 要 都 市 の 関 連 データの 各 要 素 が 果 たす 役 割 に 従 って 都 市 のインフラを 分 類 し 分 析 の 枠 組 みとしている 最 初 の 生 存 (のため) の 段 階 において 生 まれたばかりの 都 市 コミュ ニティー は 全 て 水 からシェ ル ター 基 本 的 な 商 取 引 ( 例 えば 職 人 や 商 人 )まで 人 間 の 最 も 初 歩 的 なニーズを 満 たす 必 要 がある 第 二 の 基 本 的 な 段 階 では 個 人 的 であると 同 時 に 社 会 的 な より 高 度 なニーズ(とはいっても まだ 本 質 的 なニーズであることには 変 わりな い)が 含 まれる すなわち これらのニーズは 個 人 の 生 活 を 守 り 強 化 する と 同 時 に コミュニティー 全 体 を 拡 張 し 豊 かにする こうしたインフラ(そし て 社 会 財 )ニーズには 主 に 衛 生 設 備 病 院 やクリニック 学 校 送 電 設 備 の 他 道 路 やバス 都 市 部 の 輸 送 機 関 全 般 に 代 表 される 基 本 的 な 交 通 手 段 が 含 まれる 8 PwC

11 都 市 部 のニーズの 階 層 化 都 市 インフラにおける 進 化 の 最 後 の2 段 階 は 最 も 洗 練 され さ ま ざ ま な も の を 包 含 した 包 括 的 な 形 態 としての 現 代 の 都 市 に つながる 第 3 段 階 である 先 進 的 な 段 階 で は 高 度 な 教 育 と 研 究 技 術 大 量 輸 送 機 関 航 空 鉄 道 海 上 輸 送 オフィスやビジ ネスパークなどの 商 業 用 不 動 産 洪 水 対 策 のような 自 然 災 害 対 策 のインフラなどの 範 囲 に 広 がっている この 先 進 的 な 段 階 で は 高 度 に 発 達 し 将 来 を 見 据 え ゆえに 継 続 的 な 経 済 発 展 と 持 続 可 能 な 成 長 を 確 実 に する 計 画 プロセスに 明 確 に 責 任 を 持 つ 都 市 の 組 織 が 存 在 している 都 市 インフラの 進 化 の4 段 階 都 市 インフラの 進 化 において 主 要 都 市 は 現 在 どこに 位 置 しているのだろうか そして 将 来 のインフラ 需 要 はどのようなものになるのだろうか 能 動 的 : 需 要 曲 線 の 先 を 読 み 生 活 仕 事 ビジネスにおいて 魅 力 度 が 増 した 都 市 環 境 に 優 しい 生 活 文 化 受 動 的 : 需 要 に 追 いつくことに 苦 闘 し 生 活 仕 事 ビジネスにおいて 魅 力 度 の 低 い 都 市 病 院 電 力 学 校 大 量 輸 送 機 関 航 空 鉄 道 海 上 輸 送 技 術 商 業 用 不 動 産 公 園 環 境 娯 楽 高 齢 者 の 介 護 基 本 的 な 住 居 水 露 天 道 路 排 水 と バス 下 水 タクシー 自 然 災 害 の リスク 管 理 教 育 と 研 究 生 存 水 道 水 やシェルターなど 人 間 が 生 きるた めの 基 本 的 なニーズを 満 たす 最 低 限 の 都 市 インフラ 基 本 医 療 初 等 中 等 教 育 市 内 周 辺 地 域 へ の 交 通 機 関 家 庭 や 企 業 の 電 力 へのア クセスなど より 基 本 的 なニーズを 満 たす インフラ 先 進 経 済 成 長 や 生 産 性 競 争 力 経 済 効 率 を 高 めることを 目 的 にしたインフラ 大 量 輸 送 機 関 商 業 用 不 動 産 技 術 グロー バルなつながり 先 進 的 な 大 学 教 育 と 研 究 人 的 被 害 を 回 避 するための 洪 水 対 策 など 自 然 災 害 のリスク 管 理 の 強 化 などが 含 まれる 生 活 の 質 生 活 の 質 と 持 続 可 能 性 のあらゆる 側 面 を 改 善 して より 先 進 的 な 人 間 のニーズに 応 えようとするインフラ 高 齢 者 介 護 公 園 娯 楽 文 化 資 産 環 境 関 連 インフラなどが 含 まれる 出 典 :Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 Cities of Opportunity: Building the future 9

12 インフラは 都 市 開 発 の 起 爆 剤 で あるだけでなく 都 市 社 会 の 起 爆 剤 でもある 第 4 段 階 へと 都 市 を 導 くのが この 計 画 プ ロセス あるいは 少 なくとも 将 来 の 需 要 と 課 題 を 絶 えず 意 識 し 予 想 する 能 力 であ る この 段 階 に あ る 都 市 で は 人 々は 単 に 経 済 的 な 機 会 だけでなく 世 界 的 に 認 知 され る 高 い 生 活 の 質 を 理 由 に 居 住 や 定 住 ( 家 族 を 持 ち 年 齢 を 重 ねるため) あるいはそ の 都 市 への 移 住 を 意 識 的 に 決 定 するのであ る 文 化 娯 楽 公 園 環 境 に 対 する 深 い 関 心 持 続 可 能 な 生 活 十 分 に 発 達 し た 高 齢 者 介 護 システム( 人 々が 高 齢 になっても 都 市 に とどまり 都 市 生 活 を 楽 し むことが で きる) などが すべて 一 体 となって 21 世 紀 の 都 市 の 生 活 の 質 が 定 義 されるのである このように インフラは 都 市 開 発 の 起 爆 剤 というだ け で なく 都 市 社 会 の 起 爆 剤 でもあ る 都 市 の 経 済 発 展 能 力 を 決 定 づける 上 で インフラが 常 に 人 材 ( 労 働 技 能 才 能 )と 土 地 ( 物 理 的 な 発 展 と 拡 張 )に 優 先 する 要 件 ではないとしても 少 なくともこうした 要 件 と 並 ぶ 重 要 な 要 素 であることは 歴 史 や 現 在 の 実 態 を 見 ればわかるであろう 都 市 文 明 の 土 台 を 築 く 都 市 は 築 き 上 げられるものであって 突 然 出 現 するもので は な い 人 が 増 えれ ば 村 が 都 市 に 変 わるわけでもない 都 市 と は 一 定 量 の 人 々 が 移 住 してくる の に 先 立 ち 計 画 され また 建 設 されなくてはならな い 著 名 な 歴 史 学 者 であるIan Morrisの 言 葉 を 借 りれ ば 都 市 とは 驚 異 的 な 組 織 の 結 果 であり また 日 々の 証 明 である 社 会 科 学 者 が 通 常 都 市 化 を 組 織 能 力 の 大 まかな 指 標 として 利 用 している 3 のは まさにこのためである 都 市 はまた 人 口 と 地 理 的 条 件 だけでな く 時 間 の 産 物 で も あ る 都 市 は 絶 えず 進 化 し 途 切 れることなく 続 くプロジェクトで あ る そ の 意 味 で 都 市 が 完 成 することは な い われわれが 都 市 が 常 に 再 生 してい るというのも 人 間 が 自 らの 再 生 のために 都 市 にやってくるのもそのためである 都 市 は 立 ち 止 まることは 無 い 少 なくとも 成 功 を 収 め 活 力 あふれる 都 市 はそうであり こうし た 都 市 は 逆 境 に 立 ち 向 かい これを 乗 り 越 えていくのである 最 後 に 都 市 は 物 理 的 な 存 在 をはるかに 超 越 したものである 建 設 に 気 の 遠 くなる ような 時 間 が か か った ロ ーマ は 都 市 以 上 のものであった すなわちローマは 帝 国 の 首 都 というだけではなく 文 明 そのもの であった もちろん 文 明 のもっとも 基 本 的 な 定 義 は ある 都 市 の 文 化 である 都 市 はさまざ まな 部 分 の 総 体 以 上 のものであり 物 理 的 な 建 設 以 上 のものである オ ランダの 著 名 な 建 築 家 で 都 市 思 想 家 のRem Koolhaasの 言 葉 を 借 りれ ば 都 市 とは 形 而 上 学 の ド リームランド 4 なのである 3 Ian Morris, Why the West Rules For Now: The Patterns of History, and What They Reveal About the Future, New York, 2010, pp 数 年 前 にニューヨーク 近 代 美 術 館 で 開 催 され たニューヨークをテーマにした 展 覧 会 で 使 わ れた 用 語 の 引 用 については Dreamland: Architectural Experiments since the1970s, July 23, 2008 March 16, 2009 を 参 照 の こと 企 画 運 営 はニューヨーク 近 代 美 術 館 建 築 デザイン 部 門 の 学 芸 員 Andres Lepik Dreamland という 言 葉 自 体 は 展 覧 会 にも 出 品 されたRem Koolhaas 作 1977 年 の 水 彩 画 Plan of Dreamland に 由 来 する 10 PwC

