目次 Ⅰ. はじめに... 2 Ⅱ. 現状分析 アジアにおけるインフラ資金のギャップ アジアにおける開発環境 インフラへのファイナンス環境... 7 Ⅲ. 検討すべき論点と考え方 基本的考え方 アジア各国で整備が必要な制

Size: px
Start display at page:

Download "目次 Ⅰ. はじめに... 2 Ⅱ. 現状分析 アジアにおけるインフラ資金のギャップ アジアにおける開発環境 インフラへのファイナンス環境... 7 Ⅲ. 検討すべき論点と考え方 基本的考え方 アジア各国で整備が必要な制"

Transcription

1 アジア インフラファイナンス検討会 中間報告書 平成 28 年 3 月

2 目次 Ⅰ. はじめに... 2 Ⅱ. 現状分析 アジアにおけるインフラ資金のギャップ アジアにおける開発環境 インフラへのファイナンス環境... 7 Ⅲ. 検討すべき論点と考え方 基本的考え方 アジア各国で整備が必要な制度や国際的な枠組 ~ 投資を受ける側の視点 ~ 我が国の戦略投資家育成 ~ 案件を組成するプレイヤーの視点 ~ 投資家が参画しやすい環境整備 ~ 案件に投資するプレイヤーの視点 ~ Ⅳ. 対応の方向性 投資を受ける側の視点から 案件を組成するプレイヤーの視点から 案件に投資するプレイヤーの視点から

3 Ⅰ. はじめに 近年 経済成長の著しいアジア新興国を中心に 急速な国の発展に伴ったインフラ需要が増大している 旺盛なインフラ投資への資金需要に対応する新たな資金源として AIIB や BRICS 銀行を始めとする新たな開発金融機関を設立する動きが見られ インフラ投資のファイナンスも 新たな展開を見せつつある かかる状況下 我が国として インフラシステム輸出戦略 質の高いインフラパートナーシップ 等で 円借款 JICA 海外投融資 JBIC NEXI MDBs との連携等 政策金融の包括的かつ抜本的な機能強化策を打ち出している 増大するインフラ需要に対応し 公共事業方式のみでインフラを整備することは財政上の理由から困難である これに ODA を始めとする公的金融等を加えても 膨大なインフラ需要を十分に満たすことができず インフラファンド等の民間資金の活用を検討する必要がある このため 各国で PPP による民間資金調達を通じたインフラ整備を推進する方針が打ち出されており 各国で PPP 関連の法制度の整備が進められている しかし 各国の PPP 制度の整備が進みつつあるとはいえ その進捗は国により区々であり また PPP 制度を活用した具体的な案件形成事例は未だ僅少である これは サブソブリン案件やマーケットリスクの存在する案件についてのリスク回避手法とその法的安定性等について未だ十分な実務的な手法が確立された状況にないこと等によるものであると考えられる アジアを始めとする新興国のインフラは 投資対象国の長期的な成長につながり 新興国の成長を取り込むことが可能となり得る また インフラの需要は長期的に見込まれる点から 年金基金等の長期投資を企図している投資家にとっても適した投資対象となり得る しかしながら 上記の PPP 制度の未成熟さ インフラファンド等のオルタナティブ投資がわが国の投資家にようやく受け入れられたばかりである等の状況により 新興国のインフラ整備にこうした資金が十分に流れる状況とはなっていない 本検討会では 新興国ドナーや開発金融機関の制度金融の最新状況 主要新興国におけるインフラに対する資金ニーズ 主要新興国における PPP 制度の現状 課題 我が国を中心とした既存インフラファンド等民間プレイヤーの投資行動 PPP の戦略投資家となることが期待されるプレイヤー等の状況を踏まえ PPP 制度を活用したインフラ投資に民間資金が流れ 今後 アジアにおけるインフラ投資の促進と我が国のインフラ輸出に中長期的に寄与することを目的として検討を行ったものである この検討の成果が アジアでのインフラ事業のシームレスなファイナンスの実現に向けた工程を示すものとなれば幸いである 2

4 Ⅱ. 現状分析 1. アジアにおけるインフラ資金のギャップアジア各国の成長は 十分に整備されたインフラに支えられ そのインフラ整備のための資金は 経済成長の果実としての税収やインフラ整備による利用者からの収入により回収されることが期待される 経済成長とインフラへの資金供給は 相互に補完し 加速し合う関係性にある アジアにおけるインフラ需要は ADBによれば 2010 年 ~2020 年の10 年間で約 8 兆ドルに上るとされている その特徴は 成長途上にある国々において グリーンフィールドのインフラ整備が必要とされている点である インド インドネシア タイ マレーシアといった主要な国々において 資金需要の6 割以上が新規投資であり これらに対する資金の供給が円滑に行われることが アジア各国の成長にとって重要である 参考 1: アジア各国の新規 / 維持 更新比率 100% 90% 80% 70% 60% 50% 40% 30% 20% 10% 0% 中国インドインドネシアマレーシアパキスタンタイバングラデシュフィリピンベトナムカザフスタンウズベキスタンスリランカアゼルバイジャンアフガニスタンミャンマーネパールカンボジアタジキスタンラオスモンゴルキルギスグルジアパプア ニューギニアアルメニアブータンフィジーソロモンバヌアツサモアキリバス東ティモール 新規 維持 更新 出典 :ADB (2010) Estimating Demand for Infrastructure in Energy, Transport, Telecommunications, Water and Sanitation in Asia and the Pacific: より この新規投資のための資金需要を満たすためには 大きく3つの方法がある 第 1に 政府予算による公共投資である 第 2に 公共投資を支援するために ODAや国際金融機関の支援を行うことである 第 3に 民間資金の活用であ 3

5 る インフラ投資の過半は 政府予算によるものであるが 民間によるファイナンスも3 割弱程度貢献している 参考 2: 年間のインフラ投資額とファイナンスの内訳 アジアにおける経済成長は 所得水準の増加に伴って 政府予算による公共投資のための財源確保の余地を広げるとともに拡大 利用料収入の増加期待を踏まえ 民間投資の可能性を拡張する効果をもたらすことが考えられる アジア各国における政府予算による資本支出は 相対的に高いマレーシアでもGDP 比で5% 程度であり フィリピン インドネシア タイではいずれも 2~3% に止まっている 1970 年代の日本は平均で公的固定資本形成がG DP 比で9% を超える水準にあったことを考えると より多くの公共投資が期待される 参考 3: アジア諸国 地域の中央政府歳出の構成 ( 対 GDP 比 2012 年 ) 資本支出 4

6 他方 こうした公共投資の前提となる財政基盤は脆弱であると言わざるを得ない アジア各国では インドにおいてGDP 比マイナス7% 程度の財政赤字であるのをはじめ 多くの国々で財政赤字にあり 政府予算による公共投資資金は十分とは言えない状況にある 参考 4: アジア各国の政府予算状況 (GDP 比 %) 中国インドインドネシアマレーシアフィリピンシンガポール台湾タイベトナム ( 出典 :IMF) こうした状況を踏まえ 政府予算による公共投資と 民間投資の拡充の両側面から インフラ投資資金を確保していく必要がある 2. アジアにおける開発環境アジアにおけるインフラ投資は 各国のグローバル バリューチェーンへの連結性を高め 地域全体の経済成長につながる そのため 域内のそれぞれの国における政策のみならず 国際的な枠組みでも重要な政策として位置づけられている ASEANは 2009 年に発出した ASEAN 経済共同体ロードマップ においてインフラ整備の必要性を位置づけ ASEAN 連結性マスタープラン において 物理的 制度的 人的な連結性を強化することにより 経済成長 開発格差縮小の実現を目指すこととしている また 2015 年の アジア総合開発計画 2.0(CADP2.0) においても ASEAN 先行国が直面する開発課題に対応するようなインフラ整備の必要性が提起されている 発展段階に応じた開発戦略と それを支えるインフラ整備については 幅広いコンセ 5

