1. 安全のために必ず守ること誤った取扱いをしたときに生じる危険とその程度を次の表示で区分して説明しています警告作業を誤った場合に据付工事作業者または使用者が死亡や重症などに結びつく可能性があるもの作業を誤った場合に据付工事作業者または使用者が傷害または家屋家財などの損害に結びつく可能

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としみおいもり
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瓦アンカー目次 1. 安全のために必ず守ること P. 2 2. 構成図部品図 P. 4 3. 据付の前に P. 5 4. 墨出し P. 7 5. 瓦アンカーの据付 5-1. 標準固定 P. 8 5-2.

1 瓦アンカー目次 1. 安全のために必ず守ること P 構成図部品図 P 据付の前に P 墨出し P 瓦アンカーの据付 5-1. 標準固定 P バラ板への設置 P. 16 設置工事をされる方へお願い据付工事は高所 (2m 以上 ) 作業であり感電のおそれもありますので防護手袋を着用し労働安全衛生規則に従って施工してください PVM A 版

2 1. 安全のために必ず守ること誤った取扱いをしたときに生じる危険とその程度を次の表示で区分して説明しています警告作業を誤った場合に据付工事作業者または使用者が死亡や重症などに結びつく可能性があるもの作業を誤った場合に据付工事作業者または使用者が傷害または家屋家財などの損害に結びつく可能性があるもの図記号の意味は次のとおりです禁止分解禁止アース線接続指示に従い必ず行う感電太陽電池モジュールアレイについて警告太陽電池モジュールを分解しない ( 火災感電けがの原因となります ) 感電ショートに太陽電池モジュールには遮光シートを掛け接続箱への接続が終わるまでとらない配線途中の電線や端子の充電部を素手で触らない ( 感電のおそれがあります ) 太陽電池モジュールのガラス面に載らない物を載せないやむをえず太陽電池モジュールの上で作業をする必要がある場合は必ず太陽電池モジュールのフレーム上で作業を行う ( ガラス割れや製品不具合を起こすことがあります ) 雨や霧で屋根面が濡れている場合は取付け作業しない ( 落下すると死亡大けがの原因となります ) 太陽電池モジュール架台取付金具ネジ等は説明書に従い確実に取付ける ( 落下飛散の原因となります ) 配線工事途中の電線先端は必ず絶縁処理を行う ( 火災感電の原因となります ) 太陽電池モジュールのアース工事を行う ( C 種もしくは D 種接地工事 ) ( アースが不完全な場合感電のおそれがありります ) 工事部品は必ず付属品または当社指定品を使用しネジは所定のトルクで確実に締め付ける ( 落下感電雨漏りの原因となります ) 据付工事作業中は安全帯 ( 命綱 ) 腰袋防護手袋を着用する落下防止用の足場を作る ( 落下事故防止感電防止になります ) 太陽電池モジュールのバックシートに傷を付けない ( 火災感電の原因となります ) 太陽電池モジュールのバックシートに突起物などが容易に触れない場所に取付ける ( 誤って太陽電池モジュールのバックシートを傷つけると火災の原因となります ) 太陽電池モジュールに積もった雪が落ちてもけがや器物破損のないようにする ( 太陽電池モジュールを据付けた屋根面の雪は通常よりも一度に落雪しやすくなります ) 工事中に屋根材を破損した場合は専門の屋根業者に補修を依頼する ( 雨漏りの原因となります ) 建築基準法にて防火性が必要とされる建物屋根に設置する場合防火性の屋根上に太陽電池をを設置してください 2

