(3) 食中毒 ( 感染症 ) の症状 セレウス菌食中毒は その臨床症状から嘔吐型と下痢型の二つに分けられます それぞれ の特徴は 表のとおりです 1), 2) 嘔吐型食中毒 下痢型食中毒 発症菌量 10 5 ~10 8 /g 10 5 ~10 8 /g 毒素産生場所 食品 小腸 潜伏期間 0.5~
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- なごみ さんきち
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1 セレウス菌食中毒 (Bacillus cereus foodborne poisoning) ファクトシート 作成日 : 平成 23 年 11 月 24 日 1 セレウス菌食中毒とは セレウス菌食中毒は セレウス菌 (Bacillus cereus) に汚染された食品を摂食することによって起こる食中毒で その症状から1 嘔吐型と2 下痢型の2つに大別されます 嘔吐型食中毒は セレウス菌に汚染された食品中で産生された嘔吐を引き起こす毒素 ( 嘔吐毒 : セレウリド ) の摂取によって起こり 下痢型食中毒は食品とともに摂取した本菌がヒトの小腸で増殖し 産生される下痢を引き起こす毒素によって起こります 1), 2) (1) 原因微生物の概要 セレウス菌は 芽胞 1 を形成する通性嫌気性の桿菌 2 で 土壌 空気及び河川水等の自然環境をはじめ 農産物 水産物及び畜産物などの食料 飼料等に広く分布しています 1), 2) 本菌は 10~50 の温度域で増殖 ( 増殖至適温度 28~35 ) しますが 7 以下の低温で増殖する菌株も存在します 2) 芽胞は通常の加熱条件下で生残し 高い耐熱性(90 で 60 分の加熱に抵抗性 ) があります 3) また 本菌は嘔吐毒及び下痢を引き起こす毒素を産生し これらが食中毒の発症に関与します 1), 2) 我が国では嘔吐型食中毒が多く見られます 嘔吐毒が産生される至適温度は 25~ 30 であり 126 で 90 分の加熱処理でも失活しません 2) (2) 原因 ( 媒介 ) 食品 我が国におけるセレウス菌食中毒の原因食品は 穀類及びその加工品 ( 焼飯類 米飯類 麺類等 ) が最も多く 次いで複合調理食品 ( 弁当類等 調理パン ) です その他には 魚介類 肉類 卵類 野菜類及びその加工品 乳及び乳製品 菓子類が原因食品となった事例もあります 1) これらの原因食品のうち 我が国で発生の多い嘔吐型の食中毒ではチャーハン ピラフなどの焼飯類による事例が最も多く 次いで焼きそばやスパゲッティなどの麺類を原因食品とするものが多くなっています 2) 欧米で発生が多い下痢型の食中毒ではバニラソース スープ類 プディング ソーセージ 肉類 野菜など多種の食品が原因となっています 2) 1 セレウス菌などの特定の菌が作る細胞構造の一種 生育環境が増殖に適さなくなると菌体内に形成する 加熱や乾燥などの過酷な条件に対して強い抵抗性を持ち 発育に適した環境になると 栄養細胞となり再び増殖する 2 エネルギー獲得のため 酸素が存在する場合には好気的呼吸によって ATP を生成するが 酸素がない場合においても発酵によりエネルギーを得られるように代謝を切り替えることのできる細菌のうち 棒状の形をしている細菌 1
2 (3) 食中毒 ( 感染症 ) の症状 セレウス菌食中毒は その臨床症状から嘔吐型と下痢型の二つに分けられます それぞれ の特徴は 表のとおりです 1), 2) 嘔吐型食中毒 下痢型食中毒 発症菌量 10 5 ~10 8 /g 10 5 ~10 8 /g 毒素産生場所 食品 小腸 潜伏期間 0.5~6 時間 8~16 時間 発症期間 6~24 時間 12~24 時間 主症状 おしん悪心 嘔吐 腹痛 水様下痢 原因食品米飯類 麺類等肉類 野菜類 乳製品等 参照 1,2 より抜粋作成 本菌食中毒患者は一般的に経過が良好であり ほとんど一両日中に回復します 1) 通常は 治療は 下痢や嘔吐に対する水分や栄養補給などの対症療法程度で 特別な治療は行われ ません 4) ただし まれに急性肝不全などで死亡する事例もあります 2) (4) 予防方法 一般食品で通常見られる程度の菌数 (10~10 3 /g 程度 ) では発症しませんが セレウス菌は耐熱性の芽胞を形成するため 加熱調理された食品でも室温で放置すれば この菌の発芽増殖を招きます 1) したがって 本菌食中毒の予防には 1 大量調理せずに必要最少量の食品を調理し 調理後はすぐに喫食すること 2 調理後に食品を保存する場合は 速やかに55 以上 ( 事業者で使用されている温蔵庫 保温庫で保存する場合 ) あるいは 8 以下で保存し 保存期間は可能な限り短くすることなど 2) が大切です 2 リスクに関する科学的知見 (1) 疫学 ( 食中毒 ( 感染症 ) の発生頻度 要因等 ) 2
