インドネシアにおけるREDD+の動向とJICA協力

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1 インドネシアにおける REDD+ の動向と新たな JICA REDD+ プロジェクト (IJ-REDD+) 2012 年 9 月 11 日インドネシア国 JICA 国家森林計画実施支援プロジェクト高原繁

2 インドネシアの森林減少 年当たり森林減少面積の推移 単位 : 百万 ha Indonesia Forest area Other Land uses 出典 : 林業省 ( 計画総局 ) 森林減少 劣化の主要因 オイルパーム農園等への転用 エネルギー 鉱山開発 森林 泥炭地火災 違法伐採 森林面積の推移 単位 : 百万 ha 1990 年 2000 年 2006 年 森林面積 出典 :FAO

3 泥炭地の問題 インドネシアの低湿地には 15~21 百万ヘクタールの泥炭地が分布 泥炭地の開発による火災の頻発等は 二酸化炭素の主要排出源 資料 : 農業省

4 インドネシアの GHG 排出量と削減目標 2020 年までに BAU ベースで 26%( 外国からの支援により 41%) を削減 インドネシア GHG ガス排出量の推移と削減目標 単位 : メガトン 農業 工業 廃棄物 エネルギー運輸 森林及び泥炭地 出典 : インドネシア温室効果ガス削減行動計画 (RAN-GRK)

5 インドネシアにおける主要 REDD+ 政策の発展 COP13 バリ IFCA(Indonesia Forest Climate Alliance) の設立 REDD Readiness 戦略の策定 ( 林業省 ) INCAS(Indonesia Carbon Accounting System) の開発 ( 林業省 LAPAN) G20 でユドヨノ大統領が温室効果ガス自主的削減目標を発表 (2020 年に BAU ベース 26%) ノルウェーによる 10 億ドル REDD+ 支援の合意 REDD+ タスクフォース設置 REDD 関係規則の制定 ( 林業大臣令 ) 2 年間の天然一次林及び泥炭地新規開発凍結 ( モラトリアム ) 温室効果ガス削減国家行動計画 (RAN-GRK) 国家 REDD+ 戦略策定 REDD+ 庁等の設立 ( 予定 )

6 REDD+ タスクフォースの活動 REDD+ タスクフォース ( 第一次 ) 2010 年 9 月 ~2011 年 6 月 REDD+ 庁設立のためのタスクフォース ( 第二次 ) 2011 年 9 月 ~2012 年 12 月 議長 : クントロUKP4( 開発監査規制大統領作業ユニット ) 長官事務局長 : アグス プルノモ気候変動担当大統領特別補佐官メンバー < 次官級 > 財務省農業省林業省エネルギー 鉱業資源省国家開発計画庁 (BAPPENAS) 環境省国土庁内閣府 UKP4

7 インドネシア国家 REDD+ 戦略 (2012 年 6 月策定 ) ビジョン : 天然林と泥炭地の持続的経営 国民の繁栄 REDD+ 戦略 5 本の柱 3 1 組織と手続き REDD+ 庁 資金メカニズム MRV 庁 保全と復旧 2 法令 規則の枠組み 土地権限と土地利用計画 法執行の改善と汚職防止 2 年間の開発凍結実施 森林 泥炭地のデータ 許認可システムの改善 民間セクターに対するインセンティブ 保護エリア機能の確立 森林 泥炭地の転用抑制 森林の回復と泥炭地の復旧 排出削減 戦略プログラム 4 業務パラダイムと 森林 土地利用にかかるガバナンス 持続性規範に基づく地域経済の活性化職場文化の変革 国キャンペーン インドネシアの森林を救え 持続的農業 林業 鉱業 ランドスケープの持続的経営 農地 プランテーションの生産性向上 森林の持続的経営 生産性の高い土地の露天掘り鉱山への転用抑制 森林 泥炭地の火災の防止と抑制 付加価値の高い下流産業の育成 持続的な代替生計向上の拡大 多目的ランドスケープ管理 炭素蓄積増加 5 多様な関係者( 国 地方政府 民間 NGO 先住民 地域住民多様な関係者の参画 等 ) の参画推進 社会 環境セーフガードの確立 公平な利益配分の確保 保全と生物多様性維持 経済成長

8 インドネシア REDD+ 組織体制の整備の方向と役割 ( タスクフォースによる検討 ) 国家 REDD+ 庁 法律に基づく大統領直属の閣僚級機関を想定 国レベルでの REDD+ 政策を統括するとともに 各省庁 地方政府等の関連機関を調整 MRV 機関 資金メカニズムの総合調整 MRV 機関 UNFCCC 及び IPCC ガイドラインに即した MRV 確立のための政策 基準の策定 REDD+ に係る GHG インベントリの取りまとめ REDD+ 活動による排出削減の認証情報を資金メカニズムに提供 資金メカニズム 国予算から独立した 法律に基づく信託基金として設立 排出削減につながる REDD+ 諸活動の実施支援 適切な利益分配 セーフガードの確立 当初はノルウェー資金を核に無償資金により運営 将来的には投資資金の受け入れを視野