3 施工に関するおよび確認事項新築屋根への取付け瓦葺き施工と同時作業になる可能性があります作業工程上作業が干渉することがありますので瓦葺き施工業者と十分な打ち合わせをおこない作業を進めてください瓦の種類や葺き方などにより施工方法が異なりおよび瓦アンカーを取り付ける時に作業が干渉する場合があります事前に瓦の種類瓦葺きの施工方法など必ず確認して作業を進めてください防災瓦全釘固定による施工方法など瓦アンカー取り付け位置を残して瓦を葺くことができない場合があります瓦葺き施工業者と事前に打ち合わせをして作業してください既築屋根への取付け築年数や地域により瓦の耐力が低下している場合があります瓦の上を歩くときは破損しないよう十分して作業を進めてください作業中に瓦を破損した場合は必ず新品と交換してください雨漏りの原因になるので絶対にコーキングなどを使用して破損部分の修理をおこなわないでください築年数によっては屋根自体の耐力が低下していることもあるので無理に作業をおこなわないでください落下墜落事故または建築物損壊につながります新築屋根既築屋根共通部材置場を十分確保し部材の破損損傷にしてくださいまた屋根上で部材を置く場合落下による破損損傷にもしてください屋根材と瓦アンカーが適合していないときは無理に取り付けないでください雨漏りの原因になります瓦アンカーを取り付ける屋根にがある事を必ず確認してくださいが無いまま瓦アンカーを取り付けると十分な強度が得られず架台や家屋の破壊損壊など事故につながる恐れがあります瓦アンカーの真上に載る瓦を加工する作業があります加工した破片 ( ガラ ) などを周辺に放置しないようにしてください法令および管轄の行政の指示に従って適切に廃棄物を処分してください部材の設置には必ず附属のビスボルトなどを指定数使用し緩み締め忘れのないように施工してください作業中に瓦を破損した場合は必ず新品と交換してくださいまた誤って屋根葺材を破損した場合は専門の屋根工事業者に補修を依頼し適切に処置をしてください作業中は製品部材および附属品など厳重に管理して紛失しないようにしてください作業上の安全に関するおよび確認事項地上高 2m 以上および落下墜落の危険のある場所で作業するときは労働安全衛生規則に従って作業をおこなってくださいまた各種関係法令に従って据付け取付け作業中は安全帯 ( 命綱 ) 作業保護具を必ず着用使用して作業をおこない落下墜落事故のないようにしてください屋根上で作業するときは地下足袋など靴の底が滑りにくいものを着用してください作業中に作業範囲内およびその近辺 ( 特に軒下周辺 ) に第三者が立ち入らないようにしてくださいまた工事資材以外のもの ( 自動車自転車植木など ) を置かないようにしてください破損汚損しやすいものがある場合は退避または養生してから作業してください機材工具など使用方法をきちんと守って作業してください作業するにあたり落下墜落の防止する為に作業足場などを設置し落下墜落のないようにしてください地上でできる作業は事前に地上で作業するようにしてください部材 ( 瓦アンカーなど ) を扱うときには軍手または皮手袋などを着用して手を保護して作業してください 3

4 M 1 2 ナット M 1 2 スプリングワッシャー M 1 2 ワッシャー 2. 瓦アンカー構成図受けワッシャーラック M 1 2 ナット瓦水よけシート瓦キャップビス金具ネジ瓦アンカー使用部材瓦アンカー M ボルト M ボルトビス 150mm 360mm 130mm 150mm 板厚 15mm 150mm 600mm 51mm バラ板用板厚 15mm 瓦キャップ瓦水よけシート受けワッシャー金具ネジコーキング材 Φ40mm オプション部材 50mm 変成シリコーン HM-NEW

