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1 設計 BOM から製造 BOM へ Aras Innovator を利用した BOM 関連ソリューション事例 Kota Kanai, Manager, Solution Architect Development division Aras Community event 2015

2 Aras Innovator を利用した MBOM 構築例 MBOM 構築ソリューションの紹介 デモンストレーション Agenda 将来性や持続可能性のある レジリエント ( しなやかで強い )PLMは ビジネス要件の変化に適応することが可能です このセッションでは Aras Innovatorにおける当社のMBOM 構築のためのソリューションをデモンストレーションを行いながら そのポイントを解説します

3 Aras Innovator PLM MBOM 構築ソリューション ~ 概要 ~

4 Aras Innovatorはコアソリューションとして 設計 BOM が用意されています ただし 製造 BOM 系のソリューションとしては Aras 社で現在開発中 スモールスタートから導入し 活用範囲を広げ製造 生産情報の管理にもAras Innovatorを利用していきたい そんなユーザ様向けに Aras Innovatorにおける製造部品情報の管理の構築例をご紹介します

5 商品企画 マーケティング 仕様 / 機能 / 要望と構成の関係 この部分の構築 開発 設計 仕様 / 機能 機能構成 / 数量 代替可能部品 図面との関係 生産準備 ファントム部品 製造工程を意識した構成 個別受注情報 オフ ション 調達 購買生産出荷販売 保守 仕入先 価格情報 工程情報 拠点 工場の設備 副資材情報 化学物質情報 納品情報 顧客情報 オフ ション / 修理情報

6 Aras Innovator PLM MBOM 構築ソリューション ~ シナリオ ~

7 設計 BOM 製造 BOM の作成 製造 BOM ERP 連携用 CSV ファイルの作成 副資材 工程情報 製造 BOM の編集 ERP との連携 CAD 構成情報の取込 製造部品構成エディタ機能

8 設計部品表 E-BOM(As-Designed BOM) 製品の機能を構成で表示 PEN-2000 : ボールペン PEN-2000 製造部品表 M-BOM(As-Planned BOM) 製造工程を考慮し ファントム部品を含む構成で表示 : ボールペン ボールペン製造工程 工程情報 Process Plan 製造順序を設定 治具や副資材なども定義 6. 書き味テスト 検証治具 拠点別製造部品表 M-BOM(As-Build BOM) 設備に応じた生産部品表を設定 購入品なども定義 PEN-2000 : ボールペン ( 中国 ) メンテナンス部品表 S-BOM(As-Maintain) 顧客に納品した構成 オプションや 修理情報を定義 PEN-2000 顧客情報 : ボールペン PEN-2110 PEN-2120 : 胴体 : 後部 PEN-2300 : キャップ ファントム品 PEN-2100-F : 本体 5. 最終組立 固定治具 / 接着剤 PEN-2300 : キャップ ファントム品 PEN-2100-F : 本体 PEN-2110 PEN-2120 : 胴体 : 後部 オプション情報 PEN-2141 : グリップ ( 黒 ) PEN-2142 : グリップ ( 青 ) PEN-2201 : ペン先 (0.7mm) PEN-2202 : ペン先 (0.5mm) PEN-2203 : ペン先 (0.3mm) PEN-2202 : ペン先 (0.5mm) PEN-2110 : 胴体 4. 本体組立 PEN-2141 : グリップ ( 黒 ) PEN-2120 : 後部 3. 部品置場に搬入 注入治具 2. インク注入 PEN-2202 : ペン先 (0.5mm) PEN-2110 : 胴体 PEN-2141 : グリップ ( 黒 ) PEN-2120 : 後部 PEN-2141 : グリップ ( 黒 ) PEN-2202 PEN-2141 : ペン先 (0.5mm) : キャップ 交換部品情報 PEN-2300 : キャップ PEN-2410 : インク ( 黒 ) ファントム品 PEN-2400-F : インクチューブ PEN-2410 : インク ( 黒 ) 1. 部材設置 PEN-2400 購入品 : インクチューブ PEN-2400 : インクチューブ PEN-2420 : インク ( 赤 ) PEN-2420 : インク ( 赤 ) PEN-2430 : インク ( 青 ) PEN-2500 : チューブ PEN-2430 : インク ( 青 ) PEN-2500 : チューブ ERP 連携 BaseLine