7 ンサスが得られている 参考 5:ASEAN 東アジアの新興国 発展途上国の開発戦略 出典 : 木村福成 (2015) 国際問題 No.646 ASEAN 経済共同体 : 成果と課題 PPPに関連する制度においても 国際的な枠組みの中での議論が進んでいる ERIAが2015 年に ASEAN PPPガイドライン を策定し PPPの必要性やプロジェクト抽出 実施に至るまでの留意点が整理されている また APECにおいても 2014 年にAPEC 首脳により承認された APEC 連結性ブループリント の実施促進に向け インフラの質に係るピアレビューのガイドラインを取りまとめており 今後 各国によるピアレビューにより PPPに関連する制度環境整備が加速されることが期待される こうした国際的な取組と並行して 各国でもPPP 制度の整備が進んでいる 参考 6:PPP 環境整備状況 6

8 各国におけるPPP 関連制度の整備は 民間投資の前提となる政策の予見可能性を高め インフラ投資の環境を整備する上で 必要条件となる さらに インフラ開発プロジェクトにおいては プロジェクトの段階に応じて 多岐にわたるリスクが存在している 参考 7:PPP インフラ事業において一般的に考慮すべきリスク一覧 出典 :Yescombe, E. R. (2013) Public-Private Partnerships: Principles of Policy and Finance, 2 nd edition より作成 民間投資によるファイナンスでは こうした多岐にわたるリスクを様々なプレイヤーの参画によって軽減し 効率的にインフラの整備及び運営が行われることが重要である その際に 政府による保証等による公的リスク軽減措置や 事業収益を安定化させる仕組み ( バイアビリティ ギャップ ファンディング アベイラビリティ ペイメント シャドー トール 買取保証 原材料供給保証等 ) が有効に機能すると 民間投資によるファイナンスが可能な領域が広がりうる 3. インフラへのファイナンス環境インフラへの民間資金は リーマンショック後 プロジェクトファイナンス等への資金流入は一旦減少し その後回復したものの 以前の水準まで達していない その内訳を見ると プロジェクトファイナンスにおける主要なプレイヤーは リーマンショック前後で大幅に変動している プロジェクトファイナンスの組成額 組成数ともに 邦銀が著しく上昇を見せている 7

9 参考 8: プロジェクトファイナンス組成額 組成数推移 ( 百万米ドル 件 ) 出典 :Thomson Reuters (2005~2014), PFI Financial League Tables より DTFA 作成 今後 インフラ投資を通じて我が国がアジアの成長を取り込む観点からは 積極的にアジアのグリーンフィールド案件も含めた投資案件組成に関わるとともに ブラウンフィールド案件も含め 収益水準が安定し 一定のリスク軽減が図られたプロジェクトについて 中長期的なリターンを求めるプレイヤーが資金供給を行うことが重要である 本検討会においては 積極的にプロジェクトの運営に関与するプレイヤーを 戦略投資家 と 投資機会として関与するプレイヤーを 金融投資家 として位置づけた これらの区別は相対的であり かならずしも厳格に区分されるものではないが 戦略投資家により形成された案件が 金融投資家による資金により実現されるといった 相互補完的関係にある 参考 9: インフラ整備プロジェクトへの出資者の種類 出典 :Deloitte (2013), Funding options, Alternative financing for infrastructure development 8

10 アジアにおける膨大なインフラ整備需要に応えるためには 案件形成段階から関与する戦略投資家と これに対して必要十分な資金を供給する金融投資家の双方を後押しすることが必要である Ⅲ. 検討すべき論点と考え方 1. 基本的考え方アジアにおける膨大なグリーンフィールド需要に応えるためには 政府予算による公共投資の拡大による方法と 民間投資の促進という2つの方法がある 本検討会においては 民間資金の活用を拡大に向けた施策について検討を行った 検討の射程を図示すると 以下のとおりである 参考 10: 本検討会の議論の射程 インフラ投資は プロジェクトの規模が大きいのみならず 数十年といった長期にわたる事業サイクルを持っている点で 他の投資機会とは異なった性質を持っている また インフラ整備は 投資機会であるとともに 各国における重要な政策の一部であることから 既述のとおり 各国の政策変更にともなうリスクをはじめとした 固有のリスクを有している 特に グリーンフィールド案件については こうした固有のリスクが顕在化しやすく 確実な完工及び事業運営の安定化まではリスクが特に高い また 将来的に金融機関に対する国際金融規制の強化により プロジェクトファイナンスを通じた長期資金の調達が限定的になる可能性もある 9

11 他方で インフラ事業がもたらす収益は 事業が安定化すれば 長期にわたり安定したものになる また インフレーションへの耐性が強いとされることから 年金や保険といった 長期目線での機関投資家にとって適した投資案件になりうる こうしたインフラ投資の性質を踏まえると 案件の形成段階から運営の安定化までの グリーンフィールド投資を行う場合と 運営の安定化以後のブラウンフィールド投資を行う場合では 投資機会としてのリスク リターンの性質が大きく異なる そのため 投資を実施するプレイヤーも変化することが想定される 最終的には アジアにおけるインフラ投資需要に応えるために グリーンフィールド事業への長期資金の調達環境整備のみならず ブラウンフィールド事業やセカンダリーマーケットへの対応等 インフラの事業期間 段階を通じたシームレスなファイナンスが提供されることが望ましい 参考 11: インフラ事業のシームレスなファイナンスのイメージ 10

12 参考 12: インフラファイナンスの種類とプレイヤーのイメージ なお このような民間資金を活用したインフラ整備にあたっては 前提として 対象となるプロジェクトが Investable であり Bankable であることが必要である 民間資金の導入を公共投資による財政負担を回避するための手法と考え投融資可能ではない案件にPPPを適用することは 将来的に事業運営の財務的な破綻による財政負担やサービス供給停止などのリスクを生じることに十分に留意する必要がある 投融資可能性を判断する際には 対象となるインフラが存在する国のポリティカルリスク レベニューリスク プロジェクトステージの状況等を踏まえ 総合的に判断されることが必要とされる 参考 13: 投融資可能なプロジェクトの考え方 これらの要素を踏まえ 投融資可能と判断される場合は PPP 案件として 11