3 我が国では 1960 年に小学校の学童 354 名が脱脂粉乳によって下痢 腹痛等を主徴とした食中毒事例が初めて報告され その後本菌食中毒事例が報告されるようになりました 1) 本菌食中毒は海外でもしばしば発生する食中毒の一つで 1955 年にノルウェーの病院と老人ホームで起こった ( 患者総数 600 名 ) 食中毒で バニラソ-スが原因食品となった事例が最初に報告された下痢型食中毒です その後 1971 年に イギリスの中華料理店で米飯または焼飯を原因食品とする嘔吐型食中毒の発生が報告されています 我が国の本食中毒のほとんどは嘔吐型ですが 欧米では下痢型の発生頻度が高くなっています 2) また 我が国での月別発生状況は他の細菌性食中毒と同様に 約 90 % が 6 月 ~10 月の間に発生しています 原因施設は全発生事例のうち飲食店が約 60% と最も多く 次いで家庭 事業所 仕出し屋の順になっています (2001~2009 年 ) 5) (2) 我が国における食品の汚染実態 過去の調査によると種々の食品からのセレウス菌の検出率は 表のとおりでした しかし 食 品一般における本菌の汚染菌量は概して低く 10~10 3 cfu 3 /g の範囲にあることが知られてい ます 3) 食品群 野菜 果実及び調理加工品豆腐 果実 ナッツ 野菜乳及び乳製品牛乳 低温殺菌乳 クリーム 検出率 (%) 菌数 (cfu/ml g) 51~56 10~ ~98 10~10 3 調味料及びスパイス 10~53 10~10 5 穀類及び調理加工品生米 めん類複合調理品米飯 おにぎり いなり寿司 焼き飯 サラダ 調理パン魚介類及び調理加工品さしみ 練り製品 フライ コロッケ等 食肉及び調理加工品生肉 ハム ソーセージ ギョウザ シューマイ 6~91 10~10 2 6~74 10~10 7 3~16 10~10 3 1~16 10~10 3 参照 3 より抜粋作成 3 細菌の数を表す単位で 集落形成単位 (Colony Forming Unit) の略 3
4 3 我が国及び諸外国における最近の状況など (1) 我が国の状況 2005~2010 年の報告数は以下のとおりです 1 事例当たりの患者数は約 12 人で患者数全 体に占める割合は 0.4~1.2% と少ないのですが 2008 年には家庭で調理された食品が原因で 1 名が死亡した事例があります 5) 年 事例数 ( 件 ) 患者数 ( 人 ) (2) 諸外国の状況 1 米国では 全州から食品媒介疾病集団発生サーベイランスシステム (FBDSS) を通じて 収集されたセレウス菌食中毒の集団発生事例が米国疾病管理予防センター (CDC) で集 計されており その報告数は以下のとおりです 6) 年 事例数 ( 件 ) 患者数 ( 人 ) Foodborne Outbreak Online Database( から単一病原物質事例のみ集計 2 EU では 加盟国から報告されたセレウス菌食中毒の集団発生事例が欧州疾病予防管 理センター (ECDC) で集計されており その報告数は以下のとおりです 7) 年 事例数 ( 件 ) 患者数 ( 人 ) 96 1, ,132 1,132 *2004~2007 年は非加盟国からの報告も含む EU 加盟国数 :25 か国 (2004~2006 年 ) 27 か国 (2007 年 ~) 4
5 4 参考文献 1) 上田成子 : セレウス菌 食中毒予防必携第 2 版 p ( 社 ) 日本食品衛生協会 (2007) 2) 河合高生 浅尾務 :2 Bacillus cereus 食品由来感染症と食品微生物 p 中央法規出版 (2009) 3) 上田成子, 品川邦汎 : セレウス菌 HACCP: 衛生管理の作成と実践改定 ( 熊谷進編集代表 ) pp 中央法規 (2003). 4) 国立感染症研究所感染症情報センター. 感染症の話. セレウス菌感染症 5) 厚生労働省 : 食中毒統計 6) 米国疾病予防管理センター (CDC:Centers for Disease Control and Prevention) : OutbreakNet Foodborne Outbreak Online Database 7) 欧州食品安全機関 (EFSA :European Food Safety Authority):The community summary report. 注 1) 上記参考文献の URL は 平成 23 年 (2011 年 )9 月 15 日時点で確認したものです 情報 を掲載している各機関の都合により URL や内容が変更される場合がありますのでご注意 下さい 注 2) この食品媒介疾病に関する他の情報については 平成 21 年度食品安全確保総合調査 食品により媒介される感染症等に関する文献調査 報告書( 社団法人畜産技術協会作成 ) もご参照ください 5