5 3. 据付の前に 1 必要な機材工具類機材工具墨だしマーキング作業赤鉛筆水糸油性インキ墨つぼ ( チョークライン ) チョーク巻尺 (5m 以上 ) 瓦アンカー取り付け作業瓦穴加工工具推奨品 1 ダイモドリル ( シブヤハンド固定兼用ダイモドリル RH1531) コアドリル Φ32( シブヤ RH1532 用ライトハンドビット φ32) 推奨品 2 回転用ドリル ( 回転数 900~1500) ヤネカワラオー ( オプション購入可 ) タフブネ同等品和瓦用ハンマー組み立て作業用工具バールおよびあて木など ( バール使用時に屋根材などを破損から保護できるもの ) 荷揚げ用機材 ( 梯子型運搬機械など ) 釘抜き + ドライバー充電式インパクトドライバー電動ドライバー ( トルクの設定管理が可能なもの ) トルクレンチ六角ソケットビット ( 対辺 8mm) 六角ボックスレンチ ( 対辺 19mm) ビット (+)(H 形 2 番 ) スパナ ( 対辺 19mm) 木工用ドリル φ1.5~2.0 ニッパーコーキングガンコーキング用へら集塵機作業保護具軍手または皮手袋など保護帽 ( 使用区分 : 飛来落下物用墜落時保護用を推奨 ) 安全帯保護メガネ地下足袋または底裏に滑り止めが付いた靴現場調達部材コーキング材 ( セキスイプライマー ( 変成シリコン専用 ) その他必要に応じて準備してください変成シリコーン HM-NEW) ( オプション購入可 ) 屋根材の加工前に必ず予備瓦を準備してくださいコーキング材の手配数量について参考コーキング 1 本で瓦アンカー : 6 箇所分 ( 標準固定 ) のコーキング処理が出来ますが塗布状況で変わりますので目安にしてください 5

6 2 屋根の条件 ( 屋根材及び勾配 ) 屋根材 : 和瓦平板瓦 S 瓦セメント瓦勾配 :4 寸 ~10 寸まで (a) 設置不可範囲 3 範囲に対する設置基準 (a) 設置屋根面の周囲 250mm の範囲には設置できません (b) 設置高さ 1 が 10m 以下の建物に設置出来ます 1 設置高さは太陽電池アレイ面の平均地上高さです (b) 設置高さ (c) 露出など軒先に金具ネジ等の飛び出しが見えてしまう場合は外壁よりも内側に太陽電池モジュールを据え付けてください (d) けらば棟などの役物が大きい場合は太陽電池モジュールや施工部材と干渉しないように十分なスペースを設けて据え付けてください木ネジが軒裏に飛び出す木ネジは外壁内へ入って見えない木ネジは軒天に隠れる 4 積雪荷重に対する棟からの距離太陽電池モジュールと棟の距離が長いと雪が積もり太陽電池モジュールに寄りかかってきますのでなるべく棟側に寄せてください棟この際風圧荷重に対する設置基準を守ってください太陽電池モジュール雪雪止金具雪雪止め金具の事項落雪植木軒 1 雪止金具に堆積した雪が太陽電池モジュール上に掛かって太陽電池モジュールが破損しないように雪止金具と太陽電池モジュールとの距離を十分あけてください十分なスペースが取れない場合は軒側の太陽電池モジュールの設置段数を少なくし距離を確保してください 2 雪止金具の配置施工方法については雪止金具メーカーの車指示に従ってください 5 積雪荷重に対する軒からの距離太陽電池モジュールを設置した屋根の上の雪は通常の場合よりも一度に落雪しやすいので次の事項を守ってください (a) 発電電力量を落とさないため落雪前提の設置計画を検討する発電電力量確保のために雪止め金具を使用しないでできるだけ早く落雪させてしまう事を前提に設置計画を立てますこの際太陽電池モジュール設置面軒下の落雪する範囲に出入口駐車スペースバルコニー植木車等の落雪により破損のおそれのあるものなどがないことを確認してください (b) 雪止め金具による落雪事故防止上記 (a) の落雪を前提とした設置ができない場合は太陽電池モジュール面上の積雪が一度に落雪しない様に滑雪防止用の雪止金具を取付け事故を防止してください 6