13 とはいいながら 特 定 の 都 市 を 考 えると そ れ は 私 たちが 思 い 描 くような ドリームラ ンド とはとても 言 いにくい ニューヨーク パリ ロンドン 東 京 ベルリン イスタンブー ル モスクワ 上 海 ブエノスアイレス メキ シコシティなどいずれの 都 市 を 考 えても 間 違 いなく 最 初 に 思 い 浮 かぶのは 従 来 型 の 建 造 物 (brick-and mortal)である 都 市 に ついて 私 たちの 想 像 力 をかき 立 てるのは 常 に 建 物 記 念 碑 街 路 あるいは 街 区 とい った 建 築 環 境 の 一 部 -エンパイアステート ビル エッフェル 塔 ビッグベン 銀 座 ブラン デンブルク 門 アヤソフィア クレムリン 外 灘 ( バ ンド ) サ ン テ ル モ ソ カ ロ な ど の ようで ある 結 局 イン フラ は 都 市 の 社 会 的 結 束 や 経 済 的 な 存 続 と 発 展 を 決 定 づけるだけでなく 世 界 全 体 そして 都 市 の 住 民 やその 地 を 訪 れる 人 に そ の 土 地 ら し さ と い う 自 己 定 義 を 行 い 他 との 違 い を 意 識 させるものであ る 好 循 環 : 建 設 され 発 展 し 発 展 して 建 設 される インフラと 都 市 とどちらが 先 に 生 まれた のかという 議 論 は 鶏 と 卵 とどちらが 先 かと いう 議 論 の ような も の で あ る ま ず 都 市 が 誕 生 し 生 存 と 繁 栄 のためにインフラを 建 設 したのだろうか?それともインフラ( 一 般 に 倉 庫 や 井 戸 初 歩 的 な 都 市 計 画 など)の 方 が 都 市 より 先 に 作 られ たのだろうか 再 び Ian Morrisを 引 用 すれば 町 が 拡 大 し 複 雑 化 した 理 由 については いまだ 意 見 が 分 か れ る というも の の 考 古 学 的 歴 史 的 な 証 拠 によれば 数 千 年 前 に メソポタミア 人 は 多 くの 人 が 協 力 して 食 事 など 基 本 的 なニー ズ を 満 た せ ば より 多 くの 鉱 山 労 働 者 が 銅 を 採 掘 し より 多 くの 鍛 冶 屋 が 装 飾 品 や 武 器 工 具 を 作 り より 多 くの 商 人 が こうした 品 を 売 り 歩 くことになることに 気 づいたとみ ら れ る ことを 示 して いるという 5 他 の 著 名 な 都 市 インフラのアナリスト2 人 の 言 葉 を 借 りれば 都 市 とはまさに インフラの 総 体 で あり それが 最 も 密 集 した 形 で 出 現 する 場 所 である あるいはより 正 確 に 言 えば 私 た ちにシェルター 出 会 いの 場 エネルギー 水 その 他 の 人 間 のニーズを 満 たす 手 段 を 提 供 してくれ る 一 連 の イン フラで あ る 従 って インフラは 都 市 の 社 会 的 歴 史 的 な 進 化 を 反 映 しているのである 6 一 方 インフラは 都 市 の 社 会 的 進 化 の 反 映 以 上 のものでもある 上 述 のように イ ンフラは 都 市 の 社 会 的 発 展 の 起 爆 剤 であ る 年 には 世 界 銀 行 が 新 興 都 市 の イ ンフラが 不 十 分 であることにより 都 市 部 におけるビジネスコストが 上 昇 し 企 業 の 生 産 性 が40%も 低 下 する 可 能 性 がある と 警 告 している 7 5 Morris, Why the West Rules For Now, pp 世 界 銀 行 によると 新 興 都 市 の 不 十 分 なインフラは ビジネスコストを 押 し 上 げ 企 業 の 生 産 性 を 最 大 40% 低 下 させる 可 能 性 があるという 6 Robert Herman and Jesse H. Ausubel, Cities and Infrastructure: Synthesis and P e r s p e c t iv e s, i n Cities and Their Vital Systems: Infrastructure Past, Present, and Future, edited by Jesse H. Ausubel and Robert Herman, Washington, DC, 1988, National Academy of Sciences, p.1 7 国 連 ハビタット( 国 連 人 間 居 住 計 画 )からの 引 用 UN-Habitat, State of the World Cities 2012/2013, Nairobi, 2012, p. 99 Cities of Opportunity: Building the future 11

14 インフラは 繁 栄 する 都 市 のよりどころとなる 繁 栄 する 都 市 とは 生 産 性 有 効 な 経 済 政 策 や 改 革 を 実 施 することで 経 済 成 長 と 発 展 に 寄 与 し 所 得 を 生 み 出 し すべての 人 に 人 並 みの 仕 事 と 平 等 な 機 会 を 提 供 する OECDの 推 計 によると 年 の 世 界 的 な インフラニーズは お よそ 6 4 兆 ドル す な わち 年 間 3 兆 ドル 余 りに 上 るという インフラ 開 発 生 活 の 質 公 正 と 社 会 的 包 含 環 境 面 での 持 続 可 能 性 都 市 生 活 を 向 上 させ 生 産 性 移 動 性 接 続 性 を 強 化 するために 十 分 なイン フラ 水 衛 生 設 備 道 路 情 報 通 信 技 術 を 提 供 する コミュニティーの 団 結 と 市 民 としてのアイデンティティを 強 化 するために 公 共 スペースの 利 用 を 促 進 し 生 命 と 財 産 の 安 全 を 保 証 する 繁 栄 する 都 市 の 利 益 の 公 正 な 配 分 と 再 配 分 を 確 保 し 貧 困 とスラムの 発 生 を 削 減 し 少 数 派 や 弱 い 立 場 にあるグループの 権 利 を 守 り 男 女 平 等 を 推 進 し 社 会 政 治 文 化 における 市 民 の 参 加 を 確 保 する 都 市 環 境 と 自 然 資 産 の 保 護 を 重 視 する その 中 で 成 長 を 確 保 するととも に 周 囲 の 土 地 や 天 然 資 源 に 対 する 負 荷 を 最 小 限 に 抑 え かつ 環 境 の 質 を 向 上 させるための 独 創 的 な 解 決 法 を 生 み 出 すことで 環 境 的 な 損 失 を 最 小 限 に 抑 えることを 目 指 して エネルギー 利 用 を 効 率 化 する 方 法 を 模 索 する 出 典 :State of the World Cities 2012/2013, UN-Habitat( 国 連 人 間 居 住 計 画 ), p.14 表 世 界 銀 行 の 別 の 調 査 では 劣 悪 なインフラ は 経 済 の 害 で あり 社 会 の 病 弊 の 一 つ で あるとさえ 指 摘 している アフリカについて は 多 く の 国 に と っ て 不 十 分 な イ ン フ ラ の 弊 害 は 少 なくとも 犯 罪 官 僚 主 義 汚 職 資 金 不 足 と 同 じくらい 大 きな 問 題 である と 明 言 している 8 国 連 は 繁 栄 する 都 市 の 五 つの 基 本 的 な 要 因 を 生 産 性 インフラ 生 活 の 質 公 正 性 と 社 会 参 加 そして 環 境 面 での 持 続 可 能 性 としている しかし 各 要 素 の 定 義 を よく 見 ると 一 つの 要 素 の 重 要 度 がその 他 全 てに 勝 っていることがわかる さらに 正 確 に 言 えば インフラ 開 発 が その 他 の 四 つの 要 素 全 てに 深 く 関 わっているのである ( 次 ページの 表 を 参 照 ) 生 産 性 の 実 現 は 通 信 網 や 輸 送 網 がなけ ればほぼ 不 可 能 であり 生 活 の 質 は 学 校 や 病 院 図 書 館 博 物 館 美 術 館 公 園 がなけ れば 改 善 できない 社 会 参 加 も 住 居 や 雇 用 はもちろんのこと 教 育 や 医 療 がなけれ ば 不 可 能 である 環 境 面 で の 持 続 性 に 関 して は 自 転 車 シ ェアリングからインテリジェントビル 廃 棄 物 処 理 ま で い ず れ も イ ン フ ラ の 刷 新 と 強 化 を 必 要 とする 活 気 にあふれた 都 市 生 活 の 出 発 点 すなわち 繁 栄 し 希 望 にあふれ 充 実 した 都 市 生 活 のための 基 本 的 な 出 発 点 が あ るとし たら そ れ は イ ン フ ラ へ の 継 続 的 な 投 資 とその 維 持 再 設 計 であるのは 明 ら かである さらに インフラが 都 市 の 経 済 成 長 に 及 ぼ す 影 響 は 需 要 と 供 給 の 両 方 に 関 連 して くる 充 実 したイン フラは より 高 い 供 給 能 力 を 保 証 し それによりより 多 くの 需 要 への 対 応 が 可 能 になるからである また インフ ラそ れ 自 体 が 需 要 の 刺 激 とも なる イン フ ラが 新 規 雇 用 や 投 資 特 に 新 たな 職 を 得 て 投 資 を 行 う 才 能 ある 男 女 にとっての 基 本 的 な 誘 因 になると 考 えられる ニューヨー クのMichael Bloomberg 市 長 の 言 葉 を 借 りれば 人 材 が 資 本 を 引 きつけるのであっ て その 逆 ではない のである 9 8 Vivien Foster and Cecilia Briceno- Garmendia, editors, Africa s Infrastructure: A Time for Transformation, Washington, DC, 2010, Africa Forum Development Series, Agence Francaise de Developpement and World Bank, p Edward Luce, The Future of the American City, Financial Times, June 7, 2013 からの 引 用 12 PwC