スライド 1
資料 3 2018 年 1 月 22 日 ( 月 ) 芽胞形成菌 ( 芽胞菌 ) の基礎 坂上吉一 奈良県 HACCP 研究会理事長日本防菌防黴学会会長前近畿大学農学部 本日の内容 微生物の基礎 ( 芽胞形成菌を含めて ) 芽胞形成菌 : 形成メカニズム 構造 他 セレウス菌の特徴 ボツリヌス菌の特徴 ウェルシュ菌の特徴 微生物の生息域 微生物の生息域は 人間の生息圏内よりもはるかに広い 出典 :
Microsoft PowerPoint - 食中毒って何?
食中毒ってなあに? 農林水産省消費 安全局 消費 安全政策課 1 (c) 農林水産省 要約 食中毒の主な原因は微生物で その原因菌は 食材ごとに特徴的であることが多いです 生で食される食品は 無菌なわけではありません 特に 乳幼児や高齢者等抵抗力が弱い方は できるだけ火を通したものを食べましょう 加熱は 食中毒を予防する有効な手段ですが 食品を加熱したことに油断してはいけません 微生物による食中毒を予防する
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ツリヌス菌などがあります 食中毒では感染原因となる微生物の検出は重要であす ①感染型食中毒 サルモネラ カンピロバクターなど 細菌に汚染された食品を口にすることで 生きた菌自 らが食中毒を引き起こすもので 腸管にたどり着いた菌が腸管内でさらに増殖し 腸管組織に 侵入し 組織を壊し 炎症を起こします このため 腹痛や下痢などの症状を引き起こし ひ どい場合には血便が起こります ②感染 生体内毒素型食中毒
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2 栄養バランスに配慮した食生活にはどんないいことがあるの? 栄養バランスに配慮した食生活を送ることは 私たちの健康とどのように関係しているのでしょうか 日本人を対象とした研究から分かったことをご紹介します 主食 主菜 副菜を組み合わせた食事は 栄養バランスのとれた食生活と関係しています 病気のリスク低下に関係している食事パターンがあります バランスのよい食事は長寿と関係しています 主食 主菜 副菜のそろった食事ってどんな食事?
緑膿菌 Pseudomonas aeruginosa グラム陰性桿菌 ブドウ糖非発酵 緑色色素産生 水まわりなど生活環境中に広く常在 腸内に常在する人も30%くらい ペニシリンやセファゾリンなどの第一世代セフェム 薬に自然耐性 テトラサイクリン系やマクロライド系抗生物質など の抗菌薬にも耐性を示す傾
2 緑膿菌 Pseudomonas aeruginosa グラム陰性桿菌 ブドウ糖非発酵 緑色色素産生 水まわりなど生活環境中に広く常在 腸内に常在する人も30%くらい ペニシリンやセファゾリンなどの第一世代セフェム 薬に自然耐性 テトラサイクリン系やマクロライド系抗生物質など の抗菌薬にも耐性を示す傾向が強い 多剤耐性緑膿菌は5類感染症定点把握疾患 赤痢菌属 グラム陰性通性嫌気性桿菌 腸内細菌科
平成 30 年東京都食中毒発生状況 ( 速報値 ) 平成 30 年 8 月 31 日現在 8 月末までの都内の食中毒の発生状況が 東京都から公表されました 昨年と比較すると 件数では 30% 増 患者数では 46% 減となっています 最近 10 年間の平均と比較すると 患者数はほぼ同じですが発生件数
平成 30 年東京都食中毒発生状況 ( 速報値 ) 平成 30 年 8 月 31 日現在 8 月末までの都内の食中毒の発生状況が 東京都から公表されました 昨年と比較すると 件数では 30% 増 では 46% 減となっています 最近 10 年間の平均と比較すると はほぼ同じですが発生件数では 34% 増で 今年は発生件数の増加が顕著になっています 特に増えているのがアニサキスによる食中毒で 110
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微生物食中毒の 現状と予防 秋田栄養短期大学栄養学科松本比佐志 食中毒とは? 有害な微生物や, 有毒な化学物質 ( 自然毒など ) を含む飲食物をヒトが口から摂取した後, 比較的急性に起こる嘔吐や下痢や発熱などの疾病 ( 中毒 ) の総称である. 嘔吐 下痢 腹痛 悪寒 発熱 神経麻痺 食中毒の分類 有害な微生物 ウイルス正二十面体構造ノロウイルス, サポウイルス, ロタウイルス, A 型 /E 型肝炎ウイルスなど.