9 機能名 機能一覧 設計部品構成 CSV ファイル取り込み機能 利用する Aras Innovator 基盤機能 機能概要 CAD データから出力した P/N P/S 情報を Aras Innovator に登録 承認ワークフローアサインメント支援機能ワークフローアサインメント支援機能 ( アサイメントの自動設定 反映 ) アイテムタイプ と リレーション を用いた 極めてシンプルなデータモデル定義により 製造部品構成への展開リリースされた設計部品情報を 製造部品構成に展開 ( 新規展開のみ ) 設計部品構成 BaseLine Viewer 設計部品構成 Editor(BOM Editor) 工程マスタ管理ファイル一括ダウンロード製造部品構成 Viewer 製造部品構成 Editor(BOM Editor) ERP 連携用 CSVダウンロードファイル作成 Float 設定でも リリース当時の BaseLine を確認することができる Viewer 部品構成をツリー表示上で 構成を変更することができる Editor テンプレートとしての工程マスタの管理 ( 動的特性値管理 FMEA CP) アイテムタイプ内のリレーション先の File アイテムタイプを一括ダウンロード 製造部品 工程 治具 副資材の構成を確認することができる Viewer 製造部品構成 工程構成を左右に表示し お互いの情報を確認しながら 製造工程構成を作成することができる Editor ERP 連携用に製造部品構成情報を CSV ファイルに出力

10 Aras Innovator PLM MBOM 構築ソリューション ~ デモンストレーション ~

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12 Screen image MBOM 構築 Solution Function

13 画面一覧 設計部品情報画面 CSV 取り込み 製造部品への展開 製造部品情報画面 Editor 呼び出し 製造部品構成 Viewer 工程マスタ画面 特性値 FMEA CP 設定画面

14 設計部品情報検索画面 画面上部のアイテムアクションより 設計部品構 成 CSV ファイル取り込み メニューを選択 ファイルアップロード画面画面 設計部品情報 - CSV 取込 - TOC 設計より 設計部品情報 を選択 画面上部のアイテムタイプアクションから 設計部品構成 CSVファイル取り込み アクションを選択することで CSVファイルアップロード画面が 設計部品情報 TOC メニュー ファイルアップロード画面にて CSV ファイルを選択 立ち上がります 対象のCSVファイルを選択し Upload ボタンをクリックすることで設計部品情報への取込みが開始されます

15 設計部品情報詳細画面 設計部品情報 - CSV 取込 - CSV ファイルから P/N 情報の取込 Document Number 部品番号 重量 情報などを読み込みパーツマスタの基本情報として登録同一情報 ( Document Number] Revision が存在する場合は取り込まれません CSV から P/N 情報を取込み CSV ファイルから P/S 情報の取込 CSV から P/S 情報を取込み レベル情報より 親子の構成情報を登録 数量 参照番号 情報などを読み込み リレーションとして作成

16 設計部品情報詳細画面 構成ブラウザ画面 設計部品情報 - 製造部品情報への展開 - 製造部品への展開 ( 新規 ) アクションを選択 製造部品情報詳細画面 対象の設計部品 ( トップ部品 ) を選択し 製造部品への展開 ( 新規 ) を実行すると 設計部品の構成と同様の構成内容で 製造部品が作成されます 品目コード 品目名称 品目タ イプ 数量 など 部品の基本情 参照品目 としてパーツマスタ情報が自動的にリンク 報と 構成情報がそのまま展開さ れます 設計部品と同様の構成が 製造部品に作成されます 既に同一の 品目コード が製造部 品に存在する場合は作成されませ ん

17 製造部品情報 - エディタ画面呼び出し - 生産準備マスタ検索画面 対象の製造部品 ( トップ部品 ) を選択し 製造部品構成 Editor を実行すると 構成エディタ画面が新規に立ち上がります 製造部品構成 Editor アクションを選択