15 主 要 都 市 の 要 因 すべてにインフラが 関 わっている 主 要 都 市 の10の 指 標 持 続 可 能 性 と 自 然 環 境 廃 棄 物 とリサイクル 公 園 知 的 資 本 イノベーション 学 校 の 教 室 数 とその 平 均 規 模 大 学 と 研 究 公 共 図 書 館 人 口 構 成 住 みやすさ 生 活 の 質 文 化 的 な 活 気 ゲートウェイ 機 能 空 港 での 乗 降 数 と 航 空 輸 送 宿 泊 施 設 の 客 室 数 ビジネスのしやすさ インフラとの 関 連 性 はない 経 済 的 影 響 力 インフラ 整 備 のため の 賃 金 調 達 と 投 資 技 術 の 成 熟 度 インターネットと 通 信 健 康 安 全 治 安 病 院 終 末 期 医 療 (タ ーミナルケア) 警 察 裁 判 所 交 通 インフラ 大 量 輸 送 機 関 と 公 共 交 通 システム 住 居 コスト インフラコストの 競 争 力 インフラ インフラの 促 進 要 因 インフラとの 関 連 性 なし 出 所 :Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 したがって インフラは 経 済 の 進 路 を 定 義 再 定 義 するもの であり 都 市 の 進 化 に 直 接 影 響 を 及 ぼすものである( 次 ページの 都 市 を 大 きく 変 貌 させた 歴 史 的 に 有 名 な 二 つのインフラ 事 例 を 参 照 ) インフラ 不 足 や 質 の 低 い 老 朽 化 したインフラは 経 済 成 長 と 生 活 の 質 を 抑 制 する 一 方 高 い 能 力 を 持 つ 世 界 一 流 の 最 新 インフラは 成 長 を 促 し 生 活 の 質 を 改 善 するだけでなく 多 く の 側 面 で 生 活 の 質 そのものを 明 確 にするこ ととなる 世 界 的 なインフラのニーズ OECD( 経 済 協 力 開 発 機 構 )によると 世 界 の 国 内 総 生 産 (GDP)は2010 年 から2030 年 の20 年 間 に 急 成 長 し 倍 増 する 可 能 性 も ある 先 進 国 では 2030 年 までに 北 米 の GDP 成 長 率 が50% 欧 州 が40% 上 回 る 可 能 性 がある 経 済 規 模 が 大 きい 発 展 途 上 国 の 成 長 率 は さら に 高 くなる 可 能 性 が あり 中 国 とインドの G D P は 年 ま で に 3 倍 あ る いは4 倍 に 増 えるかもしれない 10 OECDは 数 年 前 2010 年 から2030 年 の 間 に 世 界 が 必 要 とするインフラ 道 路 や 鉄 道 通 信 電 力 水 の 総 額 は 約 5 3 兆 ドル つまり 年 間 2 兆 6500 億 ドルと 予 想 したが 昨 年 になって 2009 年 から2030 年 の 間 に 空 港 港 湾 鉄 道 石 油 天 然 ガ ス など にさら に11 兆 ドルが 必 要 になるとの 新 たな 予 測 を 発 表 した これによって 世 界 的 に 必 要 となる イン フラ 投 資 の 総 額 は 年 間 約 3 兆 億 ドルに 上 る もちろんその 大 半 が 都 市 のため に 使 われることとなる 11 途 方 もない 額 だが これは 予 測 にすぎな い 最 近 の 世 界 金 融 危 機 で 他 のことはとも かくも 私 たちは 臆 測 による 数 字 ( 未 知 の 未 来 のことにつ いては 言 うまでもなく)に 警 戒 心 を 抱 くようになっている 10 OECD( 経 済 協 力 開 発 機 構 ), Strategic Transport Infrastructure Needs to 2030, OECD Publishing 2012, p. 15, at 11 同 書 pp 当 初 の 研 究 はOECD, Infrastructure to 2030, Telecom, Land Transport, Water and Electricity (2006) and Infrastructure to 2030, Volume 2: Mapping Policy for Electricity, Water and Transport (2007). Cities of Opportunity: Building the future 13

16 都 市 を 大 きく 変 貌 させた 歴 史 的 に 有 名 な 二 つのインフラ 事 例 歴 史 的 に 有 名 な 二 つの 事 例 ( 具 体 的 事 例 と 極 めて 一 般 的 な 事 例 )は そ れ ぞ れ イ ン フ ラ が 単 に 都 市 の 基 本 で あ る と い う だ けでなく 直 接 かつ 大 きく 都 市 の 未 来 そしてイメージさえも 変 えてしまうことを 証 明 している 初 期 のニューヨーク 市 の 地 下 鉄 (Interborough Rapid Transit Company, 現 在 はIRT)は ニュ ーヨーク 市 の 土 地 利 用 の 傾 向 に 影 響 を 及 ぼした 地 下 鉄 が 開 通 し たことで 商 業 地 区 が 北 部 に 広 がり タイムズスクエアがニューヨ ーク 市 全 体 の 娯 楽 の 中 心 地 となることに 主 要 な 役 割 を 果 たし ブ ロードウェイ 周 辺 のアッパーウエストサイドの 開 発 に 寄 与 し そして 何 よりもブロンクスとマンハッタン 北 部 の 未 開 発 だった 地 域 に 極 め て 重 要 な 影 響 を 及 ぼした* オスマン 男 爵 による 画 期 的 なパリ 大 改 造 は もちろん 今 では 都 市 再 建 の 神 話 になっている しかし 中 世 から 続 いてきたパリの 建 造 物 ( 膨 大 なものだった)の 大 半 を 破 壊 したオスマン 男 爵 を アル ザスのアッティラ と 批 判 したのは 反 対 派 だけではなかった 彼 自 身 も 自 らを 破 壊 の 芸 術 家 と 呼 んでいた 建 築 遺 産 が 失 われたこ とを 嘆 く 中 で オスマン 男 爵 による 破 壊 以 前 のパリの 状 態 を 忘 れてしまうことは 簡 単 だ(または 都 合 がよい) ある 著 名 なパリの 住 民 は 貧 困 と 疾 病 が 蔓 延 し 日 はめったに 射 さない 腐 敗 の 工 場 だ 植 物 が 枯 れ 赤 ん 坊 は7 人 に4 人 が1 歳 までに 死 ぬ とパリを 非 難 した また 別 の 人 物 は 住 民 は 小 さく 狭 く 腐 敗 臭 の 漂 う 入 り 組 んだ 路 地 で 息 詰 まる 思 いをしている と 描 写 した オスマン 男 爵 が 力 をふるったのはわずか20 年 足 らずだが その 間 に 腐 敗 の 一 大 工 場 を 光 の 都 に 変 貌 させたことを 今 考 えると 謙 虚 な 気 持 ちにさせられる * Clifton Hood, The Impact of the IRT on New York City, Historic American Engineering Record, Heritage Conservation and Recreation Service, Survey Number HAER NY-122, pp , Library of Congress American Memory Project. 参 照 Haussmannism and the City of Modernity, ( 第 9 章 ), Colin Jones, Paris: The Biography of a City, 2004, New York, pp からの 直 接 引 用 14 PwC

17 調 査 から 明 らかとなったこと Cities of Opportunity 対 象 主 要 都 市 のインフラニーズ 第 5 回 Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 ( com/cities)に 基 づいて 本 報 告 書 のために 行 ったデータ 分 析 によって 一 部 の 新 興 都 市 は インフラの 量 も 質 も 不 十 分 であることから 経 済 成 長 の ペースに 追 いつくのに 悪 戦 苦 闘 していることが 明 らかになった もちろん これが 資 金 の 制 約 によるものなのか インフラの 優 先 順 位 が 低 いからなの か 計 画 管 理 能 力 が 不 足 しているからなのかは 判 断 が 難 しい 加 えて デ ータは いくつかの 新 興 都 市 や 経 済 的 成 功 を 収 めた 都 市 が 極 めて 高 い 評 価 を 獲 得 していることも 示 している これらの 都 市 は 需 要 に 追 いつく 以 上 のことをしている 将 来 の 成 長 に 見 合 うだけでなく 成 長 そのものを 積 極 的 に 刺 激 する 高 いインフラの 質 を 確 保 しようとしているのである Cities of Opportunity: Building the future 15

18 インフラの 評 価 は おおむね 小 規 模 な 成 熟 都 市 が 最 も 高 いが 大 規 模 な 成 熟 都 市 もそれほど 大 きく 後 れを 取 ってはいない 都 市 の 人 口 増 加 と 経 済 成 長 に 伴 い 都 市 の ニーズはインフラのあらゆる 側 面 大 量 輸 送 機 関 航 空 輸 送 住 居 公 園 廃 棄 物 のリ サイクル インターネットのブロードバンド 図 書 館 病 院 博 物 館 美 術 館 映 画 館 など の 文 化 娯 楽 施 設 に 及 ぶ 唯 一 例 外 の 可 能 性 があるのは エネルギー 効 率 の 向 上 に よる(そしてそれが 期 待 される) 先 進 都 市 の エネルギーと 人 口 動 態 ( 主 に 出 生 率 の 低 下 )と 政 策 (アジアの 一 部 でよく 見 られる 多 人 数 のクラスを 都 市 が 採 用 した 場 合 )によっ て 将 来 の 需 要 が 低 下 する 新 興 都 市 の 学 校 である 初 期 の 評 価 は Cities of Opportunities- 世 界 の 都 市 力 比 較 の 分 析 結 果 を 立 証 する インフラの 評 価 は おおむね 成 熟 した 小 規 模 な 都 市 が 予 想 通 り かつ 当 然 ながら 最 も 高 い ただ 大 規 模 な 成 熟 都 市 も 大 きく 後 れを 取 っているわけではない( 次 ページ の 都 市 のインフラのランキング 表 を 参 照 ) ストックホルムが1 位 で 人 口 300 万 人 未 満 の4 都 市 が 上 位 6 位 に 入 っているが 上 位 10 位 にはシドニーやロンドン ニューヨーク 東 京 ベ ル リン な ど の 都 市 も 含 ま れ て い る 将 来 の 需 要 増 を 絶 対 値 で 見 た 場 合 さ ま ざまなインフラ 領 域 において(かつ 必 要 な 投 資 の 点 で) 一 貫 して 際 立 つ 都 市 は 大 規 模 な 新 興 都 市 である 上 海 北 京 イスタン ブ ー ル そして サ ン パ ウ ロ で あ る た だし ニ ューヨ ー クとロンドン も 航 空 輸 送 住 居 ブロードバ ンド 小 学 校 の 教 室 数 図 書 館 病 院 にかなりの 需 要 がある また サンフラ ンシスコでは 学 校 の 増 設 も 必 要 かもしれな い というの も 一 部 の 成 熟 都 市 で は 多 く の 住 民 を 誘 致 することに 成 功 した 成 果 とし て 世 帯 数 が 増 加 し その 結 果 教 育 の 必 要 がある 児 童 数 も 増 えることになったからで ある ア ブダ ビ で は 大 量 輸 送 機 関 航 空 輸 送 住 居 大 学 図 書 館 の 需 要 が 相 対 的 に 大 きいと 予 想 され ムンバ イも 同 様 である 最 後 に 高 齢 化 が 進 む 中 で ヘ ルスケアの 需 要 はすべての 都 市 において 拡 大 する 可 能 性 が 高 い 医 療 を 提 供 し( 維 持 する) 新 しい 方 法 を 考 案 すること が コスト を 抑 制 し 可 能 な 限 り 高 い 質 を 確 保 するために 不 可 欠 であ るのはこのためである Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 における 都 市 は 都 市 圏 ではなく 厳 密 な 市 内 と 定 義 されている 例 えばニューヨークは 5つの 行 政 区 (borough)に 限 られ 都 市 圏 は 含 まれ な い パ リはイル ド フランス 地 方 で は なく 20の 郡 に 限 定 される しかし 都 市 によ って 大 きな 違 いがある ブエノスアイレス ミラ ノ パリ サンフランシスコ ストックホルムは 地 理 的 地 域 は 相 対 的 に 狭 いが 人 口 は 密 集 し ている 一 方 アブダビとシドニーは 地 理 的 地 域 は 広 いが 人 口 密 度 は 低 い 上 海 の 面 積 は 北 京 の5 倍 だが 人 口 密 度 は6 分 の1だ ロサンゼル スの 面 積 はニューヨークの1.5 倍 だが 人 口 密 度 は3 分 の1である 一 部 の ベ ン チマーキング 分 析 ( 住 民 1 人 当 たり または 1 平 方 キロ 当 たりに 基 づく)は 明 らか に 小 規 模 な 都 市 に 有 利 だ そして( 相 対 値 ではな く 絶 対 値 に 基 づ いてい る) 分 析 の 一 部 で は 例 えば 上 海 と 北 京 で 大 量 輸 送 機 関 のニーズを 比 較 した 場 合 など 一 部 の 指 標 において 面 積 の 広 い 都 市 の 方 がインフラのニーズが 大 きいこと は 明 白 である 16 PwC