滋賀県のHACCP推進の取組み
社会福祉施設等における 食事提供に係る許可 届出 および食中毒対策について 滋賀県健康医療福祉部 生活衛生課食の安全推進室 講習会の内容 1 食事提供に係る許可 届出制度について 2 食中毒対策について 食品事故を起こしてしまうと 社会的責任 ( 業界への影響 ) 行政上の責任 ( 営業許可の取り消しや営業停止 業務停止 ) 民事上の責任 ( 被害者に対する損害賠償 ) 刑事上の責任 ( 罰金や懲役
生活衛生営業 HACCP ガイダンス ( 食肉販売業用 ) 導入手引書 本ガイダンスでは まず メニュー調査表 と 調理工程表 によりそれぞれの施設の 危害要因分析 を行い 次にこの手引書の 衛生管理点検表 を HACCP の考え方を取り入れた 衛生管理計画 とし それを用いて モニタリング 記録の
生活衛生営業 HACCP ガイダンス ( 食肉販売業用 ) 導入手引書 本ガイダンスでは まず メニュー調査表 と 調理工程表 によりそれぞれの施設の 危害要因分析 を行い 次にこの手引書の 衛生管理点検表 を HACCP の考え方を取り入れた 衛生管理計画 とし それを用いて モニタリング 記録の作成 保管 を兼ねた管理ツールとして衛生管理に取り組めるようにしています なお 衛生管理点検表 は それぞれの施設の実態に合うかどうか確認し
HACCPの概要と一般的衛生管理
HACCPシステムの概要 & 基盤整備としての一般的衛生管理 ~ 特に食中毒微生物の管理を目的として ~ 小久保彌太郎 < 公益社団法人日本食品衛生協会 > 安全な食品をつくるには 1. 食中毒の発生状況などから現状を知り 問題となる原因 ( 危害要因 ) を食品から取り除く 2. 食品から危害要因を取り除く最良の手法は HACCP システムの適用と認識されている 3. HACCP システムを適用する前にやっておかなければならないことがある
HACCPの概要と一般的衛生管理
一般的衛生管理プログラムは なぜ HACCP システムの 基盤なのか 小久保彌太郎 < 公益社団法人日本食品衛生協会 > 安全な食品とは 食中毒などの健康を損なう原因となる可能性のある物質または状態がない食品 危害要因 ( ハザード :hazard) 生物的要因 : 有害微生物 寄生虫 化学的要因 : 自然毒 ( 魚介毒 茸毒 ) カビ毒 ヒスタミン 食物アレルゲン 過量の添加物 残留農薬 動物用医薬品
Microsoft Word - <原文>.doc
隔離予防策のための CDC ガイドライン医療現場における感染性微生物の伝播の予防 2007 年 2007 Guideline for Isolation Precautions: Preventing Transmission of Infectious Agents in Healthcare Settings 監訳県西部浜松医療センター矢野邦夫 < 原文 > http://www.cdc.gov/ncidod/dhqp/pdf/guidelines/isolation2007.pdf
食品群別栄養素等摂取量 - 食品群 栄養素別 摂取量 - 総数 歳 E B 1 B 2 C 飽和一価不飽和 n-6 系 n-3 系脂肪酸脂肪酸脂肪酸脂肪酸 mg g 総量 水溶性 不溶性 μgre 1 μg mg 2 μg mg mg mgne 3 mg μg μg mg mg mg g
食品群別栄養素等摂取量 - 食品群 栄養素別 摂取量 - 総数 20-29 歳 E B 1 B 2 C 飽和一価不飽和 n-6 系 n-3 系脂肪酸脂肪酸脂肪酸脂肪酸 mg g 総量 水溶性 不溶性 μgre 1 μg mg 2 μg mg mg mgne 3 mg μg μg mg mg mg g 4 mg mg mg mg mg mg mg 総量 1~99 1814.0 1874 66.9 62.7
Microsoft Word - 届出基準
