平成17年8月30日

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1 お客様各位 平成 28 年 1 月 東海高熱工業株式会社技術本部 リフラクトリーセラミックファイバー (RCF) に関してのご連絡 平素は格別のご高配を賜り 厚く御礼申し上げます 別添の厚生労働省発表資料のとおり RCF に関する法規制が平成 27 年 11 月 1 日より施行されました ついては 弊社より納入させていただいております工業炉関連製品について 特に RCF を使用する際の留意事項につきまして ご連絡申し上げます 1. はじめに弊社工業炉関連製品におきましては 断熱材として RCF を使用している場合がございます 通常業務におかれましては 飛散やばく露の危険性はないと思われますが お客様にて加工や修理工事 ヒーター交換時の挿入口へのバルク充填など 直接 RCF を取り扱われる場合は 充分ご留意のほどお願い申し上げます 2. 使用箇所 (1) 炉壁内部の断熱層 ( レンガを除く ) (2) 高温ライニング材 (3) 高温パッキン シール材 (4) ヒーター挿入口充填材 3. 有害性 取り扱い時の注意事項について (1) 有害性発がん性 : 国際がん研究機構 (IARC) 2B( ヒトに対する発がん性が疑われる ) その他 : 特定標的臓器毒性 ( 反復ばく露 ) 呼吸器 (2) 取り扱い時の注意事項取り扱い時には 発散抑制措置 作業主任者の選任 呼吸用保護具及び作業衣又は保護衣の着用 作業記録の作成のほか 6 ヶ月に 1 回の作業環境測定 健康診断が必要となる場合がございます 詳しくは別添の厚生労働省の発表資料 ( 抜粋 ) 又はホームページをご参照下さい 厚生労働省 HP 4. 代替品対策 (1) ヒーター挿入口充填材 ( バルク ) について弊社としましては お客様への安全を第一に考え 代替品をご提案して参ります (2) 上記 (1) 以外の RCF 材について今後 メーカーからの代替品の紹介があると思いますが 当面 修理工事の都度 仕様等を含めてお客様とご相談のうえ 最善策をご提案させていただく所存です 本件に関するお問い合わせ先 東京都台東区北上野 住友不動産ビル 5 号館 5 階 かこなかしま東海高熱工業株式会社技術本部 ( 担当 : 加古 中嶋 ) TEL FAX [email protected] 以上

2 特定化学物質障害予防規則等を改正しました ナフタレンとリフラクトリーセラミックファイバーについて健康障害防止措置が義務づけられます 平成 27 年 11 月 1 日から施行 適用 ( 一部に経過措置があります ) 厚生労働省では 事業場において労働者が有害物にさらされる ( ばく露 ) 状況を把握するため 有害物ばく露作業報告制度 を設けています この報告に基づき リスク評価を実施し 労働者に重い健康障害を及ぼすおそれのある化学物質については 必要な規制を実施しています 今回のリスク評価の結果 ナフタレンとリフラクトリーセラミックファイバーについても規制が必要とされましたので 労働安全衛生法施行令 労働安全衛生規則 特定化学物質障害予防規則を改正しました 目 次 今回の改正による物質ごとの主な規定の適用 ( 一覧 ) ナフタレンの健康障害防止対策 有害性 性状 用途容器 包装への表示 ( ラベル ) 文書の交付等 (SDS) 特定化学物質としての規制の対象となる作業と含有率発散抑制措置等 作業主任者 漏えい防止のための措置等その他の措置 作業環境測定健康診断 リフラクトリーセラミックファイバーの健康障害防止対策 有害性 性状 用途容器 包装への表示 ( ラベル ) 文書の交付等 (SDS) 特定化学物質としての規制の対象となる作業と含有率発散抑制措置等 作業主任者 特殊な作業等の管理その他の措置 作業環境測定 健康診断作業記録の例 粉じん障害防止規則等との関連 粉じん障害防止規則との整理表 問い合わせ先など このパンフレットでは 各法令の名称を次のように略記しています 労働安全衛生法 安衛法労働安全衛生規則 安衛則労働安全衛生法施行令 安衛令特定化学物質障害予防規則 特化則 厚生労働省 都道府県労働局 労働基準監督署