7 4. 墨出し 1-1 マーキング作業 2 隙間 :6mm B B 2 C 寸法 1 軒先基準線屋根材の段差レイアウト図に基づきモジュールライン ( 縦横 ) を墨出します 1 軒先基準線を屋根材の段差より C 寸法の範囲で墨出しします 2 軒先基準線より棟方向に太陽電池モジュールB 寸法 +6mm( モジュル間の隙間 ) で墨出しします 3 横方向に太陽電池モジュールA 寸法 +3mm( モジュール間の隙間 ) で墨出しします 3 A 隙間 :3mm 3 A 墨出し金具位置を決める際ラックの片持ち長さと支持部材の配置に適合する事を確認してください B 寸法 C 寸法屋根材の段差 A 寸法 1 軒先基準線屋根材 C 寸法和瓦 / 平板瓦 / S 瓦 / セメント瓦 215~ 500mm 1-2 ラックの位置決めラックを屋根の上に仮置きしラックの長穴部分から見える屋根材を確認し支持部材を設置する位置を決めますモジュールを支えるラックが固定範囲に入っているかを確認しますこの際瓦の重なり部分雨水の流れる部分を避けてくださいラック 7

8 5. 瓦アンカーの据付 5-1. 標準固定 1-1 瓦アンカーを取付ける瓦にマーキングします ( 印矢印 ) この際瓦の重なり部分雨水の流れる部分を避けてくださいマーキングした瓦を外しますこの時瓦を元に戻せる様に 1) アルファベット / 2) No. を書いておきます瓦を外す作業は専門知識と技術が必要です瓦が外せないと判断した場合屋根工事業者に依頼するか専門家の立会いのもとで作業を行ってください瓦が割れ等の破損した場合は必ず新品と交換してください 2-1 地上作業 ( 組立て ) M12 ボルト瓦アンカーに M12 ボルトを組付けます組付ける M12 ボルトの長さは瓦の種類によって異なります 130mm 150mm 瓦アンカー : 長さ 130mm は和瓦平板瓦 S 瓦アンカー : 長さ 150mm は S 瓦瓦の高低差 :45mm まで瓦の高低差 :65mm まで瓦アンカー長さ :130mm 長さ :150mm 瓦桟木の厚みが15mmの場合 M12 ボルトは設置する瓦に合った長さを使してください誤った M12 ボルトの長さで設置した場合 M12 ボルトの長さが足りない等の設置不良の原因になる恐れがあります 2-2 瓦アンカー裏側 M12ボルトに組込んであるナットを外します瓦アンカーに M12ボルトを裏側より差込み外したナットを手締めで固定しますこの際 M12ボルトを瓦アンカーの裏側の六角形整形に合わせてくださいナットを手締めで固定した後マジック等で瓦アンカーとM12ボルトに印を付けます六角形整形 M12ボルト瓦アンカー印 M12ボルトは必ず瓦アンカーの六角形整形に合わせてください合っていない状態で固定した場合 M12ボルトが正しく固定出来ず設置不良の原因になる恐れがあります 8

9 増し締め M12 ボルト 20 瓦アンカーの裏側の六角形整形と M12ボルトが合っている事を確認した後前工程で手締めで固定したナットを20 増し締めします増し締め後は必ずM12ボルトが正しく納まっているか確認してください締め付けトルク25.0~30.0N m 印印瓦アンカー M12ボルトの増し締め ( トルク ) が不足していると M1 2ボルトが正しく固定されず設置不良の原因になる恐れがあります 3-1 瓦の加工瓦アンカーを取付ける位置は屋根瓦の種類形状によって異なります必ずそれぞれの瓦に応じた適切な位置に取付けてください和瓦最も適した設置位置重なっている部分屋根材の加工前に必ず予備瓦を準備してください瓦の段差瓦の段差 235mm 60mm 225mm 60mm 6 5 m m 6 5 m m 重なっている部分 m m m m ( 参考 ) 穴加工位置 ( 参考 ) 穴加工位置和瓦 53A 全長 :305mm/ 働き長 :235mm 全幅 :305mm/ 働き幅 :265mm 和瓦 53B 全長 :295mm/ 働き長 :225mm 全幅 :315mm/ 働き幅 :275mm ラックの通り瓦の最も高い部位 ( 山 ) よりも少し下がった ( 傾斜面 ) ところに瓦アンカーを設置してください瓦の重なり部分への瓦アンカーの設置は出来ません絶対加工しない様にしてください雨漏れの原因になります 9