19 世 界 27 都 市 のインフラのランキング 現 在 のインフラの 充 実 度 ランキング ( 上 から 上 位 順 ) 一 人 当 たりの 国 内 総 生 産 人 口 ストックホルム $88, ,055 シドニー $68,770 4,475,822 トロント $56,341 2,833,287 パリ $103,779 2,265,648 ロンドン $53,408 7,969,342 サンフランシスコ $118, ,644 ニューヨーク $87,061 8,408,519 シカゴ $64,017 2,647,094 東 京 $43,285 13,024,768 ベルリン $32,884 3,473,836 香 港 $30,382 7,200,302 シンガポール $52,081 5,233,927 ロサンゼルス $59,546 3,817,835 ソウル $24,079 9,898,835 マドリード $35,364 3,300,443 ミラノ $68,928 1,330,462 モスクワ $21,340 10,712,778 北 京 $12,172 16,806,429 ブエノスアイレス $25,388 3,004,160 クアラルンプール $16,493 1,695,441 上 海 $23,838 14,331,149 メキシコシティ $25,191 8,904,514 アブダビ $95, ,729 ヨハネスブルク $12,130 4,398,512 サンパウロ $18,964 11,353,194 イスタンブール $11,979 13,224,235 ムンバイ $3,738 12,529,580 本 順 位 は 各 都 市 の 全 てのインフラ 変 数 を 平 均 して 算 出 したものである 出 典 :Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 東 アジ アの 新 興 都 市 (シ ン ガ ポ ー ル 香 港 ソウル)はその 中 間 で 中 南 米 と 中 国 の 都 市 は 下 位 3 分 の1に 位 置 し 底 辺 にいるの がヨハネスブルク サンパウロ イスタンブ ール ムンバ イ で あ る ア ブダ ビの 評 価 は 入 り 交 じっており 航 空 輸 送 のインフラでは トップだが 公 園 の 面 積 や 公 共 交 通 機 関 が 不 足 して い る そ れで も 一 部 の 新 興 都 市 は いくつかのインフラで 最 上 位 を 獲 得 してい る 特 に ソ ウル は 技 術 とリサイクル で シ ン ガポールは 交 通 渋 滞 と 住 宅 対 策 で 世 界 でも 高 い 評 価 を 得 て いる 両 都 市 とも 他 の 新 興 都 市 だけでなく 多 くの 成 熟 都 市 にとっても お 手 本 となるであろう Cities of Opportunity: Building the future 17

20 土 地 利 用 の 決 定 における 需 給 要 因 都 市 は 土 地 をめぐって 競 合 する 需 要 のバランスをとり 地 理 的 な 拡 張 を 慎 重 に 検 討 する 必 要 がある 産 業 娯 楽 と レクリエーション サービス 交 通 機 関 建 設 サービス 商 業 公 共 事 業 住 居 土 地 利 用 と 空 間 設 計 に 関 する 決 定 と 需 給 の 相 互 作 用 に 何 が 問 題 となっているか 都 市 の 境 界 開 発 済 みの 土 地 開 発 可 能 な 土 地 の 比 率 (%) 政 府 の 土 地 政 策 保 護 地 開 発 可 能 な 土 地 の 比 率 ( % ) 地 形 インフラに 利 用 するための 都 市 部 の 土 地 需 要 インフラに 利 用 できる 都 市 部 の 土 地 の 供 給 出 典 :Oxford Economics, Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 全 ての 都 市 にとって 規 模 は 極 めて 重 要 な 役 割 を 果 たす 小 規 模 の 都 市 の 方 が 高 い 生 活 の 質 を 維 持 し 幅 広 いニーズに 対 して より 良 いサービスを 容 易 に 提 供 できるという の は 自 明 の 理 だ が 多 くの 大 都 市 特 に 相 対 的 に 長 い 歴 史 を 持 つ 都 市 は より 文 化 的 な 活 気 にあふれており(p30の 表 文 化 的 な 活 気 の あ る 都 市 の 評 価 参 照 ) ( 時 に は 何 世 紀 も) 時 間 を か け てイン フラの 優 位 性 を 築 いてきた 本 調 査 の 結 果 によって 文 化 は 特 に 急 成 長 や 施 設 の 建 設 がもたらすもの で は なく 着 実 な 歴 史 的 開 発 の 成 果 であ る という Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 13 の 調 査 結 果 が 立 証 されている 言 い 換 えれば 文 化 は 築 き 上 げる ことは で きず 絶 えず 一 貫 して 育 て て いくものだと いうことである 新 興 都 市 におけるこうした インフラの 開 発 建 物 や 送 電 網 だけでなく 人 も 含 まれる に 時 間 がかかるのはこのた めである しかし すべての 都 市 が 同 じ 進 化 の 道 を たどることはできないし その 必 要 もない 例 えば 東 アジアの 都 市 部 の 小 学 校 の1クラ スの 人 数 の 多 さは 注 目 に 値 するが 都 市 が 豊 かになる 中 で 教 室 を 増 やし 1クラスの 生 徒 数 を 削 減 する 決 定 をするかもしれな い また 別 の ケ ースで は 新 興 都 市 によって は 人 口 密 度 が 高 く 相 対 的 に 豊 かであるに もかかわらず 自 動 車 の 所 有 率 が 極 めて 低 い 香 港 やシンガポールの 例 にならって 公 共 交 通 システムへの 投 資 を 増 加 させること で 自 動 車 の 所 有 と 利 用 の 急 増 を 避 けようと するかもしれない その 一 方 で メキシコシ ティやクアラルンプールのように 大 量 輸 送 機 関 が 未 発 達 で あ ること から 代 わりにタク シー や 個 人 の 車 (またはミニ バスなど)を 利 用 する 都 市 もあるかもしれない 最 後 に 全 ての 都 市 は まだ 実 行 していない 成 熟 都 市 も 含 め 商 業 用 不 動 産 と 住 宅 用 不 動 産 にお いて 競 合 する 需 要 のバランスを 慎 重 にとり なおかつ 十 分 な 公 園 スペースを 確 保 する 必 要 がある 都 市 によって 異 なるインフラ 常 識 および 本 報 告 書 の 図 表 の 多 くが 示 す 実 証 的 証 拠 は 新 興 都 市 の インフラの ニ ーズは 成 熟 都 市 とは 異 なることを 示 してい る 論 理 的 には 豊 かな 都 市 の 方 が 住 民 に よる 負 担 能 力 も 高 いため インフラは 充 実 して い る 例 えば 大 量 輸 送 機 関 と 公 共 交 通 システムの 充 実 航 空 輸 送 能 力 の 向 上 病 床 数 の 増 加 1 人 当 たり 図 書 館 数 の 増 加 技 術 導 入 の 迅 速 化 生 活 の 質 の 向 上 公 園 の 拡 大 そして 豊 か で オ ープ ン で 全 て を 包 み 込 む( 一 般 にはるか にダイナミックな) 文 化 的 環 境 が 挙 げられる ただし p28-30の 図 表 ( 主 要 2 7 都 市 の イン フラ の 現 状 の 比 較 )が 示 すように 都 市 の 豊 かさに 関 する 限 り 規 模 は 重 要 だ が 逆 に 小 さ い 方 が 望 ましいといえる この 場 合 小 さいことは 美 しいだけでなく 少 なくとも 対 象 となった 主 要 都 市 に 関 する 限 り 小 ささが 都 市 と 住 民 の 繁 栄 の 指 標 であり 表 れとなっている 1 人 当 たりGDPで 見 た 最 も 豊 かな 都 市 上 位 10 位 は 1 位 から 順 番 にサンフランシスコ パリ ア ブダ ビ ストック ホ ルム ニ ュー ヨ ー ク ミ ラノ シドニー シ カゴ ロ サン ゼ ルス トロ ントである ニューヨークはこれらの 都 市 の 中 で 圧 倒 的 に 大 きく 人 口 で も 少 なくともサンパ ウ ロ イスタン ブール ム ンバ イ 北 京 上 海 な どに 匹 敵 する 規 模 である 新 興 都 市 は ニ ューヨークのようなモデルを 念 頭 に 置 くべき だろう 都 市 の 人 口 規 模 は 経 済 的 な 潜 在 性 と 世 界 的 な 評 価 を 高 めるが 一 方 で 都 市 の 力 を 弱 める 深 刻 な 機 能 不 全 につながる 場 合 もあ る 対 象 となった 2 7 都 市 の 中 で 豊 かさと( 都 市 の) 健 全 さの 両 方 を 強 化 するた め に 小 規 模 にとどまる ことを 選 んだ 都 市 は いずれの 面 でも 成 功 を 収 めているようで ある 13 Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 p67とp77を 参 照 18 PwC