18 製造部品情報 - 工程マスタとの関連付け - 設計部品から展開された製造部 製造部品構成エディタ画面 工程設定 を実行 品情報を構成 Editor で表示すると 右図のように表示されます 工程マスタ選択画面 工程情報と関連がないため 左側 のエリアには何も表示されていませ ベースとなる工程マスタを選択 ん 画面上部の 工程設定 ボタンをクリックすることで 工程マスタから標準の工程テンプレートを選択することが出来ます 工程マスタはテンプレートとして使用され 関連付けのタイミングで 対象の 製造部品用に工程が用意されます 左側に選択した工程情報が表示されます

19 製造部品情報 - 製造部品構成の変更 - 製造部品構成エディタ画面 工程を意識しながら 製造部品情報の構成を編集していきます 必要に応じて 不要部品の削除 購入部品の追加 ファントム部品の追加などを行っていきます 製造部品の基本操作コマンド 既存部品追加 ファントム作成 削除 ( 複数可 ) 編集 右クリックからの基本コマンドを利用し 工程を意識した製造部品構成を編集 切り取り & 貼り付け ( 複数可 )

20 製造部品情報 - 製造工程構成の変更 - 製造部品構成エディタ画面 工程の投入タイミングに対して 製造部品を設定していきます 必要に応じて 工程の追加 順番の変更などを行っていきます 右側の製造部品を選択し 選択工程へ追加 を実行すると 選択されている工程以下に投入製造部品として設定されます 製造工程の基本操作コマンド 工程追加 右クリックからの 選択工程へ追加 を利用し 工程に対して 投入部品を組み立てていきます 部品追加 削除( 複数可 ) 編集 切り取り & 貼り付け ( 複数可 )

21 製造部品情報 - 治具 副資材設定 - 製造部品構成エディタ画面 治具 副資材の設定は 開く メ ニューより工程タスクアイテムタイプ 画面から行うことが出来ます 工程情報を選択して 開く を実行し アイテムタイプの詳細画面を開きます 工程タスク詳細画面 治具タブ 副資材タブから工程に対しての 必要な情報を設定することが出来ます

22 製造部品情報 - 製造部品構成 Viewer- 製造部品構成 Viewer 画面 対象の製造部品 ( トップ部品 ) を選択し 製造部品構成 Viewer を実行すると 構成 Viewer 画面が新規に立ち上がります 製造部品 工程情報 治具 副 資材の全てをリレーション関係を含 んだ情報を Viewer にて確認するこ 製造部品構成 Viewer アクションを選択 とが出来ます 製造部品 工程情報 治具 副資材の 全てをリレーション関係を含んだ情報を Viewer にて確認することが出来ます

23 製造部品情報検索画面 製造部品情報 -ERP 用 CSV ダウンロード - 対象の製造部品情報 ( トップ部品 ) を選択し ERP 連携用 CSVファイルのダウンロード を実行すると 選択された製造部品の構成情報をもとに ERP 連携用のCSVファイルを生成します ERP 連携用 CSV ファイルのダウンロード

24 ERP 連携用 CSV ダウンロード画面 製造部品情報 -ERP 用 CSV ダウンロード - ERP 連携用 CSV ファイル が Zip 形式でダウンロード 生成された ERP 連携用の CSV ファ イルは Zip 形式によりダウンロードす ERP 連携に必要なファイルが圧縮されている るこが可能 品目情報.csv BOM 情報.csv 設計通知番号.csv Zip の内容は SAP 連携に必要な 3 つのファイルで構成されています 品目情報.csv BOM 情報.csv 設計通知番号.csv

25 工程マスタ - 工程タスク設定 - 工程マスタ画面 工程に対して 工程タスクを再帰リレーションで管理しているため 階層や 順序を意識して工程を組み立てることが出来ます 工程マスタに関しては 現在は Editor を用意していないため Aras Innovator 標準画面上での編集が必 要になります 工程に対して 工程タスクを再帰リレーションで管理しているため 階層や 順序を意識して工程を組み立てることが出来ます