3 リフラクトリーセラミックファイバーの健康障害防止対策 今回の改正で 表示対象物 特定化学物質の管理第 2 類物質に位置づけられるとともに 特別管理物質になりました 有害性 性状 用途 主な有害性 ( 発がん性 その他の有害性 (GHS 区分 1 のもの )) 性状 用途の例 リフラクトリーセラミックファイバー CAS No 発がん性 : 国際がん研究機関 (IARC) 2B( ヒトに対する発がんの可能性がある ) その他 : 特定標的臓器毒性 ( 反復ばく露 ) 呼吸器 無臭の繊維状の固体 平均繊維径 2~4 μm(1000 を超えるとクリストバライトとなる ) シリカとアルミナを主成分とした非晶質の人造鉱物繊維 炉のライニング材 防火壁保護材 高温用ガスケット シール材 タービン 絶縁保護材 伸縮継手への耐熱性充填材 炉の絶縁材 熱遮蔽板 耐熱材 熱によるひび 割れ目のつぎあて 炉 溶接 + 溶接場のカーテン アルミナファイバー ( アルミナ繊維 )(CAS No ) アルカリアースシリケートウール (AES 繊維 ) (CAS No ) 等は含まれない 容器 包装への表示 ( ラベル ) ( 安衛法第 57 条 安衛則第 条 別表第 2) < 平成 27 年 11 月 1 日から適用 > リフラクトリーセラミックファイバー これを重量の1% 以上含有する製剤その他の物を容器 包装に入れて譲渡 提供する場合は 容器 包装に次の事項の表示が必要です 表示事項 1 名称 2 成分 3 人体に及ぼす影響 4 貯蔵または取扱い上の注意 5 氏名 ( 法人にあってはその名称 ) 住所 電話番号 6 注意喚起語 7 安定性及び反応性 8 標章 主として一般消費者の生活の用に供するためのものは除外 平成 27 年 11 月 1 日時点で既に存在する物については 平成 28 年 4 月 30 日までは適用除外 平成 28 年 5 月 31 日以前に譲渡し 又は提供する場合は 改正労働安全衛生法 ( 平成 26 年法律第 82 号 ) 施行前の規定に基づく上の 1~8 の表示事項が必要 文書の交付等 (SDS)( 安衛法第 57 条の 2 安衛則第 34 条の 2 34 条の 2 の 4 別表第 2 の 2) リフラクトリーセラミックファイバー これを重量の 0.1% 以上含有する製剤その他の物を提供する場合は 安全データシート (SDS) の交付などにより次の事項の通知が必要です 通知事項 1 名称 2 成分及びその含有量 3 物理的および化学的性質 4 人体に及ぼす作用 5 貯蔵または取扱い上の注意 6 流出その他の事故が発生した場合において講ずべき応急の措置 7 氏名 ( 法人にあってはその名称 ) 住所 電話番号 8 危険性または有害性の要約 9 安定性及び反応性 10 適用される法令 11 その他 主として一般消費者の生活の用に供するためのものは除外 特定化学物質としての規制の対象となる作業と含有率 ( 特化則第 2 条の 2) リフラクトリーセラミックファイバーと これを重量の 1% を超えて含有する製剤その他の物 ( 以下 リフラクトリーセラミックファイバー等 という ) が対象 リフラクトリーセラミックファイバー等を製造し または取り扱う作業 ( 以下 リフラクトリーセラミックファイバー製造 取扱作業 という ) が規制の対象 適用除外作業バインダーにより固形化された物その他のリフラクトリーセラミックファイバー等の粉じんの 8 発散を防止する処理が講じられた物を取り扱う業務 ( 当該物の切断 穿孔 研磨等のリフラクトリーセラミックファイバー等の粉じんが発散するおそれのある業務を除く ) [ 容器 包装への表示 ] については安衛則で規定されているため 適用除外となりません 8