13 成立する 他方 投融資可能と直ちに判断されない場合においても 対象国政府の措置 ( 収益保証等 ) により収益性の確保が行われる場合はPPPが適用できる また 上下分離方式にして 収益性の低いインフラを公共事業部分としてODAを活用する JICA 海外投融資等のPPP 支援のための譲許的資金を活用する等の手段により PPPの適用可能な範囲は拡大しうる しかしながら これらの措置を講じたとしてもなお投融資可能と判断されない場合は 公共事業方式によるべきものであると考えられる 本検討会の議論の目的となる民間資金の活用可能な領域の拡大のためには こうした投融資可能な領域を 如何に拡大していくかという点を検討し 如何にアジアにおけるインフラ事業のシームレスなファイナンスを実現するか という点にある 本検討会では そのために必要な施策を検討する視点として 1 投資を受ける側の視点 2 案件を組成するプレイヤーの視点 及び3 案件に投資するプレイヤーの視点の3 点に着目し 検討を行った 2. アジア各国で整備が必要な制度や国際的な枠組 ~ 投資を受ける側の視点 ~ アジアのインフラ整備を民間資金により行う際に そのための制度環境を整え 事業の収益性を高めるため最も中心的な役割を果たすのは 必然的に アジア各国である しかしながら アジア各国のPPPに係る制度及び運用能力は必ずしも十分ではなく そのため潜在的に投融資可能な案件形成が可能な場合であっても プロジェクト化できていない可能性がある PPPの実施環境について 所得水準 PPP 制度の整備環境 国の財政の安定性などの視点から整理しつつ 成熟している国においては個別案件の形成に向けた取組を加速させ 未成熟の国においては 制度環境整備に取り組むなど それぞれの成熟度合いに応じた施策対応が重要と考えられる 参考 14:ASEAN 各国の経済発展の状況 PPP 実施環境 国債格付 12

14 さらに 各国における PPP 実施環境を改善し PPP 適用可能な領域を拡 大する方策として 様々なリスク軽減措置の導入が考えられる 参考 15: リスクに対する主な公的対応の例 こうしたリスク軽減措置は 例えばインドネシアのIIGFを通じた保証や インドのVGF 等 アジアにおいて導入が進みつつある これらのリスク軽減措置は 主に事業の収益性の改善に資するものであり 民間資金の呼び水として有効に機能すれば PPP 適用可能な領域の拡大に寄与する アジアの各国における国内の民間資金を活用することも PPP 適用可能な領域の拡大に寄与する アジア各国では 金融セクターが成長途上にあり 対 GDP 比で年金や保険等の長期的な目線を持った資金の規模が拡大しつつある インフラの収入のうち 交通インフラ等 利用料収入をベースにしたものは現地通貨建てになるため 為替リスク抑制の観点からも 国内の民間資金を積極的に活用することが望まれる 13

15 参考 16:ASEAN 各国の金融セクターの状況 そのための方法の一つとして アジアにおける債券市場の整備が挙げられる 2010 年には アジア債券市場育成イニシアティブ (ABMI) の一環として 信用保証 投資ファシリティ (CGIF) が創設され 債券の発行体が不払いを起こした場合の保証を履行する基金が設置されている アジアにおいては 中長期的な投資機会を求める年金や保険等の機関投資家が保有する資産が近年大幅に増加しており この資金をプロジェクトボンド等の手段により インフラ投資に向けることは資金運用の観点や 現地通貨等による資金調達の促進の観点からも有益であると考えられる CGIFが柔軟かつ効果的な保証を行うことで こうした資金調達を支援することも重要であると考えられる こうした保証による債券投資の促進も アジア各国における民間資金のインフラ投資への活用を促すものと考えられる さらに 投資対象としてのインフラ案件がどのような特性を持っているのか 中長期的に見て有望な投資対象であるかについての情報が確実に提供されることは重要である 2015 年に安倍総理により提唱された 質の高いインフラパートナーシップ においては インフラの質の要素として ライフサイクルコスト 安全性 環境配慮等の様々な要素が含まれている こうした要素は インフラ事業の中長期的な収益性を判断する上でも重要であるとともに いわゆるESG 投資 (Environment Social Governance) の考え方とも整合性を有している インフラ事業に関する情報の非対称性を埋め 投資を促進するためにも 個別案件のレベルでの情報開示の内容を標準化するとともに インフラファンド等 運用機関の投資内容を適切に評価することにより 機関投資家等が投資しやすくなると考えられる 14

16 参考 17: インフラへの金融投資にあたって重要となる情報の考え方 例えば 2009 年に国連の責任投資原則を受け 欧州の公的年金がESG 配慮を不動産投資に適用することを目的に設置したGRESB( グローバル不動産サステナビリティ ベンチマーク ) は 広く不動産投資を行う運用機関等のESGへの対応状況を測定するベンチマークであり インフラについても同様のベンチマークの取組が進んでいる こうした情報の非対称性を埋める取組は 質の高いインフラ事業への投資を促進する上で有益であると考えられる これを踏まえ 質の高いインフラを体現するコンセプトとして グリーンインフラ を位置づけ その基準づくりを先導することにより 我が国の事業者の優位性を築くことが重要である 3. 我が国の戦略投資家育成 ~ 案件を組成するプレイヤーの視点 ~ アジア各国において PPP 案件を組成するための前提条件が整えられてくれば 次に重要となるのは 具体的なインフラ整備案件を組成していくプレイヤーである 案件形成促進及び我が国の技術等による貢献の観点からは 案件組成能力を持った戦略投資家が アジアにおけるインフラ案件の組成に川上段階から関与し 積極的に案件形成を実施することが重要と考えられる 我が国の戦略投資家を育成するにあたっては 3つの方法が考えられる 第 1に メーカー等 インフラプロジェクトに参入しているプレイヤーの事業領域を EPC 等これまでの請負契約型から インフラ整備後も維持管理等にも関与するパッケージ型の事業に拡大し 又は海外展開を支援することで 戦略投資家を育成する方法である 第 2に 海外オペレーターやインフラファンドといった 既存のプレイヤーと国内のプレイヤーの提携を促進し 又はM&A を行うことで 我が国の戦略投資家に不足しているノウハウや事業規模等を獲 15

17 得する方法である 最後に PPP 案件に必要なノウハウを蓄積するためにも マザーマーケットである日本国内の水道事業や空港運営等において経験を積むことにより 我が国の戦略投資家を育成する方法である これらの方法の組み合わせにより戦略投資家を育成することになるが 第 2 の手法が比較的短期的な成果を追求できるのに対し 第 1の方法 第 3の方法は中長期的な時間軸を有している点について留意が必要である 諸外国の戦略投資家の一例として フランスのヴァンシが挙げられる 同社は元来 建設会社として発足したが 空港をはじめとするコンセッション事業に拡大し 不動産やエネルギー関連事業まで事業領域を広げている 成長のための手法として M&Aを多く活用し インフラ オペレーターとして積極的に海外展開を進めている こうした海外の戦略投資家の中には 建設会社を元にするものが多いが コンサルティング会社がエクイティ投資を行う事例もある 我が国においては 電力等ノウハウが蓄積されている領域では既に商社等により戦略投資が行われているが 水道事業や港湾 空港事業などでは限定的である こうした分野においては 我が国のプレイヤーがインフラに関する事業性を判断する経営能力を身につけることが重要である 直近の事例として 日本工営が水道事業に投資するインフラファンドに対して出資をしたケースがあるが 我が国の戦略投資家候補がインフラ案件の経営能力を獲得するために 提携 出資することは有益であると考えられる 4. 投資家が参画しやすい環境整備 ~ 案件に投資するプレイヤーの視点 ~ アジア各国において制度環境が整備され 我が国の戦略投資家をはじめとするプレイヤーが案件組成に取り組んでいくと こうした取組により創出される投資機会に対して 我が国の金融投資家をはじめとした資金が活用される前提条件が整ってくる こうした機会を我が国の金融投資家が最大限活用できるようにすることが インフラ事業への投資を通じた アジアの成長の取り込みのためにも重要になる 我が国の主要銀行は 既にプロジェクトファイナンスにおいて大きな役割を占めており 引き続き十分な役割を果たすことが期待される しかしながら 国内における円建ての資金は国内の預金を背景に潤沢にある一方で 海外のプロジェクトファイナンスのための外貨建て資金は 安定的な預金ではなく 金融機関からの調達に依存する必要があるなど 必ずしも十分でなく 今後 アジアをはじめとする海外のプロジェクトファイナンスに取り組むためには 安定的かつ十分な外貨の供給が必要となる また 金融機関に対する国際金融規制強化の動きにより 長期資金の提供を制限せざるを得なくなる可能性がある 16