10 平板瓦最も適した設置位置 40mm 52mm 305mm 瓦の段差重なっている部分重なっている部分 m m 6 0 m m m m 6 0 m m 40mm 305mm 100mm ( 参考 ) 穴加工位置ラックの通りラックの通り平板瓦 40 枚版フラットタイプ全長 :350mm/ 働き長 :280mm 全幅 :345mm/ 働き幅 :305mm 屋根材の加工前に必ず予備瓦を準備してください瓦の平面部位に瓦アンカーを設置してください瓦の重なり部分への瓦アンカーの設置は出来ません絶対加工しない様にしてください雨漏れの原因になります瓦の段差 S 瓦重なっている部分 6 0 m m 最も適した設置位置 m m 260mm 100mm 重なっている部分 ( 参考 ) 穴加工位置 S 瓦 49 枚 A 版全長 :310mm/ 働き長 :260mm 全幅 :310mm/ 働き幅 :260mm 屋根材の加工前に必ず予備瓦を準備してくださいラックの通り瓦の最も高い部位 ( 山 ) よりも少し下がった ( 傾斜面 ) ところに瓦アンカーを設置してください瓦の重なり部分への瓦アンカーの設置は出来ません絶対加工しない様にしてください雨漏れの原因になります 10

11 3-2 瓦の加工外した瓦墨出しした瓦に穴加工を施します瓦を穴加工する際に下記の準備をします 1 タフブネ ( 左官用 ) または同等品 2 安定用の木 (2 本 ) 4 水 3 木材 ( コンパネ ) 4 水タフブネに合板を敷き水を張ります ( 木材 ( コンパネ ) を敷く事で瓦を貫通したドリルがタフブネの底に当たるのを防ぎます ) 2 安定用の木水を張ったタフブネに外した瓦を入れます 3 木材 ( コンパネ ) 1 タフブネこの際瓦を安定用の木を2 本使用して動かないように安定させてください水は瓦全体が浸かる様にしてください Φ32 のコアドリル外した瓦 4 水水を張る事で加工の際に出る粉塵を軽減し周囲を汚しませんまた刃の加熱を抑え寿命が延びます 1 タフブネ 2 安定用の木 3 木材 ( コンパネ ) 瓦に穴加工する際に穴位置の中心にガイド用の小穴を設けセンターピンを使用すると穴加工が容易になります瓦に穴加工する際に瓦が割れ等の破損した場合は必ず新品の瓦と交換してください使用した水には瓦の破片や切粉が浮遊していますので沈殿させた後上澄み水のみを下水に流してください ( 沈殿の目安 :5 時間 ) 瓦の破片や沈殿物は法令および管轄の行政の指示に従って適切に廃棄処分してくださいプライマー推奨直径 90mm 加工した瓦に付着した汚れを取り除き加工した穴の周囲にプライマーを塗布し十分に乾かしてくださいゲージ瓦の穴位置を定位置にする方法としてゲージ ( 和瓦用平板瓦用 ) を用意すると加工が容易になります 11

12 ゲージの寸法参考例和瓦 53A B 平板瓦 S 瓦用のゲージの参考例です和 5 3 A B 平板瓦 S 4 9 A 瓦左上のは向きを表していますゲージの使い方全長 :350mm/ 働き長 :280mm 全幅 :345mm/ 働き幅 :305mm 1 瓦を入れます 2ゲージを当てます 3 穴加工します 1タフブネの瓦を入れ左上に寄せます 2ゲージの左上を瓦の左上に合わせ当てます 3 穴加工する位置と正しく重なっている事を必ず確認し穴加工します図のゲージは瓦の重なり寸法が和瓦 53A 版 B 版 :70mm 平板瓦 40 枚版 :70mm S 瓦 49 枚 A 版 :50mm としています重なり寸法が異なる場合超える寸法分穴位置が変わりますのでしてください 4-1 の固定バラ板にて据付ける場合は P.16 を参照してください 1 上段の瓦配置する際に瓦の先端を目安にの 1 上段の瓦の先端を目安に揃うように配置桟木上辺を合わせます 2 にが載るように配置ビス瓦を外した野地板にを配置します 3 流れ桟がある場合は流れ桟をカットしてください ( 下図 ) ルーフィングはカットしないでください配置する位置を確認した後が動かないように押え付属のビス 6 本 ( 左図 ) で締め付け固定しますその際ビス 2 本はに固定してください桟木 2 ビスを固定する位置を決める際には屋根材を復元した時にと屋根材が干渉しないことを確認してください桟木 3 流れ桟桟木カットカット流れ桟はニッパー等でカットして取り除きます 12