4 発散抑制措置等 ( 特化則第 5,7,8,29,30,32,33,34 の 2,35 条 ) ( 安衛則第 85,86 条及び別表第 7) リフラクトリーセラミックファイバー製造 取扱作業について リフラクトリーセラミックファイバーなどから発散する粉じんに労働者がさらされること ( ばく露 ) を防止するため 次の措置をとることが必要です 1 対象物の粉じんが発散する屋内作業場での発散抑制措置 2 局所排気装置及びプッシュプル型換気装置の性能要件 点検 届出等 1. 対象物の粉じんが発散する屋内作業場 ( 特化則第 5 条 ) 1 発散源を密閉する設備 局所排気装置またはプッシュプル型換気装置を設けること 2 1 の措置が著しく困難なとき または臨時の作業を行うときは 全体換気装置を設ける等労働者の健康障害を予防するため必要な措置を講じること 2. 局所排気装置及びプッシュプル型換気装置の要件 点検 届出等 1 構造 性能等について一定の要件を満たす必要があること ( 特化則第 7,8 条 ) ( 局所排気装置の抑制濃度は リフラクトリーセラミックファイバー (5µm 以上の繊維として ) 0.3f/cm 3 ) 粉じん障害防止規則で定める制御風速を下限とし 当該制御風速においてリフラクトリーセラミックファイバーの濃度が抑制濃度を上回った場合は 抑制濃度以下になるまで性能を高めるものとする 2 定期自主検査 点検を行うこと ( 特化則第 29,30,32,33,34 の 2,35 条 ) 3 設置計画の届出 ( 安衛則第 85,86 条と別表第 7) ( 設置 移転 変更しようとする日の 30 日以上前に届出が必要です ) 2-➂ 以外は平成 28 年 11 月 1 日から義務化 ただし 平成 27 年 11 月 1 日 ~ 平成 28 年 10 月 31 日に製造 取扱い設備を新設する場合は 新設する時点から 2-➂ の届出は 発散抑制設備を平成 28 年 1 月 31 日までに設置 移転 変更しようとする場合は不要 9

5 作業主任者 ( 特化則第 27,28 条 ) リフラクトリーセラミックファイバー製造 取扱作業では 作業主任者を選任し 次の事項を行わせることが必要です 試験研究のため取り扱う作業を除く < 平成 29 年 11 月 1 日から適用 > 特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習 を修了した者のうちから 特定化学物質作業主任者を選任 ( 特化則第 27 条 ) 作業主任者の職務 ( 特化則第 28 条 ) 1 作業に従事する労働者が対象物に汚染され 吸入しないように 作業の方法を決定し 労働者を指揮すること 2 局所排気装置 プッシュプル型換気装置その他労働者が健康障害を受けることを予防するための装置を 1 か月を超えない期間ごとに点検すること 3 保護具の使用状況を監視すること 特殊な作業等の管理 ( 特化則第 38 条の 20) < 平成 27 年 11 月 1 日から適用 > リフラクトリーセラミックファイバーを用いて次の作業を行うときには リフラクトリーセラミックファイバーの粉じんの吸入を防止するため 有効な呼吸用保護具及び作業衣又は保護衣の使用が必要です 1 リフラクトリーセラミックファイバー等を窯 炉等に張り付けること等の断熱又は耐火の措置を講じる作業 2 リフラクトリーセラミックファイバー等を用いて断熱または耐火の措置を講じた窯 炉等の補修の作業 ( 前号及び次号に掲げるものを除く ) 3 リフラクトリーセラミックファイバー等を用いて断熱又は耐火の措置を講じた窯 炉等の解体 破砕等の作業 ( リフラクトリーセラミックファイバー等の除去の作業を含む ) また 上記作業を含むリフラクトリーセラミックファイバー製造 取扱作業を行うときには 毎日 1 回以上 掃除する必要があります さらに 上記作業を行うときには 作業場所を それ以外の作業を行う作業場所から隔離するか 隔離することが著しく困難である場合には 付近で上の 1~3 の作業以外の作業に従事する労働者がリフラクトリーセラミックファイバー等にばく露することを防止するため 以下のいずれかの対応を行うがことが必要です 1 リフラクトリーセラミックファイバーの粉じんをばく露するおそれがある作業場所において作業に従事する労働者に適切な呼吸用保護具及び作業衣又は保護衣を着用させること 2 可能な場合には湿潤化措置 呼吸用保護具及び作業衣又は保護衣 上の 1~3 の作業を行う際に 次の呼吸用保護具及び作業衣又は保護衣の使用が必要です 100 以上の防護係数が確保できる呼吸用保護具であること 例えば以下のものが含まれる 粒子捕集効率が 99.97% 以上の全面形の面体を有する電動ファン付き呼吸用保護具 粒子捕集効率が 99.97% 以上の半面形の面体を有する電動ファン付き呼吸用保護具のうち 漏れ率が 1% 以下 ( 電動ファン付き呼吸用保護具の規格 ( 平成 26 年厚生労働省告示第 455 号 ) で定める漏れによる等級が S 級又は A 級 ) であって 労働者ごとに防護係数が 100 以上であることが確認されたもの ( 日本工業規格 T8150 の方法による ) 作業衣 は粉じんの付着しにくいものとすること 保護衣 は 日本工業規格 T8115 に定める規格に適合する浮遊固体粉じん防護用密閉服が含まれること 支持金物等に接触し作業衣等が破れるおそれがある場合には 支持金物等に保護キャップやテープを巻くなどの対策を行うこと 10

