2010 年海外主要金融先物市場の現状 - 新興市場の進展と金融危機再発防止のための規制 - 当協会調査部 1. 概況 ( 取引所取引と店頭取引 ) ⑴ 取引所取引 2.CME CBOT 及びその他の米国の取引所 3. 米国の先物業者の状況及びデリバティブ規制 4.NYSE Liffe 5.Eure

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1 会報 平成 23 年 3 月 NO 年海外主要金融先物市場の現状 1 新興市場の進展と金融危機再発防止のための規制 Financial Futuresニュース 22 統計資料 24 金融先物取引の出来高状況( 平成 22 年度第 3 四半期 ) 取引所金融先物取引の出来高状況 取引所金融先物取引の建玉状況 店頭金融先物取引の出来高状況 店頭金融先物取引の建玉状況 店頭金融先物取引の通貨別取引金額及び建玉残高 国内取引所及び店頭における金融先物取引の取引金額( 想定元本 ) の推移 外国為替証拠金取引に係る証拠金の残高 口座数の状況 外国為替証拠金取引の残高推移 外国為替証拠金取引の口座数 店頭外国為替証拠金取引の取引金額の分布状況 店頭金融先物取引の取引金額の推移( 暦年ベース )

2 2010 年海外主要金融先物市場の現状 - 新興市場の進展と金融危機再発防止のための規制 - 当協会調査部 1. 概況 ( 取引所取引と店頭取引 ) ⑴ 取引所取引 2.CME CBOT 及びその他の米国の取引所 3. 米国の先物業者の状況及びデリバティブ規制 4.NYSE Liffe 5.Eurex 6. アジア 太平洋地域の取引所 7. インド及びロシアの取引所の通貨先物等本稿は 取引所 業界団体 規制機関等の刊行物等を基に 当協会調査部がまとめたものです 1. 概況 ( 取引所取引と店頭取引 ) a.2010 年の出来高 2010 年の世界主要 55 先物取引所 1 の金融先物 オ プション取引の出来高は 証券先物 オプション取 引を含め 193 億 9 百万枚 ( 前年比 25.1% 増 ) 2 とな りました 1 金融 証券先物 オプションを取引する取引所のみ 持株会社下に複数の市場がある場合は市場ごとに計算 2 この他 農産物 エネルギー 金属等の商品の 10 年の出来高は 28 億 4 千万枚 ( 前年比 29.4% 増 ) ありました 昨 2010 年の世界の取引所における先物市場は 2008 年 9 月のリーマン ショック後の市場の後退から脱し 新興市場の急伸もあり 前年比 25.1% 増加しました 店頭取引は 国際決済銀行 (BIS) の残高調査によれば 依然低調です 規制面では 自己資本規制 レバレッジ規制 建玉規制 店頭取引から取引所取引 集中決済制度への移行義務化 規制機関の再編など 市場全体及び市場参加者の過剰なリスク負担を抑制し 金融危機を再び生じさせないための 安全第一 の規制が次々と提案され 実施に移されています インドやロシアを始めとする新興国が著しく伸びています 主要な先物取引所は 新興国のユーザーの取り込みを図り 新興国はノウハウの学習に積極的です 1

3 図 1 世界の金融先物 オプション出来高の推移 95 年までの計数には個別株先物 オプションは含みません 本稿において使用される取引所 清算機関の略称一覧 ASX :Australian Stock Exchange BM&F :Bolsa de Mercadorias&Futuros BMV :Bolsa Mexicana de Valores BOVESPA:Sao Paulo Stock Exchange CBOT :Chicago Board of Trade CME :Chicago Mercantile Exchange DBAG :Deutsche Börse AG DTCC :Depository Trust&Clearing Corporation ELX :Electronic Liquidity Exchange HKEx :Hong Kong Exchanges and Clearing HKFE :Hong Kong Futures Exchange ICE :Intercontinental Exchange ISE :International Securities Exchange KCBT :Kansas City Board of Trade KRX :Korean Exchange LME :London Metal Exchange LSE :London Stock Exchange MCX :Multi Commodity Exchange of India MCX-SX :MCX Stock Exchange Mexder :Mercado Mexicano de Derivados MGE :Minneapolis Grain Exchange MICEX MX NSEI NYMEX NYPC NZFOE OCC RTS SAFEX SEHK SFE SGX-DC SGX-DT SGX-ST TAIFEX TCC USFE :Moscow Interbank Currency Exchange :Montreal Exchange :National Stock Exchange of India :New York Mercantile Exchange :New York Portfolio Clearing :N e w Z e a l a n d F u t u r e s & O p t i o n s Exchange :Options Clearing Corporation :Russian Trading Systems Stock Exchange :South African Futures Exchange :Stock Exchange of Hong Kong :Sydney Futures Exchange :Singapore Exchange Derivatives Clearing :Singapore Exchange Derivatives Trading :Singapore Exchange Securities Trading :Taiwan Futures Exchange :The Clearing Corporation :US Futures Exchange 2

4 b. 商品種類別出来高原商品の種類別には 長短の金利が32 億 8 百万枚 ( 同 30.0% 増 ) 通貨が 24 億 1 百万枚 ( 同 142.0% 増 ) 株価指数が74 億 1 千万枚 ( 同 16.1% 増 )( うち35 億 2 千万枚が KRX の KOSPI200 オプションです ) 個別 株先物及び個別株オプションが 62 億 8 千万枚 ( 同 12.4% 増 ) の出来高となりました 図 2 商品種類別シェア 通貨先物 オプションについては インド MCX- SX8 億 8,460 万枚 ( 同 294.4% 増 ) インド NSEI7 億 2,562 万枚 ( 同 220.5% 増 ) ロシア RTS1 億 2,339 万枚 ( 同 404.2% 増 ) 金融取 1 億 993 万枚 ( 同 55.7% 増 ) 韓国 KRX6,505 万枚 ( 同 55.8% 増 ) などで大きく伸びま した CME も 2 億 3,255 千枚 ( 同 47.9% 増 ) と増加 しましたが CME のシェアは 6.5%(05 年は約 50% 10 年は約 29%) と低下しています 最近の新種の商品では 配当先物 1 が 06 年の SAFEX に加え 08 年に Eurex 09 年に NYSE Liffe 2 10 年には SGX と東京証券取引所でも上場され 合計 で 2,766 万枚 ( 同 39.1% 増 ) の出来高となっています 1 個別株先物又は株価指数先物の価格を構成する要素のうちの配当を予想して取引を行います 2 NYSE Liffe は Euronext グループの 5 デリバティブ市場 ( アムステルダム ブリュッセル リスボン ロンドン及びパリ ) の総称です 2010 年以降 それまでの Euronext.liffe Liffe に代えて使用しています c. 取引所 商品別出来高 取引所別には 表 1 のように KRX が第 1 位 次 に欧州の 2 取引所と米国の 4 取引所 第 4 位と第 8 位に インド NSEI と MCX-SX 10 位にブラジル BOVESPA の新興勢力 次いで 米国の ISE ロシアの RTS 及 びブラジル BM&F が続きます 1 億枚を超えている 取引所は 全部で 23(09 年は 年は 年は 22) となりました 各取引所全体の出来高には 農産物等の非金融 証券先物 オプションを含みます これらの金融 証券を取引する取引所のほか 中 国の上海 (10 年出来高 6 億 21,896 万枚 ) 鄭州 ( 同 4 億 9,590 万枚 ) 及び大連 ( 同 4 億 316 万枚 ) 米国の NYMEX( 同 5 億 48 万枚 ) などの商品のみを取引す る取引所があります 商品別には 表 2 のように 短期金利 2( 前年比 増減なし ) 通貨 2( 同 2 増 ) 中長期国債 1( 同 1) 及び株価指数 5( 同 1) が上位 10 を構成しています 3

5 主要取引所の主要商品の概要については 会報第 87 号 海外金融先物市場の主要金融先物 オプション商品の概要 をご参照ください 商品ごとに 1 枚当たりの取引金額が異なるので 取引金額ベースの順位は大きく異なります 例えば KOSPI200 オプション 1 枚の取引金額は約 1.8 万ドルで ユーロドル預金 (3 ヵ月 ) 先物の約 2.4% 日経 225 オプションの約 19% です また NSEI の米ドル ルピー通貨先物の 1 枚の取引金額は 1,000 ドルで CME の通貨先物の 1 枚の取引金額は 10 万ドル程度です 最近 ミニサイズの商品が増加傾向です 表 1 年間出来高の上位 10 取引所 表 2 年間出来高の上位 10 商品 個別株先物 個別株オプション及びETFを除きます ⑵ 店頭取引国際決済銀行 (BIS) がG10 諸国の主要銀行を対象として半年ごとに調査する世界のOTCデリバティブ取引残高 ( 想定元本ベース ) は 図 3のように 調査が開始された1998 年 6 月末から2008 年 6 月末の 683 兆ドルまで増加を続けた後 リーマン ショック時に598 兆ドルに減少し その後も2010 年 6 月末が 582 兆ドルと低迷を続けています 同じくBISが3 年ごとに実施している世界 53 ヵ国の中央銀行等が参加し 約 1,309の金融機関等を対象にした外国為替及びデリバティブ市場に関する調査によると 2010 年 4 月に実施した今回の調査では 通常の外国為替市場での1 日あたりの平均取引高は 3 兆 9,810 億ドル ( 前回 (2007 年調査 )3 兆 3,240 億ドル ) となり 前回比 現在の為替レートでは19.7% 増 4

6 為替変動調整後レートでは 18.1% 増となっていま す なお 当協会会員による同月の店頭外国為替証 拠金取引 ( 店頭 FX) の BIS 調査結果に対する割合は 全通貨ペアの取引全体では 2.4%( 同 0.4%) 同スポ ット取引では 6.6%( 同 2.4%) 米ドル 円の取引全 体では 8.2% 同スポット取引では 22%( 同 3.0%) と 図 3 店頭デリバティブ取引残高 (BIS) それぞれ高くなっています ⑶ 取引所及び清算機関のグローバルネットワークの構築とグループ化有力商品の相互上場 会員の相互アクセスは 1984 年のCMEとSGX-DTの相互決済協定や1993 年のCMEとMATIF( 現在のNYSE Liffeパリ市場 ) の相互アクセスなど盛んに行われましたが 2000 年代になって合併 買収が盛んになりました 特に2006 年から2008 年リーマン ショック前まで 買収ブームともいうような現象が生じ 様々な組合せの合併 買収の憶測が流れ 取引所の株価や会員権価格が高騰しました リーマン ショック後はこの合併 買収の動きが止まった一方で 再び相互アクセス 相互発注を可能とする提携が活発になりましたが 2011 年には再度 SGXによるASX 買収提案 (2010 年 10 月 ) ロンドン証券取引所によるカナダTMXの買収合意 (2011 年 2 月 ) ドイツ取引所と NYSE Euronextによる合併合意 (2011 年 2 月 ) など大型の合併の提案 実施 が行われています 以前の提携は 電子通信技術が発達し始めた時期で 同一の取引システムを使用することで相互アクセスが円滑に行うことができ 取引の活発化につながるということが主な動機であったと思われます すなわちテクノロジー主導であり 一方最近の提携は 提携先の市場ユーザーや得意分野への進出への玄関口として利用することなど営業戦略主導となってきています a. 取引所同士の合併 買収 グループ化取引所統合の結果 下記の5つの大きなグループが形成されました これらで 商品を含めた全世界の出来高の37.9% を占めます 1 ICE(ICE+IPE+NYBOT+WCE+TCC) 2 CME(CME+CBOT+NYMEX) 3 NASDAQ OMX{(NASDAQ+PHLX+BSE) +OMX( 北欧 10 ヵ国 )+Nord Pool} 4 Eurex{(DBAG+DTB)+SOFFEX}+ISE 5 NYSE Euronext{(NYSE+Archipelago+ Amex)+Euronext( フランス+オランダ+ベル 5