13 5-1 瓦アンカーの取付けマーキングマーキング瓦アンカーを固定する位置をマーキングします野地板へ穴位置のマーキングを施すために穴加工した瓦を戻します周辺の瓦まで戻す必要はありません加工した瓦加工した瓦でマーキングした点再び瓦を外しますには前工程でマーキングした点を中心に垂直水平に直線を引きます 5-3 前工程のマーキングしたラインと瓦アンカーのセンターラインを合わせ付属の金具ネジ 4 本で固定しますマーキングライン瓦アンカーマーキングラインセンターライン 5-4 コーキング瓦アンカー ( ベース ) を固定した後 1 の周囲 (3 辺 ) 2 ビスのビス頭 3 瓦アンカーの本体 (3 辺 ) 4 金具ネジのネジ頭をコーキングで防水処理しヘラ等でならしてくださいヘラ瓦アンカーの周囲をコーキングする際にの軒側は浸入した雨水が排水出来るようにコーキングしないでくださいコーキングした後必ずヘラ等でコーキングをならしてください隙間がある場合雨漏りの原因になる恐れがあります 13

14 5-5 養生テープ瓦アンカーを固定した後加工した瓦を元に戻します加工した瓦この際瓦に書いた 1) アルファベット 2) No. を頼りに元に戻していきます養生テープこの時外した瓦の裏面に養生テープで加工した穴を塞ぎ中心に切込みを入れます次工程のコーキングの下漏れ防止する為に必要です外した瓦の裏面養生テープは現場調達部材です 5-6 瓦アンカーコーキング防水処理する為に M12 ボルトと加工した瓦の隙間にコーキングします加工した瓦コーキングの範囲は瓦アンカーを中心に直径 50mm を目安にしてください直径 50mm 5-7 瓦キャップヘラコーキングした後瓦キャップをM12ボルトに差し込みますこの際コーキングが瓦キャップからはみ出してきますが加工した瓦に密着するように押え付けてくださいはみ出したコーキングはヘラ等でなじませてください 5-8 剥離紙瓦水よけシート瓦キャップを瓦に押さえ付けた後上から瓦水よけシートを貼り付けます貼り付ける際に瓦水よけシートの上端を上段の瓦の下に入るように貼り付けてください瓦水よけシートの端が浮き上げっていないか必ず確認してください上段の瓦上段の瓦剥離紙は確実に剥がしてください残っている場合防水性が損なわれ雨漏りの原因になる恐れがあります瓦水よけシート加工した瓦加工した瓦瓦水よけシート 14

15 5-9 レベル調整 M12 ナット瓦から出ている M12 ボルトに M12 ナットを取り付けますこの際ボルトは 35mm 出して下さい高さ :35mm 高さ :35mm M12 ナット受けワッシャーボルトを 35mm 出した後受けワッシャーを M12 ボルトに差し込みます縦方向に 3 箇所以上の瓦アンカーを設置する場合 1 最上段と最下段の瓦アンカーを固定します 2 固定したM12ボルトに水糸を張り中段のM 12ボルトの位置を直線に並ぶように調整します 3 直線に並ぶ事が確認した後固定します上段の瓦用金具中段の瓦用金具水糸水糸下段の瓦用金具 15