6 リフラクトリーセラミックファイバーの特別規制 ( 作業ごとの措置事項 ) < 作業の種類 > 1 リフラクトリーセラミックファイバー等を窯 炉等に張り付けること等の断熱又は耐火の措置をとる作業 2 リフラクトリーセラミックファイバー等を用いて断熱又は耐火の措置をとった窯 炉等の補修の作業 (1 と 3 を除く ) 3 リフラクトリーセラミックファイバー等を用いて断熱又は耐火の措置をとった窯 炉等の解体 破砕等の作業 ( リフラクトリーセラミックファイバー等の除去の作業を含む ) 41~3 以外の製造 取扱いの作業 ( 条文 ) 第 38 条の 20 規制内容 作業の種類 第 1 項 作業場の床等は 水洗等によって容易に掃除できる構造のものとする 粉じんの飛散しない方法で毎日 1 回以上掃除をする 第 3 項第 1 号 第 3 項第 2 号 第 4 項第 1 号 第 4 項第 2 号 作業場所をそれ以外の作業場所から隔離する ( 隔離することが著しく困難である場合 ) 1 別の作業場所で作業に従事する労働者に適切な呼吸用保護具等を使用させる 2 湿潤化措置 労働者に有効な呼吸用保護具及び作業衣又は保護衣を使用させる リフラクトリーセラミックファイバー等の粉じんを湿潤な状態にする等の措置 作業場所にリフラクトリーセラミックファイバー等の切りくず等を入れるためのふたのある容器の配備 ( 防護係数 100 以上 ) その他の措置 ( 特化則第 12 条の 2,24 条,37 条,38 条 ~38 条の 4,43~45 条,53 条など ) 有効な呼吸用保護具等を備えること ( 特化則第 43~45 条 ) ぼろ等の処理 ( 特化則第 12 条の 2) 不浸透性の床の設置 ( 特化則第 21 条 ) 設備の改造等の作業時の措置 ( 特化則第 22 条 第 22 条の 2) 関係者以外の者の立入禁止措置 ( 特化則第 24 条 ) 適切な容器の使用等 ( 特化則第 25 条第 1 項から第 4 項まで ) 取扱い上の注意事項等の掲示 ( 特化則第 38 条の 3) 作業を記録し 30 年間保存すること ( 特化則第 38 条の 4) 休憩室 洗浄設備の設置 ( 特化則第 37 条 第 38 条 ) 喫煙 飲食の禁止 ( 特化則第 38 条の 2) 事業廃止時の記録の報告 ( 特化則第 53 条 ) 特別管理物質としての措置 < は平成 27 年 11 月 1 日から適用 は 平成 28 年 11 月 1 日から適用 > 11