21 新 興 都 市 は 肥 大 化 し 人 口 が 密 集 する 危 険 を 冒 して いるのだろうか それとも 技 術 とスマートで 効 率 的 な 土 地 利 用 によって 生 活 の 質 を 犠 牲 にすることな く 成 長 できるのだろうか? 異 質 または 同 質 の 組 み 合 わせ 比 較 によって 都 市 のインフラニーズが それぞれに 異 なることが 明 らかに インフラの 謎 富 が 投 資 を 推 進 投 資 が 富 を 推 進 エコノミストと 政 策 当 局 の 意 見 は 堅 固 なインフラが 経 済 成 長 を 促 し 生 活 の 質 を 改 善 し 都 市 と 国 家 の 安 全 保 障 を 支 える 上 で 役 立 つということでおおむね 一 致 している しかし 大 規 模 な 新 興 都 市 の 健 全 な 発 展 を 推 進 するため には 富 を 創 出 かつ 誘 致 する 堅 固 なインフラと 投 資 を 増 やし インフラの 質 を 高 める 富 の 拡 大 のどちらがまず 必 要 かについては 議 論 が 続 いている その 答 えが 何 であれ 一 つ 確 実 な 点 は 堅 固 なインフラと 健 全 で 成 長 する 都 市 は 相 互 依 存 関 係 にあるということである 1 対 1の 比 較 : 優 位 性 非 優 位 性 そして 単 なる 背 景 とスタイルの 違 い Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 は 都 市 部 の コミュニティー に お いて 何 が 機 能 し 何 が 機 能 しないのかを 判 断 する より 直 接 的 な 方 法 を 模 索 して さ ま ざまな 比 較 分 析 を 継 続 的 に 活 用 している 次 の4ページでは 一 対 一 のアプローチをと り それぞれの 都 市 のインフラ 条 件 の 性 格 が 大 きく 異 なる 点 にスポットライトを 当 てて みる 例 えば 自 動 車 を 主 に 利 用 する 都 市 と 公 共 交 通 システムが 発 達 した 二 つの 成 熟 都 市 ロ サン ゼ ルスと ストック ホ ルム を 比 較 し てみた さらに 伝 説 的 な 都 市 であるパリと 上 海 (かつての 東 洋 のパリ )を 対 比 させ た また 新 興 都 市 のソウルとサンパウロ そして 最 後 に 有 名 な 欧 州 の 主 要 都 市 マドリ ードと 現 在 世 界 で 最 もダイナミックな 都 市 の 一 つ シ ン ガ ポ ー ル を 比 較 し た 新 興 都 市 については 条 件 を 同 じにするために 出 発 点 を50 年 前 に 設 定 した なぜなら 大 半 の 新 興 都 市 の 当 時 の 開 発 状 況 が 相 対 的 に 同 じ だ った と 想 定 で き 従 って そ の 後 の 半 世 紀 の 都 市 の 発 展 は そのほとんどが 公 共 政 策 によるものであるはずと 考 えられるから である 他 にももっと 多 くの 都 市 をペアにして 対 比 さ せる こと は 可 能 で あ る し か し ここで の 目 的 は 本 報 告 書 で 指 摘 されて い る 点 ( 例 えば 都 市 部 の 物 理 的 な 拡 張 や 自 動 車 へ の 依 存 )を 説 明 することであり ここに 挙 げ た 都 市 の 対 比 を 踏 まえて 読 者 は 同 様 に 関 連 性 がある 他 の 都 市 についても 推 測 するこ とが 可 能 であると 考 える 従 って この4 組 の 都 市 の 比 較 だけでもさまざまなことがわ かり 有 意 義 あ ると 考 える い ず れ にせよ 都 市 間 の 違 いは 今 後 も 存 在 し 続 けるであろ うし その 理 由 は 公 共 政 策 の 違 いにもよる が それだけでなく 過 去 や 未 来 にわたる 歴 史 と 文 化 的 な 文 脈 が 異 なることにもよるの は 明 らかであろう Cities of Opportunity: Building the future 19

22 各 都 市 はインフラを 成 功 させるために 独 自 の 手 法 を 採 用 ロサンゼルスとストックホルム ベンチマーキングのために 主 要 都 市 を 一 対 一 で 比 較 : 大 規 模 でスプロール 化 した 都 市 (ロサンゼルス)と 小 規 模 でコンパクトな 成 熟 都 市 (ストックホルム) ロサンゼルス ストックホルム 順 位 順 位 生 存 住 居 の 入 手 可 能 性 多 様 性 費 用 質 の 評 価 基 本 交 通 渋 滞 と 公 共 交 通 システムの 効 率 性 の 評 価 9 27 人 口 1000 人 当 たりの 正 規 認 可 タクシーの 台 数 2 22 小 学 校 の1クラスの 平 均 人 数 医 療 システム( 寿 命 に 対 する 医 療 の 寄 与 )の 評 価 先 進 開 発 地 / 開 発 可 能 地 100 平 方 キロ 当 たりの 大 量 輸 送 機 関 の 普 及 4 26 公 共 交 通 システムの 質 の 評 価 9 25 空 港 での 乗 降 数 ( 単 位 100 万 人 ) 20 3 空 港 から 中 心 業 務 地 区 (CBD)へのアクセスの 評 価 4 15 デジタル 経 済 の 評 価 ブロードバンドの 品 質 学 校 のインターネット 接 続 の 評 価 大 学 の 研 究 実 績 の 評 価 生 活 の 質 生 活 の 質 の 評 価 文 化 的 な 活 気 の 評 価 公 共 の 娯 楽 施 設 公 園 の 面 積 が 都 市 の 全 面 積 に 占 める 比 率 (%) 人 口 10 万 人 当 たりの 公 共 図 書 館 の 数 大 気 汚 染 度 リサイクルされる 都 市 の 固 形 廃 棄 物 の 割 合 (%) 終 末 期 医 療 (ターミナルケア) ロサンゼルス 対 ストックホルム ストックホルムは 大 量 輸 送 機 関 公 共 交 通 システムの 質 と 効 率 性 交 通 渋 滞 空 港 から 中 心 業 務 地 区 (CBD)まで の ア ク セ ス 医 療 シ ス テ ム イン タ ー ネッ トの 質 とアクセス 公 園 の 面 積 公 共 図 書 館 の 数 でロサンゼルスを 大 幅 に 上 回 る 一 方 ロサンゼルスは 文 化 的 な 活 気 と 空 港 での 乗 降 数 の 絶 対 数 でストッ クホルムを 上 回 った 両 都 市 は 住 居 デジタル 経 済 の 評 価 リサイクルではほ ぼ 同 位 だった 人 口 密 度 はそれほど 変 わらないが ロサンゼルスの 人 口 と 面 積 はそれぞれストックホルムの4.5 倍 と6.5 倍 である ロサンゼルスがストックホルム だったら? 追 加 ニーズ 大 量 輸 送 機 関 ( 単 位 キロ) 2,200 空 港 での 乗 降 数 ( 単 位 100 万 人 ) 14 公 共 の 娯 楽 施 設 公 園 の 面 積 340 ( 単 位 平 方 キロ) 公 共 図 書 館 の 数 都 市 中 上 位 3 分 の1 27 都 市 中 中 位 3 分 の1 27 都 市 中 下 位 3 分 の1 丸 印 はランキングの 相 対 範 囲 を 示 す 数 字 はその 特 定 のデータ 変 数 における 当 該 都 市 の 順 位 を 示 す 最 高 が 2 7 最 低 が1 出 典 :Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 Oxford Economics 20 PwC

23 パリと 上 海 ベンチマーキングのために 主 要 都 市 を 一 対 一 で 比 較 : 小 規 模 で 文 化 的 に 豊 かで 成 熟 した 都 市 (パリ)と 大 規 模 で 野 心 あふれる 新 興 都 市 ( 上 海 ) 上 海 パリ 順 位 順 位 生 存 住 居 の 入 手 可 能 性 多 様 性 費 用 質 の 評 価 基 本 交 通 渋 滞 と 公 共 交 通 システムの 効 率 性 の 評 価 4 17 人 口 1000 人 当 たりの 正 規 認 可 タクシーの 台 数 小 学 校 の1クラスの 平 均 人 数 3 18 医 療 システム( 寿 命 に 対 する 医 療 の 寄 与 )の 評 価 先 進 開 発 地 / 開 発 可 能 地 100 平 方 キロ 当 たりの 大 量 輸 送 機 関 の 普 及 6 27 パリ 対 上 海 パリはほとんどの 変 数 において 上 海 を 上 回 るが 上 海 がリサイクルと 学 校 のインタ ーネット 接 続 でパリを 上 回 っていることは 注 目 に 値 する いずれの 結 果 も 環 境 と 技 術 という 将 来 の 基 本 的 な 課 題 に 取 り 組 む 上 海 の 決 意 を 示 している 公 共 交 通 システムの 質 の 評 価 空 港 での 乗 降 数 ( 単 位 100 万 人 ) 空 港 から 中 心 業 務 地 区 (CBD)へのアクセスの 評 価 デジタル 経 済 の 評 価 4 14 ブロードバンドの 品 質 9 20 学 校 のインターネット 接 続 の 評 価 16 9 大 学 の 研 究 実 績 の 評 価 生 活 の 質 生 活 の 質 の 評 価 6 24 文 化 的 な 活 気 の 評 価 5 25 公 共 の 娯 楽 施 設 公 園 の 面 積 が 都 市 の 全 面 積 に 占 める 比 率 (%) 8 26 人 口 10 万 人 当 たりの 公 共 図 書 館 の 数 8 17 大 気 汚 染 度 4 14 リサイクルされる 都 市 の 固 形 廃 棄 物 の 割 合 (%) 22 8 終 末 期 医 療 (ターミナルケア) 5 19 上 海 がパリだったら? 追 加 ニーズ 小 学 校 の 教 室 数 10,040 大 量 輸 送 機 関 14,500 ( 単 位 キロ) 公 共 の 娯 楽 施 設 公 園 の 面 積 1,630 ( 単 位 平 方 キロ) 公 共 図 書 館 の 数 都 市 中 上 位 3 分 の1 27 都 市 中 中 位 3 分 の1 27 都 市 中 下 位 3 分 の1 丸 印 はランキングの 相 対 範 囲 を 示 す 数 字 はその 特 定 のデータ 変 数 における 当 該 都 市 の 順 位 を 示 す 最 高 が 2 7 最 低 が1 出 典 :Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 Oxford Economics Cities of Opportunity: Building the future 21