18 その際には オーストラリア等で採用されている 融資期間が比較的短いミニパーム形のローンの活用を前提とした資金調達のあり方を検討していく必要がある また バーゼル委員会での国際金融規制において 金融機関の持つ資産のリスク評価がより保守的になるなど 海外のインフラ事業に対する長期資金の提供が困難になる可能性がある また 諸外国においては 年金や保険といった機関投資家のインフラへの資金供給が拡大しているが 我が国においては 投資に係る知見 経験の不足により 相対的に取組が遅れている 例えば 豪州では1994 年に複数の年金基金が出資してIFMインベスターズを設立し 2015 年末現在で 29の年金基金が株主となり 217 億米ドルのインフラ投資を行っている IFM の投資は先進国に限定されているが 先進国の優良案件が減少し 新興国の優良案件が出現してくれば 今後投資対象としてアジアのインフラ案件が対象となってくる可能性もある 参考 18:IFM の資産運用ポートフォリオ (2015 年末現在 ) 我が国の機関投資家に不足する インフラ投資に関する知見を補完するため 国際的な投資のプラットフォームを活用する取組もある グローバル戦略投資アライアンス (GSIA) はその嚆矢であり 我が国からGPIFや企業年金連合会といったプレイヤーが参加している 参考 19:GSIA 概要 17

19 さらに 我が国においては 市場におけるインフラ資金の調達環境は整備途上にある インフラファンド市場の活性化に向け 2015 年 4 月に日本取引所グループにより 上場インフラファンド市場が整備された また 関連して 再生可能エネルギー発電設備等を資産として保有するインフラファンドのパススルー税制が措置されている こうした市場整備や税制の整備は 諸外国において積極的に進められてきた一方 我が国ではこうした流れに追いつくべく近年急速に取組が進められているのが実情であり 今後もインフラ投資を促進する上で有効と考えられる 参考 20: インフラファンド優遇税制 18

20 Ⅳ. 対応の方向性 1. 投資を受ける側の視点からアジア各国におけるPPP 制度導入を支援する観点から 以下の施策に取り組むのはどうか (1) PPP 制度整備に向けた施策パッケージアジア各国におけるPPP 事業のためには 各国政府がPPPの適用可能性に一定の制限があることを認識しつつ 各国政府がとるべき施策として 1PPP 法などの基本的な法制度やグローバルな視点での規制環境の標準化 2 事業性改善のための収益保証 ( アベイラビリティ ペイメント等 ) や為替リスク等の保証 3 各国の現地通貨流通促進のための金融資本市場整備 4これらを運用するための能力構築 5PPPセンターのような分野横断型の案件組成支援組織が必要となる 各国の発展段階を踏まえ PPPの制限の適切な認識を含め 必要な制度整備及び能力構築を 民間事業者の案件組成も意識しつつ 技術協力を促進するとともに PPP 向け円借款 (Equity Back Finance Viability Gap Funding 及びPPPインフラ信用補完スタンドバイ円借款 ) を供与することで制度整備を促す施策パッケージにより アジア各国における制度環境整備を加速させてはどうか その際には相手国の規制予見性が重要であり 制度の透明性など グローバルな規制環境の標準化を意識した制度構築が重要となる (2) 質の高いPPPインフラの情報開示 質の高いインフラパートナーシップ を踏まえつつ 質の高いインフラ整備プロジェクトは中長期的な事業の収益性の確保を通じてPPP 事業としての成立可能性を高めるとの観点から 質の高いPPPインフラに関する情報開示に取り組むべきではないか 具体的には PPPを活用したインフラ事業の成功例を踏まえつつ 個々のPPPインフラの 質の高さ を評価する際の情報開示やベンチマークのあり方について検討し 個別案件のレベルでの情報開示の内容の標準化に資するガイドラインを策定してはどうか また こうしたガイドライン策定にあたっては ERIA 等の国際的な研究機関等と共同で取り組むことで我が国に止まらない取り組みとする 19

21 とともに 我が国の政府関係機関が支援するために必要な情報として広く活用されることを視野に入れるべきではないか さらに 質の高いPPP インフラのガイドラインにおいて評価された事業が ESG 投資等の 国際的に機関投資家が求める投資対象と認められるようにすべきではないか (3) 域内の資金循環を促進する金融システム整備 PPPの実施には 現地金融システムの整備が非常に重要であり 特に 長期の資金調達を可能とする債券市場整備と機関投資家育成の観点から インフラ債券の格付け手法の向上 透明化 機関投資家へのインフラ債券の普及促進 各国政府の市場形成に向けた協力 CGIFの更なる活用をはじめとする多国間の取組等を通じ インフラ関連への域内の資金循環の促進が望まれる また クロスボーダー取引の促進の観点から その障害となるような相手国の規制 税制や為替リスクについて 必要に応じ 障害の軽減を図るべきではないか 2. 案件を組成するプレイヤーの視点から (1) 公的機関の多様なスキームの更なる活用による戦略投資家育成支援案件の形成及び投資能力を有する戦略投資家を育成するためには メーカーやコンサルタント インフラのオペレーションノウハウを持つ国内の自治体等が事業領域を拡大し 戦略投資家として海外展開していくことが重要である この観点から 必要に応じ JBIC JICA( 海外投融資 PP P F/S) NEXI 等の各種スキーム活用により個別プロジェクトに係るノウハウの蓄積を促進するとともに 産業革新機構等の活用により海外のオペレーターとのM&A 提携を加速するとともに インフラファンドへのLP 出資を通じたノウハウの蓄積を進めてはどうか また こうした戦略投資家を育成する観点から アジアPPP 推進協議会のプラットフォームとしての機能は重要であり ノウハウを蓄積するとともに 案件組成等にあたっては同協議会の機能を活用することも重要ではないか (2) 国内インフラ市場開放による戦略投資家育成支援海外の主要インフラ オペレーターがそれぞれの国内市場においてPP 20