7 作業環境測定 ( 特化則第 36 条 ~ 第 36 条の 4) < 平成 28 年 11 月 1 日から適用 > リフラクトリーセラミックファイバー等を製造 取り扱う屋内作業場では 作業環境測定とその評価 結果に応じた適切な改善を行うことが必要です 6 か月以内ごとに 1 回 定期に 作業環境測定士 ( 国家資格 ) による作業環境測定を実施 分析は 1 号 ( 粉じん ) の資格を持つ第一種作業環境測定士資格を有する測定士が実施 結果について作業環境評価基準に基づいた方法で評価を行い 評価結果に応じて適切な改善が必要 測定の記録及び評価の記録は 30 年間保存 物質名管理濃度試料採取方法分析方法 リフラクトリーセラミックファイバー 5μm 以上の繊維として 0.3f/cm 3 ろ過捕集方法 位相差顕微鏡を用いた計数法 分散染色法など同等以上の性能がある分析方法によって分析することもできます 健康診断 ( 特化則第 39 条 ~ 第 42 条 別表第 3~ 第 5) < 平成 27 年 11 月 1 日から適用 > リフラクトリーセラミックファイバー製造 取扱作業に常時従事する労働者に対して 健康診断を行うことが必要です 対象物の製造 取扱い業務 ( リフラクトリーセラミックファイバー製造 取扱作業に限る ) に常時従事する労働者 業務従事労働者 に対し 雇入れまたはこの業務への配置替えの際とその後 6 か月以内ごとに 1 回 定期に規定の項目について健康診断を実施 過去にリフラクトリーセラミックファイバー製造 取扱作業に常時従事させたことがあり 配置転換して現在も雇用している労働者 配置転換後労働者 についても同様に健康診断を実施 対象物が漏えいし 労働者が汚染された時又は労働者が対象物を吸入した時は医師による診察または処置を受けさせる 健康診断の結果 ( 個人票 ) は 30 年間の保存が必要 健康診断の結果を労働者に通知 特定化学物質健康診断結果報告書 ( 様式第 3 号 ) を労働基準監督署長に提出 リフラクトリーセラミックファイバーの健診項目 ( は 業務従事労働者の健診のみで実施する項目 ) < 一次健診 > 1 業務の経歴の調査 ( ) 2 作業条件の簡易な調査 ( ) 3 喫煙歴及び喫煙習慣の状況に係る調査 4 他覚症状又は自覚症状の既往歴の有無の検査 5 他覚症状又は自覚症状の有無の検査 4 5 の具体的内容 : せき たん 息切れ 呼吸困難 胸痛 呼吸 音の異常 眼の痛み 皮膚の刺激など ( 急性の疾患に関する症状 ( 下線部 ) については 業務従事者健診のみ ) 6 皮膚炎等の皮膚所見の有無の検査 ( ) 7 胸部のエックス線直接撮影による検査 (14 ページに留意事項あり ) < 二次健診 > ( 一次健診の結果 医師が必要と認める場合に実施 ) 1 作業条件の調査 ( ) 2 医師が必要と認める場合に行う項目 特殊なエックス線撮影による検査 肺機能検査 血清シアル化糖鎖抗原 KL-6 の量の測定又は血清サーファクタントプロテイン D( 血清 SP-D) の検査等の血液生化学検査 喀痰の細胞診 気管支鏡検査 12

8 作業記録の例 例 1 事業場ごとに月別で作成したもの 作業記録 ( 月別 ) 工業株式会社 工場平成 年 月分 労働者の氏名 従事した作業の概要 当該作業に従事した期間 特別管理物質により著しく汚染される事態の有無 著しく汚染される事態がある場合 その概要及び事業者が講じた応急の措置の概要 作業内容 : 炉の解体作業作業時間 :1 日当たり 時間取扱温度 :25 断熱材の取扱量 :1 日当たり キログラム断熱材の成分 : リフラクトリーセラミックファイバー % 含有換気状況 : 局所排気装置 ( 炉周辺を区画 ) 保護具 : 保護眼鏡 ゴム手袋 半面形電動ファン付き防じんマスク ( 粒子捕集効率 99.97% 漏れ率 0.1% 防護係数 ) 保護衣 月 日 ~ 月 日 有り 月 日午前 時 分頃 電動ファン付き防じんマスクの電池が切れたため 防じんマスクを外したまま 1 時間作業に従事し 粉じんを吸入 うがいの後 医師への受診 作業内容 : 炉の断熱材の補修 張り替え作業作業時間 :1 日当たり 時間取扱温度 :25 断熱材の取扱量 :1 日当たり キログラム断熱材の成分 : リフラクトリーセラミックファイバー % 含有換気状況 : 局所排気装置 ( 炉周辺を区画 ) 保護具 : 保護眼鏡 ゴム手袋 半面形電動ファン付き防じんマスク ( 粒子捕集効率 99.97% 漏れ率 0.1% 防護係数 ) 保護衣 月 日 ~ 月 日 無し 例 2 事業場ごとに作業者別で作成したもの作業記録 ( 作業者別 ) 工業株式会社 工場労働者の氏名 平成年月日 ~ 平成年月日分 作業年月日 従事した作業の概要 特別管理物質により著しく汚染される事態の有無 著しく汚染される事態がある場合 その概要及び事業者が講じた応急措置の概要 月 日 作業内容 : 炉の解体作業作業時間 :1 日当たり 時間取扱温度 :25 断熱材の取扱量 :1 日当たり キログラム断熱材の成分 : リフラクトリーセラミックファイバー % 含有換気状況 : 局所排気装置 ( 炉周辺を区画 ) 保護具 : 保護眼鏡 ゴム手袋 半面形電動ファン付き防じんマスク ( 粒子捕集効率 99.97% 漏れ率 0.1% 防護係数 ) 保護衣 有り 月 日午前 時 分頃 電動ファン付き防じんマスクの電池が切れたため 防じんマスクを外したまま 1 時間作業に従事し 粉じんを吸入 うがいの後 医師への受診 月 日 同上 無し - 月 日 同上 無し - 月 日 作業内容 : 炉の断熱材の補修 張り替え作業作業時間 :1 日当たり 時間取扱温度 :25 断熱材の取扱量 :1 日当たり キログラム断熱材の成分 : リフラクトリーセラミックファイバー % 含有換気状況 : 局所排気装置 ( 炉周辺を区画 ) 保護具 : 保護眼鏡 ゴム手袋 半面形電動ファン付き防じんマスク ( 粒子捕集効率 99.97% 漏れ率 0.1%) 保護衣 無し - 13