第 4 三類感染症 1 コレラ (1) 定義コレラ毒素 (CT) 産生性コレラ菌 (Vibrio cholerae O1) 又は V. cholerae O139 による急性感染性腸炎である (2) 臨床的特徴潜伏期間は数時間から 5 日 通常 1 日前後である 近年のエルトールコレラは軽症の水様性下痢や軟で経過することが多いが まれに 米のとぎ汁 様の臭のない水様を 1 日数リットルから数十リットルも排泄し
はじめに
LAMP 法を用いたウェルシュ菌エンテロトキシン遺伝子検出の検討 佐藤秀美 Development of detection of Clostridium perfringens enterotoxin gene using the LAMP assey Hidemi Sato はじめにウェルシュ菌による食中毒は, 大量に調理された食品を原因とすることが多く, しばしば大規模になるため, 原因物質の迅速な検出と判断が求められている.
HACCP 自主点検リスト ( 一般食品 ) 別添 1-2 手順番号 1 HACCP チームの編成 項目 評価 ( ) HACCP チームは編成できましたか ( 従業員が少数の場合 チームは必ずしも複数名である必要はありません また 外部の人材を活用することもできます ) HACCP チームには製品
HACCP 自主点検票 ( 一般食品 ) 別添 1-1 施設名 所在地 対象製品等 手順番号 ( 原則番号 ) 項目 説明 評価 1 HACCP チームの編成 2 製品説明書の作成 3 意図する用途等の確認 4 製造工程一覧図の作成 5 製造工程一覧図の現場確認 6( 原則 1) 危害要因の分析 (HA) 7( 原則 2) 重要管理点 (CCP) の決定 8( 原則 3) 管理基準 (CL) の設定
はじめに 食中毒とは 食中毒を起こす微生物が付着して増殖した飲食物や 有毒又は有毒な化学物質 ( 自然毒 ) が含まれている飲食物を摂取することによって起こる健康障害です 東京都では 毎年 100 件程度発生する食中毒ですが 食中毒の大部分を占めるのは微生物による食中毒です このたび 食品衛生に関わ
はじめに 食中毒とは 食中毒を起こす微生物が付着して増殖した飲食物や 有毒又は有毒な化学物質 ( 自然毒 ) が含まれている飲食物を摂取することによって起こる健康障害です 東京都では 毎年 100 件程度発生する食中毒ですが 食中毒の大部分を占めるのは微生物による食中毒です このたび 食品衛生に関わる 知って得する情報 として微生物による食中毒を特集してみました CONTENTS 1 2 3 4 食中毒の発生状況食中毒の分類食中毒はなぜ起こるか食中毒を起こす微生物
2015 年 11 月 5 日 乳酸菌発酵果汁飲料の継続摂取がアトピー性皮膚炎症状を改善 株式会社ヤクルト本社 ( 社長根岸孝成 ) では アトピー性皮膚炎患者を対象に 乳酸菌 ラクトバチルスプランタルム YIT 0132 ( 以下 乳酸菌 LP0132) を含む発酵果汁飲料 ( 以下 乳酸菌発酵果
2015 年 11 月 5 日 乳酸菌発酵果汁飲料の継続摂取がアトピー性皮膚炎症状を改善 株式会社ヤクルト本社 ( 社長根岸孝成 ) では アトピー性皮膚炎患者を対象に 乳酸菌 ラクトバチルスプランタルム YIT 0132 ( 以下 乳酸菌 LP0132) を含む発酵果汁飲料 ( 以下 乳酸菌発酵果汁飲料 ) の飲用試験を実施した結果 アトピー性皮膚炎症状を改善する効果が確認されました なお 本研究成果は
卸-11-2.indd
Q ①国家備蓄に関し およそこの10年 緊急にワク No.1450 コレラワクチンの販売中止について 2009年10月 チンを接種したケースがない ②現在のコレラの治療方針について 基本的には 経口または点滴で水分と電解質を補い 並行し て抗生物質による抗菌治療を実施するとされて コレラワクチンは コレラ菌による急性感染性 おり 以上の併用治療により 大体死亡率は 腸炎であるコレラの予防に用いるもので
4. 加熱食肉製品 ( 乾燥食肉製品 非加熱食肉製品及び特定加熱食肉製品以外の食肉製品をいう 以下同じ ) のうち 容器包装に入れた後加熱殺菌したものは 次の規格に適合するものでなければならない a 大腸菌群陰性でなければならない b クロストリジウム属菌が 検体 1gにつき 1,000 以下でなけ