7 ギー +ポルトガルの各証券 先物取引所 +NYSE Liffe)+CBOT 貴金属部門 } b. 取引所間の提携最近の取引所間の提携には次のようなものがあります 年 KRXのKOSPI200 先物を 韓国の夜間にCMEのGLOBEXで取引する 年 EurexがKRXのKOSPI200オプションを上場し KRXが取引しない欧州及び米国の日中に取引を行い Eurexでの各取引日の取引終了時 変動証拠金は韓国ウォンで授受され ネットされた建玉残はKRXに移管される 関係会員に伝達された建玉情報は 店頭ブロック取引機能を使ってKRXのシステムに入力される 年 NYSE Liffeが東京証券取引所の TOPIX 先物を上場し 日本の夜間に取引を行い 建玉は自動的に東京証券取引所に移管する 4 CMEとBM&FBovespa(2008 年実施 ) CME とメキシコBMV MexDer(2011 年予定 ) 及び BM&FBovespaとチリのBolsa de Comercio de Santiago(BCS)(2010 年合意 ) の相互アクセス 相互発注を行う ⑷ 電子取引化の進展と注文急増に対する取引所の対応 a. 電子取引の能力増強先物取引所では 自動取引システムによる注文 ( 事前に決めた市場状況になると自動的に発注される いわゆるプログラム取引又はアルゴリズム取引 ) の増加と応答時間の速度上昇への取引参加者の要望に対応するため 各取引所とも電子取引システムの能力を高めています またロジックの混乱防止など安定性も確保しています 注文発信から結果報告受取りまでの速度については 数年前の数百ミリ秒から最近導入されるシステムでは数ミリ秒 ( あるいはそ れよりも速い数百マイクロ秒 ) になってきています ただし その実際の速度は ホストコンピュータからの距離や条件によって異なるため 取引所は 取引所から離れた地域でも安定性 スピードの向上及びユーザーにとってのコスト低減のためにハブを設けています b. 電子取引 清算システムのアウトソーシング電子取引が始まった1990 年代には 各取引所が自前の電子取引システムを開発していましたが 最近では 外部のシステムを購入する場合がほとんどです その中でNasdaq OMX(OMX) とKRXが積極的に販売活動を行っています 1 OMX OMXのシステムは 世界で50 ヵ国以上 70 以上の取引所 清算機関で採用されています 日本でも 2011 年 2 月に稼働を開始した大阪証券取引所の新デリバティブ売買システムはOMXのものです 東京工業品取引所でも2009 年 5 月から稼働しています 2 KRX 従来比較的小規模の取引所は OMXのシステムを選択していましたが 最近はKRXがそのシステムの売込みに力を入れています 韓国では 合併 (2004 年 ) 前の韓国証券取引所 (KSE) は独自システム 韓国先物取引所 (KOFEX) はOMXのシステムと 異なるシステムを使用していましたが 合併後 2007 年にKRXの独自システムに統合しました KRXは 2005 年以降 アジアを中心とした各国の新設取引所や新取引システム開発を支援し ラオス証券取引所の設立の支援及び 49% 出資を行い (2011 年 1 月取引開始 ) カンボジアとも証券取引所の開設を準備中です この他ベトナムの次世代取引システム開発を受注 (2009 年 ) マレーシア取引所に対しては 債券取引システム開発 ( 第一次 2008 年 3 月 第二次 2009 年 1 月 ) マーケット メーカー監視システムの開発 (2009 年 4 月 ) 及びイスラム商品取引システムの開発 (2009 年 8 月 ) など 6

8 があります 3 NSC LIFFE CONNECT NSC を採用する取引所は Euronext の各現物取 引所のほか CME MX BM&F CBOT KCBT MGE など LIFFE CONNECT を採用する取引所は NYSE Liffe 各取引所 金融取などのほか 東京証 券取引所 ( オプション ) が導入を決定しています 清算システムは OMX の SECUR のほか CME と NYMEX が開発し CME と NYMEX LCH. Clearnet SA などが採用する Clearing 21 がありま す NYSE Euronext グループは 現物 デリバティブの取引システムを新取引システム Universal Trading Platform(UTP) に移行しつつあります c. 清算機関の多角化 店頭デリバティブ取引の取 込み 従来は 取引所取引は清算機関が清算するので安 全性が高く 店頭取引は相対だから信用リスクがあ るとされてきましたが 店頭取引も清算機関が清算 するようになってきています それには 1BIS 規 制で 清算機関との取引だと自己資本の負担がかか らないこと 年の AIG 等破綻により顕在化 した決済リスクに対する規制上の要請 があります そこで多くの清算機関が店頭取引の清算業務に参入 しようとしています 例えば 日本の金融商品取引業者の自己資本規制では 取引の種類によって 1% から 15% の掛け目に取引相手が銀行だと 1.2% から 5% の掛け目の取引先リスク相当額となりますが 清算機関相手の取引は 取引先リスクから除かれています d. クレジット デリバティブ クレジット デリバティブは 1990 年代に店頭市 場において相対で取引され始め 2008 年まで取引が 急増しました そこで 上場商品の多角化を図る先 物取引所でも Eurex CME CBOT 及び CBOE が 2007 年に競って上場しましたが 店頭での大手取引 参加者からの協力が得られず どの取引所でも取引 高は伸びませんでした CDSの取引に伴う決済リスクの軽減が政治課題となり 各取引所 清算機関とも店頭で行われたCDS 取引の清算業務に進出しようとしています 米国では ICE Trustが09 年 3 月に CMEが09 年 12 月に CDS 清算を開始しました ICE Trustは 2011 年 1 月までに想定元本累計 8.9 兆ドル ICE Clear Europeは同じく4.4 兆ユーロの清算実績があります ICEグループのCDSの2010 年の清算実績は 10 兆ドル 収入は 取引システムを運用する Creditexが1 億 600 万ドル 清算業務が6,000 万ドルありました その他欧州では 08 年 12 月にNYSE LiffeとLCH. Clearnet Ltd. がCDS 取引をBclearで取り扱い始め LCH. Clearnet SAが2010 年 3 月にユーロ圏のCDSの清算を開始し 2011 年 1 月までに278 億ユーロの取扱いがありましたが その後低調です Eurex Clearingも09 年 7 月にCDS 取引の清算を開始し 同年中に9,500 万ユーロのCDSを清算しました ⑸ 市場参加者先物業者数は 米国においては この数年間 取引所取引を行う業者が減少しており これまで増加してきた店頭 FX 業者も自己資本規制等の規制強化により減少に転じました また 大手先物業者による国際的な統合及び投資銀行系先物業者による穀物 エネルギー 金属等の商品先物への参入が見られます なお 農産物 金属等の商品の出来高は 金融 証券の出来高が落ち込んだリーマン ショック時も増加を続け 2010 年は28 億 4 千万枚 ( 同 29.4% 増 ) と増加しました 従来現物株を中心に投資してきた個人投資家も mini 株価指数先物 個別株先物 個別株オプション 通貨先物などデリバティブ取引に積極的に参加しているようです 取引所は 個人投資家用にミニ商品や さらに小さなマイクロ商品を上場するとともに 7

9 世界各地からアクセスする新しいユーザー層の便を 図るため 各地域にハブを設けています ⑹ デリバティブ規制 世界の規制当局は 金融危機再発防止のための規 制を導入しています 店頭デリバティブ取引については 米国 EU 等 において 市場全体の決済リスク及び金融機関 証 券 先物業者及び投資家等の市場参加者のリスク負 担を抑制する規制が提案 実施されています a. バーゼル Ⅲ バーゼル銀行委員会は 銀行の自己資本規制につ いて 普通株等 Tier1 の最低必要規制率 (minimum common equity requirement) を現行の 2% から 4.5% に引き上げ さらに資本保全バッファー 2.5% の保 有を義務付けることで 合わせて 7% とします 2015 年 1 月 1 日までにかけて段階的に導入します さらに G20 金融安定理事会 (FSB) は 国際的 に活動する システム上重要な金融機関 (G-SIFIs systemically important financial institutions) には さらに自己資本の上乗せを求めることになりまし た 対象金融機関等は 2011 年中に決定する予定で す 業績の変動を吸収する機能 逆張り型の資本積立てで 加熱時に拡大させ ストレス時に取り崩します b. 金融規制改革法 ( 米国 ) 米国では 2010 年 7 月に金融規制改革法が制定さ れました 金融機関によるリスク負担の抑制や店頭 デリバティブに対する広範囲の規制が盛り込まれて います (3.(2)a. 参照 ) c.eu における店頭デリバティブ規制案 EU においても 一定の店頭デリバティブ商品の 集中清算機関での清算の義務化 取引参加者による 取引情報の取引情報蓄積機関 (repository) への報告の義務化などを含む欧州市場インフラ規制 (EMIR) が提案されています 2011 年末までに最終案を固め 2012 末までの実施を予定しています これらの規制は 各国で規制を定める指令 (directives) ではなく 直接市場参加者に強制する規制 (regulations) となります 2005 年に制定された金融商品市場指令 (MiFID) についても より一層の取引の透明性及び投資者保護を図るための見直しが行われています MiFIDⅡは 2011 年央に制定の予定です 規制機関として 欧州システミック リスク理事会 (ESRB) 欧州証券市場機構 (ESMA) 欧州銀行機構 (EBA) などが設置されます このうち2010 年 1 月に業務を開始したESMAは 各加盟国の監督機関の監督機関として 金融に関連するEU 規制の実施の確保 規制実施のための基準作り 規則集等の作成のほか 格付業者及び取引情報蓄積機関の監督 清算機関及びシステム上重要な EUの銀行の監督機関への参加 集中清算機関での清算を義務化する対象となる店頭デリバティブ商品の決定等を行います なお 取引所や投資業者の許可や監督は各 EU 加盟国の監督機関が引き続いて行います EUでは 金融取引税の導入を検討中です d. 英国 金融機関の監視機能を再度 BOEへ英国は 現在の金融サービス機構 (FSA) は廃止し 中央銀行内及びその下部に金融規制関係の機関を設置します (4.(4) 参照 ) e. 新興国 資本流入規制ブラジルや韓国が海外からの資本流入規制を行っています ブラジルは 海外からブラジルへの短期投資を抑制するため ブラジルレアル建ての債券買付に係る外国為替取引に対する金融取引税 (IOF) を10 月 4 8

10 日に2% から4% へ引き上げ 10 月 18 日にさらに6% に引き上げ 海外投資家が取引所で通貨デリバティブ取引を行う場合の証拠金への課税率も0.38% から 6% に引き上げました 韓国は 2010 年 7 月 通貨デリバティブ取引 (FX 先渡し FXスワップ クロスカレンシー金利スワップ NDFなど ) を規制することで資本の流出入及びウォンの取引を抑制する 具体的には 1 国内銀行及び外国銀行支店の通貨デリバティブの持ち高を前月の自己資本のそれぞれ50% 以下及び250% 以下とする 2 企業の外国通貨借入を海外での使用目的に限定する 3 国内銀行の外国通貨の流動性規制を強化する などの規制を実施しました 2.CME CBOT 及びその他の米国の取引所米国では 2010 年 9 月現在 17( 前年比 3 増 ) の取引所が商品先物取引委員会 (CFTC) に指定され SEC 管轄の4 取引所を含む20 取引所が実際に取引を行っており 15 取引所で金融 証券先物 オプションが取引されています 10 年の米国全体の穀物等の商品を含む出来高は71 億 2 千万枚 ( 前年比 12.7% 増 ) そのうち CME CBOT 及びNYMEXのCMEグループが米国全体の出来高の43.2% を占めています ⑴ CME CBOT CMEは 1898 年 農産物取引所として設立され 1972 年に国際金融市場 (IMM) を開設して世界初の通貨先物取引を開始しました 07 年にCBOT 08 年にNYMEXを買収しました CBOTは1848 年 穀物取引所として設立され 1977 年にT-Bond 先物を上場しました 99 年にEurex に追い抜かれるまで長年出来高世界一の先物取引所でした a.2010 年の出来高 CMEの2010 年の出来高は 16 億 5,641 万枚 ( 前年比 12.2% 増 ) と前年比増加しましたが これまでの最高の2008 年の18 億 9,340 万枚には届きませんでした 商品別には 通貨の先物 オプションが2 億 3,255 万枚 ( 同 47.9% 増 ) と大きく増加しました その他 ユーロドル金利先物 オプションなどの金利商品が 6 億 9,494 万枚 ( 同 16.0% 増 ) 株価指数の先物 オプションが7 億 345 万枚 ( 同 0.6%) 生牛 生豚などの農産物が2,499 万枚 ( 同 24.0% 増 ) でした このほか 02 年以降上場した複数種類の資産の指数の先物であるTRAKRS 99 年以降上場した米国や欧州の気温指数の先物 オプションが取引されています 2009 年 3 月に上場した取引単位が既存の通貨先物の約 1/10であるe-Micro 通貨先物 ( 米ドル 日本円は1 万ドル ) は 全 6 通貨ペア合計で150 万枚 ( 同 85.6% 増 ) の出来高がありました CBOTの2010 年の出来高は 農産物等を含め9 億 2,359 万枚 ( 前年比 35.6% 増 ) で こちらも2008 年の 9 億 6,077 万枚には届きませんでした 商品別では 2 年 ~ 30 年の米国債先物 オプションが6 億 5,454 万枚 ( 同 43.1% 増 ) で 全体の出来高の70.8% を占めます このほか 30 日フェド ファンド金利先物 オプション1,941 万枚 ( 同 33.3 % 増 ) Mini DowJones 工業株価指数先物 オプション3,414 万枚 ( 同 14.5%) などとなっています とうもろこし 大豆 小麦等の農産物 金属及びエネルギーの先物 オプションは合わせて2 億 471 万枚 ( 同 23.6%) で全体の出来高の22.1% を占めています グループ中のNYMEXは エネルギーが4 億 2,054 万枚 ( 同 11.8% 増 ) で84.0% を占めています b. 提携 新商品 1 ダウ ジョーンズ社との提携 CMEとダウ ジョーンズ社は ダウ ジョーンズ株価指数を所有する合弁会社を設立し CMEがその90% ダウ ジョーンズ社がその10% を持分と 9