24 ソウルとサンパウロ ベンチマーキングのために 主 要 都 市 を 一 対 一 で 比 較 : 技 術 と 教 育 でリードする 新 興 都 市 (ソウル)と 産 業 で 後 れをとる 新 興 都 市 (サンパウロ) サンパウロ ソウル 順 位 順 位 生 存 住 居 の 入 手 可 能 性 多 様 性 費 用 質 の 評 価 5 11 基 本 交 通 渋 滞 と 公 共 交 通 システムの 効 率 性 の 評 価 4 9 人 口 1000 人 当 たりの 正 規 認 可 タクシーの 台 数 小 学 校 の1クラスの 平 均 人 数 11 7 医 療 システム( 寿 命 に 対 する 医 療 の 寄 与 )の 評 価 4 17 先 進 開 発 地 / 開 発 可 能 地 100 平 方 キロ 当 たりの 大 量 輸 送 機 関 の 普 及 5 22 公 共 交 通 システムの 質 の 評 価 4 20 ソウル 対 サンパウロ 現 在 の 人 口 も 50 年 前 の 開 発 水 準 もほ ぼ 同 じだが ソウルの 方 が 人 口 密 度 が 高 く ほとんどの 領 域 の 順 位 でサンパウロを 大 きく 上 回 る ただし 文 化 的 な 活 気 と 大 気 汚 染 度 の 二 つは 例 外 ソウルは 先 進 的 な 都 市 インフ ラ 特 に 技 術 研 究 輸 送 医 療 の 順 位 がサンパウロより 際 立 って 高 い 空 港 での 乗 降 数 ( 単 位 100 万 人 ) 7 19 空 港 から 中 心 業 務 地 区 (CBD)へのアクセスの 評 価 3 14 デジタル 経 済 の 評 価 7 18 ブロードバンドの 品 質 7 27 学 校 のインターネット 接 続 の 評 価 3 25 大 学 の 研 究 実 績 の 評 価 生 活 の 質 生 活 の 質 の 評 価 5 12 文 化 的 な 活 気 の 評 価 19 6 公 共 の 娯 楽 施 設 公 園 の 面 積 が 都 市 の 全 面 積 に 占 める 比 率 (%) 4 12 人 口 10 万 人 当 たりの 公 共 図 書 館 の 数 6 12 大 気 汚 染 度 14 6 リサイクルされる 都 市 の 固 形 廃 棄 物 の 割 合 (%) 2 27 終 末 期 医 療 (ターミナルケア) 3 10 サンパウロがソウル だったら? 追 加 ニーズ 大 量 輸 送 機 関 800 ( 単 位 キロ) 空 港 での 乗 降 数 27 ( 単 位 100 万 人 ) 公 共 の 娯 楽 施 設 公 園 の 面 積 80 ( 単 位 平 方 キロ) 公 共 図 書 館 の 数 都 市 中 上 位 3 分 の1 27 都 市 中 中 位 3 分 の1 27 都 市 中 下 位 3 分 の1 丸 印 はランキングの 相 対 範 囲 を 示 す 数 字 はその 特 定 のデータ 変 数 における 当 該 都 市 の 順 位 を 示 す 最 高 が 2 7 最 低 が1 出 典 :Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 Oxford Economics 22 PwC

25 マドリードとシンガポール ベンチマーキングのために 主 要 都 市 を 一 対 一 で 比 較 : 経 済 問 題 を 抱 える 欧 州 の 成 熟 都 市 (マドリード)と 急 成 長 する 近 代 的 なアジアの 都 市 (シンガポール) マドリード シンガポール 順 位 順 位 生 存 住 居 の 入 手 可 能 性 多 様 性 費 用 質 の 評 価 基 本 交 通 渋 滞 と 公 共 交 通 システムの 効 率 性 の 評 価 人 口 1000 人 当 たりの 正 規 認 可 タクシーの 台 数 小 学 校 の1クラスの 平 均 人 数 24 5 医 療 システム( 寿 命 に 対 する 医 療 の 寄 与 )の 評 価 先 進 開 発 地 / 開 発 可 能 地 100 平 方 キロ 当 たりの 大 量 輸 送 機 関 の 普 及 公 共 交 通 システムの 質 の 評 価 空 港 での 乗 降 数 ( 単 位 100 万 人 ) 空 港 から 中 心 業 務 地 区 (CBD)へのアクセスの 評 価 デジタル 経 済 の 評 価 ブロードバンドの 品 質 マドリード 対 シンガポール 50 年 前 の 開 発 水 準 では 大 きく 異 なる 両 都 市 だが シンガポールはインフラの 効 率 性 と 技 術 の 利 用 において 驚 異 的 な 前 進 を 遂 げた 両 都 市 はさまざまな 領 域 で 優 劣 を 競 っているが 順 位 が 近 い 領 域 もあ る マドリードは 大 量 輸 送 機 関 空 港 か ら 中 心 業 務 地 区 (CBD)へのアクセス 公 園 の 面 積 公 共 図 書 館 の 数 でシンガ ポールを 上 回 り シンガポールは 住 居 技 術 リサイクルでマドリードより 順 位 が 高 い 一 方 医 療 システム 公 共 交 通 システ ムの 質 大 学 の 研 究 と 文 化 的 な 活 気 で は 両 都 市 の 順 位 は 近 い 学 校 のインターネット 接 続 の 評 価 大 学 の 研 究 実 績 の 評 価 9 11 生 活 の 質 生 活 の 質 の 評 価 文 化 的 な 活 気 の 評 価 8 12 公 共 の 娯 楽 施 設 公 園 の 面 積 が 都 市 の 全 面 積 に 占 める 比 率 (%) 17 7 人 口 10 万 人 当 たりの 公 共 図 書 館 の 数 10 5 大 気 汚 染 度 リサイクルされる 都 市 の 固 形 廃 棄 物 の 割 合 (%) 5 16 終 末 期 医 療 (ターミナルケア) 都 市 中 上 位 3 分 の1 27 都 市 中 中 位 3 分 の1 27 都 市 中 下 位 3 分 の1 丸 印 はランキングの 相 対 範 囲 を 示 す 数 字 はその 特 定 のデータ 変 数 における 当 該 都 市 の 順 位 を 示 す 最 高 が 2 7 最 低 が1 出 典 :Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 Oxford Economics マドリードがシンガポールだったら? 追 加 ニーズ 小 学 校 の 教 室 数 -5,790 大 量 輸 送 機 関 -100 ( 単 位 キロ) 空 港 での 乗 降 数 -23 ( 単 位 100 万 ) 公 共 の 娯 楽 施 設 公 園 の 面 積 -40 ( 単 位 平 方 キロ) 公 共 図 書 館 の 数 -10 Cities of Opportunity: Building the future 23

26 オーバーパフォーム する 都 市 と アンダーパフォーム する 都 市 その 現 状 豊 かで 人 口 も 多 く さらには 国 際 的 に 重 要 度 の 高 い 都 市 でさえ インフ ラの 不 足 やニーズを 抱 えている その 一 方 で 特 定 のインフラで 世 界 を 凌 駕 するような 新 興 都 市 も 存 在 する ここで 対 象 とした 主 要 27 都 市 の 中 に は われわれが 考 える 重 要 な 変 数 について アンダーパフォーム のイン フラと オーバーパフォーム のインフラが 混 在 する 都 市 もある 都 市 が オーバーパフォーム するとは その 都 市 のインフラのレベル が 1 人 当 たりの G D P で 測 った 豊 かさを ベース に 予 想 され る 以 上 に 評 価 で きることを 意 味 しているが 成 熟 した 欧 米 の 都 市 で オーバーパフォームと 評 価 される 都 市 のほとんどが 相 対 的 に 小 さな 都 市 すなわちストックホル ム サン フラン シスコ パリ シ カゴ ミラノ シドニー トロントで あ ることは 注 目 に 値 する 規 模 が 小 さいことによって 都 市 はインフラ 能 力 を 維 持 でき るだけでなく タイムリーかつ 効 率 的 な 方 法 でそれを 強 化 することが 可 能 である 24 PwC