食肉製品 1 食肉製品の成分規格 (1) 一般規格 食肉製品は その 1kg につき 0.070g を超える量の亜硝酸根を含有するものであって はならない (2) 個別規格 1. 乾燥食肉製品 ( 乾燥させた食肉製品であって 乾燥食肉製品として販売するものを いう 以下同じ ) は 次の規格に適合するものでなければならない a E.coli( 大腸菌群のうち 44.5 で 24 時間培養したときに
図 12 HACCP の導入状況 ( 販売金額規模別 ) < 食品販売金額規模別 > 5,000 万円未満 ,000 万円 ~1 億円未満 億円 ~3 億円未満
平成 29 年 6 月 30 日食料産業局食品製造課 平成 28 年度食品製造業における HACCP の導入状況実態調査 HACCP を導入済みの企業は 29 導入途中の企業は 9 HACCP( ハサップ : Hazard Analysis and Critical Control Point) とは原料受入れから最終製品までの各工程ごとに 微生物による汚染 金属の混入等の危害を予測 ( 危害要因分析
蚊を介した感染経路以外にも 性交渉によって男性から女性 男性から男性に感染したと思われる症例も報告されていますが 症例の大半は蚊の刺咬による感染例であり 性交渉による感染例は全体のうちの一部であると考えられています しかし 回復から 2 ヵ月経過した患者の精液からもジカウイルスが検出されたという報告
2016 年 8 月 3 日放送 ジカウイルス感染症 国立国際医療研究センター国際感染症センター忽那賢志ジカ熱とはジカ熱とは フラビウイルス科フラビウイルス属のジカウイルスによって起こる蚊媒介感染症です ジカウイルス感染症 ジカ熱 ジカウイルス病など さまざまな呼び方があります ジカ熱を媒介する蚊は 主にネッタイシマカとヒトスジシマカです ジカ熱は近年 急速に流行地域を拡大しており 2013 年のフランス領ポリネシア
スライド 1
DNA を用いた微生物 分析の現場での活用 平成 18 年 10 月 5 日 B 会場 15:30~15:50 三井農林 ( 株 ) 食品総合研究所微生物分析サービス 衛生管理手法の変化 従来の方法 公定法に基づく微生物検査 一般性菌数 大腸菌群の判定など 実際は HACCP や cgmp の導入 大規模 大量生産 流通の多様化 迅速化 安全性追求意識の高まり より正確正確で迅速迅速かつ簡便簡便な微生物検査方法が必要
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細菌の代謝と増殖 感染症学 微生物学概論 A. 微生物学の基本 d. 細菌の代謝 e. 細菌の増殖 6 細菌の主要な代謝経路を産物を列挙する 7 呼吸と発酵の違いを説明する 8 細菌の増殖曲線を説明する B. 感染症学 a. 微生物と宿主の関係 b. 宿主の防御因子 1 微生物と宿主の関係を列挙する 2 共生 偏共生 寄生の違いを説明する 3 感染と発症の違いを説明する 4 微生物の感染に対する宿主の防御因子を説明する
HACCP-tohu-150602
introduction GUIDE BOOK Ministry of Health, Labour and Welfare 2 3 4 5 6 8 9 4 10 12 13 14 15 16 17 4 18 製造環境整備は5S活動で実践 6. 食品等の取扱い 原材料の取扱いや食品の取扱いを丁寧に行うことで 二次汚染や菌の増殖 異物混入を起こさない ように管理します 1 原材料の受け入れ 原材料の受け入れ時や保管時に注意しなければならないことを確認しましょう
別紙 1 新型インフルエンザ (1) 定義新型インフルエンザウイルスの感染による感染症である (2) 臨床的特徴咳 鼻汁又は咽頭痛等の気道の炎症に伴う症状に加えて 高熱 (38 以上 ) 熱感 全身倦怠感などがみられる また 消化器症状 ( 下痢 嘔吐 ) を伴うこともある なお 国際的連携のもとに