11 することに合意しました また ダウ ジョーンズ社とは 米ドル指数であるDow Jones CME FX $INDEXを共同開発し その先物を2010 年 7 月に上場しました 米ドル指数は 豪ドル 英ポンド カナダドル ユーロ 日本円及びスイスフランの6 通貨から構成されます 2 メキシコ取引所 ブラジル取引所 CMEとメキシコBMVは ラテンアメリカ外から BMVのデリバティブ関連子会社であるMexDerの商品の発注を行う場合はCMEが メキシコ内から CMEの商品の発注を行う場合はBMVが排他的に取り扱う旨 合意しました CMEはBMV 株 1.9% を買い付けます また CMEとBM&FBovespa CME とBMV MexDer(2011 年予定 ) 及びBM& FBovespaとチリのBolsa de Comerucio de Santiago (BCS) の相互アクセス 相互発注を行う旨合意しました 3 E-micro 先物の商品性改良 E-micro 先物に日本円 カナダドル及びスイスフランを加え 最終決済方法をこれまでの差金決済から受渡決済に変更しました 4 OTR 米国債先物を上場 CBOTは 2010 年 10 月 直近に競争入札される2 年 5 年及び10 年 (OTR On-the-Run) の米国債の先物を上場しました 5 外国為替ボラティリティ指数先物を上場 CMEは 2011 年 2 月 CMEに上場される通貨先物のうち主要なものに基づく一連の実現ボラティリティ (FX VolContracts) の先物を上場しました c. 清算 CME 及びCBOTで行われた取引の清算はCMEの内部で行っています 証拠金はSPANにより計算します 顧客勘定の建玉についてはグロスで計算します ( ネットマージンとグロス マージンの違いは 会報第 84 号 9 頁参照 ) 2009 年 12 月 NYMEX 買収に伴い取得した電子シ ステム クリアポート により商品 株式及び外国為替の取引所外取引の清算を開始しました ロイターとの合弁で2006 年に開始した外国為替の取引所外取引は 2008 年 10 月に撤退しました 2009 年 12 月に店頭市場で取引されたCDSの清算を開始しました d. 電子取引化欧州の取引所の完全電子取引化は 極めて短期間で行われましたが CME CBOTにおいては 緩やかに移行しています CBOTも合わせたCMEグループでの全商品の立会場取引の割合は11.9%( 前年 13.4%) 電子取引の割合は86.3%( 同 85.2%) となっています ⑵ 米国のその他の先物取引所 ICE Futures US( 旧 NYBOT) は コーヒー 砂糖などの農産物が55% 株価指数が37% 通貨先物が7% を占めます 2010 年は 米ドル指数先物が636 万枚 ( 前年比 152.3% 増 ) と大きく増加し 取引所全体でも1 億 729 万枚 ( 同 15.3% 増 ) となりました 清算はICE Clear USが行います CBOEは 個別株オプションが51% 株価指数オプションが24% を占めます 06 年 2 月に上場した CBOEボラティリティ指数 (VIX) 先物が09 年には 6,245 万枚 ( 同 87.3% 増 ) になりました 清算はOCC が行います CBOEが2003 年のCBOE 先物取引所に続いて設立したC2 取引所は 2010 年 10 月に個別株オプション等の取引を開始し 同年の出来高は361 万枚ありました ISEは 電子取引所として設立され 00 年に取引を開始し 個別株オプションが63% を占めます 07 年 12 月 Eurexが買収しました 07 年 4 月 ユーロ 日本円等の通貨先物を上場し 10 年の出来高は26 万枚 ( 同 21.0%) でした 清算はOCCが行います NASDAQ OMX PHLXは 個別株オプションが 64% を占めます 07 年 1 月から 7 月にかけて米ドル決 10

12 済の各種通貨オプションを上場し その10 年の出来高は 58 万枚 ( 同 52.5 %) です 07 年 12 月に Nasdaq OMXがPHLXを買収しました 清算はOCC が行います CCFE( シカゴ気候先物取引所 ) は 03 年に設立され 10 年の出来高が44 万枚 ( 同 67.8%) ありました 清算はTCCが行います ELXは 主要投資銀行等により設立され 09 年 7 月に2 年 ~ 30 年物米国債先物の 10 年 6 月にはユーロドル金利先物の取引を開始しました 米国債先物のCBOTシェアは 2.0% です 清算はOCCが行います NYSE Liffe U. S. は CMEグループのNYMEX 買収に伴い CBOTの貴金属部門を譲り受けました ユーロドル先物 2 年 5 年 10 年及び30 年物米国債の先物を2011 年中頃までに上場する予定です 清算は 現在取引している貴金属や株価指数先物は OCCで 上場予定の金利先物は DTCCとの合弁で新たに設立 登録したNYPCが行う予定です 3. 米国の先物業者の状況及びデリバティブ規制 ⑴ 先物業者の状況 米国の登録先物業者数は 10 年 9 月現在 FCM142 RFED8 IB1,596 FB6,591 FT1,344 CTA2,560 CPO1,228 AP51,245 となっています 新たに設けられた RFED を除き 全業種で前年比減 少しています その推移を図 4 で見ますと 総合的 な先物業者である FCM は 83 年の 461 社をピークに 減少し続け 02 年に 179 社になった後 一般投資家 向け OTC 外国為替取引を営む業者数の増加や証券 先物を取り扱う証券業者の増加により増加に転じま したが 05 年以降は再び減少を続けています 10 年 は FCM 主に業者の外務員である AP 投資信託 の性格を持つ CPO FCM に注文をつなぐ IB 投資 顧問の性格を持つ CTA ともに減少しています FCM142 社 ( 前年比 24 社 うち 8 社は RFED に移行 ) のうち実際に取引を行っている FCM は 126 社 ( 同 6 社 ) うち新規参入 8 社 撤退 14 社です ⑶ 米国の清算機関 全米で14のデリバティブ清算機関がCFTCに登録されており そのうち 先物取引所の一組織である清算機関は6 機関 (CME CBOT MGE NYMEX North American Derivatives Natural Gas Exchange) 先物取引所の子会社である清算機関は 6 機関 (KCBT ICE Clear US TCC ICE Clear Europe Canter NYPC) 独立した法人である清算機関は3 機関 (OCC LCH.Clearnet Ltd IDC) あります 休眠中のものを除きます 11

13 図 4 米国の登録先物業者数の推移 FCM:futures commission merchant, IB:introducing broker, FB:floor broker, FT:floor trader, CTA:commodity trading advisor, CPO:commodity pool operator, AP:associated person ⑵ デリバティブ規制 a. 金融規制改革法米国においては 2010 年 7 月 金融危機再発防止に向け ドッド-フランク ウォールストリート改革及び消費者保護法 ( 金融規制改革法 ) が制定されました 同法には 金融機関による自己取引を規制し ( ヘッジファンドへの投資は自己資本の3% まで ヘッジ目的以外のデリバティブ取引の禁止等 ) 店頭デリバティブに対する広範囲の規制 ( スワップ業者が外国為替業者に対する登録制度の導入 自己資 本規制要件の強化 標準化されたデリバティブの取引所又はスワップ執行施設での取引及び集中清算機関での清算の義務化など ) 金融関係当局から構成される金融安定化監視評議会 (FSOC) を設置してシステミックリスク ( 連鎖破たん ) を防止する 消費者金融保護庁 (CFPA) を設置してサブプライム ローンなどの金融商品を監視する 運用資産 1 億ドル以上のヘッジファンドをSECに登録させ 開示義務を課すことのほか CFTCが外国為替を含む店頭でのスワップ取引及びフォワード取引の監視を担当すること (SECは証券関連デリバティブを担当) な 12

14 どが盛り込まれています 1 CFTC 外国取引所にノーアクション レター に代えて登録制度を導入 CFTC は 2010 年 11 月 金融規制改革法案に基づ き 米国内の顧客に対する外国取引所で取引される 先物 オプションの販売規制について 米国内の会 員 参加者がその電子取引端末にアクセスできるよ うにする全ての外国取引所は 従来のノーアクショ ン レター方式 1 に代えて CFTC に登録しなけれ ばならないこととする (Part 48) 旨意見を公募し ました 現在 20 あるノーアクション レターを受け ている外国取引所は その既得権は認められず 日以内に登録申請を行わなければなりません 1 当該外国取引所が商品取引所法 (CEA) 第 5 条に基づく契約市場 (DCM) としての指定を受けず 又は同法第 5a 条に基づくデリバティブ取引執行施設 (DTEF) としての登録を行わずに 米国の会員 参加者が当該外国取引所に直接アクセスを行うことができることを CFTC に確認することを要請し CFTC がその旨のノーアクション レターを発出する方式 2 但し これまで提出した書類を使用できる 新登録制度の基準や手続きについても 従来実際に行われてきたものについて今回明文化されるものはあるが 従来のノーアクション レター方式と大きくは異ならない 2 CFTC スワップ ディーラー等に登録制度を 導入 CFTC は 2010 年 11 月 金融規制改革法案に基づ き スワップ ディーラー (SD) 1 及び主要スワ ップ参加者 (MSP) 2 ( 合わせて スワップ会社 (swap entities)) について 登録制度を導入するとともに スワップ会社が全米先物協会 (NFA) の会員とな ること及び外務員が欠格事由に該当しないことの確 認を行うことを義務付ける規則について意見を公募 しました その内容は 1 登録制度及び包括的な規 則の制定 2 標準的なスワップ取引に対する清算機 関 取引所その他の取引システムでの清算 取引執 行の義務付け 3 記録の作成 保存及び報告制度 4CFTC による監督に関する規則制定です 1 SD の定義は 1 それ自身がスワップのディーラ ーとして振る舞う者 2 スワップのマーケットメーカー 3 自己勘定で通常の業務として取引相手と繰り返しスワップ取引を行う者 4 スワップのディーラー又はマーケットメーカーとして一般に知られる者となるような業務を行う者のいずれかに該当する者 但し 保険対象の預託機関が顧客に対する貸付に関連してスワップ取引を当該顧客と行う場合には SD とはみなされず SD の定義からの除外基準は 過去 12 ヵ月において スワップ取引想定元本金額が 1 億ドル以下 政府等とのスワップ取引想定元本金額が 2,500 万ドル以下 スワップの取引相手が 15 以下及びスワップ取引件数が 20 以下の全てを満たす場合 2 MSP の定義は 1 主要なスワップの種類 3 のいずれかにおいて 相当のポジション 4 を保有する ( ヘッジ目的 リスク軽減目的等を除く ) 者 2 そのスワップ残高が相当の取引相手リスクをもたらし 米国の金融システムの安定性に重大な影響がある者 3 自己資本と比較して高レバレッジとなっており 連邦の銀行監督機関が定める自己資本規制の対象となっておらず 主要なスワップの種類のいずれかにおいて 相当のポジションを有する者のうちいずれかに該当する者 3 主要なスワップの種類 とは 1 金利 外国為替レート等のレートを参照にするレート スワップ 2 クレジットスワップ 3 エクイティ スワップ 4 その他の商品スワップをいう 4 相当のポジション とは 第一テスト ( レート スワップ以外の主要なスワップの種類の現在の日次平均無担保リスク負担が 10 億ドル レート スワップは 30 億ドル ) 又は第二テスト ( レート スワップ以外の主要なスワップの種類の現在の日次平均無担保リスク負担及びそれに伴う将来のリスク負担が 20 億ドル レート スワップは 60 億ドル ) のどちらかに適合する場合のポジション 3 先物業者の自己資本要件の引上げ CFTC は 2009 年 12 月 先物業者である FCM 及 び IB に対する調整済自己資本 (ANC adjusted net capital= 流動資産 - 負債 - 調整額 ) 必要額 1 のうち の固定額部分をそれぞれ 25 万ドルから 100 万ドル及 び 3 万ドルから 4.5 万ドルに引き上げました 加えて 1FCM が店頭デリバティブ商品の顧客建玉及び非 顧客建玉をデリバティブ清算機関その他の清算機関 で清算する場合 ( 以下 そのような建玉を 店頭デ リバティブ清算建玉 といいます ) に それらの 店頭デリバティブ清算建玉をリスクに応じた額の計 算要素に加える 2FCM がそのグループ勘定 (proprietary account) で取引所で取引する場合の 先物 オプションの建玉を資本から控除すると同様 13