22 P 案件を実施することで知見 経験を蓄積したことを念頭に置くと 国内市場の開放は国際的な競争力強化に資すると考えられる その観点からも 国内における水道事業や空港 港湾事業等の市場開放に向けた取り組みを 関連部署と連携しつつ促進し 我が国の戦略投資家育成をすべきではないか 3. 案件に投資するプレイヤーの視点から (1) インフラ投資に向けた外貨供給促進 PPP 事業に向けたプロジェクトファイナンスにおいて 引き続き我が国の主要銀行等が大きな役割を果たすためには 外貨供給能力が十分にあることが重要 そのために必要な資金供給策について検討すべきではないか (2) 機関投資家向けプラットフォーム我が国の年金等にとって インフラ整備事業への投資に関する知見を補完し 中長期的に安定した投資対象としての認識を広げることは PPP 事業に我が国金融投資家の参入を促進する観点から重要である そうした観点から 機関投資家向けに アジアのPPP 事業の投資検討に資する案件情報を共有するプラットフォーム構築を促してはどうか また 中長期的には オーストラリアのIFMのように アセットマネジメントまで踏み込んだプラットフォーム構築を促してはどうか その際には こうしたプラットフォームを活用する機関投資家のリスク分析能力の向上策も検討すべきではないか また こうしたプラットフォーム整備と並行し 投資環境を整備する観点から インフラファンドに対する制度環境整備を検討してはどうか 国内では2015 年にインフラファンド市場が開設されるとともに 太陽光発電など再生可能エネルギー施設に主に投資するインフラファンドを一定期間非課税扱いにするなどの措置が取られており こうした環境整備をさらに進めてはどうか 21

23 ( 参考委員一覧 ) 委員 ( 五十音順敬称略 ) 大橋純 マッコーリーキャピタル証券会社支店長 ( 兼 ) 投資銀行本部長 木村福成 慶應義塾大学大学院経済学研究科委員長 工藤禎子 三井住友銀行執行役員成長産業クラスターユニット長 清水聡 株式会社日本総合研究所調査部主任研究員 園山俊雄 SMBC 日興証券株式会社第三投資銀行部 マネジングディレクター 田中英隆 株式会社格付投資情報センター専務執行役員 谷山智彦 株式会社野村総合研究所経営革新コンサルティング部 インフラ アセットファイナンスグループ上級研究員 廣本裕一 三菱商事株式会社常務執行役員 新産業金融事業グループ COO( 兼 ) 産業金融事業本部長 福島隆則 株式会社三井住友トラスト基礎研究所投資調査第 1 部 上席主任研究員 オブザーバー 大井麻理 独立行政法人日本貿易保険営業第二部部長 小中鉄雄 独立行政法人国際協力機構民間連携事業部部長 弓倉和久 株式会社国際協力銀行業務企画室室長 22

24 ( 参考開催経緯 ) 第一回 平成 28 年 1 月 29 日 ( 金 )18:30~20:00 議題 : 事務局からの趣旨説明 論点提起 第二回 平成 28 年 3 月 4 日 ( 金 )13:00~15:00 議題 : 事務局からの趣旨説明 論点提起 1アジア各国で整備が必要な制度や必要な国際的枠組み 2どのようにすれば我が国の戦略投資家を育成できるか 3 投資家が参画しやすい環境を整備するには 第三回 平成 28 年 3 月 16 日 ( 水 )15:30~17:00 議題 : 中間取りまとめ ( 案 ) について 23

仮訳 日本と ASEAN 各国との二国間金融協力について 2013 年 5 月 3 日 ( 於 : インド デリー ) 日本は ASEAN+3 財務大臣 中央銀行総裁プロセスの下 チェンマイ イニシアティブやアジア債券市場育成イニシアティブ等の地域金融協力を推進してきました また 日本は中国や韓国を

仮訳 日本と ASEAN 各国との二国間金融協力について 2013 年 5 月 3 日 ( 於 : インド デリー ) 日本は ASEAN+3 財務大臣 中央銀行総裁プロセスの下 チェンマイ イニシアティブやアジア債券市場育成イニシアティブ等の地域金融協力を推進してきました また 日本は中国や韓国を 日本と ASEAN 各国との二国間金融協力について 2013 年 5 月 3 日 ( 於 : インド デリー ) 日本は ASEAN+3 財務大臣 中央銀行総裁プロセスの下 チェンマイ イニシアティブやアジア債券市場育成イニシアティブ等の地域金融協力を推進してきました また 日本は中国や韓国をはじめとするアジア各国との積極的な政策対話や二国間金融協力を継続的に実施してきました こうした対話の枠組みや二国間金融協力をアジア域内の他の重点国との間にも広げるため

More information

国際協力銀行 (JBIC) の海外インフラ支援事業に関する要望 わが国政府は 成長戦略の重要な柱の 1 つとしてインフラシステム輸出を位置づけており 2016 年 5 月に公表した 質の高いインフラ輸出拡大イニシアティブ においても 今後 5 年間にインフラ分野に対して 約 2,000 億ドルの資金

国際協力銀行 (JBIC) の海外インフラ支援事業に関する要望 わが国政府は 成長戦略の重要な柱の 1 つとしてインフラシステム輸出を位置づけており 2016 年 5 月に公表した 質の高いインフラ輸出拡大イニシアティブ においても 今後 5 年間にインフラ分野に対して 約 2,000 億ドルの資金 国際協力銀行 (JBIC) の海外インフラ支援事業に関する要望 わが国政府は 成長戦略の重要な柱の 1 つとしてインフラシステム輸出を位置づけており 2016 年 5 月に公表した 質の高いインフラ輸出拡大イニシアティブ においても 今後 5 年間にインフラ分野に対して 約 2,000 億ドルの資金等を世界に供給する目標が掲げられた 当会は 今後本格化する JBIC の特別業務については大いに期待しており

More information

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要) 地球温暖化対策基本法案 ( 環境大臣案の概要 ) 平成 22 年 2 月 環境省において検討途上の案の概要であり 各方面の意見を受け 今後 変更があり得る 1 目的この法律は 気候系に対して危険な人為的干渉を及ぼすこととならない水準において大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させ地球温暖化を防止すること及び地球温暖化に適応することが人類共通の課題であり すべての主要国が参加する公平なかつ実効性が確保された地球温暖化の防止のための国際的な枠組みの下に地球温暖化の防止に取り組むことが重要であることにかんがみ

More information

企業活動のグローバル化に伴う外貨調達手段の多様化に係る課題

企業活動のグローバル化に伴う外貨調達手段の多様化に係る課題 決済システムフォーラム 企業活動のグローバル化に伴う 外貨調達手段の多様化に係る課題 2016 年 3 月 18 日 株式会社野村総合研究所金融 IT イノベーション事業本部金融 IT イノベーション研究部 グループマネージャー片山謙 100-0005 東京都千代田区丸の内 1-6-5 丸の内北口ビル 目次 1. 企業活動のグローバル化と外貨調達 ( ご参考 ) 欧州レポ市場の特徴 ( ご参考 )

More information

現代資本主義論

現代資本主義論 終章世界的金融危機と 薄氷の帝国アメリカ 第 1 節 2008 年秋以降の世界的金融 経済危機と 危うい循環 (1) 世界的金融 経済危機の発生 (a) サブプライム ローンの行き詰まりケース シラー 20 都市住宅価格指数 220 200 180 160 140 120 100 80 2000 01 02 03 04 05 06 07 08 2006 年半ば 住宅価格低下 住宅価格上昇に依存した景気上昇にブレーキ