別紙 1 新型インフルエンザ (1) 定義新型インフルエンザウイルスの感染による感染症である (2) 臨床的特徴咳 鼻汁又は咽頭痛等の気道の炎症に伴う症状に加えて 高熱 (38 以上 ) 熱感 全身倦怠感などがみられる また 消化器症状 ( 下痢 嘔吐 ) を伴うこともある なお 国際的連携のもとに最新の知見を集約し 変更される可能性がある (3) 届出基準ア患者 ( 確定例 ) 患者 ( 確定例
衛生管理マニュアル 記載例
8(1) 従事者の健康管理 従事者の健康管理について 東京太郎 が責任者となり以 下の内容を履行する 従事者を原因とした食品の病原微生物汚染防止 健康管理の実施方法 健康管理の 対象者 頻度 内容 項目 吐き気 おう吐 腹痛 下 日常の 調理従事者 ( 全員 ) 作業開始前 痢 発熱 手指の化膿創の 健康チェック 有無 ( 要記録 ) 検 便 調理従事者 ( 全員 ) 年 1 回 サルモネラ 腸管出血性大腸菌
食肉製品の高度化基準 一般社団法人日本食肉加工協会 平成 10 年 10 月 7 日作成 平成 26 年 6 月 19 日最終変更 1 製造過程の管理の高度化の目標事業者は 食肉製品の製造過程にコーデックスガイドラインに示された7 原則 12 手順に沿ったHACCPを適用して製造過程の管理の高度化を
食肉製品の高度化基準 一般社団法人日本食肉加工協会 平成 10 年 10 月 7 日作成 平成 26 年 6 月 19 日最終変更 1 製造過程の管理の高度化の目標事業者は 食肉製品の製造過程にコーデックスガイドラインに示された7 原則 12 手順に沿ったHACCPを適用して製造過程の管理の高度化を図ることとし このための体制及び施設 ( 建物 機械 装置をいう 以下同じ ) の整備を行うこととする
表 1 野菜から単離し同定した細菌とその由来 野菜菌属菌種由来 きゅうり ( 市販 ) Acinetobactor calcoaceticus 環境 きゅうり ( 市販 ) Acinetobactor oleivorans 環境 にがうり ( 農家 ) Acidovorax oryzae 環境 にが
調査 報告学術調査 要約 野菜の保存技術研究 ~ オゾンを利用した野菜の保存条件検討 ~ 静岡県立大学食品栄養科学部環境生命科学科助教内藤博敬 収穫後の野菜を長期間鮮度維持ができたならば 安定供給や食料廃棄問題の一助となり得る 鮮度の低下の一因は 野菜に付着した微生物による腐敗であり HACCP 義務化が叫ばれる中 食の安全の面からも薬剤を使わずに野菜表面の洗浄消毒を可能とすることが急務である そこで
スライド 1
感染と CRP 感染と CRP メニュー 1.Sepsis 1 診断的 価値 Intensive Care Med 2002 2 重症度 3 治療効果 予後判定 判定 Crit Care 2011 Infection 2008 2.ICU Patients 3.VAP Crit Care 2006 Chest 2003 Crit Care Med 2002 Heart & Lung 2011
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一般的衛生管理プログラム コース確認テスト Q1 次のうち正しいものはどれか 1. 毛髪は 1 日に 20~30 本抜けると言われている 2. 家族がノロウイルスに感染していても 本人に症状が出ていなければ職場への報告は不要である 3. 直接食品に触れる作業を担当しているが 指に傷があったので 自分の判断で絆創膏を貼って手袋を着用して作業に入った 4. 健康チェックは 工場で働く従業員だけでなく お客様や取引先にも協力してもらう
目 次 1. はじめに 1 2. 組成および性状 2 3. 効能 効果 2 4. 特徴 2 5. 使用方法 2 6. 即時効果 持続効果および累積効果 3 7. 抗菌スペクトル 5 サラヤ株式会社スクラビイン S4% 液製品情報 2/ PDF