16 5-2. バラ板への設置固定方法の種類瓦アンカー方式には以下 2 種類があります 2. バラ板固定についてその設置手順を説明します 1. 標準固定固定方法 : 標準固定本施工方法は野地板と 1 本に固定する工法ですは 1 本に載るように配置しビスは必ずに2 本締め付け残りは野地板に固定しますのピッチが 455mm 以下である事を確認してください 2. バラ板固定固定方法 : バラ板固定本施工方法はバラ板と 2 本に固定する工法ですは 2 本に載るように配置しビスは必ずに各 3 本締め付けてくださいのピッチが 455mm 以下である事を確認してください施工条件施工にあたっては瓦アンカーの施工仕様を必ず守ってください瓦アンカーの設置の場合に限り施工可能です (D アンカーの場合は不可です ) 1 屋根裏よりを確認してくださいは木造幅 38mm 高 40mm 以上間隔 455mm 以下で配置されている事バラ板は 1 幅 :75mm 以上板厚 :9mm 以上の製木された板で表裏が平滑である事 2バラ板とバラ板の隙間が3mm 以下である事 2 下葺材はアスファルトルーフィング940(22kg) 以上である事下葺材が破れていない事コーキング材の手配数量について参考コーキング 1 本で瓦アンカー 5 箇所分のコーキング処理が出来ますが塗布状況で変わりますので目安にしてください 1 及び 2 を必ず確認してください確認出来ない場合は建築図面で確認してくださいアスファルトルーフィング940(22kg) 以上 9mm 以上表裏が平滑である事 75mm 以上バラ板とバラ板の隙間が 3mm 以下である事 16

17 部品バラ板の場合下記のラックセット品番を必ず注文してください 150 ( バラ板用 ) 板厚 15mm 兼用できませんバラ板に設置する場合は必ずバラ板用を注文してください板厚 15mm 17

18 施工マニュアルの P.12( 4-1) から 1-1 桟木の固定 1 上段の瓦瓦の先端を目安にの桟木上辺を合わせますビス瓦を外した野地板にを配置します配置する際に 1 上段の瓦の先端を目安に揃うように配置 2 2 本にが載るように配置 3 流れ桟がある場合は流れ桟をカットしてくださいルーフィングはカットしないでください配置する位置を確認した後が動かないように押え付属のビス6 本 ( 左図 ) で締め付け固定しますビスは必ずに各 3 本締め付けてくださいその際ビスの間隔は均等になるように締め付る事を推奨します 2 桟木 3 流れ桟カット流れ桟はニッパー等でカットして取り除きます納まり図ビス桟木野地板を固定する位置を決める際には屋根材を復元した時にと屋根材が干渉しないことを確認してくださいは 2 本に載るように配置しビスは必ずに各 3 本締め付けてくださいビスがバラ板の隙間に入っているビスの締め付ける位置にの端部がバラ板の隙間と重なっているの設置位置にバラ板とバラ板の隙間が3mm 以下である事を必ず確認してくださいビスが野地板の隙間に入らないようにしてくださいの端部が野地板の隙間と重ならないようにしてください 18

19 ビス野地板ビス 1 本のに2 枚のを固定する場合ビスは確実にに固定してくださいその際ビスを斜め打ち等はしないでください 1-2 瓦アンカーの取付けマーキングマーキング瓦アンカーを固定する位置をマーキングします野地板へ穴位置のマーキングを施すために穴加工した瓦を戻します周辺の瓦まで戻す必要はありません加工した瓦加工した瓦 1-3 金具ネジ瓦アンカー再び瓦を外しますには前工程でマーキングした点を中心に垂直水平に直線を引きますマーキングしたラインと瓦アンカーのセンターラインを合わせ付属の金具ネジ4 本で固定します 1-2 でマーキングした点マーキングしたライン瓦アンカーマーキングしたラインセンターライン 19