27 さまざまなインフラで 見 るオーバーパフォームの 都 市 とアンダーパフォームの 都 市 豊 かさ(1 人 当 たりGDP)に 基 づいた 予 想 との 違 い オーバーパフォームの 都 市 アンダーパフォームの 都 市 交 通 インフラ 大 量 輸 送 機 関 の 普 及 ストックホルム サンフランシスコ ベルリン アブダビ ロサンゼルス 公 共 交 通 システムの 質 ソウル 香 港 アブダビ 路 上 走 行 車 メキシコシティ クアラルンプール 東 京 トロント 交 通 渋 滞 対 策 と 公 共 交 通 システムの 近 代 性 信 頼 性 効 率 性 シンガ ポ ー ル ベ ルリン ロサンゼルス ムンバイ 上 海 メキシコシ ティ サン パ ウロ ゲートウェイ 機 能 航 空 輸 送 シカゴ クアラルンプール ニ ュ ー ヨ ーク メキシ コシ ティ シドニー 東 京 トロント 宿 泊 施 設 の 客 室 数 上 海 ミラノ シドニー 東 京 シンガポール 人 口 構 成 住 みやすさ 住 居 の 入 手 可 能 性 多 様 性 費 用 質 ベ ル リン シン ガ ポ ー ル シド ニ ー モ スク ワ メキシ コシ ティ 生 活 の 質 トロント ベ ルリン マドリード ア ブ ダビ イスタンブ ー ル メキシコシ ティ ムン バ イ 文 化 的 な 活 気 ベルリン アブ ダビ ムン バ イ 持 続 可 能 性 と 自 然 環 境 公 園 の 面 積 ストック ホ ル ム モ スクワ 香 港 シンガポール 東 京 技 術 の 成 熟 度 インターネット 接 続 と 質 シンガポール ソウル 香 港 ミラノ ブエノスアイレス サンパウロ 知 的 資 本 イノベーション 小 学 校 の1クラスの 平 均 人 数 モ スク ワ ミラノ マドリード メキ シ コシ テ ィ 上 海 北 京 シンガポール 図 書 館 メキシコシ ティ モ スクワ ア ブ ダ ビ シン ガ ポ ー ル 出 典 :Oxford Economics Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 一 方 アンダーパフォームの 都 市 のインフ ラ は そ の 都 市 の 豊 か さ を ベ ース に 予 想 さ れ るレベルを 下 回 っているという 評 価 である 規 模 の 大 小 にかかわらず いくつかの 都 市 が 場 違 い の ように 思 わ れ る の は そ の 都 市 が 十 分 な 豊 かさを 持 っているとみなされるに もかかわらず 評 価 が 低 いということである ア ブダ ビ 東 京 ロ サン ゼ ルス ミラノ シ ン ガ ポ ー ル そして 特 に ニ ュー ヨ ー ク に 予 算 の 制 約 を 受 ける 発 展 途 上 の 都 市 のような 資 源 の 制 約 があるとは 考 えられない にもかかわら ず これらの 都 市 でも インフラの 全 体 の 質 やニーズに 関 して 大 きなかい 離 があり かつ 一 部 の 領 域 では 顕 著 な 不 足 がある (また ある 都 市 はインフラ 資 産 の 絶 対 数 で アンダ ーパフォーム しているようにみえるかもしれ ないが 実 際 にはインフラをより 効 率 的 に 整 備 して い た り そ の た め に より 多 くの 技 術 を 利 用 したりしている 可 能 性 もある 点 を 指 摘 し ておきたい 例 えば 高 度 なインターネット 接 続 によって 映 画 館 や 図 書 館 の 必 要 性 が 低 下 している 可 能 性 などが 考 えられる ) また オーバーパフォームとアンダーパフ ォームのインフラが 混 在 している 都 市 もあ る 香 港 メ キ シ コ シ ティ ミラノ モ スク ワ 上 海 シ ン ガ ポ ール シドニー トロントが こ れ に あ たり 大 半 が 成 熟 都 市 か また は 豊 か さを 増 している 新 興 都 市 である これらの 都 市 がより 全 体 的 かつ 統 合 的 な 方 法 でインフ ラを 見 直 す 必 要 があるのは 明 らかである 最 後 に どの 指 標 でもアンダーパフォーム とならなかった 都 市 が10 都 市 ある 予 想 し たように そのうちの7 都 市 ベルリン シカ ゴ ロ ン ド ン マ ド リ ー ド パ リ サ ン フ ラ ン シ スコ ストックホルム は 成 熟 都 市 で ロン ドンを 除 いて 相 対 的 に 小 規 模 な 都 市 であ る Cities of Opportunity: Building the future 25

28 しかし ヨハネスブルク クアラルンプール ソウルもこれら10 都 市 に 含 まれている ソウ ルは 多 くのレベルにおいて 効 率 性 の 模 範 だが ( p 2 2 の ソ ウルと サン パ ウ ロ 参 照 ) ヨ ハ ネスブルクとクアラルンプールも 歴 史 的 な 理 由 は 異 なるものの 新 興 都 市 であっても 必 要 とされ るレ ベ ル の 質 の イン フラを 建 設 維 持 できることの 証 左 といえよう ただし 上 記 の 表 に 示 され た 特 定 の 都 市 についての 実 績 の 多 くに 関 し 固 有 の 理 由 に よって 説 明 できる 場 合 も 見 受 けられる その ような 例 として 以 下 が 挙 げられる 輸 送 の 分 野 では 都 市 の 地 理 的 条 件 す な わち パ リ ストック ホ ル ム サ ン フ ラ ンシスコ ベルリンは 移 動 面 積 が 小 さ い によって 大 量 輸 送 機 関 の1 平 方 キ ロ 当 たりの 普 及 率 が 高 いことを 一 部 説 明 で きる シン ガ ポ ール の 有 名 な 交 通 渋 滞 対 策 のように 政 府 の 特 定 の 戦 略 も 主 要 な 要 因 であるのは 明 らかである 一 方 ロ サンゼルスの 公 共 交 通 の 普 及 率 が 低 い の は 都 市 のスプ ロ ール 化 極 めて 高 い 自 動 車 の 所 有 率 住 宅 地 域 と 商 業 地 域 を 離 してしまった 当 初 の 都 市 計 画 の 結 果 で あ る た だ 香 港 の ケ ースで は 物 理 的 な 制 約 ( 空 間 山 海 人 口 密 集 )によっ て 大 半 の 市 民 の 移 動 手 段 として 最 も 実 現 可 能 なのは 公 共 交 通 システムだけであ った 航 空 輸 送 で は シ カ ゴ が 周 辺 地 域 や 主 要 航 空 会 社 のハブ 空 港 として 機 能 してい る 一 方 ニ ューヨ ー クは 都 心 部 に 近 い ところに 複 数 の 空 港 が あ る シドニーで は 空 港 が 都 心 部 から 離 れており 到 着 する 国 際 便 が 少 な い このことで 1 人 当 たりの 宿 泊 施 設 の 客 室 数 が 相 対 的 に 少 ないことの 説 明 となっている 香 港 もシンガポールも 土 地 を 巡 って 競 合 する 需 要 と 一 般 に 土 地 が 不 足 して い ることによる 空 間 の 制 約 が 公 園 の 面 積 が 不 足 している 理 由 となっている(ただ し 香 港 の 新 界 地 区 にある 公 園 は 住 民 によるアクセスが 容 易 であり そのため 地 元 当 局 はこの 地 区 の 開 発 を 制 限 しようと して いる) モスクワが 住 居 に 関 して 順 位 が 低 いの は いくつかの 要 因 によって 説 明 できる 例 えば 限 られた 供 給 量 や 計 画 制 限 に 加 えて 民 間 市 場 が 他 の 都 市 と 比 べ 効 率 的 ではなく 良 質 の 住 居 のコストが 高 止 ま りしていることなどが 挙 げられる アブダビでは 1950 年 代 終 盤 になって 開 発 が 始 まったことが 文 化 施 設 図 書 館 全 般 的 な 生 活 の 質 の 面 で 後 れを 取 っ ている 理 由 の 一 つである これとは 対 照 的 に モ ス ク ワ は 歴 史 的 な 都 市 ( 少 な く とも1000 年 の 歴 史 がある)で 知 的 側 面 や 文 化 的 に 豊 かであるだけでなく 数 百 年 にわたって 帝 国 の 首 都 (または 最 大 都 市 )であった 図 書 館 や 博 物 館 美 術 館 公 園 が 多 いことはこのことからが 説 明 で きる 26 PwC

29 対 象 となる 主 要 都 市 における インフラの 現 状 対 象 となった 主 要 27 都 市 のインフラの 現 状 ランキング(p28-30)は 本 報 告 書 の 冒 頭 に 提 示 した 都 市 の 進 化 の4 段 階 である 生 存 ( の た め の ) 基 本 ( 的 な ) 先 進 性 ( の あ る) そして 生 活 の 質 ( 追 及 の ため の) というインフラの 大 まかな 分 類 にしたがっ ている 全 27 都 市 について 完 全 に 比 較 可 能 なデータが 存 在 するわけではないので 全 ての 変 数 を 追 跡 で き て は い な い そ れで も 全 ての 変 数 は 重 要 なインフラの 指 標 で あり 同 時 に 都 市 の 発 展 の 各 段 階 を 代 表 す るも の で あ る( 各 都 市 は 1 人 当 たりG D P に 従 ってランキングされており 最 も 順 位 が 高 いのがサンフランシスコで 最 も 低 いのがム ンバ イである) 住 居 は 生 存 段 階 にとって 根 本 的 に 不 可 欠 なものであり これが 最 も 先 進 的 な 都 市 から 新 興 都 市 まで 世 界 中 の 都 市 を 結 びつ け て い る 実 際 この 変 数 に つ いて 分 析 する と アブダビ 香 港 ヨハネスブルク 上 海 な ど いくつ か の 発 展 途 上 の 都 市 が ロンド ン や マドリード ミラノ パリ 東 京 など 多 くの 成 熟 都 市 と 同 じレベルにランキングされてい ることがわかる もちろん ヨハネスブルク の 住 居 は 例 えば 東 京 の 住 居 ほど 良 質 では ないかもしれないが 最 も 先 進 的 な 都 市 に おいても 住 居 が 依 然 として 懸 念 事 項 である ことを 指 摘 して おくの は 重 要 で あ る また モ スクワとソウル が 資 源 があるにもか か わら ず 住 居 のニーズを 満 たすのに 苦 慮 している ことも 注 目 すべき 点 であろう インフラ 開 発 の 第 2 段 階 である 基 本 的 な 段 階 に お いて も ロ サン ゼ ルス の ような 成 熟 都 市 が メ キ シ コ シ ティ ソ ウ ル 上 海 サ ンパウロ 北 京 イスタンブール ムンバイな どの 発 展 途 上 の 都 市 と 同 じ 交 通 渋 滞 の 問 題 を 抱 えていることが 明 らかになっている 一 方 で ブエノスアイレス クアラルンプール そ して 特 に 印 象 深 いのはヨハネスブルクのよう な 発 展 途 上 の 都 市 が 都 市 部 の 交 通 渋 滞 を 統 制 緩 和 する 能 力 に お いて ア ブダ ビ スト ック ホ ルム シドニー シ ン ガ ポ ール マドリ ード ベ ル リンと 並 んで ラン キング の 上 位 3 分 の1に 入 って い る( 発 達 した 公 共 交 通 システ ムに 支 えられているケースもあるが) 都 市 開 発 の 先 進 的 な 段 階 において 最 も 特 筆 に 値 するのは いくつかの 新 興 都 市 が さまざまな 変 数 において 上 位 3 分 の1に 入 っており 短 期 間 ( 一 世 代 か 二 世 代 )で 大 変 な 躍 進 を 遂 げたことを 証 明 していることで ある 実 際 全 ての 変 数 において あるいは 8つの 変 数 のうちの7つにおいてこの 表 の 上 位 3 分 の1に 入 った 都 市 はない パリ ニュー ヨーク ストックホルム が 8 つ の 変 数 のうち 6つで 上 位 3 分 の1に 入 っていることに 意 外 性 は な い が シ カゴ 香 港 ソ ウル が 8 つ の 変 数 の うち 5 つ で 上 位 3 分 の1 に 入 り ベ ル リン ロンドン ロサンゼルス マドリード ミラノ 東 京 トロント サンフランシスコなどを 凌 い でいるのはやや 意 外 である し かし 都 市 の 進 化 の 最 終 段 階 で あ る 生 活 の 質 においては 成 熟 都 市 がその 強 さを 発 揮 しており 個 人 としての 経 済 的 繁 栄 だけでなく 社 会 的 な 豊 かさと 文 化 的 な 成 長 を 求 める 若 い 都 市 生 活 者 を 着 実 に 引 きつ けていることが 確 認 できる このカテゴリー では サンフランシスコとトロント シドニー が 同 点 1 位 で 7つの 変 数 のうち6つで 上 位 3 分 の1に 入 って い る ベ ルリン は 7 つ の 変 数 のうち5つで 上 位 3 分 の1に 入 っており 4 位 である パリ ニューヨーク シカゴ 東 京 は 7 つ の 変 数 の うち 4 つ で ストック ホ ルム ロ サン ゼ ルス ロンド ン は 7 つ の 変 数 のうち 3 つ で 上 位 3 分 の1に 入 っている Cities of Opportunity: Building the future 27