サラヤ株式会社スクラビイン S4% 液製品情報 1/8 52-0198-01-4PDF 目 次 1. はじめに 1 2. 組成および性状 2 3. 効能 効果 2 4. 特徴 2 5. 使用方法 2 6. 即時効果 持続効果および累積効果 3 7. 抗菌スペクトル 5 サラヤ株式会社スクラビイン S4% 液製品情報 2/8 52-0198-01-4PDF 1. はじめに 医療関連感染の原因となる微生物の多くは
下痢 消化管粘膜が損傷をうけるために起こります 好中球 白血球 減少による感 染が原因の場合もあります セルフケアのポイント 症状を和らげる 下痢になると 体の水分と電解質 ミネラル が失われるので ミネラルバ ランスのとれたスポーツドリンクなどで十分補うようにしましょう 冷えすぎた飲み物は 下痢を悪化させることがあるので控えましょう おなかが冷えないよう腹部の保温を心がけましょう 下痢のひどいときは
最近の食中毒の話題
平成 24 年度感染症リスクマネジメント作戦講座 最近の食中毒の話題 平成 24 年 9 月 20 日 12:30-14:00 食中毒事件数の年次推移 (2 人以上の事件数 ) ノロウイルス カンピロバクター サルモネラ属菌 防衛医学研究センター感染症疫学対策研究官 教授加來浩器 (KAKU KOKI) 2012 年 7 月 13 日 食中毒とは 飲食に起因する衛生上の危害発生 ( 第 1 条 )
貝毒のリスク管理の見直し
貝毒のリスク管理の見直し 平成 27 年 6 月 農林水産省消費 安全局畜水産安全管理課 1 目次 Ⅰ 貝毒とは Ⅱ 貝毒をめぐる国際的な動き Ⅲ 下痢性貝毒の規制見直し Ⅳ 生産段階における貝毒のリスク管理 2 Ⅰ 貝毒とは ホタテガイやカキなどの貝類が毒を持ったプランクトンを補食すると 体内 ( 特に中腸腺 ) に毒が蓄積する 毒が蓄積した貝類をヒトが食べると 中毒症状を引き起こすことがあり 原因毒及びその症状により麻痺性貝毒
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1 2 ECO 3 4 5 6 7 8 全てのゾーンには 新規納入からメンテナンスに至るまで お客様をサポートします 抗菌が要求されます 一般清潔区域 病院内全てのゾーンで生活環境を汚染する菌類からの汚染防止対策として 抗菌フィルター をお勧めします 高度清潔区域 清 潔 区 域 準清潔区域 ① 細菌類 ② 真菌類 酵母類 製 作 ご 提 案 銀 ゼ オライトの 抗 菌 抗 カ ビ の メ カ ニ
Clostridium difficile 毒素遺伝子検査を踏まえた検査アルゴリズム
Clostridium difficile 毒素遺伝子検査を踏まえた検査アルゴリズム 委員 一般社団法人日本臨床微生物学会理事長賀来満夫感染症領域新規検査検討委員会委員長三鴨廣繁副委員長栁原克紀石井良和 大楠清文 大塚喜人 大曲貴夫國島広之 鈴木広道 細川直登 柳沢英二 Ⅰ. 背景 Clostridium difficile 感染症 (CDI) は 腸管内において毒素産生 C. difficile
Microsoft Word - 【要旨】_かぜ症候群の原因ウイルス
かぜ症候群の原因ウイルス ~ サフォードウイルスもそのひとつ?~ 新潟県保健環境科学研究所ウイルス科主任研究員広川智香 1 はじめにかぜ症候群とは, 鼻やのど, 気管支や肺に急性の炎症をきたす疾患の総称で, その原因となる病原体は 80~90% がウイルスといわれています 主な原因ウイルスとしてはライノウイルス, コロナウイルス, パラインフルエンザウイルス,RS ウイルス, インフルエンザウイルスなどがあげられます
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厚生労働省による HACCP 導入の 普及推進の取組について Food Communication Project (FCP) 第 3 回国際標準に関する勉強会 厚生労働省食品安全部監視安全課 HACCP 企画推進室 1 1.HACCP を巡る国内外の状況 2 我が国における HACCP 導入状況 < 農林水産省 > 食品製造における HACCP の導入状況実態調査 調査年度全体 中小規模層 (1~50