20 1-4 軒棟 2 ビスのビス頭 3 瓦アンカーの本体 (3 辺 ) 1 の周囲 (3 辺 ) 瓦アンカー ( ベース ) を固定した後 1 の周囲 (3 辺 ) 2 ビスのビス頭 3 瓦アンカーの本体 (3 辺 ) 4 金具ネジのネジ頭をコーキングで防水処理しヘラ等でならしてください軒 4 金具ネジのネジ頭棟 2 枚目のヘラ瓦アンカーの周囲をコーキングする際にの軒側は浸入した雨水が排水出来るようにコーキングしないでくださいコーキングした後必ずヘラ等でコーキングをならしてくださいと下葺材との隙間に隙間がある場合雨漏りの原因になる恐れがありますと下葺材の間に隙間がない事を必ず確認してくださいと下葺材の間に隙間がない事を必ず確認してください 22 枚目のの周囲 (3 辺 ) 1 枚目の 1 本のに2 枚のを固定する際は 11 枚目のの周囲 (3 辺 ) ビスのビス頭 22 枚目のの周囲 (3 辺 ) 32 枚目のビスのビス頭をコーキングで防水処理しヘラ等でならしてください 3 ビスのビス頭 11 枚目のの周囲 (3 辺 ) ビスのビス頭バラ板に固定する際下記にしてください金具ネジがバラ板の隙間に入らない事を必ず確認してください通常調整瓦アンカーをコーキングで防水処理する際に瓦アンカーを若干回転させた場合は下図の様に上部 2 辺をコーキングしてください 20

21 強化施工時における瓦アンカーの取付方法ケース 1 :1 枚のに 2 個の瓦アンカーを配置する場合 2 本にが載るように配置し固定します瓦アンカーはの内側に配置し固定してくださいその際が1 枚余りが出ます余ったは使用しませんケース 2 1 : 瓦アンカーがと重なる場合 1 に瓦アンカーが重なった場合は前工程のマーキングラインと瓦アンカーのセンターラインを合わせ金具ネジの穴位置をマーキングします金具ネジの穴位置をマーキングした箇所にφ1.5~ 2.0mmの木工用ドリルで下穴を開けます木工用ドリル 2 2 前工程のマーキングラインと瓦アンカーのセンターラインを合わせ付属の金具ネジ 4 本で固定します下穴金具ネジをに締付ける際には必ず下穴加工を施してください下穴加工せずに金具ネジを締付けると金具ネジがねじ切れる場合があります木工用ドリルはを貫通しないようにしてください 21

22 ケース 3 : の加工が必要になる場合瓦アンカー図の様に左右のが飛出てしまい瓦アンカーを設置する予定位置アに Bを締め付け固定出来ない場合は A B Cの飛出し部分をカットし固定します飛出し : の中心からの端までを言います B 飛出し瓦アンカー B A ア C 飛出し飛出しア A C 飛出し 1 B カット 1 A B C の飛出し部分をカットします ( をカット ) A ア C A B カットカットカットア C 2 ビス瓦アンカー金具ネジ 2 に載るようにして確実にをに固定 A します C B B A ア C 以降の据付工事は P.14( 5-5 ) へ進んでください 22

1. 安全のために必ず守ること誤った取扱いをしたときに生じる危険とその程度を次の表示で区分して説明しています警告作業を誤った場合に据付工事作業者または使用者が死亡や重症などに結びつく可能性があるもの作業を誤った場合に据付工事作業者または使用者が傷害または家屋家財などの損害に結びつく可能

1. 安全のために必ず守ること誤った取扱いをしたときに生じる危険とその程度を次の表示で区分して説明しています警告作業を誤った場合に据付工事作業者または使用者が死亡や重症などに結びつく可能性があるもの作業を誤った場合に据付工事作業者または使用者が傷害または家屋家財などの損害に結びつく可能マルチアンカー目次 1. 安全のために必ず守ること P. 2 2. 構成図部品図 P. 4 3. 据付の前に P. 5 4. 墨出し P. 7 5. マルチアンカーの据付 P. 8 設置工事をされる方へお願い据付工事は高所 (2m 以上 ) 作業であり感電のおそれもありますので防護手袋を着用し労働安全衛生規則に従って施工してください PVM-0002 2016-06B 版 1. 安全のために必ず守ること