30 主 要 27 都 市 のインフラの 現 状 の 比 較 豊 か な 都 市 の 方 が イン フ ラ は 優 れ て い る の だ ろうか 通 常 は そうだ が 生 存 基 本 住 居 の 入 手 可 能 性 多 様 性 費 用 質 の 評 価 交 通 渋 滞 と 公 共 交 通 システムの 効 率 性 の 評 価 人 口 1000 人 当 た りの 正 規 認 可 タク シーの 台 数 小 学 校 の1クラスの 平 均 人 数 サンフランシスコ パリ アブダビ ストックホルム ニューヨーク ミラノ シドニー シカゴ ロサンゼルス トロント ロンドン シンガポール 東 京 マドリード ベルリン 香 港 ブエノスアイレス メキシコシティ ソウル 医 療 システム( 寿 命 に 対 する 医 療 の 寄 与 )の 評 価 * 都 市 の 住 居 ストックの 維 持 シンガポールがいくつかの 世 界 的 な 首 都 より 上 にランキングされている シンガポールは 土 地 が 極 端 に 制 約 されて いるが 多 様 で 良 質 な 住 居 の 提 供 では 東 京 ロンドン パリに 勝 っている 交 通 渋 滞 対 策 ロサンゼルスは 道 路 で 立 ち 往 生 ロサンゼルスは 先 進 都 市 で 唯 一 交 通 渋 滞 がイスタンブール サンパウロ 上 海 ム ン バ イ メキ シ コ シ テ ィと 同 じくら い 深 刻 で ある 1クラスの 規 模 異 なるニーズには 異 なる 戦 略 いくつかの 発 展 途 上 の 都 市 アブダビ ブエノスアイレス サンパウロ イスタンブー ル は 1クラスの 人 数 がロンドン ニュー ヨーク シドニーと 同 じくらい 少 ない 健 康 の 維 持 東 京 シンガポール ストックホルム がリード この 重 要 な 変 数 では 上 位 3 分 の1に 欧 州 の 都 市 とトロントが 入 り 米 国 の 都 市 は 後 れを 取 っている 上 海 モスクワ サンパウロ クアラルンプール 北 京 ヨハネスブルク イスタンブール ムンバイ 都 市 中 上 位 3 分 の1 27 都 市 中 中 位 3 分 の1 27 都 市 中 下 位 3 分 の1 各 都 市 は 豊 かさ(1 人 当 たりの G D P)が 大 きい 順 に 表 示 されており 最 高 が 2 7 最 低 が1 * 国 レベルのデータ 個 々のデータ 変 数 の 定 義 については ( 本 調 査 定 義 出 典 について)を 参 照 出 典 :Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 Oxford Economics 28 PwC

31 主 要 27 都 市 のインフラの 現 状 の 比 較 豊 か な 都 市 の 方 が イン フ ラ は 優 れ て い る の だ ろうか 通 常 は そうだ が 先 進 開 発 地 / 開 発 可 能 地 100 平 方 キロ 当 たりの 大 量 輸 送 機 関 の 普 及 公 共 交 通 システムの 質 の 評 価 空 港 での 乗 降 数 ( 絶 対 数 ) 空 港 から 中 心 業 務 地 区 (CBD) へのアクセスの 評 価 デジタル 経 済 の 評 価 * ブロードバンド の 品 質 学 校 の インターネット 接 続 の 評 価 * 大 学 の 研 究 実 績 の 評 価 サンフランシスコ パリ アブダビ ストックホルム ニューヨーク ミラノ シドニー シカゴ ロサンゼルス トロント ロンドン シンガポール 東 京 マドリード ベルリン 香 港 ブエノスアイレス メキシコシティ ソウル 上 海 モスクワ サンパウロ クアラルンプール 北 京 ヨハネスブルク イスタンブール ムンバイ 都 市 中 上 位 3 分 の1 27 都 市 中 中 位 3 分 の1 27 都 市 中 下 位 3 分 の1 各 都 市 は 豊 かさ(1 人 当 たりの G D P)が 大 きい 順 に 表 示 されており 最 高 が 2 7 最 低 が1 * 国 レベルのデータ 個 々のデータ 変 数 の 定 義 については ( 本 調 査 定 義 出 典 について)を 参 照 出 典 :Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 Oxford Economics Cities of Opportunity: Building the future 29

32 主 要 27 都 市 のインフラの 現 状 の 比 較 豊 か な 都 市 の 方 が イン フ ラ は 優 れ て い る の だ ろうか 通 常 は そうだ が 生 活 の 質 生 活 の 質 の 評 価 文 化 的 な 活 気 の 評 価 公 共 の 娯 楽 施 設 公 園 の 面 積 が 都 市 の 全 面 積 に 占 める 比 率 (%) 人 口 10 万 人 当 たりの 公 共 図 書 館 の 数 大 気 汚 染 度 リサイクル される 都 市 の 固 形 廃 棄 物 の 割 合 (%) 終 末 期 医 療 (ターミナル ケ ア )* サンフランシスコ パリ アブダビ ストックホルム ニューヨーク ミラノ シドニー シカゴ ロサンゼルス トロント ロンドン シンガポール 東 京 マドリード ベルリン 香 港 ブエノスアイレス メキシコシティ ソウル 上 海 モスクワ サンパウロ クアラルンプール 北 京 ヨハネスブルク イスタンブール ムンバイ 極 めて 印 象 深 いソウルと 香 港 新 興 都 市 が 躍 進 ソウルと 香 港 は 新 興 都 市 がブロ ードバンド 研 究 リサイクルなどの 領 域 で 質 の 高 いインフラを 構 築 し て 成 熟 都 市 を 凌 駕 できることを 証 明 している しかし 多 くの 新 興 都 市 には ま だすべきことがたくさんがある 的 を 絞 った 投 資 が 極 めて 重 要 ほとんどの 新 興 都 市 の 先 進 的 な インフラの 現 状 は 最 適 からはほど 遠 く もっと 的 を 絞 った 投 資 が 必 要 である 成 熟 都 市 が 生 活 の 質 を 定 義 づ けする 小 都 市 の 方 が 大 都 市 より 評 価 が 高 い 成 熟 都 市 は 若 い 都 市 生 活 者 にと って 極 めて 魅 力 的 である 若 者 は 成 熟 都 市 を 個 人 としての 経 済 的 繁 栄 社 会 的 な 豊 かさ 文 化 的 な 成 長 のオアシスとみなす サンフラ ン シ ス コ ト ロ ント シド ニ ー が 最 も 高 い 評 価 を 受 けている 香 港 は 生 活 の 質 で7 位 ベルリンと 東 京 に 次 いで 高 い 順 位 この 変 数 で 香 港 がロサンゼルス ミラノ サンフランシスコ ロンドン ニューヨークよりも 高 い 評 価 を 受 けていることが 香 港 のように 人 口 密 度 の 高 い 新 興 都 市 であって も 若 く 流 動 性 が 高 い 都 市 生 活 者 を 巡 ってグローバルな 大 都 市 と 競 争 できることを 証 明 している 27 都 市 中 上 位 3 分 の1 27 都 市 中 中 位 3 分 の1 27 都 市 中 下 位 3 分 の1 各 都 市 は 豊 かさ(1 人 当 たりの G D P)が 大 きい 順 に 表 示 されており 最 高 が 2 7 最 低 が1 * 国 レベルのデータ 個 々のデータ 変 数 の 定 義 については ( 本 調 査 定 義 出 典 について)を 参 照 出 典 :Cities of Opportunity 世 界 の 都 市 力 比 較 Oxford Economics 30 PwC

の と す る (1) 防 犯 カ メ ラ を 購 入 し 設 置 ( 新 設 又 は 増 設 に 限 る ) す る こ と (2) 設 置 す る 防 犯 カ メ ラ は 新 設 又 は 既 設 の 録 画 機 と 接 続 す る こ と た だ し 録 画 機 能 付 防 犯 カ メ ラ は

の と す る (1) 防 犯 カ メ ラ を 購 入 し 設 置 ( 新 設 又 は 増 設 に 限 る ) す る こ と (2) 設 置 す る 防 犯 カ メ ラ は 新 設 又 は 既 設 の 録 画 機 と 接 続 す る こ と た だ し 録 画 機 能 付 防 犯 カ メ ラ は 小 牧 市 地 域 防 犯 カ メ ラ 等 設 置 補 助 金 交 付 要 綱 平 成 2 8 年 3 月 2 2 日 2 7 小 市 安 第 7 5 7 号 ( 通 則 ) 第 1 条 小 牧 市 地 域 防 犯 カ メ ラ 等 設 置 補 助 金 ( 以 下 補 助 金 と い う )の 交 付 に つ い て は 市 費 補 助 金 等 の 予 算 執 行 に 関 す る 規 則 ( 昭 和

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