15 FCM の店頭デリバティブ清算建玉についても資本 から控除する 3 非顧客勘定の先物 オプション及 び店頭デリバティブ清算建玉について証拠金必要額 に対する自己資本必要額の比率を 4% から顧客勘定 と同じ 8% に引き上げることとしました 2 1 固定額 リスクに応じた額又は当該業者が会員となっている登録先物協会が定めるANC 必要額 (NFAも同時に改正し FCM100 万ドル IB4.5 万ドル ) のいずれか大きい額 2 NFAは 外国為替会員の自己資本要件の変動額部分について 外国為替会員が全ての顧客との取引のカバーについてSTPを採用している場合は 適用しないこととしました b. 店頭 FX に関する新規制 1 店頭 FX の証拠金率規制を 2% に CFTC は 2010 年 10 月から 一般顧客向け 1 店頭 外国為替取引について 業者 2 が顧客から受け入れ る証拠金額の想定元本に対する比率を NFA が定め る比率を下限とすることとしました 但し NFA が定める比率は 主要通貨ペア 3 は 2% 以上 それ 以外の通貨ペアは 5% 以上でなければならないこと としました 4 このほか オプションの売りは 同 じく想定元本の 2% 又は 5% オプションの買いは オプションプレミアムの全額 証拠金が不足する場 合は追加証拠金を徴求するか 顧客の建玉を手仕舞 いすることとしました 1 一般顧客とは 総資産 1,000 万ドル未満若しくはリスク管理のために取引を行う場合は 500 万ドル未満の個人で 先物業者若しくは証券業者でない者 又は金融機関若しくは投資会社を除く総資産 1,000 万ドル未満若しくは本業に関連して取引を行う場合は純資産 100 万ドル未満の会社 又は総資産 500 万ドル未満の商品プールをいう 2 FCM( 店頭 FX を行うが 主には取引所取引を行う ) 又は新たに設けられた一般顧客向け外国為替取引業者 (RFED, retail foreign exchange dealer)( 主に店頭 FX を行う ) は CFTC に登録しなければならない さらに今回 店頭 FX の仲介をする IB CTA CPO そしてその外務員にも登録が義務付けられた なお このほか 米国の金融機関 証券業者及び金融持株会社も店頭 FX を行うことができる FCM でもある NFA の外国為替会員 (forex dealer member) は 2011 年 2 月現在 17 社 ( このうち RFED が 12 社 主に店頭 FX 及び取引所取引 FX を取り扱う FCM が 5 社 ) 3 主要通貨ペアは 通貨ペアの両方が主要通貨であり 主要通貨は NFA が定め 1 年に 1 度以上見直す 現在 NFA では 英ポンド スイスフラン カナダドル 日本円 ユーロ 豪ドル NZ ドル スウェーデンクローナ ノルウェークローネ及びデンマーククローネとしている 4 下記 3 参照 2 CFTC 店頭 FX 業者による財務報告に新項目 を追加 CFTC は 2010 年 11 月 店頭 FX の相手方となる FCM 及び RFED が提出しなければならない財務報 告として 従来の財務諸表 最低自己資本規制値計 算書 損益計算書 株主変動報告書 劣後債務変動 報告書 取引所取引に係る顧客資金分別管理状況報 告書等に加え 1 一般顧客との外国為替取引からの 総収入額 2 一般顧客及び顧客以外の者 ( 自己勘定 を除く ) の口座での外国為替取引の売建玉と買建玉 をネットした想定元本の合計額 3 一般顧客向け外 国為替取引資産の合計額 4 一般顧客向け外国為替 取引に係る債務の合計額 5 一般顧客向け外国為替 取引に係る最少証拠金必要額を追加しました 3 NFA 外国為替会員に関する規則を改正 NFA は 商品取引所法の改正に伴い 2010 年 9 月 NFA 規則を改正し 1 外国為替会員 (FDM) がそ の規律に責任を有する勧誘員及び口座担当者の数に 応じた手数料を廃止する 2 各 FDM は 1 名以上の CCO(Chief Compliance Officer) を置き CCO は 毎年法令遵守管理状況の報告を NFA に行うこと 3 外国為替取引に関し一般顧客が預託する証拠金の 想定元本に対する比率を主要通貨 ( 英ポンド スイ スフラン カナダドル 日本円 ユーロ 豪ドル NZ ドル スウェーデンクローナ ノルウェークロ ーネ及びデンマーククローネ ) は 2% 以上 その他 の通貨は 5% 以上とする 4 一般顧客の証拠金預託 額が預託必要額を下回った場合は 追加証拠金の徴 求又は当該一般顧客の建玉を強制決済すること 5 NFA 非会員から外国為替の注文を受けることを禁 止することとしました 14

16 NFAは 2009 年 9 月 3,000 万ドル以上の自己資本を有する外国為替会員に認めていたレバレッジ規制 ( 主要通貨 100 倍 それ以外 25 倍 ) を免除する規定を廃止しました 4 NFA 外国為替会員の日次取引記録を分析 NFAは 2011 年 2 月 4 日から FDMに対し 1 日次の全注文取引記録 2 日次の成立した取引のリスト 3 日次のFDMによる全価格調整のリスト 5 システム障害や相場急変など非常事態があったときはその日次のリスト等の取引記録の報告を義務付けることとしました 報告対象日の11:59p.m. までの報告期限に遅滞した場合は 1 営業日あたり200ドルの過怠金を科します NFAは そのような報告内容について 1 顧客注文が取引システムに到着した時刻から取引が成立する時刻までに遅れがあるかどうか 2 顧客への提示価格が注文が到着した時刻における取引システムに反映された価格と異なる頻度 3 特定のFDMにおける注文成立価格が市場価格 (Bloomberg 等 ) から離れている 又はFDMのスプレッドが他のFDMが提示する価格から離れているかどうか 4 顧客のストップ注文や追証を引き起こす価格が他のFDMが提示する価格と一致しているかどうか 等について分析します なおNFAは 2010 年 6 月と12 月 FDM2 社が取引システムに顧客にとって不利な価格のスリッページと顧客にとって有利な価格のスリッページが不釣り合い ( 顧客に不利 ) となるようにプログラムを設定し 損害を与えた等により 過怠金を合わせて78 万ドル徴収しました 5 NFA 定率会費を2 倍に引上げ NFAは 2011 年 1 月 1 日から 定率会費を先物受託取引片道 1 枚当たり1セントから2セントに FDM による外国為替取引想定元本 1 万ドル当たり1セントから2セントにそれぞれ引き上げました FCMの定額年会費 1,500ドル又は5,625ドル FDMの総収入に応じた会費 5 万ドル~ 12.5 万ドルは据え置かれます なお 新しく制定 作成されたCFTC 規則第 5 章 ( 取 引所外外国通貨取引 ) 及び NFA ガイド ( 外国為替 取引 ) は 当協会調査部で全訳しています 必要と される会員は その旨お申し出ください 4.NYSE Liffe ⑴ 2010 年の出来高 NYSE Liffe の 5 市場の 10 年の出来高合計は 12 億 2,255 万枚 ( 前年比 15.7% 増 ) でした a.nyse Liffe ロンドン NYSE Liffe ロンドンの 10 年の出来高は 農産物 等を含め全体で 10 億 80 万枚 ( 前年比 16.5% 増 ) とな り 欧州では Eurex に続いて第 2 位です 商品別には 短期金利が 5 億 5,733 万枚 ( 同 13.2%) で 全体の 55.2% を占め 株価指数が 8,837 万枚 ( 同 16.8%) 長期英国債 ユーロ建てスワップノー トなどの中長期金利が 3,001 万枚 ( 同 18.9% 増 ) でし た 農産物等の取引所全体に占める出来高シェアは 0.9% ですが ココア コーヒー 砂糖の先物 オ プションは ともに 2 ~ 3 百万枚程度の出来高があ ります BClear 1 は 10 年 3 億 4,084 万枚 ( 同 30.6 % 増 ) の取扱量がありました 短期金利先物のパック 2 とバンドル 3 の出来高が 急増しています EURIBOR 先物では それぞれの 2010 年の出来高は 201 万枚 ( 同 279% 増 ) 及び 246 万枚 ( 同 297% 増 ) でした Schatz などドイツ中期 国債先物の代替として 取引されているようです その理由は 1 欧州内の金利格差の拡大によりドイ ツ国債の EU 全体の指標としての機能低下 2 パッ ク バンドルのスプレッド及び手数料が各限月個別 に取引するよりも低いこと などが挙げられます 1 05 年 10 月に店頭で取引された株式を取引所で取引されたものとして清算するシステムをいいます そ 15

17 の後 CDS 及び商品も取り扱うようになりました 2 四半期限月 (3, 6, 9, 12 月 ) の先物において 1 年ごとに区分された連続する 4 限月分の先物を同一取引単位一括して買い付ける又は売り付ける取引をいいます 金利スワップのヘッジ等に使われます 3 四半期限月 (3, 6, 9, 12 月 ) の先物において 2 年以上 1 年ごとの連続する 4 限月の先物を同一取引単位一括して買い付ける又は売り付ける取引 ( 従って 2 年バンドルは最初の 1 年のパック及び 2 年目のパックの合計 ) をいいます 金利スワップや中期国債のヘッジ等に使われます b. その他の NYSE Liffe 市場 アムステルダム市場の 10 年の出来高は 1 億 2,437 万枚 ( 同 0.4% 増 ) で その 69.1% を個別株オプショ ンが占め その他は株価指数及びユーロ / 米ドルな どの通貨先物です ブリュッセル市場の 10 年の出来高は 142 万枚 ( 同 5.7% 増 ) で 個別株オプションが 88.1% を占め そ の他は株価指数先物です リスボン市場の 10 年の出来高は 21 万枚 ( 同 6.7%) で その 57.4% を株価指数先物が占めていま す パリ市場の 10 年の出来高は 1 億 1,914 万枚 ( 同 12.8% 増 ) で その 37.6% を CAC 株価指数先物が占 め その他は個別株オプション及び小麦 菜種など の農産物です ⑵ UTP Group Limited) の子会社となりました 合併後に Euronext が保有株を買い戻し ユーザーが 73.3% 取引所が 10.9% Euroclear が 15.8% を保有していま す NYSE Liffe は これまで LCH.Clearnet を利用し ていましたが 2012 年末をめどに欧州の証券及びデ リバティブの取引の清算機関をロンドンとパリに新 たに設立し ロンドンでは 金利 商品及び外国為 替の取引所取引を清算し パリでは株式及び株式の デリバティブを清算する予定です b. 取引所取引の清算と多角化 LCH.Clearnet Ltd. は 取引所取引では NYSE Liffe ロンドン LME LSE-SETS EDX ロンドン OTC 取引では ドイツ等の国債等の現金担保付債 券貸借 ( レポ取引 ) 金利スワップ取引 電力 OTC ガス取引 タンカー輸送量を含む運賃契約な どの清算を行っています LCH.Clearnet SA は アムステルダム ブリュッ セル リスボン及びパリの証券取引所での取引のほ か 2008 年 12 月に 欧州環境取引所 (BlueNext) の二酸化炭素排出権 (EUA) 及び排出削減量取引 (CER)( 同 08 年 12 月 ) の清算を始めました NYSE Euronext 及びフランスの Caisse des Depots がそれぞれ 60% 40% を出資して 2007 年に設立されました Euronextの電子取引システムは 全現物市場が従来のNSC-EMMから新システムUTP(Universal Trading Platform) に移行され デリバティブ市場も2011 年に現在のLIFFE CONNECTからUTPに移行する予定です ⑶ 清算 決済 LCH.Clearnetグループの09 年 12 月まで1 年間の清算手数料収入合計 2 億 2,130 万ユーロ ( 前年比 34.6%) の分野別内訳は デリバティブ 先物 オプション スワップが9,870 万ユーロ ( 前年比 24.3%) 株式が6,060 万ユーロ ( 同 47.3%) 債券 レポが3,260 万ユーロ ( 同 9.4% 増 ) 商品 エネルギーが2,940 万ユーロ ( 同 53.6%) となっています a.lch.clearnet 及び新清算機関の設立 LCH と Clearnet は 03 年 12 月に対等合併し とも に新たに設立された持株会社 (LCH.Clearnet ⑷ 英国 金融機関の監視機能を再度 BOE へ 2010 年 5 月に発足した保守 自由民主党の連立政 16

18 権は 金融安定化のため 中央銀行内に金融基本方針委員会 (FPC) を設置するなどの方針を表明しました この他 具体的な規制機関として 中央銀行の下部機関として健全性規制機構 (PRA) を設置し 銀行等の預金受入機関の安全性規制を行い 独立した機関として 消費者保護 市場機構 (CPMA) を設置し 業者の行為規制及び消費者保護を行います また 現在の金融サービス機構 (FSA) は廃止します なお 1997 年 5 月には 労働党が総選挙で勝利し 中央銀行の銀行監督部門や各規制機関を統合したより効率的な規制システムを導入する方針を表明しました この方針に基づき 98 年 6 月 中央銀行の銀行及び市場の監督 監視部門がFSAに統合され さらに証券先物協会 (SFA) 等各自主規制機関の職員の雇用契約をFSAとのものに切り替え 実質的な統合が行われた経緯があります 5.Eurex Eurexは 1988 年に設立されたドイツ先物取引所 (DTB) と86 年に設立されたスイス オプション金融先物取引所 (SOFFEX) が98 年に取引 清算システムを統合して成立した共同市場です DTB SOFFEXともに設立当初から電子取引のみを行っていました 03 年にはEurexに関する契約が14 年まで10 年延長され 出資比率は従来の50 / 50のままで Eurex からの利益配分を従来のDBAG80% 及びスイス取引所 20% をそれぞれ85% 及び15% に変更しました ⑴ 2010 年の出来高 Eurexの10 年の出来高は 18 億 9,691 万枚 ( 前年比 12.4% 増 ) となり KRXに次いで世界第 2 位です 商品別では BUNDなどの金利が5 億 7,481 万枚 ( 同 23.4%) と全体の30.3% 株価指数が8 億 511 万枚 ( 同 0.9% 増 ) と全体の42.3% を占め 残り30% のほとんどは個別株オプションです 08 年に上場した配当先物 オプションが10 年は452 万枚 ( 同 77.5% 増 ) と増加しました ⑵ 米国進出 KOSPI200オプション上場 Eurexは 00 年 8 月以来 CBOTに電子取引システムを提供してきましたが 03 年 その提携を解消し 04 年 2 月にシカゴにUSFEを開設し 米国債先物 株価指数先物 通貨先物などを上場しましたが 取引が低調で 06 年 10 月にその70% の株式を売却しました 07 年 12 月 ISEを28 億ドルで買収しました KRXと提携し KOSPI200オプションを10 年 8 月に上場し KRXが取引しない欧州及び米国の日中に取引を行うこととしました Eurexでの各取引日の取引終了時 変動証拠金は韓国ウォンで授受され ネットされた建玉残はKRXに移管されます 関係会員に伝達された建玉情報は 店頭ブロック取引機能を使ってKRXのシステムに入力されます 10 年のEurexでの出来高は18 万枚でした ⑶ 清算 決済 a.eurex Clearing AG Eurex Clearing AGは Eurexの100% 子会社で 98 年 9 月に設立され Eurexでの取引を清算しますが その他にも ドイツ国債の業者間取引のための市場 清算サービス レポ取引 CDS 取引 株式取引等の清算サービスを提供します b.clearstream ドイツ国内の証券取引及び国際的な証券取引の清算 決済及び保管は DBAGの完全子会社である Clearstream International AG が その子会社であるそれぞれClearstream Bankingフランクフルト及 17