9 粉じん障害防止規則等との関連 粉じん障害防止規則等の適用の有無 リフラクトリーセラミックファイバーは 鉱物 ( 人工物を含む ) の一種であること また 耐火物として使用される場合があることから リフラクトリーセラミックファイバー等を製造し 又は取り扱う業務のうち一部の業務については 粉じん障害防止規則 ( 昭和 54 年労働省令第 18 号 以下 粉じん則 といいます ) 別表第 1 に規定する 粉じん作業 及びじん肺法施行規則 ( 昭和 35 年労働省令第 6 号 ) 別表に規定する 粉じん作業 に該当します このため このような業務については 今回の改正政省令の規定に加えて 粉じん則並びにじん肺法 ( 昭和 35 年法律第 30 号 ) およびじん肺法施行規則の規定が適用されます < 粉じん則の主な内容 > 発散抑制措置 特別教育 休憩設備 清掃 作業環境測定 呼吸用保護具 ( 詳細は 次頁の整理表を参照 ) < じん肺法 じん肺法施行規則の主な内容 > 健康管理 ( じん肺健康診断 管理区分の決定 作業転換 ) < 健康診断についての留意事項 > 上記のような場合 特化則に基づく健康診断の規定及びじん肺法に基づくじん肺健康診断 ( 以下 じん肺健康診断 といいます ) の規定の両方が適用され それぞれの健康診断を実施しなければなりません ただし これらの健康診断の検査項目のうち次の項目は同一の検査であることから 特化則に基づく健康診断とじん肺健康診断を同時期に行う場合には これら 2 つの健康診断でエックス線写真を共用することができます ア特化則健康診断の 胸部のエックス線直接撮影による検査 イじん肺健康診断の エックス線写真 ( 直接撮影による胸部全域のエックス線写真をいう ) による検査 なお 特化則に基づく健康診断とじん肺健康診断では実施頻度が異なり 前者は 6 月以内ごとに 1 回であるのに対し 後者はじん肺管理区分等に応じて 3 年以内ごとに 1 回又は 1 年以内ごとに 1 回であるのでご注意ください 14