9 インドネシア REDD+ に対する JICA 取り組みイメージ 森林政策 資源モニタリング REDD+ タスクフォース GHG 削減アクションプラン (NAMA) GHG インベントリ UNFCCC 二国間メカニズム 林業省 UKP4 BAPP ENAS 環境省 DNPI 新たな REDD プロジェクト (IJ-REDD) FFORTRA プロジェクト 気候変動対策能力強化プロジェクト JICA-JST 泥炭地の炭素管理プロジェクト ( 中央カリマンタン ) 泥炭地火災プロジェクト 荒廃地回復プロジェクト マングローブプロジェクト

10 IJ-REDD+ REDD+ 実施メカニズム構築プロジェクト Indonesia-Japan Project for Development of REDD+ Implementation Mechanism (IJ-REDD+) 期間 :3 年間 (2013 年 1 月開始見込み ) プロジェクト場所 : 西カリマンタン ( パイロット活動 ) 中央カリマンタン ( 州レベルキャパビル )

11 Ministry of Forestry Republic of Indonesia 州別排出削減量 Riau Kalimantan Tengah Papua Kalimantan Timur Kalimantan Barat Sumatera Selatan Papua Barat Sumatera Utara Aceh Jambi Sulawesi Tengah Kalimantan Selatan Sumatera Barat Nusa Tenggara Timur Maluku Sulawesi Tenggara Maluku Utara Sulawesi Selatan Sulawesi Barat Jawa Timur Nusa Tenggara Barat Bangka Belitung Lampung Bengkulu Gorontalo Sulawesi Utara Jawa Tengah Jawa Barat Kepulauan Riau Bali Banten DIY DKI 出典 : 林業省計画総局

12 12 IJ-REDD+ プロジェクトの枠組みイメージ 西カリマンタン アウトプット 1: 準国 ( 州 ) レベルでの REDD+ の実施体制づくり支援 アウトプット 2: 国立公園における REDD+ モデルづくり ( グヌンパルン国立公園 ). アウトプット 3: 生産林等における REDD+ パイロット活動 中央カリマンタン アウトプット 4: 州レベルでの炭素モニタリング能力強化 アウトプット 5: プロジェクト成果の国レベル REDD+ メカニズム構築への参照.

13 13 西カリ州におけるターゲット地域 GIZ, WWF, ADB ポンティアナク県 クブラヤ県 カヨンウタラ県 グヌンパルン国立公園 クタパン県 USAID, FFI

14 REL に対する実施提案 = Carbon factor Forest area 州レベルでの森林プロット調査 州レベル森林区分泥炭地の推定結果の検証 定点観測プロットの設置 毎木調査 ( 樹種 本数 樹高 DBH 樹冠サイズ ) バイオマス蓄積レベルに応じたプロットの設置 標高 1000m 以上の森林 Dry Land Forest の細分 検出最小単位を細かくする 大まかな範囲を衛星画像から推定 推定範囲 Plus 拡張範囲でグリッドサンプリングによる土壌調査 ( 泥炭の有無 深さ ) グリットサンプリング結果を基に泥炭地をマッピング 森林区分は高解像度衛星画像で検証 森林面積は高解像度衛星画像の判読結果との比較 換算式による算出された炭素蓄積はプロット調査結果 ( 検証用別データ ) と比較 森林減少箇所は現地調査 ( 簡易 UAV による撮影 ) または高解像度衛星画像による検証 広瀬氏 (Japan Space Systems) 大平氏調査結果より

15 PALSAR, ASTER による土地被覆変化 PALSER 2007/7/7 PALSER 2009/7/12 PALSER 2010/7/15 ASTER 2005/6/17 広瀬氏 (Japan Space Systems) 大平氏調査結果より ASTER 2012/6/4 15

16 グヌンパルン国立公園の状況 外部からのプレッシャーの存在 ( 火災 農地拡大 違法伐採 ゴム園 鉱山 ) 公園面積の約 10% が荒廃地 REDD+ を実施するうえで住民の生計向上対策がカギ

17 ' UltN 町民自 ~t.:n 町 " 凶 ''''',.~,u 岨仇喝 ;\l,.( 弘 1~(l..U.l ~G

18 グヌンパルン国立公園及び周辺の状況

19 グヌンパルン国立公園及び周辺の状況

20 グヌンパルン国立公園及び周辺の状況

21 グヌンパルン国立公園及び周辺の状況

22 グヌンパルン国立公園及び周辺の状況

23 国立公園以外のサイトの一例 ( カヨンウタラ県 ) 久保氏 ( グローバルリンク ) の調査による

24 まとめ 森林 泥炭地からの GHG 排出は インドネシアにおいて最大のセクターであり REDD+ は気候変動対策の優先課題 REDD+ メカニズムの構築は進展しつつあるものの まだ途上 ( 広大な国土 多数の関係アクタ ) 新たな IJ-REDD+ プロジェクトでは 次の取り組みを想定 - 国 ( 中央 ) レベルでは 政策サポートと我が国取組みとの連携強化 - 準国 ( 州 ) レベルでは REL/RL, MRV に関するキャパビルを中心に 州レベルメカニズム構築を支援 ( ネステッドアプローチ ) - サイトレベルでは 森林減少 劣化パターンに応じた住民の生計向上対策を含む REDD+ アプローチ手法の開発

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第1期

第1期 16 GDP GDP 1993 =100 Brebes Wonosobo Tana Karo Karanganyar 1993100 10 10 10 10 2002 (1996 =100) 2002 2002 20012004 6 30 1 Sumatera Nangroe Aceh Darussalam Sumatera Utara Sumatera Barat Riau Jambi Sumatera

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