19 び Clearstream Banking ルクセンブルグを通して行 っています 99 年に DBAG と世界の主要金融機関約 90 社が株主となっているルクセンブルグの Cedel International SA(Cedel) との 50% ずつの出資で設立されました 02 年に DBAG が Cedel の持分を買収し 完全子会社としました け ユーロドル金利先物の取引が07 年になくなり ユーロ円先物の出来高も激減しています 2010 年 EurexのEuro STOXX 先物 (SGX-DTでは米ドル建て ) を上場し Eurexの夜間に取引を行っています b. シンガポールの規制 6. アジア 太平洋地域の取引所 ⑴ SGX-DT( シンガポール ) シンガポールには 証券取引所であるSGX-ST 金融 証券先物を取引するSGX-DTのほか ゴムを取引するシンガポール商品取引所 (SICOM) 通貨やエネルギーを取引するシンガポール マーカンタイル取引所 (SMX) があります SGX-DTの前身は シンガポール国際金融取引所 (SIMEX) で 1984 年 9 月にアジア初の金融先物取引所として設立され 同年ユーロドル先物及びドイツマルク通貨先物の取引を開始しました 設立にあたっては CMEの取引制度や規制を導入しました 先物取引法は その後 86 年 3 月に制定されました 99 年 12 月 証券取引所との合併を機に名称を現在のものに改めました シンガポール マーカンタイル取引所 (SMX) は インドMCX 取引所等 10 取引所を運営するFinancial Technologies(India)Limitedが設立し ユーロ 米ドル通貨先物の取引を2010 年 8 月に開始しました a.2010 年の出来高 SGX-DTの10 年の出来高は 6,071 万枚 ( 前年比 14.5% 増 ) でした 日本 台湾 シンガポール インド及び中国の株価指数先物 オプションが5,988 万枚 ( 同 14.6% 増 ) と全体の98.6% を占めています 2004 年のNYSE Liffeによるユーロドル金利先物上場によるCMEとNYSE Liffe 間の今日のあおりを受 シンガポールにおいて証券取引と先物取引を規制する法律は 02 年 10 月に施行された2001 年証券 先物法です 同法は 従来の証券業法と先物取引法を統合したものです 証券 先物法は 証券 先物 レバレッジ外国為替取引その他の資本市場商品について規制します 先物は 金融 証券 エネルギー及び金を原商品とします さらに2008 年 2 月 それまで商品取引法 ( 規制機関はシンガポール国際企業庁 ) が管轄していた商品先物取引も証券 先物法 ( 規制機関はMAS) に移管されました 規制機関は シンガポール通貨庁 (MAS) です MASは 03 年 7 月からSGX 会員に対する立入検査の主たる責任を引き受け SGXはそのための費用として年間 230 万 SドルをMASに支払っています 証券取引 先物取引 レバレッジ外国為替取引 企業資金調達助言業務 資金運用 証券発行による資金調達及び証券保管業務の規制業務を営むには その種類に応じた資本市場業許可をMASから受けなければなりません 資本市場業許可は 3 年間又はMASが指定する期間有効です 銀行等は資本市場業許可の保有要件を免除されます 外務員は 外務員としてのMASの許可が必要です 資本市場許可業者は 11 年 2 月現在 251 社 (08 年比 43 社増 ) います うち 先物取引を行う業者は48 社 ( 同 7 社増 ) レバレッジ外国為替取引を行う業者は19 社 ( 同 1 社増 ) です 先物取引を行う業者の数は 01 年 3 月末の50 社から04 年 3 月末の31 社まで減少した後 増加しています シンガポールでは 2010 年度以降の通常の法人税率は17%(1997 ~ 2000 年度の26% から段階的に低 18

20 下 ) ですが 先物取引所による金融先物取引の市場運営収益が課税免除となっており SGX-DT 会員である法人については 先物取引や外国為替取引 非居住者が差し入れた証拠金からの収入に対し10% の軽減税率が適用されるなどの税制上の優遇措置があります 日 ) 国債などの金利先物 オプションが7,410 万枚 ( 同 39.6% 増 ) で全体の85.9% を占め その他株価指数の先物 オプション 羊毛などの農産物及び電力の先物 オプションがあり ニュージーランドの商品では BA 手形 (90 日 ) 先物 オプションが142 万枚 ( 同 39.9%) などとなっています ⑵ ASX 及びSFE( オーストラリア ) オーストラリアでは 先物取引所の設立もその電子取引化も比較的早く SFEは 1960 年に羊毛の先物取引所として設立され 99 年 11 月に完全電子取引 SYCOMに移行しました SFEは 金融先物 ( オーストラリアBA 手形 (3 ヵ月 ) 先物など ) 証券先物(SPI200 株価指数先物など ) 商品先物( 羊毛 電力など ) を上場し ASXは 証券現物 証券先物 (S&P / ASX 株価指数先物など ) 商品( 小麦など ) の先物のほか 07 年 11 月に個別株 株価指数 外国為替レート及び金と石油のCFD(contract for difference) を上場しました SFEで行われた取引の清算は SFE 清算会社 (SFECC) が行います SFEは 92 年にNZFOEを買収 2000 年 9 月に株式会社化 同月に豪ドル建てCPや国債以外の債権の決済機関であるAustraclearを買収しました NZFOEの商品は 04 年 3 月にSFEに移管されました 06 年 7 月にASXがSFEを買収し 完全子会社としました このほか 全豪証券取引所 (06 年 12 月にニューキャッスル証券取引所から名称変更 ) があり 2011 年後半には 私設取引システムであるChi-Xが証券取引所として業務を開始する計画です a.2010 年の出来高 SFEの10 年の出来高は 8,617 万枚 ( 前年比 33.4% 増 ) でした オーストラリアの商品では BA 手形 (90 b. オーストラリアの規制オーストラリアにおいて証券 先物及び商品を規制する法律は 法人法第 7 章 ( 金融サービス 市場 ) 監督当局は オーストラリア証券 投資委員会 (ASIC) です ASICが規制対象業者から徴収した手数料等は国庫に納入され ASICの経費約 3.9 億豪ドルは 連邦政府の予算により賄われます ( 連邦政府 ASICが規制対象業者から徴収した手数料等 5.8 億豪ドルは国庫に納入されます ) デリバティブを含む金融商品の売買 助言などの金融サービスを提供する金融サービス業務を営む者は ASICからオーストラリア金融サービス許可 (AFS licence) を取得する必要があります AFS 許可業者は その外務員に特定の金融サービスを提供することを委任する通知を行ったときは その旨 ASICに届出書を提出しなければなりません ASICが2010 年に市場監視業務をASXから引き継ぎました ⑶ HKFE( 香港 ) HKFEは 1976 年に香港商品取引所として設立され 綿花や砂糖を上場していましたが 現在はそれらの商品は取引されていません 2000 年にSEHK 等と統合され 現在は持株会社であるHKExの下に SEHK HKFE 証券の清算を行う香港証券清算会社 (HKSCC) 先物の清算を行う HKFE 清算会社 (HKCC) オプションの清算を行う香港証券オプション清算会社 (SEOCH) の子会社があります 19

21 a.2010 年の出来高 HKFEの10 年の出来高は 1 億 1,605 万枚 ( 前年比 17.7% 増 ) でした Hang Seng 株価指数先物 オプションなどの株価指数が47.1% を占め 個別株オプションが52.6% を占めます b. 香港の規制香港では 証券 先物法が02 年に制定され 証券法 商品取引法 レバレッジ外国為替法など10を超える法律が整理 統合されました 監督当局は 証券先物監察委員会 (SFC) です 年 7.2 億 HKドルの SFCの経費は取引数量に対する一定の手数料など市場利用者が支払う各種手数料で賄われます 規制業務を行う者は SFCから規制業務の種類に応じて 許可業者から委任を受けて業務を行う外務員は ともにSFCから許可を得る必要があります ⑷ KRX( 韓国 ) KRXは 証券取引所 (KSE) 先物取引所(KOFEX) 及び店頭株式市場 (KOSDAQ) が2006 年 1 月に合併してできました KRXの中に証券市場部門 先物市場部門及び店頭株式市場部門があります 証券取引所と先物取引所の合併以前にKSEに上場していた株価指数先物 オプションは 04 年 1 月に一旦 KOFEXに移管し その後合併しました a.2010 年の出来高 10 年の出来高は KRXのKOSPI200オプションの他は KOSPI200 先物 8,621 万枚 ( 前年比 3.7% 増 ) 米ドル / 韓国ウォン通貨先物 6,425 万枚 ( 同 56.1% 増 ) 国債先物 2,692 万枚 ( 同 34.2% 増 ) などです KOSPI200オプションの09 年における投資家種類別の売買シェアは 証券会社が32%( 前年 32%) 個人 35%( 同 36%) 外国 32%( 同 28%) などとなっています 米ドル / 韓国ウォン通貨先物は 証券会社が32%( 前年 21%) 個人 13%( 同 7%) 外国 7% ( 同 5%) 銀行 33%( 同 41%) などとなっています b. 韓国の規制韓国では 証券 先物及び商品を規制している証券取引法 先物取引法その他多くの投資関係の法律を統合した金融投資業 資本市場法が07 年 8 月に制定され 09 年 2 月に施行されました 規制当局及びその機能は 韓国財政経済部 ( 金融業に関する法案作成 先物取引所の認可 認可の取消し ) 金融監督委員会(FSC)( 金融業の許可 処分 規則の制定等 ) 証券 先物委員会(SFC)(FSC に関連する重要事項の予備的決定 ) 及び金融監督院 (FSS)(FSC の実働部門として証券 先物取引の監視 ) です うちFSSは 銀行 証券会社 先物業者等からの利益 債務等に応じた手数料により運営費を賄います 自主規制機関としては 韓国金融投資協会 (KOFIA) があります ( 韓国先物協会 韓国証券業協会 資産運用協会が統合しました ) 韓国でも 2009 年 9 月に店頭 FXのレバレッジ規制倍率を50 倍から20 倍に引き下げています ⑸ TAIFEX( 台湾 ) 台湾には 台湾証券取引所 (TSEC) TAIFEX 及び店頭証券市場 (GTSM) があります TAIFEX は 1997 年に株式会社として設立され 翌年株価指数先物を上場しました TAIFEXでの取引の清算は TAIFEXの清算部門が行い TSEC 及びGTSM での取引の決済 清算は 台湾集中保管清算会社 (TDCC) が行っています a.2010 年の出来高 TAIFEXの10 年の出来高は 1 億 3,979 万枚 ( 前年比 0.6%) でした 株価指数先物 オプションが 87.0% を占めます 20

22 b. 台湾の規制台湾において先物を規制する法律は 先物取引法です 規制機関は 04 年に設置された行政院金融監督管理委員会 (FSC) の証券先物局 (SFB) です 自主規制機関としては 中華民国先物業協会 (CNFA) があります 7. インド及びロシアの取引所の通貨先物等 インドNSEIの10 年の出来高は16 億 1,578 万枚 ( 前年比 75.9% 増 ) でした そのうち通貨先物は 7 億 2,562 万枚 ( 同 220.5% 増 ) です インドMCX-SXは 2008 年に設立され 通貨先物だけを取引しています 10 年の出来高は 8 億 8,460 万枚 (294.3% 増 ) でした インドのUSE(United Stock Exchange) は 10 年 8 月に米ドル ルピー ユーロ ルピー 円 ルピー及び英ポンド ルピーの各通貨先物を上場しました USEに15% 出資しているボンベイ証券取引所 (BSE) が取引のインフラなどを提供します ロシアRTSは 09 年 2 月にユーロ 米ドル及びユーロ ルーブルの各通貨先物の取引を開始し 10 年は6 億 2,399 万枚 ( 同 32.0% 増 ) で うち1 億 2,339 万枚 ( 同 165.8% 増 ) が通貨先物 オプションでした ロシアMICEXの10 年の出来高は3,199 万枚 ( 同 65.6% 増 ) で うち1,293 万枚 ( 同 27.3%) が通貨先物でした 21