More information

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加 私たちの社会的責任 宣言 ~ 協働の力 で新しい公共を実現する~ 平成 22 年 5 月 12 日社会的責任に関する円卓会議 社会的責任に関する円卓会議 ( 以下 本円卓会議 という ) は 経済 社会 文化 生活など 様々な分野における多様な担い手が対等 平等に意見交換し 政府だけでは解決できない諸課題を 協働の力 で解決するための道筋を見出していく会議体として 平成 21 年 3 月に設立されました

More information

企画書タイトル - 企画書サブタイトル -

企画書タイトル - 企画書サブタイトル - 中期経営計画 ( 平成 27~29 年度 ) 一部改定 基本目標 JBIC ならではの金融仲介機能の発揮により 我が国企業の国際事業展開及び資源獲得への支援を深化し 我が国の持続的な成長に繋がる新たなビジネス機会の探索と創造に貢献します 平成 29 年 1 月 一部改定のコンセプト 株式会社国際協力銀行 (JBIC) は 平成 27 年 6 月に策定した 平成 27~29 年度中期経営計画 ( 中期経営計画

More information

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1 JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1 JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) ( 事業評価の目的 ) 1. JICA は 主に 1PDCA(Plan; 事前 Do; 実施 Check; 事後 Action; フィードバック ) サイクルを通じた事業のさらなる改善 及び 2 日本国民及び相手国を含むその他ステークホルダーへの説明責任

More information

また 関係省庁等においては 今般の措置も踏まえ 本スキームを前提とした以下のような制度を構築する予定である - 政府系金融機関による 災害対応型劣後ローン の供給 ( 三次補正 ) 政府系金融機関が 旧債務の負担等により新規融資を受けることが困難な被災中小企業に対して 資本性借入金 の条件に合致した

また 関係省庁等においては 今般の措置も踏まえ 本スキームを前提とした以下のような制度を構築する予定である - 政府系金融機関による 災害対応型劣後ローン の供給 ( 三次補正 ) 政府系金融機関が 旧債務の負担等により新規融資を受けることが困難な被災中小企業に対して 資本性借入金 の条件に合致した 資本性借入金 の積極活用について( 平成 23 年 11 月 23 日金融庁 ) 2012 年 4 月掲載 金融庁においては 平成 23 年 11 月 22 日 資本性借入金 の積極的な活用を促進することにより 東日本大震災の影響や今般の急激な円高の進行等から資本不足に直面している企業のバランスシートの改善を図り 経営改善につながるよう 今般 金融検査マニュアルの運用の明確化を行うこととしました 詳細は以下のとおりです

More information

目次 要旨 1 Ⅰ. 通信 放送業界 3 1. 放送業界の歩み (1) 年表 3 (2) これまでの主なケーブルテレビの制度に関する改正状況 4 2. 通信 放送業界における環境変化とケーブルテレビの位置づけ (1) コンテンツ視聴環境の多様化 5 (2) 通信 放送業界の業績動向 6 (3) 国民

目次 要旨 1 Ⅰ. 通信 放送業界 3 1. 放送業界の歩み (1) 年表 3 (2) これまでの主なケーブルテレビの制度に関する改正状況 4 2. 通信 放送業界における環境変化とケーブルテレビの位置づけ (1) コンテンツ視聴環境の多様化 5 (2) 通信 放送業界の業績動向 6 (3) 国民 ケーブルテレビ事業の現状 (2015 年度決算版 ) 2016 年 11 月 株式会社日本政策投資銀行 企業金融第 2 部 産業調査部 目次 要旨 1 Ⅰ. 通信 放送業界 3 1. 放送業界の歩み (1) 年表 3 (2) これまでの主なケーブルテレビの制度に関する改正状況 4 2. 通信 放送業界における環境変化とケーブルテレビの位置づけ (1) コンテンツ視聴環境の多様化 5 (2) 通信 放送業界の業績動向

More information

各資産のリスク 相関の検証 分析に使用した期間 現行のポートフォリオ策定時 :1973 年 ~2003 年 (31 年間 ) 今回 :1973 年 ~2006 年 (34 年間 ) 使用データ 短期資産 : コールレート ( 有担保翌日 ) 年次リターン 国内債券 : NOMURA-BPI 総合指数

各資産のリスク 相関の検証 分析に使用した期間 現行のポートフォリオ策定時 :1973 年 ~2003 年 (31 年間 ) 今回 :1973 年 ~2006 年 (34 年間 ) 使用データ 短期資産 : コールレート ( 有担保翌日 ) 年次リターン 国内債券 : NOMURA-BPI 総合指数 5 : 外国株式 外国債券と同様に円ベースの期待リターン = 円のインフレ率 + 円の実質短期金利 + 現地通貨ベースのリスクプレミアム リスクプレミアムは 過去実績で 7% 程度 但し 3% 程度は PER( 株価 1 株あたり利益 ) の上昇 すなわち株価が割高になったことによるもの 将来予想においては PER 上昇が起こらないものと想定し 7%-3%= 4% と設定 直近の外国株式の現地通貨建てのベンチマークリターンと

More information

1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ 資料 1 自治体による SDGs の取組の評価の視点 評価における基本的姿勢評価に際しては 実質的に効果の上がりそうな企画 取組を高く評価するという評価サイドの姿勢を明確にし これを自治体サイドにも認知してもらうことが重要である 主要な視点として 以下のような事例が指摘される SDGs の取組が地方創生や地域活性化に 実質的に貢献する企画となっているか 自身の過去 現在を踏まえて未来を見据えた 独自性の高い内容を提案しているか

More information

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況 資料 23 ソーシャルビジネス推進研究会報告書 平成 22 年度地域新成長産業創出促進事業 ( ソーシャルビジネス / コミュニティビジネス連携強化事業 ) 抜粋 平成 23 年 3 月 目次 1. ソーシャルビジネス推進研究会の趣旨... 2 (1) ソーシャルビジネス推進研究会の目的... 2 (2) 政府の取組におけるソーシャルビジネスの位置づけ... 3 (3) 本研究会におけるソーシャルビジネスの概念の整理...

More information

ピクテ・インカム・コレクション・ファンド(毎月分配型)

ピクテ・インカム・コレクション・ファンド(毎月分配型) ファンドのポイント 主に世界の高配当利回りの資産株と世界のソブリン債券に投資します 1 特定の銘柄 国や通貨に集中せず分散投資します 毎月決算を行い 収益分配方針に基づき分配を行います 2 1 投資信託証券への投資を通じて行ないます 2 分配対象額が少額の場合には分配を行わないこともあります 主に世界の高配当利回りの資産株と世界のソブリン債券に投資します 世界各国からインカムを獲得するために 主に世界の高配当利回りの資産株とソブリン債券に投資します

More information

1. のれんを資産として認識し その後の期間にわたり償却するという要求事項を設けるべきであることに同意するか 同意する場合 次のどの理由で償却を支持するのか (a) 取得日時点で存在しているのれんは 時の経過に応じて消費され 自己創設のれんに置き換わる したがって のれんは 企業を取得するコストの一