10 粉じん障害防止規則との整理表 別表第 1( 粉じん作業 ) リフラクトリーセラミックファイバー製造 取扱作業に関連するもの 6 号 8 号 19 号など 粉じん則条文 規制内容 別表第 2 ( 特定粉じん発生源 特定粉じん作業 ) リフラクトリーセラミックファイバー製造 取扱作業に関連するもの 特定粉じん作業以外の粉じん作業 別表第 3 ( 呼吸用保護具を使用すべき作業 ) リフラクトリーセラミックファイバー製造 取扱作業に関連するもの それ以外の作業 5 号 6 号 8 号など 4 号 5 号 7 号 14 号など 屋内屋内屋外屋内屋外 4 い措ず置れかの 湿潤な状態に保つための措置 /( 特 ) ( 特 ) ( 特 ) 密閉する設備 / 特 特 特 局所排気装置 / 特 特 特 プッシュプル型換気装置 / 特 特 特 5 全体換気装置 /( 特 5) /( 特 5) 10 除じん装置 / 特 特 特 22 特別の教育 23 休憩設備 / 特 / 特 / 特 / 特 / 特 24 清掃 / 特 / 特 特 / 特 特 の 2 作業環境測定および評価 / 特特特 27 呼吸用保護具の使用 特 ( ) / 特 ( ) / 特 ( ) 特 ( ) 特 ( ) 安衛則 計画の届出 / 特 特 特 特化則 健康診断 特 特 特 特 特 じん肺法 健康管理 ( じん肺健康診断等 ) 注 1 は適用あり は一部の作業 設備について適用あり 2 特 は 特化則の適用を受ける場合あり 3 ( 特 5) は 特化則第 5 条第 1 項ただし書を適用して同条第 2 項の対応を行う場合に限り適用あり 4 ( 特 ) は 一部の作業 ( 特化則第 38 条の 20 第 2 項各号の作業 ) について適用あり 5( ) は 呼吸用保護具の備え付けの義務 6( ) は 呼吸用保護具の備え付けの義務及び一部の作業について使用の義務 < 別表第 1> 6 岩石又は鉱物を裁断し 彫り 又は仕上げする場所における作業 ( 第 13 号に掲げる作業を除く ) ただし 火炎を用いて裁断し 又は仕上げする場所における作業を除く 8 鉱物等 炭素原料またはアルミニウムはくを動力により破砕し 粉砕し 又はふるい分ける場所における作業 ( 第 3 号 第 15 号 第 19 号に掲げる作業を除く ) ただし 水又は油の中で動力により破砕し 粉砕し 又はふるい分ける場所における作業を除く 19 耐火物を用いて窯 炉等を築造し 若しくは修理し 又は耐火物を用いた窯 炉等を解体し 若しくは破砕する作業 < 別表第 2> 5 別表第 1 第 6 号に掲げる作業に係る粉じん発生源のうち 屋内の 岩石又は鉱物を動力 ( 手持式または可搬式動力工具によるものを除く ) により裁断し 彫り 又は仕上げする箇所 6 別表第 1 第 6 号又は第 7 号に掲げる作業に係る粉じん発生源のうち 屋内の 研磨材の吹き付けにより 研磨し または岩石若しくは鉱物を彫る箇所 8 別表第 1 第 8 号に掲げる作業についての粉じん発生源のうち 屋内の鉱物等 炭素原料又はアルミニウムはくを動力 ( 手持式動力工具によるものを除く ) により破砕し 粉砕し 又はふるい分ける箇所 < 別表第 3> 4 別表第 1 第 6 号に掲げる作業のうち 手持式又は可搬式動力工具を用いて岩石又は鉱物を裁断し 彫り 又は仕上げする作業 5 別表第 1 第 6 号又は第 7 号に掲げる作業のうち 屋外の 研磨材の吹き付けにより 研磨し 又は岩石若しくは鉱物を彫る場所における作業 7 別表第 1 第 3 号又は第 8 号に掲げる作業のうち 屋内又は坑内において 手持式動力工具を用いて 鉱物等 炭素原料又はアルミニウムはを破砕し 又は粉砕する作業 14 別表第 1 第 19 号から第 20 号の 2 までに掲げる作業 15

11 改正内容に関する通達 資料はこちら 厚生労働省ホームページ 厚生労働省特定化学物質 検索 条文の参照は 電子政府の総合窓口 (e-gov) 法令データ提供システム e-gov 検索 お問い合わせ先都道府県労働局または労働基準監督署 所在案内 : 労基署所在案内 検索 ( 平成 27 年 10 月作成 ) 16

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粉じん作業特別教育テキスト表紙 特別教育 粉じん作業 粉じん作業特別教育 労働安全 労働衛生コンサルタント椎野由裕 1-1- 特別教育 事業者に課せられた 4 つの安全衛生教育 教育名対象者準拠法令教育内容 雇い入れ時教育 作業内容変更時教育 新入社員 中途採用者 配置転換者 労働安全衛生法第 59 条第 1 項 労働安全衛生法第 59 条第 2 項 職長教育 新任職長 労働安全衛生法 第 60 条 特別教育 危険又は有害業務従事者

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