23 資料 1-1 国境を越えた取引所統合 ( : 証券及び先物 : 証券のみ 枠なし : 先物のみ ) 資料 1-1 ICE 2 CME Group 3 NASDAQ OMX ICE Futures Europe ICE Futures U.S. ICE Futures Canada (08) (08) (06) (07) (11) (06) 貴金属 (01) IPE NYBOT NASDAQ NYMEX NYSE NYSE Arca (94) (06) TMX (98) (07) (08) (08) PCX Archiperago (93) '(05) AMEX PHLX MX TSX WCE ICE NYFE NYCE CSCE COMEX NYMEX CBOT CME PCX Archiperago NYSE NASDAQ PBOT BSE (1872) (1861)(1887) (2000) (1979) (1870) 1882) (1872) (1848) (1899)

24 -1 資料 Eurex 5 NYSE Liffe NYSE Arc NYSE LIF (01) (08) (08) OMX BXS (07) (06) (99) BELFOX (06) (91) OMHEX (04 年から OMX) (03) DBAG (98) DTB OM CSE (94) (98) HEX (02) OM SSE HEX RigaSE TallinnSE CSE FUTOP VilniusSE ISE ArmenianSE Nord Pool ISE DBAG DTB SOFFEX IPE (85) (1886) (87) (93) (01) (93) (00) (90) Germany Swiss UK SwedeSwedeFinland Latvia Estonia Denmark Lithuania IcelandArmenia Norway Belgium (97) BSE

25 資料 1-1 資料 1-1 E Euronext London Stock rca Exchange FFE US Group (06) (11) Euronext Liffe (02) (02) Euronext BVLP (00) Bourse de Paris AEX '(00) ASX (97) (96) SFE (97) X LIFFE MONEP MATIF (87) (87) (07) (06) (92) SFE MATIF (86) LIFFE (82) (92) EOE BDP Bourse de Paris (78) (96) LTOM Bosa Bourse de AME LCE BVL LSE Italiana ASX SFE NZFOE Commerce Nether (1801) (1808) France -lands U.K. Portugal U.K. Italia Australia NZ

26 FINANCIAL FUTURES ニュース ( 平成 23 年 1 月 ~ 3 月 ) 1.KRX ラオス カンボジアなどの証券取引所設立を支援 (PR 1 月 11 日 ) 韓国取引所 (KRX) が設立を支援し 49% 出資したラオス証券取引所が 1 月 11 日に取引を開始した KRX は ラオスのほか カンボジアとも証券取引所の開設を準備中 2. 韓国 株価指数先物取引規制 (PR 1 月 11 日 ) 韓国の金融監督委員会 (FSC) 及び金融監督院 (FSS) は KRXで売買されるKOSPI200のオプションと先物について 取引終了時から10 分前の価格と終値予想値が3% 以上異なる場合に発注の締切時間を最大 5 分間延長する ( 従来は5 分前で5%) オプション期日における1 業者の機関投資家の取次口座 1につき1 万枚 ( 約 1.3 兆ウォン ) を限度とする 大口建玉報告等の規制を導入する 11 月 11 日 ( オプション期日 ) の取引終了時 10 分間に外国投資家から24 億ウォンの売り注文が殺到しKOSPI200が48ポイント下落したことの再発を防ぐための対策 韓国では 2010 年 6 月 通貨デリバティブ取引を規制することで資本の流出入及びウォンの取引を抑制する措置をとっている 3. 中国銀行 米国内での人民元の取引を認める (PR 1 月 ) 中国の国有銀行である中国銀行は その米国内の支店で米国の顧客が人民元を取引することを認める 人 民元が国外で取引できるのは 2010 年 9 月の香港に続き 2 ヵ国 地域目 4.CFTC 無登録外国為替業者 14 社を告発 (PR 1 月 26 日 ) CFTC は 無登録で個人向けに店頭外国為替取引を勧誘していた業者 14 社をシカゴ等の地方裁判所に告発 した 5.NYSE Euronextグループの新清算機関が登録 (PR 2 月 1 日 ) NYSE EuronextグループのNew York Portfolio Clearing LLC(NYPC) は CFTCにデリバティブ清算機関として登録した NYPCは The Depository Trust&Clearing Corp. 及びNYSE Euronextの合弁会社 当初は 現物米国債取引及びそれに関連する金利先物のNYSE Liffe U. S. での取引を清算する予定 6. 欧州 金融取引税を導入へ (PR 2 月 1 日 ) 欧州議会は 金融取引税導入の提案を支持する議決を行った 同税は 取引所及び店頭で取引される全てのスポット及びデリバティブ取引を対象とし EU 全体で年 2,000 億ユーロ 世界では6,500 億ドルの税収規模となる可能性がある 7.CME 通貨のボラティリティ指数を上場 (PR 2 月 6 日 ) シカゴ マーカンタイル取引所 (CME) は CME に上場される通貨先物のうち主要なものに基づく一連 22

27 の実現ボラティリティ (FX VolContracts) の先物を VolContractsの特許を管理するThe Volatility Exchange(VolX) とのライセンス契約に基づき上場した 既存の通貨先物 オプションとのスプレッド取引も可能 3 ヵ月物と1 ヵ月物があり 3 ヵ月物の場合 取引単位は1,000ドル 3 ヵ月実現ボラティリティ (1 ヵ月物の場合は1 ヵ月実現ボラティリティ )( 例えば ボラティリティの20% から25% への変動は 1 枚当たり5,000ドルの変動に相当 ) 最小価格変動幅は0.01(1 枚当たり10ドルに相当 )( スプレッド取引の場合は 0.005) 限月は 月の3 限月 (1 ヵ月物の場合は暦月から3 限月及び 月から1 限月 ) 最終決済は差金決済 Globexで取引される 8. ロンドン証券取引所 カナダTMXを買収合意 (PR 2 月 9 日 ) ロンドン証券取引所 (LSE) はカナダのTMXグループを約 32 億カナダドルで買収することで合意した TMX 株主は TMX1 株当たり 株のLSE 株を受け取る TMXグループは トロント証券取引所 先物取引所 (MX) などを運営する LSEは 2007 年 10 月にミラノ証券取引所の運営会社も買収している TMX は 2008 年にトロント証券取引所とモントリオール取引所が合併したもの 今後株主総会での承認や規制当局の認可等が必要 9. ドイツ取引所とNYSE Euronext 合併合意 (PR 2 月 15 日 ) ドイツ取引所とNYSE Euronextは 合併することで合意した ドイツ取引所株主が60% NYSE Euronext 株主が40% の持分を有する PR:Press Release 23

28 金融先物取引の出来高状況 ( 平成 22 年度第 3 四半期 ) 概況 1. 取引所金融先物取引 a. 平成 22 年度第 3 四半期 ( 平成 22 年 10 月 ~ 12 月 ) 分 ⑴ 会員及び特別参加者 184 社のうち 平成 22 年度第 3 四半期において取引所金融先物取引の出来高実績があったのは71 社 ( 金融取の金利先物等取引の出来高実績があったのは37 社 同取引所為替証拠金取引は21 社 大証 FXは11 社 海外は37 社 ) であり 当期中の取引所金融先物取引の出来高 ( 総取引枚数 ) は 金融取 37,399 千枚 ( 前期比 10.2% 増 ) 大証 2,074 千枚 ( 同 42.4% 増 ) 海外 6,697 千枚 ( 同 13.7% 増 ) 合計 46,170 千枚 ( 同 11.8% 増 ) であった ( 前年同期比では 金融取 28.1% 増 海外 1.3% 増 合計 28.6% 増 ) ⑵ 当期の受託取引は 金融取 35,538 千枚 ( 前期比 13.3% 増 ) 大証 2,074 千枚 ( 同 42.4% 増 ) 海外 1,878 千枚 ( 同 14.1% 増 ) 合計 39,491 千枚 ( 同 14.5% 増 ) である なお 受託取引のうち1,772 千枚 ( 同 16.0%) は媒介取引である ⑶ 当期の会員 特別参加者による主要海外取引所別の出来高は CME4,572 千枚 ( 前期比 34.5% 増 ) Liffe1,973 千枚 ( 同 11.8%) で これら2 取引所で海外出来高合計の97.7% を占める ( 前年同期比では CME15.9% 増 Liffe 16.8%) ⑷ 平成 22 年 12 月末の建玉残高は 売建と買建合計で 金融取は3,457 千枚 ( 前期末比 2.0% 増 ) 大証は71 千枚 ( 同 51.4% 増 ) 海外は2,419 千枚 ( 同 0.9%) で 全体では5,929 千枚 ( 同 1.1% 増 ) である ⑸ 金融取の取引所為替証拠金取引の受託取引は 全通貨ペアを合わせて 29,855 千枚 ( 前期比 15.3% 増 ) 取引金額 27 兆 5,398 億円 ( 同 12.6% 増 ) であった 大証 FXの受託取引は 同じく2,074 千枚 ( 同 42.4% 増 ) 1 兆 9,013 億円 ( 同 39.1% 増 ) であった 平成 22 年 12 月末の金融取の取引所為替証拠金取引に係る顧客からの受入証拠金残高は 1,789 億円 ( 同 7.5% 増 ) であり 同じく買建及び売建合計の建玉残高 8,842 億円 ( 同 12.7% 増 ) の20.2%( レバレッジは4.9 倍 ) であった 同じく大証 FXは それぞれ 93 億円 ( 同 42.3% 増 ) 663 億円 ( 同 53.2% 増 ) 14.1%( レバレッジは7.0 倍 ) であった ( 取引金額及び建玉残高は 期末の外国為替レートで日本円に換算した 2. において同じ ) b. 平成 22 年度 4 月 ~ 12 月分の状況 ⑴ 平成 22 年度 4 月 ~ 12 月の累計出来高は 金融取 111,288 千枚 ( 前年同期比 31.7% 増 ) 大証 4,332 千枚 海外 20,002 千枚 ( 同 3.7% 増 ) 合計 135,624 千枚 ( 同 30.4%) である ⑵ 平成 22 年度 4 月 ~ 12 月の受託取引の累計は 金融取 104,769 千枚 ( 前年同期比 34.5% 増 ) 大証 4,332 千枚 海外 5,633 千枚 ( 同 11.3% 増 ) 合計 114,735 千枚 ( 同 38.1% 増 ) である なお 受託取引のうち5,046 千枚 ( 同 10.5%) は媒介取引である ⑶ 会員 特別参加者による主要海外取引所別の出来高は CME12,955 千枚 ( 前年同期比 7.5% 増 ) Liffe6,461 千枚 ( 同 2.3%) で これら2 取引所で海外出来高合計の97.0% を占める また 海外出来高を商品別にみると CMEのユーロドル預金 (3 ヵ月 ) 先物 11,578 千枚 ( 同 12.0% 増 ) が最も多く 次いでLiffeのEURIBOR(3 ヵ月 ) 先物 3,433 千枚 ( 同 13.8% 増 ) 英ポンド金利 (3 ヵ月 ) 先物 1,329 千枚 ( 同 28.4%) の順となっている 24