1. のれんを資産として認識し その後の期間にわたり償却するという要求事項を設けるべきであることに同意するか 同意する場合 次のどの理由で償却を支持するのか (a) 取得日時点で存在しているのれんは 時の経過に応じて消費され 自己創設のれんに置き換わる したがって のれんは 企業を取得するコストの一 ディスカッション ペーパー のれんはなお償却しなくてよいか のれんの会計処理及び開示 に対する意見 平成 26 年 9 月 30 日 日本公認会計士協会 日本公認会計士協会は 企業会計基準委員会 (ASBJ) 欧州財務報告諮問グループ (EFRAG) 及びイタリアの会計基準設定主体 (OIC) のリサーチ グループによるリサーチ活動に敬意を表すとともに ディスカッション ペーパー のれんはなお償却しなくてよいか

More information

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について

女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について 女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について 平成 2 8 年 3 月 2 2 日すべての女性が輝く社会づくり本部決定 女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針について別紙のとおり定める 女性の活躍推進に向けた公共調達及び補助金の活用に関する取組指針 第 1 基本的な考え方人口減少社会を迎える中で 我が国の持続的成長を実現し 社会の活力を維持していくためには

More information

おカネはどこから来てどこに行くのか―資金循環統計の読み方― 第4回 表情が変わる保険会社のお金

おカネはどこから来てどこに行くのか―資金循環統計の読み方― 第4回 表情が変わる保険会社のお金 なるほど金融 おカネはどこから来てどこに行くのか 資金循環統計の読み方 第 4 回 2013 年 11 月 6 日全 6 頁 表情が変わる保険会社のお金 金融調査部主任研究員島津洋隆 前回 日本の年金を通じてどのようにおカネが流れているのかということについて説明しました 今回は 保険会社を巡るおカネの流れについて注目します Q1 保険会社のおカネの流れはどうなっていますか A1 保険会社は加入者から預かった保険料を金融資産として運用する一方で

More information

[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ

[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ 実務指針 6.1 ガバナンス プロセス 平成 29( 2017) 年 5 月公表 [ 根拠とする内部監査基準 ] 第 6 章内部監査の対象範囲第 1 節ガバナンス プロセス 6.1.1 内部監査部門は ガバナンス プロセスの有効性を評価し その改善に貢献しなければならない (1) 内部監査部門は 以下の視点から ガバナンス プロセスの改善に向けた評価をしなければならない 1 組織体として対処すべき課題の把握と共有

More information

預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投 ミスミグループコーポレートガバナンス基本方針 本基本方針は ミスミグループ ( 以下 当社グループ という ) のコーポレートガバナンスに関する基本的な考え方を定めるものである 1. コーポレートガバナンスの原則 (1) 当社グループのコーポレートガバナンスは 当社グループの持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資することを目的とする (2) 当社グループは 戦略的経営の追求 経営者人材の育成及びグローバルの事業成長を通じて中長期的な企業価値の向上を図る

More information

untitled

untitled 2nd Stage 10/413/3 3 地域密着型金融の推進 2 具体的取り組み A 顧客企業に対するコンサルティング機能の発揮 創業 新事業開拓を目指すお客さまへの支援 技術やサービスにおいて新規性 成長性のある企業に対し かながわ成長企業支援投資事業組合 通 称 成長支援ファンド 当行グループ企業である横浜キャピタルと共同で設立 を活用したエクイティに よる安定資金を供給するほか 当行グループの機能を活用し企業の経営をバックアップすることにより

More information

販売用資料 215.8 (1 年決算型 ) 追加型投信 / 海外 / 債券 お申込みの際は 必ず投資信託説明書 ( 交付目論見書 ) でご確認ください < 投資信託説明書 ( 交付目論見書 ) のご請求 お申込みは > < 設定 運用は > 商号等 : 新生インベストメント マネジメント株式会社金融商品取引業者関東財務局長 ( 金商 ) 第 34 号加入協会 : 一般社団法人投資信託協会 / 一般社団法人日本投資顧問業協会

More information

【日証協】マイナンバー利活用推進小委員会提出資料

【日証協】マイナンバー利活用推進小委員会提出資料 IT 戦略特命委員会マイナンバー利活用推進小委員会提出資料 マイナンバー制度及びマイナポータルの 証券業務での利活用について 平成 27 年 5 月 13 日 日本証券業協会 目次 Ⅰ. はじめに Ⅱ. マイナンバーの利活用 Ⅲ. マイナンバーに関する課題 要望 1 Ⅰ. はじめに Ⅱ. マイナンバーの利活用 Ⅲ. マイナンバーに関する課題 要望 2 マイナンバー制度等への期待 証券界では 金融所得課税の一体化など

More information

【16】ゼロからわかる「世界経済の動き」_1704.indd

【16】ゼロからわかる「世界経済の動き」_1704.indd 1. 世界全体の経済規模は? 2. 主な国 地域の経済規模の動向は? 3. 世界経済の成長は? 4. 世界経済下支えのための金融政策は? 世界全体の経済規模は? 世界の名目 G D P 総額 ( 2 1 6 年末 ) は 約 7 5 兆米ドルで 2 年末時点と比較すると約 2. 2 倍になっています 世界の名目 GDP 規模とシェアの推移 ( 兆米ドル ) 8 7 6 5 約 2.2 倍 約 75

More information

IFRS基礎講座 IAS第21号 外貨換算

IFRS基礎講座 IAS第21号 外貨換算 IFRS 基礎講座 IAS 第 21 号 外貨換算 のモジュールを始めます パート 1 では 外貨建取引の会計処理を中心に解説します パート 2 では 外貨建財務諸表の換算を中心に解説します 企業は 取引を行うにあたって通常 様々な種類の通貨を使用します これらのうち 企業が営業活動を行う主たる経済環境の通貨を機能通貨といいます 例えば 日本企業の場合 営業活動を行う主たる経済環境の通貨は 通常

More information

PowerPoint プレゼンテーション

PowerPoint プレゼンテーション リテール サービス 平林 義規 流通事業本部 齋藤 正記 ICT 事業本部 藤谷 泰之 コーポレートディベロップメント本部 1 流通事業 2 環境認識 シニアの増加 女性の社会進出 ライフスタイルの変化 時間の使い方 食に関するトレンドの変化 内食から中食へ モノからコトへ 3 メーカー国内メーカーベンダー 弁当惣菜プライヤー 原料 包材海外サプライヤ当社の強み 7&i グループに提供しているリテールサポート機能

More information

【11】ゼロからわかる『債券・金利』_1704.indd

【11】ゼロからわかる『債券・金利』_1704.indd ゼロからわかる 債券 金利 1. そもそも債券ってなんだろう? 2. 債券にはどんなものがあるの? 3. 債券の利率と利回りって何が違うの? そもそも債券ってなんだろう? 債券とは 国や地方自治体 企業が不特定多数の人から資金を調達するために発行する 借用証書 のようなものです 債券を発行する国や企業などを発行体といいます 株式による資金調達とは異なり 債券の場合 発行体は利息の支払いと元本 ( 額面金額

More information

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律第 7 条第 1 項に規定する説明書類 奄美信用組合 奄美信用組合は 奄美地区における金融の円滑化への取り組みをこれまで以上に強化するとともに その取り組み姿勢をお客様にご理解していただき 借入の条件変更等に関する ご要望 ご相談に迅速