26 工程マスタ - 工程フロー - 工程マスタ画面 作成した工程情報を視覚的にフ ロートして確認することが出来ま す 工程フローを視覚的に確認することが出来ます 階層や 順序 平行作業などが確認しやすくなります

27 工程マスタ - 特性値 - 工程マスタ ( 特性値 ) 画面 工程タスクごとに 特性値を設定す ることが出来ます 特性値の入力方法や 必須設定はマスタ定義によって 予め定義することが可能です 工程タスクに対して必須な特性値項目を自動的に割り当て工程タスク毎に 特性値を設定を定義しておくことが可能 入力方法は 特定値定義マスタ によって 予め用意しておくことができます

28 工程マスタ -FMEA CP- 工程マスタ (FMEA) 画面 工程タスクごとに FMEA CP を設 定することが出来ます 現状は FMEA CP 帳票出力機 能は存在せず 管理までとなります 工程マスタ (CP) 画面

29 Reference Aras Innovator Function Data Model

30 System Resource Note Aras Innovator Version Aras Innovator 11.0 SP2 バージョン : 11.0; ビルド : 6152 Browser IE9,10,11 Firefox FirefoxESR Reference Aras Innovator Installation Guide.pdf Aras Innovator Platform Specifications.pdf Aras Innovator Programmer's Guide.pdf Aras Innovator Client Settings for Internet Explorer on Windows.pdf

31 Aras Innovator PLM MBOM 構築ソリューション ~ 今後の展望 ~

32 機能名 機能概要 拠点別製造部品表 M-BOM(As-Build BOM) 拠点別製造部品表 M-BOM(As-Build BOM) の実装 製造部品構成からの展開機能 メンテナンス部品表 S-BOM(As-Maintain) CAD からの P/N P/S 以外の情報連携 メンテナンス部品表 S-BOM(As-Maintain) の実装 製造部品構成 拠点別製造部品表からの展開機能 CAD インテグレーションとは別に CSV フラットファイルでインポートを実装する上で CAD データや関連ファイルの取り込み機能 設計部品構成の複製機能 設計部品表 製造部品表内での流用複写機能 FMEA CP 帳票出力機能 FMEA CP 情報の標準テンプレートにおける帳票出力対応 工程マスタエディタ 工程マスタの Editor 機能

33 Aras Innovator Neosystem Solutionの紹介

34 標準パーツに対して "Part BOM Editor" の アクションメニューを追加することができます このU/Iでは ツリー構成で展開された部品構成 (BOM) に対して 右クリックによる基本操作や ドラックアンドドロップによる構成変更 一括登録などの機能を提供しています PartsBOMEditor

35 ドキュメントとの全文検索 (Search Modeに機能を追加 ) MS Office PDF, Zipなど様々なファイルフォーマットに対応 (Apache Solrエンジン ) ログインユーザに伴った閲覧権限制御 ( ドキュメントの検索結果に対して 閲覧制限機能 ) Full-text Search Mode with Fess

36 Solution Name Parts BOM Editor Full-text Search Mode with Fess Custom Access Log Add Item Link URL to Property dialog Send Item Link URL by Secure PDF Workflow Assignment Ext SearchDialog Collective Downloading Contents 構成で展開された部品構成 (BOM) に対して 右クリックによる基本操作や ドラックアンドドロップによる構成変更 一括登録などの機能を提供しています OSS FESS( オープンソース全文検索サーバー ) とのコラボレーション アイテム参照ログ管理機能 Aras Innovator アイテムタイプ作成 URL 作成機能 Aras Innovtor URL 付きメールテンプレート作成機能 CAD 内の ビューファイル に対して セキュリティ設定を組み込むことができる機能 ワークフローにおいて アサインメントを支援する機能 検索ダイアログからの新規作成ウィンドウの呼び出し機能 Aras Innovator のアイテムタイプに紐づく File を一括ダウンロードする機能 からダウンロードし 利用して頂くことが可能です Neosystem で検索してみてください

37 BOM Editor