29 ⑷ 平成 22 年 12 月末の建玉残高を平成 21 年 12 月末と対比すると 買建及び売建の合計で 金融取が 3.4% 増 海外が 3.5% となっている 2. 店頭金融先物取引 a. 平成 22 年度第 3 四半期 ( 平成 22 年 10 月 ~ 12 月 ) 分 ⑴ ⑵ 会員及び特別参加者 184 社のうち 平成 22 年度第 3 四半期において店頭金融先物取引の出来高実績があっ たのは 119 社 うち外国為替証拠金取引 83 社 通貨オプション取引 44 社 NDF5 社 その他 7 社であり 当期中の出来高 ( 総取引金額 ) は 412 兆 9,129 億円 ( 前期比 2.2%) であった 当期の出来高を取引の種類別にみると 外国為替証拠金取引 410 兆 2,315 億円 ( 前期比 1.9%) 通貨オ プション取引 2 兆 4,798 億円 ( 同 39.6%) NDF721 億円 ( 同 42.8%) 外国為替証拠金取引では 26 の 通貨による 147 の組合せが取引され 通貨オプション取引では コールとプットに分け 合わせて 18 の 通貨による 66 の組合せが取引され NDF では 10 の通貨による 20 の組合せが取引された その他 為 替先渡取引 通貨バイナリ オプション等の取引実績があった 外国為替証拠金取引では 米ドル 円の 1 兆 9,616 億ドル ( 前期 1 兆 9,361 億ドル ) が最も多く 同じ期 間 (61 営業日 ) の東京外国為替市場におけるブローカー経由銀行間取引 の米ドル 日本円直物の取引 金額 5,030 億ドル ( 同 6,201 億ドル ) の 3.8 倍 ( 同 3.1 倍 ) であった 次にユーロ 米ドルの 8,434 億ユーロ ( 同 3,998 億ユーロ ) ユーロ 円の 6,693 億ユーロ ( 同 8,788 億ユーロ ) であった 対顧客取引 銀行間のダイレクト ディーリング取引 為替スワップ取引及びオプション取引を除く 外国為替証拠金取引総取引金額に占める法人顧客の割合は 12.5%( なお 21Ⅰ は 4.3% 21Ⅱ は 4.1% 21Ⅲ は 2.9% 21Ⅳ は 5.9% 22Ⅰ は 6.0% 22Ⅱ は 8.7% であった ) ⑶ 外国為替証拠金取引のカバー先となっている国内外の銀行 金融商品取引業者等は 57 社 ( 前期比 6 社増 ) あり 平成 22 年 12 月末にカバー先に差し入れている証拠金額の合計は 1,106 億円 ( 同 19.6% 増 ) であった ⑷ 平成 22 年 12 月末の建玉残高は 売建と買建合計で 外国為替証拠金取引が 3 兆 7,235 億円 ( 前期末比 9.3% 増 ) 通貨オプション取引が 17 兆 6,278 億円 ( 同 7.4%) NDF が 1,379 億円 ( 同 3.6% 増 ) である 外国為 替証拠金取引においては いわゆる 円キャリー と呼ばれるネットの日本円の売建が 2 兆 2,803 億円 ( 同 1.1% 増 ) であった ⑸ 平成 22 年 12 月末の顧客からの外国為替証拠金取引に係る受入証拠金残高は 6,487 億円 ( 前期比 0.4%) で 建玉残高比 17.4%( レバレッジは 5.7 倍 ) であった 当協会では 平成 21 年 11 月より外国為替証拠金取引の月次速報集計値を協会ホームページ ( ffaj.or.jp) に掲載しておりますので ご参考にしてください b. 平成 22 年度 4 月 ~ 12 月分 ⑴ 平成 22 年度 4 月 ~ 12 月の累計出来高は1,483 兆 8,762 億円 ( 前年同期比 2.8%) であった ⑵ 累計出来高を取引の種類別にみると 外国為替証拠金取引が1,474 兆 3,136 億円 ( 前年同期比 2.9%) 通貨オプション取引が8 兆 8,563 億円 ( 同 14.8% 増 ) NDFが2,889 億円 ( 同 84.1%) その他 為替先渡取引 通貨バイナリ オプション等の取引実績があった 25

30 取引所金融先物取引の取引所別 商品別出来高 1. 平成 22 年度第 3 四半期分 ( 総取引枚数単位 : 千枚 ) 取引所商品受託取引自己取引合計 ( 前期比増減 ( ) 率 ) 金融取取引所為替証拠金取引計 ( ) 29,855 29,855 ( 15.3) ユーロ円 3 ヵ月金利 ( 445) 5,683 1,860 7,544 ( 6.2) 計 ( 445) 35,538 1,860 37,399 ( 10.2) 大証取引所為替証拠金取引計 ( ) 2,074 2,074 ( 42.4) 国内取引所計 ( 445) 37,612 1,860 39,473 ( 11.5) CME ユーロドル預金 (3 ヵ月 ) ( 818) 1,206 3,142 4,349 ( 42.7) 同オプション コール ( 7) ( 21.6) 同オプション プット ( 8) ( 43.4) ユーロ通貨 ( 0) ( 28.8) 日本円通貨 ( 2) ( 71.3) その他 ( 0) 計 ( 837) 1,226 3,345 4,572 ( 34.5) Liffe EURIBOR(3 ヵ月 ) ( 142) ,055 ( 21.1) 英ポンド金利 (3 ヵ月 ) ( 27) ( 14.2) EURIBOR オプション プット ( 160) ( 113.2) 同オプション コール ( 61) ( 29.3) 英ポンド金利オプション プット ( 11) ( 127.0) 同オプション コール ( 4) ( 83.6) ユーロスイスフラン金利 (3 ヵ月 ) ( ) ( 80.5) 計 ( 406) 568 1,404 1,973 ( 11.8) SFE BA 手形 (90 日 ) ( 55) ( 33.4) その他 ( 17) 計 ( 73) ( 30.2) CBOT フェド ファンド (30 日 ) ( 9) ( 42.6) その他 ( ) 計 ( 9) ( 52.1) その他の海外取引所計 ( ) 1 1 海外取引所計 ( 1,327) 1,878 4,818 6,697 ( 13.7) 国内 海外合計 ( 1,772) 39,491 6,679 46,170 ( 11.8) ( 注 )1. 本表は 当協会会員及び特別会員からの報告に基づく集計である 2. 総取引枚数は 買付取引と売付け取引の合計枚数 計数は 取引所為替証拠金取引のマーケットメイクによるもの及び媒介取引 ( 合計には含む ) を除く 3. 受託取引欄の ( ) 内書は媒介取引の枚数 4. 計上数値は 単位未満を切り捨てし 切り捨てによって0となったものは0と表示 表示がない場合には 取引枚数がなかったことを示す 5. オプションにはミッドカーブ オプションを含む 26

31 取引所金融先物取引の取引所別 商品別出来高 2. 平成 22 年度 4 月 ~ 12 月分累計 ( 総取引枚数単位 : 千枚 ) 取引所商品受託取引自己取引合計 ( 前年同期比増減 ( ) 率 ) 金融取取引所為替証拠金取引計 ( ) 88,699 88,699 ( 50.2) ユーロ円 3 ヵ月金利 ( 1,002) 16,070 6,519 22,589 ( 10.9) 計 ( 1,002) 104,769 6, ,288 ( 31.7) 大証取引所為替証拠金取引計 ( ) 4, ,332 ( -) 国内取引所計 ( 1,002) 109,102 6, ,621 ( 36.5) CME ユーロドル預金 (3 ヵ月 ) ( 2,234) 3,368 8,210 11,578 ( 12.0) 同オプション プット ( 94) ( 4.8) 同オプション コール ( 75) ( 42.1) 日本円通貨 ( 21) ( 181.0) ユーロ通貨 ( 0) ( 103.0) 豪ドル通貨 ( 1) ( 747.7) その他 ( 0) 計 ( 2,429) 3,564 9,390 12,955 ( 7.5) Liffe EURIBOR(3 ヵ月 ) ( 608) 976 2,457 3,433 ( 13.8) 英ポンド金利 (3 ヵ月 ) ( 171) 254 1,075 1,329 ( 28.4) EURIBOR オプション コール ( 176) ( 22.8) 同オプション プット ( 224) ( 11.5) 英ポンド金利オプション コール ( 87) ( 40.2) 同オプション プット ( 23) ( 35.2) ユーロスイスフラン金利 (3 ヵ月 ) ( 0) ( 78.1) その他 ( 0) 0 0 計 ( 1,292) 1,745 4,715 6,461 ( 2.3) SFE BA 手形 (90 日 ) ( 218) ( 10.5) その他 ( 54) 計 ( 273) ( 15.9) CBOT フェド ファンド (30 日 ) ( 49) ( 17.8) その他 ( ) 計 ( 49) ( 46.4) その他の海外取引所計 ( ) 6 6 海外取引所計 ( 4,044) 5,633 14,369 20,002 ( 3.7) 国内 海外合計 ( 5,046) 114,735 20, ,624 ( 30.4) ( 注 )1. 本表は 当協会会員及び特別会員からの報告に基づく集計である 2. 総取引枚数は 買付取引と売付け取引の合計枚数 計数は 取引所為替証拠金取引のマーケットメイクによるもの及び媒介取引 ( 合計には含む ) を除く 3. 受託取引欄の ( ) 内書は媒介取引の枚数 4. 計上数値は 単位未満を切り捨てし 切り捨てによって0となったものは0と表示 表示がない場合には 取引枚数がなかったことを示す 5. オプションにはミッドカーブ オプションを含む 27

32 取引所金融先物取引の建玉残高 1. 平成 22 年度第 3 四半期末 取引所商品売建 ( 前期比増減 ( ) 率 ) 買建 ( 単位 : 千枚 ) ( 前期比増減 ( ) 率 ) 金融取取引所為替証拠金取引計 226 ( 15.2) 760 ( 22.8) ユーロ円 3 ヵ月金利 1,257 ( 4.1) 1,196 ( 1.0) 計 1,483 ( 6.0) 1,956 ( 8.5) 大証取引所為替証拠金取引計 16 ( 34.0) 54 ( 57.7) 国内取引所計 1,500 ( 5.7) 2,010 ( 9.4) CME ユーロドル預金 (3 ヵ月 ) 826 ( 6.2) 1,026 ( 10.8) 同オプション コール 23 ( 274.6) 26 ( 24.3) 同オプション プット 6 ( 75.4) 6 ( 65.9) ユーロ通貨 0 ( 2,833.3) 0 ( 93.5) 日本円通貨 0 ( 129.4) 0 ( 56.0) その他 0 ( ) 0 計 893 ( 5.7) 1,060 ( 9.5) Liffe EURIBOR(3 ヵ月 ) 98 ( 20.6) 97 ( 29.4) 英ポンド金利 (3 ヵ月 ) 34 ( 17.6) 37 ( 11.2) EURIBOR オプション プット 14 ( 48.7) 9 ( 6.6) 同オプション コール 18 ( 60.7) 17 ( 70.8) 英ポンド金利オプション プット 16 ( 53.5) 15 ( 74.2) 同オプション コール 23 ( 25.4) 22 ( 27.3) ユーロスイスフラン金利 (3 ヵ月 ) 2 ( 7.2) 2 ( 12.5) 計 206 ( 22.0) 203 ( 31.0) SFE BA 手形 (90 日 ) 10 ( 36.5) 8 ( 19.4) その他 0 ( ) 計 11 ( 42.4) 8 ( 6.7) CBOT フェド ファンド (30 日 ) 7 ( 31.2) 8 ( 38.2) その他 5 ( 0.0) 12 ( 0.0) 計 13 ( 0.6) 20 ( 44.0) その他の海外取引所計 1 ( ) 0 海外取引所計 1,125 ( 0.6) 1,293 ( 1.1) 国内 海外合計 2,625 ( 3.5) 3,304 ( 5.0) ( 注 )1. 本表は 当協会会員及び特別参加者からの報告に基づく集計である 2. 建玉残高は 取引所為替証拠金取引のマーケットメイクによるもの及び媒介取引 ( 合計には含む ) を除く 3. 計上数値は 単位未満を切捨てし 切捨てにより0となったものは0と表示 表示がない場合は 建玉がなかったことを示す 28

33 店頭金融先物取引の種類別 商品別出来高 1. 平成 22 年度第 3 四半期分 種類商品 通貨組合せ 総取引額 百万通貨単位 ( 前期比増減 ( ) 率 ) 億円 ( 前期比増減 ( ) 率 ) 外国為替証拠金取引米ドル 円 1,961,660 ( 1.3) 1,598,949 ( 0.8) ユーロ 米ドル ( 110.9) 909,674 ( 100.4) ユーロ 円 669,335 ( 23.8) 721,878 ( 27.6) 英ポンド 円 304,784 ( 33.7) 384,720 ( 36.7) 豪ドル 円 375,200 ( 18.5) 310,332 ( 16.5) 英ポンド 米ドル 38,750 ( 39.9) 48,913 ( 33.6) 豪ドル 米ドル 56,207 ( 73.8) 46,489 ( 78.0) NZ ドル 円 46,218 ( 6.1) 29,195 ( 3.8) カナダドル 円 14,469 ( 22.7) 11,800 ( 22.0) スイスフラン 円 9,667 ( 41.2) 8,400 ( 43.4) 米ドル スイスフラン 8,407 ( 80.4) 6,853 ( 76.5) 南アフリカランド 円 38,853 ( 25.7) 4,763 ( 29.4) その他 - 20,345 - 計 - 4,102,315 ( 1.9) 通貨オプション取引米ドル 円 コール 11,949 ( 28.4) 9,740 ( 29.9) 直物為替先渡取引 (NDF) 米ドル 円 プット 11,091 ( 40.0) 9,040 ( 41.3) ユーロ 円 コール 1,714 ( 44.5) 1,849 ( 47.3) ユーロ 円 プット 1,379 ( 32.9) 1,487 ( 36.2) 豪ドル 円 プット 1,347 ( 9.0) 1,114 ( 6.9) 英ポンド 円 コール 556 ( 3.7) 702 ( 8.1) その他 計 - 24,798 ( 39.6) 韓国ウオン 円 372,844 ( 44.7) 270 ( 45.3) ブラジルレアル 円 248 ( 75.5) 121 ( 75.5) 米ドル 円 116 ( 42.2) 95 ( 43.5) その他 計 ( 42.8) 為替先渡取引ユーロ 円 296 ( 42.1) 319 ( 45.0) その他 計 ( 44.2) その他 合計 - 4,129,129 ( 2.2) ( 注 )1. 本表は 当協会会員からの報告に基づく集計である 2. 総取引金額は 買付取引と売付け取引の合計金額である 3. 総取引金額には 媒介取引の金額を含む 4. 計上数値は 単位未満を切り捨てし 切り捨てによって0となったものは0と表示 表示がない場合は 取引実績がなかったことを示す 5. 外国通貨は 当期末の外国為替レートで日本円に換算して計上した 29