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律第 7 条第 1 項に規定する説明書類 奄美信用組合 奄美信用組合は 奄美地区における金融の円滑化への取り組みをこれまで以上に強化するとともに その取り組み姿勢をお客様にご理解していただき 借入の条件変更等に関する ご要望 ご相談に迅速 中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律第 7 条第 1 項に規定する説明書類 奄美信用組合 奄美信用組合は 奄美地区における金融の円滑化への取り組みをこれまで以上に強化するとともに その取り組み姿勢をお客様にご理解していただき 借入の条件変更等に関する ご要望 ご相談に迅速かつ適切に対応しております 今般 中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律 (

More information

42

42 海外展開に関する特別調査 海外展開に関する特別調査 結果概要... 43 1. 県内企業の海外展開の内容... 44 2. 現在行っている海外展開の相手国 地域... 46 3. 海外展開にあたっての課題... 47 4. 海外展開後に新たに発生した課題... 49 5. 今後の新たな海外展開の関心の高い相手国 地域... 50 6. 今後の新たな海外展開の内容... 51 7. 調査要領... 52

More information

企画書タイトル - 企画書サブタイトル -

企画書タイトル - 企画書サブタイトル - 中期経営計画 ( 平成 27~29 年度 ) 基本目標 JBICならではの金融仲介機能の発揮により 我が国企業の国際事業展開及び資源獲得への支援を深化し 我が国の持続的な成長に繋がる新たなビジネス機会の探索と創造に貢献します 2015 年 6 月 平成 27~29 年度中期経営計画の基本目標 株式会社国際協力銀行 (JBIC) は 平成 24 年 4 月に発足し 案件形成段階からの関与やリスクマネーの供給を始めとする多様な金融機能の活用により

More information

内部統制ガイドラインについて 資料

内部統制ガイドラインについて 資料 内部統制ガイドラインについて 資料 内部統制ガイドライン ( 案 ) のフレーム (Ⅲ)( 再掲 ) Ⅲ 内部統制体制の整備 1 全庁的な体制の整備 2 内部統制の PDCA サイクル 内部統制推進部局 各部局 方針の策定 公表 主要リスクを基に団体における取組の方針を設定 全庁的な体制や作業のよりどころとなる決まりを決定し 文書化 議会や住民等に対する説明責任として公表 統制環境 全庁的な体制の整備

More information

バイオマス比率をめぐる現状 課題と対応の方向性 1 FIT 認定を受けたバイオマス発電設備については 毎の総売電量のうち そのにおける各区分のバイオマス燃料の投入比率 ( バイオマス比率 ) を乗じた分が FIT による売電量となっている 現状 各区分のバイオマス比率については FIT 入札の落札案

バイオマス比率をめぐる現状 課題と対応の方向性 1 FIT 認定を受けたバイオマス発電設備については 毎の総売電量のうち そのにおける各区分のバイオマス燃料の投入比率 ( バイオマス比率 ) を乗じた分が FIT による売電量となっている 現状 各区分のバイオマス比率については FIT 入札の落札案 既認定案件による国民負担 の抑制に向けた対応 ( バイオマス比率の変更への対応 ) 2018 12 21 日資源エネルギー庁 バイオマス比率をめぐる現状 課題と対応の方向性 1 FIT 認定を受けたバイオマス発電設備については 毎の総売電量のうち そのにおける各区分のバイオマス燃料の投入比率 ( バイオマス比率 ) を乗じた分が FIT による売電量となっている 現状 各区分のバイオマス比率については

More information

1.ASEAN 概要 (1) 現在の ASEAN(217 年 ) 加盟国 (1カ国: ブルネイ カンボジア インドネシア ラオス マレーシア ミャンマー フィリピン シンガポール タイ ベトナム ) 面積 449 万 km2 日本 (37.8 万 km2 ) の11.9 倍 世界 (1 億 3,43

1.ASEAN 概要 (1) 現在の ASEAN(217 年 ) 加盟国 (1カ国: ブルネイ カンボジア インドネシア ラオス マレーシア ミャンマー フィリピン シンガポール タイ ベトナム ) 面積 449 万 km2 日本 (37.8 万 km2 ) の11.9 倍 世界 (1 億 3,43 目で見る ASEAN -ASEAN 経済統計基礎資料 - 1.ASEAN 概要 1 2.ASEAN 各国経済情勢 9 3. 我が国と ASEAN との関係 13 平成 3 年 7 月 アジア大洋州局地域政策参事官室 1.ASEAN 概要 (1) 現在の ASEAN(217 年 ) 加盟国 (1カ国: ブルネイ カンボジア インドネシア ラオス マレーシア ミャンマー フィリピン シンガポール タイ

More information

大和証券グループ中期経営計画 Passion for the Best 年 4 月 3 日 大和証券グループ本社

大和証券グループ中期経営計画 Passion for the Best 年 4 月 3 日 大和証券グループ本社 各 位 平成 27 年 4 月 3 日 株式会社大和証券グループ本社 大和証券グループ中期経営計画 Passion for the Best 2017 大和証券グループは この度 2015 年度 ( 平成 27 年度 ) から 2017 年度 ( 平成 29 年度 ) までの 3 ヵ年計画であるグループ中期経営計画 Passion for the Best 2017 を策定いたしましたので お知らせいたします

More information

2014 中期経営計画総括 (2012 年度 ~2014 年度 )

2014 中期経営計画総括 (2012 年度 ~2014 年度 ) グローリー株式会社 2017 中期経営計画 (2015 年度 ~2017 年度 ) 2015 年 5 月 18 日 代表取締役社長尾上広和 2014 中期経営計画総括 (2012 年度 ~2014 年度 ) 2014 中期経営計画概要 基本方針 長期ビジョン達成に向けた成長戦略推進と収益力強化 営業利益率 10% 以上 (2014 年度 ) セグメント別売上高 ( 億円 ) 1,469 140 248

More information

1. 世界における日 経済 人口 (216 年 ) GDP(216 年 ) 貿易 ( 輸出 + 輸入 )(216 年 ) +=8.6% +=28.4% +=36.8% 1.7% 6.9% 6.6% 4.% 68.6% 中国 18.5% 米国 4.3% 32.1% 中国 14.9% 米国 24.7%

1. 世界における日 経済 人口 (216 年 ) GDP(216 年 ) 貿易 ( 輸出 + 輸入 )(216 年 ) +=8.6% +=28.4% +=36.8% 1.7% 6.9% 6.6% 4.% 68.6% 中国 18.5% 米国 4.3% 32.1% 中国 14.9% 米国 24.7% 日 経済情勢 217 年 7 月 外務省 1 1. 世界における日 経済 人口 (216 年 ) GDP(216 年 ) 貿易 ( 輸出 + 輸入 )(216 年 ) +=8.6% +=28.4% +=36.8% 1.7% 6.9% 6.6% 4.% 68.6% 中国 18.5% 米国 4.3% 32.1% 中国 14.9% 米国 24.7% 21.8% 41.1% 中国 11.3% 32.8% 米国

More information

プライベート・エクイティ投資への基準適用

プライベート・エクイティ投資への基準適用 ( 社 ) 日本証券アナリスト協会 GIPS セミナーシリーズ第 4 回 プライベート エクイティ投資への基準適用 2011 年 2 月 4 日 株式会社ジャフコ 樋口哲郎 SAAJ IPS 委員会委員 GIPS Private Equity WG 委員 本日の内容 リターン計算上の必須事項と実務への適用 プライベート エクイティ基準の適用 適用対象期間は 2006 年 1 月 1 日以降 開始来内部収益率の適用

More information