34 店頭金融先物取引の種類別 商品別出来高 2. 平成 22 年度 4 月 ~ 12 月分累計 種類商品 通貨組合せ 総取引金額 百万通貨単位 ( 前期比増減 ( ) 率 ) 億円 ( 前年同期比増減 ( ) 率 ) 外国為替証拠金取引米ドル 円 6,913,300 ( 15.7) 5,885,584 ( 22.3) ユーロ 円 3,003,459 ( 48.4) 3,297,415 ( 22.8) ユーロ 米ドル 1,837,665 ( 170.7) 2,008,003 ( 122.8) 英ポンド 円 1,501,996 ( 20.4) 1,973,876 ( 30.5) 豪ドル 円 1,410,147 ( 57.2) 1,116,306 ( 55.2) 英ポンド 米ドル 97,284 ( 7.7) 126,563 ( 20.5) NZ ドル 円 147,837 ( 2.5) 91,639 ( 2.1) 豪ドル 米ドル 113,278 ( 95.0) 91,299 ( 93.8) カナダドル 円 55,234 ( 102.1) 45,527 ( 95.2) スイスフラン 円 22,427 ( 101.6) 19,101 ( 93.9) 南アフリカランド 円 124,573 ( 10.9) 14,801 ( 14.1) 米ドル スイスフラン 17,216 ( 28.8) 14,413 ( 16.8) その他 - 58,603 - 計 - 14,743,136 ( 2.9) 通貨オプション取引米ドル 円 プット 40,168 ( 13.0) 33,831 ( 3.3) 直物為替先渡取引 (NDF) 米ドル 円 コール 38,672 ( 15.7) 32,540 ( 5.6) ユーロ 円 コール 6,688 ( 50.1) 7,399 ( 25.4) ユーロ 円 プット 4,684 ( 60.6) 5,176 ( 33.9) 豪ドル 円 プット 3,133 ( 419.3) 2,541 ( 430.4) シンガポールドル 円 コール 2,674 ( -) 1,694 ( -) その他 - 5,380 - 計 - 88,563 ( 14.8) 韓国ウオン 円 1,476,365 ( 39.9) 1,075 ( 32.6) 台湾ドル 円 13,511 ( 211.4) 364 ( 196.0) 米ドル 円 409 ( -) 344 ( -) その他 - 1,105 - 計 - 2,889 ( 84.1) 為替先渡取引ユーロ 円 1,665 ( 15.4) 1,829 ( 3.6) その他 計 - 1,904 ( 17.7) その他 - 2,268 - 合計 - 14,838,762 ( 2.8) ( 注 )1. 本表は 当協会会員からの報告に基づく集計である 2. 総取引金額は 買付取引と売付け取引の合計金額である 3. 総取引金額には 媒介取引の金額を含む 4. 計上数値は 単位未満を切り捨てし 切り捨てによって0となったものは0と表示 表示がない場合は 取引実績がなかったことを示す 5. 外国通貨は 四半期ごとの各期末の外国為替レートで日本円に換算して計上した 30

35 店頭金融先物取引の種類別 商品別建玉残高 ( 平成 22 年 12 月末 ) 種類商品 通貨組合せ売建玉 ( 前期比増減 ( ) 率 ) 買建玉 ( 単位 : 億円 ) ( 前期比増減 ( ) 率 ) 外国為替証拠金取引米ドル 円 1,989 ( 21.0) 12,768 ( 4.4) ユーロ 米ドル 1,185 ( 45.4) 846 ( 140.1) ユーロ 円 1,135 ( 54.8) 5,012 ( 90.7) 英ポンド 円 662 ( 11.4) 4,520 ( 46.7) 豪ドル 円 1,295 ( 12.3) 3,919 ( 2.8) 英ポンド 米ドル 111 ( 11.7) 139 ( 31.9) 豪ドル 米ドル 240 ( 81.4) 76 ( 14.4) NZ ドル 円 200 ( 49.4) 967 ( 2.4) カナダドル 円 60 ( 0.4) 226 ( 2.9) スイスフラン 円 167 ( 93.5) 38 ( 3.9) 米ドル スイスフラン 14 ( 0.3) 138 ( 40.8) 南アフリカランド 円 117 ( 124.5) 802 ( 17.5) その他 計 7,336 ( 4.0) 29,898 ( 13.2) 通貨オプション取引米ドル 円 コール 33,557 ( 12.6) 30,458 ( 16.2) 直物為替先渡取引 (NDF) 米ドル 円 プット 50,522 ( 17.1) 41,167 ( 2.1) ユーロ 円 コール 1,853 ( 14.5) 2,885 ( 5.7) ユーロ 円 プット 3,824 ( 14.6) 2,796 ( 3.0) 豪ドル 円 プット 3,238 ( 1.3) 1,965 ( 45.1) 英ポンド 円 コール 83 ( 89.4) 62 ( 22.1) その他 1,745-2,117 - 計 94,824 ( 7.6) 81,454 ( 7.3) 韓国ウオン 円 111 ( 14.5) 140 ( 27.3) ブラジルレアル 円 72 ( -) 8 ( -) 米ドル 円 2 ( 42.3) 77 ( 11.5) その他 計 784 ( 2.6) 595 ( 5.0) 為替先渡取引ユーロ 円 ( -) ( -) その他 計 2 ( 95.9) 1 ( 97.8) その他 合計 102,953 ( 7.3) 111,967 ( 2.6) ( 注 )1. 本表は 当協会会員からの報告に基づく集計である 2. 建玉には媒介取引に係るものを含めていない 3. 売建玉は顧客の売建玉 ( 会員の買建玉 ) を 買建玉は顧客の買建玉 ( 会員の売建玉 ) をいう 4. 計上数値は 単位未満を切り捨てし 切り捨てによって0となったものは0と表示 表示がない場合は 建玉がなかったことを示す 5. 外国通貨は 期末の外国為替レートで日本円に換算して計上した 31

36 店頭金融先物取引の通貨別取引金額及び建玉残高 ( 平成 22 年度第 3 四半期 ) ( 単位 : 億円 ) 種 類 通 貨 取引金額 売建玉 買建玉 ネット買建 外国為替証拠金取引 日本円 3,070,986 28,438 5,634 22,803 米ドル 2,614,795 3,102 14,501 11,399 ユーロ 1,639,876 2,375 5,939 3,564 英ポンド 441, ,767 3,956 豪ドル 361,457 1,569 4,043 2,474 ニュージーランドドル 32, , スイスフラン 22, カナダドル 14, 南アフリカランド 4, トルコリラ 香港ドル シンガポールドル スウェーデンクローナ メキシコペソ デンマーククローネ ノルウェークローネ ハンガリー フォリント 中国人民元 ポーランドズロチ 韓国ウォン チェコ コルナ タイバーツ ルーマニアレイ 通貨オプション 日本円 24,566 93,909 82,332 11,577 米ドル 18,863 74,734 81,006 6,272 ユーロ 3,381 4,661 6,712 2,051 豪ドル 1,741 2,640 4,863 2,223 英ポンド カナダドル 南アフリカランド スイスフラン ニュージーランドドル 韓国ウォン 香港ドル サウジ リアル 台湾ドル NDF 日本円 韓国ウォン 米ドル ブラジルレアル 中国人民元 台湾ドル マレーシアリンギ インドルピー インドネシアルピー フィリピンペソ ( 注 )1. 取引金額が1 億円以上の通貨を掲載した 2. 取引金額は 各通貨の買付取引と売付取引を合計した金額である 3. 売建玉及び買建玉は 通貨別の売建と買建をそれぞれ合計したものである 例えば 外国為替証拠金取引の英ポンド 米ドルの買建では 英ポンドの買建 米ドルの売建とし 同売 建では 英ポンドの売建 米ドルの買建として計算し 通貨オプション取引では コールの買建及びプッ トの売建を買建とし コールの売建及びプットの買建を売建とした 32

37 国内取引所及び店頭における金融先物取引の取引金額 ( 想定元本 ) の推移 ( 単位 :10 億円 ) 取引所 ( 金融取 ) 店頭 年度 四半期ユーロ円同オプ取引所為外国為替通貨オプその他合計金利先物ション替証拠金証拠金ションその他 合計 平成 18 年度計 8,526,666 1,100,387 20, ,647, ,042 32, ,854 平成 19 年度計 8,731,853 1,015,943 45,329 3,195 9,796, ,382 33,544 1, ,342 平成 20 年度計 4,784, ,058 53,218 5,037,712 1,769,433 17, ,787,369 平成 21 年度計 3,090,617 5,795 87,304 3,183,717 2,092,463 10,381 1,199 2,104,043 平成 22 年度 Ⅰ 697, , , ,826 2, ,354 Ⅱ 802, , , ,703 4, ,056 Ⅲ 751, , , ,231 2, ,912 ( 注 ) 金融取のユーロ円金利先物及び同オプションについては受託取引と自己取引の合計 取引所為替証拠金につい ては受託取引のみ 外国通貨については 各期末の外国為替レートで日本円に換算した ユーロ円金利先物の価格については 期近限月の各期末の終値を使用した 33

38 外国為替証拠金取引に係る証拠金の残高 口座数の状況 ⑴ 証拠金の残高 ( 単位 : 百万円 ) 年度 四半期 顧客からの受入証拠金額カバー先への店頭金融取合計差入証拠金額 平成 18.Ⅳ 475,800 (11.6) 42,113 (14.5) 517,913 (11.8) 145,933 平成 19.Ⅳ 522,407 (16.6) 84,925 (24.4) 607,332 (17.4) 114,591 平成 20.Ⅳ 471,790 (24.6) 89,360 (33.3) 561,150 (25.7) 65,496 平成 21.Ⅳ 580,771 (19.6) 145,258 (16.4) 726,029 (18.9) 76,528 平成 22.Ⅰ 582,577 (19.3) 146,462 (21.4) 729,039 (19.7) 86,466 Ⅱ 652,110 (19.1) 166,371 (21.1) 818,481 (19.4) 92,538 Ⅲ 648,790 (17.4) 178,983 (20.2) 827,773 (17.9) 110,602 [6.0%] ( 注 ) 金融取は 東京金融取引所の取引所為替証拠金取引 カッコ内数値は 対建玉残高比 (%) [ ] 内数値は 法人顧客が占める割合 大証における取引所外国為替証拠金取引を除く ⑵ 口座数 1 金融取 ( 単位 : 口座数 ) 年度 四半期 設定口座数実績口座数ネット電話合計ネット電話合計 平成 19.Ⅳ 75, ,439 28, ,463 平成 20.Ⅳ 139,870 1, ,476 33, ,553 平成 21.Ⅳ 198,088 2, ,818 43,080 1,448 44,528 平成 22.Ⅰ 222,696 2, ,673 47,289 1,585 48,874 Ⅱ 262,019 3, ,274 45,429 1,689 47,118 Ⅲ 289,791 3, ,252 50,201 1,788 51,989 2 店頭 ( 単位 : 口座数 ) 年度 四半期 設定口座数実績口座数ネット電話合計ネット電話合計 平成 19.Ⅳ 1,309,535 39,790 1,349, ,723 11, ,197 平成 20.Ⅳ 2,152,507 39,409 2,191, ,223 8, ,858 平成 21.Ⅳ 3,039,251 36,764 3,076, ,622 9, ,495 平成 22.Ⅰ 3,187,431 25,718 3,213, ,338 5, ,166 Ⅱ 3,451,050 26,275 3,477, ,500 5, ,676 Ⅲ 3,638,476 26,860 3,665, ,155 5, ,330 [0.6%] [2.8%] [0.6%] [0.8%] [3.2%] [0.8%] ( 注 )ネット又は電話を区分していない会員及びネットと電話を使用する会員の口座数の状況は 電話として集計した 設定口座数は 当該四半期末に設定されている口座数を 実績口座数は 当該四半期中に取引実績のあった口 座数をいう [ ] 内数値は 法人顧客が占める割合 大証における取引所外国為替証拠金取引を除く 34

39 店頭外国為替証拠金取引の取引金額の分布状況 年度 四半期対象会員数 10 兆円以上 1 兆円以上 10 兆円未満 5 千億円以上 1 兆円未満 1 千億円以上 5 千億円未満 500 億円以上 1 千億円未満 ( 単位 : 社 ) 500 億円未満 平成 18 年.Ⅳ 平成 19 年.Ⅳ 平成 20 年.Ⅳ 平成 21 年.Ⅳ 平成 22 年.Ⅰ Ⅱ Ⅲ 店頭金融先物取引の取引金額の推移 ( 暦年ベース ) ( 単位 :10 億円 ) 外国為替証拠金 通貨オプション その他 合計 平成 18 年 269,597 27, ,926 平成 19 年 595,691 37,341 1, ,296 平成 20 年 1,395,276 22, ,418,193 平成 21 年 2,106,405 10, ,117,489 平成 22 年 2,047,843 11,527 1,514 2,060,885 35

40 東京都千代田区神田小川町 1-3 NBF 小川町ビルディング 社団法人金融先物取引業協会 TEL(03) ( 代 ) FAX(03) URL 本書は 投資や運用等の助言を行うものではありません 本書の全部または一部を転用複写する場合は 当協会までご照会ください

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